JPH0848226A - 左右制動力制御装置 - Google Patents
左右制動力制御装置Info
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- JPH0848226A JPH0848226A JP18715694A JP18715694A JPH0848226A JP H0848226 A JPH0848226 A JP H0848226A JP 18715694 A JP18715694 A JP 18715694A JP 18715694 A JP18715694 A JP 18715694A JP H0848226 A JPH0848226 A JP H0848226A
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Abstract
車両の操縦安定性を向上させる。 【構成】 左右制動力制御装置のコントローラ8は、ハ
ンドル角センサ出力δHおよび車輪速センサ出力VW1〜
VW4から、車速Vでの車両走行時に舵角δfでハンド
ルが切られたときに発生すべきヨーレイトdψ*/dt
を算出し、これとヨーレイトセンサ出力dψ/dtとの
偏差とその微分値とに応じたフィードバック項出力SFB
を求め、また、前後加速度axと横加速度ayとに応じ
たフィードフォワード項出力SFFを求める。両出力SF
B、SFFの和に応動する制御機構により左右車輪間に制
動力差が付与される。出力SFBはヨーレイト応答を向上
させ、出力SFFは、車両の旋回時または制動時の接地荷
重変化に適合した制動力を発生させる。
Description
上させる左右制動力制御装置に関する。
置は公知で、この装置は、車両の操舵状態や車速などに
応じて左右輪の夫々に加えられる制動力を別個独立に制
御して操舵状態や車速に応じたヨーモーメントを車両に
発生させ、車両の操縦性を向上させるようにしている。
制動力制御装置では、操舵状態、車速、車両の実ヨーレ
イトおよびブレーキペダル踏力を検出し、操舵状態およ
び車速に基づいて演算された目標ヨーレイトと実ヨーレ
イトとの差分値を演算し、更に、ブレーキペダル踏力に
基づいて演算した車両の目標減速度を満足すると共にヨ
ーレイト差分値をゼロ方向に修正する各車輪ごとのブレ
ーキ制御力を演算し、この演算結果に応じてブレーキ力
を操作している。これにより、目標ヨーレイトおよび目
標減速度が共に達成されるようにブレーキ力が制御され
て、好適なステア特性を保持したまま制動が行われる。
開平3−70663号に記載の装置では、ブレーキ力制
御は制動時のみに行われるため、操縦安定性向上の対象
となる制御領域は比較的狭くなる。また、この従来例の
ように左右輪間の制動力差をヨーレイト差分値のみに応
じて設定するという制御手法をそのまま通常走行領域に
まで拡大した場合には、旋回制動時の安定性向上効果を
十分に得ようとして制御ゲインを大きくすると、通常走
行領域でも頻繁に制御が行われ、乗員に与える違和感が
大きくなる。また、この違和感を解消するために制御ゲ
インを小さく設定すると、旋回制動時の安定性向上効果
が十分に得られなくなる。
制動時の双方における車両の操縦安定性を向上でき、し
かも、制動時と非制動時とで同一の制御則で連続的な制
動力制御を行え、従って、制動力制御による違和感の発
生を抑制しつつ、比較的簡易な制御により操縦安定性を
向上できる左右制動力制御装置を提供することを目的と
する。
の左右制動力制御装置は、ステアリングホイールの操舵
量を検出する操舵量検出手段と、車速を検出する車速検
出手段と、車両に生じるヨーレイトを検出するヨーレイ
ト検出手段と、上記車両に作用する横加速度を検出する
横加速度検出手段と、上記車両が制動状態にあることを
検知する制動状態検出手段と、左右車輪間に制動力差を
発生させる制動力制御機構と、上記各検出手段の検出値
に応じて上記制動力制御機構の作動を制御する制御手段
とを有することを特徴とする。そして、上記制御手段
は、上記操舵量と上記車速とに基づいて目標ヨーレイト
を算出し、上記目標ヨーレイトと検出ヨーレイトとの偏
差に応じて、該偏差が減少するように第1目標制動力差
を設定するフィードバック制御部と、車両制動時に上記
横加速度の増加に応じて旋回外輪側の車輪への制動力が
旋回内輪側よりも大きくなるように第2目標制動力差を
設定するフィードフォワード制御部と、上記第1目標制
動力差と上記第2目標制動力差とを加算して加算目標制
動力差を出力する加算部と、上記加算目標制動力差に基
づき上記制動力制御機構を駆動する制御信号を出力する
出力部とを有して構成されることを特徴とする。
装置は、上記制動状態検出手段は上記車両に作用する減
速度を検出する減速度検出手段であり、上記フィードフ
ォワード制御部は上記横加速度及び上記減速度の増加に
応じて上記第2目標制動力差を大きく設定することを特
徴とする。また、請求項3に記載の本発明の左右制動力
制御装置は、上記フィードバック制御部は上記偏差に応
じた成分に上記偏差の微分値に応じた成分を加算して上
記第1目標制動力差を設定することを特徴とする。
ングホイールの操舵量、車速、車両に生じるヨーレイト
及び車両に作用する横加速度が、操舵量検出手段、車速
検出手段、ヨーレイト検出手段及び横加速度検出手段に
より夫々検出される。制御手段のフィードバック制御部
は、操舵量および車速の検出値に基づいて算出した目標
ヨーレイトと検出ヨーレイトとの偏差が減少するように
第1目標制動力差を設定する。
あることが検出されると、制御手段のフィードフォワー
ド制御部は、横加速度の検出値の増加に応じて旋回外輪
側の車輪への制動力が旋回内輪側よりも大きくなるよう
に第2目標制動力差を設定する。制御手段の加算部は、
第1及び第2目標制動力差を加算して加算目標制動力差
を出力し、制御手段の出力部は、この加算目標制動力差
に基づき制御信号を出力する。そして、この制御信号に
応動する制動力制御機構により、左右車輪間に制動力差
が発生される。この結果、左右制動力配分が適正化され
て、ステアリングハンドル操作に対するヨーレイト応答
性を高まると共に接地荷重変化に適合する制動力が左右
輪に付与され、車両の操縦安定性が向上する。
状態検出手段としての減速度検出手段により車両に作用
する減速度が検出される。そして、横加速度および減速
度の増加に応じて、フィードフォワード制御部により、
第2目標制動力差が大きく設定される。結果として、制
動減速時の接地荷重変化に特に適合するように左右制動
力配分が行われて、車両の走行安定性が向上する。
ードバック制御部において、目標ヨーレイトと検出ヨー
レイトとの偏差に応じた成分にこの偏差の微分値に応じ
た成分が加算されて第1目標制動力差が設定される。結
果として、ステアリングハンドル操作により一層適合す
る左右制動力配分が行われて、ドライバが意図する軌跡
に沿う車両走行が速やかに達成され、操縦安定性が一層
向上する。
制動力制御装置が装備される車両のブレーキシステム
は、ブレーキペダル1に連結されブレーキペダル踏力を
増幅するためのブレーキブースタ2と、同ブースタ2に
より増幅されたブレーキペダル踏力に応じたブレーキ液
圧を発生させるためのタンデム型マスタシリンダ3と、
このマスタシリンダ3からのブレーキ液圧の供給に応動
して車輪11〜14の夫々に制動力を付与するためのホ
イールシリンダ21〜24とを有している。
て、マスタシリンダ3の油室(図示略)の一方(以下、
第1油室という)は、右前輪11および左後輪14のホ
イールシリンダ21、24に連通可能にされ、他方の油
室(以下、第2油室という)は、左前輪12および右後
輪13のホイールシリンダ22、23に連通可能にされ
ている。図1中、参照符号91、92は、マスタシリン
ダ3の第1、第2油室から夫々延びる第1、第2管路を
示し、93〜102は第3〜第12管路を夫々示す。第
3、第4管路93、94は第1、第2管路91、92に
夫々連通し、第5〜第8管路95〜98の夫々の一端
は、ホイールシリンダ21〜24に連通している。
上流側において第5〜第8管路95〜98には、ホイー
ルシリンダ21〜24へのブレーキ液圧を増大、保持ま
たは減少させて、車輪11〜14のロックを防止しつ
つ、必要な制動力を付与するためのアンチスキッドブレ
ーキユニット(以下、ABSという)31〜34が夫々
設けられている。更に、後輪13、14のABS33、
34の直ぐ上流側において第7、第8管路97、98に
は、前後制動力配分用のプロポーショニングバルブ(以
下、PCVという)43、44が設けられている。PC
V43、44は、後輪13、14のホイールシリンダ2
3、24へ供給されるブレーキ液圧が設定圧に到達する
までは後輪側に前輪側ブレーキ液圧と同等のブレーキ液
圧を供給する一方、後輪側ブレーキ液圧が設定圧を上回
ると、後輪側ブレーキ液圧の増大度合を前輪側ブレーキ
液圧の増大度合よりも抑制するもので、後輪13、14
の早期ロックを防止しつつ、必要な制動力を後輪13、
14に付与するように機能する。
実施例による左右制動力制御装置は、左右車輪間に制動
力差を発生させるための制動力制御機構と、後述の各種
センサにより検出された各種検出値に応じて制動力制御
機構の作動を制御するための制御手段としてのコントロ
ーラ8とを有している。この制動力制御機構は、コント
ローラ8の制御下で作動して制御圧PR、PLを発生させ
るための制御圧発生部5と、マスタシリンダ3とホイー
ルシリンダ21〜23との間に介在し、ブレーキペダル
1の踏込操作時にマスタシリンダ3からのブレーキ液圧
をホイールシリンダ21〜23へ夫々伝達するための前
輪加圧機構6および後輪減圧機構7とを含んでいる。制
御圧発生部5から制御圧PRまたはPLが供給されると、
前輪加圧機構6は、右前輪11のホイールシリンダ21
または左前輪12のホイールシリンダ22へ供給される
ブレーキ液圧を制御圧PRまたはPLに応じて増大させ、
後輪減圧機構7は、左後輪14のホイールシリンダ24
または右後輪13のホイールシリンダ23へ供給される
ブレーキ液圧を制御圧PR又はPLに応じて減少させるよ
うになっている。
輪12に夫々関連する第1および第2加圧部6a、6b
を有し、両加圧部6a、6bは、両者に共通のハウジン
グ6cに形成されるもので、基本的には互いに同一に構
成されている。第1加圧部6aは、主シリンダ室61、
副シリンダ室62および両シリンダ室61、62を互い
に連通させる連通路63を有している。主シリンダ室6
1および副シリンダ室62には、主ピストン64及び副
ピストン65が摺動自在に夫々配され、副ピストン65
の小径軸部は、連通路63を介して主シリンダ室61に
突出可能になっている。更に、主ピストン64には軸孔
64aが形成され、副ピストン65の、ブレーキ液流通
方向において下流側の端には、この軸孔64aに連通す
ると共に両端が副ピストン周面に開口する半径方向孔6
5aが形成されている。なお、以下の説明において、用
語「上流側」および「下流側」は、ブレーキ液流通方向
で見て上流側および下流側を夫々表す。
り上流側及び下流側シリンダ室61a、61bに区分さ
れ、両シリンダ室61a、61bは、副ピストン65の
孔65aおよび主ピストン64の軸孔64aを介して互
いに連通している。そして、上流側主シリンダ室61a
は、ハウジング周壁に形成されたブレーキ液入口ポート
6e、第3管路93及び第1管路91を介して、マスタ
シリンダ3の第1油室に連通し、下流側主シリンダ室6
1bは、ハウジング周壁に形成されたブレーキ液出口ポ
ート6fおよび第5管路95を介して、右前輪11のホ
イールシリンダ21に連通可能になっている。また、下
流側主シリンダ室61bには、主ピストン64を上流側
へ付勢するスプリング66が配されている。
り上流側および下流側シリンダ室62a、62bに区分
され、上流側副シリンダ室62aは、ハウジング端壁に
形成された制御圧入口ポート6d、第9管路99および
第11管路101を介して、制御圧発生部5に連通して
いる。次に、上記第1加圧部6aと略同一構成の第2加
圧部6bについて簡略に説明すると、第2加圧部6bの
上流側副シリンダ室62’aは、制御圧入口ポート6
g、第10管路100及び第12管路102を介して制
御圧発生部5に連通し、上流側主シリンダ室61’a
は、ブレーキ液入口ポート6h、第4管路94及び第2
管路92を介してマスタシリンダ3の第2油室に連通
し、また、下流側主シリンダ室61’bは、ブレーキ液
出口ポート6iおよび第6管路96を介して左前輪12
のホイールシリンダ22に連通可能になっている。
輪14に夫々関連する第1および第2減圧部7a、7b
を有し、両減圧部7a、7bは、両者に共通のハウジン
グ7cに形成され、基本的には互いに同一に構成されて
いる。第1減圧部7aは、主シリンダ室71、副シリン
ダ室72おより両シリンダ室71、72を互いに連通さ
せる連通路73を有し、主シリンダ室71および副シリ
ンダ室72には、主ピストン74及び副ピストン75が
摺動自在に夫々配されている。副ピストン75の小径部
は、連通路73を介して主シリンダ室71に突出可能
で、その下流側の端部は円錐状に形成されている。そし
て、主ピストン74の下流側端面の周縁には、下流側に
突出するフランジ部74aが形成され、このフランジ部
74aには複数の連通孔(図示略)が同フランジ部74
aを半径方向に貫通して穿設されている。また、主ピス
トン74には、軸孔74bとこれに平行な貫通孔74c
とが形成され、貫通孔74cにはチェック弁75が配さ
れている。主ピストン74の軸孔74bの下流側の端
は、副ピストン75の円錐状端部により閉塞可能になっ
ている。
り下流側及び上流側シリンダ室71a、71bに区分さ
れ、両シリンダ室71a、71bは、主ピストン74の
軸孔74bを介して互いに連通可能になっている。そし
て、上流側主シリンダ室71bは、ハウジング周壁に形
成されたブレーキ液入口ポート7f、第4管路94及び
第2管路92を介して、マスタシリンダ3の第2油室に
連通し、下流側主シリンダ室71aは、ハウジング周壁
に形成されたブレーキ液出口ポート7eと第7管路97
を介して、右後輪13のホイールシリンダ23に連通可
能になっている。また、上流側主シリンダ室71bに
は、主ピストン74を下流側へ付勢するスプリング77
が配されている。
り上流側および下流側シリンダ室72a、72bに区分
され、上流側副シリンダ室72aは、ハウジング端壁に
形成された制御圧入口ポート7d、第10管路100及
び第12管路102を介して制御圧発生部5に連通して
いる。また、下流側副シリンダ室72bには、副ピスト
ン75を上流側へ付勢するスプリング78が配されてい
る。
一構成であって、その上流側副シリンダ室72’aは、
制御圧入口ポート7g、第9管路99及び第11管路1
01を介して制御圧発生部5に連通し、上流側主シリン
ダ室71’bは、ブレーキ液入口ポート7i、第3管路
93及び第1管路91を介してマスタシリンダ3の第1
油室に連通し、また、下流側主シリンダ室71’aは、
ブレーキ液出口ポート7h及び第8管路98を介して左
後輪14のホイールシリンダ24に連通可能になってい
る。
圧発生部5は、電動モータ51により駆動されて第13
管路103を介してリザーバタンク58から汲み出した
作動油を加圧するためのオイルポンプ52を有すると共
に、このオイルポンプ52と第11管路101との間お
よびオイルポンプ52と第12管路102との間に夫々
介設された電磁開閉弁55、圧力制御弁56および方向
切換弁57を有している。弁55、56及び57は、ソ
レノイド55a、56a及び57aを夫々有している。
弁で、コントローラ8からソレノイド55aに開弁指令
信号SOが供給されないときは閉弁するようになってい
る。圧力制御弁56は、例えば比例電磁弁からなり、コ
ントローラ8からソレノイド56aに供給される駆動指
令電圧信号SPに応じてその弁開度が変化し、また、同
信号SPのレベルがゼロであれば、圧力制御弁56の第
1ポート56bと第2ポート56cとが遮断される一
方、第2ポート56cと第3ポート56dとが連通する
ようになっている。また、方向切換弁57は、コントロ
ーラ8からソレノイド57aに切換指令信号SRが供給
されないときは第1ポート57bと第2ポート57cと
が連通すると共に第3ポート57dと第4ポート57e
とが連通する一方、同信号SRが供給されると第1ポー
ト57bと第3オート57dとが連通すると共に第2ポ
ート57eと第4ポート57fとが連通するようになっ
ている。
ク弁53が介設された第14管路104を介して、開閉
弁55の入口ポート55bに連通し、また、開閉弁55
の出口ポート55cは第15管路105を介して圧力制
御弁56の第1ポート56bに連通している。更に、圧
力制御弁56の第2ポート56cは、第16管路106
及び方向切換弁57を介して、第11管路101または
第12管路102に連通可能になっている。図2中、参
照符号54は、管路104に接続したアキュムレータを
示す。
グハンドル(図示略)の角度位置すなわちハンドル角を
検出するためのハンドル角センサ111と、車輪11〜
14の車輪速を夫々検出するための、ABS制御と兼用
の車輪速センサ(参照符号112で一括して示す)と、
車両の実際ヨーレイト(ヨー角速度)を検出するための
ヨーレイトセンサ113とを有している。
ントローラ8は、中央演算装置、メモリ、入出力回路な
ど(いずれも図示略)からなる。コントローラ8には、
センサ111〜113、弁55〜57のソレノイド55
a〜57aおよび電動モータ51が電気的に接続されて
いる。図3に示すように、コントローラ8は、機能的に
は、舵角算出部811ないしフィードバック項算出部8
17を含むフィードバック制御部8aと、舵角算出部8
11、車速算出部812および横加速度算出部818な
いしフィードフォワード項算出部820を含むフィード
フォワード制御部8bとを有している。フィードバック
制御部8aは、主に操縦性向上を企図したヨーレイトフ
ィードバック制御を行い、フィードフォワード制御部8
bは、主に安定性向上を企図した接地荷重フィードフォ
ワード制御を行うようになっている。また、コントロー
ラ8は、加算部821と制御圧指令部822とを更に有
している。
11では、ハンドル角δHを表すハンドル角センサ11
1の出力に操舵系(図示略)のギヤ比の逆数が乗じられ
て舵角δfが算出される。また、車速算出部812で
は、車輪速VW1〜VW4を表す車輪速センサ112の出
力のうちの、例えば、2番目に小さい値が車速Vとして
求められる。更に、規範ヨーレイト算出部813では、
例えば、コントローラ8のメモリに予め格納された車両
の諸元、舵角算出部811からの舵角δfおよび車速算
出部812からの車速Vに基づき規範ヨーレイトdψ*
/dtが目標ヨーレイトとして算出される。この規範ヨ
ーレイトdψ*/dtは、車両が車速Vで走行している
ときにステアリングハンドルが角度δHだけ操作された
場合に発生されるべき車両のヨーレイトである。
では、規範ヨーレイト算出部813から供給される規範
ヨーレイトdψ*/dtからヨーレイトセンサ113に
より検出された実際ヨーレイトdψ/dtが減じられて
ヨーレイト偏差Δ(dψ/dt)が求められ、また、微
分演算部815では、減算部814からのヨーレイト偏
差が微分されてヨーレイト微分値Δ(d2ψ/dt2)が
求められる。更に、マップ入力変数算出部816では、
減算部814からのヨーレイト偏差Δ(dψ/dt)と
メモリに予め格納された制御ゲインK1との積が求めら
れると共に、微分演算部815からのヨーレイト微分値
Δ(d2ψ/dt2)とメモリに予め格納された制御ゲイ
ンK2との積が求められ、次に、積K1・Δ(dψ/d
t)と積K2・Δ(d2ψ/dt2)との和がマップ入力
変数として求められる。
は、メモリに予め格納されかつ図4に例示するマップを
参照して、マップ入力変数(K1・Δ(dψ/dt)+
K2・Δ(d2ψ/dt2))に応じたフィードバック項
出力SFB(より一般的には、目標ヨーレイトと検出ヨー
レイトとの偏差に応じた第1目標制動力差)が求められ
る。図4のマップは、マップ入力変数の符号が正(負)
であれば、右輪側(左輪側)の制動力がマップ入力変数
の大きさの増大に伴い増大するようなフィードバック項
出力SFBが得られるように設定されている。また、同マ
ップには不感帯が設けられ、マップ入力変数の大きさが
小さいときにはフィードバック項出力SFBがゼロになる
ようになっている。
加速度算出部818では、舵角算出部811からの舵角
δfと、車速算出部812からの車速Vと、車両の諸元
で定まりメモリに予め格納された係数L及びAとに基づ
き、横加速度ayが式ay=δf・(1/L)・{1/
(1+AV2)}に従って算出される。また、減速度検
出手段(より一般的には制動状態検出手段)としての前
後加速度算出部819では、車速算出部812から相次
いで供給される車速Vに基づき前後加速度axが算出さ
れる。そして、フィードフォワード項算出部820で
は、メモリに予め格納されかつ図5に例示するマップを
参照して、前後加速度axおよび横加速度ayに応じた
フィードフォワード項出力SFF(より一般的には、旋回
内輪側制動力よりも大きい旋回外輪側制動力を与える第
2目標制動力差)が求められる。図5のマップは、前後
加速度ax及び横加速度ayの符号が正(負)であれ
ば、右輪側(左輪側)の制動力が、前後加速度ax及び
横加速度ayの大きさの増大に伴い増大するようなフィ
ードフォワード項出力SFFが得られるように設定されて
いる。また、同マップには不感帯が設けられ、横加速度
ayの大きさが小さいときにはフィードフォワード項出
力SFFがゼロになるようになっている。
ードバック制御部8aからのフィードバック項出力SFB
とフィードフォワード制御部8bからのフィードフォワ
ード項出力SFFとの和が制御出力S(=SFB+SFF)と
して求められる。この制御出力Sに基づいて、制御圧指
令部822は、電磁開閉弁55のソレノイド55aに開
弁指令信号SOを供給すると共に、制御圧発生部の圧力
制御弁56のソレノイド56aに駆動指令電圧信号SP
を供給し、また必要に応じて方向切換弁57のソレノイ
ド57aに切換指令信号SRを送出するようになってい
る。
装備したブレーキシステムの作動を説明する。車両運転
中、ハンドル角センサ111、車輪速センサ112及び
ヨーレイトセンサ113によりハンドル角θH、車輪速
VW1〜VW4及び実際ヨーレイトdψ/dtが夫々検出
される。コントローラ8では、ハンドル角センサ出力δ
Hに基づき舵角算出部811で算出された舵角δfと、
車輪速センサ出力VW1〜VW4に基づき車速算出部81
2で算出された車速Vとが、規範ヨーレイト算出部81
3に入力される。同算出部813では舵角δf及び車速
Vに基づき規範ヨーレイトdψ*/dtが算出され、次
に、この規範ヨーレイトdψ*/dtとヨーレイトセン
サ出力dψ/dtとの偏差が減算部814で求められ、
更に、微分演算部815においてヨーレイト偏差微分値
Δ(d2ψ/dt2)が求められる。
とヨーレイト偏差微分値Δ(d2ψ/dt2)とに基づき
マップ入力変数算出部816で求めた入力変数(K1・
Δ(dψ/dt)+K2・Δ(d2ψ/dt2))に応じ
たフィードバック項出力SFBが、フィードバック項算出
部817で求められる。一方、舵角算出部811からの
舵角δfは横加速度算出部818にも供給され、また、
車速算出部812からの車速Vは横加速度算出部818
および前後算出部819にも供給される。次に、舵角δ
f及び車速Vに基づき横加速度算出部818で横加速度
ayが算出され、車速Vに基づき前後加速度算出部81
9で前後加速度axが算出される。そして、前後加速度
axおよび横加速度ayに基づいてフィードフォワード
項算出部820でフィードフォワード項出力SFFが求め
られる。
項出力SFBと820からのフィードフォワード項出力S
FFとが加算部821で加算されて制御出力Sが求められ
る。制御出力Sの値がゼロであれば、制御圧指令部82
2は、電気モータ51を非作動化すると共に開閉弁55
のソレノイド55aを消勢して入口ポート55bと出口
ポート55cとを遮断する。一方、制御出力Sの値がゼ
ロでなければ、制御圧指令部822は、電気モータ51
を作動させると共に開閉弁ソレノイド55aに開弁指令
信号SOを印加して同ソレノイド55aを付勢してポー
ト55bとポート55cとを連通させ、更に、制御出力
Sの大きさに対応する電圧レベルの駆動指令電圧信号S
Pを圧力制御弁ソレノイド56aに印加して圧力制御弁
56の弁開度を制御出力Sの大きさに応じたものにす
る。そして、制御出力Sの符号が正であれば、制御圧指
令部822は、方向切換弁のソレノイド57aに切換指
令信号SRを印加してポート56bとポート56eとを
連通させると共にポート56dとポート56cとを連通
させる。制御出力Sの符号が負であれば、切換指令信号
SRは送出されない。
ーレイト偏差Δ(dψ/dt)及びその微分値Δ(d2
ψ/dt2)は小さく、従って、マップ入力変数(K1・
Δ(dψ/dt)+K2・Δ(d2ψ/dt2))は、図
4の横軸上の不感帯の範囲内にあって、フィードバック
項出力SFBの値はゼロになる。また、横加速度ayは図
5に示す不感帯の範囲内にあって、フィードフォワード
項出力SFFの値はゼロになる。すなわち、制御出力Sは
ゼロになり、電気モータ51が非作動化されると共に開
閉弁の入口ポート55bと出口ポート55dとが遮断さ
れ、従って、制御圧PL、PRは共にゼロになる。
圧部6aの主ピストン64、64’および副ピストン6
5、65’は、スプリング66、66’のばね力によ
り、図1に示す要素64’、65’のように最上流側位
置に押圧されている。また、後輪減圧機構7の第1、第
2減圧部7a、7bの主ピストン74、74’及び副ピ
ストン75、75’は、スプリング77、77’、7
8、78’のばね力により、図1に示す要素74、75
のように最下流側位置および最上流側位置に押圧されて
いる。
に車両100により車線変更が行われると、本実施例の
左右制動力制御装置を搭載した車両では、操舵に対する
ヨーレイト応答遅れが生じた場合に、操舵側(旋回内
輪)の前輪に自動的に制動力を付与する自動ブレーキ制
御が行われて操縦性が向上する。なお、本実施例装置を
装備しない通常の車両では、図7(b)に破線で示すよ
うにヨーレイト応答遅れが生じ、従って、図7(a)に
破線で示す大きい修正操舵が必要になる。
は、最初の右ハンドル操作に対して僅かなヨーレイト応
答遅れが生じて正のヨーレイト偏差Δ(dψ/dt)及
び正のヨーレイト偏差微分値Δ(d2ψ/dt2)が生じ
ると、正の小さいフィードバック項出力SFBが制御出力
Sとしてフィードバック項算出部817から送出され
る。
気モータ51を作動させると共に開閉弁ソレノイド55
aに開弁指令信号SOを印加して同ソレノイド55aを
付勢してポート55bとポート55cとを連通させ、更
に、制御出力Sの大きさに対応する電圧レベルの駆動指
令電圧信号SPを圧力制御弁ソレノイド56aに印加し
て制御弁56の弁開度を制御出力Sの大きさに応じたも
のにする。そして、制御圧指令部822は、方向切換弁
ソレノイド57aに切換指令信号SRを印加してポート
56bとポート56eとを連通させると共にポート56
dとポート56cとを連通させる。
動油は、管路104、開閉弁55および管路105を介
して圧力制御弁56に供給され、同制御弁56からは制
御出力Sに応じた小さい油圧が方向切換弁57を介して
管路101に制御圧PRとして送り出される。この制御
圧PRは、管路99および前輪加圧機構6の第1加圧部
6aの制御圧入口ポート6dを介して上流側副シリンダ
室62aに供給され、これにより、副ピストン65およ
び主ピストン64が下流側に押圧され、下流側主シリン
ダ室61b内の作動油がホイールシリンダ21に供給さ
れて右前輪11に小さい制動力が付与される(図7
(f)および図8)。すなわち、左右前輪11、12間
に制動力差が付与される。
減圧機構7の第2減圧部7bの制御圧入口ポート7gを
介して上流側副シリンダ室72’aに印加され、これに
より、副ピストン75’および主ピストン74’を下流
側および上流側に押圧して、下流側主シリンダ室71’
aを減圧する。しかし、このとき、左後輪11のホイー
ルシリンダ21に対してブレーキ液圧は供給されておら
ず、実質的な減圧効果は奏されない。
力が付与されて右ハンドル操作に対するヨーレイト応答
遅れが補償されると、制御圧指令部822は、電気モー
タ51を非作動化すると共に開閉弁55のソレノイド5
5aを消勢して入口ポート55bと出口ポート55cと
を遮断させ、方向切換弁ソレノイド57aへの切換指令
信号SRの送出を停止する。この結果、制御圧入口ポー
ト6dが管路99、101及び108を介してリザーバ
タンク58に連通する。従って、ブレーキ液を排出しつ
つ、第1加圧部6aの主ピストン64及び副ピストン6
5がスプリング66のばね力により上流側へ戻される。
この様にして制御圧PRが消滅し、右前輪11への制動
力付与が解除される。
への移行に伴って、ハンドル操作に対して比較的大きい
ヨーレイト応答遅れが生じて負のヨーレイト偏差Δ(d
ψ/dt)及び負のヨーレイト偏差微分値Δ(d2ψ/
dt2)が生じると、負の比較的大きいフィードバック
項出力SFBが制御出力Sとしてフィードバック項算出部
817から送出される。
モータ51を作動させると共に開閉弁ソレノイド55a
に開弁指令信号SOを印加して同開閉弁55のポート5
5bとポート55cとを連通させ、更に、制御出力Sの
大きさに対応する電圧レベルの駆動指令電圧信号SPを
圧力制御弁56のソレノイド56aに印加する。この結
果、圧力制御弁56からは制御出力Sに応じた比較的大
きい油圧が方向切換弁57を介して管路102に制御圧
PLとして送り出される。この制御圧PLは、管路100
および第2加圧部6bのポート6gを介して上流側シリ
ンダ室62’aに供給され、従って左前輪11に比較的
大きい制動力が付与される(図7(e))。
作への移行に伴う、ハンドル操作に対する比較的大きい
ヨーレイト応答遅れが生じるが、このとき、上述の場合
と同様に、右前輪11に比較的大きい制動力が付与され
てこの応答遅れが補償される。更に、右ハンドル操作か
らハンドル中立位置への移行に伴う比較的小さい応答遅
れが生じると、左前輪12に小さい制動力が付与され
る。
を時間軸に沿って示し、また、図7(d)は上述の制動
力付与に伴って生じる減速を示す。この様に、車線変更
中に横加速度および前後加速度が変化が生じて車輪11
〜14の接地荷重が変化すると、フィードフォワード項
算出部820から送出されるフィードフォワード項出力
SFF(図5参照)が、上記フィードバック項出力SFBに
加算され、上述のように旋回内輪側の右前輪11または
左前輪12に付与される制動力、ひいては左右前輪1
1、12間の制動力差が増減調整される。
両の操縦性が向上する。この点に関して更に説明する
と、極低速から緩加速しながら、図9に示すように車両
100を円周に沿って走行させた場合、本実施例の左右
制動力制御装置を搭載した車両では、図10の下側に実
線で示すように、車速上昇に伴って横加速度ayが増大
するにつれて、自動ブレーキ制御により前内輪に制動力
Pが付与される。この結果、図10の上側に実線で示す
ように、図9に示す円周に沿った車両走行が困難になる
横加速度の限界値が、本制御を実施しない場合(破線)
に比べて増大する。これは、自動ブレーキ制御による内
輪制動によって旋回方向のモーメントが発生し、アンダ
ステア傾向が低減されるからである。また、エンジン出
力が自動ブレーキによって相殺されるため、図10に実
線で示すように、横加速度ayの増大に伴う操舵角比θ
/θ0の増大が、本制御を実施しない場合(破線)に比
べて抑制され、限界性能が向上する。
ば、図7(b)に実線で示すように、ヨーレイトが所望
のものに速やかに収束する。これは、ヨーレイト偏差Δ
(dψ/dt)およびヨーレイト偏差微分値Δ(d2ψ
/dt2)の双方に応じたヨーレイトフィードバック制
御の寄与による。次に、制動旋回時の左右制動力制御装
置の作動を説明する。
高速走行状態からブレーキペダルを踏込み、その直後
に、ステアリングハンドルを一定角度たとえば90度だ
け右に切って保舵した場合、本実施例装置を装備しない
車両100’にあっては、オーバステア傾向を呈してヨ
ーレイトdψ/dtが図12(b)に破線で示すように
過度に増大して、車両がスピンすることがある。一方、
本実施例装置を装備した車両100では、この様な制動
旋回が行われると、旋回外輪の接地荷重が大きい場合に
は、オーバステア傾向を是正するヨーレイトフィードバ
ック制御と接地荷重フィードフォワード制御とにより、
前外輪の制動力を大きくすると共に後内輪の制動力を小
さくする左右制動力配分制御が行われ、これにより、車
両走行上の安定性を向上させるようにしている。
て、先ず、ブレーキペダル1が踏まれると、マスタシリ
ンダ3の第1油圧からのブレーキ液圧が、管路91、9
3および前輪加圧機構6の第1加圧部6aのブレーキ液
入口ポート6eを介して上流側主シリンダ室61aに供
給されると共に、管路91、93および後輪減圧機構7
の第2減圧部7bのブレーキ液入口ポート7iを介し
て、上流側主シリンダ室71’bに供給される。これに
より、第1加圧部6aの主ピストン64が下流側へ押圧
されて下流側主シリンダ室61bからポート6fを介し
てホイールシリンダ22にブレーキ液が供給され、同ホ
イールシリンダ22により右前輪11に制動力が付与さ
れる。また、第2減圧部7aの主ピストン74’が下流
側へ押圧されて下流側主シリンダ室71’aからポート
7hを介してホイールシリンダ24にブレーキ液が供給
され、左後輪14に制動力が付与される。
ブレーキ液圧が、管路92、94および第2加圧部6b
のポート6hを介して第2加圧部6bの上流側主シリン
ダ室61’aに供給されると共に、管路92、94およ
び第1減圧部7aのポート7fを介して上流側主シリン
ダ室71bに供給される。この結果、ホイールシリンダ
12、13により左前輪12および右後輪13に制動力
が付与される。
与されて負の前後加速度が急に現れると(図12
(d))、ここでは未だ直線走行状態であるのでフィー
ドバック制御部8aによるヨーレイトフィードバック制
御は開始されないが、フィードフォワード制御部8bに
よる接地荷重フィードフォワード制御が直ちに開始され
る。すなわち、負の前後加速度に応じて、フィードフォ
ワード項算出部820において正のフィードフォワード
項出力SFFが求められる。この出力SFFが制御出力Sと
して制御圧指令部822に印加される。
指令部822の制御下で、制御圧発生部5からの制御圧
PRが、管路101、99および前輪加圧機構6の第1
加圧部6aのポート6dを介して上流側副シリンダ室6
2aに供給されて副ピストン65および主ピストン64
が下流側へ押圧され、この結果、ホイールシリンダ21
には、ブレーキペダル踏力に対応するブレーキ液圧に加
えて制御圧PRに対応するブレーキ液圧が供給され、右
前輪11には大きい制動力が加わる(図12(f)参
照)。また、制御圧PRは、管路101、99および後
輪減圧機構7の第2減圧部7bのポート7gを介して上
流側副シリンダ室72’aに供給されて副ピストン7
5’および主ピストン74’が下流側および上流側へ押
圧され、これにより、下流側主シリンダ室71’aの容
積が増大してホイールシリンダ24から同シリンダ室7
1’aへブレーキ液が容積増大分だけ流入し、従って、
左後輪24に付与されていたブレーキペダル踏力に対応
する制動力が制御圧PRに応じて減少する(図12
(g))。以上のようにして、右前輪11の制動力が増
大補正されると共に左後輪14の制動力が減少補正され
(図13)、制動に伴う接地荷重変化に応じて左右制動
力差が適正化される。
る(図11)。この結果、時間経過につれてオーバステ
ア傾向が漸増してヨーレイトセンサ113により検出さ
れる実際ヨーレイトdψ/dtが規範ヨーレイト算出部
813により算出される規範ヨーレイトdψ*/dtを
上回り、従って、負のヨーレイト偏差Δ(dψ/dt)
及び負のヨーレイト偏差微分値Δ(d2ψ/dt2)が漸
増すると、コントローラ8のフィードバック制御部8a
のマップ入力変数算出部816で算出されるマップ入力
変数(K1・Δ(dψ/dt)+K2・Δ(d2ψ/d
t2))は負方向に漸増し、従って、フィードバック項
算出部817からは大きさが漸増する負のフィードバッ
ク項出力SFBが送出される(図4)。このフィードバッ
ク項出力SFB(<0)は、負の制御出力Sを発生させる
ように作用する。
後加速度が図12(b)〜(d)に実線で示すように正
方向および負方向に夫々急増するので、コントローラ8
のフィードフォワード制御部8bのフィードフォワード
項算出部820では、大きさが急増する負のフィードフ
ォワード項出力SFFが求められる。このフィードフォワ
ード項出力SFF(<0)は、負の制御出力Sを発生させ
るように作用する。結果として、加算部821から制御
圧指令部822には、大きさが急増する負の制御出力S
が送出される。
22の制御下で、制御圧発生部5により制御圧PLが発
生される。上述の場合には制御圧PRに応じて右前輪1
1の制動力を増大させると共に左後輪14の制動力を減
少させたが、これとは反対に制御圧PLが発生すると、
左前輪12の制動力が増大されると共に右後輪13の制
動力が減少される(図12(e)および図12
(h))。制御圧PLが発生した場合の左右制動力制御
装置の各部の作用は、制御圧PRが発生した場合につい
ての上述の説明から明らかなので、作用説明を省略す
る。
(f)〜(h)に破線で示すABS作動により、図12
(d)に破線で示すように、前後加速度が変動する。一
方、本実施例制御を装備した車両では、図12(e)〜
(h)に実線で示すようにABSは作動せず、このた
め、前後加速度は略一定に保たれる(図12(d))。
また、図12(b)に実線で示すように、ヨーレイトの
過度の増大が防止され、スピン発生が回避される。
前に制動を開始する場合における、ハンドル角、ヨーレ
イト、横加速度、前後加速度および各輪のホイールシリ
ンダに加えられるブレーキ圧力の時間経過に伴う変化を
示す。このときの左右制動力制御装置各部の作用につい
ての詳しい説明は省略する。簡略に述べれば、制動のた
めのブレーキペダル踏込操作に応じて、車輪11〜14
のブレーキ圧力が立ち上がる。そして、車線変更のため
の右ハンドル操作に続く左ハンドル操作への移行に伴っ
て、図6及び図7を参照して説明した上述の車線変更の
場合と同様の自動ブレーキ制御により左前輪12のブレ
ーキ圧が増大し、また、その後の左ハンドル操作から右
ハンドル操作への移行に伴って自動ブレーキ制御により
右前輪11のブレーキ圧が増大する。
装置によれば、車両の操縦安定性が向上する。これは、
ヨーレイトフィードバック制御と接地荷重フィードフォ
ワード制御との組合せの効果によるものである。そし
て、この組合せ制御によれば、旋回制動時の安定性向
上、操舵に対するヨーレイトの応答性向上、および、通
常走行領域での違和感の減少が同時に実現される。これ
は、外輪側の制動力配分を大きくして旋回制動時の内側
への偏向およびスピンを抑制可能とする接地荷重フィー
ドフォワード制御によって、旋回制動時の安定性向上を
図ることができ、その分、ヨーレイトフィードバック制
御のゲインを小さく設定できることによる。すなわち、
ヨーレイトフィードバック制御のみを適用した場合に
は、旋回制動時の安定性向上のため制御ゲインを大きく
せざるを得ず、この場合、通常走行でも頻繁にヨーレイ
トフィードバック制御が行われて違和感が発生する。そ
の一方で、違和感減少および操舵に対するヨーレイト応
答性向上のために制御ゲインを小さくすると旋回制動時
の安定性が乏しくなってしまう。
接地荷重フィードフォワード制御との組合せによれば、
四輪操舵制御、ABS制御およびトラクション制御の守
備範囲外となるような限界領域における車両運動性能向
上が図れる。そして、本実施例による組合せ制御で用い
た前輪加圧機構6および後輪減圧機構7は、図16及び
図17に夫々示すマスタシリンダ圧・ホイールシリンダ
圧特性を具備するもので、制動力制御中にマスタシリン
ダ圧が変化した場合にも左右輪の制動力差(ヨーモーメ
ントの大きさ)を一定に保つことができる。また、制御
圧PR、PLを電磁比例弁からなる圧力制御弁56によっ
て調整するので、制動力制御を連続的に滑らかに行え
る。
能に優れる。すなわち、配管破れに対するフェールセー
フ性が従来のX配管式のブレーキシステムと同等であ
る。また、前輪側では減圧制御を行わないので、自動ブ
レーキがかかったままになるようなフェールが生じた場
合にも、ペダル踏力に比例した制動力を得ることができ
る。また、自動ブレーキを前輪のみにかけるので、フェ
ール時に車両がスピンするおそれが少なくなる。そし
て、左右輪の制動力差の最大値は機械的に制限され、従
って、フェール時に車両の操縦性が極端に変化すること
がない。
はなく、制御圧発生部5、前輪加圧機構6、後輪減圧機
構7およびコントローラ8の構成は種々に変形可能であ
る。例えば、実施例では、センサ系の構成を簡易にする
ため、車輪速センサ出力から求めた車速に基づいて求め
られる前後加速度から車両の減速度を算出するようにし
たが、車速検出に車速センサを用いたり、減速度検出に
ブレーキ圧センサを用いても良い。
の左右制動力制御装置は、ステアリングホイールの操舵
量を検出する操舵量検出手段と、車速を検出する車速検
出手段と、車両に生じるヨーレイトを検出するヨーレイ
ト検出手段と、上記車両に作用する横加速度を検出する
横加速度検出手段と、上記車両が制動状態にあることを
検知する制動状態検出手段と、左右車輪間に制動力差を
発生させる制動力制御機構と、上記各検出手段の検出値
に応じて上記制動力制御機構の作動を制御する制御手段
とを有し、上記制御手段は、上記操舵量と上記車速とに
基づいて目標ヨーレイトを算出し、上記目標ヨーレイト
と検出ヨーレイトとの偏差に応じて、該偏差が減少する
ように第1目標制動力差を設定するフィードバック制御
部と、車両制動時に上記横加速度の増加に応じて旋回外
輪側の車輪への制動力が旋回内輪側よりも大きくなるよ
うに第2目標制動力差を設定するフィードフォワード制
御部と、上記第1目標制動力差と上記第2目標制動力差
とを加算して加算目標制動力差を出力する加算部と、上
記加算目標制動力差に基づき上記制動力制御機構を駆動
する制御信号を出力する出力部とを有して構成されるの
で、フィードフォワード制御部の出力により接地荷重に
対応した制動力差を設定でき、旋回制動時の安定性を効
率良く向上できる。また、フィードバック制御部の出力
により通常走行時でも操舵に対するヨーレイトの応答性
を向上できると同時に、旋回制動時における車両の内側
への偏向やスピンの発生を効果的に防止できる。更に、
フィードフォワード制御部の出力により旋回制動時の安
定性を向上できるので、フィードバック制御部の制御ゲ
インを極端に大きくする必要がなく通常走行領域で乗員
が違和感を覚えることもない。また、フィードバック制
御部の出力とフィードフォワード制御部の出力とを加算
した結果に基づき制御を行うので、制動非制動によらず
同一の制御則で連続的な制御が可能になる。
装置は、上記制動状態検出手段は上記車両に作用する減
速度を検出する減速度検出手段であり、上記フィードフ
ォワード制御部は上記横加速度及び上記減速度の増加に
応じて上記第2目標制動力差を大きく設定するので、減
速度が大きいほど第2目標制動力差が大きく設定されて
外輪側の制動力が大きくなるので、減速時に車両に発生
しやすいオーバステア傾向を効果的に是正できる。ま
た、車両減速度に応じて制動旋回時用のフィードフォワ
ード制御部が機能するので、ブレーキスイッチやブレー
キ圧センサが不要である。
装置は、上記フィードバック制御部は上記偏差に応じた
成分に上記偏差の微分値に応じた成分を加算して上記第
1目標制動力差を設定するので、車両の挙動を早期に目
標ヨーレイトに収束させることができ、車両の挙動が安
定する。
左右制動力制御装置の制動力制御機構を、同装置が搭載
される車両のブレーキシステムの主要部と共に示す油圧
回路図である。
御圧発生部を示す油圧回路図である。
圧発生部と共に左右制動力制御装置を構成するコントロ
ーラを各種センサと共に示す機能ブロック図である。
出部によるフィードバック項出力の算出に用いられるマ
ップを例示するグラフである。
よるフィードフォワード項出力の算出に用いられるマッ
プを例示するグラフである。
ーレイト、横加速度および前後加速度ならびに左前輪、
右前輪、左後輪および右後輪のブレーキ圧力の時間経過
に伴う変化を、図1〜図3に示す左右制動力制御装置を
搭載した車両については実線で、また、同装置を装備し
ない車両については破線で示すグラフである。
じて行われる右前輪側に対する加圧を示す概略図であ
る。
に伴う前内輪ブレーキ圧および操舵角比の変化を、図1
〜図3に示す装置を搭載した車両については実線で、同
装置を搭載しない装置については破線で示すグラフであ
る。
る。
角、ヨーレイト、横加速度および前後加速度ならびに左
前輪、右前輪、左後輪および右後輪のブレーキ圧力の時
間経過に伴う変化を、図1〜図3に示す左右制動力制御
装置を搭載した車両については実線で、また、同装置を
装備しない車両については破線で示すグラフである。
れる右前輪側に対する加圧および左後輪側に対する減圧
を示す概略図である。
軌跡を示す図である。
角、ヨーレイト、横加速度および前後加速度ならびに左
前輪、右前輪、左後輪および右後輪のブレーキ圧力の時
間経過に伴う変化を、図1〜図3に示す左右制動力制御
装置を搭載した車両については実線で、また、同装置を
装備しない車両については破線で示すグラフである。
機構のマスタシリンダ圧・ホイールシリンダ圧特性を例
示するグラフである。
機構のマスタシリンダ圧・ホイールシリンダ圧特性を例
示するグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 ステアリングホイールの操舵量を検出す
る操舵量検出手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 車両に生じるヨーレイトを検出するヨーレイト検出手段
と、 上記車両に作用する横加速度を検出する横加速度検出手
段と、 上記車両が制動状態にあることを検知する制動状態検出
手段と、 左右車輪間に制動力差を発生させる制動力制御機構と、 上記各検出手段の検出値に応じて上記制動力制御機構の
作動を制御する制御手段とを有し、 上記制御手段は、 上記操舵量と上記車速とに基づいて目標ヨーレイトを算
出し、上記目標ヨーレイトと検出ヨーレイトとの偏差に
応じて、該偏差が減少するように第1目標制動力差を設
定するフィードバック制御部と、 車両制動時に上記横加速度の増加に応じて旋回外輪側の
車輪への制動力が旋回内輪側よりも大きくなるように第
2目標制動力差を設定するフィードフォワード制御部
と、 上記第1目標制動力差と上記第2目標制動力差とを加算
して加算目標制動力差を出力する加算部と、 上記加算目標制動力差に基づき上記制動力制御機構を駆
動する制御信号を出力する出力部とを有して構成される
ことを特徴とする左右制動力制御装置。 - 【請求項2】 上記制動状態検出手段は上記車両に作用
する減速度を検出する減速度検出手段であり、 上記フィードフォワード制御部は上記横加速度及び上記
減速度の増加に応じて上記第2目標制動力差を大きく設
定することを特徴とする請求項1の左右制動力制御装
置。 - 【請求項3】 上記フィードバック制御部は上記偏差に
応じた成分に上記偏差の微分値に応じた成分を加算して
上記第1目標制動力差を設定することを特徴とする請求
項1の左右制動力制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06187156A JP3139297B2 (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | 左右制動力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06187156A JP3139297B2 (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | 左右制動力制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0848226A true JPH0848226A (ja) | 1996-02-20 |
| JP3139297B2 JP3139297B2 (ja) | 2001-02-26 |
Family
ID=16201112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06187156A Expired - Lifetime JP3139297B2 (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | 左右制動力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3139297B2 (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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