JPH0844936A - 紙幣入出金機におけるケーブルキャリア支持装置 - Google Patents

紙幣入出金機におけるケーブルキャリア支持装置

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JPH0844936A
JPH0844936A JP6174625A JP17462594A JPH0844936A JP H0844936 A JPH0844936 A JP H0844936A JP 6174625 A JP6174625 A JP 6174625A JP 17462594 A JP17462594 A JP 17462594A JP H0844936 A JPH0844936 A JP H0844936A
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cable
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルの過度な引張および折曲を防止した
上で、ケーブルキャリアのストロークすなわち長さを短
縮することができる紙幣入出金機におけるケーブルキャ
リア支持装置を提供する。 【構成】 ケーブルキャリア支持装置78によりケーブ
ルキャリア74の端部を筺体またはユニットに回動自在
に支持することにより、ケーブルキャリア74のストロ
ークの余裕を小さくしても、ケーブルキャリア74の移
動に応じてケーブルキャリア74の端部が回動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブルの挟まれ等に
よる破損を防止するためケーブルの移動をガイドするケ
ーブルキャリアを有する紙幣入出金機におけるケーブル
キャリア支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】筺体と、該筺体から引き出し自在とされ
たユニットと、筺体とユニットとの間またはユニット同
士間に電気的導通のため設けられたケーブルと、該ケー
ブルの移動をガイドするケーブルキャリアとを有する紙
幣入出金機として、例えば実公平5−46129号公報
等に示されるように、筺体内に、各機構部を有するユニ
ットが階層状態で複数、それぞれが水平方向に引き出し
自在に設けられて構成されるものであって、前記ユニッ
トとして、主に機体内に取り込むかあるいは機体外に繰
り出す紙幣を目的位置まで搬送する搬送路を構成する上
層ユニットと、該上層ユニットによって搬送された入金
紙幣を金種別に収納する着脱自在な金種別スタッカを有
した、紙幣を収納するための収納部を基本構成とする下
層ユニットとを有するものがある。これら上層ユニット
および下層ユニットは、それぞれ筺体内部に設けられた
スライドレールにより水平移送がガイドされるようにな
っており、下層ユニットは金種別スタッカの補充・回収
時に、他方、上層ユニットは搬送路中でのジャムの解消
処理時等に、それぞれ人手によって筺体から引き出され
るようになっている。そして、上層ユニット、下層ユニ
ットは、ともに紙幣の処理動作にともなう電源および制
御信号等の供給を必要とするため、筺体と上層ユニット
および下層ユニットとの間、または、上層ユニットと下
層ユニットとの間を電気的に結ぶケーブルが、挟まれ等
による破損を防止するためケーブルキャリアで移動をガ
イドされて設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記ケーブル
キャリアの両端部は、筺体あるいはユニットに所定の一
方向に向けて固定されることになるが、ケーブルキャリ
アのストロークが、該ケーブルキャリアが設けられるユ
ニットと筺体とあるいはユニットとユニットとの最大移
動距離に対し余裕がないと、端部の固定方向に対して違
う方向にケーブルキャリアが移動する場合等に、ケーブ
ルキャリアが引張られてケーブルキャリアの端部近傍が
大きく折曲し、ケーブルに過度な引張および折曲が発生
して断線等を生じてしまうことがある。このため、この
ような場合にも、ケーブルに過度な引張および折曲が生
じないように、余裕をもってケーブルキャリアのストロ
ークが設定されている。
【0004】しかしながら、ケーブルキャリアのストロ
ークに余裕をもつということは、コスト低減および紙幣
入出金機のコンパクト化等の観点から好ましくない。し
たがって、本発明の目的は、ケーブルの過度な引張およ
び折曲を防止した上で、ケーブルキャリアのストローク
すなわち長さを短縮することができる紙幣入出金機にお
けるケーブルキャリア支持装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の紙幣入出金機におけるケーブルキャリア支
持装置は、筺体と、該筺体から引き出し自在とされたユ
ニットと、筺体とユニットとの間またはユニット同士間
に電気的導通のため設けられたケーブルと、該ケーブル
の移動をガイドするケーブルキャリアとを有する紙幣入
出金機に設けられ、ケーブルキャリアの端部を筺体また
はユニットに回動自在に支持することを特徴としてい
る。
【0006】
【作用】本発明の紙幣入出金機におけるケーブルキャリ
ア支持装置によれば、ケーブルキャリアの端部を、筺体
またはユニットに回動自在に支持することになるため、
ケーブルキャリアのストロークの余裕を小さくしても、
ケーブルキャリアの移動に応じてケーブルキャリアの端
部が回動し、該端部に引張および折曲が生じることを防
止する。
【0007】
【実施例】本発明の紙幣入出金機におけるケーブルキャ
リア支持装置の一実施例を図面を参照して以下に説明す
る。図1は、紙幣入出金機の全体構成を示すもので、符
号12は、紙幣の鑑別および搬送等を行なう上層ユニッ
ト、符号13は、上層ユニット12で搬送された紙幣の
収納等を行なう下層ユニットをそれぞれ示している。そ
して、上層ユニット12の前面部12Aには、入金口1
4、返却口15および出金口16が設けられている。
【0008】入金口14は、入金紙幣を一括して載置可
能に設けられたものであって、入金口14内に投入され
た紙幣は入金ルート17に対して一枚ずつ繰り出される
ようになっている。この入金ルート17の途中、紙幣の
正、損、偽、二重送り、斜行、金種および表裏等を鑑別
するための入金鑑別部18が設けられ、この入金鑑別部
18での鑑別結果に基づいて振分手段19が切り換えら
れるようになっている。すなわち、入金処理において
は、入金鑑別部18にて紙幣が正券と鑑別された場合に
は、正券紙幣を、下層ユニット13の前側に位置する入
出金スタッカ20の一時貯留部21に受け入れ、また、
入金鑑別部18にて紙幣が正券でない(損券、偽券、二
重送り券および斜行券)と鑑別された場合には、該紙幣
を、入金口14の下方に位置する返却口15に返却させ
るようになっている。
【0009】また、入金鑑別部18では、正券と鑑別さ
れた紙幣の表裏も鑑別するようになっており、この鑑別
結果に基づき振分手段19を切り換えて、入金ルート1
7から入出金スタッカ20の一時貯留部21に至る接続
ルート21a,21bを選択するようになっている。す
なわち、入金鑑別部18にて、紙幣が正券の表券と鑑別
された場合には、振分手段19により接続ルート21a
を選択して、該紙幣をそのまま入出金スタッカ20の一
時貯留部21に受け入れ、また、紙幣が正券の裏券と鑑
別された場合には、振分手段19により接続ルート21
bを選択して、該紙幣を反転して表裏を取り揃えた後、
入出金スタッカ20の一時貯留部21に受け入れるよう
になっている。
【0010】入出金スタッカ20は、紙幣を入金して収
納し、かつ収納した紙幣を払い出すことができる還流式
であって、その内部には、入金した紙幣を一時貯留する
一時貯留部21と、一時貯留された紙幣を収納するため
の収納部22とが設けられる。また、入出金スタッカ2
0の一時貯留部21内に受け入れられた紙幣は、テラー
により操作される図示せぬ操作部から「入金承認」の指
示が出力された場合に、一時貯留部21の下方位置に設
けられる収納部22に入金され、また、操作部から「入
金取消」の指示が出力された場合に、該テラーに対して
一括返却されるようになっている。
【0011】下層ユニット13の入出金スタッカ20の
後方側には、損券収納ボックス23と金種別スタッカ2
4〜26が一列に設けられている。金種別スタッカ24
〜26は、千券、五千券、万券といった金種がそれぞれ
分類収納されるものであって、これら金種別スタッカ2
4〜26内に収納されている各金種の紙幣は、出金ルー
ト27を通じて出金口16に払い出されるようになって
いる。
【0012】また、この出金ルート27の途中には、紙
幣の正、損、二重送り、斜行および金種を鑑別する出金
鑑別部28が設けられており、この出金鑑別部28にて
鑑別の結果、正券と鑑別された紙幣は出金口16に、損
券、二重送り、斜行と鑑別された紙幣は、振分手段29
〜31の切換によって、接続ルート32を通じて損券収
納ボックス23に回収されるようになっている。なお、
前記スタッカ23〜26において、損券収納ボックス2
3はリジェクト紙幣が入金されるだけの非還流式であ
り、金種別スタッカ24〜26は、紙幣が金種別に入金
されるとともに入金された紙幣を出金紙幣として払出可
能な還流式である。
【0013】ここで、入金処理によって入出金スタッカ
20の収納部22内に入金された紙幣は、出金処理が行
なわれていない間に金種別スタッカ24〜26に対して
分配処理されるようになっている。すなわち、この分配
処理を行う分配ルートは、分配処理用の接続ルート33
a〜33c、入金ルート17、接続ルート32、出金ル
ート27の一部より構成されるものであって、振分手段
33,34および振分手段19,30,31,35〜3
7を切り換えて分配ルートが形成される。分配ルートの
途中にある入金鑑別部18では、収納部22から払い出
された紙幣の正、損、二重送り、斜行および金種を鑑別
するようになっており、この鑑別結果に基づき、振分手
段31および振分手段35〜37を切り換える。
【0014】具体的には、入金鑑別部18にて損券、二
重送り、斜行と鑑別された場合には、振分手段31を切
り換えてこれら損券、二重送り、斜行紙幣を損券収納ボ
ックス23に入金し、千券と鑑別された場合には、振分
手段35を切り換えて該千券を金種別スタッカ24に入
金し、五千券と鑑別された場合には、振分手段36を切
り換えて該五千券を金種別スタッカ25に入金し、万券
と鑑別された場合には、振分手段37を切り換えて該万
券を金種別スタッカ26に入金するのである。
【0015】そして、図2に示すように、上層ユニット
12および下層ユニット13は、筺体40に収納されて
おり、上層ユニット12はスライドレール41により前
面部12A側からまた下層ユニット13はスライドレー
ル42により前面部13A側から水平同方向に引き出し
自在となっている。
【0016】ここで、上層ユニット12は、上側が、水
平延在する略平面状の上面部43とされ、下側が、前面
部12A側に水平延在する平面状の下面部44Aと、下
面部44Aに対し下側に位置して背面部12B側に水平
延在する平面状の下面部44Bとを有する段付き形状と
されている。そして、これと相補するように、下層ユニ
ット13は、上側が、前面部13A側に水平延在する平
面状の上面部45Aと、上面部45Aに対し下側に位置
して背面部13B側に水平延在する平面状の上面部45
Bとを有する段付き形状をなしており、下側が水平延在
する略平面状の下面部46とされている。これにより、
下層ユニット13は単独で引き出し可能であり、上層ユ
ニット12は、下層ユニット13が引き出された状態等
で引き出し可能となっている。
【0017】スライドレール41は、図3および図4に
示すように、前面部12A側(図3および図4において
は紙面手前側)から見て筺体40の左右両内側面部48
C,48Dに、水平方向に延在されて固定される固定レ
ール部49と、該固定レール部49の上層ユニット12
側に、固定レール部49と同方向に延在されて設けられ
た第一移動レール部50と、該第一移動レール部50の
上層ユニット12側に、第一移動レール部50と同方向
に延在されて設けられしかも上層ユニット12側に固定
される第二移動レール部51とを有しており、固定レー
ル部49と第一移動レール部50との間および第一移動
レール部50と第二移動レール部51との間には、ボー
ル52が回動自在に設けられている。そして、固定レー
ル部49に対し第一移動レール部50が略水平状態を維
持しつつ脱落せぬ範囲で前面部12A側にスライドし、
第一移動レール部50に対し第二移動レール部51が略
水平状態を維持しつつ脱落せぬ範囲で前面部12A側に
スライドする。これにより、第二移動レール部51に設
けられた上層ユニット12が水平方向に引き出される。
【0018】そして、上層ユニット12は、その下面部
44A,44B側に、ユニット支持フレーム54を有し
ている。このユニット支持フレーム54は、下面部44
Aに取り付けられるとともに前面部12A側が若干上方
に向け屈曲された略平板状の第一底板部材55Aと、下
側が屈曲され第一底板部材55Aの両端下側に接合され
る断面L字形の側板部材56C,56Dと、下面部44
Bに取り付けられるとともに前面部12A側が若干上方
に向け屈曲された略平板状の第二底板部材55Bとで構
成されている。
【0019】側板部材56C,56Dは、背面部12B
側が上層ユニット12の側面部12C,12Dの形状に
合わせて下面部44Bまで延出された形状をなしてお
り、下面部44B側の下端部も屈曲されて第二底板部材
55Bの下側に接合されている。そして、側板部材56
C,56Dに上記スライドレール41の第二移動レール
部51が固定されている。また、第一底板部材55Aお
よび第二底板部材55B上には、紙幣の処理を行うため
の各機構部(図示略)が取り付けられており、該第一底
板部材55Aと第二底板部材55Bは、前記図示略の各
機構部とともに側板部材56C,56Dに支持されてい
ることになる。なお、図示は略すが、下層ユニット13
も、同様のユニット支持フレームを有しており、該ユニ
ット支持フレームに両スライドレール42が接合され
る。
【0020】ここで、図5(a),(b)に示すよう
に、第二底板部材55Bには、側板部材56Cとの接合
部分に、前面部12A側から見て左右方向に長い長孔5
7が形成されており、ネジ58のネジ部59を、該長孔
57に挿通させ、かつ側板部材56Cに形成されたネジ
穴61に螺合させ、ネジ58の頭部62と側板部材56
Cとで第二底板部材55Bを挟持することにより、該第
二底板部材55Bが取り付けられることになる。また、
図示はせぬが、側板部材56Dと第二底板部材55Bの
接合も、同様の長孔接合部構造で行われており、さらに
は、側板部材56C,56Dと第一底板部材55Aとの
接合も、同様の長孔接合部構造で行われている。そし
て、このような長孔接合部が第一底板部材55A、第二
底板部材55Bのそれぞれについて、前面部12A側か
ら背面部12B側にかけて、他の部材等に干渉せぬ位置
に所定ピッチで複数設けられている。
【0021】このような長孔接合部構造を用いたことに
より、スライドレール41,41の外側同士の距離と筺
体40の内側面部48C,48D同士との距離が合わな
くても、組立の工程において、筺体40の内側面部48
C,48Dとスライドレール41,41と側板部材56
C,56Dとを最初に取り付け、この後に第一底板部材
55A、第二底板部材55Bを取り付けるだけで、ユニ
ット支持フレーム54の取り付けが完了するもので、組
み立てる過程で自然に調整作業が行われるため、組立時
間を短縮することができる。なお、第一底板部材55A
および第二底板部材55Bについて、側板部材56C,
56Dのうちの一方に接合する側のみ長孔57を採用
し、他方に接合する側を、ネジ部59より若干大径の円
形孔を採用し調整不可な構造としてもよい。この場合、
第一底板部材55Aおよび第二底板部材55Bを、調整
不可側の側板部材を一体成型した板部材とすることも可
能である。また、下層ユニット13に設けられた図示せ
ぬユニット支持フレームについても同様の長孔接合部構
造が採用されている。
【0022】上層ユニット12の下面部44Bの前面部
12A側には、ユニット支持フレーム54の両側板部材
56C,56Dの下側部分に取り付けられた支持部材6
4C,64Dを介して一対のガイドローラ65C,65
Dが回転自在に設けられている。これらガイドローラ6
5C,65Dは、円柱状のローラ部66と、該ローラ部
66との境界部分が該ローラ部66と同径とされかつ該
ローラ部66から離れるほど大径となるテーパ状のフラ
ンジ部67とを有しており、前面部12A側から見て左
右水平方向に回転軸線を配置しかつフランジ部67を外
側に配置した状態で、支持部材64C,64Dに支持さ
れている。ガイドローラ65C,65Dは、ローラ部6
6において下層ユニット13の上面部45Bに当接し、
かつローラ部66とフランジ部67との境界部分を下層
ユニット13の上面部45Bと、前面部13A側から見
て左右の側面部13Cあるいは側面部13Dとの角部に
ほぼ接触させるよう設けられている。
【0023】また、下層ユニット13の上面部45Aの
背面部13B側には、下層ユニット13の前面部13A
側から見て左右の両側面部13C,13Dに取り付けら
れた支持部材69C,69Dを介して一対のガイドロー
ラ70C,70Dが回転自在に設けられている。これら
ガイドローラ70C,70Dは、上記ガイドローラ65
C,65Dと同様、ローラ部66とフランジ部67とを
有しており、前面部13A側から見て左右水平方向に回
転軸線を配置しかつフランジ部67を外側に配置した状
態で、ローラ部66においてユニット支持フレーム54
に当接し、かつローラ部66とフランジ部67との境界
部分をユニット支持フレーム54の側板部材56C,5
6Dの屈曲角部にほぼ接触させるよう設けられている。
加えて、下層ユニット13の下面部46の前面部13A
側には、設置面に接触して走行する円柱状のローラ71
が、前面部13A側から見て左右水平方向に回転軸線を
配置した状態で、回転自在に取り付けられている。
【0024】このような構成により、図6に示すよう
に、筺体40から下層ユニット13をスライドレール4
2で案内しつつ引き出す際には、ローラ71を介して下
層ユニット13の重量を設置面で受けながら、下層ユニ
ット13は引き出されることになるため、下層ユニット
13が自重で下がってしまうことなく、安定した姿勢で
引き出されることになる。
【0025】そして、このようにして、下層ユニット1
3が引き出された状態で、図7に示すように、筺体40
から上層ユニット12を、一対のスライドレール41で
案内しつつ引き出すと、所定距離引き出された状態で両
ガイドローラ65C,65Dが下層ユニット13の上面
部45Bにローラ部66において乗る。そして、これら
ガイドローラ65C,65Dが、下層ユニット13をガ
イドレールとし該下層ユニット13の側面部13C,1
3Dにフランジ部67が案内されることにより横揺れが
防止され、かつローラ部66を介して下層ユニット13
で上層ユニット12の重量を支持させることにより下が
りが防止されながら、引き出される。
【0026】さらに引き出されると、上層ユニット12
は、図7に一点鎖線で示すように、下層ユニット13の
上面部45Aに設けられた一対のガイドローラ70C,
70Dの両フランジ部67間に案内されて、そのローラ
部66にユニット支持フレーム54の側板部材56C,
56Dにおいて乗る。そして、ガイドローラ70C,7
0Dのフランジ部67で側板部材56C,56Dが案内
されることにより横揺れが防止され、かつローラ部66
を介して下層ユニット13で上層ユニット12の重量を
支持させることにより下がりが防止されながら、引き出
される。
【0027】これにより、上層ユニット12がスライド
レール41でのみ支持されている場合に生じる引き出し
時の横揺れおよび下がりが防止されて、安定した姿勢で
引き出されることになり、上層ユニット12の下層ユニ
ット13への衝突等が防止されることになる。なお、上
層ユニット12がガイドローラ70C,70Dに案内さ
れるときには、ガイドローラ65C,65Dには上層ユ
ニット12の重量がかからないように、ガイドローラ7
0C,70Dのローラ部66の上側とガイドローラ65
C,65Dのローラ部66の下側との高さの差が、上層
ユニット12の側板部材56C,56Dの下端と下層ユ
ニット13の上面部45Bとの高さの差より所定量大き
くされている。
【0028】そして、上層ユニット12と下層ユニット
13との間には、これらの電気的導通をとるため図8に
示すケーブル73が、ケーブルキャリア74内に挿通さ
れた状態で設けられている。このケーブルキャリア74
は、複数の分割体75が相互に平行をなすピン76で順
次回動自在に連結されてなるもので、便宜上その幅を無
視すれば、一の仮想平面においてのみ屈曲可能となるも
のである。このケーブルキャリア74は、内部にケーブ
ル73が挿通されることにより、該ケーブル73を保護
しつつその移動をガイドするようになっている。
【0029】ここで、このケーブルキャリア74は、上
層ユニット12および下層ユニット13をそれぞれ筺体
40に収納した状態(図2に示す状態)で、上層ユニッ
ト12、下層ユニット13および筺体40で囲まれしか
も上層ユニット12および下層ユニット13の引き出し
方向に沿う鉛直空間に、前記仮想平面が配置されてお
り、ユニット支持フレーム54の側板部材56Dの下部
であって、ガイドローラ65Dの若干背面部12B側に
取り付けられたケーブルキャリア支持装置78で一端部
が支持され、また下層ユニット13の側面部13Dの背
面部13B側に取り付けられたケーブルキャリア支持装
置79で他端側が支持されている。
【0030】なお、図6に示すように下層ユニット13
のみが引き出される場合あるいは図7に示すように下層
ユニット13が引き出された状態から上層ユニット12
が引き出される場合、さらには、上層ユニット12ある
いは下層ユニット13が収納される場合等、如何なる条
件においても、ケーブルキャリア74は、筺体40、上
層ユニット12、下層ユニット13およびこれらに付設
されるスライドレール41,42等の部材のいずれの間
にも挟まれることがないように配置されている。
【0031】そして、本実施例においては、図8に示す
ように、ケーブルキャリア74の一端部を支持するケー
ブルキャリア支持装置78は、側板部材56Dに固定さ
れる固定部材81と、固定状態にある固定部材81の側
板部材56Dより下側に突出する突出部82に、前記仮
想平面に垂直をなして設けられたピン83により回動自
在に支持された取付部材84とを有しており、この取付
部材84に、ケーブルキャリア74の一端部が固定係合
されている。本実施例では、取付部材84の回動によ
り、ケーブルキャリア74の一端部が背面部12B側に
向く位置(図8実線位置)とケーブルキャリア74の一
端部が略鉛直下側に向く位置(図8一点鎖線位置)との
間の範囲で回動自在となっている。
【0032】以上、本実施例によれば、ケーブルキャリ
ア支持装置78が、ケーブルキャリア74の一端部を上
層ユニット12に回動自在に支持させているため、ケー
ブルキャリア74のストロークの余裕を小さくしても、
図6に示すように、下層ユニット13のみが引き出さ
れ、ケーブルキャリア74が前面部12A側に移動され
た場合には、ケーブルキャリア74で引かれることによ
り取付部材84が前面部12A方向(ケーブルキャリア
74の上層ユニット12に対する相対移動方向)側に回
動してケーブルキャリア74を同方向側に略向けて、ケ
ーブルキャリア74の一端部に生じる引張および折曲を
防止し、他方、この状態から、図7に示すように、上層
ユニット12が引き出され、ケーブルキャリア74が相
対的に背面部12B側に移動された場合には、取付部材
84がケーブルキャリア74で引かれて背面部12B方
向(ケーブルキャリア74の上層ユニット12に対する
相対移動方向)側に回動してケーブルキャリア74を同
方向側に略向けて、ケーブルキャリア74の一端部に生
じる引張および折曲を小さくすることができる。したが
って、ケーブルキャリア74内に挿通されるケーブル7
3の過度な引張および折曲を防止した上で、ケーブルキ
ャリア74のストロークすなわち長さを短縮することが
できる。
【0033】なお、上記実施例においては、ケーブルキ
ャリア74の一端部を支持するケーブルキャリア支持装
置78のみが、ケーブルキャリア74を回動自在に支持
するものを例にとり説明したが、必要に応じて、両方の
ケーブルキャリア支持装置78,79をこのような構成
とすることも可能である。また、図示は略すが、筺体4
0と、上層ユニット12または下層ユニット13との間
に設けられるケーブル用のケーブルキャリアについて
も、両端部のうち少なくとも一方を同様のケーブルキャ
リア支持装置で回動自在に支持することが可能である。
さらに、上記実施例は、ケーブルキャリア74が鉛直面
内においてのみ屈曲可能とされているものを示したが、
例えば、筺体40と下層ユニット13との間のケーブル
に用いられるケーブルキャリアの場合、下層ユニット1
3の下面部46と筺体40の底面部との間の水平空間
に、水平面内においてのみ屈曲自在となるよう配置する
こと等が可能である。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の紙幣入出
金機におけるケーブルキャリア支持装置によれば、ケー
ブルキャリアの端部を、筺体またはユニットに回動自在
に支持することになるため、ケーブルキャリアのストロ
ークの余裕を小さくしても、ケーブルキャリアの移動に
応じてケーブルキャリアの端部が回動し、該端部に引張
および折曲が生じることを防止する。したがって、ケー
ブルの過度な引張および折曲を防止した上で、ケーブル
キャリアのストロークすなわち長さを短縮することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するためのもので、紙
幣入出金機の全体構成を示す側断面図である。
【図2】本発明の一実施例を説明するためのもので、紙
幣入出金機を示す側断面図である。
【図3】本発明の一実施例を説明するためのもので、紙
幣入出金機の図2に示すA−A線に沿う断面矢視図であ
る。
【図4】本発明の一実施例を説明するためのもので、紙
幣入出金機の図2に示すB−B線に沿う断面矢視図であ
る。
【図5】本発明の一実施例を説明するためのもので、紙
幣入出金機の、(a)は図4に示すC−C線に沿う断面
矢視図、(b)は(a)に示すD−D線に沿う断面矢視
図である。
【図6】本発明の一実施例を説明するためのもので、紙
幣入出金機の下層ユニットのみが引き出された状態を示
す側断面図である。
【図7】本発明の一実施例を説明するためのもので、紙
幣入出金機の下層ユニットが引き出された状態から上層
ユニットが引き出される状態を示す側断面図である。
【図8】本発明の一実施例による紙幣入出金機における
ケーブルキャリア支持装置を示す側面図である。
【符号の説明】
12 上層ユニット 13 下層ユニット 40 筺体 73 ケーブル 74 ケーブルキャリア 78 ケーブルキャリア支持装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体と、該筺体から引き出し自在とされ
    たユニットと、筺体とユニットとの間またはユニット同
    士間に電気的導通のため設けられたケーブルと、該ケー
    ブルの移動をガイドするケーブルキャリアとを有する紙
    幣入出金機に設けられ、 ケーブルキャリアの端部を筺体またはユニットに回動自
    在に支持することを特徴とする紙幣入出金機におけるケ
    ーブルキャリア支持装置。
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