JPH0849246A - 機器据付基礎及び機器据付工法 - Google Patents

機器据付基礎及び機器据付工法

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JPH0849246A
JPH0849246A JP18822494A JP18822494A JPH0849246A JP H0849246 A JPH0849246 A JP H0849246A JP 18822494 A JP18822494 A JP 18822494A JP 18822494 A JP18822494 A JP 18822494A JP H0849246 A JPH0849246 A JP H0849246A
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JP
Japan
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equipment
foundation
bolt
installation
concrete
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JP18822494A
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English (en)
Inventor
Hidenori Suzuki
英紀 鈴木
Susumu Ishihara
進 石原
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機器据付基礎の施工後でも、機器の搬入と据
え付けが容易、速やかに行なえる機器据付基礎及び機器
据付工法を提供する。 【構成】 機器を基礎コンクリート38に固定する鍔付
アンカーボルト3と、鍔付アンカーボルト3を内部に挿
通する縦長のパイプスリーブ12と、このパイプスリー
ブ12の一端14に固定され鍔付アンカーボルト3の機
器の据付側と反対の一端側4を係止する溝付エンドプレ
ート17とを備えた機器据付基礎1において、パイプス
リーブ12の他端15は、基礎コンクリート38の上面
39又はこの上面39から内側に位置し、鍔付アンカー
ボルト3の一端側4は、縦長の縦長部材9が固定され、
溝付エンドプレート17は、縦長の縦長孔18が形成さ
れ、縦長孔18と縦長部材9とは、互いに縦長方向同士
で挿通可能なものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として排熱回収ボイ
ラ等の機器を基礎コンクリートに据え付ける機器据付基
礎及び機器据付工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来使用されている機器据付基礎は、図
6〜9に示すものが知られている。図6は従来技術に係
る機器据付基礎1′の一部破砕断面斜視図、図7(A)
は図6のアンカーボルト7及びパイプスリーブ12を中
心に示した縦断面図、(B)は図6のアンカーフレーム
28のレグ29部分の側面図、図8は図6に示した機器
据付基礎1′にバッカー23を設けた状態の一部破砕断
面斜視図、図9は図8のバッカー23の上に機器ベース
フレーム24を設置した状態の一部破砕断面斜視図、を
各々示す。
【0003】図6において、機器据付基礎1′の基礎工
事は所定の場所の土砂を掘削し、捨コンクリート42を
打設し、強固になった表面上に機器のアンカーフレーム
28を設置する。図7(B)に示すように、アンカーフ
レーム28の設置は、プレート32を配置した後アンカ
ーフレーム28に固定したレグ29に設けたナット31
にアジャストボルト30を螺合し、アジャストボルト3
0の回転調節により、アンカーフレーム28のレベル出
し及び芯出しを行なう。
【0004】更に、図7(A)に示すように、パイプス
リーブ12の下端に溶接されたエンドプレート20にア
ンカーボルト7の下端側8aのナット11を溶接し、ア
ンカーボルト7の上端側8bとナット10とによって機
器を固定する。パイプスリーブ12の上端寄りには、こ
のパイプスリーブ12を支える補強用プレート26及び
補強用サポート27が設けられ、両部材ともパイプスリ
ーブ12に溶接されている。そして、機器を所定の場所
に設定し、配筋を施工した後基礎コンクリート38を打
設し機器を据え付けするものである。
【0005】図8は、図6に示した機器据付基礎1′に
バッカー23を複数個設けて配置した状態の一部破砕断
面斜視図であり、図9は、図8に示したバッカー23の
上に機器ベースフレーム24を配置した一部破砕断面斜
視図である。図6に示した構造部分と同じ構造部分には
同一の参照番号を付けてその説明を省略する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の機器据付基礎1′においては、基礎コンクリ
ート38の上面から100〜150mmほどアンカーボ
ルト7が突出しているため、機器搬入が予定される場所
の基礎については、大がかりなネジ部の養生を施すか、
迂回路を付けるか、機器搬入後基礎工事をするか、等の
対策を講じなければならなかった。そのため仮設費の増
加や工程に支障を生じ、土建工程の調整を含めた全体工
程の見直し等が要求された。
【0007】又、このような従来の機器据付基礎及びそ
の工法は、土建工事に長期間を要するので早期に施工を
行なう必要があるが、排熱回収ボイラー等の機器据え付
けの様に、配置上高圧給水ポンプの据付基礎の上を排熱
回収ボイラーを載荷した大型搬送機が通過した後でなけ
れば機器据付基礎の施工が困難である場合が多く、この
ような機器据付基礎の施工後では高圧給水ポンプの基礎
ボルトが、上記大型搬送機の通行に支障となるため、万
止むなく上記大型搬送機が通過後に基礎工事を着手する
ことになり、全体の機器据付工程に大きな支障となる恐
れがあった。この様に、従来技術に係る機器据付基礎及
び機器据付工法は、排熱回収ボイラー等の機器の据え付
けに対し工程等の配慮がなされていなかった。
【0008】本発明の目的は、従来の問題点を解消すべ
くなされたもので、機器の据付基礎を施工した後でも機
器の搬入が容易で速やかに据付が行なえ、土建工事と据
付工事の干渉が回避出来ると共に、機器据付工程の短縮
を図ることの出来る機器据付基礎及び機器据付工法を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、施工の途中段
階までは基礎ボルト自体を設定しない状態で基礎コンク
リートを打設し、機器据付時に基礎ボルトを基礎フレー
ムに組み込み、機器を据付出来ることを特徴とした機器
据付基礎である。即ち、機器を基礎コンクリートに固定
する基礎ボルトと、この基礎ボルトを内部に挿通する案
内筒と、この案内筒の一端に固定され基礎ボルトの機器
の据付側と反対の一端側を係止する係止部材とを備えた
機器据付基礎において、案内筒の他端は、基礎コンクリ
ートの上面又はこの上面から内側に位置させ、基礎ボル
トの一端側と係止部材とを係脱可能にすることにより上
記目的は達成される。
【0010】更に上記発明において、基礎ボルトの一端
側は、縦長の縦長部材が固定され、係止部材は、縦長の
縦長孔が形成され、この縦長孔と縦長部材とは、互いに
縦長方向同士で挿通可能なものである。
【0011】更に上記目的は、機器を基礎コンクリート
に固定する基礎ボルトを備えた機器据付基礎において、
基礎ボルトの機器の据付側の他端は、基礎コンクリート
の上面又はこの上面から内側に位置したことによっても
達成される。
【0012】又、機器を基礎コンクリートに固定する基
礎ボルトを挿通する案内筒の一端に、基礎ボルトの機器
の据付側と反対の一端側を係止する係止部材を固定し、
案内筒に基礎ボルトを挿通し、この基礎ボルトの一端側
を係止部材に係止し、この基礎ボルトの他端側を機器に
固定した後、案内筒の内外に基礎コンクリートを打設す
る機器据付工法において、基礎ボルトの一端側に縦長の
縦長部材を固定し、係止部材にはこの縦長部材を互いに
縦長方向同士で挿通可能な縦長の縦長孔を形成し、この
縦長孔に基礎ボルトの縦長部材を挿通した後、基礎ボル
ト及び縦長部材を所定の角度回転し、係止部材に基礎ボ
ルトの縦長部材を係止して、機器を基礎コンクリートに
固定することにより達成される。
【0013】
【作用】案内筒の他端は、基礎コンクリートの上面又は
この上面から内側に位置するものであるので、排熱回収
ボイラ等の機器を搬入するに際しても、前もって施工し
ておいた機器の基礎コンクリート上を容易に移動出来
る。そして基礎ボルトの一端側と案内筒の一端の係止部
材とは、係脱可能なものであるので、上記排熱回収ボイ
ラ等の機器を搬入した後に、この基礎ボルトを係止、設
定することが出来、これによって上記排熱回収ボイラ等
の機器の搬入が、この基礎ボルトに妨害されることがな
く、且つ基礎ボルトは上記機器の搬入によって損傷を受
けることもない。更に、上記排熱回収ボイラ等の機器の
搬入後、直ちに機器の据え付けを行なうことが出来るの
で、土建工事と据付工事の干渉が回避出来ると共に、排
熱回収ボイラや高圧給水ポンプ等の機器の工程短縮を図
ることが出来る。
【0014】更に上記発明において、基礎ボルトの一端
側は、縦長の縦長部材が固定され、係止部材は、縦長の
縦長孔が形成され、この縦長孔と縦長部材とは、互いに
縦長方向同士で挿通可能なものであるので、上記発明の
作用に加え、機器の据え付け時の基礎ボルトの位置決め
設定が容易であると共に、基礎ボルトとこれを係止する
部材の製作が容易で経済的である。
【0015】更に上記目的は、機器を基礎コンクリート
に固定する基礎ボルトを備えた機器据付基礎において、
基礎ボルトの機器の据付側の他端は、基礎コンクリート
の上面又はこの上面から内側に位置したものであるの
で、排熱回収ボイラ等の機器を搬入するに際して、基礎
ボルトが障害になることがなく基礎コンクリート上を容
易に移動出来る。且つ、基礎ボルトは上記機器の搬入に
よって損傷を受けることもない。更に、上記排熱回収ボ
イラ等の機器の搬入後、直ちに機器の据え付けを行なう
ことが出来、土建工事と据付工事の干渉が回避出来ると
共に、排熱回収ボイラや高圧給水ポンプ等の機器の工程
短縮を図ることが出来る。
【0016】又、基礎ボルトの一端側に縦長の縦長部材
を固定し、係止部材には縦長部材を互いに縦長方向同士
で挿通可能な縦長の縦長孔を形成し、この縦長孔に縦長
部材を挿通した後、基礎ボルト及び縦長部材を所定の角
度回転し、係止部材に縦長部材を係止することであるの
で、他の機器等の搬入が容易に出来ると共に、基礎ボル
トの位置決め設定が容易で確実に機器の据え付けが行な
える。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る機器据付基礎及び機器据
付工法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1
は本発明に係る機器据付基礎及び機器据付工法の実施例
を説明する図で、(A)は鍔付アンカーボルトの挿通前
の状態の断面図、(B)は(A)の平面図、(C)は鍔
付アンカーボルトの挿通後の状態の断面図、(D)は鍔
付アンカーボルトの他端側平断面図、(E)は鍔付アン
カーボルトの挿通後、係止した状態の断面図、図2は図
1の実施例を示す一部破砕断面斜視図、図3は図2に示
した実施例の機器据付基礎にバッカーを設けた状態の一
部破砕断面斜視図、図4は図3に示したバッカーの上に
機器ベースフレームを設置した状態の一部破砕断面斜視
図、図5は本発明に係る機器据付基礎の他の実施例を示
す斜視図、を各々示す。
【0018】図1、2に示すように、本実施例の機器据
付基礎1は、機器を基礎コンクリート38に固定する基
礎ボルトである鍔付アンカーボルト3と、この鍔付アン
カーボルト3を内部に挿通する縦長の案内筒であるパイ
プスリーブ12と、このパイプスリーブ12の一端14
に固定され鍔付アンカーボルト3の機器の据付側と反対
の一端側4を係止する係止部材である溝付エンドプレー
ト17とを備えた機器据付基礎であって、パイプスリー
ブ12の他端15は、基礎コンクリート38の上面又は
この上面から内側に位置し、鍔付アンカーボルト3の一
端側4と溝付エンドプレート17とは、係脱可能なもの
である。
【0019】更に、鍔付アンカーボルト3の一端側4
は、縦長の縦長部材9が固定され、溝付エンドプレート
17は、縦長の縦長孔18が形成され、この縦長孔18
と縦長部材9とは、互いに縦長方向同士で挿通可能なも
のである。そして、溝付エンドプレート17は、縦長孔
18に延設して縦長部材9が係止可能な凹部17aが設
けられている。
【0020】従来技術の所で説明した様に、機器据付基
礎1の基礎工事は所定の場所の土砂を掘削し、捨コンク
リート42を打設し、強固になった表面上に機器のアン
カーフレーム28を設置する。図2に示すように、アン
カーフレーム28の設置は、プレート32を配置した後
アンカーフレーム28に固定したレグ29に設けたナッ
ト31にアジャストボルト30を螺合し、アジャストボ
ルト30の回転調節により、アンカーフレーム28のレ
ベル出し及び芯出しを行なう。又、パイプスリーブ12
の上端寄りには、このパイプスリーブ12を支える補強
用プレート26及び補強用サポート27、27′が設け
られ、補強用プレート26及び補強用サポート27はパ
イプスリーブ12に溶接されている。尚、参照番号22
は下部スリーブを示し、鍔付アンカーボルト3、縦長部
材9及び下端ナット11を保護している。
【0021】図3は、図1に示した実施例の機器据付基
礎1に複数個のバッカー23を設けた状態の一部破砕断
面斜視図である。アンカーフレーム28、パイプスリー
ブ12、補強用サポート27等の基礎フレームに基礎コ
ンクリート38を打設後馴染みを良くするために基礎コ
ンクリート38の表面をチッピングしてチッピング面4
1を作りレベリング用のパッカー23を設定したもので
ある。その他の構造部分で図1、2と同じ構造部分には
同一の参照番号を付けてその説明を省略する。
【0022】図4は、図3に示した複数個のバッカー2
3の上に機器ベースフレーム24を設置した状態の一部
破砕断面斜視図である。その他の構造部分で図1、2と
同じ構造部分には同一の参照番号を付けてその説明を省
略する。
【0023】以上の構成を有する本実施例の機器据付基
礎1は、次のように作用する。即ち、パイプスリーブ1
2の他端15は、基礎コンクリート38の上面39又は
この上面39から内側に位置するものであるので、排熱
回収ボイラ等の機器を搬入するに際しても、前もって施
工した機器の基礎コンクリート38上を容易に移動出来
る。そして鍔付アンカーボルト3の一端側4とパイプス
リーブ12の一端14の溝付エンドプレート17とは、
係脱可能なものであるので、上記排熱回収ボイラ等の機
器を搬入した後に、この鍔付アンカーボルト3を設定す
ることが出来、これによって上記排熱回収ボイラ等の機
器の搬入において、この鍔付アンカーボルト3に妨害さ
れることがなく、且つ鍔付アンカーボルト3は上記機器
の搬入によって損傷を受けない。更に、上記排熱回収ボ
イラ等の機器の搬入後、直ちに機器の据え付けを行なう
ことが出来るので、土建工事と機器据付工事の干渉が回
避出来ると共に、排熱回収ボイラや高圧給水ポンプ等の
機器の据付工事の工程短縮を図ることが出来る。
【0024】更に上記発明において、鍔付アンカーボル
ト3の一端側4は、長方形の縦長部材9が固定され、溝
付エンドプレート17は、長方形の縦長孔18とこれに
延設して長方形の縦長部材9が係止する長方形の凹部1
7aが90度回転した方向に形成され、且つこの縦長孔
18と縦長部材9とは、互いに縦長方向同士で挿通可能
なもので、長方形の凹部17aに縦長部材9が係止する
ので、上記発明の作用に加え、機器の据え付け時の鍔付
アンカーボルト3の位置決め設定が容易であると共に、
鍔付アンカーボルト3及び溝付エンドプレート17の製
作が容易で経済的である。
【0025】図5は、本発明に係る機器据付基礎の他の
実施例を示す斜視図である。本実施例の機器据付基礎1
は、機器を基礎コンクリート38に固定する基礎ボルト
6を備えたものであって、基礎ボルト6の機器の据付側
の他端6aは、基礎コンクリート38の上面39又は上
面39から内側に位置したものである。本実施例は、基
礎ボルト6の他端6aを基礎コンクリート38の上面3
9より低い位置に設定し、機器搬入時はピット34に砂
35等を充填して表面を平坦にし、更に鉄板36を敷い
て搬送機を通過させる。通過後養生の鉄板36やピット
34の砂35等を除去し速やかに機器の据付けを行なう
ことが出来る。
【0026】このように、排熱回収ボイラ等の機器を搬
入するに際して、基礎ボルト6が障害になることがな
く、搬送機は基礎コンクリート38の上面39を容易に
移動出来る。且つ、基礎ボルト6は上記機器の搬入によ
って損傷を受けることもない。更に、上記排熱回収ボイ
ラ等の機器の搬入後、直ちに当該基礎に据え付ける機器
の据え付けを行なうことが出来、土建工事と据付工事の
干渉が回避出来ると共に、排熱回収ボイラや高圧給水ポ
ンプ等の機器の工程短縮を図ることが出来る。
【0027】又、本実施例の機器据付工法は、図1、2
において、機器を基礎コンクリート38に固定する基礎
ボルトである鍔付アンカーボルト3を挿通する案内筒で
あるパイプスリーブ12の一端14に、鍔付アンカーボ
ルト3の機器の据付側と反対の一端側4を係止する係止
部材である溝付エンドプレート17を固定し、パイプス
リーブ12に鍔付アンカーボルト3を挿通し、この鍔付
アンカーボルト3の一端側4を溝付エンドプレート17
に係止し、この鍔付アンカーボルト3の他端5側を機器
に固定した後、パイプスリーブ12の内外に基礎コンク
リートを打設する機器据付工法であって、鍔付アンカー
ボルト3の一端側4は、長方形の縦長部材9が固定さ
れ、溝付エンドプレート17は、長方形の縦長孔18と
これに延設して長方形の縦長部材9が係止する長方形の
凹部17aが90度回転した方向に形成され、且つこの
縦長孔18と縦長部材9とは、互いに縦長方向同士で挿
通可能なものである。
【0028】故に、溝付エンドプレート17の縦長孔1
8に鍔付アンカーボルト3の縦長部材9を挿通した後、
鍔付アンカーボルト3を所定の角度、例えば90度回転
し、溝付エンドプレート17の長方形の凹部17aに鍔
付アンカーボルト3の縦長部材9を係止して、機器を基
礎コンクリート38に固定することが出来るものであ
り、機器の据え付け時の鍔付アンカーボルト3の位置決
め設定が容易であると共に、鍔付アンカーボルト3及び
溝付エンドプレート17の製作が容易で経済的である。
尚、パイプスリーブ12と溝付エンドプレート17、鍔
付アンカーボルト3と縦長の長方形の縦長部材9及びナ
ット11とは互いに溶接固定されている。
【0029】以上この発明を図示の実施例について詳し
く説明したが、それを以ってこの発明をそれらの実施例
のみに限定するものではなく、この発明の精神を逸脱せ
ずして種々改変を加えて多種多様の変形をなし得ること
は云うまでもない。
【0030】
【発明の効果】案内筒の他端は、基礎コンクリートの上
面又はこの上面から内側に位置するものであるので、排
熱回収ボイラ等の機器を搬入するに際しても、前もって
施工した機器の基礎コンクリート上を容易に移動出来
る。そして基礎ボルトの一端側と案内筒の一端の係止部
材とは、係脱可能なものであるので、上記排熱回収ボイ
ラ等の機器を搬入した後、基礎ボルトを係止することが
出来、これによって上記排熱回収ボイラ等の機器の搬入
において、この基礎ボルトに妨害されることがなく、且
つ基礎ボルトは上記機器の搬入によって損傷を受けな
い。更に、上記排熱回収ボイラ等の機器の搬入後、直ち
に機器の据え付けを行なうことが出来るので、土建工事
と据付工事の干渉が回避出来ると共に、排熱回収ボイラ
や高圧給水ポンプ等の機器の基礎工事及び据付工事の工
程短縮を図ることが出来る。
【0031】更に上記発明において、基礎ボルトの一端
側は、縦長の縦長部材が固定され、係止部材は、縦長の
縦長孔が形成され、この縦長孔と縦長部材とは、互いに
縦長方向同士で挿通可能なものであるので、上記発明の
効果に加え、機器の据え付け時の基礎ボルトの位置決め
設定が容易であると共に、基礎ボルト及び係止部材の製
作が容易で経済的である。
【0032】更に、基礎ボルトの機器の据付側の他端
は、基礎コンクリートの上面又はこの上面から内側に位
置したものであるので、排熱回収ボイラ等の機器を搬入
するに際して、基礎ボルトが障害になることがなく基礎
コンクリート上を容易に移動出来る。且つ、基礎ボルト
は上記機器の搬入によって損傷を受けることもない。更
に、上記排熱回収ボイラ等の機器の搬入後、直ちに機器
の据え付けを行なうことが出来、土建工事と据付工事の
干渉が回避出来ると共に、排熱回収ボイラや高圧給水ポ
ンプ等の機器の基礎工事及び据付工事の工程短縮を図る
ことが出来る。
【0033】又、本発明の機器据付工法によれば、機器
の据付基礎の施工後においても機器の搬入が容易に出来
て土建工事と据付工事の干渉が回避出来ると共に、基礎
ボルトの位置決め設定が容易で確実に速やかに機器の据
え付けが行なえる。そして本発明は、基礎ボルトの無い
平坦な表面を有する基礎コンクリートを構成することが
出来る機器据付工法で、据付工期の短縮と突起物が地表
面に出ないことから安全面での効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機器据付基礎及び機器据付工法の
実施例を説明する図で、(A)は鍔付アンカーボルトの
挿通前の状態の断面図、(B)は(A)の平面図、
(C)は鍔付アンカーボルトの挿通後の状態の断面図、
(D)は鍔付アンカーボルトの他端側平断面図、(E)
は鍔付アンカーボルトの挿通後、係止した状態の断面
図、をそれぞれ示す。
【図2】図1の実施例を示す一部破砕断面斜視図であ
る。
【図3】図2に示した実施例の機器据付基礎にバッカー
を設けた状態の一部破砕断面斜視図である。
【図4】図3に示したバッカーの上に機器ベースフレー
ムを設置した状態の一部破砕断面斜視図である。
【図5】本発明に係る機器据付基礎の他の実施例を示す
斜視図である。
【図6】従来技術に係る機器据付基礎の一部破砕断面斜
視図である。
【図7】図6の要部詳細図で、(A)は図6のアンカー
ボルト及びパイプスリーブを中心に示した縦断面図、
(B)はアンカーフレームのレグ部分の側面図である。
【図8】図6に示した機器据付基礎にバッカーを設けた
状態の一部破砕断面斜視図である。
【図9】図8のバッカーの上に機器ベースフレームを設
置した状態の一部破砕断面斜視図である。
【符号の説明】
1 機器据付基礎 3 鍔付アンカーボルト(基礎ボルト) 4 一端側 5 他端 6 基礎ボルト 9 縦長部材 12 パイプスリーブ(案内筒) 14 一端 15 他端 17 溝付エンドプレート(係止部材) 18 縦長孔 38 基礎コンクリート 39 上面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器を基礎コンクリートに固定する基礎
    ボルトと、該基礎ボルトを内部に挿通する縦長の案内筒
    と、該案内筒の一端に固定され前記基礎ボルトの前記機
    器の据付側と反対の一端側を係止する係止部材とを備え
    た機器据付基礎において、前記案内筒の他端は、前記基
    礎コンクリートの上面又は該上面から内側に位置し、前
    記基礎ボルトの一端側と前記係止部材とは、係脱可能な
    ものであることを特徴とする機器据付基礎。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記基礎ボルトの一
    端側は、縦長の縦長部材が固定され、前記係止部材は、
    縦長の縦長孔が形成され、該縦長孔と前記縦長部材と
    は、互いに縦長方向同士で挿通可能なものであることを
    特徴とする機器据付基礎。
  3. 【請求項3】 機器を基礎コンクリートに固定する基礎
    ボルトを備えた機器据付基礎において、前記基礎ボルト
    の前記機器の据付側の他端は、前記基礎コンクリートの
    上面又は該上面から内側に位置したことを特徴とする機
    器据付基礎。
  4. 【請求項4】 機器を基礎コンクリートに固定する基礎
    ボルトを挿通する案内筒の一端に、前記基礎ボルトの前
    記機器の据付側と反対の一端側を係止する係止部材を固
    定し、前記案内筒に前記基礎ボルトを挿通し、該基礎ボ
    ルトの一端側を前記係止部材に係止し、該基礎ボルトの
    他端側を前記機器に固定した後、前記案内筒の内外に基
    礎コンクリートを打設する機器据付工法において、前記
    基礎ボルトの一端側に縦長の縦長部材を固定し、前記係
    止部材には該縦長部材を互いに縦長方向同士で挿通可能
    な縦長の縦長孔を形成し、該縦長孔に前記基礎ボルトの
    縦長部材を挿通した後、前記基礎ボルト及び縦長部材を
    所定の角度回転し、前記係止部材に前記基礎ボルトの縦
    長部材を係止して、前記機器を前記基礎コンクリートに
    固定することを特徴とする機器据付工法。
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