JPH0849301A - 地下室付き建物 - Google Patents
地下室付き建物Info
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- JPH0849301A JPH0849301A JP6187056A JP18705694A JPH0849301A JP H0849301 A JPH0849301 A JP H0849301A JP 6187056 A JP6187056 A JP 6187056A JP 18705694 A JP18705694 A JP 18705694A JP H0849301 A JPH0849301 A JP H0849301A
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Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 地下室と地上建物を同じ工法で作ることがで
き、建設現場作業の容易化を達成する。 【構成】 地下室をべた基礎2上に載せた建物ユニット
6で形成し、この上に1階、2階用の建物ユニット1
5,16を載せ、地下室と地上建物とを建物ユニット
6,15,16によるユニット工法で作る。
き、建設現場作業の容易化を達成する。 【構成】 地下室をべた基礎2上に載せた建物ユニット
6で形成し、この上に1階、2階用の建物ユニット1
5,16を載せ、地下室と地上建物とを建物ユニット
6,15,16によるユニット工法で作る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地下室を備えた建物に
関し、例えば戸建て住宅、集合住宅等に利用できるもの
である。
関し、例えば戸建て住宅、集合住宅等に利用できるもの
である。
【0002】
【背景技術】建物の地下室は、従来、一般的に現場打ち
コンクリートや、特開昭57−235号等に示されてい
るようにプレキャストコンクリートによるパネルの組合
せによって作られていた。
コンクリートや、特開昭57−235号等に示されてい
るようにプレキャストコンクリートによるパネルの組合
せによって作られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】地上建物には、軸組み
工法によるもの、パネル工法によるもの、ユニット工法
によるもの等があり、それぞれの工法に基づいて建てら
れている。ここで、地下室付き建物を建てる場合、地下
室を作るための工法と、地上建物を作る工法とが異なる
と、建設現場において、地下室と地上建物とで異なる工
法の作業を行わなければならなくなり、作業が複雑化
し、また、困難化する。
工法によるもの、パネル工法によるもの、ユニット工法
によるもの等があり、それぞれの工法に基づいて建てら
れている。ここで、地下室付き建物を建てる場合、地下
室を作るための工法と、地上建物を作る工法とが異なる
と、建設現場において、地下室と地上建物とで異なる工
法の作業を行わなければならなくなり、作業が複雑化
し、また、困難化する。
【0004】本発明の目的は、地下室と地上建物とで工
法が同じになり、このため、建設現場作業の容易化を達
成できるようになる地下室付き建物を提供するところに
ある。
法が同じになり、このため、建設現場作業の容易化を達
成できるようになる地下室付き建物を提供するところに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る地下室付き
建物は、地下室と、この地下室の上部の地上建物とが建
物ユニットによって構成されていることを特徴とするも
のである。
建物は、地下室と、この地下室の上部の地上建物とが建
物ユニットによって構成されていることを特徴とするも
のである。
【0006】地下室は、1個の建物ユニットによるもの
でもよく、2個以上の建物ユニットによるものでもよ
い。また、地上建物は1階だけのものでもよく、2階建
て以上のものでもよい。
でもよく、2個以上の建物ユニットによるものでもよ
い。また、地上建物は1階だけのものでもよく、2階建
て以上のものでもよい。
【0007】地上建物が1階用建物ユニットと2階用建
物ユニットとを含んで構成されている場合には、地下室
用建物ユニットと1階用建物ユニット、および1階用建
物ユニットと2階用建物ユニットは同じ接合構造で接合
される。
物ユニットとを含んで構成されている場合には、地下室
用建物ユニットと1階用建物ユニット、および1階用建
物ユニットと2階用建物ユニットは同じ接合構造で接合
される。
【0008】この接合構造は、ボルトで上下の建物ユニ
ットを接合するものでもよく、或いは、接合金物等で接
合するものでもよい。
ットを接合するものでもよく、或いは、接合金物等で接
合するものでもよい。
【0009】地下室用建物ユニットと地上建物用建物ユ
ニットが共に水平方向に隣接配置された複数個ある場合
には、複数個の地下室用建物ユニット同士、および複数
個の地上建物用建物ユニット同士の接合構造は同じとさ
れる。
ニットが共に水平方向に隣接配置された複数個ある場合
には、複数個の地下室用建物ユニット同士、および複数
個の地上建物用建物ユニット同士の接合構造は同じとさ
れる。
【0010】この接合構造は、水平方向に隣接する建物
ユニット間に架け渡された接合部材と、この接合部材で
間隔が規定され、水平方向に隣接する建物ユニットに挿
入されたピンとを含んで構成されたものでもよく、或い
は、接合金物等でこれらの建物ユニット同士を接合する
ものでもよい。前記ピンは1個の建物ユニットについて
1本でもよく、複数本でもよい。
ユニット間に架け渡された接合部材と、この接合部材で
間隔が規定され、水平方向に隣接する建物ユニットに挿
入されたピンとを含んで構成されたものでもよく、或い
は、接合金物等でこれらの建物ユニット同士を接合する
ものでもよい。前記ピンは1個の建物ユニットについて
1本でもよく、複数本でもよい。
【0011】地下室用建物ユニットには、土留め外壁材
が取り付けられ、この外壁材で地下室周囲が土留めされ
てもよい。また、地下室用建物ユニットを擁壁で囲まれ
た空間内に配置し、この擁壁で土留めするようにしても
よい。擁壁は、例えば、現場打ちコンクリートによるも
のやプレキャストコンクリートによるものでよく、ま
た、これらを組み合わせたものでもよい。
が取り付けられ、この外壁材で地下室周囲が土留めされ
てもよい。また、地下室用建物ユニットを擁壁で囲まれ
た空間内に配置し、この擁壁で土留めするようにしても
よい。擁壁は、例えば、現場打ちコンクリートによるも
のやプレキャストコンクリートによるものでよく、ま
た、これらを組み合わせたものでもよい。
【0012】地下室用建物ユニットはプレキャストコン
クリートによる基礎上に載置してもよく、また、現場打
ちコンクリートによるべた基礎上に載置してもよい。
クリートによる基礎上に載置してもよく、また、現場打
ちコンクリートによるべた基礎上に載置してもよい。
【0013】
【作用】本発明では、地下室と地上建物は建物ユニット
によるユニット工法で作られ、その工法は同じであるた
め、工場で予め製造された建物ユニットを建設現場にお
いてクレーンで順次吊り込む作業を行うことにより、地
下室およびその上の地上建物を作ることができ、建設現
場で異種の工法作業を行わなくてよいため、作業の容易
化を図ることができ、工期の短縮、コストダウン等を達
成できる。
によるユニット工法で作られ、その工法は同じであるた
め、工場で予め製造された建物ユニットを建設現場にお
いてクレーンで順次吊り込む作業を行うことにより、地
下室およびその上の地上建物を作ることができ、建設現
場で異種の工法作業を行わなくてよいため、作業の容易
化を図ることができ、工期の短縮、コストダウン等を達
成できる。
【0014】また、地下室用建物ユニットと1階用建物
ユニット、および1階用建物ユニットと2階用建物ユニ
ットが同じ接合構造で接合され、複数個の地下室用建物
ユニット同士、複数個の地上建物用建物ユニット同士が
同じ接合構造で接合されていると、これらの接合作業は
同じになるため、同じ作業を繰り返すことによって地下
室付き建物を建てることができ、作業の単純化による容
易化を達成できる。
ユニット、および1階用建物ユニットと2階用建物ユニ
ットが同じ接合構造で接合され、複数個の地下室用建物
ユニット同士、複数個の地上建物用建物ユニット同士が
同じ接合構造で接合されていると、これらの接合作業は
同じになるため、同じ作業を繰り返すことによって地下
室付き建物を建てることができ、作業の単純化による容
易化を達成できる。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0016】図1のAにおいて、建設現場の敷地内に縦
穴1を掘削し、縦穴1の底部に栗石の敷設、捨てコンク
リートの打設を行った後、図1のBに示す通り、コンク
リートの打設でべた基礎2を形成する。このべた基礎2
には、地下室用建物ユニットの設置位置にシース管3を
埋設する。また、図3に示す通り、べた基礎2の上面に
は、地下室用建物ユニット同士の接合部と対応する位置
にプレート状の接合部材4を載置する。この接合部材4
には上方へ突出したピン5が固定されており、このピン
は本実施例では1個の地下室用建物ユニットについて大
小2本ある。図3で示された接合部材4は、2個の地下
室用建物ユニットを接合するためのものであるため、こ
の接合部材4には大小2本のピン5は2組設けられてい
る。
穴1を掘削し、縦穴1の底部に栗石の敷設、捨てコンク
リートの打設を行った後、図1のBに示す通り、コンク
リートの打設でべた基礎2を形成する。このべた基礎2
には、地下室用建物ユニットの設置位置にシース管3を
埋設する。また、図3に示す通り、べた基礎2の上面に
は、地下室用建物ユニット同士の接合部と対応する位置
にプレート状の接合部材4を載置する。この接合部材4
には上方へ突出したピン5が固定されており、このピン
は本実施例では1個の地下室用建物ユニットについて大
小2本ある。図3で示された接合部材4は、2個の地下
室用建物ユニットを接合するためのものであるため、こ
の接合部材4には大小2本のピン5は2組設けられてい
る。
【0017】この後、図1のCに示す通り、予め工場で
生産された地下室用建物ユニット6をクレーン7でべた
基礎2上に吊り込む作業を行う。地下室用建物ユニット
6は、四隅の4本の柱8と、これらの柱8の上端間、下
端間に架設された各4本の上梁9、下梁10とを有する
骨組みを備えている(この骨組みの構造は後述する1階
用,2階用建物ユニットについても同様である)。地下
室用建物ユニット6の外面には工場で予め土留め外壁材
11が取り付けられており、この外壁材11は例えば軽
量気泡コンクリート(ALC)からなる。
生産された地下室用建物ユニット6をクレーン7でべた
基礎2上に吊り込む作業を行う。地下室用建物ユニット
6は、四隅の4本の柱8と、これらの柱8の上端間、下
端間に架設された各4本の上梁9、下梁10とを有する
骨組みを備えている(この骨組みの構造は後述する1階
用,2階用建物ユニットについても同様である)。地下
室用建物ユニット6の外面には工場で予め土留め外壁材
11が取り付けられており、この外壁材11は例えば軽
量気泡コンクリート(ALC)からなる。
【0018】各地下室用建物ユニット6がクレーン7で
吊り上げられたとき、図3の通り、柱8と下梁10とを
結合する仕口金物12にはアンカー部材13が下向きに
ねじ込み固定され、このアンカー部材13をグラウト材
が充填されたシース管3内に挿入しながら各地下室用建
物ユニット6はべた基礎2上に降ろされる。この降ろし
作業時に、仕口金物12の底面に形成された孔14に接
合部材4のピン5が挿入される。
吊り上げられたとき、図3の通り、柱8と下梁10とを
結合する仕口金物12にはアンカー部材13が下向きに
ねじ込み固定され、このアンカー部材13をグラウト材
が充填されたシース管3内に挿入しながら各地下室用建
物ユニット6はべた基礎2上に降ろされる。この降ろし
作業時に、仕口金物12の底面に形成された孔14に接
合部材4のピン5が挿入される。
【0019】以上の作業により、シース管3内のグラウ
ト材が硬化すると、各地下室用建物ユニット6はべた基
礎2に固定されることになり、また、各地下室用建物ユ
ニット6毎に接合部材4に設けられたピン5は、その間
の間隔が接合部材4で規定されていて移動不能になって
いるため、これらのピン5が挿入された孔14を有して
いて水平方向に隣接している地下室用建物ユニット6同
士は、これらの接合部材4とピン5とで水平方向に接合
されることになる。
ト材が硬化すると、各地下室用建物ユニット6はべた基
礎2に固定されることになり、また、各地下室用建物ユ
ニット6毎に接合部材4に設けられたピン5は、その間
の間隔が接合部材4で規定されていて移動不能になって
いるため、これらのピン5が挿入された孔14を有して
いて水平方向に隣接している地下室用建物ユニット6同
士は、これらの接合部材4とピン5とで水平方向に接合
されることになる。
【0020】この後、図2にAで示す通り、前記縦穴1
の掘削時に生じた土を埋め戻し、地下室用建物ユニット
6に取り付けた土留め外壁材11で土留めする。即ち、
建物ユニット6で形成される地下室の周囲の土はこの外
壁材11で土留めされることになり、このため、この実
施例では縦穴1の内側面に現場打ちコンクリート等によ
る擁壁を形成する必要はない。
の掘削時に生じた土を埋め戻し、地下室用建物ユニット
6に取り付けた土留め外壁材11で土留めする。即ち、
建物ユニット6で形成される地下室の周囲の土はこの外
壁材11で土留めされることになり、このため、この実
施例では縦穴1の内側面に現場打ちコンクリート等によ
る擁壁を形成する必要はない。
【0021】なお、この実施例の地下室用建物ユニット
6は上部が地上に突出しており、このため、地下室は半
地下室となっているが、建物ユニット6の全体を地中に
入れてもよい。
6は上部が地上に突出しており、このため、地下室は半
地下室となっているが、建物ユニット6の全体を地中に
入れてもよい。
【0022】この後、図2のBで示す通り、地下室用建
物ユニット6の上に1階用建物ユニット15、さらにそ
の上に2階用建物ユニット16をそれぞれクレーンで吊
り込み、これらの建物ユニット15,16で地上建物1
7を形成する。1階用建物ユニット15の吊り込み作業
を行う前には、水平方向に隣接する地下室用建物ユニッ
ト6の上部に図4で示したプレート状の接合部材18
を、また、2階用建物ユニット16の吊り込み作業を行
う前には、水平方向に隣接した1階建物ユニット15の
上部に同様の接合部材18をそれぞれ架け渡して配置す
る(図4は、前後、左右に各4個隣接配置された地下室
用と1階用の建物ユニットの部分を示している)。接合
部材18には孔19が形成され、この孔19には、地下
室用建物ユニット6(或いは1階用建物ユニット15)
の柱8と上梁9とを結合する仕口金物20の上面に立設
されたピン21が挿入され、ピン21の先端は1階用建
物ユニット15(或いは2階用建物ユニット16)の柱
8と下梁10とを接合する仕口金物12の底面に形成さ
れている図示しない孔に挿入される。
物ユニット6の上に1階用建物ユニット15、さらにそ
の上に2階用建物ユニット16をそれぞれクレーンで吊
り込み、これらの建物ユニット15,16で地上建物1
7を形成する。1階用建物ユニット15の吊り込み作業
を行う前には、水平方向に隣接する地下室用建物ユニッ
ト6の上部に図4で示したプレート状の接合部材18
を、また、2階用建物ユニット16の吊り込み作業を行
う前には、水平方向に隣接した1階建物ユニット15の
上部に同様の接合部材18をそれぞれ架け渡して配置す
る(図4は、前後、左右に各4個隣接配置された地下室
用と1階用の建物ユニットの部分を示している)。接合
部材18には孔19が形成され、この孔19には、地下
室用建物ユニット6(或いは1階用建物ユニット15)
の柱8と上梁9とを結合する仕口金物20の上面に立設
されたピン21が挿入され、ピン21の先端は1階用建
物ユニット15(或いは2階用建物ユニット16)の柱
8と下梁10とを接合する仕口金物12の底面に形成さ
れている図示しない孔に挿入される。
【0023】孔19は、接合部材18が架け渡される水
平方向に隣接した建物ユニットと対応した個数分あり、
本実施例では、1個の建物ユニットについてピン21は
大小2本あるため、1個の建物ユニットに対する孔19
の個数は2個となっている。
平方向に隣接した建物ユニットと対応した個数分あり、
本実施例では、1個の建物ユニットについてピン21は
大小2本あるため、1個の建物ユニットに対する孔19
の個数は2個となっている。
【0024】各建物ユニット6(或いは15)のピン2
1が接合部材18の各孔19に挿入され、かつ、その先
端が各建物ユニット15(或いは16)の仕口金物12
に形成された孔に挿入されると、ピン19同士の間隔は
接合部材18で規定されるため、その上で水平方向に隣
接している建物ユニット15(或いは16)は、接合部
材18とピン19とで水平方向に接合されたことにな
り、これらの建物ユニットは水平方向に位置決め連結さ
れる。
1が接合部材18の各孔19に挿入され、かつ、その先
端が各建物ユニット15(或いは16)の仕口金物12
に形成された孔に挿入されると、ピン19同士の間隔は
接合部材18で規定されるため、その上で水平方向に隣
接している建物ユニット15(或いは16)は、接合部
材18とピン19とで水平方向に接合されたことにな
り、これらの建物ユニットは水平方向に位置決め連結さ
れる。
【0025】図4に示されている通り、地下室用建物ユ
ニット6の上に接合部材18を介して1階用建物ユニッ
ト15を載置した後、1階用建物ユニット15の仕口金
物12の孔22、接合部材18の孔23、地下室用建物
ユニット6の仕口金物20の孔24にボルト25を貫通
挿入し、ボルト25の先端にナット26を螺合して締め
付ける。この作業は、上下に並んでいる建物ユニット
6,15毎に行い、これにより上下の建物ユニット同士
はボルト25、ナット26で接合される。
ニット6の上に接合部材18を介して1階用建物ユニッ
ト15を載置した後、1階用建物ユニット15の仕口金
物12の孔22、接合部材18の孔23、地下室用建物
ユニット6の仕口金物20の孔24にボルト25を貫通
挿入し、ボルト25の先端にナット26を螺合して締め
付ける。この作業は、上下に並んでいる建物ユニット
6,15毎に行い、これにより上下の建物ユニット同士
はボルト25、ナット26で接合される。
【0026】このボルト25、ナット26による接合作
業は、1階用建物ユニット15と2階用建物ユニット1
6についても行う。即ち、地下室用建物ユニット6と1
階用建物ユニット15、および1階用建物ユニット15
と2階用建物ユニット16は同じ接合構造で接合され
る。
業は、1階用建物ユニット15と2階用建物ユニット1
6についても行う。即ち、地下室用建物ユニット6と1
階用建物ユニット15、および1階用建物ユニット15
と2階用建物ユニット16は同じ接合構造で接合され
る。
【0027】以上の作業後、2階用建物ユニット6の上
部には例えば屋根パネルを組み合わせて屋根が形成され
る。建物ユニット6,15,16には、工場で予め壁材
や床材、天井材等が取り付けられているため、建設現場
でこれらの建物ユニットの水平方向および上下方向の接
続部分についての仕上げ作業等を行うことにより、建物
ユニット6で地下室、建物ユニット15,16で地上建
物がそれぞれ構成された地下室付き建物が完成する。
部には例えば屋根パネルを組み合わせて屋根が形成され
る。建物ユニット6,15,16には、工場で予め壁材
や床材、天井材等が取り付けられているため、建設現場
でこれらの建物ユニットの水平方向および上下方向の接
続部分についての仕上げ作業等を行うことにより、建物
ユニット6で地下室、建物ユニット15,16で地上建
物がそれぞれ構成された地下室付き建物が完成する。
【0028】以上の実施例によれば、地下室は建物ユニ
ット6によるユニット工法で、また、地上建物は建物ユ
ニット15,16によるユニット工法でそれぞれ構成さ
れ、これらの工法は同じであるため、地下室から地上の
最上階までの建築作業を工場で予め生産された建物ユニ
ットのクレーンによる吊り込み作業で行えるようにな
り、地下室と地上建物を異種の工法で建てる場合と異な
り、地下室と地上建物とで異なる建築作業を行う必要が
ないため、建設現場作業を容易化でき、工期の短縮化と
コストダウンを図ることができる。
ット6によるユニット工法で、また、地上建物は建物ユ
ニット15,16によるユニット工法でそれぞれ構成さ
れ、これらの工法は同じであるため、地下室から地上の
最上階までの建築作業を工場で予め生産された建物ユニ
ットのクレーンによる吊り込み作業で行えるようにな
り、地下室と地上建物を異種の工法で建てる場合と異な
り、地下室と地上建物とで異なる建築作業を行う必要が
ないため、建設現場作業を容易化でき、工期の短縮化と
コストダウンを図ることができる。
【0029】また、水平方向に隣接する地下室用建物ユ
ニット6同士、1階用建物ユニット15同士、2階用建
物ユニット16同士は、接合部材4,18、ピン5,2
1による同じ接合構造で水平方向に接合されているた
め、これらを接合する作業は地下室から地上の最上階ま
で同じ作業となり、クレーン等による同一作業を繰り返
せばよいため、作業の単純化を実現できて建築現場作業
を容易化できる。
ニット6同士、1階用建物ユニット15同士、2階用建
物ユニット16同士は、接合部材4,18、ピン5,2
1による同じ接合構造で水平方向に接合されているた
め、これらを接合する作業は地下室から地上の最上階ま
で同じ作業となり、クレーン等による同一作業を繰り返
せばよいため、作業の単純化を実現できて建築現場作業
を容易化できる。
【0030】また、上下に並んだ地下室用建物ユニット
6と1階用建物ユニット15、および1階用建物ユニッ
ト15と2階用建物ユニット16はボルト25、ナット
26による同じ構造で上下に接合されているため、これ
らの建物ユニット同士を同じ作業の繰り返しによって接
合でき、この作業の容易化も達成できる。
6と1階用建物ユニット15、および1階用建物ユニッ
ト15と2階用建物ユニット16はボルト25、ナット
26による同じ構造で上下に接合されているため、これ
らの建物ユニット同士を同じ作業の繰り返しによって接
合でき、この作業の容易化も達成できる。
【0031】図5は、地下室用建物ユニット6の基礎の
別実施例を示す。この基礎27の立上部28はプレキャ
ストコンクリートで形成されており、工場で生産された
複数の立上部28を所定位置に配置した後、現場打ちコ
ンクリートで基礎底盤29を形成する。立上部28には
グラウト材30を充填したシース管3が埋設されてお
り、基礎27の完成後、地下室用建物ユニット6のアン
カー部材13がシース管3内に挿入される。
別実施例を示す。この基礎27の立上部28はプレキャ
ストコンクリートで形成されており、工場で生産された
複数の立上部28を所定位置に配置した後、現場打ちコ
ンクリートで基礎底盤29を形成する。立上部28には
グラウト材30を充填したシース管3が埋設されてお
り、基礎27の完成後、地下室用建物ユニット6のアン
カー部材13がシース管3内に挿入される。
【0032】図6、図7の基礎31は図5の実施例と同
様に、プレキャストコンクリート製の立上部32と、現
場打ちコンクリートによる基礎底盤33とから形成され
ているが、立上部32の下部には立上部32内に埋設さ
れた配筋材34が突出している。図6の通り、この配筋
材34を縦穴1に打設した捨てコンクート上に載せて各
立上部32を所定位置に配置した後、図7で示した基礎
底盤33のコンクリートを打つ。これによると、配筋材
34によって立上部32と基礎底盤33が強固、確実に
一体化されることになる。
様に、プレキャストコンクリート製の立上部32と、現
場打ちコンクリートによる基礎底盤33とから形成され
ているが、立上部32の下部には立上部32内に埋設さ
れた配筋材34が突出している。図6の通り、この配筋
材34を縦穴1に打設した捨てコンクート上に載せて各
立上部32を所定位置に配置した後、図7で示した基礎
底盤33のコンクリートを打つ。これによると、配筋材
34によって立上部32と基礎底盤33が強固、確実に
一体化されることになる。
【0033】地下室用建物ユニット6の基礎は、以上の
実施例のように、一部をプレキャストコンクリート製と
してもよく、また、基礎全体をプレキャストコンクリー
ト製としてもよい。このように、基礎の少なくとも一部
をプレキャストコンクリートで形成することにより、建
設現場での基礎施工作業を短時間で行え、作業を簡単化
できる。
実施例のように、一部をプレキャストコンクリート製と
してもよく、また、基礎全体をプレキャストコンクリー
ト製としてもよい。このように、基礎の少なくとも一部
をプレキャストコンクリートで形成することにより、建
設現場での基礎施工作業を短時間で行え、作業を簡単化
できる。
【0034】図8、図9の実施例では、べた基礎35の
終端部に土留めのための擁壁36を形成している。この
擁壁36は現場打ちコンクリートによるもの、或いはプ
レキャストコンクリートパネルによるものである。この
ような擁壁36で囲まれた空間内に地下室用建物ユニッ
ト6がクレーンで吊り込まれ、更に、その上に図9の通
り1階用建物ユニット15が吊り込まれる。
終端部に土留めのための擁壁36を形成している。この
擁壁36は現場打ちコンクリートによるもの、或いはプ
レキャストコンクリートパネルによるものである。この
ような擁壁36で囲まれた空間内に地下室用建物ユニッ
ト6がクレーンで吊り込まれ、更に、その上に図9の通
り1階用建物ユニット15が吊り込まれる。
【0035】この実施例によれば、地下室用建物ユニッ
ト6を工場から建設現場にトラックで運ぶとき、建物ユ
ニット6に大重量の土留め外壁材を取り付けておかなく
てよいため、トラック運搬作業および建設現場でのクレ
ーン吊り込み作業を容易に行え、また、土留め外壁材に
よって建物ユニット6の重心が建物ユニット6の中央か
ら大きく偏る事態が生ずるのを無くすことができるた
め、クレーン吊り込み作業時等において建物ユニット6
を容易に取り扱えるようになる。
ト6を工場から建設現場にトラックで運ぶとき、建物ユ
ニット6に大重量の土留め外壁材を取り付けておかなく
てよいため、トラック運搬作業および建設現場でのクレ
ーン吊り込み作業を容易に行え、また、土留め外壁材に
よって建物ユニット6の重心が建物ユニット6の中央か
ら大きく偏る事態が生ずるのを無くすことができるた
め、クレーン吊り込み作業時等において建物ユニット6
を容易に取り扱えるようになる。
【0036】以上説明した各実施例は地下1階、地上2
階の建物の場合であったが、本発明は地下2階以上や、
地上3階以上の建物にも利用できる。
階の建物の場合であったが、本発明は地下2階以上や、
地上3階以上の建物にも利用できる。
【0037】また、前記各実施例では、地下室用建物ユ
ニットと基礎との結合は、基礎に設けたシース管にグラ
ウト材を充填し、この中に地下室用建物ユニットのアン
カー部材を挿入することにより行われていたが、この結
合構造はこれに限定されず、例えば、基礎にアンカーボ
ルトを立設し、このアンカーボルトで地下室用建物ユニ
ットを基礎に結合するようにしてもよい。
ニットと基礎との結合は、基礎に設けたシース管にグラ
ウト材を充填し、この中に地下室用建物ユニットのアン
カー部材を挿入することにより行われていたが、この結
合構造はこれに限定されず、例えば、基礎にアンカーボ
ルトを立設し、このアンカーボルトで地下室用建物ユニ
ットを基礎に結合するようにしてもよい。
【0038】また、前記各実施例では全部の1階用建物
ユニットの下部に地下室用建物ユニットが配置されてい
たが、一部の1階用建物ユニットの下部だけに地下室用
建物ユニットが配置されていてもよく、地下室用建物ユ
ニットの個数は1個でもよい。
ユニットの下部に地下室用建物ユニットが配置されてい
たが、一部の1階用建物ユニットの下部だけに地下室用
建物ユニットが配置されていてもよく、地下室用建物ユ
ニットの個数は1個でもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、地下室と、この地下室
の上部の地上建物は共に建物ユニットで構成され、地下
室および地上建物はユニット工法で作られるため、これ
らを異種の工法で作る場合と比べ、建設現場作業を容易
化でき、工期の短縮やコストダウンを達成できる。
の上部の地上建物は共に建物ユニットで構成され、地下
室および地上建物はユニット工法で作られるため、これ
らを異種の工法で作る場合と比べ、建設現場作業を容易
化でき、工期の短縮やコストダウンを達成できる。
【図1】第一実施例に係る地下室付き建物の建設現場作
業を示した工程図である。
業を示した工程図である。
【図2】図1の続きの工程を示した図である。
【図3】地下室用建物ユニットと基礎との結合、および
地下室用建物ユニット同士の接合の構造を示した分解斜
視図である。
地下室用建物ユニット同士の接合の構造を示した分解斜
視図である。
【図4】水平方向および上下方向に並んだ建物ユニット
同士の接合構造を示した分解斜視図である。
同士の接合構造を示した分解斜視図である。
【図5】第二実施例に係る地下室付き建物の基礎部分を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図6】第三実施例に係る地下室付き建物の基礎施工作
業を示す図で、現場打ちコンクリートによる基礎底盤形
成前を示す斜視図である。
業を示す図で、現場打ちコンクリートによる基礎底盤形
成前を示す斜視図である。
【図7】図6の基礎底盤形成後を示す縦断面図である。
【図8】擁壁で土留めした第4実施例に係る地下室付き
建物の地下室用建物ユニット設置前を示す縦断面図であ
る。
建物の地下室用建物ユニット設置前を示す縦断面図であ
る。
【図9】図8の地下室用建物ユニットおよび1階用建物
ユニットの設置後を示す縦断面図である。
ユニットの設置後を示す縦断面図である。
1 地下室用縦穴 2,35 べた基礎 3 シース管 4,18 接合部材 5,21 ピン 6 地下室用建物ユニット 7 クレーン 11 土留め外壁材 13 アンカー部材 15 1階用建物ユニット 16 2階用建物ユニット 17 地上建物 27,31 基礎 28,32 立上部 29,33 基礎底盤 36 擁壁
Claims (8)
- 【請求項1】 地下室と、この地下室の上部の地上建物
とを備え、これらの地下室と地上建物とが建物ユニット
によって構成されていることを特徴とする地下室付き建
物。 - 【請求項2】 請求項1に記載の地下室付き建物におい
て、前記地上建物は1階用建物ユニットと2階用建物ユ
ニットを含んで構成され、前記地下室用建物ユニットと
前記1階用建物ユニット、およびこの1階用建物ユニッ
トと前記2階用建物ユニットは同じ接合構造で接合され
ていることを特徴とする地下室付き建物。 - 【請求項3】 請求項2に記載の地下室付き建物におい
て、前記接合構造は、ボルトで上下の建物ユニットを接
合するものであることを特徴とする地下室付き建物。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の地下室
付き建物において、前記地下室用建物ユニットと前記地
上建物用建物ユニットは共に水平方向に隣接配置された
複数個あり、複数個の前記地下室用建物ユニット同士、
および複数個の前記地上建物用建物ユニット同士の接合
構造は同じであることを特徴とする地下室付き建物。 - 【請求項5】 請求項4に記載の地下室付き建物におい
て、前記接合構造は、水平方向に隣接する建物ユニット
間に架け渡された接合部材と、この接合部材で間隔が規
定され、前記水平方向に隣接する建物ユニットに挿入さ
れたピンとを含んで構成されていることを特徴とする地
下室付き建物。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の地下室
付き建物において、前記地下室用建物ユニットには土留
め外壁材が取り付けられ、この外壁材により地下室周囲
が土留めされていることを特徴とする地下室付き建物。 - 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかに記載の地下室
付き建物において、前記地下室用建物ユニットは擁壁で
囲まれた空間内に配置されていることを特徴とする地下
室付き建物。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の地下室
付き建物において、前記地下室用建物ユニットは少なく
とも一部がプレキャストコンクリートで形成された基礎
上に載置されていることを特徴とする地下室付き建物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6187056A JPH0849301A (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | 地下室付き建物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6187056A JPH0849301A (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | 地下室付き建物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0849301A true JPH0849301A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16199404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6187056A Pending JPH0849301A (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | 地下室付き建物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0849301A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20210016169A (ko) * | 2019-08-01 | 2021-02-15 | 효성중공업 주식회사 | 중간 벽체형 강재 엘리베이터 피트 구조물 |
| JP2022505592A (ja) * | 2018-11-02 | 2022-01-14 | ユナイテッド・ステイツ・ジプサム・カンパニー | 地下モジュラーアセンブリ |
-
1994
- 1994-08-09 JP JP6187056A patent/JPH0849301A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022505592A (ja) * | 2018-11-02 | 2022-01-14 | ユナイテッド・ステイツ・ジプサム・カンパニー | 地下モジュラーアセンブリ |
| KR20210016169A (ko) * | 2019-08-01 | 2021-02-15 | 효성중공업 주식회사 | 중간 벽체형 강재 엘리베이터 피트 구조물 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020326 |