JPH0841745A - 箔糸の製造方法 - Google Patents

箔糸の製造方法

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JPH0841745A
JPH0841745A JP19733894A JP19733894A JPH0841745A JP H0841745 A JPH0841745 A JP H0841745A JP 19733894 A JP19733894 A JP 19733894A JP 19733894 A JP19733894 A JP 19733894A JP H0841745 A JPH0841745 A JP H0841745A
Authority
JP
Japan
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foil
pattern
mount
paper
cut
Prior art date
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Pending
Application number
JP19733894A
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English (en)
Inventor
Yoshio Okajima
良夫 岡島
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OKAJIMA SHOTEN KK
Original Assignee
OKAJIMA SHOTEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常の箔紙とほぼ同等の厚みを有する柄箔を
製造する方法を提供する。 【構成】 (1)熱接着シート11、12の片面に直接ラ
ッカーで模様を描いたり金属箔を置いたり転写を行なう
ことにより模様を形成し(a)、(2)模様形成面でない
面を台紙13側に向けて熱接着シートを台紙上に載置
し、加熱することにより台紙上に模様を付着させ(c)
(d)、(3)模様の付着した台紙を細截することにより
箔糸を作成する。(1)と(2)の間で、模様を形成した熱接
着シート11、12を各種形状に切断し、切断した切箔
11a、11b、12a、12b、12cを(2)の工程
においてタイル状(d)或いはモザイク状(f)に台紙
上に載置するようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、織物に織り込む箔糸を
製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】箔糸は箔紙を細截して作成する。本来、
箔紙は台紙上に金箔や銀箔を貼付し、或いはラッカーや
水性塗料等で模様を描いたものであったが、更に表現効
果を高めるために、そのような箔紙を種々の形状に切り
出し、切り出した箔紙(以下、これを切箔と呼ぶ)を別
の台紙にタイル状或いはモザイク状に貼付した柄箔と呼
ばれるものも用いられるようになってきた。
【0003】従来の柄箔の作成方法を図5により説明す
る。まず、箔紙の台紙21、22上に各種模様を描く
(a)。箔紙(台紙)の厚みは通常100μm程度であ
る(b)。模様を描いた箔紙21、22から所望の形状
を切り出し、切り出した切箔21a、22aを柄箔用の
台紙23上に貼付する(c)。この切箔の貼付方法に
は、(c)(d)(e)のように隙間なく貼付する方法
(以下、この状態をタイル状と呼ぶ)の他に、(f)
(g)のように切箔21b、22b、22c同士が重な
り合うように貼付する方法(以下、この状態をモザイク
状と呼ぶ)もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の柄箔では、
図5(e)のタイル状の切箔24でも厚みは通常の箔紙
22の2倍、同図(g)のようにモザイク状とすると切
箔25の厚みは通常の箔紙22の3倍以上となる。この
ため、従来の柄箔からは細い箔糸を作成することは困難
であり、通常の箔紙22であれば90から110切(1
寸の幅から90〜100本の箔糸を切断する)が可能な
ところ、従来の柄箔24、25では40から60切程度
が適当であった。このような幅広の箔糸を織り込んだ織
物はしなやかさを失い、扱いにくいものとなる。また、
箔引きを自動で行なう織機では、箔糸を鈎で返しながら
経糸間を引いてゆくが、その際に鈎が箔糸の表面の切箔
に引っかかり、切箔がささくれ立ったり剥がれたりする
という不具合が生じる。これを防止するため、台紙上に
切箔を貼付した後、その表面を保護フィルムで覆うとい
うことも行なわれているが、切箔本来の表面の光沢や質
感が失われてしまうという問題がある。
【0005】本発明はこのような課題を解決したもので
あり、通常の箔紙とほぼ同等の厚みを有する柄箔を製造
する方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明に係る箔糸の製造方法は、 a)熱接着シートの片面に直接模様を形成し、 b)模様形成面でない面を台紙側に向けて熱接着シートを
台紙上に載置し、加熱することにより台紙上に模様を付
着させ、 c)模様の付着した台紙を細截することにより箔糸を作成
する、 というものである。
【0007】
【実施例】本発明の第1実施例の箔糸製造工程を図1に
より説明する。本工程では最初に、熱接着シート上に直
接、種々の模様を形成する(図1(a))。模様の形成
方法は従来の箔紙と同様であり、ラッカーの塗布や吹付
塗装、金銀箔等の散布・貼付、転写紙による転写等、種
々の手法を用いることができる。熱接着シート11、1
2の厚みは通常、数十μmである(b)。なお、ラッカ
ー塗装を行なう際は、ラッカーの溶剤又はシンナーに対
して強い熱接着シートを選択するか、耐油性アンダー加
工を施すことが望ましい。次に、模様を形成した熱接着
シート11、12を所望の形状に切り出し、切箔11
a、12aを柄箔用台紙13の上に載置する。このと
き、模様を形成していない、熱接着シートのままの面が
台紙13の方を向くように載置する。切箔の載置方法
は、(d)に示すようなタイル状でもよいし、(f)に
示すようなモザイク状でもよい。切箔11a、12a、
11b、12b、12cの位置が決まったところで全体
14、15を加熱することにより熱接着シートを溶融さ
せ、切箔11a、12a、11b、12b、12cを台
紙13上に固着する。台紙13としては、和紙、絹紙、
不織布、布等、従来より箔紙に用いられている素材を使
用することができる。
【0008】このようにして作成された柄箔14、15
は、タイル状(e)であっても、モザイク状(f)であ
っても、厚さは通常の1枚の箔紙とほぼ同じである。こ
のため、図4に示すように切断して箔糸16を作成する
際、100切程度の細截が可能である。
【0009】本発明の第2実施例を図2により説明す
る。熱接着シート12は通常、剥離紙18に付着した状
態で供給される。本実施例の箔糸製造方法では、熱接着
シート12上に模様を形成する際、剥離紙18に付着し
た状態で行なう(b)。これにより、熱接着シート12
が安定し、模様の形成が容易となる。図2(a)、
(b)のように模様を形成した後、剥離紙18と一緒に
熱接着シート12を所望の形状に切り出し(c)、剥離
紙18aを除去する(d)。こうして熱接着シート11
b、12bのみとした後は、上記第1実施例と同様に切
箔11b,12b、12cを、熱接着シート面が台紙1
3側となるように台紙13上に載置し、加熱して切箔1
1b、12b、12cを台紙13上に固定する(e)
(f)。
【0010】本発明の第3実施例を図3により説明す
る。本実施例では、熱接着シート12の上に薄いフィル
ム19を予め熱接着しておき、その上に模様を作成する
(a)。フィルム19の厚さはもちろん、通常の箔紙2
2よりも薄いものを使用する。望ましくは、熱接着シー
ト12と同程度かそれよりも薄いもの(数μm〜数十μ
m程度)を使用する(b)。この場合には、熱接着シー
ト12の変質を心配することなく、自由な描画素材を用
いることができる。なお、この場合も、剥離紙18に付
着した状態の熱接着シート12を用いることができる
(c)。台紙13の上に切箔を置く際はもちろん、熱接
着シート12が台紙13側となるように置く(d)。本
実施例の場合、柄箔20は第1、第2実施例のもの1
4、15よりはやや厚くなるが、それでも従来のもの2
5よりは薄くすることができるため、より細い箔糸の製
造が可能である。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る方法により製造された柄箔
による箔糸は、台紙の上に模様が直接載置された状態と
なっているため、厚みが通常の箔紙とほぼ同等となって
いる。このため、従来の柄箔では不可能であった100
切等の細截も可能であり、しなやかな箔織を製造するこ
とができる。一方、本発明の方法により製造した箔糸は
模様の塗り分けではなく、実際に切箔を張り合わせたも
のであるため、薄くても立体感のある、箔糸となってい
る。
【0012】次に、本発明に係る製造方法で製造した箔
糸は、ささくれや剥がれを心配することなく自動箔織機
において鈎引きを行なうことが可能である。例えば、1
本の帯を織る際には箔紙にして5枚分の箔糸を使用す
る。1枚の柄箔の幅は通常55cmであるため、これを
本発明の方法で製造し、90切で箔糸に細截した場合、
1本の帯で7350本の箔糸を使用することになる。モ
ザイク状の柄箔の場合、1本の箔糸に約10箇所の切箔
の重なり合った箇所が存在するとすると、1本の帯を織
る際に約7万箇所の重なり合いの箇所が存在し、自動引
箔を行なう織機ではその数のささくれ又は剥がれの危険
性が存在することになる。しかし、帯製品としてはその
ようなささくれや剥がれが1箇所でも存在することは許
されない。本発明に係る製造方法は、この点において従
来の箔糸よりもはるかに信頼性の高い箔糸を製造するこ
とができる。
【0013】以上の通り、本発明に係る方法で製造した
箔糸を使用することにより、低コストで高級感のある箔
織を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の方法を示す説明図。
【図2】 第2実施例の方法を示す説明図。
【図3】 第3実施例の方法を示す説明図。
【図4】 柄箔を細截して箔糸を作成した状態の平面
図。
【図5】 従来の柄箔の製造方法を示す説明図。
【符号の説明】
11、12…熱接着シート 13…台紙 14、15、20…柄箔 16…箔糸 18…剥離紙 19…紙又はフィルム 21、22…箔紙 23…台紙 24、25…柄箔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)熱接着シートの片面に直接模様を形成
    し、 b)模様形成面でない面を台紙側に向けて熱接着シートを
    台紙上に載置し、加熱することにより台紙上に模様を付
    着させ、 c)模様の付着した台紙を細截することにより箔糸を作成
    する、箔糸の製造方法。
JP19733894A 1994-07-29 1994-07-29 箔糸の製造方法 Pending JPH0841745A (ja)

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