JPH0845127A - 光ヘッド - Google Patents
光ヘッドInfo
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- JPH0845127A JPH0845127A JP6178730A JP17873094A JPH0845127A JP H0845127 A JPH0845127 A JP H0845127A JP 6178730 A JP6178730 A JP 6178730A JP 17873094 A JP17873094 A JP 17873094A JP H0845127 A JPH0845127 A JP H0845127A
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- light
- prism
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- optical head
- refractive index
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Links
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- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N titanium dioxide Inorganic materials O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単かつ小型にできるよう適切に構成した光
ヘッドを提供する。 【構成】 半導体レーザ1からの出射光を、ガラスプリ
ズム3と複屈折性プリズム4とを誘電体膜5を介して貼
り合わせてなる複合プリズム2のガラスプリズム側から
入射させて、誘電体膜5で反射させた後、集光手段6,7
を経て光磁気記録媒体8に照射し、その戻り光を、複合
プリズム2のガラスプリズム3側から収束光として入射
させて、少なくとも一部を誘電体膜5を透過させて複屈
折性プリズム4により第1, 第2の光束とに分離して、
第1, 第2の光検出器9,10で受光して、情報の再生信
号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号を
得る光ヘッドにおいて、複合プリズム2を、複屈折性プ
リズム4の常光および異常光の屈折率差が0.03以上で、
ガラスプリズム3の屈折率と、複屈折性プリズム4の常
光および異常光の少なくとも一方の屈折率との差が0.15
以上に構成する。
ヘッドを提供する。 【構成】 半導体レーザ1からの出射光を、ガラスプリ
ズム3と複屈折性プリズム4とを誘電体膜5を介して貼
り合わせてなる複合プリズム2のガラスプリズム側から
入射させて、誘電体膜5で反射させた後、集光手段6,7
を経て光磁気記録媒体8に照射し、その戻り光を、複合
プリズム2のガラスプリズム3側から収束光として入射
させて、少なくとも一部を誘電体膜5を透過させて複屈
折性プリズム4により第1, 第2の光束とに分離して、
第1, 第2の光検出器9,10で受光して、情報の再生信
号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号を
得る光ヘッドにおいて、複合プリズム2を、複屈折性プ
リズム4の常光および異常光の屈折率差が0.03以上で、
ガラスプリズム3の屈折率と、複屈折性プリズム4の常
光および異常光の少なくとも一方の屈折率との差が0.15
以上に構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光磁気記録媒体に対
して情報の記録再生を行う光ヘッドに関するものであ
る。
して情報の記録再生を行う光ヘッドに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、光磁気記録媒体に記録された情
報を再生する光ヘッドにおいては、半導体レーザからの
読み取り光を対物レンズ経て光磁気記録媒体にスポット
状に照射し、この光磁気記録媒体で反射される戻り光
を、偏光方向が互いに直交する二つの光束に分離して、
それらの光束の強度変化から情報の再生信号を検出する
必要があると共に、その再生信号を正確に検出するため
に、光磁気記録媒体からの戻り光に基づいて、対物レン
ズの光磁気記録媒体に対する相対的位置ずれを表すフォ
ーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号を検出
する必要がある。
報を再生する光ヘッドにおいては、半導体レーザからの
読み取り光を対物レンズ経て光磁気記録媒体にスポット
状に照射し、この光磁気記録媒体で反射される戻り光
を、偏光方向が互いに直交する二つの光束に分離して、
それらの光束の強度変化から情報の再生信号を検出する
必要があると共に、その再生信号を正確に検出するため
に、光磁気記録媒体からの戻り光に基づいて、対物レン
ズの光磁気記録媒体に対する相対的位置ずれを表すフォ
ーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号を検出
する必要がある。
【0003】かかる光ヘッドの従来例として、例えば、
特開昭63−161541号公報には、光磁気記録媒体
からの戻り光を、複合プリズム素子をを用いて、偏光方
向が互いに直交する二つの光束に分離し、これらの光束
の受光出力に基づいて情報の再生信号、フォーカスエラ
ー信号およびトラッキングエラー信号を検出するように
したものが提案されている。
特開昭63−161541号公報には、光磁気記録媒体
からの戻り光を、複合プリズム素子をを用いて、偏光方
向が互いに直交する二つの光束に分離し、これらの光束
の受光出力に基づいて情報の再生信号、フォーカスエラ
ー信号およびトラッキングエラー信号を検出するように
したものが提案されている。
【0004】図14は、特開昭63−161541号公
報に開示された光ヘッドの構成を示すものである。この
光ヘッドにおいては、半導体レーザ51からの光ビーム
をコリメータレンズ52を経て複合プリズム素子53に
入射させ、この複合プリズム素子53で反射される光を
対物レンズ54により光磁気ディスク55に照射してい
る。また、光磁気ディスク55で反射される戻り光は、
対物レンズ54を経て複合プリズム素子53に入射さ
せ、この複合プリズム素子53により偏光方向が互いに
直交するP偏光成分である第1のビームと、S偏光成分
である第2のビームとに分離して、これらを共通の集光
レンズ56を経て光検出ユニット57のそれぞれの光検
出素子群で受光し、それらの出力に基づいて信号処理部
58により情報読み取り信号Si、フォーカスエラー信
号Sfおよびトラッキングエラー信号Stを検出するよ
うにしている。ここで、複合プリズム素子53は、ガラ
スプリズム59と水晶プリズム60とを、それらの間に
誘電多層膜61を介在させた状態で、水晶プリズム60
の面に設けた接着剤層62により貼り合わせて形成さ
れ、全体が6面体をなしている。
報に開示された光ヘッドの構成を示すものである。この
光ヘッドにおいては、半導体レーザ51からの光ビーム
をコリメータレンズ52を経て複合プリズム素子53に
入射させ、この複合プリズム素子53で反射される光を
対物レンズ54により光磁気ディスク55に照射してい
る。また、光磁気ディスク55で反射される戻り光は、
対物レンズ54を経て複合プリズム素子53に入射さ
せ、この複合プリズム素子53により偏光方向が互いに
直交するP偏光成分である第1のビームと、S偏光成分
である第2のビームとに分離して、これらを共通の集光
レンズ56を経て光検出ユニット57のそれぞれの光検
出素子群で受光し、それらの出力に基づいて信号処理部
58により情報読み取り信号Si、フォーカスエラー信
号Sfおよびトラッキングエラー信号Stを検出するよ
うにしている。ここで、複合プリズム素子53は、ガラ
スプリズム59と水晶プリズム60とを、それらの間に
誘電多層膜61を介在させた状態で、水晶プリズム60
の面に設けた接着剤層62により貼り合わせて形成さ
れ、全体が6面体をなしている。
【0005】図14に示す光ヘッドをさらに詳細に説明
すると、同公報第5頁右下欄〜第6頁左上欄には、半導
体レーザ51から発せられる光ビームは、コリメータレ
ンズ52により平行ビーム化されて、S偏光成分として
ガラスプリズム59に入射し、誘電多層膜61によりそ
の光軸方向が変化されてガラスプリズム59から出射さ
れると共に、光磁気ディスク55で反射された戻り光
は、ガラスプリズム59から入射し、その光軸方向の変
化を受けることなく誘電多層膜61を通過してP偏光成
分とされて水晶プリズム60に入射する旨、説明されて
いる。
すると、同公報第5頁右下欄〜第6頁左上欄には、半導
体レーザ51から発せられる光ビームは、コリメータレ
ンズ52により平行ビーム化されて、S偏光成分として
ガラスプリズム59に入射し、誘電多層膜61によりそ
の光軸方向が変化されてガラスプリズム59から出射さ
れると共に、光磁気ディスク55で反射された戻り光
は、ガラスプリズム59から入射し、その光軸方向の変
化を受けることなく誘電多層膜61を通過してP偏光成
分とされて水晶プリズム60に入射する旨、説明されて
いる。
【0006】また、同公報第6頁左下欄には、(誘電多
層膜61に)P偏光入力する戻り光に基づいて、P偏光
成分である第1の光ビームが、境界面部(誘電多層膜6
1)における法線に対してy面(P偏光面と平行な面)
内において角度θeをなす光軸方向Ieをもって得ら
れ、また、S偏光成分である第2の光ビームが、境界面
部における法線に対してy面内において角度θo(θo
>θe)をなす光軸方向Ioをもって得られる旨、説明
されている。
層膜61に)P偏光入力する戻り光に基づいて、P偏光
成分である第1の光ビームが、境界面部(誘電多層膜6
1)における法線に対してy面(P偏光面と平行な面)
内において角度θeをなす光軸方向Ieをもって得ら
れ、また、S偏光成分である第2の光ビームが、境界面
部における法線に対してy面内において角度θo(θo
>θe)をなす光軸方向Ioをもって得られる旨、説明
されている。
【0007】こうして得られるP偏光成分である第1の
光ビームL1 およびS偏光成分である第2の光ビームL
2 が、共通の集光レンズ56を通じて、光検出ユニット
57にそれぞれ入射し、その第1の光ビームL1 の検出
出力信号と第2の光ビームL 2 の検出出力信号との相互
比較により、光磁気ディスク55の垂直磁化膜において
戻り光が受けた偏光面の回転が検出され、読取情報信号
Siが形成される(同公報第6頁右下欄〜第7頁左上欄
参照)。
光ビームL1 およびS偏光成分である第2の光ビームL
2 が、共通の集光レンズ56を通じて、光検出ユニット
57にそれぞれ入射し、その第1の光ビームL1 の検出
出力信号と第2の光ビームL 2 の検出出力信号との相互
比較により、光磁気ディスク55の垂直磁化膜において
戻り光が受けた偏光面の回転が検出され、読取情報信号
Siが形成される(同公報第6頁右下欄〜第7頁左上欄
参照)。
【0008】また、戻り光が光磁気ディスク55に設け
られたトラッキングサーボコントロール用ピット配列か
ら受ける変化が検出されて、トラッキングエラー信号S
tが形成され、光検出素子上でのスポット形状が検出さ
れてフォーカスエラー信号Sfが形成される(同公報第
7頁左上欄〜第7頁右上欄参照)。
られたトラッキングサーボコントロール用ピット配列か
ら受ける変化が検出されて、トラッキングエラー信号S
tが形成され、光検出素子上でのスポット形状が検出さ
れてフォーカスエラー信号Sfが形成される(同公報第
7頁左上欄〜第7頁右上欄参照)。
【0009】ここで、トラッキングエラー信号Stおよ
びフォーカスエラー信号Sfは、同公報第7頁右上欄〜
第8頁右上欄の記載によれば、第1の光ビームL1 を検
出する4個の光検出素子の検出出力信号Ra,Rb,R
c,Rdと、第2の光ビームL2 を検出する4個の光検
出素子の検出出力信号Re,Rf,Rg,Rhとによ
り、例えば、フォーカス・エラー信号Sfは〔(Ra+
Rd)−(Rb+Rc)〕+〔(Rc+Rh)−(Rf
+Rg)〕より形成される。
びフォーカスエラー信号Sfは、同公報第7頁右上欄〜
第8頁右上欄の記載によれば、第1の光ビームL1 を検
出する4個の光検出素子の検出出力信号Ra,Rb,R
c,Rdと、第2の光ビームL2 を検出する4個の光検
出素子の検出出力信号Re,Rf,Rg,Rhとによ
り、例えば、フォーカス・エラー信号Sfは〔(Ra+
Rd)−(Rb+Rc)〕+〔(Rc+Rh)−(Rf
+Rg)〕より形成される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図14に示す光ヘッド
においては、上述したように、往路においては、半導体
レーザ51から発せられる光ビームを、コリメータレン
ズ52により平行ビーム化して、ガラスプリズム59に
S偏光成分として入射させ、さらに誘電多層膜61によ
りその光軸方向を変化させてガラスプリズム59から出
射させ、復路においては、光磁気ディスク55で反射さ
れた戻り光を、ガラスプリズム59から入射させ、誘電
多層膜61をその光軸方向の変化を生じることなく通過
するP偏光成分を水晶プリズム60に入射させるように
している。
においては、上述したように、往路においては、半導体
レーザ51から発せられる光ビームを、コリメータレン
ズ52により平行ビーム化して、ガラスプリズム59に
S偏光成分として入射させ、さらに誘電多層膜61によ
りその光軸方向を変化させてガラスプリズム59から出
射させ、復路においては、光磁気ディスク55で反射さ
れた戻り光を、ガラスプリズム59から入射させ、誘電
多層膜61をその光軸方向の変化を生じることなく通過
するP偏光成分を水晶プリズム60に入射させるように
している。
【0011】しかし、同公報には、往路においてS偏光
成分であった光ビームが、復路においてなぜP偏光成分
になるのか、説明されていない。これを好意的に解釈す
るためには、同公報第5頁右下欄に記載されているよう
に、垂直磁化膜に書き込まれた情報に対応する磁化反転
パターンに応じて、戻り光の偏光面が回転することが挙
げられる。しかし、この回転角は、ほぼ±1°程度の小
さなもので、S偏光成分がP偏光成分に変化するために
必要な90°もの回転は生じない。
成分であった光ビームが、復路においてなぜP偏光成分
になるのか、説明されていない。これを好意的に解釈す
るためには、同公報第5頁右下欄に記載されているよう
に、垂直磁化膜に書き込まれた情報に対応する磁化反転
パターンに応じて、戻り光の偏光面が回転することが挙
げられる。しかし、この回転角は、ほぼ±1°程度の小
さなもので、S偏光成分がP偏光成分に変化するために
必要な90°もの回転は生じない。
【0012】ここで、戻り光の偏光状態を正確に説明す
ると、戻り光は、垂直磁化膜に書き込まれた情報に対応
する磁化反転パターンに応じて、その偏光面が、S偏光
成分方向に対して、±θk(θk≒1°)回転した直線
偏光となる。したがって、戻り光は、S偏光成分とP偏
光成分との両方を含むことになるが、S偏光成分の方が
圧倒的に大きいことが事実である。この場合、情報は、
偏光面が+θk方向に回転したのか、−θk方向に回転
したのか、を検出することにより得ることができる。
ると、戻り光は、垂直磁化膜に書き込まれた情報に対応
する磁化反転パターンに応じて、その偏光面が、S偏光
成分方向に対して、±θk(θk≒1°)回転した直線
偏光となる。したがって、戻り光は、S偏光成分とP偏
光成分との両方を含むことになるが、S偏光成分の方が
圧倒的に大きいことが事実である。この場合、情報は、
偏光面が+θk方向に回転したのか、−θk方向に回転
したのか、を検出することにより得ることができる。
【0013】ところが、図14に示す光ヘッドにあって
は、同公報第6頁左下欄の記載をもってすれば、P偏光
入射する戻り光に基づいて、P偏光成分である第1の光
ビームが境界面部(誘電多層膜61)における法線に対
してy面(P偏光面と平行な面)内で角度θeをなす光
軸方向Ieをもって得られ、また、S偏光成分(P偏光
入射すると記載しながら、S偏光成分があるのは理解で
きないが)である第2の光ビームが、境界面部における
法線に対してy面内で角度θo(θo>θe)をなす光
軸方向Ioをもって得られるとあるので、戻り光のS偏
光成分とP偏光成分とが分離されてしまい、偏光面が+
θk方向に回転したのか、−θk方向に回転したのかの
情報が失われてしまうことになる。
は、同公報第6頁左下欄の記載をもってすれば、P偏光
入射する戻り光に基づいて、P偏光成分である第1の光
ビームが境界面部(誘電多層膜61)における法線に対
してy面(P偏光面と平行な面)内で角度θeをなす光
軸方向Ieをもって得られ、また、S偏光成分(P偏光
入射すると記載しながら、S偏光成分があるのは理解で
きないが)である第2の光ビームが、境界面部における
法線に対してy面内で角度θo(θo>θe)をなす光
軸方向Ioをもって得られるとあるので、戻り光のS偏
光成分とP偏光成分とが分離されてしまい、偏光面が+
θk方向に回転したのか、−θk方向に回転したのかの
情報が失われてしまうことになる。
【0014】このため、第1の光ビームL1 の検出出力
信号と第2の光ビームL2 の検出出力信号とを相互比較
することにより、光磁気ディスク55の垂直磁化膜にお
いて戻り光が受けた偏光面の回転を検出して、読取情報
信号Siを形成する(同公報第6頁右下欄〜第7頁左上
欄参照)としても、実際のところは、読取情報信号Si
を検出することができなくなる。
信号と第2の光ビームL2 の検出出力信号とを相互比較
することにより、光磁気ディスク55の垂直磁化膜にお
いて戻り光が受けた偏光面の回転を検出して、読取情報
信号Siを形成する(同公報第6頁右下欄〜第7頁左上
欄参照)としても、実際のところは、読取情報信号Si
を検出することができなくなる。
【0015】また、一般に、S偏光成分およびP偏光成
分は、水晶プリズム60に入射すると、それぞれ常光と
異常光とに分離し、しかも常光および異常光の屈折率が
それぞれ異なるため、P偏光成分を第1の光ビームL1
だけに結合させ、S偏光成分を第2の光ビームL2 だけ
に結合させると共に、第1の光ビームL1 および第2の
光ビームL2 の光軸方向IeおよびIoの双方をy面内
に位置させるよう構成することは、殆ど不可能である。
分は、水晶プリズム60に入射すると、それぞれ常光と
異常光とに分離し、しかも常光および異常光の屈折率が
それぞれ異なるため、P偏光成分を第1の光ビームL1
だけに結合させ、S偏光成分を第2の光ビームL2 だけ
に結合させると共に、第1の光ビームL1 および第2の
光ビームL2 の光軸方向IeおよびIoの双方をy面内
に位置させるよう構成することは、殆ど不可能である。
【0016】さらに、同公報第8頁右上欄の記載によれ
ば、フォーカスエラー信号Sfは、〔(Ra+Rd)−
(Rb+Rc)〕+〔(Rc+Rh)−(Rf+R
g)〕より形成されるとある。ここで、第5項目のRc
はReの誤りであることは想像できるとしても、この式
からフォーカスエラー信号Sfが得られるかは明白では
ない。その理由は、上式は通常の非点収差法によるフォ
ーカス・エラー信号の検出方式の式に相当するが、非点
収差がどのようにして発生するかの説明がないことによ
る。
ば、フォーカスエラー信号Sfは、〔(Ra+Rd)−
(Rb+Rc)〕+〔(Rc+Rh)−(Rf+R
g)〕より形成されるとある。ここで、第5項目のRc
はReの誤りであることは想像できるとしても、この式
からフォーカスエラー信号Sfが得られるかは明白では
ない。その理由は、上式は通常の非点収差法によるフォ
ーカス・エラー信号の検出方式の式に相当するが、非点
収差がどのようにして発生するかの説明がないことによ
る。
【0017】また、同公報の第4図には、第1の光ビー
ムL1 を検出する4個の光検出素子および第2の光ビー
ムL2 を検出する4個の光検出素子が、それらの2つの
光検出素子群の中心がy面内にあるように記載されてい
るが、前述したように、第1の光ビームL1 および第2
の光ビームL2 のそれぞれの光軸方向IeおよびIoの
両方がy面内にあることが説明がつかないので、これら
2つの光検出素子群の中心がともにy面内あることは理
解できない。
ムL1 を検出する4個の光検出素子および第2の光ビー
ムL2 を検出する4個の光検出素子が、それらの2つの
光検出素子群の中心がy面内にあるように記載されてい
るが、前述したように、第1の光ビームL1 および第2
の光ビームL2 のそれぞれの光軸方向IeおよびIoの
両方がy面内にあることが説明がつかないので、これら
2つの光検出素子群の中心がともにy面内あることは理
解できない。
【0018】さらにまた、図14に示す光ヘッドにおい
ては、光磁気ディスク55に設けられたトラッキングサ
ーボコントロール用ピット配列を利用して、トラッキン
グエラー信号Stを形成するようにしているが、この方
法は一般的でない。
ては、光磁気ディスク55に設けられたトラッキングサ
ーボコントロール用ピット配列を利用して、トラッキン
グエラー信号Stを形成するようにしているが、この方
法は一般的でない。
【0019】以上説明したところから、特開昭63−1
61541号公報に開示された光ヘッドにあっては、光
ヘッドとしての所期の目的を達成することが、きわめて
困難であるか、あるいは不可能である。
61541号公報に開示された光ヘッドにあっては、光
ヘッドとしての所期の目的を達成することが、きわめて
困難であるか、あるいは不可能である。
【0020】一方、特開平5−334760号公報に
は、上記の特開昭63−161541号公報に開示され
た光ヘッドとほぼ同様の構成の光ヘッドが開示されてい
る。図15は、かかる特開平5−334760号公報に
開示されている光ヘッドの構成を簡略化して示すもので
ある。この光ヘッドにおいては、半導体レーザ70から
の光ビームを、第1のプリズム71に入射させて偏光膜
73で反射させることにより、光軸方向を変化させて第
1のプリズム71から出射させ、この第1のプリズム7
1から出射する光ビームを、対物レンズ74を経て光磁
気ディスク75にスポット状に照射している。
は、上記の特開昭63−161541号公報に開示され
た光ヘッドとほぼ同様の構成の光ヘッドが開示されてい
る。図15は、かかる特開平5−334760号公報に
開示されている光ヘッドの構成を簡略化して示すもので
ある。この光ヘッドにおいては、半導体レーザ70から
の光ビームを、第1のプリズム71に入射させて偏光膜
73で反射させることにより、光軸方向を変化させて第
1のプリズム71から出射させ、この第1のプリズム7
1から出射する光ビームを、対物レンズ74を経て光磁
気ディスク75にスポット状に照射している。
【0021】また、光磁気ディスク75で反射される戻
り光は、対物レンズ74および第1のプリズム71を経
て偏光膜73に入射させ、ここで往路と分離して第2の
プリズム72に入射させることにより、常光成分αと異
常光成分βとに分離し、この第2のプリズム72から出
射される常光成分αおよび異常光成分βを、その出射面
と平行に配置した受光基板76上の受光部77および7
8で分離して受光するようにしている。
り光は、対物レンズ74および第1のプリズム71を経
て偏光膜73に入射させ、ここで往路と分離して第2の
プリズム72に入射させることにより、常光成分αと異
常光成分βとに分離し、この第2のプリズム72から出
射される常光成分αおよび異常光成分βを、その出射面
と平行に配置した受光基板76上の受光部77および7
8で分離して受光するようにしている。
【0022】ここでは、同公報の段落〔0013〕に記
載されているように、第1のプリズム71として、屈折
率が1.51のガラス材料BK−7を用い、第2のプリ
ズム72として、常光の屈折率が1.54、異常光の屈
折率が1.55の水晶を用いると共に、その光学軸を直
交座標x−yに対して45°傾けて設定する。また、同
公報の段落〔0011〕に記載されているように、偏光
膜73は、P偏光は100%透過し、S偏光は20%透
過して80%反射させるものとし、第2のプリズム72
の頂角γは、簡単のために90°としてある。
載されているように、第1のプリズム71として、屈折
率が1.51のガラス材料BK−7を用い、第2のプリ
ズム72として、常光の屈折率が1.54、異常光の屈
折率が1.55の水晶を用いると共に、その光学軸を直
交座標x−yに対して45°傾けて設定する。また、同
公報の段落〔0011〕に記載されているように、偏光
膜73は、P偏光は100%透過し、S偏光は20%透
過して80%反射させるものとし、第2のプリズム72
の頂角γは、簡単のために90°としてある。
【0023】図15に示す構成の光ヘッドにおいては、
常光成分αおよび異常光成分βの経路の成す角度が、
0.56°となり、この分離角で分離される常光成分
α,異常光成分βの受光部77,78上におけるスポッ
トダイアグラムを計算すると、図16に示すようにな
る。図16から明らかなように、受光部77,78上で
の常光成分α,異常光成分βのそれぞれのスポットの大
きさは、10μm程度と、きわめて小さくなる。なお、
図16は、図15において、第1,第2のプリズム7
1,72の貼り合わせ体を、一辺の長さが3mmの立方
体とし、また第2のプリズム72の常光成分αおよび異
常光成分βの出射面と、受光部77,78との間隔は、
ほぼ1.8mmで、常光成分αを受光する受光部77の
受光面が最良像面位置となるように、受光基板76を配
置した場合のスポットダイアグラムを示している。
常光成分αおよび異常光成分βの経路の成す角度が、
0.56°となり、この分離角で分離される常光成分
α,異常光成分βの受光部77,78上におけるスポッ
トダイアグラムを計算すると、図16に示すようにな
る。図16から明らかなように、受光部77,78上で
の常光成分α,異常光成分βのそれぞれのスポットの大
きさは、10μm程度と、きわめて小さくなる。なお、
図16は、図15において、第1,第2のプリズム7
1,72の貼り合わせ体を、一辺の長さが3mmの立方
体とし、また第2のプリズム72の常光成分αおよび異
常光成分βの出射面と、受光部77,78との間隔は、
ほぼ1.8mmで、常光成分αを受光する受光部77の
受光面が最良像面位置となるように、受光基板76を配
置した場合のスポットダイアグラムを示している。
【0024】このため、これらのスポットを、同公報の
段落〔0013〕に記載されているように、受光部7
7,78を4分割して受光することは、通常、受光部を
分割する際の分割幅は10μm程度であるため、きわめ
て困難となる。したがって、同公報の段落〔0017〕
に記載されているようなフォーカスエラー信号を得るこ
とは、殆ど不可能であると共に、仮にフォーカスエラー
信号を検出できたとしても、フォーカスエラー信号のS
カーブのゼロクロス点近傍での傾きが大きくなり過ぎ
て、線形領域が非常に狭くなるため、このようなフォー
カスエラー信号に基づいてフォーカス制御を行うこと
は、やはり殆ど不可能になる。
段落〔0013〕に記載されているように、受光部7
7,78を4分割して受光することは、通常、受光部を
分割する際の分割幅は10μm程度であるため、きわめ
て困難となる。したがって、同公報の段落〔0017〕
に記載されているようなフォーカスエラー信号を得るこ
とは、殆ど不可能であると共に、仮にフォーカスエラー
信号を検出できたとしても、フォーカスエラー信号のS
カーブのゼロクロス点近傍での傾きが大きくなり過ぎ
て、線形領域が非常に狭くなるため、このようなフォー
カスエラー信号に基づいてフォーカス制御を行うこと
は、やはり殆ど不可能になる。
【0025】なお、同公報の段落〔0016〕には、第
2のプリズム72の頂角γを90°以下にすることによ
り、常光成分αと異常光成分βとの分離角を強調する
旨、記載されており、また、次の段落〔0017〕に
は、頂角γを90°以下にすることにより、非点収差が
発生する旨、記載されている。このように、頂角γを9
0°以下にすれば、常光成分αと異常光成分βとの分離
角が強調されると共に、非点収差が発生してスポットが
大きくなるので、フォーカスエラー信号を検出すること
が可能となるが、この場合には、第2のプリズム72の
加工が困難になると共に、さらに収差が増えるために、
常光成分αと異常光成分βとを実質上分離できなくなる
おそれもある。
2のプリズム72の頂角γを90°以下にすることによ
り、常光成分αと異常光成分βとの分離角を強調する
旨、記載されており、また、次の段落〔0017〕に
は、頂角γを90°以下にすることにより、非点収差が
発生する旨、記載されている。このように、頂角γを9
0°以下にすれば、常光成分αと異常光成分βとの分離
角が強調されると共に、非点収差が発生してスポットが
大きくなるので、フォーカスエラー信号を検出すること
が可能となるが、この場合には、第2のプリズム72の
加工が困難になると共に、さらに収差が増えるために、
常光成分αと異常光成分βとを実質上分離できなくなる
おそれもある。
【0026】また、上記の段落〔0016〕には、頂角
γを90°以下とすることを前提として、凹レンズを用
いることにより、常光成分αと異常光成分βとの分離角
を拡大する旨、記載されているが、この場合には、フォ
ーカスエラー信号の検出が可能となっても、凹レンズを
用いることから、光ヘッドが大型化するという問題が生
じることになる。
γを90°以下とすることを前提として、凹レンズを用
いることにより、常光成分αと異常光成分βとの分離角
を拡大する旨、記載されているが、この場合には、フォ
ーカスエラー信号の検出が可能となっても、凹レンズを
用いることから、光ヘッドが大型化するという問題が生
じることになる。
【0027】この発明は、上述した従来の種々の問題点
を解決でき、簡単かつ小型にできるよう適切に構成した
光ヘッドを提供することを目的とするものである。
を解決でき、簡単かつ小型にできるよう適切に構成した
光ヘッドを提供することを目的とするものである。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、半導体レーザからの出射光を、ガラス
プリズムと複屈折性プリズムとを誘電体膜を介して貼り
合わせてなる複合プリズムの前記ガラスプリズム側から
入射させて、前記誘電体膜で反射させた後、集光手段を
経て光磁気記録媒体にスポットとして照射し、この光磁
気記録媒体で反射され、前記集光手段で集光される戻り
光を、前記複合プリズムの前記ガラスプリズム側から収
束光として入射させて、その少なくとも一部を前記誘電
体膜を透過させて前記複屈折性プリズムにより第1の光
束と第2の光束とに分離し、これら第1の光束および第
2の光束をそれぞれ第1の光検出器および第2の光検出
器で受光して、情報の再生信号、フォーカスエラー信号
およびトラッキングエラー信号を得るようにした光ヘッ
ドにおいて、前記複合プリズムを、前記複屈折性プリズ
ムの常光および異常光の屈折率差が0.03以上で、前
記ガラスプリズムの屈折率と、前記複屈折性プリズムの
常光および異常光の少なくとも一方の屈折率との差が
0.15以上に構成したことを特徴とするものである。
め、この発明は、半導体レーザからの出射光を、ガラス
プリズムと複屈折性プリズムとを誘電体膜を介して貼り
合わせてなる複合プリズムの前記ガラスプリズム側から
入射させて、前記誘電体膜で反射させた後、集光手段を
経て光磁気記録媒体にスポットとして照射し、この光磁
気記録媒体で反射され、前記集光手段で集光される戻り
光を、前記複合プリズムの前記ガラスプリズム側から収
束光として入射させて、その少なくとも一部を前記誘電
体膜を透過させて前記複屈折性プリズムにより第1の光
束と第2の光束とに分離し、これら第1の光束および第
2の光束をそれぞれ第1の光検出器および第2の光検出
器で受光して、情報の再生信号、フォーカスエラー信号
およびトラッキングエラー信号を得るようにした光ヘッ
ドにおいて、前記複合プリズムを、前記複屈折性プリズ
ムの常光および異常光の屈折率差が0.03以上で、前
記ガラスプリズムの屈折率と、前記複屈折性プリズムの
常光および異常光の少なくとも一方の屈折率との差が
0.15以上に構成したことを特徴とするものである。
【0029】前記第1の光検出器および第2の光検出器
を、前記第1の光検出器上での第1の光束の断面と、前
記第2の光検出器上での第2の光束の断面との大きさが
異なるように配置すると共に、その断面の小さい方の光
束を受光する前記第1または第2の光検出器の出力に基
づいてフォーカスエラー信号を検出し、断面の大きい方
の光束を受光する前記第2または第1の光検出器の出力
に基づいてトラッキングエラー信号を検出するのが、断
面の大きい方の光束を用いて前記第2または第1の光検
出器を位置合わせする点で好ましい。
を、前記第1の光検出器上での第1の光束の断面と、前
記第2の光検出器上での第2の光束の断面との大きさが
異なるように配置すると共に、その断面の小さい方の光
束を受光する前記第1または第2の光検出器の出力に基
づいてフォーカスエラー信号を検出し、断面の大きい方
の光束を受光する前記第2または第1の光検出器の出力
に基づいてトラッキングエラー信号を検出するのが、断
面の大きい方の光束を用いて前記第2または第1の光検
出器を位置合わせする点で好ましい。
【0030】さらに、前記半導体レーザと前記複合プリ
ズムとの間に配置され、前記半導体レーザからの出射光
を1本のメインビームと2本のサブビームとに分割する
回折素子と、前記第1および第2の光検出器の少なくと
も一方に設けたサブビーム用受光領域とを有し、前記メ
インビームおよびサブビームを、それらが前記光磁気記
録媒体の情報トラックに対して所定の角度を成して並ぶ
ように、前記集光手段により前記光磁気記録媒体にスポ
ットとして照射すると共に、前記光磁気記録媒体で反射
される前記サブビームの戻り光を、前記サブビーム用受
光領域で受光して、その出力に基づいて前記トラッキン
グエラー信号を検出するよう構成するのが、前記トラッ
キングエラー信号を安定して得る点で好ましい。
ズムとの間に配置され、前記半導体レーザからの出射光
を1本のメインビームと2本のサブビームとに分割する
回折素子と、前記第1および第2の光検出器の少なくと
も一方に設けたサブビーム用受光領域とを有し、前記メ
インビームおよびサブビームを、それらが前記光磁気記
録媒体の情報トラックに対して所定の角度を成して並ぶ
ように、前記集光手段により前記光磁気記録媒体にスポ
ットとして照射すると共に、前記光磁気記録媒体で反射
される前記サブビームの戻り光を、前記サブビーム用受
光領域で受光して、その出力に基づいて前記トラッキン
グエラー信号を検出するよう構成するのが、前記トラッ
キングエラー信号を安定して得る点で好ましい。
【0031】前記複合プリズムの前記誘電体膜を介して
貼り合わせた前記ガラスプリズムおよび複屈折性プリズ
ムの貼り合わせ面における法線と、前記メインビームの
光軸とを含む平面を、前記メインビームの光軸を回転軸
として30°から90°回転した平面内に、前記サブビ
ームの光軸を設定するのが、前記サブビームと、前記メ
インビームの戻り光の前記第1の光束および第2の光束
との干渉を防止する点で好ましい。
貼り合わせた前記ガラスプリズムおよび複屈折性プリズ
ムの貼り合わせ面における法線と、前記メインビームの
光軸とを含む平面を、前記メインビームの光軸を回転軸
として30°から90°回転した平面内に、前記サブビ
ームの光軸を設定するのが、前記サブビームと、前記メ
インビームの戻り光の前記第1の光束および第2の光束
との干渉を防止する点で好ましい。
【0032】さらに、前記複合プリズムの前記ガラスプ
リズム側より入射する前記半導体レーザからの出射光の
うち、前記誘電体膜を透過して前記複屈折性プリズム側
より出射する光束を受光する第3の光検出器を設けるの
が、この第3の光検出器の出力に基づいて前記半導体レ
ーザの出射光のパワーを制御する点で好ましい。
リズム側より入射する前記半導体レーザからの出射光の
うち、前記誘電体膜を透過して前記複屈折性プリズム側
より出射する光束を受光する第3の光検出器を設けるの
が、この第3の光検出器の出力に基づいて前記半導体レ
ーザの出射光のパワーを制御する点で好ましい。
【0033】前記第1および第2の光検出器を、同一の
半導体基板上に形成するのが、部品点数を削減して、安
価に構成する点で好ましい。
半導体基板上に形成するのが、部品点数を削減して、安
価に構成する点で好ましい。
【0034】前記第1、第2および第3の光検出器を、
同一の半導体基板上に形成するのが、部品点数を削減し
て、安価に構成する点で好ましい。
同一の半導体基板上に形成するのが、部品点数を削減し
て、安価に構成する点で好ましい。
【0035】
【作用】図1は、この発明の作用を説明するための光ヘ
ッドの概念図である。この光ヘッドは、半導体レーザ
1、複合プリズム2、集光手段としての対物レンズ7、
および同一基板30上に設けた第1の光検出器9および
第2の光検出器10を有する。複合プリズム2は、ガラ
スプリズム3と複屈折性プリズム4とを誘電体膜5を介
して貼り合わせて構成する。
ッドの概念図である。この光ヘッドは、半導体レーザ
1、複合プリズム2、集光手段としての対物レンズ7、
および同一基板30上に設けた第1の光検出器9および
第2の光検出器10を有する。複合プリズム2は、ガラ
スプリズム3と複屈折性プリズム4とを誘電体膜5を介
して貼り合わせて構成する。
【0036】ここで、複合プリズム2は、複屈折性プリ
ズム4の常光および異常光の屈折率差が0.03以上
で、かつ、ガラスプリズム3の屈折率と、複屈折性プリ
ズム4の常光および異常光の少なくとも一方の屈折率と
の差が0.15以上となるよう構成する。なお、図1で
は、説明の便宜上、複屈折性プリズム4の常光の屈折率
を1.54、異常光の屈折率を、常光の屈折率よりも
0.03大きい1.57とし、ガラスプリズム3の屈折
率を、複屈折性プリズム4の異常光の屈折率よりも0.
15小さい1.42とする。また、誘電体膜5は、例え
ば、P偏光成分をほぼ100%透過し、S偏光成分は7
0%以上を反射、30%未満を透過するようにする。
ズム4の常光および異常光の屈折率差が0.03以上
で、かつ、ガラスプリズム3の屈折率と、複屈折性プリ
ズム4の常光および異常光の少なくとも一方の屈折率と
の差が0.15以上となるよう構成する。なお、図1で
は、説明の便宜上、複屈折性プリズム4の常光の屈折率
を1.54、異常光の屈折率を、常光の屈折率よりも
0.03大きい1.57とし、ガラスプリズム3の屈折
率を、複屈折性プリズム4の異常光の屈折率よりも0.
15小さい1.42とする。また、誘電体膜5は、例え
ば、P偏光成分をほぼ100%透過し、S偏光成分は7
0%以上を反射、30%未満を透過するようにする。
【0037】この発明では、半導体レーザ1からの出射
光を、発散光として複合プリズム2のガラスプリズム3
側から誘電体膜5に対してS偏光で入射させ、ここでそ
の70%以上を反射させてガラスプリズム3側から出射
させて対物レンズ7により光磁気記録媒体8にスポット
として照射する。また、光磁気記録媒体8で反射される
戻り光は、対物レンズ7で集光して収束光として複合プ
リズム2のガラスプリズム3側より入射させる。
光を、発散光として複合プリズム2のガラスプリズム3
側から誘電体膜5に対してS偏光で入射させ、ここでそ
の70%以上を反射させてガラスプリズム3側から出射
させて対物レンズ7により光磁気記録媒体8にスポット
として照射する。また、光磁気記録媒体8で反射される
戻り光は、対物レンズ7で集光して収束光として複合プ
リズム2のガラスプリズム3側より入射させる。
【0038】ここで、複合プリズム2に入射する戻り光
は、光磁気記録媒体8で反射される際に、カー効果によ
り偏光方向が±θkだけ回転しているので、P偏光成分
を含んでいる。したがって、戻り光のP偏光成分は、そ
のほぼ100%が誘電体膜5を透過し、S偏光成分は、
30%未満が誘電体膜5を透過することになる。この誘
電体膜5を透過する戻り光を、複屈折性プリズム4によ
り偏光面が直交する第1の光束(常光)と第2の光束
(異常光)とに分離し、その複合プリズム4から出射さ
れる第1,第2の光束を、その出射面と平行に配置した
基板30上の第1,第2の光検出器9,10でそれぞれ
受光する。
は、光磁気記録媒体8で反射される際に、カー効果によ
り偏光方向が±θkだけ回転しているので、P偏光成分
を含んでいる。したがって、戻り光のP偏光成分は、そ
のほぼ100%が誘電体膜5を透過し、S偏光成分は、
30%未満が誘電体膜5を透過することになる。この誘
電体膜5を透過する戻り光を、複屈折性プリズム4によ
り偏光面が直交する第1の光束(常光)と第2の光束
(異常光)とに分離し、その複合プリズム4から出射さ
れる第1,第2の光束を、その出射面と平行に配置した
基板30上の第1,第2の光検出器9,10でそれぞれ
受光する。
【0039】図2は、図1において、複合プリズム2を
一辺の長さが3mmの立方体とし、また複屈折性プリズ
ム4の第1,第2の光束の出射面と、第1,第2の光検
出器9,10との間隔を、ほぼ1.8mmで、第1の光
束を受光する第1の光検出器9の受光面が最良像面位置
となるように、基板30を配置した場合の、第1,第2
の光検出器9,10上での第1,第2の光束のスポット
ダイアグラムを示すものである。図2から明らかなよう
に、第1,第2の光束のスポットは、第1,第2の光検
出器9,10上で50μm程度の大きさがあり、しか
も、確実に分離されていることがわかる。
一辺の長さが3mmの立方体とし、また複屈折性プリズ
ム4の第1,第2の光束の出射面と、第1,第2の光検
出器9,10との間隔を、ほぼ1.8mmで、第1の光
束を受光する第1の光検出器9の受光面が最良像面位置
となるように、基板30を配置した場合の、第1,第2
の光検出器9,10上での第1,第2の光束のスポット
ダイアグラムを示すものである。図2から明らかなよう
に、第1,第2の光束のスポットは、第1,第2の光検
出器9,10上で50μm程度の大きさがあり、しか
も、確実に分離されていることがわかる。
【0040】これは、複合プリズム2を、複屈折性プリ
ズム4における常光および異常光の屈折率差を0.03
以上で、かつガラスプリズム3の屈折率と、複屈折性プ
リズム4の常光および異常光の少なくとも一方の屈折率
との差を0.15以上として構成したことによる。すな
わち、図1の場合には、ガラスプリズム3の屈折率と、
複屈折性プリズム4の異常光の屈折率との差を0.15
とすることで、少なくとも第2の光束に十分な非点収差
とコマ収差とを与えることができ、これによりスポット
を大きくすることが可能となる。また、複屈折性プリズ
ム4の常光および異常光の屈折率差を0.03とするこ
とで、第1,第2の光束の分離角を大きくでき、これに
よりこれらの光束を確実に分離することが可能となる。
ズム4における常光および異常光の屈折率差を0.03
以上で、かつガラスプリズム3の屈折率と、複屈折性プ
リズム4の常光および異常光の少なくとも一方の屈折率
との差を0.15以上として構成したことによる。すな
わち、図1の場合には、ガラスプリズム3の屈折率と、
複屈折性プリズム4の異常光の屈折率との差を0.15
とすることで、少なくとも第2の光束に十分な非点収差
とコマ収差とを与えることができ、これによりスポット
を大きくすることが可能となる。また、複屈折性プリズ
ム4の常光および異常光の屈折率差を0.03とするこ
とで、第1,第2の光束の分離角を大きくでき、これに
よりこれらの光束を確実に分離することが可能となる。
【0041】なお、複屈折性プリズム4における常光お
よび異常光の屈折率差が、0.03未満、ガラスプリズ
ム3の屈折率と、複屈折性プリズム4の常光および異常
光の少なくとも一方の屈折率との差が、0.15未満の
場合には、第1,第2の光束の分離角が小さくなって、
複屈折性プリズム4だけではそれらを確実に分離するこ
とができなくなると共に、第1,第2の光束に十分な非
点収差およびコマ収差を与えることができないために、
それらのスポットが小さくなる。このため、第1,第2
の光束を確実に分離して受光するための特別な手段が必
要となって、構成が複雑になると共に、全体が大型かつ
高価になるという問題が生じることになる。
よび異常光の屈折率差が、0.03未満、ガラスプリズ
ム3の屈折率と、複屈折性プリズム4の常光および異常
光の少なくとも一方の屈折率との差が、0.15未満の
場合には、第1,第2の光束の分離角が小さくなって、
複屈折性プリズム4だけではそれらを確実に分離するこ
とができなくなると共に、第1,第2の光束に十分な非
点収差およびコマ収差を与えることができないために、
それらのスポットが小さくなる。このため、第1,第2
の光束を確実に分離して受光するための特別な手段が必
要となって、構成が複雑になると共に、全体が大型かつ
高価になるという問題が生じることになる。
【0042】図1において、光磁気記録媒体8からの戻
り光は、記録されている情報に応じてその偏光方向がカ
ー効果により回転し、その偏光方向の回転は、複屈折性
プリズム4によって分離される第1,第2の光束の強度
変化に変換される。したがって、情報の再生信号は、こ
れら第1,第2の光束を受光する第1,第2の光検出器
9,10の出力の差に基づいて検出することが可能とな
る。また、フォーカスエラー信号およびトラッキングエ
ラー信号は、第1,第2の光検出器9,10の一方また
は両方を4分割受光領域をもって構成することにより、
公知の非点収差法およびプッシュプル法によりそれぞれ
検出することが可能となる。
り光は、記録されている情報に応じてその偏光方向がカ
ー効果により回転し、その偏光方向の回転は、複屈折性
プリズム4によって分離される第1,第2の光束の強度
変化に変換される。したがって、情報の再生信号は、こ
れら第1,第2の光束を受光する第1,第2の光検出器
9,10の出力の差に基づいて検出することが可能とな
る。また、フォーカスエラー信号およびトラッキングエ
ラー信号は、第1,第2の光検出器9,10の一方また
は両方を4分割受光領域をもって構成することにより、
公知の非点収差法およびプッシュプル法によりそれぞれ
検出することが可能となる。
【0043】ここで、第1,第2の光検出器9,10に
入射する第1,第2の光束のスポットは、上述したよう
に大きいので、第1,第2の光検出器9,10の一方ま
たは両方を4分割受光領域をもって構成する場合に、そ
の分割幅が10μm程度あっても何ら問題とならない。
しかも、非点収差が十分与えられているので、フォーカ
スエラー信号のSカーブのゼロクロス近傍での傾きが適
切になり、線形領域も広くなる。
入射する第1,第2の光束のスポットは、上述したよう
に大きいので、第1,第2の光検出器9,10の一方ま
たは両方を4分割受光領域をもって構成する場合に、そ
の分割幅が10μm程度あっても何ら問題とならない。
しかも、非点収差が十分与えられているので、フォーカ
スエラー信号のSカーブのゼロクロス近傍での傾きが適
切になり、線形領域も広くなる。
【0044】したがって、この発明によれば、図15に
示した光ヘッドにおけるように、常光成分αと異常光成
分βとの分離角を強調すると共に、非点収差を発生させ
るために、第2のプリズム72(図1では、複屈折性プ
リズム4)の頂角γを90°以下にする必要がない。ま
た、図15に示した光ヘッドでは、第2のプリズム72
の光学軸を傾けることにより、カー回転角を強調するよ
うにしているが、この発明では、複屈折性プリズム4内
に入射する戻り光を、常光と異常光とに分離するように
しているので、戻り光の偏光面の旋光は生じない。
示した光ヘッドにおけるように、常光成分αと異常光成
分βとの分離角を強調すると共に、非点収差を発生させ
るために、第2のプリズム72(図1では、複屈折性プ
リズム4)の頂角γを90°以下にする必要がない。ま
た、図15に示した光ヘッドでは、第2のプリズム72
の光学軸を傾けることにより、カー回転角を強調するよ
うにしているが、この発明では、複屈折性プリズム4内
に入射する戻り光を、常光と異常光とに分離するように
しているので、戻り光の偏光面の旋光は生じない。
【0045】
【実施例】図3は、この発明の第1実施例を示すもので
ある。この実施例では、パッケージ1a内に収容された
半導体レーザからの出射光を、発散光として複合プリズ
ム2のガラスプリズム3側から誘電体膜5に対してS偏
光で入射させ、ここで反射される光束をガラスプリズム
3側から出射させてコリメータレンズ6および対物レン
ズ7を経て光磁気記録媒体8にスポットとして照射す
る。また、光磁気記録媒体8で反射される戻り光は、対
物レンズ7およびコリメータレンズ6を経て収束光とし
て複合プリズム2のガラスプリズム3側より誘電体膜5
に入射させ、この誘電体膜5を透過する戻り光を、複屈
折性プリズム4により偏光面が直交する第1の光束(常
光)と第2の光束(異常光)とに分離し、この複合プリ
ズム4から出射される第1,第2の光束を、第1,第2
の光検出器9,10でそれぞれ受光する。
ある。この実施例では、パッケージ1a内に収容された
半導体レーザからの出射光を、発散光として複合プリズ
ム2のガラスプリズム3側から誘電体膜5に対してS偏
光で入射させ、ここで反射される光束をガラスプリズム
3側から出射させてコリメータレンズ6および対物レン
ズ7を経て光磁気記録媒体8にスポットとして照射す
る。また、光磁気記録媒体8で反射される戻り光は、対
物レンズ7およびコリメータレンズ6を経て収束光とし
て複合プリズム2のガラスプリズム3側より誘電体膜5
に入射させ、この誘電体膜5を透過する戻り光を、複屈
折性プリズム4により偏光面が直交する第1の光束(常
光)と第2の光束(異常光)とに分離し、この複合プリ
ズム4から出射される第1,第2の光束を、第1,第2
の光検出器9,10でそれぞれ受光する。
【0046】ここで、複合プリズム2は、ガラスプリズ
ム3としてBK−7を用い、複屈折性プリズム4として
LiNbO3 (LN)結晶を用いる。したがって、この
場合には、複屈折性プリズム4は、常光の屈折率の方
が、異常光のそれよりも大きいので、第1,第2の光検
出器9,10の位置関係が、図1の場合とは逆になって
いる。なお、誘電体膜5は、図1におけると同様に、P
偏光成分はほぼ100%透過し、S偏光成分は70%以
上を反射して、30%未満を透過するよう構成する。
ム3としてBK−7を用い、複屈折性プリズム4として
LiNbO3 (LN)結晶を用いる。したがって、この
場合には、複屈折性プリズム4は、常光の屈折率の方
が、異常光のそれよりも大きいので、第1,第2の光検
出器9,10の位置関係が、図1の場合とは逆になって
いる。なお、誘電体膜5は、図1におけると同様に、P
偏光成分はほぼ100%透過し、S偏光成分は70%以
上を反射して、30%未満を透過するよう構成する。
【0047】第1,第2の光検出器9,10は、互いに
分離して、例えば、第1,第2の光束のそれぞれの最良
像面位置に配置する。第1の光検出器9は、図4(b)
に平面図を示すように、4分割受光領域9a〜9dをも
って構成し、第2の光検出器10は、図4(a)に平面
図を示すように、1つの受光領域10aをもって構成す
る。なお、図4(a)および(b)では、簡単のため
に、第2の光束(異常光)のスポット12および第1の
光束(常光)のスポット11を、それぞれ円形にして示
しているが、実際には、図2に示したような非点収差お
よびコマ収差を有する形状をしている。このスポット1
1,12の表示については、以下の実施例でも同様であ
る。
分離して、例えば、第1,第2の光束のそれぞれの最良
像面位置に配置する。第1の光検出器9は、図4(b)
に平面図を示すように、4分割受光領域9a〜9dをも
って構成し、第2の光検出器10は、図4(a)に平面
図を示すように、1つの受光領域10aをもって構成す
る。なお、図4(a)および(b)では、簡単のため
に、第2の光束(異常光)のスポット12および第1の
光束(常光)のスポット11を、それぞれ円形にして示
しているが、実際には、図2に示したような非点収差お
よびコマ収差を有する形状をしている。このスポット1
1,12の表示については、以下の実施例でも同様であ
る。
【0048】このようにして、第1,第2の光検出器
9,10の出力の差に基づいて、情報の再生信号を検出
し、また、第1の光検出器9の4分割受光領域9a〜9
dの出力に基づいて、非点収差法およびプッシュプル法
により、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラ
ー信号をそれぞれ検出する。
9,10の出力の差に基づいて、情報の再生信号を検出
し、また、第1の光検出器9の4分割受光領域9a〜9
dの出力に基づいて、非点収差法およびプッシュプル法
により、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラ
ー信号をそれぞれ検出する。
【0049】この実施例によれば、集光手段をコリメー
タレンズ6および対物レンズ7をもって構成しているの
で、コリメータレンズ6と対物レンズ7との間隔を変化
させることができる。したがって、特に、対物レンズ7
を可動部に、その他を固定部に配置する分離型の光ヘッ
ドを構成する場合に有利となる。また、第1,第2の光
検出器9,10を独立させているので、これらを第1,
第2の光束に対して最適な位置に容易に配置できる利点
がある。
タレンズ6および対物レンズ7をもって構成しているの
で、コリメータレンズ6と対物レンズ7との間隔を変化
させることができる。したがって、特に、対物レンズ7
を可動部に、その他を固定部に配置する分離型の光ヘッ
ドを構成する場合に有利となる。また、第1,第2の光
検出器9,10を独立させているので、これらを第1,
第2の光束に対して最適な位置に容易に配置できる利点
がある。
【0050】図5は、この発明の第2実施例を示すもの
である。この実施例では、半導体基板13上にスペーサ
14を介してサブマウント15を設け、サブマウント1
5に半導体レーザ1を固定し、スペーサ14に複合プリ
ズム2を固定して設ける。また、第1,第2の光検出器
9,10は、同一の半導体基板13に形成する。この実
施例では、図6に平面図を示すように、第1の光検出器
9は、3分割受光領域9e〜9gをもって構成し、第2
の光検出器10は、第1の光検出器9における受光領域
の分割方向と直交する方向に分割した2分割受光領域1
0b,10cをもって構成する。また、複合プリズム2
および半導体基板13は、複屈折性プリズム4の第1,
第2の光束の出射面と、半導体基板13とが平行で、か
つ対物レンズ7が光磁気記録媒体8に対して合焦状態に
あるときに、第1の光束が第1の光検出器9上でほぼ結
像する位置関係とする。
である。この実施例では、半導体基板13上にスペーサ
14を介してサブマウント15を設け、サブマウント1
5に半導体レーザ1を固定し、スペーサ14に複合プリ
ズム2を固定して設ける。また、第1,第2の光検出器
9,10は、同一の半導体基板13に形成する。この実
施例では、図6に平面図を示すように、第1の光検出器
9は、3分割受光領域9e〜9gをもって構成し、第2
の光検出器10は、第1の光検出器9における受光領域
の分割方向と直交する方向に分割した2分割受光領域1
0b,10cをもって構成する。また、複合プリズム2
および半導体基板13は、複屈折性プリズム4の第1,
第2の光束の出射面と、半導体基板13とが平行で、か
つ対物レンズ7が光磁気記録媒体8に対して合焦状態に
あるときに、第1の光束が第1の光検出器9上でほぼ結
像する位置関係とする。
【0051】ここで、複屈折性プリズム4で分離される
第1,第2の光束は、複屈折性プリズム4内での屈折率
が異なるので、複合プリズム2から出射される第1,第
2の光束の結像位置は、異なる位置となる。したがっ
て、複屈折性プリズム4の第1,第2の光束の出射面
と、半導体基板13とを平行で、かつ合焦状態で、第1
の光束が第1の光検出器9上でほぼ結像するようにする
と、この合焦状態では、第2の光検出器10は、第2の
光束の結像点からずれた位置にあることになり、スポッ
ト11はスポット12よりも小さくなる。また、対物レ
ンズ7が光磁気記録媒体8に対する合焦状態から変化す
ると、第1の光検出器9上での第1の光束のスポット1
1の形状は、非点収差の影響で変化することになる。
第1,第2の光束は、複屈折性プリズム4内での屈折率
が異なるので、複合プリズム2から出射される第1,第
2の光束の結像位置は、異なる位置となる。したがっ
て、複屈折性プリズム4の第1,第2の光束の出射面
と、半導体基板13とを平行で、かつ合焦状態で、第1
の光束が第1の光検出器9上でほぼ結像するようにする
と、この合焦状態では、第2の光検出器10は、第2の
光束の結像点からずれた位置にあることになり、スポッ
ト11はスポット12よりも小さくなる。また、対物レ
ンズ7が光磁気記録媒体8に対する合焦状態から変化す
ると、第1の光検出器9上での第1の光束のスポット1
1の形状は、非点収差の影響で変化することになる。
【0052】そこで、この実施例では、第1の光検出器
9の受光領域9e〜9gの出力を、それぞれIe〜Ig
とすると、フォーカスエラー信号FESを、 FES=Ie−If+Ig より検出する。また、第2の光検出器10の受光領域1
0b,10cの出力を、それぞれJb,Jcとすると、
トラッキングエラー信号TESは、プッシュプル法よ
り、 TES=Jb−Jc から検出する。さらに、情報の再生信号Sは、 S=(Ie+If+Ig)−(Jb+Jc) より検出する。その他の構成および作用は、第1実施例
と同様である。
9の受光領域9e〜9gの出力を、それぞれIe〜Ig
とすると、フォーカスエラー信号FESを、 FES=Ie−If+Ig より検出する。また、第2の光検出器10の受光領域1
0b,10cの出力を、それぞれJb,Jcとすると、
トラッキングエラー信号TESは、プッシュプル法よ
り、 TES=Jb−Jc から検出する。さらに、情報の再生信号Sは、 S=(Ie+If+Ig)−(Jb+Jc) より検出する。その他の構成および作用は、第1実施例
と同様である。
【0053】このようにして、この実施例においては、
合焦状態において光束断面の小さい第1の光束を受光す
る第1の光検出器9の出力に基づいてフォーカスエラー
信号を検出し、他方の光束断面の大きい第2の光束を受
光する第2の光検出器10の出力に基づいてトラッキン
グエラー信号を検出する。
合焦状態において光束断面の小さい第1の光束を受光す
る第1の光検出器9の出力に基づいてフォーカスエラー
信号を検出し、他方の光束断面の大きい第2の光束を受
光する第2の光検出器10の出力に基づいてトラッキン
グエラー信号を検出する。
【0054】この実施例によれば、第2の光束のスポッ
ト12が大きいので、第2の光検出器10とスポット1
2との位置合わせを容易にできる利点がある。また、第
1,第2の光検出器9,10を、同一の半導体基板13
に形成しているので、部品点数を削減でき、したがって
全体を安価にできる利点がある。さらに、半導体レーザ
1、複合プリズム2および第1,第2の光検出器9,1
0を一体化したので、相互間の位置関係を一定に保ち易
く、安定した光ヘッドを得ることができる。
ト12が大きいので、第2の光検出器10とスポット1
2との位置合わせを容易にできる利点がある。また、第
1,第2の光検出器9,10を、同一の半導体基板13
に形成しているので、部品点数を削減でき、したがって
全体を安価にできる利点がある。さらに、半導体レーザ
1、複合プリズム2および第1,第2の光検出器9,1
0を一体化したので、相互間の位置関係を一定に保ち易
く、安定した光ヘッドを得ることができる。
【0055】図7は、この発明の第3実施例を示すもの
である。この実施例は、図5に示す構成において、半導
体レーザ1と複合プリズム2との間に、半導体レーザ1
からの出射光を1本のメインビームと2本のサブビーム
とに分割する回折素子16を設ける。また、半導体基板
13には、図8に平面図を示すように、第1の光検出器
9を、メインビームの戻り光の第1の光束(スポット1
1)を受光する3分割受光領域9e〜9gと、一方のサ
ブビームの戻り光の第1の光束(スポット17)を受光
する受光領域9hと、他方のサブビームの戻り光の第1
の光束(スポット18)を受光する受光領域9iとをも
って構成し、第2の光検出器10を、メインビームの戻
り光の第2の光束(スポット12)を受光する受光領域
10aと、一方のサブビームの戻り光の第2の光束(ス
ポット19)を受光する受光領域10dと、他方のサブ
ビームの戻り光の第2の光束(スポット20)を受光す
る受光領域10eとをもって構成する。
である。この実施例は、図5に示す構成において、半導
体レーザ1と複合プリズム2との間に、半導体レーザ1
からの出射光を1本のメインビームと2本のサブビーム
とに分割する回折素子16を設ける。また、半導体基板
13には、図8に平面図を示すように、第1の光検出器
9を、メインビームの戻り光の第1の光束(スポット1
1)を受光する3分割受光領域9e〜9gと、一方のサ
ブビームの戻り光の第1の光束(スポット17)を受光
する受光領域9hと、他方のサブビームの戻り光の第1
の光束(スポット18)を受光する受光領域9iとをも
って構成し、第2の光検出器10を、メインビームの戻
り光の第2の光束(スポット12)を受光する受光領域
10aと、一方のサブビームの戻り光の第2の光束(ス
ポット19)を受光する受光領域10dと、他方のサブ
ビームの戻り光の第2の光束(スポット20)を受光す
る受光領域10eとをもって構成する。
【0056】このようにして、回折素子16で分割され
る1本のメインビームおよび2本のサブビームを、複合
プリズム2、コリメータレンズ6および対物レンズ7を
経て、光磁気記録媒体8の情報トラックに対して所定の
角度を成して並ぶように、光磁気記録媒体8にスポット
として照射する。また、光磁気記録媒体8で反射される
それぞれの戻り光は、対物レンズ7、コリメータレンズ
6および複合プリズム2を経て、それぞれ第1の光束と
第2の光束とに分離して、第1,第2の光検出器9,1
0の対応する受光領域で受光する。
る1本のメインビームおよび2本のサブビームを、複合
プリズム2、コリメータレンズ6および対物レンズ7を
経て、光磁気記録媒体8の情報トラックに対して所定の
角度を成して並ぶように、光磁気記録媒体8にスポット
として照射する。また、光磁気記録媒体8で反射される
それぞれの戻り光は、対物レンズ7、コリメータレンズ
6および複合プリズム2を経て、それぞれ第1の光束と
第2の光束とに分離して、第1,第2の光検出器9,1
0の対応する受光領域で受光する。
【0057】ここで、サブビームの光軸は、複合プリズ
ム2の誘電体膜5を介して貼り合わせたガラスプリズム
3と複屈折性プリズム4との貼り合わせ面における法線
と、メインビームの光軸とを含む平面を、メインビーム
の光軸を回転軸として90°回転した平面内に設定す
る。これは、メインビームの戻り光が、ほぼ、メインビ
ームの光軸と、複合プリズム2における誘電体膜5を介
してのガラスプリズム3および複屈折性プリズム4の貼
り合わせ面の法線とを含む平面内で、第1,第2の光束
に分離されるため、その分離されるメインビームの第
1,第2の光束とサブビームとが干渉することを避ける
ためである。
ム2の誘電体膜5を介して貼り合わせたガラスプリズム
3と複屈折性プリズム4との貼り合わせ面における法線
と、メインビームの光軸とを含む平面を、メインビーム
の光軸を回転軸として90°回転した平面内に設定す
る。これは、メインビームの戻り光が、ほぼ、メインビ
ームの光軸と、複合プリズム2における誘電体膜5を介
してのガラスプリズム3および複屈折性プリズム4の貼
り合わせ面の法線とを含む平面内で、第1,第2の光束
に分離されるため、その分離されるメインビームの第
1,第2の光束とサブビームとが干渉することを避ける
ためである。
【0058】したがって、このような干渉が避けられれ
ば、サブビームの光軸は、複合プリズム2の誘電体膜5
を介して貼り合わせたガラスプリズム3と複屈折性プリ
ズム4との貼り合わせ面における法線と、メインビーム
の光軸とを含む平面を、メインビームの光軸を回転軸と
して30°から90°回転した平面内に設定することが
できる。
ば、サブビームの光軸は、複合プリズム2の誘電体膜5
を介して貼り合わせたガラスプリズム3と複屈折性プリ
ズム4との貼り合わせ面における法線と、メインビーム
の光軸とを含む平面を、メインビームの光軸を回転軸と
して30°から90°回転した平面内に設定することが
できる。
【0059】このようにして、この実施例では、第1の
光検出器9の受光領域9e〜9iの出力を、それぞれI
e〜Iiとすると、フォーカスエラー信号FESを、 FES=Ie−If+Ig より検出する。また、第2の光検出器10の受光領域1
0a,10d,10eの出力を、それぞれJa,Jd,
Jeとすると、トラッキングエラー信号TESを、3ビ
ーム法より、 TES=(Ih+Jd)−(Ii+Je) から検出する。さらに、情報の再生信号Sは、 S=(Ie+If+Ig)−Ja より検出する。その他の構成および作用は、第2実施例
と同様である。
光検出器9の受光領域9e〜9iの出力を、それぞれI
e〜Iiとすると、フォーカスエラー信号FESを、 FES=Ie−If+Ig より検出する。また、第2の光検出器10の受光領域1
0a,10d,10eの出力を、それぞれJa,Jd,
Jeとすると、トラッキングエラー信号TESを、3ビ
ーム法より、 TES=(Ih+Jd)−(Ii+Je) から検出する。さらに、情報の再生信号Sは、 S=(Ie+If+Ig)−Ja より検出する。その他の構成および作用は、第2実施例
と同様である。
【0060】この実施例によれば、3ビーム法によって
トラッキングエラー信号TESを検出するので、プッシ
ュプル法に比べ、安定してトラッキングエラー信号TE
Sを得ることができる利点がある。
トラッキングエラー信号TESを検出するので、プッシ
ュプル法に比べ、安定してトラッキングエラー信号TE
Sを得ることができる利点がある。
【0061】なお、この実施例では、回折素子16を1
つの独立した素子としたが、ガラスプリズム3の半導体
レーザ1側の面に一体に形成して、複合プリズム2と兼
ねて構成することもできる。また、トラッキングエラー
信号TESは、第1の光検出器9または第2の光検出器
10のいずれか一方のみで検出するよう構成することも
できる。
つの独立した素子としたが、ガラスプリズム3の半導体
レーザ1側の面に一体に形成して、複合プリズム2と兼
ねて構成することもできる。また、トラッキングエラー
信号TESは、第1の光検出器9または第2の光検出器
10のいずれか一方のみで検出するよう構成することも
できる。
【0062】図9は、この発明の第4実施例を示す全体
構成図、図10は、図9に示す第1,第2の光検出器
9,10の平面図である。この実施例は、図5に示す第
2実施例において、複合プリズム2のガラスプリズム3
側より入射する半導体レーザ1からの出射光のうち、誘
電体膜5を透過して複屈折性プリズム4側より出射する
光束を受光するように、第3の光検出器21を半導体基
板13上に設けたものである。
構成図、図10は、図9に示す第1,第2の光検出器
9,10の平面図である。この実施例は、図5に示す第
2実施例において、複合プリズム2のガラスプリズム3
側より入射する半導体レーザ1からの出射光のうち、誘
電体膜5を透過して複屈折性プリズム4側より出射する
光束を受光するように、第3の光検出器21を半導体基
板13上に設けたものである。
【0063】すなわち、複合プリズム2のガラスプリズ
ム3側から、誘電体膜5にS偏光の発散光として入射す
る半導体レーザ1からの出射光は、誘電体膜5でその3
0%未満が透過して、複屈折性プリズム4側から出射す
る。なお、この光束は、実際には、複屈折性プリズムで
2つの光束に分離されるが、図面では省略している。こ
の実施例では、この光束を第3の光検出器21で受光し
て、その出力に基づいて半導体レーザ1の出射光のパワ
ーを制御する。このようにすれば、半導体レーザ1の出
射光のパワーを、所望の値に常に一定に維持することが
できる。その他の構成および作用は、図5と同様であ
る。
ム3側から、誘電体膜5にS偏光の発散光として入射す
る半導体レーザ1からの出射光は、誘電体膜5でその3
0%未満が透過して、複屈折性プリズム4側から出射す
る。なお、この光束は、実際には、複屈折性プリズムで
2つの光束に分離されるが、図面では省略している。こ
の実施例では、この光束を第3の光検出器21で受光し
て、その出力に基づいて半導体レーザ1の出射光のパワ
ーを制御する。このようにすれば、半導体レーザ1の出
射光のパワーを、所望の値に常に一定に維持することが
できる。その他の構成および作用は、図5と同様であ
る。
【0064】図11は、この発明の第5実施例を示すも
のである。この実施例は、図9に示す第4実施例におい
て、第3の光検出器21を、図12に平面図をも示すよ
うに、第1,第2の光検出器9,10とともに、同一の
半導体基板13に形成したもので、その他の構成および
作用は、図9と同様である。
のである。この実施例は、図9に示す第4実施例におい
て、第3の光検出器21を、図12に平面図をも示すよ
うに、第1,第2の光検出器9,10とともに、同一の
半導体基板13に形成したもので、その他の構成および
作用は、図9と同様である。
【0065】このように、第3の光検出器21も、第
1,第2の光検出器9,10とともに同一の半導体基板
13に形成すれば、第4実施例に比べて部品点数を削減
できるので、全体を安価にできる利点がある。
1,第2の光検出器9,10とともに同一の半導体基板
13に形成すれば、第4実施例に比べて部品点数を削減
できるので、全体を安価にできる利点がある。
【0066】なお、この発明は、上述した実施例にのみ
限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能
である。例えば、第4および第5実施例の第3の光検出
器21は、図7に示す3ビームを用いる第3の実施例に
も有効に適用することができる。また、第2,第4およ
び第5実施例において、第1,第2の光検出器9,10
は、図13に平面図を示すように、それぞれ多数の細い
受光領域をもって構成することもできる。このようにす
れば、細い多数の受光領域の最適な部分を選択すること
で、スポット11,12と、第1,第2の光検出器9,
10との位置合わせを行うことができる利点がある。
限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能
である。例えば、第4および第5実施例の第3の光検出
器21は、図7に示す3ビームを用いる第3の実施例に
も有効に適用することができる。また、第2,第4およ
び第5実施例において、第1,第2の光検出器9,10
は、図13に平面図を示すように、それぞれ多数の細い
受光領域をもって構成することもできる。このようにす
れば、細い多数の受光領域の最適な部分を選択すること
で、スポット11,12と、第1,第2の光検出器9,
10との位置合わせを行うことができる利点がある。
【0067】さらに、上述した実施例では、複合プリズ
ム2を構成する複屈折性プリズム4として、LN結晶を
用いたが、LN結晶以外に、例えば、ルチル、方解石、
KDP、ADP、Te02 や、「光工学ハンドブック」
小瀬,斎藤、田中、辻内、波岡 編集、朝倉書店、19
88、第306〜328頁に記載されている結晶のう
ち、常光と異常光との屈折率差が0.03以上のものを
用いることができる。また、ガラスプリズム3について
も、BK−7に限らず、使用する複屈折性プリズム4の
常光および異常光の少なくとも一方の屈折率との差が、
0.15以上となる任意のものを用いることができる。
ム2を構成する複屈折性プリズム4として、LN結晶を
用いたが、LN結晶以外に、例えば、ルチル、方解石、
KDP、ADP、Te02 や、「光工学ハンドブック」
小瀬,斎藤、田中、辻内、波岡 編集、朝倉書店、19
88、第306〜328頁に記載されている結晶のう
ち、常光と異常光との屈折率差が0.03以上のものを
用いることができる。また、ガラスプリズム3について
も、BK−7に限らず、使用する複屈折性プリズム4の
常光および異常光の少なくとも一方の屈折率との差が、
0.15以上となる任意のものを用いることができる。
【0068】
【発明の効果】この発明によれば、往路と復路とを分離
すると共に、光磁気記録媒体からの戻り光を第1の光束
と第2の光束とに分離する、ガラスプリズムと複屈折性
プリズムとを誘電体膜を介して貼り合わせてなる複合プ
リズムを、複屈折性プリズムの常光および異常光の屈折
率差が0.03以上で、ガラスプリズムの屈折率と、複
屈折性プリズムの常光および異常光の少なくとも一方の
屈折率との差が0.15以上に構成したので、複屈折性
プリズムにおいて戻り光を第1の光束と第2の光束とに
十分分離でき、かつ十分の収差を与えることができる。
したがって、加工が簡単で、小型の光ヘッドを得ること
ができる。
すると共に、光磁気記録媒体からの戻り光を第1の光束
と第2の光束とに分離する、ガラスプリズムと複屈折性
プリズムとを誘電体膜を介して貼り合わせてなる複合プ
リズムを、複屈折性プリズムの常光および異常光の屈折
率差が0.03以上で、ガラスプリズムの屈折率と、複
屈折性プリズムの常光および異常光の少なくとも一方の
屈折率との差が0.15以上に構成したので、複屈折性
プリズムにおいて戻り光を第1の光束と第2の光束とに
十分分離でき、かつ十分の収差を与えることができる。
したがって、加工が簡単で、小型の光ヘッドを得ること
ができる。
【図1】この発明の作用を説明するための光ヘッドの概
念図である。
念図である。
【図2】図1に示す第1,第2の光検出器上におけるス
ポットダイヤグラムの計算例を示す図である。
ポットダイヤグラムの計算例を示す図である。
【図3】この発明の第1実施例を示す図である。
【図4】図3に示す第1,第2の光検出器の平面図であ
る。
る。
【図5】この発明の第2実施例を示す図である。
【図6】図5に示す第1,第2の光検出器の平面図であ
る。
る。
【図7】この発明の第3実施例を示す図である。
【図8】図7に示す第1,第2の光検出器の平面図であ
る。
る。
【図9】この発明の第4実施例を示す図である。
【図10】図9に示す第1,第2の光検出器の平面図で
ある。
ある。
【図11】この発明の第5実施例を示す図である。
【図12】図11に示す第1,第2,第3の光検出器の
平面図である。
平面図である。
【図13】第1,第2の光検出器の変形例を示す平面図
である。
である。
【図14】従来例を説明するための図である。
【図15】他の従来例を説明するための図である。
【図16】図15に示す2つの受光部上におけるスポッ
トダイヤグラムの計算例を示す図である。
トダイヤグラムの計算例を示す図である。
1 半導体レーザ 2 複合プリズム 3 ガラスプリズム 4 複屈折性プリズム 5 誘電体膜 6 コリメータレンズ 7 対物レンズ 8 光磁気記録媒体 9 第1の光検出器 10 第2の光検出器 13 半導体基板 16 回折素子 21 第3の光検出器
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体レーザからの出射光を、ガラスプ
リズムと複屈折性プリズムとを誘電体膜を介して貼り合
わせてなる複合プリズムの前記ガラスプリズム側から入
射させて、前記誘電体膜で反射させた後、集光手段を経
て光磁気記録媒体にスポットとして照射し、この光磁気
記録媒体で反射され、前記集光手段で集光される戻り光
を、前記複合プリズムの前記ガラスプリズム側から収束
光として入射させて、その少なくとも一部を前記誘電体
膜を透過させて前記複屈折性プリズムにより第1の光束
と第2の光束とに分離し、これら第1の光束および第2
の光束をそれぞれ第1の光検出器および第2の光検出器
で受光して、情報の再生信号、フォーカスエラー信号お
よびトラッキングエラー信号を得るようにした光ヘッド
において、 前記複合プリズムを、前記複屈折性プリズムの常光およ
び異常光の屈折率差が0.03以上で、前記ガラスプリ
ズムの屈折率と、前記複屈折性プリズムの常光および異
常光の少なくとも一方の屈折率との差が0.15以上に
構成したことを特徴とする光ヘッド。 - 【請求項2】 請求項1記載の光ヘッドにおいて、 前記第1の光検出器および第2の光検出器を、前記第1
の光検出器上での第1の光束の断面と、前記第2の光検
出器上での第2の光束の断面との大きさが異なるように
配置すると共に、その断面の小さい方の光束を受光する
前記第1または第2の光検出器の出力に基づいてフォー
カスエラー信号を検出し、断面の大きい方の光束を受光
する前記第2または第1の光検出器の出力に基づいてト
ラッキングエラー信号を検出するよう構成したことを特
徴とする光ヘッド。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の光ヘッドにおい
て、 さらに、前記複合プリズムの前記ガラスプリズム側より
入射する前記半導体レーザからの出射光のうち、前記誘
電体膜を透過して前記複屈折性プリズム側より出射する
光束を受光する第3の光検出器を設け、 この第3の光検出器の出力に基づいて前記半導体レーザ
からの出射光のパワーを制御するよう構成したことを特
徴とする光ヘッド。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6178730A JPH0845127A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 光ヘッド |
| US08/508,902 US5541906A (en) | 1994-07-29 | 1995-07-28 | Optical head for magneto-optical record medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6178730A JPH0845127A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 光ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0845127A true JPH0845127A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16053581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6178730A Withdrawn JPH0845127A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 光ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0845127A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010131406A1 (ja) * | 2009-05-15 | 2010-11-18 | パナソニック株式会社 | 光ヘッド装置、ホログラム素子、光集積素子、光情報処理装置および信号検出方法 |
| CN114428405A (zh) * | 2020-10-29 | 2022-05-03 | 精工爱普生株式会社 | 虚像显示装置以及光学单元 |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP6178730A patent/JPH0845127A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010131406A1 (ja) * | 2009-05-15 | 2010-11-18 | パナソニック株式会社 | 光ヘッド装置、ホログラム素子、光集積素子、光情報処理装置および信号検出方法 |
| CN114428405A (zh) * | 2020-10-29 | 2022-05-03 | 精工爱普生株式会社 | 虚像显示装置以及光学单元 |
| CN114428405B (zh) * | 2020-10-29 | 2024-04-02 | 精工爱普生株式会社 | 虚像显示装置以及光学单元 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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