JPH08500087A - 果実を間引くための新規方法及び組成 - Google Patents

果実を間引くための新規方法及び組成

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JPH08500087A
JPH08500087A JP5519512A JP51951293A JPH08500087A JP H08500087 A JPH08500087 A JP H08500087A JP 5519512 A JP5519512 A JP 5519512A JP 51951293 A JP51951293 A JP 51951293A JP H08500087 A JPH08500087 A JP H08500087A
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トーマス イー. ラーセン
ケネス ディー. アバークロンビー
アール.ヒュー クロウレイ
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マイコーゲン コーポレーション
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
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    • A01N37/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most two bonds to halogen, e.g. carboxylic acids
    • A01N37/06Unsaturated carboxylic acids or thio analogues thereof; Derivatives thereof
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、果実を間引く薬剤として機能する脂肪酸とその誘導体の独特な利用法に関するものである。この方法と組成を適切に使用することで、収穫する果実の品質を向上させ得る有益な間引きを行えるであろう。また、使用した年から翌年にかけてのより一貫した収穫をももたらすはずである。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 果実を間引くための新規方法及び組成 発明の背景 果実を間引く試みは、落葉性果実産業における一般的な管理行程である。間 引きとは、樹上で成熟する前の果実作物の一部を除去、あるいは成熟を妨げるこ とである。果実そのものを間引き行程の対象としてもいいし、果実のもととなる 花をその対象にしてもよい。果実を実らせる多くの樹木は、毎年花を多く咲かせ すぎる傾向があるので、果実の間引きが必要である。過剰な花と果実は、商品と して小さすぎる作物をもたらすことが度々ある。さらに、樹木の一部で果実の密 度が高すぎると、果実は木が支えるには重くなりすぎ、果実を含む枝そのものを 失ってしまう可能性もある。加えて、果実を実らせることは、特にそれが重い作 物である場合に、樹木を消耗させる。したがって、果実を間引くことの有利な点 は、樹木にでき得る限り大きい作物を成熟させられることである。また、来年の 収穫のための枝分かれと成長、葉の発達、つぼみの形成のために、十分な栄養と 炭水化物を貯蔵させることができる。樹木が過剰な作物を成熟させられた場合、 樹木は生気を失い劣った作物を産出するたけでなく、病気と低温傷を受けやすく なってしまう。 それに加えて、一年おきに果実の収穫が実質的に減少するある種の果実樹木 に関する問題がある。これら二年性の果実は、未熟な果実をつける年と交互に、 極端に大きすぎる作物を実らせる年がある。このパターンは、適切な間引きの技 術により打破することができ、コンスタントに望ましいサイズの作物を定期的に 得ることが可能で ある。リンゴは、適切な間引きをすることで良好な結果が得られる二年性果実の 非常に良い例である。 果実の間引きには、3つの通常用いられる方法がある。すなわち、機械的方 法、化学的方法、そして人手による方法である。それぞれ長所と短所がある。実 際上は、果実の間引きは一般的に人手によってなされる。(働き手は、それぞれ の樹木に行き、果実の間引きとして満足できるだけの十分な果実を除去する。ハ ンドレイバーは、おそらく最も信頼性が高いが、それは高価である。 化学的間引きは、コストの観点からは有利であろう。しかし、環境に対する 心配は、不安定な間引き結果と同様、現存する化学的方法の主要な欠点である。 不安定な間引き結果とは、過剰な間引き、不十分な間引き、そして葉の傷害を含 む。過去に用いられ、現在も使用されている化学的間引き法は、多種多様な機構 で機能している。ある種の化学薬剤は開花期に使用され、受粉を妨げるよう雌し べを爛れさせることによって機能する。別の化学薬剤は、果実の初期成長期間の さまざまな時期に使用され、果実の落下を導く (Yoskikua and Johnson [19 89] Chapter10 In:LaRue. J.H.,R.S.J0hnS0n. eds Peaches, Plums, and Ne ctarines - Growing and Handling forFresh Market, University of Californ ia Coop. Ext. Serv. Publication #3331)。果実の化学的な間引きが成功する か否かは、多くの因子に依存し得る。それには、果実の品種や樹の状態、果実の つきぐあい、受粉樹との距離、天候、使用する化学薬剤、そして薬剤の散布法な どが含まれる。 果実の間引きに使用された初期の化学薬剤のなかには、フェノールのような タール油の蒸留物だったものがあった。これらの薬剤の代表的なものは、満開期 の一日か二日前に樹上に散布された。1960年代には、いくつかの開花期後に 使用する間引き剤が導入されたが、これはメチルカルバメイトを含んでいた(S evin50%、 Rhone−Poulenc社製)。ある化学的間引き法は、果実量を減らした り隔年または二年性で実をつけることを克服するために、成長制御因子を利用し でいた。ある種のアルコキシル化アミンは、核果実類の花の間引きに使用できる ものと報告されていた。例としては、EP0463241を参照のこと。いく種 類かの異なった化学薬剤や、薬剤を混ぜ合わせたものを開花期や開花期後の期間 に用いた栽培者もいたことだろう。 何種類もの化学薬剤が、果実を間引きする目的で果実産業に使われてきたし 、また現在も使われている。これら実際に使われた製品のいくつかは、これらの 薬剤の散布に従事する者とまわりの環境との両方に、悪影響を及ぼすものがある 。さらに、現在使用されている製品の多くは、果樹園自体にとっても毒性を持つ のである。 そうした化学薬剤のひとつはDNBP(GebutoxTM50%、Hoec hst社製)である。この薬剤は、核果実類の花の数を減らし、果実のサイズを 大きくすることに効果的であるが、樹木と回りの植物に植物毒性があることがわ かった。更に、この薬剤の使用は薬剤散布者にリスクを負わせることになる。D NOC(ElgetolTN、FMC社製)は、リンゴの間引きに用いられた主要 な製品であった。しかし、これはその毒性により、市場から回収されてしまった 。 果実の間引きに使用された他の薬剤としては、パラコートがある。しかし、 この薬剤は、人間に対して毒性があり、作物及び周囲にある他の植物にも害をな すことがわかった。DNBPとパラコートいずれも、毒物学的な懸念と果樹園の 安全性に関する理由から、核果類の花の間引きに対する使用について、現在多く の国で政府認可を取り消されている。 今のところ、栽培者にとって利用可能な間引き剤は、NAA(Fruito neN、Rhone−Poulenc社製)、エテフォン、NAD(Amid− Thin W、Rhone−Poulenc社製)だけである。これらの薬剤は、成長制御 因子タイプの製品であり、必ずしも一貫した間引き結果を与えない。栽培者は殺 虫剤Sevinもまた使用可能であるが、この製品は受粉に必要な数の蜂も殺し てしまう。こうした理由から、比較的植物毒性が低く、薬剤を散布する者にも無 害で、受粉に必要な昆虫数にも影響を与えず、花の間引きとその結果として求め られる果実の間引き効果について満足し得る一貫した結果を与えることができる ような化学間引き剤に対するニーズが、果樹産業には存在する。本発明が満たす これらとこれら以外の目的は、以下に記す概要と詳細な記述から明かとなるであ ろう。 脂肪酸は、自然界に豊富に見いだされ、興味深くかつ多種多様な生物学的活 性を有する天然化合物のひとつである。医学的に重要視されるカビとバクテリア に対する脂肪酸の試験管内活性は、非常によく知られている。アームドら([19 85] JAOCS 62:1578-1580)は、植物感染性を示すいく種類かのカビ属の放射状 成長に対する試験管内阻害を報告している。近年、農業において、ある種の脂肪 酸の塩である”殺虫石鹸”の拡大利用が行われてきている。これを用いた結果、 カビ由来の病気に対する効果についての、いくつかの観察が報告されている。例 えば、チェイスら([1989] Plant Disease 67:1021-1023)は、c18:1脂 肪酸の塩から成る”殺虫石鹸”の利用によって、2種類の落葉性植物の病気に対 し穏やかな予防効果を与えたことと、他の2種の病気に関しては逆に悪化させて しまったことを観察した。 近年、脂肪酸の塩(一価ナトリウムの脂肪酸塩、およびカリウムの脂肪酸塩 )は殺虫剤として商業的に使用されてきている。これら塩を利用した、すぐれた 殺虫特性を有する化合物は、Mycogen社からM−PEDEの商標名で購入 可能である。一部サポニン化した脂肪酸を活性成分として利用した除草能のある 製品は、SHARPSHOOTERの商標名でMycogen社から販売されて いる。これら脂肪酸成 分は、効果的かつ天然に存在する殺虫剤であるが、環境に対する長期間の影響は 知られていない。 U.S.Patent Nos.2626862;と5035741は、除 草剤として利用可能なある種の脂肪酸化合物について記述している。脂肪酸除草 剤の適切な調合には、一種またはそれ以上の界面活性剤が必要であるということ も、これらのパテントは教えている。また、脂肪酸エステルは、ある種の植物の 芽の成長を阻害するための化学的抑制剤として使われてきた(Tso. T.C.. G.L.S teffens, M.E.Engelhaupt [1965] J.Agr.Food Chem. 13(1):78-81; Sill,L. Z.. P.V.Nelson[1970] J. Amer.Soc.HortSci. 95(3):270-273)。脂肪酸ま たはその塩、エステル、あるいは他の誘導体を、果実の間引き剤として利用した という報告は、文献には存在しない。発明の概略 本発明の概要は、脂肪酸とその誘導体が、適切な濃度範囲で適当な時期に用 いることにより、植物の間引きに有効であるという発見に関わるものである。そ れゆえ、本発明は、果実の間引きに関するこれら薬剤の有効な使用のための、適 用のパラメーターを与えるものである。 特に、一種またはそれ以上の置換(あるいは未置換)飽和(あるいは不飽和 )脂肪酸(あるいはその塩またはエステル)を含む成分の適切な使用により、果 実は効果的に間引きされ得る。本発明の脂肪酸は炭素数がおよそ7から20であ り、例えば、エポキシド、ラクトン、シクロプロパン、メチル化またはヒドロキ シル化されたものである。本発明の脂肪酸は以下に示す構造式によって表現され 得る。 記号の意味は Z= O、NまたはS R1= 炭素数5から19の飽和または不飽和炭化水素、または エポキシド、またはそれらのシクロプロパン Y1= H、C1−C5の炭化水素、またはR1にそった任意の位 置でのヒドロキシル化物 Y2= H、C1−C5の炭化水素、またはR1にそった任意の位 置でのヒドロキシル化物 R2= C1−C10の飽和または不飽和、分枝または非分枝の炭 化水素(ただしR2上の任意の位置にひとつまたはそれ 以上の水酸基を有する);炭水化物;塩;またはH 本発明をより具体的に述べるにあたり、陽イオン性脂肪族アンモニウム化合物を 形成する脂肪族アミン、K+、Na+、H+から成る官能基のなかからR2が選択さ れた。オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ペラルゴニン酸とその塩、エステ ルなどは、本発明において特に有用である。脂肪酸のモノエチレングリコールエ ステルが非常に有用であることも、判明した。上述中で特定した官能基に加えて 、多種多様な官能基のなかからR2が選択される可能性があるが、それら官能基 は、本発明内容を使用する本 技術に熟練した者にとっては、全く明白なことであろう。 特に本稿で実例をあげたのは、飽和及び一不飽和脂肪酸である。ここにあげ た化合物の使用は、以下の記述で十二分に規定した調合比と適用頻度で使用した 場合に、有利な果実の間引きをもたらす。この活性は、効果がみられない程の低 濃度と樹木に対し毒性となるほどの高濃度との間の濃度範囲において、もっとも 有効である。この危険範囲は、脂肪酸の形態(フリーな酸、塩、エステル、また は調合したタイプ)と、考慮されている樹木とによって変わってくるが、それは しかし本発明内容を実践する本技術に熟練する者によって決定され得ることであ る。 本発明にしたがって用いられた化合物はC9(ペラルゴニン)脂肪酸とその 塩、エステルによって実例が示されている。これらの化合物は、果実の間引き活 性を示すが、他の間引き剤と組み合わせることが可能である。そうした他の果実 間引き剤とは、例えば、化学的な薬品のことである。特殊な目的のための最適な 組成を与えるために、成分の特別な組み合わせを調合することも可能である。そ れらは、ここに記述された内容、すなわち特殊な目的に用いる適正な組成を調合 することを利用するための技術の訓練を受けた者の熟練にしたがう。 本発明の脂肪酸とその誘導体は、果実の間引きにきわめて有用である。それ は、天然に普通に存在し、動物毒性が低く、他の間引き法との併用が可能で、容 易に壊れて無害な化合物になるからである。 したがって、本発明の最大の利点は、これが、安全で効果的な化学的間引き 剤を与えるということである。この間引き剤は、開花期間中に樹上の多数の花を 減らし、それゆえ果樹は低密度に果実を実らせることになる。この方法によって 、果樹の一部で大量に実がつき過ぎることを避けることができる。また同じ量の 栄養が、より少ない果実に対して供給されるために、より大きな果実を生産する ことが可能である。な おその上、通常の二年性果実からコンスタントな収穫量を得ることが達成され得 る。図面の簡略な説明 図1は、処置後十週たった収穫期の枝1本あたりの平均果実数を表す。 図2は、花房群あたりの果実数を表す。 図3は、平均果実重量を表す。 図4は、収穫期における果実の収量を表す。 図5は、MYX−8714の異なる濃度における作物濃度(cm2枝区画あ たりの果実)を表す。 図6は、収量効率(枝区画のユニットあたりの果実重量)を表す。発明の詳細な解説 本発明は、果実を間引くための脂肪酸とその誘導体の使用に関するものであ る。本発明に従って使用された脂肪酸は、未置換または置換、飽和または不飽和 のC7からC20程度の脂肪酸(またはその塩あるいはエステル)である。特に 例として示したのは、C9の長さの脂肪酸である。ペラルゴニン酸とそのさまざ まな塩とエステルにC9脂肪酸を代表させたが、しかしこれらに限定されるわけ ではない。本発明の脂肪酸成分は、それぞれ1級脂肪酸、エステル、塩、単独あ るいはそうした化合物2種類以上の混合物であってよい。 今回の発明は具体的には、脂肪酸の応用から成っている。それに加えて、脂 肪酸と他の間引き剤との併用も、本発明の狙いである。薬剤を組み合わせるにあ たって、複数の薬剤を順次使っても良いし、タンク内混合物として混合して使用 しても良い。 脂肪酸と池の間引き剤とのタンク混合剤は、本技術の熟練者にはよく理解されて いる方法に従って、調製されることが可能である。 脂肪酸の噴霧液は、脂肪酸の溶液またはエマルジョン、界面活性剤、混合物 を求める濃度に希釈するのに十分な量の水を用いて製造することができる。脂肪 酸の塩は、水に容易に分散または溶解する。本発明に従って使用されるはずの塩 は、本技術の熟練者にはよく知られている。例えば、ナトリウムまたはカリウム 塩は、本発明にしたがって容易に調製され、使用されることができる。アミン塩 も、同様に使用可能である。本発明の概略の項で示された化学構造式に関して、 本発明において有用なアミン塩は、R2を有するものとして認識されるだろう。 R2とは、陽イオン性脂肪族アンモニウム化合物を形成する脂肪族アミンから成 る官能基のうちの塩を形成する部分のことである。 水溶薬剤を調整するにあたって、脂肪酸をエマルジョン化するのに用いる界 面活性剤は、非植物毒性の界面活性剤なら何でもよいはずであるが、それは農業 作物に用いるために薬剤を調合する際、習慣的に使用される。本発明の成分は、 U.S.Patent No.4560677に記述されているスプレーオイル と組み合わせでも良い。 本発明の要素のひとつは、脂肪酸の有効な使用の範囲に関するものである。 非常に低い濃度では、間引き活性がわずかまたは全くみられない。適当な範囲の 濃度では、望ましい活性を示す。しかし、高い濃度では、植物の葉は損害を受け 、その結果、病気、ウイルス感染、その他好ましくない影響がもたらされる。適 切な組成と濃度は、本発明内容を実践する技術の熟練者にとっては容易に確かめ ることができる。 本発明の方法と化合物は、さまざまな種類の果実を実らせる植物の間引きに 有効である。特に本発明は、梨果類と核果類の果実の間引きに用いることが出来 る。これ らの果実がどういったものをさすのかは、熟練栽培者にとってはよく知られてい ることである。例えば、リンゴと梨は、代表的な梨果類の果実であり、一方で桃 とプラムは代表的な核果類の果実である。本発明は、梨果類と核果類に属する他 の果実にも行うことができた。また、本発明の指示を利用しようとする本技術の 熟練者は、同様に他の種類に属する果実類も間引きすることができた。 以下に続く実験例に記述されているように、脂肪酸成分は、本発明によれば 、果樹が開花している間に使用されるべきである。本発明を実際に使う本技術の 熟練者は、その使用の最適な投与時期と濃度を決定することが可能である。具体 例をあげるなら、用いることが出来るのは、約10%開花から100%開花の3 〜5日後までの期間である。100%開花とは、全ての花が開いた時期として定 義される。望ましくは60%開花の後に使用することであるが、最もよいのは、 開花が100%に達した時である。具体的には、100%開花の2日前から10 0%開花の2日後までの期間に、脂肪酸成分を用いるのがよい。 薬剤は、体積に対して約0.05%から5.0%active ingre dient(a.i.)の範囲の濃度で用いられる。植物毒性と過剰な間引きの 問題を避けるためには、体積比約3.0%a.i.以下の濃度が望ましい。 間引き剤は、販売・使用されている殺虫剤を用いるのと同じ方法で使用する のがよい。なかでも特に、ナップサックスプレー、ハンドヘルドスプレーガン、 霧吹き、その他気体状噴霧器といった便利な機材が使用されていい。本薬剤は、 通常の殺虫剤に用いているのと同じ方法で使うことができるということである。 本発明の実行過程には、非常に有利な点がある。すなわち、人手によって完 全に、あるいはわずかな数になるまで間引いた程度と同じぐらいに、本薬剤は花 を間引くのである。それは作物に害をなさないやり方で実行できる。正しく用い るならば、こ の処置には、栽培地における長期間の植物毒性はない。本薬剤は環境に受け入れ られ得るものであり、これを用いる散布者に対する危険度は低く、機材への腐食 性はない。 本発明を実行する過程を示す具体例を以下に挙げるが、これは最も優れた条 件を含んでいる。これらの実験例は、本発明が成し得る限界を示すものではない 。他に断らない限り、全てのパーセンテージは60%a.i.で示した体積比に よるものであり、全ての混合溶液比率は体積比である。実験例1 開花期にある樹齢9歳のリンゴ樹”Rogers McIntosh”/M 26に、Mycogen MYX−8714をスプレー散布した。Mycoge n MYX−8714は、エチレングリコールで調合バランスをとり、重量比9 %の乳化剤”RENNEX−31”(ICI)を用いた乳化装置で調製した重量 比60%のペラルゴニン酸を含む、乳濁化可能な濃縮物である。20−25%開 花期と一日後の60−70%開花期に、一回の散布あたり重腹枝三本に対して、 CO2圧力バックパック噴霧器(30psi)を用いて散布した。十分な散布に よって、葉と花から薬剤が流れ落ちることなく濡れるようにした。シングルコン トロール(水のみ)とともに、毎日、0.25、0.5、1.0、2.0%の濃 度(v/v)で水に溶かしたMYX−8714を含む薬剤散布を、20−25% 開花期と60−70%開花期に行った。噴霧には、界面活性剤は加えなかった。 枝あたりの花房群は20−25%開花の三日前にカウントした。基本技直径は、 枝複合範囲を計算したのと同じ日に計測した。処置後に残っている果実の数は、 処置してから10週たってからと、また処置後4カ月たった 収穫期にカウントした。果実重量、直径、可溶性固形物の割合、固さは、収穫の 後引き続いて計測することで得られた。統計分析(ANOVA)とダンカン複合 範囲による平均分離に基づいて、完全にランダムな計測が行われた。 枝の直径、花房数、または枝複合範囲あたりの花房数に大きな差異はみられ ないことを、統計分析により確認したが、これは偏向のないランダムな計測であ ることを示している。 図1に示すように、薬剤散布後10日たってからの枝当たりの果実数の平均 値は、散布の濃度比とタイミングに関係があった。20%開花期に2%溶液を散 布した枝に残った大量の果実数を除けば、間引きに対する応答の度合いは、MY X−8714の濃度の増加に大きく関係していた。この処置による大量の果実数 は、3本の重複枝中2本においてみられた、枝あたりの異常に多数の花房の数( >290)によって、ある程度は説明される。もっとも多く果実が間引かれたの は、60%開花期であったが、これは、開いている花に対して間引き効果がよく 効くことを示している。 図2に見られるように、果実のセット数(花房あたりの果実数)は、コント ロールも含めた全ての処置において低かった。花の間引きの程度は、MYX−8 714の濃度と散布期における花の開花率とに、直接な関係があった。過剰な間 引きは、60%開花において散布した薬剤が高濃度であることで引き起こされた 。間引きの度合いは制御可能であり、任意の濃度での間引きの程度は散布時期に よって加減することができるということを、投与量に関する間引きレスポンスは 示している。 図3に示したように、平均果実重量は、高濃度のMYX−8714による果 実セット数の実質的な減少にもかかわらず、処置によって変わらなかった。 図4にみられることであるが、枝あたりの全果実重量は、収穫された果実数 と対応している。これは、平均果実重量が処置によって影響を受けないからであ る。60 %開花で間引かれた枝の収率の減少が示していることは、開花期間中の早めまた は遅めの薬剤散布が、最適な間引きを達成するのにより効果的かもしれないとい うことである。 0.25%濃度のMYX−8714が間引きに最適であるということを、平 方枝区画あたりの果実数が示している(図5)。図6に示したように、枝区画の 単位あたりの果実重量(収量効率の標準値)は、果実数と対応していた。20% 開花期の低濃度散布における果樹の低効率傾向が示していることは、最大、また は一番目の果実が間引かれ、サイズを大きくする能力に劣る二番目に小さい果実 が残されていたのであろう、ということである。同様な効果が、高濃度でも起こ ったのであろう。そこでは、20%開花期に行われた処置によって減じた果実数 にともなって、ごくわずかな代償を得るという傾向が、示されている。 薬剤散布に依存する果実の直径、可溶性固形物の割合、果実の固さの差異は 、収穫後の測定ではみられなかった。したがって、MYX−8714の投与量に 関係するレスポンスは、果実を間引く栽培者たちに対して、大きな利益を与える 。現在の果実間引きプログラムでできる間引きの度合いよりも正確なコントロー ルが、可能である。開花初期の薬剤散布は、開花の遅い小さい果実を保持する一 方で、一番目の果実を阻害するという望ましくない可能性をもたらした。開花期 に遅めに散布した薬剤の低濃度によって葉の傷害を少なくすることも出来るが、 これは重要な開花後の果実細胞の分裂期の間に光合成を増大させるのである。 以下のことが理解されるべきである。すなわち、本稿に記述された実験例と 具体例は目的を示すためだけのものである。また、これらから考えられるさまざ まな修正や変更は、本技術の熟練者に対して提案されるものであり、かつこの技 術の理念並びに権限と、次に示す請求項の範囲に含まれるべきものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI A01N 43/04 9155−4H 53/00 Z 9155−4H 53/02 (72)発明者 クロウレイ アール.ヒュー アメリカ合衆国、アリゾナ州 71953、メ ナ、ボックス 589、ルート 4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.果実を間引く方法であって、花や植物に対し、果実を間引く量の脂肪酸 、その塩、エステル、誘導体、あるいはそれらの混合物の応用を含抱する方法。 2.請求項1において、脂肪酸が下記の構造式を持つ方法。 O ‖ R112CZR2 記号の意味は Z= O、NまたはS R1= 炭素数5から19の飽和または不飽和炭化水素、または エポキシド、またはそれらのシクロプロパン Y1= H、C1−C5の炭化水素、またはR1にそった任意の位 置での水酸化物 Y2= H、C1−C5の炭化水素、またはR1にそった任意の位 置での水酸化物 R2= C1−C10の飽和または不飽和、分枝または非分枝の炭 化水素(ただしR1上の任意の位置にひとつまたはそれ 以上の水酸基を有する);炭水化物;塩;またはH 3.請求項2において、方法のなかでZ=O及びR2が、陽イオン性脂肪族 アンモニウム化合物、K+、Na+、H+などを放出する脂肪族アミンから成る官 能基のなかから選択される方法。 4.請求項3において、R2がイソプロピルアミンである方法。 5.請求項3において、化合物がモノグリコールエステルである方法。 6.請求項3において、脂肪酸が、カプリル酸、カプリン酸、ウンデシリン 酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ペラルゴニン酸、それらの塩及びエ ステルから成る官能基から選ばれる方法。 7.請求項3において、2種類以上のの脂肪酸、塩、その誘導体を、引き続 きあるいは同時に使用することを含む方法。 8.請求項1において、脂肪酸、その塩、エステル、あるいは誘導体がタン クミックスとして用いられる方法。 9.請求項1において、方法のなかで脂肪酸、その塩、エステル、あるいは 誘導体が同時または引き続いて他の間引き剤と併用される方法。 10.請求項9において、間引き剤がNAA、NAD、エテフォンから成る グループから選択される方法。 11.請求項1において、果実が梨果類及び核果類の果実から成るグループ から選択される方法。 12.請求項11において、果実がリンゴである方法。 13.請求項1において、脂肪酸が約10%開花から100%開花の2、3 日後の間に散布される方法。 14.請求項13において、脂肪酸が60%開花から100%開花の間に散 布される方法。 15.請求項14において、脂肪酸が100%開花の2日前から2日後まで の間に散布される方法。 16.請求項1において、脂肪酸が60%組成の約0.25%から2%v/ vまでの濃度、あるいはそれと同等の濃度で散布される方法。
JP5519512A 1992-05-01 1993-04-29 果実を間引くための新規方法及び組成 Pending JPH08500087A (ja)

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