JPH0847559A - スポーツ器具 - Google Patents

スポーツ器具

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Publication number
JPH0847559A
JPH0847559A JP19228294A JP19228294A JPH0847559A JP H0847559 A JPH0847559 A JP H0847559A JP 19228294 A JP19228294 A JP 19228294A JP 19228294 A JP19228294 A JP 19228294A JP H0847559 A JPH0847559 A JP H0847559A
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JP
Japan
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pole
ball
sports equipment
support
winding
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JP19228294A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Nakamura
容雪 中村
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TENCHI KK
Original Assignee
TENCHI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テニスやスカッシュの練習の際には地面等に
安定的に載置することができ、また、運搬時や収納時に
は小型化して容易に運搬等が行えるスポーツ練習具を提
供する。 【構成】 主支持部材11の一端に一対の転倒防止部材
12,12を主支持部材11と平行な収納位置と直交す
る使用位置との間を回動自在に取り付けて支持台10を
構成し、この支持台10上にトーションスプリング32
より一方向に付勢してポール50を揺動自在に設け、こ
のポール50の上端にボール90を取り付けるととも
に、ポール50を下ポール70と上ポール60とを伸縮
自在に結合して構成し、さらに、上ポール60を下部取
付部材61とボール取付部材62とをコイルスプリング
64で撓み可能に連結し、このスプリング64の中間部
に止着したワイヤ75をボール取付部材61に設けた巻
取機構80に巻取長さを調節可能に巻き取るように構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】この発明は、スポーツ器具、特に、ボール
を一定位置に付勢し、打撃後も自動的に元の位置に復帰
するようにしたスポーツ器具であって、特に、持ち運び
や収納性に優れ、また、簡単な構造でテニスやスカッシ
ュの練習を効率的に行えるスポーツ器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスポーツ器具としては、例えば、
特開昭63−109882号公報に記載されたものが知
られる。この特開昭63−109882号公報のテニス
練習具は、平板状の基板に樹脂等からなる可撓性のポー
ルを揺動自在に立設してゴム条により所定の位置に付勢
し、また、ポールの先端に支承具を設けるとともに、ボ
ールの外周面に保持片を固着し、この保持片をポール内
の横棒にゴム紐で連結してポールを支障部に保持するも
のが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のスポーツ器具にあっては、平板状の基板にポー
ルを立設し、このポールの先端にボールを設けるため、
携帯性、収納性に劣るという問題があった。すなわち、
上述した従来のスポーツ器具は打球練習時の安定性の確
保に大きな基板が不可欠であるため、持ち運びが不便で
あり、また、収納にも大きなスペースを必要とするとい
う問題があった。。また、上述した従来のスポーツ器具
にあっては、ポールをポールと基板との間に張装したゴ
ム条により付勢するため、ポールの周囲にゴム条が錯綜
し、このゴム条が練習の障害になるという問題がある。
【0004】さらに、上述した従来のスポーツ器具にあ
っては、ボールの取付位置、特に、ボールの取付高さが
ポールの長さにより一義的に決定されてしまうため、身
長の大きな人や、逆に、身長の小さな人が使用に際して
不便、使いにくさを感じることがあるという問題があ
る。またさらに、上述した従来のスポーツ器具にあって
は、ポールの先端に支承具を設け、さらに、ボールの外
周面に保持片を固着して保持片をポール内の横棒にゴム
紐で連結しなければならず、ボールを取り付けるための
構造が複雑化し、製造コストの増大を招き、また、テニ
スやスカッシュ練習に際しても誤って保持片等を打つこ
とがあるという問題もある。
【0005】この発明は上記各問題に鑑みてなされたも
ので、携帯性、収納性に優れたスポーツ器具、簡単な構
造でテニスやスカッシュ練習が容易なスポーツ器具、練
習する人の体の大小にかかわらず優れた使い勝手が得ら
れるスポーツ器具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、支持台上にポールを立設
し、該ポールの上端にボールを打球可能に設けたスポー
ツ器具であって、前記支持台が、一直線状に延在する棒
状の主支持部材と、該主支持部材の一端に設けられた一
対の転倒防止部材とを備え、該転倒防止部材を前記主支
持部材と平行に延在する収納位置と前記主支持部材に直
交あるいは略直交する使用位置との間を回動または着脱
自在に支持した。
【0007】そして、請求項2記載の発明に係るスポー
ツ器具は、請求項1記載の発明を基礎として、前記ポー
ルを前記支持台に着脱自在に取り付けるとともに、該支
持台の主支持部材を互いに挿通する複数の部材で全体長
さが伸縮可能に構成した。
【0008】また、請求項3記載の発明は、支持台上に
ポールを一方向に揺動自在に立設し、該ポールの上端に
ボールを打球可能に設けるとともに、該ボールが一定位
置に位置するように前記ポールを付勢するスポーツ器具
であって、前記支持台に一対のブラケットを離間して設
け、これらブラケット間に架設した支軸で前記ポールを
回動自在に支持するとともに、前記支軸の周りに該支軸
と同軸的にトーションコイルスプリングを設け、該トー
ションコイルスプリングにより前記ポールを前記一定位
置に付勢するように構成した。
【0009】さらに、請求項4記載の発明は、支持台上
に少なくとも一部が可撓性を有するポールを一方向に揺
動自在かつ撓み量を調節可能に立設し、該ポールの上端
にボールを設けたスポーツ器具であって、前記ポールを
剛体からなる基端部材に中空の可撓性チューブを介して
中空のボール支持部材を連結して構成するとともに、前
記可撓性チューブ内に、一端が前記基端部材に結合して
他端が前記ボール支持部材に結合したコイルスプリング
と、該スプリングの中間部あるいは前記パイプ側端部に
一端が止着し他端が前記ボール支持部材に止着した索状
体とを内挿し、前記ボール支持部材内に前記索状体を巻
取可能な巻取機構を設けた。
【0010】そして、請求項5記載の発明は、請求項4
記載の発明を基礎として、前記ボール支持部材を中空部
を有する中空部材から構成し、該中空部に開口し外面側
縁部にラチェット歯を有する挿通孔を形成するととも
に、該挿通孔に巻取部、リテーナ部、摘み部およびラチ
ェット歯を有する巻取部材を巻取部が中空孔内に位置
し、かつ、摘み部が外部に位置するように回転自在に挿
通し、前記リテーナ部と前記ボール支持部材との間にス
プリングを介装して前記巻取部材をそのラチェット歯が
前記ボール支持部材のラチェット歯に当接する方向に付
勢して構成される。
【0011】またさらに、請求項6記載の発明は、支持
台上にポールを立設し、該ポールの上端にボールを打球
可能に設けたスポーツ器具であって、前記ボールに中心
を貫通してスリーブを設けるとともに、前記ポールの上
端に該ポールと直交する方向に延在し先端に雌ねじが形
成された取付部材を固定し、該取付部材を前記ボールの
スリーブに回転自在に挿通し、該スリーブに挿通した取
付部材の先端の雌ねじにストッパビスを螺着して前記ボ
ールを前記ポールに取り付けた。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明にかかるスポーツ器具によ
れば、支持台が棒状の主支持部材の端部に一対の転倒防
止部材を使用位置と収納位置との間で回動あるいは着脱
自在に取り付けて構成され、テニスやスカッシュの練習
を行う場合には転倒防止部材を使用位置に位置させるこ
とで安定的にポールを起立させて打球練習を行え、ま
た、運搬あるいは収納する場合には転倒防止部材を収納
位置に位置させることで転倒防止部材が棒状の主支持部
材と一直線状となり、優れた収納性、携帯性が得られ
る。
【0013】そして、請求項2記載の発明にかかるスポ
ーツ器具は、請求項1の構成に加えて、ポールを支持台
に着脱自在に取り付けるとともに、ポールと主支持部材
が伸縮可能に構成されるため、より優れた収納性、携帯
性が達成される。
【0014】また、請求項3記載の発明にかかるスポー
ツ器具は、ポールの基端を支軸により支持台に回動自在
に支持し、この支持台に同軸的に設けたトーションコイ
ルスプリングによりポールを付勢するため、ポール周り
にゴムの索条等が位置することもなく、ポール周りの構
造が簡素化でき、打球練習が容易に行える。
【0015】さらに、請求項4記載の発明にかかるスポ
ーツ器具は、パイプに可撓性チューブを介しボール支持
部材を取り付け、可撓性チューブ内にスプリングと索条
体を併設するため、ポールに適当な撓み特性を付与で
き、また、撓み量の初期設定も容易に行え、ボールの位
置の調整、初期設定も容易に行える。
【0016】そして、請求項5記載の発明にかかるスポ
ーツ器具は、巻取部材を回転操作して索条体の巻取量を
調節することで可撓性チューブの撓み量、すなわち、ポ
ールの傾斜角度やボールの高さを調整でき、その調整が
容易である。
【0017】またさらに、請求項6記載の発明にかかる
スポーツ器具は、ボールにスリーブを貫通させ、このス
リーブにポール先端に固定された取付部材を回転自在に
挿通し、次いで、取付部材の先端にストッパネジを螺着
することでボールを取り付けることができ、簡単な構造
で確実にボールをポールに取り付けることができる。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1から図12はこの発明の一実施例にかかる
スポーツ器具を示し、図1が組立条体の全体斜視図、図
2が全体分解斜視図、図3が収納状態の全体斜視図、図
4が支持台へのポール取付部の拡大正面図、図5が同ポ
ール取付部の断面図、図6が同ポール取付部の主要部分
の分解斜視図、図7がポールの一部拡大縦断面図、図8
が同ポールの他の一部の拡大縦断面図、図9が同ポール
のまた他の一部の横断面図、図10が同部の分解斜視
図、図11がボール取付部の分解斜視図、図12が同ボ
ール取付部の断面図である。
【0019】図1から図3に示すように、この実施例に
かかるスポーツ器具は、支持台10上にポール50を揺
動自在かつ着脱自在に立設し、このポール50の先端に
ボール90を取り付けて構成される。支持台10は、略
T字状の主支持部材11と、一対の転倒防止部材12,
12とを有する。主支持部材11は、真直な中空の角パ
イプからなり、その一端に上下面部分を直角方向両側に
それぞれ延出させて取付部11b,11bが一体に形成
され、他端に貫通孔11fが形成される。この主支持部
材11には、他端開口側に延長部材13が突出長さを調
節可能に挿通され、また、各取付部11b,11bにそ
れぞれ上記転倒防止部材12,12が回動かつ着脱可能
に設けられ、さらに、中央部両側にそれぞれ半円形状の
ブラケット14,14が着脱可能に設けられている。
【0020】取付部11b,11bはそれぞれが角パイ
プ11の上下面部と連続する上下に離間した一対の平板
部分からなり、図2に明示するように、上部の平板部分
に1つの支持ボルト挿通孔11cと2つの角度調整孔1
1dとが形成され、また、下部の平板部分に支持ボルト
挿通孔11cと対向して同軸状にネジ孔11eが形成さ
れている。後に詳述するように、支持ボルト挿通孔11
cには支持ボルト21が貫通してネジ孔11eに螺合
し、角度調整孔11dは転倒防止部材12の取付角度に
対応した位置に形成され手回しボルト22が貫通して転
倒防止部材12に螺合し、転倒防止部材12は支持ボル
ト21により回動自在に取り付けられて手回しボルト2
2により所定の位置に固定される。
【0021】転倒防止部材12,12はそれぞれ、角パ
イプからなり、一端に上記支持ボルト21が貫通して取
付部11b,11bに回動自在に取り付けられ、他端開
口に延長部材18,18が突出長さを調整可能に挿通さ
れる。この転倒防止部材12,12には、上記支持ボル
ト21の貫通孔12aに近接してネジ孔12bが形成さ
れ、ネジ孔12bに上記手回しボルト22が螺合して主
支持部材11に対して所定の角度をなすように固定され
る。また、この転倒防止部材12には、他端に貫通孔1
2cが形成され、この貫通孔12cに手回しボルト22
が貫通して延長部材18のネジ孔18aに螺合し、延長
部材18を所定の長さ突出する状態に固定する。
【0022】延長部材13は、主支持部材11内に摺動
自在に嵌合する断面矩形状をなし、その突出端に軟質ゴ
ムからなるカバー15が被着される。この延長部材13
は、上面に所定間隔で複数のネジ孔13aが形成され、
これらネジ孔13aの1つに上記主支持部材11の貫通
孔11fを貫通した手回しボルト22が螺合し主支持部
材11に対し固定される。すなわち、延長部材13は、
手回しボルト22が螺合するネジ孔13aを選択するこ
とで主支持部材11からの突出長さが適宜調整でき、こ
の選択された位置で手回しボルト22により主支持部材
11に固定される。
【0023】ブラケット14,14はそれぞれ、前述し
たように、ボルト23とナット24により主支持部材1
1の中央部側面に着脱可能に取り付けられ、また、主支
持部材11の上方の複数箇所で連結ボルト25が橋架さ
れて該ボルト25にナット26が螺着し、これらボルト
25,ナット26で互いに結合される。これらブラケッ
ト14,14間には、図2,4,5に詳示するように、
中央部にポール50の基端部分を貫通するスリーブ31
がボルト27とナット28により設けられてポール50
を回動自在に貫通し、また、ポール50を図4中右方に
付勢するトーションスプリング32が設けられ、さら
に、スリーブ31のポール50揺動方向両側にそれぞれ
4つ(ただし、図示は2つのみ)のストッパ部材33が
鉛直線に対して対称的にボルト29とナット30により
設けられる。
【0024】スリーブ31は、ボルト29に外装され、
両端面が各ブラケット14内面にプレート34を介して
係合する。図6に詳示するように、プレート34は、中
央部に上記ボルト27が貫通する略円板状をなし、周縁
に4つの切欠34aが形成されて上記ストッパ部材33
が挿通し、また、上記ボルト27の貫通孔と連続する長
孔34bが形成されてトーションスプリング32の端部
が挿通する。このプレート34は、滑性に優れた材料、
例えば、ナイロンやフッ素系の樹脂等から構成される。
【0025】トーションスプリング32は、2つのコイ
ル部32a間に略矩形枠状の係合部32bが連続して形
成され、各コイル部32aがスリーブ31の周りに同軸
的に配置される。このトーションスプリング32は、コ
イル部32aの端部が上記プレート34の長孔34bを
貫通してブラケット14に止着され、また、係合部32
bにポール50を狭着し、ポール50を図4中右方にス
トッパ部材33と当接するように付勢する。
【0026】ストッパ部材33は、軟質のゴムを円筒状
に成形したゴムブッシュ等からなり、上記ボルト29に
外装されて取り付けられる。このストッパ部材33は、
所定の位置に配置され、ポール50の最大揺動角度を規
制する。なお、上記ストッパ部材33は取付位置を調整
可能に、例えば、ブラケット14に形成された複数の孔
から選択された孔に取り付けるように構成することも可
能である。
【0027】ポール50は、図2に示すように、中空パ
イプ状の上ポール60と下ポール70とを上下に有し、
下ポール70の上側部分を上ポール60の下端内部に摺
動自在に挿通して全体長さが伸縮可能に構成される。下
ポール70は、下端部に貫通孔70aが形成され(図2
参照)、この貫通孔70aに上記スリーブ31が貫通し
て支持台10のブラケット14に揺動自在に支持され
る。
【0028】上ポール60は、図7,8に示すように、
下部取付部材61とボール取付部材62とをスポンジチ
ューブ63内に挿通されたコイルスプリング64により
連結し、これら下部取付部材61、スポンジチューブ6
3およびボール取付部材62をゴム等からなる外装チュ
ーブ65により被覆して構成される。下部取付部材61
は、中空の金属パイプからなり、下端開口に上記下ポー
ル70が摺動自在に挿通する。
【0029】下部取付部材61は、図7に示すように、
下端部に複数のスリット61aが形成され、また、この
スリット形成部分の外周に雄ねじ61bが形成される。
この下部取付部材61には、雄ねじ61bにテーパ状の
雌ねじ66aを形成された締着ナット66が雄ねじ61
b形成部分を縮径可能に螺着し、また、締着ナット66
の上側で手回しボルト22が螺合する。この下部取付部
材61は、締着ナット66により下端開口部分(雄ねじ
61b形成部分)を縮径させ、また、手回しボルト22
の先端を圧着させることで、挿通した下ポール70と固
定される。
【0030】また、下部取付部材61には、上端部開口
に止着部材67が溶接等で固着され、該止着部材67に
ビス68およびリテーナ部材69により上記スプリング
64の一端が止着され、また、止着部材67にスポンジ
チューブ63の一端部が嵌着する。
【0031】ボール取付部材62は、下端が開口し、上
端が先鋭形状に閉止した中空形状をなし、下端開口に止
着部材71が固着され、上端に支持棒72によってボー
ルが取り付けられる。図8に詳示するように、止着部材
71には、上記スポンジチューブ63の他端部が嵌着
し、また、挿通孔73aが形成されたビス73およびリ
テーナ部材74によって上記コイルスプリング64の他
端部が止着され、ビス73の挿通孔73aにワイヤ(索
条体)75が挿通されている。このワイヤ75は、一端
がコイルスプリング64の中間部分に止着され、また、
他端側が巻取機構80に巻取長さを調整可能に巻取保持
されている。
【0032】巻取機構80は、図9,10に詳示するよ
うに、ボール保持部材62の管壁に対向して貫通孔62
dを形成し、この貫通孔間に巻取部材76を回転自在に
横架して構成されている。巻取部材76には、ボール保
持部材62内に位置する部分中央に挿通孔77aを貫通
してリテーナピン77が固設され、リテーナピン77の
一側(図9中左側)に巻取部76aが、リテーナピン7
7の他側にボール保持部材62内壁との間でスプリング
78が縮装され、ボール保持部材62外に突出する端部
に摘み部76cが形成される。巻取部材76は、巻取部
76aにワイヤ端部が止着する止着孔76bが形成さ
れ、この止着孔76bに止着したワイヤ75を巻取部7
6aに巻取保持する。
【0033】また、この巻取部材76は摘み部76cの
外側端面に十字孔76dがドライバ等の工具による回転
操作可能に形成され、摘み部76cのボール保持部材6
2側部分周縁に鋸歯状のラチェット歯76eが形成さ
れ、このラチェット歯76eと歯合可能なラチェット歯
62eがボール保持部材62の一方の貫通孔62dの外
側縁部に形成される。巻取部材76は、摘み部76cの
ラチェット歯76eがボール保持部材62のラチェット
歯62eと上記スプリング78の弾性力で圧接してワイ
ヤ引き出し方向への回転を禁止され、ワイヤ75を巻き
取る方向のみの回転が許容される。この巻取部材76
は、ワイヤ75を巻き取る場合は摘み部76cの十字孔
にドライバ等の工具を係合させて回転され、また逆に、
ワイヤ75を引き出す場合は摘み部76cを把持してス
プリング78の弾性力に抗し引き出してラチェット歯7
6e,62eを離間させ、この状態で回転操作される。
【0034】なお、この実施例では、巻取部材76にワ
イヤ75を巻き取ってワイヤ75の張装長さを調整する
が、ワイヤ75の巻取機構80は周知のもの採用するこ
とが可能である。
【0035】支持棒72は、図11,12に詳示するよ
うに、中空の金属製パイプを略鉤型状に屈曲させて構成
され、先端側にポール50延在方向と直交する方向に延
在する挿通部72aが形成される。この支持棒72は、
基端がボール保持部材62に固定され、挿通部72aに
先端面に開口するネジ孔72bが形成される。ボール9
0は、その中心を通るように貫通してスリーブ91が設
けられ、このスリーブ91内に上記支持棒72の挿通部
72aが回転自在に挿通する。このボール90は、スリ
ーブ91内に挿通した支持棒72の挿通部72aを挿通
させた後、この挿通部72aのネジ孔72bにビス93
を螺着させてビス93の頭部をスリーブ91端面に係合
することで支持棒72に回転自在に保持される。
【0036】この実施例にあっては、テニスやスカッシ
ュの練習を行う場合、図1に示すように、主支持部材1
1から延長部材13を延出させて引き延し、また、転倒
防止部材12,12をそれぞれ図中実線あるいは二点鎖
線に示すように主支持部材11に対して直角あるいは略
略直角方向に位置させて各延長部材18を延出させる
と、支持台10が完成する。そして、この支持台10は
地面等に安定的に載置することができるため、この支持
台10にポール50を取り付けて所定長さに調整するこ
とで、ポール50を安定して支持でき、テニスやスカッ
シュの練習が支障なく行える。
【0037】一方、持ち運ぶ際、あるいは収納する際に
は、図3に示すように、支持台10からポール50を取
り外し、主支持部材11内に延長部材13を没入させ、
また同様に、各転倒防止部材12内に延長部材18を収
納し、これら転倒防止部材12を取り外しあるいは回動
させて主支持部材11と平行に密着させれば、支持台1
0の全体寸法が小さくなり小型化される。したがって、
その収納や持ち運びも容易である。
【0038】そして、この実施例のスポーツ器具にあっ
ては、その使用に際しては(図1状態)、ポール50を
支持台10のブラケット14に設けたトーションスプリ
ング32により一定位置に付勢、すなわち、ポール50
を一方のストッパ部材33に当接するようにトーション
スプリング32により付勢する。このため、ポール50
の付勢のために、ポール50周りにテニスやスカッシュ
の練習の障害となるゴムの索条体を配策する必要がな
く、テニスやスカッシュの練習が容易に行える。
【0039】また、この実施例のスポーツ器具は、身長
の異なる人が練習する場合、上ポール60と下ポール7
0の係合長さを調整してナット66と手回しボルト22
で固定することでボール90の高さが調整でき、さら
に、巻取部材76を回転させてワイヤ75の巻取量を加
減することで、コイルスプリング64の撓み量、すなわ
ち、上ポール60の撓み角度やボール90の高さを調整
することができる。したがって、身長の大きい人や身長
の小さな人が練習する場合も、ボール90の高さ調整が
容易に行え、身長の大小にかかわらず優れた使い勝手が
得られ、テニスやスカッシュの練習を効果的に行える。
【0040】さらに、この実施例のスポーツ器具は、ボ
ール90に中心を通るようにスリーブ91を貫通させ、
このスリーブ91にポール50先端の支持棒72の挿通
部72aを回転自在に挿通させてボール90を保持す
る。このため、ボール90の外周面に他の取付用部材を
設ける必要がなく、ボール90の取付構造を簡素化で
き、また、打球時に誤ってボール90以外の取付部材を
打つという不具合も防止でき、優れた使い勝手が得ら
れ、さらに、ラケット等の損傷も防止できる。
【0041】図13はこの発明の他の実施例にかかるス
ポーツ器具の要部の分解斜視図である。なお、上述した
実施例と同一の部分には同一の番号を付してその詳細な
説明を省略する。
【0042】この実施例は、上ポール60を剛体の部材
から構成するとともに、上ポール60の下端部および下
ポール70の上端部にそれぞれ放射状に延在する複数の
噛合歯99a,98bを有する略円形状の接続面99,
98を一体に形成し、これら接続面99,98をその中
心を貫通するボルト97とナット96により締着してポ
ール50を角度調節可能に連結するものである。
【0043】この実施例にあっては、ボルト97とナッ
ト96とを緩めてボルト97廻りにj@各ポール60,
70を回動させることでポール50先端の高さ、すなわ
ち、ボール90高さが調整でき、また、所望の位置でボ
ルト67とナット96により各接続面99,98を締結
することでポール60,70を剛結でき、ボール90の
高さ調整が容易に行える。
【0044】図14はこの発明の他の実施例に係るスポ
ーツ器具のボールの断面図である。なお、上述した実施
例と同一の部分には同一の番号を付してその詳細な説明
を省略する。
【0045】この実施例において、支持棒72には図1
4、15に詳示するように大径部72dが形成されてお
り、ボール90は基端が大径部72dで止められるよう
になっている。支持棒72の先端にはネジ72cが形成
されている。支持棒72の基端と先端に取り付けられた
ボール支持部材101、106はボール90の球面に沿
うように湾曲した形状を成しており、支持棒72を中心
として回転自在に取り付けられている。ボール支持部材
101の湾曲面には中空の金属製パイプ102が固定さ
れており、ボール支持部材106の湾曲面にも同様に中
空の金属製パイプ103が固定されている。この金属製
パイプ102には鉤型の溝104が形成してあり、他方
の金属製パイプ103の先端部は金属製パイプ102に
挿着できるよう外径が金属製パイプ102の内径と等し
く形成されている。また、金属製パイプ103の先端部
分には突出部105が設けられている。この支持棒72
にボール90を取り付けるには、まず、支持棒72に金
属製パイプ102を挿着し、この金属製パイプ102を
ボール90に貫通したスリーブ91に挿通させる。そし
て、このボール90の先端部から金属製パイプ103を
挿着し、ボール支持部材101、106をボール90の
中心に向かって圧し、突出部105を鉤型の溝104内
を移動させ、ボール支持部材を若干回転させ、ボールの
弾性復元力によって両支持部材を離隔させることにより
突出部105を溝104の鉤に嵌合させてボール90を
ボール支持部材101、106間に取り付ける。また、
支持棒72の先端面に突出させたネジ72cにナット1
07を螺着させることにより、該ボール支持部材10
1、106が装着されたボール90を支持軸から抜止め
する。なお、ボール支持部材に設けた回転ベアリングに
よりボール90は支持棒72に回転自在に保持されてい
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係るスポーツ器具によれば、棒状の支持部材に端部
に一対の転倒防止部材を着脱あるいは回動自在に設け、
使用時には転倒防止部材を主支持部材に対して直角ある
いは略直角に位置させ、また、収納時や運搬時には主支
持部材と各転倒防止部材とを折り畳んで平行にまとめる
ことができるように支持台を構成したため、テニスやス
カッシュの練習時の支持台の安定性に影響を及ぼすこと
なく優れた携帯性、収納性を得られると言う効果があ
る。
【0047】また、請求項3記載のスポーツ器具によれ
ば、支持台にポールを支軸により該支軸廻りの揺動自在
に設けるとともに、支軸と同軸に設けたトーションスプ
リングにより付勢するようにしたため、ポール廻りにゴ
ムの索条等を配策する必要がなく、練習の障害物を排除
でき、練習を快適に行え、かつ、その構造を簡素化でき
るという効果が得られる。
【0048】さらに、請求項4記載のスポーツ器具によ
れば、ポールを支持台に支持された下ポールとボールを
支持した上ポールとをスプリングにより連結するととも
に、スプリングの中間部あるいは下ポール側の端部に索
条体の一端を止着し、該索条体の他端を上ポールに巻取
長さを調整可能に巻き取り保持したため、ボールの高さ
の調整が容易に行え、身長の大きな人も身長の小さな人
も快適に練習を行うことができ、優れた使い勝手が得ら
れる。
【0049】またさらに、請求項6記載のスポーツ器具
によれば、ボール内にその中心を通してスリーブを設け
るとともに、このスリーブ内にポール先端に設けられた
取付部材を回転自在に挿通してボールをポールに設ける
ため、ボールの取付を簡単な構造で確実に行え、また、
練習の際に打球を誤った場合でもラケットを壊すおそれ
が少なく、コストの低減が図れ、また、使い勝手に優れ
た高い商品価値のスポーツ器具を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るスポーツ器具の全体
斜視図である。
【図2】同スポーツ器具の分解斜視図である。
【図3】同スポーツ器具の収納(携帯)時の分解斜視図
である。
【図4】同スポーツ器具のポール取付部分の拡大正面図
である。
【図5】同取付部分の断面図である。
【図6】同取付部分の要部の分解斜視図である。
【図7】同スポーツ器具のポールの連結部分の拡大断面
図である。
【図8】同スポーツ器具のポールの他の連結部分の拡大
断面図である。
【図9】図8の9−9矢視断面図である。
【図10】図9の断面部分の詳細を示す分解斜視図であ
る。
【図11】同スポーツ器具のボール取付部分の分解斜視
図である。
【図12】同ボールの断面図である。
【図13】この発明の他の実施例に係るスポーツ器具の
要部の分解斜視図である。
【図14】この発明の他の実施例に係わるスポーツ器具
のボールの断面図である。
【図15】同スポーツ器具のボール取付部分の他の支持
棒の拡大斜視図である。
【符号の説明】
10 支持台 11 主支持部材 12 転倒防止部材 13,18 延長部材 14 ブラケット 22 手回しボルト 31 カラー(支軸) 32 トーションスプリング 33 ストッパ部材 50 ポール 60 上ポール 64 コイルスプリング 70 下ポール 72 支持棒 75 ワイヤ(索条体) 76 巻取部材 80 巻取機構 90 ボール 91 スリーブ 93 ビス 101、106 ボール支持部材 102、103 中空の金属製パイプ 104 鉤型の溝 105 突出部 107 ナット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持台上にポールを立設し、該ポールの
    上端にボールを打球可能に設けたスポーツ器具であっ
    て、 前記支持台が、一直線状に延在する棒状の主支持部材
    と、該主支持部材の一端に設けられた一対の転倒防止部
    材とを備え、該転倒防止部材を前記主支持部材と平行に
    延在する収納位置と前記主支持部材に直交あるいは略直
    交する使用位置との間を回動または着脱自在に支持した
    ことを特徴とするスポーツ器具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスポーツ器具であって、
    前記ポールを前記支持台に着脱自在に取り付けるととも
    に、該支持台の主支持部材を互いに挿通する複数の部材
    で全体長さが伸縮可能に構成したことを特徴とするスポ
    ーツ器具。
  3. 【請求項3】 支持台上にポールを一方向に揺動自在に
    立設し、該ポールの上端にボールを打球可能に設けると
    ともに、該ボールが一定位置に位置するように前記ポー
    ルを付勢するスポーツ器具であって、 前記支持台に一対のブラケットを離間して設け、これら
    ブラケット間に架設した支軸で前記ポールを回動自在に
    支持するとともに、前記支軸の周りに該支軸と同軸的に
    トーションコイルスプリングを設け、該トーションコイ
    ルスプリングにより前記ポールを前記一定位置に付勢す
    ることを特徴とするスポーツ器具。
  4. 【請求項4】 支持台上に少なくとも一部が可撓性を有
    するポールを一方向に揺動自在かつ撓み量を調節可能に
    立設し、該ポールの上端にボールを設けたスポーツ器具
    であって、 前記ポールを剛体からなる基端部材に中空の可撓性チュ
    ーブを介して中空のボール支持部材を連結して構成する
    とともに、前記可撓性チューブ内に、一端が前記基端部
    材に結合して他端が前記ボール支持部材に結合したコイ
    ルスプリングと、該スプリングの中間部あるいは前記パ
    イプ側端部に一端が止着し他端が前記ボール支持部材に
    止着した索状体とを内挿し、前記ボール支持部材内に前
    記索状体を巻取可能な巻取機構を設けたことを特徴とす
    るスポーツ器具。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のスポーツ器具であって、
    前記ボール支持部材を中空部を有する中空部材から構成
    し、該中空部に開口し外面側縁部にラチェット歯を有す
    る挿通孔を形成するとともに、該挿通孔に巻取部、リテ
    ーナ部、摘み部およびラチェット歯を有する巻取部材を
    巻取部が中空孔内に位置し、かつ、摘み部が外部に位置
    するように回転自在に挿通し、前記リテーナ部と前記ボ
    ール支持部材との間にスプリングを介装して前記巻取部
    材をそのラチェット歯が前記ボール支持部材のラチェッ
    ト歯に当接する方向に付勢して構成したことを特徴とす
    るスポーツ器具。
  6. 【請求項6】 支持台上にポールを立設し、該ポールの
    上端にボールを打球可能に設けたスポーツ器具であっ
    て、 前記ボールに中心を貫通してスリーブを設けるととも
    に、前記ポールの上端に該ポールと直交する方向に延在
    し先端に雌ねじが形成された取付部材を固定し、該取付
    部材を前記ボールのスリーブに回転自在に挿通し、該ス
    リーブに挿通した取付部材の先端の雌ねじにストッパビ
    スを螺着して前記ボールを前記ポールに取り付けたこと
    を特徴とするスポーツ器具。
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