JPH0850076A - メカニカルシールの漏洩診断装置及び診断方法 - Google Patents

メカニカルシールの漏洩診断装置及び診断方法

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JPH0850076A
JPH0850076A JP20453094A JP20453094A JPH0850076A JP H0850076 A JPH0850076 A JP H0850076A JP 20453094 A JP20453094 A JP 20453094A JP 20453094 A JP20453094 A JP 20453094A JP H0850076 A JPH0850076 A JP H0850076A
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seal
liquid
seal liquid
valve
independent
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JP20453094A
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Makoto Hayashi
誠 林
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Press Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】メカニカルシールの初期の漏洩を精度よく計測
・診断し得るメカニカルシールの漏洩診断装置及び診断
方法を提供する。 【構成】シール液を圧入する形式のメカニカルシールに
おけるシール液の供給系16に、シール液圧調整バルブ
27、シール独立化バルブ26及びアキュームレータ
を、シール液の排出系にシール独立化バルブ28を配設
し、且つシール液状態計測機構を供給系及び排出系の一
方または他方に配設するとともに、シール液状態計測機
構からの計測データを記録し、且つ前記シール液圧調整
バルブ及び前記シール独立化バルブを制御する制御盤3
0を設置し、前記メカニカルシールに供給されるシール
液を所定状態でシール独立化バルブを閉じて独立化し、
前記独立系内に所定量流した後、シール液圧変化を計測
してシール液の漏洩の有無、の判定をなす

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メカニカルシール、殊
にシール液を圧入する形式のメカニカルシールにおける
漏洩状態を診断する装置及び診断方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】メカニカルシールにおいて、漏洩を阻止
すべき内部液体(例えば塗料)に対して機械的に密封す
るのみでなく、前記内部液体よりやや高い液圧をもつシ
ール液を圧入循環して内部液体の漏洩を阻止し、同時に
冷却も行なおうとするものが使用されている。図4に示
すものはその一例であって、ポンプ体1から回転軸2が
突出する部位に取り付けたシールハウジング3内に前記
回転軸2との間に隙間cを残して固定環4を嵌入する一
方、前記固定環4の側面摺動部4a、4bに面してシー
ルリング5、6を配設し、該シールリング5はポンプ体
一側面に形成した凹所1a内にて前記回転軸2に固着
し、また前記シールリング6は大気側において回転軸2
に固定したリテーナ7に摺動可能に嵌合してばね8によ
って前記固定環4の側面摺動部4bに押圧されている。
9、10は、前記シールハウジング3の外側から前記隙
間cまで、同ハウジング3およびシールリング6を半径
方向に貫通して形成されたシール液送入口及び同送出口
であって、該送入口9は図1乃至図3に示すごときシー
ル液圧調整バルブ27を介してシール液圧送ポンプ18
に管連結するとともに、前記送出口10はシール液タン
ク17に管連結されている。なお、11、12、13は
シール部材である。
【0003】そして、シールすべきポンプ(全体は図示
せず)を運転するため回転軸2を回転したときは、前記
シールリング5、6が各々前記固定環4の側面摺動部4
a、4bと接触しつつ周方向へ摺動し、この部分の密封
を行なう。同時に前記隙間cには、シール液圧調整バル
ブ27を介してシール液圧送ポンプ18から圧送された
シール液14が前記シール液送入口9を経て圧入され、
しかる後前記シール液送出口10から流出する。これに
よって、前記摺動部4a、4bを冷却しつつ前記隙間c
に与圧をかけ、回転軸2及び前記シールリング5とポン
プ体1間の隙間c’に侵入してくる漏洩を阻止すべき内
部液体(例えば塗料)15よりやや高圧として内部液体
15の漏出を防止している。なお、前記シール液14の
漏出は前記摺動部4a、4b及びシール部材12、13
によって密封され、また前記内部液体15の漏出は前記
摺動部4a及びシール部材11、12によって密封され
ている。
【0004】ところで、上記の如きメカニカルシールも
長期使用等により前記摺動部4a、4b及びシール部材
12、13が劣化し、前記隙間c内のシール液14が
前記摺動部4aを通って前記隙間c’へ侵入して内部液
体15と混じりあう、前記隙間c’内の内部液体15
が前記摺動部4aを通って前記隙間cへ侵入してシール
液14と混じりあう、前記隙間c内のシール液14が
前記摺動部4b、シール13を通って流出する、ときに
は前記シール液送入口9またはシール液送出口10よ
り隙間c’へ侵入し、あるいは外部へ流出する等の現象
が発生する。
【0005】従来、前記メカニカルシールにおける前記
〜に上げた現象を把握するため、前記シール液送入
口9に通ずるシール液供給系と同送出口10に通ずるシ
ール液排出系に各々流量計測器を設置し、同一の値を示
すべき2つの流量計測器の内、シール液排出系に配設し
た流量計測器の値が供給系の流量計測器の値と異なる値
を示すことを見出して前記現象の生じたことを把握する
ようにしたものがあるが、概して精度が低いため漏洩量
が小さい初期不具合の検出には不向きである。一方、特
開昭60−44844号公報や実開昭63−27765
号公報に示されているように内部液体またはシール液の
漏洩を圧力計で捉えようとするものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
開公報に記載されたものでは、漏洩してくる内部液体ま
たはシール液の圧力を計測するようにしているため、通
常の圧力計では漏洩量が小さい初期の漏洩は検知が困難
であり、また精度の高い圧力計を使用することはメカニ
カルシールの周辺コストを経済的に耐えられないほど上
昇させるおそれがある。更に、前記公報記載の圧力計に
よるシール液の漏洩検知手段では、単にシール液がある
程度漏洩した段階でその漏洩が検知し得るのみで、定期
的にシール液の漏洩の有無、漏洩していればその量など
を精度よく捉えることができない。本発明は、コストの
著しい上昇なしにメカニカルシールの初期の漏洩を精度
よく計測・診断し得るメカニカルシールの漏洩診断装置
及び診断方法を提供することを課題として発明されたも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明メカニカルシールの漏洩診断装置及び診断方法
は、シール液を圧入する形式のメカニカルシールにおけ
る前記シール液の供給系に、シール液圧調整バルブ、シ
ール独立化バルブ及びアキュームレータを、また前記シ
ール液の排出系にシール独立化バルブを各々配設し、且
つシール液状態計測機構を前記供給系及び排出系の一方
または他方に配設するとともに、前記シール液状態計測
機構からの計測データを記録し、且つ前記シール液圧調
整バルブ及び前記シール独立化バルブを制御する制御盤
を設置したことを特徴とするメカニカルシールの漏洩診
断装置に関する第1の発明と、シール液を圧入する形式
のメカニカルシールにおける前記シール液の供給系に、
シール液圧調整バルブ、シール独立化バルブ及びアキュ
ームレータを、また前記シール液の排出系にシール独立
化バルブを各々配設し、前記両独立化バルブ間をシール
液循環機構を介し連結するとともに、シール液状態計測
機構を前記供給系及び排出系の一方または他方に配設
し、更に前記シール液状態計測機構からの計測データを
記録し、且つ前記シール液圧調整バルブ、前記シール独
立化バルブ及び前記循環機構を制御する制御盤を設置し
たことを特徴とするメカニカルシールの漏洩診断装置に
関する第2の発明と、シール液を圧入する形式のメカニ
カルシールにおける、前記シール液の供給系及び排出系
に配設したシール独立化バルブを閉じることにより前記
メカニカルシールを独立系となし得るよう構成した上、
前記メカニカルシールに供給されるシール液を所定状態
でシール独立化バルブを閉じて独立化し、前記独立系内
に所定量流した後、シール液圧変化を計測してシール液
の漏洩の有無、漏洩量、警報の必要性等の評価と判定を
なすことを特徴とするメカニカルシールの漏洩診断方法
に関する第3の発明と、シール液を圧入する形式の複数
のメカニカルシールのグループに対するシール液の供給
本系に、シール液圧調整バルブ、シール独立化バルブ及
びアキュームレータを、また前記グループのシール液の
排出本系にシール独立化バルブを各々配設し、且つシー
ル液状態計測機構を前記供給本系及び排出本系の一方ま
たは他方に配設するとともに、前記シール液状態計測機
構からの計測データを記録し、且つ前記シール液圧調整
バルブ及び前記シール独立化バルブを制御する制御盤を
設置したことを特徴とする複数のメカニカルシールの漏
洩診断装置に関する第4の発明と、シール液を圧入する
形式の複数のメカニカルシールのグループに対するシー
ル液の供給本系に、シール液圧調整バルブ、シール独立
化バルブ及びアキュームレータを、また前記グループの
シール液の排出本系にシール独立化バルブを各々配設し
て前記両独立化バルブ間を循環機構を介して連結し、且
つシール液状態計測機構を前記供給本系及び排出本系の
一方または他方に配設するとともに、前記シール液状態
計測機構からの計測データを記録し、且つ前記シール液
圧調整バルブ及び前記シール独立化バルブを制御する制
御盤を設置したことを特徴とする複数のメカニカルシー
ルの漏洩診断装置に関する第5の発明とからなる。
【0008】
【作 用】上記構成の本発明メカニカルシールの漏洩診
断装置及び診断方法によれば、シール液圧送ポンプが運
転され、且つシールすべきポンプの回転軸が回転してメ
カニカルシールが作動していれば、第1、第2独立化バ
ルブが前記供給系、排出系を通ずるよう開いていること
を条件にメカニカルシールに送られるシール液の液圧を
チェックし、所定圧より外れていれば制御盤によってシ
ール液圧調整バルブを調整し、シール液の圧力を所定圧
とする。次に、第1、第2独立化バルブを制御盤により
閉じ、これによりメカニカルシールを独立化し、アキュ
ームレータまたは循環ポンプにより、メカニカルシール
のシール液送入口側の液圧を所定値に保ち、或いは調整
した状態で循環させ、所定時間内でシール液圧及びシー
ル液温の変化を計測して、設定値と比較してそのメカニ
カルシールの現状、即ち漏洩があるか、あるとすればそ
の量はどれ程か、温度上昇があるか等を計測、評価、判
定し、OK、NGの判断を下し、NGであれば例えば警
報を発する。
【0009】
【実施例】本発明を図1乃至図7に示す実施例により詳
細に説明すると、M、M−1、M−2…は、図4に示し
前述したメカニカルシールで、そのシール液送入口9は
シール液14の供給系16により、シール液タンク17
に通じたシール液圧送ポンプ18に管連結され、またシ
ール液送出口10はシール液排出系19により前記シー
ル液タンク17に管連結されている。20、20−1、
20−2…は本発明診断装置で、図1、図6に示す例で
は、各メカニカルシールM、M−1、M−2…毎に供給
本系21、排出本系22から分岐した供給系16及び排
出系19内に設置されている。前記診断装置20、20
−1、20−2…は、図1にて20で代表して示すよう
に、前記メカニカルシールMの供給系16に、該シール
Mのシール液送入口9に近い側から順にシール液状態計
測機構としての圧力計23、圧力センサ24と、アキュ
ームレータ25と、第1独立化バルブ26と、シール液
圧調整バルブ27とが配設され、また前記メカニカルシ
ールMの排出系19には第2独立化バルブ28と、シー
ル液状態計測機構としての温度センサ29が配設される
とともに、前記圧力センサ24、温度センサ29からの
検出信号を記録し、前記シール液圧調整バルブ27、及
び前記第1、第2独立化バルブ26、28に制御指令を
発する制御盤30を設けたものである。
【0010】図2に示す本発明診断装置20Aは、前記
第1、第2独立化バルブを3ウエイ式のもの26A、2
8Aとして両独立化バルブ26A、28A間を循環ポン
プ31を介して管32により連結するとともに、前記第
1独立化バルブ26Aと前記シール液圧調整バルブ27
の配設順序を変え、且つ前記循環ポンプ31も前記制御
盤30に接続したものである。また、図3に示す本発明
診断装置20Bは、前記第1、第2独立化バルブを3ウ
エイ式のもので且つ圧力調整機構33を備えたもの26
B、28Bとして両独立化バルブ26B、28B間を循
環ポンプ31を介して管32により連結するとともに、
前記循環ポンプ31及び前記圧力調整機構33を前記制
御盤30に接続したものである。
【0011】次に、図1に示す上記本発明漏洩診断装置
20により、メカニカルシールMの前記漏洩の有無等を
診断する方法を、図5のフローチャートを参照して述べ
る。まず、スタート後、ステップ1でシール液圧送ポン
プ18が運転され、且つステップ2でシールすべきポン
プの回転軸2が回転してメカニカルシールMが作動して
いるか否かをチェックし、YESであればステップ3に
移行する。NOであれば、シール液圧送ポンプ18を運
転し、前記回転軸2を回転し、メカニカルシールMを作
動させる。次に、ステップ3で第1、第2独立化バルブ
26、28が前記供給系16、排出系19を通ずるよう
開いているか否かをチェックし、YESであればステッ
プ4に移行し、NOであれば制御盤30より指令を発し
て前記両独立化バルブ26、28を開く。ステップ4で
は、メカニカルシールMに送られるシール液14の液圧
を、圧力計23の示す値を読み、或いは圧力センサ24
の検出値によりチェックし、所定圧より外れて(NO)
いれば制御盤30によって指令を発してシール液圧調整
バルブ27を調整し、シール液14の圧力を所定圧とす
る。このとき、前記温度センサ29の検出値もチェック
し、記録する。次にステップ5で、第1、第2独立化バ
ルブ26、28を制御盤30により閉じ、これによりメ
カニカルシールMの独立化を図る。ステップ6(図5で
はステップ7)では、アキュームレータ25により、メ
カニカルシールMのシール液送入口9側の液圧を所定値
に保ち且つ必要あればシール液を補填しつつ、上記ステ
ップ5の状態を一定時間保持し、その間におけるシール
液圧及びシール液温の変化を計測し、設定値と比較して
そのメカニカルシールMの現状、即ち漏洩があるか、あ
るとすればその量はどれ程か、温度上昇があるか等を計
測、評価、判定し、OK、NGの判断を下し、NGであ
ればステップ7(図5ではステップ8)で警報を発す
る。
【0012】図2に示す本発明漏洩診断装置20Aによ
り、メカニカルシールMの前記漏洩の有無等を診断する
方法は、図1に示すものと比較して次の点が異なる。即
ち、図5のステップ4で、図1のものと同様にメカニカ
ルシールMに送られるシール液14の液圧を、圧力計2
3の示す値を読み、或いは圧力センサ24の検出値によ
りチェックするが、所定圧より外れて(NO)いれば、
制御盤30により指令を発してシール液圧調整バルブ2
7を一次調整し、シール液14の圧力を所定圧とする。
このとき、前記温度センサ29の検出値もチェックし、
記録する。また、図5に示すステップ6で、制御盤30
の指令によって循環ポンプ31を運転し、シール液14
を前記第1、第2独立化バルブ26A、28Aで閉じら
れた独立系内を循環させ、このときシール液圧調整バル
ブ27を調整して、最終的に循環シール液の圧力を所定
圧とする。
【0013】図3に示す本発明漏洩診断装置20Bによ
り、メカニカルシールMの前記漏洩の有無等を診断する
方法は、図1及び図2に示すものと比較して次の点が異
なる。 即ち、図5のステップ4で、メカニカルシール
Mに送られるシール液14の液圧が所定圧より外れて
(NO)いるとき、制御盤30により指令を発してシー
ル液圧調整バルブ27を一次調整する点は図2に示すも
のと同様だが、ステップ6で、制御盤30の指令によっ
て循環ポンプ31を運転して、シール液14を前記第
1、第2独立化バルブ26B、28Bで閉じられた独立
系内を循環させるときの、循環シール液の圧力の最終調
整は、第1、第2独立化バルブ26B、28Bの圧力調
整機構33を所定圧とすることにより行なわれる。
【0014】図7に示す本発明漏洩診断装置20Cは、
メカニカルシールM、M−1、M−2をグループ34と
して捉えて前記漏洩診断を行なうもので、シール液圧送
ポンプ18からシール液供給系16を介して各メカニカ
ルシールM、M−1、M−2、… にいたる供給本系2
1と、各メカニカルシールM、M−1、M−2、…から
シール液排出系19を介してシール液タンク17にいた
る排出本系22とに跨って設置され、前記漏洩診断装置
20Cにおける前記供給本系21には、図示していない
が前述のシール液圧調整バルブ、シール独立化バルブ及
びアキュームレータが、また前記排出本系22には、前
述のシール独立化バルブが各々配設され、また、例えば
前記両独立化バルブ間を循環機構を介して連結し、且つ
シール液状態計測機構を前記供給本系21及び排出本系
22の一方または他方に配設されており、前記シール液
状態計測機構からの計測データを記録し、且つ前記シー
ル液圧調整バルブ及び前記シール独立化バルブを制御す
る制御盤を設置したものである。要するに本発明漏洩診
断装置20Cは、前記図1乃至図3に示す漏洩診断装置
20、20A、20Bのいずれかにより構成すればよ
い。このような本発明漏洩診断装置20Cにより、メカ
ニカルシール・グループ34を構成するメカニカルシー
ルにおける前記漏洩の有無等を診断する方法は、前記図
1乃至図3に示す本発明漏洩診断装置20、20A、2
0Bによる前述方法と同様であるが、その際、供給本系
21、排出本系22のX、Y部を切り離してX’、Y’
に接続するようにすれば、メカニカルシール・グループ
34としての漏洩の有無、漏洩量等が捉えられる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、シール液を圧入する形式のメ
カニカルシールにおける前記シール液の供給系に、シー
ル液圧調整バルブ、シール独立化バルブ及びアキューム
レータを、また前記シール液の排出系にシール独立化バ
ルブを各々配設し、且つシール液状態計測機構を前記供
給系及び排出系の一方または他方に配設するとともに、
前記シール液状態計測機構からの計測データを記録し、
且つ前記シール液圧調整バルブ及び前記シール独立化バ
ルブを制御する制御盤を設置したことを特徴とするメカ
ニカルシールの漏洩診断装置に関する第1の発明と、シ
ール液を圧入する形式のメカニカルシールにおける前記
シール液の供給系に、シール液圧調整バルブ、シール独
立化バルブ及びアキュームレータを、また前記シール液
の排出系にシール独立化バルブを各々配設し、前記両独
立化バルブ間をシール液循環機構を介し連結するととも
に、シール液状態計測機構を前記供給系及び排出系の一
方または他方に配設し、更に前記シール液状態計測機構
からの計測データを記録し、且つ前記シール液圧調整バ
ルブ、前記シール独立化バルブ及び前記循環機構を制御
する制御盤を設置したことを特徴とするメカニカルシー
ルの漏洩診断装置に関する第2の発明と、シール液を圧
入する形式のメカニカルシールにおける、前記シール液
の供給系及び排出系に配設したシール独立化バルブを閉
じることにより前記メカニカルシールを独立系となし得
るよう構成した上、前記メカニカルシールに供給される
シール液を所定状態でシール独立化バルブを閉じて独立
化し、前記独立系内に所定量流した後、シール液圧変化
を計測してシール液の漏洩の有無、漏洩量、警報の必要
性等の評価と判定をなすことを特徴とするメカニカルシ
ールの漏洩診断方法に関する第3の発明と、シール液を
圧入する形式の複数のメカニカルシールのグループに対
するシール液の供給本系に、シール液圧調整バルブ、シ
ール独立化バルブ及びアキュームレータを、また前記グ
ループのシール液の排出本系にシール独立化バルブを各
々配設し、且つシール液状態計測機構を前記供給本系及
び排出本系の一方または他方に配設するとともに、前記
シール液状態計測機構からの計測データを記録し、且つ
前記シール液圧調整バルブ及び前記シール独立化バルブ
を制御する制御盤を設置したことを特徴とする複数のメ
カニカルシールの漏洩診断装置に関する第4の発明と、
シール液を圧入する形式の複数のメカニカルシールのグ
ループに対するシール液の供給本系に、シール液圧調整
バルブ、シール独立化バルブ及びアキュームレータを、
また前記グループのシール液の排出本系にシール独立化
バルブを各々配設して前記両独立化バルブ間を循環機構
を介して連結し、且つシール液状態計測機構を前記供給
本系及び排出本系の一方または他方に配設するととも
に、前記シール液状態計測機構からの計測データを記録
し、且つ前記シール液圧調整バルブ及び前記シール独立
化バルブを制御する制御盤を設置したことを特徴とする
複数のメカニカルシールの漏洩診断装置に関する第5の
発明とからなるので、メカニカルシール単体またはグル
ープへの供給系及び排出系を締め切って独立化させた状
態でメカニカルシールの供給側のシール液の圧力、排出
側のシール液の温度等の変化を捉えることにより、比較
的安価な装置で設定圧、温度との差を求めることがで
き、これによって当該メカニカルシール単体又はグルー
プの漏洩の有無、漏洩があればその量をそれが少量であ
っても正確、確実に把握でき、メカニカルシールの評価
と判定が容易に行なえるほか、殊に第2の発明のもので
は前記独立化バルブ間をシール液循環機構を介して連結
することにより、前記のようにメカニカルシール単体ま
たはグループへの供給系及び排出系を締め切って独立化
させた後、シール液を通常と同様にメカニカルシール内
を流した状態で漏洩の有無、漏洩があればその量を把握
できるので、メカニカルシールの評価と判定がより正確
に行なえる効果がある。また、第4、第5の発明のもの
では、複数のメカニカルシールのグループのシール液の
供給本系と排出本系に跨って本発明診断装置を設置し、
メカニカルシールにおける漏洩の有無、漏洩があればそ
の量をグループ単位で把握でき、グループとしてメカニ
カルシールの評価と判定ができるので、より安価な漏洩
診断装置が得られる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明メカニカルシールの漏洩診断装置の一実
施例を示す全体図
【図2】本発明メカニカルシールの漏洩診断装置の他の
実施例を示す全体図
【図3】本発明メカニカルシールの漏洩診断装置の他の
実施例を示す全体図
【図4】本発明メカニカルシールの漏洩診断装置が適用
されるメカニカルシールの一例を示す断面図
【図5】本発明メカニカルシールの漏洩診断装置の作用
を説明するためのフローチャート
【図6】本発明メカニカルシールの漏洩診断装置をメカ
ニカルシールの個々に備えた装置の系統図
【図7】本発明メカニカルシールの漏洩診断装置をメカ
ニカルシールのグループで備えた装置の系統図。 1;ポンプ体 2;回転軸 3;シールハウジング 4;固定環 5、6;シールリング 7;リテーナ 8;ばね 9;シール液送入口 10;シール液送出口 11、12、13;シール部材 14;シール液 15;内部液体 16;シール液供給系 17;シール液タンク 18;シール液圧送ポンプ 19;シール液排出系 20、20−1、20−2、20A、20B、20C;
本発明診断装置 21;シール液供給本系 22;シール液排出本系 23;圧力計 24;圧力センサ 25;アキュームレータ 26、26A、26B;第1独立化バルブ 27;シール液圧調整バルブ 28、28A、28B;第2独立化バルブ 29;温度センサ 30;制御盤 31;循環ポンプ 32;管 33;圧力調整機構 34;メカニカルシールのグループ M、M−1、M−2;メカニカルシール。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シール液を圧入する形式のメカニカルシー
    ルにおける前記シール液の供給系に、シール液圧調整バ
    ルブ、シール独立化バルブ及びアキュームレータを、ま
    た前記シール液の排出系にシール独立化バルブを各々配
    設し、且つシール液状態計測機構を前記供給系及び排出
    系の一方または他方に配設するとともに、前記シール液
    状態計測機構からの計測データを記録し、且つ前記シー
    ル液圧調整バルブ及び前記シール独立化バルブを制御す
    る制御盤を設置したことを特徴とするメカニカルシール
    の漏洩診断装置。
  2. 【請求項2】シール液を圧入する形式のメカニカルシー
    ルにおける前記シール液の供給系に、シール液圧調整バ
    ルブ、シール独立化バルブ及びアキュームレータを、ま
    た前記シール液の排出系にシール独立化バルブを各々配
    設し、前記両独立化バルブ間をシール液循環機構を介し
    連結するとともに、シール液状態計測機構を前記供給系
    及び排出系の一方または他方に配設し、更に前記シール
    液状態計測機構からの計測データを記録し、且つ前記シ
    ール液圧調整バルブ、前記シール独立化バルブ及び前記
    循環機構を制御する制御盤を設置したことを特徴とする
    メカニカルシールの漏洩診断装置。
  3. 【請求項3】シール液を圧入する形式のメカニカルシー
    ルにおける、前記シール液の供給系及び排出系に配設し
    たシール独立化バルブを閉じることにより前記メカニカ
    ルシールを独立系となし得るよう構成した上、前記メカ
    ニカルシールに供給されるシール液を所定状態でシール
    独立化バルブを閉じて独立化し、前記独立系内に所定量
    流した後、シール液圧変化を計測してシール液の漏洩の
    有無、漏洩量、警報の必要性等の評価と判定をなすこと
    を特徴とするメカニカルシールの漏洩診断方法。
  4. 【請求項4】シール液を圧入する形式の複数のメカニカ
    ルシールのグループに対するシール液の供給本系に、シ
    ール液圧調整バルブ、シール独立化バルブ及びアキュー
    ムレータを、また前記グループのシール液の排出本系に
    シール独立化バルブを各々配設し、且つシール液状態計
    測機構を前記供給本系及び排出本系の一方または他方に
    配設するとともに、前記シール液状態計測機構からの計
    測データを記録し、且つ前記シール液圧調整バルブ及び
    前記シール独立化バルブを制御する制御盤を設置したこ
    とを特徴とする複数のメカニカルシールの漏洩診断装
    置。
  5. 【請求項5】シール液を圧入する形式の複数のメカニカ
    ルシールのグループに対するシール液の供給本系に、シ
    ール液圧調整バルブ、シール独立化バルブ及びアキュー
    ムレータを、また前記グループのシール液の排出本系に
    シール独立化バルブを各々配設して前記両独立化バルブ
    間を循環機構を介して連結し、且つシール液状態計測機
    構を前記供給本系及び排出本系の一方または他方に配設
    するとともに、前記シール液状態計測機構からの計測デ
    ータを記録し、且つ前記シール液圧調整バルブ及び前記
    シール独立化バルブを制御する制御盤を設置したことを
    特徴とする複数のメカニカルシールの漏洩診断装置。
  6. 【請求項6】前記シール独立化バルブが圧力調整機構を
    備えたことを特徴とする前記請求項1又は請求項2又は
    請求項4又は請求項5記載のメカニカルシールの漏洩診
    断装置。
  7. 【請求項7】前記シール液状態計測機構が、圧力計測機
    構及び/又は温度計測機構からなることを特徴とする前
    記請求項1又は請求項2又は請求項4又は請求項5記載
    のメカニカルシールの漏洩診断装置。
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