JPH0844438A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH0844438A
JPH0844438A JP12540195A JP12540195A JPH0844438A JP H0844438 A JPH0844438 A JP H0844438A JP 12540195 A JP12540195 A JP 12540195A JP 12540195 A JP12540195 A JP 12540195A JP H0844438 A JPH0844438 A JP H0844438A
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power supply
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error amplifier
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JP12540195A
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English (en)
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Masaaki Isa
正明 井佐
Shigeki Banba
重輝 番場
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TDK Lambda Corp
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TDK Lambda Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 並列運転時において、負荷の両端電圧を一定
に保ち、電源本体の出力遮断時における電圧の落ち込み
を阻止する。 【構成】 負荷3の両端電圧Voを、電圧検出回路6で
検出する。この検出結果に基づき、電圧補正回路8から
可変指令電圧Vrを電源本体1側に注入する。負荷3の
両端電圧Voが下がると、これに見合う可変指令電圧V
rが、第1の誤差増幅器13の基準電圧側に重畳される。 【効果】 出力電圧V1の低い電源本体1は、無負荷状
態で待機する。また、他の電源本体が動作停止しても、
直ちに出力電圧V1の低下分を補正する。これにより、
負荷3の両端電圧Voが安定化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台の電源本体によ
る並列冗長運転を可能にした電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は一般的な2台の電源本体1,2を
並列運転する場合の回路構成図を示しており、同図にお
いて、同一構成をなす電源本体1,2は帰還ループを備
えたDC−DCコンバータ(図示せず)を内蔵し、各出
力端子+V,−Vからは所定の直流出力電圧V1,V2
が負荷3に供給される。また、各電源本体1,2には、
出力端子+V,−Vと負荷3との間の出力電圧ラインの
電圧降下を補正する一対のリモートセンシング端子+
S,−Sが設けられる。リモートセンシング端子+S,
−S間の電圧は、検出電圧として誤差増幅器(図示せ
ず)の一方の入力端子に印加され、誤差増幅器の他方の
入力端子に印加される基準電圧と比較される。そして、
電源本体1,2は、この誤差増幅器からの出力に基づ
き、リモートセンシング端子+S,−S間の電圧が一定
に保つように制御を行うようにしている。一方、こうし
た複数台の電源本体1,2を並列接続した並列冗長運転
では、何等かの原因で一方の電源本体1からの出力が停
止した場合、この電源本体1に電流が流れ込まないよう
に、各電源本体1,2の出力電圧ラインに逆流防止用ダ
イオード4,5を挿入接続しており、このダイオード
4,5によって、負荷3や他の正常な電源本体2への影
響を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の並列冗
長運転では、リモートセンシング端子+S,−Sに接
続されるリモートセンシング線を、図7の実線のように
ダイオード4,5のアノード側に接続する方法と、リ
モートセンシング線を、図7の破線のように負荷3側に
接続する方法が知られている。しかし、の方法では、
出力電圧V1,V2を一定にする制御が行われるため、
負荷3の両端電圧Voは、各ダイオード4,5に生じる
電圧降下VF1,VF2分だけ下がった値となる。しか
も、このダイオード4,5の電圧降下VF1,VF2は
図8のグラフに示すように、出力電流I1,I2により
大きく変動するため、負荷3に対する出力精度が悪いと
いった問題を有する。
【0004】一方,の方法では、負荷3の両端電圧V
oを一定にすることができるが、各電源本体1,2から
の出力電流I1,I2を均等に分担しないと、図9のグ
ラフに示すように、出力電圧V2の高い電源本体2から
負荷3への電力供給が行われ、出力電圧V1の低い電源
本体1の発振は停止して、出力電圧V1も零になる。し
かも、この状態で、出力電圧V2の高い電源本体2の電
力供給が遮断すると、出力電圧V1の低い電源本体1が
立ち上がるまでの間に、図9の斜線で示す大きな電圧の
落ち込みが発生し、負荷3への影響が大きくなる。
【0005】ところで、リモートセンシング端子+S,
−Sを備えていない電源本体1,2では、出力端子+
V,−V間の出力電圧V1,V2を検出して、この検出
電圧と基準電圧とを誤差増幅器(図示せず)で誤差増幅
し、この誤差増幅器からの出力に基づき、出力端子+
V,−V間の出力電圧V1,V2を一定に保つように制
御を行なっている。しかし、この場合には、出力電圧V
1,V2を一定にする制御が行われるため、上記のの
方法と同じ不具合を生じ、負荷3に対する出力精度が悪
くなる。
【0006】こうした各問題点を解決するために、特開
平6−105464号公報には、逆流防止用ダイオード
の電圧降下を検出し、この検出結果に基づいて、DC/
DCコンバータの出力電圧検出用抵抗の一部に補正抵抗
を並列接続させることで、逆流防止用ダイオードの電圧
降下の影響を受けないようにした電源回路が開示されて
いる。しかし、このような方法では、逆流防止用ダイオ
ードの両端電圧の変化に応じて、補正抵抗の接続を切換
えるようにしているため、特に、前記一方の電源本体2
の出力遮断時において遅れを生じ、負荷3に対する大き
な電圧の落ち込みを迅速に補正することができない。
【0007】このように、従来の方法では、電源本体2
の出力遮断時における負荷3の両端電圧の落ち込みを防
ごうとすると、電源本体2の出力遮断後もこの負荷3の
両端電圧を一定に保つことができなくなり、逆に、電源
本体2の出力遮断後も負荷3の両端電圧を一定に保とう
とすると、電源本体2の出力遮断時に負荷3に対する大
きな電圧の落ち込みを迅速に補正できなくなるという問
題がある。
【0008】そこで本発明は上記問題点に鑑み、並列運
転時に各電源本体の発振を停止させることなく、しか
も、一方の電源本体の出力遮断時に迅速に対応して、負
荷への影響を最小限に抑えることができ、さらに、一方
の電源本体の出力遮断後も負荷の両端電圧を一定に保つ
ことの可能な電源装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電源装置
は、出力端子間の直流出力電圧を検出してこの検出電圧
と基準電圧とを第1の誤差増幅器で誤差増幅し、この第
1の誤差増幅器からの出力に基づき前記出力端子間の直
流出力電圧を一定に保つように制御する複数の電源本体
を並列接続し、前記各電源本体の前記出力端子と負荷と
の間に逆流防止用ダイオードを挿入接続してなる電源装
置において、前記逆流防止用ダイオードのカソードに前
記負荷の両端電圧を検出する電圧検出回路を接続し、こ
の電圧検出回路からの検出結果に応じてその値が連続的
に可変する可変指令電圧を前記第1の誤差増幅器の一方
の入力端子に供給する電圧補正回路を設けたものであ
る。
【0010】また、請求項2記載の電源装置は、前記請
求項1の構成に加えて、前記検出逆流防止用ダイオード
のカソードからの検出信号と基準電源からの基準電圧と
を誤差増幅する第2の誤差増幅器と、この第2の誤差増
幅器の出力端子にアノードが接続され前記逆流防止用ダ
イオードのカソードからの検出信号が所定値よりも低い
時のみ前記第1の誤差増幅器の一方の入力端子に前記可
変指令電圧を注入して前記出力端子間の直流出力電圧を
上昇させるダイオードとにより前記電圧補正回路を構成
したものである。
【0011】また、請求項3記載の電源装置は、リモー
トセンシング端子間の電圧を検出してこの検出電圧と基
準電圧とを第1の誤差増幅器で誤差増幅し、この第1の
誤差増幅器からの出力に基づき前記リモートセンシング
端子間の電圧を一定に保つように制御する複数の電源本
体を並列接続し、前記各電源本体の出力端子と負荷との
間に逆流防止用ダイオードを挿入接続してなる電源装置
において、前記リモートセンシング端子を前記負荷側に
接続するとともに、前記逆流防止用ダイオードの両端電
圧を検出する電圧検出回路と、この電圧検出回路からの
検出結果に応じてその値が連続的に可変する可変指令電
圧を前記第1の誤差増幅器の一方の入力端子に供給する
電圧補正回路とを設けたものである。
【0012】さらに、請求項4記載の電源装置は、前記
請求項3の構成に加えて、前記逆流防止用ダイオードの
アノードとカソードからの各検出信号を誤差増幅する第
2の誤差増幅器と、この第2の誤差増幅器の出力端子に
アノードが接続され前記逆流防止用ダイオードのアノー
ドからの検出信号が所定値よりも低い時のみ前記第1の
誤差増幅器の一方の入力端子に前記可変指令電圧を注入
して前記出力端子間の直流出力電圧を上昇させるダイオ
ードとにより前記電圧補正回路を構成したものである。
【0013】
【作用】請求項1の構成では、電圧検出回路により負荷
の両端電圧を検出し、この負荷の両端電圧の変動に見合
う可変指令電圧を、電圧補正回路から電源本体の第1の
誤差増幅器の一方の入力端子側に供給することで、並列
運転において各電源本体の発振を停止させることなく、
負荷の両端電圧の安定化を図ることができる。この場
合、出力電圧の低い電源本体は無負荷状態で待機してい
るため、出力電圧の高い電源本体の電力供給が遮断し、
残っている電源本体からの出力電流が逆流防止用ダイオ
ードを介して負荷に流れても、電圧補正回路からの可変
指令電圧は、電圧検出回路からの検出結果に応じてその
値が連続的に可変するため、電圧補正回路から直ちに負
荷の出力電圧の低下分を補正する可変指令電圧が出力さ
れる。したがって、電源本体の出力遮断時に迅速に対応
して、負荷への影響を最小限に抑えることが可能とな
る。また、電源本体の出力遮断後も、電圧検出回路およ
び電圧補正回路によって、引き続き負荷の両端電圧が一
定に保たれる。
【0014】また、請求項2の構成により、負荷の端子
電圧が所定値よりも高い場合には、電源本体から第2の
誤差増幅器側への電流の流入を阻止して、電圧補正回路
による電源本体への影響を必要最小限に抑えることがで
きる。
【0015】また、請求項3の構成では、電圧検出回路
は負荷側の両端電圧を基準として電源本体の出力電圧を
検出し、電圧補正回路はこの出力電圧の変動に見合う可
変指令電圧を比較器の入力端子側に供給するため、複数
台の電源本体による並列運転時には、出力電圧に応じた
可変指令電圧が各電圧補正回路から電源本体に供給さ
れ、出力電圧の低い電源本体の発振は停止しなくなる。
また、並列運転時に出力電圧の高い電源本体からの電力
供給が遮断しても、瞬時にもう一方からの電力供給に切
り換わる。さらに、リモートセンシング端子を負荷側に
接続しているので、電源本体の出力遮断後も、引き続き
負荷の両端電圧が一定に保たれる。
【0016】さらに、請求項4の構成により、負荷の端
子電圧が所定値よりも高い場合には、電源本体から第2
の誤差増幅器側への電流の流入を阻止して、電圧補正回
路による電源本体への影響を必要最小限に抑えることが
できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図1乃至図6に基
づいて説明する。なお、これらの各図において、前述の
図7と同一部分には同一符号を付し、その共通する部分
の詳細な説明は省略する。
【0018】図1および図2は、請求項1および請求項
2に対応した本発明の第1実施例を示すものである。図
1は、2台の電源本体1,2を有する電源装置の概略構
成を示し、同図において、1,2は同一構成の電源本
体、3は各電源本体1,2に共通の負荷であり、各電源
本体1,2は、出力端子+V,−Vの他に、出力端子+
V,−V間の出力電圧V1,V2を外部から可変できる
電圧可変端子Pが設けられる。一方、6,7はいずれも
負荷3の両端電圧Voを検出する電圧検出回路であり、
電源本体1側に設けられた電圧検出回路6は、ダイオー
ド4のカソードに接続され、電源本体2側に設けられた
電圧検出回路7は、ダイオード5のカソードに接続され
る。また、8,9は各電源本体1,2の電圧可変端子P
に接続される同一構成の電圧補正回路であり、これは、
電圧検出回路6,7からの検出結果に応じて連続的に可
変する可変指令電圧Vrを、後述する第1の誤差増幅器
13の一方の入力端子に供給するものである。
【0019】次に、図2に基づいて、電源本体1側の回
路構成を引き続き詳述する。電源本体1において、11,
12は出力端子+V,−V間に直列接続された出力電圧検
出回路としての分圧用の抵抗であり、この抵抗11,12の
接続点が第1の誤差増幅器13の反転入力端子に接続され
る。また、14は第1の誤差増幅器13の非反転入力端子に
基準電圧を供給する基準電圧発生回路であり、これは、
基準電源15の両端に分圧用の抵抗16,17を接続し、抵抗
16,17の接続点を第1の誤差増幅器13の非反転入力端子
に接続して構成される。さらに、この第1の誤差増幅器
13の非反転入力端子が電圧可変端子Pに接続される。第
1の誤差増幅器13は、出力端子+V,−V間の出力電圧
V1を抵抗11,12で分圧して得た検出電圧と、基準電圧
発生回路14からの基準電圧とを誤差増幅し、その出力を
制御回路18に出力する。制御回路18は第1の誤差増幅器
13からの出力に基づき、出力端子+V,−V間の出力電
圧V1を一定に保つように,図示しないDC/DCコン
バータを制御する。
【0020】一方、前記電圧検出回路6は、逆流防止用
ダイオード4のカソードと出力端子−Vとの間に一対の
分圧用の抵抗23,24を接続して構成される。また、電圧
補正回路8は、抵抗23,24の接続点を反転入力端子に接
続する一方、基準電圧VREFを出力する基準電源31を非
反転入力端子に接続して、逆流防止用ダイオード4のカ
ソードからの検出信号VKと基準電源31からの基準電圧
VREF とを誤差増幅する第2の誤差増幅器25と、この第
2の誤差増幅器25の出力端子にアノードが接続され、逆
流防止ダイオード4のアノードからの検出信号VKが所
定値すなわち基準電圧VREF よりも低い時のみ、第2の
誤差増幅器25の出力端子から第1の誤差増幅器13の非反
転入力端子に可変指令電圧Vrを注入して出力電圧V1
を上昇させるダイオード27とにより構成される。さら
に、第2の誤差増幅器25の反転入力端子と出力端子との
間には、コンデンサ32と抵抗33との直列回路からなる位
相補償回路が接続される。なお、その詳細は図示しない
が、電源本体2側の回路構成も図2と全く同一となって
いる。
【0021】次に、上記図1および図2の各構成に付き
その作用を説明する。各電源本体1,2は、共通の負荷
3に並列接続されているが、電源本体1,2は自己の出
力端子+V,−V間の出力電圧V1あるいは出力電圧V
2を一定に保つように制御を行なっている。これを電源
本体1に関し説明すると、出力端子+V,−V間の出力
電圧V1が分圧用の抵抗11,12によって分圧され、第1
の誤差増幅器13の反転入力端子に検出電圧として印加さ
れるとともに、基準電圧発生回路14からの基準電圧が第
1の誤差増幅器13の非反転入力端子に印加される。第1
の誤差増幅器13はこの検出電圧と基準電圧VREF とを誤
差増幅し、この第1の誤差増幅器13からの出力に基づき
制御回路18は出力端子+V,−V間の出力電圧V1を安
定化させる制御を行う。これは、電源本体2も同じであ
る。
【0022】一方、電圧検出回路6は、逆流防止用ダイ
オード4のカソード電圧を抵抗23,24により分圧し、電
圧補正回路8を構成する第2の誤差増幅器25の反転入力
端子に検出信号VKとして供給する。ここで第2の誤差
増幅器25は、基準電源31からの安定した基準電圧VREF
と検出信号VKとを誤差増幅するので、第2の誤差増幅
器25の出力端子は、逆流防止用ダイオード4のカソード
電圧、すなわち、負荷3の両端電圧Voに応じて、その
電圧レベルがリニアかつ連続的に変動する。
【0023】このとき、負荷3の端子電圧Voが高く、
第2の誤差増幅器25の出力端子の電圧レベルが基準電圧
発生回路14からの基準電圧よりも低い場合には、電圧補
正回路8のダイオード27は非導通状態となり、第1の誤
差増幅器13の反転入力端子には基準電圧発生回路14の基
準電圧がそのまま印加される。これに対して、負荷3の
端子電圧Voが低下して、第2の誤差増幅器25の出力端
子の電圧レベルが基準電圧発生回路14からの基準電圧よ
りも高くなると、今度はダイオード27が導通し、負荷3
の端子電圧Voの変動分に見合う可変指令電圧Vrが、
基準電圧発生回路14の基準電圧に重畳される。このた
め、電源本体1の制御回路18は、電圧補正回路8のダイ
オード27が導通状態になったときのみ、出力電圧V1を
上昇させるように制御を行う。
【0024】ところで、電圧検出回路6および電圧補正
回路8を持たない電源装置の場合、各電源本体1,2
は、自己の出力端子+V,−V間の出力電圧Voを一定
に保つ制御を行なうため、負荷3の両端電圧Voは、各
ダイオード4,5の電圧降下VF1,VF2によって変
動し、出力電流I1,I2が多くなるほど低下する。し
かし、本実施例のように各電源本体1,2に電圧検出回
路6および電圧補正回路8を設けていると、負荷3の両
端電圧Voが低下するのに従って、電圧補正回路8から
電圧可変端子Pに出力される可変指令電圧Vrが上昇
し、負荷3の両端電圧Voの変動分を補正するように、
出力端子+V,−V間の出力電圧V1,V2が上昇す
る。したがって、ダイオード4,5の電圧降下VF1,
VF2を補正して、負荷3の両端電圧Voを一定に保つ
ことが可能となる。
【0025】また、出力端子+V,−V間の出力電圧V
1,V2は、各電源本体1,2毎に異なっているが、仮
に、電源本体2の出力電圧V2が、電源本体1の出力電
圧V1よりも高い場合には、出力電圧V2の高い電源本
体2からダイオード5を介して、負荷3に出力電流I2
が供給される。他方、出力電圧V1の低い電源本体1
は、負荷3の両端電圧Voが出力電圧V1よりもダイオ
ード4の電圧降下VF1分だけ低下しない限り、出力電
流I2の供給を行なわなくなる。ところが、本実施例で
は、電圧検出回路6および電圧補正回路8により、ダイ
オード4,5の電圧降下VF1,VF2を補正して、負
荷3の両端電圧Voを一定に保っているので、出力電圧
V1の低い電源本体1に対し、出力電流I2を供給せず
に無負荷状態で待機させることができる。したがって、
この状態で、出力電圧V2の大きい電源本体2の電力供
給が遮断しても、その後瞬時に、ダイオード4の電圧降
下VF1に伴う負荷3の出力電圧Voの低下を電圧検出
回路6で検出して、電圧補正回路8から直ちに負荷3の
出力電圧Voの低下分を補正する可変指令電圧Vrが出
力されるので、結局大きな負荷3の出力電圧Voの落ち
込みもなく、残った電源本体1から引き続き負荷3を所
定の端子電圧Voに保つ制御が行われる。
【0026】このように、本実施例の電源装置は、逆流
防止用ダイオード4,5のカソードに負荷3の両端電圧
Voを検出する電圧検出回路6,7を接続し、この電圧
検出回路6,7からの検出結果に応じてその値が連続的
に可変する可変指令電圧Vrを、第1の誤差増幅器13の
一方の入力端子に供給する電圧補正回路を設けたもので
あるから、電圧検出回路6,7により負荷3の両端電圧
Voを検出し、この負荷3の両端電圧Voの変動に見合
う可変指令電圧Vrを、電圧補正回路8,9から電源本
体1,2の第1の誤差増幅器13の一方の入力端子側に供
給することで、並列運転において各電源本体1,2の発
振を停止させることなく、負荷3の両端電圧Voの安定
化を図ることができる。この場合、出力電圧V1の低い
電源本体1は無負荷状態で待機しているため、出力電圧
V2の高い電源本体2の電力供給が遮断すると、電源本
体1からの出力電流I1がダイオード4を介して負荷3
に流れ込むが、電圧補正回路8からの可変指令電圧Vr
は、電圧検出回路6からの検出結果に応じてその値が連
続的に可変するため、電圧補正回路8から直ちに負荷3
の出力電圧Voの低下分を補正する可変指令電圧Vrが
出力される。したがって、従来のような補正抵抗の切換
えによる遅れの発生がなく、電源本体2の出力遮断時に
迅速に対応して、負荷3への影響を最小限に抑えること
が可能となる。また、電源本体2の出力遮断後も、電圧
検出回路6および電圧補正回路8によって、引き続き負
荷の両端電圧Voを一定に保つことが可能となる。
【0027】また、本実施例は、逆流防止用ダイオード
4,5のカソードからの検出信号VKと基準電源31から
の基準電圧VREF とを誤差増幅する第2の誤差増幅器25
と、この第2の誤差増幅器25の出力端子にアノードが接
続され、逆流防止用ダイオード4,5のカソードからの
検出信号VKが所定値よりも低い時のみ、第1の誤差増
幅器13の一方の入力端子に可変指令電圧Vrを注入して
出力端子+V,−V間の直流出力電圧V1,V2を上昇
させるダイオード27とにより電圧補正回路8,9を構成
した点を特徴としている。この場合、上記作用,効果に
加えて、負荷3の端子電圧Voが所定値よりも高い場合
には、電源本体1,2から第2の誤差増幅器25側への電
流の流入を阻止して、電圧補正回路8,9による電源本
体1,2への影響を必要最小限に抑えることができる。
【0028】次に、本発明の第2実施例を図3に基づき
説明する。なお、前記第1実施例と同一部分には同一符
号を付し、その詳細な説明は重複するため省略する。本
実施例では、各電源本体1,2の電圧補正回路8,9
に、ダイオード4,5のカソードからの検出信号VKを
出力する共通の電圧検出回路6が設けられる。また、電
圧補正回路8,9は、共通の基準電源31を備えている。
本実施例の動作は、上記第1実施例と全く同一である
が、電圧検出回路6および基準電源31を共通化すること
で、回路構成の簡素化を図ることができる。
【0029】なお、第1実施例および第2実施例では、
基準電源31の基準電圧VREF を、いずれか一方の電源本
体1,2から供給するように構成してもよい。例えば、
基準電圧発生回路14の基準電源15を利用すれば、基準電
源31を省略して回路構成を一層簡単にすることが可能と
なる。また、第1の誤差増幅器13の非反転入力端子に基
準電圧を上昇させる可変指令電圧Vrを供給するように
構成したが、抵抗11,12からの検出電圧が印加される反
転入力端子に可変指令電圧Vrを供給するようにしても
よい。この場合、負荷3の出力電圧Voが低下した時
に、抵抗11,12の接続点からの検出電圧を下げるように
可変指令電圧Vrを供給することが必要である。さら
に、電圧検出回路6,7は一対の抵抗23,24からなるた
め、これによって、可変指令電圧Vrを電源本体1側に
注入する負荷3の出力電圧Voの値を任意にかつ簡単に
変えることができる。
【0030】上記第1実施例および第2実施例の他の利
点としては、従来例の図7のようなリモートセンシング
端子+S,−Sを備えていない電源本体1,2に対して
も、本発明の目的を達成できることにある。また、リモ
ートセンシング端子+S,−Sを備えた電源本体1,2
であっても、リモートセンシング線を出力端子+V,−
Vに各々接続すれば、電源本体1,2は出力端子+V,
−V間の出力電圧Voを一定に保つように制御を行なう
ので、上記各実施例と同様の作用,効果が得られる。す
なわち、リモートセンシング端子+S,−Sの有無に拘
らず、いかなる電源本体1,2に対しても、第1実施例
および第2実施例の回路構成を適用することができる。
【0031】次に、本発明の第3実施例を図4乃至図6
に基づき説明する。電源装置の概略構成を示す図4にお
いて、1,2は同一構成の電源本体、3は各電源本体
1,2に共通の負荷であり、リモートセンシング端子+
S,−Sは逆流防止用ダイオード4,5のカソード側で
ある負荷3側に接続される。また、電源本体1,2に
は、出力端子+V,−Vおよびリモートセンシング端子
+S,−Sの他に、出力端子+V,−V間の出力電圧V
1,V2を外部から可変できる電圧可変端子Pが設けら
れる。一方、6,7は各ダイオード4,5のアノードお
よびカソードの両端電圧をそれぞれ検出する電圧検出回
路である。また、8,9は各電源本体1,2の電圧可変
端子Pに接続される同一構成の電圧補正回路であり、こ
れは、電圧検出回路6,7からの検出結果に応じて連続
的に可変する可変指令電圧Vrを、後述する第1の誤差
増幅器13の一方の入力端子に供給するものである。
【0032】次に、図5に基づいて、電源本体1側の回
路構成を引き続き詳述する。電源本体1において、11,
12はリモートセンシング端子+S,−S間に直列接続さ
れた負荷端電圧検出回路としての分圧用の抵抗であり、
この抵抗11,12の接続点が第1の誤差増幅器13の反転入
力端子に接続される。また、14は第1の誤差増幅器13の
非反転入力端子に基準電圧を供給する基準電圧発生回路
であり、これは、基準電源15の両端に分圧用の抵抗16,
17を接続し、抵抗16,17の接続点を第1の誤差増幅器13
の非反転入力端子に接続して構成される。さらに、この
第1の誤差増幅器13の非反転入力端子が電圧可変端子P
に接続される。第1の誤差増幅器13は、リモートセンシ
ング端子+S,−S間の電圧Voを抵抗11,12で分圧し
て得られた検出電圧と、基準電圧発生回路14からの基準
電圧とを誤差増幅し、その出力を制御回路18に出力す
る。制御回路18は第1の誤差増幅器13からの出力に基づ
いて、リモートセンシング端子+S,−Sが接続される
負荷3の両端電圧Voを一定に保つように,図示しない
DC/DCコンバータを制御する。
【0033】一方、前記電圧検出回路6は、逆流防止用
ダイオード4のカソードとアノードに、一対の分圧用の
抵抗21,22および抵抗23,24を接続して構成される。ま
た、電圧補正回路8は、抵抗21,22の接続点が反転入力
端子に接続されるとともに、抵抗23,24の接続点が非反
転入力端子に接続され、逆流防止用ダイオード4のアノ
ードとカソードからの各検出信号VA,VKを誤差増幅
する第2の誤差増幅器25と、第2の誤差増幅器25の出力
端子に接続される可変指令電圧Vrを発生させるための
抵抗26と、抵抗26を介して第2の誤差増幅器25の出力端
子にアノードが接続され、逆流防止ダイオード4のアノ
ードからの検出信号VAが所定値よりも低い時のみ第1
の誤差増幅器13の非反転入力端子に可変指令電圧Vrを
注入するダイオード27とにより構成される。なお、その
詳細は図示しないが、電源本体2側の回路構成も図5と
全く同一となっている。
【0034】次に、上記構成に付き、図6のグラフを参
照しながらその作用を説明する。各電源本体1,2は、
リモートセンシング端子+S,−Sからのリモートセン
シング線が負荷3側に接続されているために、負荷3の
両端電圧Voを一定に保つように制御を行う。すなわ
ち、この負荷3の両端電圧Voは分圧用の抵抗11,12に
よって分圧され、第1の誤差増幅器13の反転入力端子に
検出電圧として印加されるとともに、基準電圧発生回路
14からの基準電圧が第1の誤差増幅器13の非反転入力端
子に印加される。第1の誤差増幅器13はこの検出電圧と
基準電圧とを誤差増幅し、この第1の誤差増幅器13から
の出力に基づき制御回路18は負荷3の両端電圧Voを安
定化させる制御を行う。
【0035】一方、電圧検出回路6は、逆流防止用ダイ
オード4のアノード電圧とカソード電圧を、各抵抗21,
22および抵抗23,24により分圧して、電圧補正回路8を
構成する第2の誤差増幅器25の各入力端子に検出信号V
A,VKとして供給するが、負荷3側の逆流防止用ダイ
オード4のカソード電圧は、電源本体1,2の制御によ
り略一定に保たれるため、第2の誤差増幅器25の出力端
子は、逆流防止用ダイオード4のアノード電圧、すなわ
ち、各電源本体1の出力電圧V1に応じて、その電圧レ
ベルがリニアかつ連続的に変動する。このとき、電源本
体1の出力電圧V1が上昇して、第2の誤差増幅器25の
出力端子の電圧レベルが基準電圧発生回路14からの基準
電圧よりも低くなると、電圧補正回路8のダイオード27
は非導通状態となり、第1の誤差増幅器13の反転入力端
子には基準電圧発生回路14の基準電圧がそのまま印加さ
れる。これに対して、電源本体1の出力電圧V1が低下
して、第2の誤差増幅器25の出力端子の電圧レベルが基
準電圧発生回路14からの基準電圧よりも高くなると、今
度はダイオード27が導通し、出力電圧V1の変動分に見
合う可変指令電圧Vrが、基準電圧発生回路14の基準電
圧に重畳される。このため、電源本体1の制御回路18
は、電圧補正回路8のダイオード27が導通状態になった
ときのみ、出力電圧V1を上昇させるように制御を行
う。
【0036】電圧検出回路6および電圧補正回路8を持
たない電源装置の場合、負荷3側にリモートセンシング
端子+S,−Sを接続すると、各電源本体1,2の出力
電流I1,I2を均等に分担しない限り、出力電圧V2
の高い電源本体2から負荷3への電力供給が行われ、出
力電圧V1の低い電源本体1の発振は停止する。ところ
が、本実施例のように各電源本体1,2に電圧検出回路
6および電圧補正回路8を設けていると、出力電流I
1,I2が均等に分担されなくても、図6のグラフに示
すように、出力電圧V1の低い電源本体1は、電圧補正
回路8からの可変指令電圧Vrによって出力電圧V1が
上昇し、発振停止には至らない状態で、出力端子+V,
−Vに所定の出力電圧V1が発生することになる。した
がって、この状態で、出力電圧V2の大きい電源本体2
の電力供給が遮断しても、電源本体1は発振停止してい
ない状態で待機しているため、遮断直後に僅かに出力電
圧V1が低下するだけで、その後瞬時に、この出力電圧
V1の低下を電圧検出回路6で検出して、電圧補正回路
8から直ちに出力電圧V1の低下分を補正する可変指令
電圧Vrが出力され、結局大きな出力電圧V1の落ち込
みもなく、残った電源本体1から引き続き負荷3を所定
の端子電圧Voに保つ制御が行われる。
【0037】以上のように本実施例の電源装置は、請求
項3に対応して、リモートセンシング端子+S,−S間
の電圧を検出してこの検出電圧と基準電圧とを第1の誤
差増幅器13で誤差増幅し、この第1の誤差増幅器13から
の出力に基づきリモートセンシング端子+S,−S間の
電圧を一定に保つように制御する複数の電源本体1,2
を並列接続し、前記各電源本体1,2の出力端子+V,
−Vと負荷3との間に逆流防止用ダイオード4,5を挿
入接続してなる電源装置において、リモートセンシング
端子+S,−Sを負荷3側に接続するとともに、逆流防
止用ダイオード4,5の両端電圧を検出する電圧検出回
路6,7と、この電圧検出回路6,7からの検出結果に
応じて連続的に変化する可変指令電圧Vrを第1の誤差
増幅器13の一方の入力端子に供給する電圧補正回路8,
9とを設けたものである。すなわち、電圧検出回路6,
7により、負荷3側の両端電圧Voを基準として出力電
圧V1,V2を検出し、この出力電圧V1,V2の変動
に応じて、これに見合う可変指令電圧Vrを電圧補正回
路8,9から第1の誤差増幅器13の一方の入力端子側に
供給することで、出力電圧V1の低い電源本体1の発振
を停止させることなく、負荷3の両端電圧Voを安定化
させる並列運転を行うことができる。しかも、電圧補正
回路8,9からの可変指令電圧Vrは、電圧検出回路
6,7からの検出結果に応じてその値が連続的に可変す
るため、従来のように補正抵抗の切換えに伴う遅れの発
生がなく、電源本体2の出力遮断時に迅速に対応して、
負荷3への影響を最小限に抑えることが可能となる。こ
のとき、残った電源本体1から引き続き負荷3の端子電
圧Voを一定に保つことができる。
【0038】また、本実施例は請求項4に対応して、前
記逆流防止用ダイオード4,5のアノードとカソードか
らの各検出信号VA,VKを誤差増幅する第2の誤差増
幅器25と、この第2の誤差増幅器25の出力端子にアノー
ドが接続され逆流防止用ダイオード4,5のアノードか
らの検出信号VAが所定値よりも低い時のみ第1の誤差
増幅器13の一方の入力端子に可変指令電圧Vrを注入す
るダイオード27とにより電圧補正回路8,9を構成した
ものである。したがって、この場合には、上記請求項3
の作用,効果に加えて、電源本体1,2の出力電圧V
1,V2が所定値よりも高い場合には電源本体1,2か
ら第2の誤差増幅器25側への電流の流入を阻止して、電
圧補正回路8,9による電源本体1,2への影響を必要
最小限に抑えることができる。
【0039】本実施例では、第1の誤差増幅器13の非反
転入力端子に基準電圧を上昇させる可変指令電圧Vrを
供給するように構成したが、抵抗11,12からの検出電圧
が印加される反転入力端子に可変指令電圧Vrを供給す
るようにしてもよい。この場合、出力電圧V1が低下し
た時に、抵抗11,12の接続点からの検出電圧を下げるよ
うに可変指令電圧Vrを供給することが必要である。ま
た、実施例上の効果として、電圧検出回路は一対の分圧
用抵抗21,22および抵抗23,24を逆流防止用ダイオード
4の両端に設けているため、これによって、可変指令電
圧Vrを電源本体1側に注入する出力電圧V1の値を任
意にかつ簡単に変えることができる。この場合、逆流防
止用ダイオード4の電圧降下VF1分を考慮して、出力
電圧V1が逆流防止用ダイオード4のカソード電圧と電
圧降下VF1とを加えた値よりも低くなったら、可変指
令電圧Vrを注入するように各抵抗21〜24を設定するこ
とが好ましい。
【0040】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形
実施が可能である。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の電源装置は、出力端子間
の直流出力電圧を検出してこの検出電圧と基準電圧とを
第1の誤差増幅器で誤差増幅し、この第1の誤差増幅器
からの出力に基づき前記出力端子間の直流出力電圧を一
定に保つように制御する複数の電源本体を並列接続し、
前記各電源本体の前記出力端子と負荷との間に逆流防止
用ダイオードを挿入接続してなる電源装置において、前
記逆流防止用ダイオードのカソードに前記負荷の両端電
圧を検出する電圧検出回路を接続し、この電圧検出回路
からの検出結果に応じてその値が連続的に可変する可変
指令電圧を前記第1の誤差増幅器の一方の入力端子に供
給する電圧補正回路を設けたものであるから、並列運転
時に各電源本体の発振を停止させることなく、しかも、
一方の電源本体の出力遮断時に迅速に対応して、負荷へ
の影響を最小限に抑えることができ、さらに、一方の電
源本体の出力遮断後も負荷の両端電圧を一定に保つこと
ができる。
【0042】また、請求項2記載の電源装置は、前記逆
流防止用ダイオードのカソードからの検出信号と基準電
源からの基準電圧とを誤差増幅する第2の誤差増幅器
と、この第2の誤差増幅器の出力端子にアノードが接続
され前記逆流防止用ダイオードのカソードからの検出信
号が所定値よりも低い時のみ前記第1の誤差増幅器の一
方の入力端子に前記可変指令電圧を注入して前記出力端
子間の直流出力電圧を上昇させるダイオードとにより前
記電圧補正回路を構成したものであるから、並列運転時
に各電源本体の発振を停止させることなく、しかも、一
方の電源本体の出力遮断時に迅速に対応して、負荷への
影響を最小限に抑えることができ、さらに、一方の電源
本体の出力遮断後も負荷の両端電圧を一定に保つことが
できるとともに、電圧補正回路による電源本体への影響
を必要最小限に抑えることができる。
【0043】また、請求項3記載の電源装置は、リモー
トセンシング端子間の電圧を検出してこの検出電圧と基
準電圧とを第1の誤差増幅器で誤差増幅し、この第1の
誤差増幅器からの出力に基づき前記リモートセンシング
端子間の電圧を一定に保つように制御する複数の電源本
体を並列接続し、前記各電源本体の出力端子と負荷との
間に逆流防止用ダイオードを挿入接続してなる電源装置
において、前記リモートセンシング端子を前記負荷側に
接続するとともに、前記逆流防止用ダイオードの両端電
圧を検出する電圧検出回路と、この電圧検出回路からの
検出結果に応じてその値が連続的に可変する可変指令電
圧を前記第1の誤差増幅器の一方の入力端子に供給する
電圧補正回路とを設けたものであるから、並列運転時に
各電源本体の発振を停止させることなく、しかも、一方
の電源本体の出力遮断時に迅速に対応して、負荷への影
響を最小限に抑えることができ、さらに、一方の電源本
体の出力遮断後も負荷の両端電圧を一定に保つことがで
きる。
【0044】また、請求項4記載の電源装置は、前記逆
流防止用ダイオードのアノードとカソードからの各検出
信号を誤差増幅する第2の誤差増幅器と、この第2の誤
差増幅器の出力端子にアノードが接続され前記逆流防止
用ダイオードのアノードからの検出信号が所定値よりも
低い時のみ前記第1の誤差増幅器の一方の入力端子に前
記可変指令電圧を注入して前記出力端子間の直流出力電
圧を上昇させるダイオードとにより前記電圧補正回路を
構成したものであるから、並列運転時に各電源本体の発
振を停止させることなく、しかも、一方の電源本体の出
力遮断時に迅速に対応して、負荷への影響を最小限に抑
えることができ、さらに、一方の電源本体の出力遮断後
も負荷の両端電圧を一定に保つことができるとともに、
電圧補正回路による電源本体への影響を必要最小限に抑
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す電源装置の概略構成
図である。
【図2】同上要部の回路図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す電源装置の回路構成
図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す電源装置の概略構成
図である。
【図5】同上要部の回路図である。
【図6】同上各電源本体の出力電圧の変動を示すグラフ
である。
【図7】従来例を示す電源装置の回路図である。
【図8】出力電流に対する逆流防止用ダイオードの電圧
降下を示すグラフである。
【図9】同上各電源本体の出力電圧の変動を示すグラフ
である。
【符号の説明】
1,2 電源本体 3 負荷 4,5 逆流防止用ダイオード 6,7 電圧検出回路 8,9 電圧補正回路 13 第1の誤差増幅器 25 第2の誤差増幅器 27 ダイオード 31 基準電源 +S,−S リモートセンシング端子 +V,−V 出力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力端子間の直流出力電圧を検出してこ
    の検出電圧と基準電圧とを第1の誤差増幅器で誤差増幅
    し、この第1の誤差増幅器からの出力に基づき前記出力
    端子間の直流出力電圧を一定に保つように制御する複数
    の電源本体を並列接続し、前記各電源本体の前記出力端
    子と負荷との間に逆流防止用ダイオードを挿入接続して
    なる電源装置において、前記逆流防止用ダイオードのカ
    ソードに前記負荷の両端電圧を検出する電圧検出回路を
    接続し、この電圧検出回路からの検出結果に応じてその
    値が連続的に可変する可変指令電圧を前記第1の誤差増
    幅器の一方の入力端子に供給する電圧補正回路を設けた
    ことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 前記逆流防止用ダイオードのカソードか
    らの検出信号と基準電源からの基準電圧とを誤差増幅す
    る第2の誤差増幅器と、この第2の誤差増幅器の出力端
    子にアノードが接続され前記逆流防止用ダイオードのカ
    ソードからの検出信号が所定値よりも低い時のみ前記第
    1の誤差増幅器の一方の入力端子に前記可変指令電圧を
    注入して前記出力端子間の直流出力電圧を上昇させるダ
    イオードとにより前記電圧補正回路を構成したことを特
    徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 リモートセンシング端子間の電圧を検出
    してこの検出電圧と基準電圧とを第1の誤差増幅器で誤
    差増幅し、この第1の誤差増幅器からの出力に基づき前
    記リモートセンシング端子間の電圧を一定に保つように
    制御する複数の電源本体を並列接続し、前記各電源本体
    の出力端子と負荷との間に逆流防止用ダイオードを挿入
    接続してなる電源装置において、前記リモートセンシン
    グ端子を前記負荷側に接続するとともに、前記逆流防止
    用ダイオードの両端電圧を検出する電圧検出回路と、こ
    の電圧検出回路からの検出結果に応じてその値が連続的
    に可変する可変指令電圧を前記第1の誤差増幅器の一方
    の入力端子に供給する電圧補正回路とを設けたことを特
    徴とする電源装置。
  4. 【請求項4】 前記逆流防止用ダイオードのアノードと
    カソードからの各検出信号を誤差増幅する第2の誤差増
    幅器と、この第2の誤差増幅器の出力端子にアノードが
    接続され前記逆流防止用ダイオードのアノードからの検
    出信号が所定値よりも低い時のみ前記第1の誤差増幅器
    の一方の入力端子に前記可変指令電圧を注入して前記出
    力端子間の直流出力電圧を上昇させるダイオードとによ
    り前記電圧補正回路を構成したことを特徴とする請求項
    3記載の電源装置。
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