JPH084198A - 強化構造部材およびその強化構造部材と共に用いる接続部材 - Google Patents

強化構造部材およびその強化構造部材と共に用いる接続部材

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JPH084198A
JPH084198A JP9303395A JP9303395A JPH084198A JP H084198 A JPH084198 A JP H084198A JP 9303395 A JP9303395 A JP 9303395A JP 9303395 A JP9303395 A JP 9303395A JP H084198 A JPH084198 A JP H084198A
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JP9303395A
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Vahigh Peshkam
ペシュカム ヴァハーイ
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LG MOUCHEL and PARTNERS Ltd
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LG MOUCHEL and PARTNERS Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床負荷,歩道負荷,車両負荷,建物,およ
び,橋梁などにおける圧力負荷を支えるための構造,準
構造,および,被覆材のような施工において必要な強度
を確保し,その安全性を保障するような強化構造部材を
提供する。 【構成】 実質的に長方形の断面を有する外枠と,外枠
内の少なくとも1つの薄板状アーチ型補強部材4を有す
る細長い強化構造部材において,少なくとも1つのアー
チ型補強部材4が,強化構造部材の軸に対して垂直な平
面でアーチを構成しており,かつ,外枠の1つの面の端
近くの部分の間に延びており,その中央部分で向き合っ
た外枠の1つの面に近接している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,例えば,床負荷,歩道
負荷,車両負荷,建物,および,橋梁などにおける圧力
負荷を支えるための構造,準構造,および,被覆材とし
ての使用など,負荷担持能力が必要となるような箇所に
用いる強化構造部材およびその強化構造部材と共に用い
る接続部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来にあっては,床負荷,歩道負荷,車
両負荷,建物,および,橋梁などにおける圧力負荷を支
えるための構造,準構造,および,被覆材のような施工
においては固形部材が用いられいる。最近にあっては,
組立て(sectioned)部材の使用も提唱されてはいるが,
これらは主としてWO91/06421に開示されてい
るようなボックス型組立て部材である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記の
ように,従来にあっては,床負荷,歩道負荷,車両負
荷,建物,および,橋梁などにおける圧力負荷を支える
ための構造,準構造,および,被覆材のような施工にお
いて,固形部材,あるいは,ボックス型組立て部材を用
いていたため,その構造上,負荷に対して強度的に問題
があった。
【0004】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,床負荷,歩道負荷,車両負荷,建物,および,橋
梁などにおける圧力負荷を支えるための構造,準構造,
および,被覆材のような施工において必要な強度を確保
し,その安全性を保障するような強化構造部材を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係る強化構造部材にあっては,実質的
に長方形の断面を有する外枠と,前記外枠内の少なくと
も1つの薄板状アーチ型補強部材を有する細長い強化構
造部材において,前記少なくとも1つのアーチ型補強部
材が,前記強化構造部材の軸に対して垂直な平面でアー
チを構成しており,かつ,前記外枠の1つの面の端近く
の部分の間に延びており,その中央部分で向き合った前
記外枠の1つの面に近接しているものである。
【0006】また,請求項2に係る強化構造部材にあっ
ては,前記アーチ型補強部材が,前記強化構造部材のほ
ぼ全長に沿って延びているものである。
【0007】また,請求項3に係る強化構造部材にあっ
ては,前記アーチ型補強部材が,反対方向に反った,外
枠内部に配置された2つのアーチ型部材により構成され
ているものである。
【0008】また,請求項4に係る強化構造部材にあっ
ては,前記2つのアーチ型補強部材が,相互に交差して
いるものである。
【0009】また,請求項5に係る強化構造部材にあっ
ては,前記外枠の凹部表面あるいは前記アーチ型補強部
材と前記外枠の向き合った表面との間に延びている少な
くとも1つのリブ部材を含んでいるものである。
【0010】また,請求項6に係る強化構造部材にあっ
ては,前記外枠の表面あるいはアーチ型補強部材と外枠
との間に形成される少なくとも1つの空間に充填された
発泡材を有しているものである。
【0011】また,請求項7に係る強化構造部材にあっ
ては,前記外枠が,ファイバー強化複合材料を用いて成
型,あるいは,押し出し加工されるものである。
【0012】また,請求項8に係る強化構造部材にあっ
ては,前記外枠あるいはアーチ型補強部材が,ファイバ
ー強化複合部材を用いて成型あるいは押し出しされるも
のである。
【0013】また,請求項9に係る強化構造部材にあっ
ては,前記外枠およびアーチ型補強部材が,一体化され
て成型あるいは押し出し加工されるものである。
【0014】また,請求項10に係る強化構造部材にあ
っては,前記外枠およびアーチ型補強部材が,2つの部
分に分けて成型あるいは押し出し加工され,その後に相
互に接着されるものである。
【0015】また,請求項11に係る強化構造部材にあ
っては,前記2つの部分が,接着部材を介して接着され
るものである。
【0016】また,請求項12に係る強化構造部材にあ
っては,前記外枠が,少なくとも1つ接続部を含んでお
り,他の1つの部材を直接あるいは接続部材を介して接
続できるようにするものである。
【0017】また,請求項13に係る強化構造部材にあ
っては,前記接続部が,少なくとも前記外枠の長い側面
上に設けられた少なくとも1つの係合用凹部を含んでい
るものである。
【0018】また,請求項14に係る強化構造部材にあ
っては,前記接続部が,少なくとも1つの下方からえぐ
られた凹部を前記外枠の短い側面上に有しているもので
ある。
【0019】また,請求項15に係る強化構造部材にあ
っては,前記外枠が,少なくとも1つの貼り出し部分を
有しており,そこから細長い構造部材を吊すものであ
る。
【0020】また,請求項16に係る強化構造部材にあ
っては,前記強化構造部材の一方の短い側面が他方の短
い側面を形成しているものである。
【0021】また,請求項17に係る強化構造部材にあ
っては,前記少なくとも1つの強化構造部材が,ラミネ
ートされているものである。
【0022】また,請求項18に係る接続部材にあって
は,基本的には薄板状で,前記接続部上の係合用凹部と
係合する凸部を有しているものである。
【0023】また,請求項19に係る接続部材にあって
は,前記強化構造部材上の係合用凹部と係合するための
張り出し部分を有するものである。
【0024】また,請求項20に係る強化構造部材にあ
っては,前記少なくとも1つの細長い構造部材を有する
ものである。
【0025】
【作用】本発明に係る強化構造部材およびその強化構造
部材と共に用いる接続部材にあっては,基本的に長方形
の横方向断面を有する外側の外枠と,少なくとも1つの
外枠内における薄板アーチ型補強部材とにより構成さ
れ,少なくとも1つのアーチ型補強部材が強化構造部材
の軸に対して垂直な面でアーチ型に構成されており,そ
の端部が外枠の1つの部分の両端近くの箇所間に伸びて
おり,その中央部分において向き合った面の近くに近付
いている細長い強化構造部材が提供されるため,床負
荷,歩道負荷,車両負荷,建物,および,橋梁などにお
ける圧力負荷を支えるための構造,準構造,および,被
覆材のような施工において必要な強度を確保し,その安
全性を保障することができる。
【0026】また,底面コーナーおよび中間に負荷を十
分に伝えることによって力特性が改善されると同時に,
縦方向での硬度を付与し,幅広の上部フランジの局所的
なバックリングと平面内負荷に対する抵抗を防止する部
材を提供することができる。
【0027】また,アーチ型補強部材と,該アーチ型補
強部材に向き合った負荷支承面との間における間隔は発
泡材が充填され,または(および)それらの間に延びた
リブ部材を用いるので,さらに,その補強強度を向上さ
せることができる。
【0028】また,外枠とアーチ型補強部材の両方とも
ファイバー強化複合材から成型,あるいは,押し出し加
工のいずれかの方法によって形成することができ,これ
によって必要な強度を有すると同時に軽量の部材を実現
することができる。
【0029】また,負荷支承面に負荷がかかると,その
負荷はアーチ型補強部材を介して強化構造部材の底部に
伝えられ,その部材の長さ方向に沿って適切な箇所に配
置された支えに伝えられる。アーチ型補強部材の端部が
外側に広がらないようにするために,それらは,以下の
2つの方法のいずれか1つにより固定されている。すな
わち,外枠の残りの部分と同様の素材による平面シート
を用いて,アーチ型補強部材の端部を固定し,また,強
化構造部材の底部も同様の素材により形成するか,ある
いはワイヤあるいはひもなどの引っ張り部材をその強化
構造部材の長さ方向に間隔をおいて用い,アーチ型補強
部材の向き合っている側を接続し,それらを所定の場所
に保持するかのいずれかの方法であり,これにより補強
構造を実現するアーチ型補強部材を強化構造部材に配備
することができる。
【0030】また,特に大きな平面内力が発生するよう
な場合に,より優れた性能を提供するために逆アーチ型
補強部材を用いる。このような場合,強化構造部材は,
一方は上反り,他方は下反りの2つの交差したアーチ型
補強部材を用いることになる。これにより,アーチ型補
強部材を上記したいずれの方法においても用いることが
でき,アーチ型補強部材を固定するときに,外枠内にお
いてアーチ型補強部材をどちらの方法により固定すべき
かを随時チェックする必要がなくなる。
【0031】また,構造部材を組み合わせて用いる場
合,床,甲板,屋根,壁,そして建物や橋梁の梁や柱,
および,その他の形の構造を形成するために,ユニット
を相互に取りつけられるように接続部分を設けたので,
作業性が著しく向上する。
【0032】さらに,懸垂手段に取りつけられるように
するために懸垂部分を設けたので,強化構造部材を架橋
形式で用いることが容易になる。
【0033】
【実施例】以下,この発明に係る強化構造部材およびそ
の強化構造部材と共に用いる接続部材の実施例について
図面に基づいて詳細に説明する。なお,これらの図面に
おいて,同様の部分は同様に符号により示されている。
【0034】〔実施例1〕まず,実施例1について説明
する。図1は,実施例1に係る強化構造部材1の基本的
な構成を示す説明図であり,この強化構造部材1は,負
荷支承面1a,2つの側面5,6,第4の面3,およ
び,アーチ型補強部材4から成る外枠にて構成されてい
る。この構造部材にかけられる負荷は負荷支承面1aを
介してアーチ型補強部材4の上面に伝えられる。負荷は
このアーチ型補強部材4のアーチの強度によって支えら
れ,アーチ型補強部材4の端部4a,端部4bに伝えら
れる。負荷がアーチ型補強部材4にかかると,この端部
4a,端部4bが固定されていない場合には外側に広が
る傾向がある。この外側に広がる傾向を固定したものに
するための力は,この強化構造部材1の使用中にあって
は,このアーチ型補強部材4の端部4a,端部4bを保
持し,その結果,アーチ型補強部材4のアーチの形状を
保持する第4の面3によってもたらされる。
【0035】凹部8と負荷支承面1aとの間に形成され
る空間2には,負荷をアーチ型補強部材4に均一に伝達
するために発泡剤が充填される。なお,図において,7
は凹部8の裏面となる凸部である。
【0036】アーチ型補強部材4は,外枠(負荷支承面
1a,第4の面3,側面5,側面6)によって単一部材
として形成することもできるし,別々に形成し,その後
において上記外枠に挿入することも可能である。また,
強化部材9を外枠のコーナーに配置して,強化構造部材
1の全体的な硬度と強度を増加させることも可能であ
る。また,強化構造部材1を,外枠の一部,アーチ型補
強部材4の一部として形成してもよいし,あるいは別個
のものとして形成し,外枠に挿入するようにしてもよ
い。また,外枠およびアーチ型補強部材4は,ラミネー
ト構造あるいは単一の部材により構成されている。
【0037】〔実施例2〕次に,実施例2について説明
する。強化構造部材1は,図1に示したように空間2に
発泡材を充填してもよいし,しなくてもよく,その場
合,図2に示すように,アーチ型補強部材4上に負荷を
分散させるために強化部材として,例えば,リブ部材2
1を用いてもよい。このリブ部材21は強化構造部材1
の軸に平行に延びてもよいし,あるいは,図2に示すよ
うに負荷支承面1aに対して垂直に延びてもよい。な
お,20はリブ部材21により形成される分割された空
間である。また,例えば,リブ部材をファン状に構成し
て,該リブ部材を強化構造部材1の軸に対して平行,か
つ,アーチ型補強部材4の交差部分での接線に対して垂
直に延びるようにしてもよい。
【0038】〔実施例3〕次に,実施例3について説明
する。この強化構造部材1は,また,それらを支持部材
上に載置したり,あるいは,ワイヤなどの懸垂手段によ
り懸垂させることによって用いることもできる。こうし
た目的のため,強化構造部材1を,図3に示すように強
化構造部材1に形成された懸垂部分31および32を用
いて,そうした懸垂手段に取りつけるようにしてもよ
い。
【0039】〔実施例4〕次に,実施例4について説明
する。図4は,(第1のアーチ型補強部材4含んで)相
互に交差した2つのアーチ型補強部材により構成された
強化構造部材1を示している。第2のアーチ型補強部材
51は,他方のアーチ型補強部材4に対抗するように湾
曲されている。図2に示されているリブ部材21と同様
に,追加リブ部材52を用いることもできる。上記実施
例と同様に,リブ部材21,追加リブ部材52間におけ
る間隙には発泡材を充填してもよい。また,他の方法と
して,これらリブ部材のすべて,あるいは一部をなく
し,図1の単一アーチの場合に示した構造と同様に発泡
材による充填材を用いてもよい。
【0040】〔実施例5〕次に,実施例5について説明
する。使用時,強化構造部材1は床や甲板などを形成す
るために,それに近接して配置された幾つかの同様の部
材と共に用いることができる。それらはまた,垂直ある
いは一定の角度で傾斜した近接部材と共に構成すること
もできる。こうした使用法に対応するために,図5およ
び図6に示すような接続部分である凹部41〜44を用
いて,隣接構造部材,あるいは,以下に述べるような相
互接続部材との接続を容易にするようにしてもよい。
【0041】〔実施例6〕次に,実施例6について説明
する。図7は,接続部材71によって共に接続された,
図6に示した部材を用いた事例を示している。この接続
部材71は強化構造部材1上に設けられた凹部41と係
合するような形状をしている凸部74を有している。こ
れら2つの接続される強化構造部材1はその係合面72
に沿って接着され,さらに,界面75および76に沿っ
て接続部材71に接着される。また,これら接続部材7
1は強化構造部材1の端部間に延びるウェブ部分(図示
せず)を介して相互に接続されるようになっている。
【0042】そして,強化構造部材1を結合するため
に,これら2つの部材を,それら部材の端面が上記ウェ
ブ部分に対して係合するように凸部74が凹部41と係
合するまで,接続部材71の各側面に滑り込ませる。こ
うした構成の場合,上記実施例の構成の場合と同様,部
材の端面は相互にではなく,ウェブ部分に接着される。
結合部の強度を増大させるために,ボルトをこれら接続
部材71および強化構造部材1に対して通過させ,接続
部材71がそれらの部分をしっかりと締めつけるように
してもよい。ボルト使用可能な箇所を,図7において一
点鎖線73により示す。
【0043】〔実施例7〕次に,実施例7について説明
する。図8は,図5に示したタイプの3つの強化構造部
材1を接続するための接続部材81の事例を示してい
る。この場合も,3つの強化構造部材1のそれぞれはD
字形の接続部材81に挿入され,その後,その接続部材
81の端面83,上部面および下部面82に沿って接着
される。
【0044】〔実施例8〕次に,実施例8について説明
する。図9(a)から9(d)までは,上記第1の接続
方式を用いており,接続部材71,81を用いて接続さ
れた種々の形状を示している。これには,図9(a)に
示すクロス・ジャンクション,図9(b)に示すコーナ
ー・ジャンクション,図9(c)に示すT字形ジャンク
ション,そして,図9(d)に示すシリーズ・ジャンク
ション(直列結合)などがある。
【0045】〔実施例9〕次に,実施例9について説明
する。図10に示すように,図6に示した実施例のため
の接続方法として,接続部材を溝内に固定するために凹
部43,44に係合するように適合された張り出し(ov
erhanging)部分102を有する接続部材100が挿入さ
れる下からえぐり取ったような形状の凹部43,44を
有している。もう一方の部材の下からえぐりとったよう
な形状の凹部の溝に接続部材100の反対側における同
様の張り出し部分を挿入することによって,2つの部材
を保持することが可能になる。接続されるべきこれら2
つの強化構造部材1が接続部材100と係合すると,そ
れらの端面も係合接触状態になる。次に,これら接触面
101および103を接着することにより,恒久的な接
続状態となる。
【0046】〔実施例10〕次に,実施例10について
説明する。接続部材100と係合するための,強化構造
部材1上のものと類似した下方からえぐられた溝111
を有する相互接続部材110を用いて,強化構造部材1
をT字形に接続することも可能である。図11は,接続
部材100と相互接続部材110を用いたT字形結合の
標準的な構造を示している。
【0047】〔実施例11〕次に,実施例11について
説明する。図12(a)から12(d)までは,上記第
2の接続方式を用いており,接続部材100および(あ
るいは)相互接続部材110を用いて接続された種々の
形状を示している。これには,図12(a)に示すクロ
ス・ジャンクション,図12(b)に示すコーナー・ジ
ャンクション,図12(c)に示すT字形ジャンクショ
ン,そして,図12(d)に示すシリーズ・ジャンクシ
ョン(直列結合)などがある。このように,相互接続部
材110を用いた場合も,強化構造部材1を結合させる
ための種々の異なった構成が可能となる。
【0048】〔実施例12〕次に,実施例12について
説明する。本発明に係る強化構造部材1は,多くの異な
った方法により構成することができる。例えば,図1に
示した構成は外枠と,それとは別に構成されたアーチ型
補強部材4を有しており,アーチ型補強部材4を現場で
外枠内に挿入するようにしている。また,これらの部材
は,ファイバー強化複合部材を用いて成型,あるいは,
押し出し加工により1回で形成することも可能である。
図13に示す別の製造方法にあっては,強化構造部材1
が2つの分割部分130,131により形成され,それ
らを直接貼り合せるか,あるいは,図13に示すよう
に,接着部材132を介して接着するようにしてもよ
い。強化構造部材1の分割部分130,131の端面が
接合されるウェブ部分135を有する接着部材132,
および,強化構造部材1の分割部分130,131の内
側の面136および外側の面134と接合するフランジ
部材133,これら2つの分割部分130,131と接
着部材132をこれら接触面で接着して,強化構造部材
1を形成する。
【0049】〔実施例13〕次に,実施例13について
説明する。図14は,1つの外枠内部の2つのアーチ型
補強部材64により構成されたマルチセル状構造部材を
示しており,この場合アーチ型補強部材64は3つ以上
であっても差し支えない。これらのアーチ型補強部材6
4は,図6に示されているようなリブ部材により分離す
るようにしてもよい。この場合も,空間62には発泡材
を充填してもよいし,または負荷を分散させるためのリ
ブ部材21を用いても構わない。
【0050】〔上記各実施例の応用分野〕上記各実施例
に係る強化構造部材1は,いろいろな応用分野で用いる
ことができる。また,構造材,準構造材,および,非構
造材として用いることも可能である。例えば,建物,橋
梁,および,歩道などのために構造材あるいはクラッデ
ィング材として用いることも可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係る強化
構造部材およびその強化構造部材と共に用いる接続部材
にあっては,基本的に長方形の横方向断面を有する外側
の外枠と,少なくとも1つの外枠内における薄板アーチ
型補強部材とにより構成され,少なくとも1つのアーチ
型補強部材が強化構造部材の軸に対して垂直な面でアー
チ型に構成されており,その端部が外枠の1つの部分の
両端近くの箇所間に伸びており,その中央部分において
向き合った面の近くに近付いている細長い強化構造部材
が提供されるため,床負荷,歩道負荷,車両負荷,建
物,および,橋梁などにおける圧力負荷を支えるための
構造,準構造,および,被覆材のような施工において必
要な強度を確保し,その安全性を保障することができ
る。
【0052】また,本発明に係る強化構造部材およびそ
の強化構造部材と共に用いる接続部材にあっては,底面
コーナーおよび中間に負荷を十分に伝えることによって
力特性が改善されると同時に,縦方向での硬度を付与
し,幅広の上部フランジの局所的なバックリングと平面
内負荷に対する抵抗を防止する部材を提供することがで
きる。
【0053】また,本発明に係る強化構造部材およびそ
の強化構造部材と共に用いる接続部材にあっては,アー
チ型補強部材と,該アーチ型補強部材に向き合った負荷
支承面との間における間隔は発泡材が充填され,または
(および)それらの間に延びたリブ部材を用いるので,
さらに,その補強強度を向上させることができる。
【0054】また,本発明に係る強化構造部材およびそ
の強化構造部材と共に用いる接続部材にあっては,外枠
とアーチ型補強部材の両方ともファイバー強化複合材か
ら成型,あるいは,押し出し加工のいずれかの方法によ
って形成することができ,これによって必要な強度を有
すると同時に軽量の部材を実現することができる。
【0055】また,本発明に係る強化構造部材およびそ
の強化構造部材と共に用いる接続部材にあっては,負荷
支承面に負荷がかかると,その負荷はアーチ型補強部材
を介して強化構造部材の底部に伝えられ,その部材の長
さ方向に沿って適切な箇所に配置された支えに伝えられ
る。アーチ型補強部材の端部が外側に広がらないように
するために,それらは,以下の2つの方法のいずれか1
つにより固定されている。すなわち,外枠の残りの部分
と同様の素材による平面シートを用いて,アーチ型補強
部材の端部を固定し,また,強化構造部材の底部も同様
の素材により形成するか,あるいはワイヤあるいはひも
などの引っ張り部材をその強化構造部材の長さ方向に間
隔をおいて用い,アーチ型補強部材の向き合っている側
を接続し,それらを所定の場所に保持するかのいずれか
の方法であり,これにより補強構造を実現するアーチ型
補強部材を強化構造部材に配備することができる。
【0056】また,本発明に係る強化構造部材およびそ
の強化構造部材と共に用いる接続部材にあっては,特に
大きな平面内力が発生するような場合に,より優れた性
能を提供するために逆アーチ型補強部材を用いる。この
ような場合,強化構造部材は,一方は上反り,他方は下
反りの2つの交差したアーチ型補強部材を用いることに
なる。これにより,アーチ型補強部材を上記したいずれ
の方法においても用いることができ,アーチ型補強部材
を固定するときに,外枠内においてアーチ型補強部材を
どちらの方法により固定すべきかを随時チェックする必
要がなくなり,作業効率を向上させることができる。
【0057】また,本発明に係る強化構造部材およびそ
の強化構造部材と共に用いる接続部材にあっては,構造
部材を組み合わせて用いる場合,床,甲板,屋根,壁,
そして建物や橋梁の梁や柱,および,その他の形の構造
を形成するために,ユニットを相互に取りつけられるよ
うに接続部分を設けたので,作業性を著しく向上させる
ことができる。
【0058】さらに,本発明に係る強化構造部材および
その強化構造部材と共に用いる接続部材にあっては,懸
垂手段に取りつけられるようにするために懸垂部分を設
けたので,強化構造部材を架橋形式で用いることを容易
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る強化構造部材の構成を示す説明
図である。
【図2】実施例2に係る強化構造部材の構成を示す説明
図である。
【図3】実施例3に係る強化構造部材の構成を示す説明
図である。
【図4】実施例4に係る強化構造部材の構成を示す説明
図である。
【図5】実施例5に係る強化構造部材の構成を示す説明
図である。
【図6】実施例5に係る強化構造部材の構成を示す説明
図である。
【図7】実施例6に係る強化構造部材の構成を示す説明
図である。
【図8】実施例7に係る強化構造部材の構成を示す説明
図である。
【図9】実施例8に係る強化構造部材の構成を示す説明
図である。
【図10】実施例9に係る強化構造部材の構成を示す説
明図である。
【図11】実施例10に係る強化構造部材の構成を示す
説明図である。
【図12】実施例11に係る強化構造部材の構成を示す
説明図である。
【図13】実施例12に係る強化構造部材の構成を示す
説明図である。
【図14】実施例13に係る強化構造部材の構成を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 強化構造部材 1a 負荷支承
面 2 空間 4 アーチ型補
強部材 7 凸部 8 凹部 20 空間 21 リブ部材 31,32 懸垂部分 41〜43 凹
部 51 第2のアーチ型補強部材 52 追加リブ
部材 62 空間 64 アーチ型
補強部材 71 接続部材 74 凸部 81 接続部材 100 接続部
材 110 相互接続部材 132 接着部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に長方形の断面を有する外枠と,
    前記外枠内の少なくとも1つの薄板状アーチ型補強部材
    を有する細長い強化構造部材において,前記少なくとも
    1つのアーチ型補強部材が,前記強化構造部材の軸に対
    して垂直な平面でアーチを構成しており,かつ,前記外
    枠の1つの面の端近くの部分の間に延びており,その中
    央部分で向き合った前記外枠の1つの面に近接している
    ことを特徴とする強化構造部材。
  2. 【請求項2】 前記アーチ型補強部材が,前記強化構造
    部材のほぼ全長に沿って延びていることを特徴とする請
    求項1記載の強化構造部材。
  3. 【請求項3】 前記アーチ型補強部材が,反対方向に反
    った,外枠内部に配置された2つのアーチ型部材により
    構成されていることを特徴とする請求項1または2記載
    の強化構造部材。
  4. 【請求項4】 前記2つのアーチ型補強部材が,相互に
    交差していることを特徴とする請求項3記載の強化構造
    部材。
  5. 【請求項5】 前記外枠の凹部表面あるいは前記アーチ
    型補強部材と前記外枠の向き合った表面との間に延びて
    いる少なくとも1つのリブ部材を含んでいることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の強化構造部
    材。
  6. 【請求項6】 外枠の表面あるいはアーチ型補強部材と
    外枠との間に形成される少なくとも1つの空間に充填さ
    れた発泡材を有していることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれか一つに記載の強化構造部材。
  7. 【請求項7】 前記外枠が,ファイバー強化複合材料を
    用いて成型,あるいは,押し出し加工されることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の強化構造部
    材。
  8. 【請求項8】 前記外枠あるいはアーチ型補強部材が,
    ファイバー強化複合部材を用いて成型あるいは押し出し
    されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに
    記載の強化構造部材。
  9. 【請求項9】 前記外枠およびアーチ型補強部材が,一
    体化されて成型あるいは押し出し加工されることを特徴
    とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の強化構造部
    材。
  10. 【請求項10】 前記外枠およびアーチ型補強部材が,
    2つの部分に分けて成型あるいは押し出し加工され,そ
    の後に相互に接着されることを特徴とする請求項1〜8
    のいずれか一つに記載の強化構造部材。
  11. 【請求項11】 前記2つの部分が,接着部材を介して
    接着されることを特徴とする請求項10記載の強化構造
    部材。
  12. 【請求項12】 前記外枠が,少なくとも1つ接続部を
    含んでおり,他の1つの部材を直接あるいは接続部材を
    介して接続できるようにすることを特徴とする請求項1
    〜12のいずれか一つに記載の強化構造部材。
  13. 【請求項13】 前記接続部が,少なくとも前記外枠の
    長い側面上に設けられた少なくとも1つの係合用凹部を
    含んでいることを特徴とする請求項12記載の強化構造
    部材。
  14. 【請求項14】 前記接続部が,少なくとも1つの下方
    からえぐられた凹部を前記外枠の短い側面上に有してい
    ることを特徴とする請求項12または13記載の強化構
    造部材。
  15. 【請求項15】 前記外枠が,少なくとも1つの貼り出
    し部分を有しており,そこから細長い構造部材を吊すこ
    とを特徴とする請求項1〜14のいずれか一つに記載の
    強化構造部材。
  16. 【請求項16】 前記強化構造部材の一方の短い側面が
    他方の短い側面を形成していることを特徴とする請求項
    1〜15のいずれか一つに記載の強化構造部材。
  17. 【請求項17】 前記少なくとも1つの強化構造部材
    が,ラミネートされていることを特徴とする請求項1〜
    16のいずれか一つに記載の強化構造部材。
  18. 【請求項18】 基本的には薄板状で,前記接続部上の
    係合用凹部と係合する凸部を有していることを特徴とす
    る請求項13による強化構造部材と共に用いる接続部
    材。
  19. 【請求項19】 前記強化構造部材上の係合用凹部と係
    合するための張り出し部分を有することを特徴とする請
    求項14による強化構造部材と共に用いる接続部材。
  20. 【請求項20】 前記少なくとも1つの細長い構造部材
    を有することを特徴とする請求項1〜16のいずれか一
    つに記載の強化構造部材。
JP9303395A 1994-03-25 1995-03-27 強化構造部材およびその強化構造部材と共に用いる接続部材 Pending JPH084198A (ja)

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