JPH08501877A - 相対視程決定方法およびその装置 - Google Patents

相対視程決定方法およびその装置

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Abstract

(57)【要約】 1.次のステップを有する相対視程決定のための方法、a)理想の条件下に、パルス走行時間・距離計と任意の反射体との間の参照距離に亘り測定パルスの参照走行時間を測定し記憶すること、b)理想の条件下に、反射体から反射された測定パルスの参照振幅を測定し記憶すること、c)実際の条件下に、パルス走行時間・距離計の受信信号の時間的経過に等しい実際信号を測定し記憶すること、d)参照走行時間に等しい走行時間を有する実際信号の時間分の振幅に等しい実際振幅を決定すること、e)実際振幅の参照振幅に対する比を算出し、この比を決定すべき視程に依存する敷居値と比較すること、f)実際信号の信号形を、反射体までの測定区間にあって視程に影響する状態の標準形と比較すること、g)前記比較結果を、視程の下回りまたは測定障害の場合スイッチ信号および(または)警報信号を生成するために結びつけること。

Description

【発明の詳細な説明】 相対視程決定方法およびその装置 本発明は、相対視程決定方法およびその装置に関する。 できるだけ完全な霧測定、すなわち視程決定の必要性から、種々の公的規定が 生じている。例えば、ドイツ国における道路交通に対しては、定められた速度制 限[km/h]に最小視程[m]の二倍の数値が対応する。道路交通規則によれば、 特別の規定として50[m]以下の視程の場合、50[km/h]の最高速度が守ら れるべきとなっている。飛行場では、一定の視程を下回るとき、離陸または着陸 が禁止される。これらの規定を厳守しまたは監視するためには、正確なかつ信頼 できる測定装置が必要である。 発信器とこれに対し小さい間隔で配置した受信器(約1[m]ないし約車道幅 )とからなる、透光法による霧測定装置は周知である。理想的な視界条件の下で は、発信器から出た信号は一定の信号振幅でもって検知される。霧、雨、煙の場 合、吸収と散乱により、受信される信号の減衰が発生する。信号の減衰は、霧等 が濃いほど、すなわち視程が小さいほど強くなる。一定の信号敷居値を下回ると き、霧警報が発せられる。 例えば霧のような、視程を制限する認識されない状態の形式の誤測定ならびに それに基づく霧警報の中止が、局地的に限定された「霧ホール」の比較的短い測 定距離での発生により生起することがあり得る。 さらに、発信器と受信器とは通常安定した金属性梁材上に組み立てられている ので、不都合な天候の場合(例えば、特に寒い夜の後の急激な空気温度上昇)、 梁材の冷たい大きな質量に霧滴が凝縮することにより、前記のような「霧ホール 」効果が測定装置自体により生起され得る。 他方において、霧等の発生がないのに間違って霧警報を出す形式の誤測定が生 起する。これは、発信器と受信器との外側面が汚れていることにより生ずるもの で、これにより受信信号が減衰し、従って間違った霧警報が発せられる。 同じく、発信器と受信器との間に障害物(例えば、鳥)がきたとき、霧の誤警 報が発せられる。障害物による受信信号の減衰は、同様に霧の誤警報を発する。 前述した測定障害と真正な霧警報との間の区別は、既述の透光法によっては不 可能である。 ドイツ公告第2156063号公報には、発信・受信装置にいろいろの間隔で 各種の反射体を対置させる別の方法が記載されている。これら反射体の反射特性 は、ある基準視程にてすべての反射体からの受信信号が同じ大きさであるように 選択されている。受信信号は、距離に依存するそれらの走行時間に基づいて識別 可能である。基準視程にあたる信号レベルを下回るとき、当該反射体の距離は最 大視程となる。 線上にある反射体間の間隔は、受信信号を確実に互いに分離し、かつ受信装置 における過変調を避けるために、比較的大きく選択 されねばならない。 ドイツ公告第2513061号公報には、異なる距離で設置された反射体が互 いに側方にずらされている別の構成が述べられている。発信・受信ユニットは反 射体を順次走査し、この走査によリその都度照射された反射体が特定される。上 記の信号振幅でもって可視となった反射体の数により、視程が定められる。透光 法について既述の測定障害は、この場合認めることができない。 さらに、散乱光法により動作する霧測定装置が周知である。これは、隣接して 配置した発信器と受信器とからなる。発信・受信装置の前に霧等のごとき後方散 乱性粒子が存在するとき、受信器は発信器より出る信号(多くは光)の部分のみ を検知する。後方散乱された信号部分の大きさは、散乱中心として作用する霧滴 の数に、すなわち霧の濃さ、従って視程に依存する。受信信号が一定の信号敷居 値を越えると、霧警報が発せられる。後方散乱により生ずる受信信号は、小さい 振幅しか有することがないので、信号敷居値も同じく低く選択する必要がある。 それによって、かなリ遠く離れているが、測定光線路内の良好な反射能力を有す る固定障害物によっても、充分に大きな受信信号が、従って誤警報が発せられる 。 他方において、実際に霧が存在する場合、後方散乱信号は、発信器および受信 器の外側面の汚れにより、受信信号が警報敷居値を越えない程度に減衰すること があり得る。従って、所要の霧警報は発せられない。 従って、散乱光方式で作動する装置も、測定障害と真正の視程を制限する状態 との間を識別することができない。 本発明の課題は、霧、雨、雪、煙等の検知と表示の他に、測定障害に起因する 誤表示をなくしかつ測定障害物の種類を表示する、相対視程決定の方法と装置を 提供することである。さらに、当該系を、測定場所にてもともとある部材を採り 入れて著しく簡単に組み立てることを目指すものである。 前記課題は、当初に記した形式の方法において、本発明により、請求項1の構 成により解決される。この方法を実施する装置は、請求項11に記載されている 。該方法ならびに該装置の有利な実施態様が、各従属請求項に述べられている。 本発明は、測定系が自己制御する特長がある。測定障害による視程の下回りを 識別し、それによって誤警報をなくすことが可能である。測定障害を検知し表示 することにより、測定障害除去のサービス機能を自動的に要求し、または作動さ せることができる。 本発明は、パルス走行時間原理に従って動作する距離計が、1つには発信され たパルスにて前記透光法により生じた信号減衰を検知する認識に基づく。他方に て、このような装置は、測定区間に亘り走行するパルスの信号形をも受容する。 測定区間内の散乱中心または反射性障害物は信号を発生するが、この信号は規定 の測定区間を走行するパルスよりも時間的に早く到達する。従って、前記の散乱 光法により選出された信号も同時にともに評価するこ とが可能である。その場合、視程に影響する測定区間の特定の状態が、時間的に 早く到達する受信信号の典型的な経過を生成することが出発点である。信号経過 中の標準形が、前記のような状態に付随する。次に、検知された信号形を1つま たは数個の標準形と比較することにより、例えば霧または障害物の存在または非 存在に関する質的表示を適切に捉え、そして信号減衰の量的測定と組み合わせて 、相対視程に関するあるいは視程下回りに関する表示を得ることができる。両情 報を論理的に結び付けることにより、測定障害を認識することができる。好適な 距離計が、例えばPCT公開公報WO88/05922に記載されている。 周知の系に対し、測定場所に既にある任意の反射体を採り入れることにより測 定系を設置することが容易に考えられる。このようにして、反射体を別として、 すべての装置要素を1つのケーシング内に統合することができる。ついで、その ようにして得られた装置を、測定位置に既にある任意の反射体(例えば、道路境 界ポスト、建物、杭等)に対し測定すべき視程に好適な間隔に設置し運転を開始 する。例えば、霧の中にある局地的な不均等性(ホール)により、測定の質が低 下しないような長さに、光路を選択することができる。 距離計と反射体とを所要の相互間隔に持ち来たした後、先ず参照測定を実行す る。このため、理想的条件の下に、すなわち良好な視界および距離計と反射体と の外側面がきれいな状態にて、距離測定を行う。得られた距離値を参照距離とし て、そして付随す るパルス走行時間を参照走行時間として表示する。反射体からはね返る測定パル スの得られた振幅値を、参照振幅として表示する。参照走行時間と参照振幅を、 参照距離に対する視程決定の比較基準として記憶する。 ついで、実際の条件の下に、すなわち視界の偶発的な状態および距離計と反射 体との外側面の偶発的な清潔度にて、実際信号として表示される、パルス走行時 間・距離計の受信信号の時間経過を測定しかつ記憶する。 その後、当該記憶装置より、参照走行時間に等しい走行時間を有する実際信号 の時間分の振幅を求める。これを実際振幅として表示する。よって、実際振幅は 、距離計から、従って反射体にて反射後距離計に帰還する実際信号の時間分の振 幅である。例えば、当該系に未知の物体が参照距離内に現出した場合、測定パル スの1部はこの物体で反射するので、この場合の実際振幅は、理想の視界条件に 比較し減衰する。しかしこのとき、系に未知の物体にて反射する測定パルス部分 は、参照走行時間以下の走行時間を有する付加的振幅部分を、実際信号に生起す る。 前記実際振幅は参照振幅と比較される。この比例数は、参照距離内の信号減衰 量を表す敷居値と比較される。その場合、例えば霧が視程を短くする。従って、 参照振幅に対する実際振幅の比が敷居値を下回るとき、見掛け上存在する視程の 下回りの条件が充足される。 実際に視程の下回りがあるのか否かのチェックのため、実際信 号を調べて、参照走行時間以下の走行時間を有する範囲に軟質目標特有の振幅経 過が存在するかどうかを確かめる。このような軟質目標特有の振幅経過は非対称 であり、そして例えば指数関数により記される傾斜部のあることを特徴とする。 これは、例えば霧、雨、雪、煙等の軟質目標が反射面を有せず、空間的に分布し た軟質目標の個々の粒子(例えば霧滴、雪片)にて散乱が行われることに基づく 。 これに対し、任意の反射体(ボール、建物等)は、肉眼で見える周知の反射面 を有する硬質目標である。このことは、参照走行時間以下の走行時間を有する実 際信号の範囲において硬質目標特有の、すなわち対称的の振幅経過となる。硬質 目標特有の振幅経過は、一般にガウス分布に従う。 さて、実際に存在する視程の下回りの両条件が充足されているとき、すなわち 、 1.実際振幅の参照振幅に対する比が敷居値を下回り、 そして同時に 2.参照走行時間以下の実際信号の範囲が軟質目標特有の振幅経過を有する とき、「視程の下回り」の識別標識を有するスイッチ信号および(または)警報 信号が出される。それによって、例えば音響的または視覚的霧警報を発すること ができる。道路交通では、例えば下回った視程に対応する速度制限を発動し、あ るいは電子的霧警報標識を出す。飛行場では、霧または雪降り警報を発すること が できる。 これに対し、 1.実際振幅の参照振幅に対する比が敷居値を下回り(これは、例えば系に 好適な反射体がないときにも起こり得る)、 そして同時に 2.参照走行時間以下の走行時間を有する実際信号の範囲が、軟質目標特有 の標準形から外れた振幅経過を有する とき、「測定障害」の識別標識を有するスイッチ信号および(または)警報信号 が出される。 測定系が、「視程の下回り」の識別標識も、また「測定障害」の識別標識も表 示しないとき、測定系は完全であり、実際の視程は敷居値により予め与えられた 所定の視程に対応する。敷居値を適宜選択することにより、所定の視程を参照距 離に同じくすることができる。 可能な測定障害を識別することにより、当該方法の有利な別の構成が得られる 。 例えば、野生動物、歩行者、置かれたままの乗り物等の形状の付加的反射体が 、障害物として測定光線路内に来る可能性がある。これは、参照走行時間以下の 走行時間を有する実際信号の範囲における付加的な硬質目標特有の振幅経過とな る。同時に、実際振幅、従って系に好適な反射体の反射は低下する。反射体を完 全に覆うとき、実際振幅は零に低下する。従って、 1.実際振幅の参照振幅に対する比が敷居値を下回り、 そして同時に 2.参照走行時間以下の走行時間を有する実際信号の範囲に、硬質目標特有 の振幅経過が存在する 場合の当該方法の有利な別の構成では、「障害」の識別標識を有するスイッチ信 号および(または)警報信号が出される。 別の測定障害の可能性として、例えば、目標とした道路制限ポストが折れた場 合に反射体がなくなることがある。この結果、発信された測定パルスは距離計に 戻らないか、または参照距離の外側の距離から距離計に戻ることになる。この場 合、参照走行時間以下の走行時間を有する実際信号の範囲における付加的振幅分 は生じない。従って、参照走行時間以下およびこれに等しい走行時間を有するす べての受信信号が、予め確定された零信号に等しい場合の当該方法の別の変形例 では、「反射体欠如」の識別標識を有するスイッチ信号および(または)警報信 号が出される。 前記の零信号は、任意に選択された最大振幅高さによりノイズレベル上方に確 定され、それにより標準形をも決める。この場合、統計学的敷居値を採ることが できる。例えば、ノイズ分布のn倍標準偏倚を最大振幅高さとして選択すること ができる。実際信号の信号ピークがノイズレベル上方の最大振幅高さより上にあ るときは、実際信号と零信号とが同じでないと認識される。 典型的なかつしばしば起こる測定障害は、距離計および反射体の外側面の汚れ による実際振幅の減衰である。この場合、参照距離以下の距離からの「障害物」 の場合とは逆に、付加的な反射従 って実際信号における振幅部分は生じない。よって、当該方法の好適な別の構成 において、 1.実際振幅の参照振幅に対する比が敷居値を下回り、 そして同時に 2.実際信号が、参照走行時間以下の走行時間を有するすべての範囲にて予 め確定された零信号に等しい 場合に対しては、「汚れ」の識別標識を有するスイッチ信号および(または)警 報信号が出される。 交通量の積極的制御のために、測定装置を速度制限を表示する交通標識の近く に配置する、当該方法の別の構成を採ることができる。この場合、参照距離は速 度制限およびそれにより表される最小視程に対応して選択される。視程の下回り があるときは、交通標識のスイッチを入れて交通量を積極的に制御する。 前記の方法のさらに別の構成は、該方法を数個の視程に対し実行し、そして測 定装置の近くに配置しかつ速度制限を表示する切替え可能な交通標識と組合せる 考えによる。この交通標識は、その時得られた視程に対応する速度制限をその都 度表示する。各種の視程のチェックには、いろいろの可能性がある。 変形例としては、数個の反射体を、異なる視程に対応する段階的距離で設置す ることである。既に存在する規則正しい距離で設置した速度制限ポストを反射体 として用いることは、可能でありかつ有利である。 先ず、各反射体に対し参照測定を実行し、すなわち参照走行時 間および参照振幅を決定する。次に、請求項1の方法ステップc)ないしg)を 、各反射体に対し個々にかつ他の反射体の参照走行時間を無視して実行する。視 程の下回りが確認されるときは、下回った最小の視程に対応する距離の反射体に 付設の速度制限または対応する警報指示のスイッチを入れる。 前述の方法の第2の変形例は、異なる反射能を有する数個の反射体を測定装置 から同じ距離に配置することにより得られる。この場合、それぞれの反射能は、 反射面と反射程度との積から得られる。異なる反射能は、段階的視程に対応して 選択される。反射体は、順次測定光線路内へ持ち来たされ、または例えば覆いを 取リ除くことにより動作状態に置かれる。それぞれの反射体に対して、請求項1 の方法ステップが実行される。視程の下回りが証明された場合、下回った最小の 視程に対応する反射能を有する反射体に対して、付随する速度制限または対応す る警報指示のスイッチが入れられる。 前述の両方法に対する第3の変形例は、段階的視程に対応する数個の敷居値で もって、請求項1の方法を実行することである。この場合、下回った最小の視程 に対応する敷居値に対して、付随する速度制限または対応する警報指示のスイッ チが入れられる。 以下に、本発明による方法および装置を、図に示す相対視程決定の好適な装置 の実施例により説明する。 図1は本発明による装置の実施例の図、 図2は視界良好時の実際信号を示す図、 図3は霧発生により視程の下回りが存在するときの実際信号を示す図、 図4は参照距離内の障害物のために測定支障があるときの実際信号を示す図で ある。 距離計1は、反射体2への参照距離内に設けられる。反射体2を除き、すべて の装置要素を1つのケーシング内にまとめて統合するのが有利である。ついで、 これらの統合された装置部分を任意の反射体(例えば道路制限ポスト、建物等) に対し定位置に持ち来す。 先ず、理想条件の下に、制御電子機器3により制御される参照測定を実行する 。距離計1にて、参照走行時間および参照振幅が測定される。これら両者は、参 照記憶装置4に入れられる。参照測定の間に、図2に示す受信信号が得られる。 次に、制御電子機器3の指示に基づき実際信号が測定され、そして実際記憶装 置5に入れられる。実際記憶装置5からの実際振幅の求めに対し、参照記憶装置 4から参照走行時間の値が実際記憶装置5に供給される。 実際記憶装置5から求められた実際振幅は、除算器7の被除数入力部に導かれ る。参照記憶装置4から求められた参照振幅が、除算器7の除数入力部に導かれ る。 除算器7の出力信号は、比較器8の第1入力部に導かれる。比 較器8の第2入力部には、敷居値記憶装置6から求められかつ測定開始前読み取 られた敷居値が導かれる。実際振幅の参照振幅に対する比が敷居値を下回る場合 、比較器8はその出力部にTRUE−信号を送る。この場合、視程下回りまたは 測定障害のための第1の条件が充足される。 さらに、実際記憶装置5から実際信号が求められ、この実際信号が信号形・比 較器9に供給される。この比較器9には、軟質目標特有の標準形が内部に置かれ ている。標準形と実際信号の範囲とが形状的に一致するとき、信号形・比較器9 はその出力部にTRUE−信号を送る。 信号形・比較器9の出力信号は、第1アンド・ゲート10の第1入力部に、そ してまたノット回路11の入力部に導かれる。第1アンド・ゲート10の第2入 力部には、比較器8の出力信号が導かれる。この第1アンド・ゲート10が両入 力部にTRUE−信号を得ると、該アンド・ゲート10はその出力部にTRUE −信号を送り、それにより「視程の下回り」の識別標識を有するスイッチ信号お よび(または)警報信号を発する。これは、図3に示す状況に対応する。ここで は、図示の実際信号が参照振幅に対し明らかに減衰した実際振幅を示す。しかし 、参照走行時間以下の走行時間を有する実際信号の範囲に対し、軟質目標特有の 振幅経過が生じている。この例では霧が存在し、その信号経過は指数的に降下す る側面のあるのが特徴である。 ノット回路11の出力信号は、第2アンド・ゲート12の第1 入力部に導かれる。この第2入力部に、比較器8の出力信号が導かれる。両入力 部がTRUE−信号を得ると、第2アンド・ゲート12はその出力部にTRUE −信号を出し、それにより「測定障害」の識別標識を有するスイッチ信号および (または)警報信号を発する。図4に、この場合の実際信号の経過を示す。この 例では、障害物が参照区間に入り込み、反射体を完全に覆っている。従って、実 際振幅は零に等しい。同時に、実際信号に硬質目標特有の振幅経過が生じている 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.次のステップを有する相対視程決定のための方法、 a)理想の条件下に、パルス走行時間・距離計と任意の反射体との間の参照 距離に亘る測定パルスの参照走行時間を測定し記憶すること、 b)理想の条件下に、反射体から反射された測定パルスの参照振幅を測定し 記憶すること、 c)実際の条件下に、パルス走行時間・距離計の受信信号の時間的経過に等 しい実際信号を測定し記憶すること、 d)参照走行時間に等しい走行時間を有する実際信号の時間分の振幅に等し い実際振幅を決定すること、 e)実際振幅の参照振幅に対する比を算出し、この比を決定すべき視程に依 存する敷居値と比較すること、 f)実際信号の信号形を、反射体までの測定区間にあって視程に影響する状 態の標準形と比較すること、 g)前記比較結果を、視程の下回りまたは測定障害の場合のスイッチ信号お よび(または)警報信号を生成するために結びつけること。 2. 実際振幅の参照振幅に対する比が敷居値を下回り、 そして同時に 参照走行時間以下の走行時間を有する実際信号の範囲に、 軟質目標特有の標準形に一致ずる信号形が存在する とき、「視程下回り」の識別標識を有するスイッチ信号および (または)警報信号が生成されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。 3. 実際振幅の参照振幅に対する比が敷居値を下回り、 そして同時に 参照走行時間以下の走行時間を有する実際信号の範囲に、 軟質目標特有の標準形から外れた信号形が存在する とき、「測定障害」の識別標識を有するスイッチ信号および(または)警報信号 が生成されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。 4. 実際振幅の参照振幅に対する比が敷居値を下回り、 そして同時に 参照走行時間以下の走行時間を有する実際信号の範囲に、 硬質目標特有の標準形に一致する信号形が存在する とき、「障害物」の識別標識を有するスイッチ信号および(または)警報信号が 生成されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。 5.参照走行時間以下およびこれに等しい走行時間を有する実際信号の全範囲に 、零信号用標準形に等しい信号形が存在するとき、「反射体欠如」の識別標識を 有するスイッチ信号および(または)警報信号が生成されることを特徴とする、 請求項1に記載の方法。 6. 実際振幅の参照振幅に対する比が敷居値を下回り、 そして同時に 参照走行時間以下の走行時間を有する実際信号の全範囲 に、零信号用標準形に等しい信号形が存在する とき、「汚れ」の識別標識を有するスイッチ信号および(または)警報信号が生 成されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。 7.測定装置の近くに、決定すべき視程に対応する速度制限を表示する接続可能 な交通標識を取り付け、この交通標識が視程下回りの警報の伝達時のみ接続され ることを特徴とする、請求項1に記載の方法。 8.測定装置の近くに、決定すべき視程に対応する速度制限を表示する切り換え 可能な交通標識を取り付けること、 n個の反射体を種々の視程に対応する段階的間隔で設置ずること、 各反射体に対し、付属の参照走行時間および参照振幅を請求項1の方法ステッ プa)とb)に応じて測定し記憶すること、 各反射体に対し、他の反射体の参照走行時間を考慮することなく、方法ステッ プc)ないしg)を実行すること、 測定装置に対し下回った最小視程に対応する距離に位置する反射体に対し、付 属の速度制限を接続しまたは対応する警告指示を与えること を特徴とする、請求項1に記載の方法。 9.測定装置の近くに、決定すべき視程に対応する速度制限を表示する切り換え 可能な交通標識を取り付けること、 異なる視程に対応する反射能を有するn個の反射体を、測定装置から同一距離 に設置すること、 反射体が、測定装置の光線路にて選択的に個々に作動下に置かれること、 各反射体に対し、請求項1の方法ステップa)ないしg)を実行すること、 下回った最小視程に対応する反射能を有する反射体に対し、付属の速度制限を 接続しまたは対応する警告指示を与えることを特徴とする、請求項1に記載の方 法。 10.測定装置の近くに、速度を参照距離に対応して制限する切り換え可能な交 通標識を取り付けること、 請求項1の方法ステップe)ないしg)を、異なるn個の視程に対応する敷居 値でもって実行すること、 下回った最小視程に対応する敷居値に対し、対応する速度制限を接続しまたは 対応する警告指示を与えること を特徴とする、請求項1に記載の方法。 11.次の各構成を有ずる、相対視程決定のための方法を実施するための装置、 a)パルス走行時間原理に基づいて作動する距離計(1)、 b)距離計(1)に対し参照距離にある任意の反射体(2)、 c)双方向入出力部を有する方法ステップの経過制御のための制御電子機器 (3)、 d)制御電子機器(3)および距離計(1)と接続されて いる入力部と、参照走行時間を出力する第1出力部と、参照振幅を出力する第2 出力部とを有する、参照振幅と参照走行時間を記憶するための参照記憶装置(4 )、 e)制御電子機器(3)および距離計(1)と接続されている第1入力部と 、参照記憶装置(4)より送られる参照走行時間を受容する第2入力部と、実際 信号を出力する第1出力部と、実際振幅を出力する第2出力部とを有する、実際 信号と実際振幅を記憶するための実際記憶装置(5)、 f)敷居値記憶装置(6)、 g)2つの入力部と1つの出力部を有する除算器(7)、その除数入力部に 参照記憶装置(4)より送られる参照振幅が導かれ、その被除数入力部に実際記 憶装置(5)より送られる実際振幅が導かれており、 h)2つの入力部と1つの出力部を有する比較器(8)、その第1入力部に 除算器(7)の出力信号が導かれ、その第2入力部に敷居値記憶装置(6)から 送られる敷居値が導かれ、その出力部が、実際振幅の参照振幅に対する比が敷居 値を下回る場合、TRUE−信号を送り、 i)距離計(1)の受信信号の軟質目標特有の振幅経過に対応する標準形を 内部に置いた信号形・比較器(9)、この比較器(9)は実際記憶装置(5)よ り求められた実際信号が供給される入力部と、標準形と実際信号の範囲との間に 形状一致があるとき、TRUE−信号を送る出力部とを備えており、 j)第1アンド・ゲート(10)、その第1の入力部に信号形・比較器(9 )の出力信号が供給され、その第2の入力部に比較器(8)の出力信号が供給さ れ、そして第1アンド・ゲートの出力信号が、「TRUE」の場合、「視程下回 り」の識別標識を有するスイッチ信号および(または)警報信号を発し、 k)信号形・比較器(9)の出力信号が入力部に供給されるノット装置(1 1)、 l)第2アンド・ゲート(12)、その第1入力部にノット装置(11)の 出力信号が供給され、その第2入力部に比較器(8)の出力信号が供給され、そ して第2アンド・ゲートの出力信号が、「TRUE」の場合、「測定障害」の識 別標識を有するスイッチ信号および(または)警報信号を発すること。 12.次の構成を有することを特徴とする、請求項11に記載の装置、 a)距離計(1)の受信信号の硬質目標特有の振幅経過に対応ずる標準形を 内部に置いた第2信号形・比較器、この比較器は実際記憶装置(5)より求めら れた実際信号が供給される入力部と、標準形と実際信号の範囲との間に形状一致 があるとき、TRUE−信号を送る出力部とを備えており、 b)第3アンド・ゲート、その第1入力部に第2信号形・比較器の出力信号 が供給され、その第2入力部に比較器(8)の出力信号が供給され、そして第3 アンド・ゲートの出力信号が、「TRUE」の場合、「障害物」の識別標識を有 するスイ ッチ信号および(または)警報信号を発すること。 13.次の構成を有することを特徴とする、請求項11に記載の装置、 a)定義された零信号に等しい標準形を内部に置いた第2信号形・比較器、 この比較器は実際記憶装置(5)より求められた実際信号が供給される入力部と 、標準形と実際信号との間に形状一致があるとき、TRUE−信号を送る出力部 とを備えており、 b)第3アンド・ゲート、その第1入力部に第2信号形・比較器の出力信号 が供給され、その第2入力部に比較器(8)の出力信号が供給され、そして第3 アンド・ゲートの出力信号が、「TRUE」の場合、「汚れ」の識別標識を有す るスイッチ信号および(または)警報信号を発すること。 14.定義された零信号に等しい標準形を内部に置いた第2信号形・比較器が、 さらに実際記憶装置(5)より求められた実際信号が供給される入力部と、標準 形と実際信号との間に形状一致があるとき、TRUE−信号を送る出力部とを備 え、この信号により「反射体欠如」の識別標識を有するスイッチ信号および(ま たは)警報信号が発せられることを特徴とする、請求項11に記載の装置。
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