JPH08502325A - 製紙パルプ用ふるい分け装置 - Google Patents

製紙パルプ用ふるい分け装置

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JPH08502325A
JPH08502325A JP6503561A JP50356194A JPH08502325A JP H08502325 A JPH08502325 A JP H08502325A JP 6503561 A JP6503561 A JP 6503561A JP 50356194 A JP50356194 A JP 50356194A JP H08502325 A JPH08502325 A JP H08502325A
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エル ジー ヤング、ダグラス
ルーシ、オスカー
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インガーソル ランド カンパニー
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    • D21D5/02Straining or screening the pulp
    • D21D5/023Stationary screen-drums
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Abstract

(57)【要約】 精密ふるい分けの間パルプスラリー内に負圧エクスカーションを発生する流体力学的装置がロータの事実上円筒形外面に配設された少なくとも一つの半フオイル部材を備えている。ロータは、ロータとふるいとの間に環状ふるい分け室を形成するように円周方向に連続な穴あき領域を有する事実上円筒形ふるいの中にそのふるいと同軸に取付けられている。半フオイル部材は穴あき領域と少なくとも軸方向に総合的には同じ大きさであり、集合的にロータの軸線に対してあるねじれ角度で傾けられている前縁を有し、一つの実施例において回転中に、半フオイル部材の前縁がふるい分け室を通って下流に大きな粒子を導くようになっている。広範囲のパルプの種類とふるい分け状態とに適用するために流体力学的フオイル形状の選択をできる。

Description

【発明の詳細な説明】 製紙パルプ用ふるい分け装置 発明の背景 本発明は一般的にいえば製紙パルプをふるい分けする機械に関し、さらに具体 的には動力の保存と共にふるい分け効率を促進する高能力化ロータを備えるふる い分け装置に関する。 パルプの品質は、大部分結束繊維束、木質粒子、ごみ及び粗繊維で汚れていな い度合によって決められる。 結束繊維束及び木質粒子は、通常少量の不蒸解リグニンによって結合されてい る小さな繊維束である。それらが市販用パルプに過剰に存在すると、価値を下げ る結果となり、パルプの格下げを生ずる可能性がある。 ごみは、有機成分又は無機成分のものであることがある。無機物質には砂又は その他のあら砂があり、有機物質は、樹皮又はピッチ集塊の残留粒子であること がある。普通には、これらは肉眼で見え、通常は、パルプと異なる色のものであ る。それらはすべて種々の悪い効果を持っているので、それらはまたパルプの格 下げ及び結果としての価値の低下を生ずる。 これらのうちのどれもこれも、すべて存在することは、望ましくなく、それら を分離するための多くの技術が非常に多様な経営上の成功記録をもって開発され てきた。これらは通常一方が可能であるふるいとロータなどの何らかの攪拌装置 又は流体力学的フオイルの間に内部で相対運動を生ずる室内で行われるふるい分 けを含んでいる。入手可能な分離機械の最も共通な欠点は、それらが望ましくな い量の良好な繊維を取除かずに十分な結束繊維束を除去できないこと、最低のコ ンジステンシーのパルプ以外のすべてのものでふるいを塞ぐ傾向、パルプ懸濁液 の液体成分が繊維より容易にふるいを通過し、ふるい分け装置の動作を不安定に するパルプ供給から不合格品排出に至るまでのコンシステンシーの漸進的増加を もたらす傾向、ふるいとロータにそれらの間に捕えられた粗粒子によって生じさ せられる損傷と磨耗、パルプを供給するためとふるい分けするための過剰な動力 の消費、及び処理に用いられた過剰なエネルギーの消散によって生じるパルプ繊 維に対する漸進的損傷である。 理想的には、ふるい分け装置がすべての結果繊維束及び異粒子を高いコンシス テンシーのパルプから良好な繊維を少しも失うことなく、希釈液を少しも追加す る必要なく、そしてエネルギーを最少以上に消費することなく取除く。実際には 、すべての望ましくない物質を取除くに十分に細かい穴を持ったふるいを用いる ことは通常頻繁なふるいのつまり及び多分ロータとふるいの間のパルプのつまり さえもたらす。閉塞及びつまりを防止するに十分に粗いふるいを用いると、通常 は、ほとんどすべての望ましくない粒子を受入れることになる。これらの好まし くない結果の両方を避けるためには、ふるいの穴の寸法を不安定な動作が起こら ない寸法よりわずかに大きくなるように選ぶことである。不安定動作を最低限に するためには、繊維が個別にふるい穴を通過するのを確実にする攪拌が行われ、 ふるい板の清掃が、普通は、蓄積した粒子を穴から逆洗して出すことによって行 われる。 精密ふるい分け装置において、攪拌するため及び逆洗パルスを流体力学的に発 生するためにふるいとロータの組合せを用いることが極めて普通になった。与え られたパルプの種類とコンシステンシーに対して穴の大きさ、パルス発生装置の 形と大きさ、ロータの形と速度及びロータとふるいの間隔はふるい分け挙動を定 める。場合によっては、正圧パルスが負圧逆洗パルスに対して強過ぎるとともに 長過ぎることがあり、ふるい穴を通して押出されて、何度もふるいを前後に通過 する拒絶許容限界ぎりぎりの繊維をもたらすことがある。これは2次小繊維を取 除くことによって繊維を損傷する可能性があり、かつ弱い紙をもたらす可能性が ある。また、それは合格繊維に何度も不必要にふるい通過させることによって過 剰なエネルギーを消費し、それによって生産能力を下げる。 機械によっては、回転可能なハブから放射状に出ている支持腕に取付けられ、 ふるいの全長にわたって軸方向に伸びる一つ以上の流体力学的フオイル部材から 成っていてもよい篭形ロータを備えている。これらはふるいの全長にわたって円 周の周りにロータの1回転ごとに掃引する強いパルスを発生する。このようなロ ータは、フオイル部材の内向きにあるパルプにかかる攪拌作用によって、過剰な 動力を消費する。この動力はそれがふるい分け作用に十分に貢献しないので浪費 される。 篭形ロータに対する一つの改良は、ふるい分け室の体積の縮小と動力消費量を 減らすために流体力学的フオイルが短い支持腕に取付けられている大直径のハブ を提供することである。 上述の諸効果の大きさを小さくするために、多くの機械が現在密閉ロータ、す なわち局所化された圧力脈動を発生するために出っ張りとへこみが支持腕なしに 直接に取付けられている完全円筒形表面を有するロータで作られている。それら の特定の幾何学的形状によって、これらは篭形ロータより低い比動力消費量を与 えることができ、出っ張りとへこみがロータの表面に分配されるので、圧力脈動 はふるい板の表面の周りに分配されるので、穴の模様に沿って応力集中が交互に 生ずることがない。 これら及びその他の変更形がふるい分けの経済性を向上させているが、収獲低 減が起る前にふるい分けに非常に顕著な改良を行う余地がなおある。例えば、特 定のパルプラインにおけるパルプの特性如何によって、ふるい分け効率と識別能 力を動力消費を減らしたり最小にしながら最大にする異なる持続時間、強さ、周 波数及び形のパルスを与えるために出っ張りとくぼみの数、形、所在場所及び大 きさを調整することが可能である。 これらの改良を実現するまで、精密なふるい分けの効率は所望のものより小さ く、パルプの品質は、好ましくない物質を十分に除去できないために悪くなる。 なお、良好な繊維を不適格物と一緒に除去するために良好な繊維の浪費、過剰な 機械的作業に起因できる繊維の品質に対する損傷及び動力の過剰な消費(冗長な 攪拌及びパルプの濃厚化をなくすに必要な過剰な希釈による)は、パルプ製作工 程においてかなりのコストを強要する。 前述のことは現在の精密ふるい分け装置にあると知られている欠点を例示して いる。従って、上述の欠点の一つ以上を解消することを目的とした代替品を提供 することが有益であることは明らかである。それ故に、あとでさらに完全に開示 する特徴を備える適当な代替品が提供される。 発明の概要 本発明の一つの面において、これは精密ふるい分けの間パルプスラリー内に負 圧のエクスカーションを発生し、ロータの事実上円筒形の外面に配設された少な くとも一つの半フオイル部材を備えた流体力学的装置を提供することによって達 成され、前記ロータは、円周方向に連続に穴のあいた領域を有する事実上円筒形 のふるいの中に共軸に取付けられて、ロータとふるいの間に環状ふるい分け室を 形成し、前記少なくとも一つの半フオイル部材は穴あき領域の大きさと少なくと も等しい総合軸方向大きさを有し、ロータの軸線に対してあるねじれ角度で傾い ている少なくとも一つの半フオイル部材の総合前縁を有することを特徴とする流 体力学的装置を提供することによって達成される。 前述及びその他の面は添付図面と合わせて考慮するとき、発明の以下の詳細な 説明から明らかになる。 図面の簡単な説明 図1はパルプ精密ふるい分け装置の一般化実施例と代表的なそのような機械の 総合構造を例示する断面部分略立面図、 図2は表面をロータ支持枠から外して広げて平らにした場合に現れる本発明の 表面突起の一つの実施例を組込んだロータの略立面図、 図3はロータ表面とふるいの間の関係を示す「丸めた」状態にある図2のロー タの部分平面図、 図4a及び4bは本発明のロータ表面の突起の二つの他の実施例を示すロータ の図2におけると同様の図、 図5a、5b及び5cは、それぞれふるいと本発明のロータ表面の突起を組込 んだロータとをそれぞれふるいだけ及び加速羽根の二つの実施例を備えたものを 示す図2におけると同様の部分断面立面図、 図6はパルス発生ロータ表面突起の配置の融通度を大きくするもう一つの実施 例の図2におけると同様の図であり、 図7a〜7gはパルスの性質によって要求されるパルスの特性を変えるのに使 用できるパルス発生表面突起の幾つかの異なる形状を示している。 詳細な説明 図1を参照すると、パルプ精密ふるい分け装置の共通な特徴を見ることができ る。ふるい分け装置100がハウジング90を上に取付ける台50で構成されて いる。(ここに示した装置は、垂直に向けられているが、ふるい分け装置が水平 と垂直の間の任意の向きになっていてもよいことが分っている。)ハウジング9 0は、パルプがふるい分けのために接線方向に供給されるとき、通過するパルプ 入口98のある入口室96を一端に取付けられている。パルプは、ロータ91の ふるい95の穴あき部分より上に突き出ている部分と入口壁47の間の環状空間 によって形成されるパルプ入口97の中に入口壁47の周りをそれを越えて流入 する。ロータ91は、閉じた最上部と大体円筒形の表面と殆どの場合にロータの ふるい95の穴あき部分に隣接した部分にある負圧脈動を発生する一つ以上の突 起23又はその他の表面のでこぼこを備えている。これらはふるい95の穴を通 る流れを瞬間的に反転させることによってふるいの閉塞を防止するのに役立てよ うとしたものである。ロータ91とふるい95の間の環状空間は、ふるい分け室 93を形成し、ふるい95の外の空間は、良品排出口105によってドレンされ る良品室94を含んでいる。良品室94とふるい分け室93の下側には不適格物 排出口110を介して空になる不適格物室92がある。ロータ91は、密封中央 柱51を通って伸び、駆動プーリー52を介して原動機(図示なし)によって駆 動される軸によって回転される。希釈液入口56及び58も示されている。これ らの希釈液入口の一つ又は両方をなくすことが本発明の目的の一つである。 図2及び3は、本発明のパルス発生突起の1実施例をふるいと相互作用するそ れらの領域の図と共に略図で示している。図2は突起又は半フオイル(フオイル の半径方向に外側の半分だけがロータの表面より上に直立しているのでその名づ けられた)の平面図による外観を示すために広げられた表面130を有するロー タ121を示している。半フオイル123は、ロータの軸に対して一様なねじれ 角33を持っている。このねじれ角は、ロータの軸に対して約25゜と65°の 間であってもよいが、好ましくは40°と50°の間であるのがよい。加速羽根 125がフオイル123の前縁の接続部分としてパルプ入口領域97の内部にあ るロータの部分に沿って伸びている。突起は、広げたロータ表面に見られる真直 ぐな前縁を持っていることに注意されたい。前縁が傾斜しているために、突起は 、スラリーに下向きのポンピング効果を持っている。これは不適格物が良品室に 迅速に運ばれるようにふるい分け室を通るスラリーの流れを保っている。 ロータ121は、図3においては上の方から見られている。ふるい95は受入 れられた繊維がパルプ液と共に通って正常な流出220を行う穴99を備えてい る。ロータ121の回転(R)があるので、半フオイル123は、処理されてい る。パルプに関して絶対速度より低い相対速度218を持っている。これはパル プに作用する半フオイル部材123の攪拌作用の結果として生ずるふるい分け室 の中のパルプの接線方向速度によるものである。図3は本発明の動作を具体的に 示している。相対速度218は、フオイル123とふるい95との間のベンチュ リー管効果によってふるい板のところに圧力エクスカーションを発生させる。そ れはフオイルの前縁の通過直前に圧力が急速に増加することで始まる。この直後 に、徐々に減少してふるい分け室に対する平衡正圧力に戻る急激な圧力降下が続 く。これはフオイル123とふるい板95との間の最も近くに近接した領域の近 くにピーク負圧力を生じさせる。このピーク負圧力が供給圧力にふるいの上の最 近接点より上のスラリーの高さが加わったもの及びパルプスラリーの円周方向の 流れの遠心力に起因する一定圧力に重ねられると、結果は流出220を逆流22 2に変換する流れの逆転となる。これは粗い繊維束とその他の粒子をふるい95 の穴から洗い流し、からまった繊維によって生じたふるいの目つぶれを砕くのに 役立つ。なお、それはまた繊維含有量の小さくなったパルプ液をふるい分け室へ 戻し、それによって濃厚化を防止する。これは希釈液を追加する必要なくふるい 分け効率を繊維する。 この実施例のもう一つの特徴は、大形汚染物質(又は粒子)60及びそれとフ オイル123との相互作用を考慮すことによって図2と3に見られる。一定のね じれ角33は、それが方向を全く変えることを必要とせず、フオイル123の前 縁は、こぶなしで滑らかなので、上述のような汚染物物質を迅速に下の方へ輸送 するのを容易にする。フオイルの前縁は、大形汚染物質が磨耗と損傷の原因とな ってロータの運動を妨げる場合、大形汚染物質をふるいに押付ける傾向がないよ うに、平らで半径方向に向けられているのが好ましいことに注意されたい。 図4a及び4bはフオイル223、323の前縁がロータの軸と一定のねじれ 角33を形成している本発明のさらに二つの実施例を示している。図4aにおい ては、滑らかなロータ表面130が中断されたフオイル223及びロータ表面に 対称的に配置された加速羽根125を備えている。それらは連続的ではないが、 フオイルは全体的にはそれらの縦続相互関係のため及びそれらの一定なねじれ角 のために同じ下向き運搬作用を持っている。図4bは、加速羽根125の下の軸 方向位置で連続的に増加する円周方向の寸法を有する連続的なフオイル323を 示している。この寸法変化は、負圧脈動の持続時間における対応する増加をもた らすので、ふるいを通る液の逆流の量を増やすが、それはねじれ角を変えないし 、大形汚染物質60の下向き輸送の有効性を下げない。負圧力の脈動の持続時間 が延びたことは、さもないと希釈液によって置換することが必要になる繊維含有 量の薄まったパルプ液の逆流する量が増えて濃厚化を遅らせる。 図5a、5b及び5cは、図2及び4に見られる加速羽根125の追加の詳細 を示している。これらの図において、羽根は異なる接線方向輪郭を持つように示 されているので、それらは異なる番号を付けられている。図5aはふるい95に 隣接してその半径方向内側に半フオイル123を備えるロータ121を示し、そ れによってロータ121とふるい195の穴99を有する部分とによって境界を 限られている空間としてのふるい分け室93を画定している。ふるい分け室93 より上には、入口壁47とロータ121の頂部との間の環状空間として定められ ているパルプ入口領域97がある。図5aのフオイルには空き入口領域97によ って示されているように加速羽根がない。図5b及び5cにおいては、全長にわ たってテーパの付いた加速羽根145と斜切頭羽根147がそぞれ示されている 。これらの羽根は、それらの強い攪拌作用によってパルプスラリーを解膠し、パ ルプをふるい分け室に下向きにポンピングし始め、それをロータ表面の速度より 小さい速度まで加速する。これは圧力の脈動の大きさを制限し、それによってふ るい95にかかる疲労応力を小さくする。圧力パルスは、フオイルのパルプに対 する相対速度に比例するので、相対速度に対する調節(局部的に多数又は少数の 加速羽根を設けることによって)がパルプのコンシステンシー及び種類によって ふるい分け室93の中の幾つかの軸方向場所において望ましいことがある。 図6は本発明のパルス発生突起のもう一つの実施例を示す広げたロータ表面の 略図である。ここでは、突起又は半フオイル423は別々の傾斜路状突起であり 、ロータの表面130の上に軸方向の寸法が小さくなっている。半フオイルの半 円筒形前縁の各々は、全体としてそれらがねじれ傾斜角度を描くように、ロータ の表面に突き出たらせんに接する点を備えている。これらのフオイル部材は、逆 洗パルス(図4bについて説明した)の持続時間を大きくする可能な方法を示す ため及びまた採用できる多くの可能な形と組合わせを例示するためにロータ表面 上に異なる円周方向距離の間に伸びているのを示されている。すべての場合に、 フオイルの前縁は半径方向に最大距離突き出ており、後縁においてロータ表面に 向けて下向きに、又は表面より下へさえも、テーパが付いている。 この実施例の多数の幾何学的図形が図7a〜gに示されている。すべての場合 に、フオイルの前縁は事実上半径方向に真直ぐで、実施例におけるようにロータ 表面に垂直である。軸方向には、半フオイルの前縁は、ふるい板と突起との間に 割り込むのを防止するために上方又は下方のいずれかにすべての大形汚染物質を はじくように丸まっている。供給圧力によるパルプスラリーの正味下向き流れは 、これらの大きな粒子をふるい分け室を下向きに通して輸送する。 図7aは、ふるい流れ反転パルスを生じかつフオイルの背後の低圧領域に入る パルプの軸方向流れによるフオイルの後縁における混合渦を作るフオイル420 を示している。図7aにおけるフオイル421は、扇形であり混合渦の軸方向長 さを大きくし、パルスの軸方向長さを保つが、一方、図7cにおけるフオイル4 22は、その上縁に沿って一定の高さの障壁(又は囲い)を備え、混合渦に入る 下向き流れの量を制限するので、パルスの減衰を小さくしてパルス圧力振幅を保 つ。囲いは、そのほかに、動作条件が許せば、下縁に設けることができるし、又 は図7d、7e、7f及び7gに示されているフオイル423、424、425 、及び426の場合におけるように、両方のへりに設けることもできる。二つの 囲いの形状によって、ふるい流れ反転パルスが混合渦に入るパルプの軸方向流れ を半フオイルの後縁の通過するまで遅らせることによってより長く続く。フオイ ルの背後の過剰な渦流と相互混合を、図7f及び7g見られるように、流れ分割 装置430と435の組入れによって小さくできる。これらは渦領域内の空間を 占 めて混合の勢いを小さくする。 図2、4a、4b、6及び7a〜7gに示された実施例はすべて同じ原理、す なわち、半フオイルとふるいの隣のパルプとの間の相対運動による低圧領域を作 るベンチュリー管効果によって作動する。この低圧領域は、ふるいの周りを効果 的に移動して、ふるいを通る移動流れ逆転逆洗波に粗い粒子と集塊、結束、繊維 束及びパルプマット形成による閉塞を取り払わせる。 すべての実施例において、ふるいに過度の応力がかかるのを避けるために圧力 反転脈動を円周方向に分配する措置が行われている。本発明によって作られる流 れの反転の制御されたタイミング、持続時間及び分布のために、パルプスラリー の自動希釈が達成される。これによってコンシクテンシーを高め、比能力を高め 、かつ比動力消費量を下げて動作できる。前述の半フオイル(又は表面突起)の 必要な数と形状は、処理しようとする特定のパルプに対して決められるので、幾 つかの実施例は特定の用途に従って同じに有用なものとして提供さる。一つのパ ルプの種類に対して最良である実施例は別のものに対してあまり適当でないこと がある。 本発明はパルプがパルプ入口室を通過してふるい分け室に入るとき、パルプを 解膠して混合することによって高いコンシステンシーのパルプに対するふるい分 けの効率を高め、それによって繊維が一様に分散して懸濁されるのを確実にする 。さらに、流体力学的フオイルによるふるい穴を通る逆洗流の発生は、繊維含有 量の少なくなった。パルプ液の一部分をふるい分け室に戻すことによってふるい 分け通常の濃厚化効果を相殺する。フオイルは、特定の場所において流れの逆転 が要求される時間の長さ(一般的には長い持続時間の逆洗、従って長さのより長 いフオイルがふるい分け室の下流端において必要である)によって決まるロータ 円周に沿った距離だけ伸びている。圧力反転の大きさ及び一度に影響されるふる いの領域を半径方向の外側輪郭及びロータ表面におけるフオイルの軸方向及び円 周方向寸法によって制御できる。フオイルの前縁のねじれ角度が一定なので、粗 い粒子がふるい室を通って下流に押し流される。この角度はこのような輸送に与 える抵抗を最小にし、ふるい分け室内に粗い粒子が留まらないようにするために 水平から50゜未満であるのが好ましい。 突起は、後縁に向かって減少するように向けられた傾斜路を有する傾斜路状隆 起部である。それらの突起は直交流を減らし、圧力反転の持続時間を延ばすよう に上流又は下流のへり又はそれらの両方に沿った囲いを備えていてもよい。傾斜 路の角度は、境界層分離、すなわち失速状態を避けるように、またそれによって 所望の持続時間の間さらに一様な振幅の負圧を維持するようになっているもので ある必要がある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.精密ふるい分けの間パルプスラリー内に負圧エクスカーションを発生す る流体力学的装置において、 ロータの事実上円筒形外面に配設された少なくとも一つの半フオイル部 材を備え、前前記ータが円周方向に連続な穴あき領域を備える事実上円筒形のふ るいの中にふるいと同軸に取付けられて、前記ロータと、前記ロータの間に環状 ふるい分け室を形成し、前記少なくとも一つの半フオイル部材が前記穴あき領域 のものに少なくとも等しい総合軸方向寸法を有し、かつ前記ロータの軸線に対し てあるねじれ角で傾いた前記少なくとも一つの半フオイル部材の総合前縁を有す ることを特徴とする流体力学的装置。 2.パルプスラリーを解膠し、前記パルプスラリーをふるい分けの所望の円 周方向速度に加速する手段をさらに備える請求項1に記載の流体力学的装置。 3.パルプスラリーを解膠し、前記パルプスラリーをふるい分けのために所望 の円周方向速度に加速する前記手段が前記少なくとも一つの半フオイル部材の一 つ以上に延長部を備え、前記延長部が前記ふるい分け室から上流方向にパルプ入 口室の中に軸方向に突き出て前記ふるい分け室の上流境界にある前記半フオイル の最大半径方向厚さからパルプ入口室の上流境界の近くの半径方向に消える寸法 まで傾斜がついている請求項2に記載の流体力学的装置。 4.前記少なくとも一つの半フオイル部材の円周方向寸法がふるい分け室の 上流端における最小値からその下流端における最大値まで連続的に増加している 請求項1に記載の流体力学的装置。 5.前記フオイル部材の前縁が25゜から65゜までの角度でロータ軸線に 対して傾けられている請求項1に記載の流体力学的装置。 6.前記フオイル部材の前縁が55゜を超える角度でロータ軸線に対して傾 けられている請求項5に記載の流体力学的装置。 7.精密ふるい分けの間にパルプスラリー内に負圧エクスカーションを発生 する流体力学的装置において、 ロータの事実上円筒形外面に配置された複数の半フオイル部材を備え、 前記ロータが円周方向に連続な穴あき領域を有する事実上円筒形のふるいの中に ふるいと同軸に設けられて、前記ロータと前記ふるいの間に環状ふるい分け室を 形成し、前記半フオイル部材がロータの1回転ごとにふるいの穴あき領域の総合 軸方向寸法を横切ってスイープするように配列されていることを特徴とする流体 力学的装置。 8.前記半フオイル部材が各々前記ロータの軸線に対してある角度で傾けら れている前縁を有し回転の間各前記半フオイル部材の前縁がふるい分け室を通っ て下流に大きな粒子を導き、前記前縁と何度も遭遇したのちに大きな粒子がふる い分け室から送り出されて不適格物室に排出されてしまうようにしている請求項 7に記載の流体力学的装置。 9.前記半フオイル部材がそれらの円周方向径路に重なるようにロータに配 置され、各部材が粗い粒子を軸方向にそらせる半円筒形前縁と前記前縁における 最大半径方向寸法から後縁近くの最小寸法までテーパの付いている傾斜路状外面 を備えている請求項7に記載の流体力学的装置。 10.前記半フオイル部材がさらに前記後縁近くの負圧の領域に入るスラリー の軸方向流れを制限する一つ以上の軸方向縁に付いている囲い状手段を備える請 求項9に記載の流体力学的装置。 11.上に支持枠組が構成されている回転可能な軸と、 前記軸の第1の端に取付けられた事実上円板形の第1の要素と 前記支持枠組と前記第1の要素に固定されて該第1の要素から下流に伸 びる事実上円筒形の中空要素と、 前記円筒形中空要素に付いており、ふるい分けようとするパルプスラリ ー内部に負圧エクスカーションを生ずる手段とを備えるパルプ精密ふるい分け装 置用ロータ。 12.ふるい分けようとするパルプスラリー内に負圧エクスカーションを生ず る前記手段がロータの表面に配設された少なくとも一つの半フオイル部材を備え 、前記少なくとも一つの半フオイル部材が回転の間前記少なくとも一つの半フオ イル部材の前縁が大きな粒子をロータの表面に沿って下流に導くように前記ロー タの軸線に対してあるねじれ角度で傾けられている前縁を有する請求項11に記 載のロータ。 13.負圧エクスカーシヨンを生ずる前記手段がロータの表面に配設された複 数の半フオイル部材を備える請求項11に記載のロータ。 14.前記少なくとも一つの半フオイル部材の前記前縁が前記ロータの軸線に 対して55゜より大きいねじれ角度で傾けられている請求項12に記載のロータ 。 15.大体円筒形の形と、1本の軸線と、一つのパルプ入口室と、前記入口室 の下流にある一つのふるい分け室と、前記ふるい分け室の下流の不適格物室と排 出口と、前記ふるい分け室の外部にある環状合格品室と、前記合格品室内にある 合格品排出口とを備えるハウジングと、 外側の事実上円筒形の表面と前記ハウジングと同軸の軸線とを有するロ ータと、 やはり前記ハウジングと前記ロータとに同軸な大体円筒形の穴あき静止 ふるい部材を備え、前記ふるい部材が前記ふるい部材と前記ロータとの間の結果 として生ずる環状空間内に前記ふるい分け室を形成するように前記ロータの外径 より大きい内径を有し、 前記ロータの外面にあって前記ふるい分け室内に負圧エクスカーション を発生し、それによって前記ふるいの穴を通る流れ逆転を生じさせる手段とを備 える製紙パルプ用ふるい分け装置。 16.圧力エクスカーションを発生する前記手段が前記ロータの外面に一つ以 上の突起を備え、前記一つ以上の突起は前記ロータの事実上全長にわたって伸び ており、回転方向に一定ねじれ角度で連続した前縁傾斜を有する請求項15に記 載のふるい分け装置。 17.パルプスラリーを解膠し、前記パルプスラリーをふるい分けに所望の円 周方向速度に加速する手段をさらに備える請求項15に記載のふるい分け装置。 18.パルプスラリーを解膠し、前記パルプスラリーをふるい分けのために所 望の円周方向速度に加速する前記手段が前記少なくとも一つの半フオイル部材の 一つ以上に延長部を備え、前記延長部が前記ふるい分け室から上流に環状パルプ 入口室の中に軸方向に突き出ている請求項17に記載のふるい分け装置。 19.前記延長部が前記ふるい部材の穴あき部分の上流縁に隣接した前記少な くとも一つの突起の半径方向寸法に等しい半径方向寸法を有し、前記延長部が前 記延長部の上流部分において最小半径寸法まで滑らかにテーパーが付いている請 求項18に記載のふるい分け装置。 20.圧力エクスカーションを発生する前記手段が前記ロータの外面に付いて いる一つ以上の突起を備え、前記突起が前記ロータの全長に少なくとも事実上等 しい軸方向距離まで全体として伸びて、前記ロータ軸線に対して総合前縁のねじ れ傾斜角度を有する請求項15に記載のふるい分け装置。 21.交互の圧力エクスカーションを発生する前記手段が前記ふるい分け室の 最上部における最小値から前記ふるい分け室の最低部における最大値まで連続的 に増加する円周方向寸法を有する請求項20に記載のふるい分け装置。
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