JPH08500162A - 複数壁の封鎖溝を形成する装置 - Google Patents
複数壁の封鎖溝を形成する装置Info
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Abstract
(57)【要約】
以下を有する複数壁の溝(10)を形成するためのシステム:それぞれ、水平部分(50)および該水平部分(50)から従属する部分を有する一対のフレーム部材(46、48);該フレーム部材(46、48)の従属部に対して外部にある側壁、該側壁間に配置された底部床、および該フレーム部材(46、48)の水平部分(50)の平面に平行で該従属部から離れて伸びている各側壁上のフランジ、を有する保持パン(38);該保持パン(38)内に配置され内表面(20)および外表面(26)を有する外壁(14)であって、該外壁(14)の外表面(26)は、該保持パンの側壁および底部壁の少なくとも一部と連結している;該外壁(14)内に配置され内表面および外表面を有する内壁(16)であって、該内壁(16)の内表面は、該フレーム部材の従属部の内表面の少なくとも一部と連結しており、該内壁(16)の外表面(26)と、該外壁(14)の内表面(20)との間には、空洞(28)が形成されている。
Description
【発明の詳細な説明】
複数壁の封鎖溝を形成する装置発明の背景
本発明は、建設工業に関し、さらに詳しくは、あらかじめ設計した格子または
被覆を有する複数壁の溝の形成に関し、これは、この溝を形成する集合体、およ
びこの集合体用のフレームを有する。フレームを有する複数壁の封鎖溝の必要性
は、この溝壁を通って好ましくない物質が周囲の地面に浸出するのを防止する必
要性から生じた。
本発明の必要性は、特に米国環境保護局(E.P.A.)の連邦規制から生じた。例
えば、燃料または他の化学物質に使用する地下タンクは、タンクの内部にタンク
を有しなければならない。その内側の保持タンクに漏れが起こったなら、流体は
、その外側のタンクに捕捉され、低位置の漏れセンサに供給されるか、または外
側のタンクの底部に沿ったストリップセンサ(例えば、Rachem社により製造され
たもの)に供給されて、漏れが起こったとの警報を鳴らす。ある種の液体を含有
する溝には、類似の規制が適用されることが予測され、従って、漏れの検出がで
きる複数壁の溝を必要としている。
溝排水システムの一般的な理論は、長く用いられている。液体の流去が起こる
場合、例えば、化学プラント、食品加工操作、パルプおよび製紙工場、薬品製造
、ビン工場、駐車ガ
レージ、および商店街の駐車場では、溝が用いれている。溝から流れ出た流体は
、一般に、この溝から出た物質がそこに達したときに、それを流し込むのに充分
に大きな排水ますまたは下水管に入る。この溝の頂部は、通常、流体の流入、破
片の捕捉、そこを通過する物体に対する負荷運搬能を与えるように、スロット状
の格子で覆われており、この溝に入る流体の腐食性に耐える物質から構成されて
いる。ある種の用途(例えば、歩道の交差箇所またはこの溝内で導管が収容され
ている場所)では、この溝の頂部は堅く覆われており、流体の流入は僅かであり
、必ずしも望ましくない。
格子および被覆を支持するフレームを有する二重封鎖溝の分野では、ほんの僅
かな開発がなされているにすぎない。先行技術では、二重の壁で囲った重合体コ
ンクリート水路が製造されている。これらの水路は、比較的短い長さに構成され
ており、多くの継手を要し、この継手では、漏れが起こり得る。この溝の上はま
た、しばしば、通過する交通量が多いという他の問題点もあった。先行技術では
、この内部溝および外部溝またはライナーの適当な保護が施されていなかった。
それゆえ、この溝またはライナーの破損が容易に起こり得、漏れを引き起こした
。
先行技術の他の欠点は、フレーム、内部溝ライナーまたは外部溝ライナーの取
り替えに対する準備が、古いシステムを実質的に取り除き非常に高い費用をかけ
て新しいものを取り付けること以外には、欠けていることにある。さらに、これ
らの封鎖溝の内壁および外壁は、互いに接着されており、それゆえ、いずれかの
壁の個々の収縮または膨張が不可能であり、その結果、この封鎖システムのわん
曲および破損が生じた。
先行技術では、いずれの溝にも、勾配または固定勾配がない。それゆえ、技術
者は、その必要条件に沿って溝を設計することができず、棚から取り出せるもの
を使用しなければならず、それゆえ、選択は限られている。先行技術では、提供
できる幅および深さは、限定されている。従って、流体の流れに対して溝を設計
する代わりに、流体の流れは利用可能な溝によって制約されている。
従って、潜在的な漏出点を低減するように、最小数の継手を与える複数の封鎖
溝システムが必要とされている。
熱、冷気、膨張または収縮のいずれによっても、ライナーが破裂したり継手が
破壊されることなく、広範囲の種々の温度範囲に適合できる複数の封鎖溝システ
ムが必要とされている。
溝の継手にて、漏れに対して特別な保護を与える複数の封鎖溝システムが必要
とされている。
溝を横切って通る激しい交通から、内部ライナーおよび外部ライナーを保護で
きる複数の封鎖溝システムが必要とされている。
事実上、継手のない長い溝が必要とされている。
漏れが起こったりまたはライナーが摩耗し始めた場合、フ
レームまたは溝ライナーを取り替える経済的な方法が必要とされている。発明の要旨
先行技術の欠点は、格子で覆った複数壁の封鎖溝に関する本発明により、克服
される。
この溝に沿った安定な位置で、格子を維持する一対の調整可能なフレームが提
供される。このフレームの設計は、Z型フレームのベアリング面の底部にて、フ
レーム中のスロットがボルトで置き換えられていること以外は、米国特許第5,00
0,621号および第4,993,878号のものと本質的に同じである。この格子のベアリン
グ面は、コンクリートとの充分なベアリング面を保証するために、合体した溝壁
の厚さに等しい長さだけ、余分に伸長されている。他の特徴は、フレームまたは
溝の内壁および外壁を取り替えるために、Z型フレームを装着できそして分離で
きる第二のベアリング面を有することにある。
各フレームは、コンクリートの注入前に、その表面の高さに対して、この溝シ
ステムを上下に調整する調整可能なアンカー手段を含む。このアンカー手段は、
支持ロッドが通る開口部を有する管状つばを含む。このアンカー手段は、上記フ
レームの各対向する末端にあるのが好ましいが、比較的に長いフレームの末端間
に、このようなアンカー手段を追加してもよい。各つばは、ねじ穴を有し、この
ねじ穴を介して、そ
れに合わせてねじを切ったL型ボルトは、このつばを固定するために配置され、
それゆえ、このフレームおよび溝システムが、このロッドに沿って、適当な位置
に置かれる。複数の穴およびそれに合うL型ボルトもまた、このロッドに沿った
つばの位置の固定を高めるために、各つばに配置され得る。
この溝の封鎖単位は、以下から構成される:コンクリートに包装され保持パン
または溝壁を含む手段、および第一の壁(または外壁)およびトラフ壁(内壁)
(これらには、流体が実際に流れる)。さらに封鎖保護するためには、この内壁
に、追加の壁をさらに配置してもよい。また、この内壁および外壁を適当な位置
に固定する手段、およびコンクリートの注入前に、その表面の高さに対して、こ
の複数壁の溝を上下に調整する手段が提供される。
この保持パンは、このフレームに確実に装着され、一般に、コンクリートに包
装したときに締まるように、亜鉛メッキした鋼鉄、ステンレス鋼、または著しく
膨張または収縮しない他の物質またはプラスチックのような物質からなる。この
保持パンは、その頂部にて、フランジを介してフレーム部材の底部にボルトで装
着される。この保持パンは、丸穴および/またはスロット穴を介して、ねじを切
ったボルトで固定して、このフレームに装着される。ねじを切っていないスロッ
トまたは穴は、これらの壁がボルトからはずれることなくこれらの壁の膨張およ
び収縮に適合するように、このボルトよりも大きい。
この内壁および外壁は、厚いまたは薄い、亜鉛メッキされ塗装または被覆した
金属だけでなく、異なるプラスチック、ガラス繊維または他の異なる厚さの適当
な物質(この厚さは、これらの壁の内表面に接触している流体に依存する)から
製造され得る。この内壁および外壁は、この流体の温度変化およびこの溝システ
ムの周囲の温度のために、膨張および収縮する。ある場合には、これらの壁とそ
の周囲の物質が、ほぼ同じ割合で膨張および収縮する限り、このことは問題では
ない。多くの設備では、このことは、この溝内の流体温度が著しく変化している
間に、膨張および収縮がこれらの壁を破裂させるような事例にはならない。従っ
て、これらの内壁および外壁は、それぞれの温度および組成(これは、著しい量
で変化し得る)に依存して、個々に膨張または収縮できるように、このパン内に
取り付けられる。
これらの壁がその長さに沿って他の壁から互いに均等に間隔を置いて配置され
るように、この内壁と外壁との間に形成した空洞内に、間隙手段が提供される。
この間隙手段は、この内壁の外表面から外壁の内表面までにわたる、複数の間隔
を置いた堅い要素または突起である。これらの突起の間隔、および壁間の距離は
、流体の流れに対して充分でなければならず、そしてこの溝内のいずれかの場所
のセンサ(これは、この溝の全体の長さに沿ったセンサを含み得る)を収容する
のに充分でなければならない。
この溝の封鎖単位は、必要な勾配または中立底部を有し百
フィート以上にわたって膨張継手を有しない連続壁を形成できるように、非常に
柔軟である。この溝の封鎖単位は、漏れを起こし得る継手の数を最小にできる限
り、連続した単位であるべきである。その内壁は、中立であるか、または必要に
応じて勾配があってもよい。この内壁は、通常、その浅い末端からさらに深い排
出末端に向かって伸びるような様式で、この外壁に固定される。他の状態では、
これらの壁は、その排出末端付近、その中間部付近、または両末端で固定され得
る。長い溝を作る場合、これらのフレームの長さを越えて溝壁の拡張を行っても
よい。この拡張は、妨害のないようにしなければならず、追加した長さ、屈曲部
および交差部に対する調整が必要である。柔軟な密封剤で満たした標準的な重ね
継手の使用は、多くの場合に適当であるが、さらに完全な安全性を得るには、二
重の封鎖継ぎ箱を使用してもよい。これらの壁の継ぎ箱への流入末端は、膨張ま
たは収縮できるのに対して、これらの壁の流出部は、この継ぎ箱にしっかりと固
定されており、これらの壁はその長さに沿って次の継ぎ箱に膨張できる。
この継ぎ箱は、格子または被覆を支持するフレームを有する、上部の開いた箱
である。この継ぎ箱は、内壁および外壁と共に組み立てられ、望ましいなら、漏
れを検知するために、これらの壁の間に、センサを配置し得る。いくつかのシス
テムでは、この内壁と外壁との間の漏れを目視的にチェックでき、これはセンサ
が働かない場合があるので好ましい。
膨張および収縮を制御するさらに他の手段は、溝の末端、屈曲部または交差部
にて、ライナーの曲がりに対して、新たに設計したフレームの下に、間隙を設け
ることである。ライナーの膨張に対して使用する柔軟に密封した継手または接合
部を除くことは、可能である。この溝の立体配置および溝ライナーの膨張または
収縮に依存して、このライナー壁は、各溝の末端付近に固定され得、溝末端の間
で、この壁の圧縮を起こすことができる。他のオプションには、その深い末端を
固定して、その浅い末端(ここでは、膨張したライナーに対して、膨張空洞が存
在する)に向かって強制的に膨張することがある。他のオプションには、その浅
い末端を固定して、その第五の実施態様のフレームを用いることにより、その深
い末端に向かって強制的に膨張することがある。他のオプションには、各末端間
の一定の位置でこのライナーを固定し、両方向に強制的に膨張して、2個以上の
小単位への実際の膨張または収縮を低減することがある。価格を低減し、継手お
よび/または継ぎ箱の数を最小にしつつ、この新たに設計したフレームを柔軟な
ライナー条件に使用することの万能性および低価格は非常に大きい。
この封鎖溝をフレームと共に形成するために、そこに設置されるべき溝単位よ
りも大きく細長い溝が掘られる。外部の保持パンは、そこに入れるコンクリート
または他の物質の厚さにほぼ近い仮ブロック上に配置される。その外壁は、次い
で、このパンの内部に配置される。この外壁に沿った低い場
所にて、またはその底部に連続的に沿ってケーブル形状で、センサを設置しても
よい。
この内壁は、次いで、この外壁内に配置され、両方の壁の頂端部が平坦になる
ようにされる。次いで、この内壁および外壁を適当な距離に離して保持するため
に、この頂端部に沿った空洞内に、T型スペーサが配置される。このスペーサは
また、物質がこの空洞に入るのを妨害するキャップをこれらの壁に取り付ける。
このT型スペーサの両側(ここでは、このT型スペーサは、この外壁および内壁
と接触している)に沿って柔軟な密封剤(例えば、D Aircraft Products - BR 4
005)を配置するべきである。
次いで、Z型フレームの裏側に、それをこの内壁に固定する柔軟な密封剤をか
ぶせる。このフレームは、そのフレームボルトを、スロットを介して、この保持
パンの各フランジに挿入することにより、この保持パンに装着され、これらのフ
ランジはワッシャーおよびナットで固定される。次いで、この内壁および外壁が
、このフレームに良く適合するが依然として膨張または収縮に対して充分に緩く
なるまで、このパンはこのフレームに押し付けられる。このパンボルト上のナッ
トは、次いで、よく締め付けられる。この溝システムは、次いで、アンカー台上
の適当な高さまで上げられ、このアンカー台では、支持ロッドが副表面に送られ
ており、これらの壁の周りに注ぐコンクリートまたは他の物質に備えた位置で固
定されている。
この内壁および外壁および支持壁は、この溝の浅い末端に固定されている。こ
の溝の排出末端では最大の膨張または収縮が起こる。各溝の排出末端では、この
溝を所望の長さに拡張するために、連続した排出能を有する膨張継手または継ぎ
箱が必要である。継ぎ箱また膨張継手と類似した交差部もまた、必要である。
このフレームの頂部外側では、コンクリートまたは他の物質を注入した後であ
ってそれが硬化するすぐ前に、こてを用いて垂直のグルーブを形成することが薦
められる。このくぼみは、隣接する床を覆うコーキングまたは被覆で満たしても
よく、 それゆえ、このフレームでの密封性が改良される。この格子または被覆
は、次いで、このフレーム内に配置され得る。
本発明の種々の実施態様を開示する。第1の実施態様は、この保持パンの外側
に伸長したフランジに固定したアンカー板を含む固定手段を有する。このアンカ
ー板の反対側の面は、上で述べた特許に開示のように、Z型フレームに固定され
ている。この内壁および外壁は、この保持パンと、このZ型フレーム上の従属脚
との間の適当な位置で保持されている。この溝の内壁および外壁は、間隔部材に
より、互いに一様に分離されている。この内壁および外壁は、さらに、この保持
パン内に包装される。
第二の実施態様では、この保持パンの外側に向かって配置したフランジは、こ
のZ型フレームに直接にボルト締めされ
る。アンカー板はない。第二の実施態様は、第一の実施態様と類似して、間隔部
材により保持した内壁および外壁を一様に間隔をおいて配置し、この内壁および
外壁はこの保持パン内に包装されている。
第三の実施態様は、外側に伸長した頂部フランジを有する外壁を有し、この頂
部フランジでは、アンカー板が固定されている。この溝調整手段はこのアンカー
板に接続されている。Z型フレームは、その水平部分に沿って、このアンカー板
の頂部に分離可能に固定されている。この内壁は、この外壁と、このZ型フレー
ム状の従属脚との間の適当な位置に保持されている。第三の実施態様では、この
外壁は、保持パンとして効果的に作用する。
第四の実施態様では、アンカー板は存在せず、このフレームの水平部分は、こ
の外壁上のフランジに、直接に分離可能に固定されている。第三および第四の実
施態様では、この内壁は、膨張または収縮できるように設置されている。
第五の実施態様は、この溝が他の溝と交差するとき、またはこの溝が向きを変
えるとき、この内壁の収縮または膨張を可能にする手段を有する。このアンカー
板は、この外壁のフランジの頂部に固定した水平部分、および下方に突き出た脚
を有し、この脚は、この外壁の内表面の一部に伸長している。このZ型フレーム
の水平部分は、このアンカー板の水平部分の頂部に分離可能に固定されており、
このアンカー板の脚と、この内壁に配置したフレームの従属脚との間に間隙を与
える
ように、先の実施態様のZ型フレームより幅が広い。この間隙の幅は、このアン
カー板上のフレームの水平部分を広くする手段により調整可能である。
本発明の第六の実施態様は、第五の実施態様のアンカー板を使用する。この外
壁は、フランジと共に提供されるのではなく、代わりに、このアンカー板の下方
に突き出した脚に、直接にボルト締めされる。この内壁は、このZ型フレームの
従属脚の内表面にボルト締めされる。
ここで開示の固定手段は、保持パン、外壁および内壁の立体配置を用いた使用
に適応できるか、または別にこの外壁が保持パンとして作用する場合の、この外
壁および内壁の立体配置を用いた使用に適応できることが理解できる。図面の簡単な説明
図1は、複数壁の構図を有する、本発明の溝集合体の透視図である;
図2は、本発明に従ったフレーム部材の断面図である;
図3は、本発明に従ったフレームの1実施態様の透視図である;
図4は、本発明に従ったフレームの1実施態様の透視図である;
図5は、図4で示した実施態様のためのアンカー台およびフレームの透視図で
ある;
図6は、図4で示した実施態様の別の実施態様のためのア
ンカー台およびフレームの透視図である;
図7は、本発明に従った二重封鎖溝の部分断面図である;
図8は、図7で示した二重封鎖溝の第二の実施態様の断面図である;
図9は、本発明の複数封鎖溝の第三の実施態様の部分断面図の末端図である;
図10は、本発明の第四の実施態様の部分透視図の末端図である;
図11は、本発明の第五の実施態様の部分断面図である;
図12は、複数の封鎖溝の第五の実施態様の部分断面図での透視図である;
図13は、格子なしで示した溝システムの上面図であり、柔軟な集合体の使用
を説明している;
図14は、本発明の第六の実施態様の部分断面図の末端図である;
図15A〜Cは、本発明に従って、容器に交差した3種の複数壁の溝の可能な
配列の断面図および上面図である;そして
図16は、本発明に従った、膨張継手のための継ぎ箱の断面図である。発明の詳細な説明
A.第一の実施態様
図1を参照すると、本発明の複数壁の溝10は、外壁14、該
外壁14の内部に載った内壁16、および内壁16と外壁14との間に保持した空洞28を
含んで、示されている。また、この後では、このシステムを地面に固定する手段
、およびこの複数壁の溝を交差させる手段が示され記述されている。内壁16は、
外壁14に接着しておらず、内壁16および外壁14は、互いの他の壁から独立した長
さに沿って、膨張および収縮することが可能であり、また、フレーム46、内壁16
および/または外壁14を簡単に取り外しまたは取り替えすることが可能である。
図1、図7および図8に示すように、外壁14は、一般に、長方形または「U」
型に形成され、外表面18により定義される全体の断面幅が、下記の保持パン38の
幅と実質的に同じであるように充分に大きく、また保持パン38の中に入れること
ができる。内壁16もまた長方形または「U」型である。複数の外側に突き出た堅
い間隔部材30は、一端は、内壁16の外表面26に固着され、それに沿って間隔を置
いて配置され、外壁14の内表面20に伸びそれと連結している。もちろん、これら
の間隔部材30は、外壁14の内表面20に装着してもよい。内壁16は、外壁14と類似
の断面を有するが、外壁14内に入るように、断面寸法ではそれより小さい。
内壁16および外壁14は、種々の堅い物質(例えば、ステンレス鋼、亜鉛メッキ
したまたは被覆した鋼鉄、アルミニウム、ガラス繊維またはプラスチック化合物
)から、容易に成形され、形成されまたは押出され得る。各溝に対する物質の選
択は、この溝システムに捕捉されると予想される液体の性質に
依存する。
図1、図7および図8を参照すると、間隔部材30は、内壁16を確実に据え付け
るように、一定の長さを有し、全体的な支持を行うために、外表面26に沿って、
互いに他の間隔部材から離れている。間隔部材30はまた、外壁14の底部22に配置
され得る流体漏出センサ32を妨害しないようにして、外壁14の内表面20に沿って
配列されている。間隔部材30は種々の断面を有し得る。
図2、図3および図4を参照すると、フレーム部材46、48は、典型的には、中
央の水平部分50、この水平部分50の前端部52に連結した従属部60、およびこの水
平部分50の後端部54から上昇している格子接触部材62を有して、断面図で「Z型
」を有する。
各フレーム部材46、48は、水平部分50に、複数のボルト穴64を有する。第一の
実施態様では、フレーム部材46、48をアンカー板100に固定するために、これら
の各ボルト穴64に、ねじを切ったボルト70が通され、他のボルト70は、アンカー
板100(下記)およびフランジ調整スロット(図示なし)の第二のボルト穴108に
通され、図7に示すナット72により固定される。
B.第二の実施態様
第二の実施態様では、図8に示すように、フレーム46、48の表面58に直接接合
したボルト73は、フランジ調整スロット
(図示なし)を通り、ナット72(左フランジだけ、図7および図8に示す)によ
り固定されている。各フレーム部材46、48は、好ましくは、所望のフレーム形状
に容易に成形され、または押出され得る堅い物質から構成される。これらの物質
の例には、ステンレス鋼、亜鉛メッキしたまたは被覆した鋼鉄、アルミニウム、
ガラス繊維またはプラスチック組成物が包含される。
図1、図7および図8に示す保持パン38は、一対の直立した側壁76、78、およ
び側壁76と78との間に配置した底部床80を有する。この保持パンは、内壁16およ
び外壁14を入れることができる。フランジ82(左フランジだけ、図7および図8
に示す)は、保持パン38の中央部から離れて、それぞれの側壁76、78の頂端部か
ら伸びている。側壁76、78、底部床80およびフランジ82は、通常、互いに直角と
なっているが、この特定の形状は、単に、1つの便宜にすぎないことが明らかで
ある。各フランジ82に沿って、複数の調整スロット(図示なし)がその中に間隔
を置いて配置されている。第一の実施態様では、これらのフランジ調整スロット
は、アンカー板100(下記)にて、第二のボルト穴108で整列される。第二の実施
態様では、このフランジ調整スロットは、フレームボルト穴64(図7に示す)で
、直接に整列される。保持パン38は、フレーム部材46、48と同様に、種々の堅い
物質(例えば、ステンレス鋼、亜鉛メッキしたまたは被覆した鋼鉄、アルミニウ
ム、ガラス繊維またはプラスチック組成物)から容易に鋳造
され、形成されまたは押出され得る。
図5および図6を参照すると、好ましい地面アンカー手段は、支持ロッド92、
円筒状つば94(これは、側面を貫通して伸びているねじ穴96および縦に伸びた開
口部95を有し、これらは、支持ロッド92を収容する)、L型ボルト98(これは、
ねじ穴96と合うようにねじ切られている)、つば94に装着した連結部材97、およ
びアンカー板100(これには、フレーム部材46、48およびフランジ82が装着され
ている)を有する。ロッド92、つば94、およびそれと同軸の開口部95は、円筒状
の形状である必要はないことが明らかである。図5および図7は、統合的に形成
した、つば94、連結部材97、およびアンカー板100を単一ピースとして示してい
る(同様に、図6および図8は、統合的に形成した、つば94、連結部材97、およ
びフレーム46、48を単一ピースとして示している)が、これは唯一の連結手段で
はない。
アンカー板100は、複数の垂直に伸びたねじボルト穴106、108を有し、これら
は、アンカー板100に沿って間隔を置いて配置されており、2つのタイプに区別
され得る:第一のボルト穴106は、フレーム46、48をアンカー板100に固定するた
めに使用されるのに対して、第二のボルト穴108は、フランジ82をアンカー板100
に固定するために使用される。第一のボルト穴106は、フレームボルト穴64と整
列するように、アンカー板100に沿って間隔を置いて配置されている。第二のボ
ルト穴108は、フランジ調整スロットと整列するように、アンカー板
100に沿って間隔を置いて配置されている。この代わりに、図8の第二の実施態
様に示すように、連結部材97はフレーム部材46、48と直接に装着してもよい。
C.第三の実施態様
図9を参照すると、数字10'は、第三の実施態様の溝封鎖単位を表わし、外壁
すなわち保持パン12'、内壁14'、外壁12'および内壁14'を適当な位置に固定する
手段16'、およびコンクリートの注入前に、その表面の高さに対して、複数壁の
溝10'を上下に調整する手段18'を有する。外壁12'は、種々の堅い物質(例えば
、ステンレス鋼、亜鉛メッキしたまたは被覆した鋼鉄、アルミニウム、ガラス繊
維またはプラスチック化合物)から容易に形成され得る。物質の選択は、この溝
システムに捕捉されると予想される液体の性質および温度に依存する。
外壁12'は、(図12に示すように)、最終的にコンクリートに包装され、直
接的または間接的のいずれかで、固定手段16'に確実に装着される。外壁12'は、
横に伸びたフランジ部材22'をその頂部に有する側面20'を有し、この側面20'は
、その低い方の末端で底部24'と連結している。流体センサ25'は、内壁14'また
は外壁12'のいずれかにて、漏れを検出するために、外壁12'の底部24'に位置し
ている。内壁14'は、流体がそれに沿って実際に流れる構成要素であり、断面図
では一般的なU型を有して示され、その表面26'の一部は、外壁12'の底
部24'と連結している。内壁14'の上端28'は、フランジ部材22'に隣接して終わっ
ており、外壁12'の内表面と接触している。さらに封鎖保護を行うには、内壁14'
と共に、他の壁(図示なし)を配置してもよい。
内壁14'は、亜鉛メッキされ塗装または被覆した金属だけでなく、異なるプラ
スチック、ガラス繊維または他の異なる厚さの適当な物質(この厚さは、この内
壁14'の内表面に接触している流体に依存する)から製造され得る。この内壁14'
および外壁12'は、この流体の温度変化およびこの溝システムの周囲の温度のた
めに膨張および収縮する。ある場合には、これらの壁12'、14'とその周囲の物質
が、ほぼ同じ割合で膨張および収縮する限り、このことは問題ではない。多くの
設備では、このことは、この溝内の流体温度が著しく変化している間に、膨張お
よび収縮がこれらの壁12'、14'を破裂させるような事例にはならない。従って、
この内壁14'は、それぞれの温度および組成(これは、わん曲を起こすことなく
、著しい量で変化し得る)に依存して、個々に膨張または収縮できるように、こ
の外壁12'に取り付けられる。
固定手段16'は、水平部分32'を有するZ型フレーム部材30を有し、このZ型フ
レーム部材は、その末端の1つが直立部分34'を有して終わり、他の末端では、
従属脚部分36'を有して終る。水平部分32'は、格子152(図1に示す)のベアリ
ング表面として役立つ。長方形のアンカー38'は、フランジ22'の頂部にて、ボル
ト40’により固定され、ナット41'により
適当な位置に保持されており、このボルト40'は、フランジ22'にて、調整スロッ
ト(図示なし)内に収容されている。これらのスロットは、好ましくは、外壁12
'がボルト40'からはずれることなく、外壁12'の膨張および収縮に適合するよう
に、ボルト40'よりも大きい。このアンカー板38'は、フレーム30'または溝内壁1
2'および/または外壁14'を取り替えるために、フレーム30'が装着および分離で
きる第二のベアリング面を提供する。フレーム部材30'は、ねじを切った平頭ね
じ42'によって、アンカー板38'の頂部に順に固定されている。
アンカー手段18'は、コネクター46'によってアンカー板38'に固着している中
空の円筒状つば44'を有し、このつば44'は、その中に、支持ロッド92(図1に示
す)を収容し、この支持ロッド92は、その1末端にて、溝の底部に固定されてい
る。つば44'は、このつば44'の開口部52'に収容されているボルト50'によって、
各ロッド96上の選択した位置に固定されている。複数の開口部50'、およびそれ
に合うボルトもまた、ロッド92に沿って、つば44'の位置の固定を高めるために
使用され得る。
比較的に長いフレームには、その間に、さらにアンカー手段18'をさらに付け
てもよいものの、これらのアンカー手段は、フレーム30'の対抗する各末端にあ
るのが好ましい。溝システム10'(および他の下記の実施態様)をアンカー手段1
8'に装着するには種々の方法が使用され得る。このような1方法を例示するため
に、1991年2月19日に登録された米国特許第4,
993,878号を参考文献として挙げる。
アンカー手段18'の上記構成要素は、好ましくは、所望のフレーム形状に容易
に成形され、形成されまたは押出され得る堅い成分から構成される。これらの物
質の例には、ステンレス鋼、亜鉛メッキしたまたは被覆した鋼鉄、アルミニウム
、ガラス繊維またはプラスチック組成物が包含される。
D.第四の実施態様
図10を参照すると、本発明の第四の実施態様は、一般に、数字100'により表
され、外壁112'、内壁114'、内壁112'および外壁114'を適当な位置に固定する手
段116'、およびアンカー手段118'を有する。第三の実施態様10'と第四の実施態
様100'との間の重要な相違点は、フレーム部材130'がフランジ部材122'に連結さ
れ、そしてコネクター146'がフランジ部材130'に固定されていることである。
第四の実施態様では、水平部分132'の下面は、フランジ部材122'の頂部と直接
に連結しており、フランジ部材122'にて、スロット(図示なし)中に収容されて
いるボルト142'によって適当な位置に固定されている。ボルト142'は、ナット14
1'により固定されている。コネクター146'は、直立部分134'と水平部分132'との
交差点に隣接したフレーム部材130'に、装着されている。
E.第五の実施態様
一方向に流れる溝が、別の方向の流れを有する溝と交差する場合、または溝が
方向を変える場合には、問題が起こる。図11および図12は、この膨張の問題
の解決を例示し、ここでは、内壁14'の上部と、外壁12'とをきっちりと連結する
代わりに(図9および図10に示す)、溝Aが溝Bとの交差点に近づくにつれて
、矢印Cの方向に沿って溝Bの膨張/収縮に適合するように、内壁214'と外壁21
2'との間に間隙231'を設けている。フレーム部材230'は、細長い水平部分232'を
有し、この水平部分232'は、一方の末端では従属脚236'を有して終り、他の末端
では、直立部分234'を有して終る。外壁212'は、ボルト240'およびナット241'に
よってアンカー板238'の下面に固定したフランジ手段222'により、適当な位置に
保持されている。アンカー板238'の右側は、従属脚部材260'で終り、この従属脚
部材260'は、外壁212'の内表面に沿って伸長しており、従属脚部材260'と従属脚
236'の間には間隙231'がある。
間隙231'の寸法は、1インチから4インチ以上まで変えられ得、アンカー板23
8'上の水平部分232'の配置によって決まる。間隙231'の幅、およびフレーム230'
の長さは、溝Aと溝Bの交差点で起こる膨張および収縮の量によって決まる。水
平部分232'の位置は、ボルト242'を穴233'を通してアンカー板238'の頂部に固定
することにより、決められる。
アンカー手段218'は、コネクター246'を有し、このコネクター246'は、その末
端の1つにて、アンカー板238'と連結さ
れ、他の末端にて、つば244'と連結されており、このつば244'は、その中にロッ
ド248'を収容している。第五の実施態様では、つば244'は、掘る溝の深さおよび
水平部分232'に受容される格子の高さに依存して、一定の所望の高さで、ロッド
248'上に置かれている。
図12に示すように、溝Aでは、フレーム部材130'をフレーム部材230'に連結
する部分270'がある。
内壁214'は、後部末端215'および前部末端217'を有し、内壁214'に沿って前部
末端217'の方に流体を滞りなく流すために、後部末端215'は前部末端217'よりも
高く保持されている。
F.第六の実施態様
図14に示す第六の実施態様300'は、その壁312'、314'が、脚236'、260'で固
定されていること以外は、図11の第五の実施態様と類似している。この第六の
実施態様300'は、ステンレス鋼、ガラス繊維および他の金属またはプラスチック
調製物を用いた内壁14'の膨張または収縮が小さい場合に使用され得る。
具体的には、この実施態様300'は、Z型フレーム部材330'を有し、このZ型フ
レーム部材330'は、水平部分332'、直立部分334'および従属脚336'を有する。こ
の部材330'は、ボルト手段342'により、板338'の頂部に固定されている。この板
338'は従属脚360'を有し、この従属脚360'は従属脚336'と平行であり、両者の間
に間隙231'を形成するように、従属脚33
6'から調整可能に間隔を置いて配置されている。アンカー手段318'は、上記アン
カー手段18'、118'、218'の構造と類似している。
ボルト380'およびナット382'は、その頂部が脚360'の外表面と隣接している外
壁312'を固定する。壁314'の上部は、ボルト384'およびナット386'によって、脚
336'の内表面に装着される。
この内壁が、ある種の物質(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンおよびポ
リ塩化ビニル)から構成されるとき、この内壁は、それに運ばれる流体の温度が
100度上昇すると、100フィートの距離に対して、4〜5インチ程度膨張し得る。
この膨張を調節するために、溝が一方向に伸長するとき、膨張し得る内壁に、「
ブランク末端」が付加される。図13を参照すると、溝405'の内壁414'は、末端
415'を有し、この末端415'は、被覆した拡張空洞417'に伸びて、その中のライナ
ー414'の膨張を調節している。
図13をまた参照すると、溝システム400'は、T型交差溝401'、角型交差溝40
2'および溝屈折点403'を伴って、例示されている。このT型溝401'、溝402'およ
び溝403'と、溝405'との交差点に隣接して、溝405'の内壁の膨張または収縮に備
えて、溝401'、402'および403'のそれぞれに、Z型フレーム230'が示されている
。
この溝の内壁および外壁の、周囲のコンクリートまたは他の保持物質への固定
は多くの場所で行われ得る。例えば、40
4'の位置で固定すると、溝405'の壁は両方向に縦向きに膨張および収縮すること
が可能になる。407'の位置で固定すると、溝405'の外壁および内壁414'は、415'
の末端に向かって膨張および収縮することが可能になり、また、409'の位置で溝
405'を固定すると、溝403'に向かって膨張および収縮することが可能になる。
図1、図15および図16を参照すると、複数壁の溝システム40では、各複数
壁の溝10は、後部末端116および前部末端118を有し、複数壁の溝10において、前
部末端118の方に流体を滞りなく流すために、後部末端116は前部末端118よりも
高く保持されている。図15および図16を参照すると、複数壁の溝間に交差点
が必要なら、溝114の後部末端120は継ぎ箱または容器110に装着されており、そ
の前部末端(図示なし)は貫通するが、第二の容器(図示なし)には装着されて
いない。これは、二重壁の溝12が保持パン38の内部に自由に縦方向に膨張および
収縮するのを可能にするためにある。また、流体を流すために、2個の複数壁の
溝112、114が容器110で交差しているとき、第一の溝112の前部末端118は、それ
が容器110貫通する場所では、第二の溝114の後部末端120が容器110に装着されて
いる場所よりも高く保持される。複数の容器110に関して、各容器110の頂部では
、被覆または格子152は、必ず周囲の地面に合わせて平らにされているが、各容
器110の深さは、流体がこのシステム40の一端から他端に流れるように変えても
よい。
図15および図16は、容器110の好ましい交差システムを示し、この交差シ
ステムには、2個の複数壁の溝112、114(またはそれ以上の溝)が配置され得る
。本発明の他の構成要素と同様に、容器110は、上で挙げた物質のいずれからも
製造され得、必要な種々の形状またはサイズに鋳造され、形成されまたは成形さ
れ得る。図15および図16に示す容器110の形状は、長方形の箱の形状である
ものの、いずれの類似の形状でも充分なことを記しておく。少なくとも1個の複
数壁の溝112は、流体が前部末端118から容器110に流れるように、前部末端118に
て、容器110に貫通している。容器110に入った流体は、外部に除去するために底
部または側面の開口部に排出され得る。また、少なくとも1個の複数壁の溝114
は、流体が容器110から後部末端120に流れるように、後部末端120にて、容器110
の1側面に装着され得る。図15A、図15Bおよび図15C発明で考慮される可能な
立体配置を示す。図15Aは、容器に貫通している2個の溝112、115の前部末端11
8、123と、第3の溝114の後部末端120の平面図である;図15Bは、図15Aの断面
図である;別の立体配置として、図15Cは、1つの溝112の前部末端118、容器側
壁124に垂直に装着した第2の溝114の後部末端120を示し、そして斜めの角度で
容器側壁124に装着した第3の溝115の後部末端121の幻影図を示す。
容器110に溜る液体(図示なし)を、排出溝114の保持パン38か排出溝114の空
洞28のいずれにも流すことなく、それを強制的に排出溝114の内壁16に流すため
には、接点138にて、密
封手段(図示なし)を使用するべきである。例えば、この溝システム40に合うよ
うに成形したゴムストッパー(図示なし)は、柔軟なシーラント(例えば、D Ai
rcraft Products - BR4005)を用いて、保持パン38、外壁14および内壁16に密封
され得る。
さらに、図1および図4に示すように、このシステム40は、複数の格子支持ク
ロスバー140を有し得る。これらの水平クロスバー140は、適当な装着手段(例え
ば、このクロスバー140を、各フレーム部材の水平部分50の頂部表面56に直接接
合すること、または他に、図4に示すように、このクロスバー140を、一対のね
じ142により、フレーム部材46、48に固定すること)により、両フレーム部材46
、48に装着される。このような各ねじ142は、2個のクロスバーボルト穴(図示
なし)(これは、クロスバー140の2個の末端のそれぞれに位置している)の1
個を通り、次いで、各フレーム部材46、48の水平部分50にあるねじ穴(図示なし
)を通って、2個のフレーム部材46、48の1個にねじで装着される。
設置および操作
複数壁の溝システム40の設置および操作は以下である:複数壁の溝システム40
およびその周囲のコンクリートを保持するのに水路42は充分に深く地面を掘る。
1個より多い溝が必要なら、この水路42は、容器を保持する各接合部を充分に広
くするべきである。いずれの実施態様でも、次の主要な工程
は、水路42において、複数壁の溝10、および必要なら、その全体のシステム40を
組み立てることである。
第一の実施態様では、図7を参照すると、アンカー板100を連結部材97によっ
て各つば94に接続する。各アンカー板100の底部表面104を、フランジ82の頂部表
面に対して同一表面に配置し、その結果、そのフランジ調整スロットをアンカー
板100の第二のボルト穴108と整列させる。ねじを切ったボルト70を、各第二のボ
ルト穴108(ねじを切っていても切っていなくてもよい)、およびフランジ調整
スロット(ねじを切っていない)に挿入し、それに合うナット72でフランジ82の
下に一時的に留める。
次に、外壁14を保持パン38の内部に配置する。漏れを検知するために、外壁14
の底部22に流体センサ32を配置してもよい。次いで、内壁16を外壁14の内部に配
置する。空洞28を形成し、内壁16の外表面26上に統合的に形成した複数の間隔部
材30によって、内壁16と外壁14の間に維持する。内壁16を外壁14の内部に配置し
たとき、これらの間隔部材30は外壁14の内表面20に載っている。
所望の空洞28と同じ幅のT型キャップ148を内壁16の頂端部34と外壁14の頂端
部36の間に配置する。このT型キャップ148は、流体がフレーム46、48の下から
空洞28に浸出しないように、内壁16と外壁14との間でさらに密封するために、含
めるべきである。
一旦、内壁16および外壁14を適当な位置に置くと、フレー
ムボルト穴64が、アンカー板100にて、ねじを切った第一のボルト穴106と整列す
るように、フレーム部材46、48をアンカー板100の頂部表面102に配置する。次い
で、ねじを切ったボルトまたはスクリュー74を各フレームボルト穴64に挿入し、
ボルト74をそれに合う第一のボルト穴106にねじで装着することにより、フレー
ム46、48をアンカー板100に固定する。この時点で、フランジ82をアンカー板100
に固定しているナット72を緩めるが、取り外しはしない。次いで、各フレーム部
材46、48の内表面66が、外壁14上の間隙部材30に対して、内壁16を押し付け、そ
れにより、保持パン側壁76、78に対して外壁14を押し付けるように、フランジ82
をアンカー板100上で調整する。一旦、各フレーム46、48を適当な位置に置くと
ナット72を締める。
第二の実施態様では、図8を参照すると、フレーム46、48を、連結部材97によ
りつば94に直接接続する。このためには、外壁14および内壁16の両方は、保持パ
ン38をアンカー手段に固定する前に、保持パン38に設置しなければならない。二
重壁の溝12の保持パン38への設置は、好ましい実施態様と同様にまず第一に行わ
れる。
一旦、内壁16および外壁14を保持パン38内の適当な位置に置くと、各フレーム
部材46、48の内表面66が、外壁14上の間隔部材30に対して、内壁16を押し付け、
それにより、保持パン側壁76、78に対して外壁14を押し付けるように、フレーム
部材46、48のボルト穴64をフランジ82の調整スロットに整列
させる。次いで、ねじを切ったボルト73をフレームボルト穴64およびフランジ調
整スロットに挿入し、このボルト73を、フランジ82の下のナット72で固定するこ
とにより、フレーム部材46、48をフランジ82に装着する。
第三の実施態様10'の設置では、図9に示すように、板38'を、ナットおよびボ
ルト41'、40'によって、外壁のフランジ22'に緩く固定する。次に、内壁14'を、
外壁12'の内部に配置し、内壁14'からの漏れを検知するために、外壁12'の底部2
4'に、流体センサ25'を配置してもよい。次いで、板38'の頂部に、Z型フレーム
30'の水平部分32'を配置し、ボルト42'を適当な位置で締め、脚36'の内表面を、
外壁12'に対して、内壁14'によく押し付ける。次いで、ナット41'を締める。
図10に示す第四の実施態様100'の設置では、コネクター146'によって、フレ
ーム130'をアンカー手段118'に直接接続する。従って、内壁114'およびセンサ12
5'は、外壁112'をフレーム130'に固定する前に、外壁112'内に入れなければなら
ない。第四の実施態様100'の残りの設置工程は、第三の実施態様10'の上記工程
と同様に行われ、フレーム130'の水平部分132'は、ボルト142'およびナット141'
によって、フランジ122'に緩く固定される。内壁112'が外壁114'によく固定され
るまで、脚136'を図10の左側に動かす。次いで、ナット141'をボルト142'に締
める。
図11に示す第五の実施態様では、連結部材246'により、アンカー板238'を各
つば244'に接続する。各アンカー板238'
の底部表面をフランジ222'の頂部表面に対して同一表面に配置し、その結果、そ
のフランジ調整スロットがボルト240'(このボルト240'は、フランジ穴を通って
いる)に整列され、そして下方脚260'に対して、外壁212'に堅く整列され、そし
てナット241'を締める。次に、内壁214'を外壁212'の内部に配置する。外壁212'
の底部224'には流体センサ225'を配置してもよい。
一旦、内壁214'を適当な位置に置くと、フレームボルト穴233'が、アンカー板
238'にて、ねじを切ったボルト穴と整列するように、フレーム部材230'をアンカ
ー板238'の頂部表面に配置する。次いで、ねじを切ったボルト、またはねじ242'
を各ボルト穴233'に挿入し、ボルト242'をこの板238'のそれに合うボルト穴にね
じで装着することにより、フレーム230'をアンカー板238'に固定する。
第六の実施態様では、図14を参照すると、ボルト380'およびナット382'によ
って、外壁312'をアンカー板338'の脚360'に固定する。この時点で、外壁312'に
センサを設置してもよい。次に、ボルト384'およびナット386'によって、内壁31
4'を脚336'に装着する。フレーム330'の板338'への設置は、先に記述の第五の実
施態様と同様に行う。
いずれの実施態様でも、複数の溝が必要なら、各溝120の後部末端は容器110に
装着され得る。この時点で、必要なら、図15Cのように、追加の排出溝115の後
部末端121をこの容器に装着してもよい。後部末端120が、この容器と接触してい
る場
合、容器110に溜る液体を排出溝114の内壁16に強制的に流すために、この容器の
内部の位置にて、密封手段を使用する。次に、流入溝112の前部末端118を容器11
0に挿入する。この流入溝がこの容器110と接触している場合、それを位置136で
固定するために、柔軟な密封手段を使用するべきである。この時点で必要なら、
図15Aおよび図15Bに示すように、同様に、追加の流入溝115の前部末端123を容
器110に挿入してもよい。
図16を参照すると、2個の複数壁の溝10の間で単一の継手が必要なら、排出
溝114の後部末端120は、上記の交差点と同様に、容器110に装着される。次に、
流入溝112の内壁16(これは、その溝112の外壁14より長い)が、排出溝114の内
壁16内に配置されるように、流入溝112を容器110に挿入する。これにより、流入
溝112から直接に排出溝114へと液体を妨害なく流すことが可能になる;また、内
壁16から外壁14へと漏れた液体が、容器110に流れることが可能になり、この容
器110では、この液体はこの容器110の格子152を通して観察することにより、目
視で検知され得る。
一旦、複数壁の溝10(または溝システム40)を水路42に組み立てると、それは
、その最終的な通路に沿って水路42内に配列され、ほぼ最終の勾配まで上げ、そ
の勾配で支持部材(図示なし)(例えば、一組のツーバイフォー)により支持す
る。複数の支持ロッド92を、一定間隔で地面に配置し、それを各つば94に貫通さ
せる。一旦、支持ロッド92を固定すると、溝10を最終の勾配まで調整し、つば94
のねじ穴96にL型
ボルト98を通すことにより、支持ロッド92に堅く締める。コンクリート150を溝1
0の周囲に注入する前にこれらの支持部材を除去する。
溝10または適当ならシステム40が完成し適当な位置に置くと、コンクリート15
0の高さがフレーム46、48の各頂部に達するまで、その周りにコンクリート150を
注入する。最後に、各複数壁の溝10に被覆または格子152を配置し、各容器110に
被覆または格子152を配置する。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY,
CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H
U,JP,KP,KR,KZ,LK,SD,SE,SK
,UA,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.以下のa、bおよびcを有する複数壁の溝: a.内表面および外表面を有する外壁; b.該外壁内に配置され内表面および外表面を有する内壁であって、該外壁 の内表面と、該内壁の外表面との間には、空洞が形成されている;および c.該空洞内にて、各壁の他の壁に対する膨張および収縮を可能にし、かつ 該内壁から漏れた流体を、検出または目視検査のために、低位置に溜めることを 可能にするために、該内壁と該外壁との間に間隙を維持する手段。 2.以下のa、b、c、d、e、fおよびgを有する、複数壁の溝を形成する ためのシステム: a.それぞれ、水平部分および該水平部分から従属する部分を有する、一対 のフレーム部材; b.該フレーム部材の従属部に対して外部にある側壁、該側壁間に配置した 底部床、および該フレーム部材の水平部分の平面に平行で該従属部から離れて伸 びている各側壁上のフランジ、を有する保持パン; c.該保持パン内に配置され内表面および外表面を有する外壁であって、該 外壁の外表面は、該保持パンの側壁および底部壁の少なくとも一部と連結してい る; d.該外壁内に配置され内表面および外表面を有する内壁であって、該内壁 の内表面は、該フレーム部材の従属部の内表面の少なくとも一部と連結しており 、該内壁の外表面と、 該外壁の内表面との間には、空洞が形成されている; e.該空洞内にて、各壁の他の壁に対する膨張および収縮を可能にし、かつ 該内壁から漏れた流体を、検出または目視検査のために、低位置に溜めることを 可能にするために、該外壁から該内壁を分離する手段; f.各フレーム部材を、該側壁上のそれぞれ1個のフランジに調整可能に固 定して、それにより、該内壁および外壁を、該保持パン内の所望の位置に保持す る手段;および g.該フレーム部材を、地面に対しておよび互いに対して垂直方向に調整す るために、該フレーム部材に装着した、調整可能なアンカー手段。 3.前記調整可能なアンカー手段が、前記水平部分と前記フランジとの間に介 在させたアンカー板を有し、それにより、該水平部分は、選択した1種またはそ れ以上の前記フレーム部材、前記内壁および前記外壁が、前記システムの設置後 に取り替え得るように、該アンカー板に分離可能に固定されている、請求項2に 記載のシステム。 4.前記調整可能なアンカー手段が、さらに、以下のa、b、cおよびdを有 する、請求項3に記載のシステム: a.地面に確実に固定できる支持ロッド; b.その長さに沿って開口部を有し、その中に該支持ロッドを収容するつば ; c.該つばを、前記フレームに固定する手段;および d.該つばを、該ロッドの選択した位置に調整可能に固 定する手段。 5.さらに、1個の複数壁の溝を、1個またはそれ以上の別の複数壁の溝に交 差させて、該複数壁の溝内の液体の流れの方向を、互いに対して変え、そして該 複数壁の溝の勾配を、地面に対して変える手段を有する、請求項2に記載のシス テム。 6.前記各複数壁の溝が、前部末端、およびそれと反対側の後部末端を有し、 該複数壁の溝内の液体を、該前部末端の方に規則的に流すために、該前部末端は 、該後部末端よりも高さを低くしている、請求項5に記載のシステム。 7.前記交差手段が、底部表面および該底部表面の端部に連結した直立側壁を 有する容器を有する、請求項6に記載のシステム。 8.さらに、前記容器の側壁に固定し連絡した1個の複数壁の溝の後部末端、 該側壁を介して該容器の内部に伸びている他の複数壁の溝の前部末端を有する、 請求項7に記載のシステム。 9.前記各複数壁の溝が、2個の容器の間に伸びており、流体を収容するため に設計された容器は、他の容器よりも深く、該溝の前部末端は、該深い方の容器 の側壁に収容されており、そして該溝の後部末端は、該浅い方の容器の側壁に固 定されている、請求項7に記載のシステム。 10.以下のa、b、c、d、eおよびfを有する、溝システム: a.溝壁を含有する手段; b.該溝壁を含有する手段内に配置した外壁; c.該外壁との間に空洞を形成するために、該外壁内に配置した内壁; d.該内壁を該外壁から間隔を置いて配置する手段; e.溝内にて、該溝壁を含有する手段を支持する手段;および f.該支持手段上にて、該各壁の独立した膨張および収縮を可能にするため に、該内壁および該外壁を該溝内に維持する手段。 11.前記溝壁を含有する手段が、底部および該底部の端部から縦方向に伸び た対向する側面を有する堅く細長い水路型部材であり、前記外壁および内壁は、 細長い長方形またはU型の導管であり、各壁は、内表面および外表面を有し、該 外壁の外表面は、該水路型部材の底部側面を連結している、請求項10に記載の 溝システム。 12.前記間隔手段が、前記空洞内にあり、該空洞内に間隔を置いて配置した 複数の堅い構成要素を有し、該各構成要素は、前記内壁の外表面に接続した1末 端を有し、そして各要素の反対側の末端は、該外壁の内表面と連結している、請 求項11に記載の溝システム。 13.前記支持手段が、前記溝壁を含有する手段の各側壁上でそれに沿って間 隔を置いて配置した複数のロッド、および該ロッド上で移動可能なつば手段を有 する、請求項11に 記載の溝システム。 14.前記維持手段が、前記側面の頂部から横に突き出たフランジを有し、該 維持手段は、該フランジの長さよりも大きい長さを有し前部末端を有する水平部 分、該水平部分の前部末端から従属する部分、および該水平部分の底部表面を該 フランジの頂部表面に調整可能に固定する手段を有し、該従属部分の内側は、前 記内壁の外表面に連結されており、それにより、該従属部分の内側は、該内壁の 内表面が前記堅い構成要素に連結するまで、該内壁の外表面に対して移動し、そ れにより、該水平部分および該フランジが、共に固定される、請求項13に記載 の溝システム。 15.さらに、前記内壁および前記外壁の頂部の周りに、前記空洞を被覆する 手段を有する、請求項11に記載の溝システム。 16.さらに、前記空洞内の流体を検出する手段を有する、請求項10に記載 の溝システム。 17.以下のa、b、cおよびdを有する複数壁の溝: a.外側に伸びたフランジを有する外壁であって、該フランジは、該外壁の 頂端部に沿って配置されている; b.該外壁との間に空洞を形成するように、該外壁内に配置した内壁; c.該外壁に対する該内壁の膨張および収縮を可能にするために、該内壁を 適当な位置に維持する手段;および d.物質を注入して該溝を包装する前に、該溝を、その 表面の高さに対して、垂直方向に調整する手段; ここで、該維持手段は、水平部分を有するZ型フレーム、および該内壁の上部 を該外壁の上部と連結した状態で維持するように該水平部分の底部を該フランジ の頂部と分離可能に固定する手段を有し、該水平部分は、その一方の端部が直立 部を有して終わり、他の端部では、従属脚を有して終わり、該従属脚は、該内壁 の外部に伸び、それと連結している。 18.前記固定手段が、前記フレームの水平部分の底部と、前記フランジの頂 部との間に配置した平らなアンカー板を有し、ここで、該水平部分は、該アンカ ー板に装着されている、請求項17に記載の複数壁の溝。 19.前記調整手段が、前記アンカー板に接続されている、請求項18に記載 の複数壁の溝。 20.さらに、前記空洞内の流体の存在を検出する手段を有する、請求項17 に記載の複数壁の溝。 21.以下のa、b、c、d、eおよびfを有する、複数壁の溝: a.外側に伸びたフランジを有する外壁であって、該フランジは、該外壁の 頂端部に沿って配置されている; b.該外壁との間に空洞を形成するように、該外壁内に配置した内壁; c.該外壁に対する該内壁の膨張および収縮を可能にするために、該内壁を 適当な位置に維持する手段であって、該維持手段は、水平部分を有するZ型フレ ームを有し、該水平 部分は、その一方の端部が直立部を有して終わり、他の端部では、従属脚を有し て終わり、該従属脚は、該内壁の内部に伸び、それと連結している; d.物質を注入して該溝を包装する前に、該溝を、その表面の高さに対して 、垂直方向に調整する手段; e.該フレームの水平部分と、該外壁のフランジとの間に配置され、従属脚 で終わる1端部を有する平らなアンカー板であって、該従属脚は、該外壁の内部 に伸びている;および f.該平らなアンカー板の水平部分を分離可能に固定する手段であって、該 内壁の上部は、該従属脚間の間隙内に収容されて、該内壁の膨張および収縮に余 裕を与える。 22.前記間隙の幅が、前記アンカー板上にて、前記フレームの水平部分の固 定手段で位置決めすることにより、調整される、請求項21に記載の複数壁の溝 。
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| EP0666944A4 (en) | 1997-05-02 |
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