JPH0846786A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0846786A
JPH0846786A JP6176990A JP17699094A JPH0846786A JP H0846786 A JPH0846786 A JP H0846786A JP 6176990 A JP6176990 A JP 6176990A JP 17699094 A JP17699094 A JP 17699094A JP H0846786 A JPH0846786 A JP H0846786A
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signal
image
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JP6176990A
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English (en)
Inventor
Akihiro Moro
明宏 茂呂
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】予め画像処理により求められた原稿の下地情報
を利用して、リアルタイムで2値化処理の閾値を変動さ
せることにより、自動的に中間濃度部分を原稿外とした
い原稿と、中間濃度部分を原稿としたい原稿を操作者の
希望通りに処理することができる画像形成装置を提供す
ることにある。 【構成】 1ライン画像データがラインメモリ36及び
下地濃度決定部37に供給されると、ラインメモリ36
に記憶されている間において下地濃度決定部37で下地
濃度が決定され、この下地濃度がアドレスとしてRAM
38に与えられると、下地濃度に応じた2値化閾値が2
値化処理部31に与えられる。この2値化処理部31に
ラインメモリ36から画像データが与えられると、その
画像データは、2値化されて原稿検知処理部32に与え
られる。この検知部32で原稿の枠が検知され、その検
知出力が補正されると、その補正された検知信号で画像
データから枠が原稿外消去処理部34で消去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像形成装置に係
り、特に例えば、デジタル複写機であって、厚物原稿を
複写する際に、原稿外部分を空白として複写するデジタ
ル複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機として、デジタル技術を利
用したデジタル複写機が開発され、実用化されてきてい
る。即ち、原稿からの画像をCCD(電荷結合デバイ
ス)形のラインセンサで読取り、このラインセンサから
の信号を量子化して処理するディジタル複写機が開発さ
れている。
【0003】このようなデジタル複写機では、本などの
厚物原稿を複写する場合に、原稿押さえ用のプラテンカ
バーを途中までしか閉めることができないため、原稿台
から原稿外部分が浮いてしまい、複写時に原稿外が黒色
になってしまう。例えば、厚物原稿『AAA』、『BB
B』、『CCC』及び塵などの微小領域が原稿台にあっ
た場合には、厚物原稿『AAA』、『BBB』、『CC
C』及び塵等の微小領域以外の場所は黒色で複写され
る。
【0004】そこで、厚物原稿を複写する場合に、厚物
原稿以外の領域は、白く補正する複写機も開発されてい
る。このような補正機能は、例えば、特開平1-150546号
及び特開平3−17787号公報に記載された枠内領域
検出装置として開示されている。また、主走査方向に複
数の厚物原稿『AAA』と『BBB』がある場合には、
厚物原稿『AAA』と厚物原稿『BBB』との主走査方
向の間、及び微小領域と厚物原稿『CCC』との主走査
方向の間がいずれも原稿外と判断されず、黒色の画面に
形成されてしまうという問題があるが、このような問題
に対して、主走査方向に複数の厚物原稿があった場合で
も、隣接する厚物原稿間を黒く複写することがなく、し
かも微小領域と隣接する厚物原稿との間も黒く複写する
ことがない画像形成装置が特願平5ー65256号に提
案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの補正機能を有
する複写機では、原稿外を消去する処理として2値化処
理を採用し、この2値化処理では、ページ単位で固定閾
値を定め、画像信号をこの固定閾値で2値化して原稿外
を判別している。このような2値化処理では、厚い本な
どを開いた状態で本を複写する場合、原稿外と原稿との
間に中間濃度部分が生じてしまう。従って、この原稿の
原稿外としては、この中間濃度部分を原稿外として処理
可能なように2値化閾値を設定することが望ましいとさ
れている。しかし、新聞等の下地が濃い濃度の原稿の場
合は、前記のような厚い本等の複写での2値化閾値で
は、原稿下地の部分まで原稿外と処理してしまう問題が
ある。このように中間濃度部分を原稿外としたい原稿
と、中間濃度部分を原稿としたい原稿のいずれをも2値
化処理できるような2値化閾値を決定することは困難で
あるとされている。
【0006】本発明は、上述した問題に鑑みなされたも
のであって、予め画像処理により求められた原稿の下地
情報を利用して、リアルタイムで2値化処理の閾値を変
動させることにより、自動的に中間濃度部分を原稿外と
したい原稿と、中間濃度部分を原稿としたい原稿を操作
者の希望通りに処理することができる画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、原稿
領域及び原稿外領域を有する画像を画像信号に変換する
変換手段と、この画像信号から原稿領域及び原稿外領域
外の下地に相当する下地濃度を決定して下地濃度信号を
発生する下地濃度決定手段と、この下地濃度に応じて基
準信号を発生する基準信号発生手段と、基準値化と画像
信号とを比較して2値化信号を生成する2値化生成手段
と、この2値化信号の分布を演算して原稿外領域を検出
して原稿外検出信号を発生する原稿外検出手段と、原稿
外検知信号を参照して画像信号から原稿外に相当する原
稿外信号成分を消去する原稿外消去手段と、原稿外信号
成分が除去された画像信号に基づいて画像を形成する画
像形成手段と、を具備することを特徴とする画像形成装
置が提供される。
【0008】また、この発明によれば、原稿領域及び原
稿外領域を有する画像を1ライン毎に変換して1ライン
画像信号を発生する変換手段と、この1ライン画像信号
から原稿領域及び原稿外領域外の下地に相当する下地濃
度を決定して1ライン画像信号に応じた下地濃度信号を
発生する下地濃度決定手段と、この下地濃度に応じて基
準信号を発生する基準信号発生手段と、基準値化と画像
信号とを比較して2値化信号を生成する2値化生成手段
と、この2値化信号の分布を演算して1ライン画像の原
稿外領域を検出して原稿外検出信号を発生する原稿外検
出手段と、原稿外検知信号を参照して1ライン画像信号
から原稿外に相当する原稿外信号成分を消去する原稿外
消去手段と、原稿外信号成分が除去された1ライン画像
信号に基づいて画像を形成する画像形成手段と、を具備
することを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0009】更に、この発明によれば、原稿領域及び原
稿外領域を有する画像を画像信号に変換する変換手段
と、この画像信号から原稿領域及び原稿外領域外の下地
に相当する下地濃度を決定して下地濃度信号を発生する
下地濃度決定手段と、この下地濃度に応じて基準信号を
発生する基準信号発生手段と、基準値化と画像信号とを
比較して2値化信号を生成する2値化生成手段と、この
2値化信号の分布を演算して原稿外領域を検出して原稿
外検出信号を発生する原稿外検出手段と、2値化信号の
一方のレベルが所定数を越えて連続して発生されるかを
監視し、所定数を越えない場合には、2値化信号を補正
する補正信号を発生する補正手段と、原稿外検知信号を
参照して画像信号から原稿外に相当する原稿外信号成分
を消去するとともに補正信号に応答して画像信号を補正
する原稿外消去手段と、原稿外信号成分が除去された画
像信号に基づいて画像を形成する画像形成手段と、を具
備することを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0010】
【作用】この発明の画像形成装置においては、下地情報
に応じて2値化の為の基準値、即ち、閾値が定められ、
この基準値を用いて原稿外の領域か否かが判断される。
しかも、画像の1ライン毎に基準値が定められることか
ら、1ライン画像毎に原稿外の領域か否かが判断され
る。従って、自動的に中間濃度部分を原稿外としたい原
稿であっても、また、中間濃度部分を原稿としたい原稿
にあってもを確実に枠外処理を施すことができる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して、本発明の一実施例に係
わる画像形成装置について説明する。図1は画像形成装
置としてのデジタル複写機の概略構成を示す図、図2は
操作パネル部の平面図、図3は、画像処理部の枠内領域
検出回路を示すブロック図である。
【0012】図1において、符号11は、デジタル複写
機を統括的に制御する主制御部を示している。この主制
御部11は、CPU、制御プログラム及び後述する原稿
外消去モ−ドのパラメ−タ等が記憶されているROM及
び各種デ−タを記憶するRAM等を備えている。
【0013】主制御部11には、画像を処理する画像処
理部12及び図2に示すような各種処理を入力する操作
パネル部13が接続されている。画像処理部12は、後
に詳細に説明する図3に示す回路を備え、後述するスキ
ャナ処理部から送られる画像デ−タを処理した後、画像
デ−タを圧縮/伸長している。
【0014】操作パネル部13は、図2に示すように数
字を入力するテンキ−入力部21、処理のメッセイジが
表示されるメッセ−ジ表示部22、印刷開始等の指示を
与える為の印刷キ−23、原稿外を消去する指示を与え
る原稿外消去モ−ドスイッチ24及び原稿の下地濃度に
よらずマニュアルで原稿外としたい濃度値を設定するた
めの閾値設定スイッチ25を備えている。
【0015】主制御部11には、通信ライン11aを介
して副制御部14が接続される。この副制御部14は、
CCDで光電変換された画像信号の処理を統括して制御
しているもので、CPU、スキャナ処理を制御する制御
プログラムが記憶されているROM、スキャンした画像
デ−タ等を記憶するRAM等により構成される。
【0016】さらに、主制御部11には、通信ライン1
1bを介して副制御部15が接続されている。この副制
御部15は、例えば、レ−ザビームによる印字出力の処
理を統括して制御しているもので、CPU、制御プログ
ラムが記憶されているROM、印字デ−タを記憶するR
AM等から構成されている。
【0017】ところで、前述した副制御部14には、原
稿を光学的にスキャンしてスキャンした原稿上の画像に
対応する画像信号を発生させるスキャナ処理部16及び
光学的に原稿をスキャンする機構を駆動するスキャナ駆
動部17が接続されている。このスキャナ処理部16
は、原稿で反射された反射光をCCDにより光電変換
し、アナログの画像デ−タを8ビットの画像デ−タにA
/D変換した後、ラインメモリに1ライン分の画像デ−
タとして記憶させる処理を実行している。スキャナ駆動
部17は、光源をスキャンする処理を行う。そして、ス
キャナ処理部16は、1ライン分の画像デ−タを前述し
た画像処理部12に出力する。
【0018】又、前述した副制御部15には、プリント
処理部18及びプリント駆動部19が接続されている。
このプリント処理部18は、レ−ザビームによって画像
を印字して出力する処理を実行している。プリント駆動
部19は、印字出力処理に伴う各種駆動源を駆動する処
理を行う。
【0019】次に、図3を参照して画像処理回路の枠内
領域検出回路の構成について説明する。前述したスキャ
ナ処理部16内で出力される画像デ−タ(8ビット)
は、スキャナ処理部16内のバッファとしてのラインメ
モリ36及び原稿の下地濃度を画像データから決定する
下地濃度決定部37に入力される。下地濃度決定部37
で下地濃度が決定されると、その結果がアドレスとして
RAM38に与えられ、このRAM38から下地濃度に
応じて選定された閾値Th(例えば“E0”)が2値化
処理部31に入力される。ここで、この下地濃度決定部
37及びRAM38は、主制御部11内のCPU40で
制御される。この2値化処理部31は、ラインメモリ3
6から入力される8ビットの画像デ−タと8ビットの閾
値Th(例えば“E0”)とを比較し、画像デ−タ≧閾
値Thであれば2値化出力“0”、画像デ−タ<閾値T
hであれば2値化出力“1”を出力する。
【0020】2値化処理部31から出力される2値信号
は、枠及びネストレベル原稿検知処理部32に出力され
る。この枠及びネストレベル原稿検知処理部32は、特
開平1ー150546号及び特開平3−17787号公
報に記載された枠内領域検出装置の原理に基づいて、2
値信号で表される原稿の枠と、ネストレベルとを求め
る。そして、求めた原稿の枠及びネストレベルの原稿検
知出力の2値信号を、検知補正処理部33に出力する。
【0021】この枠内領域検出回路の原理を、図5から
図10を参照して以下に説明する。図5は、本発明の実
施例のCCDにより読み取られた多値画像デ−タの2値
化処理の結果を枠内領域に書き示す図、図6 は、上記2
値化データを一定条件で行なうレベル判定処理の方法を
説明する図、図7、図8は、枠内領域について、上記の
レベル判定処理をした結果を示す図、図9は、本発明の
実施例の動作を説明するための画像デ−タを示す図及び
図10は、下地濃度情報から2値化閾値に変換する為の
RAMに格納される変換テーブルを示すグラフである。
【0022】CCDにより光電変換された原稿範囲の画
像データは、2値化処理部31において2値化される。
2値化処理は、画像データと2値化の為の閾値値を比較
して、次のようなに判定して、1ビットの結果を出力す
る。
【0023】 (1)2値化閾値(th) > 画像データ 2値化出力=1 (2)2値化閾値(th) ≦ 画像データ 2値化出力=0 ここで、2値化閾値は、自動調整モードの際には、リア
ルタイムで下地濃度に応じて決定され、マニュアルモー
ド際には、図2に示す操作パネル13から閾値を入力す
ることによって任意に設定することができる。即ち、自
動調整モードでは、下地濃度情報がアドレスとしてRA
M38に供給され、下地濃度に応じて予め定められた0
からFFまでの所定の閾値がリアルタイムでRAM38か
ら2値化処理部31に与えられる。また、マニアルモー
ドでは、図2に示す操作パネル13の閾値設定スイッチ
25を押すと、メッセ−ジ表示部2には、原稿外を望む
下地濃度の問い合わせがあり、テンキー21から設定濃
度を入力すると、CPU40から設定された濃度データ
がアドレスとしてRAM38に供給され、0 からFFまで
の任意の閾値がRAM38から2値化処理部31に与え
られる。
【0024】一般に、画像処理として下地濃度情報を出
力する処理としてレンジ補正処理があり、このレンジ補
正処理が下地濃度決定部37で実行される。このレンジ
補正処理は、ライン毎に基準値算出処理を行い白基準と
黒基準を求め、スキャナ部より入力される画像濃度デー
タをこの各基準によりレンジ補正計算を行っている。自
動調整モードでは、このレンジ補正処理で求められる白
基準を下地濃度情報として8ビットの信号でRAM38
に出力される。この下地濃度情報は、ライン単位で変化
する濃度データとして出力される。この入力される下地
濃度情報の変化に応じてRAM38では、アクセスされ
る2値化の閾値が変化される。この2値化閾値の変化
は、図10に示されるようなグラフで表わされ、これが
変換テーブルとしてRAM38に格納されている。通
常、この変換テーブルは、イニシャルデータとして下地
濃度が低い場合には、2値化閾値を低く設定出力し、下
地濃度データが高い場合には、2値化閾値を高く設定出
力する。さらに、この変換テーブルは、傾き等を変更で
きる。例えば、y = ax + b の式により計算させて変更
する。ここで、ここで、傾きa 、b を設定変更して計算
がなされる。
【0025】尚、自動調整モードの際には、一般的な原
稿外の下地濃度設定値が表示されるようにしてもよい。
上述した2値化処理部31における処理により、図5で
示されるようにライン毎の下地濃度に応じた2値化デー
タが得られる。この図5において、原稿台42に配置さ
れた厚物原稿A,B,Cは、それぞれ不規則な形をして
おり、それぞれ、画像濃度の高い中央の印刷面部分5
2、54、56と、それをとりまく余白部分51、5
3、55とに、2値化データにより区別できる。
【0026】この処理は、図9において、FFや、59
等で表される画像データ(一列目)が、閾値により2値
化(2列目)されることが示されている。この2値化さ
れた2値化信号から原稿検知処理部32で原稿が検知さ
れる。この原稿検知処理は、前記したようにすでに出願
している枠内領域検出装置の特許明細書に記載されたレ
ベル判定の原理を利用するものである。
【0027】この枠内領域レベル判定の処理例と原理を
図6を参照して説明する。この判定処理は、原稿A〜C
の枠部分51、53、55(原稿面のうち、印刷面の無
いところ)を検出することで、印刷面52、54、56
と、原稿台42のうちの原稿A〜Cが存在しない”地”
の部分とを区別するために実施される。図6に示すよう
な2値化データの分布を処理するに当たり、画面の上方
から、この処理を進めるとして、この処理は4つのパタ
ーンに分けられる。つまり、 (1)図6(a )で示すように現ラインのランが枠(2
値化出力が1)62で、隣接する前ラインが全て地(2
値化出力が0)61の場合;前ラインのレベルを引き継
ぐ (2)図6(b )で示すように現ラインのランが地(2
値化出力が0)61で、隣接する前ラインが全て枠(2
値化出力が1)62の場合;前ラインのレベルに1をプ
ラスする。
【0028】(3)図6(c )で示すように現ラインの
ランが枠(2値化出力が1)62で、隣接する前ライン
が地61と枠62の両方が混在する場合;前ラインの枠
のレベルの最小値を引き継ぐ。
【0029】(4)図6(d )で示すように現ラインの
ランが地(2値化出力が0)61で、隣接する前ライン
が地61と枠62の両方が混在する場合;前ラインの地
のレベルの最小値を引き継ぐ。
【0030】上記のような処理を図5のデータに施すと
こにより、図7に示すレベル判定処理後の画素レベルの
分布が得られる。更に、この枠内領域レベル判定結果
(図7)と2値化出力(図6)とにより、原稿検知処理
の出力を以下の処理で決定し、1ビットの結果(図8)
を出力する。
【0031】 (1)2値化出力=1 または、 レベル判定結果のレベルが0以外 原稿検知出力=1 (2)上記以外の場合、 原稿検知出力=0 このような処理の結果、図5においての2値化データで
は、両者とも”0”のめ区別できなかった原稿A〜Cの
印刷面52、54、56と地部分42とは、図8におい
て、”1”が原稿面、”0”が地の部分として、明確に
区別が可能になる。
【0032】なお、この原稿検知処理は、図9の三行目
の原稿検知出力によって示される。原稿検知処理32の
データは、検知補正処理部33において、微小領域のノ
イズを除去するために補正される。この処理部33にお
いては、原稿検知処理部32から出力される2値信号が
“1”の画素でスタートし、1の画素のつながりで1ず
つカウントアップし、“1”の画素から“0”の画素に
変化した画素でカウンタを0にクリアするようなカウン
タ(図9の4列目)と、補正幅(例では3)がセットさ
れるレジスタ(図9の5列目)とを用いて以下の処理を
行い、1ビットの結果を出力する。
【0033】(1)主走査方向の原稿領域の開始位置
(0の画素から1の画素への変化箇所)は、(カウンタ
値と補正幅を比較することで)カウント値から補正幅を
引いた画素までを0に置き換えることにより得られる。
【0034】(2)主走査方向の原稿領域の終了位置
(1の画素から0の画素への変化箇所)は、カウント値
から補正幅を引いた画素までを0に置き換えることによ
り得られる。
【0035】この処理の様子を、図9のカウンタ値(四
行目)と、検知補正出力(五行目)との間の処理により
示す。つまり、いま、微少な塵(図9の61)により、
原稿がないにも関わらず原稿検知出力が”1”となった
領域は、カウンタ値(四行目)は、1〜6までカウント
されるが、この検知補正処理により、補正幅=3で設定
されている場合、右から3、左から3は、それぞれ”
1”が”0”に置き換わる。これにより、検知補正出力
(五行目)においては、この塵に応じたデータは、すべ
て”0”となるため、最終的な原稿外消去出力も塵61
のデータは、”00”となり、従来のように、原稿用紙
がないにも関わらず黒く複写される現象が起こることは
ない。
【0036】ここで、補正幅は、前記したように複写開
始前に、設定したパラメータ値をCPU40より検知補
正処理部35のレジスタに設定する。原稿外消去処理部
34は、検知補正処理部33から出力される2値信号と
前述した2値化信号に入力される画像デ−タを遅延回路
(D)35を介して取り込み、(1)検知補正処理出力
=1の場合、元の画像データを出力する。
【0037】(2)検知補正処理出力=0の場合、白
(00)に置き換える。この結果は、図9の原稿外消去
出力(六行目)により示され、厚物原稿A〜Cの存在し
ない部分の出力、または、塵等の微少部分の出力が、”
00”となり、黒く複写されないことが判る。
【0038】次に、図4を参照してデジタル複写機の外
観構造について簡単に説明する。図4において、41
は、複写機本体、42は複写機本体41の上面に配設さ
れた原稿台、43は、プラテンカバ−である。このプラ
テンカバ−43の開閉は、図示しない開閉スイッチによ
り検出され、その検知信号は前述した主制御部11に出
力されている。
【0039】次に、上記のように構成された本発明の画
像形成装置の動作について説明する。まず、複写したい
厚物原稿を原稿台42上に置き、プラテンカバ−43を
完全に閉めていない状態で、印刷キ−23を押す。主制
御部11は、主操作パネル部13の開閉スイッチ(図示
しない)の検知信号を取り込み、主制御部11は、プラ
テンカバ−43が開いていることを検知し、既に設定さ
れている処理パラメータを用いて図10のフロ−チャ−
トに示す原稿外除去処理を実行させることとなる。当然
のことながら、プラテンカバーが完全に閉まった状態で
は、原稿外消去処理モードは、通常モードにクリアされ
る。
【0040】処理パラメータを変更して原稿外除去処理
を実行する場合には、操作パネル部13に以下の入力を
することによってその処理パラメータが変更される。操
作パネル部13上の原稿外消去モードスイッチ(図示せ
ず)が押されると、図11に示されるようにメッセージ
表示部22に”ゲンコウガイショウキョ ホセイハバ
?”と表示される。ここで、テンキー21を利用して補
正幅(図示の例では、16)を入力し、印刷キー23に
より確定する。次に、図12に示されるようにメッセー
ジ表示部22に”ゼンメンショリ(1:Yes 、0:N
o)”と表示されるので、全面処理かどうか(図示の例
では、No = 0)を入力し、印刷キー23により確定す
る。その後、厚物原稿が原稿台42上にセットされて印
刷キー23が押されることによって上述と同様に変更さ
れた処理パラメータを用いて図13のフロ−チャ−トに
示す原稿外除去処理が実行されることとなる。
【0041】また、自動で2値化閾値が選定される自動
調整モードに代えて2値化閾値をマニュアルで選定する
マニュアルモードを実行する際には、図2に示す操作パ
ネル13の閾値設定スイッチ25を押すと、メッセ−ジ
表示部2には、原稿外を望む下地濃度の問い合わせがあ
り、テンキー21から設定濃度を入力すると、CPU4
0から設定された濃度データがアドレスとしてRAM3
8に供給され、0 からFFまでの任意の閾値がRAM38
から2値化処理部31に与えられ、この設定された2値
化閾値で画像データが2値化される。
【0042】図13に示すように、原稿外消去処理(S
1)は、プラテンカバーが開いているか(S2)を確か
め開いていれば、スレッショルド値で2値化し(S
3)、原稿検知処理(S4)を行なう。さらに、微少領
域を消去し(S5)、原稿データの原稿外の画像データ
を”00”と置き換える(S6)。プラテンカバーが、
閉じていれば、原稿外消去処理は行わない。
【0043】主制御部11は、操作パネル部13の印刷
キ−23が操作されたことを副制御部14及び15に通
信する。そして、スキャナ駆動部17及びスキャナ処理
部16が駆動される。つまり、スキャナ処理部16は、
原稿で反射された反射光をCCDにより光電変換しアナ
ログの画像デ−タを8ビットの画像デ−タにA/D変換
した後、ラインメモリ36に1ライン分の画像デ−タと
して記憶させるとともに下地濃度決定部37でその画像
デ−タから1ラインの下地濃度が決定される。そして、
スキャナ処理部16では、1ライン分の画像デ−タを画
像処理部12に出力するとともに下地濃度決定部37か
らの濃度情報に応じてRAM38からその1ライン分に
対応する2値化閾値が出力される。
【0044】前述したスキャナ処理部16から出力され
る画像デ−タ(8ビット)は、画像処理部12の2値化
処理部31に入力される。この2値化処理部31は、入
力される8ビットの画像デ−タとRAM38から供給さ
れる8ビットの閾値Th(例えば“E0”)とを比較
し、画像デ−タ≧閾値Thであれば2値化出力“0”、
画像デ−タ<閾値Thであれば2値化出力を“1”を出
力する(図5、図9の二列目参照)。
【0045】2値化処理部31から出力される2値信号
は、枠及びネストレベル原稿検知処理部32に出力され
る。この枠及びネストレベル原稿検知処理部32は、特
開平3−17787号公報に記載された枠内領域検出装
置の原理に基づいて原稿の枠及びネストレベルの原稿検
知出力の2値信号(図8、図9の三列目を参照)を検知
補正処理部33に出力する。ここでは、原稿検知処理部
32から出力される2値信号が“1”の画素でスタート
し、1の画素のつながりで1ずつカウントアップし、
“1”の画素から“0”の画素に変化した画素でカウン
タを0にクリアするカウンタと補正幅(例では3))を
セットするレジスタを用いて以下の処理を行い、1ビッ
トの結果を図9に示す検知補正出力(五列目)として出
力する。
【0046】(1)主走査方向の原稿領域の開始位置
(0の画素から1の画素への変化箇所)は、カウント値
から補正幅を引いた画素までを0に置き換えることによ
り得られる。
【0047】(2)主走査方向の原稿領域の終了位置
(1の画素から0の画素への変化箇所)は、カウント値
から補正幅を引いた画素までを0に置き換えることによ
り得られる。
【0048】また、カウンタのカウント値を0にクリア
する。 そして、原稿外消去処理部34は、検知補正処
理部33から出力される2値信号と前述した2値化信号
に入力される画像デ−タを遅延回路35を介して取り込
み以下の処理を行い、原稿外消去出力として図9に示す
信号を出力する。
【0049】(1)検知補正処理出力=1の場合、元の
画像データを出力する。 (2)検知補正処理出力=0の場合、白(00)に置き
換える。 このようにして、本発明の画像形成装置は、厚物原稿の
原稿外を白くして印刷させることができ、補正幅の2倍
の幅の微小領域まで白く印刷することができる。
【0050】ここで、図14は、実施例の装置で複写し
た場合の複写状態を示す図であり、図15(a )、(b)
は、本発明を適用しない装置で厚物原稿を複写機した場
合の原稿の複写例を示す図である。つまり、本発明の画
像形成装置によれば、従来と同じ厚物原稿『AAA』、
『BBB』、『CCC』及び微小領域aを原稿台に置い
て複写した場合には図14に示すように厚物原稿『AA
A』、『BBB』、『CCC』以外の部分を白く印刷す
ることができる。
【0051】又、本発明の画像形成装置は、図5、図
7、図8の原稿台42に対して示されるように、上記の
動作説明で述べた画像処理を、主走査方向と、副走査方
向との両方において実行している。従って、図16で示
されたように、主走査方向のみで原稿外消去を行った際
に生じる黒い部分bは、本発明の実施によれば、副走査
方向においても、上記の画像処理をおこなうため、二つ
の厚物原稿間bにおいても、原稿外消去が可能となり、
図1 4で示される黒い部分の無い状態での複写が可能と
なる。
【0052】更に、この発明の実施例に係る処理方法で
は、原稿の下地濃度に応じて2値化処理部31では、1
ライン毎に2値化閾値が変化して入力される。従って、
従来の処理方法では、図17(a) で示されるような新聞
のような下地濃度が高い原稿にあっては、図17(b) に
示すように原稿外の高濃度の黒色の下地部分81のみで
なく、下地濃度が高い原稿部分82の一部83までもが
消去されて印刷されているが、この発明の実施例に係る
処理方法では、図17(c) に示すよう原稿外の高濃度の
黒色の下地部分81のみが消去され、下地濃度が高い原
稿部分82をそのまま印刷することができる。また、従
来の処理方法においては、図18(a) で示されるような
厚い本などで原稿が浮いた部分がある場合には、、その
原稿が浮いた部分の下地濃度が高くなってしまい、図1
8(b) に示すように原稿の部分86、87のみでなく原
稿の浮いた部分84までもが印刷されることがあるが、
この発明の実施例に係る処理方法では、図18(d) に示
すよう原稿の浮いた部分も消去され、原稿部分86、8
7のみを印刷することができる。
【0053】なお、上記実施例では枠及びネストレベル
原稿検知処理部32の後に検知補正処理部33を設けた
が、微小領域aを削除する必要がなければ、枠及びネス
トレベル原稿検知処理部32の検知出力を直接原稿外消
去処理部34に出力するようにしても良い。
【0054】また、上記実施例の変形例として、厚物原
稿が原稿台42に載置されたことをプラテンカバ−43
の開閉を検知する開閉スイッチ44(図4)で検知する
ようにしたが、図2に示す原稿外消去モ−ドスイッチ2
4からの操作により図10のフロ−チャ−トの処理を開始
させるようにしても良い。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の画像形成装
置によれば、画像処理により求めた原稿の下地濃度情報
等の外部情報を利用して2値化閾値変換テーブルでリア
ルタイムで2値化閾値を変化することができ、自動的に
中間濃度部分を原稿がいとしたい原稿と、中間濃度部分
を原稿としたい原稿を両立して希望通りに処理すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるデジタル複写機の概
略構成を示すブロック図を示す。
【図2】本発明の実施例の操作パネル部の平面図を示
す。
【図3】本発明の実施例の画像処理部の要部を示すブロ
ック図を示す。
【図4】本発明の実施例のデジタル複写機の斜視図を示
す。
【図5】本発明の実施例のCCDにより読み取られた多
値画像デ−タの2値化処理の結果を枠内領域に書き示す
図である。
【図6】上記2値化データを一定条件で行なうレベル判
定処理の方法を説明する図である。
【図7】枠内領域について、上記のレベル判定処理をし
た結果を示す図である。
【図8】レベル判定処理結果及び2値化処理結果から求
められた枠内領域の結果を示す図である。
【図9】本発明の実施例の動作を説明するための画像デ
−タを示す図である。
【図10】下地濃度値情報に応じて2値化処理回路に2
値化閾値を供給する変換テーブルの一例を示すグラフで
ある。
【図11】操作パネル部の表示内容を示す平面図であ
る。
【図12】操作パネル部の表示内容を示す平面図であ
る。
【図13】本発明の実施例の動作を説明するためのフロ
−チャ−トである。
【図14】この発明の実施例の装置で複写した場合の複
写状態を示す図である。
【図15】本発明を適用しない装置で厚物原稿を複写機
した場合の原稿の複写例を示す図である。
【図16】本発明を適用しない装置で厚物原稿を複写機
した場合の原稿の複写例を示す図である。
【図17】この発明の実施例の装置で複写した場合の複
写状態を示す図及び本発明を適用しない装置で厚物原稿
を複写機した場合の原稿の複写例を示す図である。
【図18】この発明の実施例の装置で複写した場合の複
写状態を示す図及び本発明を適用しない装置で厚物原稿
を複写機した場合の原稿の複写例を示す図である。
【符号の説明】
11...主制御部 12...画像処理部 13...操作パネル部 16...スキャナ処理部 31...2値化処理部 32...原稿検知部 33...検知補正処理部 34...原稿外消去処理部 36...ラインメモリ 37...下地濃度決定部 38...RAM 40...CPU 42...原稿台

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿領域及び原稿外領域を有する画像を画
    像信号に変換する変換手段と、 この画像信号から原稿領域及び原稿外領域外の下地に相
    当する下地濃度を決定して下地濃度信号を発生する下地
    濃度決定手段と、 この下地濃度に応じて基準信号を発生する基準信号発生
    手段と、 基準値化と画像信号とを比較して2値化信号を生成する
    2値化生成手段と、 この2値化信号の分布を演算して原稿外領域を検出して
    原稿外検出信号を発生する原稿外検出手段と、 原稿外検知信号を参照して画像信号から原稿外に相当す
    る原稿外信号成分を消去する原稿外消去手段と、 原稿外信号成分が除去された画像信号に基づいて画像を
    形成する画像形成手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】外部から任意の下地に相当する下地濃度を
    基準信号発生手段に入力して下地濃度信号を発生し、こ
    の入力された下地濃度信号で基準信号発生手段から基準
    信号を発生させる入力手段を更に具備することを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】原稿領域及び原稿外領域を有する画像を1
    ライン毎に変換して1ライン画像信号を発生する変換手
    段と、 この1ライン画像信号から原稿領域及び原稿外領域外の
    下地に相当する下地濃度を決定して1ライン画像信号に
    応じた下地濃度信号を発生する下地濃度決定手段と、 この下地濃度に応じて基準信号を発生する基準信号発生
    手段と、 基準値化と画像信号とを比較して2値化信号を生成する
    2値化生成手段と、 この2値化信号の分布を演算して1ライン画像の原稿外
    領域を検出して原稿外検出信号を発生する原稿外検出手
    段と、 原稿外検知信号を参照して1ライン画像信号から原稿外
    に相当する原稿外信号成分を消去する原稿外消去手段
    と、 原稿外信号成分が除去された1ライン画像信号に基づい
    て画像を形成する画像形成手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】原稿領域及び原稿外領域を有する画像を画
    像信号に変換する変換手段と、 この画像信号から原稿領域及び原稿外領域外の下地に相
    当する下地濃度を決定して下地濃度信号を発生する下地
    濃度決定手段と、 この下地濃度に応じて基準信号を発生する基準信号発生
    手段と、 基準値化と画像信号とを比較して2値化信号を生成する
    2値化生成手段と、 この2値化信号の分布を演算して原稿外領域を検出して
    原稿外検出信号を発生する原稿外検出手段と、 2値化信号の一方のレベルが所定数を越えて連続して発
    生されるかを監視し、所定数を越えない場合には、2値
    化信号を補正する補正信号を発生する補正手段と、 原稿外検知信号を参照して画像信号から原稿外に相当す
    る原稿外信号成分を消去するとともに補正信号に応答し
    て画像信号を補正する原稿外消去手段と、 原稿外信号成分が除去された画像信号に基づいて画像を
    形成する画像形成手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
JP6176990A 1994-07-28 1994-07-28 画像形成装置 Abandoned JPH0846786A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8482786B2 (en) 2008-11-07 2013-07-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus for reusing paper and related methods
US9641716B2 (en) 2015-07-10 2017-05-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and image forming method for both side copying

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US8482786B2 (en) 2008-11-07 2013-07-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus for reusing paper and related methods
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