JPH0846565A - 簡易型携帯電話装置における移動局同期制御方式 - Google Patents

簡易型携帯電話装置における移動局同期制御方式

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Publication number
JPH0846565A
JPH0846565A JP6177828A JP17782894A JPH0846565A JP H0846565 A JPH0846565 A JP H0846565A JP 6177828 A JP6177828 A JP 6177828A JP 17782894 A JP17782894 A JP 17782894A JP H0846565 A JPH0846565 A JP H0846565A
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JP
Japan
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clock
synchronization
phase difference
signal
counter
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Application number
JP6177828A
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English (en)
Inventor
Eiji Fujita
栄治 藤田
Jun Otsuka
潤 大塚
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は基地局から送信されるスロット内の同
期用ワードを検出して従属同期を行う簡易型携帯電話装
置の移動局同期制御方式に関し,追従同期の実行時に音
声系,無線系に対する動作に影響を与えないで同期をと
って保持することを目的とする。 【構成】受信データから同期用ワードを検出する同期用
ワード検出部と移動局内のマスタクロックをカウントし
てスロット内のタイミング位置情報を発生するスロット
カウンタ及びマスタクロックの周波数のn倍のクロック
を発生する発振器の出力を入力してマスタクロックを発
生するディジタルPLL制御部を備える。同期用ワード
検出時にスロットカウンタの値と同期用ワードが有るべ
き予想位置との差を位相検出部で検出し,ディジタルP
LL制御部は位相検出部からの位相差と方向を表す信号
に基づいて,n倍のクロックの入力を制御してn分周し
たマスタクロックを発生して位相差を順次解消するよう
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は簡易型携帯電話装置にお
ける移動局同期制御方式に関する。近年,移動通信の普
及が急速に進められ,自動車電話,移動電話,ページャ
等が一般に利用され,さらに簡易型携帯電話システムは
PHS(Personal Handy phone System)と呼ばれ,国内
の標準的なエアインタフェースが定められ実用化に向け
て準備されている。その簡易型携帯電話システムでは,
ディジタル式のTDMA(Time Division Multiple Acc
ess:時分割多元アクセス)により,基地局と移動局の間
で制御情報及び通話情報を相互に転送するための各種の
制御チャネル及び通話チャネルが送受信される。このよ
うなディジタルの制御チャネル及び通話チャネルの信号
により通信を行う移動局は,基地局の信号に対して正確
に同期を維持することが求められている。
【0002】
【従来の技術】図7は従来例の説明図である。図7の
A.に示すように簡易型携帯電話装置では,基地局CS
と移動局PSとが通信を行う場合,図7のB.に示すよ
うに4チャネル多重TDMA/TDD(Time Division
Duplex) 方式が採用され,この方式ではT1〜T4の4
つのスロットで基地局CSから送信して個別の移動局P
Sで受信を行い,R1〜R4の4つのスロットで個別の
移動局から基地局へ送信を行い,8つのタイムスロット
で1フレームを構成し,1フレームは5msである。こ
の各タイムスロットの信号は625μsのバースト信号
として送信され,各スロットの符号長は,240ビット
であり,変調信号速度は240ビット×625μs=3
84KHzとなる。
【0003】スロットには,発・着時の各種の制御信号
を送受するための制御チャネル(制御キャリア)と通話
に必要な情報や音声(またはデータ)情報を送受するた
めの通話チャネル(通話キャリア)とがあり,移動局か
ら基地局CSへ送信する下りと移動局から基地局へ送信
する上りの2つの方向の信号があり,移動局PSは基地
局CSから送られるスロットを受信して追従同期を行う
必要がある。
【0004】図7のC.に基地局CSから移動局PSへ
送信されるスロットの構成例を示し,この例は音声やデ
ータを伝送する通信用スロットであり,先端にR(ラン
プタイム)が4ビット,SS(スタートシンボル)とP
R(プリアンブル)を合わせて8ビットが配置され,そ
の後にフレーム同期用のビットパターンで構成するUW
(Unique Word:ユニークワード)が16ビット(制御チ
ャネルの場合は32ビット)設定され,次にチャネルの
種別を識別するためのCI(Channel Identifire: チャ
ネル識別符号)を表す4ビット設定され,その後にSA
(SACCH:Slow Associated Control Channel)を表
す16ビット,次に音声データ(160ビット)が設定
され,最後にCRC(誤り検出ビット)が16ビット,
その後にG(ガードビット)が16ビットで,合計24
0ビットである。なお, 制御チャネルは信号の内容は異
なるが同じく240ビットで構成される。
【0005】従来の移動局における同期制御の方法を説
明すると,移動局には,図7のE.に示すように各スロ
ットに対し384KHzのクロックをカウントする8ビ
ットのカウンタが設けられ,チャネルを構成する各ビッ
トの信号に同期して10H(Hは16進表示,10進の
16)からFFH(10進の255)まで,すなわち1
0進の240±α(通常は240ビットを計数しUWの
検出の可否とその位置により前後の数に変わる)をカウ
ントし,カウント値に応じてチャネル内の各データの処
理を行う。
【0006】図7のD.に示すように,基地局CSから
送出されたUW(同期用パターン)を含む信号(この例
ではT1スロット)を移動局で受信すると,図7のF.
に示すような受信データから特定のパターンを持つUW
を検出し,その検出出力により図7のE.に示すよう
に,予めチャネルに応じてUW(同期用パターン)が有
るべきカウント値A(予想位置の値)が分かっているの
でこの値Aをカウンタに強制的にロードして,検出位置
を予想位置に置き換えていた。また,インターバル間隔
等受信が停止されている期間では同期動作を行わないた
め,その間の同期状態の保持は基地局,移動局間のそれ
ぞれが持つ発振器の周波数精度に依存していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の同期制
御の方法によれば,次のような問題があった。 簡易型携帯電話装置では音声系についてPCM符号化
及びADPCM(適応型PCM)により速度変換をする
必要があり,その際に384KHzのクロックから生成
される64KHzや8KHzのクロックが使用される。
しかし,上記のようにカウンタに対しUW検出により予
想位置をロードすると,カウンタの値が急激に変化して
不連続な値になってしまい384KHzのクロックから
生成される64KHz,及び8KHzの各クロックと前
記カウンタ出力との位相関係までも不連続となる。とこ
ろが,このような不連続が発生すると速度変換の際にエ
ラーを生じるという問題がある。
【0008】また,無線系においては,例えば4相位
相変調により2ビット分のデータを4つの位相(0度,
90度,180度,270度)に対応づけて送受する場
合,受信側で復調した位相を保持してその位相を基準に
して次のデータを引き込んで復調を行うが,前回のフレ
ームと後のフレームの間でカウンタ値が異なると復調が
できなくなり,位相関係が180度変換してシンボルク
ロックが前フレームに対し半シンボルずれて移動局から
送信する可能性があり,これにより基地局での受信精度
が悪化するという問題がある。
【0009】さらに,インターバル間での受信停止時
には同期動作が行われないため,連続して数フレームに
わたってUWの検出が不可になり,その場合は同期自体
が外れてしまいUWの検出自体が不可能になるという問
題があった。
【0010】本発明はUW検出を行って追従同期を行っ
た場合でも,音声系,無線系に対する動作に影響を与え
ないで同期をとり,通信を停止したインターバル間でも
同期保持を行うことができる移動局同期制御方式を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。図1において,1は同期用ワード(UW)検
出部,2は移動局において受信制御を行うカウント値を
発生するスロットカウンタ,3は位相検出部,4は同期
用ワードが有るべき位置(カウント値)が発生する予想
位置設定手段,5は位相制御されたマスタクロックを発
生するDPLL制御部(ディジタルPLL),6はマス
タクロックのn倍の速度のクロックを発生する発振器,
7は受信信号がオフの期間に過去の検出位相差の平均値
を求めてDPLLの制御を行う精度判定部,8は音声系
(PCM,ADPCM等の回路)へ供給される64KH
zや8KHzのクロックを発生する分周器である。
【0012】本発明は同期用ワードの検出時におけるス
ロットカウンタのカウント値と予想位置との位相差を求
めて,その位相差に応じてスロットカウンタを発生する
DPLLのクロック入力を制御して追従同期を行うと共
にインターバル間での同期保持を行うものである。
【0013】
【作用】図1のスロットカウンタ2は移動局内部のDP
LL制御部5で発生するマスタクロック(基地局からの
受信データクロックと同じ周波数)をカウントしてその
カウント値はタイミング情報として使用される。受信デ
ータが同期用ワード検出部1へ入力すると受信クロック
(CLK)に同期して同期用ワードの検出動作が行われ
る。同期用ワードが検出されると,その検出出力により
位相検出部3が駆動される。位相検出部3はその時点に
おけるスロットカウンタ2のカウント値と予想位置設定
手段4に設定された予想位置との差を検出して,位相差
を表す出力を発生して,一方でDPLL制御部5へ供給
され,他方で精度判定部7へ供給される。
【0014】DPLL制御部5は,発振器6から発生す
るマスタクロックの周波数のn倍の周波数の高速クロッ
クを入力して,位相検出部3から供給された位相差の方
向及び差の値に応じて高速クロックの入力をオフまたは
オンとする制御を行うことにより受信クロックの1つの
周期で1/nの位相差の補正を行い,位相差の数に対応
した複数回の補正動作をして,予想位置設定手段4の予
想位置とスロットカウンタ2のカウント値を一致させ
て,最終的に位相差が0になるようマスタクロックを制
御する。分周器8はDPLL制御部5から発生するマス
タクロックを分周して64KHzや8KHzの音声系で
使用するクロックを発生する。
【0015】また,精度判定部7は,受信動作を行って
いる間の位相検出部3から発生する位相差を受け取っ
て,一定周期における位相差の平均値を算出して保持し
ている。受信インターバル間の受信停止時には位相検出
部3は,算出した位相差の平均値をDPLL制御部5に
出力して,その平均位相差を用いてDPLL制御部5を
制御して,受信インターバル期間中にも追従同期を行
う。
【0016】
【実施例】図2は実施例の構成図である。図2において
1〜7は上記図1に示す同じ符号の各部に対応し,1は
同期用ワードであるユニークワード(UW)を検出する
UW検出部,2は384KHzのマスタクロックをカウ
ントしてタイミング情報を発生するスロットカウンタ,
3は位相検出部,4はスロット内でUWが検出されるこ
とが予想される予想位置が設定されるレジスタ,5はD
(ディジタル)PLL制御部,6はマスタクロック(3
84KHz)の50倍の周波数(19.2MHz)のク
ロックを発生する発振器,7は精度判定部,8a,8b
はラッチ部,9はシフタである。
【0017】この実施例では,受信データは基地局から
384bpsのビット速度でデータが送られてくるもの
とし,UWは16ビットの決められたビットパターンを
持つものとし,UW検出部1のレジスタ1bに設定され
ている。
【0018】受信データがUW検出部1へ入力される
と,シリアルデータが16段で構成するフリップフロッ
プ(FF)1aにより直並列変換されて比較器(COM
P)1cへ入力される。比較器(COMP)1cは,ア
パーチャ入力としてUWを含むことが予想される一定時
間幅のウィンドウ信号が供給されると駆動されてレジス
タ1bの16ビットのUWと比較される。比較一致が得
られると,一致出力によりラッチ部8aを駆動しスロッ
トカウンタ2のその時のカウント値をラッチさせると共
に,ラッチ部8bを駆動してDPLL制御部5内のDP
LLカウンタ5d(25分周)のその時のカウント値を
ラッチさせる。
【0019】位相検出部3はラッチ部8aにラッチされ
たスロットカウンタ2の値とレジスタ4に設定されたU
Wの予想位置を比較器(COMPで表示)3aで比較し
て,受信データに含まれたUWの検出位置が予想位置さ
れた位置より前(正)か後(負)かまたは一致(=)で
あるか判定し,その判定結果は受信データオン時の方向
信号(DIRで表示)として出力される。また,演算器
3bでは,ラッチ8aとレジスタ4の差(A−B)を求
め,UW検出時のスロットカウンタの値と予想位置との
差(384KHzのクロック数に相当)を算出する。こ
の演算器3bで算出した位相差は,次に演算器3cにお
いて50倍される。これにより,384KHzのクロッ
ク数の差が,19.2MHzのクロック数の差に変換さ
れる。この演算器3cで求めた値は,演算器3dに供給
されラッチ部8bにラッチされたDPLLカウンタ5d
の値と加算(または減算)される。
【0020】演算器3dは,比較器3aからの方向信号
(DIR)により動作が制御され,正の場合(UW検出
位置が予想位置より前の場合)は,演算器3cの値にラ
ッチ部8bの値(DPLLカウンタの値)を加算した結
果を位相差(受信データオン時)とし,負の場合(UW
検出位置が予想位置より後の場合)は,演算器3cの値
にラッチ部8bの値を減算した結果を位相差として出力
する。
【0021】位相検出部3からの方向信号(DIR)を
Aとし,位相差信号をBとしてDPLL制御部5のセレ
クタ5fと5hへ入力される。受信データがオンの場
合,セレクタ5fと5hはそれぞれ信号Aと信号Bを選
択し,信号Aの方向信号は制御部5gへ供給され,信号
Bの位相差はカウンタ5iへ入力される。カウンタ5i
は最大1920までカウントを行うことができ,この場
合,信号Bの値が設定されると,その値をカウントし
て,その間制御部5gに出力を発生する。制御部5gは
セレクタ5fからの方向信号と,カウンタ5iのカウン
ト出力を受けて,DPLLカウンタ5dへ供給するクロ
ックを増減する制御を行う。
【0022】発振器6は19.2MHzのクロック信号
を発生し,分周器5aにおいて,1/2に分周し,この
場合は互いに位相が異なる2つの9.6MHzのクロッ
ク信号が発生する。但し,2つの9.6MHzの各クロ
ック信号は19.2MHzのクロックと同じ時間幅のパ
ルスを持ち,それぞれセレクタ5bに供給される。セレ
クタ5bは制御部5gにより制御され,一方の位相から
他方の位相へ切替えると,切替えた時に9.6MHzの
1周期の間に2つのクロックが連続して発生して通常よ
り1個多い信号が出力され,この出力を受け取る25分
周を行うDPLLカウンタ5dのカウンタ動作を通常よ
り早く動作させて,位相を進めることができる。
【0023】この動作は発振器6からの19.2MHz
のクロック信号を通常は50分周して384KHzのマ
スタクロックを1個発生するのに対し,49分周で1個
のマスタクロックを発生するのと同じであり,この動作
を一定周期で位相差に対応した回数繰り返すことにより
予想位置が受信データより遅れた位相を進めることがで
きる。
【0024】また,マスク5cは制御部5gにより駆動
されると1個のクロックを消去し,駆動されないと入力
したクロックをそのまま通過させる。マスク5cにより
クロックを消去すると,DPLLカウンタ5dのカウン
ト動作が遅れて,マスタクロック(384KHz)の周
期が長くなり位相を遅らせることができる。この動作
は,発振器6からの19.2MHzを通常は50分周し
て384KHzのマスタクロックを1個発生するのに対
し,51分周で1個のマスタクロックを発生するのと同
じであり,この動作を一定周期で位相差に対応した回数
繰り返すことにより予想位置が受信データより進んだ位
相を遅らせることができる。
【0025】このようにDPLLカウンタ5dは,9.
6MHzのクロックを1/25に分周することにより3
84KHzのクロック信号を発生するが,その384K
Hzのクロックの長さはカウンタ5iからの位相差を表
す信号とセレクタ5fの方向信号に応じて加減された
9.6MHzのクロック信号の個数に基づいて発生す
る。DPLLカウンタ5dの出力はDEC(デコーダ)
5eへ入力され,ここでデューティ比50のクロック信
号の波形に変換される。具体的には,DPLLカウンタ
5dは8ビットでカウントし,上位桁の4ビットと下位
桁の4ビットの数値をそれぞれ16進(Hで表す)で表
示すると00〜18H(10進表示で16+8=24)
の25の状態を表し,この状態が00〜0CH(0〜1
2)の時“H”の出力を発生し1CH〜18Hの間は
“L”の出力を発生するようデコードを行う。
【0026】この受信データを受け取っている期間に一
定数のフレーム(5ms周期)毎に発生する演算器3d
から出力される位相差と比較器3aから発生する方向信
号が,精度判定部7の精度判定マスク7aに記憶され
る。この場合,レジスタ7cに予め何フレーム分を記憶
させるかを指定する数値が設定され,カウンタ7bはレ
ジスタ7cに設定された個数だけフレームを表す信号
(図示しない)をカウントする。カウンタ7bがレジス
タ7cの数に達すると,精度判定マスク7aは,記憶し
た複数の位相差の値を方向信号(正,負)を含めて平均
化する演算を行う。受信を行っている時は,常に平均化
の演算を繰り返し実行し,精度判定マスク7aから最新
の平均化した方向信号(DIR)と位相差の値がそれぞ
れセレクタ5fと5hに信号Cと信号Dとして入力され
ている。
【0027】インターバル等の受信停止期間中は,位相
検出部3が動作しないが,この状態になると,セレクタ
5fとセレクタ5hを制御する受信オン/オフ信号が,
オフを表示するため,セレクタ5fが信号Cを選択し,
セレクタ5hが信号Dを選択する。この結果,精度判定
部7から出力された平均化した方向信号(DIR)と位
相差の値によりDPLL制御部5の各回路が制御を行
う。このようにして,受信停止時にも,受信時に検出し
た一定フレーム分の位相差の平均値に基づいて同期動作
を行うことにより追従同期を維持することができる。
【0028】上記の図2の実施例の構成による位相差検
出動作の例を図3に示す。図3のに示すようにマスタ
クロック(384KHz)が出力され,このクロックの
1サイクルが受信データの1ビットの長さに相当する。
スロットカウンタ(図2の2)はマスタクロックをカウ
ントし,図3のに示すようにn,n+1・・・と順次
そのカウンタ値がアップする。そして,このスロットカ
ウンタ値は,図2のシフタ9により半クロックだけシフ
トしてラッチ部8aに供給される。このシフトは,受信
データのビット識別(UW検出時)が,クロックの立ち
下げのタイミングで行われるのに合わせるために行われ
る。
【0029】一方,図2のUW検出部1において,図3
のに示すような受信クロック(CLK)に同期して同
図のに示す時点で受信データからUWを検出(UWの
最終ビットの中央)したものとする。この時,スロット
カウンタ2の値(シフタ9の出力)はに示すように
「n+1」であり,UW検出時にラッチ部8aにラッチ
される。UW予想位置は図3のに示すように「n」で
あるため,図2の演算器3bには「n+1」と「n」が
供給され,(n+1)−nの演算が行われて「1」が得
られる。
【0030】この演算結果「1」は,次の演算器3cで
50倍(19.2MHzのクロックの個数に相当)され
て「50」が得られる。さらに,この「50」は,演算
器3dにおいて,DPLLカウンタ5dの出力と演算さ
れる。この時,25分周を行うDPLLカウンタ5dの
出力は,図3のに示すように「16H」であり,この
値が演算器3dへ入力される。この時,方向信号(DI
R)は,スロットカウンタ2の予想位置の方が受信デー
タより先行しているので正方向となり演算器3dに対し
2つの入力の加算を実行させる。
【0031】こうして演算器3dからは,位相差=50
+16×2=82が得られる。なお,16×2は,9.
6MHzのクロックの個数を19.2MHzのクロック
の個数に変換するためである。この82個が制御部5g
へ供給されてクロックを増加するように制御を行う。な
お,1度の制御で補正できる位相量は19.2MHZの
1クロック分である。
【0032】図4はDPLL制御の動作例を示す。この
例は,受信データからのUW検出位置が,スロットカウ
ンタの予想位置より大きく,上記図3の場合とは位相差
の値が異なる。
【0033】図4のに示すように,UWの予想位置が
「n」で,スロットカウンタ(図2の2)が「n+1」
の時に図4のに示すように受信データからUWが検出
されて,この時にDPLLカウンタ(図2の5d)が6
(19.2MHzのクロック相当)の場合,位相差とし
て1×50=50であるから50+6=56となり,方
向は負方向(遅らせる)となる。従って,スロットカウ
ンタのカウント値がnで受信データのUW検出位置とな
るように(位相差56を0にするため),スロットカウ
ンタへ入力する384KHz(マスタクロック)を遅く
するようDPLL制御が行われる。
【0034】この場合,図4のに示すように,DPL
L制御部5(図2)において19.2MHzのクロック
入力に換算すると,51分周で1個の384KHzのマ
スタクロックを発生する動作を56回繰り返す。この動
作の結果,スロットカウンタは受信データのUWの位置
に同期して位相差を0にすることができる。その後は,
DPLL制御部5は通常の50分周毎に1個のマスタク
ロックを発生する。
【0035】図5は他の実施例の構成図,図6は他の実
施例のタイミングチャートである。図5に示す他の実施
例では,上記図2の実施例において演算器を用いて求め
た受信時(RXオン時)における位相差を,アップダウ
ンカウンタを用いて求めるようにしたものである。
【0036】図5において,1〜7及び9は,上記図2
に示す各符号と同じ名称であり説明を省略する。また,
10は比較器(COMPで表示),11はクロック信号
としてマスタクロック(384KHz)か発信器6の出
力である19.2MHzかの一方を選択するセレクタで
ある。図5の位相検出部3の中の3eはアップ・ダウン
(U/D)カウンタ制御部,3fはアップ・ダウン(U
/D)カウンタである。また,精度判定部7の中の7d
はU/Dカウンタである。
【0037】図5の他の実施例について,図2に示す実
施例と異なる位相検出の動作を中心にして,図6を参照
しながら説明する。図5のUW検出部1において,比較
器(COMP)1cでアパーチャのウィンドウ信号が存
在する時レジスタ1bに設定されたUW(16ビット)
と,16段のフリップフロップ1aに入力された受信デ
ータを比較して,比較一致が得られると,UW検出位置
の出力が発生して,U/Dカウンタ制御部3eへ供給さ
れる。
【0038】また,マスタクロック(384KHz)を
計数するスロットカウンタ2の出力がシフタ9で半クロ
ック分だけ位相がシフトされて比較器(COMP)10
に供給され,レジスタ4に設定された予想位置と比較さ
れて,比較一致が得られると,U/Dカウンタ制御部3
eに予想位置を表す出力を発生する。
【0039】U/Dカウンタ制御部3eはUW検出位置
の出力と予想位置の検出出力の発生順序及びDPLLオ
ン信号(DPLL制御部5がオンか否かを表す信号)に
対応して,U/Dカウンタ3fに対して異なる制御を行
う。
【0040】すなわち,DPLLオンの信号がロウ(D
PLLがオフ時)の場合,図6のA.のUW検出位置<
UW予想位置(UW検出が先に発生)の場合,UW検出
位置の出力が発生するとU/Dカウンタ制御部3eは
に示すようにU/Dカウンタ3fのEN(イネーブル)
端子へ供給するEN信号を“H”とし,に示すアップ
・ダウン(U/D表示)のカウント方向の制御端子へ供
給するU/D信号を“H”(アップカウントを指示)と
する。
【0041】一方,U/Dカウンタ3fのクロック(C
L)端子には,セレクタ11の出力が供給される。この
時,セレクタ11の制御信号であるDPLLオンの信号
は“L”であるため,19.2MHzのクロックが選択
され,U/Dカウンタ3fは図6のに示すようにUW
検出位置から19.2MHzのクロックをカウントす
る。この時,U/Dカウンタ制御部3eは方向信号(D
IR)のAを発生する。この信号はRXオン時の位相差
の方向を表す。
【0042】その後,比較器10から予想位置を表す出
力が発生すると,U/Dカウンタ制御部3eは,EN信
号を“L”にする。これによりU/Dカウンタ3fはカ
ウント動作を停止する。この時,U/Dカウンタ3fに
は,UW検出位置からUW予想位置までの19.2MH
zのクロックの計数値を位相差Bとして出力する。
【0043】この後,DPLL制御部5の制御動作が開
始され,DPLLオン信号が“H”になると,U/Dカ
ウンタ制御部3eはU/Dカウンタ3fへのU/D信号
を“L”にし,EN信号を“H”にして,ダウンカウン
トの状態にする。この時,セレクタ11もDPLLオン
信号の変化に応じてマスタクロック384KHzを選択
し,選択されたクロックはU/Dカウンタ3fへ供給さ
れ,各周期で19.2MHzのクロック1個分の位相調
整を行う毎にダウンカウントを行う。
【0044】DPLL制御部5では,セレクタ5fと5
hが受信オンの制御信号によりそれぞれ,入力A(U/
Dカウンタ制御部3eからの方向信号DIRのA)と位
相差を表す入力Bを選択する。制御部5gは,方向信号
(DIR)と位相差が入力され,位相差が0でないと方
向信号に応じて,上記の図2の実施例の場合と同様にし
て方向DIRに対応する位相差が無くなるよう(UW検
出位置に予想位置が来るよう),マスタクロックの位相
を進める制御が行われる。U/Dカウンタ3fは1回の
補正(19.2KHzのクロック1個分)毎に1個ダウ
ンカウントされて,カウント値が0になると,位相の補
正動作が終了する。
【0045】次に図6のB.は,UW予想位置<UW検
出位置(UW予想位置がUW検出位置より先に発生)の
場合であり,DPLLオンの信号がロウ(DPLLがオ
フ時),UW予想位置の出力が発生すると,U/Dカウ
ンタ制御部3eはに示すようにU/Dカウンタ3fへ
供給するEN信号を“H”とし,に示すアップ・ダウ
ンのカウント方向の制御端子へ供給するU/D信号を
“H”とする。
【0046】また,U/Dカウンタ3fのクロック(C
L)端子には,上記A.の場合と同様にセレクタ11で
図6のに示す19.2MHzのクロックが選択され,
U/Dカウンタ3fはUW検出位置から19.2MHz
のクロックをカウントする。この時,U/Dカウンタ制
御部3eの方向信号A(DIR)は,上記図6のA.の
場合とは反対方向を表す極性(“L”)の信号を発生す
る。
【0047】この状態でUW予想位置の出力以後に発生
する19.2MHzのクロックをU/Dカウンタ3fで
アップカウントして,UW検出位置を表す信号が発生す
ると,U/Dカウンタ3fは信号ENが“L”になった
動作を停止し,その時のカウント値を位相差を表す信号
Bとして,U/Dカウンタ制御部3eからの方向信号
(DIR)であるAがセレクタ5h,5fを介してそれ
ぞれ制御部5gへ供給される。この後は,上記のA.の
場合と同様にU/Dカウンタ3fがダウンカウントを行
うよう切替えられ,セレクタ11からのマスタクロック
384KHzをダウンカウントし,DPLL制御部5に
おいて1個(19.2MHzのクロック)ずつ位相を遅
らせる制御が行われる。
【0048】図5の精度判定部7では,図2と同様に受
信オン時の方向信号Aと位相差を表す信号Bを複数回分
得て,その平均値を求めて位相差を表す値をU/Dカウ
ンタ7dにセットし,その出力が受信オフ時の位相差の
信号Dとして出力され,セレクタ5hへ入力する。ま
た,方向信号(DIR)として信号Cが出力され,セレ
クタ5fへ入力する。受信オフの場合,セレクタ5fは
信号Cを選択し,セレクタ5hは信号Dを選択し,制御
部5gによる補正動作を行うと,1回の補正毎にU/D
カウンタ7dは1つずつカウントダウンし,0になると
制御部5gによる補正の制御動作を終了する。
【0049】図5に示す他の実施例の場合,図2の実施
例のように複数の演算器を使用せずにカウンタを用いて
簡易な構成にすることができる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば簡易型携帯電話装置の移
動局において,音声系,無線系に影響を与えることなく
基地局に従属同期をとることが可能である。また,受信
停止時にも以前の位相により同期動作を行うことによ
り,より長時間の同期状態を保持することができ,簡易
型携帯電話装置の性能向上を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】実施例の構成図である。
【図3】実施例の構成による位相差検出動作の例を示す
図である。
【図4】DPLL制御の動作例を示す図である。
【図5】他の実施例の構成図である。
【図6】他の実施例のタイミングチャートである。
【図7】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 同期用ワード(UW)検出部 2 スロットカウンタ 3 位相検出部 4 予想位置設定手段 5 DPLL制御部 6 発振器 7 精度判定部 8 分周器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局から一定フレーム周期で移動局へ
    送信されるスロット内の同期用ワードを検出して従属同
    期を行う簡易型携帯電話装置において,受信データから
    同期用ワードを検出する同期用ワード検出部と,受信デ
    ータのクロックと同じ周波数の移動局内のマスタクロッ
    クをカウントしてスロット内のタイミング位置情報を発
    生するスロットカウンタと,前記同期用ワード検出部か
    ら検出出力が発生すると,前記スロットカウンタの値と
    予め設定された同期用ワードが有るべき予想位置との差
    を検出する位相検出部と,前記マスタクロックの周波数
    のn倍のクロックを発生する発振器の出力を入力してマ
    スタクロックを発生するディジタルPLL制御部とを備
    え,前記ディジタルPLL制御部は,前記位相検出部か
    ら入力する位相差と方向を表す信号に基づいて,前記n
    倍のクロックの入力を制御してn分周したマスタクロッ
    クを発生することにより前記位相差を順次解消すること
    を特徴とする簡易型携帯電話装置における移動局同期制
    御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において,前記位相検出部は,
    前記スロットカウンタの値と予想位置とを比較して方向
    (正,負)信号を発生する比較器と,前記2つの値の差
    を求める第1の演算器と,第1の演算器で求めた差の値
    をn倍にする第2の演算器と,前記ディジタルPLL制
    御部に設けられた受信データのクロックのn倍の周波数
    のクロックを計数するDPLLカウンタの前記同期用ワ
    ード検出時のカウント値と前記第2の演算器の出力とを
    前記比較器からの方向信号により減算または加算して位
    相差信号を発生する第3の演算器とを備え,前記比較器
    からの方向信号と第3の演算器からの位相差信号を前記
    ディジタルPLL制御部に供給して,位相差の方向及び
    数値に対応して前記n倍の周波数のクロック発生器から
    のクロック信号をオンまたはオフに切替えて,nの分周
    器へ入力し,該分周器からマスタクロックを発生するこ
    とを特徴とする簡易型携帯電話装置における移動局同期
    制御方式。
  3. 【請求項3】 請求項1において,前記位相検出部で検
    出された位相差が入力される精度判定部を備え,前記精
    度判定部は受信データがオンの状態において,一定数の
    フレームにおける位相差の平均値を算出し,受信データ
    がオフの停止状態になると前記算出した位相差の平均値
    を前記ディジタルPLL制御部に供給して制御すること
    を特徴とする簡易型携帯電話装置における移動局同期制
    御方式。
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Cited By (6)

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