JPH084529Y2 - 灯明の火袋 - Google Patents

灯明の火袋

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JPH084529Y2
JPH084529Y2 JP52391U JP52391U JPH084529Y2 JP H084529 Y2 JPH084529 Y2 JP H084529Y2 JP 52391 U JP52391 U JP 52391U JP 52391 U JP52391 U JP 52391U JP H084529 Y2 JPH084529 Y2 JP H084529Y2
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JP
Japan
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fire bag
door
fire
back plate
windshield
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JP52391U
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English (en)
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JPH0495463U (ja
Inventor
清 河波
Original Assignee
有限会社創元社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は墓標の両側において蝋燭
を収容する灯明の火袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように、脚石1の上に
蝋燭Aが収容される火袋2が設置されて構成される灯明
において、火袋2は、銅板や鋳物により堂風の建築物を
象って形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の火袋2では、脚石1との材質の相違から、また墓
標3を含めてまわりが全て石造物であることから、外観
上、周囲にそぐわない奇異な感じを与えるとともに、重
厚さ、荘厳さに欠け、仏具としての商品価値に劣るもの
であった。
【0004】一方、火袋2においては、雨風による灯火
の立ち消えを防止しながら、蝋燭Aの燃焼に必要な空気
を確保する必要がある。この点の対策として従来の火袋
2では、前面に扉4を設けつつ、この扉取付部分を含め
て各所に適当な隙間を確保している。
【0005】しかし、この構成では、隙間風が直接灯火
に向けて吹き付けられるため、強風下では灯火がすぐ消
えてしまうという問題があった。
【0006】そこで本考案は、このような外観および機
能両面での問題点を解決し、周囲にマッチして重厚、荘
厳な外観が得られ、しかも強風下においても灯火の立ち
消えを確実に防止することができる灯明の火袋を提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、石材により正
面から見て円形の貫通穴を有する火袋本体を形成する一
方、周壁に多数の通気孔を備えかつ内部に蝋燭立てが設
けられた円筒形の風防筒と、この風防筒の前側開口部を
開閉する透明な扉と、後側開口部を覆う透明または不透
明な背面板とによって火袋枠を構成し、この火袋枠を上
記火袋本体の貫通穴内に設けてなるものである。
【0008】また、請求項2の考案は、請求項1の構成
において、扉および背面板の周縁部外面に飾りリングを
設けたものである。
【0009】
【作用】上記構成によると、火袋本体が石材にて形成さ
れているため、火袋全体として脚石および他の石造物と
の違和感がないとともに、石材による重厚、荘厳さによ
って良好な外観を得ることができる。
【0010】一方、機能面では、侵入する隙間風が防風
筒の多数の通気孔によって絞られ、減圧されて灯火に供
給されるため、蝋燭の燃焼に必要な空気量を確保しなが
ら、強風下においても灯火の立ち消えを確実に防止する
ことができる。
【0011】また、請求項2の構成によると、飾りリン
グによる装飾効果が得られることに加えて、目立ち易い
扉および背面板の周囲がこの飾りリングによって外部か
ら隠蔽されることにより、外観上、一層好ましいものと
なる。
【0012】
【実施例】本考案の実施例を図によって説明する。
【0013】この実施例にかかる火袋5は、脚石1と同
様に石材を加工して形成された火袋本体6と、この火袋
本体6に取付けられた火袋枠7とによって構成されてい
る。
【0014】火袋本体6は、正面から見て円形の貫通穴
8を有し、かつ、外周面が球面状に加工されて正面視円
形のリング状に形成されている。この火袋本体6は、鋳
物等からなる取付座9を介して脚石1上に載置され、か
つ、図2に示すように複数本の植え込み鉄筋10…によ
って脚石1に固定される。
【0015】一方、火袋枠7は、前後両側が開口する風
防筒11と、この風防筒11の前側開口部を開閉する扉
12と、後側開口部を覆う背面板13とから成ってい
る。
【0016】風防筒11は、パンチングメタル等にて、
周壁に多数の通気孔14…を備え、かつ、火袋本体6の
貫通穴8よりも少し径の小さい円筒状に形成されてい
る。この風防筒11には、前後両側開口縁部に口金1
5,16が設けられるとともに、内部ほぼ中央部に蝋燭
立て17が設けられている。
【0017】扉12および背面板13は、ガラス(望ま
しくは強化ガラス)または透明プラスチックにて円形か
つ球面状に形成され、それぞれ周縁部外面に前側および
後側飾りリング18,19が設けられている。なお、背
面板13は不透明であってもよい。
【0018】前側飾りリング18は、扉12に対しねじ
止め、接着等適宜の手段によって取付けられ、この前側
飾りリング18と風防筒11の前側口金15とに設けら
れたヒンジ金具20によって扉12が風防筒11の前側
開口部に開閉自在に取付けられている。図1中、21は
扉開閉用の取手である。
【0019】一方、背面板13は、風防筒11の後側口
金16に嵌め込まれ、この状態で後側飾りリング19が
背面板13を外側から押さえ込む形で後側口金16にね
じ止めされることにより、この背面板13が風防筒11
の後側開口部に取付けられている。
【0020】両側飾りリング18,19は、鋳物によ
り、外形寸法が扉12および背面板13の径よりも少し
大きく、かつ、図1に示すように火袋にふさわしい外観
が得られるように唐草模様を象って形成され、この飾り
リング18,19により、扉12および背面板13に対
する装飾効果が得られると同時に、外部から目立ち易い
扉12および背面板13の周囲が覆い隠されて良好な美
観を得ることができる。
【0021】この火袋枠7は、火袋本体6の貫通穴8に
挿入され、扉12が貫通穴8の前側開口部に、背面板1
3が後側開口部にそれぞれ位置する状態で、両側口金1
5,16に内周側からねじ込まれた複数本の止めねじ2
2…の先端を貫通穴8の周面に押し付けることによって
火袋枠7が火袋本体6に取付けられる。なお、前側口金
15の前端部に火袋枠7の位置決め用の鍔部15aが設
けられている。
【0022】この状態で、両側口金15,16の周囲に
隙間が形成され、この隙間を通して貫通穴8内に外気
(蝋燭Aの燃焼用空気)が導入される。
【0023】この場合、導入される外気は、風防筒11
の外周から通気孔14…を通り、ここで絞り作用を受け
て減圧された後、風防筒11内に入る。このため、隙間
風が直接(減圧されないで)灯火に吹き付けられる従来
の火袋と比較して、灯火が受ける隙間風の力が弱められ
ることにより、強風下でも灯火の立ち消えを確実に防止
することができる。なお、本考案者の実験によると、風
速10m/secの強風下で灯火の立ち消えが生じないこ
とが立証された。
【0024】ところで、この立ち消え防止機能を阻害し
ない範囲で導入空気量を増加させるために、扉12また
は背面板13の周縁部における飾りリング18,19が
取付けられた部分の適当個所に補助通気孔を設け、この
補助通気孔および飾りリング18,19の唐草模様の隙
間を通して外気を導入するようにしてもよい。
【0025】また、火袋本体6の貫通穴8は、上記実施
例で挙げた真円形のほか、長円形(上下両側が半円形と
なり、中間部が直線状となった形状)または楕円形とし
てもよい。
【0026】さらに、飾りリング18,19は、必ずし
も上記実施例のような唐草模様、あるいは他の模様をも
った形状とする必要はなく、本来の火袋としての外観を
損ねないものであれば、無模様のリング状に形成しても
よい。あるいは、風防筒11に対する扉12および背面
板13の取付け、火袋枠7全体の美観に支障がなければ
この飾りリング18,19を省略してもよい。
【0027】一方、蝋燭Aの点火を容易にするために、
蝋燭立て17を風防筒11内で前後スライド自在に設け
てもよい。
【0028】
【考案の効果】上記のように本考案によるときは、火袋
本体が石材にて形成されているため、火袋全体として脚
石および他の石造物との違和感がないとともに、石材に
よる重厚さ、荘厳さによって良好な外観を得ることがで
き、仏具としての商品価値が高いものとなる。
【0029】一方、機能面では、侵入する隙間風が防風
筒の多数の通気孔によって絞られ、減圧されて灯火に供
給されるため、蝋燭の燃焼に必要な空気量を確保しなが
ら、強風下においても灯火の立ち消えを確実に防止する
ことができる。
【0030】また、扉および背面板の周縁部外面に飾り
リングを設けた請求項2の考案によると、飾りリングに
よる装飾効果が得られることに加えて、目立ち易い扉お
よび背面板の周面がこの飾りリングで隠蔽されることに
より、外観上、一層好ましいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかる火袋を示す一部切欠き
正面図である。
【図2】図1のイ−イ線断面図である。
【図3】火袋における火袋枠の斜視図である。
【図4】従来の火袋を備えた灯明および墓標の正面図で
ある。
【符号の説明】
5 火袋 6 火袋本体 8 貫通穴 7 火袋枠 11 風防筒 12 扉 13 背面板 17 蝋燭立て 18,19 飾りリング

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石材により正面から見て円形の貫通穴を
    有する火袋本体を形成する一方、周壁に多数の通気孔を
    備えかつ内部に蝋燭立てが設けられた円筒形の風防筒
    と、この風防筒の前側開口部を開閉する透明な扉と、後
    側開口部を覆う透明または不透明な背面板とによって火
    袋枠を構成し、この火袋枠を上記火袋本体の貫通穴内に
    設けてなることを特徴とする灯明の火袋。
  2. 【請求項2】 扉および背面板の周縁部外面に飾りリン
    グを設けたことを特徴とする請求項1記載の灯明の火
    袋。
JP52391U 1991-01-11 1991-01-11 灯明の火袋 Expired - Lifetime JPH084529Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP52391U JPH084529Y2 (ja) 1991-01-11 1991-01-11 灯明の火袋

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JP52391U JPH084529Y2 (ja) 1991-01-11 1991-01-11 灯明の火袋

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Publication Number Publication Date
JPH0495463U JPH0495463U (ja) 1992-08-19
JPH084529Y2 true JPH084529Y2 (ja) 1996-02-07

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