JPH0849350A - 鉄骨梁の補強構造 - Google Patents
鉄骨梁の補強構造Info
- Publication number
- JPH0849350A JPH0849350A JP20297094A JP20297094A JPH0849350A JP H0849350 A JPH0849350 A JP H0849350A JP 20297094 A JP20297094 A JP 20297094A JP 20297094 A JP20297094 A JP 20297094A JP H0849350 A JPH0849350 A JP H0849350A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel beam
- reinforcing bar
- reinforcing
- steel
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉄骨梁の上下フランジ間から外方に突出する
ことなく、しかも上記鉄骨梁の水平方向の変位を有効に
拘束し得て横補剛性に優れる鉄骨梁の補強構造を得る。 【構成】 上部フランジ13の長手方向の一箇所以上
に、上下方向に貫通する孔部17を穿設し、この孔部1
7内にウエブ12に沿って下端部18aが下部フランジ
14まで延びる鉄筋18を挿通し、他方鉄筋18の上部
18bを上部フランジ13の上方において水平方向に配
筋し、鉄筋の周囲の上下部フランジ13、14とウエブ
12との間に現場打ちコンクリートを打設して補剛リブ
16を形成するとともに、上部フランジ13から延出し
た鉄筋18の上部18bをコンクリートスラブ19の横
筋として埋め込んだ。
ことなく、しかも上記鉄骨梁の水平方向の変位を有効に
拘束し得て横補剛性に優れる鉄骨梁の補強構造を得る。 【構成】 上部フランジ13の長手方向の一箇所以上
に、上下方向に貫通する孔部17を穿設し、この孔部1
7内にウエブ12に沿って下端部18aが下部フランジ
14まで延びる鉄筋18を挿通し、他方鉄筋18の上部
18bを上部フランジ13の上方において水平方向に配
筋し、鉄筋の周囲の上下部フランジ13、14とウエブ
12との間に現場打ちコンクリートを打設して補剛リブ
16を形成するとともに、上部フランジ13から延出し
た鉄筋18の上部18bをコンクリートスラブ19の横
筋として埋め込んだ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横座屈を防止するため
の横補剛を備えた鉄骨梁の補強構造に関するものであ
る。
の横補剛を備えた鉄骨梁の補強構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉄骨造の建築物においては、強
度上I形鋼やH形鋼等の断面二次モーメントの大きな鉄
骨梁が用いられている。ところが、このような鉄骨梁に
垂直荷重が作用した場合に、これにより鉄骨梁に作用す
る曲げモーメントが、当該鉄骨梁の支持スパンが長い等
の理由によって過大になると、この鉄骨梁が捩れて座屈
する、いわゆる横座屈を生じる虞があることから、従来
よりこの種の鉄骨梁においては、長手方向の適宜箇所
に、当該鉄骨梁を補強することにより水平方向の変位を
拘束して横座屈を防止するための横補剛が配設されてい
る。図6および図7は、従来のこの種の鉄骨梁の補強構
造を示すもので、図中符号1、1がH形鋼を用いた鉄骨
大梁である。これら鉄骨大梁1、1は、互いにスパンS
1を隔て、かつ長手方向にスパンS2をもって柱2…間に
架設されており、これら鉄骨大梁1、1間には、小梁3
が架設されている。そして、上記鉄骨大梁1のスパンS
2間の複数箇所(図では、2箇所)には、上記鉄骨大梁
1の横座屈長さを短くするための横補剛材4…が設けら
れている。上記横補剛材4は、山形鋼からなるもので、
その一端が鉄骨大梁1の下部フランジ1aに接合され、
他端が隣接する小梁3の上部フランジ3aに接合される
ことにより、上記鉄骨大梁1の水平方向の変位を拘束す
るようになっている。
度上I形鋼やH形鋼等の断面二次モーメントの大きな鉄
骨梁が用いられている。ところが、このような鉄骨梁に
垂直荷重が作用した場合に、これにより鉄骨梁に作用す
る曲げモーメントが、当該鉄骨梁の支持スパンが長い等
の理由によって過大になると、この鉄骨梁が捩れて座屈
する、いわゆる横座屈を生じる虞があることから、従来
よりこの種の鉄骨梁においては、長手方向の適宜箇所
に、当該鉄骨梁を補強することにより水平方向の変位を
拘束して横座屈を防止するための横補剛が配設されてい
る。図6および図7は、従来のこの種の鉄骨梁の補強構
造を示すもので、図中符号1、1がH形鋼を用いた鉄骨
大梁である。これら鉄骨大梁1、1は、互いにスパンS
1を隔て、かつ長手方向にスパンS2をもって柱2…間に
架設されており、これら鉄骨大梁1、1間には、小梁3
が架設されている。そして、上記鉄骨大梁1のスパンS
2間の複数箇所(図では、2箇所)には、上記鉄骨大梁
1の横座屈長さを短くするための横補剛材4…が設けら
れている。上記横補剛材4は、山形鋼からなるもので、
その一端が鉄骨大梁1の下部フランジ1aに接合され、
他端が隣接する小梁3の上部フランジ3aに接合される
ことにより、上記鉄骨大梁1の水平方向の変位を拘束す
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の横補剛材4を用いた鉄骨梁の補強構造にあっては、
横補剛材4が鉄骨大梁1と小梁3との間に斜めに配設さ
れているので、鉄骨大梁1の下面側、すなわち天井裏と
なる空間において、上記鉄骨大梁1に沿って各種配管や
通気ダクト等を計画する際に、上記横補剛材4が邪魔に
なって上記配管等の自由度を阻害する要因になってしま
うという問題点があった。加えて、横補剛材4自体が弾
性体であるうえ、その端部を下部フランジ1aに接合し
ているので、鉄骨大梁1のウエブ1bにおける変形を完
全に拘束することができないとい問題点もあった。
来の横補剛材4を用いた鉄骨梁の補強構造にあっては、
横補剛材4が鉄骨大梁1と小梁3との間に斜めに配設さ
れているので、鉄骨大梁1の下面側、すなわち天井裏と
なる空間において、上記鉄骨大梁1に沿って各種配管や
通気ダクト等を計画する際に、上記横補剛材4が邪魔に
なって上記配管等の自由度を阻害する要因になってしま
うという問題点があった。加えて、横補剛材4自体が弾
性体であるうえ、その端部を下部フランジ1aに接合し
ているので、鉄骨大梁1のウエブ1bにおける変形を完
全に拘束することができないとい問題点もあった。
【0004】本発明は、上記従来の鉄骨梁の補強構造が
有する課題を解決すべくなされたもので、鉄骨梁の上下
フランジ間から外方に突出することなく、しかも上記鉄
骨梁の水平方向の変位を有効に拘束し得て横補剛性に優
れる、鉄骨梁の補強構造を提供することを目的とするも
のである。
有する課題を解決すべくなされたもので、鉄骨梁の上下
フランジ間から外方に突出することなく、しかも上記鉄
骨梁の水平方向の変位を有効に拘束し得て横補剛性に優
れる、鉄骨梁の補強構造を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
に係る鉄骨梁の補強構造は、ウエブの両端部に上下部フ
ランジを有する鉄骨梁の補強構造であって、上記上部フ
ランジの長手方向の一箇所以上に、上下方向に貫通する
孔部を穿設し、この孔部内に上記ウエブに沿って下端部
が下部フランジまで延びる鉄筋を挿通するとともに、こ
の鉄筋の上部を上部フランジの上方において水平方向に
配筋し、上記鉄筋の周囲の上下部フランジとウエブとの
間に現場打ちコンクリートを打設することにより上記鉄
骨梁の補剛リブを形成するとともに、さらに上部フラン
ジから延出した鉄筋の上部を、コンクリートスラブの横
筋として埋め込んだことを特徴とするものである。
に係る鉄骨梁の補強構造は、ウエブの両端部に上下部フ
ランジを有する鉄骨梁の補強構造であって、上記上部フ
ランジの長手方向の一箇所以上に、上下方向に貫通する
孔部を穿設し、この孔部内に上記ウエブに沿って下端部
が下部フランジまで延びる鉄筋を挿通するとともに、こ
の鉄筋の上部を上部フランジの上方において水平方向に
配筋し、上記鉄筋の周囲の上下部フランジとウエブとの
間に現場打ちコンクリートを打設することにより上記鉄
骨梁の補剛リブを形成するとともに、さらに上部フラン
ジから延出した鉄筋の上部を、コンクリートスラブの横
筋として埋め込んだことを特徴とするものである。
【0006】加えて、請求項2に記載の発明は、上記請
求項1に記載の鉄筋の下端部を、下部フランジに一体的
に接合したものであり、さらに請求項3に記載の発明
は、上記請求項1または2に記載の補剛リブ内に、上記
鉄筋と交差する方向に延びる横筋を配筋したことを特徴
とするものである。
求項1に記載の鉄筋の下端部を、下部フランジに一体的
に接合したものであり、さらに請求項3に記載の発明
は、上記請求項1または2に記載の補剛リブ内に、上記
鉄筋と交差する方向に延びる横筋を配筋したことを特徴
とするものである。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明にあっては、鉄骨梁の上
下部フランジとウエブとの間に現場打ちコンクリートを
打設することにより上記横補剛となる補剛リブを形成し
ているので、当該補剛リブが鉄骨梁の上下フランジ間か
ら外方に突出することがなく、よって上記鉄骨梁の下面
側における配管等の自由度が大幅に向上する。しかも、
上記補剛リブが弾性変形量の少ないコンクリート造であ
るため、上下部フランジの変形が有効に拘束されるとと
もに、さらにその鉄筋が上部フランジの孔部を介してコ
ンクリートスラブ内に補強筋として埋設されているた
め、当該コンクリートスラブとの一体性が確保されて横
補剛性に優れる。
下部フランジとウエブとの間に現場打ちコンクリートを
打設することにより上記横補剛となる補剛リブを形成し
ているので、当該補剛リブが鉄骨梁の上下フランジ間か
ら外方に突出することがなく、よって上記鉄骨梁の下面
側における配管等の自由度が大幅に向上する。しかも、
上記補剛リブが弾性変形量の少ないコンクリート造であ
るため、上下部フランジの変形が有効に拘束されるとと
もに、さらにその鉄筋が上部フランジの孔部を介してコ
ンクリートスラブ内に補強筋として埋設されているた
め、当該コンクリートスラブとの一体性が確保されて横
補剛性に優れる。
【0008】ところで、従来一般に、上記コンクリート
スラブを打設する際には、このコンクリートスラブの補
強筋として、鉄骨梁の上部フランジの上面に、別途スタ
ッドボルトやコ字状の補強筋等を溶接により立設する必
要がある。しかるに、上記鉄骨梁の補強構造によれば、
上部フランジの孔部からその上面に延出された補剛リブ
の鉄筋を、そのまま水平方向に屈曲させて上記コンクリ
ートスラブの補強筋として使用しているので、従来のよ
うに別途上部フランジの上面に上記補強筋等を立設する
必要がない。
スラブを打設する際には、このコンクリートスラブの補
強筋として、鉄骨梁の上部フランジの上面に、別途スタ
ッドボルトやコ字状の補強筋等を溶接により立設する必
要がある。しかるに、上記鉄骨梁の補強構造によれば、
上部フランジの孔部からその上面に延出された補剛リブ
の鉄筋を、そのまま水平方向に屈曲させて上記コンクリ
ートスラブの補強筋として使用しているので、従来のよ
うに別途上部フランジの上面に上記補強筋等を立設する
必要がない。
【0009】また、請求項2に記載の発明にあっては、
上記鉄筋の下端部を、鉄骨梁の下部フランジに一体に接
合しているので、鉄骨梁と補剛リブおよびコンクリート
スラブとの連結が一層強固なものとなり、さらに請求項
3に記載の発明によれば、上記補剛リブ自体の強度が一
段と高められる。
上記鉄筋の下端部を、鉄骨梁の下部フランジに一体に接
合しているので、鉄骨梁と補剛リブおよびコンクリート
スラブとの連結が一層強固なものとなり、さらに請求項
3に記載の発明によれば、上記補剛リブ自体の強度が一
段と高められる。
【0010】
【実施例】図1〜図4は、本発明に係る鉄骨梁の補強構
造の一実施例を示すもので、図中符号10、10が、互
いにスパンS1を隔て鉄骨柱11…間に架設された鉄骨
大梁(鉄骨梁)である。この鉄骨大梁10は、ウエブ1
2と、このウエブ12の上下端部に一体に形成された上
部フランジ13および下部フランジ14とからなるH形
鋼であり、これら鉄骨大梁10、10間には、さらに鉄
骨小梁15が架設されている。そして、上記鉄骨大梁1
0の長手方向スパン間の複数箇所(図では、2箇所)
に、この鉄骨大梁10の横座屈長さを短くするための補
剛リブ16…が設けられている。すなわち、図1および
図2に示すように、上記鉄骨大梁10の上部フランジ1
3の補剛リブ16を設けるべき箇所には、この上部フラ
ンジ13を上下方向に貫通する2つの孔部17、17が
長手方向に沿って穿設されており、各孔部17内に、鉄
筋18が挿通されている。
造の一実施例を示すもので、図中符号10、10が、互
いにスパンS1を隔て鉄骨柱11…間に架設された鉄骨
大梁(鉄骨梁)である。この鉄骨大梁10は、ウエブ1
2と、このウエブ12の上下端部に一体に形成された上
部フランジ13および下部フランジ14とからなるH形
鋼であり、これら鉄骨大梁10、10間には、さらに鉄
骨小梁15が架設されている。そして、上記鉄骨大梁1
0の長手方向スパン間の複数箇所(図では、2箇所)
に、この鉄骨大梁10の横座屈長さを短くするための補
剛リブ16…が設けられている。すなわち、図1および
図2に示すように、上記鉄骨大梁10の上部フランジ1
3の補剛リブ16を設けるべき箇所には、この上部フラ
ンジ13を上下方向に貫通する2つの孔部17、17が
長手方向に沿って穿設されており、各孔部17内に、鉄
筋18が挿通されている。
【0011】この鉄筋18は、上記ウエブ12に沿って
下部フランジ14まで延びる縦筋であって、その下端部
18aは、上記下部フランジ14に溶接により接合され
ている。他方、上記鉄筋18の孔部17から上方に延び
る上部18bは、上記上部フランジ13の上方において
水平方向に屈曲されている。そして、上記鉄筋18、1
8が位置する上下部フランジ13、14と上記ウエブ1
2との間に、現場打ちコンクリートが打設されることに
より、上記補剛リブ16が形成されている。そしてさら
に、鉄骨大梁10の上部フランジ13上面に、コンクリ
ートスラブ19が打設されることにより、上記孔部17
から延出した鉄筋18の上部18bは、当該コンクリー
トスラブ19内にその横筋として埋め込まれている。
下部フランジ14まで延びる縦筋であって、その下端部
18aは、上記下部フランジ14に溶接により接合され
ている。他方、上記鉄筋18の孔部17から上方に延び
る上部18bは、上記上部フランジ13の上方において
水平方向に屈曲されている。そして、上記鉄筋18、1
8が位置する上下部フランジ13、14と上記ウエブ1
2との間に、現場打ちコンクリートが打設されることに
より、上記補剛リブ16が形成されている。そしてさら
に、鉄骨大梁10の上部フランジ13上面に、コンクリ
ートスラブ19が打設されることにより、上記孔部17
から延出した鉄筋18の上部18bは、当該コンクリー
トスラブ19内にその横筋として埋め込まれている。
【0012】このような構成からなる鉄骨梁の補強構造
によれば、鉄骨大梁10の上下部フランジ13、14と
ウエブ12との間に、現場打ちコンクリートを打設する
ことによって横補剛となる補剛リブ16を形成している
ので、図3および図4に示すように、この補剛リブ16
が鉄骨大梁10の上下フランジ13、14間から外方に
突出することがない。この結果、天井裏の空間となる上
記鉄骨大梁10の下面側において、上記鉄骨大梁10と
小梁15との間の空間を遮るものがないため、各種の配
管や通風ダクト等を計画する際に、その自由度を大幅に
向上させることができる。また、上記補剛リブ16によ
って上下部フランジ13、14の変形を有効に拘束する
ことができるうえ、さらに鉄筋18の下端部18aが下
部フランジ14に溶接され、かつその上部18bが上部
フランジ13の孔部17を介してコンクリートスラブ1
9に埋設されているため、上記鉄骨大梁10と補剛リブ
16およびコンクリートスラブ19との強固な一体性を
確保することができ、よって横補剛性に優れた補強構造
が得られる。
によれば、鉄骨大梁10の上下部フランジ13、14と
ウエブ12との間に、現場打ちコンクリートを打設する
ことによって横補剛となる補剛リブ16を形成している
ので、図3および図4に示すように、この補剛リブ16
が鉄骨大梁10の上下フランジ13、14間から外方に
突出することがない。この結果、天井裏の空間となる上
記鉄骨大梁10の下面側において、上記鉄骨大梁10と
小梁15との間の空間を遮るものがないため、各種の配
管や通風ダクト等を計画する際に、その自由度を大幅に
向上させることができる。また、上記補剛リブ16によ
って上下部フランジ13、14の変形を有効に拘束する
ことができるうえ、さらに鉄筋18の下端部18aが下
部フランジ14に溶接され、かつその上部18bが上部
フランジ13の孔部17を介してコンクリートスラブ1
9に埋設されているため、上記鉄骨大梁10と補剛リブ
16およびコンクリートスラブ19との強固な一体性を
確保することができ、よって横補剛性に優れた補強構造
が得られる。
【0013】しかも、上部フランジ13の孔部17から
その上面に延出された補剛リブ16の鉄筋18の上部1
8bを、そのまま水平方向に屈曲させて上記コンクリー
トスラブ19の補強筋として使用しているので、従来の
ように別途上部フランジの上面に補強筋等を立設する必
要がなく、よって上記コンクリートスラブ19の打設作
業の簡易化も併せて図ることができる。
その上面に延出された補剛リブ16の鉄筋18の上部1
8bを、そのまま水平方向に屈曲させて上記コンクリー
トスラブ19の補強筋として使用しているので、従来の
ように別途上部フランジの上面に補強筋等を立設する必
要がなく、よって上記コンクリートスラブ19の打設作
業の簡易化も併せて図ることができる。
【0014】図5は、本発明に係る鉄骨梁の補強構造の
他の実施例を示すもので、図1〜図4に示したものと同
一構成部分には同一符号を付して、その説明を省略す
る。図5において、この例の鉄骨梁の補強構造にあって
は、上記補剛リブ16内に、上記鉄筋18と交差する方
向に延びる横筋20が上下方向に向けて3条配筋されて
いる。したがって、この例の鉄骨梁の補強構造によれ
ば、上記横筋20…によって補剛リブ16自体の強度を
一段と高めることができる。
他の実施例を示すもので、図1〜図4に示したものと同
一構成部分には同一符号を付して、その説明を省略す
る。図5において、この例の鉄骨梁の補強構造にあって
は、上記補剛リブ16内に、上記鉄筋18と交差する方
向に延びる横筋20が上下方向に向けて3条配筋されて
いる。したがって、この例の鉄骨梁の補強構造によれ
ば、上記横筋20…によって補剛リブ16自体の強度を
一段と高めることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明にあっては、鉄骨梁の上下部フランジとウエブとの
間に、現場打ちコンクリートを打設することによって横
補剛となる補剛リブを形成しているので、この補剛リブ
が鉄骨梁の上下フランジ間から外方に突出することがな
く、よって、天井裏の空間となる上記鉄骨梁の下面側に
おいて、配管や通風ダクト等の配置の自由度を大幅に向
上させることができるとともに、上記補剛リブによって
上下部フランジの変形を有効に拘束することができ、さ
らに上記鉄骨梁と補剛リブおよびコンクリートスラブと
の強固な一体性を確保することができるため優れた横補
剛性を得ることができ、加えて鉄筋の上部を、そのまま
水平方向に屈曲させて上記コンクリートスラブの補強筋
として使用しているので、上記コンクリートスラブの打
設作業の簡易化をも併せて図ることが可能となる。
発明にあっては、鉄骨梁の上下部フランジとウエブとの
間に、現場打ちコンクリートを打設することによって横
補剛となる補剛リブを形成しているので、この補剛リブ
が鉄骨梁の上下フランジ間から外方に突出することがな
く、よって、天井裏の空間となる上記鉄骨梁の下面側に
おいて、配管や通風ダクト等の配置の自由度を大幅に向
上させることができるとともに、上記補剛リブによって
上下部フランジの変形を有効に拘束することができ、さ
らに上記鉄骨梁と補剛リブおよびコンクリートスラブと
の強固な一体性を確保することができるため優れた横補
剛性を得ることができ、加えて鉄筋の上部を、そのまま
水平方向に屈曲させて上記コンクリートスラブの補強筋
として使用しているので、上記コンクリートスラブの打
設作業の簡易化をも併せて図ることが可能となる。
【0016】さらに、請求項2に記載の発明によれば、
鉄骨梁と補剛リブおよびコンクリートスラブとの連結を
一層強固なものとすることができ、また請求項3に記載
の発明によれば、鉄筋に沿って配筋した上記横筋によっ
て、補剛リブ自体の強度を一段と高めることができる。
鉄骨梁と補剛リブおよびコンクリートスラブとの連結を
一層強固なものとすることができ、また請求項3に記載
の発明によれば、鉄筋に沿って配筋した上記横筋によっ
て、補剛リブ自体の強度を一段と高めることができる。
【図1】本発明の鉄骨梁の補強構造の一実施例における
鉄骨梁を示す斜視図である。
鉄骨梁を示す斜視図である。
【図2】図1の全体を示す縦断面図である。
【図3】図1の補剛リブの配置を示す平面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】本発明の鉄骨梁の補強構造の他の実施例を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図6】従来の鉄骨梁の補強構造を示す平面図である。
【図7】図6の正面図である。
【符号の説明】 10 鉄骨大梁(鉄骨梁) 12 ウエブ 13 上部フランジ 14 下部フランジ 16 補剛リブ 17 孔部 18 鉄筋 18a 鉄筋の下端部 18b 鉄筋の上部 19 コンクリートスラブ 20 横筋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 徹 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 ウエブの両端部に上下部フランジを有す
る鉄骨梁の補強構造であって、上記上部フランジの長手
方向の一箇所以上に、上下方向に貫通する孔部を穿設
し、この孔部内に上記ウエブに沿って下端部が上記下部
フランジまで延びる鉄筋を挿通するとともに、上記鉄筋
の上部を上記上部フランジの上方において水平方向に配
筋し、上記鉄筋の周囲の上記上下部フランジと上記ウエ
ブとの間に現場打ちコンクリートを打設することにより
上記鉄骨梁の補剛リブを形成するとともに、上記上部フ
ランジから延出した鉄筋の上部を、コンクリートスラブ
の横筋として埋め込んだことを特徴とする鉄骨梁の補強
構造。 - 【請求項2】 上記鉄筋の下端部を、上記下部フランジ
に一体的に接合したことを特徴とする請求項1に記載の
鉄骨梁の補強構造。 - 【請求項3】 上記補剛リブ内に、上記鉄筋と交差する
方向に延びる横筋を配筋したことを特徴とする請求項1
または2に記載の鉄骨梁の補強構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20297094A JPH0849350A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 鉄骨梁の補強構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20297094A JPH0849350A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 鉄骨梁の補強構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0849350A true JPH0849350A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16466183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20297094A Pending JPH0849350A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 鉄骨梁の補強構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0849350A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103216043A (zh) * | 2013-04-25 | 2013-07-24 | 云南建工第五建设有限公司 | 组装式钢筋定位器 |
| JP2014031613A (ja) * | 2012-08-01 | 2014-02-20 | Taisei Corp | 複合構造梁 |
-
1994
- 1994-08-05 JP JP20297094A patent/JPH0849350A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014031613A (ja) * | 2012-08-01 | 2014-02-20 | Taisei Corp | 複合構造梁 |
| CN103216043A (zh) * | 2013-04-25 | 2013-07-24 | 云南建工第五建设有限公司 | 组装式钢筋定位器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3272530B2 (ja) | 鉄筋コンクリート有孔梁用の貫通孔上下部補強金物 | |
| JP4344488B2 (ja) | 上下部複合部材の剛結構造 | |
| JP4340947B2 (ja) | 合成梁構造 | |
| JPH0849350A (ja) | 鉄骨梁の補強構造 | |
| JPH0441829A (ja) | 柱梁の仕口とその施工方法 | |
| JPH11280178A (ja) | 壁梁用の補強筋構造及び壁梁構造及び建物の耐力壁構造 | |
| JP2001303706A (ja) | 合成梁構造 | |
| JP7671612B2 (ja) | 扁平梁支持構造 | |
| JP3154031B2 (ja) | プレキャストコンクリート小梁 | |
| JP2757080B2 (ja) | 長スパンプレキャストコンクリート梁 | |
| JP7783446B1 (ja) | 接合構造 | |
| JP3284391B2 (ja) | 鉄筋コンクリート架構およびその施工方法 | |
| JP4072274B2 (ja) | 建物ユニット | |
| JP4695790B2 (ja) | 柱梁接合構造 | |
| JPH0788686B2 (ja) | 先組十字型梁工法 | |
| JP4003444B2 (ja) | 支保工法 | |
| JPH05133032A (ja) | 床の梁構造 | |
| JP2763308B2 (ja) | 鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚 | |
| JPH09279859A (ja) | 既存建物と増築建物との連結構造 | |
| JP3514815B2 (ja) | 建物の梁鉄骨と壁主筋の取り合い構造 | |
| JP3323902B2 (ja) | 柱・梁の接合部構造 | |
| JP2718744B2 (ja) | 鉄筋コンクリート造耐震壁と鉄骨梁とからなる建築構造 | |
| JPH0738485Y2 (ja) | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接合部構造 | |
| JPS60419Y2 (ja) | 床板 | |
| JPH08199722A (ja) | Rc床スラブの補強構造 |