JPH0844142A - 電子写真法に用いる帯電装置 - Google Patents

電子写真法に用いる帯電装置

Info

Publication number
JPH0844142A
JPH0844142A JP18374594A JP18374594A JPH0844142A JP H0844142 A JPH0844142 A JP H0844142A JP 18374594 A JP18374594 A JP 18374594A JP 18374594 A JP18374594 A JP 18374594A JP H0844142 A JPH0844142 A JP H0844142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
charging device
conductive
roller
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18374594A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Goto
英治 後藤
Hironaga Iida
浩永 飯田
Masahiro Shirai
昌宏 白井
Masanori Matsuda
政準 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP18374594A priority Critical patent/JPH0844142A/ja
Publication of JPH0844142A publication Critical patent/JPH0844142A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 無端状の導電性可撓性シートを表面に有する
帯電ローラから成る電子写真法に用いる帯電装置におい
て、前記導電性可撓性シートは、内側の低電気抵抗層と
外側の高電気抵抗層との積層シートであり、該高電気抵
抗層は、表面抵抗率が106 Ω/□以上、107 Ω/□
未満の範囲にあり、該低電気抵抗層は、体積抵抗率が1
05 Ω・cm以下であることを特徴とする。 【効果】 感光体等の被帯電体の均一帯電を有効に行う
ことができ、しかも被帯電体表面にピンホール等の欠陥
が生じていた場合にも、電源の出力低下を生じることな
く、感光体表面の帯電を均一且つ安定に、しかも感光体
の寿命を低下させることなく行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法に用いる帯
電装置に関するものであり、特に接触帯電により感光体
表面の主帯電を行う帯電装置に関する。
【0002】
【従来技術】電子写真法による画像形成方法において
は、感光体を一様に帯電し、画像露光を行って感光体表
面に原稿画像に対応する静電潜像を形成し、この静電潜
像を現像し転写することによって画像形成が行われる。
このような画像形成方法において、一般に感光体表面の
帯電(主帯電)は、コロナ帯電によって行われていた
が、この方法ではオゾンの発生という環境汚染の問題を
免れない。最近になって、オゾンの発生を回避するため
に、バイアス電圧を印加しながら導電性ゴムローラを感
光体表面に摩擦接触させることにより、感光体表面の主
帯電を行う方法が提案されている(特開昭63−149669号
及び特開平1−267667号)。
【0003】しかしながら、上記のような摩擦接触によ
る帯電方法では、導電性ゴムローラと感光体との間にゴ
ミ、紙粉等の異物が挟まると、帯電の均一性が損なわれ
るという問題があり、安定して帯電を行うことが困難で
あった。また均一な帯電を行うためには、直流バイアス
電圧の印加のみでは不十分であり、併せて交流バイアス
電圧を印加する必要があった。
【0004】このような問題が解決された帯電方法とし
て、本出願人は先に、ブラシローラを内蔵する無端状の
可撓性の導電性シートから成る帯電ローラを感光体表面
に摩擦接触せしめ、該帯電ローラに直流電圧を印加しな
がら接触帯電を行う方法を提案した(特開平6−119
52号公報)。
【0005】この帯電ローラにおいては、可撓性の導電
性シートがブラシローラにより押圧されて感光体表面に
密着するので、交流のバイアス電圧を印加することなく
低電圧の直流バイアス電圧のみを帯電ローラに印加する
ことで接触帯電を行うことができるという点で極めて優
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、この帯電
ローラから成る帯電装置は、帯電性に未だ改善の余地が
あり、例えばコロナ放電による帯電装置に比して帯電ム
ラを生じ易く、また帯電すべき感光体表面にピンホール
等の欠陥が存在していた場合、その欠陥部分に導電性シ
ートが接触するため、該部分に大電流が流入し、電源の
出力が低下して帯電不良を生じる等の問題がある。
【0007】従って本発明の目的は、無端状の可撓性の
導電性シートを表面に備えた帯電ローラから成る帯電装
置において、均一帯電性に優れ、且つ感光体表面にピン
ホール等の欠陥が存在していた場合にも電源の出力低下
を生ぜず、安定に帯電を行うことが可能な帯電装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、無端状
の導電性可撓性シートを表面に有する帯電ローラから成
る電子写真法に用いる帯電装置において、前記導電性可
撓性シートは、内側の低電気抵抗層と外側の高電気抵抗
層との積層シートであり、該高電気抵抗層は、表面抵抗
率が106 Ω/□以上、107 Ω/□未満の範囲にあ
り、該低電気抵抗層は、体積抵抗率が105 Ω・cm以下
であることを特徴とする帯電装置が提供される。
【0009】
【作用】無端状の導電性可撓性シートを表面に有する帯
電ローラによる帯電は、該シートを感光体等の被帯電体
に接触させながら、該シートに一定極性の直流電圧を印
加することにより行われる。従って、帯電性を向上させ
るには、通常は該シートの電気抵抗値を低くすればよい
と考えられる。然しながら、本発明者等の実験による
と、導電性可撓性シートの電気抵抗を低下させても必ず
しも帯電性は向上せず、逆に均一帯電性が損なわれると
いう意外な事実が認められた。
【0010】この理由は明確ではないが、導電性可撓性
シートの分散構造に原因があると本発明者等は考えてい
る。即ち、導電性可撓性シートは、本来電気絶縁性のプ
ラスチック中にカーボンブラック等の無機導電性粉末を
分散させることにより導電性を付与したものである。従
って、導電性可撓性シートの電気抵抗が低くなると、該
シート中に分散されている無機導電性粉末の量が多くな
るため、該粉末が部分的に凝集し、シート表面に偏在す
る傾向がある。この結果として、感光体表面に導電性可
撓性シートを接触させて帯電を行った場合、シート表面
からの放電が不均一となり、均一な帯電を行うことが困
難となるものと思われる。一方、導電性可撓性シートの
電気抵抗がある程度高くなると、シート表面に存在する
無機導電性粉末の量が少なくなるため、やはり放電ムラ
が大きく、均一な帯電を行うことが困難となるのであ
る。
【0011】本発明は、上記の知見に基づいてなされた
ものであり、導電性可撓性シートの電気抵抗値を調整す
るのではなく、感光体等の被帯電体と直接接触する該シ
ートの表面の抵抗を一定の範囲に設定することにより、
帯電ムラを防止することに成功したものである。即ち、
本発明においては、導電性可撓性シート表面(外層表
面)の電気抵抗率が106 Ω/□以上、107 Ω/□未
満の範囲に設定することが重要であり、このような表面
抵抗を有している結果として、適度の量の無機導電性粉
末が導電性可撓性シート表面に均一に分布しており、均
一な放電により帯電を行うことが可能となるものであ
る。この電気抵抗率が上記範囲よりも低いと、シート表
面に分布している無機導電性粉末の量が多いため、上述
した様に無機導電性粉末の凝集を生じている部分が存在
し、結果として放電ムラが生じて均一な帯電を行うこと
ができない。一方、上記範囲よりも表面抵抗率が高い
と、シート表面に分布している無機導電性粉末の量が少
なく、やはり放電ムラが生じ、均一帯電を行うことが困
難となる。
【0012】また本発明においては、帯電ローラ表面の
無端状の前記導電性可撓性シートが低抵抗の内層と高抵
抗の外層との積層シートであることも重要である。即
ち、このような積層構成とすることにより、感光体等の
被帯電体表面に低抵抗の内層が直接接触することが防止
される。従って、被帯電体表面にピンホール等の欠陥が
存在していた場合にも、該欠陥部分と低抵抗の内層とが
直接接触しないため、電気的リークによる大電流の流入
が防止され、この結果として出力電源の電圧低下が有効
に回避され、帯電不良が有効に防止されるのである。
【0013】本発明において、低抵抗の内層は、体積抵
抗率が105 Ω・cm以下の範囲とすべきである。即ち、
この内層の体積抵抗率が上記範囲よりも大であると、帯
電を有効に行うことが困難となる。
【0014】
【発明の好適態様】本発明を以下、添付図面に示す具体
例に基づいて説明する。図1は、本発明の帯電装置にお
いて、ブラシローラを内蔵する形式のものの一例を示す
正面断面図であり、図2にはブラシローラを内蔵する形
式の他の例を示す。また図3乃至5には、本発明の帯電
装置の他の態様を示し、図6には、図1の帯電装置によ
る帯電状態を示す説明図である。
【0015】(ブラシローラ内蔵の帯電装置)図1に示
すタイプの本発明の帯電装置(全体として2で示す)
は、シームレスチューブ状の可撓性の積層シート3と、
これに内蔵されたブラシローラ4とから成っており、ブ
ラシローラ4は、導電性ローラ4aと、これに植毛され
たブラシ4bとから構成されている。また、可撓性積層
シート3の両端部は、導電性ローラ4aに設けられたフ
ランジリング5に固定されている。即ち、フランジリン
グ5を導電性ローラ4aに一体的に固定することによ
り、可撓性積層シート3を、ブラシローラ4と一体的に
同速度で回転し得るように設けることができる。またフ
ランジリング5を導電性ローラ4aと独立して回転し得
る様に設ければ、ギヤ等の適当な駆動伝達機構を該フラ
ンジ5に接続させることにより、積層シート3を、ブラ
シローラ4と独立して回転させることもでき、例えばブ
ラシローラ4の回転方向と積層シート3の移動方向とを
逆方向に設定することもできる。
【0016】一般的に言えば、接触帯電に際しての積層
シート3のヨジレ等の変形を防止するためには、積層シ
ート3の移動速度とブラシローラ4の移動速度とは異な
っていることが好適であり、これらの移動方向が同方向
である場合には、ブラシローラ4(ブラシ4b)の移動
速度を、積層シート3の移動速度の1.1乃至5倍に設定
することが好適である。また、これらの移動方向が反対
方向である場合には、ブラシ4bの移動速度を、積層シ
ート3の移動速度の1.1乃至3倍に設定することが好ま
しい。
【0017】可撓性積層シート3のフランジリング5へ
の固定は、適当な熱収縮性の樹脂リング6を用いて、可
撓性積層シート3の端部をリング6とフランジリング5
との間に挟持することによって行ってもよいし、適当な
接着剤を用いてもよい。
【0018】またフランジリング5の内側端部には、シ
リコーンゴムリング等の弾性リング7を設け、この弾性
リング7に密着するようにして可撓性積層シート3の端
部をフランジリング5に固定することが好ましい。これ
により、可撓性積層シート3に適度なテンションをかけ
ておけば、感光体ドラム等の被帯電体の表面に該シート
3を物理的に接触させる時におけるネジレ等の発生を有
効に防止することができ、積層シート3とブラシ4bと
の間に必ずしも速度差を設ける必要がなく、速度差を設
定するために必要な駆動機構が不要であり、帯電装置を
コンパクトなものとすることができるという利点があ
る。
【0019】この場合、弾性リング7に対応する積層シ
ート3の上面領域Aにおいて、該シート3は感光体ドラ
ム等の被帯電体の端部に密着し、被帯電体の回転に従動
回転する。従って、積層シート3を回転させるために、
必ずしも格別の駆動機構を設ける必要はない。さらに、
積層シート3と感光体ドラム1表面との接触幅は、一般
に、2乃至10mm程度となるように弾性リング7の大き
さが設定されていることが好ましい。
【0020】本発明において、上記の可撓性の積層シー
ト3は、低抵抗の内層3aと、該層3aよりも抵抗の大
きい外層3bとから構成され、外層3bは感光体ドラム
等の被帯電体と内層3aとの接触を防止している。
【0021】内層(低抵抗層)3aは体積抵抗率が10
5 Ω・cm以下、特に10乃至104Ω・cmの範囲である
ことが好ましい。即ち、この体積抵抗率が上記範囲より
も高いと、感光体表面の帯電を均一且つ有効に行うこと
が困難となる傾向がある。また外層(高抵抗層)3b
は、先にも述べた通り、表面抵抗率が106 Ω/□以
上、107 Ω/□未満の範囲にあるものであり、このよ
うな表面抵抗率を有していることによって均一な帯電を
行うことが可能となる。また外層3bは、上記の表面抵
抗率を有していることから、層としての体積抵抗率は内
層3aよりも高抵抗を有するものであるが、通常、内層
3aと積層した状態、即ち積層シート3としての体積抵
抗率が106 乃至109 Ω・cm、特に107 乃至108
Ω・cmの範囲となるような体積抵抗率を有するものであ
ることが好ましい。積層シート3の体積抵抗率がこの範
囲よりも高くなると、接触帯電を有効に行うことが困難
となり、またこの範囲よりも低いと、感光体等の被帯電
体にピンホール等の欠陥部分が存在していた場合、該欠
陥部分とのリークによる大電流の流入を阻止することが
困難となる傾向がある。
【0022】本発明において、上記内層3a及び外層3
bとしては、このものが所定の導電性を有しており且つ
可撓性を有するという条件を満足している限り、任意の
材料が使用されるが、一般的には、各種の導電剤を配合
した樹脂乃至ゴムが使用される。
【0023】かかる樹脂としては、ポリエステル系エラ
ストマー、ポリアミド系エラストマー、ポリウレタン系
エラストマー、軟質塩化ビニル樹脂、スチレン−ブタジ
エン−スチレンブロック共重合体エラストマー、アクリ
ル系エラストマー等の各種熱可塑性エラストマーが好適
であるが、他にナイロン6、ナイロン6,6 、ナイロン6
−ナイロン6,6 共重合体、ナイロン6,6 −ナイロン6,10
共重合体や、メトキシメチル化ナイロン等のアルコキシ
メチル化ナイロンの如きポリアミド、コポリアミド或い
はそれらの変性体、シリコーン樹脂、ポリビニルブチラ
ール等のアセタール樹脂、ポリ酢酸ビニル、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、アイオノマー等も使用できる。ゴ
ムとしては、天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレンゴ
ム、ブタジエン−スチレンゴム、ニトリル−ブタジエン
ゴム、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−
プロピレン−非共役ジエン共重合体ゴム、クロロプレン
ゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴム、ア
クリルゴム等が好ましい。
【0024】また内層3aとしては、例えばシームレス
の金属箔を使用することもできる。金属箔としては、ニ
ッケル、アルミニウム、銅、黄銅あるいはスズ等を例示
することができ、これらは、電鋳法或いは押出しにより
得られる。
【0025】さらに外層3b用の樹脂乃至ゴムとして
は、上記で述べたもの以外に、フッ素系の樹脂乃至ゴ
ム、例えばポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテ
トラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエ
チレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(PTFE
・HFP)、パーフルオロアルコキシ系フッ素樹脂等が
好適に使用される。高抵抗層3bとして、これらの樹脂
乃至ゴムを使用すると、不活性でしかも摩擦係数が小さ
いため、感光体の寿命及びシート寿命の点で大きなメリ
ットがある。
【0026】各層3a及び3bの体積抵抗率或いは表面
抵抗率を調製するために、上記の樹脂乃至ゴムに配合さ
れる導電剤としては、導電性カーボンブラックや、銀、
金、銅、黄銅、ニッケル、アルミニウム、ステンレスス
チール等の金属粉や、酸化スズ系導電剤等の粉末導電剤
を用いることができ、他に、非イオン系、陰イオン系、
陽イオン系、両性系等の有機導電剤や、有機スズ系導電
剤を用いることもできる。一般に、これらの導電剤粒子
が樹脂乃至ゴム中でチェーンストラクチュアを形成して
いるほうがより高い導電性が得られるが、この場合に
は、電圧を印加したときに点状の高電位部が発生し、帯
電ムラを生じるおそれがある。従って、これらの導電剤
は、樹脂乃至ゴム中に一様且つ微細に分散させることが
好ましく、このためには、導電剤配合樹脂乃至ゴムを十
分に混練することが重要である。また、導電剤の均一分
散を有効に行うためには、アクリル酸、メタクリル酸、
無水マレイン酸等のエチレン系不飽和カルボン酸等を共
重合させた酸変性樹脂乃至ゴムを、一部使用することも
有効である。
【0027】積層シート3の成形は、例えば同時積層押
出等の一体成形やコーティング等により容易に行うこと
ができる。この場合、低抵抗層3a及び高抵抗層3bを
形成するための樹脂乃至ゴムは、融点乃至軟化点が近い
範囲にあるものを選択使用することが、両層の接着強度
を高める上で望ましい。
【0028】積層シート3の厚みは、その柔軟性によっ
ても異なるが、一般的には100乃至300μm 、特に
120乃至280μm の範囲にあることが好適であり、
通常、内層3aの厚みを50乃至300μm 、特に10
0乃至200μm の範囲とし、外層3bの厚みを15乃
至150μm 、特に25乃至100μm の範囲とするこ
とが望ましい。また積層シート3の表面、特に外層3b
の表面は、可及的に平滑であることが好ましく、JIS
B0601による平均粗さが5μm 以下、特に1μm
以下であることが望ましい。
【0029】上述した帯電装置2において、ブラシロー
ラ4としては、絶縁性或いは導電性の有機乃至無機繊維
から成るブラシ4bを導電性ローラ4aに植毛したもの
が好適に使用される。
【0030】前記ブラシ4bとして導電性繊維を用いた
場合には、前述したフランジリング5として絶縁性の樹
脂リングが使用され、積層シート3への電圧印加は、導
電性ローラ4a及びブラシ4bを介して行われる。この
場合、導電性ブラシの体積抵抗率は102 乃至108 Ω
・cm、特に103乃至106 Ω・cmの範囲にあるものが
好ましい。ブラシ繊維の太さは2乃至10デニール
(d)、特に3乃至6d、繊維長(毛足の長さ)は2乃
至7mm、特に3乃至5mmの範囲にあるのがよく、ま
た植毛密度は1万乃至20万本/平方インチ、特に3万
乃至10万本/平方インチの範囲にあることが、スムー
ズで一様な押圧力を与える上で好適である。またブラシ
の先端を丸めておくことが、積層シート3の摩耗を抑制
する上で好ましい。
【0031】有機の導電性繊維としては、導電剤粒子を
分散させた合成乃至再生繊維が使用され、例えばナイロ
ン6、ナイロン6,6 等のポリアミド繊維、ポリエチレン
テレフタレート等のポリエステル繊維、アクリル繊維、
ポリビニルアルコール繊維、ポリ塩化ビニル繊維、レー
ヨン、アセテート等が挙げられる。繊維に導電性を付与
するには、導電剤の配合による方法に限定されず、繊維
表面をメタライズする方法によってもよい。尚、導電剤
を使用する場合には、先に述べた導電剤を使用すること
ができる。また導電性無機繊維としては、カーボン繊維
が好適に使用されるが、ステンレススチールや黄銅等の
金属繊維も使用される。
【0032】前記ブラシ4bとして絶縁性繊維を用いた
場合には、前述したフランジリング5として金属製の導
電性リングが使用され、積層シート3への電圧印加は、
導電性ローラ4a及びフランジリング5を介して行われ
る。一般に、ブラシ4bが導電性である時には、感光体
ドラム等の被帯電体表面にピンホール等の欠陥があった
場合には、ブラシ4bの先端からの局部電流が欠陥部分
に流れ込むため、ブラシ先端の破壊を生じ易いが、ブラ
シ4bを絶縁性とした態様においては、積層シート3か
ら電流が流れ込むため、局部電流は発生せず、上記のよ
うなトラブルのおそれが全くない点で極めて有利であ
る。
【0033】上記の絶縁性繊維としては、導電剤が配合
されていない点を除けば、前述した有機繊維が使用さ
れ、繊度及び繊維長も前述した範囲にあればよい。た
だ、植毛密度は、3万乃至10万本/平方インチ、特に
4万乃至9万本/平方インチの範囲にあることが好まし
い。
【0034】また上述したブラシローラ内蔵型の帯電装
置2は、図1に示されたものに限定されるものではな
く、例えば図2に示す如く、フランジリング5を使用せ
ず、ブラシローラ4の端部にゴムリング20を設け、積
層シート3の両端部を熱収縮性の樹脂リング等から成る
固定チューブ21を用いてブラシローラ4の駆動軸22
に固定させたものであってもよい。この場合、ブラシ4
bとしては絶縁性のものが使用される。
【0035】(ブラシローラを内蔵していない形式の帯
電装置)本発明においては、上述した特定の表面抵抗率
等を有するチューブ状の可撓性積層シート3を使用して
いる限り、ブラシローラ4を内蔵していない形式の帯電
装置とすることもできる。このような他の態様の帯電装
置の例を図3乃至図5に示す。
【0036】図3の帯電装置2は、図1の帯電装置にお
けるブラシローラ4の代わりに、ポリウレタン、ポリス
チレン等の種々の合成樹脂の発泡体で形成されたスポン
ジローラ30を設けたものである。また、図4はブラシ
ローラ4の代わりにステンレス製等の金属ローラ31を
設けたものであり、図5は、チューブ状の可撓性積層シ
ート3内を空洞としたものである。図5の帯電装置は、
小径(例えば径が16mm以下)のものとして使用する場
合に好適である。本発明によれば、これらの形式の帯電
装置においても、均一帯電性が向上し、しかも被帯電体
表面にピンホール等の欠陥があった場合の不都合を回避
することができる。
【0037】(帯電方法)上述した帯電装置2を用いて
の帯電は、図1に示した帯電装置を例にとって説明する
と、例えば図6に示されている如く、これを回転する感
光体ドラム1に接触して配置し、且つ導電性ローラ4a
に直流電源10を接続し、ブラシ4b或いはフランジリ
ング5を介して可撓性積層シート3に電圧を印加しなが
ら、ブラシローラ4により該積層シート3を押圧して回
転する感光体ドラム1表面に接触させ、感光体ドラム1
表面の帯電を行う。
【0038】尚、帯電装置2は、例えば一面が開口した
ハウジング内に収容して電子写真装置内に配置し、この
開口を介して積層シート3が感光体ドラム1表面に一定
の圧力且つ一定の接触幅で接触するように、適当なスプ
リング等を用いて押圧しておくことが好ましい。
【0039】この積層シート3に印加する帯電電圧は、
感光体ドラム1表面の帯電開始電圧値の1.5乃至3.5
倍、特に2乃至3倍に設定することが好ましく、かかる
帯電装置を用いての帯電によれば、有効帯電領域におい
て、印加電圧と表面電位との間に良好な直線関係が維持
され、例えば感光体の周囲に表面電位検出センサを配置
し、このセンサで検出された表面電位値に基づいて、印
加電圧を増減することにより、感光体の表面電位を一定
にして最適値に維持することが可能となる。
【0040】本発明においては、電圧印加時に際し、高
抵抗層3bが感光体ドラム1表面に接触しているため、
感光体ドラム1表面にピンホール等の欠陥が存在してい
た場合にも、大電流の流入が阻止され、感光体ドラム1
表面の帯電を均一且つ有効に行い得ることが顕著な利点
であるが、直流電圧を用いるのみで均一でムラのない帯
電を行い得ることも本発明の利点である。この場合、一
層ムラのない帯電を行うために、交流電源11を直流電
源10に組み合わせ、前述した直流電圧にさらに交流電
圧を重畳した電圧を印加することも可能である。このよ
うな交流としては、周波数が300乃至1500Hz、
特に400乃至1000Hzで、ピーク間電圧が上記直
流電圧の2.5乃至4倍、特に2.8乃至3.5倍の交流を使
用することが好適である。
【0041】本発明の帯電装置は、複写機、ファクシミ
リ、レーザプリンター等の各種電子写真法に使用される
感光体の帯電に有用であり、単層乃至積層構造の各種感
光体、例えばa−Si感光体、セレン感光体、単層また
は多層の有機感光体等の任意の感光体の帯電に適用可能
である。これらの内でも、有機感光体に対して本発明の
帯電装置を適用すると、オゾンやNOX の発生がないた
め、感光体を構成する電荷発生顔料、電荷輸送物質、結
着剤、誘電体等の劣化がなく、その寿命を延ばすことが
可能である。勿論、本発明の帯電装置は、狭義の帯電に
限定されることなく、バイアス電圧印加による除電にも
適用できることは当然である。
【0042】
【実施例】実施例1 図1の帯電装置を、有機感光体を用いた三田工業(株)
製電子写真複写機DC−2566改造機に装着し、交流
電圧を印加することなしに、帯電、露光、現像、転写及
び定着を行った。帯電装置の各部材の物性及び帯電条件
は、以下の様に設定した。尚、無端状の可撓性導電性シ
ートを構成する各抵抗層の体積抵抗率、表面抵抗率の測
定は、三菱油化(株)製の体積抵抗率測定計ロレスタま
たはハイレスタを使用し、印加電圧10Vにて測定を行
った。
【0043】無端状の可撓性導電性積層シート; 外層:ポリフッ化ビニリデン (厚さ:80μm ,体積抵抗率:6.4×107 Ω・cm,
表面抵抗率:8.6×106 Ω/□) 内層:ポリ塩化ビニル系エラストマー (厚さ:200μm ,体積抵抗率:8.8×102 Ω・c
m) 積層シートの内径:20mm 積層シートの体積抵抗率:6.4×107 Ω・cm
【0044】ブラシローラ; 材質 : 導電性レーヨン 外径 : 19.8mm 繊維太さ: 6デニール 繊維長さ: 3mm 植毛密度: 100,000 本/inch2
【0045】 帯電条件; 印加直流電圧 :+1600V(帯電開始電圧:+600V) ブラシローラ回転数:150 rpm (感光体と従動回転) 無端状シート回転数:150 rpm (ブラシローラに固定、感光体と従動回転) 感光体周速度 :157 mm/sec
【0046】上記の条件で帯電を行った結果、感光体の
表面電位は+800Vとなり、得られた複写物は、黒斑
点状のムラのない良好な画像であった。また、ピンホー
ルのある感光体を用いて同様の条件で帯電を行ったとこ
ろ、ピンホール部に対する帯電電流の集中リークに起因
する白スジ等の画像欠陥は、全く発生しなかった。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、感光体等の被帯電体の
均一帯電を有効に行うことができ、しかも被帯電体表面
にピンホール等の欠陥が生じていた場合にも、電源の出
力低下を生じることなく、感光体表面の帯電を均一且つ
安定に、しかも感光体の寿命を低下させることなく行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帯電装置において、ブラシローラを内
蔵する形式のものの一例を示す正面断面図である。
【図2】本発明の帯電装置において、ブラシローラを内
蔵する形式の他の例を示す。
【図3】本発明で用いる帯電装置において、ブラシロー
ラを内蔵していない形式の一例を示す。
【図4】本発明で用いる帯電装置において、ブラシロー
ラを内蔵していない形式の他の例を示す。
【図5】本発明で用いる帯電装置において、ブラシロー
ラを内蔵していない形式の更に他の例を示す。
【図6】図1の帯電装置による帯電状態を示す説明図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 政準 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状の導電性可撓性シートを表面に有
    する帯電ローラから成る電子写真法に用いる帯電装置に
    おいて、 前記導電性可撓性シートは、内側の低電気抵抗層と外側
    の高電気抵抗層との積層シートであり、該高電気抵抗層
    は、表面抵抗率が106 Ω/□以上、107 Ω/□未満
    の範囲にあり、該低電気抵抗層は、体積抵抗率が105
    Ω・cm以下であることを特徴とする帯電装置。
  2. 【請求項2】 前記導電性可撓性シートは、体積抵抗率
    が106 乃至109Ω・cmの範囲にある請求項1に記載
    の帯電装置。
  3. 【請求項3】 前記導電性可撓性シートは、100乃至
    300μm の厚みを有する請求項2に記載の帯電装置。
  4. 【請求項4】 前記帯電ローラは、無端状の導電性可撓
    性シート内にブラシローラを内蔵して成るものである請
    求項1に記載の帯電装置。
  5. 【請求項5】 前記帯電ローラは、無端状の導電性可撓
    性シート内にスポンジローラを内蔵して成るものである
    請求項1に記載の帯電装置。
  6. 【請求項6】 前記帯電ローラは、径が16mm以下の小
    径ローラであり、導電性可撓性シートの両側端部が導電
    性回転軸に設けられている弾性リングに固定されて内部
    が中空となっている請求項1に記載の帯電装置。
JP18374594A 1994-08-04 1994-08-04 電子写真法に用いる帯電装置 Pending JPH0844142A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18374594A JPH0844142A (ja) 1994-08-04 1994-08-04 電子写真法に用いる帯電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18374594A JPH0844142A (ja) 1994-08-04 1994-08-04 電子写真法に用いる帯電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0844142A true JPH0844142A (ja) 1996-02-16

Family

ID=16141241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18374594A Pending JPH0844142A (ja) 1994-08-04 1994-08-04 電子写真法に用いる帯電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0844142A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6684042B2 (en) 2001-11-20 2004-01-27 Fuji Xerox Co., Ltd. Charging device and image forming apparatus using the same
JP2008009076A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Kurabo Ind Ltd 接触式帯電/除電用導電シート
JP2012128275A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Samsung Electronics Co Ltd 帯電装置及び画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6684042B2 (en) 2001-11-20 2004-01-27 Fuji Xerox Co., Ltd. Charging device and image forming apparatus using the same
JP2008009076A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Kurabo Ind Ltd 接触式帯電/除電用導電シート
JP2012128275A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Samsung Electronics Co Ltd 帯電装置及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2705780B2 (ja) 接触帯電部材
US5483323A (en) Electrophotographic apparatus utilizing a hollow roller changing mechanism
US7113726B2 (en) Charging device, image forming process cartridge, and image forming apparatus including the charging device
US5485344A (en) Method of contact-charging the surface of a photosensitive material
US5659853A (en) Electrically charging method and electrically charging device used therefor
US5446615A (en) Electrifying method and electrifying apparatus used therefor
JPH07209959A (ja) 帯電装置
JPH1073983A (ja) 画像形成装置
US6559210B2 (en) Charging member and electrophotographic apparatus
JP3293970B2 (ja) 感光体表面の接触帯電方法
JPH08240965A (ja) 接触帯電用帯電ローラ
JPH07168417A (ja) 帯電装置
JP3747478B2 (ja) 接触帯電装置
JP3337887B2 (ja) 電子写真用弾性部材
JPH07168419A (ja) 帯電方法及びそれに用いる帯電装置
JPH0713403A (ja) 接触帯電装置の製造方法
EP0633512A2 (en) Charging device for an image forming apparatus
JPH0611952A (ja) 帯電方法及びそれに用いる帯電装置
JPH10186800A (ja) 導電性ローラ
JPH0623903B2 (ja) 定着装置
JP4314840B2 (ja) 画像形成装置
JPH0720683A (ja) 帯電装置
JPH06337570A (ja) 帯電装置
JPH08146709A (ja) 接触帯電装置
JPH06337572A (ja) 帯電装置