JPH08502449A - 真空濾過装置 - Google Patents
真空濾過装置Info
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Abstract
(57)【要約】
真空濾過装置は、使い捨て漏斗及び使い捨て濾液容器を有する。漏斗及び容器は、真空源に連結された再使用可能なベースとともに使用される。容器及び漏斗がベースに取り付けられている場合には、濾液を漏斗から容器に引き込むため、真空が連結通路を通して容器に加えられる。
Description
【発明の詳細な説明】
真空濾過装置
本願は、1991年12月19日に出願された米国特許出願第07/811,
473号の一部継続出願であり、この出願は、現在は、1993年8月10日付
けの「真空濾過装置」という標題の米国特許第5,234,585号である。同
特許について言及することにより、その特許に開示されている内容は本明細書中
に組み入れたものとする。
発明の分野
本発明は、一般に、大気圧と濾過を行うための駆動力としての真空との間の差
圧を使用する液体濾過装置に関する。更に詳細には、本発明は、使い捨ての真空
駆動式液体濾過装置に関する。
背景
現在、真空を駆動力として使用する多くの使い捨て液体濾過システムが利用で
きる。しかしながら、これらの装置は全て、真空ホースを使い捨て装置に直接連
結する必要がある。従って、濾過を連続的に行う場合、真空ホースをシステムに
繰り返し連結したりこれから取り外したりしなければならない。このような装置
は、軽量であるため、及び多くの場合、濾過容器へのホース連結部が持ち上がっ
た高さにあるため、真空ホースを取り付けるときにそれ自体安定していない。こ
れらの装置の不安定性は、真空ホースが捩じれている場合に顕著である。多くの
場合、濾過中に転倒しないようにするため、使用者は重りを装置の上に置くか或
いは、単にシステムを手で安定させる。
発明の概要
本発明の主要な目的は、従来技術の欠点を解決することである。本発明によれ
ば、真空濾過装置が提供される。この真空濾過装置は、濾液を受け入れるための
使い捨て濾過容器と、濾過されるべき液体を受け入れるための、フィルタを有す
る使い捨て漏斗であって、濾過容器の上に配置され、濾液を漏斗から濾過容器に
差し向けるための複数の開口部をフィルタの下に有する使い捨て漏斗と、濾過容
器を取り外し自在に支持する再使用可能なベースであって、開口部を有し、この
開口部を通して真空をベースに加えることができる、ベースとを有する。ベース
は濾過容器の下に配置されており、ベースの真空を濾過容器に加えて液体を漏斗
からフィルタを通して濾過容器内に吸い込むことができるように濾過容器の内部
に作動的に連結されている。この作動的連結は、連結通路である。
本発明の一実施例では、ベースと濾過容器との間の作動的連結には濾材が入っ
ている。変形例として、本発明は第2フィルタを有し、このフィルタは、濾過容
器内のチューブの上に配置されており、チューブにシールされている。
本発明の別の実施例では、真空濾過装置は、濾過容器に進入した濾液が、べー
スに加えられた真空によりベース内に吸い込まれることを阻止するための手段を
有する。好ましくは、この手段は障壁であり、最も好ましくは、障壁はバッフル
であり、このバッフルは漏斗又は濾過容器に取り付けられている。この手段は、
フィルタの下にある漏斗の開口部であってもよく、この場合、これらの開口部は
、漏斗の周囲の一部のスロットの形体を有する。この形体では、濾過容器をベー
スに連結する通路の真上の漏斗にはこのようなスロットは存在せず、そのため、
濾液が通路内に滴り落ちることがない。
本発明の真空濾過装置の変形例には、容器の底部から上方に延びるチューブを
介した濾過容器への真空の適用が含まれる。一実施例では、濾過容器をベース上
に置いたとき、ベースと濾過容器との間の通路のポペット弁が開放する。別の実
施例では、ベースと濾過容器との間の通路にこの通路を開閉するためのシリンダ
弁が設けられ、この弁は、濾過容器上での漏斗の回転に応じて開閉される。
他の変形例では、低圧管路がベースの開口部に作動的に連結されており、この
場合には、この作動連結は、濾材、濾過容器に設けられた注ぎ口、及び重量のあ
るベースが含まれる。好ましくは、漏斗は濾過容器の上方に保持され、加えられ
た真空によって形成された連結によってベースが濾過容器を支持する。別の変形
例では、漏斗は濾過容器と一体である。
更に、本発明は、真空濾過装置について説明した実施例のうちの任意の実施例
の使い捨て濾過容器及び使い捨て漏斗を含む漏斗/容器濾過モジュールを提供す
る。好ましくは、これらのモジュールでは、漏斗は濾過容器と一体である。
これらの目的及び他の目的及び本発明の特徴は、例示の目的で選択され且つ添
付図面に示す幾つかの実施例についての以下の説明から更によく理解されるであ
ろう。
図面の簡単な説明
第1図は、本発明に従って形成された真空濾過装置の一実施例の垂直断面図で
あり、
第2図は、第1図の断面線2−2に沿った水平断面図であり、
第3図は、第2図の断面線3−3に沿った部分断面図であり、
第4図は、第1図に示すアッセンブリの、内部を示すため幾つかの部品を破断
して示す分解斜視図であり、
第5図は、第1図に示すアッセンブリの濾過容器のカバーの斜視図であり、
第6図は、第5図のカバーを所定位置に取り付けた、第1図のアッセンブリの
中央ユニットを形成する濾過容器の断面図であり、
第7図は、真空濾過装置の第2実施例の断面図であり、
第8図は、真空濾過装置の第3実施例の断面図であり、
第9図は、第8図に示すアッセンブリの分解斜視図であり、
第10図は、第8図に示すアッセンブリにおける濾過容器のカバーの斜視図で
あり、
第11図は、第10図のカバーを所定位置に取り付けた、第8図のアッセンブ
リの中央ユニットを形成する濾過容器の断面図であり、
第12図は、真空濾過装置の第4実施例の断面図であり、
第13図は、スライド弁が閉鎖位置にある、第12図のアッセンブリの下ユニ
ットを形成するベースの斜視図であり、
第14図は、スライド弁が開放位置にある、第12図のアッセンブリの下ユニ
ットを形成するベースの斜視図であり、
第15図は、真空濾過装置の第5実施例の断面図であり、
第16図は、真空濾過装置の第6実施例の断面図であり、
第17図は、第16図に示すアッセンブリの濾過容器の中央チューブの斜視図
であり、
第18図は、真空濾過装置の第7実施例の断面図であり、
第19図は、第18図に示すアッセンブリの漏斗のフィルタ支持リブの斜視図
である。
詳細な説明
本発明を構成する液体濾過装置は、三つの主要構成要素、即ち、フィルタ漏斗
、濾過容器22、及びベース24を有する。本発明の好ましい実施例では、フィ
ルタ漏斗20及び濾過容器22は使い捨てであるが、ベース24は再使用可能で
ある。漏斗20は、装置で処理されるべき液体を受け入れ、濾過容器22はこれ
によって処理された濾液を集め、ベース24はシステムの作動を加速するため、
装置に真空を加える。これらの種々の部品を以下の適当な見出しで別々に説明す
る。
第1図乃至第6図の実施例
フィルタ漏斗20
漏斗20は全体に円筒形の側壁26及び全体に水平な底壁28を有し、これら
の壁は濾過されるべき液体が注ぎ込まれる漏斗チャンバ30を構成する。チャン
バ30のダストカバーとして役立つ取り外し自在の通気カバー32が円筒形側壁
26の上縁34に載っている。
カバー32は、第1図に示すように、水平壁39の下面に設けられたリブ38
とカバーのスカート40の内面との間の空間によって形成された通気通路36を
有する。これらの通気通路36によりチャンバ30が周囲の大気と連通し、漏
斗 20が周囲の圧力に維持されるということは第1図から明らかである。
フィルタ漏斗20の底壁28の平らな中央部分50には、膜フィルタ54を支
持するように設計されたピン52からなるアレイ又は他の支持構造が設けられ、
膜フィルタは、漏斗チャンバ30の底部と隣接して支持構造に載置されている。
ピン52は、多数のチャンネル56を構成するように間隔を隔てられており、こ
れらのチャンネルは全て、フィルタ漏斗の底壁28を通って延びる開口部58と
連通している。明らかに、ピン52は種々の異なる形態に配置できるが、これら
のピンは、膜フィルタ54を破ることなく支持できなければならず、更に、開口
部58と連通した通路を構成しなければならない。
底壁28の平らな中央部分50の周囲には肩部70が設けられており、チャン
バ30内の液体が膜の濾過作用を受けることなくフィルタの周囲からチャンネル
56に漏れ出ることがないように、膜フィルタ54がヒートシール又は他の方法
でこの肩部に固定されている。底壁28は、その周囲71が下方に傾斜しており
、チャンバ30内の液体を膜54の上面に差し向ける。
漏斗20の側壁26の下端及び底壁28の周囲には、濾過容器22の側壁の上
端にぴったりと嵌まる下方に延びた内カラー72が設けられている。漏斗20は
、第1図及び第4図に示すように各々ピン76及びスロット78からなる差し込
み連結装置74で容器22に取り付けられている。スロット78は、カラー72
から間隔を隔てられた外カラー79に設けられている。カラー間の間隔は、容器
の側壁の上縁を受け入れるスロットを形成する。第1図に示すように、スロット
には、容器22の側壁の上縁とシールを形成する下方に延びるビード83もまた
成形されている。
更に、漏斗の底壁28には障壁、好ましくはバッフル、最も好ましくは全体に
円筒形のバッフル80が設けられ、このバッフルは、底壁28の下面から下方に
延び、以下に更に詳細に説明する濾過容器の中央チューブ81を取り囲んでいる
。変形例として、以下に説明するように、障壁を漏斗が支持してもよい。漏斗の
底壁28の開口部58は、バッフル80の半径方向外側にあるということが第1
図でわかる。この構成により、濾液は漏斗20から中央チューブ81内に滴下し
ない。
バッフル80内で漏斗20の底壁28の下面上にあるのはキー82であり、こ
のキーは、濾過容器の中央チューブ81の上部に取り付けられたシリンダ弁84
と係合するように設計されている。漏斗20及び容器22の物理的相互関係は、
濾過容器22の説明で明らかになるであろう。
濾過容器22
濾過容器22は、全体に円筒形の側壁100及び底壁102を有する。取り外
し自在の注ぎ口カバー106を備えた注ぎ口104が側壁100に設けられてい
る。注ぎ口104は、容器から濾液を注ぎ出すように従来と同様に位置決めされ
ている。
第1図乃至第6図の実施例の中央チューブ81は、側壁100と同軸であり、
底壁102から上方に延び、円筒壁100の上縁108の平面の直ぐ下で終端す
る。下中央チューブ110が中央チューブ81と同軸に設けられ、底壁102の
下面から下方に延びている。チューブ81及び110は、濾過容器22の一体の
部品として成形されている。ポート112が底壁102及びチューブ110を通
って延び、中央チューブ81の内部から容器の下にある領域への通路を構成する
。下チューブ110の下縁には、以下の説明で明らかにされる理由により、中央
チューブ81から容器22の外部への通路を開放するスロット114が形成され
ている。
中央チューブ81の上端には、長手方向に延びる複数の拡張スロット120が
その上縁122に亘って設けられている。更に、スロット120の底部の上方に
は、チューブ81の上端に取り付けられるシリンダ弁84の外面に設けられた円
形のリブ128を受け入れる周溝124が中央チューブ81の内側に形成されて
いる。スロット120により、シリンダ弁84がチューブに取り付けられるとき
及びリブ128が溝124に近づくとき、チューブ81の上端は拡張できる。ス
ロット120は、シリンダ弁84を挿入するときにチューブが拡張できるように
するのに十分な可撓性をチューブに与えるように、周溝124の下まで延びてい
る。
特に第3図に示すように、長手方向に延びる溝140がシリンダ弁84の本体
に設けられ、この溝140は、中央チューブ81の内面にその上端122で設け
られた同様の溝142と重なっており且つ連通している。溝140及び142は
、互いに連通しているとき、以下に更に詳細に説明するように、濾過容器22の
内部から真空ベース24への通路を構成する。
シリンダ弁84は、漏斗20の底壁28の下面に設けられたキー82を受け入
れる横方向スロット146をその上端147に有する。
キーとスロットとの係合により、漏斗を濾過容器22上の所定位置で回転させ
ると、漏斗20及びシリンダ弁84が一緒に回転する。この関係により、シリン
ダ弁本体及びチューブ81の上端のスロット140及び142が構成するシリン
ダ弁通路を、システムの使用者がフィルタ漏斗20を回転させることによって開
閉できる。第3図では、シリンダ弁は、スロットが周方向に整合した開放位置に
あり、漏斗20を数度回転させてスロット140をスロット142からずらすと
、
シリンダ弁は第6図に示すように閉鎖される。
中央チューブ81はシリンダ弁84の下に濾材148を有する。この濾材は、
綿、多孔質プラスチック、又は任意の他の適当な材料であるのがよく、これらの
濾材もまた疎水性である。シリンダ弁84は濾材148を中央チューブ81内に
捕捉し、中央チューブ81の底部と連通した小径のポート112は、中央チュー
ブに加えられた真空で濾材が吸い出されないようにする。
小径のカラー160が容器22の底壁102から下方に延び、下チューブ11
0を取り囲んでいる。カラー160は、以下に更に詳細に説明するように、ベー
ス24の上壁が支持するO−リング162と係合してシールを形成するような大
きさになっている。第2の大径のカラー164は、容器22の底壁102から下
方に延び、容器の収納時に容器のベースとして役立つ。しかしながら、外カラー
164は、濾過容器22をベース24に取り付けたとき、内カラー160とO−
リング162との間にシールを形成することの邪魔にならない。
透明な濾過容器カバー170を第5図及び第6図に示す。これは、漏斗20を
取り外したときに容器22を閉鎖するのに使用される。容器カバー170のフラ
ンジ172には、漏斗のスロット78と同じカムスロット174が設けられ、こ
れらのスロット174は、容器22を閉鎖するのに使用された場合、ピン76と
ともに容器カバー170用の差し込み係止体を形成する。
真空ベース24
真空ベース24は、側壁180、底壁182、及び上壁184を有し、これら
の壁によって真空チャンバ186を構成する。円筒壁180に設けられたニップ
ル188は、真空をチャンバ186に加えるように真空ホース190をベースに
連結するための手段を構成する。ベースの底壁182は、円筒壁180に接合さ
れており、可撓性リング194を受け入れる溝192が底壁182と側壁180
との接合部に設けられている。可撓性リング194は、テーブル又は他の支持体
の支持面196とシールを形成でき、シールねじ200に亀裂が入っていたりこ
のねじがない場合、及びベース24を表面196にしっかりと固定するように真
空が真空チャンバ186に加えられている場合、シールねじ200によって制御
される通路198により表面196と底壁182との間に低圧チャンバ202を
形成できる。
環状カラーの形態の弁本体210がベース24の上壁184から下方に延び、
この弁本体には、本体210内を軸線方向に移動するポペット弁212が収容さ
れている。ポペット弁212は、ばね214によって本体内で持ち上げられた位
置に付勢されている。ポペット弁212は、上壁184のポート216を開閉す
る。ポートの一部は、直立した弁案内体218で形成されている。ポート216
をシールするようにポペット弁が持ち上げられているとき、ポペット弁212の
下フランジ222上に支持されたO−リング220が、上壁184の下面24を
ポート216の周りでシールする。ポペット弁を、第1図に示すように押し込む
と、O−リング220がシール面224から離れ、ポペット216が開く。弁本
体210は、その下端が底カバー226で閉鎖されており、このカバーには小孔
228が設けられている。
第1図に示す実施例では、ベース24のチャンバ186には重り230が配置
されている。重り230は、底壁182を側壁180に結合する前にチャンバ1
86内に配置され、システムに安定性を与える。
真空をホース190を通してチャンバ186に加えると、チャンバが排気され
る。ポペット弁212の直径及びばね214の力は、ポート228を通して弁本
体210の内部に真空を加えたとき、真空がばねの力に打ち勝つほど強くなく、
O−リング220が表面224に対してシールしたままであるように選択される
。従って、チャンバ186はシールされたままである。しかしながら、ポペット
弁212は、容器をベース24に取り付けたときに下チューブ110によって開
放される。第1図に示すように、下チューブ110の下端はポペット弁212の
上面と係合し、O−リング220をシール面224から外すように、ばね214
の付勢力に抗してこれを下方に移動させる。
漏斗20のアッセンブリ
濾過容器22及び真空ベース24
漏斗20は、濾過容器22の側壁100の上縁とビード83とを係合させた状
態で漏斗を取り外し自在に保持するため、ピン76及びスロット78で形成され
た差し込み係止装置で容器22の上部に連結されている。漏斗20を容器22に
取り付けるとき、漏斗の底壁28の下面に設けられたキー82がシリンダ弁84
の上面のスロット146と整合する。この連結により、シリンダ弁84を漏斗2
0の回転に従って回転させ、そのため、システムの使用者は、シリンダ弁を便利
に開閉できる。
濾過容器22は、外カラー164を弁の側壁180の上部に配置することによ
って真空ベース24に取り付けられる。これにより、内カラー160がO−リン
グ162と自動的に整合する。これと同時に下チューブ110の下端がポペット
弁212から離れる。従って、ベース24の真空チャンバ186は、ポート22
8、弁本体210、ポペット弁212、ノッチ114、濾過容器の底壁102の
通路112、中央チューブ81、及びシリンダ弁によって制御される整合した溝
140及び142を通して濾過容器22の内部と連通し、シリンダ弁は、漏斗2
0によって加えられた制御によって開放位置に移動される。ベース24の真空チ
ャンバ186と濾過容器22の内部との間の連通は、漏斗20を廻し、溝140
及び142を不整合にし、これによって中央チューブ81の上部にあるシリンダ
弁84を閉鎖することによって遮断される。中央チューブ81内のシリンダ弁8
4の下にある濾材148は、真空を解放したとき、濾過容器22に進入する空気
を濾過する。更に、濾材148は、濾過容器22から注ぎ口104を通して液体
を注ぎ出すときにポート112を通って中央チューブ81に進入する空気を濾過
する。
上述のように、濾過容器22をベース24上に置くと、内カラー160がO−
リング162と係合してシールを形成する。内カラー160の内側の表面領域2
40は、開放状態のポペット弁212によってこの表面上に加えられる真空の力
が、濾過容器22のベースを真空ベース24から上方に外すように押圧する反対
方向に作用するばね214の力に打ち勝つのに十分であるように、十分に大きい
。しかしながら、表面240は、真空がチャンバ186に加えられている場合に
濾過容器22の取り外しを困難にする程は大きくない。従って、作動中、システ
ムの使用中にホース190及びニップル188を通して真空が加えられた「入り
」状態にベース24を維持することができ、容器はその中身を注ぎ出すため、ベ
ースから定期的に取り外される。
濾過作業を行うため、漏斗20が取り付けられた濾過容器22をベース上に置
き、通気カバー32を一時的に取り外して濾過されるべき液体を漏斗に注ぎ込む
。次いで、ユニットをベース24に一時的に押し込む。ポペット弁212を介し
て真空をホース190からシステムに加え、漏斗20内の液体を膜54を介して
吸引し、チャンネル56及びポート58を介して容器に流入させる。濾過の完了
後、使用者は漏斗20及び濾過容器22をベースから取り外すだけであり、ポペ
ット弁212がベースの真空チャンバ186を自動的に閉鎖する。中央チューブ
81の上部を取り囲むバッフル80により、容器22に入った濾液が、システム
に加えられた真空により中央チューブ内に吸い込まれないようにする。漏斗20
のカムスロット78は、漏斗20が容器22に取り付けられているときにシリン
ダ弁84が確実に開放位置にあるように位置決めされており且つ大きさが定めら
れているのがよい。同様に、漏斗を取り外したとき、スロット78は、シリンダ
弁84が確実に閉鎖されているようにする。
殺菌済みの装置を収納するため、及び無菌性を維持するため、第6図に示すよ
うに、漏斗20を取り外してこれを予め殺菌した容器カバー170に代えるのが
よい。容器カバー170にはキー82がないため、シリンダ弁84は閉鎖したま
まであり、容器カバー170は容器22上の所定位置に係止される。確実に無菌
であるようにするため、この作業は、層流フード内で行わなければならない。
以上説明したアッセンブリは、真空ホース190がテーブル表面40の直ぐ近
くでベース24に連結されているため本質的に安定しており、この安定性は、ベ
ース内に配置された重り230によって高められている。勿論、重りは、どのよ
うな材料でできていてもよく、好ましくはシステムの安定性を大きく高めるよう
に稠密である。この安定性は、底壁の下面及びその下にあるチャンバ202に真
空が加えられるように、ベースの底壁182のシールねじ200に亀裂を入れた
りこれを取り外したりすることによって更に高めることができる。チャンバ20
2は、表面196と係合したO−リング194でシールされる。勿論、真空を切
ると、ベースを容易に動かすことができる。
第7図の実施例
第7図に示す実施例は、第1図乃至第6図に示す実施例とは、主に漏斗と濾過
容器との間の関係において異なっている。この実施例では、漏斗300は濾過容
器302に永久的にシールされており、中央チューブ304の上部にあるシリン
ダ弁が省略してある。漏斗及び濾過容器が互いに永久的にシールされているため
に、第1実施例におけるように中央チューブの上部を閉鎖するためのシリンダ弁
が必要とされない。シリンダ弁の代わりに、濾材306が中央チューブ304に
設けられており、この濾材306は、中央チューブの上部と漏斗300の底壁3
10の下面308との間の間隔が小さいため、チューブの上部から容器302の
チャンバ309内に落下できない。濾材306は、疎水性である場合には、装置
をその貯蔵中に事故で転倒させた場合や濾液を容器のチャンバ309から注ぎ出
すときに中央チューブ304に液体が進入するのを阻止する。更に、濾材306
は、容器の底壁314のポート312を通して漏斗300及び容器302からな
るサブアッセンブリに侵入する空気を濾過する通気フィルタとして作用する。
一体化した漏斗300及び容器302は、第1図乃至第6図の実施例と同じ方
法でベースに取り付けられる。ベース24及びその全ての部品はこの実施例のベ
ースと同じであるということに着目されたい。
第8図乃至第11図の実施例
第8図及び第9図に示すアッセンブリは、第1図乃至第6図、及び第7図に示
す実施例よりも更に簡略化してある。このアッセンブリは、漏斗350、濾過容
器352、及びベース354を含む。これらのユニットの各々は、上述の実施例
とは幾分異なっている。漏斗350は、上述の実施例の漏斗と同じ全体形状の底
壁356及び円筒形側壁358を有する。底壁356は、膜フィルタ362を上
述の方法で支持するピン360の配列又は他のフィルタ支持構造を有する。底壁
356には多数のポート364が設けられており、これらのポートにより漏液が
漏斗を通過し、膜362の下を容器352に至る。ポート364は、底壁356
の平らな中央部分から下方に延びるバッフル366の周囲内にある。
第8図及び第9図に示すように、小さな側チャンバ370が漏斗350の下部
分に固定されている。小さな側チャンバ370は、漏斗350の側壁358の下
部分のポート372を介して濾過容器352の内部と連通している。チャンバ3
70は、カバー374によって閉鎖され、濾材376が収容されている。この濾
材は、上述の実施例の濾材306及び148と同じ材料であるのがよい。
上述の実施例の濾過容器とは異なり、容器352に中央チューブがないが、容
器の一体の部分として形成された側チューブ380がある。チューブ380の通
路382は、底部が容器の底壁386の下の空間384に開放しており、通路3
82の上部は、ポート388を介して側チャンバ370の内部と連通している。
ポート388と整合した箇所にシール390が設けられている。容器352は、
他の実施例と同様に、注ぎ口392及び注ぎ口カバー394を含む。
第10図及び第11図には、透明な濾過容器カバー351が示してある。この
カバーは、漏斗350を外したときに容器352を閉鎖するのに使用される。容
器カバー351のフランジ353には、漏斗350のスロット357と同じカム
スロット355が設けられ、容器352を閉鎖するのに使用する場合、容器35
2に設けられたカム359とともに容器カバー351用の差し込み係止体を形成
する。
この実施例のベース354は、他の実施例に示すベース24の簡略化した態様
である。第8図において、弁ハウジング210、ポペット弁212、及びばね2
14が全て省略してあることに着目されたい。ベースは、上壁400、側壁40
2、及び底壁404が構成する真空チャンバ398を有する。チャンバには、安
定化重り405が配置されている。側壁402には、真空ホース408を取り付
けることのできるニップル406が設けられている。真空をチャンバ398に連
結したり外したりするため、弁410、好ましくは三方弁がニップル406に設
けられている。上壁400には、真空チャンバ398を濾過容器352の下のチ
ャンバ384に連結するポート412が設けられている。
上壁400の周囲に設けられたガスケット414は、容器352の底に設けら
れたカラー418の下縁416と係合するように位置決めされる。容器をベース
354上に置き、弁410を開いてチャンバ398を排気したとき、容器352
の底壁386の下のチャンバ384内に低圧領域が形成され、これによって容器
がベース354上にぴったりと引き付けられるということは理解されよう。
第8図及び第9図の濾過装置は、上述の実施例の濾過装置と同様に機能する。
しかしながら、真空チャンバ398からの真空は、チャンバ384、通路382
、
ポート388、小さな側チャンバ376、及びポート372を介して濾過容器3
52に加えられる。漏斗の底壁から下方に延びるバッフル366は、容器352
に入る濾液が真空ラインに引き込まれないようにする。
第12図乃至第14図の実施例
第12図のアッセンブリは、第1図乃至第6図、第7図、及び第8図乃至第1
1図の実施例を更に簡略化したものである。第12図のアッセンブリは、小径の
カラー360が省略してあることを除くと、第7図に示すのと同じ漏斗−容器ア
ッセンブリを含む。この実施例のベース502は、弁410及び重り405を省
略してあり、O−リング溝599、O−リング586、スライド弁590、スラ
イド弁枢軸591、及び三脚支持体506が加えてあることを除き、第8図に示
すベース354と同じである。第13図は、スライド弁590が閉鎖位置にある
ベース502を示す。第14図は、スライド弁590が開放位置にあるベース5
02を示す。
第12図乃至第14図を参照すると、ニップル588及び真空ホース508を
介してベース502に真空が加えられたとき、ベース502のチャンバ592が
排気される。スライド弁590が第13図に示すように閉鎖位置にあるとき、ベ
ース502のポート512を通る流れはない。スライド弁590は、枢軸ピン5
91を中心として枢動するということが第13図及び第14図からわかる。最良
の性能を得るためには、スライド弁590をポリエチレン又は成形用ゴムのよう
な軟質の材料からつくらなければならない。スライド弁を軟質材料から形成した
場合には、スライド弁590が閉鎖位置にあるとき、ポート512を介してスラ
イド弁590に加えられた真空力によりスライド弁590が引き下げられ、これ
をベース502の上壁584に対してシールし、従ってポート512をシールす
る。
第12図を参照すると、容器602をベース502上に配置したとき、容器6
02の内カラー585がO−リング586に対してシールする。内カラー585
内の表面領域587は、ベース502のポート512を介して真空が加えられた
ときに容器602をベース502上の所定位置にしっかりと保持するのに十分な
力が表面領域587に加えられるが、真空源を消勢しないと使用者が容器−漏
斗アッセンブリをベース502から取り外すのが困難である程大きくないように
選択される。
第12図に示すシステムは、以下のように作動する。スライド弁590が開放
位置にあり且つ真空が真空ホース508を介してベース502に加えられた状態
で使用者が容器−漏斗アッセンブリ602をベース502上に置く。使用者は、
次いで、漏斗300からダストカバー32を外し、濾過されるべき液体を漏斗3
00に入れる。その後、使用者はダストカバー32を再び配置する。ひとたび液
体が漏斗300に入れられると、膜フィルタ54を通る空気流が停止し、容器6
02の内部がポート399及び中央チューブ604を介して排気される。内カラ
ー585とO−リング586との間に良好なシールが形成されるようにするため
に、オペレータは、容器−漏斗アッセンブリを一時的に下方に押す必要がある。
濾過が完了したとき、オペレータは、単に容器−漏斗アッセンブリをベース50
2から取り外す。
ベース502の上壁584の上面に設けられたリム570は、真空が「入り」
の状態で容器−漏斗アッセンブリをベース502から取り外したとき、O−リン
グ586が確実に所定位置に止まるようにする。リム570の内径は、内カラー
585がリム570内に緩く嵌まるように選択される。リム570は、真空が「
入り」の状態で容器−漏斗アッセンブリをベース502から取り外すとき、真空
係止が破れるまで、O−リング586が容器−漏斗アッセンブリとともに持ち上
がるように作用する。リム570により、O−リング586はO−リング溝59
9内に再び落下する。O−リング及び内カラー585を収容する深いO−リング
溝が同じ結果をもたらす。
直ちに別の濾過を行おうとする場合には、別の容器−漏斗アッセンブリをベー
ス502上に置き、プロセスを繰り返す。別の濾過を行うのが所望でない場合に
は、スライド弁590を閉鎖位置に押すか或いは真空源を切るのがよい。
三点支持体506は、ベース502に成形された三本の足を有し、これらの足
は、120゜の間隔を隔てられている。この種の支持体は、表面196がどれ程
凸凹であってもこれを補償する。
第15図の実施例
第12図の実施例を更に簡略化した実施例を第15図に示す。この実施例は、
スライド弁590及び枢軸ピン591が省略してあることを除けば第12図に示
す実施例と同じである。更に、この実施例は、上述のように深いO−リング溝6
50を溝599の代わりに使用する。深いO−リング溝650は、リム570及
び内リム571によって形成されている。この実施例は、真空の接続及び切断を
真空源のところで行わなければならないということを除き、第12図の実施例と
同様に作用する。しかしながら、濾過を繰り返し行う場合には、真空源の接続及
び切断を行う必要はない。使用者は、ひとたび濾過が完了すると、装置をベース
から外し、負圧源を切断せずにこれを別の装置と交換するだけである。
第16図及び第17図の実施例
本発明の別の実施例を第16図に示す。この実施例で使用されるバッフルは、
上文中に説明したバッフルとは異なっている。第16図では、バッフル608は
中央チューブ605の上部に取り付けられている。バッフル608は、内リング
607及び外リング604を有する。内リング及び外リングは、隙間615で間
隔を隔てられている。内リング607は、中央チューブ605の上部上を摺動し
て、このチューブにシールされていてもよいし、されていなくてもよい。中央チ
ューブ605は、その上部に一つ又は幾つかのスロット606を有する。第17
図は、中央チューブ605及び二つのスロット606を詳細に示す。スロット6
06の上部では、開口部616が中央チューブ605の壁を貫通している。第1
6図は、バッフルの608の上部及び漏斗618の底壁617を外方に傾斜して
いるように示してある。これらの表面は平らであってもよい。漏斗618の底壁
617は、内方に傾斜していてもよい。漏斗618の底壁617には、膜フィル
タ610を支持するように設計された、フィルタ支持ピン601又は他の支持構
造が設けられている。膜は、この支持体上に載置されている。上述の実施例にお
けるのと同様に、膜はヒートシール又は他の手段で肩部628にシールされてい
る。
第16図のバッフル608が中央チューブ605の上部をカバーしているため
に、漏斗618の底壁617に開口部603を中央チューブ605の真上に設け
ることができる。これは、開口部603を膜フィルタ610の下に均等に配置で
き、かくして支持ピン601間への流れによる圧力降下を最小にするということ
を意味する。バッフル608の上面上に滴下する液体は、この上面から流れ落ち
て、バッフルの外リング604の外側を下方に流れ、次いで容器616に入る。
バッフル608の外リング604と内リング607との間の隙間615により、
液体がスロット606を介して中央チューブ605に侵入することを阻止する。
安全性を高めるために、外リング604は、スロット606の底の下まで延びて
いる。
中央チューブ605には、以下に説明するように、濾材609が収容されてい
る。更に、濾材611は、ベース614のポート620にも存在する。濾材61
1は、エーロゾル又は他の汚染物の真空ホース613への進入を阻止する。濾材
611が真空ホース613に吸い込まれないようにするため、真空ホースのアダ
プタ612には小径の出口開口部621が設けられている。この実施例の変形例
は、中央チューブ605に濾材609が入っているがポート620に濾材611
が入っていない実施例、或いはポート620に濾材611が入っており中央チュ
ーブ605に濾材609が入っていない実施例である。中央チューブ605に濾
材609が入っていない場合には、ポート620に濾材611が入っていたとし
ても、少なくとも二つの理由により、容器616内の濾液の無菌性を 保証でき
ない。第1の理由は、濾過が完了し、真空源を切断したとき、容器616の空所
空間が大気圧に近づくため、容器616の内側が大気圧に至る前に容器616と
O−リング626との間のシールが破れてしまうということである。このため、
外側の殺菌していない空気が開口部622を通って中央チューブ605に侵入し
てしまうのである。これは、真空が接続されている状態で容器616を真空ベー
ス614から取り外した場合、更に悪化する。第2の理由は、容器616を真空
ベース614から取り外したとき、容器616の内側と外側大気との間に、開口
部622、中央チューブ605、及びスロット606を通る濾過されていない通
路があるということである。
真空を真空ホース613に加えると、ベース614が濾材611を通して排気
される。これは、次に、濾過容器616を排気する。この実施例では、空気は、
濾過容器616からスロット606を通って中央チューブ605に流入し、濾材
609を通り、次いで開口部622及び623を通ってベース614に入り、次
いで、開口部624を通り、濾材611を通り、開口部621を通り、最後に真
空ホース613を通って出る。
第18図及び第19図の実施例
第18図は、本発明の更に別の実施例を示す。この実施例では、第16図の中
央チューブ605の濾材609が、ヒートシール、超音波シール、又は他の方法
で中央チューブ705にシールしたフィルタ727に代えてある。フィルタ72
7は、疎水性であってもよいし親水性であってもよい。好ましくは、フィルタ7
27は0.2μmの疎水性膜フィルタである。
この実施例では、濾過容器に進入した濾液がベースに加えられた真空によって
ベースに吸い込まれることを阻止するための手段は、漏斗700に設けられた特
定の形体のスロットからなる。漏斗700の底壁717には、底壁717の周囲
だけに開口部703が設けられている。これらの開口部の位置並びに外方に傾斜
した底壁717により、中央チューブ705への濾液の侵入を阻止する。この形
体では、開口部703が底壁717の外側にしか設けられていないため、内フィ
ルタ支持リブ725と周囲開口部703とを連通させる必要がある。第19図に
示す一実施例では、同心のフィルタ支持リブ725間のチャンネル729は、中
央チャンネル719を介して連結されている。
本発明の別の特徴は、使い捨ての濾過容器及び使い捨ての漏斗を含む漏斗/容
器濾過モジュールである。容器及び漏斗は、真空濾過装置について上文中に説明
した、これらの要素についての任意の実施例からなるのがよい。
以上の説明から、本システムの利点の多くが容易に明らかになる。本発明の実
施例の各々について、装置即ちモジュールは、濾過漏斗が容器に取り付けられ且
つ注ぎ口カバーが注ぎ口に取り付けられた状態で使用者に提供される。このアッ
センブリは、こうした目的について使用される密封袋に入った無菌状態で提供さ
れる。使用者は、次いで、予め殺菌した組み立て済みのユニットを密封袋から取
り出してこれをベース上に置き、濾過されるべき液体を加え、濾過を行うだけで
ある。
第1図及び第8図の実施例については、漏斗を容器から外し、予め殺菌した容
器カバーを容器の上に置くことによって、無菌の濾液を無菌の状態で貯蔵する。
確実に無菌であるようにするため、この作業は、層流フード内で行わなければな
らない。
第1図乃至第6図の実施例では、容器カバー170は底面にキー82を備えて
おらず、従って、容器上に置いたときにシリンダ弁84を開くことがない。
第8図の実施例では、漏斗350を取り外すと、側チャンバ370が容器から
取り外される。従って、ポート382を閉鎖する弁を設ける必要がない。これは
、漏斗350を容器352の上部上の所定位置に係止したとき、ポート382が
容器352の内部だけに連結されるためである。第1図乃至第6図の実施例にお
けるように、第8図の実施例は、容器カバーを容器の上に置いたとき、濾液を貯
蔵用の無菌状態に維持する。無菌性を確保するため、この作業を層流フード内で
行わなければならない。
本発明の実施例の各々において、真空を濾過容器に供給するためのベースには
、このベースが載った表面と非常に近いところに真空ホースが連結されている。
ベースの重量がベースに安定性を追加し、この重量は、アッセンブリが事故で倒
れないようにする。
ベース24を濾過アッセンブリの部品として使用する場合、使い捨ての漏斗及
び容器で濾過を行おうとする人は、装置を再使用可能なベース24に置き、濾過
されるべき液体を漏斗に注ぎ込み、漏斗の通気カバー32をその上に置き、アッ
センブリを一時的に下方に押し込む。真空はポペット弁212を通して装置に自
動的に加えられ、濾過が始まる。濾過が完了すると、使い捨て装置を再使用可能
なベース24から取り外してポペット弁212を閉鎖するだけである。
本発明を詳細に説明したが、本発明の精神から逸脱することなく多くの変更を
加えることができるということは、当業者には理解されよう。従って、本発明の
範囲は、図示し且つ説明した特定の実施例には限定されない。本発明の範囲は、
添付の請求の範囲及びその等価物によってのみ決定される。
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
B01D 36/00 9441−4D
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.濾液を受け入れるための使い捨て濾過容器と、 濾過されるべき液体を受け入れるための、第1フィルタを持つ使い捨て漏斗を 有し、 前記漏斗は、前記濾過容器の上に配置され、濾液を前記漏斗から前記濾過容器 に差し向けるための複数の開口部を前記第1フィルタの下に有し、 前記濾過容器を取り外し自在に支持する再使用可能なベースであって、開口部 を有し、この開口部を通して真空を前記ベースに加えることができる、ベースを 更に有し、 前記ベースは、前記濾過容器の下に配置され、前記ベースの真空を前記濾過容 器に加えて液体を前記漏斗から前記フィルタを通して前記濾過容器内に吸い込む ことができるように前記濾過容器の内部に作動的に連結されており、 前記濾過容器に進入した濾液が、前記ベースに加えられた真空により前記べー ス内に吸い込まれることを阻止するための手段を有する、真空濾過装置。 2.前記手段は、障壁からなる、請求項1に記載の真空濾過装置。 3.前記障壁は、バッフルからなる、請求項2に記載の真空濾過装置。 4.前記障壁は、前記漏斗によって支持されている、請求項2に記載の真空濾過 装置。 5.前記障壁は、前記濾過容器によって支持されている、請求項2に記載の真空 濾過装置。 6.前記複数の開口部は、前記漏斗の周囲の一部に設けられたスロットの形体で あり、 前記濾過容器に進入した濾液が、前記ベースに加えられた真空により前記べー ス内に吸い込まれることを阻止するための手段は、前記スロットの形体からなる 、請求項1に記載の真空濾過装置。 7.前記作動的連結は、前記濾過容器を前記ベースに連結する通路を含む、請求 項1に記載の真空濾過装置。 8.前記通路内に弁を更に有し、 前記弁は、前記濾過容器を前記ベース上に配置したとき、前記ベースを前記濾 過容器に作動的に連結するように開放する、請求項7に記載の真空濾過装置。 9.前記ベースと前記濾過容器との間の作動的連結は、濾材を含む、請求項1に 記載の真空濾過装置。 10.前記濾過容器は、注ぎ口を有する、請求項1に記載の真空濾過装置。 11.前記ベースに真空を加えるため、前記ベースの前記開口部に作動的に連結さ れた低圧管路を更に有する、請求項1に記載の真空濾過装置。 12.前記低圧管路と前記ベースとの間の作動的連結には濾材が含まれる、請求項 11に記載の真空濾過装置。 13.前記漏斗は、前記濾過容器と一体である請求項1に記載の真空濾過装置。 14.前記漏斗は、加えられた真空によって形成された連結によって前記濾過容器 の上に保持されている、請求項1に記載の真空濾過装置。 15.前記ベースは、加えられた真空によって形成された連結によって前記濾過容 器を支持する、請求項1に記載の真空濾過装置。 16.前記濾過容器及び前記漏斗を前記ベースに取り付けたとき、前記ベースに安 定性を与えるため、前記ベースには重量が加えられている、請求項1に記載の真 空濾過装置。 17.前記作動的連結は、前記濾過容器を前記ベースに連結するチューブを含み、 該チューブは前記濾過容器の内側に配置されている、請求項1に記載の真空濾過 装置。 18.前記チューブは、前記濾過容器と一体である、請求項17に記載の真空濾過 装置。 19.第2フィルタを更に有し、該第2フィルタは、前記チューブの上に配置され 、前記チューブにシールされている、請求項17に記載の真空濾過装置。 20.前記作動的連結は、前記濾過容器を前記ベースに連結するチューブを含み、 該チューブは前記濾過容器の外側に配置されている、請求項1に記載の真空濾過 装置。 21.前記濾過容器及び前記漏斗は、成形プラスチック材料でできており、前記濾 過容器は、底壁及び側壁を有し、 前記チューブは前記濾過容器の前記壁と一体であり且つその外側に配置されて いる、請求項20に記載の真空濾過装置。 22.側チャンバが前記チューブの上部に連結されており、前記チューブを前記濾 過容器の内部に連結する、請求項20に記載の真空濾過装置。 23.前記側チャンバは、前記漏斗と一体であり、前記漏斗を前記濾過容器から取 り外したとき、前記チューブの上部を前記濾過容器の内部から外す、請求項22 に記載の真空濾過装置。 24.前記側チャンバには濾材が入っている請求項22に記載の真空濾過装置。 25.濾液を受け入れるための使い捨て濾過容器と、 濾過されるべき液体を受け入れるための、第1フィルタを持つ使い捨て漏斗を 有し、 前記漏斗は、前記濾過容器の上に配置され、濾液を前記漏斗から前記濾過容器 に差し向けるための複数の開口部を前記第1フィルタの下に有し、 前記濾過容器を取り外し自在に支持する再使用可能なベースであって、開口部 を有し、この開口部を通して真空を前記ベースに加えることができる、ベースを 更に有し、 前記ベースは、前記濾過容器の下に配置され、前記ベースの真空を前記濾過容 器に加えて液体を前記漏斗から前記フィルタを通して前記濾過容器内に吸い込む ことができるように前記濾過容器の内部に作動的に連結されており、 前記ベースと前記濾過容器との間の前記作動的連結には、濾材が含まれている 真空濾過装置。 26.前記漏斗は前記濾過容器と一体である請求項25に記載の真空濾過装置。 27.前記漏斗は、加えられた真空によって形成された連結によって前記濾過容器 の上に保持されている、請求項25に記載の真空濾過装置。 28.前記ベースは、加えられた真空によって形成された連結によって前記濾過容 器を支持する、請求項25に記載の真空濾過装置。 29.前記ベースに真空を加えるため、前記ベースの前記開口部に作動的に連結さ れた低圧管路を更に有する、請求項25に記載の真空濾過装置。 30.前記低圧管路と前記ベースとの間の作動的連結には濾材が含まれる、請求項 29に記載の真空濾過装置。 31.前記濾過容器は、注ぎ口を有する、請求項25に記載の真空濾過装置。 32.前記濾過容器に進入した濾液が、前記ベースに加えられた真空により前記ベ ース内に吸い込まれることを阻止するための手段を有する、請求項25に記載の 真空濾過装置。 33.前記手段は、障壁からなる、請求項32に記載の真空濾過装置。 34.前記障壁は、バッフルからなる、請求項32に記載の真空濾過装置。 35.前記障壁は、前記漏斗によって支持されている、請求項33に記載の真空濾 過装置。 36.前記障壁は、前記濾過容器によって支持されている、請求項33に記載の真 空濾過装置。 37.前記複数の開口部は、前記漏斗の周囲の一部に設けられたスロットの形体で あり、 前記濾過容器に進入した濾液が、前記ベースに加えられた真空により前記べー ス内に吸い込まれることを阻止するための手段は、前記スロットの形体からなる 請求項32に記載の真空濾過装置。 38.前記作動的連結は、前記濾過容器を前記ベースに連結する通路を含む、請求 項25に記載の真空濾過装置。 39.ポペット型弁が前記ベースと前記濾過容器の内部との間の前記通路に配置さ れ、前記濾過容器を前記ベース上に載せたとき、前記ポペット型弁を開放するた めの手段が前記濾過容器によって支持されている、請求項38に記載の真空濾過 装置。 40.前記ポペット型弁は、前記ベースに取り付けられており、前記濾過容器を前 記ベースから取り外したときに前記ベースを閉鎖してこれをシールする、請求項 35に記載の真空濾過装置。 41.弁が前記ベースと前記濾過容器の内部との間の前記通路にこの通路を開閉す るために配置され、 前記弁を前記濾過容器に設けられた前記漏斗の移動に応じて開閉できるように 前記弁と前記漏斗とを相互連結する手段を有する、請求項38に記載の真空濾過 装置。 42.前記弁は、前記濾過容器上での前記漏斗の回転に応じて開閉するシリンダ弁 である、請求項41に記載の真空濾過装置。 43.前記通路は、前記濾過容器内を上方に延びるチューブを含み、前記シリンダ 弁が前記チューブの上部に取り付けられており、前記シリンダ弁と前記漏斗とを 相互連結する前記手段は、前記濾過容器上の前記漏斗を回転させて前記シリンダ 弁を開閉するために前記シリンダ弁のスロットと係合する、前記漏斗の底部のキ ーからなる、請求項42に記載の真空濾過装置。 44.前記通路は、前記濾過容器の底部から上方に延びるチューブを含み、前記弁 は前記チューブの上部に配置され、前記濾材が前記チューブに取り付けられてい る、請求項41に記載の真空濾過装置。 45.前記通路は、前記濾過容器を前記ベースに連結するチューブを含み、更に第 2フィルタを有し、該第2フィルタは、前記チューブの上に配置され、前記チュ ーブにシールされている、請求項38に記載の真空濾過装置。 46.取り付け手段が、前記ベースに設けられ、前記ベースを水平面に固定するた めの真空に応答する、請求項25に記載の真空濾過装置。 47.前記濾過容器は、側壁及び底壁を有し、 前記通路は前記濾過容器の前記側壁上に支持されたチューブと、前記ベースの ポートと、前記漏斗が支持する側チャンバを含む、請求項38に記載の真空濾過 装置。 48.前記側チャンバには濾材が入っている請求項47に記載の真空濾過装置。 49.前記側チャンバは、前記チューブの上部を前記濾過容器に連結する、請求項 47に記載の真空濾過装置。 50.前記漏斗から前記濾過容器に移動する濾液が前記側チャンバに入らないよう にするため、障壁が前記濾過容器に配置されている、請求項48に記載の真空濾 過装置。 51.前記側チャンバは、前記漏斗と一体であり、前記漏斗を前記濾過容器から取 り外したとき、前記チューブの上部を前記濾過容器の内部から外す、請求項50 に記載の真空濾過装置。 52.真空源に連結されたベースの上に配置するのに適した、濾液を受け入れるた めの使い捨て濾過容器を有し、 前記濾過容器の底には、前記濾過容器を前記ベースの上に配置したとき、前記 濾過容器と前記ベースとの間に通路を構成する孔が設けられ、 濾過されるべき液体を受け入れるための、第1フィルタを持つ使い捨て漏斗を 有し、 前記漏斗は、前記濾過容器の上に配置され、濾液を前記漏斗から前記濾過容器 に差し向けるための複数の開口部を前記第1フィルタの下に有し、 前記濾過容器が前記ベースの上に配置されている場合に、前記漏斗から前記濾 過容器に移動する濾液が前記ベースに進入しないようにするための手段を有する 、漏斗/容器濾過モジュール。 53.前記手段は、障壁からなる、請求項52に記載の濾過モジュール。 54.前記障壁は、バッフルからなる、請求項52に記載の濾過モジュール。 55.前記障壁は、前記漏斗によって支持されている、請求項53に記載の濾過モ ジュール。 56.前記障壁は、前記濾過容器によって支持されている、請求項53に記載の濾 過モジュール。 57.前記複数の開口部は、前記漏斗の周囲の一部に設けられたスロットの形体で あり、 前記濾過容器が前記ベースの上に配置されている場合に、前記漏斗から前記濾 過容器に移動する濾液が前記ベースに進入しないようにするための手段は、前記 スロットの形体からなる、請求項52に記載の濾過モジュール。 58.前記漏斗は、前記濾過容器と一体である、請求項52に記載の濾過モジュー ル。 59.前記濾過容器は、上方に延びるチューブを含み、該チューブは、前記濾過容 器がベースの上に配置されているとき、前記濾過容器と前記ベースとの間に通路 を形成する、請求項52に記載の濾過モジュール。 60.前記チューブには濾材が入っている請求項59に記載の濾過モジュール。 61.第2フィルタを更に有し、該第2フィルタは、前記チューブの上方に配置さ れ、前記チューブにシールされている、請求項59に記載の濾過モジュール。 62.前記濾過容器は、注ぎ口を有する、請求項52に記載の濾過モジュール。 63.真空源に連結されたベースの上に配置するのに適した、濾液を受け入れるた めの使い捨て濾過容器を有し、 前記濾過容器の底には、前記濾過容器を前記ベースの上に配置したとき、前記 濾過容器と前記ベースとの間に通路を構成する孔が設けられ、 前記孔の上に配置された濾過容器内を上方に延びる、濾材が入ったチューブと 、 濾過されるべき液体を受け入れるための、第1フィルタを持つ使い捨て漏斗と を有し、 前記漏斗は、前記濾過容器の上に配置され、濾液を前記漏斗から前記濾過容器 に差し向けるための複数の開口部を前記第1フィルタの下に有する、漏斗/容器 濾過モジュール。 64.前記漏斗は、前記濾過容器と一体である、請求項63に記載の濾過モジュー ル。 65.前記濾過容器は、注ぎ口を有する、請求項63に記載の濾過モジュール。
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