JPH0845485A - 偏平形電池の製造法 - Google Patents
偏平形電池の製造法Info
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- JPH0845485A JPH0845485A JP6176264A JP17626494A JPH0845485A JP H0845485 A JPH0845485 A JP H0845485A JP 6176264 A JP6176264 A JP 6176264A JP 17626494 A JP17626494 A JP 17626494A JP H0845485 A JPH0845485 A JP H0845485A
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- JP
- Japan
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- electrode case
- case portion
- negative electrode
- metal plate
- positive electrode
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 偏平形電池の製造法に関するもので、製造工
程の安定化と高品質で信頼性にすぐれた電池を提供する
ものである。 【構成】 正・負極ケース5,6になる帯状の金属板に
これとは別体の厚みが厚くて強度の大きい位置規制用金
属板に一定間隔に位置規制用の穴7を施して、前記正・
負極ケース5,6になる金属板にかしめや接着テープな
どで固定する。その位置規制用の穴により正・負極ケー
ス部分の位置規制および次工程への搬送を行う。
程の安定化と高品質で信頼性にすぐれた電池を提供する
ものである。 【構成】 正・負極ケース5,6になる帯状の金属板に
これとは別体の厚みが厚くて強度の大きい位置規制用金
属板に一定間隔に位置規制用の穴7を施して、前記正・
負極ケース5,6になる金属板にかしめや接着テープな
どで固定する。その位置規制用の穴により正・負極ケー
ス部分の位置規制および次工程への搬送を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄形機器、例えばIC
カード、電卓などの電源となる偏平形電池の製造法に関
するものである。
カード、電卓などの電源となる偏平形電池の製造法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の偏平形電池は、例えば図2に示
すように、有機溶媒電解液を含浸させたポリプロピレン
不織布からなるセパレータ1を間に介在させて、金属ハ
ロゲン化物、金属酸化物などを主体とする正極活物質2
と、リチウムを主体とする負極活物質3を対向して形成
した発電要素を、前もってニッケルメッキを施したステ
ンレス鋼板の中央部を突出させ、その周縁部にポリプロ
ピレン(ポリエチレン、テフロンなどでもよい)のシー
ル材4を配備し加熱溶着した正極ケース5とこれに対向
する平板状の負極ケース6とに収納し、その周縁部を1
50〜250℃で加熱して溶着することにより密封口
し、最後に正極ケース5を金型を用い所定寸法に打ち抜
いて構成したものである。
すように、有機溶媒電解液を含浸させたポリプロピレン
不織布からなるセパレータ1を間に介在させて、金属ハ
ロゲン化物、金属酸化物などを主体とする正極活物質2
と、リチウムを主体とする負極活物質3を対向して形成
した発電要素を、前もってニッケルメッキを施したステ
ンレス鋼板の中央部を突出させ、その周縁部にポリプロ
ピレン(ポリエチレン、テフロンなどでもよい)のシー
ル材4を配備し加熱溶着した正極ケース5とこれに対向
する平板状の負極ケース6とに収納し、その周縁部を1
50〜250℃で加熱して溶着することにより密封口
し、最後に正極ケース5を金型を用い所定寸法に打ち抜
いて構成したものである。
【0003】そしてこの偏平形電池の構成の手順を図3
に示す。まず打抜きにより前記の正・負極ケース5,6
になる帯状の金属板Aを、図3の(a)に示すように前
もって正極ケース部分5aと負極ケース部分6aとも数
箇所の継ぎ部を残して帯状の金属板Aに形成する。ま
た、その帯状の金属板Aの長手方向の少なくとも一方に
位置規制用の穴7を一定のピッチ間隔で設けており、そ
の穴7は次工程のホルダー10の上面に設けた位置規制
用のピン8に挿入されるものである。ポリプロピレンか
らなる帯状のシール材4を正・負極ケース部分5aと6
aの周縁に重ね合わせ、周縁部を窓枠状に高温加熱する
ことにより溶着させる。次に窓枠状に溶着した部分をシ
ール材4を残し不要部分を取り除く。再度、窓枠状に切
断されたシール材4を高温加熱することにより所定の厚
みにする。次いで金属板Aの正極ケース部分5aの凹部
に正極活物質2とセパレータ1を配備し、また、金属板
Aの負極ケース部分6aには負極活物質3を配備した
後、継ぎ部を残してその他の継ぎ部を切断する。その
後、図3の(b)に示すように負極ケース部分6aを有
する金属板Aを正極ケース部分5aを有する金属板Aの
穴7に挿通したホルダー10の位置規制用ピン8に挿入
し、正・負極ケース部分5a,6aの周縁部のシール面
を合わせる。このように構成した後、位置規制用の穴7
に対して反対側の1辺を残して3辺を加熱溶着する。正
極ケース部分5aの継ぎ部を切断し、残った帯状の金属
板を取り除き、電解液を注入し残る1辺を加熱溶着し密
封口する。最後に負極ケース部分6aの継ぎ部を切断し
所定の電池形状にする。このように量産化を図るため帯
状の金属板Aを使用しているため、正・負極ケース5,
6になる金属板Aに設けられた位置規制用の穴7の精度
が電池形状の精度を決定している。しかしながら、打抜
きにより正・負極ケース5,6になる金属板Aの厚みは
0.02〜0.05mmと極めて薄く、従って搬送や位置
決めの際の位置規制用の穴7の周囲が破れたり、また全
く違う部分で位置決めをしてしまい、図3の(c)に示
すように位置ずれや、搬送トラブルの原因ともなってい
る。
に示す。まず打抜きにより前記の正・負極ケース5,6
になる帯状の金属板Aを、図3の(a)に示すように前
もって正極ケース部分5aと負極ケース部分6aとも数
箇所の継ぎ部を残して帯状の金属板Aに形成する。ま
た、その帯状の金属板Aの長手方向の少なくとも一方に
位置規制用の穴7を一定のピッチ間隔で設けており、そ
の穴7は次工程のホルダー10の上面に設けた位置規制
用のピン8に挿入されるものである。ポリプロピレンか
らなる帯状のシール材4を正・負極ケース部分5aと6
aの周縁に重ね合わせ、周縁部を窓枠状に高温加熱する
ことにより溶着させる。次に窓枠状に溶着した部分をシ
ール材4を残し不要部分を取り除く。再度、窓枠状に切
断されたシール材4を高温加熱することにより所定の厚
みにする。次いで金属板Aの正極ケース部分5aの凹部
に正極活物質2とセパレータ1を配備し、また、金属板
Aの負極ケース部分6aには負極活物質3を配備した
後、継ぎ部を残してその他の継ぎ部を切断する。その
後、図3の(b)に示すように負極ケース部分6aを有
する金属板Aを正極ケース部分5aを有する金属板Aの
穴7に挿通したホルダー10の位置規制用ピン8に挿入
し、正・負極ケース部分5a,6aの周縁部のシール面
を合わせる。このように構成した後、位置規制用の穴7
に対して反対側の1辺を残して3辺を加熱溶着する。正
極ケース部分5aの継ぎ部を切断し、残った帯状の金属
板を取り除き、電解液を注入し残る1辺を加熱溶着し密
封口する。最後に負極ケース部分6aの継ぎ部を切断し
所定の電池形状にする。このように量産化を図るため帯
状の金属板Aを使用しているため、正・負極ケース5,
6になる金属板Aに設けられた位置規制用の穴7の精度
が電池形状の精度を決定している。しかしながら、打抜
きにより正・負極ケース5,6になる金属板Aの厚みは
0.02〜0.05mmと極めて薄く、従って搬送や位置
決めの際の位置規制用の穴7の周囲が破れたり、また全
く違う部分で位置決めをしてしまい、図3の(c)に示
すように位置ずれや、搬送トラブルの原因ともなってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記に示す従来の構成
方法では、帯状の金属板Aの厚みが0.02〜0.05
mmと極めて薄い。この薄くて弱いことが原因して各工程
において金属板Aに設けられた位置規制用の穴が搬送
や、位置決めの際に周囲が破れたり、また全く違う部分
で位置決めをしてしまい、位置ずれや、搬送トラブルが
発生し、生産性が著しく低下していた。
方法では、帯状の金属板Aの厚みが0.02〜0.05
mmと極めて薄い。この薄くて弱いことが原因して各工程
において金属板Aに設けられた位置規制用の穴が搬送
や、位置決めの際に周囲が破れたり、また全く違う部分
で位置決めをしてしまい、位置ずれや、搬送トラブルが
発生し、生産性が著しく低下していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来例の
問題点を解消するために帯状の正・負極ケースとなる金
属板に位置規制用の穴を設けず、別の厚みが厚く従って
強度の強い位置規制用金属板に一定のピッチ間隔で穴を
開け、その両金属板をかしめやスポット溶接などで固定
し、その位置規制用金属板で搬送・位置規制を行う製造
法としたものである。
問題点を解消するために帯状の正・負極ケースとなる金
属板に位置規制用の穴を設けず、別の厚みが厚く従って
強度の強い位置規制用金属板に一定のピッチ間隔で穴を
開け、その両金属板をかしめやスポット溶接などで固定
し、その位置規制用金属板で搬送・位置規制を行う製造
法としたものである。
【0006】すなわち、請求項1記載に係る発明は、打
抜きにより多数の正極ケースと多数の負極ケースが夫々
形成される帯状の金属板に、前記金属板よりも板厚が大
で強度が強くかつ一定間隔のピッチで位置規制用の穴を
設けた位置規制用金属板を固着し、正極ケースとなる帯
状の金属板と負極ケースとなる帯状の金属板とを対向
し、前記両帯状の金属板に固着した位置規制用金属板の
穴に共通のピンを挿通して正極ケース部分と負極ケース
部分とを相互に対向し、正極ケース部分と負極ケース部
分との間にセパレータなどの電池要素を装入し、前記正
極ケース部分と負極ケース部分の周縁を密封して後、正
極ケース部分と負極ケース部分とからなる電池部分を前
記帯状の金属板より切離する製造法としたものである。
抜きにより多数の正極ケースと多数の負極ケースが夫々
形成される帯状の金属板に、前記金属板よりも板厚が大
で強度が強くかつ一定間隔のピッチで位置規制用の穴を
設けた位置規制用金属板を固着し、正極ケースとなる帯
状の金属板と負極ケースとなる帯状の金属板とを対向
し、前記両帯状の金属板に固着した位置規制用金属板の
穴に共通のピンを挿通して正極ケース部分と負極ケース
部分とを相互に対向し、正極ケース部分と負極ケース部
分との間にセパレータなどの電池要素を装入し、前記正
極ケース部分と負極ケース部分の周縁を密封して後、正
極ケース部分と負極ケース部分とからなる電池部分を前
記帯状の金属板より切離する製造法としたものである。
【0007】請求項2記載に係る発明は、請求項1記載
に係る発明に加えて、帯状の金属板につながる継ぎ部を
残して形成した正極ケース部分と負極ケース部分との周
縁にシール材を接着する工程を、正極ケース部分と負極
ケース部分とを対向させる工程の前において行い、正極
ケース部分と負極ケース部分の周縁の密封を前記シール
材の接着により行う製造法としたものである。
に係る発明に加えて、帯状の金属板につながる継ぎ部を
残して形成した正極ケース部分と負極ケース部分との周
縁にシール材を接着する工程を、正極ケース部分と負極
ケース部分とを対向させる工程の前において行い、正極
ケース部分と負極ケース部分の周縁の密封を前記シール
材の接着により行う製造法としたものである。
【0008】また、請求項3に係る発明は、請求項2記
載に係る発明において、正極ケース部分と負極ケース部
分の1辺を残して他の3辺を加熱して前記3辺に存在す
るシール材を接着した後、正極ケース部分と負極ケース
部分との間にセパレータなどの電池要素を装入し、最後
に残る1辺を加熱溶着し密封して後、正極ケース部分と
負極ケース部分とからなる電池部分を帯状の金属板より
切離する製造法としたものである。
載に係る発明において、正極ケース部分と負極ケース部
分の1辺を残して他の3辺を加熱して前記3辺に存在す
るシール材を接着した後、正極ケース部分と負極ケース
部分との間にセパレータなどの電池要素を装入し、最後
に残る1辺を加熱溶着し密封して後、正極ケース部分と
負極ケース部分とからなる電池部分を帯状の金属板より
切離する製造法としたものである。
【0009】そして、請求項4記載に係る発明は、請求
項1ないし3のいずれかに記載の発明に加えて、位置規
制用金属板の位置規制用の穴にホルダーの位置規制用の
ピンを挿入して、ホルダーと共に帯状の金属板を各工程
に移送する製造法としたものである。
項1ないし3のいずれかに記載の発明に加えて、位置規
制用金属板の位置規制用の穴にホルダーの位置規制用の
ピンを挿入して、ホルダーと共に帯状の金属板を各工程
に移送する製造法としたものである。
【0010】請求項5記載に係る発明は、請求項1ない
し4記載に係る発明において、正極ケースと負極ケース
が夫々形成される帯状の金属板に位置規制用の穴を設け
た位置規制用金属板をかしめまたは接着テープによる接
着またはスポット溶接の手段のいずれかで固着する製造
法としたものである。
し4記載に係る発明において、正極ケースと負極ケース
が夫々形成される帯状の金属板に位置規制用の穴を設け
た位置規制用金属板をかしめまたは接着テープによる接
着またはスポット溶接の手段のいずれかで固着する製造
法としたものである。
【0011】
【作用】この製造法を用いることにより、位置規制用の
穴の周囲が破れたり、また全く違う部分で位置決めをし
てしまうなどの位置ずれが無くなり、帯状の正・負極ケ
ースとなる金属板が精度よく搬送・位置規制され、電池
製造工程が安定し生産性の向上が図れる。
穴の周囲が破れたり、また全く違う部分で位置決めをし
てしまうなどの位置ずれが無くなり、帯状の正・負極ケ
ースとなる金属板が精度よく搬送・位置規制され、電池
製造工程が安定し生産性の向上が図れる。
【0012】
【実施例】以下、図面とともに本発明の一実施例を示
す。本発明の製造法によって製造される偏平形電池は図
2に示したものと同じである。すなわち有機溶媒として
プロピレンカーボネートに1モル/リットルの過塩素酸
リチウムを含有した電解液を包浸させたポリプロピレン
不織布からなるセパレータ1の上面に二酸化マンガンと
カーボンと結着剤を混練してシート状にした正極活物質
2を配備し、下面にはリチウムからなる負極活物質3を
配備し、中央部を外側へ膨出させたステンレス鋼板から
なる正極ケース5と平板状からなる負極ケース6で包含
し、正極ケース5と負極ケース6の周縁部をポリプロピ
レンからなるシール材4を重ね合わせて、その正極ケー
ス5と負極ケース6に熱を加え加圧溶着し密封口する。
電池外形は22×29mm、厚みは0.5mmを有する偏平
形電池である。
す。本発明の製造法によって製造される偏平形電池は図
2に示したものと同じである。すなわち有機溶媒として
プロピレンカーボネートに1モル/リットルの過塩素酸
リチウムを含有した電解液を包浸させたポリプロピレン
不織布からなるセパレータ1の上面に二酸化マンガンと
カーボンと結着剤を混練してシート状にした正極活物質
2を配備し、下面にはリチウムからなる負極活物質3を
配備し、中央部を外側へ膨出させたステンレス鋼板から
なる正極ケース5と平板状からなる負極ケース6で包含
し、正極ケース5と負極ケース6の周縁部をポリプロピ
レンからなるシール材4を重ね合わせて、その正極ケー
ス5と負極ケース6に熱を加え加圧溶着し密封口する。
電池外形は22×29mm、厚みは0.5mmを有する偏平
形電池である。
【0013】次に、図1を参照して、本発明の製造法に
ついて説明する。正・負極ケースとなる金属板Aは帯状
で板幅が50mm、厚みが0.03mmのステンレス鋼板か
らなり、正極ケース部分5aと負極ケース部分6aを継
ぎ部を数箇所残して形成する。その長手方向の片側に
は、前もって位置規制用の穴7を一定のピッチ間隔で設
けた板幅が10mm、厚みが0.1mmのステンレス鋼から
なる位置規制用金属板Bを重ね合わせて、かしめ部9で
かしめて固定させる。なお、かしめ以外に接着テープに
よる両者の接着でもスポット溶接による固定でもよい。
次工程のホルダー10の上面に設けた位置規制用のピン
8に位置規制用金属板Bの穴7を挿入し、位置規制を行
う。その後、ポリプロピレンからなる帯状で厚みが0.
075mmのシール材4を重ね合わせ周縁部を窓枠状に高
温加圧することにより溶着させる。次に、炭酸ガスレー
ザを用いて、窓枠状に溶着した部分のシール材4を残し
不要部分を切断して取り除く。再度、窓枠状に切断され
たシール材4を高温加圧させることにより所定の厚みに
する。正極ケース部分5aの凹部に正極活物質2とセパ
レータ1を配備し、負極ケース部分6aには負極活物質
3を配備する。その後、発電要素を配備した負極ケース
部分6aの位置規制用金属板Bの穴7を正極ケース部分
5aの位置規制用金属板Bの穴7に挿入したホルダー1
0のピン8に挿入し、正・負極ケース部分5a,6aの
周縁部のシール面を重ね合せる。このようにして構成し
た後、位置規制用の穴7に対して反対側の1辺を残し3
辺を加熱溶着する。正極ケース部分5aの継ぎ部を全て
切断し、残った帯状の金属板を取り除く。電解液を注入
し、残る1辺を加熱溶着し密封口し電池を連続的に製造
した。なお、負極ケース部分6aの継ぎ部においては金
型を用いて最後に切断した。また、構成後の継ぎ部の切
断については、上記の方法とは別にまず、負極ケース部
分6aの継ぎ部を切断した後、注液・密封口を行い最後
に正極ケース部分5aの継ぎ部を切断して電池を製造す
る方法であってもよい。
ついて説明する。正・負極ケースとなる金属板Aは帯状
で板幅が50mm、厚みが0.03mmのステンレス鋼板か
らなり、正極ケース部分5aと負極ケース部分6aを継
ぎ部を数箇所残して形成する。その長手方向の片側に
は、前もって位置規制用の穴7を一定のピッチ間隔で設
けた板幅が10mm、厚みが0.1mmのステンレス鋼から
なる位置規制用金属板Bを重ね合わせて、かしめ部9で
かしめて固定させる。なお、かしめ以外に接着テープに
よる両者の接着でもスポット溶接による固定でもよい。
次工程のホルダー10の上面に設けた位置規制用のピン
8に位置規制用金属板Bの穴7を挿入し、位置規制を行
う。その後、ポリプロピレンからなる帯状で厚みが0.
075mmのシール材4を重ね合わせ周縁部を窓枠状に高
温加圧することにより溶着させる。次に、炭酸ガスレー
ザを用いて、窓枠状に溶着した部分のシール材4を残し
不要部分を切断して取り除く。再度、窓枠状に切断され
たシール材4を高温加圧させることにより所定の厚みに
する。正極ケース部分5aの凹部に正極活物質2とセパ
レータ1を配備し、負極ケース部分6aには負極活物質
3を配備する。その後、発電要素を配備した負極ケース
部分6aの位置規制用金属板Bの穴7を正極ケース部分
5aの位置規制用金属板Bの穴7に挿入したホルダー1
0のピン8に挿入し、正・負極ケース部分5a,6aの
周縁部のシール面を重ね合せる。このようにして構成し
た後、位置規制用の穴7に対して反対側の1辺を残し3
辺を加熱溶着する。正極ケース部分5aの継ぎ部を全て
切断し、残った帯状の金属板を取り除く。電解液を注入
し、残る1辺を加熱溶着し密封口し電池を連続的に製造
した。なお、負極ケース部分6aの継ぎ部においては金
型を用いて最後に切断した。また、構成後の継ぎ部の切
断については、上記の方法とは別にまず、負極ケース部
分6aの継ぎ部を切断した後、注液・密封口を行い最後
に正極ケース部分5aの継ぎ部を切断して電池を製造す
る方法であってもよい。
【0014】上記の本発明の製造法と従来の製造法の金
属板の位置規制用の穴の強度を測定した。測定方法とし
ては、金属板を固定しておき、位置規制用の穴に穴径よ
りも若干小さなピンを挿入し、そのピンを反対方向に引
っ張る。ピン側には荷重計が取りつけられており、穴の
周囲が破れた時点の荷重を測定し、また、本発明の製造
法と従来の製造法で電池を構成し、位置規制による工程
不良を比較した。(表1)にその結果を示す。
属板の位置規制用の穴の強度を測定した。測定方法とし
ては、金属板を固定しておき、位置規制用の穴に穴径よ
りも若干小さなピンを挿入し、そのピンを反対方向に引
っ張る。ピン側には荷重計が取りつけられており、穴の
周囲が破れた時点の荷重を測定し、また、本発明の製造
法と従来の製造法で電池を構成し、位置規制による工程
不良を比較した。(表1)にその結果を示す。
【0015】
【表1】
【0016】(表1)の結果より明らかに本発明の製造
法では位置規制用の穴の強度が向上している。また、工
程不良も大幅に削減されている。
法では位置規制用の穴の強度が向上している。また、工
程不良も大幅に削減されている。
【0017】
【発明の効果】このように本発明の製造法によれば、正
・負極ケースになる帯状の金属板に位置規制用の穴をあ
けないで、この金属板と別の板厚が厚くて強度の大きい
位置規制用金属板に一定のピッチ間隔に穴を設けてこの
位置規制用金属板を正・負極ケースとなる帯状の金属板
に固着したため、位置規制用の穴の周囲を破ることもな
く、また全く異なる部分に穴があくこともなくなり高信
頼性の電池を連続的に製造できる。
・負極ケースになる帯状の金属板に位置規制用の穴をあ
けないで、この金属板と別の板厚が厚くて強度の大きい
位置規制用金属板に一定のピッチ間隔に穴を設けてこの
位置規制用金属板を正・負極ケースとなる帯状の金属板
に固着したため、位置規制用の穴の周囲を破ることもな
く、また全く異なる部分に穴があくこともなくなり高信
頼性の電池を連続的に製造できる。
【図1】本発明の一実施例における電池の組み立て過程
を示す説明図
を示す説明図
【図2】本発明の一実施例ならびに従来例における電池
の部分断面図
の部分断面図
【図3】従来の電池の組み立て過程を示す説明図
1 セパレータ 2 正極活物質 3 負極活物質 4 シール材 5 正極ケース 5a 正極ケース部分 6 負極ケース 6a 負極ケース部分 7 位置規制用の穴 8 位置規制用ピン 9 かしめ部 10 ホルダー A 正・負極ケースとなる金属板 B 位置規制用金属板
Claims (5)
- 【請求項1】 打抜きにより多数の正極ケースと多数の
負極ケースが夫々形成される帯状の金属板に、前記金属
板よりも板厚が大で強度が強くかつ一定間隔のピッチで
位置規制用の穴を設けた位置規制用金属板を固着し、正
極ケースとなる帯状の金属板と負極ケースとなる帯状の
金属板とを対向し、前記両帯状の金属板に固着した位置
規制用金属板の穴に共通のピンを挿通して正極ケース部
分と負極ケース部分とを相互に対向し、正極ケース部分
と負極ケース部分との間にセパレータ、正極活物質、負
極活物質、電解液を装入し、前記正極ケース部分と負極
ケース部分の周縁を密封して後、正極ケース部分と負極
ケース部分とからなる電池部分を前記帯状の金属板より
切離して連続的に電池を製造する偏平形電池の製造法。 - 【請求項2】 帯状の金属板につながる継ぎ部を残して
形成した正極ケース部分と負極ケース部分との周縁にシ
ール材を接着する工程を、正極ケース部分と負極ケース
部分とを対向させる工程の前において行い、正極ケース
部分と負極ケース部分の周縁の密封を前記シール材の接
着により行う請求項1記載の偏平形電池の製造法。 - 【請求項3】 正極ケース部分と負極ケース部分の1辺
を残して他の3辺を加熱して前記3辺に存在するシール
材を接着した後、正極ケース部分と負極ケース部分との
間にセパレータ、正極活物質、負極活物質、電解液を装
入し、最後に残る1辺を加熱溶着し密封して後、正極ケ
ース部分と負極ケース部分とからなる電池部分を帯状の
金属板より切離する請求項2記載の偏平形電池の製造
法。 - 【請求項4】 位置規制用金属板の位置規制用の穴にホ
ルダーの位置規制用のピンを挿入して、ホルダーと共に
帯状の金属板を打抜、正極ケース部分と負極ケース部分
の対向位置合せ、帯状の金属板よりの切離工程に搬送す
ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
した偏平形電池の製造法。 - 【請求項5】 正極ケースと負極ケースが夫々形成され
る帯状の金属板に位置規制用の穴を設けた位置規制用金
属板をかしめまたは接着テープによる接着またはスポッ
ト溶接の手段のいずれかで固着することを特徴とする請
求項1ないし4のいずれかに記載した偏平形電池の製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6176264A JPH0845485A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 偏平形電池の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6176264A JPH0845485A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 偏平形電池の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0845485A true JPH0845485A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16010538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6176264A Pending JPH0845485A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 偏平形電池の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0845485A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007242312A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | シート状固体電池およびその製造方法 |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP6176264A patent/JPH0845485A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007242312A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | シート状固体電池およびその製造方法 |
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