JPH08443Y2 - 組立家屋 - Google Patents
組立家屋Info
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- JPH08443Y2 JPH08443Y2 JP1932392U JP1932392U JPH08443Y2 JP H08443 Y2 JPH08443 Y2 JP H08443Y2 JP 1932392 U JP1932392 U JP 1932392U JP 1932392 U JP1932392 U JP 1932392U JP H08443 Y2 JPH08443 Y2 JP H08443Y2
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- Japan
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- roof plate
- roof
- side wall
- frame member
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は屋根板の傾斜方向を選択
的に変えることができるようにした組立家屋に関する。
的に変えることができるようにした組立家屋に関する。
【0002】
【従来の技術】各種道具や物品を収納するための物置
は、コンパクトなものでは屋根勾配を設けないこともあ
るが、排水性を良好にするために、若干の勾配が設けら
れることがある。このような場合、その物置を配置する
場所に合わせて屋根勾配の設定変更ができるように構成
されているのが望ましく、簡易なものでは、例えば図10
に示すように、側壁aの上部の前後位置に上下方向の長
孔b,bをそれぞれ穿設形成し、その両長孔b,bに対
応させて屋根板c側に穿設形成したボルト孔に貫挿させ
た取付ボルトd,dをその長孔b,bに対して上下に位
置を選択して締結できるように構成されていた。つま
り、屋根板cを前上りに傾斜させたい場合には、図示の
ように、前部の長孔bの下部と後部の長孔bの上部にそ
れぞれ取付ボルトd,dを締結すればよく、前下りの傾
斜を得るには、その逆の位置にそれぞれ取付ボルトd,
dを締結するようにしていた(二点鎖線参照)。
は、コンパクトなものでは屋根勾配を設けないこともあ
るが、排水性を良好にするために、若干の勾配が設けら
れることがある。このような場合、その物置を配置する
場所に合わせて屋根勾配の設定変更ができるように構成
されているのが望ましく、簡易なものでは、例えば図10
に示すように、側壁aの上部の前後位置に上下方向の長
孔b,bをそれぞれ穿設形成し、その両長孔b,bに対
応させて屋根板c側に穿設形成したボルト孔に貫挿させ
た取付ボルトd,dをその長孔b,bに対して上下に位
置を選択して締結できるように構成されていた。つま
り、屋根板cを前上りに傾斜させたい場合には、図示の
ように、前部の長孔bの下部と後部の長孔bの上部にそ
れぞれ取付ボルトd,dを締結すればよく、前下りの傾
斜を得るには、その逆の位置にそれぞれ取付ボルトd,
dを締結するようにしていた(二点鎖線参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な構成とした場合には高くした側の屋根板cと上枠(図
示省略)との間に比較的大きな隙間Sが形成されるた
め、その隙間Sからチリや埃が室内に入りやすく、かつ
またその屋根板cが両側の取付ボルトd,dで側壁aに
支持されるためその部分に応力集中が発生しやすく、屋
根板cの安定した支持状態を得難いという難点もある。
な構成とした場合には高くした側の屋根板cと上枠(図
示省略)との間に比較的大きな隙間Sが形成されるた
め、その隙間Sからチリや埃が室内に入りやすく、かつ
またその屋根板cが両側の取付ボルトd,dで側壁aに
支持されるためその部分に応力集中が発生しやすく、屋
根板cの安定した支持状態を得難いという難点もある。
【0004】本考案はこのような実情に鑑みてなされ、
屋根勾配を前上りまたは前下りに選択でき、しかも屋根
板を隙間なく安定に支持することのできる組付性のよい
組立家屋を提供することを目的としている。
屋根勾配を前上りまたは前下りに選択でき、しかも屋根
板を隙間なく安定に支持することのできる組付性のよい
組立家屋を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上述の課題を解
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、屋根板と側壁と開口部またはこれらと上枠部材とを
備える組立家屋において、前記屋根板の傾斜方向の少な
くとも一方側の裏面には、上枠部材または側壁に対応す
る位置に横桟が設けられるとともに、前記横桟には、前
記上枠部材または側壁の上部に載せられて屋根板を支持
する位置と上枠部材または側壁から外れて屋根板を支持
しない位置とに択一的に設定できるように、両側壁間に
わたる長さを有する載枠が取り付けられて屋根板の傾斜
方向が可変であることを特徴としている。
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、屋根板と側壁と開口部またはこれらと上枠部材とを
備える組立家屋において、前記屋根板の傾斜方向の少な
くとも一方側の裏面には、上枠部材または側壁に対応す
る位置に横桟が設けられるとともに、前記横桟には、前
記上枠部材または側壁の上部に載せられて屋根板を支持
する位置と上枠部材または側壁から外れて屋根板を支持
しない位置とに択一的に設定できるように、両側壁間に
わたる長さを有する載枠が取り付けられて屋根板の傾斜
方向が可変であることを特徴としている。
【0006】
【作用】例えば屋根板の前部(開口部の上部に対応)の
裏面に横桟を設けた場合、載枠を前部に配置された上枠
部材と対応させられるように横桟に取り付けて、その載
枠を上枠部材に上載させると、その屋根の前部を高い位
置に支持することができる。つまり、屋根板の前部は、
その屋根板の裏面に設けた横桟に取り付けられている載
枠を上枠部材に当接させた状態で支持されるため、両側
壁間にわたる長さを有する載枠によって屋根板の前部と
上枠部材との間に隙間が生じることがなく、かつその載
枠を介して屋根板の荷重を分散して受けることができ、
応力集中が発生することがなくなるのである。
裏面に横桟を設けた場合、載枠を前部に配置された上枠
部材と対応させられるように横桟に取り付けて、その載
枠を上枠部材に上載させると、その屋根の前部を高い位
置に支持することができる。つまり、屋根板の前部は、
その屋根板の裏面に設けた横桟に取り付けられている載
枠を上枠部材に当接させた状態で支持されるため、両側
壁間にわたる長さを有する載枠によって屋根板の前部と
上枠部材との間に隙間が生じることがなく、かつその載
枠を介して屋根板の荷重を分散して受けることができ、
応力集中が発生することがなくなるのである。
【0007】一方、その載枠を上枠部材上に上載させな
い位置に取り付けて、屋根板を上枠部材に直接上載させ
ると、屋根の前部を低い位置に支持することができ、こ
の場合においても屋根板の略全幅が上枠部材と当接して
隙間なく安定に支持される。つまり、載枠の取付位置を
択一的に設定することにより、屋根板の傾斜方向の設定
・変更を容易におこなうことができる。
い位置に取り付けて、屋根板を上枠部材に直接上載させ
ると、屋根の前部を低い位置に支持することができ、こ
の場合においても屋根板の略全幅が上枠部材と当接して
隙間なく安定に支持される。つまり、載枠の取付位置を
択一的に設定することにより、屋根板の傾斜方向の設定
・変更を容易におこなうことができる。
【0008】
【実施例】以下に本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本考案の物置の一実施例における屋
根の軒先部の断面を示し、符号1は屋根板で、下方に折
曲された前縁がさらに内方に折曲されて受フランジ部2
が形成され、その受フランジ部2に化粧板3の前端に形
成された取付部が上載されて接着等により固着され、そ
の化粧板3の前面には上下に段状に折曲された段部4が
形成されてその段部4の後部から上方に立上ってその上
端に形成された取付部5が屋根板1の裏面に接着等によ
り取り付けられており、その取付部5から下方に向けて
断面ハット状に折曲された横桟6が連設形成され、その
外フランジ部7が同様に接着等により屋根板1の裏面に
固着されている。
に説明する。図1は本考案の物置の一実施例における屋
根の軒先部の断面を示し、符号1は屋根板で、下方に折
曲された前縁がさらに内方に折曲されて受フランジ部2
が形成され、その受フランジ部2に化粧板3の前端に形
成された取付部が上載されて接着等により固着され、そ
の化粧板3の前面には上下に段状に折曲された段部4が
形成されてその段部4の後部から上方に立上ってその上
端に形成された取付部5が屋根板1の裏面に接着等によ
り取り付けられており、その取付部5から下方に向けて
断面ハット状に折曲された横桟6が連設形成され、その
外フランジ部7が同様に接着等により屋根板1の裏面に
固着されている。
【0009】そして、その横桟6に対して、左右の両側
壁10,10(図7参照)間にわたる長さを有する断面略コ
字状の載枠9が上枠部材8と対応する実線の位置と、上
枠部材8と対応しない二点鎖線の位置の二位置にボルト
11とナット12の締結により択一的に固定されるようにな
っており、載枠9が実線の位置に固定された状態では、
その下部が上枠部材8の略垂直に立上った立上り部14の
上端に対応し、屋根板1の前部を高い位置に支持するこ
とができ、これにより前上りの屋根板の傾斜を得ること
ができる〔図2(A)参照〕。一方、その載枠9を二点
鎖線で示す後方の位置で横桟6に固定すると、載枠9は
上枠部材8とは対応せず、屋根板1の裏面が直接上枠部
材8の立上り部14の上端に当接し、屋根板1の前部が二
点鎖線で示す低い位置に支持され、前下りの屋根板の傾
斜が得られる〔図2(B)参照〕。
壁10,10(図7参照)間にわたる長さを有する断面略コ
字状の載枠9が上枠部材8と対応する実線の位置と、上
枠部材8と対応しない二点鎖線の位置の二位置にボルト
11とナット12の締結により択一的に固定されるようにな
っており、載枠9が実線の位置に固定された状態では、
その下部が上枠部材8の略垂直に立上った立上り部14の
上端に対応し、屋根板1の前部を高い位置に支持するこ
とができ、これにより前上りの屋根板の傾斜を得ること
ができる〔図2(A)参照〕。一方、その載枠9を二点
鎖線で示す後方の位置で横桟6に固定すると、載枠9は
上枠部材8とは対応せず、屋根板1の裏面が直接上枠部
材8の立上り部14の上端に当接し、屋根板1の前部が二
点鎖線で示す低い位置に支持され、前下りの屋根板の傾
斜が得られる〔図2(B)参照〕。
【0010】屋根板1の両側部は、図3に示すように、
下方に屈曲垂下されて上方に折り返された上開きの凹状
溝13を形成してその内側部131 の上端がさらに内方に屈
曲されて側壁10の上部に対応する載段部132 が形成され
るとともに、その内側を上方に屈曲させてフランジ133
を形成し、そのフランジ133 に左または右側の側壁10を
取り付けるための屋根止結金具18を挿通させる横方向の
長孔19が形成され、かつ凹状溝13の内側部131 には、左
または右側の側壁10の上部に形成した長孔29と対応して
取付ボルト30を挿通させるためのボルト挿通孔20が形成
され、この屋根止結金具18や長孔19,29および取付ボル
ト30等で後述するように屋根板1を左右の両側壁10,10
に対して上下に位置調整自在に固定する固定手段31を構
成している。
下方に屈曲垂下されて上方に折り返された上開きの凹状
溝13を形成してその内側部131 の上端がさらに内方に屈
曲されて側壁10の上部に対応する載段部132 が形成され
るとともに、その内側を上方に屈曲させてフランジ133
を形成し、そのフランジ133 に左または右側の側壁10を
取り付けるための屋根止結金具18を挿通させる横方向の
長孔19が形成され、かつ凹状溝13の内側部131 には、左
または右側の側壁10の上部に形成した長孔29と対応して
取付ボルト30を挿通させるためのボルト挿通孔20が形成
され、この屋根止結金具18や長孔19,29および取付ボル
ト30等で後述するように屋根板1を左右の両側壁10,10
に対して上下に位置調整自在に固定する固定手段31を構
成している。
【0011】屋根板1の後部も両側部と同様な構成とさ
れ(図5参照)、化粧板3が取り付けられた前部を含め
て屋根板1の周囲の剛性が強化されており、かつ、横方
向中央内側にハット断面の補強材21(図6参照)が全幅
にわたり接着一体化され、屋根板1の全体が軽量かつ高
剛性なものとなっている。
れ(図5参照)、化粧板3が取り付けられた前部を含め
て屋根板1の周囲の剛性が強化されており、かつ、横方
向中央内側にハット断面の補強材21(図6参照)が全幅
にわたり接着一体化され、屋根板1の全体が軽量かつ高
剛性なものとなっている。
【0012】前述の上枠部材8は鴨居と称される横強度
部材で、左右の両側壁10,10(図7参照)間上部に架設
され、チャンネル状断面を有する下部に形成した一対の
レール溝22,22に、懸吊式の引違い戸(扉)23,23(図
6参照)の上部に取り付けられた戸車24,24を転動自在
に遊嵌させ、かつその下部前縁から上方に向けて二枚重
ねに折り返された立上り部14の上端に、前述のように、
載枠9または屋根板1の裏面を上載させて屋根板1の前
部を安定に隙間なく支持することができるように構成さ
れている。
部材で、左右の両側壁10,10(図7参照)間上部に架設
され、チャンネル状断面を有する下部に形成した一対の
レール溝22,22に、懸吊式の引違い戸(扉)23,23(図
6参照)の上部に取り付けられた戸車24,24を転動自在
に遊嵌させ、かつその下部前縁から上方に向けて二枚重
ねに折り返された立上り部14の上端に、前述のように、
載枠9または屋根板1の裏面を上載させて屋根板1の前
部を安定に隙間なく支持することができるように構成さ
れている。
【0013】左右の両側壁10,10の内側中央にはハット
状断面を有する補強材25が接着され、その左右の両側壁
10,10の下部は、コンクリートブロック26(図7参照)
上に載置した床板27の両側部にボルト、ナットの締結に
より固定される一方、その上部前縁間に、上述のよう
に、上枠部材8の両端がボルト・ナットの締結により固
定され、かつ、床板27の前縁に立設した前柱(図示省
略)の上端が、その上枠部材8の中央部にL字状の取付
金具を介したボルト締結により固定されている。
状断面を有する補強材25が接着され、その左右の両側壁
10,10の下部は、コンクリートブロック26(図7参照)
上に載置した床板27の両側部にボルト、ナットの締結に
より固定される一方、その上部前縁間に、上述のよう
に、上枠部材8の両端がボルト・ナットの締結により固
定され、かつ、床板27の前縁に立設した前柱(図示省
略)の上端が、その上枠部材8の中央部にL字状の取付
金具を介したボルト締結により固定されている。
【0014】一方、この左右の両側壁10,10の上部に
は、屋根板1の載段部132 (図3参照)と対応するフラ
ンジ28が内方に向けて形成され、そのすぐ下方の前後の
位置と、中央の補強材25の上部とに前述した長孔29(図
6参照)が穿設形成されており、既述のように、載枠9
を前後いずれかの位置に固定した後に屋根板1を上枠部
材8に支持させて、その両側の載段部132 を左または右
側の側壁10のフランジ28の上部に載設してボルト挿通孔
20を長孔29に対応させ、屋根止結金具18をフランジ133
の長孔19から挿し込み、左または右側の側壁10の長孔29
から取付ボルト30を挿し込んでその屋根止結金具18のネ
ジ孔181 に螺合締結することにより左右の両側壁10,10
の上部に屋根板1を固定することができる。つまり、載
枠9の前後位置によって変化する屋根板1の上下幅をそ
の長孔29で吸収できるようにしているのである。その長
孔29は取付ボルト30が締結されると屋根板1の凹状溝13
の内側部131 によって塞がれるため充分な気密性が保た
れ、外部からチリや埃が侵入しないようになっている。
なお、左または右側の側壁10の中央の補強材25に形成し
た長孔29には、図4に示すように、別途用意したL字状
の屋根止結金具18の下部を取付ボルト30にて締結固定す
る一方、屋根板1の裏面に取り付けた補強材21に形成し
た長孔32に挿通させた取付ボルト30でその屋根止結金具
18の上部を締結固定している。
は、屋根板1の載段部132 (図3参照)と対応するフラ
ンジ28が内方に向けて形成され、そのすぐ下方の前後の
位置と、中央の補強材25の上部とに前述した長孔29(図
6参照)が穿設形成されており、既述のように、載枠9
を前後いずれかの位置に固定した後に屋根板1を上枠部
材8に支持させて、その両側の載段部132 を左または右
側の側壁10のフランジ28の上部に載設してボルト挿通孔
20を長孔29に対応させ、屋根止結金具18をフランジ133
の長孔19から挿し込み、左または右側の側壁10の長孔29
から取付ボルト30を挿し込んでその屋根止結金具18のネ
ジ孔181 に螺合締結することにより左右の両側壁10,10
の上部に屋根板1を固定することができる。つまり、載
枠9の前後位置によって変化する屋根板1の上下幅をそ
の長孔29で吸収できるようにしているのである。その長
孔29は取付ボルト30が締結されると屋根板1の凹状溝13
の内側部131 によって塞がれるため充分な気密性が保た
れ、外部からチリや埃が侵入しないようになっている。
なお、左または右側の側壁10の中央の補強材25に形成し
た長孔29には、図4に示すように、別途用意したL字状
の屋根止結金具18の下部を取付ボルト30にて締結固定す
る一方、屋根板1の裏面に取り付けた補強材21に形成し
た長孔32に挿通させた取付ボルト30でその屋根止結金具
18の上部を締結固定している。
【0015】後側の側壁15(図6参照)は左右に二分さ
れており、屋根板1の両側部を上述のように、左右の両
側壁10,10に取り付けた後、図示しないが、別途用意し
た間柱の下端を床板27の後部中央に形成した角孔に差し
込み、上端を屋根板1に当接対応させて屋根止結金具を
用いたボルト締結により固定し、しかる後に、内側から
一方の後側の側壁15を搬入してその下側を先に床板27に
対応させ壁止結金具で床板27および左または右側の一方
の側壁10に固定した後、屋根止結金具18(図5参照)を
介した取付ボルト30の締結により屋根板1の内側に後側
の側壁15の上部を固定し、次いで他方の後側の側壁15を
同様の方法で取り付けるようにしている。なお、後側の
側壁15と屋根板1との取付部の構造は左右の側壁10の場
合と同様であり、屋根止結金具18も同一形状のものを使
用し、かつ組付性を向上させるために後壁15に取付ボル
ト30を挿通させる長孔29を後側の側壁15に形成してい
る。
れており、屋根板1の両側部を上述のように、左右の両
側壁10,10に取り付けた後、図示しないが、別途用意し
た間柱の下端を床板27の後部中央に形成した角孔に差し
込み、上端を屋根板1に当接対応させて屋根止結金具を
用いたボルト締結により固定し、しかる後に、内側から
一方の後側の側壁15を搬入してその下側を先に床板27に
対応させ壁止結金具で床板27および左または右側の一方
の側壁10に固定した後、屋根止結金具18(図5参照)を
介した取付ボルト30の締結により屋根板1の内側に後側
の側壁15の上部を固定し、次いで他方の後側の側壁15を
同様の方法で取り付けるようにしている。なお、後側の
側壁15と屋根板1との取付部の構造は左右の側壁10の場
合と同様であり、屋根止結金具18も同一形状のものを使
用し、かつ組付性を向上させるために後壁15に取付ボル
ト30を挿通させる長孔29を後側の側壁15に形成してい
る。
【0016】以上のように構成される物置では、屋根板
1を取り付ける前に、設置する場所に応じて屋根板の傾
斜の向きを容易に設定することができる。つまり、前上
りに屋根板の傾斜を設定するときには、図1に実線で示
すように、載枠9を横桟6に対して前方の位置に固定
し、上枠部材8の立上り部14の上端にその載枠9を上載
させて屋根止結金具18を用いて、屋根板1の三辺を、左
右の両側壁10,10および後側の側壁15の各上端部に固定
すればよい。一方、前下りに設定するには、図1に二点
鎖線で示すように、載枠9を後方の位置に固定し、屋根
板1の裏面を立上り部14の上端に上載させて三辺を固定
すればよい(図2参照)。なお、横桟6および載枠9
は、扉側にだけでなく、後側の側壁15側にも設けて、前
後2ケ所で高さの位置調節を行うようにしてもよい。
1を取り付ける前に、設置する場所に応じて屋根板の傾
斜の向きを容易に設定することができる。つまり、前上
りに屋根板の傾斜を設定するときには、図1に実線で示
すように、載枠9を横桟6に対して前方の位置に固定
し、上枠部材8の立上り部14の上端にその載枠9を上載
させて屋根止結金具18を用いて、屋根板1の三辺を、左
右の両側壁10,10および後側の側壁15の各上端部に固定
すればよい。一方、前下りに設定するには、図1に二点
鎖線で示すように、載枠9を後方の位置に固定し、屋根
板1の裏面を立上り部14の上端に上載させて三辺を固定
すればよい(図2参照)。なお、横桟6および載枠9
は、扉側にだけでなく、後側の側壁15側にも設けて、前
後2ケ所で高さの位置調節を行うようにしてもよい。
【0017】組み付けられた状態では、屋根板1と上枠
部材8および両側壁10,10と後壁15との間に隙間が生じ
ずきわめて気密性の高いものとなり、外部からチリや埃
が侵入するおそれがない。また、屋根板1が、その前部
においては全幅にわたって剛性の高い上枠部材8の立上
り部14によって受けられ、かつその後部も全幅にわたり
後側の側壁15の上端部に上載・支持されてかつ屋根止結
金具18を介したボルト締結によって強固に固定されると
ともに、その両側部も左右の側壁10,10の上端部に対し
て屋根止結金具18を介したボルト締結によって強固に固
定されている。よって、その屋根板1はきわめて安定な
支持強度を得ることができ、耐久性が良好なものとな
る。つまり、従来のように、屋根板1の荷重をボルトで
受けるようなことがなく、局部的な応力集中が排除され
るのである。
部材8および両側壁10,10と後壁15との間に隙間が生じ
ずきわめて気密性の高いものとなり、外部からチリや埃
が侵入するおそれがない。また、屋根板1が、その前部
においては全幅にわたって剛性の高い上枠部材8の立上
り部14によって受けられ、かつその後部も全幅にわたり
後側の側壁15の上端部に上載・支持されてかつ屋根止結
金具18を介したボルト締結によって強固に固定されると
ともに、その両側部も左右の側壁10,10の上端部に対し
て屋根止結金具18を介したボルト締結によって強固に固
定されている。よって、その屋根板1はきわめて安定な
支持強度を得ることができ、耐久性が良好なものとな
る。つまり、従来のように、屋根板1の荷重をボルトで
受けるようなことがなく、局部的な応力集中が排除され
るのである。
【0018】そして、たとえ組み付けられた後に屋根板
の傾斜を変化させる場合においてもきわめて容易に対処
することができる。そのときには、左右の両側壁10,10
および後側の側壁15と屋根板1とを固定している取付ボ
ルト30の締結を若干緩めてから、載枠9を固定している
ボルト11とナット12の締結をも緩めて少し屋根板1を上
方に持ち上げて載枠9を前または後に移動させて再びそ
のボルト11とナット12を締結した後取付ボルト30を再締
結すればよい。その載枠9の移動は水平方向の移動であ
るため、きわめて操作が容易であり、かつそのまま上枠
部材8の立上り部14の上端に載枠9または屋根板1を上
載させてきわめて作業性よくボルト11とナット12を締結
することができ、しかる後におこなう両側部と後部の取
付ボルト30の締結作業も、その取付ボルト30に直接屋根
荷重が作用しないのできわめて容易である。
の傾斜を変化させる場合においてもきわめて容易に対処
することができる。そのときには、左右の両側壁10,10
および後側の側壁15と屋根板1とを固定している取付ボ
ルト30の締結を若干緩めてから、載枠9を固定している
ボルト11とナット12の締結をも緩めて少し屋根板1を上
方に持ち上げて載枠9を前または後に移動させて再びそ
のボルト11とナット12を締結した後取付ボルト30を再締
結すればよい。その載枠9の移動は水平方向の移動であ
るため、きわめて操作が容易であり、かつそのまま上枠
部材8の立上り部14の上端に載枠9または屋根板1を上
載させてきわめて作業性よくボルト11とナット12を締結
することができ、しかる後におこなう両側部と後部の取
付ボルト30の締結作業も、その取付ボルト30に直接屋根
荷重が作用しないのできわめて容易である。
【0019】なお、屋根止結金具18を固定する取付ボル
ト30を位置調整自在に挿通させるための長孔29は屋根板
1側に形成してもよい。つまり、屋根板1側の丸孔状の
ボルト挿通孔20を長孔とし、左右の側壁10側の長孔29を
丸孔状とすることもできる。
ト30を位置調整自在に挿通させるための長孔29は屋根板
1側に形成してもよい。つまり、屋根板1側の丸孔状の
ボルト挿通孔20を長孔とし、左右の側壁10側の長孔29を
丸孔状とすることもできる。
【0020】また、屋根板の傾斜の設定変更をおこなう
ための載枠9を屋根板1の後部つまり後側の側壁15との
間に配置してもよい。その場合には横桟6を屋根板1の
後部に設け、載枠9を後側の側壁15に上載させると前下
りの屋根板の傾斜を、後側の側壁15に直接屋根板1を上
載させると前上りの屋根勾配を、それぞれ得ることがで
きる。
ための載枠9を屋根板1の後部つまり後側の側壁15との
間に配置してもよい。その場合には横桟6を屋根板1の
後部に設け、載枠9を後側の側壁15に上載させると前下
りの屋根板の傾斜を、後側の側壁15に直接屋根板1を上
載させると前上りの屋根勾配を、それぞれ得ることがで
きる。
【0021】あるいは、上枠部材8が、左右の両側壁1
0,10および後側の側壁15にわたり架設されている比較
的大きな物置にも本考案を適用することができるのはい
うまでもない。その場合には、左右の両側壁10,10の上
部に取り付けた上枠部材に長孔29を形成する等すればよ
い。
0,10および後側の側壁15にわたり架設されている比較
的大きな物置にも本考案を適用することができるのはい
うまでもない。その場合には、左右の両側壁10,10の上
部に取り付けた上枠部材に長孔29を形成する等すればよ
い。
【0022】さらに、扉は単一の引き戸であってもよ
く、また戸車は床板側に設けたレール上を移動させるタ
イプのものでもよく、あるいは両開きまたは片開き式の
扉であってもよいことはいうまでもない。
く、また戸車は床板側に設けたレール上を移動させるタ
イプのものでもよく、あるいは両開きまたは片開き式の
扉であってもよいことはいうまでもない。
【0023】図8は異なる実施例を示し、横桟6をハッ
ト断面を有する別部材で形成しこれを溶接または接着に
より屋根板1の裏面に取り付けたものである。この場
合、その横桟6を分割してもよい。
ト断面を有する別部材で形成しこれを溶接または接着に
より屋根板1の裏面に取り付けたものである。この場
合、その横桟6を分割してもよい。
【0024】図9は別の実施例を示し、横桟6を、化粧
板3とともに屋根板1と一体に形成したものである。
板3とともに屋根板1と一体に形成したものである。
【0025】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
屋根板の傾斜方向の少なくとも一方側の裏面に配置され
る上枠部材または側壁の上部に載せられて屋根板を支持
する位置と上枠部材または側壁から外れて屋根板を支持
しない位置とに択一的に設定できるように、両側壁間に
わたる長さを有する載枠を取り付けて、屋根板の傾斜方
向が可変できるので、屋根板の傾斜方向の少なくとも一
方側を載枠を介して上枠部材または側壁の上部に上載さ
せた前上りの状態と、屋根板を直接上枠部材または側壁
の上部に上載させた前下りの状態とに屋根板の傾斜方向
を容易に可変させることができる。
屋根板の傾斜方向の少なくとも一方側の裏面に配置され
る上枠部材または側壁の上部に載せられて屋根板を支持
する位置と上枠部材または側壁から外れて屋根板を支持
しない位置とに択一的に設定できるように、両側壁間に
わたる長さを有する載枠を取り付けて、屋根板の傾斜方
向が可変できるので、屋根板の傾斜方向の少なくとも一
方側を載枠を介して上枠部材または側壁の上部に上載さ
せた前上りの状態と、屋根板を直接上枠部材または側壁
の上部に上載させた前下りの状態とに屋根板の傾斜方向
を容易に可変させることができる。
【0026】屋根板が組み付けられた状態では、前上り
の場合には左右の両側壁間にわたる長さを有する載枠
が、前下りの場合には屋根板が、上枠部材に上載するの
で、屋根板が隙間なくかつ安定に支持される。また、屋
根板の傾斜の設定や変更は、載枠の横桟に対する取付位
置を可変することにより容易におこなうことができる。
の場合には左右の両側壁間にわたる長さを有する載枠
が、前下りの場合には屋根板が、上枠部材に上載するの
で、屋根板が隙間なくかつ安定に支持される。また、屋
根板の傾斜の設定や変更は、載枠の横桟に対する取付位
置を可変することにより容易におこなうことができる。
【0027】なお、上枠部材は扉が設けられる前面にの
み設けられる場合に限られることなく、左右の側壁や後
側の側壁の上にも上枠部材が架設される比較的大きな物
置にも本考案を適用できるのはいうまでもない。
み設けられる場合に限られることなく、左右の側壁や後
側の側壁の上にも上枠部材が架設される比較的大きな物
置にも本考案を適用できるのはいうまでもない。
【図1】本考案の物置の一実施例を示す前上り状態の屋
根前部の縦断面図である。
根前部の縦断面図である。
【図2】(A)は同前上り状態の屋根部の縦断面図で、
(B)は同前下り状態の屋根部の縦断面図である。
(B)は同前下り状態の屋根部の縦断面図である。
【図3】同屋根板と側壁との取付構造を示す分解組立図
である。
である。
【図4】同側壁の補強材が設けられている個所での屋根
板との取付構造を示す縦断面図である。
板との取付構造を示す縦断面図である。
【図5】同屋根板と後壁との取付構造を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図6】同屋根部の縦断面図である。
【図7】同物置の斜視図である。
【図8】異なる実施例における前上り状態の屋根前部の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図9】別の実施例における前上り状態の屋根前部の縦
断面図である。
断面図である。
【図10】従来の物置の一例を示す側面図である。
1…屋根板、6…横桟、8…上枠部材、9…載枠、10…
左または右側の側壁、15…後側の側壁。
左または右側の側壁、15…後側の側壁。
Claims (1)
- 【請求項1】 屋根板と側壁と開口部またはこれらと上
枠部材とを備える組立家屋において、前記屋根板の傾斜
方向の少なくとも一方側の裏面には、上枠部材または側
壁に対応する位置に横桟が設けられるとともに、前記横
桟には、前記上枠部材または側壁の上部に載せられて屋
根板を支持する位置と上枠部材または側壁から外れて屋
根板を支持しない位置とに択一的に設定できるように、
両側壁間にわたる長さを有する載枠が取り付けられて屋
根板の傾斜方向が可変できることを特徴とする組立家
屋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1932392U JPH08443Y2 (ja) | 1992-02-29 | 1992-02-29 | 組立家屋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1932392U JPH08443Y2 (ja) | 1992-02-29 | 1992-02-29 | 組立家屋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0620786U JPH0620786U (ja) | 1994-03-18 |
| JPH08443Y2 true JPH08443Y2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=11996201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1932392U Expired - Fee Related JPH08443Y2 (ja) | 1992-02-29 | 1992-02-29 | 組立家屋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08443Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-29 JP JP1932392U patent/JPH08443Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0620786U (ja) | 1994-03-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |