JPH0843263A - ローラ上における車両走行状態の検査装置 - Google Patents
ローラ上における車両走行状態の検査装置Info
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- JPH0843263A JPH0843263A JP6179892A JP17989294A JPH0843263A JP H0843263 A JPH0843263 A JP H0843263A JP 6179892 A JP6179892 A JP 6179892A JP 17989294 A JP17989294 A JP 17989294A JP H0843263 A JPH0843263 A JP H0843263A
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- vehicle body
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- roller
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両Vの各車輪WF,WRを載置して回転可
能なローラ4,5上で車輪WF,WRを回転させて車両
Vの走行状態を検査する場合に、車両走行時の車体V1
の上下振動発生箇所を自動的に安定して正確に検出でき
るようにする。 【構成】 車体V1の左右側方に車体V1に対し車幅方
向に進退可能にスライダ11を配置し、この各スライダ
11の先端部に揺動部材13を水平面内で揺動可能に支
持し、この揺動部材13の先端部両側に、車体V1にお
ける左右のサイドシルV2表面の前後端部に当接する回
転可能な測定ローラ17,17を支持し、この各測定ロ
ーラ17の回転から車体V1の上下方向の移動量をエン
コーダ18により検出し、この検出される移動量がそれ
ぞれ基準値を越えたときを上下振動の不良と判定する。
能なローラ4,5上で車輪WF,WRを回転させて車両
Vの走行状態を検査する場合に、車両走行時の車体V1
の上下振動発生箇所を自動的に安定して正確に検出でき
るようにする。 【構成】 車体V1の左右側方に車体V1に対し車幅方
向に進退可能にスライダ11を配置し、この各スライダ
11の先端部に揺動部材13を水平面内で揺動可能に支
持し、この揺動部材13の先端部両側に、車体V1にお
ける左右のサイドシルV2表面の前後端部に当接する回
転可能な測定ローラ17,17を支持し、この各測定ロ
ーラ17の回転から車体V1の上下方向の移動量をエン
コーダ18により検出し、この検出される移動量がそれ
ぞれ基準値を越えたときを上下振動の不良と判定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の各車輪を回転ロ
ーラ上に載置して回転させて車両の走行状態を検査する
検査装置に関し、特に車体の上下振動を検査するものに
関する。
ーラ上に載置して回転させて車両の走行状態を検査する
検査装置に関し、特に車体の上下振動を検査するものに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両の製造ラインの最終段階に
は、組み立てられた車両の各機能を検査するためのテス
タラインが設けられており、その中の1つで車輪のアラ
インメント調整やバランス調整等が行われる。
は、組み立てられた車両の各機能を検査するためのテス
タラインが設けられており、その中の1つで車輪のアラ
インメント調整やバランス調整等が行われる。
【0003】上記車輪のアラインメント調整を行う方法
として、従来、特開平3―285139号公報には、床
面に設置した回転可能なローラを有するローラテスタに
対し、その各ローラ上に車両の各車輪を載置し、各ロー
ラの回転により4つの車輪を同時に回転させた状態で各
車輪の車幅方向のストロークを検出し、このストローク
量が一定以下となるように、後輪及び前輪のトゥー調整
を行うものが提案されている。
として、従来、特開平3―285139号公報には、床
面に設置した回転可能なローラを有するローラテスタに
対し、その各ローラ上に車両の各車輪を載置し、各ロー
ラの回転により4つの車輪を同時に回転させた状態で各
車輪の車幅方向のストロークを検出し、このストローク
量が一定以下となるように、後輪及び前輪のトゥー調整
を行うものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
車輪のアラインメント調整やバランスの調整を行った場
合でも、車両の走行振動を完全になくすことはできず、
例えば車輪の取付不良等に起因してある程度の走行振動
が発生する。このため、その後、車両に検査員が乗り込
んでローラテスタ上で車両の実際の走行状態を作り、そ
のときの検査員の感応に基づいて車両の上下振動の良否
を検査することが行われる。
車輪のアラインメント調整やバランスの調整を行った場
合でも、車両の走行振動を完全になくすことはできず、
例えば車輪の取付不良等に起因してある程度の走行振動
が発生する。このため、その後、車両に検査員が乗り込
んでローラテスタ上で車両の実際の走行状態を作り、そ
のときの検査員の感応に基づいて車両の上下振動の良否
を検査することが行われる。
【0005】しかし、この検査は検査員の感応に基づい
ているので、その結果にばらつきがあるとともに、微妙
な振動を正確に判断することができず、しかも振動不良
の原因となる車輪を正確に特定できないという問題があ
る。
ているので、その結果にばらつきがあるとともに、微妙
な振動を正確に判断することができず、しかも振動不良
の原因となる車輪を正確に特定できないという問題があ
る。
【0006】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、上記の如きローラテスタ
上で車両の走行状態を検査する場合において、所定の検
査手段を加えることで、車両走行時の車体の不良となる
上下振動発生箇所を自動的に安定して正確に検出できる
ようにすることにある。
で、その目的とするところは、上記の如きローラテスタ
上で車両の走行状態を検査する場合において、所定の検
査手段を加えることで、車両走行時の車体の不良となる
上下振動発生箇所を自動的に安定して正確に検出できる
ようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべ
く、この発明では、ローラテスタ上で車両を定置走行さ
せる際、その車体の左右側面の車輪近くの前後位置にそ
れぞれ検出器を当接させ、この各検出器で車体の上下移
動量を検出して、その移動量を基に車体の上下振動を検
査するようにした。
く、この発明では、ローラテスタ上で車両を定置走行さ
せる際、その車体の左右側面の車輪近くの前後位置にそ
れぞれ検出器を当接させ、この各検出器で車体の上下移
動量を検出して、その移動量を基に車体の上下振動を検
査するようにした。
【0008】具体的には、請求項1の発明では、車両の
各車輪を載置して回転可能な回転ローラを備え、この回
転ローラ上で車輪を回転させて車両の走行状態を検査す
る検査装置として、車体における左右側面の前後部の車
輪近傍箇所に当接して該当接箇所の上下方向の移動量を
それぞれ検出する4つの上下位置検出器と、上記各上下
位置検出器により検出される移動量をそれぞれ基準値と
比較し、移動量が基準値を越えた上下位置検出器の当接
箇所を不良振動発生部と判定する上下振動判定手段とを
備える。
各車輪を載置して回転可能な回転ローラを備え、この回
転ローラ上で車輪を回転させて車両の走行状態を検査す
る検査装置として、車体における左右側面の前後部の車
輪近傍箇所に当接して該当接箇所の上下方向の移動量を
それぞれ検出する4つの上下位置検出器と、上記各上下
位置検出器により検出される移動量をそれぞれ基準値と
比較し、移動量が基準値を越えた上下位置検出器の当接
箇所を不良振動発生部と判定する上下振動判定手段とを
備える。
【0009】請求項2の発明では、上記各上下位置検出
器は、車体に当接して回転する測定ローラを備えてい
て、該測定ローラの回転により車体の上下移動量を検出
するように構成されているものとする。
器は、車体に当接して回転する測定ローラを備えてい
て、該測定ローラの回転により車体の上下移動量を検出
するように構成されているものとする。
【0010】請求項3の発明では、車体の左右側方に位
置する前後の上下位置検出器の車幅方向の移動量を検出
する車幅方向移動量検出器と、同様に、車体の左右側方
に位置する前後の上下位置検出器間の水平面内での揺動
量を検出する揺動量検出器と、上記車幅方向移動量検出
器により検出される移動量、及び揺動量検出器により検
出される揺動量をそれぞれ基準値と比較し、各量が基準
値を越えたときに車両の直進不良状態と判定する直進判
定手段とを備えた構成のものとする。
置する前後の上下位置検出器の車幅方向の移動量を検出
する車幅方向移動量検出器と、同様に、車体の左右側方
に位置する前後の上下位置検出器間の水平面内での揺動
量を検出する揺動量検出器と、上記車幅方向移動量検出
器により検出される移動量、及び揺動量検出器により検
出される揺動量をそれぞれ基準値と比較し、各量が基準
値を越えたときに車両の直進不良状態と判定する直進判
定手段とを備えた構成のものとする。
【0011】請求項4の発明では、車体の左右側方に車
体に対し車幅方向に進退可能に配置された左右1対のス
ライダと、この各スライダの先端部に水平面内で揺動可
能に支持され、各々の先端部両側に、車体の左右側方に
位置する前後の上下位置検出器をそれぞれ支持する左右
1対の揺動部材とを設け、上記揺動量検出器は、上記揺
動部材の揺動量を検出するように構成されているものと
する。
体に対し車幅方向に進退可能に配置された左右1対のス
ライダと、この各スライダの先端部に水平面内で揺動可
能に支持され、各々の先端部両側に、車体の左右側方に
位置する前後の上下位置検出器をそれぞれ支持する左右
1対の揺動部材とを設け、上記揺動量検出器は、上記揺
動部材の揺動量を検出するように構成されているものと
する。
【0012】請求項5の発明では、請求項4の発明と同
様に、車体の左右側方に車体に対し車幅方向に進退可能
に配置された左右1対のスライダと、各スライダの先端
部に水平面内で揺動可能に支持され、各々の先端部両側
に、車体の左右側方に位置する前後の上下位置検出器を
それぞれ支持する左右1対の揺動部材とを設ける。そし
て、上記車幅方向移動量検出器は、上記スライダの移動
量を検出するように構成されているものとする。
様に、車体の左右側方に車体に対し車幅方向に進退可能
に配置された左右1対のスライダと、各スライダの先端
部に水平面内で揺動可能に支持され、各々の先端部両側
に、車体の左右側方に位置する前後の上下位置検出器を
それぞれ支持する左右1対の揺動部材とを設ける。そし
て、上記車幅方向移動量検出器は、上記スライダの移動
量を検出するように構成されているものとする。
【0013】
【作用】上記の構成により、請求項1の発明では、回転
ローラ上に車両の各車輪を載置して回転させ、車両を定
置走行させて検査する場合、その走行状態にある車両の
車体における左右側面の前後部の車輪近傍箇所にそれぞ
れ上下位置検出器が当接し、この各検出器によりその当
接箇所の上下方向の移動量がそれぞれ検出される。そし
て、この各検出器により検出された移動量がそれぞれ上
下振動判定手段において基準値と比較され、移動量が基
準値を越えたときには、その基準値を越えた移動量を示
す上下位置検出器の当接箇所が不良振動発生部と判定さ
れる。従って、車体の上下振動が基準値を越えて大きく
なった箇所をそれぞれ検出器により独立的に検出でき、
車体の不良上下振動箇所を自動的に正確に安定して検査
することができる。
ローラ上に車両の各車輪を載置して回転させ、車両を定
置走行させて検査する場合、その走行状態にある車両の
車体における左右側面の前後部の車輪近傍箇所にそれぞ
れ上下位置検出器が当接し、この各検出器によりその当
接箇所の上下方向の移動量がそれぞれ検出される。そし
て、この各検出器により検出された移動量がそれぞれ上
下振動判定手段において基準値と比較され、移動量が基
準値を越えたときには、その基準値を越えた移動量を示
す上下位置検出器の当接箇所が不良振動発生部と判定さ
れる。従って、車体の上下振動が基準値を越えて大きく
なった箇所をそれぞれ検出器により独立的に検出でき、
車体の不良上下振動箇所を自動的に正確に安定して検査
することができる。
【0014】請求項2の発明では、上下位置検出器の各
々における測定ローラが車体に当接し、車体が上下振動
するとそれに応じて測定ローラが回転する。このため、
各測定ローラの回転に基づいて車体の上下移動量を検出
でき、車体の上下移動量を簡単な構造で正確に検出する
ことができる。
々における測定ローラが車体に当接し、車体が上下振動
するとそれに応じて測定ローラが回転する。このため、
各測定ローラの回転に基づいて車体の上下移動量を検出
でき、車体の上下移動量を簡単な構造で正確に検出する
ことができる。
【0015】請求項3の発明では、車体の左右側方に位
置する前後の上下位置検出器の車幅方向の移動量が車幅
方向移動量検出器により、また同じ車体左右側方の上下
位置検出器間の水平面内での揺動量が揺動量検出器によ
りそれぞれ検出される。そして、直進判定手段におい
て、上記各検出器により検出される移動量及び揺動量が
それぞれ基準値と比較され、各量が基準値を越えたとき
に車両の直進不良状態と判定される。このように車体左
右側方の前後の上下位置検出器の車幅方向の移動量及び
揺動量を基準値と比較することで、定置走行状態にある
車両の直進方向からのずれを判定でき、車両の直進性を
正確に検査することができる。
置する前後の上下位置検出器の車幅方向の移動量が車幅
方向移動量検出器により、また同じ車体左右側方の上下
位置検出器間の水平面内での揺動量が揺動量検出器によ
りそれぞれ検出される。そして、直進判定手段におい
て、上記各検出器により検出される移動量及び揺動量が
それぞれ基準値と比較され、各量が基準値を越えたとき
に車両の直進不良状態と判定される。このように車体左
右側方の前後の上下位置検出器の車幅方向の移動量及び
揺動量を基準値と比較することで、定置走行状態にある
車両の直進方向からのずれを判定でき、車両の直進性を
正確に検査することができる。
【0016】請求項4の発明では、車体の左右側方の各
スライダの先端部に揺動部材が水平面内で揺動可能に支
持され、この揺動部材の先端部両側に、車体の左右側方
に位置する前後の上下位置検出器がそれぞれ支持されて
いるので、上記車体左右側方の上下位置検出器同士は揺
動部材の揺動により水平面内で揺動可能となる。従っ
て、この揺動部材の揺動量を揺動量検出器で検出するこ
とで、車体左右側方の上下位置検出器間の水平面内での
揺動量を検出でき、その検出を簡単な構造で行うことが
できる。
スライダの先端部に揺動部材が水平面内で揺動可能に支
持され、この揺動部材の先端部両側に、車体の左右側方
に位置する前後の上下位置検出器がそれぞれ支持されて
いるので、上記車体左右側方の上下位置検出器同士は揺
動部材の揺動により水平面内で揺動可能となる。従っ
て、この揺動部材の揺動量を揺動量検出器で検出するこ
とで、車体左右側方の上下位置検出器間の水平面内での
揺動量を検出でき、その検出を簡単な構造で行うことが
できる。
【0017】請求項5の発明では、請求項4の発明と同
様に、車体の左右側方の各スライダの先端部に揺動部材
が水平面内で揺動可能に支持され、この揺動部材の先端
部両側に1対の上下位置検出器がそれぞれ支持されてい
るので、車体左右側方の前後の上下位置検出器はスライ
ダの進退移動により車幅方向に移動する。従って、この
スライダの移動量を車幅方向移動量検出器で検出するこ
とで、車体左右側方の上下位置検出器の移動量を検出で
き、その検出を簡単な構造で行うことができる。
様に、車体の左右側方の各スライダの先端部に揺動部材
が水平面内で揺動可能に支持され、この揺動部材の先端
部両側に1対の上下位置検出器がそれぞれ支持されてい
るので、車体左右側方の前後の上下位置検出器はスライ
ダの進退移動により車幅方向に移動する。従って、この
スライダの移動量を車幅方向移動量検出器で検出するこ
とで、車体左右側方の上下位置検出器の移動量を検出で
き、その検出を簡単な構造で行うことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例に係る検査装置を示し、1
は車両製造ライン終端のテスタラインに設置された検査
ステーション、2はそのフロアで、このフロア2の所定
位置には開口部3,3,…が車両Vにおける各車輪W
F,WRの位置に対応して凹陥形成され、前輪WFに対
応する前側開口部3内には車両Vの前輪WFを載置して
回転可能な前輪用ローラ4が、また後輪WRに対応する
後側開口部3内には後輪WRを載置して回転可能な後輪
用ローラ5がそれぞれ各々の一部をフロア2面から突出
させた状態で収容されている。上記各前輪用ローラ4
は、その回転軸心が前輪WFの真下位置に配置されてい
て、ローラ頂部に前輪WFを載置するようになってい
る。一方、後輪用ローラ5は前後1対のローラ5F,5
Rからなり、その両ローラ5F,5R間に後輪WRを載
置する。そして、後輪用ローラ5の前後ローラ5F,5
R同士、及びこの後輪用ローラ5の前側ローラ5R及び
前輪用ローラ4同士はそれぞれ図外のベルト伝動等の伝
動機構で同じ方向に同期回転可能に連結されており、車
両Vを検査ステーション1に乗り入れて各車輪WF,W
Rをローラ4,5上に載置し、これらローラ4,5上に
おいて、車両Vの駆動車輪WR(又はWF)によりそれ
を載置するローラ5(又は4)を駆動回転させるととも
に、非駆動車輪WF(又はWR)を載置しているローラ
4(又は5)をも伝動機構を介して回転させ、この車輪
WF,WR及びローラ4,5を回転させた状態で車両V
を定置走行させてその走行状態を検査するようにしてい
る。
する。図1は本発明の実施例に係る検査装置を示し、1
は車両製造ライン終端のテスタラインに設置された検査
ステーション、2はそのフロアで、このフロア2の所定
位置には開口部3,3,…が車両Vにおける各車輪W
F,WRの位置に対応して凹陥形成され、前輪WFに対
応する前側開口部3内には車両Vの前輪WFを載置して
回転可能な前輪用ローラ4が、また後輪WRに対応する
後側開口部3内には後輪WRを載置して回転可能な後輪
用ローラ5がそれぞれ各々の一部をフロア2面から突出
させた状態で収容されている。上記各前輪用ローラ4
は、その回転軸心が前輪WFの真下位置に配置されてい
て、ローラ頂部に前輪WFを載置するようになってい
る。一方、後輪用ローラ5は前後1対のローラ5F,5
Rからなり、その両ローラ5F,5R間に後輪WRを載
置する。そして、後輪用ローラ5の前後ローラ5F,5
R同士、及びこの後輪用ローラ5の前側ローラ5R及び
前輪用ローラ4同士はそれぞれ図外のベルト伝動等の伝
動機構で同じ方向に同期回転可能に連結されており、車
両Vを検査ステーション1に乗り入れて各車輪WF,W
Rをローラ4,5上に載置し、これらローラ4,5上に
おいて、車両Vの駆動車輪WR(又はWF)によりそれ
を載置するローラ5(又は4)を駆動回転させるととも
に、非駆動車輪WF(又はWR)を載置しているローラ
4(又は5)をも伝動機構を介して回転させ、この車輪
WF,WR及びローラ4,5を回転させた状態で車両V
を定置走行させてその走行状態を検査するようにしてい
る。
【0019】上記検査ステーション1における左右側方
のフロア2面上にはそれぞれ検査ユニット8,8が設置
されている。この左右の検査ユニット8,8は何れも同
じもので、図示される右側についてのみ説明すると(左
側検査ユニット8については同じ符号を付してその詳細
な説明は省略する)、この検査ユニット8は、左右方向
(検査車両Vの車幅方向)に延びるシリンダ9を有す
る。このシリンダ9は後述の制御表示装置31からの制
御信号を受けて伸縮作動するもので、そのピストンロッ
ド10は車両V側に突出し、該ピストンロッド10の先
端にはスライダ11が一体に連結されている。つまり、
スライダ11は車体V1の右側位置でシリンダ9の伸縮
動作によって車体V1に対し車幅方向に進退可能とされ
ている。
のフロア2面上にはそれぞれ検査ユニット8,8が設置
されている。この左右の検査ユニット8,8は何れも同
じもので、図示される右側についてのみ説明すると(左
側検査ユニット8については同じ符号を付してその詳細
な説明は省略する)、この検査ユニット8は、左右方向
(検査車両Vの車幅方向)に延びるシリンダ9を有す
る。このシリンダ9は後述の制御表示装置31からの制
御信号を受けて伸縮作動するもので、そのピストンロッ
ド10は車両V側に突出し、該ピストンロッド10の先
端にはスライダ11が一体に連結されている。つまり、
スライダ11は車体V1の右側位置でシリンダ9の伸縮
動作によって車体V1に対し車幅方向に進退可能とされ
ている。
【0020】上記スライダ11は、ピストンロッド10
の先端部に結合された基部11aと、該基部11aから
互いに上下に間隔をあけて車体V1側に延びる二股状の
支持部11b(先端部)と、基部11aからピストンロ
ッド10と直交する方向たる車体前後方向に延びかつ各
先端部が車体V1側に折曲げ形成され、後述の揺動部材
13の揺動を所定以下に規制する前後1対の規制部11
c,11cとを有する。
の先端部に結合された基部11aと、該基部11aから
互いに上下に間隔をあけて車体V1側に延びる二股状の
支持部11b(先端部)と、基部11aからピストンロ
ッド10と直交する方向たる車体前後方向に延びかつ各
先端部が車体V1側に折曲げ形成され、後述の揺動部材
13の揺動を所定以下に規制する前後1対の規制部11
c,11cとを有する。
【0021】また、上記スライダ11の先端部たる支持
部11bには揺動部材13が上下に貫通する揺動軸14
により水平面内で揺動可能に連結支持されている。この
揺動部材13は、スライダ11の支持部11bに支持さ
れた基部13aと、この基部13aの先端部に中央部に
て一体に固定され、基部13aと直交する方向たる車体
前後方向に延びるロッド状の支持部13bとからなる。
部11bには揺動部材13が上下に貫通する揺動軸14
により水平面内で揺動可能に連結支持されている。この
揺動部材13は、スライダ11の支持部11bに支持さ
れた基部13aと、この基部13aの先端部に中央部に
て一体に固定され、基部13aと直交する方向たる車体
前後方向に延びるロッド状の支持部13bとからなる。
【0022】そして、上記揺動部材13の支持部13b
両端には、車体V1右側のサイドシルV2表面の前後端
部で車輪WF,WR近傍の箇所に当接して該当接箇所
(サイドシルV2)の上下方向の移動量をそれぞれ検出
する前後1対の上下位置検出器16,16が支持されて
いる。この各上下位置検出器16は、図2及び図3に拡
大詳示するように、揺動部材13の支持部13b先端に
回転自在に支持された測定ローラ17を備え、この測定
ローラ17は、シリンダ9が伸長してスライダ11が揺
動部材13と共に前進したときに車体V1右側のサイド
シルV2表面に当接しかつその当接状態で車体V1(サ
イドシルV2)の上下移動に応じて回転するようになっ
ている。
両端には、車体V1右側のサイドシルV2表面の前後端
部で車輪WF,WR近傍の箇所に当接して該当接箇所
(サイドシルV2)の上下方向の移動量をそれぞれ検出
する前後1対の上下位置検出器16,16が支持されて
いる。この各上下位置検出器16は、図2及び図3に拡
大詳示するように、揺動部材13の支持部13b先端に
回転自在に支持された測定ローラ17を備え、この測定
ローラ17は、シリンダ9が伸長してスライダ11が揺
動部材13と共に前進したときに車体V1右側のサイド
シルV2表面に当接しかつその当接状態で車体V1(サ
イドシルV2)の上下移動に応じて回転するようになっ
ている。
【0023】また、揺動部材13の支持部13b先端近
傍にはロータリエンコーダからなる第1エンコーダ18
がブラケット19を介して支持され、この第1エンコー
ダ18の入力軸18aにはギヤ20が一体に取り付けら
れ、このギヤ20は上記測定ローラ17に回転一体に取
り付けたギヤ21と噛合しており、車体V1の上下移動
に伴う測定ローラ17の回転をギヤ21,20を介して
第1エンコーダ18に伝達し、その第1エンコーダ18
により車体V1において測定ローラ17の当接箇所(サ
イドシルV2)の上下方向の移動量を検出するようにし
ている。
傍にはロータリエンコーダからなる第1エンコーダ18
がブラケット19を介して支持され、この第1エンコー
ダ18の入力軸18aにはギヤ20が一体に取り付けら
れ、このギヤ20は上記測定ローラ17に回転一体に取
り付けたギヤ21と噛合しており、車体V1の上下移動
に伴う測定ローラ17の回転をギヤ21,20を介して
第1エンコーダ18に伝達し、その第1エンコーダ18
により車体V1において測定ローラ17の当接箇所(サ
イドシルV2)の上下方向の移動量を検出するようにし
ている。
【0024】さらに、上記スライダ11の支持部11b
に揺動部材13を支持する揺動軸14は揺動部材13と
一体回転するものとされ、この揺動軸14には揺動量検
出器としてのロータリエンコーダからなる第2エンコー
ダ23が取り付けられており、この第2エンコーダ23
により車体V1側方の1対の上下位置検出器16,16
間の水平面内での揺動量を揺動部材13の揺動量として
検出するようにしている。
に揺動部材13を支持する揺動軸14は揺動部材13と
一体回転するものとされ、この揺動軸14には揺動量検
出器としてのロータリエンコーダからなる第2エンコー
ダ23が取り付けられており、この第2エンコーダ23
により車体V1側方の1対の上下位置検出器16,16
間の水平面内での揺動量を揺動部材13の揺動量として
検出するようにしている。
【0025】また、スライダ11の基部11aには該基
部11aからピストンロッド10と平行に車体V1から
離れる方向に延びるラック24が取り付けられている。
また、シリンダ9の側方には車幅方向移動量検出器とし
てのロータリエンコーダからなる第3エンコーダ26が
支持され、この第3エンコーダ26の入力軸26aはピ
ストンロッド10と直交する方向たる車体前後方向に延
び、その入力軸26aには上記ラック24と噛合するピ
ニオン27が一体に取り付けられており、この第3エン
コーダ26により車体V1側方の1対の上下位置検出器
16,16の車幅方向の移動量をスライダ11の移動量
として検出するようにしている。尚、上記シリンダ9、
ラック24、第3エンコーダ26等は矩形ボックス状の
カバー28で覆われている。
部11aからピストンロッド10と平行に車体V1から
離れる方向に延びるラック24が取り付けられている。
また、シリンダ9の側方には車幅方向移動量検出器とし
てのロータリエンコーダからなる第3エンコーダ26が
支持され、この第3エンコーダ26の入力軸26aはピ
ストンロッド10と直交する方向たる車体前後方向に延
び、その入力軸26aには上記ラック24と噛合するピ
ニオン27が一体に取り付けられており、この第3エン
コーダ26により車体V1側方の1対の上下位置検出器
16,16の車幅方向の移動量をスライダ11の移動量
として検出するようにしている。尚、上記シリンダ9、
ラック24、第3エンコーダ26等は矩形ボックス状の
カバー28で覆われている。
【0026】上記各検査ユニット8のシリンダ9は車両
Vの前方のフロア2面上に設置した制御表示装置31に
より伸縮作動を制御されるようになっている。この制御
表示装置31には、接続状態を図示していないが、上記
第1〜第3エンコーダ18,23,26の各々の出力信
号と、車両Vの運転席に着座した検査員が操作可能なス
タートスイッチ32及び終了スイッチ33の各信号とが
入力されている。また、制御表示装置31は複数の表示
部31a,31a,…を備えている。
Vの前方のフロア2面上に設置した制御表示装置31に
より伸縮作動を制御されるようになっている。この制御
表示装置31には、接続状態を図示していないが、上記
第1〜第3エンコーダ18,23,26の各々の出力信
号と、車両Vの運転席に着座した検査員が操作可能なス
タートスイッチ32及び終了スイッチ33の各信号とが
入力されている。また、制御表示装置31は複数の表示
部31a,31a,…を備えている。
【0027】ここで、上記制御表示装置31における検
査の手順を図4により説明すると、検査員が車両Vに乗
って定置走行させている状態において、まず、車体V1
の上下振動を検査する。すなわち、最初のステップS1
で車速が所定値(例えば120km/H)になったかど
うかを判定し、この判定がYESになると、ステップS
2においてスタートスイッチ32がON操作されたかど
うかを判定する。この判定がYESになると、ステップ
S3で、左右の検査ユニット8,8における各シリンダ
9を伸長させてスライダ11を揺動部材13と共に車体
V1側に前進させ、揺動部材13の支持部13b先端に
おける上下位置検出器16,16の各測定ローラ17を
前進させる。そして、ステップS4において、上記各測
定ローラ17が車体V1の左右のサイドシルV2表面に
当接したか否かを判定し、この判定がYESになると、
ステップS5でこのときの第3エンコーダ26の出力値
を記憶する。次のステップS6では、上記測定ローラ1
7に駆動連結されている第1エンコーダ18毎に、その
出力値が予め設定している基準値を越えたかどうかを判
定する。この判定がYESのときには、その基準値を越
えた出力値のエンコーダ18に対応する車輪WF,WR
の取付けやバランス調整等が不良であることを制御表示
装置31の対応する表示部31aに表示し、しかる後に
車両Vの直進性の評価を行う。一方、ステップS6の判
定がNOのときには、そのまま直進性の評価を行う 上記直進性の評価は、まず、ステップS8において検査
員が車両VのハンドルV3を離すことから開始する。次
いでステップS9に進み、車体V1が本来の直進方向か
ら左右一方に流れることで、揺動部材13が揺動して第
2エンコーダ23,23各々の出力値が基準値を越えた
か、或いは車両Vの左右一方のスライダ11が前進しか
つ他方のスライダ11が後退して両第3エンコーダ2
6,26の出力値と上記各記憶値との差が基準値を越え
たかどうかを判定する。この判定がYESのときには、
ステップS10において上記第2及び第3エンコーダ2
3,26の出力値の変化特性から直進性の不良を車体V
1の流れ方向と共に制御表示装置31の表示部31aで
表示した後、ステップS11に進む。一方、ステップS
9の判定がNOのときには、そのままステップS11に
進む。このステップS11においては、終了スイッチ3
3がON操作されたかどうかを判定する。この判定がY
ESになると、ステップS12で左右の検査ユニット
8,8における各シリンダ9を収縮させてスライダ11
を揺動部材13と共に車体V1側から後退させ、ステッ
プS13で上記シリンダ9の収縮による測定ローラ17
の後退を確認した後、ステップS14で検査員が車速を
低下させる。以上で一連の検査を終了する。
査の手順を図4により説明すると、検査員が車両Vに乗
って定置走行させている状態において、まず、車体V1
の上下振動を検査する。すなわち、最初のステップS1
で車速が所定値(例えば120km/H)になったかど
うかを判定し、この判定がYESになると、ステップS
2においてスタートスイッチ32がON操作されたかど
うかを判定する。この判定がYESになると、ステップ
S3で、左右の検査ユニット8,8における各シリンダ
9を伸長させてスライダ11を揺動部材13と共に車体
V1側に前進させ、揺動部材13の支持部13b先端に
おける上下位置検出器16,16の各測定ローラ17を
前進させる。そして、ステップS4において、上記各測
定ローラ17が車体V1の左右のサイドシルV2表面に
当接したか否かを判定し、この判定がYESになると、
ステップS5でこのときの第3エンコーダ26の出力値
を記憶する。次のステップS6では、上記測定ローラ1
7に駆動連結されている第1エンコーダ18毎に、その
出力値が予め設定している基準値を越えたかどうかを判
定する。この判定がYESのときには、その基準値を越
えた出力値のエンコーダ18に対応する車輪WF,WR
の取付けやバランス調整等が不良であることを制御表示
装置31の対応する表示部31aに表示し、しかる後に
車両Vの直進性の評価を行う。一方、ステップS6の判
定がNOのときには、そのまま直進性の評価を行う 上記直進性の評価は、まず、ステップS8において検査
員が車両VのハンドルV3を離すことから開始する。次
いでステップS9に進み、車体V1が本来の直進方向か
ら左右一方に流れることで、揺動部材13が揺動して第
2エンコーダ23,23各々の出力値が基準値を越えた
か、或いは車両Vの左右一方のスライダ11が前進しか
つ他方のスライダ11が後退して両第3エンコーダ2
6,26の出力値と上記各記憶値との差が基準値を越え
たかどうかを判定する。この判定がYESのときには、
ステップS10において上記第2及び第3エンコーダ2
3,26の出力値の変化特性から直進性の不良を車体V
1の流れ方向と共に制御表示装置31の表示部31aで
表示した後、ステップS11に進む。一方、ステップS
9の判定がNOのときには、そのままステップS11に
進む。このステップS11においては、終了スイッチ3
3がON操作されたかどうかを判定する。この判定がY
ESになると、ステップS12で左右の検査ユニット
8,8における各シリンダ9を収縮させてスライダ11
を揺動部材13と共に車体V1側から後退させ、ステッ
プS13で上記シリンダ9の収縮による測定ローラ17
の後退を確認した後、ステップS14で検査員が車速を
低下させる。以上で一連の検査を終了する。
【0028】この実施例では、上記フローにおけるステ
ップS6,S7により、上記各上下位置検出器16の第
1エンコーダ18により検出される車体V1の上下移動
量をそれぞれ基準値と比較し、移動量が基準値を越えた
ときに、その上下位置検出器16に対応する車体V1の
上下振動箇所を不良振動発生部と判定して、その部分を
表示するようにした上下振動判定手段35が構成され
る。
ップS6,S7により、上記各上下位置検出器16の第
1エンコーダ18により検出される車体V1の上下移動
量をそれぞれ基準値と比較し、移動量が基準値を越えた
ときに、その上下位置検出器16に対応する車体V1の
上下振動箇所を不良振動発生部と判定して、その部分を
表示するようにした上下振動判定手段35が構成され
る。
【0029】また、ステップS9,S10により、検査
員がハンドルV3を離して車両Vが定置走行している状
態で、第3エンコーダ26により検出される移動量及び
第2エンコーダ23により検出される揺動量をそれぞれ
基準値と比較し、各量が基準値を越えたときに車両Vが
横流れして直進不良状態であると判定して、その横流れ
状態を表示するようにした直進判定手段36が構成され
る。
員がハンドルV3を離して車両Vが定置走行している状
態で、第3エンコーダ26により検出される移動量及び
第2エンコーダ23により検出される揺動量をそれぞれ
基準値と比較し、各量が基準値を越えたときに車両Vが
横流れして直進不良状態であると判定して、その横流れ
状態を表示するようにした直進判定手段36が構成され
る。
【0030】次に、上記実施例において行われる車両V
の検査について説明する。まず、製造されてテスタライ
ンに搬送された車両Vに検査員が乗り込み、車両Vを運
転して検査ステーション1に乗り入れ、その前輪WFを
前輪用ローラ4上に、また後輪WRを後輪用ローラ5の
前後ローラ5F,5R間にそれぞれ載置する。次いで、
検査員が乗車したまま車両Vを走行状態にしてローラ
4,5上で車輪WF,WRを回転させ、この車輪WF,
WR及びローラ4,5を回転させた状態で車両Vの走行
状態を検査する。
の検査について説明する。まず、製造されてテスタライ
ンに搬送された車両Vに検査員が乗り込み、車両Vを運
転して検査ステーション1に乗り入れ、その前輪WFを
前輪用ローラ4上に、また後輪WRを後輪用ローラ5の
前後ローラ5F,5R間にそれぞれ載置する。次いで、
検査員が乗車したまま車両Vを走行状態にしてローラ
4,5上で車輪WF,WRを回転させ、この車輪WF,
WR及びローラ4,5を回転させた状態で車両Vの走行
状態を検査する。
【0031】すなわち、車速が所定値(120km/
H)に上昇した後、検査員がスタートスイッチ32をO
N操作すると、左右の検査ユニット8,8における各シ
リンダ9がそれぞれ伸長してスライダ11が揺動部材1
3と共に車体V1側に前進し、これに伴い揺動部材13
の支持部13b両端における各上下位置検出器16の測
定ローラ17も前進する。この各測定ローラ17が車体
V1の左右のサイドシルV2表面に当接すると、このと
きの第3エンコーダ26の出力値が記憶値として記憶さ
れる。そして、このように測定ローラ17がサイドシル
V2表面に当接した後、測定ローラ17に駆動連結され
ている第1エンコーダ18毎に、その出力値が予め設定
している基準値を越えたかどうかが判定され、4つの第
1エンコーダ18,18,…の出力値が全て基準値以下
であるときには、車輪WF,WRの取付不良等による車
体V1の上下振動不良がない適正状態とされる。
H)に上昇した後、検査員がスタートスイッチ32をO
N操作すると、左右の検査ユニット8,8における各シ
リンダ9がそれぞれ伸長してスライダ11が揺動部材1
3と共に車体V1側に前進し、これに伴い揺動部材13
の支持部13b両端における各上下位置検出器16の測
定ローラ17も前進する。この各測定ローラ17が車体
V1の左右のサイドシルV2表面に当接すると、このと
きの第3エンコーダ26の出力値が記憶値として記憶さ
れる。そして、このように測定ローラ17がサイドシル
V2表面に当接した後、測定ローラ17に駆動連結され
ている第1エンコーダ18毎に、その出力値が予め設定
している基準値を越えたかどうかが判定され、4つの第
1エンコーダ18,18,…の出力値が全て基準値以下
であるときには、車輪WF,WRの取付不良等による車
体V1の上下振動不良がない適正状態とされる。
【0032】これに対し、1つでも第1エンコーダ18
の出力値が基準値を越えると、その基準値を越えた出力
値のエンコーダ18に対応する位置の車輪WF,WRの
取付けやバランス調整等が不良であることが制御表示装
置31の表示部31aに表示される。
の出力値が基準値を越えると、その基準値を越えた出力
値のエンコーダ18に対応する位置の車輪WF,WRの
取付けやバランス調整等が不良であることが制御表示装
置31の表示部31aに表示される。
【0033】こうして車体V1の上下振動の不良の有無
を検査した後、当初の車速(120km/H)を維持し
たまま検査員がハンドルV3を離して車両Vの走行時の
直進性の検査を行う。すなわち、この直進性が適正範囲
内にあるときには、ハンドルV3を離しても車体V1が
左右に移動したり、或いは本来の直進方向に対し車体V
1が旋回方向に移動したりしないので、揺動部材13は
揺動せず、第2エンコーダ23の出力値は基準値以下と
なる。或いは左右一方のスライダ11が前進しかつ他方
のスライダ11が後退して第3エンコーダ26,26の
出力値と上記記憶した記憶値との差が基準値を越えるこ
ともない。これらの結果により車両Vの直進性が良好と
判別される。
を検査した後、当初の車速(120km/H)を維持し
たまま検査員がハンドルV3を離して車両Vの走行時の
直進性の検査を行う。すなわち、この直進性が適正範囲
内にあるときには、ハンドルV3を離しても車体V1が
左右に移動したり、或いは本来の直進方向に対し車体V
1が旋回方向に移動したりしないので、揺動部材13は
揺動せず、第2エンコーダ23の出力値は基準値以下と
なる。或いは左右一方のスライダ11が前進しかつ他方
のスライダ11が後退して第3エンコーダ26,26の
出力値と上記記憶した記憶値との差が基準値を越えるこ
ともない。これらの結果により車両Vの直進性が良好と
判別される。
【0034】一方、車両Vの直進性が適正範囲を越えた
ときには、ハンドルV3を離すと、車体V1が全体的に
左右に移動し、或いは本来の直進方向に対し車体V1が
旋回方向に移動する。この車体V1の旋回移動により揺
動部材13が揺動して第2エンコーダ23の出力値が基
準値を越える。又は車体V1の左右方向の移動により、
車体V1が近付く側のスライダ11が当初の位置から後
退する一方、車体V1の遠ざかる側のスライダ11が前
進するので、これらスライダ11の移動量を検出してい
る第3エンコーダ26,26の出力値と上記記憶した記
憶値との差が基準値を越える。従って、これら基準値を
越えた結果に基づき車両Vの直進性が不良と判別され、
制御表示装置31の表示部31aで直進性の不良が車体
V1の流れ方向と共に表示される。
ときには、ハンドルV3を離すと、車体V1が全体的に
左右に移動し、或いは本来の直進方向に対し車体V1が
旋回方向に移動する。この車体V1の旋回移動により揺
動部材13が揺動して第2エンコーダ23の出力値が基
準値を越える。又は車体V1の左右方向の移動により、
車体V1が近付く側のスライダ11が当初の位置から後
退する一方、車体V1の遠ざかる側のスライダ11が前
進するので、これらスライダ11の移動量を検出してい
る第3エンコーダ26,26の出力値と上記記憶した記
憶値との差が基準値を越える。従って、これら基準値を
越えた結果に基づき車両Vの直進性が不良と判別され、
制御表示装置31の表示部31aで直進性の不良が車体
V1の流れ方向と共に表示される。
【0035】この後、検査員が終了スイッチ33をON
操作すると、上記検査ユニット8,8の各シリンダ9が
収縮してスライダ11が揺動部材13と共に車体V1側
から後退する。そして、この各シリンダ9の収縮により
測定ローラ17が検査開始前の元の位置へ後退すると、
検査員により車速が下げられる。以上で1台の車両Vに
対する検査が終り、以後、次の車両Vについて同様の検
査が順に繰り返される。尚、上記車体振動の不良や直進
性不良と判定された車両Vについては、所定の手直しを
行った後、再度同様の検査が行われる。
操作すると、上記検査ユニット8,8の各シリンダ9が
収縮してスライダ11が揺動部材13と共に車体V1側
から後退する。そして、この各シリンダ9の収縮により
測定ローラ17が検査開始前の元の位置へ後退すると、
検査員により車速が下げられる。以上で1台の車両Vに
対する検査が終り、以後、次の車両Vについて同様の検
査が順に繰り返される。尚、上記車体振動の不良や直進
性不良と判定された車両Vについては、所定の手直しを
行った後、再度同様の検査が行われる。
【0036】したがって、この実施例では、ローラ4,
5上で定置走行状態にある車両Vの車体V1における左
右のサイドシルV2,V2表面の前後端部にそれぞれ上
下位置検出器16,16の各測定ローラ17を当接さ
せ、この各測定ローラ17の回転を第1エンコーダ18
で測定してサイドシルV2における測定ローラ17当接
部の上下方向の移動量をそれぞれ検出し、この各移動量
が基準値を越えたときを車両Vの不良振動と判定するの
で、車体V1の不良上下振動箇所を自動的に正確に安定
して検査することができる。
5上で定置走行状態にある車両Vの車体V1における左
右のサイドシルV2,V2表面の前後端部にそれぞれ上
下位置検出器16,16の各測定ローラ17を当接さ
せ、この各測定ローラ17の回転を第1エンコーダ18
で測定してサイドシルV2における測定ローラ17当接
部の上下方向の移動量をそれぞれ検出し、この各移動量
が基準値を越えたときを車両Vの不良振動と判定するの
で、車体V1の不良上下振動箇所を自動的に正確に安定
して検査することができる。
【0037】しかも、測定ローラ17を車体V1のサイ
ドシルV2に当接させ、車体V1の上下振動に伴う測定
ローラ17の回転に基づいて車体V1の上下移動量を検
出するので、車体V1の上下移動量を簡単な構造で正確
に検出できる。
ドシルV2に当接させ、車体V1の上下振動に伴う測定
ローラ17の回転に基づいて車体V1の上下移動量を検
出するので、車体V1の上下移動量を簡単な構造で正確
に検出できる。
【0038】また、上記上下位置検出器16,16を揺
動部材13の支持部13b両端に取り付けるとともに、
揺動部材13をスライダ11の支持部11bに水平面内
で揺動可能に支持し、揺動部材13の揺動量を第2エン
コーダ23で、またスライダ11の進退移動量を第3エ
ンコーダ26でそれぞれ検出して、これら第2及び第3
エンコーダ23,26の出力値を基準値と比較し、定置
走行状態にある車両Vの直進方向からのずれを判定する
ので、定置走行状態にある車両Vの直進性を簡単な構造
で正確に検査することができる。
動部材13の支持部13b両端に取り付けるとともに、
揺動部材13をスライダ11の支持部11bに水平面内
で揺動可能に支持し、揺動部材13の揺動量を第2エン
コーダ23で、またスライダ11の進退移動量を第3エ
ンコーダ26でそれぞれ検出して、これら第2及び第3
エンコーダ23,26の出力値を基準値と比較し、定置
走行状態にある車両Vの直進方向からのずれを判定する
ので、定置走行状態にある車両Vの直進性を簡単な構造
で正確に検査することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、車両の各車輪を回転ローラ上に載置して回転さ
せて車両の走行状態を検査するに当たり、車体における
左右側面前後部の車輪近傍箇所に上下位置検出器を当接
させて該当接箇所の上下方向の移動量をそれぞれ検出
し、この各上下位置検出器により検出される移動量がそ
れぞれ基準値を越えたときに、その箇所を不良振動発生
部と判定するようにしたことにより、車体の上下振動が
基準値を越えて大きくなった箇所をそれぞれ検出器によ
り独立的に検出して、車体の不良上下振動箇所を自動的
に正確に安定して検査でき、車体の不良振動検査の自動
化、その検査精度の向上を図ることができる。
よると、車両の各車輪を回転ローラ上に載置して回転さ
せて車両の走行状態を検査するに当たり、車体における
左右側面前後部の車輪近傍箇所に上下位置検出器を当接
させて該当接箇所の上下方向の移動量をそれぞれ検出
し、この各上下位置検出器により検出される移動量がそ
れぞれ基準値を越えたときに、その箇所を不良振動発生
部と判定するようにしたことにより、車体の上下振動が
基準値を越えて大きくなった箇所をそれぞれ検出器によ
り独立的に検出して、車体の不良上下振動箇所を自動的
に正確に安定して検査でき、車体の不良振動検査の自動
化、その検査精度の向上を図ることができる。
【0040】請求項2の発明によれば、各上下位置検出
器は、車体に当接して回転する測定ローラにより車体の
上下移動量を検出する構成としたことにより、各測定ロ
ーラの回転に基づいて車体の上下移動量を検出でき、上
下位置検出器の構造の簡単化及び検出精度の向上を図る
ことができる。
器は、車体に当接して回転する測定ローラにより車体の
上下移動量を検出する構成としたことにより、各測定ロ
ーラの回転に基づいて車体の上下移動量を検出でき、上
下位置検出器の構造の簡単化及び検出精度の向上を図る
ことができる。
【0041】請求項3の発明によると、車体の左右側方
の前後の上下位置検出器の車幅方向の移動量及び水平面
内での揺動量をそれぞれ検出し、これら検出される移動
量及び揺動量がそれぞれ基準値を越えたときに車両の直
進不良状態と判定するようにしたことにより、ローラ上
で定置走行状態にある車両の直進性を正確に検査するこ
とができる。
の前後の上下位置検出器の車幅方向の移動量及び水平面
内での揺動量をそれぞれ検出し、これら検出される移動
量及び揺動量がそれぞれ基準値を越えたときに車両の直
進不良状態と判定するようにしたことにより、ローラ上
で定置走行状態にある車両の直進性を正確に検査するこ
とができる。
【0042】請求項4の発明によると、車体の左右側方
に車体に対し車幅方向に進退可能にスライダを配置し、
この各スライダの先端部に、先端部両側に、車体の左右
側方に位置する前後の上下位置検出器をそれぞれ支持す
る左右1対の揺動部材を水平面内で揺動可能に支持し、
この揺動部材の揺動量を基に上下位置検出器の水平面内
での揺動量を検出するようにしたことにより、車体左右
側方の上下位置検出器間の水平面内での揺動量を簡単な
構造で容易に検出することができる。
に車体に対し車幅方向に進退可能にスライダを配置し、
この各スライダの先端部に、先端部両側に、車体の左右
側方に位置する前後の上下位置検出器をそれぞれ支持す
る左右1対の揺動部材を水平面内で揺動可能に支持し、
この揺動部材の揺動量を基に上下位置検出器の水平面内
での揺動量を検出するようにしたことにより、車体左右
側方の上下位置検出器間の水平面内での揺動量を簡単な
構造で容易に検出することができる。
【0043】また、請求項5の発明によると、上記各ス
ライダの移動量を基に車体の左右側方の1対の上下位置
検出器の車幅方向の移動量を検出するようにしたことに
より、車体左右側方の上下位置検出器の車幅方向移動量
を簡単な構造で容易に検出することができる。
ライダの移動量を基に車体の左右側方の1対の上下位置
検出器の車幅方向の移動量を検出するようにしたことに
より、車体左右側方の上下位置検出器の車幅方向移動量
を簡単な構造で容易に検出することができる。
【図1】本発明の実施例に係る検査装置を概略的に示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】上下方向位置検出器の第1エンコーダにより車
体の上下移動量を検出する状態を示す側面図である。
体の上下移動量を検出する状態を示す側面図である。
【図3】第1エンコーダにより車体の上下移動量を検出
する状態を示す平面図である。
する状態を示す平面図である。
【図4】検査手順を示すフローチャート図である。
4 前輪用ローラ(回転ローラ) 5 後輪用ローラ(回転ローラ) 8 検査ユニット 9 シリンダ 11 スライダ 11b 支持部(先端部) 13 揺動部材 16 上下位置検出器 17 測定ローラ 18 第1エンコーダ 23 第2エンコーダ(揺動量検出器) 26 第3エンコーダ(車幅方向移動量検出器) 31 制御表示装置 35 上下振動判定手段 36 直進判定手段 V 車両 V1 車体 V2 サイドシル WF 前輪 WR 後輪
Claims (5)
- 【請求項1】 車両の各車輪を載置して回転可能な回転
ローラを備え、この回転ローラ上で車輪を回転させて車
両の走行状態を検査する検査装置であって、 車体における左右側面の前後部の車輪近傍箇所に当接し
て該当接箇所の上下方向の移動量をそれぞれ検出する4
つの上下位置検出器と、 上記各上下位置検出器により検出される移動量をそれぞ
れ基準値と比較し、移動量が基準値を越えた上下位置検
出器の当接箇所を不良振動発生部と判定する上下振動判
定手段とを備えたことを特徴とするローラ上における車
両走行状態の検査装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のローラ上における車両走
行状態の検査装置において、 各上下位置検出器は、車体に当接して回転する測定ロー
ラを備えていて、該測定ローラの回転により車体の上下
移動量を検出するように構成されていることを特徴とす
るローラ上における車両走行状態の検査装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のローラ上における車両走
行状態の検査装置において、 車体の左右側方に位置する前後の上下位置検出器の車幅
方向の移動量を検出する車幅方向移動量検出器と、 上記車体の左右側方に位置する前後の上下位置検出器間
の水平面内での揺動量を検出する揺動量検出器と、 上記車幅方向移動量検出器により検出される移動量、及
び揺動量検出器により検出される揺動量をそれぞれ基準
値と比較し、各量が基準値を越えたときに車両の直進不
良状態と判定する直進判定手段とを備えたことを特徴と
するローラ上における車両走行状態の検査装置。 - 【請求項4】 請求項3記載のローラ上における車両走
行状態の検査装置において、 車体の左右側方に車体に対し車幅方向に進退可能に配置
された左右1対のスライダと、 上記各スライダの先端部に水平面内で揺動可能に支持さ
れ、各々の先端部両側に、車体の左右側方に位置する前
後の上下位置検出器をそれぞれ支持する左右1対の揺動
部材とを設け、 揺動量検出器は、上記揺動部材の揺動量を検出するよう
に構成されていることを特徴とするローラ上における車
両走行状態の検査装置。 - 【請求項5】 請求項3記載のローラ上における車両走
行状態の検査装置において、 車体の左右側方に車体に対し車幅方向に進退可能に配置
された左右1対のスライダと、 上記各スライダの先端部に水平面内で揺動可能に支持さ
れ、各々の先端部両側に、車体の左右側方に位置する前
後の上下位置検出器をそれぞれ支持する左右1対の揺動
部材とを設け、 車幅方向移動量検出器は、上記スライダの移動量を検出
するように構成されていることを特徴とするローラ上に
おける車両走行状態の検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6179892A JPH0843263A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | ローラ上における車両走行状態の検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6179892A JPH0843263A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | ローラ上における車両走行状態の検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0843263A true JPH0843263A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16073732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6179892A Withdrawn JPH0843263A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | ローラ上における車両走行状態の検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0843263A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7100290B2 (en) | 2001-03-15 | 2006-09-05 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Method of measuring unilateral flow rate of vehicles |
| CN102954866A (zh) * | 2011-08-30 | 2013-03-06 | 金华出入境检验检疫局 | 一种四轮全地形车车架振动试验机 |
-
1994
- 1994-08-01 JP JP6179892A patent/JPH0843263A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7100290B2 (en) | 2001-03-15 | 2006-09-05 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Method of measuring unilateral flow rate of vehicles |
| CN102954866A (zh) * | 2011-08-30 | 2013-03-06 | 金华出入境检验检疫局 | 一种四轮全地形车车架振动试验机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |