JPH084569B2 - 便器への自動薬品供給機構 - Google Patents

便器への自動薬品供給機構

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JPH084569B2
JPH084569B2 JP2421290A JP2421290A JPH084569B2 JP H084569 B2 JPH084569 B2 JP H084569B2 JP 2421290 A JP2421290 A JP 2421290A JP 2421290 A JP2421290 A JP 2421290A JP H084569 B2 JPH084569 B2 JP H084569B2
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toilet
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光宏 岸
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株式会社彦間製作所
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、便所内に設けられた便器に洗浄液や防臭液
等の薬品液を自動的に供給することができ、便器の使用
者を検知して薬品を散布し、便器を常時清潔に保つこと
ができる便器への薬品自動供給機構に関する。
〔従来の技術〕
便所内に設けられた便器は、日常使用されるために、
定期的に清掃しなければ屎尿が便器に付着して汚れ易い
ものである。
家庭等に設置された水洗便所では、一回の使用の都度
便器に水を流すため、比較的汚れが付き難いものであ
る。また、特殊な便器、例えば、飛行機、新幹線の機内
で使用される便器では、便器に流す水に薬品を混ぜ、利
用の都度薬品の混じった水を放流し、汚れを落とす作用
をさせているものもある。
このような、浄水の供給が可能な場所にある水洗便所
では、一回の利用の度に水や薬品を流すことが出来るた
め便器の自動清掃が行われ易いものである。
しかしながら、非水洗の便所や水を使用することが出
来ない移動式の便所においては、定期的に清掃しなけれ
ばならず、煩わしいものであった。
近年では、郊外や広場に一時的に設置できる仮設便所
の使用が盛んになってきており、このような非水洗型
の、水を使用することができない移動型の便所では、便
器の定期的な清掃が欠かせないものであった。
この移動型の便所においては、清掃は人力によって行
われるのが通例であった。このため、なるべく便器に汚
物が付着しないようにする工夫もされていた。その一例
として、このような移動式の仮設便所に薬品供給器を設
け、便器に洗浄剤を噴霧できるようにし、便器に薬品を
付着させることで汚物を落とすと共に、便器を清掃させ
るようにした構成も存在する。この場合、薬品供給器を
作動させるには、便所の使用者が使用の都度レバー、コ
ック等を操作しなければならないものであった。
しかし、毎日或いは使用の都度、便所の使用者が薬品
供給器を操作するのは煩わしいと共に、往々として使用
者はこの操作を忘れられやすいものであり、せっかく薬
品供給器が設置してあっても実際の効果は生じてこない
ものであった。
従って、移動式の仮設便所においては便器は汚れたま
まで放置されやすいものであり、使用後における清掃の
作業が必ず必要となり、作業員にとって極めて煩わしい
作業を要求されるものとなっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の仮設便所や非水洗型の便所においては、便器を
日常的に清掃する必要があったが、無頓着な人や怠け癖
のある人が多いため、往々にして忘れ易いものであっ
た。また、薬品供給器を設置しても必ずしも操作しても
らえるとは限らず、結果としては便器が汚れたままにな
ってしまうのが現状であった。
この点を解消するため、タイマーを用いて一定の時間
毎に便器に洗浄液を噴霧する装置も開発されている。し
かし、このタイマーで動作させると実際に便器が使用さ
れる回数とは関係なしに、洗浄液を噴出させることは、
便器の汚れと相関関係がなく、洗浄液の無駄となるもの
である。逆に、便器の使用者が多い場合には、便器に汚
れが多く付着し、洗浄液だけでは清掃できないことにな
る結果となる。また、休日が続いた場合や、山間僻地に
仮設便所が設置されていて、利用者の使用回数が少ない
場合でも、一定時間毎にタイマーが作動して洗浄液が噴
出されることになれば、無駄な動作と洗浄液の放出が行
われ、実際の使用にそぐわないものであった。
このため、便器の実際の使用状態に合致して洗浄液が
噴霧され、常に便器の清掃作業が行われる機構の開発が
望まれていた。
〔問題点を解決しようとする手段〕
本発明は上記欠点を解消するために、便室内に設けら
れた便器と、薬品液を収納する液タンクと、液タンク内
の薬品液をを吸引する吸引供給手段と、吸引供給手段か
ら圧送された薬品液を便器の内部に散布する噴霧手段
と、便室内に設けられて人の存在を検知する検知手段
と、この検知手段から出力された信号により吸引供給手
段を所定時間だけ作動させる制御手段と、これらの制御
手段と検知手段と供給手段を駆動するための電力を発生
する太陽光発電手段とから構成させたことを特徴とする
便器への薬品自動供給機構を提供するものである。
〔作用〕
本発明では、便室に利用者が入るとその利用者の存在
を検出手段が検知し、一回の使用に対して必ず所定量の
洗浄液を便器に噴霧することで、便器を清掃させること
が出来る。このため使用者が多い場合には、その都度洗
浄液を噴霧するので、便器の利用回数が多くとも汚れが
付きにくいものである。また、山間僻地などにおいて、
利用回数が少ない場合や、休日などが続いた場合であっ
て利用者がいない場合などでは、洗浄液は噴霧されず、
洗浄液の無駄な利用を回避させることができるものであ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
第1図は、本発明を移動出来る仮設便所にその具体的
な実施例を適用させたものについて説明している。
移動便所1はトラック等に載置して、空き地や工事現
場等の仮設の地面に設置して使用するものであり、それ
自体で便所としての機能を果たすものである。この移動
便所1は家の形をしており、頂部には屋根があり、外周
四方は壁で囲まれており前面に出入口2が開口されてい
る。
この出入口2は使用者が出入りできる程度の大きさで
あり、この出入口2の一側には蝶番3によって扉4が開
閉出来るように取り付けてある。この扉4で出入口2を
閉める事により、移動便所1は密閉され、外部からは内
部が見えない構造となっている。この移動便所1の下部
には屎尿を収納する便槽5が設けてあり、この便槽5は
タンク状をしてあり、この便槽5の上部には大便器6が
設置されている。また、移動便所1の内部の側壁には小
便器7が固定されており、この小便器7と便槽5とは排
水管8によって連結されており、この大便器6および小
便器7から放出された屎尿は便槽5内に収納されること
になる。
そして、移動便所1の内部には洗浄液や防臭液等の薬
品液を入れた液タンク9が設置されており、この液タン
ク9には供給パイプ10が接続されている。また、移動便
所1の内部内壁の上部には、移動便所1内に使用者が入
ったことを検知する検知手段としての検知器11が固定さ
れている。さらに、移動便所1の屋根には、太陽光線を
受けて起電力を発生させる太陽光発電手段としての太陽
電池ユニット12が固定されている。
次に、第2図は本実施例における制御系を詳しく説明
するものである。
前記供給パイプ10の中間には、吸引供給手段としての
ポンプ21が介在されており、さらにポンプ21と小便器7
との間における供給パイプ10にはアキュムレータ22が設
けてある。前記液タンク9内には、薬品液23が収納して
ある。
このポンプ21は、一端が閉鎖されたシリンダー25と、
このシリンダー25内を摺動するピストン26から構成され
ており、シリンダー25内にはこのピストン26を常時外方
に押動させるためのバネ27が収納されている。そして、
シリンダー25の下部には弁室28が接続されており、この
弁室28内には弁球29が収納されていて、この弁球29で薬
品液23を一方向にのみ移動させることが出来るようにな
っている。また、シリンダー25の上部には、弁室30が接
続されており、弁室30内には薬品液25を一方向に移動さ
せるための弁球31が収納されている。
また、前記ピストン26の側面に対向する位置はロッド
32が左右に移動自在に設けてあり、このロッド32は偏心
して軸支されたカム33の外周に接しており、このカム33
はモーター34によって駆動されるようになっている。
次に、前記太陽電池ユニット12からの起電力は多数回
の充放電が可能な二次電池40に供給されており、この二
次電池40の電力は制御手段としての制御回路44等を含む
電気回路に供給されている。
まず、前記検知器11内には赤外線を発射する発光器41
と赤外線を受光する受光器42があり、この発光器41と受
光器42は検出回路43に接続されている。この検出回路43
の出力は制御回路44に接続され、制御回路44の出力はタ
イマー回路45に接続されている。
このタイマー回路45は一定時間だけ駆動電力を供給す
る事ができるものであり、タイマー回路45の出力は前記
モーター34に接続されている。
次に、本実施例の作用を説明する。
この移動便所1を使用して排便しようとする使用者
は、まず扉4を開け、出入口2を開放させる。次いで、
この出入口2より移動便所1の屋内に入ることができ
る。そして、扉4を閉めることにより、扉4は蝶番3を
中心として出入口2を閉じ、移動便所1内を閉鎖させ
る。そして、小便器7を利用して排便をすることで目的
を達成することが出来る。
このとき、検知器11からは常時赤外線が発光器41より
放出されており、使用者が移動便所1の内部に立つこと
でこの発光器41から発光された赤外線は反射され、反射
した赤外線は受光器42にまで送り返される。このため受
光器42では、その反射光があったことを検出回路43に伝
え、検出回路43は移動便所1内で排便の利用者が存在す
ることを判断する。すると検出回路43はその信号を制御
回路44に伝え、制御回路44は同時にタイマー回路45に出
力する。このためタイマー回路45では、一定時間(数秒
から数十秒の間)だけモーター34を駆動させるように電
力を供給する。
この制御回路44、タイマー回路45、モーター34等を動
かすための電力は二次電池40から供給されているが、こ
の二次電池40は仮設便所1の屋根に取付けた太陽電池ユ
ニット12から供給されている電力で常時充電されてお
り、この充電された電力を利用してモーター34を駆動さ
せるようになっている。
モーター34が駆動されるとカム33が回転し、カム33の
外周に接触したロッド32をその長さ方向に沿って往復運
動させることになる。このロッド32の運動は同時にピス
トン26に伝えられ、シリンダー25内でピストン26を摺動
させることになる。すると、ピストン26はバネ27の弾性
に逆らってシリンダー25内に押し込めるように移動され
る。このため、シリンダー25内にある薬品液23は弁球31
を押し上げて供給パイプ10方向に流動させる。このピス
トン26によって押し出された薬品液23の圧力の一部はア
キュムレータ22内に保留され、アキュムレータ22によっ
て一定の圧力が保持される。そして、薬品液23は供給パ
イプ10の先端にある噴霧手段としてのノズル24より噴出
され小便器7の内周壁に向けて霧状に噴霧される。こう
して、小便器7の内周壁には薬品液23が付着された状態
となり、小便器7の内周壁の汚れを落とすことになる。
なお、アキュムレーター22内に蓄えられた薬品液23の一
部はアキュムレータ22内にあるゴム膜等の圧力によって
一定の圧力が保たれているため、その力によって、薬品
液23をノズル24より噴出する動作をある程度の時間継続
させることが出来る。
そして、ロッド32がカム33によって引き戻されるとピ
ストン26はバネ27の力によって外方に押し出されて移動
する。すると、シリンダー25内にはピストン26が移動し
た分の容積だけの薬品液23が吸上げられ、弁球29を通過
してシリンダー25内に吸上げられることになる。
このシリンダー25内に吸上げられた薬品液23は弁球29
があるため、逆流せずシリンダー25の内部に保留される
ことになる。この動作を繰り返すことによってノズル24
からは、順次薬品液23が噴霧されることになる。
次に、第3図は本発明の他の実施例を示すものあり、
この実施例においては大便器6内に薬品液を噴霧させる
ものである。この実施例においては、第1図、第2図と
同一の機構には同一の番号を付して説明を省略した。
この実施例においては、供給パイプ10は洋式の便座型
の大便器6に接続されており、供給パイプ10の先端にあ
るノズル24は大便器6の内壁に向けて斜め方向にその噴
出方向が向けられている。そして、供給パイプ10の途中
には、ポンプユニット50が介在されている。また、移動
便所1の内壁であってその低い位置には、検出器11が固
定されている。
この実施例では、前述のように移動便所1の内部に使
用者が入り、大便器6に座ることで検出器11からの赤外
線は反射されるため、人が使用していることが判別する
ことができる。そして、前述と同様にモーター34を動作
させ、液タンク9より薬品液23を吸上げて、ノズル24よ
り大便器6の内周に噴霧させる。このノズル24から噴霧
された薬品液23は、大便器6の内周壁に沿って全体に付
着するように斜めに噴出されるので、大便器6の内周壁
全体には薬品液23が塗布される。この薬品液23が散布さ
れていると、屎尿はこの大便器6の内周壁の表面には付
着せず、屎尿は便槽5方向に流れ落とされる。
この動作は使用者が移動便所1内に入る度に、大便器
6内周に薬品液23が噴出されるので、常時大便器6の内
壁は清潔に保たれることになる。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように構成したので、便所を使用する
使用者が便室に入るとその使用者の存在を検出し、その
都度薬品液を便器内壁に噴霧させることができ、常時便
器を清潔に保つことが出来る。そして、この薬品液を便
器に噴霧する場合には、使用者が便室内に入ったことを
検知してから動作するので、実際の利用者の実態と一致
した動作となり、薬品液の無駄使いや余分な電力の消費
が無い。また、使用者の頻度に併せて薬品液がその都度
放出されるので、便器を常に清潔に保つことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を移動便所に応用した例を示
す仮設便所の外観斜視図、第2図は実施例において小便
器への供給機構の配管を詳しく示す説明図、第3図は本
発明を大便器に応用した他の実施例を示す移動便所の外
観斜視図、第4図は同上の大便器の配管を詳しく示す配
管図である。 1……移動便所、4……扉、6……大便器、7……小便
器、9……液タンク、10……供給パイプ、11……検知手
段としての検出器、12……太陽光発電手段としての太陽
電池ユニット、21……吸引供給手段としてのポンプ、24
……噴霧手段としてのノズル、44……制御手段としての
制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便室内に設けられた便器と、薬品液を収納
    する液タンクと、液タンク内の薬品液をを吸引する吸引
    供給手段と、吸引供給手段から圧送された薬品液を便器
    の内部に散布する噴霧手段と、便室内に設けられて人の
    存在を検知する検知手段と、この検知手段から出力され
    た信号により吸引供給手段を所定時間だけ作動させる制
    御手段と、これらの制御手段と検知手段と供給手段を駆
    動するための電力を発生する太陽光発電手段とから構成
    させたことを特徴とする便器への薬品自動供給機構。
JP2421290A 1990-02-02 1990-02-02 便器への自動薬品供給機構 Expired - Lifetime JPH084569B2 (ja)

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