JPH084936B2 - 溶接電極ワイヤの送給速度制御装置 - Google Patents
溶接電極ワイヤの送給速度制御装置Info
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- JPH084936B2 JPH084936B2 JP59262507A JP26250784A JPH084936B2 JP H084936 B2 JPH084936 B2 JP H084936B2 JP 59262507 A JP59262507 A JP 59262507A JP 26250784 A JP26250784 A JP 26250784A JP H084936 B2 JPH084936 B2 JP H084936B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、消耗性の溶接電極ワイヤを所定の速度で送
給するための制御装置の改良に関するものであり、特に
回転速度に比例する信号として電機子電圧を検出し基準
値と比較して差信号が零となるように電機子に対する供
給電力を制御するものにおいて、電機子における内部抵
抗のための電圧降下を補償する方式の制御装置の改良に
関するものである。
給するための制御装置の改良に関するものであり、特に
回転速度に比例する信号として電機子電圧を検出し基準
値と比較して差信号が零となるように電機子に対する供
給電力を制御するものにおいて、電機子における内部抵
抗のための電圧降下を補償する方式の制御装置の改良に
関するものである。
[従来の技術] 直流分巻電動機を用いて溶接電極ワイヤを定速送給す
るための制御装置においては、送給速度を検出する手段
として電動機の電機子電圧が回転速度に略比例すること
から、電機子電圧を検出し、これと基準値との差により
電機子に対する供給電圧を決定する方式が採用されてい
る。しかし電機子電圧には回転速度に比例する電機子反
作用に基づく電圧の他に電機子に対する配線ケーブルや
電機子の内部抵抗による抵抗降下も含まれており、電動
機の負荷状態や設定速度が変化すると流れる電流が変化
するためにこの抵抗降下が変化し、真の回転速度に比例
した電圧が得られない。したがって負荷の変動が大きく
また設定速度の大幅な調整が要求される溶接電極ワイヤ
の送給速度の制御装置としては、この電機子抵抗等によ
る電圧降下分を補償して真の回転速度に比例した信号を
得ることが必要であり、従来から電機子電流を検出し、
この検出値を電機子電圧から差引いて回転速度比例信号
として用いる装置が提案されている。(例えば特開昭49
−23151号) 第5図はこれらの従来装置の例を示す接続図であり、
1は速度設定器であり調整可能なワイヤ送給速度設定の
ための電圧信号erを出力する。2は比較器であり速度設
定信号erと後述する速度フィードバック信号efとの差を
算出する。3は増幅器であり比較器2の出力を増幅して
ワイヤ送給用電動機の電機子4に供給する。電機子4に
は電機子電流を電圧信号として検出するための半固定抵
抗器5が直列に接続されており、この半固定抵抗器5の
端子電圧が別の増幅器6にて増幅されて電機子電流に比
例した電圧信号eiとなる。ここで、半固定抵抗器5と増
幅器6とによって電機子電流検出回路が構成されてい
る。この電機子電流検出回路の出力eiは別の比較器7に
供給されて電機子4の端子電圧eaとの差が算出されて速
度フィードバック信号ef=ea−eiが得られる。また8は
電機子4にて駆動されるワイヤ送給用ロールであり、ワ
イヤ9を被溶接物10に向って送給する。なお電動機の界
磁回路は図示を省略してある。
るための制御装置においては、送給速度を検出する手段
として電動機の電機子電圧が回転速度に略比例すること
から、電機子電圧を検出し、これと基準値との差により
電機子に対する供給電圧を決定する方式が採用されてい
る。しかし電機子電圧には回転速度に比例する電機子反
作用に基づく電圧の他に電機子に対する配線ケーブルや
電機子の内部抵抗による抵抗降下も含まれており、電動
機の負荷状態や設定速度が変化すると流れる電流が変化
するためにこの抵抗降下が変化し、真の回転速度に比例
した電圧が得られない。したがって負荷の変動が大きく
また設定速度の大幅な調整が要求される溶接電極ワイヤ
の送給速度の制御装置としては、この電機子抵抗等によ
る電圧降下分を補償して真の回転速度に比例した信号を
得ることが必要であり、従来から電機子電流を検出し、
この検出値を電機子電圧から差引いて回転速度比例信号
として用いる装置が提案されている。(例えば特開昭49
−23151号) 第5図はこれらの従来装置の例を示す接続図であり、
1は速度設定器であり調整可能なワイヤ送給速度設定の
ための電圧信号erを出力する。2は比較器であり速度設
定信号erと後述する速度フィードバック信号efとの差を
算出する。3は増幅器であり比較器2の出力を増幅して
ワイヤ送給用電動機の電機子4に供給する。電機子4に
は電機子電流を電圧信号として検出するための半固定抵
抗器5が直列に接続されており、この半固定抵抗器5の
端子電圧が別の増幅器6にて増幅されて電機子電流に比
例した電圧信号eiとなる。ここで、半固定抵抗器5と増
幅器6とによって電機子電流検出回路が構成されてい
る。この電機子電流検出回路の出力eiは別の比較器7に
供給されて電機子4の端子電圧eaとの差が算出されて速
度フィードバック信号ef=ea−eiが得られる。また8は
電機子4にて駆動されるワイヤ送給用ロールであり、ワ
イヤ9を被溶接物10に向って送給する。なお電動機の界
磁回路は図示を省略してある。
同図の装置において、電機子4の回路の内部抵抗値を
ra,半固定抵抗器5の抵抗値をre,電機子反作用による誘
起電圧をVa,電機子電流をiとすると、電機子4の端子
電圧eaは ea=Va+i(ra+re) である。ここで、 半固定抵抗器5の端子電圧eiは(i・re)であるから増
幅器6の増幅率をAとするとその出力 eiはei=A・i・re となるので、比較器7の出力efは ef=ea−ei =ea−A・i・re =Va+i(ra+re)−A・i・re となる。したがって可変抵抗器5を調整して となるように設定すると、ef=Vaとなって真の電機子電
圧がフィードバック信号として得られる。この結果電機
子は正しく設定値に対応した速度で回転することにな
る。
ra,半固定抵抗器5の抵抗値をre,電機子反作用による誘
起電圧をVa,電機子電流をiとすると、電機子4の端子
電圧eaは ea=Va+i(ra+re) である。ここで、 半固定抵抗器5の端子電圧eiは(i・re)であるから増
幅器6の増幅率をAとするとその出力 eiはei=A・i・re となるので、比較器7の出力efは ef=ea−ei =ea−A・i・re =Va+i(ra+re)−A・i・re となる。したがって可変抵抗器5を調整して となるように設定すると、ef=Vaとなって真の電機子電
圧がフィードバック信号として得られる。この結果電機
子は正しく設定値に対応した速度で回転することにな
る。
[発明が解決しようとする課題] ところで上記(1)式を満足する値の抵抗値reになる
ように半固定抵抗器5を設定するためには、実際に電動
機を回転させてある特定の速度設定のときに送給負荷を
種々変化させて、その都度ワイヤ送給速度を測定し、す
べての負荷状態において速度が一定となるように半固定
抵抗器5を試行錯誤的に定めることが必要である。この
ために正確な設定状態を得るまでには極めて多くの手数
がかかるものであった。さらにこのように多くの手間を
かけて調整した後において、例えば電機子に対する配線
の長さや太さが変更されると、この配線中の抵抗が電機
子の内部抵抗に加算されるから、折角の上記調整も全く
無意味となり、再度複雑な調整をくりかえすことが必要
であった。
ように半固定抵抗器5を設定するためには、実際に電動
機を回転させてある特定の速度設定のときに送給負荷を
種々変化させて、その都度ワイヤ送給速度を測定し、す
べての負荷状態において速度が一定となるように半固定
抵抗器5を試行錯誤的に定めることが必要である。この
ために正確な設定状態を得るまでには極めて多くの手数
がかかるものであった。さらにこのように多くの手間を
かけて調整した後において、例えば電機子に対する配線
の長さや太さが変更されると、この配線中の抵抗が電機
子の内部抵抗に加算されるから、折角の上記調整も全く
無意味となり、再度複雑な調整をくりかえすことが必要
であった。
本発明は、上記従来装置の欠点を解消し、調整が容易
であり、かつ溶接現場のような測定器具の乏しい場所に
おいても正確な設定が可能であり、さらにこれらの設定
の自動化も可能にしたものである。
であり、かつ溶接現場のような測定器具の乏しい場所に
おいても正確な設定が可能であり、さらにこれらの設定
の自動化も可能にしたものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は調整時にフィードバック制御に代えて電機子
に適当な電圧を供給し、かつ電機子を停止状態として電
機子電圧の検出値と電機子電流に比例した電圧信号とが
等しくなるように電機子電圧検出回路または電機子電流
検出回路のゲインを調整するようにして上記調整を一回
でかつ簡単な電圧形(例えばテスター)程度の測定器の
みで実施することができるようにしたものであり、また
電機子電圧の検出値と電機子電流に比例した電圧との差
の信号の符号によってアップダウンカウンタを駆動し、
そのアップダウンカウンタの出力によって電機子電流検
出回路のゲインを切換えるための複数の抵抗器を切替え
ることによって自動調整を可能としたものである。
に適当な電圧を供給し、かつ電機子を停止状態として電
機子電圧の検出値と電機子電流に比例した電圧信号とが
等しくなるように電機子電圧検出回路または電機子電流
検出回路のゲインを調整するようにして上記調整を一回
でかつ簡単な電圧形(例えばテスター)程度の測定器の
みで実施することができるようにしたものであり、また
電機子電圧の検出値と電機子電流に比例した電圧との差
の信号の符号によってアップダウンカウンタを駆動し、
そのアップダウンカウンタの出力によって電機子電流検
出回路のゲインを切換えるための複数の抵抗器を切替え
ることによって自動調整を可能としたものである。
[実施例] 第1図に本発明の実施例を示す。同図において1〜10
は第5図に示した従来装置におけるものと同様の機能を
有するものを示す。11は切替スイッチである電機子4に
供給する電力を調整時(a)と実際使用時(b)とに切
替えるものである。12は直流電源であり、直列接続され
た抵抗器13によって電機子4が回転しない程度の小電流
を供給する。同図の装置において、電機子電流を補償す
るための半固定抵抗器5の調整を行うためには切替スイ
ッチ11を(a)側にセットする。この状態では電機子4
に対するフィードバック制御は中断され増幅器3の出力
は電機子4には供給されず、直流電源12の出力が電機子
4に供給される。このとき抵抗器13を調整して電機子4
に流れる電流を制限し、電機子4が回転しない程度の小
電流とする。電機子電圧eaは前述の通り ea=Va+i(ra+re) であり、かつ電機子は停止しているから電機子反作用に
よる誘起電圧Vaは零である。したがって ea=i(ra+re) となる。この結果比較器7の出力は ef=ea−A・ei=i・ra+(1−A)・i・re となる。それ故、図のP点に電圧計を接続してef=0と
なるように半固定抵抗器5を調整するとそのときの抵抗
値reは となっており、前述の(1)式に一致することになる。
は第5図に示した従来装置におけるものと同様の機能を
有するものを示す。11は切替スイッチである電機子4に
供給する電力を調整時(a)と実際使用時(b)とに切
替えるものである。12は直流電源であり、直列接続され
た抵抗器13によって電機子4が回転しない程度の小電流
を供給する。同図の装置において、電機子電流を補償す
るための半固定抵抗器5の調整を行うためには切替スイ
ッチ11を(a)側にセットする。この状態では電機子4
に対するフィードバック制御は中断され増幅器3の出力
は電機子4には供給されず、直流電源12の出力が電機子
4に供給される。このとき抵抗器13を調整して電機子4
に流れる電流を制限し、電機子4が回転しない程度の小
電流とする。電機子電圧eaは前述の通り ea=Va+i(ra+re) であり、かつ電機子は停止しているから電機子反作用に
よる誘起電圧Vaは零である。したがって ea=i(ra+re) となる。この結果比較器7の出力は ef=ea−A・ei=i・ra+(1−A)・i・re となる。それ故、図のP点に電圧計を接続してef=0と
なるように半固定抵抗器5を調整するとそのときの抵抗
値reは となっており、前述の(1)式に一致することになる。
このようにして半固定抵抗器5を調整した後に切替ス
イッチ11を(b)側にセットすると電機子4に対するフ
ィードバック制御回路が構成されて電機子4は電機子電
流による電圧降下が正確に補償されて正しく速度設定器
1の設定値に対応した速度で回転することになる。
イッチ11を(b)側にセットすると電機子4に対するフ
ィードバック制御回路が構成されて電機子4は電機子電
流による電圧降下が正確に補償されて正しく速度設定器
1の設定値に対応した速度で回転することになる。
なお上記説明から判るように半固定抵抗器5の調整時
には電機子反作用による電圧Vaが零であればよいので、
電機子4が回転しないように機械的に拘束しておけば調
整時に直流電源12から供給する電流を大きくしてもよ
い。また電機子電流に対応する電圧信号の調整のための
手段としては第1図のように直列に接続した抵抗器5の
抵抗値reを調整する以外に抵抗値は固定とし、この抵抗
器5の端子電圧を増幅する増幅器6の増幅率Aを調整す
る方法によってもよく、また抵抗器5の抵抗値reおよび
増幅器6の増幅率Aをともに固定して、電機子端子電圧
を増幅器を介して比較器7に供給し、この増幅器の増幅
率を調整するようにしてもよい。
には電機子反作用による電圧Vaが零であればよいので、
電機子4が回転しないように機械的に拘束しておけば調
整時に直流電源12から供給する電流を大きくしてもよ
い。また電機子電流に対応する電圧信号の調整のための
手段としては第1図のように直列に接続した抵抗器5の
抵抗値reを調整する以外に抵抗値は固定とし、この抵抗
器5の端子電圧を増幅する増幅器6の増幅率Aを調整す
る方法によってもよく、また抵抗器5の抵抗値reおよび
増幅器6の増幅率Aをともに固定して、電機子端子電圧
を増幅器を介して比較器7に供給し、この増幅器の増幅
率を調整するようにしてもよい。
第2図は別の実施例を示す接続図であり、第1図に示
した実施例と異なり切替スイッチ11は比較器2に対する
フィードバック信号を切替えるよにし、第1図の実施例
で用いた直流電源12と抵抗器13とを取り除き、調整時に
は切替スイッチ11によって半固定抵抗器5の端子電圧の
みを比較器2に供給する。同図の実施例において切替ス
イッチを(a)側にセットした調整時について説明す
る。速度設定器1を調整して電機子4が回転しない程度
の低い値に設定するかまたは電機子4を機械的に固定し
ておいて適当な小電流を流すように設定するとこの設定
値に対して半固定抵抗器5の端子電圧i・re、即ち電機
子電流に比例した電圧が比較器2にフィードバックされ
ることになる。この結果設定器1は電機子電流設定器と
して作用するので電機子4が回転しない程度の電流を流
すこは容易にできる。この電機子4が回転しない電流を
流している間において、半固定抵抗器5の端子電圧i・
reまたは増幅器6にも供給される。増幅器6はゲイン調
整器14を有しその増幅率Aを変えられるものを使用す
る。この増幅器6の出力ei=A・i・reと電機子4の端
子電圧eaとは比較器7に入力され差が演算される。前述
のように ea=Va+i(ra+re) およびei=A・i・re であり、かつ電機子4が停止しているからVa=0である
ので ea=i(ra+re) となり比較器7の出力は ea−ei=i・ra+(1−A)・i・re となる。したがってP点に電圧形を接続して指示が零と
なるように増幅器6のゲイン調整器14を調整すれば i・ra+(1−A)・i・re=0 となっており、切替スイッチ11を(b)側にセットした
ときにはフィードバック信号efは ef=ea−A・i・re =Va+i(ra+re)−A・i・re =Va となって正しく電機子反作用にのみ基因する電圧が得ら
れることになる。
した実施例と異なり切替スイッチ11は比較器2に対する
フィードバック信号を切替えるよにし、第1図の実施例
で用いた直流電源12と抵抗器13とを取り除き、調整時に
は切替スイッチ11によって半固定抵抗器5の端子電圧の
みを比較器2に供給する。同図の実施例において切替ス
イッチを(a)側にセットした調整時について説明す
る。速度設定器1を調整して電機子4が回転しない程度
の低い値に設定するかまたは電機子4を機械的に固定し
ておいて適当な小電流を流すように設定するとこの設定
値に対して半固定抵抗器5の端子電圧i・re、即ち電機
子電流に比例した電圧が比較器2にフィードバックされ
ることになる。この結果設定器1は電機子電流設定器と
して作用するので電機子4が回転しない程度の電流を流
すこは容易にできる。この電機子4が回転しない電流を
流している間において、半固定抵抗器5の端子電圧i・
reまたは増幅器6にも供給される。増幅器6はゲイン調
整器14を有しその増幅率Aを変えられるものを使用す
る。この増幅器6の出力ei=A・i・reと電機子4の端
子電圧eaとは比較器7に入力され差が演算される。前述
のように ea=Va+i(ra+re) およびei=A・i・re であり、かつ電機子4が停止しているからVa=0である
ので ea=i(ra+re) となり比較器7の出力は ea−ei=i・ra+(1−A)・i・re となる。したがってP点に電圧形を接続して指示が零と
なるように増幅器6のゲイン調整器14を調整すれば i・ra+(1−A)・i・re=0 となっており、切替スイッチ11を(b)側にセットした
ときにはフィードバック信号efは ef=ea−A・i・re =Va+i(ra+re)−A・i・re =Va となって正しく電機子反作用にのみ基因する電圧が得ら
れることになる。
上記2つの実施例は調整を手段により行うものである
が、スイッチ11を(a)側にした調整時に上記各実施例
のP点の電圧の極性により増幅器6のゲインを自動的に
増減させるようにすればこれらの調整を自動化すること
ができる。第3図は第1図の実施例における調整を自動
化したものであり、同図において1〜13は第1図と同機
能のものを示す。また15は入力電圧の正,負,零を判別
する極性判別器、16および17は切替スイッチ11と連動す
る切替スイッチ、18はパルス発振器、19はアップダウン
カウンタであり、CON端子入力の極性に応じてCL端子へ
のパルス発振器18のパルスに同期してアップカウントあ
るいはダウンカウントするn桁のカウンタであり、出力
信号によってアナロゲスイッチS1ないしSnをそれぞれ開
閉制御するように接続されている。R1ないしRnは増幅器
6のゲイン調整端子にアナログスイッチS1ないしSnを介
して接続された抵抗器である。同図の実施例において切
替スイッチ11,16,17をすべて(a)側にセットすると電
機子4には第1図の実施例と同様に直流電源12から抵抗
器13によって電機子4が回転しない程度の小さな電流あ
るいは電機子4を機械的に固定しておいて適当な電流が
供給される。この電流は半固定器5によって電圧信号に
変換されて検出されて増幅器6を介して増幅されて電圧
信号eiとなり比較器7にて電機子端子電圧と比較され
る。この比較器7の出力は判別回路15にて正,負が判別
されてアップダウンカウンタ19をアップカウントまたは
ダウンカウントに設定する。一方アップダウンカウンタ
19にはパルス発振器18からのパルスが切替スイッチ17を
介して供給されているのでアップダウンカウンタ19はこ
のパルス発振器18のパルス毎にアップカウントまたはダ
ウンカウントし、アナログスイッチS1ないしSnはこのカ
ウント出力に応じて開閉し、増幅器6に対するゲイン調
整抵抗器R1ないしRnを切り替える。この結果増幅器6の
増幅率が次第に変化し比較器7の入力eiが変化すること
になる。増幅器6の増幅率が変化した結果、比較器7の
出力が零になると判別回路15は零出力となり、アップダ
ウンカウンタ19はカウントを停止し調整は完了する。こ
の調整に要する時間はパルス発振器18の発振周波数によ
って定まる。しかしアップダウンカウンタ19の計数速度
および増幅器6の応答速度は極めて速いので、パルス発
振器18の発振周波数は数百ヘルツ以上に設定が可能であ
る。したがってこの調整に要する時間は極く短時間で完
了することになる。それ故、電源投入時に短時間切替ス
イッチ11,16,17を(a)側に保った後に(b)側に切替
わるように切替スイッチ11,16,17を電源投入時に動作す
るタイマの接点とすれば、完全に自動調整が行なわれる
ことになる。
が、スイッチ11を(a)側にした調整時に上記各実施例
のP点の電圧の極性により増幅器6のゲインを自動的に
増減させるようにすればこれらの調整を自動化すること
ができる。第3図は第1図の実施例における調整を自動
化したものであり、同図において1〜13は第1図と同機
能のものを示す。また15は入力電圧の正,負,零を判別
する極性判別器、16および17は切替スイッチ11と連動す
る切替スイッチ、18はパルス発振器、19はアップダウン
カウンタであり、CON端子入力の極性に応じてCL端子へ
のパルス発振器18のパルスに同期してアップカウントあ
るいはダウンカウントするn桁のカウンタであり、出力
信号によってアナロゲスイッチS1ないしSnをそれぞれ開
閉制御するように接続されている。R1ないしRnは増幅器
6のゲイン調整端子にアナログスイッチS1ないしSnを介
して接続された抵抗器である。同図の実施例において切
替スイッチ11,16,17をすべて(a)側にセットすると電
機子4には第1図の実施例と同様に直流電源12から抵抗
器13によって電機子4が回転しない程度の小さな電流あ
るいは電機子4を機械的に固定しておいて適当な電流が
供給される。この電流は半固定器5によって電圧信号に
変換されて検出されて増幅器6を介して増幅されて電圧
信号eiとなり比較器7にて電機子端子電圧と比較され
る。この比較器7の出力は判別回路15にて正,負が判別
されてアップダウンカウンタ19をアップカウントまたは
ダウンカウントに設定する。一方アップダウンカウンタ
19にはパルス発振器18からのパルスが切替スイッチ17を
介して供給されているのでアップダウンカウンタ19はこ
のパルス発振器18のパルス毎にアップカウントまたはダ
ウンカウントし、アナログスイッチS1ないしSnはこのカ
ウント出力に応じて開閉し、増幅器6に対するゲイン調
整抵抗器R1ないしRnを切り替える。この結果増幅器6の
増幅率が次第に変化し比較器7の入力eiが変化すること
になる。増幅器6の増幅率が変化した結果、比較器7の
出力が零になると判別回路15は零出力となり、アップダ
ウンカウンタ19はカウントを停止し調整は完了する。こ
の調整に要する時間はパルス発振器18の発振周波数によ
って定まる。しかしアップダウンカウンタ19の計数速度
および増幅器6の応答速度は極めて速いので、パルス発
振器18の発振周波数は数百ヘルツ以上に設定が可能であ
る。したがってこの調整に要する時間は極く短時間で完
了することになる。それ故、電源投入時に短時間切替ス
イッチ11,16,17を(a)側に保った後に(b)側に切替
わるように切替スイッチ11,16,17を電源投入時に動作す
るタイマの接点とすれば、完全に自動調整が行なわれる
ことになる。
第4図は第3図のアップダウンカウンタを用いる方式
を第2図の実施例に適用したものであり、完全自動化の
ために調整時に供給する基準信号(電機子4が回転しな
い程度の小さな電流を供給するための信号)の供給源と
して設定器1′を設けて切替スイッチ11,16,17と連動す
るスイッチ20にて切替えるようにしたものであり、具体
的な動作は第2図および第3図から容易に理解できるの
で詳細は省略する。
を第2図の実施例に適用したものであり、完全自動化の
ために調整時に供給する基準信号(電機子4が回転しな
い程度の小さな電流を供給するための信号)の供給源と
して設定器1′を設けて切替スイッチ11,16,17と連動す
るスイッチ20にて切替えるようにしたものであり、具体
的な動作は第2図および第3図から容易に理解できるの
で詳細は省略する。
[発明の効果] 以上のように本発明は、電機子を停止状態としてその
ときのフィードバック信号を零とするように調整するの
で、一回の調整であらゆる負荷状態や速度設定に対して
正確な速度制御が得らるために、調整作業が極めて簡単
となる。また調整の自動化も可能であるので、機器の設
置現場においても随時調整を行うことができる。このこ
とは制御装置から電動機に至るケーブルの長さの変更が
自由に行い得ることを意味する。特に電源投入時あるい
はリセットボタンなどにより極く短時間のタイマにより
自動調整するように構成した特許請求の範囲第2項(図
3および図4)の発明においては、調整動作は表面上ほ
とんどかくれた存在となるので作業者はこれらの調整に
関して全く知識がなくても自由にケーブルの変更を行う
ことが可能となるものである。
ときのフィードバック信号を零とするように調整するの
で、一回の調整であらゆる負荷状態や速度設定に対して
正確な速度制御が得らるために、調整作業が極めて簡単
となる。また調整の自動化も可能であるので、機器の設
置現場においても随時調整を行うことができる。このこ
とは制御装置から電動機に至るケーブルの長さの変更が
自由に行い得ることを意味する。特に電源投入時あるい
はリセットボタンなどにより極く短時間のタイマにより
自動調整するように構成した特許請求の範囲第2項(図
3および図4)の発明においては、調整動作は表面上ほ
とんどかくれた存在となるので作業者はこれらの調整に
関して全く知識がなくても自由にケーブルの変更を行う
ことが可能となるものである。
第1図ないし第4図は本発明の実施例を示す接続図,第
5図は従来装置の例を示す接続図である。 1……速度設定器、2,7……比較器、3,6……増幅器 4……電機子、5……半固定抵抗器,9……電極ワイヤ 11,16,17,20……切替スイッチ 12……直流電源、15……判別回路 18……パルス発振器、19……アップダウンカウンタ 14,R1ないしRn……ゲイン調整用抵抗器
5図は従来装置の例を示す接続図である。 1……速度設定器、2,7……比較器、3,6……増幅器 4……電機子、5……半固定抵抗器,9……電極ワイヤ 11,16,17,20……切替スイッチ 12……直流電源、15……判別回路 18……パルス発振器、19……アップダウンカウンタ 14,R1ないしRn……ゲイン調整用抵抗器
Claims (2)
- 【請求項1】送給速度設定器の出力電圧erに対して電機
子電圧検出回路の出力電圧eaと電機子電流検出回路の出
力電圧eiとの差(ea−ei)をフィードバックして差信号
{er−(ea−ei)}により電機子に対する供給電圧を決
定して定速度制御を行う溶接電極ワイヤの送給速度制御
装置において、前記フィードバック制御に代えて電機子
の端子に任意の電圧を供給する切替回路と、前記切替回
路によって前記電機子がフィードバック制御されていな
い期間に前記電機子が停止状態において前記各検出回路
の出力の差(ea−ei)が零になる値に前記電機子電圧検
出回路の出力電圧eaに対する前記電機子電流検出回路の
出力電圧eiの比率を調整する調整回路とを具備した溶接
電極ワイヤの送給速度制御装置。 - 【請求項2】前記調整回路は、アップダウンカウンタ
と、前記アップダウンカウンタの出力により前記電機子
電流検出回路のゲインを切替えるゲイン調整回路と、前
記アップダウンカウンタを前記切替回路によってフィー
ドバック制御が中断されている間に前記各検出回路の出
力電圧の差(ea−ei)の符号に応じてアップあるいはダ
ウンカウント方向に駆動する駆動回路とを具備した特許
請求の範囲第1項に記載の溶接電極ワイヤの送給速度制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59262507A JPH084936B2 (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | 溶接電極ワイヤの送給速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59262507A JPH084936B2 (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | 溶接電極ワイヤの送給速度制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61140375A JPS61140375A (ja) | 1986-06-27 |
| JPH084936B2 true JPH084936B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=17376760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59262507A Expired - Lifetime JPH084936B2 (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | 溶接電極ワイヤの送給速度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084936B2 (ja) |
-
1984
- 1984-12-11 JP JP59262507A patent/JPH084936B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61140375A (ja) | 1986-06-27 |
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