JPH084293Y2 - 輪転印刷機の印圧調節装置 - Google Patents
輪転印刷機の印圧調節装置Info
- Publication number
- JPH084293Y2 JPH084293Y2 JP1987033251U JP3325187U JPH084293Y2 JP H084293 Y2 JPH084293 Y2 JP H084293Y2 JP 1987033251 U JP1987033251 U JP 1987033251U JP 3325187 U JP3325187 U JP 3325187U JP H084293 Y2 JPH084293 Y2 JP H084293Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- bearings
- cylinder
- printing
- eccentric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Rotary Presses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は輪転印刷機において、印刷時に版胴と圧胴と
の間で印刷される紙に作用する印圧を調節する印圧調節
装置に関するものである。
の間で印刷される紙に作用する印圧を調節する印圧調節
装置に関するものである。
輪転印刷機、例えば凹版印刷機において、凹版胴の周
面に装着された凹版の表面には、圧胴の周面が圧接され
ており、圧胴の爪にくわえられて搬送される紙には、凹
版面と圧胴との圧接面を通過するときに大きな印圧が作
用し、この印圧による加圧下において凹版面の画像が紙
に転写されて印刷が施される。
面に装着された凹版の表面には、圧胴の周面が圧接され
ており、圧胴の爪にくわえられて搬送される紙には、凹
版面と圧胴との圧接面を通過するときに大きな印圧が作
用し、この印圧による加圧下において凹版面の画像が紙
に転写されて印刷が施される。
そして、この印刷時の印圧は、紙厚や印刷物の仕様等
にしたがつてこれを調節する必要があり、従来、印圧調
節装置が圧胴側に設けられている。従来におけるこの種
の印圧調節装置は、左右のフレームの軸受孔に外周面を
回動自在に嵌合させた左右の偏心軸受を設け、この偏心
軸受の外周面に対して軸芯が偏心する内孔に圧胴の両端
軸を回転自在に軸支させたものであつて左右の偏心軸受
を同量だけ回動させることにより、偏心作用で圧胴が凹
版面に対し平行移動して印圧が調節される。そして、偏
心軸受の回動調節手段としては従来、圧胴着脱用の左右
の油圧シリンダをピストンロツドの進退方向へ移動調節
自在に支持させ、目盛を見ながらこれら左右の油圧シリ
ンダ支持部材を個々に移動調節するものか、あるいは油
圧シリンダと偏心軸受との連結中間部にターンバツクル
を設けて、これら左右のターンバツクルを個々に伸縮調
節するものであつた。
にしたがつてこれを調節する必要があり、従来、印圧調
節装置が圧胴側に設けられている。従来におけるこの種
の印圧調節装置は、左右のフレームの軸受孔に外周面を
回動自在に嵌合させた左右の偏心軸受を設け、この偏心
軸受の外周面に対して軸芯が偏心する内孔に圧胴の両端
軸を回転自在に軸支させたものであつて左右の偏心軸受
を同量だけ回動させることにより、偏心作用で圧胴が凹
版面に対し平行移動して印圧が調節される。そして、偏
心軸受の回動調節手段としては従来、圧胴着脱用の左右
の油圧シリンダをピストンロツドの進退方向へ移動調節
自在に支持させ、目盛を見ながらこれら左右の油圧シリ
ンダ支持部材を個々に移動調節するものか、あるいは油
圧シリンダと偏心軸受との連結中間部にターンバツクル
を設けて、これら左右のターンバツクルを個々に伸縮調
節するものであつた。
しかしながら、このような従来の印圧調節装置のう
ち、目盛を見ながら支持部材を移動調節する前者におい
ては、操作量を誤つたり、目盛機構が正常に動作しなか
つたりして左右の偏心軸受を同位相になるように調節す
ることが難しく圧胴の左右の端軸同士が偏心してひねる
おそれがあり、圧胴の軸受が損傷したりギアの歯当り不
良が発生したりして大きな事故となるおそれがあつた。
また、ターンバツクルを調節する後者においても同様の
欠点を有しているとともに、ターンバツクルの回動が重
くなつたりして操作性が良好でなかつた。さらにこれら
は左右両側を同時操作しないと操作が重くなるので、2
人で操作することになつて省力化が計れず、また機械の
運転中における調節が不可能であつた。
ち、目盛を見ながら支持部材を移動調節する前者におい
ては、操作量を誤つたり、目盛機構が正常に動作しなか
つたりして左右の偏心軸受を同位相になるように調節す
ることが難しく圧胴の左右の端軸同士が偏心してひねる
おそれがあり、圧胴の軸受が損傷したりギアの歯当り不
良が発生したりして大きな事故となるおそれがあつた。
また、ターンバツクルを調節する後者においても同様の
欠点を有しているとともに、ターンバツクルの回動が重
くなつたりして操作性が良好でなかつた。さらにこれら
は左右両側を同時操作しないと操作が重くなるので、2
人で操作することになつて省力化が計れず、また機械の
運転中における調節が不可能であつた。
本考案は以上のような点に鑑みなされたもので、左右
のフレームの軸孔に、この軸孔と嵌合する外周の軸芯と
内孔の軸芯とを偏心させた軸受を回動自在に軸支させて
これら左右の軸受を管状部材で連結し、この管状部材内
を貫通して前記左右の軸受の内孔に軸支させた軸を流体
圧シリンダで回動させることによりこの軸と連結部材で
連結された前記左右の偏心軸受を同期回動させるように
構成するとともに、前記左右の軸受いずれか一方の軸受
に連結されて前記軸をハンドル操作で回動させる回動手
段を設けた。
のフレームの軸孔に、この軸孔と嵌合する外周の軸芯と
内孔の軸芯とを偏心させた軸受を回動自在に軸支させて
これら左右の軸受を管状部材で連結し、この管状部材内
を貫通して前記左右の軸受の内孔に軸支させた軸を流体
圧シリンダで回動させることによりこの軸と連結部材で
連結された前記左右の偏心軸受を同期回動させるように
構成するとともに、前記左右の軸受いずれか一方の軸受
に連結されて前記軸をハンドル操作で回動させる回動手
段を設けた。
流体圧シリンダのピストンロツドを進退させると軸が
軸受の内孔内で回動してこの軸と連結部材で連結された
左右の偏心軸受が回動し、圧胴が版胴に対して着脱され
る。印圧調節手段を1箇所でハンドル操作すると、軸受
がフレーム側軸孔内で回動してその内孔に軸支された軸
が偏心作用で平行移動するので、この軸と連結された左
右の偏心軸受が同位相で回動し、圧胴が平行移動して印
圧が調節される。
軸受の内孔内で回動してこの軸と連結部材で連結された
左右の偏心軸受が回動し、圧胴が版胴に対して着脱され
る。印圧調節手段を1箇所でハンドル操作すると、軸受
がフレーム側軸孔内で回動してその内孔に軸支された軸
が偏心作用で平行移動するので、この軸と連結された左
右の偏心軸受が同位相で回動し、圧胴が平行移動して印
圧が調節される。
第1図ないし第3図は本考案に係る印圧調節装置を凹
版印刷機に実施した例を示し、第1図はその側面図、第
2図は要部の正面図、第3図は本考案を実施した凹版印
刷機の概要側面図である。図において、紙1が積載され
た給紙装置2とその前方の印刷装置3との間には、給紙
装置2のサツカ機構で上層から1枚ずつ送り出される紙
1を受けて印刷見当を合わせる差板4と、差板4上の紙
1をくわえて揺動するスイング装置5とが配設されてい
る。印刷ユニツト3には、爪6と爪台7とからなる3組
のくわえ爪装置8(以下爪8と略称する)が外周部を円
周方向に3等分する位置に配設された圧胴9が軸架され
ており、これにはほゞ同径の凹版胴10と、ほゞ1/3径の
渡し胴11および排紙胴12が対接されている。このうち渡
し胴11には、爪8と同構成の1組の爪が設けられてお
り、スイング装置5からくわえ替えた紙1を圧胴9の爪
8にくわえ替えさせるように構成されている。また排紙
胴12と同軸上のスプロケツトと図示しないスプロケツト
との間には、左右一対の排紙チエーン13が張架されてお
り、これには圧胴9の爪8から紙1をくわえ替えて排紙
チエーン13の走行とともに搬送する排紙爪が設けられて
いる。さらに凹版胴10の周面には、非画線部としての平
面と画線部としての凹部とで形成された凹版が装着され
ている。凹版の表面には、複数個の着肉ローラ14が対接
されており、これにはインキ壺15内で回転する壺ローラ
16が対接されている。17は壺ローラ16に対接しインキ壺
15から流出するインキを均らす振りローラである。さら
に凹版胴10には、洗浄液18が蓄えられた洗浄液槽19内で
凹版胴と同方向へ回転するワイピングローラ20が対接し
ており、凹版面の絵柄凹部周辺に付着した余分なインキ
を、このワイピングローラ20の押圧回転と洗浄液18の洗
浄作用とで拭き取るように構成されている。
版印刷機に実施した例を示し、第1図はその側面図、第
2図は要部の正面図、第3図は本考案を実施した凹版印
刷機の概要側面図である。図において、紙1が積載され
た給紙装置2とその前方の印刷装置3との間には、給紙
装置2のサツカ機構で上層から1枚ずつ送り出される紙
1を受けて印刷見当を合わせる差板4と、差板4上の紙
1をくわえて揺動するスイング装置5とが配設されてい
る。印刷ユニツト3には、爪6と爪台7とからなる3組
のくわえ爪装置8(以下爪8と略称する)が外周部を円
周方向に3等分する位置に配設された圧胴9が軸架され
ており、これにはほゞ同径の凹版胴10と、ほゞ1/3径の
渡し胴11および排紙胴12が対接されている。このうち渡
し胴11には、爪8と同構成の1組の爪が設けられてお
り、スイング装置5からくわえ替えた紙1を圧胴9の爪
8にくわえ替えさせるように構成されている。また排紙
胴12と同軸上のスプロケツトと図示しないスプロケツト
との間には、左右一対の排紙チエーン13が張架されてお
り、これには圧胴9の爪8から紙1をくわえ替えて排紙
チエーン13の走行とともに搬送する排紙爪が設けられて
いる。さらに凹版胴10の周面には、非画線部としての平
面と画線部としての凹部とで形成された凹版が装着され
ている。凹版の表面には、複数個の着肉ローラ14が対接
されており、これにはインキ壺15内で回転する壺ローラ
16が対接されている。17は壺ローラ16に対接しインキ壺
15から流出するインキを均らす振りローラである。さら
に凹版胴10には、洗浄液18が蓄えられた洗浄液槽19内で
凹版胴と同方向へ回転するワイピングローラ20が対接し
ており、凹版面の絵柄凹部周辺に付着した余分なインキ
を、このワイピングローラ20の押圧回転と洗浄液18の洗
浄作用とで拭き取るように構成されている。
概略以上のように構成された凹版印刷機の圧胴9は、
操作側フレーム21と原動側フレーム22との軸受孔にそれ
ぞれ回動自在に軸支された偏心軸受23の内孔23aに両端
軸9aを軸支されており、この偏心軸受23は、内孔23aの
軸芯Fと、フレーム21,22の軸受孔と嵌合する外周23bの
軸芯F1とを図に符号tで示すだけ偏心させている。
操作側フレーム21と原動側フレーム22との軸受孔にそれ
ぞれ回動自在に軸支された偏心軸受23の内孔23aに両端
軸9aを軸支されており、この偏心軸受23は、内孔23aの
軸芯Fと、フレーム21,22の軸受孔と嵌合する外周23bの
軸芯F1とを図に符号tで示すだけ偏心させている。
全体を符号24で示すものは、左右のフレーム21,22に
それぞれ回動自在に軸支された軸受25,26と、これらを
フレーム21,22の内側で連結する中空状に形成された管
状部材としての鍔付き管27とで一体的に形成された軸受
管であつて、左右の軸受25,26は、軸受孔による軸支外
周25a,26aの軸芯F2と、内孔25b,26bの軸芯F3とを図に符
号t1で示すだけ偏心させており、また、鍔付き管27の内
孔27aは、内孔25b,26bよりも大径に形成されている。左
右の軸受25,26の内孔25b,26bには、鍔付き管27の内孔27
aを貫通する軸28の両端部が回動自在に軸支されてお
り、この軸28の操作側フレーム21からの突出端部には、
レバー29が固定されている。30は、フレーム21にブラケ
ツト31を介して枢支された流体圧シリンダとしての油圧
シリンダであつて、そのピストンロツド32の作用端はレ
バー29の一方の遊端部に枢着されており、ピストンロツ
ド32を油圧で進退させることにより、レバー29を介して
軸28が正方向と逆方向とへそれぞれ回動するように構成
されている。さらにレバー29と偏心軸受23の端面とは両
端をレバー29と金具42とに枢着された伸縮自在なターン
バツクル33で連結されており、軸28の回動により偏心軸
受23が回動してその偏心作用により圧胴9が凹版胴10上
の凹版面に着脱される。なお、ターンバツクル33は、加
工誤差や組付誤差による左右の偏心位相のずれを修正す
るために設けられたものであつて、片側だけ設けてもよ
い。
それぞれ回動自在に軸支された軸受25,26と、これらを
フレーム21,22の内側で連結する中空状に形成された管
状部材としての鍔付き管27とで一体的に形成された軸受
管であつて、左右の軸受25,26は、軸受孔による軸支外
周25a,26aの軸芯F2と、内孔25b,26bの軸芯F3とを図に符
号t1で示すだけ偏心させており、また、鍔付き管27の内
孔27aは、内孔25b,26bよりも大径に形成されている。左
右の軸受25,26の内孔25b,26bには、鍔付き管27の内孔27
aを貫通する軸28の両端部が回動自在に軸支されてお
り、この軸28の操作側フレーム21からの突出端部には、
レバー29が固定されている。30は、フレーム21にブラケ
ツト31を介して枢支された流体圧シリンダとしての油圧
シリンダであつて、そのピストンロツド32の作用端はレ
バー29の一方の遊端部に枢着されており、ピストンロツ
ド32を油圧で進退させることにより、レバー29を介して
軸28が正方向と逆方向とへそれぞれ回動するように構成
されている。さらにレバー29と偏心軸受23の端面とは両
端をレバー29と金具42とに枢着された伸縮自在なターン
バツクル33で連結されており、軸28の回動により偏心軸
受23が回動してその偏心作用により圧胴9が凹版胴10上
の凹版面に着脱される。なお、ターンバツクル33は、加
工誤差や組付誤差による左右の偏心位相のずれを修正す
るために設けられたものであつて、片側だけ設けてもよ
い。
そして、操作側のフレーム21の内側には、スタツド34
が植設されておりこのスタツド34には、つまみ35付きの
操作軸36が、スラストベアリング37,38を介して回動自
在かつ摺動不能に挿入されている。この操作軸36の先端
ねじ部はロツド39のねじ孔に螺入されていて、進退調節
後、固定ねじ40で固定されており、ロツド39の他端は前
記軸受管24の一方の軸受25に形成されたレバー部25cに
枢着されている。41はバツクラツシュ吸収用のナツトで
ある。このように構成されていることにより、つまみ35
を把持して操作軸36を回動操作すると、ロツド39が進退
して軸受管24が回動し、左右の軸受25,26の偏心作用に
より、軸28が平行移動するので、左右の偏心軸受23が同
期して同位相だけ回動し、圧胴9が平行移動して凹版面
に対する印圧が調節される。
が植設されておりこのスタツド34には、つまみ35付きの
操作軸36が、スラストベアリング37,38を介して回動自
在かつ摺動不能に挿入されている。この操作軸36の先端
ねじ部はロツド39のねじ孔に螺入されていて、進退調節
後、固定ねじ40で固定されており、ロツド39の他端は前
記軸受管24の一方の軸受25に形成されたレバー部25cに
枢着されている。41はバツクラツシュ吸収用のナツトで
ある。このように構成されていることにより、つまみ35
を把持して操作軸36を回動操作すると、ロツド39が進退
して軸受管24が回動し、左右の軸受25,26の偏心作用に
より、軸28が平行移動するので、左右の偏心軸受23が同
期して同位相だけ回動し、圧胴9が平行移動して凹版面
に対する印圧が調節される。
以上のように構成された凹版印刷機の動作を説明す
る。差板4上へ送り出されてスイング装置5の爪でくわ
えられた紙1は、圧胴9の爪8にくわえ替えられ、圧胴
9の回転によりその周面に巻き付けられて凹版胴10との
間を通過したのち、排紙チエーン13の爪にくわえ替えら
れて搬送排出される。このとき、凹版胴10上の凹版面に
はインキ装置によつてインキが供給されていて、このイ
ンキのうち絵柄以外の余分なインキはワイピングローラ
20で拭き取られており、このようにして形成された絵柄
は、圧胴9と凹版胴10との間を通過する紙1に転写され
て印刷が施される。印刷に際しては、油圧シリンダ30の
ピストンロツド32が前進していてレバー29とターンバツ
クル33とを介して偏心軸受23が第1図の反時計方向へ回
動しており、偏心作用により印刷中の紙面へは圧胴9の
大きな印圧が作用している。
る。差板4上へ送り出されてスイング装置5の爪でくわ
えられた紙1は、圧胴9の爪8にくわえ替えられ、圧胴
9の回転によりその周面に巻き付けられて凹版胴10との
間を通過したのち、排紙チエーン13の爪にくわえ替えら
れて搬送排出される。このとき、凹版胴10上の凹版面に
はインキ装置によつてインキが供給されていて、このイ
ンキのうち絵柄以外の余分なインキはワイピングローラ
20で拭き取られており、このようにして形成された絵柄
は、圧胴9と凹版胴10との間を通過する紙1に転写され
て印刷が施される。印刷に際しては、油圧シリンダ30の
ピストンロツド32が前進していてレバー29とターンバツ
クル33とを介して偏心軸受23が第1図の反時計方向へ回
動しており、偏心作用により印刷中の紙面へは圧胴9の
大きな印圧が作用している。
印刷作業の中断時には、給紙が停止されると同時に油
圧シリンダ30のピストンロツド32が後退し、レバー29と
ターンバツクル33とを介して偏心軸受23が第1図の時計
方向へ回動するので、圧胴9は凹版面から離間して脱状
態となる。運転再開時には、油圧シリンダ30のピストン
ロツド32が前進して先程と同じように圧胴9が凹版面に
圧接されて着状態になる。
圧シリンダ30のピストンロツド32が後退し、レバー29と
ターンバツクル33とを介して偏心軸受23が第1図の時計
方向へ回動するので、圧胴9は凹版面から離間して脱状
態となる。運転再開時には、油圧シリンダ30のピストン
ロツド32が前進して先程と同じように圧胴9が凹版面に
圧接されて着状態になる。
印刷作業に先立ち、あるいは、印刷途中で圧胴9の印
圧を調節する場合には、つまみ35を把持して操作軸36を
回動操作すると、ロツド39を介してその先端が枢着され
たレバー部25cが揺動し、レバー25cを構成部材とする軸
受管24全体が回動する。この結果、軸受管24両端の軸受
25,26が同時に同位相だけ一体回動し、偏心作用により
軸28が平行移動するので、レバー29とターンバツクル33
とを介して左右の偏心軸受23が同時に同位相だけ回動
し、偏心作用により、圧胴9が平行移動して印圧が調節
される。
圧を調節する場合には、つまみ35を把持して操作軸36を
回動操作すると、ロツド39を介してその先端が枢着され
たレバー部25cが揺動し、レバー25cを構成部材とする軸
受管24全体が回動する。この結果、軸受管24両端の軸受
25,26が同時に同位相だけ一体回動し、偏心作用により
軸28が平行移動するので、レバー29とターンバツクル33
とを介して左右の偏心軸受23が同時に同位相だけ回動
し、偏心作用により、圧胴9が平行移動して印圧が調節
される。
以上の説明により明らかなように本考案によれば枚葉
印刷機の印圧調整装置において、左右のフレームの軸孔
に、この軸孔と嵌合する外周の軸芯と内孔の軸芯とを偏
心させた軸受を回動自在に軸支させてこれら左右の軸受
を管状部材で連結し、この管状部材内を貫通して前記左
右の軸受の内孔に軸支させた軸を流体圧シリンダで回動
させることによりこの軸と連結部材で連結された前記左
右の偏心軸受を同期回動させるように構成するととも
に、前記左右の軸受いずれか一方の軸受に連結されて前
記軸をハンドル操作で回動させる回動手段を設けたこと
により、圧胴の着脱が従来通り円滑に行なわれることは
もとより、操作手段の操作で軸受を回動操作する管状部
材を介して両側の偏心軸受が同期して同位相だけ回動す
るので、圧胴の両端軸が互に偏心してひねるというよう
なことがなく、軸受の損傷などが回避できて装置の耐用
性が向上するとともに、操作が軽くなつて操作性が向上
し、作業者1人での印圧調節が可能になつて省力化が計
れる。また、左右の軸受の内孔に軸支させた軸を管状部
材内を貫通させたので、省スペース化が計れ、小型化が
達成できる。
印刷機の印圧調整装置において、左右のフレームの軸孔
に、この軸孔と嵌合する外周の軸芯と内孔の軸芯とを偏
心させた軸受を回動自在に軸支させてこれら左右の軸受
を管状部材で連結し、この管状部材内を貫通して前記左
右の軸受の内孔に軸支させた軸を流体圧シリンダで回動
させることによりこの軸と連結部材で連結された前記左
右の偏心軸受を同期回動させるように構成するととも
に、前記左右の軸受いずれか一方の軸受に連結されて前
記軸をハンドル操作で回動させる回動手段を設けたこと
により、圧胴の着脱が従来通り円滑に行なわれることは
もとより、操作手段の操作で軸受を回動操作する管状部
材を介して両側の偏心軸受が同期して同位相だけ回動す
るので、圧胴の両端軸が互に偏心してひねるというよう
なことがなく、軸受の損傷などが回避できて装置の耐用
性が向上するとともに、操作が軽くなつて操作性が向上
し、作業者1人での印圧調節が可能になつて省力化が計
れる。また、左右の軸受の内孔に軸支させた軸を管状部
材内を貫通させたので、省スペース化が計れ、小型化が
達成できる。
第1図ないし第3図は本考案に係る枚葉印刷機の印圧調
節装置の実施例を示し、第1図はその側面図、第2図は
要部の正面図、第3図は本考案を実施した凹版印刷機の
概要側面図である。 9……圧胴、10……凹版胴、21,22……フレーム、23…
…偏心軸受、24……軸受管、25,26……軸受、27……鍔
付き管、28……軸、29……レバー、30……油圧シリン
ダ、32……ピストンロツド、33……ターンバツクル、35
……つまみ、36……ねじ軸、39……ロツド、F2……外周
の軸芯、F3……内孔の軸芯、t1……偏心寸法。
節装置の実施例を示し、第1図はその側面図、第2図は
要部の正面図、第3図は本考案を実施した凹版印刷機の
概要側面図である。 9……圧胴、10……凹版胴、21,22……フレーム、23…
…偏心軸受、24……軸受管、25,26……軸受、27……鍔
付き管、28……軸、29……レバー、30……油圧シリン
ダ、32……ピストンロツド、33……ターンバツクル、35
……つまみ、36……ねじ軸、39……ロツド、F2……外周
の軸芯、F3……内孔の軸芯、t1……偏心寸法。
Claims (1)
- 【請求項1】圧胴の両端軸を軸支するフレーム側の偏心
軸受を回動させることにより、この圧胴を版胴に対し着
脱させたり、圧胴に対する印圧を調節したりする輪転印
刷機の印圧調節装置において、左右のフレームの軸孔
に、この軸孔と嵌合する外周の軸芯と内孔の軸芯とを偏
心させた軸受を回動自在に軸支させてこれら左右の軸受
を管状部材で連結し、この管状部材内を貫通して前記左
右の軸受の内孔に軸支させた軸を流体圧シリンダで回動
させることによりこの軸と連結部材で連結された前記左
右の偏心軸受を同期回動させるように構成するととも
に、前記左右の軸受いずれか一方の軸受に連結されて前
記軸をハンドル操作で回動させる回動手段を設けたこと
を特徴とする輪転印刷機の印圧調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987033251U JPH084293Y2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 輪転印刷機の印圧調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987033251U JPH084293Y2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 輪転印刷機の印圧調節装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63141732U JPS63141732U (ja) | 1988-09-19 |
| JPH084293Y2 true JPH084293Y2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=30840689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987033251U Expired - Lifetime JPH084293Y2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 輪転印刷機の印圧調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084293Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008212826A (ja) | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Komori Corp | 液体塗布機械の接触圧調整方法、及び、液体塗布機械の接触圧調整装置 |
-
1987
- 1987-03-09 JP JP1987033251U patent/JPH084293Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63141732U (ja) | 1988-09-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2585995Y2 (ja) | 胴着脱装置 | |
| JPH043303B2 (ja) | ||
| US3366047A (en) | Skewing arrangement for plate cylinder and form rollers in printing press | |
| JPH082638B2 (ja) | 枚葉印刷機における画像調整装置 | |
| US2360340A (en) | Perfecting printing press | |
| EP3632684A1 (en) | Printing mechanism of offset printing machine | |
| JP2006321129A (ja) | インキ壷装置 | |
| JPH084293Y2 (ja) | 輪転印刷機の印圧調節装置 | |
| JP4505200B2 (ja) | 印刷機で押し当てと押し離しをする装置 | |
| US5390597A (en) | Offset press | |
| CA1066130A (en) | Ink ductor system | |
| JPH01258950A (ja) | 天地方向調整装置を有する枚葉印刷機 | |
| US4833988A (en) | Inking device for printing apparatus | |
| JPH01280556A (ja) | 操作レバーを有するオフセット印刷機 | |
| JPH0349753B2 (ja) | ||
| JPH0688402B2 (ja) | 印刷機の版胴・ゴム胴間印圧自動調節装置 | |
| JP2852761B2 (ja) | 印刷機の胴間すき間調整装置 | |
| JP2657275B2 (ja) | 印刷機の給水装置 | |
| CN112606534B (zh) | 一种商业印刷机的水墨共上装置 | |
| JPH08300610A (ja) | 輪転印刷機のナンバリングおよび刷り込み印刷の装置の制御装置 | |
| JPH074940Y2 (ja) | 番号印刷機の番号転換装置 | |
| JPH02257Y2 (ja) | ||
| JP2575422Y2 (ja) | 分割型ローラ装置 | |
| JP2531467Y2 (ja) | 印刷機のショック防止装置 | |
| JPH0686115B2 (ja) | 印刷機の胴着脱装置 |