JPH0843041A - 三次元形状測定方法及び装置 - Google Patents

三次元形状測定方法及び装置

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JPH0843041A
JPH0843041A JP18325094A JP18325094A JPH0843041A JP H0843041 A JPH0843041 A JP H0843041A JP 18325094 A JP18325094 A JP 18325094A JP 18325094 A JP18325094 A JP 18325094A JP H0843041 A JPH0843041 A JP H0843041A
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JP
Japan
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axis
measured
inclination
displacement sensor
dimensional shape
Prior art date
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Application number
JP18325094A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadaaki Sakai
禎明 境
Nobuo Kitamura
信男 北村
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非接触式変位センサを用いた被測定物の三次
元形状の測定において、Z軸の制御系の安定を図るとと
もに高速かつ高精度の測定を可能にする。 【構成】 少なくとも2個の変位センサ4,5を3軸移
動機構10のZ軸3に取り付け、被測定物20上のX−
Y平面内で連続的に走査しながら、予め設定された計測
点ごとにZ方向の距離を測定し、その変位センサの出力
をデータ処理装置16に取り込み、被測定物の傾斜を求
め、求めた傾斜と走査速度からZ軸の最適な制御条件を
決定し、その最適制御条件でZ軸の高さを一定に制御す
る。この時のZ座標と計測点のX,Y座標を同期して記
憶装置18に記憶し、被測定物の三次元形状を算出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X−Y平面を構成する
定盤上に置かれた被測定物の三次元形状を非接触で連続
的に走査しながら測定する走査式の三次元形状測定方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の三次元形状測定方法には次のよう
なものがある。
【0003】第1の方法は、接触式の変位センサと3軸
移動機構を組み合わせたもので、タッチセンサをX−Y
平面内で走査しながら、タッチセンサのX,Y座標が所
定の位置にきたときに一旦X,Yの移動を停止し、その
後タッチセンサをZ方向下方に降下させ、タッチセンサ
先端が被測定物表面に接触したときの3軸移動機構の座
標値を読み取り、1計測点のX,Y,Zの三次元座標を
求める方法である。しかしこの方法は、所定の計測点で
のX,Yの移動の停止とZ方向の降下を繰り返さなけれ
ばならず、連続的な測定ができないことから測定時間が
かかる欠点がある。
【0004】第2の方法は、非接触式の変位センサと
X,Y2軸の移動機構を組み合わせたもので、変位セン
サをX−Y平面内で連続的に走査しながら、所定のX,
Y座標での変位センサの出力を読み取り、被測定物の
X,Y,Z座標を求める方法である。この方法は非接触
かつ連続的な測定のため、測定時間の短縮を図ることは
できるものの、変位センサの測定範囲を越える高低差を
もつ被測定物への適用はできない問題がある。
【0005】第3の方法は、X,Y,Zの3軸移動機構
のZ軸に非接触式変位センサを取り付け、この変位セン
サの出力が一定となるようにZ軸を制御し、このZ軸の
位置をエンコーダ等により検出することによって、所定
のX,Y座標でのZ座標を求め、被測定物のX,Y,Z
座標を求めるものである。しかしこの方法は、X,Y軸
の移動速度が速い場合や、被測定物の形状が複雑で、凹
凸の激しいような場合にはいわゆるサーボ遅れが生じ、
Z軸の制御がうまく追従せず、変位センサの出力を一定
にすることが困難となり、正確なZ座標を得ることがで
きない問題がある。
【0006】第4の方法は、特開平2−311705号
公報に示すように、第2の方法と第3の方法を組み合わ
せたもので、非接触式変位センサの出力を一定に保つよ
うにZ軸を制御し、この時のZ軸の位置をエンコーダ等
で検出し、かつ変位センサの出力も同時に検出して、両
者の値を加算することによって、サーボ遅れによる誤差
を解消しようとするものである。しかしこの方法によっ
ても、被測定物の形状がZ軸の正方向あるいは負方向
に、同一の向きに変化する場合にはサーボ遅れが累積
し、やがて変位センサの測定範囲を越えてしまう。また
これを避けるために、Z軸の軸方向の移動速度を上げる
と制御が過敏になり、Z軸制御系の振動や発振が発生す
る不具合が起こる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した諸
問題を解決するためになされたもので、非接触式変位セ
ンサをX−Y平面内で連続的に走査しながら、かつ、Z
軸の制御遅れやZ軸制御系の振動、発振などを引き起こ
すことなく、被測定物の三次元形状を高速かつ高精度に
測定することができる三次元形状測定方法及び装置を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る三次元形状
測定方法は、以下の(1)〜(5)の工程を有すること
を特徴とするものである。 (1)3軸移動機構のZ軸に取り付けられた少なくとも
2個の非接触式の変位センサをX−Y平面内で連続的に
走査しながら、予め設定された計測点に1つの前記変位
センサが一致するたびごとに、前記変位センサにより被
測定物までのZ方向の距離をそれぞれ測定する工程、
(2)前記工程において測定した2つのZ方向の距離か
ら被測定物の傾斜を求める工程、(3)予め設定された
走査速度と前記工程において求めた被測定物の傾斜から
前記Z軸の最適な制御条件を決定する工程、(4)前記
工程において決定した最適制御条件により前記Z軸を被
測定物からの高さが一定となるよう制御する工程、
(5)前記工程において前記Z軸の高さを一定に制御し
たときのZ座標と前記計測点のX,Y座標から被測定物
の三次元形状を算出する工程。
【0009】また、本発明の測定方法に使用する三次元
形状測定装置は、3軸移動機構のZ軸に取り付けられ、
被測定物までのZ方向の距離を測定する少なくとも2個
の非接触式の変位センサと、前記3軸移動機構の位置決
め制御装置と、前記変位センサの出力から被測定物の傾
斜を求める傾斜演算手段、求めた被測定物の傾斜と予め
設定された走査速度から前記Z軸の最適な制御条件を決
定する制御条件決定手段、及び決定した最適制御条件に
より前記Z軸を被測定物からの高さが一定となるよう制
御する制御手段を有するデータ処理装置と、前記Z軸の
高さを一定に制御したときの前記変位センサ及び前記位
置決め制御装置のX,Y,Z座標を記憶する記憶装置と
を備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明においては、少なくとも2個の非接触式
の変位センサが走査進行方向に一定に距離だけ離してZ
軸に取り付けられているので、これらの変位センサをX
−Y平面内で連続的に走査しながら、その一方の変位セ
ンサが予め設定された計測点に一致したときに、これら
の変位センサにより被測定物までのZ方向の距離を測定
することによって、被測定物の傾斜の大きさと向きが分
かる。この被測定物の傾斜状態(傾斜の大きさと向き)
を計測点ごとに検知し予測することによって、Z軸の被
測定物からの高さを一定に保つことが可能となる。すな
わち、被測定物の傾斜と予め設定された走査速度からZ
軸の最適な制御条件を決定し、その最適な制御条件でZ
軸の高さを一定に制御する。被測定物の傾斜状態は、例
えば制御パラメータで表わすことができ、この制御パラ
メータの最適条件を求めることによって被測定物の傾斜
状態に応じてZ軸の軸方向の加速度または速度を制御
し、Z軸の高さを一定に保つ。このため、Z軸の制御系
が安定し、制御遅れや振動、発振などは生じない。した
がって、Z軸を被測定物の表面状態に的確に追従させる
ことができ、変位センサの出力を一定に保つことができ
る。被測定物の三次元形状は、Z軸の高さを一定に制御
したときのZ座標と、計測点のX,Y座標を求めること
により、算出することができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の測定方法に使用する三次元形
状測定装置の概要図である。本実施例は、X軸レール1
に沿ってX方向に移動する門型の移動体2にY方向及び
Z方向に移動可能なZ軸3を設けることによって、3軸
移動機構10を構成するとともに、このZ軸3の下端部
に、被測定物20までのZ方向の距離を測定する2個の
非接触式変位センサ4,5を互いに接近させて取り付け
たものである。3軸移動機構10は、常用の手段で構成
されたX,Y,Z軸の移動機構からなるものである。被
測定物20は2本のX軸レール1間に設置された定盤
(図示せず)の上に載置される。この定盤は非接触式変
位センサ4,5を走査するためのX−Y平面を構成す
る。
【0012】本実施例では、3軸移動機構10の最大移
動量はX方向に10,000mm、Y方向に4,000mm 、Z方向に
2,000mm としており、各軸の最大移動速度は500mm/秒、
位置決め精度は0.1mm としている。
【0013】また、非接触式変位センサの種類としては
いくつかあるが、ヘリウム・ネオンガスレーザとCCD
素子を用いたものや、半導体レーザとCCD素子を用い
たもの、あるいは超音波を用いたものなどが代表的であ
る。
【0014】図2は上記測定装置を用いた測定システム
の構成を示すブロック図である。上記2個の非接触式変
位センサ4,5を装着したZ軸3を含むZ軸移動機構1
2は、さらにその変位センサ4,5をZ軸3と共にX−
Y平面内で連続的に移動させるX,Y軸移動機構による
X,Y走査移動機構11に搭載されている。変位センサ
4,5の出力はそれぞれアンプ13,14によって増幅
され、アンプ13,14の出力はインターフェース15
を通じてデータ処理装置16に取り込まれる。データ処
理装置16は、X,Y,Z軸移動機構の位置決め装置1
7に接続されており、3軸移動機構10の運転を制御す
るとともに、図示しない傾斜演算部、比較演算部、制御
条件決定部、速度制御部及び被測定物20の三次元形状
演算部を有するCPUとしての機能を有するものであ
る。各軸の移動機構にはエンコーダ等の位置検出器(図
示せず)が設けられており、これらの位置検出器の出力
をフィードバックすることにより、位置決め装置17に
より各軸の位置決めを行う。また、データ処理装置16
には、後述するように、3軸移動機構10の制御条件、
特にZ軸の走査速度、制御パラメータと加速度または移
動速度の関係や、変位センサ4,5の出力とX,Y走査
移動機構11の位置情報とを同期して記憶するための記
憶装置18が接続されている。
【0015】データ処理装置16は以下のような処理を
行う。まず、図3に、2個の変位センサ4,5の出力か
ら、被測定物20の傾斜を求める方法を示す。2個の変
位センサ4,5の間の距離をΔLとし、センサA
(4)、センサB(5)と被測定物20との距離をそれ
ぞれZ1 ,Z2 とする。このとき、被測定物20の高低
差Hは H=Z1 −Z2 …(1) また、被測定物20の絶対平面(定盤表面)30に対す
る傾斜角θは θ=tan -1{(Z1 −Z2 )/ΔL} …(2) によって求められる。すなわち、(1)式、(2)式よ
り、その計測点における被測定物20の傾斜の大きさと
向きが分かる。
【0016】さらに、Z軸3のX−Y平面における走査
速度をVとすると、 C1 =V/H (θ≠0) …(3) C2 =V/θ (θ≠0) …(4) で与えられるパラメータC1 ,C2 は、走査速度Vに対
する被測定物の傾斜の程度を表わすパラメータと定義で
きる。
【0017】データ処理装置16において、上記(1)
式から(4)式の計算を行い、位置決め制御装置17に
より計測点ごとにZ軸3の被測定物20からの高さを一
定に制御する。図4は上記パラメータC1 またはC2 に
よってZ軸3の高さを一定に制御するアルゴリズムを示
したもので、2個の変位センサ4,5の出力を常時参照
し、最適な制御条件でZ軸3の高さを一定に制御するこ
とにしている。まず、ステップS1 において、予め設定
された1計測点に一方の変位センサ、例えばセンサAが
一致したときに、センサA,Bの出力を取り込む。計測
点のX,Y座標は予め一定ピッチごとに設定されてお
り、例えば格子状の点として設定されている。次に、デ
ータ処理装置16の傾斜演算部により、上記(1)式、
(2)式より、その時の被測定物20の傾斜を計算する
(ステップS2 )。さらに、比較演算部により、上記
(3)式、(4)式より、パラメータC1 ,C2 を計算
し、それらの計算値でもって走査速度Vと被測定物20
の傾斜の程度を比較する(ステップS3 )。そして、制
御条件決定部により、Z軸3の制御パラメータC1 また
はC2 の最適条件を決定し(ステップS4 )、決定され
た最適条件の制御パラメータC1 またはC2 を制御部が
Z軸3の位置決め制御装置17に送り、Z軸3の高さを
制御する(ステップS5 )。これによって、Z軸3は被
測定物20の表面状態に追従して常に一定の高さに保持
される。この時のセンサAの出力であるZ座標と、計測
点ごとのX,Y座標を同期して記憶装置18に格納して
おき、後にこれらのX,Y,Z座標を取り出して、デー
タ処理装置16の三次元形状演算部または別に設けた演
算装置(図示せず)により被測定物20の三次元形状を
算出する。
【0018】上記の制御パラメータC1 またはC2 の最
適条件の決定方法は、例えば次のようにする。図5は制
御条件を最適化するための制御パラメータの与え方の一
例を示すもので、同図の(a),(b)に示すように、
Z軸3の軸方向の加速度αz 及び移動速度Vz をC1 ま
たはC2 の関数として、 αz =F1(C1)、または、αz =F2(C2) …(5) Vz =G1(C1)、または、Vz =G2(C2) …(6) のように定義するものである。(5)式、(6)式に従
って、例えば制御パラメータC1 またはC2 が大きいと
きはZ軸3の加速度αz または移動速度Vz を小さく
し、逆にC1 またはC2が小さいときはαz ,Vz を大
きくして、被測定物20の傾斜の程度に応じてZ軸3の
移動速度を制御する。このため、センサA,Bの出力を
一定に保つことができるとともに、Z軸3の制御遅れや
制御系の振動、発振などを生じることなく制御系を安定
させることができる。したがって、高速かつ高精度に被
測定物20の三次元形状を測定することができる。
【0019】上記の実施例では、非接触式の変位センサ
が2個の場合について説明したが、3個以上でもよく、
この場合、変位センサを一直線上に配置するよりも三角
形の頂点に配置するほうが平面的に走査でき、都合がよ
い。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、少なくと
も2個の非接触式の変位センサの出力から被測定物の傾
斜の大きさと向きを検知することができ、その傾斜の程
度に応じてZ軸の高さを一定に保つように制御するの
で、いかなる走査速度においても被測定物の形状に応じ
た最適なZ軸の制御を行うことができ、変位センサの出
力を一定に保つことができる。しかも、低速度から高速
度までのあらゆる走査速度においても、Z軸の制御遅れ
や制御系の振動、発振などを起こすことがなく、制御系
が安定するため、高速かつ高精度に被測定物の三次元形
状を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る三次元形状測定装置の
概要図である。
【図2】本発明の測定システム全体を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明において2個の変位センサの出力から被
測定物の傾斜を求める方法を示す説明図である。
【図4】本発明におけるZ軸の制御のアルゴリズムを示
すフローチャートである。
【図5】本発明における制御パラメータとZ軸の加速度
または移動速度の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 X軸レール 2 移動体 3 Z軸 4,5 変位センサ 10 3軸移動機構 11 X,Y走査移動機構 12 Z軸移動機構 13,14 アンプ 15 インターフェース 16 データ処理装置 17 位置決め制御装置 18 記憶装置 20 被測定物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3軸移動機構のZ軸に取り付けられた少
    なくとも2個の非接触式の変位センサをX−Y平面内で
    連続的に走査しながら、予め設定された計測点に1つの
    前記変位センサが一致するたびごとに、前記変位センサ
    により被測定物までのZ方向の距離をそれぞれ測定する
    工程と、 前記工程において測定した2つのZ方向の距離から被測
    定物の傾斜を求める工程と、 予め設定された走査速度と前記工程において求めた被測
    定物の傾斜から前記Z軸の最適な制御条件を決定する工
    程と、 前記工程において決定した最適制御条件により前記Z軸
    を被測定物からの高さが一定となるよう制御する工程
    と、 前記工程において前記Z軸の高さを一定に制御したとき
    のZ座標と前記計測点のX,Y座標から被測定物の三次
    元形状を算出する工程と、からなる三次元形状測定方
    法。
  2. 【請求項2】 3軸移動機構のZ軸に取り付けられ、被
    測定物までのZ方向の距離を測定する少なくとも2個の
    非接触式の変位センサと、 前記3軸移動機構の位置決め制御装置と、 前記変位センサの出力から被測定物の傾斜を求める傾斜
    演算手段、求めた被測定物の傾斜と予め設定された走査
    速度から前記Z軸の最適な制御条件を決定する制御条件
    決定手段、及び決定した最適制御条件により前記Z軸を
    被測定物からの高さが一定となるよう制御する制御手段
    を有するデータ処理装置と、 前記Z軸の高さを一定に制御したときの前記変位センサ
    及び前記位置決め制御装置のX,Y,Z座標を記憶する
    記憶装置と、を備えた三次元形状測定装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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