JPH0842993A - スケールの除去・防止装置 - Google Patents

スケールの除去・防止装置

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JPH0842993A
JPH0842993A JP6199107A JP19910794A JPH0842993A JP H0842993 A JPH0842993 A JP H0842993A JP 6199107 A JP6199107 A JP 6199107A JP 19910794 A JP19910794 A JP 19910794A JP H0842993 A JPH0842993 A JP H0842993A
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JP
Japan
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liquid
coil
pipe
scale
treated
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JP6199107A
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English (en)
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Shinpei Fukamachi
進平 深町
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S K A KK
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S K A KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被処理液体の流れるパイプ内に組み込なまけれ
ばならない構造を必要とせず、対象の被処理液体流量範
囲にわたって操業を効率よく充分に達成する装置を提供
すること。 【構成】被処理液体に作用する磁界を発生するための少
なくとも1つのソレノイド状のコイルと、上記コイルの
両端へ接続する信号出力を少なくとも1つ有する制御装
置とを備え、上記コイルが上記制御装置の生成する励磁
信号によって励磁される接続端を有し、被処理液体の流
量に依存せずに連続的に周波数が変わる励磁信号を生成
するための生成手段を上記制御装置に備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スケールを予防又は除
去する目的で液体を処理するための装置に関するもの
で、被処理液体に作用する磁界を発生するためのソレノ
イド状のコイルを少なくとも1つを備えるとともに、上
記コイルの両端に接続され励磁信号で該コイルを励磁す
るための少なくとも1つの出力信号を有する制御装置を
備えた装置に関する。
【0002】
【発明の背景】水のような液体に、カルシウムやマグネ
シウムのイオンのような不純物が僅かなパーセントでも
存在すればスケールや大量の沈殿物が生成することにな
るから硫酸カルシウム、ケイ酸カルシウム及び硫酸マグ
ネシウムはスケールを生成する。なぜならば、この生成
反応が生じる液体が蒸発して、これらの塩の濃度が増大
し、晶出する飽和点に近づき、そして壁に付着するから
である。炭酸カルシウムは、例えば、非常に軟らかいス
ケールを生成し、または時々沈殿物を生成する。スケー
ルとして最も持続性のある形を持つものは硫酸カルシウ
ムである。硫酸カルシウムはパイプ、ボイラーなどの金
属壁に非常に強力に付着するため、これらパイプ、ボイ
ラーなどの使用を中止してそのスケールを除去する必要
がある。
【0003】例えば蒸気ボイラー内にスケールが発生す
ると、パイプ閉塞の可能性に加えて、熱交換が低下する
ので燃料使用量が高くなる。約0.2ミリのスケール層
でもボイラーを部分的に過熱させて損傷させる可能性が
ある。
【0004】上記カルシウムイオンやマグネシウムイオ
ン、また全てのマンガン、鉄及びアルミニウム不純物も
また家庭内使用では有害である。なぜならば、これらの
物質は石鹸と反応して不溶性のカルシウム、マグネシウ
ム、鉄及びアルミニウム塩を生成し、そのため、洗浄し
ようとしている材料の上に粘着性のある物質を、これら
の不純物を含む水中に生成させるからである。
【0005】既に知られているように、磁界中を動く電
荷はローレンツ力を受ける。このローレンツ力は磁界の
強さ、電荷量、電荷の移動速度、及び電荷移動方向に対
する磁力線の向きに比例する。もし、上記元素によって
汚染された液体が磁界の中に入ると、その液体分子、例
えば水分子は方向性を持つようになる。その結果、前記
不純物、特にカルシウムとマグネシウムのイオンは溶液
から析出して、例えば液体流中に老いたフィルターによ
って捕獲することができる。その結果スケールは全く生
成しなくなる。この周知の装置はソレノイド状のコイル
を備えているが、被処理液体は直流、固定周波数の交
流、あるいはパルス電流が印加されているコイルの内部
空間を通すため、パイプ装置に組み込まなければならな
い。そのため、装置を設置するためには現在使用してい
るパイプシステムの操業を停止しなければならないし、
装置を交換する等設置後のメンテナンスなどの運用面に
おいても同様の問題があった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前記背景の下に成立したもの
であって、被処理液体の流れるパイプ内に組み込なまけ
ればならない構造を必要とせず、対象の被処理液体流量
範囲にわたって操業を効率よく充分に達成する装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のスケールの除去・防止装置は、被処理液体
に作用する磁界を発生するための少なくとも1つのソレ
ノイド状コイルと、前記コイルの両端へ接続する信号出
力を少なくとも1つ有する制御装置とを備え、前記コイ
ルが前記制御装置の生成する励磁信号によって励磁され
る接続端を有し、被処理液体の流量に依存せずに連続的
に周波数が変わる励磁信号を生成するための生成手段を
前記制御装置が備えたことを特徴とする。
【0008】なお、上記生成手段が励磁信号の振幅を変
えるための制御入力手段を含み、被処理液体の流量に依
存する制御信号を生成するための少なくとも一つの変換
器手段が、被処理液体の流量に反比例して励磁信号の振
幅を変化させる目的で前記制御入力手段へ接続してもよ
い。
【0009】また、上記コイルが長手方向の巻軸を有す
るとともに、該巻軸を被処理液体の流れるパイプに対し
て平行にさせるように上記コイルを配置するための保護
スリーブを備えてもよい。
【0010】さらに、ハウジングと、被処理液体に作用
する磁界を発生するためのソレノイド状コイルを少なく
とも1つと、上記コイルの両端へ接続する信号出力を少
なくとも1つ有する制御装置とを備え、上記コイルと、
上記制御装置とを上記ハウジング内に収容し、該ハウジ
ングが前記パイプの外面長手方向に沿って固定する固定
手段を備えてもよい。
【0011】
【発明の作用】前記構成によれば、パイプの外部に配置
したコイルを制御装置に接続し、制御装置が生成した励
磁信号をコイルに与えると磁界が発生し、発生した磁界
がパイプ内を流れる液体にローレンツ力を与える。
【0012】また、変換器手段が被処理液体の流量を検
出して制御信号を生成するので、流量に反比例して励磁
信号の振幅が変化する。
【0013】そして、コイルに保護スリーブが備えられ
ているので、保護スリーブをパイプに平行に配置すると
コイルがパイプに対して平行に配置される。
【0014】また、コイルと制御装置とがハウジングの
内部に収容されているので、ハウジングをパイプに固定
するとコイルがパイプに対して平行に配置される。
【0015】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施態様につい
て説明する。
【0016】図1において符号1はスケールの防止・除
去装置を示し、このスケールの除去・防止装置1は、絶
縁した銅線などの導電体ワイヤをパイプ2の外周に巻き
付けたソレノイド状のコイル3と制御装置4とで構成さ
れ、上記コイル3は制御装置4の信号出力端子5、6に
接続されている。さらに、上記制御装置4の制御信号入
力端子7、8には上記パイプ2内を流れる液体の流量を
検出するトランジューサ9が接続されるとともに、上記
制御装置4には励磁電流がコイル3に印加されているこ
とを示すインジケータランプ10が設けられている。
【0017】なお上記パイプ2とコイル3との絶縁を確
実にするためにポリエステルシートなどの絶縁材11を
上記パイプ2の周囲に取着すればよい。
【0018】図2は制御装置4の構成を示し、電圧制御
発信器12には信号出力端子5、6を有するドライバ1
3が接続されている。上記電圧制御発振器12の周波数
は鋸波発振回路14によって制御されている。周波数の
範囲は700〜3000HZの間の周波数で着実に変化
する励磁信号が現実経験として有り得るほぼ全ての流体
に対して望ましい効果が得られるということが分かって
いる。
【0019】周波数を変化させるとともに、電圧制御発
振器12が生成する交流信号の振幅を変化させるため
に、トランジューサ9からの制御信号を供給するための
制御信号入力端子7、8を有する制御部15が備えられ
ている。このトランジューサ9は流体中に組み込まれる
一般的な流量計または、パイプの外側に配置され、流量
の状態を出力信号として発生する例えば超音波流量検出
センサなどを使用すればよい。
【0020】制御部15はトランジューサ9からの信号
により、もし液体流量が増加すれば電圧制御発振器12
あるいはドライバ13の出力信号の振幅を小さくし、液
体流量が減少すれば電圧制御発振器12あるいはドライ
バ13の出力信号の振幅を大きくするように設けられて
いる。
【0021】さらに、信号出力端子5、6を通してコイ
ル3に電流が供給されている間は点灯する発光ダイオー
ドで構成されたインジゲータランプ10が上記ドライバ
13に接続されるとともに、装置の作動状態を音声で確
認するためのスピーカ16が上記ドライバ13に接続さ
れている。このスピーカ16は、装置が作動中に信号出
力端子5、6を通して電流が全く流れない場合、例えば
コイル3が断線したような時、警告音を発生するように
設けられている。符号17は交流電源からスケールの除
去・防止装置1を作動させるための直流に変換する直流
電源回路であるが、この直流電源回路17は設置場所の
関係で、交流電源を供給できない時は、バッテリ、太陽
電池などから必要な電圧に変換するDCDCコンバータ
で構成してもよい。
【0022】上述のように構成されたスケールの除去・
防止装置1は被覆された銅線をパイプ2の周囲に巻き付
けたコイル3の両端を、制御装置4の信号出力端子5、
6に接続した後、スイッチを入れて電源を供給すると、
鋸波発振回路14によって700〜3000HZに制御
された励磁信号を発生し、コイルに印加されると磁界が
発生してパイプ内を流れる液体はローレンツ力を受け
る。このローレンツ力は前述したように磁界中を移動す
る電荷に作用するので、液体が磁界のなかに入ると、そ
の液体分子は方向性を持ち、液体中のカルシウムやマグ
ネシウムのイオンは析出して、例えば液体流中に置いた
フィルターによって捕獲することができる。
【0023】また、トランジューサ8を制御装置4に接
続した場合は、トランジューサ8がパイプ2内を流れる
液体の流量を検出し、検出した流量を制御信号として制
御部15に入力する、制御部15はパイプ2内を流れる
液体の流量に応じ、液体流量が増加すれば励磁信号の振
幅が減少するように、液体流量が減少すれば振幅を増加
するように処理する。このことにより励磁信号の振幅と
液体の流量との積を一定に保つことができ、最適の効果
を得ることができる。
【0024】なお、図3は2本のコイル3a、3bを使
用した状態を示し、コイル3aとコイル3bとは信号出
力端子5、6に直列に接続され、巻線の方向が反対に巻
いてあるので、反対方向の磁界が発生する。点線で示さ
れる仮想分割面aの近くで、2つの磁界の磁力線は、例
えば分割面aから離れて対面するコイル3aとコイル3
bとの両端での磁力線に比べてパイプ2をより横切る方
向へ向けられていることが明確に分かる。従って、液体
分子は、分割面aの近くにおいてより大きなローレンツ
効果を受けることができ、スケールの防止・除去の効果
を増大することができる。
【0025】次に、図4はコイル3を保護スリーブ18
内に配置した状態を示し、この保護スリーブ18をパイ
プ2に平行になる様に設置すればよい、このことにより
コイル3をパイプ2の周囲に巻き付ける必要がなく、設
置が簡単になるとともに、巻線の絶縁体が損傷した場合
に銅などのコイル金属と鋳鉄等の金属で形成されたパイ
プ2との間の電食作用による腐食を防止することができ
る。
【0026】さらに、図5は制御装置4とコイル3とを
ハウジング19内に一体に収容した状態を示し、コイル
3によって発生する磁界を強めるために、上記コイル3
は軟鉄、フェライト等の磁性体で形成された磁芯20に
巻き付けてもよい。上記コイル3は上記ハウジング19
をパイプ2に取着した時、コイル3の長手方向に巻軸が
パイプ2に平行になるように適宜方法でハウジング19
内に保持されている。なお、上記ハウジング19は上記
パイプ2に直接固定するためのパイプクリップ、固定バ
ンド(図示せず)が取着されている。このことにより、
ハウジング18をパイプ2に固定することにより、パイ
プ2内を流れる流体を処理することができるので、パイ
プ2にコイル3を巻つける必要がなく、設置を容易にす
ることができる。
【0027】
【効果】請求項1の発明によれば、被処理液体の流れて
いる現状のパイプの接続を外すことなく、上記パイプの
外側に簡単に設置することができる。さらに、コイルの
励磁信号の周波数を変えて種々の流量に対して時間的に
満足のいく平均的効果を得ることの出来る磁界を発生さ
せるので、スケールの除去・防止を効果的に行うことが
できる。
【0028】請求項2の発明によれば、パイプ内の液体
の流量を検出して励磁信号の振幅を変えているので、磁
界を液体流量の減少とともに強く、液体流量の増加とと
もに弱くすることができ、効果的なスケールの除去・防
止装置を提供することができる。さらに、液体流量の変
化にあわせて設定値を変更する必要がないので人手を煩
わす事がなく、運用管理上の面でも効率の良いスケール
の除去・防止装置を提供することができる。
【0029】請求項3の発明によれば、コイル3を保護
スリーブ内に巻き付けることによって設置が簡単になる
とともに、巻線の絶縁体が損傷した場合に銅などのコイ
ル金属と鋳鉄等の金属で形成されたパイプ2との間の電
食作用による腐食を防止することができる。
【0030】請求項4の発明によれば、コイルと制御装
置とがハウジング内に一体に配置されているので、コイ
ルをパイプに巻つける必要がなく設置を容易にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スケールの除去・防止装置の構成を示す斜視
図。
【図2】上記スケールの除去・防止装置の電気的構成を
示すブロック図。
【図3】他の実施例を示す実施態様説明図。
【図4】コイルを保護スリーブ内に配置した実施例を示
す実施態様説明図。
【図5】コイルと制御装置をハウジング内に収容した実
施例を示す実施態様説明図。
【符号の説明】
1 スケールの除去・防止装置 2 パイプ 3 コイル 4 制御装置 12 電圧制御発振器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプの内部に付着したスケールを除去
    し、又は付着を予防する目的で液体を処理するための装
    置において、パイプの外部に配置され、被処理液体に作
    用する磁界を発生するための少なくとも1つのソレノイ
    ド状のコイルと、前記コイルの両端へ接続する信号出力
    を少なくとも1つ有する制御装置とを備え、前記コイル
    が前記制御装置の生成する励磁信号によって励磁される
    接続端を有し、被処理液体の流量に依存せずに連続的に
    周波数が変わる励磁信号を生成するための生成手段を前
    記制御装置が備えたことを特徴とするスケールの除去・
    防止装置。
  2. 【請求項2】 前記生成手段が励磁信号の振幅を変える
    ための制御入力手段を備え、該制御入力手段に被処理液
    体の流量に反比例して励磁信号の振幅を変化させる目的
    で被処理液体の流量に依存する制御信号を生成するため
    の少なくとも一つの変換器手段を接続したことを特徴と
    する請求項1記載のスケールの除去・防止装置。
  3. 【請求項3】 前記コイルが長手方向の巻軸を有すると
    ともに、該巻軸を被処理液体の流れるパイプに対して平
    行にさせるように前記コイルを配置するための保護スリ
    ーブを前記コイルが備えたことを特徴とする請求項1記
    載のスケールの除去・防止装置。
  4. 【請求項4】 スケールの付着を予防し、又は除去する
    目的で液体を処理するための装置において、ハウジング
    と、被処理液体に作用する磁界を発生するためのソレノ
    イド状のコイルを少なくとも1つと、前記コイルの両端
    へ接続する信号出力を少なくとも1つ有する制御装置と
    を備え、前記コイルと、前記制御装置とが前記ハウジン
    グ内に配置され、該ハウジングが前記パイプの外面長手
    方向に沿って固定する固定手段を備えたことを特徴とす
    るスケールの除去・防止装置。
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