JPH0846301A - 半導体レーザ - Google Patents
半導体レーザInfo
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- JPH0846301A JPH0846301A JP18698695A JP18698695A JPH0846301A JP H0846301 A JPH0846301 A JP H0846301A JP 18698695 A JP18698695 A JP 18698695A JP 18698695 A JP18698695 A JP 18698695A JP H0846301 A JPH0846301 A JP H0846301A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 CODの改善をはかり、信頼性、安定性にす
ぐれた高出力化された半導体レーザーを得る。 【解決手段】 第1のクラッド層2と、活性層3と、第
2のクラッド層4とが順次設けられた構成とし、その活
性層3と第1および第2のクラッド層2および4とのエ
ネルギーバンドギャップの差ΔEgを、0.35≦ΔE
g≦0.45(eV)に選定し、第1および第2のクラ
ッド層2および4の少なくともいずれか一方に、光のし
み出し層21,22を設ける。そして、この光のしみ出
し層21,22のエネルギーバンドギャップを、活性層
3のエネルギーバンドギャップに比し大に設定する。ま
た、光しみ出し層21,22と活性層3との間隔を、5
00Å〜5000Åに選定し、光のしみ出し層21,2
2の厚さを数百Åとする。
ぐれた高出力化された半導体レーザーを得る。 【解決手段】 第1のクラッド層2と、活性層3と、第
2のクラッド層4とが順次設けられた構成とし、その活
性層3と第1および第2のクラッド層2および4とのエ
ネルギーバンドギャップの差ΔEgを、0.35≦ΔE
g≦0.45(eV)に選定し、第1および第2のクラ
ッド層2および4の少なくともいずれか一方に、光のし
み出し層21,22を設ける。そして、この光のしみ出
し層21,22のエネルギーバンドギャップを、活性層
3のエネルギーバンドギャップに比し大に設定する。ま
た、光しみ出し層21,22と活性層3との間隔を、5
00Å〜5000Åに選定し、光のしみ出し層21,2
2の厚さを数百Åとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザー、
特に高出力半導体レーザーに係わる。
特に高出力半導体レーザーに係わる。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザーの高出力化において、光
放出端面における光学損失、いわゆるCOD(Catastro
phic Optical Damage )が問題となる。このCODの改
善をはかるためには、従来においても、種々の工夫がな
されているところである。
放出端面における光学損失、いわゆるCOD(Catastro
phic Optical Damage )が問題となる。このCODの改
善をはかるためには、従来においても、種々の工夫がな
されているところである。
【0003】すなわち、通常のダブルヘテロ接合型半導
体レーザーは、例えば図4に示すように、例えばn型の
GaAs基板1上にこれと同導電型の例えばn型のAl
GaAsより成る第1のクラッド層2と、n型またはp
型、或いは真性の例えばGaAsより成る活性層3と、
第1のクラッド層2と異なる導電型の例えばp型の第2
のクラッド層4と、これと同導電型のキャップ層5とが
順次エピタキシャル成長され、活性層3と第1および第
2のクラッド層2および4との間にそれぞれヘテロ接合
が形成されるようになされている。この図4に示した半
導体レーザは電極ストライプ型構成の例で、キャップ層
5に被着形成された絶縁層6に穿設されたストライプ状
の電極窓6aを通じて一方の電極7がキャップ層5にオ
ーミックに被着されている。8は基板1に設けられた他
方の電極を示す。
体レーザーは、例えば図4に示すように、例えばn型の
GaAs基板1上にこれと同導電型の例えばn型のAl
GaAsより成る第1のクラッド層2と、n型またはp
型、或いは真性の例えばGaAsより成る活性層3と、
第1のクラッド層2と異なる導電型の例えばp型の第2
のクラッド層4と、これと同導電型のキャップ層5とが
順次エピタキシャル成長され、活性層3と第1および第
2のクラッド層2および4との間にそれぞれヘテロ接合
が形成されるようになされている。この図4に示した半
導体レーザは電極ストライプ型構成の例で、キャップ層
5に被着形成された絶縁層6に穿設されたストライプ状
の電極窓6aを通じて一方の電極7がキャップ層5にオ
ーミックに被着されている。8は基板1に設けられた他
方の電極を示す。
【0004】図5は、この半導体レーザーの活性層近傍
のエネルギーバンドギャップEgの分布を示すもので、
活性層3を挟んで、この活性層3のエネルギーバンドギ
ャップEg1 に比し、大なるエネルギーバンドギャップ
Eg2 を有する第1および第2のクラッド層2および4
が配されていて活性層3と第1および第2のクラッド層
2および4との間に所要のギャップ差ΔEgが存在する
ようにして活性層3にキャリアの閉じ込めを行うと同時
に、活性層3と第1および第2のクラッド層2および4
との屈折率の差によって光の閉じ込めを行って光発振が
生じるようにしている。
のエネルギーバンドギャップEgの分布を示すもので、
活性層3を挟んで、この活性層3のエネルギーバンドギ
ャップEg1 に比し、大なるエネルギーバンドギャップ
Eg2 を有する第1および第2のクラッド層2および4
が配されていて活性層3と第1および第2のクラッド層
2および4との間に所要のギャップ差ΔEgが存在する
ようにして活性層3にキャリアの閉じ込めを行うと同時
に、活性層3と第1および第2のクラッド層2および4
との屈折率の差によって光の閉じ込めを行って光発振が
生じるようにしている。
【0005】このようなダブル接合型半導体レーザーに
おいて、CODを改善する代表的な例としては、光の閉
じ込めとキャリアの閉じ込めとを別々に行って、光の閉
じ込めは広く行って活性層の光強度を弱めるようにした
いわゆるSCH(Separate Confinment Heterostructur
e )がある。
おいて、CODを改善する代表的な例としては、光の閉
じ込めとキャリアの閉じ込めとを別々に行って、光の閉
じ込めは広く行って活性層の光強度を弱めるようにした
いわゆるSCH(Separate Confinment Heterostructur
e )がある。
【0006】図6はこのSCH型の半導体レーザーのエ
ネルギーバンドギャップの分布を示すものであり、この
場合、活性層3と第1および第2のクラッド層2および
4との間に両者のエネルギーバンドギャップの差ΔEg
より小さい差ΔEgsを有し、キャリアに対しては閉じ
込め効果を有するが光に関してはしみ出しが生じ得るよ
うにした第1および第2の光のしみ出し層9および10
が設けられて成るものである。
ネルギーバンドギャップの分布を示すものであり、この
場合、活性層3と第1および第2のクラッド層2および
4との間に両者のエネルギーバンドギャップの差ΔEg
より小さい差ΔEgsを有し、キャリアに対しては閉じ
込め効果を有するが光に関してはしみ出しが生じ得るよ
うにした第1および第2の光のしみ出し層9および10
が設けられて成るものである。
【0007】また、他の例としては、図4で説明した通
常のダブル接合型構成においてその活性層3の厚さを3
00〜500Å程度に充分薄くして、実質的に活性層3
から光のしみ出しが生じるようにしたものがある。
常のダブル接合型構成においてその活性層3の厚さを3
00〜500Å程度に充分薄くして、実質的に活性層3
から光のしみ出しが生じるようにしたものがある。
【0008】更に、図7にそのバンドギャップの分布を
模式的に示すように、活性層3の両側に250〜450
Åという肉薄の第1および第2バリア層11および12
を設けて、実質的に光のつき抜けによるしみ出しが生じ
るようにしたものも提案された(アプライド フィジッ
クス レター,Appl.phys.Lett.38 (11). 1 June1981参
照)。
模式的に示すように、活性層3の両側に250〜450
Åという肉薄の第1および第2バリア層11および12
を設けて、実質的に光のつき抜けによるしみ出しが生じ
るようにしたものも提案された(アプライド フィジッ
クス レター,Appl.phys.Lett.38 (11). 1 June1981参
照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した図
6のSCH型の半導体レーザーにおいては、キャリアが
活性層に充分閉じ込められずに熱によるしみ出しが生
じ、しきい値電流Ithの温度依存性が大きいという問
題がある。
6のSCH型の半導体レーザーにおいては、キャリアが
活性層に充分閉じ込められずに熱によるしみ出しが生
じ、しきい値電流Ithの温度依存性が大きいという問
題がある。
【0010】また、前述した活性層を薄くするものや、
図7で説明したエネルギーギャップの大きいバリア層を
設けるものにおいては、それぞれその薄いエピタキシャ
ル成長層を形成すること、特に後者のもののように、高
いエネルギーギャップを得るものにおいては、例えばA
lGaAs系においてそのAl添加量を高める必要があ
ることから結晶性の良い層を得ることに技術的な問題が
ある。そして、これら薄い層は、活性層自体、或いは活
性層に隣接する層であることから、特性に及ぼす影響は
大きく信頼性や、再現性に問題がある。
図7で説明したエネルギーギャップの大きいバリア層を
設けるものにおいては、それぞれその薄いエピタキシャ
ル成長層を形成すること、特に後者のもののように、高
いエネルギーギャップを得るものにおいては、例えばA
lGaAs系においてそのAl添加量を高める必要があ
ることから結晶性の良い層を得ることに技術的な問題が
ある。そして、これら薄い層は、活性層自体、或いは活
性層に隣接する層であることから、特性に及ぼす影響は
大きく信頼性や、再現性に問題がある。
【0011】本発明は、CODの改善をはかり、信頼
性、安定性にすぐれた高出力化された半導体レーザーを
得る。
性、安定性にすぐれた高出力化された半導体レーザーを
得る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1のクラッ
ド層と、活性層と、第2のクラッド層とが順次設けられ
た構成とし、その活性層と第1および第2のクラッド層
とのエネルギーバンドギャップの差ΔEgを、0.35
≦ΔEg≦0.45(eV)に選定し、第1および第2
のクラッド層の少なくともいずれか一方に、光のしみ出
し層を設ける。そして、この光のしみ出し層のエネルギ
ーバンドギャップを、活性層のエネルギーバンドギャッ
プに比し大に設定する。また、光しみ出し層と活性層と
の間隔は、500Å〜5000Åに選定し、光のしみ出
し層の厚さを数百Åとする。
ド層と、活性層と、第2のクラッド層とが順次設けられ
た構成とし、その活性層と第1および第2のクラッド層
とのエネルギーバンドギャップの差ΔEgを、0.35
≦ΔEg≦0.45(eV)に選定し、第1および第2
のクラッド層の少なくともいずれか一方に、光のしみ出
し層を設ける。そして、この光のしみ出し層のエネルギ
ーバンドギャップを、活性層のエネルギーバンドギャッ
プに比し大に設定する。また、光しみ出し層と活性層と
の間隔は、500Å〜5000Åに選定し、光のしみ出
し層の厚さを数百Åとする。
【0013】上述の構成によって信頼性、安定性、再現
性ににすぐれた高光出力の半導体レーザを構成できた。
これは、活性層に接してエネルギーバンドギャップ差Δ
Egが0.35〜0.45eVのクラッド層が設けられ
たことによって、活性層に対するキャリアの閉じ込めを
確実に行うことができ、熱的なキャリアのしみ出しを効
果的に抑制でき、しきい値電流Ithの熱による依存性を
小さくすることができ、特性の安定化をはかることがで
きたことによる。また、同時にこのクラッド層内に活性
層との距離が500〜5000Åの位置に、その厚さが
数百Åの、活性層に比してエネルギーバンドギャップ大
なる光のしみ出し層を設けたことによって、活性層から
の光のしみ出しを発生させ活性層における光強度分布を
そのピーク値を下げ且つその分布を広げる作用を確実に
生じさせることができてCODが生じにくくなったこ
と、更に、光のしみ出し層と活性層との距離が500〜
5000Åの位置に配置し、その厚さが数百Åとしたこ
とによって上述した光のしみ出し層において発生光の共
振を回避できて光の発振部とキャリアの結合部との分離
が生じて活性層における発光を減少させ、自励発振を阻
害する不都合が回避されることによって、信頼性、安定
性、再現性ににすぐれた高光出力の半導体レーザを構成
できたと考えられるものである。
性ににすぐれた高光出力の半導体レーザを構成できた。
これは、活性層に接してエネルギーバンドギャップ差Δ
Egが0.35〜0.45eVのクラッド層が設けられ
たことによって、活性層に対するキャリアの閉じ込めを
確実に行うことができ、熱的なキャリアのしみ出しを効
果的に抑制でき、しきい値電流Ithの熱による依存性を
小さくすることができ、特性の安定化をはかることがで
きたことによる。また、同時にこのクラッド層内に活性
層との距離が500〜5000Åの位置に、その厚さが
数百Åの、活性層に比してエネルギーバンドギャップ大
なる光のしみ出し層を設けたことによって、活性層から
の光のしみ出しを発生させ活性層における光強度分布を
そのピーク値を下げ且つその分布を広げる作用を確実に
生じさせることができてCODが生じにくくなったこ
と、更に、光のしみ出し層と活性層との距離が500〜
5000Åの位置に配置し、その厚さが数百Åとしたこ
とによって上述した光のしみ出し層において発生光の共
振を回避できて光の発振部とキャリアの結合部との分離
が生じて活性層における発光を減少させ、自励発振を阻
害する不都合が回避されることによって、信頼性、安定
性、再現性ににすぐれた高光出力の半導体レーザを構成
できたと考えられるものである。
【0014】また、活性層と光のしみ出し層との間隔、
すなわち活性層と光のしみ出し層との間のクラッド層の
厚さは500Å〜5000Åとし、光のしみ出し層の厚
さは、数百Åとすることによって、それぞれすぐれた結
晶性を有する半導体層として安定して得ることのできる
厚さとされていることによって、信頼性、安定性、再現
性ににすぐれた高光出力の半導体レーザを構成できるの
である。
すなわち活性層と光のしみ出し層との間のクラッド層の
厚さは500Å〜5000Åとし、光のしみ出し層の厚
さは、数百Åとすることによって、それぞれすぐれた結
晶性を有する半導体層として安定して得ることのできる
厚さとされていることによって、信頼性、安定性、再現
性ににすぐれた高光出力の半導体レーザを構成できるの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】図1を参照して本発明の一例を説
明するが、図1において、図4と対応する部分には同一
符号を付す。この例においても、例えばn型のGaAs
基板1上に、これと同導電型のAlx Ga1-x Asより
成る第1のクラッド層2と、n型またはp型或いは真性
のAly Ga1-y Asの活性層3と、第1のクラッド層
2と異なる導電型のp型のAlx Ga1-x Asより成る
第2のクラッド層4と、これと同導電型のGaAsより
成るキャップ層5とを形成するものであるが、特に第1
および第2のクラッド層2および4に、これらとそれぞ
れ同導電型のAlz Ga 1-z Asより成る第1および第
2の活性層3からの光のしみ出し層21および22を設
ける。
明するが、図1において、図4と対応する部分には同一
符号を付す。この例においても、例えばn型のGaAs
基板1上に、これと同導電型のAlx Ga1-x Asより
成る第1のクラッド層2と、n型またはp型或いは真性
のAly Ga1-y Asの活性層3と、第1のクラッド層
2と異なる導電型のp型のAlx Ga1-x Asより成る
第2のクラッド層4と、これと同導電型のGaAsより
成るキャップ層5とを形成するものであるが、特に第1
および第2のクラッド層2および4に、これらとそれぞ
れ同導電型のAlz Ga 1-z Asより成る第1および第
2の活性層3からの光のしみ出し層21および22を設
ける。
【0016】すなわち例えばGaAs基板1上に、第1
のクラッド層2の一部となる下層の第1のクラッド層2
Aをエピタキシャル成長し、続いてこれの上に第1の光
のしみ出し層21をエピタキシャル成長させ、これの上
に第1のクラッド層2の一部となる上層の第1のクラッ
ド層2Bをエピタキシャル成長し、これの上に活性層3
をエピタキシャル成長させる。そして、これの上に、第
2のクラッド層4の一部となる下層の第2のクラッド層
4Aをエピタキシャル成長し、これの上に第2の光のし
み出し層22をエピタキシャル成長し、これの上に第2
のクラッド層4の一部となる上層の第2のクラッド層4
Bをエピタキシャル成長する。
のクラッド層2の一部となる下層の第1のクラッド層2
Aをエピタキシャル成長し、続いてこれの上に第1の光
のしみ出し層21をエピタキシャル成長させ、これの上
に第1のクラッド層2の一部となる上層の第1のクラッ
ド層2Bをエピタキシャル成長し、これの上に活性層3
をエピタキシャル成長させる。そして、これの上に、第
2のクラッド層4の一部となる下層の第2のクラッド層
4Aをエピタキシャル成長し、これの上に第2の光のし
み出し層22をエピタキシャル成長し、これの上に第2
のクラッド層4の一部となる上層の第2のクラッド層4
Bをエピタキシャル成長する。
【0017】キャップ層5上には絶縁層6が被着され、
これに穿設された電極窓6aを通じて電極7がオーミッ
クに被着され、基板1に他方の電極8がオーミックに被
着される。
これに穿設された電極窓6aを通じて電極7がオーミッ
クに被着され、基板1に他方の電極8がオーミックに被
着される。
【0018】ここに各層2A,21,2B,3,4A,
22,4B,5は連続的にMOCVD(Metalorganic C
hemical Vapour Deposition )によってその供給原料ガ
スを切換えることによって形成し得る。
22,4B,5は連続的にMOCVD(Metalorganic C
hemical Vapour Deposition )によってその供給原料ガ
スを切換えることによって形成し得る。
【0019】活性層3と第1および第2のクラッド層2
1および22とのエネルギーバンドギャップの差ΔEg
を、0.35≦ΔEg≦0.45(eV)に選定する。
1および22とのエネルギーバンドギャップの差ΔEg
を、0.35≦ΔEg≦0.45(eV)に選定する。
【0020】光のしみ出し層21および22のエネルギ
ーバンドギャップは、活性層3のエネルギーバンドギャ
ップに比し大に設定する。
ーバンドギャップは、活性層3のエネルギーバンドギャ
ップに比し大に設定する。
【0021】活性層3の厚さdaは、数百〜1500
Å、例えば800Åとし、光しみ出し層21および22
と活性層3との間隔すなわち上層の第1のクラッド層2
Bと下層の第2のクラッド層4Aはそれぞれその厚さd
s1およびds2を500Å〜5000Å例えば500Åと
する。
Å、例えば800Åとし、光しみ出し層21および22
と活性層3との間隔すなわち上層の第1のクラッド層2
Bと下層の第2のクラッド層4Aはそれぞれその厚さd
s1およびds2を500Å〜5000Å例えば500Åと
する。
【0022】光のしみ出し層21および22の厚さdc
1 およびdc2 は数百Å、例えば500Åととする。
1 およびdc2 は数百Å、例えば500Åととする。
【0023】上述の各層の厚さ、すなわち活性層3、上
層の第1のクラッド層2B、下層の第2のクラッド層4
A、光のしみ出し層21および22は、ともにエピタキ
シャル成長技術において信頼性および安定性にすぐれ、
すぐれた結晶性の半導体層として形成けいるに充分な厚
さである。
層の第1のクラッド層2B、下層の第2のクラッド層4
A、光のしみ出し層21および22は、ともにエピタキ
シャル成長技術において信頼性および安定性にすぐれ、
すぐれた結晶性の半導体層として形成けいるに充分な厚
さである。
【0024】各層の上記組成において、x,yおよびz
はy<z<xとするものである。図2はこの場合の各層
におけるエネルギーバンドギャップEgを示し、活性層
3とクラッド層2および4とのエネルギーバンドギャッ
プの差ΔEgは、前述したように0.35≦ΔEg≦
0.45(eV)とされ、活性層3と光のしみ出し層2
1および22とのエネルギーバンドギャップの差ΔEg
sは、ΔEgs<ΔEgとする。
はy<z<xとするものである。図2はこの場合の各層
におけるエネルギーバンドギャップEgを示し、活性層
3とクラッド層2および4とのエネルギーバンドギャッ
プの差ΔEgは、前述したように0.35≦ΔEg≦
0.45(eV)とされ、活性層3と光のしみ出し層2
1および22とのエネルギーバンドギャップの差ΔEg
sは、ΔEgs<ΔEgとする。
【0025】図3中実線図示の曲線は、この場合の光強
度分布を示す。同図中破線曲線は、第1および第2のク
ラッド層2および4内に、光のしみ出し層21および2
2を設けない場合の図4の構造による場合の光強度分布
を示すもので両曲線を比較して明らかなように、光のし
み出し層を設けないものにあっては、光強度分布が急峻
であるに比し、本発明のそれは、光強度分布が広がり、
そのピーク値が下がっている。このように光強度が弱め
られ、CODが生じにくくなり、積分量すなわち、全体
の光量、したがってパワーは充分得られている。
度分布を示す。同図中破線曲線は、第1および第2のク
ラッド層2および4内に、光のしみ出し層21および2
2を設けない場合の図4の構造による場合の光強度分布
を示すもので両曲線を比較して明らかなように、光のし
み出し層を設けないものにあっては、光強度分布が急峻
であるに比し、本発明のそれは、光強度分布が広がり、
そのピーク値が下がっている。このように光強度が弱め
られ、CODが生じにくくなり、積分量すなわち、全体
の光量、したがってパワーは充分得られている。
【0026】尚、上述した例においては、AlGaAs
系の半導体レーザーに本発明を適用した場合であるが、
短波長発光をなすInGaAsP系、或いは長波長発光
のInGaAsP系半導体レーザー等に適用することも
できる。
系の半導体レーザーに本発明を適用した場合であるが、
短波長発光をなすInGaAsP系、或いは長波長発光
のInGaAsP系半導体レーザー等に適用することも
できる。
【0027】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、安定
性、再現性ににすぐれた高光出力の半導体レーザを構成
できた。これは、前述したように、活性層に接してエネ
ルギーバンドギャップ差ΔEgが0.35〜0.45e
Vのクラッド層が設けられたことによって、活性層に対
するキャリアの閉じ込めを確実に行うことができ、熱的
なキャリアのしみ出しを効果的に抑制でき、しきい値電
流Ithの熱による依存性を小さくすることができ、特性
の安定化をはかることができたことによる。また、同時
にこのクラッド層内に活性層との距離が500〜500
0Åの位置に、その厚さが数百Åの、活性層に比してエ
ネルギーバンドギャップ大なる光のしみ出し層を設けた
ことによって、活性層からの光のしみ出しを発生させ活
性層における光強度分布をそのピーク値を下げ且つその
分布を広げる作用を確実に生じさせることができてCO
Dが生じにくくなったこと、更に、光のしみ出し層と活
性層との距離が500〜5000Åの位置に配置し、そ
の厚さが数百Åとしたことによって上述した光のしみ出
し層において発生光の共振を回避できて光の発振部とキ
ャリアの結合部との分離が生じて活性層における発光を
減少させ、自励発振を阻害する不都合が回避されること
によって、信頼性、安定性、再現性ににすぐれた高光出
力の半導体レーザを構成できたと考えられるものであ
る。
性、再現性ににすぐれた高光出力の半導体レーザを構成
できた。これは、前述したように、活性層に接してエネ
ルギーバンドギャップ差ΔEgが0.35〜0.45e
Vのクラッド層が設けられたことによって、活性層に対
するキャリアの閉じ込めを確実に行うことができ、熱的
なキャリアのしみ出しを効果的に抑制でき、しきい値電
流Ithの熱による依存性を小さくすることができ、特性
の安定化をはかることができたことによる。また、同時
にこのクラッド層内に活性層との距離が500〜500
0Åの位置に、その厚さが数百Åの、活性層に比してエ
ネルギーバンドギャップ大なる光のしみ出し層を設けた
ことによって、活性層からの光のしみ出しを発生させ活
性層における光強度分布をそのピーク値を下げ且つその
分布を広げる作用を確実に生じさせることができてCO
Dが生じにくくなったこと、更に、光のしみ出し層と活
性層との距離が500〜5000Åの位置に配置し、そ
の厚さが数百Åとしたことによって上述した光のしみ出
し層において発生光の共振を回避できて光の発振部とキ
ャリアの結合部との分離が生じて活性層における発光を
減少させ、自励発振を阻害する不都合が回避されること
によって、信頼性、安定性、再現性ににすぐれた高光出
力の半導体レーザを構成できたと考えられるものであ
る。
【0028】また、活性層と光のしみ出し層との間隔、
すなわち活性層と光のしみ出し層との間のクラッド層の
厚さは500Å〜5000Åとし、光のしみ出し層の厚
さは、数百Åとすることによって、それぞれすぐれた結
晶性を有する半導体層として安定して得ることのできる
厚さとされていることによって、信頼性、安定性、再現
性ににすぐれた高光出力の半導体レーザを構成できるの
である。
すなわち活性層と光のしみ出し層との間のクラッド層の
厚さは500Å〜5000Åとし、光のしみ出し層の厚
さは、数百Åとすることによって、それぞれすぐれた結
晶性を有する半導体層として安定して得ることのできる
厚さとされていることによって、信頼性、安定性、再現
性ににすぐれた高光出力の半導体レーザを構成できるの
である。
【図1】本発明による半導体レーザーの一例の略線的断
面図である。
面図である。
【図2】本発明による半導体レーザーの説明に供するエ
ネルギーバンドギャップの模式図である。
ネルギーバンドギャップの模式図である。
【図3】本発明による半導体レーザーの説明に供する光
強度分布曲線図である。
強度分布曲線図である。
【図4】従来の半導体レーザーの略線的断面図である。
【図5】従来の半導体レーザーの説明に供するエネルギ
ーバンドギャップの模式図である。
ーバンドギャップの模式図である。
【図6】従来の半導体レーザーの説明に供するエネルギ
ーバンドギャップの模式図である。
ーバンドギャップの模式図である。
【図7】従来の半導体レーザーの説明に供するエネルギ
ーバンドギャップの模式図である。
ーバンドギャップの模式図である。
1 基板 2 第1クラッド 4 第2クラッド 3 活性層 21 第1の光のしみ出し層 22 第2の光のしみ出し層 5 キャップ層 7,8 電極
Claims (1)
- 【請求項1】 第1のクラッド層と、活性層と、第2の
クラッド層とが順次設けられ、 上記活性層と上記第1および第2のクラッド層とのエネ
ルギーバンドギャップの差ΔEgが0.35≦ΔEg≦
0.45(eV)に選定され、 上記第1および第2のクラッド層の少なくともいずれか
一方に、光のしみ出し層が設けられて、該光のしみ出し
層のエネルギーバンドギャップは、上記活性層のエネル
ギーバンドギャップに比し大に設定され、 上記光のしみ出し層と上記活性層との間隔は、500Å
〜5000Åに選定され、 上記光しみ出し層の厚さが数百Åとされたことを特徴と
する半導体レーザ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7186986A JP2823187B2 (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 半導体レーザ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7186986A JP2823187B2 (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 半導体レーザ |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59281590A Division JPH0680859B2 (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 半導体レーザー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0846301A true JPH0846301A (ja) | 1996-02-16 |
| JP2823187B2 JP2823187B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=16198205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7186986A Expired - Lifetime JP2823187B2 (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 半導体レーザ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2823187B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57154883A (en) * | 1981-03-20 | 1982-09-24 | Toshiba Corp | Semiconductor laser device |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP7186986A patent/JP2823187B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57154883A (en) * | 1981-03-20 | 1982-09-24 | Toshiba Corp | Semiconductor laser device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2823187B2 (ja) | 1998-11-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |