JPH0843905A - 防水型レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

防水型レンズ付きフイルムユニット

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JPH0843905A
JPH0843905A JP17519394A JP17519394A JPH0843905A JP H0843905 A JPH0843905 A JP H0843905A JP 17519394 A JP17519394 A JP 17519394A JP 17519394 A JP17519394 A JP 17519394A JP H0843905 A JPH0843905 A JP H0843905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
waterproof
film unit
film
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP17519394A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Ichino
修一 市野
Yoshio Ishizuka
義夫 石塚
Koyu Orimo
孝勇 織茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP17519394A priority Critical patent/JPH0843905A/ja
Publication of JPH0843905A publication Critical patent/JPH0843905A/ja
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高温環境下で長期間使用され、しかも日焼け
止めクリーム等が付着することで生じるクレージングの
発生を防止する。 【構成】 防水型レンズ付きフイルムユニットは、撮影
レンズ5や露光付与機構を備えたレンズ付きフイルムユ
ニット2を、箱型の透明な防水ケース15と底蓋17と
で水密に収納している。防水ケース15には、日焼け止
めクリーム等が直接付着しないように、撮影レンズ5に
対峙する表面部分にフイルムシート20が貼着されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防水型レンズ付きフイル
ムユニットに関し、さらに詳しくは、過酷な環境下で使
用されても写真性能に悪影響を及ぼさないように工夫し
た防水型レンズ付きフイルムユニットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】予めフイルムが装填された状態で販売さ
れているレンズ付きフイルムユニットは、撮影後はフイ
ルムを取り出すことなく、そのままの状態で現像取扱店
に出せばよいという簡便さと安価なことから、一般に広
く利用されている。このようなレンズ付きフイルムユニ
ットを水中でも利用できるようにする目的で、水密構造
にした防水ケースにレンズ付きフイルムユニットを収納
し、防水ケース外から撮影操作ができるようにした防水
型レンズ付きフイルムユニット「写ルンです 防水」等
(商品名)が本出願人から市販されている。
【0003】上記防水型レンズ付きフイルムユニット
は、周知のレンズ付きフイルムユニットを防水ケース内
に収納した状態で販売されており、撮影後は防水ケース
に入れたままで現像取扱店に出すようになっている。こ
の防水ケースは、例えば特開平2−203329号公報
や実開平4−5708号公報で知られるように、底面に
レンズ付きフイルムユニット挿入用の開口を形成した透
明樹脂製の箱型のケース本体と、この開口を水密に覆う
蓋体とから構成されている。そして、蓋体とケース本体
との間には枠体や発泡性樹脂製の防水シートが介装さ
れ、水密性が確保される。さらに、ケース本体は、硬質
で透明性に優れ、しかも安価であるポリスチレンで成形
されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、防水型
レンズ付きフイルムユニットが真夏の海辺で長期間使用
されると、状況によりケース本体の表面、又は内部に部
分的に細かい割れが生じて白く濁る現象(クレージン
グ)がまれに発生することが分かった。この現象が内蔵
したレンズ付きフイルムユニットの撮影レンズに対峙す
る部分に生じると、写真に悪影響を及ぼしてしまう。そ
こで、本出願人はこの現象を解明していくうちに、過酷
な温度環境下によって内部応力が生じ、ストレスが溜ま
ったケース本体の部分に日焼け止めクリーム等の薬品が
付着すると、クレージングが促進されることが判明し
た。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、過酷な温度環境下によって防水ケースに内部
応力が生じ、ストレスが溜まった部分に日焼け止めクリ
ーム等の薬品が付着してもクレージングが促進されない
ように工夫した防水型レンズ付きフイルムユニットを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、従来写真性能に悪影響を及ぼすポリスチレ
ン材料の防水ケースの表面に保護層を形成することで、
日焼け止めクリーム等の薬品が付着した指で直接ポリス
チレン材料の防水ケースに触れないようにすれば、クレ
ージングが生じないことが分かった。そこで、少なくと
も撮影レンズに対峙する防水ケースの表面部分に、透明
なフイルムシートを貼着したものである。フイルムシー
トとしては、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、
ポリカーボネート(PC)、延伸ポリプロピレン(P
P)、ポリ塩化ビニル(PVC)、及びポリエステル等
の材料が望ましい。貼着する方法としては、フイルムシ
ートに接着層を塗布してシールタイプとして貼り付ける
のが好適である。
【0007】また、他の方法としては、コーティングや
印刷等によって保護層を形成してもよい。この場合に
は、紫外線硬化剤を塗布した後に紫外線を所定時間照射
して硬化させて形成するのが望ましい。撮影レンズに対
峙する表面部分だけに紫外線硬化剤を塗布する方法とし
ては、タンポ印刷やスクリーン印刷等が好適である。ま
た、ケース本体の表面全部に塗布する方法としては、ス
プレーで塗布したり紫外線硬化剤を含む液に浸けたりす
る方法が好ましい。
【0008】図1に本発明の防水型レンズ付きフイルム
ユニットを示す。レンズ付きフイルムユニット2は、フ
イルムを内蔵するとともにシャッタ機構等を組み込んだ
ユニット本体3と、これを覆った紙箱4とからなる。ユ
ニット本体3に設けられた撮影レンズ5、ファインダー
対物窓6、カウンタ表示窓7、シャッタボタン8、及び
ファインダー接眼窓11等を露呈させるために、紙箱4
の所要部には穴が開けられている。
【0009】レンズ付きフイルムユニット2は、後述す
る構造をもった防水ケースに封入して使用されることを
前提にして作られており、巻き上げノブ9の中心に穴が
設けられ、その内周にはローレット歯10が形成されて
いる。ローレット歯10は、ユニット本体3並びに紙箱
4に形成した穴を通して外部に露呈している。巻き上げ
ノブ9は同図に示す矢印方向がフイルム巻き上げ方向と
なっている。
【0010】防水ケースは、大別してケース本体15と
底蓋17とから構成されている。ケース本体15は、透
明なポリスチレン(PS)のプラスチック材料で一体に
成形されており、その底面に形成した開口16からレン
ズ付きフイルムユニット2が挿入される。開口16には
底蓋17が水密に嵌着され、レンズ付きフイルムユニッ
ト2は防水ケース内に封入される。底蓋17の内面には
枠体18及び発泡性樹脂からなる防水シート19が積層
され、底蓋17をケース本体15に嵌着したときに、レ
ンズ付きフイルムユニット2を上に押し付ける。
【0011】ケース本体15にはレリーズレバー21,
操作ダイヤル22が取り付けられている。レリーズレバ
ー21はケース本体15内のレリーズ板23と連結さ
れ、レリーズレバー21の操作によりレリーズ板23が
反時計方向に回動すると、シャッタボタン8が押されて
シャッタレリーズが行われる。操作ダイヤル22はケー
ス本体15の上面に設けたボスに回動自在に挿入され、
操作ダイヤル22の下面に突出した回転軸にはOリング
24が嵌められ、さらにトルクリミッター25が連結さ
れる。トルクリミッター25は、操作ダイヤル22の回
転を駆動軸26に伝達するが、規定以上の負荷がかかっ
た状態では操作ダイヤル22を空回りさせる。
【0012】ケース本体15にはさらに逆止爪27が取
り付けられる。逆止爪27は、巻き上げノブ9のフイル
ム巻き上げ方向と同じ方向に操作ダイヤル22の回転操
作を許容し、逆方向への回転操作を禁止する。なお、符
号32はケース本体15に一体に成形された凸レンズを
示し、ケース本体15外からカウンタ表示窓7を観察し
やすくしている。
【0013】詳しくは図2に示すように、ケース本体1
5には、撮影レンズ5に対峙する表面部分に、透明なフ
イルムシート20が貼着されている。フイルムシート2
0は、大きさが撮影レンズ5の画角をカバーするサイズ
とするために直径が約20mmとなっている。フイルム
シート20の厚みとしては、貼り付けがし易いように、
10〜150μm、さらに好ましくは10〜100μm
が好適である。フイルムシート20の材料としては、耐
薬品性の良い、エチレン酢酸ビニル共重合体(EV
A)、ポリカーボネート(PC)、延伸ポリプロピレン
(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、及びポリエステ
ル等を用いるのが好ましく、またポリエステルとして
は、ポリエチレンテレフタレート(PET)やトリアセ
チルセルロース(TAC)等が望ましい。これらのうち
何れかの材料で形成されたフイルムシート20に接着層
を塗布してシールタイプにして貼着する。
【0014】
【実施例】本発明のケース本体15に日焼け止め用クリ
ーム等の薬品を塗布した後に加熱する実験を行った。フ
イルムシート20として、厚み12μmのポリエステル
製テープ、厚み50μmのポリエステル製テープ、及び
厚み30μmのポリ塩化ビニル製のテープの3種類を用
意し、これらをそれぞれ貼着した3種類のケース本体1
5を用いて実験を行った。
【0015】塗布する薬品としては、日焼け止めクリー
ムと日焼けクリームとを用いた、日焼けクリームとして
は、資生堂 サンジェニック、シービック コパトーン
トロピカルの2種類である。また日焼け止めクリーム
としては、資生堂 サンジェニック、鐘紡 ギジュア、
シービック コパトーン ウルトラブロックローション
(いずれも商品名)の3種類である。
【0016】実験は、前述した各薬品を3種類の防水ケ
ースにそれぞれ塗布した後、65度Cで3時間加熱し、
各ケース本体15の表面をそれぞれ観察した。実験結果
としては、3種類のケース本体15のいずれにもクレー
ジングが生じていないことが認められた。
【0017】上記実施例では、フイルムシート20をケ
ース本体15のうち撮影レンズ5に対峙する表面だけに
貼着しているが、ファインダーに対峙する表面にもフイ
ルムシートを貼着するようにすれば、クレージングの発
生によりファインダーが見にくくなるのを防止ででき
る。この場合には、2枚のフイルムシートをそれぞれフ
ァインダー対物窓6とファインダー接眼窓11とに対峙
するケース本体15の表面にそれぞれ貼着してもよい。
【0018】また、1枚の幅広のフイルムシートを撮影
レンズ5からファインダー対物窓6を通ってファインダ
ー接眼窓11にかけた部分に対峙するケース本体15の
表面部分にのり巻き状に貼着してもよい。この場合に
は、撮影レンズ5やファインダー窓6,11以外の部分
は透明でなくてもよいから、これらのフイルムシートの
部分に文字や絵柄を印刷することでケース本体15の表
面装飾が簡単に施すことができる。
【0019】上記実施例では、撮影レンズ5に対峙する
ケース本体15の部分にフイルムシート20を貼着して
いるが、フイルムシート20の代わりに紫外線硬化型の
透明な保護膜をコーティングや印刷等によって形成して
もよい。この場合には、紫外線硬化剤を塗布した後に紫
外線を所定時間照射して硬化させて形成するのが望まし
い。
【0020】撮影レンズ5に対峙する表面部分だけに紫
外線硬化剤を塗布する方法としては、タンポ印刷やスク
リーン印刷等が好適である。また、ケース本体15の表
面全部に塗布する方法としては、スプレーで塗布したり
紫外線硬化剤を含む液に浸けたりする方法が好ましい。
保護層の厚みとしては、平滑に塗布するために3〜30
μmが好ましい。
【0021】前述した紫外線硬化剤を硬化して保護層を
形成したケース本体15に日焼け止め用クリーム等の薬
品を塗布した後に加熱する実験を行った。実験は、紫外
線硬化剤として協立化学産業製の変成エポキシアクリレ
ートXFL−06LE(商品名)を3μmの厚みでタン
ポ印刷にて塗り、その後紫外線ランプを60秒照射して
形成したケース本体15と、藤倉化成製H07571U
−Nを30μmの厚みでスクリーン印刷にて塗り、その
後紫外線ランプを60秒照射して形成したケース本体1
5との2種類を用いて行った。
【0022】塗布する薬品としては、日焼け止めクリー
ムと日焼けクリームとを用いた、日焼けクリームとして
は、資生堂 サンジェニック、シービック コパトーン
トロピカルの2種類である。また日焼け止めクリーム
としては、資生堂 サンジェニック、鐘紡 ギジュア、
シービック コパトーン ウルトラブロックローション
(いずれも商品名)の3種類である。
【0023】実験は、前述した各薬品を2種類の防水ケ
ースにそれぞれ塗布した後、65度Cで3時間加熱し、
各ケース本体15の表面をそれぞれ観察した。実験結果
としては、2種類のケース本体15のいずれにもクレー
ジングが生じていないことが認められた。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、少なくと撮影レンズに対峙する防水ケースの表面部
分に透明な保護層を形成したから、日焼け止めクリーム
等の薬品が付着した指が直接防水ケースに触れなくする
ため、クレージングが生じず、したがって写真性能に悪
影響を及ぼすことを確実に防止できる。
【0025】また請求項2記載の発明によれば、フイル
ムシートを貼着して保護層を形成するようにしたから、
安価で、しかも簡単に形成するとこができる。さらに、
請求項3記載の発明によれば、紫外線硬化剤を塗布した
後に紫外線を所定時間照射して硬化させて保護層を形成
するようにしたから、防水ケース自体の強度が増しショ
ックに強くなるとともに、スリ傷等が生じなく、したが
って外観をいつまでも美しい状態で保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた防水型レンズ付きフイルムユニ
ットの分解斜視図である。
【図2】図1に示す防水型レンズ付きフイルムユニット
の断面図である。
【符号の説明】
2 レンズ付きフイルムユニット 9 巻き上げノブ 15 ケース本体 16 開口 20 フイルムシート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズや露光付与機構が組み込まれ
    予め写真フイルムが収納されたレンズ付きフイルムユニ
    ットと、このレンズ付きフイルムユニットを水密に収納
    する防水ケースとからなる防水型レンズ付きフイルムユ
    ニットであって、少なくとも前記撮影レンズに対峙する
    防水ケースの表面部分には透明な保護層が形成されてい
    ることを特徴とする防水型レンズ付きフイルムユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記保護層は、フイルムシートを貼着し
    て形成されることを特徴とする請求項1記載の防水型レ
    ンズ付きフイルムユニット。
  3. 【請求項3】 前記保護層は、紫外線硬化剤を塗布した
    後に紫外線を所定時間照射して硬化させて形成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の防水型レンズ付きフイル
    ムユニット。
JP17519394A 1994-07-27 1994-07-27 防水型レンズ付きフイルムユニット Pending JPH0843905A (ja)

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JP17519394A JPH0843905A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 防水型レンズ付きフイルムユニット

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JP17519394A JPH0843905A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 防水型レンズ付きフイルムユニット

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JPH0843905A true JPH0843905A (ja) 1996-02-16

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ID=15991925

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JP17519394A Pending JPH0843905A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 防水型レンズ付きフイルムユニット

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