JPH0847614A - エアフィルタの製造方法及びエアフィルタ - Google Patents

エアフィルタの製造方法及びエアフィルタ

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JPH0847614A
JPH0847614A JP20427694A JP20427694A JPH0847614A JP H0847614 A JPH0847614 A JP H0847614A JP 20427694 A JP20427694 A JP 20427694A JP 20427694 A JP20427694 A JP 20427694A JP H0847614 A JPH0847614 A JP H0847614A
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JP
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air filter
air
band
filter
filter medium
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JP20427694A
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English (en)
Inventor
Yasuhisa Sanami
容久 佐南
Toshiaki Fukuda
俊明 福田
Kenichi Kato
健一 加藤
Tomohide Nishino
友英 西野
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種の粒径を有する粉塵を捕集可能であり,
かつ製造が容易で,製造コストが安価なエアフィルタの
製造方法及びエアフィルタを提供しようとすること。 【構成】 帯状濾材10をその長手方向に対して斜め方
向にひだ折りして,山部11と谷部12とを交互に形成
し,上記帯状濾材10を所定の長さ毎に折り返して順次
積層し,積層された各層の流路は隣接する隣接層の流路
と互いに交錯するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,各種空調装置に使用さ
れるエアフィルタの製造方法及びエアフィルタに関す
る。
【0002】
【従来技術】エアコン,空気清浄機等におけるエアフィ
ルタとしては,図12に示すごとく,断面がハニカム状
となるように加工したものが提案されている(特開平4
−176310号)。即ち,不織布からなる第一シート
91を連続的に折り込み,第一シート91全面に山部及
び谷部からなるひだを形成する。これにより,第一シー
ト91には,多数の流路90が形成される。
【0003】上記第一シート91を所定の長さに切断
し,一方上記同様の不織布からなる同様の長さの平坦な
第二シート92に重ね,上記第一シート91の山部の稜
線910及び谷部の底線919を第二シート92の表面
に接着する。最後に,上記第一シート91と第二シート
92からなる単位層を,複数個積層し,断面ハニカム状
のフィルタ9とする(図12)。
【0004】また,上記エアフィルタ9は,樹脂等によ
り作成された枠体99に組付け,フィルタ装置とする。
このため,上記第一シート91及び第二シート92は枠
体の大きさに応じて,上記のごとく予め,所定長さに切
断されている。上記エアフィルタ9においては,断面が
三角形状の直線状の流路90に,被濾過空気を流通させ
ることにより,空気の濾過を行う。即ち,上記流路90
を被濾過空気が通過する際に,空気中の粉塵がエアフィ
ルタ9によって捕集される。
【0005】次に,図13に示すごとく,上記エアフィ
ルタ9とは異なる形状の,断面がハニカム状のエアフィ
ルタ95について説明する(DE3923094−C2
(ドイツ特許))。即ち,図13(A)に示すごとく,
上記ハニカム状エアフィルタ95においても,全面にひ
だの形成された第一シート91を,平坦な第二シート9
2に重ねることによって構成されている。ただし,図1
3(B)に示すごとく,ある第一シート91と一枚の第
二シート92を介して直上もしくは直下に設置された第
一シート93は,第一シート93における山部の稜線9
30及び第一シート91谷部の底線919が互いに交差
するように重ねられている。
【0006】そして,稜線930と底線919との間に
三角形状の直線流路が形成される。この流路は,図13
(B)に示すごとく,互いに斜め方向に交錯している。
そのため,流路を流れる流入空気900は,第二シート
92の上側の流路と下側の流路とで交わらず,互いにそ
の方向が異なる。なお,上記エアフィルタ95において
は,前記図12に示したエアフィルタ9と同様に,上記
流路90に被濾過空気を流通させることにより,空気の
濾過を行う。
【0007】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記エアフィ
ルタ9,95には幾つか問題点がある。即ち,上記エア
フィルタ9,95の製造に当たっては,枠体99の大き
さに合わせて,第一シート91及び第二シート92を切
断加工する必要がある。枠体99の大きさは,これを組
付ける空調装置等に依存するため,上記エアフィルタ
9,95の製造も,各装置別に行う必要がある。よって
製造コストが高くなる。
【0008】更に,上記エアフィルタ9,95の製造方
法は,濾材をひだ折りし第一シートとなし,第一シート
及び平坦状の第二シートを所定の長さに切断した後,接
合し,単位層となし,更に,複数の単位層を積層し,枠
体に組付ける工程を行う。そのため,製造工程が多く,
製造に当たっての手間もかかる。また,製造コストも高
い。
【0009】次に,上記エアフィルタ9,95は,濾材
によって,被濾過空気がエアフィルタ9,95の流路9
0を通過する時に,粉塵の捕集が行われる。しかし,粒
径の粗い粉塵は慣性力が大きく,また,空隙90が流入
空気900の流れと平行である直線状なので,該粉塵の
一部は流入空気900の流れと共に,そのまま空隙90
を直線状に通過してしまう。
【0010】また,上記エアフィルタ95においては,
粒径の大きい粉塵を捕集するために,その流路を互いに
異なる方向としているが,第一シート91,93の表裏
を確認して,第二シート92に接着する必要がある。よ
って,更にエアフィルタ95の製造は手間がかかる。
【0011】本発明は,かかる問題点に鑑み,各種の粒
径を有する粉塵の捕集効率に優れ,かつ製造が容易で,
製造コストが安価なエアフィルタの製造方法及びエアフ
ィルタを提供しようとするものである。
【0012】
【課題の解決手段】本発明は,帯状濾材をその長手方向
に対して斜め方向にひだ折りして,山部と谷部とを交互
に形成し,上記帯状濾材を所定の長さ毎に折り返して順
次積層し,積層された各層の流路は隣接する隣接層の流
路と互いに交錯するよう構成することを特徴とするエア
フィルタの製造方法にある。
【0013】本発明において最も注目すべき点は,積層
された各層の流路は隣接する隣接層の流路と互いに交錯
するよう構成し,各層の流路が互いに錯綜していること
にある。
【0014】上記帯状濾材とは,一方の辺が他方の辺に
比べて大幅に長いシートである。そして,上記帯状濾材
はその長手方向に対して斜め状にひだ折りすることによ
り,山部と谷部とを交互に有する波状体となる(図
1)。なお,上記波状体における山部及び谷部は,その
先端が鋭く尖っていても,丸みを帯びていてもよい。な
お,上記帯状濾材のひだ折りに当たっては,ひだ折りに
おける折り線が,濾材の各辺に対して,0度ではない一
定の角度,即ち長手方向に斜め状となるように折る。
【0015】上記帯状濾材としては,一般の濾材の外
に,例えば,エレクトレット繊維からなる不織布等を用
いることができる。その材質は,例えば,ポリプロピレ
ン,ポリエステルである。また,上記帯状濾材に,活性
炭素繊維ペーパー等を使用することも好ましい。この場
合には,上記エアフィルタに,通常の空気濾過の機能の
他に,脱臭機能を与えることができる。
【0016】上記エアフィルタは,樹脂等からなる枠体
に組付け,フィルタ装置として使用することが好まし
い。この場合には,エアフィルタ単独での使用に比べ
て,大きく強度が向上する。また,エアフィルタを上記
枠体に組付けて使用する場合には,上記積層時の折り返
しの所定長さは,枠体の内径とほぼ等しい。上記折り返
しの所定長さは,例えば枠体の形状が長方形等であれ
ば,一定である,しかし,枠体の形状が例えば台形等で
あれば折り返し長さは変化する。
【0017】次に,上記帯状濾材の積層に当たっては,
一つの層における山部の稜線,即ち山部の上端と,上記
1つの層の上方に隣接する隣接層における谷部の底線,
即ち谷部の下端とが部分的に当接するように積層するこ
とが好ましい。また,上記当接に当たっては,両者を接
着固定することが好ましい。これにより,エアフィルタ
が空気等の圧力により型崩れを起こすおそれもなく,強
度的に優れたものとなる。なお,上記接着固定に当たっ
ては,例えば接着剤,ホットメルト等を利用し,上記山
部と谷部の当接点を接合する。
【0018】次に,上記ひだ折りした帯状濾材は予め複
数枚を積層し,各層間に互いに交錯する流路を形成して
おくことが好ましい。即ち,例えば二つのひだ折りされ
た帯状濾材を,予め上述のごとく積層,当接し,その間
に互いに交錯した流路を形成した積層体とする。その
後,上記積層体を所定の長さごとに,折り返して順次積
層することもできる(実施例2)。この方法によれば,
帯状濾材の折り返し回数が低減する。このため加工工数
の削減が可能となり製造コストを安くすることができ
る。
【0019】次に,上記エアフィルタにおける流路と
は,帯状濾材における山部及び山部,谷部及び谷部との
間に形成される空隙である。そして,上記流路は,複雑
に分岐,錯綜した流路となっている(図3)。そして,
上記流路を被濾過空気が通過することによって,被濾過
空気中の粉塵がエアフィルタに捕集される。
【0020】次に,上記帯状濾材は,凹凸表面を有する
ことが好ましい。上記凹凸表面はプレス加工等により形
成することができる。上記凹凸表面を有することによ
り,帯状濾材の捕集面積が増大し,エアフィルタの捕集
効率が向上する。また,ひだ折り加工が行いやすくな
る。
【0021】次に,上記の製造方法により製造される,
エアフィルタについて説明する。即ち,上記エアフィル
タは,帯状濾材をその長手方向に対して斜め方向にひだ
折りして山部と谷部とを交互に形成してなると共に,上
記帯状濾材を所定の長さ毎に折り返して順次積層してな
り,積層された各層の流路は隣接する隣接層の流路と互
いに交錯していることを特徴とする。なお,上記帯状濾
材は凹凸表面を有することが好ましい。更に,上記ひだ
折りした帯状濾材は予め複数枚を積層してなり,各層間
に互いに交錯する流路が形成されていることが好まし
い。上記エアフィルタにおいても,上述の製造方法と同
様の作用効果を有する。
【0022】
【作用及び効果】本発明のエアフィルタの製造方法にお
いては,帯状濾材をその長手方向に対して斜め方向にひ
だ折りし,更に所定の長さ毎に折り返して順次積層して
いる。
【0023】従って,この製造方法は,前述した従来の
製造方法のような,各層毎に切断し,これらを接合して
単位層とし,更にこの単位層を複数個組付けるといった
複雑かつ多くの工程を必要としない。このため,製造が
容易でかつ製造コストも安価となる。更に,一般にエア
フィルタは,枠体等に組付けて使用することが多い。上
記製造方法に基づくエアフィルタであれば,各種の枠体
の内部に,上記のごとく,帯状濾材を折り返して装着す
れば良く組付けが容易である。
【0024】また,上記エアフィルタは,空気中のたば
この煙等の粒径の細かい粉塵捕集可能である。また,上
記空気中における花粉等の粒径の粗い粉塵は,以下のよ
うにしてエアフィルタに捕集される。即ち,上記製造方
法により得られたエアフィルタにおいては,帯状濾材の
積層に当たって,各層の流路は隣接する隣接層の流路と
互いに交錯するよう構成してある(図3)。そのため,
流路は互いに錯綜することとなる(図2,図3)。
【0025】従って,上記流路を被濾過空気が通過する
場合,乱流が発生する。そのため,粒径の粗い粒子は,
上記乱流に巻き込まれることにより,乱流の周囲のエア
フィルタに捕集される。これにより,上記エアフィルタ
は粒径の細かい粉塵から粗い粉塵まで等しく捕集可能と
なり,優れた捕集効率を発揮する。また,本発明にかか
る,前記エアフィルタも上記と同様の作用効果を有す
る。
【0026】上記のごとく,本発明によれば,各種の粒
径を有する粉塵の捕集効率に優れ,かつ製造が容易で,
製造コストが安価なエアフィルタの製造方法及びエアフ
ィルタを提供することができる。
【0027】
【実施例】
実施例1 本発明の実施例にかかるエアフィルタ,その製造方法及
び該エアフィルタを用いたフィルタ装置について,図1
〜図7を用いて説明する。なお,上記フィルタ装置は,
後述するごとく,ルームエアコンの正面パネル内(図
7)に設置される,フィルタ装置である。図1(A)に
示すごとく,本例のエアフィルタ1を製造するに当たっ
ては,ポリプロピレンからなるエレクトレット繊維を用
いた帯状濾材10を,その長手方向に対して斜め方向に
ひだ折りして,山部11と谷部12とを交互に形成す
る。
【0028】次に,図1(B)に示すごとく,上記帯状
濾材10を図に示す矢線方向に,所定の長さ毎に折り返
し,順次積層する。なお,上記所定の長さとは,後述す
るごとく,該エアフィルタ1が組付けられる枠体20に
対応した長さである(図3)。
【0029】ここに注目すべきことは,図1及び図2に
示すごとく,積層された各層間において,隣接する山部
11の稜線110と谷部12の底線120とは互いに部
分的に当接していることである。これは,帯状濾材10
は1枚のものを折り返して積層しているが,帯状濾材1
0の山部11,谷部12は,帯状濾材10の長手方向に
斜めに形成してあるため,上記折り返し積層によって,
上層の谷部12と下層の山部11とが互いに交錯し,点
接触するためである。また,この交錯のために,後述の
ごとく,流路が交錯する(図3)。また,上記稜線11
0と底線120との当接部15は接着剤等の接着手段に
よって接着する。
【0030】次に,各層の流路13は隣接する隣接層の
流路14と互いに交錯している。上記流路とは,被濾過
空気が流通する経路であって,エアフィルタ1における
山部と山部,谷部と谷部とが形成する空隙である。な
お,図3の矢線は,被濾過空気6が錯綜する流通状態を
表している。
【0031】次に,上記エアフィルタ1からなるフィル
タ装置2について説明する。上記フィルタ装置2は,図
4に示されるごとく,樹脂よりなる枠体20に上記エア
フィルタ1を組付けることにより構成されている。組付
けに当たっては,上記枠体20の内側面201とエアフ
ィルタ1の折り返し端部19とを接着剤によって接着す
る。
【0032】また,図5には,上記フィルタ装置2の斜
視図を示す。上記フィルタ装置2においては,図5にお
ける,正面から被濾過空気6が流入し,内部のエアフィ
ルタ1において濾過が行われる。なお,図6にフィルタ
装置2の部分拡大図を示す。上記フィルタ装置2の正面
においては,上記エアフィルタ1の流路13,14を形
成する空隙の端部が並んでいる。
【0033】そして,図7に示すごとく,エアコン29
の正面パネル290内に,上記フィルタ装置2を二組並
列して挿入する。なお,同図において,符号291は空
気吹出口,符号292は空気取入口,符号293は操作
パネルである。
【0034】次に,本例のエアフィルタ1における作用
効果につき説明する。上記エアフィルタ1は,その製造
に当たり,帯状濾材10をその長手方向に対して斜め方
向に,ひだ折りし,所定の長さ毎に折り返して順次積層
している。
【0035】従って,従来のエアフィルタの製造方法の
ように,各層毎に切断し,これらを接合して単位層と
し,更にこの単位層を複数個組付けるといった複雑かつ
多くの工程を必要としない。このため,製造が容易で,
かつ製造コストも安価となる。
【0036】次に,上記エアフィルタ1において,空気
の濾過は,山部11及び谷部12の形成する空隙によっ
て形成される流路13及び14へ,上記被濾過空気を導
入し,反対側の空隙から送出することにより行う。そし
て,上記エアフィルタ1はエレクトレット繊維よりな
り,従って,空気中のたばこの煙等の粒径の細かい粉塵
は,エレクトレット繊維の帯びる静電気により,エアフ
ィルタ1に捕集される。
【0037】更に,上記空気中における花粉等の粒径の
粗い粉塵は,以下のようにしてエアフィルタ1に捕集さ
れる。即ち,上記エアフィルタ1は,各層間において,
隣接する山部11の稜線110と谷部12の底線120
とを互いに部分的に当接させ,各層の流路は隣接する隣
接層の流路と互いに交錯,錯綜するよう構成してある。
従って,上記流路を被濾過空気6が通過する場合,当接
部15において,乱流が発生する。よって,粒径の粗い
粒子は,上記乱流に巻き込まれ,周囲のエアフィルタ1
に捕集される。
【0038】従って,本例によれば,各種の粒径を有す
る粉塵の捕集効率に優れ,かつ製造が容易で,製造コス
トが安価なエアフィルタを提供することができる。
【0039】また,本例においては,エアフィルタ1は
枠体20に組付け,フィルタ装置2として使用する。こ
のため,エアフィルタ1単独で使用する場合に比べて強
度が高くなる。更に,上記エアフィルタ1を上記枠体2
0に組付けるに当たっては,上述したごとく,エアフィ
ルタ1の折り返し端部19を枠体20に接着する。この
場合,エアフィルタ1のひだ折りは斜め方向であるた
め,枠体20との接着部分の領域において三角形の若干
の死流域が形成される。
【0040】しかし,この領域においても,濾材そのも
のに,ある程度の通気性があることから,圧力損失は比
較的小さい。また,この死流域は空気の流れにとって,
下流側に当たるため,目詰まりの発生も少なく,よっ
て,目詰まりによる急激な圧力損失も避けることができ
る。
【0041】実施例2 本例は,図8〜図10に示すごとく,実施例1とは異な
る,エアフィルタの製造方法について説明するものであ
る。本例は,ひだ折りした帯状濾材を予め2枚を積層
し,各層間に互いに交錯する流路を形成しておいた後,
これを所定の長さ毎に折り返し,エアフィルタとなす。
【0042】即ち,図8に示すごとく,まず,2枚の平
坦な帯状濾材30をそれぞれ表面形状処理部41に導入
する。これにより,上記帯状濾材30に,図9に示すご
とく,凹凸表面302を形成する。なお,上記表面形状
処理部41はプレス機である。
【0043】次に,上記凹凸表面の形成された2枚の帯
状濾材301を,それぞれ濾材ひだ折り機42におい
て,長手方向に対して,斜め方向にひだ折りする。よっ
て,上記帯状濾材301には,山部11と谷部12とが
交互に形成される。なお,上記濾材ひだ折り機42は歯
車等の噛み合わせを利用した装置である。
【0044】次に,上記帯状濾材302を共に一つの接
合装置43に送り込む。そして接合装置43において,
上記2枚の帯状濾材302は,上下一対の状態に積層さ
れる。即ち,図10(A)に示すごとく,積層された各
層間において隣接する山部11の稜線110と谷部12
の底線120とを互いに部分的に当接させ,該当接部1
5において稜線110と底線120を接着する。上記接
着には接着剤を用いる。これにより,二枚の帯状濾材3
021,3022が積層した,積層体303を得る。
【0045】この積層体303は,上下一対の帯状濾材
3021,3022よりなるが,その山部,谷部の方向
は,上下の各帯状濾材によって異なるため,両者間に交
錯した流路が形成される。その後,図10(B)に示す
ごとく,上記積層体303を所定の長さ毎に折り返し,
エアフィルタ3を得る。この折り返しによって,上記積
層体303にも更に交錯した流路が形成される。その他
は実施例1と同様である。
【0046】本例のエアフィルタ31の製造方法におい
ては,ある層とその隣接層を接合装置43により予め接
合し,積層体303とした後,所定の長さ毎に折り曲
げ,エアフィルタ3としている。このため,エアフィル
タ3における流路等は型崩れが生じにくく,強固であ
る。その他は,実施例1と同様の作用効果を有する。
【0047】実施例3 本例は,図11に示すごとく,実施例1及び実施例2の
製造方法により製造されるエアフィルタとは異なる形状
のエアフィルタ5である。即ち,図11に示すごとく,
帯状濾材50をその長手方向に対して,斜め方向にひだ
折りし,山部11と谷部12を交互に形成する。その
後,帯状濾材50を所定の長さ毎に折り返して順次積層
する。
【0048】上記積層の際には,各層とその隣接層との
間には,平坦なシート51を介設してある。上記シート
51は,帯状濾材と同様のエレクトレット繊維からな
る。また,上記シート51と各層は各層の山部11の稜
線110及び谷部12の底線120において接着されて
いる。その他は,実施例1と同様である。
【0049】また,本例のエアフィルタ5において,各
層間の流路の交錯はシート51により,多少阻害されて
いる。しかし,各層の山部11の稜線110及び谷部1
2の底線120とがシート51に対し,線上に当接して
いる。従って,本例のエアフィルタ5は,他の実施例の
エアフィルタに比べて構造的に強固である。なお,シー
ト51を構成する濾材をより通気性の高い,網目状シー
トとすることにより,各層間の流路における空気の流れ
をシート51を介して,交錯させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における(A)帯状濾材,(B)エア
フィルタの説明図。
【図2】実施例1におけるエアフィルタの部分拡大図。
【図3】実施例1におけるエアフィルタの流路を示す説
明図。
【図4】実施例1におけるフィルタ装置の説明図。
【図5】実施例1におけるフィルタ装置の斜視図。
【図6】実施例1におけるフィルタ装置の部分拡大図。
【図7】実施例1におけるフィルタ装置をエアコンに装
着した場合の展開説明図。
【図8】実施例2におけるエアフィルタの製造工程の説
明図。
【図9】実施例2における帯状濾材の説明図。
【図10】実施例2におけるエアフィルタの(A)帯状
濾材,(B)エアフィルタの説明図。
【図11】実施例3におけるエアフィルタの斜視図。
【図12】従来におけるエアフィルタの断面図。
【図13】従来における(A)エアフィルタの断面図,
(B)透視図。
【符号の説明】
1...エアフィルタ, 10...帯状濾材, 11...山部, 110...稜線, 12...谷部, 120...底線, 2...フィルタ装置, 20...枠体, 29...エアコン,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西野 友英 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状濾材をその長手方向に対して斜め方
    向にひだ折りして,山部と谷部とを交互に形成し,上記
    帯状濾材を所定の長さ毎に折り返して順次積層し,積層
    された各層の流路は隣接する隣接層の流路と互いに交錯
    するよう構成することを特徴とするエアフィルタの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記帯状濾材は,凹
    凸表面を有することを特徴とするエアフィルタの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記ひだ折り
    した帯状濾材は予め複数枚を積層し,各層間に互いに交
    錯する流路を形成しておくことを特徴とするエアフィル
    タの製造方法。
  4. 【請求項4】 帯状濾材をその長手方向に対して斜め方
    向にひだ折りして,山部と谷部とを交互に形成してなる
    と共に,上記帯状濾材を所定の長さ毎に折り返して順次
    積層してなり,積層された各層の流路は隣接する隣接層
    の流路と互いに交錯していることを特徴とするエアフィ
    ルタ。
  5. 【請求項5】 請求項4において,上記帯状濾材は,凹
    凸表面を有することを特徴とするエアフィルタ。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5において,上記ひだ折り
    した帯状濾材は予め複数枚を積層してなり,各層間に交
    錯する流路が形成されていることを特徴とするエアフィ
    ルタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1125622A3 (en) * 2000-02-14 2002-01-16 Dart Industries Inc. Air filtration system
CN109663443A (zh) * 2019-01-17 2019-04-23 中煤科工集团重庆研究院有限公司 一种呼吸性粉尘捕捉装置
CN113285613A (zh) * 2021-04-02 2021-08-20 王家雨 一种高压组合变频器

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