JPH0844141A - 帯電用部材 - Google Patents
帯電用部材Info
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- JPH0844141A JPH0844141A JP6179001A JP17900194A JPH0844141A JP H0844141 A JPH0844141 A JP H0844141A JP 6179001 A JP6179001 A JP 6179001A JP 17900194 A JP17900194 A JP 17900194A JP H0844141 A JPH0844141 A JP H0844141A
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- JP
- Japan
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- charging
- charging roller
- photosensitive drum
- image
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 帯電不良を防止して画像の安定化を図る。
【構成】 電子写真方式の複写機において、感光体ドラ
ム2に接触して従動回転することにより感光体ドラム2
を帯電させる帯電ローラ1の軸方向のろ波最大うねりW
CMを、高域カットオフ値を0.8mm ,基準長さを25mm
とした時、10μm以下であるようにすることにより、
帯電ローラ1と感光体ドラム2との接触を均等にし、感
光体ドラム2の全面に亘って均一な帯電を行い、濃淡ム
ラのない高品質の画像が得られるようにする。
ム2に接触して従動回転することにより感光体ドラム2
を帯電させる帯電ローラ1の軸方向のろ波最大うねりW
CMを、高域カットオフ値を0.8mm ,基準長さを25mm
とした時、10μm以下であるようにすることにより、
帯電ローラ1と感光体ドラム2との接触を均等にし、感
光体ドラム2の全面に亘って均一な帯電を行い、濃淡ム
ラのない高品質の画像が得られるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機,プリンタ,
ファクシミリ等の電子写真装置において、接触により被
帯電部材を帯電させるための帯電用部材に関する。
ファクシミリ等の電子写真装置において、接触により被
帯電部材を帯電させるための帯電用部材に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電子写真装置においては、被帯
電部材である感光体ドラムを予め帯電させておき、その
帯電面を露光することにより、露光部分の電荷を放電さ
せて静電潜像を形成させ、現像,転写紙への転写,定着
等の工程を経て転写紙上に画像を形成させている。
電部材である感光体ドラムを予め帯電させておき、その
帯電面を露光することにより、露光部分の電荷を放電さ
せて静電潜像を形成させ、現像,転写紙への転写,定着
等の工程を経て転写紙上に画像を形成させている。
【0003】感光体ドラムの帯電に当っては、従来か
ら、タングステン等の放電ワイヤと、この放電ワイヤか
ら所定距離を隔ててコの字状に構成したシールド電極と
からなるコロナ放電装置が主として用いられてきた。
ら、タングステン等の放電ワイヤと、この放電ワイヤか
ら所定距離を隔ててコの字状に構成したシールド電極と
からなるコロナ放電装置が主として用いられてきた。
【0004】しかるに、このようなコロナ放電方法で
は、放電を発生させるために例えば5〜8KVという大
電圧を必要とするだけでなく、放電に際して発生するオ
ゾンや窒素化合物(NOx)等により感光体ドラム表面
が変質して画像ボケ等を生じるという不都合があった。
また、放電の安定化を図るために、100μA以上の総
電流を加える必要があるが、実際に感光体ドラムを帯電
させるために必要な電流はその数%乃至数十%に過ぎな
いという帯電効率の悪さも問題となっていた。
は、放電を発生させるために例えば5〜8KVという大
電圧を必要とするだけでなく、放電に際して発生するオ
ゾンや窒素化合物(NOx)等により感光体ドラム表面
が変質して画像ボケ等を生じるという不都合があった。
また、放電の安定化を図るために、100μA以上の総
電流を加える必要があるが、実際に感光体ドラムを帯電
させるために必要な電流はその数%乃至数十%に過ぎな
いという帯電効率の悪さも問題となっていた。
【0005】このようなコロナ放電による帯電方式の問
題点を解決する方法として、感光体ドラムにブレード,
ブラシ,ローラ等からなる帯電用部材を接触させること
により、1〜2KV程度の低電圧で感光体ドラムに帯電
させる接触帯電方法が提案されている。このうち、ロー
ラを用いる接触帯電方法は、ブレードやブラシを用いる
方法より感光体ドラムとの接触状態を一様に保ちやすい
ため、均一な帯電を行うことが可能である。
題点を解決する方法として、感光体ドラムにブレード,
ブラシ,ローラ等からなる帯電用部材を接触させること
により、1〜2KV程度の低電圧で感光体ドラムに帯電
させる接触帯電方法が提案されている。このうち、ロー
ラを用いる接触帯電方法は、ブレードやブラシを用いる
方法より感光体ドラムとの接触状態を一様に保ちやすい
ため、均一な帯電を行うことが可能である。
【0006】ところで、このような帯電ローラを用いた
接触帯電装置にあっては、感光体ドラムとの接触面近傍
で発光現象や微弱なオゾン発生が検出されることがあ
り、これらは帯電開始電圧の存在に起因する気中放電に
よることが判明している。
接触帯電装置にあっては、感光体ドラムとの接触面近傍
で発光現象や微弱なオゾン発生が検出されることがあ
り、これらは帯電開始電圧の存在に起因する気中放電に
よることが判明している。
【0007】そして、その放電は、図5に示すように、
帯電ローラ1と感光体ドラム2との接触面に形成される
数μm乃至十数μmの微小空隙3の部分で発生し、微小
空隙3の大きさと放電電圧との関係を示すパッシェンの
法則に従って空隙長が0〜6μmではその大きさに比例
して放電電圧は急激に高くなり、6μmを超えると空隙
長の大きさに比例して放電電圧は徐々に高くなる。
帯電ローラ1と感光体ドラム2との接触面に形成される
数μm乃至十数μmの微小空隙3の部分で発生し、微小
空隙3の大きさと放電電圧との関係を示すパッシェンの
法則に従って空隙長が0〜6μmではその大きさに比例
して放電電圧は急激に高くなり、6μmを超えると空隙
長の大きさに比例して放電電圧は徐々に高くなる。
【0008】したがって、帯電過程で帯電ローラ1と感
光体ドラム2との接触が不充分になる微小空隙3の部分
で帯電量の低下が発生し、その部分に対応する転写紙上
に、正帯電トナー,正規現像では白い班点が、負帯電ト
ナー,反転現像では黒い班点がそれぞれ発生する。
光体ドラム2との接触が不充分になる微小空隙3の部分
で帯電量の低下が発生し、その部分に対応する転写紙上
に、正帯電トナー,正規現像では白い班点が、負帯電ト
ナー,反転現像では黒い班点がそれぞれ発生する。
【0009】このような不具合を解決するため、従来、
例えば特開平2−198468号公報に示されるよう
に、帯電ローラ表面に形成された導電層の最大表面粗さ
を10μm以下とすることにより、感光体ドラムの帯電
不良を防止して帯電均一性を向上させると共に、放電に
よるオゾンの発生を最小限におさえるようにした帯電装
置が開示されている。
例えば特開平2−198468号公報に示されるよう
に、帯電ローラ表面に形成された導電層の最大表面粗さ
を10μm以下とすることにより、感光体ドラムの帯電
不良を防止して帯電均一性を向上させると共に、放電に
よるオゾンの発生を最小限におさえるようにした帯電装
置が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の帯電用部材にあっては、帯電ローラの表面に
形成した導電層の最大表面粗さを10μm以下としたも
のであるので、次のような問題点が発生する。
うな従来の帯電用部材にあっては、帯電ローラの表面に
形成した導電層の最大表面粗さを10μm以下としたも
のであるので、次のような問題点が発生する。
【0011】すなわち、JIS B 0601に規定され
る粗さ曲線Aは、図6の(a)に示すように、帯電ロー
ラの被測定面に直角な軸線を含む平面で切断した時にそ
の切り口に現れる輪郭を示す断面曲線Bから、所定の波
長より長い表面うねり成分を位相補償形高域フィルタで
除去した同図の(b)に示す曲線を示すものであり、基
準長さlにおけるピッチの細かい凹凸しか示さず、帯電
ローラ全体の縦断面形状を示すものではない。また、最
大表面粗さは、図6の(b)に示す山頂線A1と谷底線
A2との間隔Yを示すものであって実際の帯電ローラの
断面曲線Bの最大値と最小値との差とは無関係な数値で
ある。
る粗さ曲線Aは、図6の(a)に示すように、帯電ロー
ラの被測定面に直角な軸線を含む平面で切断した時にそ
の切り口に現れる輪郭を示す断面曲線Bから、所定の波
長より長い表面うねり成分を位相補償形高域フィルタで
除去した同図の(b)に示す曲線を示すものであり、基
準長さlにおけるピッチの細かい凹凸しか示さず、帯電
ローラ全体の縦断面形状を示すものではない。また、最
大表面粗さは、図6の(b)に示す山頂線A1と谷底線
A2との間隔Yを示すものであって実際の帯電ローラの
断面曲線Bの最大値と最小値との差とは無関係な数値で
ある。
【0012】一方、図6の(a)に示すように、実際の
表面形状を示す断面曲線Bから、所定の波長より短い表
面粗さの成分を位相補償形低域フィルタで除去した曲線
であるJIS B 0610に規定されるろ波うねり曲線
はピッチの広い凹凸であり、帯電ローラ全体の縦断面形
状をよりよく示しているということができる。
表面形状を示す断面曲線Bから、所定の波長より短い表
面粗さの成分を位相補償形低域フィルタで除去した曲線
であるJIS B 0610に規定されるろ波うねり曲線
はピッチの広い凹凸であり、帯電ローラ全体の縦断面形
状をよりよく示しているということができる。
【0013】そして、複写機等の電子写真装置に用いら
れる帯電ローラの長さはJIS規格に規定される粗さ曲
線の基準長さlに比してはるかに大きいので、最大表面
粗さを10μm以下に特定したとしても、ろ波最大うね
りが大きい場合には、帯電ローラの全長に亘って感光体
ドラムとの間に微小空隙が発生し、帯電電位の均一性が
損なわれて安定した画像を得ることができないことが各
種実験の結果判明した。この発明は上記の点に鑑みてな
されたものであり、帯電不良を防止して画像の安定化を
図ることを目的とする。
れる帯電ローラの長さはJIS規格に規定される粗さ曲
線の基準長さlに比してはるかに大きいので、最大表面
粗さを10μm以下に特定したとしても、ろ波最大うね
りが大きい場合には、帯電ローラの全長に亘って感光体
ドラムとの間に微小空隙が発生し、帯電電位の均一性が
損なわれて安定した画像を得ることができないことが各
種実験の結果判明した。この発明は上記の点に鑑みてな
されたものであり、帯電不良を防止して画像の安定化を
図ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、接触により電子写真装置の被帯電部材を
帯電させる帯電用部材であって、高域カットオフ値を
0.8mm ,基準長さを25mmとした時、軸方向のろ波最
大うねりが10μm以下である帯電用部材を提供するも
のである。
達成するため、接触により電子写真装置の被帯電部材を
帯電させる帯電用部材であって、高域カットオフ値を
0.8mm ,基準長さを25mmとした時、軸方向のろ波最
大うねりが10μm以下である帯電用部材を提供するも
のである。
【0015】
【作用】この発明による帯電用部材は上記のように構成
することにより、帯電用部材と被帯電部材との接触は全
面に亘って均等となり、両者間の微小空隙に発生する放
電とそれに起因する発光やオゾン発生が有効に防止さ
れ、被帯電部材の全面に亘って均一な帯電を行うことが
できる。
することにより、帯電用部材と被帯電部材との接触は全
面に亘って均等となり、両者間の微小空隙に発生する放
電とそれに起因する発光やオゾン発生が有効に防止さ
れ、被帯電部材の全面に亘って均一な帯電を行うことが
できる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1は、この発明の一実施例における
帯電ローラの軸方向のろ波うねり曲線の一例を示す説明
図、図2はその帯電ローラの製作方法を示す説明図であ
る。
体的に説明する。図1は、この発明の一実施例における
帯電ローラの軸方向のろ波うねり曲線の一例を示す説明
図、図2はその帯電ローラの製作方法を示す説明図であ
る。
【0017】まず、図2を参照してこの発明による帯電
ローラの製作方法を説明する。帯電ローラ1は、エピク
ロルヒドリンゴムの加硫物からなる円筒状部材の中心に
ステンレス軸を挿通した基体1aを回転させた状態で、
基体1aから90mm隔てた位置にあるスプレーガン4を
軸線と平行なX方向に移動させながら塗工液を吹き付け
た後、乾燥させて厚さほぼ20μmの表面層1bを形成
したものであり、この表面層1bの表面うねりの大きさ
は、スプレーガン4の送り速度を変化させることにより
調整することができる。
ローラの製作方法を説明する。帯電ローラ1は、エピク
ロルヒドリンゴムの加硫物からなる円筒状部材の中心に
ステンレス軸を挿通した基体1aを回転させた状態で、
基体1aから90mm隔てた位置にあるスプレーガン4を
軸線と平行なX方向に移動させながら塗工液を吹き付け
た後、乾燥させて厚さほぼ20μmの表面層1bを形成
したものであり、この表面層1bの表面うねりの大きさ
は、スプレーガン4の送り速度を変化させることにより
調整することができる。
【0018】吹き付けた塗工液は、表1に示すようにサ
ンプルA,B,Cの3種類であり、それぞれ1乃至3種
類のポリマを希釈溶剤で溶かしたものである。サンプル
Aは、ポリマとしてNBR「Hycar CTBN 1300
×13」(宇部興産製)100gとイソシアネート「L
F−601C」(旭硝子製)60gとを希釈溶剤キシレ
ン500gで溶かしたニトリルブチルゴム(NBR)の
塗工液であり、塗工後の乾燥条件は150℃で120分
である。
ンプルA,B,Cの3種類であり、それぞれ1乃至3種
類のポリマを希釈溶剤で溶かしたものである。サンプル
Aは、ポリマとしてNBR「Hycar CTBN 1300
×13」(宇部興産製)100gとイソシアネート「L
F−601C」(旭硝子製)60gとを希釈溶剤キシレ
ン500gで溶かしたニトリルブチルゴム(NBR)の
塗工液であり、塗工後の乾燥条件は150℃で120分
である。
【0019】サンプルBは、ポリマとして「CM800
0」(東レ製)10gを希釈溶剤メタノール90gとエ
チルセロソルブ45gとの混合液で溶かしたポリアミド
系高合成高分子のナイロン系樹脂の塗工液であり、塗工
後の乾燥状態は100℃で60分である。
0」(東レ製)10gを希釈溶剤メタノール90gとエ
チルセロソルブ45gとの混合液で溶かしたポリアミド
系高合成高分子のナイロン系樹脂の塗工液であり、塗工
後の乾燥状態は100℃で60分である。
【0020】サンプルCは、ポリマとしてルミフロン
「LF−601C」(旭硝子製)の主剤10g,硬化剤
2gとエピクロマCG(ダイソー製)1.4g とを希釈
溶剤トルエン25g,キシレン25g,MIBK35g
で溶かした弗素樹脂系の塗工液であり、塗工後の乾燥条
件は150℃で30分である。
「LF−601C」(旭硝子製)の主剤10g,硬化剤
2gとエピクロマCG(ダイソー製)1.4g とを希釈
溶剤トルエン25g,キシレン25g,MIBK35g
で溶かした弗素樹脂系の塗工液であり、塗工後の乾燥条
件は150℃で30分である。
【0021】
【表1】
【0022】これらの塗工液A,B,Cの塗装に際して
は、スプレーガン「PS−3K」(フソウ精機製)を帯
電ローラ1との距離90mm,回転数400rpm 、送り速
度(a)32mm/sec,(b)48mm/sec,(c)64
mm/sec,(d)80mm/sec,(e)96mm/sec、霧化
エア量30l/min、吐出量20cc/minで2往復させ
た。
は、スプレーガン「PS−3K」(フソウ精機製)を帯
電ローラ1との距離90mm,回転数400rpm 、送り速
度(a)32mm/sec,(b)48mm/sec,(c)64
mm/sec,(d)80mm/sec,(e)96mm/sec、霧化
エア量30l/min、吐出量20cc/minで2往復させ
た。
【0023】このようにして製作した帯電ローラ1(図
2)を複写機「FT−3350」(リコー製)に帯電チ
ャージャの代りに取り付けて感光体ドラムに従動回転さ
せながら、ステンレス軸を介して帯電ローラ1に−1.
6KV の直流電圧を印加すると共に、原稿に黒ベタ画
像を用いて転写紙上にハーフトーンの画像を形成させ、
その濃淡ムラの有無を目視により判定して図3の「画像
濃淡」欄に示すデータを得た。
2)を複写機「FT−3350」(リコー製)に帯電チ
ャージャの代りに取り付けて感光体ドラムに従動回転さ
せながら、ステンレス軸を介して帯電ローラ1に−1.
6KV の直流電圧を印加すると共に、原稿に黒ベタ画
像を用いて転写紙上にハーフトーンの画像を形成させ、
その濃淡ムラの有無を目視により判定して図3の「画像
濃淡」欄に示すデータを得た。
【0024】同時に、この帯電ローラ1の2周分に相当
する時間経過した状態で帯電ローラ1の通過直後の感光
体ドラム2の表面の帯電電位Vs(−V)を感光体ドラ
ム2上に設置した表面電位計「MODEL344」(ト
レック社製)のレコーダで記録し、これを図3の「帯電
電位」欄に線図として示した。さらに、各帯電ローラの
軸方向のろ波最大うねり(WCM)については、触針「P
U−DJ」を備えた測定機「SE−30H」(小坂研究
所製)を軸方向の送り速度0.5mm/minとして用い、カ
ットオフ値fh0.8mm ,基準長さL25mmの条件下で
その数値を測定した。
する時間経過した状態で帯電ローラ1の通過直後の感光
体ドラム2の表面の帯電電位Vs(−V)を感光体ドラ
ム2上に設置した表面電位計「MODEL344」(ト
レック社製)のレコーダで記録し、これを図3の「帯電
電位」欄に線図として示した。さらに、各帯電ローラの
軸方向のろ波最大うねり(WCM)については、触針「P
U−DJ」を備えた測定機「SE−30H」(小坂研究
所製)を軸方向の送り速度0.5mm/minとして用い、カ
ットオフ値fh0.8mm ,基準長さL25mmの条件下で
その数値を測定した。
【0025】図3に示す各実施例1〜15のデータを検
討すると、一般的に各塗工液A〜Cに対し、送り速度a
〜eの大きさにほぼ比例してろ波最大うねりWCMは大き
くなり、これらの表面うねりに対応する画像での濃淡ム
ラは、塗工液A,B,C共、ろ波最大うねりWCMがほぼ
10μmを境にそれを超えると発生することが分る。特
に、実施例13及び15に示すようにろ波最大うねりW
CMがほぼ13μmに達すると帯電電位のムラとそれに起
因する画像上の濃淡ムラはきわめて顕著になる。
討すると、一般的に各塗工液A〜Cに対し、送り速度a
〜eの大きさにほぼ比例してろ波最大うねりWCMは大き
くなり、これらの表面うねりに対応する画像での濃淡ム
ラは、塗工液A,B,C共、ろ波最大うねりWCMがほぼ
10μmを境にそれを超えると発生することが分る。特
に、実施例13及び15に示すようにろ波最大うねりW
CMがほぼ13μmに達すると帯電電位のムラとそれに起
因する画像上の濃淡ムラはきわめて顕著になる。
【0026】このような画像上の濃淡ムラは、例えば図
4の(a)に示すように、帯電ローラの軸方向の中央付
近の2箇所にろ波うねり曲線Saのろ波最大うねりWCM
が10μmを超える凹部Sa1,Sa2が形成されてい
る場合には、それに対応する画像部分は白くなり、同図
の(b)に示すように、帯電ローラの軸方向にほぼ等間
隔でろ波うねり曲線Sbのろ波最大うねりWCMが10μ
mを超える凸部Sb1〜Sb9が形成されている場合に
は、それに対応する画像部分は黒すじとなって現れる。
4の(a)に示すように、帯電ローラの軸方向の中央付
近の2箇所にろ波うねり曲線Saのろ波最大うねりWCM
が10μmを超える凹部Sa1,Sa2が形成されてい
る場合には、それに対応する画像部分は白くなり、同図
の(b)に示すように、帯電ローラの軸方向にほぼ等間
隔でろ波うねり曲線Sbのろ波最大うねりWCMが10μ
mを超える凸部Sb1〜Sb9が形成されている場合に
は、それに対応する画像部分は黒すじとなって現れる。
【0027】なお、図3の帯電電位が、実施例1〜3,
4〜6,7〜9,10〜12,13〜15でそれぞれ差
が見られるが、これは各帯電ローラの表面層を構成する
塗工液A,B,C間の導電性の差に起因するものであ
る。
4〜6,7〜9,10〜12,13〜15でそれぞれ差
が見られるが、これは各帯電ローラの表面層を構成する
塗工液A,B,C間の導電性の差に起因するものであ
る。
【0028】ここで、図3に示した各データをさらに詳
細に見ると、実施例1〜3では帯電ローラが2周する間
帯電電位はきわめて安定しており、ろ波最大うねりWCM
は5.4μm 以下であって画像の濃淡は全く認められな
い。実施例4〜6では帯電電位に若干のリップルが見ら
れるが、ろ波最大うねりWCMが8.0μm 以下であって
画像の濃淡は認められない。実施例7〜9では帯電電位
のリップルは大きくなるが、まだろ波最大うねりWCMは
9.6μm 以下であって画像の濃淡ムラは認められず許
容し得るレベルに留まっている。
細に見ると、実施例1〜3では帯電ローラが2周する間
帯電電位はきわめて安定しており、ろ波最大うねりWCM
は5.4μm 以下であって画像の濃淡は全く認められな
い。実施例4〜6では帯電電位に若干のリップルが見ら
れるが、ろ波最大うねりWCMが8.0μm 以下であって
画像の濃淡は認められない。実施例7〜9では帯電電位
のリップルは大きくなるが、まだろ波最大うねりWCMは
9.6μm 以下であって画像の濃淡ムラは認められず許
容し得るレベルに留まっている。
【0029】次に、実施例10〜12になると、帯電電
位のリップルがさらに大きくなり、特に実施例10及び
12では、ろ波最大うねりWCMが10μmを超えるよう
になって若干の画像の濃淡ムラが認められ、実施例13
〜15では、帯電電位の均一性は完全に損なわれ、ろ波
最大うねりもすべて10μmを超えて画像の濃淡ムラが
明らかに認められる。
位のリップルがさらに大きくなり、特に実施例10及び
12では、ろ波最大うねりWCMが10μmを超えるよう
になって若干の画像の濃淡ムラが認められ、実施例13
〜15では、帯電電位の均一性は完全に損なわれ、ろ波
最大うねりもすべて10μmを超えて画像の濃淡ムラが
明らかに認められる。
【0030】上記の各実験結果から、感光体ドラムに接
触して帯電させる帯電ローラの軸方向のろ波最大うねり
WCMを10μm以下とすれば、均一な帯電性が得られ、
その結果、濃淡ムラのない良好な画像が得られることが
分る。そして、これらの実験データから高域カットオフ
値fhは0.8mm ,基準長さLは25mmが最適であると
の結論を得た。
触して帯電させる帯電ローラの軸方向のろ波最大うねり
WCMを10μm以下とすれば、均一な帯電性が得られ、
その結果、濃淡ムラのない良好な画像が得られることが
分る。そして、これらの実験データから高域カットオフ
値fhは0.8mm ,基準長さLは25mmが最適であると
の結論を得た。
【0031】なお、上記実施例では、この発明を電子写
真方式の接触帯電装置に用いられる帯電ローラに実施し
た場合について説明したが、それに限られるものではな
く、感光体ドラムのトナー像を転写紙に転写する転写ロ
ーラ等にも実施することができる。
真方式の接触帯電装置に用いられる帯電ローラに実施し
た場合について説明したが、それに限られるものではな
く、感光体ドラムのトナー像を転写紙に転写する転写ロ
ーラ等にも実施することができる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、この発明による帯電
用部材は、軸方向のろ波最大うねりWCMが10μm以下
であるようにしたので、帯電用部材の全長に亘って被帯
電部材との接触を良好にすることができ、被帯電部材へ
の帯電が均一になると共に、被帯電部材との間に形成さ
れる微小空隙での放電によるオゾンの発生を最小限にお
さえて濃淡ムラのない安定した画像を得ることが可能に
なる。
用部材は、軸方向のろ波最大うねりWCMが10μm以下
であるようにしたので、帯電用部材の全長に亘って被帯
電部材との接触を良好にすることができ、被帯電部材へ
の帯電が均一になると共に、被帯電部材との間に形成さ
れる微小空隙での放電によるオゾンの発生を最小限にお
さえて濃淡ムラのない安定した画像を得ることが可能に
なる。
【図1】この発明の一実施例における帯電ローラとその
軸方向のろ波うねり曲線の一例を示す説明図である。
軸方向のろ波うねり曲線の一例を示す説明図である。
【図2】この発明の各実施例に示した帯電ローラの製作
方法を示す説明図である。
方法を示す説明図である。
【図3】ろ波最大うねりを異にした各実施例による画像
ムラ及び帯電電位のデータを示す説明図である。
ムラ及び帯電電位のデータを示す説明図である。
【図4】画像上に濃淡ムラを生じさせる帯電ローラのろ
波うねり曲線を例示する説明図である。
波うねり曲線を例示する説明図である。
【図5】帯電ローラと感光体ドラムとの接触状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図6】断面曲線,ろ波うねり曲線及び粗さ曲線の関係
を示す線図である。
を示す線図である。
1:帯電ローラ(帯電用部材) 2:感光体ドラム(被帯電部材) 3:微小空隙 4:スプレーガン A:粗さ曲線 B:断面曲線 C:ろ波うねり曲線 WCM:ろ波最大うねり fh:高域カットオフ値 l,L:基準長さ
Claims (1)
- 【請求項1】 接触により電子写真装置の被帯電部材を
帯電させる帯電用部材であって、高域のカットオフ値を
0.8mm ,基準長さを25mmとした時、軸方向のろ波最
大うねりが10μm以下であることを特徴とする帯電用
部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6179001A JPH0844141A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 帯電用部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6179001A JPH0844141A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 帯電用部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0844141A true JPH0844141A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16058387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6179001A Pending JPH0844141A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 帯電用部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0844141A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017173441A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 帯電部材、帯電装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
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1994
- 1994-07-29 JP JP6179001A patent/JPH0844141A/ja active Pending
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