JPH084769A - 流体軸受装置 - Google Patents
流体軸受装置Info
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- JPH084769A JPH084769A JP15535994A JP15535994A JPH084769A JP H084769 A JPH084769 A JP H084769A JP 15535994 A JP15535994 A JP 15535994A JP 15535994 A JP15535994 A JP 15535994A JP H084769 A JPH084769 A JP H084769A
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Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置の小型・扁平化を行った場合であって
も、スラスト受板25の接合強度及び潤滑剤密封性を長
期にわたって良好に維持し、流体軸受装置の耐衝撃性を
向上させることを可能とする。 【構成】 スラスト受板25を固定部材22側に固着す
る機械的結合手段としての固定螺子28によって、スラ
スト受板25を固定部材22側の取付面22aに対して
良好に当接し、スラスト受板25の軸直角性を精度良く
得つつスラスト受板25の結合強度を増大し、またスラ
スト受板25と固定部材22の取付面22aとの間に介
挿したシール手段としての接着剤27によって、潤滑剤
の外部漏れを良好に防止するように構成したもの。
も、スラスト受板25の接合強度及び潤滑剤密封性を長
期にわたって良好に維持し、流体軸受装置の耐衝撃性を
向上させることを可能とする。 【構成】 スラスト受板25を固定部材22側に固着す
る機械的結合手段としての固定螺子28によって、スラ
スト受板25を固定部材22側の取付面22aに対して
良好に当接し、スラスト受板25の軸直角性を精度良く
得つつスラスト受板25の結合強度を増大し、またスラ
スト受板25と固定部材22の取付面22aとの間に介
挿したシール手段としての接着剤27によって、潤滑剤
の外部漏れを良好に防止するように構成したもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、潤滑流体の動圧により
回転軸を回転自在に支承する流体軸受装置に関する。
回転軸を回転自在に支承する流体軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高精度、高速性を要求されるモー
タ等の各種装置において、流体軸受装置が広く用いられ
つつある。この流体軸受装置は、所定の潤滑流体の動圧
を利用して回転軸を回転自在に支承するものであって、
ラジアル滑り軸受の外に、スラスト軸受が通常設けられ
る。
タ等の各種装置において、流体軸受装置が広く用いられ
つつある。この流体軸受装置は、所定の潤滑流体の動圧
を利用して回転軸を回転自在に支承するものであって、
ラジアル滑り軸受の外に、スラスト軸受が通常設けられ
る。
【0003】このスラスト軸受では、例えば図6に示さ
れているように、回転軸11の一端部がスラスト受板1
2に対面されており、これら回転軸11とスラスト受板
12との間に、潤滑流体13による動圧を発生させて軸
方向支持を行っている。
れているように、回転軸11の一端部がスラスト受板1
2に対面されており、これら回転軸11とスラスト受板
12との間に、潤滑流体13による動圧を発生させて軸
方向支持を行っている。
【0004】このとき上記スラスト受板11は、回転軸
12に対する直角度を出すために、通常、フレーム等の
固定部材14側に設けられた取付面14aに当接されて
おり、上記固定部材14側に対する固着を、例えば接着
剤15により行っている。回転軸11に対してスラスト
受板12が直角の位置関係になければ、良好なスラスト
動圧を得られないからである。
12に対する直角度を出すために、通常、フレーム等の
固定部材14側に設けられた取付面14aに当接されて
おり、上記固定部材14側に対する固着を、例えば接着
剤15により行っている。回転軸11に対してスラスト
受板12が直角の位置関係になければ、良好なスラスト
動圧を得られないからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら近年の流
体軸受装置では、装置の小型化あるいは扁平化の要請に
従って、スラスト受板12の接着面積を小さくする傾向
があり、そのためスラスト受板12の接合強度が低下
し、スラスト方向の耐衝撃性が悪化している。また固着
に用いる接着剤15は、流体軸受の潤滑剤13と反応
し、さらに接着界面へ潤滑油13が拡散していくため、
スラスト受板12の接合強度に経時劣化を生じ易く、上
述したと同様に、スラスト方向における耐衝撃性を悪化
させるとともに潤滑剤13の外部漏洩を生じることもあ
る。
体軸受装置では、装置の小型化あるいは扁平化の要請に
従って、スラスト受板12の接着面積を小さくする傾向
があり、そのためスラスト受板12の接合強度が低下
し、スラスト方向の耐衝撃性が悪化している。また固着
に用いる接着剤15は、流体軸受の潤滑剤13と反応
し、さらに接着界面へ潤滑油13が拡散していくため、
スラスト受板12の接合強度に経時劣化を生じ易く、上
述したと同様に、スラスト方向における耐衝撃性を悪化
させるとともに潤滑剤13の外部漏洩を生じることもあ
る。
【0006】そこで本発明は、装置の小型・扁平化を図
りつつも、スラスト受板の接合強度を長期にわたって良
好に維持し、また潤滑剤の外部漏洩を良好に防止するこ
とができるようにした流体軸受装置を提供することを目
的とする。
りつつも、スラスト受板の接合強度を長期にわたって良
好に維持し、また潤滑剤の外部漏洩を良好に防止するこ
とができるようにした流体軸受装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
第1の発明は、所定の潤滑流体の動圧により回転軸を回
転自在に支承するものであって、上記回転軸を軸方向に
支持するスラスト受板を固定部材側に設けられた取付面
に当接して固着した流体軸受装置において、上記固定部
材の取付面に当接したスラスト受板を、固定部材側に固
着する機械的結合手段と、この機械的結合手段により固
着したスラスト受板と、固定部材側の取付面との間に介
挿したシール手段と、を備えた構成を有している。
第1の発明は、所定の潤滑流体の動圧により回転軸を回
転自在に支承するものであって、上記回転軸を軸方向に
支持するスラスト受板を固定部材側に設けられた取付面
に当接して固着した流体軸受装置において、上記固定部
材の取付面に当接したスラスト受板を、固定部材側に固
着する機械的結合手段と、この機械的結合手段により固
着したスラスト受板と、固定部材側の取付面との間に介
挿したシール手段と、を備えた構成を有している。
【0008】また第2の発明は、前記第1の発明におけ
るシール手段が接着剤からなる構成を有している。
るシール手段が接着剤からなる構成を有している。
【0009】さらに第3の発明は、前記第2の発明にお
ける接着剤の余剰分を貯溜する接着剤流出防止溝を、ス
ラスト受板及び固定部材の取付面の少なくとも一方側に
凹設した構成を有している。
ける接着剤の余剰分を貯溜する接着剤流出防止溝を、ス
ラスト受板及び固定部材の取付面の少なくとも一方側に
凹設した構成を有している。
【0010】さらにまた第4の発明は、前記第3の発明
におけるスラスト受板に、接着剤流出防止溝と動圧発生
溝とを、相互に連通しない独立した溝にて同時形成した
構成を有している。
におけるスラスト受板に、接着剤流出防止溝と動圧発生
溝とを、相互に連通しない独立した溝にて同時形成した
構成を有している。
【0011】
【作用】上記構成を有する第1発明においては、スラス
ト受板を固定部材側に固着する機械的結合手段によっ
て、スラスト受板が固定部材側の取付面に対し良好に当
接される。従って、スラスト受板の軸直角性が精度良く
得られるとともに、スラスト受板の結合強度が増大され
る。またスラスト受板と固定部材の取付面との間に介挿
されたシール手段によって、潤滑油の外部漏れが防止さ
れるようになっている。
ト受板を固定部材側に固着する機械的結合手段によっ
て、スラスト受板が固定部材側の取付面に対し良好に当
接される。従って、スラスト受板の軸直角性が精度良く
得られるとともに、スラスト受板の結合強度が増大され
る。またスラスト受板と固定部材の取付面との間に介挿
されたシール手段によって、潤滑油の外部漏れが防止さ
れるようになっている。
【0012】また上記構成を有する第2発明において
は、前記第1発明による作用に加えて、接着剤からなる
シール手段の固着作用によって、スラスト受板の接合強
度が一層向上されるようになっている。
は、前記第1発明による作用に加えて、接着剤からなる
シール手段の固着作用によって、スラスト受板の接合強
度が一層向上されるようになっている。
【0013】さらに上記構成を有する第3発明において
は、前記第1発明及び第2発明による作用に加えて、取
付面側で余剰となって動圧発生側に流出しようとする接
着剤が、接着剤流出防止溝内に貯溜され、良好な動圧力
の発生が阻害されないようになっている。
は、前記第1発明及び第2発明による作用に加えて、取
付面側で余剰となって動圧発生側に流出しようとする接
着剤が、接着剤流出防止溝内に貯溜され、良好な動圧力
の発生が阻害されないようになっている。
【0014】さらにまた上記構成を有する第4発明にお
いては、前記第1発明、第2発明及び第3発明による作
用に加えて、接着剤流出防止溝が、動圧発生溝と同時に
効率的に形成されるようになっている。
いては、前記第1発明、第2発明及び第3発明による作
用に加えて、接着剤流出防止溝が、動圧発生溝と同時に
効率的に形成されるようになっている。
【0015】
【実施例】以下、本発明をHDDスピンドルモータに適
用した実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。図2
に示めされたHDDスピンドルモータは、フレーム1側
に組み付けられた固定部材としてのステータ組2と、こ
のステータ組2に対して、図示上側から積層状に組み付
けられた回転部材としてのロータ組3とから構成されて
いる。このうちステータ組2を構成しているステータコ
ア21は、上記フレーム1の略中心位置に立設された略
円筒状の軸受ホルダー22の外周部に嵌着されており、
当該ステータコア21の突極部に巻線23が巻回されて
いる。
用した実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。図2
に示めされたHDDスピンドルモータは、フレーム1側
に組み付けられた固定部材としてのステータ組2と、こ
のステータ組2に対して、図示上側から積層状に組み付
けられた回転部材としてのロータ組3とから構成されて
いる。このうちステータ組2を構成しているステータコ
ア21は、上記フレーム1の略中心位置に立設された略
円筒状の軸受ホルダー22の外周部に嵌着されており、
当該ステータコア21の突極部に巻線23が巻回されて
いる。
【0016】また上記軸受ホルダー22の内周部には、
一体形成されたラジアル滑り軸受24,24が、軸方向
に所定間隔離して設けられており、それら一対のラジア
ル滑り軸受24,24によって、回転軸31が回転自在
に支承されている。すなわち上記両ラジアル滑り軸受2
4,24の内周面は、回転軸31の外周面に対して、所
定の潤滑剤からなる軸受流体を介して摺動可能に滑り接
触されており、上記各ラジアル滑り軸受24の内周面と
回転軸31の外周面とによってラジアル方向の動圧滑り
面が構成されている。
一体形成されたラジアル滑り軸受24,24が、軸方向
に所定間隔離して設けられており、それら一対のラジア
ル滑り軸受24,24によって、回転軸31が回転自在
に支承されている。すなわち上記両ラジアル滑り軸受2
4,24の内周面は、回転軸31の外周面に対して、所
定の潤滑剤からなる軸受流体を介して摺動可能に滑り接
触されており、上記各ラジアル滑り軸受24の内周面と
回転軸31の外周面とによってラジアル方向の動圧滑り
面が構成されている。
【0017】さらに上記回転軸31の先端部(図示下側
部)は、前記軸受ホルダー22の図示下端側の開口部を
覆うスラスト受板25に摺動可能に滑り接触されてお
り、これら回転軸31の先端面とスラスト受板25の受
面とによって、スラスト方向の動圧滑り面が構成されて
いる。また上記回転軸31の先端部分には、鍔状の抜止
板32が固着されており、この抜止板32によってロー
タ組3の全体がステータ組2側から脱落しないようにな
っている。
部)は、前記軸受ホルダー22の図示下端側の開口部を
覆うスラスト受板25に摺動可能に滑り接触されてお
り、これら回転軸31の先端面とスラスト受板25の受
面とによって、スラスト方向の動圧滑り面が構成されて
いる。また上記回転軸31の先端部分には、鍔状の抜止
板32が固着されており、この抜止板32によってロー
タ組3の全体がステータ組2側から脱落しないようにな
っている。
【0018】このとき図1にも示されているように、上
記スラスト受板25は、前記軸受ホルダー22の開口縁
に対して、段状に凹設された取付面22aに当接されて
いるとともに、機械的結合手段としての固定螺子28に
より強固に固着されており、これによって回転軸31に
対するスラスト受板25の軸直角度が精度良く出されて
いる。
記スラスト受板25は、前記軸受ホルダー22の開口縁
に対して、段状に凹設された取付面22aに当接されて
いるとともに、機械的結合手段としての固定螺子28に
より強固に固着されており、これによって回転軸31に
対するスラスト受板25の軸直角度が精度良く出されて
いる。
【0019】また上記スラスト受板25の外周縁より外
側の部分及び当該スラスト受板25と取付面22aとの
間には、シール手段としての接着剤27が充填されてお
り、これにより接着とシールとが行われている。上記接
着剤27としては、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、フェ
ノール樹脂等が採用される。
側の部分及び当該スラスト受板25と取付面22aとの
間には、シール手段としての接着剤27が充填されてお
り、これにより接着とシールとが行われている。上記接
着剤27としては、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、フェ
ノール樹脂等が採用される。
【0020】再び図2に戻って、上記回転軸31の軸方
向外側端(図示上側端)には、前記ロータ組3を構成す
るハブ33が一体に回転するように固定されている。上
記ハブ33は、複数体の磁気ディスク34を外周部に装
着する略円筒形状の胴部33aを有しているとともに、
この胴部33aの図示下端縁に取付部33bを有してお
り、この取付部33bに、バックヨーク35を介して駆
動マグネット36が環状に装着されている。上記駆動マ
グネット36は、前記ステータコア21の外周端面に対
して環状に対向するように近接配置されている。
向外側端(図示上側端)には、前記ロータ組3を構成す
るハブ33が一体に回転するように固定されている。上
記ハブ33は、複数体の磁気ディスク34を外周部に装
着する略円筒形状の胴部33aを有しているとともに、
この胴部33aの図示下端縁に取付部33bを有してお
り、この取付部33bに、バックヨーク35を介して駆
動マグネット36が環状に装着されている。上記駆動マ
グネット36は、前記ステータコア21の外周端面に対
して環状に対向するように近接配置されている。
【0021】また上記軸受ホルダー22の図示上端側の
開口部分には、前述した軸受流体の流出を防止するため
の磁性流体シール26が配置されている。この磁性流体
シール26は、軸受ホルダー22の内周壁に対して環状
に取り付けられた磁石体26aを有しており、この環状
磁石体26aの軸方向両端面に、一対のポールピース2
6b,26bが取り付けられている。そしてこれらの各
ポールピース26bの内周端縁と、前記回転軸31の外
周面との間に、磁性流体26cが保持されており、この
磁性流体26cによって軸受流体のシール機能が得られ
るように構成されている。
開口部分には、前述した軸受流体の流出を防止するため
の磁性流体シール26が配置されている。この磁性流体
シール26は、軸受ホルダー22の内周壁に対して環状
に取り付けられた磁石体26aを有しており、この環状
磁石体26aの軸方向両端面に、一対のポールピース2
6b,26bが取り付けられている。そしてこれらの各
ポールピース26bの内周端縁と、前記回転軸31の外
周面との間に、磁性流体26cが保持されており、この
磁性流体26cによって軸受流体のシール機能が得られ
るように構成されている。
【0022】このとき上記磁性流体シール26の軸方向
外側(図示上側)のポールピース26bは、前述したハ
ブ33の内壁面に対して軸方向に対向配置されており、
これらポールピース26b及びハブ33の両対向面に、
例えばテフロン系樹脂からなる撥油剤の被膜29,37
がコーティング形成されている。
外側(図示上側)のポールピース26bは、前述したハ
ブ33の内壁面に対して軸方向に対向配置されており、
これらポールピース26b及びハブ33の両対向面に、
例えばテフロン系樹脂からなる撥油剤の被膜29,37
がコーティング形成されている。
【0023】このように本実施例においては、スラスト
受板25を固着する機械的結合手段すなわち固定螺子2
8により、固定部材としての軸受ホルダー22の取付面
22aに対しスラスト受板25が良好に当接される。従
って上記スラスト受板25の軸直角性が精度良く得られ
るとともに、スラスト受板25の結合強度が増大され
る。またスラスト受板25と軸受ホルダー22の取付面
22aとの間に介挿されたシール手段としての接着剤2
7により、軸受流体の外部漏れが良好に防止されるよう
になっている。
受板25を固着する機械的結合手段すなわち固定螺子2
8により、固定部材としての軸受ホルダー22の取付面
22aに対しスラスト受板25が良好に当接される。従
って上記スラスト受板25の軸直角性が精度良く得られ
るとともに、スラスト受板25の結合強度が増大され
る。またスラスト受板25と軸受ホルダー22の取付面
22aとの間に介挿されたシール手段としての接着剤2
7により、軸受流体の外部漏れが良好に防止されるよう
になっている。
【0024】特に本実施例のように、シール手段として
接着剤27を用いた場合には、当該接着剤27の固着作
用によってスラスト受板25の接合強度が一層向上され
るようになっている。
接着剤27を用いた場合には、当該接着剤27の固着作
用によってスラスト受板25の接合強度が一層向上され
るようになっている。
【0025】一方、上記実施例と同一の構成物を同一の
符号で表した図3にかかる本発明の他の実施例では、ス
ラスト受板25を固定部材としての軸受ホルダー22側
に固定する機械的結合手段として、カシメ40が用いら
れている。このカシメ40は、前記軸受ホルダー22側
から軸方向に延出する部材を内側に折り曲げて、スラス
ト受板25の外周縁面上に圧接したものであって、上記
実施例と同様な作用・効果を得ることができる。
符号で表した図3にかかる本発明の他の実施例では、ス
ラスト受板25を固定部材としての軸受ホルダー22側
に固定する機械的結合手段として、カシメ40が用いら
れている。このカシメ40は、前記軸受ホルダー22側
から軸方向に延出する部材を内側に折り曲げて、スラス
ト受板25の外周縁面上に圧接したものであって、上記
実施例と同様な作用・効果を得ることができる。
【0026】さらに図1に示した実施例と同一の構成物
を同一の符号で表した図4にかかる本発明のさらに他の
実施例では、取付面22aにおける接着剤27の余剰分
を貯溜する接着剤流出防止溝41が、スラスト受板25
の内面側に凹設されている。この接着剤流出防止溝41
は、前述した取付面22aの近傍やや内径領域に配置さ
れており、上記スラスト受板25に動圧発生溝が形成さ
れる場合には、その動圧発生溝と上記接着剤流出防止溝
41とが、相互に連通しない独立した溝にて同時形成さ
れる。
を同一の符号で表した図4にかかる本発明のさらに他の
実施例では、取付面22aにおける接着剤27の余剰分
を貯溜する接着剤流出防止溝41が、スラスト受板25
の内面側に凹設されている。この接着剤流出防止溝41
は、前述した取付面22aの近傍やや内径領域に配置さ
れており、上記スラスト受板25に動圧発生溝が形成さ
れる場合には、その動圧発生溝と上記接着剤流出防止溝
41とが、相互に連通しない独立した溝にて同時形成さ
れる。
【0027】このような実施例では、スラスト受板25
の押圧力によって取付面22a側から余剰な接着剤27
がはみ出して、動圧発生側に流出しようとした場合に、
その余剰な接着剤27は接着剤流出防止溝41内に貯溜
され、これにより接着剤27の流出が防止されるように
なっている。その結果、動圧発生溝が接着剤で詰まった
り、スラスト面の平面度あるいは表面粗さが変化するこ
とがなくなり、良好な動圧力が維持されることとなる。
の押圧力によって取付面22a側から余剰な接着剤27
がはみ出して、動圧発生側に流出しようとした場合に、
その余剰な接着剤27は接着剤流出防止溝41内に貯溜
され、これにより接着剤27の流出が防止されるように
なっている。その結果、動圧発生溝が接着剤で詰まった
り、スラスト面の平面度あるいは表面粗さが変化するこ
とがなくなり、良好な動圧力が維持されることとなる。
【0028】特に接着剤として熱硬化性のエポキシ樹脂
等を用いた場合には、加熱により接着剤の粘度が低下
し、一時的に接着剤が流動し易くなることがあるが、そ
のような場合において前述したような接着剤流出防止溝
41を設けておけば、極めて効果的である。
等を用いた場合には、加熱により接着剤の粘度が低下
し、一時的に接着剤が流動し易くなることがあるが、そ
のような場合において前述したような接着剤流出防止溝
41を設けておけば、極めて効果的である。
【0029】またスラスト受板25を固定螺子28によ
り装着した後に接着剤27を流し込む場合には、接着面
積を広く確保するために、通常、粘度の低い接着剤が用
いられるが、このような場合においても、接着剤流出防
止溝41を設けることによって良好な動圧力が得られ
る。
り装着した後に接着剤27を流し込む場合には、接着面
積を広く確保するために、通常、粘度の低い接着剤が用
いられるが、このような場合においても、接着剤流出防
止溝41を設けることによって良好な動圧力が得られ
る。
【0030】そして上述したように、接着剤流出防止溝
41を動圧発生溝と相互に連通しない独立した溝にて同
時に形成することとすれば、接着剤流出防止溝41が効
率的に形成されることとなる。
41を動圧発生溝と相互に連通しない独立した溝にて同
時に形成することとすれば、接着剤流出防止溝41が効
率的に形成されることとなる。
【0031】一方、図5にかかる本発明のさらに他の実
施例では、上述した接着剤流出防止溝41が、軸受ホル
ダー(固定部材)22側に凹設されている。このような
実施例においても上述した図4にかかる実施例と同様な
作用・効果を得ることができる。
施例では、上述した接着剤流出防止溝41が、軸受ホル
ダー(固定部材)22側に凹設されている。このような
実施例においても上述した図4にかかる実施例と同様な
作用・効果を得ることができる。
【0032】なお図4及び図5に示した接着剤流出防止
溝41は、スラスト受板25と軸受ホルダー(固定部
材)22の双方に形成することも可能である。
溝41は、スラスト受板25と軸受ホルダー(固定部
材)22の双方に形成することも可能である。
【0033】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもない。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもない。
【0034】例えば、本発明の機械的結合手段は上述し
た実施例に限定されることはなく、その他のあらゆる種
類の結合手段を採用することができる。またシール手段
も、上述した実施例に限定されることはなく、あらゆる
種類の接着剤あるいは接着剤以外の各種シール手段を用
いることもできる。
た実施例に限定されることはなく、その他のあらゆる種
類の結合手段を採用することができる。またシール手段
も、上述した実施例に限定されることはなく、あらゆる
種類の接着剤あるいは接着剤以外の各種シール手段を用
いることもできる。
【0035】また本発明は、モータ以外の流体軸受を用
いたあらゆる種類の装置に対しても同様に適用すること
ができる。
いたあらゆる種類の装置に対しても同様に適用すること
ができる。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように第1発明にかかる流体
軸受装置は、スラスト受板を固定部材側に固定する機械
的結合手段によって、スラスト受板を固定部材側の取付
面に対して良好に当接し、スラスト受板の軸直角性を精
度良く得つつスラスト受板の結合強度を増大し、またス
ラスト受板と固定部材の取付面との間に介挿したシール
手段によって、軸受流体の外部漏れを良好に防止するよ
うに構成したものであるから、装置の小型・扁平化を行
った場合であっても、スラスト受板の接合強度及び潤滑
剤密封性を長期にわたって良好に維持することができ、
流体軸受装置の耐衝撃性を向上させることができる。
軸受装置は、スラスト受板を固定部材側に固定する機械
的結合手段によって、スラスト受板を固定部材側の取付
面に対して良好に当接し、スラスト受板の軸直角性を精
度良く得つつスラスト受板の結合強度を増大し、またス
ラスト受板と固定部材の取付面との間に介挿したシール
手段によって、軸受流体の外部漏れを良好に防止するよ
うに構成したものであるから、装置の小型・扁平化を行
った場合であっても、スラスト受板の接合強度及び潤滑
剤密封性を長期にわたって良好に維持することができ、
流体軸受装置の耐衝撃性を向上させることができる。
【0037】また第2発明にかかる流体軸受装置は、接
着剤からなるシール手段の固着作用によってスラスト受
板の接合強度を一層向上したものであるから、上記第1
発明の効果をさらに確実化することができる。
着剤からなるシール手段の固着作用によってスラスト受
板の接合強度を一層向上したものであるから、上記第1
発明の効果をさらに確実化することができる。
【0038】さらに第3発明にかかる流体軸受装置は、
スラスト受板及び固定部材の取付面の少なくとも一方側
に接着剤流出防止溝を凹設し、余剰な接着剤が動圧発生
側に流出することを防止して良好な動圧力を得るように
したものであるから、流体軸受装置の信頼性を維持する
ことができる。
スラスト受板及び固定部材の取付面の少なくとも一方側
に接着剤流出防止溝を凹設し、余剰な接着剤が動圧発生
側に流出することを防止して良好な動圧力を得るように
したものであるから、流体軸受装置の信頼性を維持する
ことができる。
【0039】さらに第4発明にかかる流体軸受装置は、
接着剤流出防止溝と動圧発生溝とを相互に連通しない独
立した溝にて同時形成し、溝成形を効率化したものであ
るから、装置の生産性を向上させることができる。
接着剤流出防止溝と動圧発生溝とを相互に連通しない独
立した溝にて同時形成し、溝成形を効率化したものであ
るから、装置の生産性を向上させることができる。
【図1】本発明の一実施例における流体軸受装置の構造
を表した部分拡大横断面説明図である。
を表した部分拡大横断面説明図である。
【図2】図1に表した流体軸受装置を有するHDDモー
タの一例を表した半横断面説明図である。
タの一例を表した半横断面説明図である。
【図3】本発明の他の実施例における流体軸受装置の構
造を表した部分拡大横断面説明図である。
造を表した部分拡大横断面説明図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例における流体軸受装
置の構造を表した部分拡大横断面説明図である。
置の構造を表した部分拡大横断面説明図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例における流体軸受装
置の構造を表した部分拡大横断面説明図である。
置の構造を表した部分拡大横断面説明図である。
【図6】一般の流体軸受装置の構造を表した部分拡大横
断面説明図である。
断面説明図である。
22 軸受ホルダー(固定部材) 22a 取付面 25 スラスト受板 27 接着剤(シール手段) 28 固定螺子(機械的結合手段) 31 回転軸 40 カシメ(機械的結合手段) 41 接着剤流出防止溝
Claims (4)
- 【請求項1】 所定の潤滑流体の動圧により回転軸を回
転自在に支承するものであって、上記回転軸を軸方向に
支持するスラスト受板を固定部材側に設けられた取付面
に当接して固着した流体軸受装置において、 上記固定部材の取付面に当接したスラスト受板を、固定
部材側に固着する機械的結合手段と、 この機械的結合手段により固着したスラスト受板と上記
固定部材側の取付面との間に介挿したシール手段と、を
備えてなることを特徴とする流体軸受装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の流体軸受装置において、 シール手段が接着剤からなることを特徴とする流体軸受
装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の流体軸受装置において、 スラスト受板及び固定部材の取付面の少なくとも一方側
に、接着剤の余剰分を貯溜する接着剤流出防止溝を凹設
してなることを特徴とする流体軸受装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の流体軸受装置において、 スラスト受板に、接着剤流出防止溝と動圧発生溝とを、
相互に連通しない独立した溝にて同時形成してなること
を特徴とする流体軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15535994A JPH084769A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 流体軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15535994A JPH084769A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 流体軸受装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH084769A true JPH084769A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15604190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15535994A Pending JPH084769A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 流体軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084769A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0922871A1 (en) * | 1997-12-10 | 1999-06-16 | International Business Machines Corporation | Dynamic fluid bearing |
| US6343877B1 (en) | 1999-04-15 | 2002-02-05 | Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho | Spindle motor |
-
1994
- 1994-06-14 JP JP15535994A patent/JPH084769A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0922871A1 (en) * | 1997-12-10 | 1999-06-16 | International Business Machines Corporation | Dynamic fluid bearing |
| US5957589A (en) * | 1997-12-10 | 1999-09-28 | International Business Machine Corporation | Fluid bearing seal and support structure |
| US6343877B1 (en) | 1999-04-15 | 2002-02-05 | Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho | Spindle motor |
| US6375357B2 (en) | 1999-04-15 | 2002-04-23 | Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho | Spindle motor |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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