JPH0841734A - 紡績法および紡績機 - Google Patents

紡績法および紡績機

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JPH0841734A
JPH0841734A JP7187498A JP18749895A JPH0841734A JP H0841734 A JPH0841734 A JP H0841734A JP 7187498 A JP7187498 A JP 7187498A JP 18749895 A JP18749895 A JP 18749895A JP H0841734 A JPH0841734 A JP H0841734A
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マリナ ルデク
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  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サクションゾーンの領域において繊維束の良
好な収束を達成すると共に、装置上の手間を減じて、空
気流調整の問題を取り除く。 【解決手段】 適宜に案内したサクションエア34によ
って、経路部分15に沿った繊維束を圧縮することによ
りコンパクトな繊維ストランド22を生ぜしめるよう
に、収束用の経路部分15の領域で、外方からのサクシ
ョンエアを経路部分15の領域のサクションローラ25
の周面に案内する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製造される糸番手
に必要な総ドラフト比を得るために、粗紡ボビンのフラ
イヤ揚り粗糸のような小さな撚りを有するスライバまた
は練条機揚りのスライバを、多段式のドラフト装置を通
して案内し、こうして得た繊維束を、ドラフト装置の最
後のニップギャップから出たあとで、サクションローラ
の周面において、ドラフティングを行わずに所定の経路
部分を介して、サクションローラと撚り止め対向ローラ
とによって形成された撚り止めギャップにまで供給し、
該撚り止めギャップから、この繊維束を加撚下で紡績装
置に到達させるような紡績法であって、周方向で少なく
とも前記経路部分の主要部分に沿って、サクションロー
ラの外周面の半径方向内側に、繊維束よりも僅かに大き
な幅を有するサクションゾーンを形成し、前記経路部分
に沿って、外方から内方に向かってサクションローラに
流入する空気によって、既に最終ドラフトを施されては
いるがしかし未だ加撚されていない繊維束の収束を、
1.5mm以下の、有利には1mmよりも小さい幅のコ
ンパクトな繊維ストランドが得られるように行う方法に
関する。
【0002】さらに本発明は、粗紡ボビンまたはスライ
バケンスからスライバが供給される少なくとも1つの多
段式のドラフト装置を備えた、請求項1記載の方法を実
施するための紡績機であって、ドラフト装置に、サクシ
ョンローラが接続されており、繊維束供給方向で所定の
経路部分において、サクションローラの周面に繊維スト
ランドのための収束段が設けられており、該収束段で、
ドラフテトされてはいるがしかし未だ加撚されていない
繊維束が収束されることにより、1.5mm以下の、有
利には1mmよりも小さい幅のコンパクトな繊維ストラ
ンドが生ぜしめられるようになっており、さらに、撚り
止めギャップに続いて設けられた紡績装置が設けられて
いて、該紡績装置が、撚り止めギャップから出たコンパ
クトな繊維ストランドに所定の撚りを加えるようになっ
ており、周方向で少なくとも前記経路部分の主要な部分
に沿って、サクションローラの外周面の半径方向内側
に、繊維束よりも僅かに広い幅のサクション域が形成さ
れている形式のものに関する。
【0003】
【従来の技術】このような公知のリング精紡法もしくは
リング精紡機の場合[ドイツ連邦共和国特許出願公開第
3927936号明細書および「textil praxis interna
tional」, 1993年 9月, 第684〜686頁]、1つまたは平行
な2つのフライヤ揚りスライバがリング精紡機のドラフ
ト装置の各半部に供給される。これによりスライバはこ
のドラフト装置において通常のドラフト値でドラフトさ
れ、次いで、更なるドラフティングなしに、穿孔された
サクションローラに設けられた空気力学的な繊維圧縮部
に供給される。すなわちこの公知の方法の場合、繊維束
の空気力学的にコンパクトな圧縮が、穿孔されたサクシ
ョンローラもしくはサクションドラムの表面で行われ、
繊維のドラフトプロセスと収束プロセスとの分離がポジ
ティブな作用を生ぜしめる。圧縮を目的として、サクシ
ョンドラムの表面にサクションエア流によって保持され
るドラフティング済みの繊維束が、サクションドラムの
軸方向に変位するので、繊維束内部で繊維が平行かつ延
伸された状態に方向付けられ、しかも個々の繊維を横方
向運動によって互いに積み重ねることにより、収束が行
われる。ブローエア流が、表面に対する衝突作用によっ
て、サクション作用により導入された動作を助成するの
で、個別化された繊維は加撚動作のためのニップライン
への搬送中には、作用する各空気流相互間の安定した均
衡状態に位置している。
【0004】ハイドラフティングに続く、繊維の空気力
学的な圧縮により、約1mm以下の幅のコンパクトな繊
維ストランドが得られる。この幅は同時に、撚り止めギ
ャップに続く紡績トライアングル(Spinndreieck)の基部
(Basis)を形成する。これにより、必然的に紡績トライ
アングルの高さも減じられる。従って、繊維の空気力学
的な収束という事実を通して、繊維束の加撚に影響を与
えることができる。
【0005】汎用のものの場合、リング精紡機において
は、3シリンダ式のドラフト装置(Drei-Zylinder-Strec
kwerk)が使用される。ハイドラフト域の始端部に設けら
れた真ん中のシリンダ対は、一般的にはダブルベルトを
備えている。これらのダブルベルトは出口側ローラ対の
進入ギャップの近くにまで達する。
【0006】フライヤ揚り粗糸を供給された3シリンダ
式のドラフト装置のドラフト比は、糸繊度に応じて25
〜50倍である。より高いドラフト比がより小さな糸番
手に相当する。主ドラフト域における両ベルトの端部
と、ドラフト装置の両出口側シリンダ相互間のニップギ
ャップとの間に、繊維束を収束するための機械的なコン
デンサが既に使用されている(ドイツ連邦共和国特許出
願公開第4132919号明細書およびドイツ連邦共和
国特許出願公開第4141237号明細書)。しかしな
がら、このような手段によっては糸品質はある程度しか
改善されない。それというのは、コンデンサのガイドエ
レメントにおける個々の繊維の摩擦が、糸束の不規則性
を招くからである。このような理由から、主ドラフト域
の端部に設けられたコンデンサはまだ、糸品質の著しい
改善のための最適な手段とは云えない。
【0007】公知のリング精紡法およびリング精紡機の
場合に必要なブローエア流は、サクションゾーンにおけ
る繊維束の収束のために必要となる装置上の手間を増大
し、さらに、収束をおこなうために重要な、サクション
エア流の強さおよび方向と、ブローエア流の強さおよび
方向との相互調整を困難にしてしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べたような紡績法、特にリング精紡法を改良して、
サクションゾーンの領域において繊維束の良好な収束を
達成すると共に、装置上の手間を減じて、空気流調整の
問題がないような紡績法を提供することである。
【0009】さらに本発明の課題は、この方法を実施す
るための有利な紡績機、特にリング精紡機を提供するこ
とである。
【0010】さらに本発明の別の課題は、ブローエアの
存在とは無関係に、この方法に関連した空気技術的な装
置の所要出力を減じること、つまり、ブロー出力および
サクション出力を減じるか、または、ブロー装置がない
場合には、サクション出力だけを減じて、繊維束の圧縮
を改善することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の方法では、有利には付加的なブローエアなし
に、適宜に案内したサクションエアによってのみ、経路
部分に沿った繊維束を圧縮することによりコンパクトな
繊維ストランドを生ぜしめるように、収束用の経路部分
の領域で、特に主として軸方向成分を有する外方からの
サクションエアを経路部分の領域のサクションローラの
周面に案内するようにした。
【0012】さらに上記課題を解決するために本発明に
よる装置の構成では、経路部分に沿った繊維束が、付加
的なブローエアを供給する装置を用いるかまたは用いず
に、適宜に案内されたサクションエアによって圧縮され
ることによりコンパクトな繊維ストランドが生ぜしめら
れるように、収束用の経路部分の領域で、サクションロ
ーラの周面の半径方向外側にサクションエア案内手段が
設けられており、該サクションエア案内手段が外方から
のサクションエアを、経路部分の領域のサクションロー
ラの周面に案内するようにした。
【0013】
【発明の効果】本発明の思想は、ブローエアを用いてま
たはブローエアを用いずに、サクションエア流がサクシ
ョンローラの外側で案内され、この場合、多重ドラフト
装置から生じた繊維束が軸方向に、1.5mmよりも小
さく有利には1mmよりも小さい幅が得られるような強
さで収束される点に基づいている。本発明による空気案
内手段によって、吸い込まれたサクションエア流が、繊
維束の到達前に少なくとも1つの軸方向成分を有する方
向に曲げられる。繊維束の相対する側からの互いに向き
合う2つの部分空気流が、この繊維束に作用すると有利
である。これにより、繊維束が収束されることによって
狭幅のコンパクトな繊維ストランドが生ぜしめられる。
互いに向き合う部分空気流が作用したすぐあとで、これ
らの部分空気流は、サクションローラの穿孔された周面
域を通ってこのサクションローラの内部に案内され、こ
の場所から吸込部に案内される。請求項7または8に記
載のように、サクションゾーンの他方の側に壁が設けら
れている場合には、場合によっては、主として軸方向に
供給された弱気流でも十分である。
【0014】本発明によるサクションエア案内手段の有
利な構成はさらに請求項3〜6から得られる。
【0015】請求項6に記載の手段によれば、変向用遮
蔽体は、供給方向で見て経路部分の終端部にまで延びて
おり、有利には経路部分の始端部から終端部にまで延び
ている。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明を、図面に示した実施
の形態について説明する。
【0017】図1および図2に示されているように、上
方に配置された粗紡ボビン12から、フライヤ揚り粗糸
11が変向エレメント28を介して、3シリンダ式のド
ラフト装置13に導入される。このドラフト装置は入口
側ローラ対37,37′を有する前ドラフト域23と主
ドラフト域24とを備えている。前ドラフト域23の終
端部、つまり主ドラフト域24の始端部に設けられたロ
ーラ対29,29′は公知の形式で、概略的にのみ示し
たベルト30,30′を備えている。これらのベルトは
出口側ローラ対(25,26)の引込みギャップ内にま
で延びている。
【0018】出口側ローラ対の下側のローラは、残りの
ローラよりも著しく大きな直径を有する、穿孔されたサ
クションローラ25として形成されている。このサクシ
ョンローラ25の回転軸36は、ドラフト装置出口側の
対向ローラ26と一緒にドラフト装置13の最後のニッ
プギャップ14を形成する。
【0019】ドラフト装置13を通走する繊維束は、出
口側のニップギャップ14に続いて、湾曲した経路部分
15に沿って、サクションローラ25の周面の一部にわ
たって撚り止め対向ローラ27にまで巡らされている。
この撚り止め対向ローラはサクションローラ25と一緒
に、繊維束のための撚り止めギャップ16を形成する。
【0020】図2に示したように、サクションローラ2
5の穿孔35は、全周にわたって、しかしサクションロ
ーラ25の周壁の僅かな幅にわたってのみ延びている。
しかしながら、このサクションローラ25の大きさは繊
維ストランド22の場合によっては生じるあや振り運動
を考慮して、繊維ストランド22が常に穿孔35に接触
して位置するように形成されている。
【0021】サクションローラ25内部には、経路部分
15の領域で中断された同心的な遮蔽体32が配置され
ている。この場合、遮蔽体32の内室に負圧が維持され
ていることに基づき、サクションローラ25の穿孔35
を通ってサクションエア34の矢印で示した流れ方向
に、空気流が半径方向外側から内側に向かって生ぜしめ
られる。
【0022】撚り止めギャップ16に続いて、繊維束は
加撚されながら慣用のリング精紡装置17に達する。こ
のリング精紡装置はリングレール18とリング19とト
ラベラ20とスピンドルレール38とスピンドル21と
を備えており、撚り止めギャップ16から生じたコンパ
クトな繊維ストランド22からリング精紡糸39が製造
される。
【0023】ドラフト装置13における総ドラフト比は
80〜100倍であると有利である。前ドラフト域23
におけるドラフト比は、汎用のものの場合のように1.
1〜1.3倍の限度内にしかない。
【0024】図1〜図3に示したように、貫通部として
遮蔽体32の内側に設けられたサクションゾーン33
は、周方向において経路部分15の長さに制限されるだ
けでなく、幅方向においても所定の幅dに制限されてい
る。この幅は穿孔35の領域の幅と同じオーダである。
【0025】本発明によれば図1〜図3に示したよう
に、サクションローラ25の半径方向外側でサクション
ゾーン33の上方に、変向用遮蔽体40が設けられてい
る。この変向用遮蔽体は周方向で見て、ほぼ両ローラ2
6,27相互間の経路部分15にわたって延びて、軸方
向で見て、両側でサクションゾーン33の幅dを超えて
延びている。サクションローラ25の外面からの変向用
遮蔽体40の距離Aは、サクションゾーン33の幅dと
ほぼ等しい。この変向用遮蔽体40は、有利には両側で
寸法Dだけ、サクションゾーン33を超えて突出してい
る。A:dの比は0.8〜1.2であり、これに対して
D:Aの比はD:A>1であるのが望ましい。
【0026】変向用遮蔽体40が側方に向かって、寸法
Dだけサクションゾーン33を著しく超えて延びている
という事実に基づき、外方から吸い込まれたサクション
エア34は強制的に、両側から主として軸方向に、サク
ションゾーン33のほぼ真ん中に位置する繊維ストラン
ド22に向かって流れる。この場所では空気流は全面的
に、主として軸方向両側から繊維ストランド22に衝突
する。これによりこの繊維ストランドは軸方向で強く圧
縮されるので、1mmよりも著しく小さい幅のコンパク
トな繊維ストランド22が得られるような、極めて良好
な繊維収束が達成される。
【0027】主として主ドラフト域24で行われたハイ
ドラフティングに続いて、つまりローラ26とサクショ
ンローラ25とのニップギャップ14と、撚り止め対向
ローラ27とサクションローラ25との撚り止めギャッ
プ16との間において、繊維収束域(経路部分15)
で、ドラフトされずしかもブローエア流を与えられず
に、撚り止めギャップ16の背後で際立った糸品質が得
られるような繊維ストランド22の収束が生ぜしめられ
る。すなわち本発明による収束は、主ドラフト域におけ
る繊維束拡大作用を取り除くだけでなく、この拡大作用
を補償する以上に糸品質の著しい改善をももたらす。
【0028】図3(a)および図3(b)は図3に示し
た実施例におけるサクションゾーン33;33′の可能
な実施例を示している。
【0029】図4に示した実施例の場合、サクションロ
ーラ25に対してやはり同心的に配置された変向用遮蔽
体40′が、一方の側のみに開口42を有している。こ
の開口を通ってサクションエア34は主として軸方向に
サクションゾーン33に向かって流れることができる。
他方の側には、変向用遮蔽体40が、半径方向内側に向
かって突入した壁31を備えている。この壁は、変向用
遮蔽体40′のこのような側に位置する、サクションゾ
ーン33の側方仕切り部とほぼ整合している。
【0030】この実施例によれば、主として軸方向に、
部分的には半径方向に繊維ストランド22に作用するサ
クションエア34は、繊維束を同時に壁31と穿孔35
とに圧着するので、この繊維束はサクションエア34と
壁31との間で圧縮され、ひいては収束されることによ
り1mmよりも小さい極めて狭幅のコンパクトな繊維ス
トランドが生ぜしめられる。
【0031】図4(a)は図4に示した実施例における
サクションゾーン33″の可能な実施例を示している。
【0032】リング精紡機においては、通常の場合図1
〜図4に示したような紡績個所が多数相並んで配置され
ているので、変向遮蔽体40′は開口42から、隣合う
サクションゾーンにまでも延びていてよい。さらにこの
隣合うサクションゾーンにおいては、サクションゾーン
の相対する仕切り部に整合して、壁31に対して鏡像的
な壁が設けられている。しかしながらこの場合、変向用
遮蔽体40′の端部に周方向で、またはこの変向用遮蔽
体40′自体に、外部からの空気流入のための十分に大
きな開口が設けられていなければならない。
【0033】図3および図4に示したような本発明の実
施例は、サクションローラ25を巡るように、サクショ
ンゾーン33の領域もしくは経路部分15の領域におい
て、変向用遮蔽体40;41とサクションローラ25の
外面との間に部分環状ギャップ41が形成され、この部
分環状ギャップ内に、空気が主として一方の側からだけ
または両方の側から主として軸方向に流入することがで
きるという考えに基づいている。
【0034】通常の場合、先に説明したように、1つの
リング精紡機には相並ぶ400〜500の紡績個所が設
けられている。一般的には1つのドラフト装置アーム
が、相並ぶ4つのドラフト域に対応している。さらに、
1つのサクションローラ25が1つのドラフト装置アー
ムに対応することができるので、このサクションローラ
25は、事実上互いに間隔を置いて穿孔の4つの領域3
5を有している。これらの穿孔域はそれぞれ、図3もし
くは図4に示したような変向用遮蔽体40,40′を備
えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリング精紡機の唯1つの紡績個所
を概略的に示した側面図である。
【図2】図1の紡績個所の正面図である。
【図3】本発明によるサクションエア案内手段の第1の
実施例を、図1のIII−III線に沿って概略的に示
す拡大図であり、図(a)はこの第1の実施例に適した
サクションスリットの1実施例を半径方向で見た状態で
示す図であり、図(b)はこのサクションスリットの別
の実施例を半径方向で見た状態で示す図である。
【図4】本発明によるサクションエア案内手段の第2の
実施例を、図1のIII−III線に沿って概略的に示
す拡大図であり、図(a)はこの第2の実施例のための
サクションスリットの有利な1実施例を半径方向で見た
状態で示す図である。
【符号の説明】
11 フライヤ揚り粗糸、 12 粗紡ボビン、 33
ドラフト装置、 14 ニップギャップ、 15 経
路部分、 16 撚り止めギャップ、 17リング精紡
装置、 18 リングレール、 19 リング、 20
トラベラ、21 スピンドル、 22 繊維ストラン
ド、 23 前ドラフト域、 24主ドラフト域、 2
5 サクションローラ、 26 出口側ローラ、 27
撚り止め対向ローラ、 28 変向エレメント、 2
9,29′ ローラ対、30,30′ ベルト、 31
壁、 32 遮蔽体、 33,33′,33″サクシ
ョンゾーン、 34 サクションエア、 35 穿孔、
36 回転軸、 37,37′ 入口側ローラ対、
38 スピンドル台、 39 リング精紡糸、 40,
40′ 変向用遮蔽体、 41 部分環状ギャップ、
42 開口
フロントページの続き (72)発明者 ヘルベルト シュタルダー スイス国 コルブルン フォルデレ ベン タールシュトラーセ 9

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製造される糸番手に必要な総ドラフト比
    を得るために、粗紡ボビン(12)のフライヤ揚り粗糸
    (11)のような小さな撚りを有するスライバまたは練
    条機揚りのスライバを、多段式のドラフト装置(13)
    を通して案内し、こうして得た繊維束を、ドラフト装置
    (13)の最後のニップギャップ(14)から出たあと
    で、サクションローラ(25)の周面において、ドラフ
    ティングを行わずに所定の経路部分(15)を介して、
    サクションローラ(25)と撚り止め対向ローラ(2
    7)とによって形成された撚り止めギャップ(16)に
    まで供給し、該撚り止めギャップから、この繊維束を加
    撚下で紡績装置(17)に到達させるような紡績法であ
    って、周方向で少なくとも前記経路部分(15)の主要
    部分に沿って、サクションローラ(25)の外周面の半
    径方向内側に、繊維束よりも僅かに大きな幅を有するサ
    クションゾーン(33)を形成し、前記経路部分(1
    5)に沿って、外方から内方に向かってサクションロー
    ラ(25)に流入する空気によって、既に最終ドラフト
    を施されてはいるがしかし未だ加撚されていない繊維束
    の収束を、1.5mm以下の幅のコンパクトな繊維スト
    ランド(22)が得られるように行う方法において、 適宜に案内したサクションエア(34)によって、前記
    経路部分(15)に沿った繊維束を圧縮することにより
    コンパクトな繊維ストランド(22)を生ぜしめるよう
    に、収束用の前記経路部分(15)の領域で、外方から
    のサクションエアを前記経路部分(15)の領域の前記
    サクションローラ(25)の周面に案内することを特徴
    とする、紡績法。
  2. 【請求項2】 粗紡ボビン(12)またはスライバケン
    スからスライバが供給される少なくとも1つの多段式の
    ドラフト装置(13)を備えた、請求項1記載の方法を
    実施するための紡績機であって、ドラフト装置に、サク
    ションローラ(25)が接続されており、繊維束供給方
    向で所定の経路部分(15)において、サクションロー
    ラ(25)の周面に繊維ストランド(22)のための収
    束段(25,26,27)が設けられており、該収束段
    で、ドラフトされてはいるがしかし未だ加撚されていな
    い繊維束が収束されることにより、1.5mm以下の幅
    のコンパクトな繊維ストランド(22)が生ぜしめられ
    るようになっており、さらに、撚り止めギャップ(1
    6)に続いて設けられた紡績装置(17)が設けられて
    いて、該紡績装置が、撚り止めギャップ(16)から出
    たコンパクトな繊維ストランド(22)に所定の撚りを
    加えるようになっており、周方向で少なくとも前記経路
    部分(15)の主要な部分に沿って、サクションローラ
    (25)の外周面の半径方向内側に、繊維束よりも僅か
    に広い幅のサクション域(33)が形成されている形式
    のものにおいて、 前記経路部分(15)に沿った繊維束が、付加的なブロ
    ーエアを供給する装置を用いるかまたは用いずに、適宜
    に案内されたサクションエア(34)によって圧縮され
    ることによりコンパクトな繊維ストランド(22)が生
    ぜしめられるように、収束用の前記経路部分(15)の
    領域で、サクションローラ(25)の周面の半径方向外
    側にサクションエア案内手段(40,40′)が設けら
    れており、該サクションエア案内手段が外方からのサク
    ションエア(34)を、前記経路部分(15)の領域の
    サクションローラ(25)の周面に案内するようになっ
    ていることを特徴とする、紡績機。
  3. 【請求項3】 サクションエア案内手段が、サクション
    ローラ(25)の外面から僅かな距離(A)を置いて配
    置された、少なくともほぼサクションローラ(25)に
    対応して湾曲した変向用遮蔽体(40,40′)によっ
    て形成されており、さらに、サクションエア(34)が
    少なくとも主要な軸方向成分で変向用遮蔽体(40,4
    0′)の一方の側または両方の側からサクションゾーン
    (33)に向かって通流し、かつ繊維束を収束すること
    によりコンパクトな繊維ストランド(22)を生ぜしめ
    るように、変向遮蔽体の一方の側または両方の側が、サ
    クションゾーン(33)の近くで終わっている、請求項
    2記載の紡績機。
  4. 【請求項4】 サクションローラ(25)の外面からの
    変向用遮蔽体(40,40′)の半径方向の距離(A)
    が、サクションゾーン(33)の幅(d)とほぼ等し
    く、変向用遮蔽体(40)がサクションゾーン(33)
    を超えて側方に寸法(D)だけ突出しており、サクショ
    ンゾーン(33)の幅(d)に対する半径方向の距離
    (A)の比が、0.8〜1.2である、請求項3記載の
    紡績機。
  5. 【請求項5】 変向用遮蔽体(40,40′)が、少な
    くともサクションローラ(25)に対してほぼ同軸的に
    延びている、請求項3または4記載の紡績機。
  6. 【請求項6】 変向用遮蔽体(40,40′)が、供給
    方向で見て前記経路部分(15)の終端部にまで延びて
    いる、請求項2から5までのいずれか1項記載の紡績
    機。
  7. 【請求項7】 サクションローラ(25)と変向用遮蔽
    体(40′)相互間のギャップ(41)が、サクション
    ゾーンの一方の側で、サクションローラ(25)の外面
    と変向用遮蔽体(40′)の内面との間に延びる壁(3
    1)によって仕切られている、請求項2から6までのい
    ずれか1項記載の紡績機。
  8. 【請求項8】 壁(31)が、サクションローラ(2
    5)の軸(36)に対して垂直に延びている、請求項7
    記載の紡績機。
  9. 【請求項9】 サクションローラ(25)がドラフト装
    置(13)の出口側ローラを形成している、請求項2か
    ら8までのいずれか1項記載の紡績機。
  10. 【請求項10】 サクションローラ(25)が、ドラフ
    ト装置の出口側の対向ローラ(26)にも、前記経路部
    分(15)の分だけ所定の角度を成してずらされて配置
    された撚り止め対向ローラ(27)にも当て付けられて
    いる、請求項2から9までのいずれか1項記載の紡績
    機。
  11. 【請求項11】 サクションローラ(25)と撚り止め
    対向ローラ(27)との間に撚り止めギャップ(16)
    が形成されている、請求項2から10までのいずれか1
    項記載の紡績機。
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