JPH0849939A - 蓄熱式空調システム - Google Patents
蓄熱式空調システムInfo
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- F25B25/00—Machines, plants or systems, using a combination of modes of operation covered by two or more of the groups F25B1/00 - F25B23/00
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Landscapes
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は氷蓄熱槽を有するサイクルに関する
もので、高効率で、負荷対応性が高く、また省エネルギ
ー性に優れた蓄熱式空調システムを提供することを目的
とする。 【構成】 多室式空気調和機A、及び多室式空気調和機
Bとから構成され、多室式空気調和機Aは室外ユニット
21A、室内ユニット6A、及び制御装置CN1とから
なり、多室式空気調和機Bは室外ユニット21B、室内
ユニット6B,制御装置CN2とからなる。そして、多
室式空気調和機Aは多室式空気調和機Bに対して建物の
1フロア以上、上方のフロアに設置されている。冷媒搬
送ポンプPMの前後にはバイパス弁BVを介して連通す
るバイパス回路BPを備えている。
もので、高効率で、負荷対応性が高く、また省エネルギ
ー性に優れた蓄熱式空調システムを提供することを目的
とする。 【構成】 多室式空気調和機A、及び多室式空気調和機
Bとから構成され、多室式空気調和機Aは室外ユニット
21A、室内ユニット6A、及び制御装置CN1とから
なり、多室式空気調和機Bは室外ユニット21B、室内
ユニット6B,制御装置CN2とからなる。そして、多
室式空気調和機Aは多室式空気調和機Bに対して建物の
1フロア以上、上方のフロアに設置されている。冷媒搬
送ポンプPMの前後にはバイパス弁BVを介して連通す
るバイパス回路BPを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気を熱源とする空気
調和機において、夜間電力を利用するための蓄熱機能、
及びその制御機能を備えた蓄熱式空調システムに関す
る。
調和機において、夜間電力を利用するための蓄熱機能、
及びその制御機能を備えた蓄熱式空調システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】蓄熱式空調システムについては、既にさ
まざまな開発がなされており、例えば、特開平3−91
658号公報に示されているような蓄熱式空調システム
がある。
まざまな開発がなされており、例えば、特開平3−91
658号公報に示されているような蓄熱式空調システム
がある。
【0003】その基本的な技術について述べると、図4
に示すように、この実施例の蓄熱式空調システムは、2
台の多室式空気調和機A,Bからなり、多室式空気調和
機A,Bは設置場所以外は同一機器で構成されているも
のとする。
に示すように、この実施例の蓄熱式空調システムは、2
台の多室式空気調和機A,Bからなり、多室式空気調和
機A,Bは設置場所以外は同一機器で構成されているも
のとする。
【0004】多室式空気調和機A,Bは、概ね室外機
1,冷媒熱交換器HEX,蓄熱槽STR,冷媒搬送ポン
プPM,3台の室内ユニット6A,6Bとからなり、室
外機1は、圧縮機2、四方弁3、室外側熱交換器4、室
外側送風機9、膨張弁5よりなり、冷媒熱交換器HEX
は第1熱交換部14a,第2熱交換部14bと三方弁V
からなり、蓄熱槽STRは第1熱交換器13aと第2熱
交換器13bとからなり、その中には蓄熱材11として
水が充填されている。
1,冷媒熱交換器HEX,蓄熱槽STR,冷媒搬送ポン
プPM,3台の室内ユニット6A,6Bとからなり、室
外機1は、圧縮機2、四方弁3、室外側熱交換器4、室
外側送風機9、膨張弁5よりなり、冷媒熱交換器HEX
は第1熱交換部14a,第2熱交換部14bと三方弁V
からなり、蓄熱槽STRは第1熱交換器13aと第2熱
交換器13bとからなり、その中には蓄熱材11として
水が充填されている。
【0005】3台の室内ユニット6A,6Bは、それぞ
れ室内側熱交換器8、流量調節弁7、及び、室内側送風
機10とから構成されている。
れ室内側熱交換器8、流量調節弁7、及び、室内側送風
機10とから構成されている。
【0006】上記機器構成において、圧縮機2、四方弁
3、室外側熱交換器4、膨張弁5、冷媒熱交換器の第1
熱交換部14a、及び、蓄熱槽内の第1熱交換器13a
を連通して1次側冷凍サイクルが形成され、三方弁Vを
介して冷媒熱交換器の第1熱交換部14aと蓄熱槽内の
第1熱交換器13aが1次側冷凍サイクルに並列に接続
されている。また、冷媒熱交換器の第2熱交換部14
b、蓄熱槽内の第2熱交換器13b、冷媒搬送ポンプP
M、室内側熱交換器8、及び、流量調節弁7を連通して
2次側冷凍サイクルが形成されている。
3、室外側熱交換器4、膨張弁5、冷媒熱交換器の第1
熱交換部14a、及び、蓄熱槽内の第1熱交換器13a
を連通して1次側冷凍サイクルが形成され、三方弁Vを
介して冷媒熱交換器の第1熱交換部14aと蓄熱槽内の
第1熱交換器13aが1次側冷凍サイクルに並列に接続
されている。また、冷媒熱交換器の第2熱交換部14
b、蓄熱槽内の第2熱交換器13b、冷媒搬送ポンプP
M、室内側熱交換器8、及び、流量調節弁7を連通して
2次側冷凍サイクルが形成されている。
【0007】更に、多室式空気調和機A,Bおのおのの
2次側冷凍サイクルにおける室内ユニット6A,6Bの
出入口集合配管相互をヘッダー17を介して連通して熱
搬送サイクルが形成されている。このヘッダー17とし
て室内ユニット出入口集合配管より管径の大きい管を使
用する。
2次側冷凍サイクルにおける室内ユニット6A,6Bの
出入口集合配管相互をヘッダー17を介して連通して熱
搬送サイクルが形成されている。このヘッダー17とし
て室内ユニット出入口集合配管より管径の大きい管を使
用する。
【0008】この蓄熱式空気調和機において夜間運転
は、1次側サイクルにおいて四方弁3によって製氷運
転,蓄熱運転が切り替えられ、製氷運転時は図中の実線
矢印の方向に冷媒が流れて冷房サイクルが形成され、蓄
熱槽内の第1熱交換器13aを介して蓄熱槽内の熱交換
部13aの周囲に氷として蓄冷される。
は、1次側サイクルにおいて四方弁3によって製氷運
転,蓄熱運転が切り替えられ、製氷運転時は図中の実線
矢印の方向に冷媒が流れて冷房サイクルが形成され、蓄
熱槽内の第1熱交換器13aを介して蓄熱槽内の熱交換
部13aの周囲に氷として蓄冷される。
【0009】また、蓄熱運転時には図中の破線方向に冷
媒が流れて暖房サイクルが形成され、蓄熱槽内の第1熱
交換器13aを介して蓄熱槽STR内に温水として蓄熱
される。この場合、冷媒熱交換器HEXは使用されな
い。
媒が流れて暖房サイクルが形成され、蓄熱槽内の第1熱
交換器13aを介して蓄熱槽STR内に温水として蓄熱
される。この場合、冷媒熱交換器HEXは使用されな
い。
【0010】この場合、1次側冷凍サイクルと2次側冷
凍サイクルが分離されていて、両サイクル内の冷媒が混
合することがないため、適正冷媒封入量を維持でき、か
つ、1次側冷凍サイクルの配管長が短くて済むため、圧
縮機内の冷凍機油が流出しても戻り易く、圧縮機の信頼
性を高めることができる。
凍サイクルが分離されていて、両サイクル内の冷媒が混
合することがないため、適正冷媒封入量を維持でき、か
つ、1次側冷凍サイクルの配管長が短くて済むため、圧
縮機内の冷凍機油が流出しても戻り易く、圧縮機の信頼
性を高めることができる。
【0011】次に、昼間運転について説明する。この
時、冷媒熱交換器HEXの切替弁Vの切り替えにより冷
媒熱交換器HEXの第1熱交換部14aを1次側冷凍サ
イクルに連通させておく。
時、冷媒熱交換器HEXの切替弁Vの切り替えにより冷
媒熱交換器HEXの第1熱交換部14aを1次側冷凍サ
イクルに連通させておく。
【0012】夜間に蓄熱槽内の蓄熱材に蓄えた冷熱、あ
るいは、温熱を蓄熱槽内の第2熱交換器13bを介し
て、2次側冷凍サイクル内の冷媒と熱交換し、かつ1次
側冷凍サイクルの運転により冷却、あるいは加熱された
冷媒が冷媒熱交換器HEXを介して、2次側冷凍サイク
ル内の冷媒と熱交換する。
るいは、温熱を蓄熱槽内の第2熱交換器13bを介し
て、2次側冷凍サイクル内の冷媒と熱交換し、かつ1次
側冷凍サイクルの運転により冷却、あるいは加熱された
冷媒が冷媒熱交換器HEXを介して、2次側冷凍サイク
ル内の冷媒と熱交換する。
【0013】その冷媒を冷媒搬送ポンプPMにて各室内
ユニット6A,6Bの室内側熱交換器8へ搬送して室内
空気と熱交換することにより、各室内の冷房、あるい
は、暖房を行なう。従って、昼間電力を使用せずに、夜
間電力を利用して空調が行なえる。
ユニット6A,6Bの室内側熱交換器8へ搬送して室内
空気と熱交換することにより、各室内の冷房、あるい
は、暖房を行なう。従って、昼間電力を使用せずに、夜
間電力を利用して空調が行なえる。
【0014】また、多室式空気調和機A,Bのうち、例
えば室内ユニットの設置方位の影響により多室式空気調
和機Aの負荷が大きくて空調能力不足で、かつにおいて
多室式空気調和機Bの負荷が小さく空調能力余剰の場
合、熱搬送サイクルを使用して、能力余剰の多室式空気
調和機Bの蓄熱槽内の冷(温)熱を、冷媒を媒体とし
て、能力不足である多室式空気調和機の室内ユニット6
A,6Bへ搬送する。
えば室内ユニットの設置方位の影響により多室式空気調
和機Aの負荷が大きくて空調能力不足で、かつにおいて
多室式空気調和機Bの負荷が小さく空調能力余剰の場
合、熱搬送サイクルを使用して、能力余剰の多室式空気
調和機Bの蓄熱槽内の冷(温)熱を、冷媒を媒体とし
て、能力不足である多室式空気調和機の室内ユニット6
A,6Bへ搬送する。
【0015】その際、多室式空気調和機A,Bへの冷媒
分配量の調整は、各室内ユニット6A,6B内の流量調
節弁7にて行なう。
分配量の調整は、各室内ユニット6A,6B内の流量調
節弁7にて行なう。
【0016】以上のように、夜間の余剰電力エネルギー
を熱に変換して蓄熱しておき、昼間にその電力を利用す
ることにより、昼間の高負荷時刻における電力ピークを
抑え、電力利用の平準化が図れるだけでなく、多室式空
気調和機の2次側冷凍サイクルにおける能力不足を相互
で補うことができ、各室内での快適性が損なわれること
を防止できる。
を熱に変換して蓄熱しておき、昼間にその電力を利用す
ることにより、昼間の高負荷時刻における電力ピークを
抑え、電力利用の平準化が図れるだけでなく、多室式空
気調和機の2次側冷凍サイクルにおける能力不足を相互
で補うことができ、各室内での快適性が損なわれること
を防止できる。
【0017】また、空調設備の設計面においても、複数
の多室式空気調和機のそれぞれに接続されている室内の
同時に発生する熱負荷の和を設計負荷値とすればよく、
即ち、熱負荷のピーク値発生時刻が異なる場合、各多室
式空気調和機単独での設計負荷値(熱負荷のピーク値)
の和より小さくて済み、機器小型化が図れ、電力会社と
の契約電力費用も低減でき、より経済的な設備設計が可
能となる。
の多室式空気調和機のそれぞれに接続されている室内の
同時に発生する熱負荷の和を設計負荷値とすればよく、
即ち、熱負荷のピーク値発生時刻が異なる場合、各多室
式空気調和機単独での設計負荷値(熱負荷のピーク値)
の和より小さくて済み、機器小型化が図れ、電力会社と
の契約電力費用も低減でき、より経済的な設備設計が可
能となる。
【0018】更に、室内ユニットを増設する場合も、蓄
熱槽に蓄える蓄冷熱量を増加させることによって対応が
できるため、拡張性や設計自由度が高くなる。
熱槽に蓄える蓄冷熱量を増加させることによって対応が
できるため、拡張性や設計自由度が高くなる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、1次側冷凍サイクル内の複数の蓄熱槽の運
転モードが同一であるため、1日において冷房負荷と暖
房負荷が混在することがある中間季においては、両方の
負荷に対応できないという欠点を有していた。
従来例では、1次側冷凍サイクル内の複数の蓄熱槽の運
転モードが同一であるため、1日において冷房負荷と暖
房負荷が混在することがある中間季においては、両方の
負荷に対応できないという欠点を有していた。
【0020】そこで、本発明は、負荷対応性が高く、ま
た省エネルギー性に優れた蓄熱式空調システムを提供す
ることを目的とするものである。
た省エネルギー性に優れた蓄熱式空調システムを提供す
ることを目的とするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の技術的手段は、冷媒対冷媒熱交換器、及び蓄熱槽を
介して1次側冷凍サイクルと2次側冷凍サイクルとから
なる蓄熱式空調システムにおいて、1次側冷凍サイクル
内の複数の蓄熱槽を製氷運転と蓄熱運転という異なる蓄
熱運転モードで運転し、かつ、冷房または暖房という空
調運転モードに応じて2次側冷凍サイクルにおいて使用
する蓄熱槽を切替える制御装置を備えたものである。
明の技術的手段は、冷媒対冷媒熱交換器、及び蓄熱槽を
介して1次側冷凍サイクルと2次側冷凍サイクルとから
なる蓄熱式空調システムにおいて、1次側冷凍サイクル
内の複数の蓄熱槽を製氷運転と蓄熱運転という異なる蓄
熱運転モードで運転し、かつ、冷房または暖房という空
調運転モードに応じて2次側冷凍サイクルにおいて使用
する蓄熱槽を切替える制御装置を備えたものである。
【0022】また、2次側冷凍サイクル内においてバイ
パス弁を介して冷媒搬送ポンプの前後を連通するバイパ
ス回路を備え、複数の1次側冷凍サイクル内の各蓄熱
槽、及び2次側サイクルの各室内ユニットを設置対象と
なる建物のそれぞれ異なる階層に設置し、かつ上層階の
蓄熱槽にて下層階の室内ユニットを冷媒搬送ポンプの使
用なしに冷房運転を行い、または下層階の蓄熱槽にて上
層階の室内ユニットを冷媒搬送ポンプの使用なしに暖房
運転を行う制御装置を備えたものである。
パス弁を介して冷媒搬送ポンプの前後を連通するバイパ
ス回路を備え、複数の1次側冷凍サイクル内の各蓄熱
槽、及び2次側サイクルの各室内ユニットを設置対象と
なる建物のそれぞれ異なる階層に設置し、かつ上層階の
蓄熱槽にて下層階の室内ユニットを冷媒搬送ポンプの使
用なしに冷房運転を行い、または下層階の蓄熱槽にて上
層階の室内ユニットを冷媒搬送ポンプの使用なしに暖房
運転を行う制御装置を備えたものである。
【0023】更に、2次側冷凍サイクル内において冷媒
搬送ポンプの前後にバイパス弁を介して連通するバイパ
ス回路を備えたものである。
搬送ポンプの前後にバイパス弁を介して連通するバイパ
ス回路を備えたものである。
【0024】
【作用】この技術的手段による作用は次のようになる。
【0025】まず、夜間運転について説明する。複数の
蓄熱式空気調和機それぞれの、圧縮機、四方弁、熱源側
熱交換器、熱源側膨張弁、冷媒対冷媒熱交換器の1次側
熱交換部、蓄熱槽内の1次側熱交換部とを連通した1次
側冷凍サイクルにおいて、夜間運転時に冷媒対冷媒熱交
換器を使用しない状態で、熱源側膨張弁、及び第1膨張
弁の制御により、蓄熱槽内の1次側熱交換部を介して蓄
熱材である水に蓄冷(製氷)、または蓄熱しておく。
蓄熱式空気調和機それぞれの、圧縮機、四方弁、熱源側
熱交換器、熱源側膨張弁、冷媒対冷媒熱交換器の1次側
熱交換部、蓄熱槽内の1次側熱交換部とを連通した1次
側冷凍サイクルにおいて、夜間運転時に冷媒対冷媒熱交
換器を使用しない状態で、熱源側膨張弁、及び第1膨張
弁の制御により、蓄熱槽内の1次側熱交換部を介して蓄
熱材である水に蓄冷(製氷)、または蓄熱しておく。
【0026】この時、翌日の冷房と暖房の負荷比率を予
測し、その結果によって前日の夜間の蓄冷(製氷)運
転、及び蓄熱運転を行う蓄熱槽の台数と各蓄熱量を設定
する。
測し、その結果によって前日の夜間の蓄冷(製氷)運
転、及び蓄熱運転を行う蓄熱槽の台数と各蓄熱量を設定
する。
【0027】次に、昼間運転について、特に1日の中で
暖房負荷が大きい時間帯と冷房負荷が大きい時間帯とが
共に存在する場合について説明する。
暖房負荷が大きい時間帯と冷房負荷が大きい時間帯とが
共に存在する場合について説明する。
【0028】この場合、各蓄熱式空気調和機の1次側冷
凍サイクルでは、熱源側膨張弁、第1膨張弁、及び第1
流量弁の制御により、蓄熱槽を使用せず、冷媒対冷媒熱
交換器を使用して負荷に応じたモード運転を行う。
凍サイクルでは、熱源側膨張弁、第1膨張弁、及び第1
流量弁の制御により、蓄熱槽を使用せず、冷媒対冷媒熱
交換器を使用して負荷に応じたモード運転を行う。
【0029】即ち、冬季の朝方のように暖房負荷が大き
い場合、各1次側冷凍サイクルでは冷媒対冷媒熱交換器
の第1熱交換器部を凝縮器として作用させ、一方、2次
側冷凍サイクルでは冷媒対冷媒熱交換器の2次側熱交換
部、及び夜間に蓄熱運転を行った蓄熱槽のみの2次側熱
交換部を蒸発器として作用させて熱交換した冷媒を冷媒
搬送ポンプにて室内ユニットへ搬送して暖房運転を行
う。
い場合、各1次側冷凍サイクルでは冷媒対冷媒熱交換器
の第1熱交換器部を凝縮器として作用させ、一方、2次
側冷凍サイクルでは冷媒対冷媒熱交換器の2次側熱交換
部、及び夜間に蓄熱運転を行った蓄熱槽のみの2次側熱
交換部を蒸発器として作用させて熱交換した冷媒を冷媒
搬送ポンプにて室内ユニットへ搬送して暖房運転を行
う。
【0030】逆に、冬季でも昼間の冷房負荷が大きい場
合、各1次側冷凍サイクルでは冷媒対冷媒熱交換器の第
1熱交換器部を蒸発器として作用させ、一方、2次側冷
凍サイクルでは冷媒対冷媒熱交換器の2次側熱交換部、
及び夜間に製氷運転を行った蓄熱槽のみの2次側熱交換
部を凝縮器として作用させて熱交換した冷媒を冷媒搬送
ポンプにて室内ユニットへ搬送して冷房運転を行う。
合、各1次側冷凍サイクルでは冷媒対冷媒熱交換器の第
1熱交換器部を蒸発器として作用させ、一方、2次側冷
凍サイクルでは冷媒対冷媒熱交換器の2次側熱交換部、
及び夜間に製氷運転を行った蓄熱槽のみの2次側熱交換
部を凝縮器として作用させて熱交換した冷媒を冷媒搬送
ポンプにて室内ユニットへ搬送して冷房運転を行う。
【0031】従って、夜間電力を利用して、1日に生じ
る冷房、暖房負荷の両方に対応することができ、効率的
で、かつ負荷応答性の高い空調を昼間に行えることにな
る。
る冷房、暖房負荷の両方に対応することができ、効率的
で、かつ負荷応答性の高い空調を昼間に行えることにな
る。
【0032】また、複数の蓄熱式空気調和機を設置する
階層が異なる場合、即ち1次側冷凍サイクル内の各蓄熱
槽、及び2次側サイクルの各室内ユニットの設置高さを
変えた場合、2次側サイクルにおける冷媒搬送に重力を
利用できるため、室内側の空調負荷の分布によっては冷
媒搬送ポンプを用いて強制的に搬送する必要がなくな
り、自然対流で冷媒を搬送できる。
階層が異なる場合、即ち1次側冷凍サイクル内の各蓄熱
槽、及び2次側サイクルの各室内ユニットの設置高さを
変えた場合、2次側サイクルにおける冷媒搬送に重力を
利用できるため、室内側の空調負荷の分布によっては冷
媒搬送ポンプを用いて強制的に搬送する必要がなくな
り、自然対流で冷媒を搬送できる。
【0033】即ち、相対的に上方に設置された室内ユニ
ットのみの空調負荷が暖房であり、下方に設置された蓄
熱槽が前日の夜間に蓄熱運転されている場合、下方の蓄
熱式空気調和機の1次側冷凍サイクルの冷媒対冷媒熱交
換器の第1熱交換器部を凝縮器として作用させ、一方、
2次側冷凍サイクルでは冷媒対冷媒熱交換器の2次側熱
交換部、及び夜間に蓄熱運転を行った蓄熱槽のみの2次
側熱交換部を蒸発器として作用させる。
ットのみの空調負荷が暖房であり、下方に設置された蓄
熱槽が前日の夜間に蓄熱運転されている場合、下方の蓄
熱式空気調和機の1次側冷凍サイクルの冷媒対冷媒熱交
換器の第1熱交換器部を凝縮器として作用させ、一方、
2次側冷凍サイクルでは冷媒対冷媒熱交換器の2次側熱
交換部、及び夜間に蓄熱運転を行った蓄熱槽のみの2次
側熱交換部を蒸発器として作用させる。
【0034】蒸発器で気化したガス冷媒は比重が小さい
ため、自然対流によって上方の室内ユニットへ流動し、
その室内ユニットにて室内空気と熱交換(暖房)して凝
縮液化する。
ため、自然対流によって上方の室内ユニットへ流動し、
その室内ユニットにて室内空気と熱交換(暖房)して凝
縮液化する。
【0035】上方に設置された室内ユニットにて液化し
た液冷媒はガス冷媒とは逆に比重が大きいため、その自
重にて下方に設置された2次側冷凍サイクルの冷媒対冷
媒熱交換器の2次側熱交換部、及び温水蓄熱された蓄熱
槽の2次側熱交換部へ戻るというサイクルを形成する。
た液冷媒はガス冷媒とは逆に比重が大きいため、その自
重にて下方に設置された2次側冷凍サイクルの冷媒対冷
媒熱交換器の2次側熱交換部、及び温水蓄熱された蓄熱
槽の2次側熱交換部へ戻るというサイクルを形成する。
【0036】また、相対的に下方に設置された室内ユニ
ットのみの空調負荷が冷房であり、上方に設置された蓄
熱槽が前日の夜間に製氷運転されている場合、上方の蓄
熱式空気調和機の1次側冷凍サイクルの冷媒対冷媒熱交
換器の第1熱交換器部を蒸発器として作用させ、一方、
2次側冷凍サイクルでは冷媒対冷媒熱交換器の2次側熱
交換部、及び夜間に製氷運転を行った蓄熱槽のみの2次
側熱交換部を凝縮器として作用させる。
ットのみの空調負荷が冷房であり、上方に設置された蓄
熱槽が前日の夜間に製氷運転されている場合、上方の蓄
熱式空気調和機の1次側冷凍サイクルの冷媒対冷媒熱交
換器の第1熱交換器部を蒸発器として作用させ、一方、
2次側冷凍サイクルでは冷媒対冷媒熱交換器の2次側熱
交換部、及び夜間に製氷運転を行った蓄熱槽のみの2次
側熱交換部を凝縮器として作用させる。
【0037】凝縮器で気化したガス冷媒は比重が大きい
ため、その自重によって下方の室内ユニットへ流動し、
その室内ユニットにて室内空気と熱交換(冷房)して蒸
発気化する。
ため、その自重によって下方の室内ユニットへ流動し、
その室内ユニットにて室内空気と熱交換(冷房)して蒸
発気化する。
【0038】上方に設置された室内ユニットにて気化し
たガス冷媒は液冷媒とは逆に比重が小さいため、自然対
流によって上方に設置された2次側冷凍サイクルの冷媒
対冷媒熱交換器の2次側熱交換部、及び製氷された蓄熱
槽の2次側熱交換部へ戻るというサイクルを形成する。
たガス冷媒は液冷媒とは逆に比重が小さいため、自然対
流によって上方に設置された2次側冷凍サイクルの冷媒
対冷媒熱交換器の2次側熱交換部、及び製氷された蓄熱
槽の2次側熱交換部へ戻るというサイクルを形成する。
【0039】従って、室内側の空調負荷の分布によって
冷媒搬送ポンプの動力なしで、自然対流で冷媒を搬送で
き、運転費用低減が図れる。
冷媒搬送ポンプの動力なしで、自然対流で冷媒を搬送で
き、運転費用低減が図れる。
【0040】更に、2次側冷凍サイクル内において冷媒
搬送ポンプの前後にバイパス弁を介して連通するバイパ
ス回路を備えてバイパス弁の開度を制御することによ
り、2次側冷凍サイクル内の室内ユニットへ流入する冷
媒循環量、即ち空調能力の制御を行える。
搬送ポンプの前後にバイパス弁を介して連通するバイパ
ス回路を備えてバイパス弁の開度を制御することによ
り、2次側冷凍サイクル内の室内ユニットへ流入する冷
媒循環量、即ち空調能力の制御を行える。
【0041】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明を行うが、従来と同一構成については同一符号を
付し、その詳細な説明を省略する。
て説明を行うが、従来と同一構成については同一符号を
付し、その詳細な説明を省略する。
【0042】図1は本発明の一実施例の蓄熱式空調シス
テムの冷凍システム図である。この実施例の蓄熱式空調
システムは、多室式空気調和機A、及び多室式空気調和
機Bとから構成され、多室式空気調和機Aは室外ユニッ
ト21A、室内ユニット6A、及び制御装置CN1とか
らなり、多室式空気調和機Bは室外ユニット21B、室
内ユニット6B、及び制御装置CN2とからなる。
テムの冷凍システム図である。この実施例の蓄熱式空調
システムは、多室式空気調和機A、及び多室式空気調和
機Bとから構成され、多室式空気調和機Aは室外ユニッ
ト21A、室内ユニット6A、及び制御装置CN1とか
らなり、多室式空気調和機Bは室外ユニット21B、室
内ユニット6B、及び制御装置CN2とからなる。
【0043】多室式空気調和機Aの室外ユニット21
A、及び多室式空気調和機Bの室外ユニット21Bは、
圧縮機2、四方弁3、熱源側熱交換器4、膨張弁5、1
次側熱交換部14aと2次側熱交換部14bとからなる
冷媒対冷媒熱交換器HEX、第1膨張弁EV1、第1流
量弁RV1、蓄熱材である水11と1次側熱交換部13
a、2次側熱交換部13bからなる蓄熱槽STR、第2
膨張弁EV2、第2流量弁RV2、及び冷媒搬送ポンプ
PMとから構成されている。
A、及び多室式空気調和機Bの室外ユニット21Bは、
圧縮機2、四方弁3、熱源側熱交換器4、膨張弁5、1
次側熱交換部14aと2次側熱交換部14bとからなる
冷媒対冷媒熱交換器HEX、第1膨張弁EV1、第1流
量弁RV1、蓄熱材である水11と1次側熱交換部13
a、2次側熱交換部13bからなる蓄熱槽STR、第2
膨張弁EV2、第2流量弁RV2、及び冷媒搬送ポンプ
PMとから構成されている。
【0044】多室式空気調和機A,Bの室外ユニット2
1A,21Bにおいて、圧縮機2と、四方弁3と、熱源
側熱交換器4と、熱源側膨張弁5とを順次連通し、さら
に冷媒対冷媒熱交換器HEXの1次側熱交換部14a
と、蓄熱槽STR内の1次側熱交換部とを並列に連通し
て1次側冷凍サイクルを形成している。
1A,21Bにおいて、圧縮機2と、四方弁3と、熱源
側熱交換器4と、熱源側膨張弁5とを順次連通し、さら
に冷媒対冷媒熱交換器HEXの1次側熱交換部14a
と、蓄熱槽STR内の1次側熱交換部とを並列に連通し
て1次側冷凍サイクルを形成している。
【0045】一方、多室式空気調和機Aは、蓄熱槽内S
TRの2次側熱交換部13bと、冷媒対冷媒熱交換器H
EXの2次側熱交換部14bと、室内ユニット6Aと、
冷媒搬送ポンプPMを順次連通してなる2次側冷凍サイ
クルを形成している。
TRの2次側熱交換部13bと、冷媒対冷媒熱交換器H
EXの2次側熱交換部14bと、室内ユニット6Aと、
冷媒搬送ポンプPMを順次連通してなる2次側冷凍サイ
クルを形成している。
【0046】また、多室式空気調和機Bは、蓄熱槽内S
TRの2次側熱交換部13bと、冷媒対冷媒熱交換器H
EXの2次側熱交換部14bと、室内ユニット6Bと、
冷媒搬送ポンプPMを順次連通してなる2次側冷凍サイ
クルを形成している。
TRの2次側熱交換部13bと、冷媒対冷媒熱交換器H
EXの2次側熱交換部14bと、室内ユニット6Bと、
冷媒搬送ポンプPMを順次連通してなる2次側冷凍サイ
クルを形成している。
【0047】多室式空気調和機A,Bの制御装置である
CN1,CN2は、圧縮機2、四方弁3、熱源側膨張弁
5、室内側流量弁7、第1膨張弁EV1、第2膨張弁E
V2、第1流量弁RV1、第2流量弁RV2、冷媒搬送
ポンプPMと信号線で接続されている。
CN1,CN2は、圧縮機2、四方弁3、熱源側膨張弁
5、室内側流量弁7、第1膨張弁EV1、第2膨張弁E
V2、第1流量弁RV1、第2流量弁RV2、冷媒搬送
ポンプPMと信号線で接続されている。
【0048】次に、この−実施例の構成における作用に
ついて説明する。特に、昼間運転の中で、暖房負荷が大
きい時間帯と冷房負荷が大きい時間帯との両方が存在す
る場合、例えば春季や秋季などの中間季について説明す
る。 (1)夜間運転(製氷、及び蓄熱運転);負荷演算装置
LDにて翌日の冷房と暖房の負荷比率を予測し、その結
果によって前日の夜間の蓄冷(製氷)運転、及び蓄熱運
転を行う蓄熱槽の台数(各1台づつ)と各蓄熱量を設定
する。
ついて説明する。特に、昼間運転の中で、暖房負荷が大
きい時間帯と冷房負荷が大きい時間帯との両方が存在す
る場合、例えば春季や秋季などの中間季について説明す
る。 (1)夜間運転(製氷、及び蓄熱運転);負荷演算装置
LDにて翌日の冷房と暖房の負荷比率を予測し、その結
果によって前日の夜間の蓄冷(製氷)運転、及び蓄熱運
転を行う蓄熱槽の台数(各1台づつ)と各蓄熱量を設定
する。
【0049】蓄熱式空気調和機A,Bそれぞれの1次側
冷凍サイクルにおいて、夜間運転時に冷媒対冷媒熱交換
器HEXを使用しない状態で、熱源側膨張弁5、及び第
1膨張弁EV1の制御により、蓄熱槽内の1次側熱交換
部13aを介して蓄熱材である水11に、多室式空気調
和機Aの蓄熱槽STRでは製氷運転を、多室式空気調和
機Bの蓄熱槽STRでは蓄熱運転をしておく。 (2)昼間運転(冷房または暖房運転);この場合、蓄
熱式空気調和機A,Bの1次側冷凍サイクルでは、熱源
側膨張弁5、第1膨張弁EV1、及び第1流量弁RV1
の制御により、蓄熱槽STRを使用せず、冷媒対冷媒熱
交換器HEXを使用して負荷に応じた運転を行う。
冷凍サイクルにおいて、夜間運転時に冷媒対冷媒熱交換
器HEXを使用しない状態で、熱源側膨張弁5、及び第
1膨張弁EV1の制御により、蓄熱槽内の1次側熱交換
部13aを介して蓄熱材である水11に、多室式空気調
和機Aの蓄熱槽STRでは製氷運転を、多室式空気調和
機Bの蓄熱槽STRでは蓄熱運転をしておく。 (2)昼間運転(冷房または暖房運転);この場合、蓄
熱式空気調和機A,Bの1次側冷凍サイクルでは、熱源
側膨張弁5、第1膨張弁EV1、及び第1流量弁RV1
の制御により、蓄熱槽STRを使用せず、冷媒対冷媒熱
交換器HEXを使用して負荷に応じた運転を行う。
【0050】即ち、暖房負荷が大きい場合、各1次側冷
凍サイクルでは冷媒対冷媒熱交換器の第1熱交換器部1
4aを凝縮器として作用させ、一方、2次側冷凍サイク
ルでは冷媒対冷媒熱交換器の2次側熱交換部14b、及
び夜間に蓄熱運転を行った多室式空気調和機Bの蓄熱槽
STRのみの2次側熱交換部13bを蒸発器として作用
させて熱交換した冷媒を冷媒搬送ポンプPMにて各室内
ユニット6Aへ搬送して暖房運転を行う。
凍サイクルでは冷媒対冷媒熱交換器の第1熱交換器部1
4aを凝縮器として作用させ、一方、2次側冷凍サイク
ルでは冷媒対冷媒熱交換器の2次側熱交換部14b、及
び夜間に蓄熱運転を行った多室式空気調和機Bの蓄熱槽
STRのみの2次側熱交換部13bを蒸発器として作用
させて熱交換した冷媒を冷媒搬送ポンプPMにて各室内
ユニット6Aへ搬送して暖房運転を行う。
【0051】次に、暖房負荷がなくなり、逆に、冷房負
荷が大きくなった場合、各1次側冷凍サイクルでは冷媒
対冷媒熱交換器の第1熱交換器部14aを蒸発器として
作用させ、一方、2次側冷凍サイクルでは冷媒対冷媒熱
交換器の2次側熱交換部14b、及び夜間に製氷運転を
行った多室式空気調和機Aの蓄熱槽STRのみの2次側
熱交換部13bを凝縮器として作用させて熱交換した冷
媒を冷媒搬送ポンプPMにて各室内ユニット6Aへ搬送
して冷房運転を行う。
荷が大きくなった場合、各1次側冷凍サイクルでは冷媒
対冷媒熱交換器の第1熱交換器部14aを蒸発器として
作用させ、一方、2次側冷凍サイクルでは冷媒対冷媒熱
交換器の2次側熱交換部14b、及び夜間に製氷運転を
行った多室式空気調和機Aの蓄熱槽STRのみの2次側
熱交換部13bを凝縮器として作用させて熱交換した冷
媒を冷媒搬送ポンプPMにて各室内ユニット6Aへ搬送
して冷房運転を行う。
【0052】従って、夜間電力を利用して、1日の中で
時間帯がずれて生じる冷房、暖房負荷の両方に対応する
ことができ、効率的で、かつ負荷応答性の高い空調を昼
間に行えることになる。
時間帯がずれて生じる冷房、暖房負荷の両方に対応する
ことができ、効率的で、かつ負荷応答性の高い空調を昼
間に行えることになる。
【0053】次に、本発明による第2の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。尚、第1の実施例と
同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省
略する。 図2は本発明の第2の実施例による蓄熱式空
調システムの冷凍システム図である。この実施例の蓄熱
式空調システムは、多室式空気調和機A、及び多室式空
気調和機Bとから構成され、多室式空気調和機Aはある
建物のn+1階に、多室式空気調和機Bはn階に設置さ
れているものとする。
て、図面を参照しながら説明する。尚、第1の実施例と
同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省
略する。 図2は本発明の第2の実施例による蓄熱式空
調システムの冷凍システム図である。この実施例の蓄熱
式空調システムは、多室式空気調和機A、及び多室式空
気調和機Bとから構成され、多室式空気調和機Aはある
建物のn+1階に、多室式空気調和機Bはn階に設置さ
れているものとする。
【0054】多室式空気調和機Aは室外ユニット21
A、室内ユニット6A、及び制御装置CN1とからな
り、多室式空気調和機Bは室外ユニット21B、室内ユ
ニット6A、及び制御装置CN2とからなる。
A、室内ユニット6A、及び制御装置CN1とからな
り、多室式空気調和機Bは室外ユニット21B、室内ユ
ニット6A、及び制御装置CN2とからなる。
【0055】また、冷媒搬送ポンプPMの前後をバイパ
ス弁BVを介して連通するバイパス回路BPを備えてお
り、バイパス弁BVを開くことにより、2次側冷凍サイ
クルにおいて、室内ユニット6A,6Bへ自然対流によ
り冷媒を搬送できる。
ス弁BVを介して連通するバイパス回路BPを備えてお
り、バイパス弁BVを開くことにより、2次側冷凍サイ
クルにおいて、室内ユニット6A,6Bへ自然対流によ
り冷媒を搬送できる。
【0056】以上のように構成された蓄熱式空調システ
ムにおいて、以下の場合についてその作用を説明する。 (a)多室式空気調和機A(上方設置)の室内ユニット
6Aのみの空調負荷が暖房であり、多室式空気調和機B
(下方設置)の蓄熱槽STRが前日の夜間に蓄熱運転さ
れている場合について 多室式空気調和機Bのバイパス弁BVのみをON(全
開)とし、下方の蓄熱式空気調和機Bの1次側冷凍サイ
クルの冷媒対冷媒熱交換器の第1熱交換器部14aを凝
縮器として作用させ、一方、2次側冷凍サイクルでは冷
媒対冷媒熱交換器の2次側熱交換部14b、及び夜間に
蓄熱運転を行った蓄熱槽STRのみの2次側熱交換部1
3bを蒸発器として作用させる。
ムにおいて、以下の場合についてその作用を説明する。 (a)多室式空気調和機A(上方設置)の室内ユニット
6Aのみの空調負荷が暖房であり、多室式空気調和機B
(下方設置)の蓄熱槽STRが前日の夜間に蓄熱運転さ
れている場合について 多室式空気調和機Bのバイパス弁BVのみをON(全
開)とし、下方の蓄熱式空気調和機Bの1次側冷凍サイ
クルの冷媒対冷媒熱交換器の第1熱交換器部14aを凝
縮器として作用させ、一方、2次側冷凍サイクルでは冷
媒対冷媒熱交換器の2次側熱交換部14b、及び夜間に
蓄熱運転を行った蓄熱槽STRのみの2次側熱交換部1
3bを蒸発器として作用させる。
【0057】各蒸発器で気化したガス冷媒は比重が小さ
いため、自然対流によって上方にある多室式空気調和機
Aの室内ユニット6Aへ流動し、その室内ユニット6A
にて室内空気と熱交換(暖房)して凝縮液化する。
いため、自然対流によって上方にある多室式空気調和機
Aの室内ユニット6Aへ流動し、その室内ユニット6A
にて室内空気と熱交換(暖房)して凝縮液化する。
【0058】多室式空気調和機Aの室内ユニット6Aに
て液化した液冷媒はガス冷媒とは逆に比重が大きいた
め、その自重にて下方に設置された多室式空気調和機B
の2次側冷凍サイクルの冷媒対冷媒熱交換器の2次側熱
交換部14b、及び温水蓄熱された蓄熱槽STRの2次
側熱交換部13bへ戻るというサイクルを形成する。
て液化した液冷媒はガス冷媒とは逆に比重が大きいた
め、その自重にて下方に設置された多室式空気調和機B
の2次側冷凍サイクルの冷媒対冷媒熱交換器の2次側熱
交換部14b、及び温水蓄熱された蓄熱槽STRの2次
側熱交換部13bへ戻るというサイクルを形成する。
【0059】従って、冷媒搬送ポンプPMの動力なし
で、自然対流で冷媒を搬送でき、運転費用低減が図れ
る。 (b)多室式空気調和機B(下方設置)の室内ユニット
6Bのみの空調負荷が冷房であり、多室式空気調和機A
(上方設置)の蓄熱槽STRが前日の夜間に製氷運転さ
れている場合 多室式空気調和機Aのバイパス弁BVのみをON(全
開)とし、上方に設置した蓄熱式空気調和機Aの1次側
冷凍サイクルの冷媒対冷媒熱交換器の第1熱交換器部1
4aを蒸発器として作用させ、一方、2次側冷凍サイク
ルでは冷媒対冷媒熱交換器の2次側熱交換部14b、及
び夜間に製氷運転を行った蓄熱槽のみの2次側熱交換部
13bを凝縮器として作用させる。
で、自然対流で冷媒を搬送でき、運転費用低減が図れ
る。 (b)多室式空気調和機B(下方設置)の室内ユニット
6Bのみの空調負荷が冷房であり、多室式空気調和機A
(上方設置)の蓄熱槽STRが前日の夜間に製氷運転さ
れている場合 多室式空気調和機Aのバイパス弁BVのみをON(全
開)とし、上方に設置した蓄熱式空気調和機Aの1次側
冷凍サイクルの冷媒対冷媒熱交換器の第1熱交換器部1
4aを蒸発器として作用させ、一方、2次側冷凍サイク
ルでは冷媒対冷媒熱交換器の2次側熱交換部14b、及
び夜間に製氷運転を行った蓄熱槽のみの2次側熱交換部
13bを凝縮器として作用させる。
【0060】凝縮器で気化したガス冷媒は比重が大きい
ため、その自重によって下方の室内ユニットへ流動し、
その室内ユニットにて室内空気と熱交換(冷房)して蒸
発気化する。
ため、その自重によって下方の室内ユニットへ流動し、
その室内ユニットにて室内空気と熱交換(冷房)して蒸
発気化する。
【0061】上方に設置した室内ユニット6Bにて気化
したガス冷媒は液冷媒とは逆に比重が小さいため、自然
対流によって上方に設置された2次側冷凍サイクルの冷
媒対冷媒熱交換器の2次側熱交換部14b、及び製氷さ
れた蓄熱槽の2次側熱交換部13bへ戻るというサイク
ルを形成する。
したガス冷媒は液冷媒とは逆に比重が小さいため、自然
対流によって上方に設置された2次側冷凍サイクルの冷
媒対冷媒熱交換器の2次側熱交換部14b、及び製氷さ
れた蓄熱槽の2次側熱交換部13bへ戻るというサイク
ルを形成する。
【0062】従って、冷媒搬送ポンプPMの動力なし
で、自然対流で冷媒を搬送でき、運転費用低減が図れ
る。
で、自然対流で冷媒を搬送でき、運転費用低減が図れ
る。
【0063】次に、本発明による第3の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。尚、第1、及び第2
の実施例と同一構成については、同一符号を付して詳細
な説明は省略する。図3は本発明の第3の実施例による
蓄熱式空調システムの冷凍システム図である。
て、図面を参照しながら説明する。尚、第1、及び第2
の実施例と同一構成については、同一符号を付して詳細
な説明は省略する。図3は本発明の第3の実施例による
蓄熱式空調システムの冷凍システム図である。
【0064】バイパス流量弁RVを介して、冷媒搬送ポ
ンプPMの前後を冷媒が連通できる流量調整回路RPを
備えており、バイパス流量弁RVの開度を制御すること
により、室内ユニット6A,6Bへ流入する冷媒循環量
の制御を行える。
ンプPMの前後を冷媒が連通できる流量調整回路RPを
備えており、バイパス流量弁RVの開度を制御すること
により、室内ユニット6A,6Bへ流入する冷媒循環量
の制御を行える。
【0065】また、多室式空気調和機Aの制御装置CN
1は、四方弁3、熱源側膨張弁5、室内側流量弁7、第
1膨張弁EV1、第2膨張弁EV2、第1流量弁RV
1、第2流量弁RV2、冷媒搬送ポンプPM、及びバイ
パス流量弁RVと信号線で接続されている。
1は、四方弁3、熱源側膨張弁5、室内側流量弁7、第
1膨張弁EV1、第2膨張弁EV2、第1流量弁RV
1、第2流量弁RV2、冷媒搬送ポンプPM、及びバイ
パス流量弁RVと信号線で接続されている。
【0066】以上のように構成された蓄熱式空調システ
ムにおいて、上記(1),(2),(a),(b)のい
づれの場合についても、2次側冷凍サイクル内において
冷媒搬送ポンプPMの前後にバイパス流量弁RVを介し
て連通するバイパス回路RPを備えてバイパス流量弁R
Vの開度を制御することにより、2次側冷凍サイクル内
の各室内ユニット6A,6Bへ流入する冷媒循環量の制
御を行え、室内側の熱負荷に対応した空調能力の制御が
行える。
ムにおいて、上記(1),(2),(a),(b)のい
づれの場合についても、2次側冷凍サイクル内において
冷媒搬送ポンプPMの前後にバイパス流量弁RVを介し
て連通するバイパス回路RPを備えてバイパス流量弁R
Vの開度を制御することにより、2次側冷凍サイクル内
の各室内ユニット6A,6Bへ流入する冷媒循環量の制
御を行え、室内側の熱負荷に対応した空調能力の制御が
行える。
【0067】即ち、室内側の空調負荷が少なく、2次側
冷凍サイクルの冷媒循環量を下げる必要がある場合で、
室内側流量弁7の制御範囲以下の場合でも、冷媒搬送ポ
ンプPMに周波数変換器を用いずとも冷媒循環量を下げ
た運転を行える。
冷凍サイクルの冷媒循環量を下げる必要がある場合で、
室内側流量弁7の制御範囲以下の場合でも、冷媒搬送ポ
ンプPMに周波数変換器を用いずとも冷媒循環量を下げ
た運転を行える。
【0068】
【発明の効果】以上のように本発明は、冷媒対冷媒熱交
換器、及び蓄熱槽を介して1次側冷凍サイクルと2次側
冷凍サイクルとからなる蓄熱式空調システムにおいて、
1次側冷凍サイクル内の複数の蓄熱槽を異なる蓄熱運転
モードとして運転し、かつ、空調運転モードに応じて2
次側冷凍サイクルにおいて使用する蓄熱槽を切替える制
御装置を備えたものである。
換器、及び蓄熱槽を介して1次側冷凍サイクルと2次側
冷凍サイクルとからなる蓄熱式空調システムにおいて、
1次側冷凍サイクル内の複数の蓄熱槽を異なる蓄熱運転
モードとして運転し、かつ、空調運転モードに応じて2
次側冷凍サイクルにおいて使用する蓄熱槽を切替える制
御装置を備えたものである。
【0069】従って、夜間電力を利用して、1日に生じ
る冷房、暖房負荷の両方に対応することができ、効率的
で、かつ負荷応答性の高い空調を昼間に行えることにな
る。
る冷房、暖房負荷の両方に対応することができ、効率的
で、かつ負荷応答性の高い空調を昼間に行えることにな
る。
【0070】更に、複数の1次側冷凍サイクル内の各蓄
熱槽、及び2次側サイクルの各室内ユニットを設置対象
となる建物のそれぞれ異なる階層に設置することによ
り、冷媒搬送ポンプの動力なしで、自然対流で冷媒を搬
送でき、運転費用低減が図れる。
熱槽、及び2次側サイクルの各室内ユニットを設置対象
となる建物のそれぞれ異なる階層に設置することによ
り、冷媒搬送ポンプの動力なしで、自然対流で冷媒を搬
送でき、運転費用低減が図れる。
【0071】また、2次側冷凍サイクル内においてバイ
パス流量弁を介して冷媒搬送ポンプの前後を連通する流
量調整回路を備えることにより、室内側の空調負荷が少
なく、2次側冷凍サイクルの冷媒循環量を下げる必要が
ある場合で、室内側流量弁の制御範囲以下の場合でも、
冷媒搬送ポンプに周波数変換器を用いずとも冷媒循環量
を下げた運転を行える。
パス流量弁を介して冷媒搬送ポンプの前後を連通する流
量調整回路を備えることにより、室内側の空調負荷が少
なく、2次側冷凍サイクルの冷媒循環量を下げる必要が
ある場合で、室内側流量弁の制御範囲以下の場合でも、
冷媒搬送ポンプに周波数変換器を用いずとも冷媒循環量
を下げた運転を行える。
【0072】従って、本発明は、負荷対応性が高く、ま
た省エネルギー性に優れた蓄熱式空調システムを提供す
ることできる。
た省エネルギー性に優れた蓄熱式空調システムを提供す
ることできる。
【図1】本発明による蓄熱式空調システムの第1の実施
例の冷凍システム図
例の冷凍システム図
【図2】本発明による蓄熱式空調システムの第2の実施
例の冷凍システム図
例の冷凍システム図
【図3】本発明による蓄熱式空調システムの第3の実施
例の冷凍システム図
例の冷凍システム図
【図4】従来の蓄熱式空調システムの冷凍システム図
2 圧縮機 3 四方弁 4 熱源側熱交換器 5 熱源側膨張弁 6A,6B 室内ユニット 13a 蓄熱槽の1次側熱交換部 13b 蓄熱槽の2次側熱交換部 14a 冷媒対冷媒熱交換器の1次側熱交換部 14b 冷媒対冷媒熱交換器の2次側熱交換部 STR 蓄熱槽 HEX 冷媒対冷媒熱交換器 PM 冷媒搬送ポンプ EV1 第1膨張弁 EV2 第2膨張弁 RV1 第1流量弁 RV2 第2流量弁 BV バイパス弁 BP バイパス回路 RV バイパス流量弁 RP 流量調整回路 CN1,CN2 制御装置
Claims (3)
- 【請求項1】 圧縮機と、四方弁と、熱源側熱交換器
と、熱源側膨張弁とを直列に接続し、かつ第1膨張弁
と、1次側熱交換部と、第1流量弁と、2次側熱交換部
とからなる冷媒対冷媒熱交換器、及び第2膨張弁と、1
次側熱交換部と、第2流量弁と、2次側熱交換部とから
なる蓄熱槽の各1次側熱交換部を並列に接続してなる複
数の1次側冷凍サイクルと、冷媒搬送ポンプと、複数の
室内ユニットとを環状に接続し、かつ冷媒対冷媒熱交換
器の2次側熱交換部、及び蓄熱槽内の2次側熱交換部を
並列に接続してなる2次側冷凍サイクルとからなり、 前記複数の1次側冷凍サイクル内の蓄熱槽を製氷運転ま
たは蓄熱運転という異なる蓄熱運転モードとして運転
し、かつ、2次側冷凍サイクルにおいて冷房運転または
暖房運転という空調運転モードに応じて使用する蓄熱槽
を切替える制御装置を備えた蓄熱式空調システム。 - 【請求項2】 2次側冷凍サイクル内においてバイパス
弁を介して冷媒搬送ポンプの前後を連通するバイパス回
路を備え、複数の1次側冷凍サイクル内の各蓄熱槽、及
び2次側サイクルの各室内ユニットを設置対象となる建
物のそれぞれ異なる階層に設置し、かつ上層階の蓄熱槽
にて下層階の室内ユニットを冷媒搬送ポンプの使用なし
に冷房運転を行い、または下層階の蓄熱槽にて上層階の
室内ユニットを冷媒搬送ポンプの使用なしに暖房運転を
行う制御装置を備えた請求項1記載の蓄熱式空調システ
ム。 - 【請求項3】 2次側冷凍サイクル内において冷媒搬送
ポンプの前後にバイパス弁を介して連通するバイパス回
路を備えた請求項1、または請求項2記載の蓄熱式空調
システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6183317A JPH0849939A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 蓄熱式空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6183317A JPH0849939A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 蓄熱式空調システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0849939A true JPH0849939A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16133589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6183317A Pending JPH0849939A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 蓄熱式空調システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0849939A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104132475A (zh) * | 2014-08-06 | 2014-11-05 | 美的集团股份有限公司 | 空调系统 |
| US11578898B2 (en) * | 2019-03-27 | 2023-02-14 | Lg Electronics Inc. | Air conditioning apparatus |
| WO2023030696A1 (en) * | 2021-09-03 | 2023-03-09 | Kensa Heat Pumps Limited | Heat pump |
| US20240288195A1 (en) * | 2021-06-21 | 2024-08-29 | Tsinghua University | Multi-connected air conditioner with refrigerant and water system |
-
1994
- 1994-08-04 JP JP6183317A patent/JPH0849939A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104132475A (zh) * | 2014-08-06 | 2014-11-05 | 美的集团股份有限公司 | 空调系统 |
| US11578898B2 (en) * | 2019-03-27 | 2023-02-14 | Lg Electronics Inc. | Air conditioning apparatus |
| US20240288195A1 (en) * | 2021-06-21 | 2024-08-29 | Tsinghua University | Multi-connected air conditioner with refrigerant and water system |
| WO2023030696A1 (en) * | 2021-09-03 | 2023-03-09 | Kensa Heat Pumps Limited | Heat pump |
| GB2623931A (en) * | 2021-09-03 | 2024-05-01 | Kensa Heat Pumps Ltd | Heat pump |
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