JPH0842244A - ホルダー付戸先ゴムの着脱構造 - Google Patents

ホルダー付戸先ゴムの着脱構造

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JPH0842244A
JPH0842244A JP18105994A JP18105994A JPH0842244A JP H0842244 A JPH0842244 A JP H0842244A JP 18105994 A JP18105994 A JP 18105994A JP 18105994 A JP18105994 A JP 18105994A JP H0842244 A JPH0842244 A JP H0842244A
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栄 下天摩
Akira Yokokura
晃 横倉
Rokuro Ando
六郎 安藤
Minoru Ishikawa
實 石川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 戸先ゴムを付設した戸先ゴムホルダーを扉前
面から嵌合するものにおいて、その戸先ゴムホルダーに
おける上下方向の中間部を、取付部が外視されることな
く扉本体へ固定する。 【構成】 戸先ゴムホルダー21に固着した係止部材3
2を、広幅の係止部材挿通穴36から挿入した後に下方
へ移動し、この係止部材32を狹幅の開口部30におけ
る両折曲部15a,16aの内面に係止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄道車両等に付設される
扉におけるホルダー付戸先ゴムの着脱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両に付設される引戸扉において、
その引戸式扉の戸先側縦枠に戸先ゴムを取付ける構造と
して、戸先側縦枠の上端から戸先ゴムを差し込む方式の
ものがある。
【0003】しかし、この方式によると、戸先ゴムの劣
化或いは破損時にその戸先ゴムを取替える場合、扉を車
体より一端取外さなければならず、その取替作業が面倒
な問題がある。
【0004】この問題を解決するために、従来、戸先ゴ
ムを扉の戸先端面側から嵌合、抜き取り可能に取付ける
ようにして、扉を車体から取外すことなく戸先ゴムの取
替えが行えるようにしたものが、例えば図19及び図2
0に示すような構造として知られている(実開平4−1
13271号公報)。
【0005】この図19及び図20に示すものの構造
は、戸先ゴム1の後部における表裏面側に取付け溝2,
2を形成し、該取付け溝2,2に、戸先ゴムホルダー3
の折曲片4,4を嵌合し、この戸先ゴムホルダー3を、
扉本体5における断面凵状の戸先側縦枠6に、その先端
開口側6aから嵌合し、この戸先ゴムホルダー3と戸先
側縦枠6との相互を、その上端部と下端部の2箇所にお
いて、ネジ7,8で固着するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造のよう
に、戸先ゴムホルダー3と戸先側縦枠6とを相互にネジ
7,8により取付ける型式のものにおいては、その取付
位置を戸先ゴムホルダー3の長手方向(上下方向)の中
間部に位置させると乗客の視線に近い位置にネジ頭が露
出して美観を損ねることから、ネジ7,8を戸先ゴムホ
ルダー3の上端部と下端部の2箇所に位置させている。
【0007】そのため、戸先ゴムホルダー3の長手方向
の中間部は、戸先ゴムホルダー3が単に戸先側縦枠6に
嵌合されているのみとなり、該中間部において戸先ゴム
1に、乗客との接触等、何らかの原因で図19の矢印A
で示すような前方への力が作用した場合に、戸先ゴム1
と共に戸先ゴムホルダー3が戸先側縦枠6から前方へ抜
け出る問題がある。
【0008】そこで本発明は、戸先ゴムを固着した戸先
ゴムホルダーを戸先側縦枠の前面側から嵌合するものに
おいて、戸先ゴムホルダーの中間部においても、取付部
が外視されることなく強固に扉本体に固定できる装置を
提案することを第1の目的とする。
【0009】更に、上記の取付けが容易かつ確実に行え
る装置を提供することを第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためのもので、請求項1記載の第1の発明は、戸
先ゴムの後部に戸先ゴムホルダーを設け、扉本体を構成
する戸先側縦枠の前面開口部から上記戸先ゴムホルダー
を嵌合するものにおいて、扉本体(10)を構成する表
裏面板(15)(16)における上記戸先側縦枠(1
1)の前部を共に内側へ折曲すると共に該両折曲部(1
5a)(16a)の対向端面間に開口部(30)を形成
して該開口部(30)から上記戸先ゴムホルダー(2
1)を嵌入するようにし、上記戸先ゴムホルダー(2
1)の上下方向の中間部には、該戸先ゴムホルダー(2
1)の表裏面より突出する係止部材(32)を固着し、
上記開口部(30)を形成する折曲部(15a)(16
a)には、上記開口部(30)より広幅の係止部材挿通
穴(36)を切欠形成し、上記係止部材(32)を上記
係止部材挿通穴(36)に嵌入して下降させることによ
り、係止部材(32)の前端面(32e)を上記折曲部
(15a)(16a)の内面に係止させるようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0011】請求項2記載の第2の発明は、上記戸先ゴ
ムホルダー(21)の上端に、戸先側縦枠(11)の上
端面に係止する位置決め金具(39)を固着したことを
特徴とするものである。
【0012】請求項3記載の第3の発明は、上記位置決
め金具(39)に、戸先側縦枠(11)の後壁(11
c)の後面に係止するフック部(39b)を設けたこと
を特徴とするものである。
【0013】請求項4記載の第4の発明は、係止部材
(32)における前端上部に位置決め突部(32f)を
突設し、該位置決め突部(32f)の下端面(32g)
を上記係止部材挿通穴(36)の下端面(36a)に係
止させるようにしたことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】請求項1記載の第1の発明においては、戸先ゴ
ム(17)を固着した戸先ゴムホルダー(21)を、こ
れに固着した係止部材(32)を表裏面板(15)(1
6)における折曲部(15a)(16a)に形成した係
止部材挿通穴(36)に挿通して開口部(30)より戸
先側縦枠(11)内に嵌入する。そして、この嵌入後戸
先ゴムホルダー(21)を下方へ移動し、係止部材(3
2)の前端面(32e)を、係止部材挿通穴(36)以
外の折曲部(15a)(16a)の後面に係止させる。
この係止後に、戸先側縦枠(11)と戸先ゴムホルダー
(21)を、これらの上下部の一方において、取付ネジ
等の上下方向への移動を阻止する手段により相互に連結
する。
【0015】これにより、戸先ゴムホルダー(21)の
中間部が、その取付部が外視されることなく扉本体(1
0)に固定される。請求項2記載の第2の発明において
は、戸先ゴムホルダー(21)を上記のように下方へ移
動した場合に、位置決め金具(39)が戸先側縦枠(1
1)の上端面に当り、その下方への移動位置が定めら
れ、上記折曲部(15a)(16a)と係止部材(3
2)との係止関係及び、予め設定された戸先ゴムホルダ
ー(21)と戸先側縦枠(11)とを連結する取付ネジ
用の取付穴の位置関係が自然に定まる。
【0016】請求項3記載の第3の発明においては、位
置決め金具(39)のフック部(39b)が戸先側縦枠
(11)に係止することにより、該フック部(39b)
によっても戸先ゴムホルダー(21)が戸先側縦枠(1
1)から抜け出すことを防止できる。
【0017】請求項4記載の第4の発明においては、そ
の係止部材(32)における下部前端面(32e)が係
止部材挿通穴(36)以外の折曲部(15a)(16
a)の後面に係止して戸先ゴムホルダー(21)の外脱
が阻止され、更に位置決め突部(32f)の下端面(3
2g)が係止部材挿通穴(36)の下端面(36a)に
係止して戸先ゴムホルダー(21)の上下方向の位置決
めがされる。そのため、この係止部材(32)が上記請
求項2及び3記載の位置決め金具(39)と同様の作用
をも兼備する。
【0018】
【実施例】次に図1乃至図10に示す本発明の第1実施
例について説明する。10は扉本体で、図1に示すよう
に、戸先側縦枠11、戸尻側縦枠12、上下の横枠1
3,14からなる骨組みの表裏面に、表面板15及び裏
面板16を接着して構成されている。
【0019】17は戸先ゴムで、その後部に取付用突部
18が一体形成されている。該取付用突部18は戸先ゴ
ム17の長手方向(上下方向)の全長に亘って形成され
ていると共に、その表裏側面に、該取付用突部18の突
出方向が狹小するテーパ面からなるノコギリ歯状の係合
歯19,20が複数段並列形成されている。該係合歯1
9,20は戸先ゴム17の長手方向全長に亘って形成さ
れている。
【0020】21はアルミニウム型材等で形成された戸
先ゴムホルダーで、横断面がコ字状に形成され、その開
口端22側が若干拡開できるようにその表裏側壁23,
24が若干可撓性を有するように形成されている。
【0021】該表裏側壁23,24の内面には、その戸
先ゴムホルダー21の常態において、前記戸先ゴム側の
係合歯19,20に嵌合するノコギリ歯状の係合溝2
5,26が形成されている。
【0022】また、該戸先ゴムホルダー21における表
裏側壁23,24の先端には外方へ折曲する受け片2
7,28が形成されている。更に、戸先ゴムホルダー2
1は、図7に示すように、これを戸先側縦枠11に嵌合
した場合に、その後壁29が戸先側縦枠11における後
壁11cの内面に当接するように形成されている。
【0023】前記戸先側縦枠11の横断面形状は、戸先
側が開口するコ字状に形成されている。また、表裏面板
15,16の戸先側端は、若干内側に折曲されていると
共にその両折曲部15a,16aの先端相互間で形成さ
れる開口部30の幅L1 は、前記戸先ゴムホルダー21
が挿通できる程度に、戸先ゴムホルダー21の幅L2
り若干広い寸法に形成されている。
【0024】31は戸先側縦枠11と戸先ゴムホルダー
21とを相互に固着する雌雄からなる固定ネジで、図1
に示すように、扉の下部に位置して取付けるようになっ
ている。
【0025】尚、この固定ネジ31の取付用として、上
記取付用突部18、戸先ゴムホルダー21、戸先側縦枠
11及び表裏面板15,16には、夫々同一位置に図2
に示すように取付穴31aが形成されている。
【0026】32は横断面形状をコ字状に形成した係止
部材で、図2及び図6に示すように、その表裏側壁32
a,32bを、戸先ゴムホルダー21の外面に、その後
部から嵌合するとともに、該係止部材32と戸先ゴムホ
ルダー21と戸先ゴムの取付用突部18とにリベット3
3を貫通してこれをかしめて、戸先ゴムホルダー21に
固定されている。該表裏側壁32a,32bの板厚は、
この係止部材32の幅L3 と、上記受け板27,28の
幅L4 と、上記両折曲部15a,16a間で形成された
開口部30の幅L1 との寸法関係がL1 <L3 <L4
なるように設定されている(図6参照)。
【0027】係止部材32の後壁32cは、図4に示す
ように、戸先ゴムホルダー21の後壁29を切欠してこ
の切欠部29aに埋込状に嵌合され、その後壁32cの
後面と後壁29の後面とが面一になっている。
【0028】更に該係止部材32の前端面32eと戸先
ゴムホルダー21における受け片27,28との間に
は、図2及び図5に示すように、上記表裏面板15,1
6における折曲部15a,16aが嵌入する隙間34,
35が設けられている。
【0029】上記係止部材32は、図3(a)に示すよ
うに、戸先ゴムホルダー21の長手方向(上下方向)の
中間部に2個適宜間隔を存して配置固着されている。上
記表裏面板15,16の折曲部15a,16aには、該
両折曲部15a,16aの対向側端を切欠してなる係止
部材挿通穴36が形成されており、図5に示すように、
その横幅L5 は、上記係止部材32の横幅L3 よりも若
干大きく設定され、更に該穴36の縦幅L6 は、図3に
示すように、係止部材32の縦幅L7より若干大きく設
定されている。
【0030】更に該係止部材挿通穴36は、図3(b)
に示すように、表裏面板15,16における折曲部15
a,16aの長手方向(上下方向)の中間部に2個形成
されている。そして、該穴36と、上記係止部材32と
の位置関係は、戸先ゴムホルダー21が戸先側縦枠11
に対し図1に示すように固定ネジ31により位置決め固
定された状態において、図3に示すように、係止部材3
2の下端32dと係止部材挿通穴36の下端36aとが
D分だけ位相し、係止部材32の略下半分と折曲部15
a,16aとが重合するようになっている。
【0031】37は樹脂(塩化ビニール)製のライナー
で、上記戸先側縦枠11における表裏側壁11a,11
bの内面に接着剤により貼り付け固定されている。これ
は、図5に示すように、戸先ゴムホルダー21における
受け片27,28の幅L8 が、戸先ゴム17のエラ部1
7a内にかくれるように小さくなっており、更に、この
幅L8 の寸法よりも係止部材挿通穴36の幅L5 の寸法
が小さく、更にこの幅L5 の寸法よりも係止部材32の
幅L3 の寸法が小さく設定されている関係から、係止部
材32の表裏側面と戸先側縦枠11における表裏側壁1
1a,11bの内面との間に若干の隙間38が生じるた
め、この間で係止部材32が表裏方向にガタつかないよ
うに、ライナー37を介在させたものである。
【0032】尚、受け片27,28は、係止部材挿通穴
36以外の開口部30の折曲部15a,16aで係止さ
れるため、係止部材挿通穴36の幅L5 を表裏面板1
5,16の外面近くまで大きくして、係止部材32の幅
3 の寸法を大きくすれば、上記ライナー37は不要で
ある。
【0033】図1において、39は上記戸先ゴムホルダ
ー21の上端に固設した位置決め金具で、図10に示す
構造を有し、図8及び図9に示すように取付けられてい
る。図10において、39aは後部取付片、39bは後
部取付片39aの上端に一体形成したフック部で後方へ
逆U字状に折曲している。39cは後部取付片39aの
前側に固着した側部取付片で、矢印B方向からみて逆凵
字状に形成されている。39dは側部取付片39cに形
成した取付穴である。
【0034】該位置決め金具39の取付けは、図8及び
図9に示すように、その後部取付板39aを戸先ゴムホ
ルダー21の中間壁21aの後面に当て、側部取付片3
9cを戸先ゴムホルダー21の表裏側壁23,24の外
面に当て、これらをピン40,41で固定して取付られ
ている。
【0035】次に戸先ゴムの取付け操作について説明す
る。先ず、戸先ゴム17の取付用突部18を戸先ゴムホ
ルダー21内に開口端22から圧入し、係合歯19,2
0と25,26と噛合させる。この噛合により、戸先ゴ
ム17と戸先ゴムホルダー21との嵌合連結が強固に維
持される。また、戸先ゴムホルダー21の所定位置に係
止部材32を取付ける。更に、戸先ゴムホルダー21の
上端部に位置決め金具39を取付ける。
【0036】次で、上記のように戸先ゴム17を取付け
た戸先ゴムホルダー21を、これに取付けた係止部材3
2が表裏面板15,16における折曲部15a,16a
に形成した係止部材挿通穴36に合致するようにして開
口部30から戸先側縦枠11内に嵌入させる。このと
き、係止部材32も係止部材挿通穴36を通じて戸先側
縦枠11内に嵌入する。
【0037】そして、戸先ゴムホルダー21を、その受
け板27,28の内面が表裏面板15,16における折
曲部15a,16aの前面に当接した状態で下方へ移動
させる。これにより、係止部材挿通穴36の下部に位置
する折曲部15a,16aが図6に示すように受け板2
7,28の後面と係止部材32の前端面32eとの隙間
34,35間に挿入される。
【0038】上記戸先ゴムホルダ21の下方への移動に
より、戸先ゴムホルダー21の上端部に取付けた位置決
め金具39のフック部39bが図8に示すように、戸先
側縦枠11における後壁11cの上端部に嵌合する。こ
の嵌合により、戸先ゴムホルダー21の下方への移動が
規制され、該戸先ゴムホルダー21と扉本体10、すな
わち表裏面板15,16及び戸先側縦枠11との上下方
向の相互の位置決めがされる。
【0039】この位置決めにより、戸先側縦枠11と戸
先ゴムホルダー21等に、その下部に位置して穿設され
た取付穴31aが相互に自然に合致する。そのため、戸
先ゴムホルダー21を上下に移動調節して取付穴31a
を相互に合致させるための作業が不要になり、取付作業
が容易になる。
【0040】そして、上記取付穴31aに固定ネジ31
を挿通螺着して戸先ゴムホルダー21を戸先側縦枠11
に固定する。この固定により、戸先ゴムホルダー21と
扉本体10とが、上下方向に相対移動することなく固定
されるため、上記のように係止部材32が折曲部15
a,16aの内面に係止した状態が保持され、戸先ゴム
ホルダー21が戸先側縦枠11から外脱することが確実
に阻止される。
【0041】したがって、戸先ゴム17の上下方向の中
間部において、図1に示すような前方への力Aが作用し
ても、上記係止部材32の係止により、戸先ゴムホルダ
ー21と共に戸先ゴム17が扉本体10から前方へ抜け
出ることが防止される。
【0042】また、上記位置決め金具39のフック部3
9bが戸先側縦枠11における後壁11cの後面に係止
することにより、戸先ゴムホルダー21の前方への移
動、すなわち抜け出ることも阻止される。
【0043】尚、上記係止部材32と係止部材挿通穴3
6は、上記実施例においては上下方向に2個設けたが、
中央部に夫々1個設けて、中間部の1箇所で連結しても
よく、また、2箇所以上設けてもよい。
【0044】更に、固定ネジ31による固定は、上記実
施例においては、扉の下部としたが、上部等、適宜位置
に設けてもよい。図11は、上記戸先ゴム17における
取付用突部18と戸先ゴムホルダー21とを、上記実施
例のような係合歯19,20と係合溝25,26を形成
することなく嵌合し、取付用突部18の狹搾した首部1
8aで戸先ゴム17と戸先ゴムホルダー21とを連結し
たものである。
【0045】図12乃至図14は、上記位置決め金具3
9の変形例で、上記位置決め金具39の側部取付片39
cの後部にフック部39bを一体形成した位置決め金具
39eとし、その側部取付片39cに形成した取付穴3
9fを通じてピン41により戸先ゴムホルダー21に取
付け、フック部39bを戸先側縦枠11の後壁11cに
上記実施例と同様に係止させるようにしたものである。
【0046】図15は、上記図10に示す位置決め金具
39の変形例で、上記のフック部39bを水平片39g
のみとして位置決め金具39hを形成したものである。
本位置決め金具39hにおいても、水平片39gによっ
て戸先ゴムホルダー21の上下方向の位置決めが可能で
ある。
【0047】図16は上記図14に示す位置決め金具3
9eの変形例で、上記フック部39bを水平片39iの
みとして位置決め金具39jを形成したものである。本
位置決め金具39jにおいても、水平片39iによって
戸先ゴムホルダー21の上下方向の位置決めが可能であ
る。
【0048】図17及び図18は上記係止部材32の他
の実施例を示す。本実施例は、上記係止部材32におけ
る前端の上半部に、前方へ突出する位置決め突部32f
を形成し、上記実施例のように係止部材32を係止部材
挿通穴36に挿通して下降させた場合に、下段の前端面
32eが上記折曲部15a,16aの内面に係止し、上
段の位置決め突部32fが係止部材挿通穴36内に位置
してその下面32gが上記係止部材挿通穴36の下端面
36aに係止されるようになっいる。
【0049】本実施例によれば、係止部材32の前端面
32eにより戸先ゴムホルダー21の外脱を防止すると
ともに位置決め突部32fにより戸先ゴムホルダー21
の上下方向の位置決めが可能になり、上記実施例におけ
る位置決め金具、特に図15及び図16に示す位置決め
金具39h,39jが不要になる。また、この位置決め
突部32fを形成した係止部材32を戸先ゴムホルダー
21の上端近傍に設け、これに対応した位置に係止部材
挿通穴36を形成すれば、上記実施例における図8乃至
図10に示す位置決め金具39が不要になる。
【0050】
【発明の効果】以上のようであるから、請求項1記載の
発明によれば、戸先ゴムの交換時における着脱が、扉本
体を車体から取外すことなく行えるは勿論、特に、戸先
ゴムホルダーを、その上下方向の中間部において、取付
部が外視されることなく扉本体に固定でき、戸先ゴムの
中間部に前方への力が作用しても戸先ゴムが扉本体から
抜け出ることがない。しかも、戸先ゴムホルダーと扉本
体との固定ネジによる取付けは、1箇所のみで足り、取
付、取外し作業が従来のものに比べて容易になる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、係止部材の
係止位置関係と、戸先ゴムホルダーと扉本体との固定ネ
ジ用穴の位置関係は、位置決め金具によって自然に定ま
り、固定作業が容易になる。
【0052】請求項3記載の発明によれば、係止部材の
フック部によっても戸先ゴムホルダーの抜け出るのを防
止できるので、一層強固な固定ができる。請求項4記載
の発明によれば、係止部材が上記位置決め金具と同様の
作用をも兼備するため、上記の位置決め金具による効果
を、その位置決め金具を使用することなく、かつ簡易な
構造で発揮でき、着脱作業の容易化とコスト低減を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す扉の正面図。
【図2】 同じく構成部品を分離した状態の斜視図。
【図3】 (a)は戸先ゴムホルダーに戸先ゴムを付設
した状態の正面図、(b)は扉本体の前面図。
【図4】 戸先ゴムホルダーに付設した係止部材の係止
状態を示す正断面図。
【図5】 図4におけるX−X線断面図。
【図6】 図4におけるY−Y線断面図。
【図7】 図4におけるZ−Z線断面図。
【図8】 位置決め金具部を示す正面図。
【図9】 図8の平面図。
【図10】 位置決め金具の正面図。
【図11】 戸先ゴムと戸先ゴムホルダーとの連結の他
の例を示す平断面図。
【図12】 位置決め金具の他の例を示す取付状態の正
面図。
【図13】 図12の平面図。
【図14】 図12の位置決め金具の正面図。
【図15】 位置決め金具の更に他の例を示す正面図。
【図16】 位置決め金具の更に他の例を示す正面図。
【図17】 係止部材の他の実施例を示す斜視図。
【図18】 図17の係止部材の係止状態を示す正断面
図。
【図19】 従来の取付構造を示す扉の正面図。
【図20】 図19における取付部の分離平断面図。
【符号の説明】
10…扉本体 11…戸先側縦枠 11c…後壁 1
5,16…表裏面板 15a,16a…折曲部 17…
戸先ゴム 21…戸先ゴムホルダー 30…開口部32
…係止部材 32e…前端面 32f…位置決め突部
32g…下端面 36…係止部材挿通穴 39…位置決
め金具 39b…フック部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横倉 晃 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 安藤 六郎 愛知県名古屋市熱田区花表町20番12号 株 式会社成田製作所内 (72)発明者 石川 實 愛知県名古屋市熱田区花表町20番12号 株 式会社成田製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 戸先ゴムの後部に戸先ゴムホルダーを設
    け、扉本体を構成する戸先側縦枠の前面開口部から上記
    戸先ゴムホルダーを嵌合するものにおいて、 扉本体(10)を構成する表裏面板(15)(16)に
    おける上記戸先側縦枠(11)の前部を共に内側へ折曲
    すると共に該両折曲部(15a)(16a)の対向端面
    間に開口部(30)を形成して該開口部(30)から上
    記戸先ゴムホルダー(21)を嵌入するようにし、 上記戸先ゴムホルダー(21)の上下方向の中間部に
    は、該戸先ゴムホルダー(21)の表裏面より突出する
    係止部材(32)を固着し、上記開口部(30)を形成
    する折曲部(15a)(16a)には、上記開口部(3
    0)より広幅の係止部材挿通穴(36)を切欠形成し、
    上記係止部材(32)を上記係止部材挿通穴(36)に
    嵌入して下降させることにより、係止部材(32)の前
    端面(32e)を上記折曲部(15a)(16a)の内
    面に係止させるようにしたことを特徴とするホルダー付
    戸先ゴムの着脱構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の戸先ゴムホルダー(2
    1)の上端に、戸先側縦枠(11)の上端面に係止する
    位置決め金具(39)を固着したことを特徴とするホル
    ダー付戸先ゴムの着脱構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の位置決め金具(39)
    に、戸先側縦枠(11)の後壁(11c)の後面に係止
    するフック部(39b)を設けたことを特徴とするホル
    ダー付戸先ゴムの着脱構造。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の係止部材(32)におけ
    る前端上部に位置決め突部(32f)を突設し、該位置
    決め突部(32f)の下端面(32g)を上記係止部材
    挿通穴(36)の下端面(36a)に係止させるように
    したことを特徴とするホルダー付戸先ゴムの着脱構造。
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