JPH0841704A - 乳房カップ - Google Patents
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- Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
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Abstract
丸みを帯び、バストを形の美しい円錐形状に補整する機
能を有する乳房カップを提供する。 【構成】 上カップ部分2、下カップ部分3、脇カップ
部分4から構成され、接ぎライン(a)が接ぎライン
(b)と乳房カップの膨らみの頂点(T)近傍で交わ
り、脇カップ部分ほぼ中央の横方向接ぎライン(c)が
接ぎライン(a)のほぼ延長方向に前記(a)と(b)
の交点を少し越えたところまで設けられており、接ぎラ
イン(b)は少なくとも頂点(T)近傍に於いては前中
心方向に向かって凸のほぼ円弧状の接ぎラインであり、
乳房カップの最下点(S)と膨らみの頂点(T)を結ぶ
仮想線(f)に直角な頂点(T)を通る仮想線(g)で
脇カップ部分4を上下に区分したと仮定した時の上側脇
カップ部分4aと下側脇カップ部分4bの面積がほぼ等
しい乳房カップを備えたブラジャー。
Description
プに関するものである。特に本発明は、着用者の乳房を
中央に寄せ、乳房の形状がほぼ円錐形に近く、かつバス
トの頂点が丸みを帯びた美しい形に造形し得る女性用衣
類の乳房カップに関するものである。
類、具体的には、例えばブラジヤー、ロングラインブラ
ジャー、ビスチエ、ボディスーツ、スリーインワン、ブ
ラテディ、ブラキャミソールあるいはブラスリップなど
の乳房カップを有するファンデーション類や水着などの
衣類は、着用者の乳房に当てがわれる膨らみのある乳房
カップを有しており、これらの乳房カップを有する衣類
は、女性用の被服として広く普及している。
と、更に装飾性を持たせたりするためにその上にレース
やトリコットその他の編物や織物など比較的薄手の素材
からなる表カップを設けたり、あるいは、肌触りなどの
関係から必要に応じて裏カバーなどが設けられた少なく
とも2枚以上の生地から構成されている場合などが一般
的である。
房カップを有する衣類の乳房カップの構造について、ブ
ラジャーを例にとって説明する。図13は従来のブラジ
ャーの一例のほぼ表側から見た斜視図である。
ップの前中心側のくりからカップのほぼ中央部近傍を通
りカップの脇側のくりに達する接ぎライン123により
上カップ部分121と下カップ部分122の2枚の部材
が接ぎ合わされて構成されている。尚、カップのくりと
は、124で示したカップ下辺部のほぼ半円状のカップ
の縁を意味する。接ぎライン123に於ける縫製はカッ
プに膨らみが出るように周知のごとくダーツをとって縫
製されている。この様に2枚の部材が接ぎ合わされて構
成されているカップを2枚接ぎタイプと称する。図示し
ていないが、これらの乳房カップは必要に応じて通常比
較的薄地の織物、編物ないしはレースなどからなる表カ
ップが更に設けられたり、あるいは必要に応じて裏カバ
ー布などが設けられた2枚重ねや3枚重ねの構造のもの
も存在する。
的などで設けられる比較的薄い素材からなる表カップや
裏カバー布は、主たる目的が乳房の形を整える目的で設
けられているものではない。
形を整える目的で設けられたバスト補整機能を発揮する
乳房カップは、通常表カップや裏カバー布などに比べて
やや厚地の不織布やウレタンフォームなどの素材が一般
的に用いられているものが多いが、場合によっては、い
ずれも比較的薄い織物や編物で構成された乳房カップも
ある。この様に比較的薄い生地のみで乳房カップを構成
する場合には通常2枚以上の重ね合わせタイプが用いら
れることが多い。
各カップがその周囲の縁の一部ないしは全部が縫製され
て用いられている。ところで図13に示したブラジャー
はいわゆるカップ載りタイプと称されているタイプであ
り、ブラジャーの土台布125の表側に乳房カップ12
0が載せられて乳房カップのくり近傍で土台布のカップ
用のくり126近傍に縫製されているタイプである。
りタイプのブラジャーを示した。土台載りタイプのブラ
ジャーとは、前述したカップ載りタイプとは反対に、ブ
ラジャーの土台布125の裏側に乳房カップ120のく
り近傍が当てわれて乳房カップのくり近傍と土台布のカ
ップ用のくり126近傍とが縫製されているタイプであ
る。これらカップ載りタイプか土台載りタイプかは縫製
やデザイン状の問題であり、乳房の造型や補整機能には
直接関係がない。
枚接ぎと称するタイプの乳房カップを有するブラジャー
の一例のほぼ表側から見た斜視図を示した。図15に示
したブラジャーの乳房カップ140はカップの形状が図
13や図14に示したブラジャーと多少異なり、上カッ
プ部分141と下カップ部分142と脇カップ部分14
3の合計3枚の部材で構成されている点である。接ぎラ
イン144と145に於ける縫製はカップに膨らみが出
るように周知のダーツがとられた縫製となっている。
自然な状態では乳房が脇方向に流れ、また下垂する傾向
があり、乳房の形を補整する機能のない衣類を着用する
と乳房は脇方向に流れ、また下垂し、着用者のバストの
美しいシルエットが実現できない。
13や図14を用いて説明したような2枚接ぎの構造の
乳房カップの場合には、接ぎライン123は乳房を収納
するに必要な膨らみを持たせることが主たる目的であ
り、乳房の形の補正機能については余り十分な考慮がな
されていないと言う問題がある。
部分の面積が比較的大きいことから、乳房下部を下カッ
プ部分で大きく面状に押さえるので矢印128方向の力
が作用し、その影響で、矢印129、130、131方
向に力が逃げる様に作用すると考えられる。従って、乳
房の脇への流れについてはほとんど考慮が払われていな
い。そして左右方向にやや広がった楕円形状を底面とす
る様な崩れた疑似円錐形になる。
尖らずに自然な美しい丸みを帯びた形を保ち、先の丸い
美しい円錐形状に補整する機能が全く付与されていな
い。即ち、図13や図14に示したような2枚接ぎの構
造の乳房カップの場合には、上カップ部分121と下カ
ツプ部分122の2枚で上下から乳房を面状に押さえる
ので乳房の丸みをつぶすこととなり、しかも脇方向から
見た場合にカップの膨らみの頂点部が“く”の字状に尖
った形となり膨らみの頂点部近房が美しい丸みを帯びた
形にならない。従って、乳房全体の形が先の丸いほぼ円
錐形の美しい形にならないという問題がある。
カップが3枚接ぎの構造の乳房カップの場合には、接ぎ
ライン144と145の2本の接ぎラインでダーツがと
られて縫製されているので2枚接ぎのカップに比べて、
乳房の膨らみを潰しにくくしている点ではやや改良効果
は認められるが、乳房カップの最下点(S)と乳房カッ
プの膨らみの頂点(T)を結ぶ仮想線(f)に直角な頂
点(T)を通る仮想線(g)で前記脇カップ部分を上下
に区分したと仮定した時の上側脇カップ部分と下側脇カ
ップ部分の面積が異なり上下の力の作用のバランスがと
れていないことまた、脇カップ部分143と上カップ部
分141及び下カップ部分142との間の接ぎライン1
44と145、すなわち乳房カップの膨らみの頂点
(T)からの接ぎライン144と接ぎライン145は少
なくとも前記頂点(T)近傍に於いては前中心方向に向
かって凸のほぼ円弧状の接ぎラインであるとは言いがた
く、前記頂点(T)で曲率が反転しており仮想線(g)
の上下で脇カップ部分の形もかなりアンバランスになっ
ていること、更には、前記脇カップ部分に於いて接ぎラ
イン144と仮想線(g)とのなす角αと接ぎライン1
45と仮想線(g)とのなす角βとがかなり異なってい
ることなどの理由で、脇側からの乳房の押え込み力は矢
印146で示した様な脇下方から斜め上に向かって作用
し、矢印147、148、149方向に逃げようとする
力が働くことになり矢印147の脇斜め上方向に逃げる
力が生じているので矢印147、149方向にやや広が
った楕円形状を底面とする様な崩れた疑似円錐形にな
る。しかも、乳房の盛り上がった頂点近傍が余り尖らず
に自然な美しい丸みを帯びた形を保つ機能も不十分であ
る。従って、乳房の形を先の丸い美しい円錐形状に補整
する機能についてはほとんど考慮が払われていない。
アップ効果やバストを中央に寄せる効果も保ちながら乳
房の盛り上がった頂点近傍が余り尖らずに自然な美しい
丸みを帯びた形を保ち、乳房を潰さずに先の丸い美しい
円錐形状に補整する機能を有する乳房カップを提供する
ことを目的とするものである。
い態様に於いては、前記目的のほかにそれぞれ更に次の
ような目的を有する。すなわち、更に本発明は、バスト
アップ機能やバストを前中心側に寄せる機能を発揮で
き、乳房の盛り上がった頂点近傍が余り尖らずに自然な
美しい丸みを帯びた形を保ち、乳房を潰さずに先の丸い
美しい円錐形状に補整する機能をより適格に発揮し得る
乳房カップを提供することを目的とするものである。
で、より前記機能が発揮されやすい乳房カップを提供す
ることを目的とするものである。また、更に、本発明の
別の目的は、より装飾性、ファッション性に優れた外観
がより改善された乳房カップを提供することを目的とす
る。
補整機能がより有効に発揮される衣類用の乳房カップ提
供することを目的とする。また、更に本発明の別の目的
は、前記乳房補整機能がより有効に発揮される特定の衣
類用の乳房カップ提供することを目的とする。
に、本発明の乳房カップの構造は次の構成を有するもの
である。
ップ部分から構成される女性用衣類の乳房カップに於い
て、上カップ部分と下カップ部分との間の接ぎライン
(a)が、脇カップ部分と上カップ及び下カップ部分と
の間の接ぎライン(b)と乳房カップの膨らみの頂点
(T)で交わり、かつ、脇カップ部分ほぼ中央の横方向
接ぎライン(c)が前記接ぎライン(a)のほぼ延長方
向に前記(a)と(b)の交点を少し越えたところまで
設けられており、また、前記接ぎライン(b)は少なく
とも前記頂点(T)近傍に於いては前中心方向に向かっ
て凸のほぼ円弧状の接ぎラインであり、乳房カップの最
下点(S)と乳房カップの膨らみの頂点(T)を結ぶ仮
想線(f)に直角な頂点(T)を通る仮想線(g)で前
記脇カップ部分を上下に区分したと仮定した時の上側脇
カップ部分と下側脇カップ部分の面積がほぼ等しいこと
を特徴とする乳房カップ。
プ部分との間の接ぎライン(b)が、乳房カップの最下
点(S)と乳房カップの膨らみの頂点(T)を結ぶ仮想
線(f)よりも脇側で乳房カップのくりの脇側上端点
(U)よりも上側の乳房カップ脇上辺部または乳房カッ
プ上辺部のいずれかから乳房カップの膨らみの頂点
(T)近傍を通り、乳房カップの最下点(S)と乳房カ
ップのくりの脇側上端点(U)の間の乳房カップのくり
上に至る接ぎラインであり、また、上カップ部分と下カ
ップ部分との間の接ぎライン(a)が乳房カップのくり
上で乳房カップのくりの前中心側の上端点(V)と乳房
カップの最下点(S)との中間点(W)と乳房カップの
くりの前中心側の上端点(V)との間から乳房カップの
膨らみの頂点(T)近傍で前記脇カップ部分と上カップ
及び下カップ部分との間の接ぎライン(b)に至る接ぎ
ラインである前記(1)項に記載の乳房カップ。
少なくとも片面に編物または織物が積層された積層布帛
から選ばれた素材からなる前記(1)項または(2)項
のいずれかに記載の乳房カップ。
物または織物からなる表カップが設けられてなる前記
(1)項〜(3)項のいずれかに記載の乳房カップ。 (5)女性用衣類が乳房カップを有するファンデーショ
ン類または水着である前記(1)項〜(4)項のいずれ
かに記載の乳房カップ。
ン類がブラジャーまたはボディスーツである前記(5)
項に記載の乳房カップ。
分、下カップ部分、脇カップ部分からなる従来最も普通
に用いられている乳房カップとは異なる分割方式が採用
されており、また、接ぎライン(b)は少なくとも前乳
房カップ頂点(T)近傍に於いては前中心方向に向かっ
て凸のほぼ円弧状の接ぎラインとなっているので、前記
従来の乳房カップが主として下方もしくは脇下方から乳
房を押える力が作用するのに対し、本発明の乳房カップ
はほぼ脇方向から前中心側に向かって比較的大きな面で
乳房を押える力が作用することになる。すなわち図2を
用いて説明すると矢印12で示した様なこの脇方向から
の力が作用するとその結果この力は矢印13と14方向
に分散されて逃げる様な力が作用すると推定される。し
かし下カップ部分は土台布10などに固定されているの
で下カップ部分の押え込み力(矢印14とは反対向きの
力)が作用し、矢印14方向の力は、その反対向きの力
と打ち消し合い、従って乳房に作用する力は主として矢
印13で示された上方向の力が働くことになると推定さ
れる。しかし上カップ部分は土台布などにしっかりと固
着されていないため、また、一般に通常ブラジャーその
他の乳房カップを有する衣類は、上方向に力が抜ける様
な設計になっていることもあり、乳房としては本来ボリ
ュームの少ない上方向に逃げる力が作用するので比較的
ボリュームの多い脇を押えることにより全体のボリュー
ムのバランスのとれた円錐形状の乳房の形が実現される
ものと推定される。
上下に区分したと仮定した時の上側脇カップ部分と下側
脇カップ部分の面積がほぼ等しくされていることにより
脇からの力は矢印12で示した様にほぼ前中心方向に作
用するため図15を用いて説明した様な矢印147で示
した様な脇上方向に流れる力が作用しない様にできるも
のと推定される。よって前記特定の3分割方式により乳
房を潰さずに美しい円錐形状に補整する機能を発揮でき
る乳房カップが提供できる。しかも、上カップ部分と下
カップ部分との間の接ぎライン(a)が、脇カップ部分
と上カップ及び下カップ部分との間の接ぎライン(b)
と乳房カップの膨らみの頂点(T)近傍で交わり、か
つ、脇カップ部分ほぼ中央の横方向接ぎライン(c)が
前記接ぎライン(a)のほぼ延長方向に前記(a)と
(b)の交点を少し越えたところまで設けられているこ
とにより、接ぎライン(a)(c)と接ぎライン(b)
とが乳房カップの膨らみの頂点(T)近傍でほぼX字状
に交差しかついずれもダーツがとられて接ぎ合わされて
おり、また、接ぎライン(b)は少なくとも前乳房カッ
プ頂点(T)近傍に於いては前中心方向に向かって凸の
ほぼ円弧状の接ぎラインとなっているので、乳房の盛り
上がった頂点近傍が余り尖らずに自然な美しい丸みを帯
びた形を保つことができ、この両者の機能により着用者
のバスト形状を先の丸い美しい円錐形状に補整する機能
を有する乳房カップを提供できる。また、脇カップ部分
ほぼ中央の横方向接ぎライン(c)が前記接ぎライン
(a)のほぼ延長方向に前記(a)と(b)の交点を少
し越えたところまで設けられていることにより、脇カッ
プ部分の横方向接ぎライン(c)が脇カップ部分を完全
に横断して乳房カップが4分割されてしまった場合に比
べて、本発明の乳房カップに於いては脇カップ部分は大
きな面積が保たれているので、図2で例示した矢印12
方向の力が発生するのである。
た頂点近傍が余り尖らずに自然な美しい丸みを帯びた形
を保ち、乳房を潰さずに先の丸い美しい円錐形状に補整
する機能を有する乳房カップが提供できる。
て、脇カップ部分と上カップ及び下カップ部分との間の
接ぎライン(b)が、乳房カップの最下点(S)と乳房
カップの膨らみの頂点(T)を結ぶ仮想線(f)よりも
脇側で乳房カップのくりの脇側上端点(U)よりも上側
の乳房カップ脇上辺部または乳房カップ上辺部のいずれ
かから乳房カップの膨らみの頂点(T)近傍を通り、乳
房カップの最下点(S)と乳房カップのくりの脇側上端
点(U)の間の乳房カップのくり上に至る接ぎラインで
あり、また、上カップ部分と下カップ部分との間の接ぎ
ライン(a)が乳房カップのくり上で乳房カップのくり
の前中心側の上端点(V)と乳房カップの最下点(S)
との中間点(W)と乳房カップのくりの前中心側の上端
点(V)との間から乳房カップの膨らみの頂点(T)近
傍で前記脇カップ部分と上カップ及び下カップ部分との
間の接ぎライン(b)に至る接ぎラインである本発明の
好ましい態様とすることにより、前記脇カップ部分の位
置ならびに下カップ部分の位置が前述したそれぞれの機
能が発揮されやすい位置に配置されることになるので、
乳房の盛り上がった頂点近傍が余り尖らずに自然な美し
い丸みを帯びた形を保ち、乳房を潰さずに先の丸い美し
い円錐形状に補整する機能をより適格に発揮し得る乳房
カップを提供できる。
て、乳房カップが不織布または不織布の少なくとも片面
に編物または織物が積層された積層布帛から選ばれた素
材からなる本発明の好ましい態様とすることにより、不
織布が少なくとも構成素材として含まれているので、編
物や織物に比べて不織布は一般に厚みが厚く、従って前
記した各カップ部分の所定の機能を発揮するに必要なパ
ワーを十分に発揮することができ、しかも不織布は通気
性も良く、蒸れが生じにくい。また、不織布の少なくと
も片面に編物または織物が積層された積層布帛を用いた
場合には前記機能のほかに、不織布の比較的弱い機械的
特性を補強し、ほつれて毛羽立ってくることがなく、製
造の際の縫製などの工程における取り扱いも容易にな
る。また、編物または織物が積層された面が少なくとも
着用者の肌側に当接される様に乳房カップが構成される
場合には、不織布が直接肌に当たる場合には、不織布を
構成する繊維の先端が肌に触れることによりチクチクす
る欠点を解消でき、肌触りの良好な乳房カップを提供で
きる。
て、乳房カップの表側に更にレース、編物または織物か
らなる表カップが設けられてなる本発明の好ましい態様
とすることにより、表カップには、本発明の機能を更に
付与しなくてもよいので、接ぎラインを設ける位置や構
成部片の形や材質に比較的選択の自由度があり、表カッ
プでは装飾性を重視した素材や接ぎラインを採用する事
により、より装飾性、ファッション性に優れ、外観がよ
り改善され、かつ前述した本発明の機能を有するた乳房
カップを提供できる。
て、女性用衣類が乳房カップを有するファンデーション
類または水着である本発明の好ましい態様とすることに
より、ファンデーション類は女性の体形補整機能が要求
されかつ体形補正機能が発揮されやすい比較的肌に近い
かまたは直接肌に接して着用される衣類であるので、前
述した乳房の盛り上がった頂点近傍が余り尖らずに自然
な美しい丸みを帯びた形を保ち、乳房を潰さずに先の丸
い美しい円錐形状に補整する機能をより適格に発揮し得
る乳房カップを提供できる。また水着用の乳房カップと
することにより、水着はファンデーション類と同様に直
接肌に接して着用される衣類であり、また、女性の美し
いボディラインが強調される衣類であるので、前述と同
様に本発明の乳房の盛り上がった頂点近傍が余り尖らず
に自然な美しい丸みを帯びた形を保ち、乳房を潰さずに
先の丸い美しい円錐形状に補整する機能をより適格に発
揮し得る乳房カップを提供できる。
て、乳房カップを有するファンデーション類がブラジャ
ーまたはボディスーツである本発明の好ましい態様とす
ることにより、ファンデーション類のうちでも特にブラ
ジャーまたはボディスーツは女性の乳房の形をより美し
く補整する機能がより重要視される衣類であり、しかも
直接肌に接して着用される衣類であるので、本発明の乳
房カップがこれらの衣類用の乳房カップとして使用され
る場合には、前述した本発明の乳房の盛り上がった頂点
近傍が余り尖らずに自然な美しい丸みを帯びた形を保
ち、乳房を潰さずに先の丸い美しい円錐形状に補整する
機能をより適格に発揮し得る乳房カップを提供できる。
なお、ここで本発明においてブラジャーとは通常の概念
のブラジャーは元より、ロングラインブラジャーやビス
チエも含む概念で使用しているものである。
面を参照しながら、本発明の女性用衣類の乳房カップの
構造についてその応用例としてブラジャーを初めとして
幾つかの例を挙げてより具体的に説明するが、本発明は
この実施例のもののみに限定されるものではなく、ま
た、例えば、実施例に挙げたもののほか、ビスチエ、ス
リーインワン、ブラテディ、ブラキャミソールあるいは
ブラスリップなどの乳房カップを有するファンデーショ
ン類のみならず、他の各種の乳房カップを有する女性用
の衣類の乳房カップとしても同様に適用できることは容
易に理解されるところである。
ャーの表側から見た状態の斜視図である。図1に於て、
1は本発明の乳房カップ、6は乳房カップ脇上辺部、7
は乳房カップ上辺部、9はストラップ(肩紐)、8は乳
房カップ1のストラップ9の接合部、10は土台布を示
している。乳房カップ1は上カップ部分2、下カップ部
分3、脇カップ部分4とからなっている。
ップ部分3との間の接ぎライン(b)は、乳房カップ1
の最下点(S)と乳房カップ1の膨らみの頂点(T)を
結ぶ仮想線(f)(鎖線で示した)よりも脇側で乳房カ
ップのくり5の脇側上端点(U)よりも上側の乳房カッ
プ脇上辺部6上から乳房カップの膨らみの頂点(T)を
通り、乳房カップ1の最下点(S)と乳房カップのくり
5の脇側上端点(U)の間の乳房カップのくり5上に至
る接ぎラインであり、しかもこの接ぎライン(b)は少
なくとも前乳房カップ頂点(T)近傍に於いては前中心
方向に向かって凸のほぼ円弧状の接ぎラインとなってい
る。また、上カップ部分2と下カップ部分3との間の接
ぎライン(a)は乳房カップのくり5上で乳房カップの
くり5の前中心側の上端点(V)と乳房カップの最下点
(S)との中間点(W)と乳房カップのくり5の前中心
側の上端点(V)との間から乳房カップの膨らみの頂点
(T)で前記脇カップ部分4と上カップ部分2及び下カ
ップ部分3との間の接ぎライン(b)に至る接ぎライン
である。前記接ぎライン(a)は、前記接ぎライン
(b)と乳房カップの膨らみの頂点(T)で交わり、か
つ、脇カップ部分4のほぼ中央の横方向接ぎライン
(c)が前記接ぎライン(a)のほぼ延長方向に前記
(a)と(b)の交点を少し越えたところまで設けられ
ている。尚、上カップ部分2、下カップ部分3、脇カッ
プ部分4はそれぞれ各接ぎライン(a),(b)、
(c)に於いて周知のごとく乳房カップに膨らみが出る
ように乳房カップの縫製に於いて通常採用されている手
法に基づきダーツをとって縫製されている。
想線(f)に直角な頂点(T)を通る仮想線(g)で前
記脇カップ部分を上下に区分したと仮定した時の上側脇
カップ部分4aと下側脇カップ部分4bの面積がほぼ等
しくなるように設計されている。また、この例に於いて
は、上側脇カップ部分4aに於ける接ぎライン(b)と
仮想線(g)とのなす角αと下側脇カップ部分4bに於
ける接ぎライン(b)と仮想線(g)とのなす角βとは
ほぼ等しくなるように設計されている。尚、衣類の種類
によっては上カップ部分または脇カップ部分のストラッ
プの接合部8が存在しないかずっと上の方に存在してい
るようなタイプの衣類もあり、このような実質上、上カ
ップ部分または脇カップ部分の一部がそのまま伸びてス
トラップとしての役割を果たしている衣類についての上
カップ部分や脇カップ部分の面積とは、実質上ストラッ
プとしての役割を果たしている部分は除外して考慮され
なければならない。脇カップ部分を仮想線(g)で上下
に分けて上側脇カップ部分と下側脇カップ部分の面積を
比較する場合についても同様である。
カップ部分の面積がほぼ等しいとはその両者の面積がな
るべく近い事が好ましいが、面積比が1:1であること
が厳密に要求されるものではなく、4:6〜6:4程度
の範囲で差があっても差支えない。このように上側脇カ
ップ部分と下側脇カップ部分の面積をほぼ等しくする事
により、また、接ぎライン(b)が少なくとも前乳房カ
ップ頂点(T)近傍に於いては前中心方向に向かって凸
のほぼ円弧状の接ぎラインとする事により、脇から前中
心方向に向いた乳房を押える力が作用することになる。
余り上側脇カップ部分と下側脇カップ部分の面積のバラ
ンスが崩れてしまうと、例えばかなり下側脇カップ部分
の面積が上側脇カップ部分の面積より大きくなると図1
5を用いて説明したようにな脇側からの乳房の押え込み
力は矢印146で示した様な脇下方から斜め上に向かっ
て作用し、結果的に矢印147の脇斜め上方向に逃げる
力が生じる事になり、乳房を美しい円錐形状に補整する
機能が発揮できなくなる。また、接ぎライン(b)が少
なくとも前乳房カップ頂点(T)近傍に於いては前中心
方向に向かって凸のほぼ円弧状の接ぎラインではない場
合、例えば図15で説明したように乳房カップ頂点
(T)で円弧状ではなくなりしかも頂点(T)を境にし
て曲率が逆転するなどの場合にも脇方向から前中心方向
に向かう力が作用しにくくなり、力の作用方向がずれや
すくなる。
設計されている事がより好ましく、こうする事により、
脇から前中心方向に向いた乳房を押える力の向きが更に
一層正確な向きとなり易いので好ましい。尚、本発明に
おいて角αと角βとがほぼ等しいとは、両者がなるべく
近い角度である事が好ましいが、角αと角βとの比が
1:1であることが厳密に要求されるものではなく、
4:6〜6:4程度の範囲で差があっても差支えない。
なわち、上カップ部分2、下カップ部分3、脇カップ部
分4の展開図を図3に示した。図3に於いて、上カップ
部分2のE−Fのラインが脇カップ部分4のH−Iのラ
インと接ぎ合わされ、K−Lのラインが下カップ部分3
のM−Nのラインと接ぎ合わされて接ぎライン(b)が
形成される。また、上カップ部分2のF−Gのラインが
下カップ部分3のM−Oのラインと接ぎ合わされて接ぎ
ライン(a)が形成される。更に脇カップ部分4のI−
JのラインがK−Jのラインと接ぎ合わされて接ぎライ
ン(c)が形成される。
さえる力の作用方向を説明するための概念図である。以
上の態様とすることにより、脇カップ部分4は乳房カッ
プの脇側の特定の位置に配置されており、ほぼ脇方向か
ら前中心側に向かって面で乳房を押える力が作用するこ
とになる。図2を用いて説明すると矢印12で示した様
なこの脇方向からの力が作用するとその結果この力は矢
印13と14方向に分散されて逃げる様な力が作用する
と推定される。しかし下カップ部分は土台布10などに
固定されているので下カップ部分の押え込み力(矢印1
4とは反対向きの力)が作用し、矢印14方向の力は、
その反対向きの力と打ち消し合い、従って乳房に作用す
る力は主として矢印13で示された上方向の力が働くこ
とになると推定される。しかし上カップ部分は土台布な
どにしっかりと固着されていないため、また、一般に通
常ブラジャーその他の乳房カップを有する衣類は、上方
向に力が抜ける様な設計になっていることもあり、乳房
としては本来ボリュームの少ない上方向に逃げる力が作
用するので比較的ボリュームの多い脇を押えることによ
り全体のボリュームのバランスのとれた円錐形状の乳房
の形が実現されるものと推定される。
(b)と乳房カップの膨らみの頂点(T)で交わり、か
つ、脇カップ部分4のほぼ中央の横方向接ぎライン
(c)が前記接ぎライン(a)のほぼ延長方向に前記
(a)と(b)の交点を少し越えたところまで設けられ
ていることにより、接ぎライン(a)(c)と接ぎライ
ン(b)とが乳房カップの膨らみの頂点(T)でほぼX
字状に交差し、かついずれもダーツがとられて接ぎ合わ
されており、また、接ぎライン(b)は少なくとも前乳
房カップ頂点(T)近傍に於いては前中心方向に向かっ
て凸のほぼ円弧状の接ぎラインとなっているので、乳房
の盛り上がった頂点近傍が余り尖らずに自然な美しい丸
みを帯びた形を保つことができ、この両者の機能により
着用者のバスト形状を先の丸い美しい円錐形状に補整す
る機能を有する乳房カップを提供できる。また、脇カッ
プ部分ほぼ中央の横方向接ぎライン(c)が前記接ぎラ
イン(a)のほぼ延長方向に前記(a)と(b)の交点
を少し越えたところまで設けられていることにより、脇
カップ部分の横方向接ぎライン(c)が脇カップ部分を
完全に横断して乳房カップが4分割されてしまった場合
に比べて、本発明の乳房カップに於いては脇カップ部分
は大きな面積が保たれているので、図2で例示した矢印
12方向の力が発生するのである。
ことになり、ヌード状態では斜め下方に中心軸の方向が
崩れている乳房の形を比較的形の整った円錐形状とする
ことが可能になる。
ップ部分、脇カップ部分などの素材としては、従来より
乳房カップに用いられている素材がいずれも使用でき
る。不織布、編物、織物、連続気泡のポリウレタンフォ
ームなどのプラスチック発泡体などが用いられるが、中
でも、不織布または不織布の少なくとも片面に編物また
は織物が積層された積層布帛から選ばれた素材が好まし
く用いられる。不織布が少なくとも構成素材として含ま
れている場合には、編物や織物に比べて不織布は一般に
厚みが厚く、従って前記した各カップ部分の所定の機能
を発揮するに必要なパワーを十分に発揮することがで
き、しかも通気性も良く、蒸れが生じにくいので好まし
い。また、不織布の少なくとも片面に編物または織物が
積層された積層布帛を用いた場合には、更に、不織布の
比較的弱い機械的特性を補強し、ほつれて毛羽立ってく
ることがなく、製造の際の縫製などの工程における取り
扱いも容易になる。また、編物または織物が積層された
面が少なくとも着用者の肌側に当接される様に乳房カッ
プが構成される場合には、不織布が直接肌に当たる場合
に生じる、不織布を構成する繊維の先端が肌に触れるこ
とによりチクチクする欠点を解消でき、肌触りの良好な
乳房カップを提供できるので好ましい。なお、これらの
点は、他の態様に於いても同様である。また、ポリウレ
タンフォームなどの発泡体を用いる場合にも少なくとも
片面に編物または織物が積層された積層物を用いること
が好ましい。
のブラジャーの例を示したが、土台載りタイプのブラジ
ャーにも同様に適用できることは、容易に理解される。
尚、図1に示したブラジヤーの乳房カップの表側に更に
レース、編物または織物などからなる表カップが設けら
れていても差し支えない。この点は他の態様に於いても
同様に適用できる。この場合、表カップには、特に本発
明の機能を付与する必要はなく、通常用いられている設
計の表カップを用いることができるが、もちろん表カッ
プも本発明の乳房カップと同様の設計にしても差し支え
ない。例えば表カップでは装飾性を重視した素材や接ぎ
ラインを採用する事により、より装飾性、ファッション
性に優れ、外観がより改善された乳房カップを提供でき
る。また、必要に応じて編物または織物などからなる裏
カバーを設けてもよい。
ないが表カップ用の素材としてはレース、トリコット、
サテンなどが好ましく用いられ、また裏カバー用の素材
としてはマーキゼット、チュールネットなどが好ましく
用いられる。
有する2枚重ね以上の多重構造のカップからなる場合に
は、前述したように一般に表カップより肌側に存在する
カップ部分が本発明の特定の構造のカップになっていれ
ば良い。補整パワーがほとんど同じ程度の素材を使用し
ている場合、例えばトリコットの2重構造などの乳房カ
ップの場合においても、内側のカップが本発明の特定の
構造のカップになっていれば良い。この点は他の態様に
於いても同様である。
の1つとして、図1で示したブラジヤーの乳房カップの
表側に更にレースからなる表カップが設けられている2
重構造の乳房カップを備えたブラジャーの表側から見た
外観斜視図を示した。
同一構造の乳房カップであり、30がレースからなる表
カップである。乳房カップ1´の素材はこの場合不織布
の両面に編物が積層された積層布帛を使用した。そして
この態様では、表カップ30は接ぎライン31と32で
ダーツをとって接ぎ合わされた従来と同様の3枚接ぎの
設計となっている。こうすることにより、図1で説明し
たブラジャーの乳房カップと同様の機能を発揮すること
ができ、更にレースによるファッション性の向上が計れ
ると共に、表カップ30が従来と同様の3枚接ぎの設計
となっているので見慣れた接ぎラインであり、外観に違
和感を与えないなどの利点がある。
プを備えたブラジャーの表側から見た状態の斜視図を示
した。図1に示した態様と主に異なる点は、乳房カップ
1の形が多少異なり、また、この態様は脇カップ部分4
と上カップ部分2及び下カップ部分3との間の接ぎライ
ン(b)が図1に示した態様の様に乳房カップ脇上辺部
6上から延びているのではなく、乳房カップ上辺部7上
から延びている点が異なるのみで、その他の点は実質
上、図1に示した態様と同一である。従って同一部分に
は同一の記号を付して説明を省略した。
なわち、上カップ部分2、下カップ部分3、脇カップ部
分4の展開図を図6に示した。図6に於いて、上カップ
部分2のE−Fのラインが脇カップ部分4のH−Iのラ
インと接ぎ合わされ、K−Lのラインが下カップ部分3
のM−Nのラインと接ぎ合わされて接ぎライン(b)が
形成される。また、上カップ部分2のF−Gのラインが
下カップ部分3のM−Oのラインと接ぎ合わされて接ぎ
ライン(a)が形成される。更に脇カップ部分4のI−
JのラインがK−Jのラインと接ぎ合わされて接ぎライ
ン(c)が形成される。
とほぼ同様に着用者のバストの頂点部近傍が自然な美し
い丸みを帯びた美しい円錐形状に着用者のバストを補整
する機能を発揮できる乳房カップを備えたブラジャーを
提供できる。
の1つとして、図5で示したブラジヤーの乳房カップの
表側に更にレースからなる表カップが設けられている2
重構造の乳房カップの表側から見た斜視図を示した。
プである。図5で示した乳房カップ1と同一構造の乳房
カップはレースからなる表カップ60の裏側に隠れてお
りこの図では見えない状態になっている。この場合も図
5で示した乳房カップ1と同一構造の乳房カップの素材
としては不織布の両面に編物が積層された積層布帛を使
用した。そしてこの態様では、表カップ60は接ぎライ
ン61でダーツをとって接ぎ合わされた従来と同様の2
枚接ぎの設計となっている。こうすることにより、図5
で説明したブラジャーの乳房カップと同様の機能を発揮
することができ、更にレースによるファッション性の向
上が計れると共に、表カップ60が従来と同様の2枚接
ぎの設計となっているので見慣れた接ぎラインであり、
外観に違和感を与えないなどの利点がある。図8に本発
明の乳房カップを備えたロングラインブラジャーのほぼ
前側から見た外観の斜視図を示した。この態様に於て
は、乳房カップ70は、不織布の裏側に編物が積層され
た積層布帛からなる本発明の特定構造を有する乳房カッ
プ(図示せず)の表側にレースなどを用いた薄手の布帛
からなる装飾性に優れた表カップ71が設けられた構造
となっており、表カップ71は、従来と同様の接ぎライ
ン72でダーツをとって接ぎ合わされた2枚接ぎの設計
となっている。図9に表カップ71の接ぎライン72や
表カップ71のレースの模様などを描かない状態で、表
カップ71の裏側に存在する本発明の特定構造を有する
乳房カップの接ぎライン(a)、(b)、(c)を鎖線
で記入した。尚、鎖線で示した85は表カップ71の裏
側に存在する本発明の特定構造を有する乳房カップの上
辺部の位置を示しているものである。この図から明らか
な様に、本発明の特定構造を有する乳房カップの接ぎラ
イン(a)、(b)、(c)の位置関係は図5に示した
ブラジャーの乳房カップのパターンと類似したパターン
である。そしてこのロングラインブラジャーに於ても、
上カップ部分、下カップ部分、脇カップ部分の要件は図
5に示したブラジャーの乳房カップと同様であり、着用
者のバストの形状をその頂点部近傍が自然な美しい丸み
を帯びた美しい円錐形状に補整する機能を発揮できる乳
房カップを備えたロングラインブラジャーを提供でき
る。尚、図8に於いて82は上カップ部分、83は下カ
ップ部分、84は脇カップ部分を示している。
たボディスーツのほぼ前側から見た外観の斜視図を示し
た。この態様に於ても、乳房カップ90は、不織布の裏
側に編物が積層された積層布帛からなる本発明の特定構
造を有する乳房カップ(図示せず)の表側にレースなど
を用いた薄手の布帛からなる装飾性に優れた表カップ9
1が設けられた構造となっていて、表カップ91は、従
来と同様の接ぎライン92でダーツをとって接ぎ合わさ
れた2枚接ぎの設計となっている。図11に表カップ9
1の接ぎライン92や表カップ91のレースの模様など
を描かない状態で、表カップ91の裏側に存在する本発
明の特定構造を有する乳房カップの接ぎライン(a)、
(b)、(c)を鎖線で記入した。この図から明らかな
様に、本発明の特定構造を有する乳房カップの接ぎライ
ン(a)、(b)、(c)の位置関係は図1に示したブ
ラジャーの乳房カップのパターンと類似したパターンで
ある。尚、鎖線で示した105は表カップ91の裏側に
存在する本発明の特定構造を有する乳房カップの上辺部
の位置を示しているものである。したがって乳房カップ
の接ぎライン(a)、(b)、(c)の位置関係は図1
に示したブラジャーの乳房カップのパターンと類似した
パターンであるが、乳房カップ全体の輪郭形状は図5に
示したブラジャーの乳房カップの輪郭形状に類似した形
状となっている。そしてこのボディスーツに於ても、上
カップ部分、下カップ部分、脇カップ部分の要件は図1
に示したブラジャーの乳房カップと同様であり、着用者
のバストの形状をその頂点部近傍が自然な美しい丸みを
帯びた美しい円錐形状に補整する機能を発揮できる乳房
カップを備えたボディスーツを提供できる。尚、図11
に於いて、102は上カップ部分、103は下カップ部
分、104は脇カップ部分を示している。
た水着のほぼ前側から見た外観の斜視図を示した。この
態様に於ては、乳房カップ110は、ポリウレタンフォ
ームシートの表裏両面に編物が積層された積層シートか
らなる本発明の特定構造の乳房カップを用いた。その際
表側の編物は水着本体に用いている布と同一の編物を縫
製により積層して用いた。
(b)、(c)はこの場合は表側に現われてくるので実
線を用いて描いてある。この図から明らかな様に、本発
明の特定構造を有する乳房カップの接ぎライン(a)、
(b)、(c)の位置関係は図5に示したブラジャーの
乳房カップのパターンと類似したパターンである。そし
てこの水着に於ても、上カップ部分、下カップ部分、脇
カップ部分の要件は図5に示したブラジャーの乳房カッ
プと同様であり、着用者のバストの形状をその頂点部近
傍が自然な美しい丸みを帯びた美しい円錐形状に補整す
る機能を発揮できる乳房カップを備えた水着を提供でき
る。尚、図12に於いて、112は上カップ部分、11
3は下カップ部分、114は脇カップ部分を示してい
る。
が、必要に応じて本発明の乳房カップを構成する脇カッ
プ部分、上カップ部分及び下カップ部分の素材を適宜異
なったものにすることにより各部分の乳房に作用するパ
ワーをコントロールしてもよい。例えば脇カップ部分に
上カップ部分及び下カップ部分の不織布よりも目付の大
きな不織布を用いるとか、あるいはより伸縮パワーの強
い素材を用いることも本発明の目的を阻害しない限り差
支えない。また本発明の乳房カップに必要に応じて更に
裏カバーを設けてもよいし、本発明の目的が達成される
限り、必要に応じて他の適宜の層、例えば下カップ部分
や、脇カップ部分の一部分ないしは全部を裏打ちする様
な大きさの不織布やその積層布帛あるいはフレキシブル
なプラスチックシートなどの適宜の形状補整機能強化サ
ポートシート片などを適宜設けることは差し支えない。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
の頂点近傍が余り尖らずに先の丸い美しい円錐形状に補
整する機能を有する乳房カップを提供できる。(2)ま
た、本発明の乳房カップに於いて、脇カップ部分と上カ
ップ及び下カップ部分との間の接ぎライン(b)が、乳
房カップの最下点(S)と乳房カップの膨らみの頂点
(T)を結ぶ仮想線(f)よりも脇側で乳房カップのく
りの脇側上端点(U)よりも上側の乳房カップ脇上辺部
または乳房カップ上辺部のいずれかから乳房カップの膨
らみの頂点(T)近傍を通り、乳房カップの最下点
(S)と乳房カップのくりの脇側上端点(U)の間の乳
房カップのくり上に至る接ぎラインであり、また、上カ
ップ部分と下カップ部分との間の接ぎライン(a)が乳
房カップのくり上で乳房カップのくりの前中心側の上端
点(V)と乳房カップの最下点(S)との中間点(W)
と乳房カップのくりの前中心側の上端点(V)との間か
ら乳房カップの膨らみの頂点(T)近傍で前記脇カップ
部分と上カップ及び下カップ部分との間の接ぎライン
(b)に至る接ぎラインである本発明の好ましい態様と
することにより、着用者の乳房の盛り上がった頂点近傍
が余り尖らずに自然な美しい丸みを帯びた形を保ち、乳
房を潰さずに先の丸い美しい円錐形状に補整する機能を
より適格に発揮し得る乳房カップを提供できる。
て、乳房カップが不織布または不織布の少なくとも片面
に編物または織物が積層された積層布帛から選ばれた素
材からなる本発明の好ましい態様とすることにより、前
記した各カップ部分の所定の機能を発揮するに必要なパ
ワーを十分に発揮することができ、しかも通気性も良
く、蒸れが生じにくい乳房カップを提供できる。また、
不織布の少なくとも片面に編物または織物が積層された
積層布帛を用いた場合には前記のほかに、不織布の比較
的弱い機械的特性を補強し、ほつれて毛羽立ってくるこ
とがなく、製造の際の縫製などの工程における取り扱い
も容易にすることができ、また、編物または織物が積層
された面が少なくとも着用者の肌側に当接される様に乳
房カップが構成される場合には、より肌触りの良好な乳
房カップを提供できる。
て、乳房カップの表側に更にレース、編物または織物か
らなる表カップが設けられてなる本発明の好ましい態様
とすることにより、表カップには、本発明の機能を更に
付与しなくてもよいので、接ぎラインや構成部材の形や
材質に比較的選択の自由度があり、例えば表カップでは
装飾性を重視した素材や接ぎラインを採用する事によ
り、より装飾性、ファッション性に優れ、外観がより改
善された乳房パッドを提供できる。
て、女性用衣類が乳房カップを有するファンデーション
類または水着である本発明の好ましい態様とすることに
より、本発明の機能を十分に発揮でき、乳房の盛り上が
った頂点近傍が余り尖らずに自然な美しい丸みを帯びた
形を保ち、乳房を潰さずに先の丸い美しい円錐形状に補
整する機能をより適格に発揮し得る乳房カップを提供で
きる。
て、乳房カップを有するファンデーション類がブラジャ
ーまたはボディスーツである本発明の好ましい態様とす
ることにより、ファンデーション類のうちでも特にブラ
ジャーまたはボディスーツは女性の乳房の形をより美し
く補整する機能がより重要視される衣類であり、しかも
直接肌に接して着用される衣類であるので、本発明の乳
房カップがこれらの衣類用の乳房カップとして使用され
る場合には、前述した本発明の機能を十分に発揮でき、
乳房の盛り上がった頂点近傍が余り尖らずに自然な美し
い丸みを帯びた形を保ち、乳房を潰さずに先の丸い美し
い円錐形状に補整する機能をより適格に発揮し得る乳房
カップを提供できる。
から見た状態の斜視図である。
作用方向を説明するための概念図である。
展開図である。
ャーの表側から見た外観斜視図である。
ャーの表側から見た斜視図である。
展開図である。
えたブラジャーの表側から見た外観斜視図である。
ジャーのほぼ前側から見た外観斜視図である。
ップの接ぎラインを鎖線で記入した概念斜視図である。
ほぼ前側から見た外観斜視図である。
房カップの接ぎラインを鎖線で記入した概念斜視図であ
る。
から見た外観斜視図である。
斜視図である。
見た斜視図である。
ブラジャーの一例のほぼ表側から見た斜視図である。
印 30 表カップ 31 接ぎライン 32 接ぎライン 60 表カップ 61 接ぎライン 70 乳房カップ 71 表カップ 72 接ぎライン 82 上カップ部分 83 下カップ部分 84 脇カップ部分 85 乳房カップの上辺部 90 乳房カップ 91 表カップ 92 接ぎライン 102 上カップ部分 103 下カップ部分 104 脇カップ部分 105 乳房カップの上辺部 110 乳房カップ 112 上カップ部分 113 下カップ部分 114 脇カップ部分 120 乳房カップ 121 上カップ部分 122 下カップ部分 122a、122b 下カップ部分 123 接ぎライン 124 カップのくり 125 ブラジャーの土台布 126 土台布のカップ用のくり 127 接ぎライン 128、129、130、131 乳房に作用する力の
方向を示す矢印 140 乳房カップ 141 上カップ部分 142 下カップ部分 143 脇カップ部分 144、145 接ぎライン 146、147、148、149 乳房に作用する力の
方向を示す矢印
Claims (6)
- 【請求項1】 上カップ部分、下カップ部分、脇カップ
部分から構成される女性用衣類の乳房カップに於いて、
上カップ部分と下カップ部分との間の接ぎライン(a)
が、脇カップ部分と上カップ及び下カップ部分との間の
接ぎライン(b)と乳房カップの膨らみの頂点(T)で
交わり、かつ、脇カップ部分ほぼ中央の横方向接ぎライ
ン(c)が前記接ぎライン(a)のほぼ延長方向に前記
(a)と(b)の交点を少し越えたところまで設けられ
ており、また、前記接ぎライン(b)は少なくとも前記
頂点(T)近傍に於いては前中心方向に向かって凸のほ
ぼ円弧状の接ぎラインであり、乳房カップの最下点
(S)と乳房カップの膨らみの頂点(T)を結ぶ仮想線
(f)に直角な頂点(T)を通る仮想線(g)で前記脇
カップ部分を上下に区分したと仮定した時の上側脇カッ
プ部分と下側脇カップ部分の面積がほぼ等しいことを特
徴とする乳房カップ。 - 【請求項2】 脇カップ部分と上カップ及び下カップ部
分との間の接ぎライン(b)が、乳房カップの最下点
(S)と乳房カップの膨らみの頂点(T)を結ぶ仮想線
(f)よりも脇側で乳房カップのくりの脇側上端点
(U)よりも上側の乳房カップ脇上辺部または乳房カッ
プ上辺部のいずれかから乳房カップの膨らみの頂点
(T)を通り、乳房カップの最下点(S)と乳房カップ
のくりの脇側上端点(U)の間の乳房カップのくり上に
至る接ぎラインであり、また、上カップ部分と下カップ
部分との間の接ぎライン(a)が乳房カップのくり上で
乳房カップのくりの前中心側の上端点(V)と乳房カッ
プの最下点(S)との中間点(W)と乳房カップのくり
の前中心側の上端点(V)との間から乳房カップの膨ら
みの頂点(T)で前記脇カップ部分と上カップ及び下カ
ップ部分との間の接ぎライン(b)に至る接ぎラインで
ある請求項1に記載の乳房カップ。 - 【請求項3】 乳房カップが不織布または不織布の少な
くとも片面に編物または織物が積層された積層布帛から
選ばれた素材からなる請求項1または2のいずれかに記
載の乳房カップ。 - 【請求項4】 乳房カップの表側に更にレース、編物ま
たは織物からなる表カップが設けられてなる請求項1〜
3のいずれかに記載の乳房カップ。 - 【請求項5】 女性用衣類が乳房カップを有するファン
デーション類または水着である請求項1〜4のいずれか
に記載の乳房カップ。 - 【請求項6】 乳房カップを有するファンデーション類
がブラジャーまたはボディスーツである請求項5に記載
の乳房カップ。
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|---|---|---|---|
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| JP17530894A JP3177101B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 乳房カップ |
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| JP17530894A Expired - Fee Related JP3177101B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 乳房カップ |
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110755190A (zh) * | 2018-07-25 | 2020-02-07 | 周翔 | 一种乳腺可穿戴装置及仿生透气膜的制备方法 |
| CN111418914A (zh) * | 2020-03-23 | 2020-07-17 | 华歌尔(中国)时装有限公司 | 一种文胸和文胸的设计方法,以及塑身内衣 |
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1994
- 1994-07-27 JP JP17530894A patent/JP3177101B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110755190A (zh) * | 2018-07-25 | 2020-02-07 | 周翔 | 一种乳腺可穿戴装置及仿生透气膜的制备方法 |
| CN111418914A (zh) * | 2020-03-23 | 2020-07-17 | 华歌尔(中国)时装有限公司 | 一种文胸和文胸的设计方法,以及塑身内衣 |
| CN111418914B (zh) * | 2020-03-23 | 2022-04-15 | 华歌尔(中国)时装有限公司 | 一种文胸和文胸的设计方法,以及塑身内衣 |
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