JPH0847269A - 超音波モータの駆動方法 - Google Patents

超音波モータの駆動方法

Info

Publication number
JPH0847269A
JPH0847269A JP6176849A JP17684994A JPH0847269A JP H0847269 A JPH0847269 A JP H0847269A JP 6176849 A JP6176849 A JP 6176849A JP 17684994 A JP17684994 A JP 17684994A JP H0847269 A JPH0847269 A JP H0847269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic motor
frequency
drive
voltage
vibrating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6176849A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nojima
貴志 野島
Masanori Sumihara
正則 住原
Tetsuo Ootsuchi
哲郎 大土
Takahiro Nishikura
孝弘 西倉
Osamu Kawasaki
修 川崎
Katsu Takeda
克 武田
Katsumi Imada
勝巳 今田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6176849A priority Critical patent/JPH0847269A/ja
Priority to US08/503,512 priority patent/US5644199A/en
Priority to DE69506187T priority patent/DE69506187T2/de
Priority to EP95111336A priority patent/EP0693821B1/en
Priority to DE69516908T priority patent/DE69516908T2/de
Priority to EP97118035A priority patent/EP0831540B1/en
Priority to KR1019950021837A priority patent/KR100228610B1/ko
Publication of JPH0847269A publication Critical patent/JPH0847269A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波モータの間欠動作時において、異音、
振動を発生することなく安定に効率良く駆動する超音波
モータの駆動方法を提供する。 【構成】 42は間欠の周期に応じて発振する発振器、
43は速度設定値44により発振器42の出力パルスの
デューティ比を変調するパルス幅変調器、45はパルス
幅変調器の出力に応じてON、OFFするアナログスイ
ッチ、47はアナログスイッチ45のON状態の時には
所定の電圧値を維持し、OFF時には抵抗46とともに
定める時定数に応じて出力電圧値を低下させるコンデン
サである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電体により励振され
た弾性振動を駆動力とする超音波モータ、詳しくは超音
波モータの駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、圧電セラッミク等の圧電体及び、
金属等の弾性基板により構成された振動体を交流電圧で
駆動して弾性振動を励振し、これを駆動力とする超音波
モータが注目されている。
【0003】以下に図面を参照しながら従来の超音波モ
ータについて説明する。図3は、従来の超音波モータの
縦断面図であり、弾性基板1の一面に、圧電体2を貼り
合わせて振動体3を構成している。また弾性基板1の他
方の面には、突起体1aが設置されている。
【0004】4は弾性体、5は耐摩耗性材料よりなる摩
擦材であり、互いに貼り合わせて移動体6を構成してい
る。
【0005】7は、移動体6の回転力を外部に伝達する
出力伝達軸であり、移動体6の回転力を安定に効率よく
出力伝達軸7に伝達するために突起部7aが設けられて
おり、出力伝達部7bより外部に回転力を取り出す。
【0006】8は、出力伝達軸7の異常振動等を吸収補
正し、移動体6の回転力を安定に効率よく出力伝達軸7
に伝えるために設置された摩擦係数の大きな弾性部材で
ある。
【0007】9は、振動体3の振動を阻害することなく
振動体3を支持する支持部材、10はベアリング、11
は皿バネである。
【0008】12は、加圧力調整手段であり、移動体6
は、摩擦材5を介して振動体3に皿バネ11により加圧
接触させられている。
【0009】13は、超音波モータを支持するベース部
である。ベアリング10はこのベース部13に設置され
ており、出力伝達軸7の位置規制を行っている。
【0010】図4は、上記超音波モータにおける圧電体
2の電極構造の一例を示しており、振動体3の周方向に
4波の曲げ振動を励振するように構成している。
【0011】同図において、A0、B0は、それぞれ振動
体3上に励振される進行波の2分の1の波長相当の小領
域からなる駆動電極である。C0は、振動体3上に励振
される進行波の4分の1の波長相当、D0は励振される
進行波の4分の3の波長相当の長さの電極である。
【0012】従って、A0の駆動電極とB0の駆動電極と
は互いに、位置的に振動体3上に励振される進行波の4
分の1波長(=90度)の位相差を持つ。また、駆動電
極A 0、B0内の隣合う2分の1の波長相当の各小電極部
は、厚みの方向に交互に反対方向に分極されている。
【0013】圧電体2の弾性基板1との接着面は、図4
に示された面と反対側の面であり、電極は全面電極であ
る。使用時には斜線で示したように、A0の駆動電極と
0の駆動電極を構成する小領域は、それぞれ短絡して
用いられる。
【0014】この駆動電極A0、B0に式1、式2で表さ
れる様な時間的位相が90度異なる電圧V1、及びV2
それぞれ印加すれば、振動体3には式3で表される円周
方向に進行する曲げ振動の進行波が励振される。
【0015】 V1=V0×sin(ωt) ・・・式1 V2=V0×cos(ωt) ・・・式2 ξ=ξ0×{cos(ωt)×cos(kx)+sin(ωt)×sin(kt)} =ξ0cos(ωt−kx)・・・式3 ただし、V0は印加電圧の振幅値、ωは印加電圧の角周
波数、tは時間、ξは曲げ振動の振幅値、ξ0は曲げ振
動の振幅の最大値、kは波数、xは位置を示す。
【0016】図5は、動作状態を説明する説明図であ
る。同図において、振動体3に曲げ振動の進行波を励振
することによって、振動体3の表面の点は、長軸w、短
軸uの楕円運動をし、振動体3に加圧して設置された移
動体6は摩擦材5を介して、振動体3の表面の任意の点
が描く楕円の頂点A近傍で接触し、摩擦力により振動体
3上に励振されている進行波の進行方向とは逆方向に式
4で表される速度vで運動する。
【0017】v=ω×w・・・式4 図6は振動体3の駆動端子からみた等価回路であり、電
気的容量Ce14、電気系−機械系変換トランス(変換
係数N)15、機械的弾性定数Cm16、質量Lm17、
機械的損失Rm18とで表される。
【0018】圧電体2に電圧Vを印加すると、その周波
数、絶対値に応じた総電流i19が流れる。この総電流
i19は、圧電体2の電気的容量Ce14に流れる電流
である電気腕電流ie20と、電気系−機械系変換トラ
ンス15に流れる電流である機械腕電流im21とから
なる。
【0019】この機械腕電流im21が、電気系−機械
系変換トランス15により式5で表される変位速度vd
に変換される。
【0020】vd=dξ/dt・・・式5 従って、総電流i19、或いは機械腕電流im21によ
って、変位ξを求めることができる。
【0021】式4と式5より移動体6の回転速度は、振
動体3の曲げ振動の振幅の瞬時値に比例し、曲げ振動の
振幅の瞬時値は振動体3を構成する圧電体2を流れる機
械腕電流im21に比例する。
【0022】故に、圧電体2を流れる機械腕電流im
1を検出することにより、超音波モータの回転速度情報
として利用することができる。
【0023】図7は、従来の超音波モータの駆動回路で
ある。電圧制御発振器22から、超音波モータの回転時
の目標回転速度に対応する周波数を有する図8のEの様
なパルス信号が発生され、AND素子23の一方の入力
端子に加えられる。
【0024】また、パルス幅変調器24は、速度設定値
25の値に応じて発振器26より供給されるパルスの幅
を変調して図8のFの様なパルス信号を生成し、AND
素子23の他方の入力端子に加える。
【0025】この結果、AND素子23の出力信号は図
8のGの様になり、2分割され一方は90度移相器27
を介して電力増幅器28に加えられ電力増幅される。ま
た他方は直接、電力増幅器29に加えられ電力増幅され
る。
【0026】さらに、電力増幅器28から発せられた信
号は、コイル30を通って圧電体2上の2組の駆動電極
の一方の駆動電極31に印加されるとともに、この駆動
電極31下の圧電体2の静電容量と等価な静電容量を有
するコンデンサ32に印加される。
【0027】同様に電力増幅器29から発せられた信号
は、コイル33を通って圧電体2上の2組の駆動電極の
他方の駆動電極34に印加されるとともに、この駆動電
極34下の圧電体2と等価な静電容量を有するコンデン
サ35に印加される。
【0028】このとき、振動体3上には周方向に進行す
る曲げ振動が励振され、摩擦材5と振動体3の突起体1
aの間に作用する摩擦力により、移動体6が曲げ振動の
進行波の進行方向と逆向きに駆動される。
【0029】また、圧電体2には、前述したように、駆
動電圧の周波数とその絶対値に応じた総電流i19が流
れ、この総電流i19は抵抗36により電圧信号に変換
され減算器37の一方の入力端子に印加される。
【0030】また、コンデンサ32とコンデンサ35に
も、それぞれ印加電圧の絶対値及びその周波数に応じた
圧電体2上の2組の駆動電極を流れる電気腕電流ie
0と等価な電流が流れ、それぞれを加え合わせたものが
抵抗38により電圧信号に変換され減算器37の他方の
入力端子に入力される。
【0031】従って減算器37の出力は、圧電体2を流
れる総電流i19から圧電体2を流れる電気腕電流ie
20を差し引いた電流に比例した電圧信号、すなわち2
組の駆動電極を流れる総機械腕電流に比例した電圧信号
であり、前述したようにこれは超音波モータの移動体の
回転速度に比例したものである。
【0032】この後、減算器37の出力は整流器39に
より直流電圧に変換された後、差動増幅器40に入力さ
れる。差動増幅器40の他方の入力端子には、ON時速
度設定値41が接続されており、差動増幅器40は整流
器39よりの入力とON時速度設定値41を比較して目
標回転速度に対する誤差訂正量を算出し、電圧制御発振
器22に訂正動作をかける。
【0033】この様に、間欠駆動のON時には、ON時
速度設定値41に応じた回転速度で超音波モータを回転
させ、またON時間はパルス幅変調器24の出力パルス
幅で決まり、この幅は速度設定値25の電圧値による。
ON時の回転速度をVON、パルス幅変調器24の出力パ
ルスのデューティ比をDPとすると回転速度Vは式6の
様になる。
【0034】V=VON×DP・・・式6
【0035】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図9に見
られるように、超音波モータの駆動周波数と回転数の関
係には、駆動周波数の掃引する方向によりヒステリシス
が存在し、安定に超音波モータを起動し且つ効率よく駆
動するためには、必ず起動時には振動体の共振周波数よ
りも高い周波数から超音波モータの駆動周波数を掃引す
る必要がある。
【0036】しかしながら、図7の超音波モータの駆動
回路では、超音波モータの間欠駆動の回転開始時に、必
ずしも振動体の共振周波数より高い側から駆動周波数を
掃引する型になっていないため安定に起動し、効率良く
駆動することが困難であった。
【0037】また超音波モータの間欠駆動の回転停止時
には、ON時の回転状態から瞬時に駆動信号の供給が停
止されるために振動体は停止状態となるが、移動体は慣
性により回転状態を持続しようとし、振動体と移動体の
間に滑りが生じ、この結果、可聴雑音、不要振動が生
じ、静粛に超音波モータを駆動することが困難であると
いう課題を有していた。
【0038】加えて、超音波モータは応答特性が優れて
いるために、超音波モータの従来の間欠駆動動作のよう
に、移動体の起動・停止の少なくても一方を瞬時に行う
と、例え移動体の質量が小さくても大きな回転エネルギ
ーの発生と停止を繰り返すことになり、大きな振動を生
じるとともに、静粛に超音波モータを駆動することが困
難であるという課題もを有していた。
【0039】本発明は、上記課題を解決するものであ
り、超音波モータの振動体のヒステリシス領域を回避し
て間欠駆動時に安定に起動し、且つ効率良く駆動すると
ともに、起動・停止の動作時定数を効率良く制御するこ
とにより、可聴雑音、不要振動を発生すること無く静粛
に超音波モータを駆動することが可能である超音波モー
タの駆動方法を提供するものである。
【0040】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の駆動方法は、制御電圧で発振周波数が制御で
きる電圧制御発振器と、超音波モータの状態が駆動可能
領域内で駆動されているか駆動可能領域外となっている
かを判断するコンパレータと、駆動可能領域内外の判断
基準である電圧値と、速度誤差信号よりコンパレータ出
力を減算して超音波モータの振動体の共振周波数より十
分高い周波数に駆動周波数を移行させる減算器と、間欠
駆動の周波数で発振する発振器と、速度設定値により発
振器の出力パルスのデューティ比を変調するパルス幅変
調器と、パルス幅変調器の出力により速度フィードバッ
ク信号をON、OFFするアナログスイッチと、アナロ
グスイッチのON時には即座に充電され、アナログスイ
ッチがOFFすると電圧値がその時定数に応じて徐々に
低下するよう設定された抵抗とコンデンサよりなる。
【0041】
【作用】本発明の駆動方法では、駆動開始時においては
超音波モータよりフィードバックされる速度信号は駆動
可能領域外を示す小信号であり、これにより必ずコンパ
レータはハイレベルとなる。
【0042】この結果、電圧制御発振器にフィードバッ
クされる電圧信号は、電圧制御発振器の発振周波数が振
動体の共振周波数より十分高い周波数である様な小さい
ものであり、これにより超音波モータの起動時には駆動
周波数は必ず振動体の共振周波数より高い側から掃引さ
れる。
【0043】また、駆動停止時にはアナログスイッチの
インピーダンスが無限大となり、抵抗、コンデンサへの
電荷の供給が停止され、コンデンサに蓄えられている電
荷が抵抗、コンデンサにより決まる時定数に応じて徐々
に放電される。
【0044】これにより電圧制御発振器に伝達される電
圧値も徐々に低下し、電圧制御発振器の発振周波数は徐
々に高くなり、この結果超音波モータは徐々に回転速度
を低下させ停止状態となるため、移動体の慣性による滑
りを防止することができ、可聴雑音、振動の発生を防ぐ
ことが可能である。
【0045】これらの動作を繰り返すことにより安定に
効率良く超音波モータを起動し、停止時には可聴雑音、
不要振動を発生させることなく超音波モータを駆動する
ことが可能な超音波モータの駆動方法を提供することが
できる。
【0046】
【実施例】以下に本発明の実施例を図を参照しながら詳
細に説明する。
【0047】図1は、本発明の実施例の1つである超音
波モータを間欠動作させる駆動回路のブロック図であ
る。
【0048】発振器42の出力は、パルス幅変調器43
のクロック入力端子に接続されており、速度設定値44
は、パルス幅変調器43の制御端子に接続されている。
パルス幅変調器43の出力はアナログスイッチ45の制
御端子に接続されている。アナログスイッチ45の出力
は、抵抗46とコンデンサ47の並列回路ので終端され
ている。
【0049】そして、抵抗46とコンデンサ47の並列
回路には、電圧制御発振器48の制御端子が接続されて
いる。電圧制御発振器48の出力は2分割され、一方は
90度移相器49を介して、電力増幅器50に入力さ
れ、他方は直接電力増幅器51に入力される。
【0050】電力増幅器50の出力は、コイル52を介
して圧電体2上に設けられた駆動電極53に印加される
とともに、この駆動電極53下の圧電体2の静電容量と
等価な静電容量を有するコンデンサ54に印加される。
【0051】電力増幅器51の出力は、コイル55を介
して圧電体2上の駆動電極56に印加されるとともに、
この駆動電極56下の圧電体2の静電容量と等価な静電
容量を有するコンデンサ57に印加される。
【0052】そして、コンデンサ54とコンデンサ57
の出力は、それぞれ抵抗58の一端に接続され、抵抗5
8の他端は接地されている。また、圧電体2には抵抗5
9が接続されており、抵抗59の他端は接地されてい
る。ここで、抵抗58と抵抗59の抵抗値は互いに等し
く設定されている。
【0053】抵抗58のコンデンサ54及びコンデンサ
57に接続されている側及び抵抗59の圧電体2に接続
されている側は、減算器60の入力端子にそれぞれ接続
されており、減算器60の出力は整流器61の入力側に
接続されている。
【0054】整流器61の出力は2分割され、一方は差
動増幅器62の一方の入力端子に、他方はコンパレータ
63の一方の入力端子にそれぞれ接続されている。
【0055】差動増幅器62の他方の入力端子には、O
N時速度設定値64が接続されており、差動増幅器62
の出力は減算器65の一方の入力端子に接続されてい
る。
【0056】また、コンパレータ63の他方の入力端子
には、電源電圧Vcc66を抵抗67と抵抗68で分圧
した電圧値Vk69が接続されており、コンパレータ6
3の出力は、減算器65の他方の入力端子にそれぞれ接
続されている。そして、減算器65の出力はアナログス
イッチ45の入力端子に接続されている。
【0057】以上の様に構成された超音波モータの駆動
回路について、以下にその動作を説明する。
【0058】発振器42は、超音波モータの間欠駆動の
周期に対応した周波数で発振しており、パルス幅変調器
43は、速度設定値44より与えられる電圧値に応じ
て、発振器42より供給されるパルス信号のデューティ
比を変調し、アナログスイッチ45のON、OFF間隔
を制御することにより、超音波モータの回転速度を操作
している。
【0059】ここで、超音波モータの間欠動作は、アナ
ログスイッチ45がON状態の時、回転状態にあり、O
FF状態のとき停止状態に移行し停止する。
【0060】またパルス幅変調器43より得られるパル
スの立ち上がり時、すなわち超音波モータの間欠駆動の
起動時には、整流器61の出力である超音波モータから
フィードバックされる速度信号は、超音波モータが停止
状態にあるために、電源電圧Vcc66を、抵抗67、
抵抗68により分圧して得られる電圧値Vk69より十
分小さく、この結果コンパレータ63はハイレベルとな
り、減算器65の出力は十分小さいものとなる。減算器
65の出力は、アナログスイッチ45を介してコンデン
サ47を即座に充電し所定の電圧とする。
【0061】ここで、電圧制御発振器48の制御電圧と
発振周波数、及び振動体3の共振周波数の関係は、図2
の様になり、これにより起動時には必ず振動体3の共振
周波数より高い周波数から駆動周波数を掃引する。
【0062】また、超音波モータの駆動周波数と回転数
の関係は、図9の様になっており周波数を振動体3の共
振周波数より高い周波数から掃引することにより、安定
に効率良く起動しかつ駆動することが可能である。
【0063】この様に間欠駆動の起動時には振動体3の
共振周波数より高い周波数から駆動周波数を掃引して、
安定に超音波モータを起動した後、定常駆動状態に入る
と、電圧制御発振器48は、超音波モータのON時の目
標回転速度に対応する周波数のパルス信号を発生する。
【0064】ここで前記信号は2分割され、一方は90
度移相器49を通り電力増幅器50によって、超音波モ
ータを駆動するのに必要な電力を有する電圧信号に増幅
される。
【0065】また、他方は直接電力増幅器51に送ら
れ、超音波モータを駆動するのに必要な電力を有する電
圧信号に増幅される。電力増幅器50から発せられた駆
動電圧は、コイル52を通って圧電体2上に設けられた
駆動電極53に印加されるとともに、この駆動電極53
下の圧電体2の静電容量と等価な静電容量を有するコン
デンサ54に印加される。
【0066】同様に電力増幅器51から発せられた駆動
電圧は、コイル55を通って圧電体2上に設けられた他
方の駆動電極56に印加されるとともに、この駆動電極
56下の静電容量と等価な静電容量を有するコンデンサ
57に印加される。
【0067】このとき、振動体3上には周方向に進行す
る曲げ振動が励振され、摩擦材5と振動体3の突起体1
aの間に作用する摩擦力により、移動体6が曲げ振動の
進行波の進行方向と逆向きに駆動される。
【0068】また、圧電体2の2組の駆動電極には印加
された電圧の絶対値、及び周波数に応じた総電流i19
が流れ、抵抗59によりこの総電流i19は電圧信号に
変換され、減算器60の一方の入力端子に入力される。
【0069】また、コンデンサ54とコンデンサ57に
も印加電圧の絶対値、及びその周波数に応じた圧電体2
上の2組の駆動電極を流れる電気腕電流ie20と等価
な電流が流れ、それぞれを加え合わせたものが抵抗58
により電圧信号に変換され、減算器60の他方の入力端
子に接続される。
【0070】減算器60の出力は、圧電体2を流れる総
電流i19より得られる電圧値から、圧電体2を流れる
電気腕電流ie20と等価な電流より得られる電圧値を
差し引いたもので、これは圧電体2を流れる総機械腕電
流に比例した電圧値であり、これは超音波モータの回転
速度に比例した信号である。
【0071】減算器60の出力は、整流器61により整
流され、直流電圧信号に変換され2分割された後、一方
は差動増幅器62に印加されON時速度設定値64と比
較処理され、回転速度誤差信号が減算器65の一方の入
力端子に供給される。
【0072】超音波モータの駆動可能領域内で駆動して
いる場合には、整流器61の出力は電圧値Vk69より
大きく、コンパレータ63の出力は、ローレベルであ
り、減算器65の出力は、差動増幅器62の出力と同等
な出力が得られアナログスイッチ45を介して、電圧制
御発振器48にフィードバックされ、超音波モータの回
転速度はON時速度設定値64に対応する回転速度に維
持される。
【0073】また、間欠駆動の停止時つまり立ち下がり
時には、パルス幅変調器43から供給されるパルス信号
はローレベルとなる。
【0074】この結果アナログスイッチ45はOFF状
態となり、抵抗46、コンデンサ47への電荷の供給が
なくなり、コンデンサ47の電圧レベルは、抵抗46の
抵抗値とコンデンサ47の容量により決まる放電時定数
に応じて低下する。
【0075】そして、電圧制御発振器48の制御端子に
印加される電圧と発振周波数は、図2の様に、また駆動
周波数と超音波モータの回転数は図9の様になってい
る。
【0076】これらの図から判るように、電圧制御発振
器48の制御端子に印加される電圧値が低下するに従い
発振周波数が徐々に高くなり、これにより超音波モータ
の回転数は徐々に低下し、緩やかな停止を実現すること
ができる。
【0077】この様に、間欠駆動の停止時には移動体6
の回転数を徐々に低下させることにより、移動体6が振
動体3に対して慣性により滑ることを防止することがで
き、この結果、可聴雑音、振動の発生を防ぐことが可能
である。
【0078】以上述べたように、本発明では、超音波モ
ータの起動時には、駆動周波数を振動体の共振周波数よ
り高い周波数から掃引するとともに、立ち下がり時には
駆動周波数を徐々に高い周波数に掃引し、移動体の回転
数を徐々に低下させ停止状態にすることにより、安定に
起動し且つ効率良く超音波モータを駆動することができ
る。
【0079】また停止時の移動体と振動体の滑りを防止
することができ、また超音波モータの起動時間と停止時
間を調整することにより、可聴雑音、不要振動の発生を
防ぐことが可能である。
【0080】尚、上記実施例では間欠駆動の立ち下がり
時の速度の減速方法として駆動周波数を徐々に高くして
いるが、例えば駆動電圧の絶対値を徐々に小さくしてい
く、或いは駆動電圧の位相差を徐々に90度より離すこ
とにより回転速度を徐々に低下させる場合にも有効であ
ることは勿論である。
【0081】
【発明の効果】以上の様に本発明の駆動方法によって、
超音波モータの間欠駆動時に安定に起動することができ
且つ、可聴雑音、不要振動を生じること無く、静粛で安
定に効率よく超音波モータを駆動することが可能である
超音波モータの駆動方法を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波モータの駆動方法の一実施例を
具現化した駆動回路ブロック図
【図2】図1の同駆動回路における電圧制御発振器の制
御電圧と発振周波数、振動体の共振周波数の関係図
【図3】従来例における超音波モータの縦断面図
【図4】同従来例における超音波モータの圧電体の電極
構造を示す平面図
【図5】同従来例における超音波モータの動作原理図
【図6】同従来例における振動体の等価回路図
【図7】同従来例における超音波モータの駆動回路図
【図8】同従来例における駆動信号と、間欠信号のタイ
ミング関係図
【図9】同従来例における超音波モータの駆動周波数と
回転数の関係図
【符号の説明】
42 発振器 43 パルス幅変調器 44 速度設定値 45 アナログスイッチ 46、58、59、67、68 抵抗 47、54、57 コンデンサ 48 電圧制御発振器 49 90度移相器 50、51 電力増幅器 52、55 コイル 53、56 駆動電極 60、65 減算器 61 整流器 62 差動増幅器 63 コンパレータ 64 ON時速度設定値 66 電源電圧 69 駆動可能領域判断値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西倉 孝弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 川崎 修 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 武田 克 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 今田 勝巳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電体にA相、B相の2組の駆動電極群を
    配置し、前記駆動電極群に各々交流電圧を印加し、前記
    圧電体と弾性体とから構成される振動体に弾性進行波を
    励振することにより、前記振動体上に加圧接触して設置
    された移動体を回転させる超音波モータにおいて、 前記移動体の起動時には前記振動体に印加する交流電圧
    の周波数を前記振動体の共振周波数よりも高い周波数か
    ら掃引させるとともに、前記移動体が停止状態に移行す
    る直前には前記移動体の回転速度を徐々に低下させ停止
    状態とさせる、前記移動体を回転・停止させる間欠動作
    をさせることを特徴とする超音波モータの駆動方法。
  2. 【請求項2】振動体に印加する交流電圧の周波数を、徐
    々に高い周波数に掃引することにより、停止直前に回転
    速度を徐々に低下させる請求項1記載の超音波モータの
    駆動方法。
JP6176849A 1994-07-20 1994-07-28 超音波モータの駆動方法 Pending JPH0847269A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6176849A JPH0847269A (ja) 1994-07-28 1994-07-28 超音波モータの駆動方法
US08/503,512 US5644199A (en) 1994-07-20 1995-07-18 Method for driving an ultrasonic motor
DE69506187T DE69506187T2 (de) 1994-07-20 1995-07-19 Antriebsverfahren für einen Ultraschallmotor
EP95111336A EP0693821B1 (en) 1994-07-20 1995-07-19 A method for driving an ultrasonic motor
DE69516908T DE69516908T2 (de) 1994-07-20 1995-07-19 Antriebsverfahren für einen Ultraschallmotor
EP97118035A EP0831540B1 (en) 1994-07-20 1995-07-19 A method for driving an ultrasonic motor
KR1019950021837A KR100228610B1 (ko) 1994-07-20 1995-07-20 초음파 모터를 구동하는 방법 및 초음파 모터용 구동 회로

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6176849A JPH0847269A (ja) 1994-07-28 1994-07-28 超音波モータの駆動方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0847269A true JPH0847269A (ja) 1996-02-16

Family

ID=16020914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6176849A Pending JPH0847269A (ja) 1994-07-20 1994-07-28 超音波モータの駆動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0847269A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014204563A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 株式会社フコク 振動アクチュエータの制御装置および制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014204563A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 株式会社フコク 振動アクチュエータの制御装置および制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100204460B1 (ko) 초음파모터의 속도제어방법
KR900007413B1 (ko) 초음파 모우터구동 방법
US4888514A (en) Driving apparatus for ultrasonic motor
EP0693821B1 (en) A method for driving an ultrasonic motor
JPH06237584A (ja) 超音波モータの速度制御方法及び速度制御装置
JPH09163765A (ja) 超音波モータの駆動方法およびその駆動回路
JPH07131986A (ja) 超音波モータの駆動方法
JP3260041B2 (ja) 超音波モータの駆動方法とその駆動回路
JP2548248B2 (ja) 超音波モータの制御装置
JP2506895B2 (ja) 超音波モ―タの制御装置
JP2558709B2 (ja) 超音波モ−タ駆動装置
JP2583904B2 (ja) 超音波モータ駆動方法
JPH07123750A (ja) 超音波モータの駆動回路
JPH06121554A (ja) 超音波モータ
JP3618930B2 (ja) 振動波モータの駆動制御装置および振動波モータを駆動源とする装置
JP2563351B2 (ja) 超音波モ−タ駆動方法
JP2757416B2 (ja) 超音波モータ
SU1023458A1 (ru) Вибродвигатель
JP2794692B2 (ja) 超音波モータの駆動回路
JP2691969B2 (ja) 超音波モーター
JP2636280B2 (ja) 超音波モータの駆動法
JP2506896B2 (ja) 超音波モ―タ駆動装置
JPH0632569B2 (ja) 超音波モータの駆動方法
JPH07131987A (ja) 超音波モータの駆動制御回路
JP2532516B2 (ja) 超音波モ―タの駆動装置