JPH0844708A - 二次元離散コサイン変換演算回路 - Google Patents

二次元離散コサイン変換演算回路

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JPH0844708A
JPH0844708A JP6175002A JP17500294A JPH0844708A JP H0844708 A JPH0844708 A JP H0844708A JP 6175002 A JP6175002 A JP 6175002A JP 17500294 A JP17500294 A JP 17500294A JP H0844708 A JPH0844708 A JP H0844708A
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discrete cosine
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cosine transform
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JP6175002A
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Inventor
Kimihiko Kazui
君彦 数井
Kiyoshi Sakai
潔 酒井
Kiichi Matsuda
喜一 松田
Akira Nakagawa
章 中川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • G06F17/00Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高能率符号化に使用する二次元離散コサイン
変換演算回路に関し、高速処理と共に回路規模の縮小化
を図る。 【構成】 DCTの演算過程はアダマール変換,乗算の
順の処理を行い、IDCTの演算過程は乗算,アダマー
ル変換の順の処理を行う乗算部5とアダマール変換部6
とからなる変換ブロック1と、この変換ブロック1の演
算過程に於ける入出力データを一時的に記憶するメモリ
ブロック2と、変換ブロック1の入出力データの累積加
減算等の前処理又は後処理を行う入出力処理ブロック3
と、DCT又はIDCTの演算過程に於ける変換ブロッ
ク1の乗算係数の制御と、メモリブロック2の書込み及
び読出しの制御と、入出力処理ブロック3の制御とを行
う制御ブロック4とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報等の高能率符
号化に使用する二次元離散コサイン変換演算回路に関す
る。画像情報を伝送する場合又は蓄積する場合に、その
情報量を削減して伝送効率の向上又は蓄積容量の削減が
図られている。このような情報量の削減の為の高能率符
号化方式は、予測符号化,変換符号化,ベクトル量子化
等に分けることができる。この中の変換符号化方式とし
て、アダマール(Hadamard)変換,K−L変換,離散コ
サイン変換(DCT;Discrete Cosine Transform)
等が知られており、何れも直交変換により空間方向の相
関を取り除くものである。
【0002】又変換符号化方式の中の離散コサイン変換
が最も注目を集めており、特に画像を(M*M)画素か
らなる小ブロックに分割し、その小ブロックに対して二
次元離散コサイン変換(二次元DCT)を施す方式は、
静止画圧縮の国際標準化方式のJPEG(Joint Pho
tographic Image Coding Experts Group)、動画
像圧縮符号化のMPEG1(Moving Picture Image
Coding ExpertsGroup Phase 1)及びITU−
TS勧告のH.261に採用されている。又MPEG1
を拡張したMPEG2の標準化も進められている。この
ような二次元処理を行う二次元離散コサイン変換方式
は、行列演算を含むものであるから、演算量が非常に多
く、回路規模が大きくなるものである。そこで、回路規
模の縮小化を図る必要がある。
【0003】
【従来の技術】前述のように、画像情報の符号化に於い
ては二次元の離散コサイン変換(以下DCTと略称す
る)が適用され、復号化に於いては二次元逆DCTが適
用される。例えば、(M*M)画素のブロックについ
て、〔G〕を〔g〕の二次元DCTであるとすると、
〔G〕の(u,v)要素(Gu,v )は、次の(1)式で
表される。なお、u,v=0,1,2,・・・(M−
1)であり、又c(u),c(v)等のc(k)は
(2)式で示す条件である。
【0004】
【数1】
【0005】同様に、〔g〕の(m,n)要素
(gm,n )は、〔G〕の二次元逆DCTで与えられるも
ので、次の(3)式で表される。この場合、Gu,v はD
CT変換係数である。
【数2】
【0006】DCT又は逆DCTの演算は、(1)式又
は(3)式をそのまま実行すれば良いことになるが、行
列演算が必要であり、演算量が非常に多くなる。そこ
で、二次元計算を一次元計算に簡約化する方式等が提案
されている。又MPEG1を拡張して、HDTV(Hig
h Definition Television )方式の画像信号の符号化
に於いても適用できるMPEG2の標準化が進められて
いる。このMPEG2に適用した二次元DCTの演算量
は、MPEG1の場合の数倍以上となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、二次元
計算を一次元計算に簡約化して回路規模の縮小化を図る
ことができるが、回路構成上、モジュール性がなく、拡
張構成を実現することは困難であった。又アルゴリズム
についても最適化されているものではなく、例えば、M
PEG2に適用できるように構成する為には、回路規模
を縮小することが容易でないものとなる。
【0008】そこで、二次元計算を一次元計算に簡約化
することなく、直接的に二次元計算を行うことにより、
高速化を図るアルゴリズムを、M.A.Haqueが提
案している。この場合、高速化のアルゴリズムを示すだ
けであり、そのアルゴリズムに従った回路構成では、回
路規模の縮小化を図ることができないものである。本発
明は、高速処理と共に回路規模の縮小化を図ることを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の二次元離散コサ
イン変換演算回路は、図1を参照して説明すると、二次
元離散コサイン変換の演算過程はアダマール変換,乗算
の順の処理を行い、逆二次元離散コサイン変換の演算過
程は乗算,アダマール変換の順の処理を行う乗算部5と
アダマール変換部6とからなる変換ブロック1と、この
変換ブロックの入出力データを一時的に記憶し、且つ書
込んだデータを並べ替えた状態で読出すメモリブロック
2と、変換ブロック1の入出力データの前処理及び後処
理を行う入出力処理ブロック3と、二次元離散コサイン
変換又は逆二次元離散コサイン変換の演算過程に於ける
変換ブロック1の乗算係数の制御と、メモリブロック2
の書込アドレス及び読出アドレスの制御と、入出力処理
ブロック3の制御とを行い、二次元離散コサイン変換又
は逆二次元離散コサイン変換の演算処理を繰り返し行わ
せる制御ブロック4とを備えている。
【0010】又変換ブロック1は、複数の乗算部と複数
の加減算部とからなるアダマール変換部を含む4入力4
出力の変換ユニットを並列に設けて構成する。
【0011】又メモリブロック2は、複数のメモリユニ
ットに分割し、変換ブロック1の並列出力データを各メ
モリユニットに分配して同時に書込み、且つ各メモリユ
ニットから同時に読出した並列データを変換ブロック1
に入力する構成とした。
【0012】又入出力処理ブロック3は、複数の累積加
算,累積減算を行う累算部と、各累算部の出力データを
選択して出力するセレクタ部とから構成した。
【0013】
【作用】変換ブロック1は、直接二次元計算により二次
元離散コサイン変換又は逆二次元離散コサイン変換を行
う為の乗算部5とアダマール変換部6とを含み、二次元
離散コサイン変換の演算過程はアダマール変換,乗算の
順の処理を行い、又逆二次元離散コサイン変換の演算過
程は乗算,アダマール変換の順の処理を行い、1回目の
変換出力データをメモリブロック2に加え、そのメモリ
ブロック2から並べ替えを行った状態で読出したデータ
を変換ブロック1に入力して2回目の変換処理を行わせ
るように、メモリブロック2を介して所定の演算処理を
繰り返し行わせる。入出力処理ブロック3は、変換出力
の補正等を行う。制御ブロック4は、各ブロックを制御
して、二次元離散コサイン変換の演算処理又は逆二次元
離散コサイン変換の演算処理を実行させる。
【0014】又変換ブロック1は、複数の乗算部と複数
の加減算部とからなるアダマール変換部を含み、4入力
4出力の構成の変換ユニットを並列に設けることがで
き、例えば、8*8画素のブロックについて処理する場
合、16個の変換ユニットを設けることになる。
【0015】又メモリブロック2を複数のメモリユニッ
トに分割し、変換ブロック1の並列出力データを各メモ
リユニットに分配することにより、同時に書込みを行
う。又各メモリユニットから同時に読出したデータを変
換ブロック1に入力する。
【0016】又入出力処理ブロック3は、累積加算,累
積減算を行う累算部と、セレクタ部とから構成され、例
えば、逆二次元離散コサイン変換処理を行う場合に、シ
リアルに入力したデータの所定のデータを累積加算し、
その加算出力をセレクタ部で選択して前記変換ブロック
1への最初の入力データとする。
【0017】
【実施例】図2は本発明の実施例の説明図であり、11
は変換ブロック、12はメモリブロック、13は入出力
処理ブロック、14は制御ブロック、15−1〜15−
4は乗算・アダマール変換ブロック、16−1〜16−
4は累積加減算ユニット、M1〜M4はメモリユニット
である。制御ブロック14は、二次元離散コサイン変換
(DCT)演算処理又は逆二次元離散コサイン変換(I
DCT)演算処理に対応して各部を制御するものであ
る。
【0018】先ず、直接二次元計算を行う前述のM.
A.Haqueのアルゴリズムについて説明する。前述
の(3)式に於けるスケーリングの部分の(2/M),
c(u),c(v)を除いて、次の(4)式のように表
現する。なお、(5)式は係数を示す。
【数3】
【0019】前述の(4)式は、次の(6)式に示すよ
うに分解できる。なお、(6)式の右辺の要素は、それ
ぞれ(7)〜(10)式に示すものである。
【数4】
【0020】即ち、大きさ(M/2)*(M/2)の偶
数−偶数,偶数−奇数,奇数−偶数,奇数−奇数の変換
を表し、(7)式は、大きさ(M/2)*(M/2)の
逆DCTを表す。又(8)式は、次の(11)式に示す
ように変換され、同様に、大きさ(M/2)*(M/
2)の逆DCTを表すことが判る。なお、その場合に、
(12)式に示す等式を用いると共に、G2u,-1 =0と
した。
【数5】
【0021】又(9)式及び(10)式もそれぞれ(1
3)式及び(14)式に示すように変換することができ
る。
【数6】
【0022】前述のように、(M/2)*(M/2)の
逆DCTを表すものとなり、従って、M*Mのブロック
の逆DCTは、4個の(M/2)*(M/2)の逆DC
Tに分解できることが判る。
【0023】又次の(15)式及び(16)式が成り立
つ。
【数7】
【0024】これらの式からDCTの入力行列を構成す
る要素gm,n は、(6)式によって分解することがで
き、次の(17)式〜(20)式が得られる。
【数8】
【0025】これらの(17)式〜(20)式は、次の
(21)式のようにブロック行列方程式で表すことがで
きる。
【数9】
【0026】前述の(21)式のブロック行列
〔gee〕,〔geo〕,〔goe〕,〔goe〕は、(7),
(11),(13),(14)式で示されるように(M
/2)*(M/2)の逆DCTを表している。この簡約
法は(2*2)のブロックになるまで繰り返し適用する
ことができ、漸化的なアルゴリズムになっている。
【0027】又M=8とした場合の逆DCTのシグナル
フローの概略を図3に示す。但し、H111 〜H443 は、
次の(22)式の(4*4)アダマール変換と乗算部と
を含む変換ユニットを示す。
【数10】
【0028】又図3に於いて、右側の00〜77は、g
u,v のu,vを示し、左側の00〜77は、Gm,n
m,nを示す。又左側の例えば02+06はG02+G06
を示し、又22+26+62+66はG22+G26+G62
+G66を示す。即ち、加算符号は、Gm,n の加算を示
し、入出力処理ブロック13に於いて加算することがで
きる。又DCT演算処理の場合は、減算処理によってG
m,n が分離される。又MH1〜MH4は乗算・アダマー
ル変換ブロックを示す。
【0029】アダマール変換は、次のような性質があ
る。 〔H〕*〔H〕=〔I〕 …(23) なお、〔I〕は単位行列で、次の(24)式に示すもの
となる。
【数11】
【0030】このような関係によりアダマール変換は可
逆的となる。つまり、(y→)=H(x→)は、(x
→)=H(y→)/4と等価となる。これは、DCTと
IDCTとに於ける乗算とアダマール変換との演算順序
を入れ換えた場合に相当する。但し、乗算に於ける係数
の値は異なるものとなる。図3のシグナルフローに於い
ては、左側を入力側とすることにより、右側からIDC
Tデータが出力され、右側を入力側とすることにより、
左側からDCTデータが出力される。
【0031】又図3のシグナルフローに従って変換ユニ
ットH111 〜H443 を配列することが考えられるが、回
路規模が大きくなる。そこで、本発明は、図2に示すよ
うに、メモリブロック12を設けて、変換ブロック11
をDCT又はIDCTの演算過程に於いて繰り返し使用
する構成としたものである。即ち、変換ブロック11に
於ける1回目の出力データをメモリブロック12に入力
し、そのメモリブロック12から読出したデータを変換
ブロック11に入力して2回目の演算処理を行わせ、そ
の出力データをメモリブロック12に入力し、そのメモ
リブロック12から読出したデータを変換ブロック11
に入力して3回目の演算処理を行わせることになる。
【0032】図4は本発明の実施例の変換ブロックとメ
モリブロックとの説明図であり、以下(8*8)のブロ
ックについてDCT又はIDCTの演算処理を行う場合
について説明する。同図に於いて、15−1〜15−4
は乗算・アダマール変換ブロック、15−11〜15−
44は変換ユニット、M1〜M4はメモリユニット、2
1,22はセレクタ部である。
【0033】(8*8)のブロックのDCT又はIDC
Tの演算処理は、前述のように、(4*4)の直接二次
元計算を行うことができるから、変換ユニット15−1
1〜15−44は、乗算器と加算器とを含み、係数の乗
算と(4*4)のアダマール変換とを行う4入力4出力
の構成とすることができる。例えば、変換ユニット15
−11は、図3のシグナルフローに於ける1段目と2段
目と3段目とのH111,H112 ,H113 を一体化した構
成に対応し、変換ユニット15−14はH141
142 ,H143 を一体化した構成に対応する。又メモリ
ユニットM1〜M4は、それぞれ0〜15番地を有する
場合を示す。
【0034】図5〜図8は乗算・アダマール変換ブロッ
ク15−1〜15−4のシグナルフローとメモリユニッ
トM1〜M4のアドレスとの関係を示し、図3のシグナ
ルフローを乗算・アダマール変換ブロック15−1〜1
5−4対応に詳細に示すものである。又WAはメモリユ
ニットM1〜M4の書込アドレスを示し、例えば、1−
0はメモリユニットM1の0番地、4−15はメモリユ
ニットM4の15番地を示す。
【0035】又1段目と2段目との接続関係は、各乗算
・アダマール変換ブロック15−1〜15−4に於いて
同一であるが、2段目と3段目との接続関係は、それぞ
れ異なり、( )内の同一数字間が接続されることを示
す。又H111 〜H143 の左側に示す乗算の係数A,C1
1,C21,C23,C31,C33,C35,C37
を次に示す。 A=2-1/2 C11=1/2cos(π/4) C21=1/2cos(π/8) C23=1/2cos(3π/8) C31=1/2cos(π/16) C33=1/2cos(3π/16) C35=1/2cos(5π/16) C37=1/2cos(7π/16)
【0036】例えば、IDCTの場合、変換ユニット1
5−11には、G00,G04,G40,G44が入力され、変
換ユニット15−12には、G02,G02+G06,G42
42+G46が入力され、変換ユニット15−13には、
20,G24,G20+G60が入力され、変換ユニット15
−14には、G22,G22+G26,G22+G62,G22+G
26+G62+G66が入力される。
【0037】そして、G00*0.5,G04*A*C1
1,G40*A*C11,G44*C11*C11のそれぞ
れ乗算が行われ、そして、アダマール変換が行われる。
その変換出力データは、メモリユニットM1〜M4のア
ドレス1−0,2−1,3−2,4−3、即ち、メモリ
ユニットM1の0番地,メモリユニットM2の1番地,
メモリユニットM3の2番地,メモリユニットM4の3
番地にそれぞれ書込まれる。以下同様にして乗算とアダ
マール変換とが行われて、メモリユニットM1〜M4に
書込まれる。
【0038】この場合に、乗算・アダマール変換ブロッ
ク15−1の各変換ユニット15−11〜15−14か
ら並列に出力される変換出力データが、セレクタ部21
を介してメモリユニットM1〜M4に分配されて書込ま
れる。次に、乗算・アダマール変換ブロック15−2の
各変換ユニット15−21〜15−24から並列に出力
される変換出力データが、セレクタ部21を介してメモ
リユニットM1〜M4に分配されて書込まれる。同様
に、順次乗算・アダマール変換ブロック15−3,15
−4の各変換ユニット15−31〜15−34,15−
41〜15−44からの変換出力データが、セレクタ部
21を介してメモリユニットM1〜M4に分配されて書
込まれる。
【0039】1回目の演算処理が終了すると、メモリユ
ニットM1〜M4のそれぞれの0番地から読出されたデ
ータは、図5のH111 〜H141 とH112 との間の接続構
成で示すように、セレクタ部22を介して変換ユニット
15−11(H112 に相当)に加えられ、係数の乗算と
アダマール変換とが行われ、その変換出力データは、セ
レクタ部21を介してメモリユニットM1〜M4に分配
されて書込まれる。その場合のメモリユニットM1〜M
4のアドレスWAは、図5のH112 ,H122 ,H132
142 の右側に示すように、メモリユニットM1の0番
地,4番地,8番地,12番地、メモリユニットM2の
1番地,5番地,9番地,13番地、メモリユニットM
3の2番地,6番地,10番地,14番地、メモリユニ
ットM4の3番地,7番地,11番地,15番地を示
す。
【0040】又メモリユニットM1〜M4のそれぞれの
1番地から読出されたデータは、図5のH111 〜H141
とH122 との間の接続構成で示すように、セレクタ部2
2を介して変換ユニット15−12(H122 に相当)に
加えられ、係数の乗算とアダマール変換とが行われ、そ
の変換出力データは、セレクタ部21を介してメモリユ
ニットM1〜M4に分配されて書込まれる。以下同様に
して、メモリユニットM1〜M4のそれぞれ2番地及び
3番地から読出されたデータは、セレクタ部22を介し
て変換ユニット15−13,15−14に加えられ、係
数の乗算とアダマール変換とが行われ、セレクタ部21
を介してメモリユニットM1〜M4に書込まれる。
【0041】他の乗算・アダマール変換ブロック15−
2〜15−4に於いても、図6〜図8の1段目と2段目
との接続構成に従ってセレクタ部22によりメモリユニ
ットM1〜M4から読出したデータが変換ユニット15
−21〜15−24,15−31〜15−34,15−
41〜15−44に加えられて、係数の乗算とアダマー
ル変換とが行われ、変換出力データはセレクタ部21を
介してメモリユニットM1〜M4に書込まれる。
【0042】この2回目の演算処理が終了すると、再び
メモリユニットM1〜M4から読出されたデータが、図
5〜図8の2段目と3段目との接続構成に従ってセレク
タ部22により乗算・アダマール変換ブロック15−1
〜15−4の各変換ユニットに加えられ、係数の乗算と
アダマール変換とが行われ、変換データgu,v が得られ
る。この場合、変換ユニット15−11からはg00,g
07,g70,g77が得られ、変換ユニット15−12から
はg03,g04,g73,g74が得られ、変換ユニット15
−13からはg30,g37,g40,g47が得られ、変換ユ
ニット15−14からはg33,g34,g43,g44が得ら
れる。
【0043】各変換ユニット15−11〜15−44か
らの変換データg00〜g77は、所定の順序のマトリクス
状ではないから、一旦メモリユニットM1〜M4に書込
んで、所定の順序に読出して出力することになる。又図
4の構成に於いては、4個の変換ユニット対応にメモリ
ユニットM1〜M4を設けて、一つの乗算・アダマール
変換ブロックからの4個の並列の変換出力データを分配
して同時に書込む場合を示し、この構成を一つの乗算・
アダマール変換ブロック対応に4個のメモリユニットを
設けると、全乗算・アダマール変換ブロックを並列動作
させて、それらの並列の変換出力データを同時にメモリ
ユニットに書込むことができる。
【0044】又DCT演算処理を行う場合は、gu,v
一旦メモリユニットM1〜M4に入力され、前述の場合
と逆のシグナルフローに従って処理される。例えば、g
00,g07,g70,g77は変換ユニット15−11に入力
されてアダマール変換を行った後に係数との乗算処理を
行い、変換出力データはセレクタ部21を介してメモリ
ユニットM1〜M4に書込まれる。同様にして、1回目
の演算処理が終了すると、メモリユニットM1〜M4か
らデータを読出して変換ユニットに入力し、変換出力デ
ータをメモリユニットM1〜M4に書込み、2回目の演
算処理が終了すると、再びメモリユニットM1〜M4か
らデータを読出して変換ユニットに入力し、変換出力デ
ータをメモリユニットM1〜M4に書込む。
【0045】その場合、メモリユニットM1〜M4に
は、図5〜図8のGm,n のm,nに相当するものとなる
から、例えば、乗算・アダマール変換ブロック15−1
に於いて、G02とG02+G06とからG06が減算処理によ
って得られる。同様に、G42とG42+G46とからG46
減算処理によって得られる。このような減算処理を入出
力処理ブロック13に於いて行うことにより、gu,n
らDCTによるGm,n が得られる。
【0046】図9は本発明の実施例の入出力処理ブロッ
クの説明図であり、16−1〜16−4は入出力処理ユ
ニット、31,32はセレクタ部である。この入出力処
理ユニット16−1〜16−4は、累積加減算部と複数
のレジスタとからなり、乗算・アダマール変換ブロック
15−1〜15−4に対応して構成した場合、図5〜図
8に於けるGm,n の累積の加減算を行うもので、入出力
処理ユニット16−1〜16−4はそれぞれ並列で動作
できるように、セレクタ部31により入力データを分配
することができる。
【0047】各入出力処理ユニット16−1〜16−4
は、単純には、それぞれ16個の加減算器と16個のレ
ジスタとを備え、例えば、IDCTの場合に、入出力処
理ユニット16−1は、セレクタ部31によって選択さ
れたG10,G14と累積加減算部により加算されたG30
50,G36+G56を、セレクタ部32を介して乗算・ア
ダマール変換ブロック15−1の変換ユニット15−1
1に入力する。又G12及び累積加減算部により加算され
たG12+G16,G32+G52,G32+G36+G52+G
56を、セレクタ部32を介して変換ユニット15−12
に入力する。
【0048】この場合、Gm,n をシリアル入力とし、所
定のGm,n の累積加減算出力を選択して一旦メモリブロ
ック12に順次加えることにより、入出力処理ユニット
16−1〜16−4の構成を簡単化することができる。
入出力処理ユニット16−1〜16−4は、例えば、加
減算器と複数のレジスタとセレクタとにより構成するこ
とができるものであり、例えば、図10は入出力処理ユ
ニット16−4に於ける処理の説明図で、複数のレジス
タA0〜A9を備えている場合を示す。
【0049】又入力データのG11,G13,G31,・・・
・G77が時間tに従って入力される場合であり、最初の
11は加減算器を介してレジスタA0,A1,A2,A
4にセットされ、そのまま出力データG11となる。次の
13が入力されると、加減算器を介してレジスタA0,
A1,A3,A4,A5に入力され、レジスタA0,A
1,A4には、前回のG11との累積加算結果がセットさ
れ、例えばレジスタA0のG11+G13が出力データとな
る。
【0050】次のG31が入力されると、レジスタA0,
A1,A2,A6,A7,A9に加減算器を介して入力
され、レジスタA0,A1にはG11+G13+G31の累積
加算結果がセットされ、レジスタA2にはG11+G31
累積加算結果がセットされ、このG11+G31の累積加算
結果が出力データとなる。以下同様にして、入力データ
が選択的にレジスタA0〜A9に加減算器を介して入力
されて累積加算される。この場合、レジスタA0には、
11〜G77の累積加算結果がセットされて、出力データ
となり、乗算・アダマール変換ブロック15−4の変換
ユニット15−44に入力される。
【0051】DCT演算処理の場合は、例えば、図10
の出力データが入出力処理ユニット16−4に入力され
るから、その場合は、G11はそのまま出力データとな
り、又G11+G13は、前回のG11を減算することによ
り、G13を出力データとする。又G11+G31は、前々回
のG11を減算することにより、G31を出力データとし、
次のG11+G13+G31+G33は、既にG11,G13,G31
が求められているから、それらを減算することによりG
33を出力データとすることができる。以下同様にして、
DCTデータGm,n を得ることができる。
【0052】入出力処理ユニット16−4以外の入出力
処理ユニット16−1〜16−3についても同様な構成
と動作によって実現することができるものであり、入出
力処理ユニット16−1が最も簡単な構成となる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、乗算と
アダマール変換とを行う変換ブロック1と、メモリブロ
ック2と、入出力処理ブロック3と、制御ブロック4と
を備えて、直接二次元計算を行う二次元離散コサイン変
換又は逆二次元離散コサイン変換を行うものであり、変
換ブロック1を変換処理過程に於いて繰り返し使用でき
る構成として、演算回路の構成を簡単化することができ
る利点がある。更に、演算順序の切替えによって、同一
の構成を利用して、DCTとIDCTとに切替えて演算
処理を実行することができる。従って、動画,静止画等
の符号器,復号器に於ける高能率符号,復号化の為のD
CT及びIDCTの演算処理を高速且つ経済的に実行す
ることが可能となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例の説明図である。
【図3】シグナルフローの概略説明図である。
【図4】本発明の実施例の変換ブロックとメモリブロッ
クとの説明図である。
【図5】シグナルフローとメモリアドレスとの説明図で
ある。
【図6】シグナルフローとメモリアドレスとの説明図で
ある。
【図7】シグナルフローとメモリアドレスとの説明図で
ある。
【図8】シグナルフローとメモリアドレスとの説明図で
ある。
【図9】本発明の実施例の入出力処理ブロックの説明図
である。
【図10】本発明の実施例の入出力処理ユニットの処理
説明図である。
【符号の説明】
1 変換ブロック 2 メモリブロック 3 入出力処理ブロック 4 制御ブロック 5 乗算部 6 アダマール変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/41 B 7/30 H04N 7/133 Z (72)発明者 中川 章 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直接二次元計算を行う二次元離散コサイ
    ン変換演算回路に於いて、 二次元離散コサイン変換の演算過程はアダマール変換,
    乗算の順の処理を行い、逆二次元離散コサイン変換の演
    算過程は乗算,アダマール変換の順の処理を行う乗算部
    (5)とアダマール変換部(6)とからなる変換ブロッ
    ク(1)と、 該変換ブロック(1)の入出力データを一時的に記憶
    し、且つ書込んだデータを並べ替えた状態で読出すメモ
    リブロック(2)と、 前記変換ブロック(1)の入出力データの前処理及び後
    処理を行う入出力処理ブロック(3)と、 前記二次元離散コサイン変換又は逆二次元離散コサイン
    変換の演算過程に於ける前記変換ブロック(1)の乗算
    係数の制御と、前記メモリブロック(2)の書込アドレ
    ス及び読出アドレスの制御と、前記入出力処理ブロック
    (3)の制御とを行い、前記二次元離散コサイン変換又
    は逆二次元離散コサイン変換の演算処理を繰り返し行わ
    せる制御ブロック(4)とを備えたことを特徴とする二
    次元離散コサイン変換演算回路。
  2. 【請求項2】 前記変換ブロック(1)は、複数の乗算
    部と複数の加減算部とからなるアダマール変換部を含む
    4入力4出力の変換ユニットを並列に設けて構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の二次元離散コサイン変換
    演算回路。
  3. 【請求項3】 前記メモリブロック(2)は、複数のメ
    モリユニットに分割し、前記変換ブロック(1)の並列
    出力データを各メモリユニットに分配して同時に書込
    み、且つ該各メモリユニットから同時に読出した並列デ
    ータを前記変換ブロック(1)に入力する構成としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の二次元離散コサイン変換
    演算回路。
  4. 【請求項4】 前記入出力処理ブロック(3)は、複数
    の累積加算,累積減算を行う累算部と、各累算部の出力
    データを選択して出力するセレクタ部とから構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の二次元離散コサイン変換
    演算回路。
JP6175002A 1994-07-27 1994-07-27 二次元離散コサイン変換演算回路 Withdrawn JPH0844708A (ja)

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