JPH08503043A - 揺動ピストン型エンジン - Google Patents
揺動ピストン型エンジンInfo
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- JPH08503043A JPH08503043A JP6505311A JP50531193A JPH08503043A JP H08503043 A JPH08503043 A JP H08503043A JP 6505311 A JP6505311 A JP 6505311A JP 50531193 A JP50531193 A JP 50531193A JP H08503043 A JPH08503043 A JP H08503043A
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Abstract
(57)【要約】
複数対の互いに揺動するピストン(16)を収容した環状の回転シリンダ(14)を有する内燃エンジン(10)。各対のピストンのうち一方のピストンは、自軸線の周りに揺動する第1管(20)に固定され、他方のピストンは第1管と同心関係をなし、自軸線の周りに揺動する第2管(24)に固定されている。第1管及び第2管は、各々、「スコッチヨーク」によってクランク軸(40)のクランクスロー(38)に連結されている。各スコッチヨークは、一端を対応する管(20,24)にそれと共に揺動するように固定えあれたアーム(41)を有する。アーム(41)は、環状の玉軸受(48)を移動自在に担持する楕円形のスロット(42)を有しており、各玉軸受(48)内に1つのクランクスロー(38)が回転自在に支承される。シリンダ(14)は、クランク軸(40)によって該クランク軸に対して一定の比で歯車列(78)を介して回転される。各ピストン(16)は、円錐形の端面を有しており、サイクルの仕事行程においてクランク軸(40)に回転運動を与える。
Description
【発明の詳細な説明】
揺動ピストン型エンジン技術分野
本発明は、一般に、内燃エンジンに関し、特に、環状の回転シリンダ内に収容
された複数対の互いに揺動するピストンを有するタイプの内燃エンジンに関する
。技術背景
揺動ピストン/回転シリンダ型エンジン(単に「揺動ピストン型エンジン」と
も称する)は、モーガンの米国特許第3,516,392号に記載されている。
このタイプのエンジン(以下「モーガンエンジン」とも称する)では、環状シリ
ンダが、その中に収容された複数対の揺動ピストンの揺動に対して所定の比率で
回転される。各対のピストンは、例えば4サイクル内燃エンジンの各行程におい
て交互に接近又は離隔する方向に移動される。回転するシリンダに設けられてい
る吸気ポート、排気ポット及び点火手段の各ピストンに対する相対的位置は、シ
リンダの回転によってエンジンの点火順序及びサイクルに従って移動される。
モーガンエンジンは従来慣用の往復動ピストンエンジンに比べて高い効率を発
揮することができるが、エンジンの燃費や排出基準が年々厳しくなってきている
ことから、エンジンの機械的及び熱的効率を改善することが一層望ましくなって
きている。この点に関連して、例えばモーガンエンジンは、運動部品が比較的多
く、重量を増
すとともに、機構を複雑にするばかりでなく、そのピストンの設計(平坦な端面
を有するディスク形状)は、ピストンの仕事行程において燃料の燃焼からの有効
エネルギーの抽出を最適化することができない。
従って、モーガンエンジンを改良し、その基本的な揺動ピストン/回転シリン
ダ構成を保持したままで、運動部品の数を少なくし、ピストンの設計を最適化す
ることによって効率を高めることが切に要望されている。発明の開示
基本的にいえば、本発明は、米国特許第3,516,392号に記載されたタ
イプの揺動ピストン/回転シリンダ型内燃エンジンの改良であり、その改良は、
(a)トルク管からクランク軸へパワーを伝達する手段として、「スコッチヨー
ク」型の一体の(関節連結されたクランクアームではない)揺動パワーアームを
用いること、(b)ピストンからのパワーは、トルク管によってパワーアームを
介してクランク軸へ伝達するが、そのトルク管に連結されるピストンとして、円
錐形の端面を有するピストンを使用すること、(c)(歯車・軸駆動式点接触配
電器ではなく)磁気ホール効果点火システムを用いること、及びクランク軸と一
体の複数の比較的小さい釣り合いディスクを用いること(釣り合いディスクのう
ちの少くとも1つは環状の玉軸受内に支承される)によって達成される。これら
の改良については、後に具体的に説明する。
上記スコッチヨークの各パワーアームは、その一端にトルク管を挿通して固定
するための円形の孔を有し、他端に玉軸受レースを受容する楕円形の孔を有する
。玉軸受レースは、エンジンのクランク軸の1つのクランクスローに装着される
。この構成によれば、トルク管の時軸線を中心とする回転揺動(順逆交互回転)
が、まず、パワーアームのクランク軸側の端部(クランク軸に連結されている端
部)の揺動(順逆交互回転)として変換され、次いで、クランク軸の回転に変換
される。かくして、スコッチヨークのパワーアームは、従来のモーガンエンジン
のクランクアームと、連接棒と、クランクピンを、クランク軸とトルク管との間
の摩擦損失を少なくする、より直接的な連結を可能にする組立体に変換し、それ
によって、ピストンからクランク軸へのトルク管を介してのパワーの伝達効率を
高めることができる。
本発明によれば、エンジンの各ピストンは、1対の互いに反対向きの円錐形の
端面を有する形状に付形される。互いに揺動する各対のピストンは、圧縮行程に
おいて互いに接近したとき、それらの対向した円錐形端面の間に円錐形の燃焼室
を画定する。この円錐形の燃焼室は、燃焼効率を高めるのみならず、ピストンの
円錐形端面の傾斜角を適当に選択することによって圧縮比を選択することを可能
にする。又、燃焼室のこの円錐形状は、従来のモーガンエンジンのディスク形ピ
ストンによって画定される平坦な側面を有する燃焼室での燃焼に随伴する圧
力スパイク(圧力急騰)を回避ないしは少くとも最少限にする。更に、燃焼の終
了時における圧力の減衰は、モーガンエンジンでは直線的であるのに対して、本
発明においてはピストン端面が円錐形であるため漸進的である。
モーガンエンジンのピストンはトルク管に締着された中央ホルダから延長した
アームにピンによって取り付けられているのに対して、本発明のエンジンでは各
ピストンが、各トルク管の一端に固定された1対の環状フランジの1つに固定さ
れる。モーガンエンジンのピストン構成に比べて、本発明のピストン構成は、よ
りよいバランスを実現し、摩擦損失を減少し、各トルク管へのパワーの伝達をよ
り効率的にする。
モーガンエンジンでは、点火は、点火タイミング機構(おそらく、配電器)を
用いて慣用のスパーク点火システムによって行われる。そのような配電器(ディ
ストリビュータ)は、クランク軸から歯車列を介して駆動される軸によって作動
される。電流は、シリンダと一緒に回転する排気パイプに取り付けられた導電性
リングを介して各スパークプラグへ供給される。それらのリングは、点火タイミ
ング機構を介して電圧源(即ち、発電機又は交流機)に接続された静止ブラシに
接触している。
本発明においては、スパークプラグは、回転するシリンダに取り付けられた点
火モジュールによって点火される。点火モジュールは、クランクケースに取り付
けられ
た環状ホルダの周りに適当な間隔で配置された複数の磁石からシリンダと一緒に
回転する磁気ピックアップを介して受け取られる磁気パルスに応答してトリガー
されスパーク誘起電圧を発生する回路を備えている。スパークを発生する電流は
、ブラシとスリップリングによって点火モジュールへ供給される。この新規な点
火システムは、スパークの発生タイミングをより正確にするとともに、磁石ホル
ダをクランクケースに対して回転することによってスパークの前進角の調節を行
うこともできる。更に、本発明によれば、摩擦損失とともに、点火タイミング機
構を駆動するための歯車・軸機構を省除することができ、それによってエンジン
効率を高めることができる。
モーガンエンジンでは、クランク軸の後端に単一の比較的大きなはずみ車が設
けられるが、本発明は、この単一のはずみ車に代えて、3つの小径のはずみ車即
ち釣り合いディスクをクランク軸に沿って軸方向に間隔をおいて配置し、少くと
も中央のディスクを環状の玉軸受内に回転自在に支承する。その結果、モーガン
エンジンに比べて、作動を円滑にし、クランク軸に対する支持力を増大し、クラ
ンク軸の振動を少なくすることができる。図面の簡単な説明
本発明の叙上及びその他の目的並びに利点は、以下に添付図を参照して記述す
る本発明の実施例の説明から一層明らかになろう。
図1は、本発明の好ましい実施例による揺動ピストン型エンジンの断面図であ
る。
図2は、図1の線2−2に沿ってみたエンジンの断面図である。
図3は、図1の線3−3に沿ってみたエンジンの断面図である。
図4は、図1のピストン、トルク管、スコッチヨークパワーアーム及びクラン
ク軸の詳細断面図である。
図5は、図1の線5−5に沿ってみたエンジンの側面図である。
図6は、エンジンのシリンダの一部分の一部断面による詳細図であり、1対の
互いに揺動するピストンを1つは断面で、1つは立面図で示す。
図7、8及び9は、エンジンの作動サイクル中のピストンと、吸気ポート及び
排気ポートとの相対位置を示す概略図である。実施例
添付図を参照して、本発明の好ましい実施例による揺動ピストン/回転シリン
ダ型エンジン10を説明する。ここでは、本発明の新規な側面に焦点を合わせて
説明するので、揺動ピストン/回転シリンダ型エンジンの全体構造及び原理につ
いては、米国特許第3,516,392号を参照されたい。
エンジン10は、クランクケース12内に装着された回転自在のほぼ環状のシ
リンダ14を有し、そのシリンダ内に、複数対の互いに揺動(往復動)するピス
トン16が収容されている。この好ましい実施例では、4対の互いに揺動するピ
ストン16がシリンダ14内にその円周方向に90゜の間隔を置いて配置されて
いる。
各対のピストンのうちの一方のピストン16は、第1即ち外側トルク管20の
前端を画定する第1環状フランジ18に固定され、他方のピストン16は、第1
即ち外側トルク管20内に同心的に配置された第2即ち内側トルク管24の前端
を画定する第2環状フランジ22に固定されている。これらのピストンは、それ
ぞれ対応するフランジに溶接によって固定することが好ましいが、ロールピン等
の取り付け手段を用いてもよい。トルク管20,24は、シリンダ14と同心関
係をなしている。
シリンダ14は、クランクケース12内に第1筒状スリーブ軸受26(好まし
くはPTFEで形成されている)と複数の第1ローラ軸受27aとの間に回転自
在に支
承された管状ハブ25を有している。トルク管20,24は、第1スリーブ軸受
26を貫通して軸方向に延長しており、両トルク管の間に第2筒状スリーブ軸受
28(やはり好ましくはPTFEで形成されている)が介設されている。外側ト
ルク管20の後端は、第2筒状スリーブ軸受28と複数の第2ローラ軸受27b
との間に回転自在に支承されている。内側トルク管24は、その後端近くにおい
て、複数の第3ローラ軸受27cによって回転自在に支承されている。内側トル
ク管24の後端には、その軸方向の移動を止めるための周縁フランジ29が形成
されている。フランジ29とクランクケース12との間に減摩ワッシャ(図示せ
ず)を介設することが好ましい。
このように、ハブ25とトルク管20,24は、共通の回転軸線に沿って同心
的に心合され、スリーブ軸受26,28及びローラ軸受27a,27b,27c
によって互いに独立して回転することができる。
環状シリンダ14は、1対の円周に沿って分割されたシリンダセグメント、即
ち外側シリンダセグメント30aと内側シリンダセグメント30bとで構成され
、それらのシリンダセグメントが台着してそれらの間にほぼ環伏のシリンダ室3
1を画定している。各両リンダセグメント30a,30bの外表面に間隔を置い
て複数の冷却羽フィン32が設けられている。各リンダセグメント30a,30
bは外周フランジ33を有しており、それら
のフランジがボルト34のような適当な手段によって互いに結合されている。シ
リンダハブ25は、内側シリンダセグメント30bから軸方向に延長している。
図2及び5に示されるように、外側シリンダセグメン卜30aには、各々吸気
マニホールド(図示せず)に連通する1対の180゜対向した吸気ポート36と
、対応する吸気ポート36から22.5゜ずらせて配置され、各々排気マニホー
ルド(図示せず)に連通する1対の180゜対向した排気ポート37が設けられ
ている。
本発明の好ましい実施例では、シリンダ14(ハブ25を含む)、ピストン1
6及びトルク管20,24は、6061−T6−511アルミニウム合金で形成
される。
各トルク管20,24は、クランクケース12内に回転自在に支承されたクラ
ンク軸40のクランクスローにいわゆる「スコッチヨーク」機構によって連結さ
れている。図3及び4に明示されているように、スコッチヨーク機構は、好まし
くはトルク管と同じアルミニウム合金製の2つの互いに合致するアーム半分体4
1a,41bで構成されたパワーアーム即ちスコッチヨークアーム41から成る
。各アーム半分体41a,41bは、その(図3でみて)上端側に半円形の凹部
を有し、(図3でみて)下端側に半楕円形の凹部を有している。半円形の凹部に
は、図4に示されているように、上方スロット42と下方スロット42が形成さ
れており、各トルク管20
,24の後端近くにスロット42と整合する溝が形成されている。アーム半分体
41aと41bを、それぞれのスロット42をトルク管の溝に整合させてトルク
管を挟みつけるようにして組み付け、各スロット42とそれと整台した溝の間に
キー部材46を挿入すると、アーム41をトルク管に固定する「半月」キーが形
成され、トルク管は、アーム半分体41a,41bの互いに整合した半円形の凹
部によって画定された円形孔を貫通して延長する。かくして、アーム41は、ト
ルク管に固定され、軸方向にも円周方向にも滑ることなくトルク管と一緒に回転
する。
クランクスロー38の各々に環状の玉軸受レース48が取り付けられている。
各アーム41のアーム半分体41a,41bがそれぞれ対応するトルク管20,
24に組み付けられると、それぞれ1対のアーム半分体の半楕円形凹部が楕円形
の孔50を画定する。詳述すれば、この組み立て中、アーム半分体41a,41
bを互いに対応するトルク管20,24に組み付ける前に玉軸受レース48をア
ーム半分体の1対の半楕円形凹部の間に捕捉し、楕円形の孔50内に収める。次
いで、アーム半分体41a,41bをボルト52によって互いに固定するととも
にトルク管に固定する。かくして、玉軸受レース48は、クランクスロー38の
回転と共に楕円形の孔50内で該孔の楕円軸線に沿って自由に移動する。
以上の説明から分かるように、このスコッチヨーク機
構は、従来の関節運動可能な連接棒リンク機構に比べて、運動部品が少なく、し
かもトルク管20,24とクランク軸40との間に確実な機械的リンク機構を設
定する。従って、摩擦損失が少なく、パワー(動力)伝達の効率を高める。
次に、図1、4及び6を参照して本発明の新規なピストン構造を説明する。各
ピストン16は、1対の互いに合致する補完形状のピストンセグメント16a,
16bから成り、ピストンセグメント16aと16bをボルト54等により互い
に固定すると、互いに反対向きの円錐形ピストン面56,56を有するほぼ円筒
形のピストン本体が得られる。ピストンセグメント16a,16bは、重量を軽
くするとともに、ピストンの揺動に基因する慣性応力を小さくするために、組合
わされてとき、内部キャビティ58が形成されるような形状とすることが好まし
い。
実際には、図6に示されるように、各ピストンの本体は、完全な円筒形ではな
く、円筒形のシリンダ室31の曲率半径に合致する軸方向の曲率半径を有する。
更に、ピストン本体には、断面直角形状の鋳鉄製圧縮シールリング60を座着さ
せるための幾つかの周溝が形成されている。かくして、ピストン16は、シリン
ダ室31の内壁62及び外壁64に座着し、しかもシリンダ室31内で自由に揺
動(円周方向に往復動)することができる。直角形状の圧縮シールリング60は
、シリンダ室31の
内壁及び外壁に圧接して撓まされるので、圧縮作用を受け密封効果が高められる
。
円錐形ピストン面56は、ピストンの圧縮行程中、互いに揺動する各1対のピ
ストン16と16の間に実質的に円錐形の燃焼室66(図6)が画定され、その
円錐形燃焼室66の頂点がシリンダ室31の内壁62に向けられるような形状と
されている。燃焼室66のこの形状は、燃料が点火されたとき、火炎前面の前進
が燃焼室66の空間全体に亙って促進し、それによって、従来技術の平坦面ピス
トンに比べて、燃費を向上し、有害放出物を減少させるための能率的な燃焼を達
成する。更に、この形状は、平坦面ピストンによって画定される平坦壁(長方形
)燃焼室における燃焼に随伴する圧力スパイクを回避、ないしは少くとも最少限
にし、それによって、慣性応力及び振動を実質的に減少させる。
図に示されるように、ピストンの圧力行程の終了時に、円錐形燃焼室66の頂
点からシリンダ室31の内壁62にまで延長する間隙67が生じる。この間隙6
7は、燃料の燃焼中燃焼圧力を好適に分配する「スクイッシュ・バンド」(sq
uish band)を創生し、それによってエンジンの熱効率(燃焼からの機
械的エネルギーの抽出)を増大する。
更に、各ピストン16がそれに隣接する互いに揺動するピストン対の1つのピ
ストンに向かって推進される仕事行程の終点近くになると、互いに接近する円筒
形ピス
卜ン面56,56がそれぞれの面に沿って漸増する圧縮制動を創生し、それによ
って、平坦面ピストンの場合に比べて、各ピストンの移動行程の終点においてピ
ストンに作用する慣性応力を一層減少させる。
クランク軸40は、クロム−モリブデン鋼の単一片から機械加工によって形成
されており、クランクケース12内にトルク管20,24の軸線及びシリンダ1
4の回転軸線に平行な軸線上に回転自在に支承されている。クランク軸40は、
その両端をローラ軸受68のような適当な軸受によって支持することが好ましい
。クランク軸40は、その長手に沿って間隔をおいて配置された複数の釣り合い
ディスク、即ち前方釣り合いディスク70と、中央釣り合いディスク72と後方
釣り合いディスク74を有している。これらの釣り合いディスク(好ましくは図
に示されるように3つのディスク)は、クランク軸40の一体部分として形成す
るのが有利である。中央釣り合いディスク72は、その両外側の釣り合いディス
ク70,74より僅かに小さい直径を有することが好ましく、クランクケース内
に装着された環状の玉軸受76内に回転自在に支承される。釣り合いディスク7
0,72,74は、最少限の振動でクランク軸40の円滑な連続的回転を可能に
し、従って、従来技術の単一の大径はずみ車に代わるものとして、クランク軸に
より優れた釣り合い(バランス)を与える。
シリンダ14は、大径の環状平歯車78とそれに噛合
する小径の環状平歯車80とから成る歯車列を介して4:1の比率でクランク軸
40によって駆動される。大径歯車78派、筒状ハブ25及びトルク管20,2
4を同心的に囲繞し、ボルト82等によってハブ25の後端に固定されている。
一方、小径歯車80は、前方釣り合いディスク70とクランク軸40の前端との
間で該軸に固定されている。かくして、クランク軸40は、シリンダ14が1回
転する度に4回転される。
先に述べたように、本発明は、互いに揺動する4対のピストン16を用いる。
各対のピストンの一方のピストンは外側トルク管20の第1環状フランジ18に
固定され、他方のピストンは内側トルク管24の第2環状フランジ22に固定さ
れている。クランク軸40のクランクスロー38と38は、180゜変位してお
り、従って、クランク軸40が回転すると、スコッチヨークアーム41がそれぞ
れのトルク管20,24を自軸往復回転即ち揺動させ(自軸線を中心として交互
に回転即ち揺動させ)、それによって、各互いに揺動する対のピストン16を互
いに反対方向に即ち互いに接近又は離れる方向に移動させる。2つのスコッチヨ
ークアーム41と41は、後述するように、エンジンの作動サイクルに従って各
トルク管20,24のピストン16を揺動させるように互いに角度的に変位され
ている。クランク軸40はシリンダ14が1回転するごとに4回転するので、各
互いに揺動する対のピストン16は、シリンダ14が1回転する
間に8回互いに接近又は離れる方向に移動する。従って、各ピストン16のどち
らかの方向への移動行程は、1回転の16分の1即ち22.5゜である。従って
、クランクスロー38,38がクランク軸40のそれぞれのスコッチヨークアー
ム41,41に対して極端位置に達したとき、即ち、玉軸受レース48がアーム
41の楕円形の孔50内で移動行程の終端に達したとき、アーム41と41の間
の夾角は22.5゜となる。
本発明の好ましい実施例では、図1及び5に示されるように、スパークプラグ
点火システムを用いる。このスパークプラグ点火システムは、シリンダ14内に
直径方向に対向して配置された第1対のスパークプラグ84と第2対のスパーク
プラグ84を用いたダブルスパークシステムとすることが好ましい。(ただし、
直径方向に対向して配置された単一のスパークプラグプラグを用いた単一スパー
クシステムを用いることもできる。)各対のスパークプラグ84は、シリンダ1
4の外部に2つの隣接した冷却用フィン32と32の間に取り付けられ、適当な
点火導線88を介してスパークプラグ84に接続されたソリッドステートの点火
用電圧発生器86によって点火される。点火用電圧発生器86は、所定の振幅及
び、又は持続時間の電気パルスに応答してトリガーされ点火用電圧を発生するタ
イプのものである。そのような電圧発生器は、米国ワイオミング州リバトンのC
.H.エレクトロニクス社や、テキサス州ガーランドのGKDプ
ロダクツ社等の数社から市販されている。電圧発生器86は、単に、冷却用フィ
ン32と32の間に取り付けることができるハウジング内にその電圧発生器の回
路を実装することによって本発明に使用することができるように改変されている
だけである。
トリガーパルスを発生するための磁気手段は、8個の磁石90と、1対のホー
ル効果磁気トランスジューサ即ちピックアップ92から成る。これらの磁石90
は、それらの磁石をシリンダ14の方に向けるようにクランクケース12に固定
された環状の磁石ホルダ94の周りに等間隔に45゜の間隔をおいて配置されて
いる。ピックアップ92は、互いに直径方向に対置し、かつ、対応する磁石90
に対面して内側シリンダセグメント30bに固定されており、シリンダ14が回
転すると、ピックアップ92を各磁石90に順次に近接させていく。各ピックア
ップ92は、磁石90のそばを通過する度に適当な振幅及び、又は持続時間の電
気パルスを発生するように点火用電圧発生器86の1つに接続されている。
バッテリ(図示せず)又は同期発電機(図示せず)等の電源からシリンダのハ
ブ25にそれと一緒に回転するように取り付けられたスリップリング96を介し
て点火用電圧発生器86へ電流が送られる。スリップリング96と電源の正端子
との電気的接触は、複数のブラシ(図示せず)を介して設定される。スリップリ
ング96は、各点火用電圧発生器86に導線98を介して電気的に接
続されている。電源の負端子と、スパークプラグ84の接地導線は、クランクケ
ース12に接続されている。
先に述べたように、2つの点火用電圧発生器86の各々は、シリンダ14の回
転中対応するピックアップ92が磁石90のそばを通過する度にトリガーされて
、対応する対のスパークプラグ84を点火する。かくして、シリンダ14の1回
転する間に2対のスパークプラグ84の各々が8回、合計16回点火し、16回
の仕事行程を行う。
上述したスパークプラグ点火システムは、ガソリン、ガスホール、アルコール
又はプロパン等の燃料に適用することができ、100馬力以上の高パワー用途の
ための点火システムとして用いるのに好適である。
別法として、グロープラグ点火システムを用いることもできる。その場合、本
発明においては、スパークプラグ84の代わりに、適当な電源からの電流によっ
て連続的に加熱されるグロープラグを設ける。電流は、スリップリング96に接
続された導線を介してグロープラグへ供給されるようにする。もちろん、そのよ
うなグロープラグ点火システムでは、磁石、磁気ピックアップ及び点火用電圧発
生器は必要ない。グロープラグ点火方式は、燃料としてガソリン、ガスホール、
アルコール又はプロパンを用いる比較的小馬力の小型エンジンに使用するのに有
利である。
更に別の実施例として、エンジン10は、始動時にの
み付勢されるグロープラグを用いて、ディーゼルサイクルに用いることもできる
。その場合は、圧縮点火を行うためにピストン面を先に言及したように適当な形
状に付形することによって、圧縮比を(オットーサイクル運転に比べて)相当に
高くしなければならない。
点火とピストンの揺動の順序は、図7〜9に図解されている。図7〜9では、
内側トルク管20に連結されたピストンは符号A1,A2,A3,A4で示され
ており、ピストンA1,A2,A3,A4は、それぞれ、外側トルク管24に連
結されたピストンB1,B2,B3,B4と対にされている。
図7は、図4に示されたクランク軸40及びパワーアーム41の位置に対応し
ている。この位置では、ピストン対A1,B1とA3,B3は、圧縮行程を完了
し、点火のための位置にある。ピストン対A2,B2とA4,B4は、ちょうど
排気行程を終えたところである。ピストンA1とB4の間の間隔(従って、空間
)及びピストンA3とB2の間隔(従って、空間)は、仕事行程が完了するにつ
れて拡大され、排気行程のための準備態勢に入る。ピストンB1とA2の間隔(
空間)及びピストンB3とA4の間隔(空間)は、吸気行程が終了して完全に拡
大され、それぞれの圧縮行程のための準備態勢にある。
シリンダ14は、図7〜9でみて時計回り方向に回転し、クランク軸40は、
歯車78,80を介して反時計
回り方向に回転する。2つ吸気ポート36の各々が排気ポート37と対にされ、
それらの吸気/排気ポート対36,37がシリンダ14の両側に直径方向に(1
80゜)対向して配置されている。1つの吸気/排気ポート対の吸気ポート36
と他の吸気/排気ポート対の排気ポート37とは、22.5゜離隔されている。
この間隔は、クランク軸40とシリンダ14との4:1の回転比に相当し、かつ
、各ピストンの対応する揺動ストロークに相当する。クランク軸40が図7に示
される位置から図8に示される位置へ90゜回転すると、パワーアーム41と4
1は、互いに反対方向に約11.5゜揺動されて互いに実質的に整合する。それ
に対応して、ピストンA1,A2,A3,A4が反時計回り方向にそれらの行程
の2分の1移動され、ピストンB1,B2,B3,B4は同じ量だけ時計回り方
向に移動される。これは、仕事行程に相当し、それによって、ピストンA1とB
1が互いに押し広げられ、ピストンA3とB3が互いに押し広げられる。それと
併行して、ピストンA2とB1が圧縮行程のために互いに接近する方向に移動し
、同様にピストンA4(図8には示されていない)とB3が圧縮行程のために互
いに接近する方向に移動する。
各ピストン対A2とB2及びA4とB4がそれぞれ互いに離れる方向に移動さ
れる間、ピストンA2とB2の間の空間及びピストンA4とB4の間の空間は、
それぞれ対応する吸気ポート36に整合しており、吸気行程を
続ける。一方、ピストンA1とB4、及びそれらの反対側に位置するピストンA
3とB2は、互いに接近する方向に移動され、それらの間の空間がそれぞれ対応
する排気ポート37に整合している間排気行程を続ける。
クランク軸40が図8に示される位置から図9に示される位置へ更に90゜回
転すると、パワーアーム41と41が互いに反対方向に揺動され、図7において
占めていた位置とは反対の位置をとる。この揺動によってトルク管20,24が
回転されてピストンを移動させ、ピストン対A1とB1及びA3とB3の間の仕
事行程(拡張運動)を完了させる。それと併行して、ピストンA1とB4との間
、及びピストンA3とB2との間の排気行程が完了され、ピストンA2とB1と
の間、及びピストンA4とB3との間の圧縮行程が完了される。図7と9を比較
すれば、この間にシリンダ14が45゜回転し、それによって、次の点火のため
にスパークプラグ84の1つをピストンA2とB1の間の位置へ前進させ、他方
のスパークプラグ84をピストンA4(図9には示されていない)とB3の間の
位置へ前進させたことが分かる。
吸気ポート36,36及び排気ポート37,37は、シリンダ14の、スパー
クプラグ84,84を通る直径線102に対して直角をなす直径線100から等
間隔に離隔している。従って、1つの排気ポート37が次の順次の排気行程のた
めにピストン対A1とB1との間の空
間に接近する方向に前進されると、それに対応して180゜反対側の排気ポート
37がピストン対A3とB3の間の空間に接近する。
引き続きクランク軸40を残りの2分の1回転させると、順次のピストン対の
間で上述した作動サイクルが繰り返される。
仕事行程によって創生されたパワーは、トルク管20,24を介し、次いでパ
ワーアーム41を介して伝達されてクランク軸40を回転させる。クランク軸4
0の回転が歯車80,78を介して伝達されてシリンダ14を回転させるととも
に、トルク管20,24の作用を介して各ピストン16が上述した態様でエンジ
ンの作動サイクルの各行程のための位置へ順次に変位される。シリンダ14のこ
の回転中、シリンダ14の放熱フィン32が十分な冷却作用を果たすので、平常
作動条件下では水冷システム又はその他の補助的冷却手段を設ける必要がない。
以上に、従来技術に比べての本発明のいろいろな利点を説明したが、これらの
利点が相俟って、比較的部品数が少なく、従って、摩擦及び慣性損失が著しく少
なく、その結果としてピストンからクランク軸への使用可能なパワーの伝達にお
いて熱的及び機械的効率の高いエンジンを提供することができる。本発明の上述
した好ましい実施例に従って構成されたオットーサイクルエンジンは、1リット
ル当り140馬力もの、極めて高いパワー/
排気比を達成する。更に、本発明のエンジンは、その極めて高い効率により優れ
た燃費を達成し、独特のピストン/シリンダ構成によって得られる優れた燃料燃
焼により有害排気ガスの放出を抑制することができる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明は、ここに例示した実施
例の構造及び形態に限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱す
ることなく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変更及び改変を加え
ることができる。例えば、ある種の応用例には、4対以上の互いに揺動するシリ
ンダ対を備えたエンジンが望ましい場合があるが、その場合追加のシリンダを設
けるのに必要な改変は当業者には明らかであろう。又、フィン付きシリンダによ
る空冷は大抵の応用例にとって十分であるが、他のいろいろな冷却システムを用
いることができる。更に、先に述べたように、圧縮比を変更するためにいろいろ
な異なるピストン形状を用いることができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.複数対の互いに揺動するピストンを収容した環状の回転シリンダと、各 対のピストンをエンジンの作動サイクルの行程に従って互いに接近又は離隔する 方向に揺動させるための第1手段と、少くとも2つのクランクスローを有するク ランク軸と、クランク軸のクランクスローに連結されており、前記サイクルの仕 事行程においてピストンの揺動をクランク軸の回転に変換するための第2手段と 、クランク軸の回転に応答して前記シリンダを回転するための第3手段を有する タイプの内燃エンジンであって、 第1及び第2同心管が前記シリンダの回転軸線と同軸的に心合し、該軸線に沿 って回転するように軸承されており、前記各管は、該シリンダ内に突入した前端 部分と、該シリンダから離隔した後端部分を有し、各対のピストンのうち一方の ピストンは前記第1管の前端部分に固定され、他方のピストンは前記第2管の前 端部分に固定されており、 第1剛性アームの一端が前記第1管の後端部分に固定され、第2剛性アームの 一端が前記第2管の後端部分に固定されており、第1及び第2剛性アームは、各 々、その一端から離れた部分に楕円形の孔を有しており、 前記各剛性アームを前記クランクスローの1つに係合させるように各クランク スローを対応する該剛性アームの1つの前記楕円形孔に回転自在に支承するため の第4 手段が設けられており、もって、前記各ピストンの揺動により前記第1管と第2 管を互いに反対方向に自軸回転させ、それによって前記第1アームと第2アーム を互いに反対方向に揺動させ、該各アームに係合した前記クランクスローを介し て前記クランク軸を回転させることを特徴とする内燃エンジン。 2.前記第1及び第2アームの一端は、それぞれ対応する前記第1及び第2 管に、それとの間に相対移動が生じないような態様に固定されていることを特徴 とする請求の範囲第1項に記載の内燃エンジン。 3.前記第4手段は、前記各クランクスローに取り付けられた環状の玉軸受 レースを有し、該各玉軸受レースは、前記対応する各アームの楕円形孔内に該孔 の楕円軸線に沿って移動し得るように装着されていることを特徴とする請求の範 囲第1項に記載の内燃エンジン。 4.前記クランク軸は、その長手に沿って複数の一体の釣り合いディスクを 有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の内燃エンジン。 5.前記釣り合いディスクの少くとも1つは、環状の玉軸受レース内に軸承 されていることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の内燃エンジン。 6.前記各ピストンは、1対の互いに反対方向に向けられた円錐形の端面を 有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の内燃エンジン。 7.前記ピストンの前記端面は、互いに揺動する各 対のピストンがサイクルの圧縮行程中互いに接近する方向に移動されるとき、デ ィーゼルサイクルのエンジンを作動させるために圧縮点火することができるよう に付形されていることを特徴とする請求の範囲第6項に記載の内燃エンジン。 8.該エンジンは、前記シリンダ内に配置された少くとも2つの直径方向に 対置したスパークプラグと、 前記シリンダの方に向けられるようにクランクケースに固定された磁石と、 前記シリンダにそれと共に回転するように取り付けられており、前記磁石に接 近することに応答してトリガーパルスを発生するように、該シリンダが回転する につれて該磁石に接近する位置へもたらされるように配置された磁気ピックアッ プと、 電源と、 前記トリガーパルスに応答して前記スパークプラグに点火電圧を供給するよう に該スパークプラグ、前記磁気ピックアップ及び電源に電気的に接続された点火 電圧発生器とから成る点火手段を備えていることを特徴とする請求の範囲第1項 に記載の内燃エンジン。 9.前記磁石は、等間隔を置いて環状に配列された少くとも8個の磁石であ り、前記磁気ピックアップは、前記シリンダ上に直径方向に対置して取り付けら れた1対の磁気ピックアップであることを特徴とする請求の範囲第8項に記載の 内燃エンジン。 10.前記点火電圧発生器は、前記シリンダと共に回転す量に取り付けられた 導線性スリップリングを介して前記電源に電気的に接続されていることを特徴と する請求の範囲第9項に記載の内燃エンジン。 11.クランクケース内に回転自在に支承されており、複数対の互いに揺動す るピストンを収容した環状のシリンダと、各対のピストンをエンジンの作動サイ クルの行程に従って互いに接近又は離隔する方向に揺動させるための第1手段と 、クランク軸と、該クランク軸に連結されており、前記サイクルの仕事行程にお いてピストンの揺動をクランク軸の回転に変換するための第2手段と、クランク 軸の回転に応答して前記シリンダを回転するための第3手段を有するタイプの内 燃エンジンであって、 前記シリンダ内に配置された少くとも2つの直径方向に対置したスパークプラ グと、 前記シリンダの方に向けられるように前記クランクケースに固定された磁石と 、 前記シリンダにそれと共に回転するように取り付けられており、前記磁石に接 近することに応答してトリガーパルスを発生するように、該シリンダが回転する につれて該磁石に接近する位置へもたらされるように配置された磁気ピックアッ プと、 電源と、 前記トリガーパルスに応答して前記スパークプラグに 点火電圧を供給するように該スパークプラグ、前記磁気ピックアップ及び電源に 電気的に接続された点火電圧発生器とから成る点火手段を備えていることを特徴 とする内燃エンジン。 12.前記磁石は、等間隔を置いて環状に配列された少くとも8個の磁石であ り、前記磁気ピックアップは、前記シリンダ上に直径方向に対置して取り付けら れた1対の磁気ピックアップであることを特徴とする請求の範囲第11項に記載 の内燃エンジン。 13.前記点火電圧発生器は、前記シリンダと共に回転す量に取り付けられた 導線性スリップリングを介して前記電源に電気的に接続されていることを特徴と する請求の範囲第12項に記載の内燃エンジン。 14.前記クランク軸は、少くとも2つのクランクスローを有し、前記第2手 段は、該クランク軸のクランクスローに連結されており、 第1及び第2同心管が前記シリンダの回転軸線と同軸的に心合し、該軸線に沿 って回転するように軸承されており、前記各管は、該シリンダ内に突入した前端 部分と、該シリンダから離隔した後端部分を有し、各対のピストンのうち一方の ピストンは前記第1管の前端部分に固定され、他方のピストンは前記第2管の前 端部分に固定されており、 第1剛性アームの一端が前記第1管の後端部分に固定され、第2剛性アームの 一端が前記第2管の後端部分に 固定されており、第l及び第2剛性アームは、各々、その一端から離れた部分に 楕円形の孔を有しており、 前記各剛性アームを前記クランクスローの1つに係合させるように各クランク スローを対応する該剛性アームの1つの前記楕円形孔に回転自在に支承するため の第4手段が設けられており、もって、前記各ピストンの揺動により前記第1管 と第2管を互いに反対方向に自軸回転させ、それによって前記第1アームと第2 アームを互いに反対方向に揺動させ、該各アームに係台した前記クランクスロー を介して前記クランク軸を回転させることを特徴とする請求の範囲第11項に記 載の内燃エンジン。 15.前記第1及び第2アームの一端は、それぞれ対応する前記第1及び第2 管に、それとの間に相対移動が生じないような態様に固定されていることを特徴 とする請求の範囲第14項に記載の内燃エンジン。 16.前記第4手段は、前記各クランクスローに取り付けられた環状の玉軸受 レースを有し、該各玉軸受レースは、前記対応する各アームの楕円形孔内に該孔 の楕円軸線に沿って移動し得るように装着されていることを特徴とする請求の範 囲第14項に記載の内燃エンジン。 17.前記クランク軸は、その長手に沿って複数の一体の釣り合いディスクを 有することを特徴とする請求の範囲第14項に記載の内燃エンジン。 18.前記釣り合いディスクの少くとも1つは、環状 の玉軸受レース内に軸承されていることを特徴とする請求の範囲第17項に記載 の内燃エンジン。 19.前記各ピストンは、1対の互いに反対方向に向けられた円錐形の端面を 有することを特徴とする請求の範囲第14項に記載の内燃エンジン。 20.該エンジンは、ほぼ180゜離隔した2つのクランクスローと、4対の 互いに揺動するピストンを有し、各対のピストンのうち一方のピストンは前記第 1管の前端部分に固定され、他方のピストンは前記第2管の前端部分に固定され ており、前記第3手段は、前記クランク軸が4回転する度に前記シリンダを1回 転させることを特徴とする請求の範囲第14項に記載の内燃エンジン。
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