JPH0847534A - No吸入装置 - Google Patents
No吸入装置Info
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- JPH0847534A JPH0847534A JP18483294A JP18483294A JPH0847534A JP H0847534 A JPH0847534 A JP H0847534A JP 18483294 A JP18483294 A JP 18483294A JP 18483294 A JP18483294 A JP 18483294A JP H0847534 A JPH0847534 A JP H0847534A
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Landscapes
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で、有害なNO2 の発生を抑え、
NOの濃度管理を正確に行なうことができるだけでな
く、NO濃度と酸素濃度を独立して調整することがで
き、さらに、NOのガス漏れを起こさないようにするこ
とを目的とする。 【構成】 吸気回路2及び呼気回路3が患者に装着され
る気管内チューブ4に対して三方分岐管5を介して接続
され、吸気回路2と前記分岐管5の連結部もしくはその
近傍に所定濃度のNOガスを供給するNOガス供給管10
が接続され、吸気回路2又は呼気回路3には吸気又は呼
気の流量を計測する呼吸ガス流量計7が介装され、NO
ガス供給管10には、呼吸ガス流量計7により計測された
流量,吸気に混合されるNOガスのNO濃度及び患者に
投与すべきNO濃度に基づいて決定された供給流量でN
Oガスを供給する流量調整バルブ12が介装されたことを
特徴とする。
NOの濃度管理を正確に行なうことができるだけでな
く、NO濃度と酸素濃度を独立して調整することがで
き、さらに、NOのガス漏れを起こさないようにするこ
とを目的とする。 【構成】 吸気回路2及び呼気回路3が患者に装着され
る気管内チューブ4に対して三方分岐管5を介して接続
され、吸気回路2と前記分岐管5の連結部もしくはその
近傍に所定濃度のNOガスを供給するNOガス供給管10
が接続され、吸気回路2又は呼気回路3には吸気又は呼
気の流量を計測する呼吸ガス流量計7が介装され、NO
ガス供給管10には、呼吸ガス流量計7により計測された
流量,吸気に混合されるNOガスのNO濃度及び患者に
投与すべきNO濃度に基づいて決定された供給流量でN
Oガスを供給する流量調整バルブ12が介装されたことを
特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人工呼吸装置等から供
給される空気に所要濃度のNOガスを混合して患者に投
与するためのNO吸入装置に関する。
給される空気に所要濃度のNOガスを混合して患者に投
与するためのNO吸入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一酸化窒素NOは肺血管を拡張させる作
用があるため、近年では、新生児持続性肺高血圧症,続
発性肺高血圧症,肺高血圧クリーゼ等の疾病に対して、
所要濃度のNOガスを吸入させる治療が行なわれてい
る。図2はこのような従来のNO吸入装置を示すフロー
シートであって、レスピレータ31に接続された吸気回
路32及び呼気回路33が、患者の呼吸器系に装着され
た気管内チューブ34に対して三方分岐管35を介して
接続されている。
用があるため、近年では、新生児持続性肺高血圧症,続
発性肺高血圧症,肺高血圧クリーゼ等の疾病に対して、
所要濃度のNOガスを吸入させる治療が行なわれてい
る。図2はこのような従来のNO吸入装置を示すフロー
シートであって、レスピレータ31に接続された吸気回
路32及び呼気回路33が、患者の呼吸器系に装着され
た気管内チューブ34に対して三方分岐管35を介して
接続されている。
【0003】そして、レスピレータ31に吸気を供給す
る吸気供給管36には、二つのガス混合器37及び38
が介装されており、第一のガス混合器37で、NOタン
ク39から送給される400ppmのNOガスと、空気供給源
40から供給される空気が所定の割合で混合され、第二
のガス混合器38で、前記第一のガス混合器37から供
給される混合ガスと、酸素供給源41から供給される酸
素が所定の割合で混合されて、その混合ガスが前記吸気
回路32を介して患者に供給されるように成されてい
る。
る吸気供給管36には、二つのガス混合器37及び38
が介装されており、第一のガス混合器37で、NOタン
ク39から送給される400ppmのNOガスと、空気供給源
40から供給される空気が所定の割合で混合され、第二
のガス混合器38で、前記第一のガス混合器37から供
給される混合ガスと、酸素供給源41から供給される酸
素が所定の割合で混合されて、その混合ガスが前記吸気
回路32を介して患者に供給されるように成されてい
る。
【0004】このような従来のNO吸入装置を用いて、
例えば患者に10ppm のNOを吸入させようとする場
合、第一のガス混合器37で空気とNOを7:1の割合
で混合すると、その混合ガス中のNO濃度は50ppm と
なる。次いで、第二のガス混合器38で酸素と混合ガス
をさらに4:1の割合で混合すれば、NO濃度が10pp
m ,酸素濃度が83.5%の吸気ガスが得られ、この吸気ガ
スがレスピレータ31から吸気回路32及びこれに介装
された加湿器42内を通って患者に供給される。
例えば患者に10ppm のNOを吸入させようとする場
合、第一のガス混合器37で空気とNOを7:1の割合
で混合すると、その混合ガス中のNO濃度は50ppm と
なる。次いで、第二のガス混合器38で酸素と混合ガス
をさらに4:1の割合で混合すれば、NO濃度が10pp
m ,酸素濃度が83.5%の吸気ガスが得られ、この吸気ガ
スがレスピレータ31から吸気回路32及びこれに介装
された加湿器42内を通って患者に供給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、NOタ
ンク39から送給されたNOガスが、第一ガス混合器3
7で空気と混合されてから、吸気供給管36−レスピレ
ータ31−吸気回路32を通って患者に供給されるまで
に数メートルもの管路内を流れている間、NOは酸素と
化合してNO2 (二酸化窒素)が生成されてしまうの
で、計算上は各ガス混合器37及び38における各ガス
の混合割合に基づいてNOの濃度を決定することができ
ても、実際には正確な濃度管理を行なうことができず、
しかも、NO 2 は生体にとって猛毒であるため、治療に
際し危険を伴うという問題があった。
ンク39から送給されたNOガスが、第一ガス混合器3
7で空気と混合されてから、吸気供給管36−レスピレ
ータ31−吸気回路32を通って患者に供給されるまで
に数メートルもの管路内を流れている間、NOは酸素と
化合してNO2 (二酸化窒素)が生成されてしまうの
で、計算上は各ガス混合器37及び38における各ガス
の混合割合に基づいてNOの濃度を決定することができ
ても、実際には正確な濃度管理を行なうことができず、
しかも、NO 2 は生体にとって猛毒であるため、治療に
際し危険を伴うという問題があった。
【0006】また、患者の容体に応じてNO濃度や酸素
濃度を変更する必要が生じた場合に、従来のNO吸入装
置では最終的に第二のガス混合器における混合割合を変
えることによりNO濃度の調整を行なうので、これに伴
って酸素濃度も大幅に変化することとなる。したがっ
て、NO濃度と酸素濃度を独立して調整することができ
ず、酸素濃度を一定に維持してNO濃度を変化させた
り、これとは逆に、NO濃度を一定に維持して酸素濃度
を変化させたりすることが不可能であるというという問
題があった。
濃度を変更する必要が生じた場合に、従来のNO吸入装
置では最終的に第二のガス混合器における混合割合を変
えることによりNO濃度の調整を行なうので、これに伴
って酸素濃度も大幅に変化することとなる。したがっ
て、NO濃度と酸素濃度を独立して調整することができ
ず、酸素濃度を一定に維持してNO濃度を変化させた
り、これとは逆に、NO濃度を一定に維持して酸素濃度
を変化させたりすることが不可能であるというという問
題があった。
【0007】さらに、通常のガス混合器37,38は、
混合すべき二種類のガスの供給圧に圧力差がある場合、
両者を一定にするために高圧側のガスを外部へ排出する
構成となっているので、環境基準(3〜5ppm )を超え
る高濃度のNOガスが外部に漏れてしまい、この場合、
患者やその周囲にいる医師,看護婦の粘膜に刺激症状う
起こすおそれがある。そこで本発明は、簡単な構成で、
有害なNO2 の発生を抑え、NOの濃度管理を正確に行
なうことができるだけでなく、NO濃度と酸素濃度を独
立して調整することができ、さらに、NOがガス漏れを
起こさないようにすることを技術的課題としている。
混合すべき二種類のガスの供給圧に圧力差がある場合、
両者を一定にするために高圧側のガスを外部へ排出する
構成となっているので、環境基準(3〜5ppm )を超え
る高濃度のNOガスが外部に漏れてしまい、この場合、
患者やその周囲にいる医師,看護婦の粘膜に刺激症状う
起こすおそれがある。そこで本発明は、簡単な構成で、
有害なNO2 の発生を抑え、NOの濃度管理を正確に行
なうことができるだけでなく、NO濃度と酸素濃度を独
立して調整することができ、さらに、NOがガス漏れを
起こさないようにすることを技術的課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、所定酸素濃度の吸気を患者に送給する吸
気回路及び患者から吐き出される呼気を排出する呼気回
路が、患者に装着される気管内チューブに対して三方分
岐管を介して接続され、前記吸気中にNOガスを混合し
て患者に吸入させるNO吸入装置であって、前記吸気回
路と前記分岐管の連結部もしくはその近傍に、所定濃度
のNOガスを供給するNOガス供給管が接続され、前記
吸気回路又は呼気回路には吸気又は呼気の流量を計測す
る呼吸ガス流量計が介装され、前記NOガス供給管に
は、前記呼吸ガス流量計により計測された吸気又は呼気
の流量,吸気に混合されるNOガスのNO濃度及び患者
に投与すべきNO濃度に基づいて決定された供給流量で
NOガスを供給する流量調整バルブが介装されたことを
特徴とする。
に、本発明は、所定酸素濃度の吸気を患者に送給する吸
気回路及び患者から吐き出される呼気を排出する呼気回
路が、患者に装着される気管内チューブに対して三方分
岐管を介して接続され、前記吸気中にNOガスを混合し
て患者に吸入させるNO吸入装置であって、前記吸気回
路と前記分岐管の連結部もしくはその近傍に、所定濃度
のNOガスを供給するNOガス供給管が接続され、前記
吸気回路又は呼気回路には吸気又は呼気の流量を計測す
る呼吸ガス流量計が介装され、前記NOガス供給管に
は、前記呼吸ガス流量計により計測された吸気又は呼気
の流量,吸気に混合されるNOガスのNO濃度及び患者
に投与すべきNO濃度に基づいて決定された供給流量で
NOガスを供給する流量調整バルブが介装されたことを
特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、吸気回路から供給される所定
酸素濃度の吸気が、三方分岐管を介して気管内チューブ
に供給され、患者から吐き出された呼気は前記三方分岐
管から呼気回路を介して排出される。そして、吸気回路
と前記分岐管の連結部若しくはその近傍に所定濃度のN
Oガスを供給するNOガス供給管が接続されており、N
Oガスが空気と混合されてから患者に至るまでの管路が
極めて短くNO2 が生成される前に短時間で患者に供給
されるので、NO2 の生成が抑えられる。
酸素濃度の吸気が、三方分岐管を介して気管内チューブ
に供給され、患者から吐き出された呼気は前記三方分岐
管から呼気回路を介して排出される。そして、吸気回路
と前記分岐管の連結部若しくはその近傍に所定濃度のN
Oガスを供給するNOガス供給管が接続されており、N
Oガスが空気と混合されてから患者に至るまでの管路が
極めて短くNO2 が生成される前に短時間で患者に供給
されるので、NO2 の生成が抑えられる。
【0010】そして、例えば、吸気回路(又は呼気回
路)に介装された呼吸ガス流量計により、計測された吸
気(又は呼気)の流量が毎分10リットル,吸気に混合
するNOガスのNO濃度が400ppm,患者に投与すべきN
O濃度が10ppm である場合に、NOガス供給管に介装
された流量調整バルブによりNOガスの供給流量を毎分
約256cc にすれば、NO濃度が10ppm の吸気ガスが得
られる。
路)に介装された呼吸ガス流量計により、計測された吸
気(又は呼気)の流量が毎分10リットル,吸気に混合
するNOガスのNO濃度が400ppm,患者に投与すべきN
O濃度が10ppm である場合に、NOガス供給管に介装
された流量調整バルブによりNOガスの供給流量を毎分
約256cc にすれば、NO濃度が10ppm の吸気ガスが得
られる。
【0011】このとき、NOガスの供給流量(毎分 0.2
56リットル)は、吸気回路から供給される吸気の流量
(毎分10リットル)に比して極めて少ないので、全体
の組成はほとんど変化することがなく、したがって、吸
気の酸素濃度を殆ど一定に維持したままNO濃度を調整
でき、ひいては吸気の酸素濃度を調整してもこれに伴っ
て吸気のNO濃度が変化することがない。さらに、NO
ガスを混合する際にガス混合器を使用しないので、NO
ガスが大気中に漏れだすこともない。
56リットル)は、吸気回路から供給される吸気の流量
(毎分10リットル)に比して極めて少ないので、全体
の組成はほとんど変化することがなく、したがって、吸
気の酸素濃度を殆ど一定に維持したままNO濃度を調整
でき、ひいては吸気の酸素濃度を調整してもこれに伴っ
て吸気のNO濃度が変化することがない。さらに、NO
ガスを混合する際にガス混合器を使用しないので、NO
ガスが大気中に漏れだすこともない。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。図1は本発明に係るNO吸入装置を
示すフローシートである。
具体的に説明する。図1は本発明に係るNO吸入装置を
示すフローシートである。
【0013】本例のNO吸入装置は、レスピレータ1に
接続された吸気回路2及び呼気回路3が、患者の呼吸器
系に装着された気管内チューブ4に対して三方分岐管5
を介して接続されて成る。レスピレータ1には、100 %
酸素と空気とを所定の割合で混合して前記吸気回路2に
送給するO2 ブレンダ6が接続されると共に、吸気回路
2に介装されて吸気の流量を計測する呼吸ガス流量計7
が配設されている。
接続された吸気回路2及び呼気回路3が、患者の呼吸器
系に装着された気管内チューブ4に対して三方分岐管5
を介して接続されて成る。レスピレータ1には、100 %
酸素と空気とを所定の割合で混合して前記吸気回路2に
送給するO2 ブレンダ6が接続されると共に、吸気回路
2に介装されて吸気の流量を計測する呼吸ガス流量計7
が配設されている。
【0014】吸気回路2と三方分岐管5はTピースコネ
クタ8を介して連結され、当該コネクタ8にはNOタン
ク9から送給される所定濃度のNOガスを供給するNO
ガス供給管10が接続されている。なお、NOタンク9
には、例えば400ppmのNOガスが窒素ガス中に含有され
た状態で充填されている。
クタ8を介して連結され、当該コネクタ8にはNOタン
ク9から送給される所定濃度のNOガスを供給するNO
ガス供給管10が接続されている。なお、NOタンク9
には、例えば400ppmのNOガスが窒素ガス中に含有され
た状態で充填されている。
【0015】また、NOガス供給管10には、微量流量
計11が介装されると共に、減圧バルブを用いた流量調
整バルブ12が介装され、当該バルブ12の開度を調整
することによりNOガスの供給流量を調整するようにな
されている。このとき、NOガスの供給流量は、呼吸ガ
ス流量計7により計測された吸気の流量,吸気に混合さ
れるNOガスのNO濃度及び患者に投与すべきNO濃度
に基づいて決定される。なお、13は患者の呼吸器系の
乾燥を防止するために、吸気を加湿する加湿器である。
計11が介装されると共に、減圧バルブを用いた流量調
整バルブ12が介装され、当該バルブ12の開度を調整
することによりNOガスの供給流量を調整するようにな
されている。このとき、NOガスの供給流量は、呼吸ガ
ス流量計7により計測された吸気の流量,吸気に混合さ
れるNOガスのNO濃度及び患者に投与すべきNO濃度
に基づいて決定される。なお、13は患者の呼吸器系の
乾燥を防止するために、吸気を加湿する加湿器である。
【0016】以上が本発明の一例構成であって、次にそ
の作用について説明する。まず、患者に供給する吸気の
酸素濃度に応じてO2 ブレンダ6の混合割合を調整し、
例えば酸素濃度を25%にする場合は、100 %酸素:空
気=1:15の割合で混合すればよい。なお、酸素や空
気は無害であるので、ブレンダ6から大気中に漏れても
何ら問題がない。
の作用について説明する。まず、患者に供給する吸気の
酸素濃度に応じてO2 ブレンダ6の混合割合を調整し、
例えば酸素濃度を25%にする場合は、100 %酸素:空
気=1:15の割合で混合すればよい。なお、酸素や空
気は無害であるので、ブレンダ6から大気中に漏れても
何ら問題がない。
【0017】そして、ブレンダ6で混合された空気が、
レスピレータ1から吸気回路2を通り、Tピースコネク
タ8を通過するときにNOガスと混合されて、気管内チ
ューブ4に送給される。Tピースコネクタ8にはNOガ
ス供給管10が接続され、NOガスが、呼吸ガス流量計
7により計測された吸気の流量と患者に投与すべきNO
濃度に基づいて決定される所望の混合量で供給される。
レスピレータ1から吸気回路2を通り、Tピースコネク
タ8を通過するときにNOガスと混合されて、気管内チ
ューブ4に送給される。Tピースコネクタ8にはNOガ
ス供給管10が接続され、NOガスが、呼吸ガス流量計
7により計測された吸気の流量と患者に投与すべきNO
濃度に基づいて決定される所望の混合量で供給される。
【0018】このとき、NOガスの供給量vは例えば次
式により求まる。 v=αV/(β−α) V:呼吸ガス流量計7により計測された吸気の流量 α:患者に投与すべきNO濃度 β:NOタンク9内のNOガス濃度 例えば、呼吸ガス流量計7により計測された吸気の流量
V=毎分10リットル、患者に投与すべきNO濃度α=
10ppm 、NOタンク9内のNOガス濃度β=400ppmで
ある場合に、NOガスの供給量v=毎分256cc となる。
したがって、微量流量計11が256cc を示すように流量
調整バルブ12の弁開度を調整すれば、NO濃度が10
ppm NOガスが得られる。
式により求まる。 v=αV/(β−α) V:呼吸ガス流量計7により計測された吸気の流量 α:患者に投与すべきNO濃度 β:NOタンク9内のNOガス濃度 例えば、呼吸ガス流量計7により計測された吸気の流量
V=毎分10リットル、患者に投与すべきNO濃度α=
10ppm 、NOタンク9内のNOガス濃度β=400ppmで
ある場合に、NOガスの供給量v=毎分256cc となる。
したがって、微量流量計11が256cc を示すように流量
調整バルブ12の弁開度を調整すれば、NO濃度が10
ppm NOガスが得られる。
【0019】また、NOガスが混合されることにより酸
素濃度は少し薄まるが、混合量が吸気回路2から送給さ
れる吸気の流量に比して極めて少ないので、酸素濃度は
略一定に維持される。本例の場合は、酸素濃度が25%
から僅かに薄まり、約24.4 (%) になる。したがって、
NOガスを混合することにより酸素濃度が大幅に変化す
ることがなく、吸気回路2から供給される酸素濃度がほ
ぼ一定に維持される。また、このとき、ブレンダ6にお
ける混合割合を変えて酸素濃度を変えても、V,α,β
の値は変わらないので、NOガスの混合量及びNO濃度
は変化することがなく、したがって酸素濃度及びNO濃
度を独立に調整することができる。
素濃度は少し薄まるが、混合量が吸気回路2から送給さ
れる吸気の流量に比して極めて少ないので、酸素濃度は
略一定に維持される。本例の場合は、酸素濃度が25%
から僅かに薄まり、約24.4 (%) になる。したがって、
NOガスを混合することにより酸素濃度が大幅に変化す
ることがなく、吸気回路2から供給される酸素濃度がほ
ぼ一定に維持される。また、このとき、ブレンダ6にお
ける混合割合を変えて酸素濃度を変えても、V,α,β
の値は変わらないので、NOガスの混合量及びNO濃度
は変化することがなく、したがって酸素濃度及びNO濃
度を独立に調整することができる。
【0020】そして、この10ppm のNOガスが気管内
チューブ4を介して患者に投与される。このとき、NO
ガスは気管内チューブ4の直前で混合されることとなる
ので、NOガスが空気と混合されてから患者に至るまで
の管路が極めて短く、空気中の酸素と化合して猛毒であ
るNO2 が生成される前に短時間で患者に投与されるの
で、NO2 による悪影響を生ずることがない。
チューブ4を介して患者に投与される。このとき、NO
ガスは気管内チューブ4の直前で混合されることとなる
ので、NOガスが空気と混合されてから患者に至るまで
の管路が極めて短く、空気中の酸素と化合して猛毒であ
るNO2 が生成される前に短時間で患者に投与されるの
で、NO2 による悪影響を生ずることがない。
【0021】そして、患者から吐き出された呼気が,気
管内チューブ4から呼気回路3内を流れ、レスピレータ
1から外部に排出されるようになされている。したがっ
て、上記実施例のように、呼吸ガス流量計7を吸気回路
2に介装して吸気の流量を計測する場合に限らず、呼気
回路3に介装して呼気の流量を計測するようにしてもよ
い。ただし、この場合、NOガスの供給流量vは、 v=αW/β W:呼吸ガス流量計7により計測された呼気の流量 α:患者に投与すべきNO濃度 β:NOタンク9内のNOガス濃度 で求まる。
管内チューブ4から呼気回路3内を流れ、レスピレータ
1から外部に排出されるようになされている。したがっ
て、上記実施例のように、呼吸ガス流量計7を吸気回路
2に介装して吸気の流量を計測する場合に限らず、呼気
回路3に介装して呼気の流量を計測するようにしてもよ
い。ただし、この場合、NOガスの供給流量vは、 v=αW/β W:呼吸ガス流量計7により計測された呼気の流量 α:患者に投与すべきNO濃度 β:NOタンク9内のNOガス濃度 で求まる。
【0022】また、NOガス供給管10に介装した流量
調整バルブ12をモータ(図示せず)等により自動的に
開閉させ、NOガス供給流量を自動制御してもよい。こ
の場合は、例えば微量流量計11で計測された流量と算
出されたNOガスを比較して両者が一致するようにフィ
ードバック制御を行なえばよい。
調整バルブ12をモータ(図示せず)等により自動的に
開閉させ、NOガス供給流量を自動制御してもよい。こ
の場合は、例えば微量流量計11で計測された流量と算
出されたNOガスを比較して両者が一致するようにフィ
ードバック制御を行なえばよい。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、気
管内チューブの直前でNOを空気と混合するようになさ
れているので、NOが空気と混合されてから患者に至る
までの管路が極めて短く、空気中の酸素と化合して猛毒
であるNO2 が生成される前に短時間で患者に投与され
るので、NO2 の発生を抑えることができ、したがって
NO2 の発生によるNOの濃度変化は殆どなく、また、
ガス混合器を使用していなのでNOが漏れることもない
ので、NO濃度を正確に管理することができるという優
れた効果を有する。さらに、NOの供給量は吸気回路か
ら供給される吸気の流量に比して極めて少ないので、吸
気の酸素濃度を殆ど一定に維持したままNO濃度を調整
することができ、ひいては吸気の酸素濃度を調整しても
これに伴って吸気のNO濃度が変化することがなく、夫
々を独立して調整することができるとい大変優れた効果
を有する。
管内チューブの直前でNOを空気と混合するようになさ
れているので、NOが空気と混合されてから患者に至る
までの管路が極めて短く、空気中の酸素と化合して猛毒
であるNO2 が生成される前に短時間で患者に投与され
るので、NO2 の発生を抑えることができ、したがって
NO2 の発生によるNOの濃度変化は殆どなく、また、
ガス混合器を使用していなのでNOが漏れることもない
ので、NO濃度を正確に管理することができるという優
れた効果を有する。さらに、NOの供給量は吸気回路か
ら供給される吸気の流量に比して極めて少ないので、吸
気の酸素濃度を殆ど一定に維持したままNO濃度を調整
することができ、ひいては吸気の酸素濃度を調整しても
これに伴って吸気のNO濃度が変化することがなく、夫
々を独立して調整することができるとい大変優れた効果
を有する。
【図1】本発明に係るNO吸入装置を示すフローシー
ト。
ト。
【図2】従来のNO吸入装置を示すフローシート。
1・・・レスピレータ 2・・・吸気回路 3・・・呼気回路 4・・・気管内チューブ 5・・・三方分岐管 7・・・呼吸ガス流量計 10・・・NOガス供給管 12・・・流量調整バルブ
Claims (1)
- 【請求項1】 所定酸素濃度の吸気を患者に送給する吸
気回路(2)及び患者から吐き出される呼気を排出する
呼気回路(3)が、患者に装着される気管内チューブ
(4)に対して三方分岐管(5)を介して接続され、前
記吸気中にNOガスを混合して患者に吸入させるNO吸
入装置であって、前記吸気回路(2)と前記分岐管
(5)の連結部もしくはその近傍に所定濃度のNOガス
を供給するNOガス供給管(10)が接続され、前記吸気
回路(2)又は呼気回路(3)には吸気又は呼気の流量
を計測する呼吸ガス流量計(7)が介装され、前記NO
ガス供給管(10)には、前記呼吸ガス流量計(7)によ
り計測された吸気又は呼気の流量,吸気に混合されるN
OガスのNO濃度及び患者に投与すべきNO濃度に基づ
いて決定された供給流量でNOガスを供給する流量調整
バルブ(12)が介装されたことを特徴とするNO吸入装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18483294A JPH0847534A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | No吸入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18483294A JPH0847534A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | No吸入装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0847534A true JPH0847534A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16160090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18483294A Pending JPH0847534A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | No吸入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0847534A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017521147A (ja) * | 2014-06-18 | 2017-08-03 | マケット・クリティカル・ケア・アーベー | 添加ガス供給装置 |
| US10926054B2 (en) | 2008-08-21 | 2021-02-23 | Vero Biotech LLC | Systems and devices for generating nitric oxide |
| US11202880B2 (en) | 2004-08-18 | 2021-12-21 | Vero Biotech LLC | Conversion of nitrogen dioxide (NO2) to nitric oxide (NO) |
| US11312626B2 (en) | 2008-01-28 | 2022-04-26 | Vero Biotech Inc. | Conversion of nitrogen dioxide (NO2) to nitric oxide (NO) |
| US11554241B2 (en) | 2004-08-18 | 2023-01-17 | Vero Biotech Inc. | Conversion of nitrogen dioxide (NO2) to nitric oxide (NO) |
| US11925764B2 (en) | 2009-06-22 | 2024-03-12 | Vero Biotech Inc. | Nitric oxide therapies |
| CN119857204A (zh) * | 2025-02-20 | 2025-04-22 | 广州蓝仕威克医疗科技有限公司 | 一种含no活性气体的控制方法、气路结构及呼吸机 |
-
1994
- 1994-08-05 JP JP18483294A patent/JPH0847534A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11383059B2 (en) | 2004-08-18 | 2022-07-12 | Vero Biotech Inc. | Conversion of nitrogen dioxide (NO2) to nitric oxide (NO) |
| US11202880B2 (en) | 2004-08-18 | 2021-12-21 | Vero Biotech LLC | Conversion of nitrogen dioxide (NO2) to nitric oxide (NO) |
| US11291793B2 (en) | 2004-08-18 | 2022-04-05 | Vero Biotech Inc. | Conversion of nitrogen dioxide (NO2) to nitric oxide (NO) |
| US11554241B2 (en) | 2004-08-18 | 2023-01-17 | Vero Biotech Inc. | Conversion of nitrogen dioxide (NO2) to nitric oxide (NO) |
| US11312626B2 (en) | 2008-01-28 | 2022-04-26 | Vero Biotech Inc. | Conversion of nitrogen dioxide (NO2) to nitric oxide (NO) |
| US11884541B2 (en) | 2008-01-28 | 2024-01-30 | Vero Biotech Inc. | Conversion of nitrogen dioxide (NO2) to nitric oxide (NO) |
| US10926054B2 (en) | 2008-08-21 | 2021-02-23 | Vero Biotech LLC | Systems and devices for generating nitric oxide |
| US11744978B2 (en) | 2008-08-21 | 2023-09-05 | Vero Biotech Inc. | Systems and devices for generating nitric oxide |
| US12171948B2 (en) | 2008-08-21 | 2024-12-24 | Vero Biotech Inc. | Systems and devices for generating nitric oxide |
| US11925764B2 (en) | 2009-06-22 | 2024-03-12 | Vero Biotech Inc. | Nitric oxide therapies |
| US10758691B2 (en) | 2014-06-18 | 2020-09-01 | Maquet Critical Care Ab | Additive gas delivery apparatus |
| JP2017521147A (ja) * | 2014-06-18 | 2017-08-03 | マケット・クリティカル・ケア・アーベー | 添加ガス供給装置 |
| CN119857204A (zh) * | 2025-02-20 | 2025-04-22 | 广州蓝仕威克医疗科技有限公司 | 一种含no活性气体的控制方法、气路结构及呼吸机 |
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