JPH0849074A - 薄膜製造装置及び方法 - Google Patents
薄膜製造装置及び方法Info
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- JPH0849074A JPH0849074A JP20299494A JP20299494A JPH0849074A JP H0849074 A JPH0849074 A JP H0849074A JP 20299494 A JP20299494 A JP 20299494A JP 20299494 A JP20299494 A JP 20299494A JP H0849074 A JPH0849074 A JP H0849074A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体、導体、絶縁体、誘電体等の電子分野
および耐摩耗、耐食、耐熱等の機械分野に適用される薄
膜製造技術に関するもので、イオンビームアシスト蒸着
法において、薄膜の組成に関する最適条件の条件出し
を、試行回数も少なく容易に制御性も良く行なうことを
目的としている。 【構成】 真空装置内に設置した基材2に対し蒸発源3
より薄膜材料4を蒸着すると同時に、または交互にイオ
ン源6より反応ガス、希ガスもしくは両者の混合ガスイ
オン7を照射する。この結果基材2上に薄膜が成長し、
またそれと同時に成長表面よりスパッタ原子、二次イオ
ン10が飛び出し、これが質量分析器11に入り組成比
がその場で分析される。この結果を基に基材2への薄膜
材料の付着速度、単位時間当りの照射されるイオン粒子
数を膜厚計8、イオン電流測定器9でモニターしながら
蒸発源3、イオン源6を目標の組成比となるよう調整す
る。
および耐摩耗、耐食、耐熱等の機械分野に適用される薄
膜製造技術に関するもので、イオンビームアシスト蒸着
法において、薄膜の組成に関する最適条件の条件出し
を、試行回数も少なく容易に制御性も良く行なうことを
目的としている。 【構成】 真空装置内に設置した基材2に対し蒸発源3
より薄膜材料4を蒸着すると同時に、または交互にイオ
ン源6より反応ガス、希ガスもしくは両者の混合ガスイ
オン7を照射する。この結果基材2上に薄膜が成長し、
またそれと同時に成長表面よりスパッタ原子、二次イオ
ン10が飛び出し、これが質量分析器11に入り組成比
がその場で分析される。この結果を基に基材2への薄膜
材料の付着速度、単位時間当りの照射されるイオン粒子
数を膜厚計8、イオン電流測定器9でモニターしながら
蒸発源3、イオン源6を目標の組成比となるよう調整す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体、導体、絶縁体、
誘電体等の電子分野及び耐摩耗、耐食、耐熱等の機械分
野に適用される薄膜製造装置及び方法に関する。
誘電体等の電子分野及び耐摩耗、耐食、耐熱等の機械分
野に適用される薄膜製造装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来電子分野、機械分野等において使用
される部品、部材等の表面の薄膜製造方法として真空蒸
着法、スパッタ法、イオンプレーティング法が広く知ら
れている。
される部品、部材等の表面の薄膜製造方法として真空蒸
着法、スパッタ法、イオンプレーティング法が広く知ら
れている。
【0003】真空蒸着法は装置全体の構成が比較的簡単
であり、膜の成膜速度が大きい利点があるが膜の密着性
が弱い欠点がある。
であり、膜の成膜速度が大きい利点があるが膜の密着性
が弱い欠点がある。
【0004】また、スパッタ法は真空蒸着法で製造不可
能な高融点かつ低蒸気圧の元素や化合物の薄膜の形成が
可能であるが、膜の成膜速度が遅い欠点がある。
能な高融点かつ低蒸気圧の元素や化合物の薄膜の形成が
可能であるが、膜の成膜速度が遅い欠点がある。
【0005】さらに、イオンプレーティング法は膜の形
成速度が早く、膜の密着性も真空蒸着法に比べ強いが、
それでも密着力は充分満足できるほど弱くはない。
成速度が早く、膜の密着性も真空蒸着法に比べ強いが、
それでも密着力は充分満足できるほど弱くはない。
【0006】これら従来方法の不具合点を解消するため
近年基材に対して薄膜原料の蒸着と、反応ガス、希ガス
もしくは両者の混合ガスイオン照射を交互または同時に
行なう薄膜製造方法(以後、イオンビームアシスト蒸着
法と略す)が開発されており、該蒸着法によれば、種々
の金属、化合物膜が容易に作製出来、成膜速度も早く、
特に最大数100keVのエネルギーを持ったイオン照
射が可能で、イオンと蒸着原子との衝突、反跳により、
イオンとともに蒸着原子が基材表面層の内部に打ち込ま
れ新たな混合層が基材と薄膜との間に形成され密着性が
大きく向上するという利点も有している。
近年基材に対して薄膜原料の蒸着と、反応ガス、希ガス
もしくは両者の混合ガスイオン照射を交互または同時に
行なう薄膜製造方法(以後、イオンビームアシスト蒸着
法と略す)が開発されており、該蒸着法によれば、種々
の金属、化合物膜が容易に作製出来、成膜速度も早く、
特に最大数100keVのエネルギーを持ったイオン照
射が可能で、イオンと蒸着原子との衝突、反跳により、
イオンとともに蒸着原子が基材表面層の内部に打ち込ま
れ新たな混合層が基材と薄膜との間に形成され密着性が
大きく向上するという利点も有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述のよう
に、イオンビームアシスト蒸着は種々の材料の薄膜を高
速で製造することが出来、密着性にも優れており、また
蒸発源、イオン源を独立してコントロール出来るため再
現性にも優れているが、合金膜、化合物膜を作製する場
合は複数の構成元素の組成比をいかに目標通りにするか
ということが問題となる。
に、イオンビームアシスト蒸着は種々の材料の薄膜を高
速で製造することが出来、密着性にも優れており、また
蒸発源、イオン源を独立してコントロール出来るため再
現性にも優れているが、合金膜、化合物膜を作製する場
合は複数の構成元素の組成比をいかに目標通りにするか
ということが問題となる。
【0008】これに対しては個々の材料の蒸着速度、イ
オンビームの電流密度を変え薄膜を作製し、作製後にオ
ージュ電子分光分析装置、X線光電子分光分析装置等
で、元素の組成を分析し、作製条件を定める必要があ
る。
オンビームの電流密度を変え薄膜を作製し、作製後にオ
ージュ電子分光分析装置、X線光電子分光分析装置等
で、元素の組成を分析し、作製条件を定める必要があ
る。
【0009】この作製条件を定める条件出しは、多くの
試行回数が必要な困難な試験である。特に元素の蒸気圧
が大きく異なれば最も蒸気圧の高い元素が再蒸発し、さ
らにスパッタ率が異なれば最もスパッタされ易い元素が
イオンビームにより選択的にスパッタされ個々の元素の
蒸発速度から予想される組成と大きく異なる。
試行回数が必要な困難な試験である。特に元素の蒸気圧
が大きく異なれば最も蒸気圧の高い元素が再蒸発し、さ
らにスパッタ率が異なれば最もスパッタされ易い元素が
イオンビームにより選択的にスパッタされ個々の元素の
蒸発速度から予想される組成と大きく異なる。
【0010】また化合物膜を作製する場合は特に反応ガ
スイオンの薄膜内の反応量は作製後の分析でしか把握す
ることが出来ない。
スイオンの薄膜内の反応量は作製後の分析でしか把握す
ることが出来ない。
【0011】以上薄膜の組成比制御に関して述べたが、
密着性向上に重要な混合層の形成も特に組成比を最適な
ものとすることが重要で条件出しに多くの試行を必要と
する。
密着性向上に重要な混合層の形成も特に組成比を最適な
ものとすることが重要で条件出しに多くの試行を必要と
する。
【0012】これに対する改善策としては分析装置をイ
オンビームアシスト蒸着装置に組み込み薄膜製造と同時
に組成を分析する方法が考えられ。
オンビームアシスト蒸着装置に組み込み薄膜製造と同時
に組成を分析する方法が考えられ。
【0013】しかし、オージュ電子分光分析法、X線光
電子分光法等の分析法では1×10-5Pa以下の真空度
が必要で薄膜製造中の真空度が1×10-3Pa以上のイ
オンビームアシスト蒸着装置に組み込むことは出来な
い。
電子分光法等の分析法では1×10-5Pa以下の真空度
が必要で薄膜製造中の真空度が1×10-3Pa以上のイ
オンビームアシスト蒸着装置に組み込むことは出来な
い。
【0014】本発明の目的はイオンビームアシスト蒸着
法において、薄膜表面の組成を製造と同時に1×10-3
Pa以上の圧力においても分析可能で、合金膜化合物膜
の組成に関する最適条件を見つける条件出しが、試行回
数も少なく非常に容易でなおかつ制御性に優れた薄膜製
造装置および方法を提供するものである。
法において、薄膜表面の組成を製造と同時に1×10-3
Pa以上の圧力においても分析可能で、合金膜化合物膜
の組成に関する最適条件を見つける条件出しが、試行回
数も少なく非常に容易でなおかつ制御性に優れた薄膜製
造装置および方法を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の構成として本発明の薄膜製造装置は、真空槽内に設置
した基材に対して、該真空槽内において薄膜材料を加
熱、蒸発させ基材表面に薄膜材料物質の薄膜を蒸着させ
る蒸発源と、基材表面にイオンを照射するイオン源と、
製造中の薄膜表面より飛び出すスパッタ原子、二次イオ
ンを検出可能な位置に設置され、スパッタ原子、二次イ
オンを検出することにより製造中の薄膜表面の組成の分
析が可能なエネルギー分析の出来る質量分析器から成る
組成分析器とを具備したことを特徴としている。
の構成として本発明の薄膜製造装置は、真空槽内に設置
した基材に対して、該真空槽内において薄膜材料を加
熱、蒸発させ基材表面に薄膜材料物質の薄膜を蒸着させ
る蒸発源と、基材表面にイオンを照射するイオン源と、
製造中の薄膜表面より飛び出すスパッタ原子、二次イオ
ンを検出可能な位置に設置され、スパッタ原子、二次イ
オンを検出することにより製造中の薄膜表面の組成の分
析が可能なエネルギー分析の出来る質量分析器から成る
組成分析器とを具備したことを特徴としている。
【0016】そして、前記構成よりなる薄膜製造装置を
用いて薄膜を製造する方法としては、真空槽内に設置し
た基材に対して真空槽内において薄膜材料の蒸着と反応
ガス、希ガスもしくは両者の混合ガスイオン照射を交互
または同時に行ない、かつ薄膜表面の組成を薄膜製造と
同時にその場分析をすることを特徴としている。
用いて薄膜を製造する方法としては、真空槽内に設置し
た基材に対して真空槽内において薄膜材料の蒸着と反応
ガス、希ガスもしくは両者の混合ガスイオン照射を交互
または同時に行ない、かつ薄膜表面の組成を薄膜製造と
同時にその場分析をすることを特徴としている。
【0017】
【作用】上記構成よりなる本発明において、真空槽内の
設置した蒸発源により薄膜材料を加熱して基材に蒸着す
ると同時に、または交互に、イオン源より反応ガス、希
ガスもしくは両者の混合ガスイオンを照射すると、基材
上に薄膜が成長する。
設置した蒸発源により薄膜材料を加熱して基材に蒸着す
ると同時に、または交互に、イオン源より反応ガス、希
ガスもしくは両者の混合ガスイオンを照射すると、基材
上に薄膜が成長する。
【0018】またそれと同時にエネルギーを持ったイオ
ンが固体表面に衝突することによりその成長表面より、
二次電子、スパッタ原子、二次イオンが飛び出す。
ンが固体表面に衝突することによりその成長表面より、
二次電子、スパッタ原子、二次イオンが飛び出す。
【0019】イオンビームアシスト蒸着法は薄膜製造時
に常にイオンを照射しているため、常に薄膜成長表面よ
りこれらの粒子が飛び出している。
に常にイオンを照射しているため、常に薄膜成長表面よ
りこれらの粒子が飛び出している。
【0020】これら飛び出す粒子のうちスパッタ原子、
二次イオンは薄膜の組成の情報をもたらすものである。
二次イオンは薄膜の組成の情報をもたらすものである。
【0021】この成長表面より飛び出したスパッタ原
子、二次イオンが質量分析器に入る。そして、このスパ
ッタ原子、二次イオンの種類(元素の種類)、量すなわ
ち粒子数をエネルギー分析の可能な質量分析器により分
析し、薄膜成長表面の組成に変換することにより薄膜製
造中に薄膜成長表面の組成をその場で分析することが出
来る。
子、二次イオンが質量分析器に入る。そして、このスパ
ッタ原子、二次イオンの種類(元素の種類)、量すなわ
ち粒子数をエネルギー分析の可能な質量分析器により分
析し、薄膜成長表面の組成に変換することにより薄膜製
造中に薄膜成長表面の組成をその場で分析することが出
来る。
【0022】またここで、エネルギー分析の必要な理由
はスパッタ原子、二次イオンは10〜30eVでその数
が最大となるためである。
はスパッタ原子、二次イオンは10〜30eVでその数
が最大となるためである。
【0023】この分析結果を基に蒸発源からの基材への
薄膜材料の蒸着速度、イオン源からの基材へのイオンの
照射量を変化させ目標の組成比と成るよう調整を行う。
薄膜材料の蒸着速度、イオン源からの基材へのイオンの
照射量を変化させ目標の組成比と成るよう調整を行う。
【0024】また密着性向上に重要な混合層の形成も同
様な手法により制御することが出来る。
様な手法により制御することが出来る。
【0025】以上説明したように本発明は、種々の金
属、化合物膜が容易に作製出来成膜速度も早く、特に最
大数100keVのエネルギーを持ったイオン照射が可
能で、イオンと蒸着原子との衝突、反跳により、イオン
とともに蒸着原子が基材表面層の内部に打ち込まれ新た
な混合層が基材と薄膜との間に形成され密着性が大きく
向上するという利点を持つイオンビームアシスト蒸着法
において、薄膜製造と同時に質量分析法により薄膜成長
表面の組成を同時にその場分析することにより、薄膜の
組成に関する最適条件の条件出しを試行回数も少なく非
常に容易に制御性も良く行うことが出来る。
属、化合物膜が容易に作製出来成膜速度も早く、特に最
大数100keVのエネルギーを持ったイオン照射が可
能で、イオンと蒸着原子との衝突、反跳により、イオン
とともに蒸着原子が基材表面層の内部に打ち込まれ新た
な混合層が基材と薄膜との間に形成され密着性が大きく
向上するという利点を持つイオンビームアシスト蒸着法
において、薄膜製造と同時に質量分析法により薄膜成長
表面の組成を同時にその場分析することにより、薄膜の
組成に関する最適条件の条件出しを試行回数も少なく非
常に容易に制御性も良く行うことが出来る。
【0026】
【実施例】以下、本発明にかかる薄膜製造装置の代表的
な実施例を挙げるとともにこれに基づいて薄膜製造方法
の実施例について具体的に説明をする。
な実施例を挙げるとともにこれに基づいて薄膜製造方法
の実施例について具体的に説明をする。
【0027】図1は薄膜製造装置の一例を示す説明図
で、真空装置内(図示せず)において、ホルダー1に基
材2が固定されている。
で、真空装置内(図示せず)において、ホルダー1に基
材2が固定されている。
【0028】この基材2の下方には電子ビーム、レーザ
ー線または高周波等により高温に加熱することのできる
蒸発源3が設けられている。そしてこの蒸発源3の中に
は薄膜材料4が入れられている。またこの蒸発源3は必
要に応じて複数個設ける場合もある。
ー線または高周波等により高温に加熱することのできる
蒸発源3が設けられている。そしてこの蒸発源3の中に
は薄膜材料4が入れられている。またこの蒸発源3は必
要に応じて複数個設ける場合もある。
【0029】基材2に正対する位置にはカウフマン型や
ECR(電子サイクロトロン共鳴)型等のイオン源6が
設けられている。このイオン源6は反応ガス、希ガスも
しくは両者の混合ガスをイオン化し、イオン7として基
材2の表面に照射する装置である。
ECR(電子サイクロトロン共鳴)型等のイオン源6が
設けられている。このイオン源6は反応ガス、希ガスも
しくは両者の混合ガスをイオン化し、イオン7として基
材2の表面に照射する装置である。
【0030】さらに真空装置内には、膜厚計8とイオン
電流測定器9が配置されている。この膜厚計8は、基材
2の表面に蒸着積層される薄膜材料4の膜厚ならびに粒
子数を計測する水晶振動子を使用した振動型膜厚計等で
ある。また、イオン電流測定器9は、基材2に照射され
るイオン7の粒子数を計測するファラデーカップのよう
な2次電子抑制電極を持つカップ型構造のイオンビーム
電流量測定器等である。
電流測定器9が配置されている。この膜厚計8は、基材
2の表面に蒸着積層される薄膜材料4の膜厚ならびに粒
子数を計測する水晶振動子を使用した振動型膜厚計等で
ある。また、イオン電流測定器9は、基材2に照射され
るイオン7の粒子数を計測するファラデーカップのよう
な2次電子抑制電極を持つカップ型構造のイオンビーム
電流量測定器等である。
【0031】11は質量分析器で成膜中に薄膜成長表面
より飛び出すスパッタ原子、二次イオン10の種類、量
を分析するための装置である。
より飛び出すスパッタ原子、二次イオン10の種類、量
を分析するための装置である。
【0032】図2は質量分析器の詳細図で、図におい
て、同分析器に流入するスパッタ原子、二次イオン11
はまずイオン化部13を通過する。このイオン化部13
はスパッタ原子等の電気的に中性な粒子のイオン化を行
なう部分でフィラメントから放出される熱電子もしくは
光等でイオン化を行う。二次イオンを測定する場合はこ
の部分は作動させない。
て、同分析器に流入するスパッタ原子、二次イオン11
はまずイオン化部13を通過する。このイオン化部13
はスパッタ原子等の電気的に中性な粒子のイオン化を行
なう部分でフィラメントから放出される熱電子もしくは
光等でイオン化を行う。二次イオンを測定する場合はこ
の部分は作動させない。
【0033】次にイオン化されたスパッタ粒子、二次イ
オンはエネルギーフィルター14を通過する。エネルギ
ーフィルター14は電場を利用した円筒鏡型エネルギー
フィルター等であり、1〜十数eVのエネルギーを持っ
たイオンのみを選択的に通過させる。
オンはエネルギーフィルター14を通過する。エネルギ
ーフィルター14は電場を利用した円筒鏡型エネルギー
フィルター等であり、1〜十数eVのエネルギーを持っ
たイオンのみを選択的に通過させる。
【0034】こうしてエネルギーの揃ったイオンは、検
出部15により、イオンの種類(元素の種類)、量すな
わち粒子数を四重極型質量分析計、ファラデーカップ、
二次電子増倍管等で分析する。この結果は演算部16に
送られ、薄膜成長表面の組成に変換される。
出部15により、イオンの種類(元素の種類)、量すな
わち粒子数を四重極型質量分析計、ファラデーカップ、
二次電子増倍管等で分析する。この結果は演算部16に
送られ、薄膜成長表面の組成に変換される。
【0035】また質量分析器全体にはバイアス電源12
を用いバイアス電圧が印加可能で検出するスパッタ原
子、二次イオンのエネルギー分布を求めることが出来、
粒子数が最大となるエネルギーに設定することが出来
る。
を用いバイアス電圧が印加可能で検出するスパッタ原
子、二次イオンのエネルギー分布を求めることが出来、
粒子数が最大となるエネルギーに設定することが出来
る。
【0036】上記図1,図2に示すような構成におい
て、蒸発源3の加熱により薄膜原料4を基材2に蒸着す
ると同時、または交互にイオン源6より反応ガス、希ガ
スもしくは両者の混合ガスイオン7を基材表面に照射す
る。
て、蒸発源3の加熱により薄膜原料4を基材2に蒸着す
ると同時、または交互にイオン源6より反応ガス、希ガ
スもしくは両者の混合ガスイオン7を基材表面に照射す
る。
【0037】その結果基材2表面上に薄膜が成長し、ま
たそれと同時に成長表面よりスパッタ原子、二次イオン
10が飛び出し、これが質量分析器11に入り組成比が
その場で分析される。
たそれと同時に成長表面よりスパッタ原子、二次イオン
10が飛び出し、これが質量分析器11に入り組成比が
その場で分析される。
【0038】この結果を基に基材2への薄膜材料の付着
速度、イオンの単位時間当りに照射されるイオンの粒子
数を膜厚計8、イオン電流測定器9でモニターしながら
蒸発源3、イオン源6を目標の組成比と成るよう調整を
行う。
速度、イオンの単位時間当りに照射されるイオンの粒子
数を膜厚計8、イオン電流測定器9でモニターしながら
蒸発源3、イオン源6を目標の組成比と成るよう調整を
行う。
【0039】また密着性向上に重要な混合層の形成も同
様な手法により制御することが出来る。
様な手法により制御することが出来る。
【0040】つぎに上記本発明の薄膜製造装置を使用し
た本発明の薄膜製造方法のいくつかの実施例について具
体的に説明する。
た本発明の薄膜製造方法のいくつかの実施例について具
体的に説明する。
【0041】〔実施例1〕図1に示して説明した装置に
おいてステンレス鋼よりなる基材2をホルダーに固定し
た後に、チタン(純度99.99%)を第1薄膜材料4
として、第1蒸発源3に配置し、ニッケル(純度99.
99%)を第2薄膜材料4′として第2蒸発源3′に配
置して真空装置の内部を2×10-4Pa以下の高真空に
保持した。
おいてステンレス鋼よりなる基材2をホルダーに固定し
た後に、チタン(純度99.99%)を第1薄膜材料4
として、第1蒸発源3に配置し、ニッケル(純度99.
99%)を第2薄膜材料4′として第2蒸発源3′に配
置して真空装置の内部を2×10-4Pa以下の高真空に
保持した。
【0042】そして、蒸発源3,3′を電子ビームで加
熱して薄膜材料4,4′を基材2の表面に蒸着させると
同時に、ECR型のイオン源6にアルゴンガス(純度9
9.999%)を導入してアルゴンイオン7を基材2の
表面に照射した。この時の真空装置内の圧力は1×10
-2Paである。
熱して薄膜材料4,4′を基材2の表面に蒸着させると
同時に、ECR型のイオン源6にアルゴンガス(純度9
9.999%)を導入してアルゴンイオン7を基材2の
表面に照射した。この時の真空装置内の圧力は1×10
-2Paである。
【0043】この方法にてチタン50原子%、ニッケル
50原子%の金属薄膜の製造を目的とし実施した。
50原子%の金属薄膜の製造を目的とし実施した。
【0044】このときイオン7の照射エネルギーを1k
eVとし、イオン電流密度をイオン電流測定器9で測定
しながら制御し、0.2mA/cm2 とした。
eVとし、イオン電流密度をイオン電流測定器9で測定
しながら制御し、0.2mA/cm2 とした。
【0045】またチタンから成る第1薄膜材料の蒸着速
度を0.1nm/s、ニッケルからなる第2薄膜材料の
蒸着速度を0.1nm/sとし薄膜製造を開始した。
度を0.1nm/s、ニッケルからなる第2薄膜材料の
蒸着速度を0.1nm/sとし薄膜製造を開始した。
【0046】また組成のその場分析は質量分析器11を
用い、スパッタ原子、二次イオン10のうちの二次イオ
ンを計測し行なった。
用い、スパッタ原子、二次イオン10のうちの二次イオ
ンを計測し行なった。
【0047】図3に目標である組成(チタン50原子
%、ニッケル50原子%)を得るために行なった、それ
ぞれの材料の蒸着速度の変化のパターン及びそれに伴う
薄膜成長表面の組成の変化を示す。
%、ニッケル50原子%)を得るために行なった、それ
ぞれの材料の蒸着速度の変化のパターン及びそれに伴う
薄膜成長表面の組成の変化を示す。
【0048】薄膜製造開始後2分は一定の蒸着速度を保
ち、薄膜成長表面の組成はチタン68原子%、ニッケル
32原子%であった。
ち、薄膜成長表面の組成はチタン68原子%、ニッケル
32原子%であった。
【0049】そこでニッケルの蒸着速度は0.1nm/
sに保ち、チタンの蒸着速度を徐々に減少させた。する
と、チタンの組成は減少し、ニッケルの組成は増加し、
6分後、チタンの蒸着速度0.055nm/sで目標の
チタン50原子%、ニッケル50原子%を示した。
sに保ち、チタンの蒸着速度を徐々に減少させた。する
と、チタンの組成は減少し、ニッケルの組成は増加し、
6分後、チタンの蒸着速度0.055nm/sで目標の
チタン50原子%、ニッケル50原子%を示した。
【0050】そこで次に基材2を入れ換え製造開始より
チタン蒸着速度を0.055nm/s、ニッケル0着速
度を0.1nm/sとし質量分析器によりチタン50原
子%、ニッケル50原子%を確認しながら500nmの
薄膜を製造した。
チタン蒸着速度を0.055nm/s、ニッケル0着速
度を0.1nm/sとし質量分析器によりチタン50原
子%、ニッケル50原子%を確認しながら500nmの
薄膜を製造した。
【0051】この薄膜をオージュ電子分光分析法により
組成分析した結果、チタン50.6原子%、ニッケル4
9.4原子%という組成を示し、目標通りの組成が得ら
れたことが確認出来た。
組成分析した結果、チタン50.6原子%、ニッケル4
9.4原子%という組成を示し、目標通りの組成が得ら
れたことが確認出来た。
【0052】〔実施例2〕図1に示した装置において、
シリコン単結晶ウエターよりなる基材2をホルダー1に
固定した後にホウ素(純度99.9%)を薄膜材料4と
して、蒸発源3に配置して真空装置内を1×10-4Pa
以下に保持した。
シリコン単結晶ウエターよりなる基材2をホルダー1に
固定した後にホウ素(純度99.9%)を薄膜材料4と
して、蒸発源3に配置して真空装置内を1×10-4Pa
以下に保持した。
【0053】そして蒸発源3を加熱し、薄膜材料4を基
材2の表面に蒸着させると同時に、イオン源6に窒素ガ
ス(純度99.999%)を導入して窒素イオン7を基
材2の表面に照射した。この時の圧力は2×10-2Pa
である。
材2の表面に蒸着させると同時に、イオン源6に窒素ガ
ス(純度99.999%)を導入して窒素イオン7を基
材2の表面に照射した。この時の圧力は2×10-2Pa
である。
【0054】この方法にてホウ素60原子%、窒素40
原子%から成る窒化ホウ素膜の製造を目的とし実施し
た。
原子%から成る窒化ホウ素膜の製造を目的とし実施し
た。
【0055】このときイオン7の照射エネルギーを3k
eVとし、イオン電流密度を0.1mA/cm2 ホウ素
の蒸着速度を0.1nm/sとし薄膜製造を開始した。
組成のその場分析は質量分析器11を用い、スパッタ原
子を計測し行なった。
eVとし、イオン電流密度を0.1mA/cm2 ホウ素
の蒸着速度を0.1nm/sとし薄膜製造を開始した。
組成のその場分析は質量分析器11を用い、スパッタ原
子を計測し行なった。
【0056】図4に目標である組成(ホウ素60原子
%、窒素40原子%)を得るために行なった、イオン電
流密度の変化パターン及びそれに伴う薄膜成長表面の組
成の変化を示す。
%、窒素40原子%)を得るために行なった、イオン電
流密度の変化パターン及びそれに伴う薄膜成長表面の組
成の変化を示す。
【0057】なおホウ素蒸着速度は0.1nm/sで一
定とした。
定とした。
【0058】薄膜製造開始後2分は一定の電流密度を保
ち、薄膜成長表面の組成はホウ素75原子%、窒素25
原子%であった。
ち、薄膜成長表面の組成はホウ素75原子%、窒素25
原子%であった。
【0059】そこで窒素から成るイオン7の電流密度を
イオン源6を調整し徐々に増加させると、ホウ素の組成
は減少し、窒素の組成は増加し2分後0.32mA/c
m2で目標のホウ素60原子%、窒素40原子%を示し
た。
イオン源6を調整し徐々に増加させると、ホウ素の組成
は減少し、窒素の組成は増加し2分後0.32mA/c
m2で目標のホウ素60原子%、窒素40原子%を示し
た。
【0060】そこで次に基材2を入れ換え製造開始より
ホウ素蒸着速度を0.1nm/s、イオン電流密度を
0.32mA/cm2 とし、質量分析器で組成を確認し
ながら200nmの薄膜を製造した。
ホウ素蒸着速度を0.1nm/s、イオン電流密度を
0.32mA/cm2 とし、質量分析器で組成を確認し
ながら200nmの薄膜を製造した。
【0061】この薄膜をオージュ電子分光分析法により
組成分析した結果、ホウ素60.4原子%、窒素39.
6原子%という組成を示し、目標通りの組成が得られた
ことが確認出来た。
組成分析した結果、ホウ素60.4原子%、窒素39.
6原子%という組成を示し、目標通りの組成が得られた
ことが確認出来た。
【0062】〔実施例3〕図1に示す装置において、ス
テンレス鋼よりなる基材2をホルダー1に固定した後に
チタン(純度99.99%)を薄膜材料4として蒸発源
3に配置し、真空装置内を2×10-4Pa以下に排気し
た。そしてチタンを基材2に蒸着させると同時にイオン
源6に窒素ガス(純度99.999%)を導入して窒素
イオン7を基材2の表面に照射した。この時の真空装置
内の圧力は2.5×10-2Paであった。
テンレス鋼よりなる基材2をホルダー1に固定した後に
チタン(純度99.99%)を薄膜材料4として蒸発源
3に配置し、真空装置内を2×10-4Pa以下に排気し
た。そしてチタンを基材2に蒸着させると同時にイオン
源6に窒素ガス(純度99.999%)を導入して窒素
イオン7を基材2の表面に照射した。この時の真空装置
内の圧力は2.5×10-2Paであった。
【0063】この方法にて基材2上にチタン50原子
%、窒素50原子%の窒化チタン膜を基材と薄膜との間
に基材材料と、薄膜材料が混じり合った混合層も形成し
た状態で製造し、密着性の優れた薄膜を得ることを目的
とし実施した。
%、窒素50原子%の窒化チタン膜を基材と薄膜との間
に基材材料と、薄膜材料が混じり合った混合層も形成し
た状態で製造し、密着性の優れた薄膜を得ることを目的
とし実施した。
【0064】イオン7の照射エネルギーを20keVと
イオン電流密度を0.6mA/cm2 とした。チタンの
蒸着速度は0.1nm/sとし薄膜製造を開始した。
イオン電流密度を0.6mA/cm2 とした。チタンの
蒸着速度は0.1nm/sとし薄膜製造を開始した。
【0065】組成のその場分析は質量分析器11を用い
基材材料の大部分を占める鉄、薄膜材料のチタン、窒素
のスパッタ原子を計測し行なった。
基材材料の大部分を占める鉄、薄膜材料のチタン、窒素
のスパッタ原子を計測し行なった。
【0066】図5にチタンの蒸着速度の変化パターン及
びそれに伴う成長表面の基材材料、薄膜の組成の変化を
示す。イオン電流密度は0.6mA/cm2 で一定であ
る。
びそれに伴う成長表面の基材材料、薄膜の組成の変化を
示す。イオン電流密度は0.6mA/cm2 で一定であ
る。
【0067】薄膜製造開始後2分はチタン蒸着速度を
0.1nm/s一定とした。極くわずかにチタン、窒素
が検出されるが多部分は鉄でありまた時間的な変化はな
く、チタンの蒸気による供給量以上にイオンによって削
り取られる量が多いため混合層、薄膜共に形成していな
い。
0.1nm/s一定とした。極くわずかにチタン、窒素
が検出されるが多部分は鉄でありまた時間的な変化はな
く、チタンの蒸気による供給量以上にイオンによって削
り取られる量が多いため混合層、薄膜共に形成していな
い。
【0068】次に製造時間2分〜4分ではチタン蒸着速
度0.2nm/s、4分〜6分では0.3nm/sと増
加させてもこの傾向は同じで混合層、薄膜共に形成して
いない。しかし、6分以後チタン蒸着速度を0.6nm
/sとすると、鉄の組成が減少し始め、それに伴いチタ
ン、窒素の組成が増加し、10分以後鉄の組成はほぼ0
原子%となり、チタン、窒素はそれぞれ50.2原子
%、48.8原子%の一定値を示した。
度0.2nm/s、4分〜6分では0.3nm/sと増
加させてもこの傾向は同じで混合層、薄膜共に形成して
いない。しかし、6分以後チタン蒸着速度を0.6nm
/sとすると、鉄の組成が減少し始め、それに伴いチタ
ン、窒素の組成が増加し、10分以後鉄の組成はほぼ0
原子%となり、チタン、窒素はそれぞれ50.2原子
%、48.8原子%の一定値を示した。
【0069】このことより製造時間6分〜10分に混合
層が形成しており、10分以後にチタン50原子%、窒
素50原子%の窒化チタン膜が形成していると予測され
る。
層が形成しており、10分以後にチタン50原子%、窒
素50原子%の窒化チタン膜が形成していると予測され
る。
【0070】そこで次に基材2を入れ換え製造開始より
ホウ素蒸着速度0.4nm/sイオン電流密度0.6n
m/cm2 とし、質量分析器11で組成を確認しながら
300nmの薄膜を製造した。
ホウ素蒸着速度0.4nm/sイオン電流密度0.6n
m/cm2 とし、質量分析器11で組成を確認しながら
300nmの薄膜を製造した。
【0071】この薄膜をオージュ電子分光分析法により
深さ方向の組成分析を行った結果チタン50.4原子
%、窒素49.6原子%の組成の薄膜が形成し、また基
材と薄膜との間に基材材料と薄膜材料が傾斜を持って混
じり合った混合層が形成していることが確認出来た。
深さ方向の組成分析を行った結果チタン50.4原子
%、窒素49.6原子%の組成の薄膜が形成し、また基
材と薄膜との間に基材材料と薄膜材料が傾斜を持って混
じり合った混合層が形成していることが確認出来た。
【0072】また以上述べた実施例を質量分析器を用い
ず、薄膜製造、製造後の組成分析による最適条件の見出
しを行なった結果、本実施例では1回の試行で見出しが
可能であるのに対し10回以上の試行を必要とした。
ず、薄膜製造、製造後の組成分析による最適条件の見出
しを行なった結果、本実施例では1回の試行で見出しが
可能であるのに対し10回以上の試行を必要とした。
【0073】以上本発明のいくつかの実施例について縷
々説明したが、本発明は上記実施例に限定されるもので
なく、本発明技術思想の範囲内において種々変更が可能
であり、それらは何れも本発明の技術的範囲に属する。
々説明したが、本発明は上記実施例に限定されるもので
なく、本発明技術思想の範囲内において種々変更が可能
であり、それらは何れも本発明の技術的範囲に属する。
【0074】
【発明の効果】以上述べたように本発明の薄膜製造装置
および方法によれば、種々の金属、化合物膜が容易に作
製出来、成膜速度も早く、密着性に優れたイオンビーム
アシスト蒸着法において、薄膜の組成に関する最適条件
の条件出しを試行回数も少なく非常に容易に制御性も良
く行うことが出来る。
および方法によれば、種々の金属、化合物膜が容易に作
製出来、成膜速度も早く、密着性に優れたイオンビーム
アシスト蒸着法において、薄膜の組成に関する最適条件
の条件出しを試行回数も少なく非常に容易に制御性も良
く行うことが出来る。
【図1】本発明の一実施例に係わる薄膜製造装置の説明
図である。
図である。
【図2】同装置における質量分析器の詳細図である。
【図3】本発明の実施例1におけるチタン、ニッケルの
蒸着速度の変化のパターン及びそれに伴う薄膜成長表面
の組成の変化を示す説明図である。
蒸着速度の変化のパターン及びそれに伴う薄膜成長表面
の組成の変化を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例2における窒素イオン電流密度
の変化パターン及びそれに伴う薄膜成長表面の組成の変
化を示す説明図である。
の変化パターン及びそれに伴う薄膜成長表面の組成の変
化を示す説明図である。
【図5】本発明の実施例3におけるチタンの蒸着速度の
変化パターン及びそれに伴う成長表面の基材材料、薄膜
の組成の変化を示す説明図である。
変化パターン及びそれに伴う成長表面の基材材料、薄膜
の組成の変化を示す説明図である。
1 ホルダー 2 基材 3 蒸発源 4 薄膜材料 5 蒸発粒子 6 イオン源 7 イオン 8 膜厚計 9 イオン電流測定器 10 スパッタ原子、二次イオン 11 質量分析器 12 バイアス電源 13 イオン化部 14 エネルギーフィルター 15 検出部 16 演算部 18 フランジ
Claims (2)
- 【請求項1】 真空槽内に設置した基材に対して該真空
槽内において薄膜材料を加熱、蒸発させ基材表面に薄膜
材料物質の薄膜を蒸着させる蒸発源と、基材表面にイオ
ンを照射するイオン源と、製造中の薄膜表面より飛び出
すスパッタ原子、二次イオンを検出可能な位置に設置さ
れ、スパッタ原子、二次イオンを検出することにより製
造中の薄膜表面の組成の分析が可能なエネルギー分析の
出来る質量分析器から成る組成分析器とを具備したこと
を特徴とする薄膜製造装置。 - 【請求項2】 前記請求項1記載の薄膜製造装置を用い
て、真空槽内に設置した基材に対して、該真空槽内にお
いて薄膜材料の蒸着と、反応ガス、希ガスもしくは両者
の混合ガスイオン照射を交互または同時に行い、かつ薄
膜表面の組成を薄膜製造と同時にその場分析をすること
を特徴とする薄膜製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20299494A JPH0849074A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 薄膜製造装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20299494A JPH0849074A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 薄膜製造装置及び方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0849074A true JPH0849074A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16466579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20299494A Withdrawn JPH0849074A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 薄膜製造装置及び方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0849074A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007250626A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Seiko Epson Corp | 圧電素子の製造方法、アクチュエータ装置の製造方法、液体噴射ヘッドの製造方法、液体噴射装置の製造方法および圧電素子 |
| JPWO2012070175A1 (ja) * | 2010-11-26 | 2014-05-19 | コニカミノルタ株式会社 | 分析チップのプリズム部、このプリズム部を含む分析チップ、及び分析チップのプリズム部の製造方法 |
-
1994
- 1994-08-05 JP JP20299494A patent/JPH0849074A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007250626A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Seiko Epson Corp | 圧電素子の製造方法、アクチュエータ装置の製造方法、液体噴射ヘッドの製造方法、液体噴射装置の製造方法および圧電素子 |
| JPWO2012070175A1 (ja) * | 2010-11-26 | 2014-05-19 | コニカミノルタ株式会社 | 分析チップのプリズム部、このプリズム部を含む分析チップ、及び分析チップのプリズム部の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |