JPH0847030A - 移動通信システムのサービス方式 - Google Patents

移動通信システムのサービス方式

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JPH0847030A
JPH0847030A JP18103494A JP18103494A JPH0847030A JP H0847030 A JPH0847030 A JP H0847030A JP 18103494 A JP18103494 A JP 18103494A JP 18103494 A JP18103494 A JP 18103494A JP H0847030 A JPH0847030 A JP H0847030A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 無線チャネルビジーを起こすこと無く所定の
通信先に所定のメッセージを伝達できる移動通信システ
ムのサービス方式を提供する。 【構成】 ゾーン分割した各ゾーンZの無線サービスを
各基地局BSが行うと共に、異なるゾーンへの移行を検
出した移動端末MSがシステムに位置登録の要求を行う
移動通信システムのサービス方式において、システム
に、予め指定されたゾーン情報、通知先情報及びメッセ
ージ情報を記憶するメモリ32と、移動端末からの位置
登録要求を契機として付勢されるサービス制御部31を
設け、位置登録要求に係るゾーンがメモリの指定された
ゾーン情報と一致する場合は通知先情報の端末TELに
発呼してメッセージ情報を通知するもの、とを備える。
好ましくは、メモリを移動端末の現在位置を登録するホ
ームメモリ局に備え、かつサービス制御部の機能を移動
体交換局に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動通信システムのサー
ビス方式に関し、更に詳しくはゾーン分割した各ゾーン
の無線サービスを各基地局が行うと共に、異なるゾーン
への移行を検出した移動端末がシステムに位置登録の要
求を行う移動通信システムのサービス方式に関する。
【0002】移動通信システムの最大の利点は何処に居
ても通話(通信)が行えることであるが、これを支援す
るものに位置登録の技術がある。移動通信システムはそ
の利便性より今後益々の普及が見込まれているが、シス
テムに固有の技術を活かすことで利便性が増す余地もあ
り、システムの一層の活用が望まれる。
【0003】
【従来の技術】従来の移動通信システムでは、広いエリ
アをゾーン分割すると共に、離れたゾーンで通話チャネ
ルを繰り返し使用することにより、できるだけ多くの人
が同時通話できるようにしている。かかる状況のもと、
今日、例えば郊外の駅では、夜遅く電車が着くと、多数
の帰宅者がタクシーの列に駆け込む光景が良く見られ
る。一方、車の迎えを頼む者は公衆電話に列を作る。か
かる場合でも、もし移動機を持っていれば列に並ばずに
迎えを頼め、非常に便利である。
【0004】しかし、1ゾーン当たりの通話チャネルは
有限である。しかも、移動機は携帯可能であるため上記
のような場合には駅周辺で多数の移動機が一斉に使用さ
れることとなり、多くの人が通話待ちになってしまう。
また、今後実用化が予定されているパーソナルハンディ
フォンシステム(PHS)ではサービスエリアが駅、繁
華街等の比較的狭い範囲にあり、又通話できる回線が少
ない事が予想され、集中度は増すものと思われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は、上記のような
場合における無線チャネルビジーを緩和できる適当な解
決策が無かった。そこで、本発明の目的は、無線チャネ
ルビジーを起こすこと無く所定の通信先に所定のメッセ
ージを伝達できる移動通信システムのサービス方式を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は図1の構成
により解決される。即ち、本発明の移動通信システムの
サービス方式は、ゾーン分割した各ゾーンの無線サービ
スを各基地局が行うと共に、異なるゾーンへの移行を検
出した移動端末がシステムに位置登録の要求を行う移動
通信システムのサービス方式において、予め指定された
ゾーン情報、通知先情報及びメッセージ情報を記憶する
メモリと、移動端末からの位置登録要求を契機として付
勢されるサービス制御部であって、位置登録要求に係る
ゾーンがメモリの指定されたゾーン情報と一致する場合
は通知先情報の端末に発呼してメッセージ情報を通知す
るもの、とを備える。
【0007】
【作用】この移動通信システムではゾーン分割した各ゾ
ーンZ1 ,Z2 の無線サービスを各基地局BS1 ,BS
2 が行うと共に、異なるゾーン(例えばZ1 →Z2 )へ
の移行を検出した移動端末MSがシステムに位置登録の
要求を行う。この場合に、メモリ32は予め指定された
ゾーン情報(例えばゾーンZ2 )、通知先情報(例えば
電話機TELの加入者番号)及びメッセージ情報(例え
ば「駅に着いた迎えに来て」の音声情報)を記憶してい
る。そして、サービス制御部31は、移動端末MSから
の位置登録要求を契機としてシステムにより付勢される
と共に、位置登録要求に係るゾーン(即ち、ゾーン
2 )がメモリの指定されたゾーン情報(即ち、ゾーン
2 )と一致する場合は通知先情報の端末(即ち、電話
機TEL)に発呼してメッセージ情報(即ち、「駅に着
いた迎えに来て」の音声情報)を通知する。
【0008】本発明によれば、移動端末MSはシステム
に対して通常の位置登録要求を行うのみであるから、無
線チャネル(一般に制御チャネル)を短時間(数十ms
程度)保留するに過ぎない。従って、上記の如く仮に多
数の位置登録要求が駅周辺の1ゾーンに集中しても無線
チャネルビジーを起こす心配は無い。一方、サービス制
御部31からは各指定通知先の端末に夫々指定のメッセ
ージが通知される。このメッセージ通知には無線チャネ
ルが使用されないので無線チャネルビジーを起こす心配
は無い。
【0009】従って、本発明によれば無線チャネルビジ
ーを起こすこと無く所定の通信先に所定のメッセージを
伝達でき、一定の通信先に一定のメッセージを通知する
ような定型の用途(このような用途は実際に少なくな
い)には極めて大きな威力を発揮する。また好ましく
は、メモリ32を移動端末MSの現在位置を登録するホ
ームメモリ局HLRに備え、かつサービス制御部31の
機能を移動体交換局MSCに備える。
【0010】こうすれば、既存の移動通信システムに簡
単な機能追加(即ち、ホームメモリの拡張、通信サービ
スソフトウエアの追加)を行うだけで本発明によるメッ
セージ通知サービスを容易に実現できる。また好ましく
は、メモリ32及びサービス制御部31を一体化して独
立のサービスセンタ30と成し、該サービスセンタ30
は移動端末MSからの位置登録要求を契機として移動通
信システムから付勢される。
【0011】こうすれば、既存のホームメモリ局HLR
及び移動体交換局MSCの処理負担を殆ど増さずに本発
明によるメッセージ通知サービスを実現できる。また独
立のサービスセンタ30を設けることにより、個々の加
入者に対する単純なメッセージ通知サービスのみなら
ず、後述の第2実施例で述べる如く多数の加入者を対象
とした様々な態様のサービスを容易に企画し、運営でき
る。
【0012】また好ましくは、移動端末MS又は固定端
末(電話、パーソナルコンピュータ等)からの特番発呼
によりメモリ32のゾーン情報、通知先情報又はメッセ
ージ情報を登録、選択又は変更可能である。従って、所
望の指定ゾーンより所望の通知先に所望のメッセージを
効率良く通知できる。
【0013】また好ましくは、サービス制御部31はメ
ッセージ情報を通知した旨の情報を制御チャネルを介し
て移動端末MSに通知する。こうすれば、移動端末MS
の携帯者は、通話チャネルを使用しなくても、メッセー
ジが通知されたことを知ることができる。また携帯者は
メッセージ通知することを忘れていても、メッセージを
通知すべきであったことを再認識できる。
【0014】また好ましくは、メモリ32は移動端末毎
に複数のゾーン情報、通知先情報又はメッセージ情報を
記憶可能である。こうすれば、例えば第1の指定ゾーン
で第1の通知先に第1のメッセージを通知し、また第2
の指定ゾーンで第1又は第2の通知先に第2のメッセー
ジを通知することが容易に可能となる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明による実施例
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図2は第1実施例のサ
ービス方式の構成を示す図で、図においてMSは移動
機、Z1 〜Z4 は無線サービスゾーン、BSは各ゾーン
の無線サービスを担当する基地局、MSCは移動体交換
局、MTSは移動体中継交換局、HLRはホームメモリ
局、実線は回線対応信号ルート、点線は共通線対応ルー
ト、100は公衆網、EOは加入者交換局、10は加入
者宅、TELは固定電話機、FAXはファクシミリ装
置、PCは通信アダプタを備えるパーソナルコンピュー
タ、PBはポケットベル、BSP はポケットベルを収容
する基地局である。
【0016】この第1実施例ではメモリ32(不図示)
をホームメモリ局HLRに備え、かつサービス制御部3
1(不図示)の機能を移動体交換局MSCに備える。図
3は第1実施例の加入者登録情報を説明する図である。
ホームメモリ局HLRは移動機MSの加入者番号MSN
(又は移動機番号MSI)で参照するエリアに各種登録
情報を記憶している。
【0017】「加入者認証キー」は移動機MSが登録さ
れたものであることを認証するためのキー情報を保持
し、「現在位置」は移動機MSの在圏位置の情報(例え
ば、地域識別コード、ゾーン番号又は基地局番号等)を
保持する。その他、図示しないが、移動機MSを管理す
るための通常の登録情報が記録されている。以下はメモ
リ32に該当する記憶情報である。「サービスフラグ」
は本通知サービスの登録(契約)有無を示すフラグ、
「暗証番号」は本サービスの加入者であることを確認す
るための暗証番号、「スタート/ストップ」は本サービ
スの開始/終了を制御するためのフラグである。
【0018】更に、「基地局番号」は加入者により指定
された基地局番号(又は地域識別コード、ゾーン番
号)、「サービスセット」は加入者によりセット指定さ
れたサービス内容の情報を夫々記憶する。「通知先」は
加入者により指定された通知先(即ち、移動機、固定電
話機、ファクシミリ装置、パーソナルコンピュータ、ポ
ケットベル等)の加入者番号及び必要なら機種情報を記
憶する。「メッセージ」は加入者により指定されたメッ
セージを記憶する。
【0019】「通知先」は複数登録可能である。例え
ば、 「通知先(1)」=「03−1234−5677−1」 「通知先(2)」=「03−1234−5678−2」 「通知先(3)」=「03−1234−5679−3」 の如く登録可能である。ここで、局番(03)、加入者
番号(1234−5677〜9)に続く数字は通知先の
機種(即ち、1=TEL、2=FAX、3=PC)を夫
々表している。
【0020】「メッセージ」も複数登録可能である。例
えば、 「メッセージ(1)」=「駅に着いた迎えに来て」 「メッセージ(2)」=「駅に着いた買い物して帰る」 「メッセージ(3)」=「今××駅通過、5分後に駅に
迎え宜しく」 の如く登録可能である。各メッセージは音声信号又は文
字コード等で入力されるが、TEL、FAX、PCのい
ずれにも出力できるように必要なら音声信号、文字パタ
ーン信号、文字コード信号に変換される。
【0021】更に「基地局番号」及び「サービスセッ
ト」も複数登録可能である。例えば通常の路線を使用し
て帰宅する場合のために、 「基地局番号(1)」=「BS2 の番号」 「サービスセット(1)」=「通知先(1),メッセー
ジ(1)」 の如く指定する。また他の路線を使用して帰宅する場合
のために、 「基地局番号(2)」=「BS4 の番号」 「サービスセット(2)」=「通知先(2),メッセー
ジ(2)」 の如く指定する。
【0022】図4は第1実施例のサービス情報登録処理
のフローチャートである。加入者は移動機MSより特番
(1XY)+指示種別(△=登録)をダイヤルする。交
換局MSCは指示種別を分析し、登録の要求であるとホ
ームメモリ局HLRに問い合わせを行う。ホームメモリ
局HLRは加入者番号MSNより登録エリアを割り出
し、「サービスフラグ」=1か否かを調べる。「サービ
スフラグ」=1の場合はサービス可の情報と共にサービ
ス情報の登録に必要な情報(暗証番号等)を交換局MS
Cに返送する。また「サービスフラグ」=0の場合はサ
ービス不可の情報を返送する。
【0023】交換局MSCは、ステップS1において、
サービス不可の場合は移動機MSの呼を切断する。また
サービス可の場合は更に音声ガイダンスにより暗証番号
を要求する。サービス情報の登録は契約を行った加入者
のみが行える。加入者は移動機MSより暗証番号を入力
する。交換局MSCはステップS2で入力の暗証番号と
ホームメモリ局HLRから受け取った暗証番号とを比較
し、一致が得られなければ移動機MSの呼を切断する。
また一致が得られた場合は更に音声ガイダンスにより基
地局番号を要求する。加入者は移動機MSより基地局番
号(例えば基地局BS2 の番号)を入力する。
【0024】次に交換局MSCは音声ガイダンスにより
メッセージを要求し、加入者は移動機MSより例えば音
声により「駅に着いた迎えに来て」を入力する。交換局
MSCはこれを音声ファイルに記録する。なお、交換局
MSCの側に予め「メッセージ(1)」=「駅に着いた
迎えに来て」が登録されている場合は加入者はそのメッ
セージ番号(=1)を入力しても良い。
【0025】次に交換局MSCは音声ガイダンスにより
通知相手を要求し、加入者は移動機MSより通知相手の
加入者番号及び必要なら端末の種別番号(例えば「03
−1234−5677−1」)を入力する。その後、加
入者が継続キー(例えば*キー)を押すと、交換局MS
Cは音声ガイダンスにより次の基地局番号を要求する。
以下、加入者は、上記同様にして2番目の基地局番号、
メッセージ、通知先の情報を入力できる。また、加入者
が終了キー(例えば#キー)を押すと、交換局MSCは
ホームメモリ局HLRに一連の登録情報を送信する。ホ
ームメモリ局HLRはステップS3で登録情報を図3の
フォーマットに整理し、メモリに記録する。一方、交換
局MSCは加入者の呼を切断する。
【0026】なお、加入者は移動機MSより特番(1X
Y)+指示種別(△=登録)をダイヤルしてサービス情
報の変更を行うことも可能である。この場合に、上記手
続中の変更を要しない部分は音声ガイダンスの受信後に
不変更キー(例えば*キー)を押す。この場合は交換局
MSCはその部分の書換えを行わない。そして、変更を
要する部分だけ新たな登録情報を入力すれば良い。或い
は、特番(1XY)+指示種別(△=変更)+変更箇所
をダイヤルして、所望の箇所のみを変更するように構成
しても良い。
【0027】また、加入者は移動機MSより特番(1X
Y)+指示種別(△=スタート/ストップ)をダイヤル
することで、本サービスを所望の時刻にスタートさせ、
又はストップさせることができる。また、以上の登録処
理は移動機MS以外の電話機TELやパーソナルコンピ
ュータPCから行っても良い。但し、この場合の交換局
EOは特番発呼を解析すると共に、移動機MSの加入者
番号を要求し、その呼を交換局MSCに接続する。その
後、図4の処理が行われる。以下、第1実施例の一応用
例を具体的に説明する。例えば加入者が帰宅時に降車す
る駅が含まれるゾーンZ2 の移動局BS2 の番号を基地
局番号(1)に登録する。また通知先(1)を加入者の
自宅10にある例えば電話機TELとする。そして、メ
ッセージ(1)は「駅に着いた迎えに来て」とする。
【0028】図5は第1実施例の位置登録処理のフロー
チャートである。帰宅途中の加入者が乗っている電車が
ゾーンZ1 に進入すると、携帯する移動機MSはステッ
プS11でゾーン変更を検出する。即ち、移動機MSで
は基地局BS1 の制御チャネルの受信電界強度RSSI
が最大となると共に、基地局BS 1 の発生している地域
識別コード(基地局番号)が自己の保持している地域識
別コードと異なることによりゾーン変更を検出する。移
動機MSはゾーン変更を検出すると基地局BS1 の制御
チャネルをつかんで交換局MSC1 に位置登録要求を行
う。
【0029】これを受けた交換局MSC1 は通常に従い
ホームメモリ局HLRに位置登録要求の旨を通知し、こ
れを受けたホームメモリ局HLRはステップS12で移
動機MSの位置登録を行う。更にステップS13では移
動機MSについてサービス中(即ち、サービスフラグ=
1、かつスタート/ストップ=スタート)か否かを判別
し、サービス中でなければ位置登録完了の旨を交換局M
SC1 に返送する。
【0030】この例ではサービス中であるので、更にス
テップS14で位置登録した基地局BS1 の番号と予め
指定されている基地局BS2 の番号とを比較する。この
場合は一致が得られないので、ホームメモリ局HLRは
位置登録完了の旨を交換局MSC1 に返送する。位置登
録完了の旨の通知を受けた交換局MSC1 は保留中の制
御チャネルを介して移動機MSに登録完了の旨を通知
し、位置登録処理を終了する。
【0031】次に移動機MSがゾーンZ2 に移行する
と、ステップS11で上記同様にしてゾーン変更を検出
する。この場合のホームメモリ局HLRではステップS
13でサービス中、かつステップS14ではゾーン一致
が得られる。ホームメモリ局HLRはゾーン一致の場合
は、位置登録完了の旨の通知と共に、所定のサービス情
報(通知先、メッセージ等)を交換局MSC1 に返送す
る。
【0032】これを受けた交換局MSC1 は必要なら
(例えばホームメモリに不図示のサービスオプションが
設定されていたなら)保留中の制御チャネルを介して移
動機MSにサービス開始の旨の通知を送信する。これに
より移動機MSはサービス開始の旨の信号音を発生す
る。加入者はサービス開始の旨の信号音を聞けば、指定
通りサービスが開始されたことを知ることができ、便利
である。また制御チャネルを使用すれば、通話チャネル
を占有することなく、サービス開始の旨の通知を短時間
で効率良く行える。
【0033】交換局MSC1 は引き続き通知先の端末T
E(この例では電話機TEL)に対してダイヤル発呼を
行う。ステップS15では端末TEからの応答を待つ。
所定時間を経過しても応答が無い場合は、端末TEに対
する呼を切断すると共に、必要なら制御チャネルを介し
て移動機MSに対し登録完了と共にサービス不可の旨の
通知を送信する。これにより移動機MSはサービス不可
の旨の信号音を発生し、位置登録を終了する。加入者は
サービス不可の旨の信号音を聞けば、通知先にメッセー
ジが届いていないことを知ることができ、後に降車駅か
らダイヤル発呼することも可能である。従って、本通知
サービスの信頼性が向上する。
【0034】また所定時間以内に応答があった場合(こ
の例では電話機TELがオフフックされた場合)は交換
局MSC1 は端末TEに対して音声によるメッセージ
「駅に着いた迎えに来て」を送信する。因みに、指定端
末TEがファクシミリ装置FAXの場合はファクシミリ
情報(即ち、文字パターン)による「駅に着いた迎えに
来て」を送信する。また、指定端末TEがパーソナルコ
ンピュータPCの場合は文字コードによる「駅に着いた
迎えに来て」を送信する。
【0035】しかる後、交換局MSC1 は必要なら制御
チャネルを介して移動機MSにサービス完了の旨の通知
を送信する。これにより移動機MSはサービス完了の旨
の信号音を発生する。加入者はサービス完了の旨の信号
音を聞けば、指定通りサービスが行われたことを知るこ
とができ、便利である。しかる後、交換局MSC1 は移
動機MSに登録完了の旨を通知し、これにより位置登録
処理を終了する。
【0036】なお、上記ステップS12で位置登録をし
たら、交換局MSC1 より移動機MSに対して無条件で
位置登録完了の通知をするように構成しても良い。こう
すれば移動機MSが制御チャネルを保留している時間が
短くなる。しかる後、サービス開始通知、サービス不可
通知、サービス完了通知等を行う必要がある場合には、
交換局MSC1 は移動機MSがゾーンZ2 に居ることを
知っているので、その旨をゾーンZ2 の制御チャネルを
介して別途に通知する。
【0037】また、上記実施例では所定時間以内に端末
TEからの応答が無いとサービス不可の旨の通知を送信
したが、これに限らない。例えば、いきなりサービス不
可の旨の通知を送信する代わりにリダイヤルする旨の通
知を送信しても良い。加入者はリダイヤル通知の旨の信
号音を聞けば、メッセージ通知サービスの進行状況を把
握でき、便利である。そして、例えば2回リダイヤル発
呼しても端末TEの応答が無い場合は交換局MSC1
サービス不可の旨の通知を行う。
【0038】また、上記一応用例を具体的に説明した
が、本実施例はパーソナルハンディフォンシステム等に
適用しても威力を発揮する。或いは、例えば繁華街や博
覧会会場に家族で出掛けた場合は、繁華街や会場の随所
の基地局番号を設定する。併せて各基地局番号に対応す
る地域名をメッセージに登録する。通知先の端末は例え
ばポケットベルである。移動機MSを子供や老人に持た
せ、親はポケットベルを携帯する。こうすれば家族が別
行動をとっていても親は子供や老人の居る地域を容易に
把握できる。
【0039】図6は第2実施例のサービス方式の構成を
示す図で、図においてMSは移動機、Z1A〜Z13A ,Z
1B〜Z2Bは夫々事業者A,Bの無線サービスゾーン、B
Sは基地局、MSCA ,MSCB は移動体交換局、MT
A ,MTSB は移動体中継交換局、STPA ,STP
B は共通線信号中継局、HLRA ,HLRB はホームメ
モリ局、VLRA ,VLRB はローマ用メモリ局、実線
は回線対応信号ルート、点線は共通線対応ルート、10
0は公衆網、EOは加入者交換局、20は事務局、21
はパーソナルコンピュータ(PC)、22は移動機用無
線装置(M)、23は加入者線用通信アダプタ(A)、
TELは固定電話機、30はサービスセンタ(SC)、
31はサービス制御部、32はメモリ、200は道路、
CP1 〜CP3 はチェックポイントである。
【0040】この第2実施例はメモリ32とサービス制
御部31とをサービスセンタ30にまとめ、サービスセ
ンタ30を専用線1001 又は加入者線1002 を介し
て移動通信システムに接続している。図3において、こ
の場合のホームメモリ局HLRA は移動機MSの加入者
番号MSN(又は移動機番号MSI)で参照するエリア
に「加入者認証キー」,「現在位置」の他、「ローミン
グ状態」,「ローミング先網」等の通常の登録情報を記
録している。
【0041】事業者Aに加入の移動機MSが事業者Aの
ゾーンZ1A〜Z13A に居る間は「ローミング状態」=0
である。しかし、移動機MSが事業者BのゾーンZ1B
はZ 2Bに移行すると、交換局MSCB に対して位置登録
要求を行う。これを受けた交換局MSCB は移動機MS
の加入者番号MSNが他の事業者のものであることによ
りローマ用メモリ局VLRB に問い合わせを行い、これ
を受けたローマ用メモリ局VLRB は加入者番号MSN
に基づきホームメモリ局HLRA に問い合わせを行う。
移動機MSに関する所定の認証処理が可であると、ロー
マ用メモリ局VLRB は移動機MSに関する必要な情報
(加入者番号MSN,加入者認証キー,位置情報等)を
記録する。更にローマ用メモリ局VLRB はホームメモ
リ局HLRA に対して網間位置登録を要求し、これによ
りホームメモリ局HLRA は「ローミング状態」=1、
「ローミング先網」=B、等を記憶する。従って、移動
機MSはどのゾーンに居ても、発/着呼、位置登録等の
基本的サービスを受けられる。
【0042】更に上記に加え、この場合のホームメモリ
局HLRA 及びローマ用メモリ局VLRB は「サービス
フラグ」とサービスセンタ30の「加入者番号/局番
号」とを記憶するものとする。そして、「暗証番号」以
降の各情報はサービスセンタ30のメモリ32に記憶さ
れる。この第2実施例によればホームメモリ局HLRの
記憶負担が第1実施例に比べて大幅に減少する。一方、
サービスセンタ30のメモリ32の記憶容量に制限はな
いので、多数の加入者の多数のサービス情報を一括収容
できる。
【0043】図7は第2実施例のサービス情報登録処理
のフローチャートである。例えばゾーンZ12A に居る加
入者は移動機MSより特番(1XY)+指示種別(△=
登録)をダイヤルする。交換局MSCA2は指示種別を分
析し、登録要求であるとホームメモリ局HLRA に問い
合わせを行う。ホームメモリ局HLRA は加入者番号M
SNより登録エリアを割り出し、特番XYに対応する
「サービスフラグ」=1か否かを調べる。「サービスフ
ラグ」=1の場合はサービス可の情報と共にサービスセ
ンタ30の加入者番号を交換局MSCA2に返送する。ま
た「サービスフラグ」=0の場合はサービス不可の情報
を返送する。
【0044】交換局MSCA2は、ステップS21におい
て、サービス不可の場合は移動機MSの呼を切断する。
またサービス可の場合はサービスセンタ30に呼を接続
する。これを受けたサービスセンタ30のサービス制御
部31は移動機MSの加入者番号MSNからメモリ32
の登録エリアを割り出し、音声ガイダンスにより暗証番
号を要求する。音声ガイダンスは交換局MSCA2を介し
て移動機MSに送信される。加入者は移動機MSより暗
証番号を入力する。以下、図4の場合と同様にして通知
先の情報までが入力される。
【0045】上記の如くして加入者が必要な情報を登録
し、しかる後終了キー(例えば#キー)を押すと、サー
ビス制御部31はメモリ32に一連の指定情報を登録す
る。しかる後、移動機MS又はサービス制御部31が呼
を切断する。その他、サービスセンタ30に対して登録
情報の変更、及びサービスのスタート/ストップ等が行
えることは言うまでも無い。
【0046】第2実施例の1の応用例は広汎な領域にわ
たる自動車ラリー競技である。ラリーコース200の随
所にチェックポイントCP1 〜CP3 を設け、事務局2
0への通過通知をサービスセンタ30が自動的に行う。
移動機MSに関する登録情報は、 「基地局番号(1)」=BS1A 「サービスセット(1)」=「通知先(1),メッセー
ジ(1)」 「基地局番号(2)」=BS11A 「サービスセット(2)」=「通知先(1),メッセー
ジ(2)」 「基地局番号(3)」=BS2B 「サービスセット(3)」=「通知先(1),メッセー
ジ(3)」 「通知先(1)」=「044−1234−5679−
3」(即ち、事務局20のパーソナルコンピュータ21
の加入者番号) 「メッセージ(1)」=「CP1 通過」 「メッセージ(2)」=「CP2 通過」 「メッセージ(3)」=「CP2 通過」 である。
【0047】ラリーの各参加者は自己の移動機に関する
上記同様の登録を夫々ラリー開始前に行う。事務局20
は予めサービスセンタ30に問い合わせをしてラリー参
加者の登録情報を確認できる。事務局20のパーソナル
コンピュータ21は移動機用無線装置22を備えるの
で、ラリーの開始、途中又は終了の各任意の地点に位置
できる。
【0048】図8は第2実施例の位置登録処理のフロー
チャートである。移動機MSはゾーンZ3AからZ1Aに移
行すると、ステップS11でゾーン変更を検出し、基地
局BS1Aの制御チャネルをつかんで交換局MSCA1に位
置登録要求を行う。これを受けた交換局MSCA1は通常
に従いホームメモリ局HLRA に位置登録要求の旨を通
知し、これを受けたホームメモリ局HLRA はステップ
S32で移動機MSの位置登録を行う。ステップS33
では移動機MSについて「サービスフラグ」=1か否か
を判別する。「サービスフラグ」=1でなければ位置登
録完了の旨を交換局MSCA1に返送するが、この場合は
「サービスフラグ」=1なので、位置登録完了の旨と共
に所定の情報(サービスセンタ30の「加入者番号/局
番号」)を交換局MSCA1に通知する。
【0049】これを受けた交換局MSCA1は専用線10
1 を介してサービスセンタ30に移動機MSに関する
サービス要求を行う。又は加入者線1002 を介してサ
ービスセンタ30に発呼し、サービス要求を行う。サー
ビスセンタ30ではサービス制御部31が移動機MSの
加入者番号MSNから登録エリアを割り出し、ステップ
S34でサービス中(即ち、「スタート/ストップ」=
スタート)か否かを調べる。この例ではサービス中であ
るので、更にステップS35でゾーン一致か否かを調べ
る。この例では一致が得られたので、サービス制御部3
1は必要なら交換局MSCA1にサービス開始の旨の通知
を送信する。交換局MSCA1は保留中の制御チャネルを
介して移動機MSにサービス開始の旨の通知を送信す
る。これにより移動機MSはサービス開始の旨の信号音
を発生する。これによりナビゲータはCP1 通過と推測
でき、便利である。
【0050】サービス制御部31は引き続き通知先の端
末TE(パーソナルコンピュータ21)に対してダイヤ
ル発呼を行う。ステップS36では端末TEからの応答
を待つ。所定時間以内に応答があると、サービス制御部
31は文字コードによる「CP1 通過」を送信する。し
かる後、サービス制御部31は必要なら交換局MSCA1
にサービス完了の旨の通知を送信する。交換局MSCA1
は制御チャネルを介して移動機MSにサービス完了の旨
の通知を送信する。これによりナビゲータはCP1 通過
の記録を確信でき、便利である。しかる後、サービス制
御部31は交換局MSCA1に登録完了の旨を通知し、交
換局MSCA1は移動機MSに登録完了の旨を通知する。
これにより位置登録処理を終了する。
【0051】一方、事務局20のパーソナルコンピュー
タ21は移動機MSに関する「CP 1 通過」のメッセー
ジ受信に同期して自己が有する時刻情報をハントし、成
績表に記録する。同様にして、移動機MSがゾーンZ1B
からZ2Bに移行すると、ステップS11でゾーン変更を
検出し、基地局BS2Bの制御チャネルをつかんで交換局
MSCBに位置登録要求を行う。交換局MSCB は通常
に従いローマ用メモリ局HLRBに位置登録要求の旨を
通知し、ローマ用メモリ局HLRB はステップS32で
移動機MSの位置登録を行う。ステップS33では移動
機MSについて「サービスフラグ」=1か否かを判別す
る。「サービスフラグ」=1でなければ位置登録完了の
旨を交換局MSCB に返送するが、この場合は「サービ
スフラグ」=1なので、位置登録完了の旨及び所定の情
報(サービスセンタ30の「加入者番号/局番号」)を
交換局MSCB に通知する。以下、上記と同様である。
【0052】第2実施例によれば、専用のサービスセン
タ30を備えるので、移動機の位置登録を契機とする様
々な態様のサービスを容易に企画、登録し、実行でき
る。例えば都市や郊外の特定のチェックポイントを順番
に通過するようなオリエンテーリングも容易に実現でき
る。しかも、多数のチェックポイントを机上で設定でき
る上、チェックポイントの通過及びこれに伴うメッセー
ジ情報は所定の端末21に集中するので、チェックポイ
ント通過有無の検査及び集計等に人手を要さず、様々な
ゲーム等を効率的に企画、運用できる。
【0053】なお、第2実施例においてもステップS3
2で位置登録したら、無条件で位置登録完了の旨を移動
機MSに返送するように構成しても良い。その後の移動
機MSへの必要な通知は交換局MSCから制御チャネル
を介して別途におこなえば良い。また、上記第1実施例
で述べた応用例を第2実施例の構成で行い、又は第2実
施例で述べた応用例を第1実施例の構成で行えることは
言うまでも無い。
【0054】また、上記本発明に好適なる複数の実施例
を述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で、システ
ム構成、メモリの記憶方法、及び通信制御手順等の様々
な変更が行えることは言うまでも無い。
【0055】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、予め指
定されたゾーン情報、通知先情報及びメッセージ情報を
記憶するメモリと、移動端末からの位置登録要求を契機
として付勢されるサービス制御部であって、位置登録要
求に係るゾーンがメモリの指定されたゾーン情報と一致
する場合は通知先情報の端末に発呼してメッセージ情報
を通知するもの、とを備えるので、無線チャネルビジー
を起こすこと無く所定の通信先に所定のメッセージを伝
達できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の原理を説明する図である。
【図2】図2は第1実施例のサービス方式の構成を示す
図である。
【図3】図3は第1実施例の加入者登録情報を説明する
図である。
【図4】図4は第1実施例のサービス情報登録処理のフ
ローチャートである。
【図5】図5は第1実施例の位置登録処理のフローチャ
ートである。
【図6】図6は第2実施例のサービス方式の構成を示す
図である。
【図7】図7は第2実施例のサービス情報登録処理のフ
ローチャートである。
【図8】図8は第2実施例の位置登録処理のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
Z 無線サービスゾーン BS 基地局 MS 移動機 31 サービス制御部 32 メモリ 100 公衆網 EO 加入者交換局 TEL 電話機

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゾーン分割した各ゾーンの無線サービス
    を各基地局が行うと共に、異なるゾーンへの移行を検出
    した移動端末がシステムに位置登録の要求を行う移動通
    信システムのサービス方式において、 予め指定されたゾーン情報、通知先情報及びメッセージ
    情報を記憶するメモリと、 移動端末からの位置登録要求を契機として付勢されるサ
    ービス制御部であって、位置登録要求に係るゾーンがメ
    モリの指定されたゾーン情報と一致する場合は通知先情
    報の端末に発呼してメッセージ情報を通知するもの、と
    を備えることを特徴とする移動通信システムのサービス
    方式。
  2. 【請求項2】 メモリを移動端末の現在位置を登録する
    ホームメモリ局に備え、かつサービス制御部の機能を移
    動体交換局に備えることを特徴とする請求項1の移動通
    信システムのサービス方式。
  3. 【請求項3】 メモリ及びサービス制御部を一体化して
    独立のサービスセンタと成し、該サービスセンタは移動
    端末からの位置登録要求を契機として移動通信システム
    から付勢されることを特徴とする請求項1の移動通信シ
    ステムのサービス方式。
  4. 【請求項4】 移動端末又は固定端末からの特番発呼に
    よりメモリのゾーン情報、通知先情報又はメッセージ情
    報を登録、選択又は変更可能であることを特徴とする請
    求項1の移動通信システムのサービス方式。
  5. 【請求項5】 サービス制御部はメッセージ情報を通知
    した旨の情報を制御チャネルを介して移動端末に通知す
    ることを特徴とする請求項1の移動通信システムのサー
    ビス方式。
  6. 【請求項6】 メモリは移動端末毎に複数のゾーン情
    報、通知先情報又はメッセージ情報を記憶可能であるこ
    とを特徴とする請求項1の移動通信システムのサービス
    方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003010992A1 (en) * 2001-07-26 2003-02-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information notification method, information terminal apparatus, information detection apparatus, and information notification system
JP2010092495A (ja) * 2002-02-15 2010-04-22 Oracle Internatl Corp プレゼンス・サービス・システムにおける情報配信の方法
JP2010113647A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 歩数計及びプログラム

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