JPH08503970A - 薬理活性のピリミジンアミン誘導体およびその製造方法 - Google Patents

薬理活性のピリミジンアミン誘導体およびその製造方法

Info

Publication number
JPH08503970A
JPH08503970A JP7510575A JP51057595A JPH08503970A JP H08503970 A JPH08503970 A JP H08503970A JP 7510575 A JP7510575 A JP 7510575A JP 51057595 A JP51057595 A JP 51057595A JP H08503970 A JPH08503970 A JP H08503970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pyridyl
formula
substituted
compound
phenyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7510575A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3588116B2 (ja
Inventor
ツィマーマン,ユルク
Original Assignee
チバ−ガイギー アクチェンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by チバ−ガイギー アクチェンゲゼルシャフト filed Critical チバ−ガイギー アクチェンゲゼルシャフト
Publication of JPH08503970A publication Critical patent/JPH08503970A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3588116B2 publication Critical patent/JP3588116B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D239/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings
    • C07D239/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings
    • C07D239/24Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D239/28Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D239/32One oxygen, sulfur or nitrogen atom
    • C07D239/42One nitrogen atom
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D401/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom
    • C07D401/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings
    • C07D401/04Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings directly linked by a ring-member-to-ring-member bond

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 次式I: (式中、R1は置換環式基であり、この環式基は各々の場合において環状炭素原子に結合しておりそしてフェニル、ピリジル、ピラジニル、チアゾリル、ピリミジニル、ピリダジニルおよびイミダゾリルから選ばれ、そして前記環式基の置換基は、基ハロゲン、シアノ、カルバモイル、−C(=O)=OR3,−C(=O)−R4,−SO2−N(R5)−R6,−N(R7)−R8,−OR9およびフッ素−置換低級アルキルの1個又はそれ以上から選ばれ、ここにおいてR3,R4,R5,R6,R7,R8およびR9は互いに独立に水素又は未置換であるか又はモノ−もしくはジ−低級アルキルアミノにより置換された低級アルキルであり;そしてR2はハロゲン、シアノ、カルバモイル、−C(=O)−OR10,−C(=O)−R11,−SO2−N(R12)−R13,−N(R14)−R15,−OR16およびフッ素−置換低級アルキルから選ばれ、ここにおいてR10,R11,R12,R13,R14,R15およびR16は各々互いに独立に水素、又は未置換であるか又はモノ−もしくはジ−低級アルキルアミノにより置換された低級アルキルである)で表わされるN−フェニル−2−ピリミジンアミン誘導体が開示される。これらの化合物は、例えば腫瘍の治療において使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 薬理活性のピリミジンアミン誘導体およびその製造方法 本発明は、N−フェニル−2−ピリミジンアミン誘導体、その製造方法、それ らの化合物を含んでなる医薬、および温血動物の治療のための医薬組成物の製造 におけるそれらの使用に関する。 本発明は次式I: (式中、R1は置換環式基であり、この環式基は各々の場合において環状炭素原 子に結合しておりそしてフェニル、ピリジル、ピラジニル、チアゾリル、ピリミ ジニル、ピリダジニルおよびイミダゾリルから選ばれ、そして前記環式基の置換 基は、基ハロゲン、シアノ、カルバモイル、−C(=O)−OR3,−C(=O) −R4,−SO2−N(R5)−R6,−N(R7)−R8,−OR9およびフッ素−置換 低級アルキルの1個又はそれ以上から選ばれ、ここにおいてR3,R4,R5,R6 ,R7,R8およびR9は互いに独立に水素又は未置換であるか又はモノ−もしく はジ−低級アルキルアミノにより置換された低級アルキルであり;そして R2はハロゲン、シアノ、カルバモイル、−C(=O)−OR10,−C(=O) −R11,−SO2−N(R12)−R13,−N(R14)−R15,−OR16およびフッ素 −置換低級アルキルから選ばれ、ここにおいてR10,R11,R12,R13,R14, R15およびR16は各々互い に独立に水素、又は未置換であるか又はモノ−もしくはジ−低級アルキルアミノ により置換された低級アルギルである) で表わされるN−フェニル−2−ピリミジンアミン誘導体および少なくとも1 個の塩形成基を有するそのような化合物の塩に関する。 置換環式基R1、例えば置換フェニル基R1は、数個の置換基を、しかし特に3 個以下そして、特に比較的大きな置換基の場合には、好ましくは1個の置換基を 有することができ、これらの置換基は環式基R1の結合部位に関して原則的には p−位(又は4−位)および/又はm−位(又は3−位)に存在する。フェニル 以外の前記置換環式基R1は2個までそして好ましくは1個の置換基を有し、該 置換基は環式基R1の結合部位に関し特にp−位にありおよび/又は好ましくは m−位にある。 環状炭素に結合するピリジルは、2−又は好ましくは4−又は3−ピリジル、 特に4−ピリジルである。モノ−置換ピリジル基R1において、置換基はピリジ ン窒素に関して好ましくはo−位にある。 基R1におけるハロゲンは好ましくは塩素又はフッ素である。 ハロゲン−置換フェニルR1は、好ましくは2−,3−又は4−クロロ−フェニ ル、2,4−,3,4−又は2,5−ジクロロ−フェニル又は2,3,4−トリ クロロ−フェニルである。 フッ素−置換低級アルキルR2は、少なくとも1個、しかし好ましくは数個の フッ素置換基、特に1,1,2,2−テトラフルオロ−エチル又はより特にトリ フルオロメチルを有する低級アルキルである。 モノ−又はジ−低級アルキルアミノは、例えば、メチルアミノ又はジメチルア ミノである。 本発明の範囲内において、「低級」は7個まで、好ましくは4個までの炭素原 子を有する基を示す。関係した文脈において他を示さない限り、低級アルキルは 好ましくはメチル又はエチルである。R3およびR7は好ましくは水素である。R8 は好ましくは低級アルキル、例えば特にn−プロピルである。R9は好ましくは 水素又はメチルである。 式Iの化合物における塩形成基は塩基性又は酸性を有する原子団又は基である 。少なくとも1個の塩基性原子団又は少なくとも1個の塩基性基、例えばモノ− 低級アルキルアミノ基、ピラジニル基又はピリジル基を有する化合物は、例えば 無機酸、例えば塩酸、硫酸又はリン酸を用い、又は適当な有機カルボン酸又はス ルホン酸、例えば脂肪族モノ−又はジ−カルボン酸、例えば三フッ化酢酸、酢酸 、プロピオン酸、グリコール酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、ヒドロキシ マレイン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、蓚酸又はアミノ酸、例えばアルギニ ン又はリシン、芳香族カルボン酸、例えば安息香酸、2−フェノキシ−安息香酸 、2−アセトキシ−安息香酸、サリチル酸、4−アミノサリチル酸、芳香−脂肪 族カルボン酸、例えばマンデル酸又はケイ皮膜、複素芳香族カルボン酸、例えば ニコチン酸又はイソニコチン酸、脂肪族スルホン酸、例えばベンゼン−,p−ト ルエン−又はナフタレン−2−スルホン酸を用いて酸付加塩を形成できる。 酸性基、例えば基R1内に遊離カルボキシ基を有する式Iの化合物は、金属又 はアンモニウム塩、例えばアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属塩、例えばナ トリウム、カリウム、マグネシウム又はセシウム塩、又はアンモニアとのアンモ ニウム塩、又は適当な有機アミン、例えば第三モノアミン、例えばトリエチルア ミン又はトリ(2−ヒドロキシエチル)アミン又は複素環式塩基、例えばN−エ チル−ピペリジン又はN,N′−ジメチルピペラジンを形成し得る。 式Iの化合物は、分子内塩を形成し得る酸性基および塩基性基の両方を有する 。 単離又は精製の目的のためそして更に中間体として使用される化合物の場合に おいて、医薬として許容し得ない塩を使用することも可能である。ただ、医薬と して許容し得る非毒性の塩は、しかし治療的に使用されそして従ってそれらは好 ましい。 遊離形態にある新規化合物と中間体として使用できる塩も含めてそれらの塩の 形態にある新規化合物との密接な関係を考慮すると、例えば新規化合物の精製に おいて又はこれらの化合物の同定のために、以前および以後において遊離化合物 への言及は、適当かつ当を得た場合、対応する塩をも含めるものと理解されるべ きである。 式Iの化合物は価値ある薬理特性を示し:例えば該化合物は酵素タンパク質キ ナーゼCを高度の選択性をもって阻害する。リン脂質−およびカルシウム−依存 性タンパク質キナーゼCは多くの形態で細胞内に見出されそして種々の基本的過 程、例えば信号伝達、増殖および分化および又ホルモンの放出および神経伝達物 質に関与する。酵素の活性化は、細胞膜のリン脂質の受容体−介在加水分解によ り、又は一定の腫瘍−促進活性物質との直接の相互作用により行なわれる。受容 体−介在信号伝達に対する細胞の感受性は、(信号伝達物として)タンパク質キ ナーゼCの活性を修飾することにより実質的に影響され得る。タンパク質キナー ゼCの活性に影響し得る化合物は、腫瘍−阻害、抗炎症、免疫調節および抗菌活 性成分として使用できそして更にアテローム硬化症並びに心臓血管系および中枢 神経系の疾患に対する薬剤としての価値があろう。 以前は、T.内田およびC.R.フィルバーン、J.Biol.Chem .259,12311-4(1984)において記載された手順に従い精製された豚脳タンパク 質キナーゼCが、タンパク質キナーゼCに関する阻害作用を測定するために用い られ、そしてタンパク質キナーゼCに関する阻害作用が、D.ファブロ等、Arch .Biochem.Biophys.239,102-111(1985)に従って測定された。 以前用いられた豚脳タンパク質キナーゼCは、タンパク質キナーゼCの種々の サブタイプ(イソタイプ)の混合物である。もしも、純粋な組換え体イソタイプ が前記テストにおいて豚脳タンパク質キナーゼCの代わりに用いられる場合、式 Iの化合物は「通常」イソタイプαを優先的に阻害し、一方他の「通常のイソタ イプβ−1,β−2およびγ並びに特に「非−通常の」イソタイプδ,εおよび η並びに「非定型」イソ型ζは、明確により少ない程度に一般に阻害されそして 幾つかの場合において全然阻害されない。 組換え体PKCイソタイプは次の手順でクローン化され、発現されそして精製さ れる。 バクロウイルスの助成により種々のタンパク質の生産、およびそれらのクロー ニングおよびSf9こん虫細胞からの単離は、M.D.ケマーおよびG.E.スミ ス、「A manual method for baculovirus vectors and insect cell culture pr ocldure」,Texas Agricul.Exptl.Station Bull.(1987),1555により記載 される如く行なわれる。Sf9細胞内でPKC-α(ウシ),PKC-β1(ヒト),PKC- β2(ヒト)およびPKC-γ(ヒト/ウシハイブリッド)の発現に対する組換え体 ウィルスの構築および単離は、スタベル等〔S.スタベル,M.リヤナゲおよび D.フリス,「Expression of proteinkinase C isozymes in insect cells and isolation of recombinant proteins」,Meth.Neurosc(1993)」によって示 された方法で行なわれる。Sf9細胞内でのPKCイソタイプの生産は、スタベル等( 上記参照)により示された方法で行なわれ、そして酵素の精製はマクグリン等〔 E.マクグリン,J.リーベタンズ,S.ルーテナー,J.ウッド,N.B.リ ンドン,H.ホフステル,M.バネク,T.メラーおよびD.ファブロ,「Expr ession and partial characterization of rat protein kinase C-δ and prote in kinase C-ζ in insect cells using recombinant baculovirus」,J.Cell .Biochem.49,239-250(1992)〕。組換え体PKC-δ(ラット),PKC-ε(ラッ ト),PKC-ζ(ラット)およびPKC-η(マウス)の生産並びにそれらの発現およ び精製に対し、リヤナガ等〔「Protein kinase C group B members PKC-δ,− ε,−ζ and PKC-λ:Comparison of properties of recombinant proteins in vitro and in vivo」,Biochem.J.283,781-787(1992)〕およびマクグリン 等(上記参照)により記載された手順がそれぞれ行なわれ、トラススファー ベ クターpAc366がPKC-ηの発現に対して用いられる〔V.ルコウおよびM.D.サ マーズ、「Trends in the development of baculovirus expression」,Biotech nology 6,47-55(1988)〕。 前記方法によって得られる組換体PKCイソタイプの活性の測定は、脂質および カルシウム(共−因子)の不存在下で行なわれる。共−因子の不存在下、リン酸 化した硫酸プロタミンを基質として用いる。酵素活性は、γ−〔32P〕−ATPか ら硫酸プロタミンへ32Pの移行を反影する。硫酸プロタミンは、ポリペプチドの 混合物であり、各々4個のC−末端アルギニン残基を含んでなる。ホスフェート の取込みは次の条件で測定される:100μlの反応混合物は、最終濃度において2 0mMのTRIS-HCl pH7.4,10mMのMg[NO32,0.5mg/mlの硫酸プロタミン、10μM のATP(0.1μCiγ−〔32P〕−ATP;10Ci/mol;アマーシャム、リトルチャルフ ォント、、英国)、種々の 濃度の阻害化合物および0.5−2.5U(単位:1単位は1分内でそしてタンパク質 1mg当たり、前記γ−〔32P〕−ATPからヒストンH1〔シグマ,タイプV−S〕 に1ナノモルの32Pを移動せしめる酵素の量である)の酵素を含んでなる。反応 は、酵素の添加により開始しそして32℃で移行する。反応時間は20分である。 次いで反応を、P81クロマトグラフィー紙(ワトマン、メイドストン、英国)上 に50μlのアリコートをしたたり落すことにより停止する。 J.J.ウィットおよびR.ロスコスキー,「Rapid protein kinase assay u sing phospho-cellulose-paper absorption」,Anal.Biochem.66,253-258(1 975)によって記載される如く、洗浄操作により未結合γ−〔32P〕−ATPおよび ヌクレオチド断片を除去した後、基質のリン酸化をシンチレーション測定により 測定する。該テストにおいて、式Iの化合物はほぼ1〜75μmol/1、一般にほぼ 1〜10μmol/1の低い濃度のIC50でタンパク質キリーゼC(PKC)のα−イソタ イプを阻害する。対照的に、PKCの他のイソタイプは明確に高濃度(すなわち300 倍以上までの高濃度)でのみ一般に阻害される。 タンパク質キナーゼCに対する前記の抑制作用を基礎して純粋に期待される如 く、式Iの化合物は抗増殖作用を示しこの作用は次に示す別の試験において直接 実証できる;すなわちヒトγ24膀胱癌細胞の増殖に対する式Iの化合物の抑制作 用を測定する。これらの細胞を、5%(v/v)の胎児の子牛血清が添加されて いる、イーグル(Eagle)の最小必須培地内で、37℃でかつ空気中5容量%のCO2 を有する加湿したインキュベーター内でインキュベータする。癌細胞(1000−15 00個)を96−ウェルマイクロタイタープレート中に植え付け次いで前記条件下で 一夜インキュベートする。試験化合物を1日に連続希釈で添加する。プレートを 、前記条件下で5日間イン キュベートする。該期間中、対照培養物は少なくとも4回の細胞分裂を受ける。 インキュベーション後、細胞を3.3%(w/w)の水性グルタルアルデヒド溶液 で固定し、水で洗いそして0.05%の(重量/容量)水性メチレンブルー溶液で染 色する。洗浄後、染料を3%(w/v)水性塩酸で溶出する。次いで、細胞の数 に直接比例する、ウェル当たりの光学密度(OD)を光学計(チタテーク マルギ スカン)を用い665nmで測定する。次式: を用いコンピューターシステムでIC50値を計算する。 IC50値を、インキュベーション期間の終了時でのウェル当たりの細胞数が対照 培養物中の細胞数の50%だけである場合の活性成分の濃度であると定義する。式 Iの化合物の場合において、そのように確かめられたIC50値は、一般に約1〜20 μmol/1である。 式Iの化合物の抗腫瘍作用は又、生体内で実証できる。 皮下内に移殖したヒト膀胱腫瘍T24を有する雌Balh/c無毛マウスを、抗腫瘍作 用を測定するため用いる。0日に、経口のフォレネ(forene)ナルコーシス下の 動物を用い、約25mgの固体腫瘍を動物の左脇腹の皮膚下に装入しそして小さな切 り込み傷を縫合クリップを用いて閉じる。移植後6日目に、マウスを無策為に一 群が6匹の複数群に分け次いで処置を開始する。処置は、ジメチルスルキシド/ ツィーン80/塩化ナトリウム溶液中の式Iの化合物を種々の用量で1日に1回、 15日間経口又は腹腔内投与することにより行なわれる。腫瘍を1週に2回スライ ドゲージを用いて測定しそして腫瘍の容積を計算する。該試験において、式Iの 化合物の経口又は腹腔内投与は、未処理の対照動物と比較して平均腫瘍容積にお いて著るしい減少をもたらす。 説明した性質を根拠に、式Iの化合物は、例えば膀胱および皮膚の腫瘍の治療 において、特に腫瘍−抑制の活性成分として用いることができる。式Iの化合物 が化学療法薬と組合せて癌の治療において用いられる場合、それらは耐性(多薬 耐性)の発生を防止し、又は他の化学療法薬に対しすでに存在する耐性を除去す る。それらは又、タンパク質キナーゼCモジュレーターに対し前記の使用に適当 でありそしてタンパク質キナーゼCの阻害に応答する疾患の治療において特に使 用できる。 式Iの化合物の幾つかは又、表皮増殖因子(EGF)に対する受容体のチロシン キナーゼ活性を阻害する。受容体−特異的酵素活性は、ヒト細胞、特に上皮細胞 、免疫系の細胞並びに中枢および末梢神経系の細胞を含めて、多くの哺乳動物細 胞における信号伝達において重要な役割を演じる。種々のタイプの細胞の場合に おいで、受容体−会合チロシンタンパク質キナーゼ(EGF-R-TPK)のEGF-誘発活 性化は、細胞分割に対し予じめ必要でありそして従って細胞母集団の増殖に対し 予じめ必要である。従って、EGF-受容体−特異的チロシンキナーゼ阻害剤の添加 は、これらの細胞の複製を阻害する。 EGF-受容体−特異的チロシンタンパク質キナーゼ(EGF-R-TPK)の阻害は、例 えばE.マグリン等の方法(Europ.J.Biochem.207,265-275(1992))を用 いて実証できる。本発明に係る化合物は、例えば0.1〜10μMの濃度で、酵素活 性を50%だけ(IC50)阻害する。 表皮増殖因子(EGF)に対する受容体のチロシンキナーゼ活性を阻害する式I の化合物は、従って良性又は悪性腫瘍の治療において使用できる。式Iの化合物 は腫瘍の後退をもたらすことができそして転移性の拡がりおよび微小転移巣の増 殖を防止できる。式Iの化合物は、特に表皮高増殖(乾癬)の場合において、上 皮特性の新成形 、例えば乳癌の治療において、そして白血病の場合において使用できる。該化合 物は、もしもプロテインキナーゼが関与している場合、式Iの化合物は免疫系の 疾患および炎症の治療において使用できる。更に、式Iのこれらの化合物はもし もタンパク質キナーゼにより信号伝達が関与している場合、中枢又は末梢神経系 の疾患の治療において使用できる。 式Iの化合物および少なくとも1個の塩形成基を有するそのような化合物の塩 は又、酵素p34cdc2/サイクライン(cycline)Bcdc13キナーゼを示す。このキナ ーゼは、cdc2−関連キナーゼに加えて、細胞分割の特異的期、特にG1−期から S−期への転位および更に特にG2−期からM−期までの転位を制御する。 年代順において、真核細胞のサイクルは間期とM−期から成る。間期は細胞の 大きさの増大を伴う。年代順において、間期はその部分に対しG1−期、S−期 およびG2−期から成る。G1−期(G=ギャプ)において、生合成プロセスが細 胞内で起こる。S−期(合成期)において、DNAは倍加する次いで細胞はG2−期 に入り、この期は有系分裂の開始で終る。 年代順において、その部分に対するM−期は細胞核の分裂(核分裂)と細胞質の 分裂(細胞質分裂)から成る。 酵素p34cdc2/サイクリンBcdc13キナーゼの前記阻害は次の試験によって実証 できる: 10μMの1−メチル−アデニンが、M−期に入るためヒトデの卵母細胞を誘発 するため用いられる。次いで卵母細胞を液体窒素中で凍結させそして−80℃で保 存する。必要により、D.アリオン等、Cell 55,371-378(1988)およびV.リ アレットおよびL.メジャー、Anticancer Res.11,1581-1590(1991)に記載 される如く、卵母細胞をホモジナイズし次いで遠心分離する。p34cdc2/サイク リ ンBcdc13キナーゼを精製するため、卵母細胞の上澄みを、L.アゼ等、Eur.J. Biochem.203,353-360(1992)に記載される如く、組換ヒトタンパク質p9CKShs から作成したp9CKShsセファロースグレインに添加する。一定に回転させながら 、4℃で30分後、グレインを完全に洗いそして活性p34cdc2/サイクリンBcdc13 キナーゼを遊離タンパク質p9CKShs(3mg/ml)で溶出する。溶出されたキナーゼ を、L.メジャーet al.,EMBO J.8,2275-2282(1989)およびEMBO J.10,15 45-1554(1991)に記載される如く基質としてヒストンH1を用いて試験する。こ の試験において、式Iの化合物および少なくとも1個の塩形成基を有する該化合 物の塩は、約0.01〜2の抑制濃度IC50〔μmol/l〕を示す。 この知見は、式Iの化合物および少なくとも1個の塩形成基を有する該化合物 の塩は、高増殖性疾患、例えば腫瘍および乾癬の治療において使用できることの 期待を導く。 式Iの化合物は又、以下の試験によって示される如くHIVウィルスの生産を阻 害しそして従って免疫不全疾患AIDSに対する薬剤として使用できる。HIV感染後 に観察される初期症状が、数年継続し得る臨床的潜伏期に続いておこる。この期 の後、AIDSとして知られている病期が発生しそして通常孔に到る。潜伏期は幾つ かの因子に帰因する:免疫応答、リンパ節又は他の組織内におけるウイルスの閉 塞そして分子の段階への移入並びにウイルスの潜伏(ここにおいて感染された細 胞はウイルス性細胞サイクルを終らせず、これは感染ウイルスが生産されずそし て感染が広がらない理由である)。分子の潜伏のこの期は細胞モデル、例えばAC H-2細胞系〔K.クラウス等、J.Immunol.142,431(1989)〕およびUI細胞系 〔T.フォルクス等、J.Immunol.140,117(1988)〕を用いて研究された。こ れらの細胞は、HIV-1ウイルスで感染されるが、しかし単に低含量 の感染ウイルスを有する。しかし、もしもこれらの細胞がAIDS患者において添加 することが知られている生理学的に関係がある因子、例えば腫瘍壊死因子、イン ターロイキン−6等により、又は化学誘導物質、例えばホルボール ジエステル 、例えば13−O−アセチル−12−O−n−テトラデカノイル−ホルボールに より剌激されると、ウイルスの大量生産が起る。 ACH-2およびUI細胞は、HIV感染に対する標的、すなわちリンパ球および大食細 胞である二種の異なる細胞群の代表である。 これまで、AIDSの発生に至るまでのHIV感染の進行に対する有効な予防は不可 能であった。AIDSの発生、つまりウイルスが大規模で生産される病期においてウ イルスの複製を防止するため多くの試みがなされた。これに反し、式Iの化合物 は正常な細胞プロセス、例えば細胞分割を損うことなく、潜伏的に感染されたHI V細胞の活性化に至る細胞プロセスを妨害する。 もしも前記UI又はACH-2細胞が、ウイルス潜伏に対しモデルとして用いられる 場合、次の内容が実証できる;すなわち、13−O−アセチル−12−O−n− テトラデカノイル−ホルボール又は腫瘍壊死因子−αにより誘発されるHIVウイ ルス生産は、約0.001〜1μmol/lの濃度で、例えば0.03μmol/lの濃度で式Iの 化合物により有効に阻止される。 式I(式中、R1は環状炭素原子に結合した置換ピリジルであり、前記ピリジ ル基の置換基はハロゲン、シアノ、カルバモイル、−C(=O)−OR3,−N( R7)−R8および−OR9,から選ばれ、ここにおいて、R3,R7,R8およびR9 は互いに独立に水素、又は低級アルキルであり;そしてR2はハロゲン、−C( =O)−OR10(式中、R10は水素又は低級アルキルである)およびフッ素置換低 級アルキルから選ばれる)の化合物および少なくとも1個の塩 形成基を有するそのような化合物の塩が好ましい。 式I(式中、R1はハロゲン、シアノ、カルボキシ、カルバモイル、ヒドロキ シにより又はN−低級アルキル−アミノにより置換されたピリジル基であり、そ してR2はハロゲン又はフッ素置換低級アルキルである)の化合物およびその塩 が特に好ましい。 式I(式中、R1は2位において塩素、シアノ、カルボキシ、カルバモイル、 ヒドロキシにより又はN−プロピルアミノにより置換された4−ピリジル基であ りそしてR2は塩素又はトリフルオロメチルである)の化合物およびその塩が特 に好ましい。 式I(式中、R1はピリジン窒素に関して2位において塩素、シアノ、カルボ キシ、カルバモイル、ヒドロキシ、アミノ、N−プロピルアミノ、N,N−ジメ チルアミノにより又はN−ブチルアミノにより置換された4−ピリジル基であり そしてR2は水素、トリフルオロメチル、カルボキシ又は低級アルコキシカルボ ニルである)の化合物およびその塩が極めて特に好ましい。 更に特に好ましい化合物は、実施例で記載される式Iの化合物である。 式Iの化合物および少なくとも1個の塩形成基を有するそのような化合物の塩 は、自体公知方法に従って製造される。本発明に係る方法は次の如く行なわれる : a)次式II: R1−C(=O)−CH=CH−N(R17)−R18 (II), (式中、R17およびR18は互いに独立に低級アルキルでありそしてR1は先に定 義した意味であり、式IIの化合物内に存在する官能基は、反応に関与する基を除 いて、必要により保護された形である)の化合物、又はそのような化合物の塩を 、次式III: (式中、R2は先に定義した意味であり、式IIIの化合物内に存在する官能基は、 反応に関与するグアニジノ基を除いて、必要により保護された形である)の化合 物、又はそのような化合物の塩と反応させ、次いで存在する保護基を除去するか 、又は b)式I(式中、R1はピリジル、ピラジニル、チアゾリル、ピリミジニル、 ピリダジニル又はイミダゾリルであり、これらの各々は式−N(R7)−R8の基 により置換され、そしてR2は前記意味の任意の一つを有する)の化合物の製造 に対し、式I(式中、R1はピリジル、ピラジニル、チアゾリル、ピリミジル、 ピリダジニル又はイミダゾリルであり、これらの各々は脱離基によって置換され ている)の化合物を、次式IV: HN(R7)R8 (IV) (式中、置換基は先に定義された意味と同じであり、式IVの化合物中に存在する 官能基は、反応に関与するアミノ基を除いて、必要により保護された形にある) のアミンと反応させ、次いで存在する保護基を除去するか、又は c)式I(式中、R1はカルバモイルにより又は式−C(=O)−OR3(式中、 R3は水素である)の基により置換された前記環式基のいずれか一つであり、そ してR2は前記意味のいずれか一つである)の化合物の製造に対し、式I(式中 、R1はシアノにより置換された前記環式基のいずれか一つである)を加水分解 するか、又は d)式I(式中、R1はシアノにより又は−OR9(ここでR9は水素又は低級ア ルキルである)により置換されたピリジル基であり、そしてR2は前記意味のい ずれか一つである)の化合物を製造するため、次式VIII: (式中、R21は環状炭素原子に結合したN−オキシド−ピリジルでありそしてR2 は前記意味のいずれか一つである)のN−オキシド−ピリジル化合物において 、N−オキシド基を脱離基に変え次いで得られた脱離基を、ヒドロキシ、シアノ 又は未置換もしくはハロゲン−置換低級アルコキシを導入する求核剤を用い、ピ リジル窒素に関しo−位において求核置換することにより分子から除去するか、 又は e)式I(式中、R1は塩素によって置換されたピリジル基でありそしてR2は 前記意味のいずれか一つである)の化合物を製造するため、次式VIII: (式中、R21は環状炭素原子に結合したN−オキシド−ピリジルでありそしてR2 は前記意味のいずれか一つである)のN−オキシド−ピリジル化合物を、N− オキシド基に関してo−位において塩素 を導入する試剤と反応させ、次いで所望により、プロセスa−eのいずれか一つ に従って得ることのできる式Iの化合物を、その塩に変換し、又は得られた式I の化合物の塩を遊離化合物に変換する。前記プロセスの変法が行なわれる方法を 以下に詳しく述べる。 総括: 式Iの目的生成物は、式Iの他の目的生成物の製造に対し出発物質において保 護基として使用できる置換基を含んでいてもよい。従って、本発明の範囲内にお いて文脈がもしも他の意味を示さない限り、式Iの特定の目的生成物の構成要素 でない単に容易に除去可能な基は、「保護基」として言及される。 保護基およびそれが導入されそして除去される方法は、例えば「Protective G roups in Organic Chemistry」(プレナム社、ロンドン、ニューヨーク1973)お よび「Methoden der Organischen Chemie」(ハウベン−ベリー、4版、Vol.15 /1、ゲオルク−チーム−フェルラーク、シュットガルト1974)およびテオドラW .グリーンにおける「Protective Groups in Organic Synthesis」(ジヨーン ビレ−アンド サンズ、ニューヨーク1981)に記載されている。保護基の特徴は 、それらがつまり好ましくない二次反応を起こすことなく、例えば加溶媒分解、 還元、光分解により又は生理学的条件のもとで容易に除去できることである。 ヒドロキシ−保護基は、例えばアシル基、例えば未置換もしくは置換、例えば ハロゲン−置換の低級アルカノイル、例えば2,2−ジクロロアセチル又は炭酸 半エステルのアシル基、特に第三ブトキシカルボニル、未置換もしくは置換ベン ジルオキシカルボニル、例えば4−ニトロベンジルオキシカルボニル、又はジフ ェニルメトキシカルボニル、又は2−ハロ−低級アルコキシカルボニル、例えば 2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル、およびトリナル又は ホルミル、又は有機シリルもしくはスタンニル基、および容易に除去可能なエー テル化基、例えば第三低級アルキル、例えば第三ブチル、2−オキサ−又は2− チア−脂肪族もしくは脂環式炭化水素基、特に1−低級アルコキシ−低級アルキ ルもしくは1−低級アルキルチオ−低級アルキル、例えばメトキシメチル、1− メトキシ−エチル、1−エトキシ−エチル、メチルチオメチル、1−メチルチオ エチルもしくは1−エチルチオエチル、又は5もしくは6員原子を有する2−オ キサ−もしくは2−チア−シクロアルキル、例えばテトラヒドロフリルもしくは 2−テトラヒドロピラニルもしくは対応するチア類似体、および未置換もしくは 置換1−フェニル−低級アルキル、例えば未置換もしくは置換ベンジルもしくは ジフェニルメチルであり、フェニル基の適当な置換基は、例えばハロゲン、例え ば塩素、低級アルコキシ、例えばメトキシおよび/又はニトロである。 保護されたアミノ基は、例えば容易に開裂可能なアシルアミノ、アリールメチ ルアミノ、エーテル化メルカプトアミノ、2−アシル−低級アルク−1−エン− イル−アミノ、シリルアミノもしくはスタンニルアミノ基の形であってよく又は アジド基の形であってよい。 対応するアシルアミノ基において、アシルは例えば18個までの炭素原子を有す る、例えば有機カルボン酸のアシル基、特に未置換であるか又は例えばハロゲン 又はアリールにより置換されたアルカン−カルボン酸のアシル基、又は未置換で あるかもしくは例えばハロゲン、低級アルコキシ又はニトロにより置換された安 息香酸のアシル基、又は炭酸半エステルのアシル基である。そのようなアシル基 は、例えば低級アルカノイル、例えばホルミル、アセチル又はプロピオニル、ハ ロ−低級アルカノイル、例えば2−ハロ−アセチル、 特に2−クロロ−,2−ブロモ−,2−ヨード−,2,2,2−トリフルオロ− もしくは2,2,2−トリクロロ−アセチル、未置換であるかもしくは例えばハ ロゲン、低級アルコキシ又はニトロにより置換されたベンゾイル、例えばベンゾ イル、4−クロロベンゾイル、4−メトキシベンゾイルもしくは4−ニトロベン ゾイル、又は低級アルキル基の1位において技分れしているかもしくは1位もし くは2位において適当に置換されている低級アルコキシカルボニル、特に第三低 級アルコキシカルボニル、例えば第三ブトキシカルボニル、未置換であるか又は 例えば低級アルキル、特に第三低級アルキル、例えば第三ブチル、低級アルコキ シ、例えばメトキシ、ヒドロキシ、ハロゲン例えば塩素によりおよび/又はニト ロによりモノ置換もしくは多置換された好ましくはフェニルである1個又は2個 のアリール基を有するアリールメトキシカルボニル、例えば未置換もしくは置換 ベンジルオキシカルボニル、例えばベンズヒドリルオキシカルボニルもしくはジ (4−メトキシカルボニルフェニル)メトキシカルボニル、アロイルメトキシカ ルボニル(ここにおいてアロイル基は好ましくは、未置換であるかもしくは例え ばハロゲン、例えば臭素により置換されたベンゾイルである)、例えばフェナシ ルオキシカルボニル、2−ハロ−低級アルコキシカルボニル、例えば2,2,2 −トリクロロエトキシカルボニル、2−ブロモエトキシカルボニルもしくは2− ヨードエトキシカルボニル、又は2−(トリ置換シリル)エトキシカルボニル( ここにおいて置換基は互いに独立に未置換であるかもしくは例えば低級アルキル 、低級アルコキシ、アリール、ハロゲンにより又はニトロにより置換されそして 15個までの炭素原子を有する脂肪族、芳香脂肪族、脂環式もしくは芳香族炭化水 素基であり、例えば対応する未置換もしくは置換低級アルキル、フェニル−低級 アルキル、シクロアルキルもしくはフェ ニルである)、例えば2−トリ−低級アルキルシリルエトキシカルボニル、例え ば2−トリメチルシリルエトキシカルボニルもしくは2−(ジ−n−ブチル−メ チル−シリル)−エトキシカルボニル、又は2−トリアリールエトキシカルボニ ル、例えば2−トリフェニルシリルエトキシカルボニルである。 アミノ−保護基として適当な他のアシル基は、有機リン酸、有機ホン酸又は有 機ホスフィン酸の対応する基、例えばジ−低級アルキルホスホリル、例えばジメ チルホスホリル、ジエチルホスホリル、ジ−n−プロピルホスホリル又はジイソ プロピルホスホリル、ジシクロアルキルホスホリル、例えばジシクロヘキシルホ スホリル、未置換又は置換ジフェニルホスホリル、例えばジフェニルホスホリル 、未置換又は置換、例えばニトロ置換、ジ(フェニル−低級アルキル)ホスホリ ル、例えばジベンジルホスホリル、又はジ(4−ニトローベンジル)ホスホリル 、未置換又は置換フェノキシフェニルホスホリル、例えばボフェニルオキシフェ ニルホスホリル、ジ−低級アルキルホスフィニル−、例えばジエチルホスフィニ ル、又は未置換又は置換ジフェニルホスフィニル、例えばジフェニルホスフィニ ルである。 モノ−、ジ−、又は特にトリ−置換アリールメチルアミノ基であるアリールメ チル基において、ラリール基は特に未置換又は置換フェニル基である。そのよう な基は、例えばベンジル−、ジフェニルメチル−およびトリチル−アミノである 。 そのような基によって保護されるアミノ基におけるエーテル化メトカプトは特 にアリールチオ又はアリール低級アルキルチオであり、ここにおいてアリールは 特に未置換であるか又は、例えば低級アルキル、例えばメチル又は第三ブチル、 低級アルコキシ、例えばメトトキシ、ハロゲン例えば酸素によりおよび又はニト ロにより置換 されたフェニルである。対応するアミノ保護基は、例えば4−ニトロフェニチル チオである。 アミノ保護としての2−アジル−低級アルク−1−エン−1−イル基は、例え ば低級アルカンカルボン酸、未置換であるか、又は例えば低級アルキル、例えば メチル又は第三ブチル、低級アルコキシ、例えばメトキシ、ハロゲン、例えば塩 素により、および/又はニトロにより置換された安息香酸、又は特にカルボン酸 半エステル、例えばカルボン酸低級アルキル半エステルの対応する基である。対 応する保護基は、特に1−低級アルカノイル−プロプ−1−エン−2イル、例え ば1−アセチル−プロプ−1−2−イル、又は1−低級アルコキシカルボニル− プロプ−1−エン−2−イル、例えば1−エトキシカルボニル−プロプ−1−エ ン−2−イルである。 好ましいアミノ保護基は未置換であるか、又は置換されている、例えば前記の 如く、例えば4−ニトロ−ベンジルオキシカルボニル又はジフェニルメトキシカ ルボニル、又は2−ハロ−低級アルコキシカルボニル、例えば2,2,2−トリ クロロエトキジカルボニル、および又トリル又はホルミルであるカルボン酸半エ ステル、特に第三ブトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニルのアシル基で ある。 式Iの所望の目的生成物構成要素でない保護の除去は、自体公自の方法により 、例えば加溶媒分解、特に加水分解、アルコーリシマ、又はアシトツシスにより 又は還元手段、特に水素添加又は化学的還元により適当な段階として又は同時に 行なわれる。 保護されたアミノ基は、自体公知の方法で、保護している基の性質に応じ、種 々の方法で好ましくは加溶媒分解又は還元により遊離化される。 2−ハロ−低級アルコキシカルボニルアミノ(適当な場合、2−ブ ロモアルコキシカルボニルアミノ基を2−ヨード−低級アルコキシカルボニルア ミノ基に変換した後)、アロイルメトキシカルボニルアミノ又は4−ニトロベン ジルオキシカルボニルアミノは、例えば適当な化学還元薬品、例えば適当なカル ボン酸、水性酢酸の存在下、亜塩を用いて処理することにより開裂できる。アロ イルメトキンカルボニルアミノは、求核性の、好ましくは塩形成性薬品、例えば ナトリウムチオフェノラート、および4−ニトロ−ベンジルオキシカルボニルア ミノを用いた処理によりそして又亜二チオン酸アルカリ金属塩、例えば亜ニチオ ン酸ナトリウムを用いて処理することにより開裂することもできる。未置換又は 置換ジフェニルメトキシカルボニルアミノ、第三低級アルコキシカルボニルアミ ノ又は2−トソ−置換シリルエトキシカルボニルアミノは、適当な酸、例えばギ 酸又はトリフルオロ酢酸、未置換又は置換ベンジルオキシカルボニルアミノを、 例えば水素分解により処理することにより、つまり適当な水素化触媒、例えばパ ラジウム触媒の存在下、未置換もしくは置換トリアリールメチルアミノ又はホル ミルアミノを水素を用いて処理することにより、例えば酸、例えば鉱酸、例えば 塩酸、又は有機酸、例えばギ酸、酢酸又はトリフルオロ酢酸、適当な場合水の存 在下で開裂でき、そして有機シリル基により保護されたアミノ基は、例えば加水 分解又はアルコーリシスにより遊離化できる。2−ハロアセチル、例えば2−ク ロロアセチルにより保護された、塩基の存在下でチオ尿素を用い、又はチオ尿素 のチオラート塩、例えばアルカリ金属チオラートを用いて処理することに遊離化 できる。2−置換シリルエトキシカルボニルにより保護されたアミノ基は又、フ ッ化物を生成するフッ化水素酸を用いて処理することにより遊離アミノ基に変換 できる。 適当なアシル基、有機シリル基により又は未置換又は置換1−フ ェニル−低級アルキルにより置換されたヒドロキシ基は、対応する保護されたア ミノ基に類似して保護される。未置換であるか又は置換1−フェニル−低級アル キル、例えばベンジルにより保護されたヒドロキシは、例えば炭素上に担持した パラジウムの存在下、接触水素添化により好ましく遊離化される。2,2−ジク ロロアセチルにより保護されたヒドロキシ基は、例えば塩基性加水分解により遊 離化されそして第三低級アルキルにより又は2−オキサ−又は2−チア−脂肪族 もしくは−脂環式炭化水素基によりエーテル化されたヒドロキシ基は、アシドリ シスにより、例えば鉱酸又は強カルボン酸、例えばトリフルオロ酢酸で処理する ことにより遊離化される。有機シリル基、例えばトリメチルシリルによりエーテ ル化されたヒドロキシは、フッ化物アニオン、例えばフッ化テトラブチルアンモ ニウムを生じるフッ化水素酸により遊離化される。 プロセスa: 好ましくはR17およびR18は各々メチルである。 容易除去できる保護基により好都合に保護されている、式IIの化合物中の遊離 官能基は、基R1における特にアミノ基である。 容易除去できる保護基により好都合に保護されている、式IIIの化合物中の遊 離官能基は、特にアミノ基であり、ヒドロキシおよびカルボキシ基でもある。 式II又は式IIIの化合物の塩は、好ましくは酸付加塩、例えばニトラート又は 式Iの目的生成物に対し言及された酸付加塩の一つである。 反応は適当な溶剤又は分散剤、例えば適当なアルコール、例えば2−メトキシ −エタノール中又は適当な低級アルカノール、例えばイソプロパノール又はイソ ブタノール中、室温(約20℃)〜150℃の温度で還流下で行なわれる。特に式II の化合物が塩の形で行なわ れるとき、該塩は好ましくは同一反応系中で、適当な塩基、例えばアルカリ金属 水酸化物、例えば水酸化ナトリウムの添加により遊離化合物に変換される。 式IIの出発物質は次式、V: (式中、R1は先に定義した意味である) で表わされる化合物を次式VI: (式中、R19およびR20は各々低級アルキルでありおよび他の置換基は先に定義 した意味である) で表わされる化合物と、ヨーロッパ公開特許出願第233461号に記載される方法 に準じて反応させることにより得られる。 式VIの化合物の典型的代表例は、N,N−ジメチルホルムアミド ジメチルア セタールおよびN,N−ジメチルホルミアミド ジエチルアセタールである。反 応は、反応物を溶剤の不存在下、又は必要により溶剤の存在下約50℃〜約150℃ の温度で加熱しながら行う。 択一的には、式IIの出発物質は、式Vの化合物を式H−C(=O)−O−CH2 −CH3のギ酸エチルエステルと反応させ次いで得られた生成物を式H−N(R17 )−R18(式中、置換基は先に定義されたものである)のアミンを反応させるこ とによって得ることもでき る。 式IIIの出発物は、次式VII: (式中、R2は先に定義した意味である) で表わされるアミンを、シアナミド(NC−NH2)と反応させることによって酸 付加塩の形で得られる。反応は、適当な溶剤又は沈殿防止剤、例えば適当なアル コール、例えば適当な低級アルカノール、例えばエタノール中、例えば α)当モル量の塩形成酸、例えば硝酸の存在下、又は β)明らかに、例えば60%過剰の鉱酸、例えば塩酸の存在下、室温〜150℃の温 度で、例えば還流下で行なわれ、反応が完結したら所望の塩形成酸のアンモニウ ム塩、例えばアンモニウム ニトラートを加える。 プロセスb: 脱離基は、強無機又は有機酸により、例えば鉱酸、例えばハロゲン化水素酸、 例えば塩酸、臭化水素酸又はヨウ化水素酸、又は硫酸又はハロゲン化スルフリル 、例えばフッ化スルフリルにより、又は強有機スルホン酸、例えば低級アルカン スルホン酸(これは未置換であるか又は、例えばハロゲン、例えばフッ素により 置換される)、又は芳香族スルホン酸、例えばベンゼンスルホン酸(該芳香族ス ルホン酸は未置換であるか、又は低級アルキル、例えばメチル、ハロゲン、例え ば臭素によりおよび/又はニトロにより置換される、例えばメタンスルホン酸、 トリフルオロメタンスルホン酸又はp− トルエンスルホン酸により例えばエステル化されたヒドロキシである反応性エス テル化ヒドロキシである。 反応は、好ましくは式IVのアミン(これは適当な場合溶媒として使用できる) の過剰量の存在下そして必要により不活性溶剤、例えば必要により不活性溶剤、 例えばジメチルスルホキシドの存在下、室温〜+150℃の温度で、例えば100℃の 温度で行なわれる。 プロセスc: シアノのカルバモイルへの加水分解は、適当な弱塩基、例えばアルカリ金属カ ーボネート、例えば炭酸ナトリウムの存在下で行うことができる。部分的にカル ボキシへ続くことから加水分解を防止するため、適当なオレフィン、例えば好ま しくは低級アルキレン、例えば1−ヘキセン中、アルカリ金属炭酸塩、例えば炭 酸ナトリウム中、適当な溶剤、例えばアルコール、例えば好ましくはエタノール 中、室温で過酸化水素を用いた加水分解を行うことが推賞できる。シアノのカル ボキシへの加水分解は、適当な溶剤、例えばアルコール、例えばエタノール中、 室温〜+150℃の温度で、例えば60℃で行なわれる。 プロセスd: N−オキシド基の脱離基への変換は、例えば適当な反応性カルボン酸もしくは スルホン酸誘導体を、例えば適当な低級アルカン酸塩化物、低級アルカン酸無水 物、例えば無水酢酸、塩化N,N−ジメチル−カルボニル、塩化トルエンスルホ ニル、塩化メタンスルホニル又は塩化トリフルオロメタンスルホニルと反応させ ることによって行なわれる。シアノを導入する求核剤は、例えば、適当なシアン 化シリル、例えばシアン化トリ−低級アルキル−シリル、例えばシアン化トリメ チルシリルである。低級アルコキシ又はハロゲン−置換低級アルコキシを導入す る求核剤は、例えば対応する低級アルカ ノール、又は適当な金属塩、例えばそのアルカリ金属塩、すなわち対応する低級 アルカノレートである。ヒドロキシは、例えば式VIIIの化合物を適当な酸無水物 と反応させ次いで得られた中間体を加水分解することにより導入できる。 ブロセスdは適当な溶剤、例えばアセトニトリル中、約0℃〜150℃の温度で 、好ましくは室温〜100℃の温度で行なわれる。 式VIIIの出発物質は、例えば式VIII(式中、R21は環状炭素原子に結合したピ リジル基である)に類似の対応するピリジル化合物を、不活性溶剤、例えば塩化 メチレン中、室温で、適当な酸化剤、例えば過酸化水素又は適当な過酸、例えば 適当な過安息香酸、例えば特にm−クロロ過安息香酸を用いて酸化させることに より得られる。 択一的に式VIIIの出発物質は、式VIIIの化合物を得るため、例えば最初にアセ チル−ピリジン、例えば4−アセチル−ピリジンを、適当な溶剤、例えば塩化メ チレン中、例えば還流下で酸化してアセチル−ピリジンN−オキシド、例えば4 −アセチル−ピリジンN−オキシドとし、次いで得られたアセチル−ピリジンN −オキシド、例えば4−アセチル−ピリジンN−オキシドを、ジメチルホルムア ミド ジエチルアセタール(これは、例えば同時に溶剤として役立つ)を用い、 例えば約110℃で3−ジメチルアミノ−1−(N−オキシド−ピリジル)−2− プロペン−1−オン、例えば3−ジメチルアミノ−1−〔N−オキシド−4−ピ リジル)−2−プロペン−1−オンに変換し、次いで後者をR2−フェニル−グ アニジン(ここでR2は先に定義された意味である)と、又は好ましくは適当な 塩、例えばそのニトラートと、適当な溶剤、例えばイソプロパノール中、そして 適当な塩基、例えば水酸化ナトリウムの存在下、例えば還流下で反応させること によって得られる。 式VIIIの出発物質を製造する他の方法において前記アセチル−ピリ ジン−N−オキシド、例えば4−アセチル−ピリジン−N−オキンドを適当な不 活性溶剤、例えばトルエン中、例えば約100℃でオキシ塩化リンを用いてアセチ ル−2−クロロ−ピリジン、例えば4−アセチル−2−クロロ−ピリジンに変換 する。得られたアセチル−2−クロロ−ピリジン、例えば4−アセチル−2−ク ロロ−ピリジンを、次いでジメチルホルムアミド ジエチルアセタール(これは 、例えば同時に溶剤として役立つ)を用い、例えば約110℃で、3−ジメチルア ミノ−1−(2−クロロ−ピリジル)−2−プロペン−1−オン、例えば3−ジ メチルアミノ−1−(2−クロロ−4−ピリジル)−2−プロペン−1−オンに 変換し、次いでこれを適当な塩、R2−フェニル−グアニジンの適当な塩と、適 当な溶剤例えばイソプロパノール中、そして適当な塩基、例えば水酸化ナトリウ ムの存在下、例えば還流下で反応させ式VIIIの化合物を形成する。 プロセスe: N−オキシド基に関してo−位において塩素を導入する試剤は、例えば五塩化 リン、塩化トリフルオロメチルスルホニル/HCIガス又は好ましくはオキシ塩化 リンである。式VIIIの化合物(製造に対し下記プロセスd)参照)を、そのよう な試剤、例えば特にオキシ塩化リンと反応させることにより、式Iの化合物を得 、ここにおいでR1はもはやN−オキシド基を含有しない塩素−置換ピリジル基 である。オキシ塩化リンとの反応は、例えば溶剤の不存在下約100℃で行うこと ができる。択一的に、適当な溶剤、例えば塩素化炭化水素、例えばクロロホルム 中、約室温で、適当なアミン、例えばジイソプロピルアミンと共に五塩化リンを 用いることが可能である。別の可能性は適当な溶剤中、例えばクロロホルム、ト ルエン又はキシレン中、高温度で、例えば還流下でオキシ塩化リンを用いること である。 式Iの化合物の酸付加塩は常法で、例えば適当なアニオン交換剤で処理するこ とにより得られる。 酸付加塩は常法により、例えば適当な塩基性試剤を用いて遊離化合物に変換で きる。 異性体混合物は自体公知の方法例えば分別結晶は、クロマトグラフィー等で個 々の異性体に分離できる。 保護基の除去のためのプロセスを含めた、前記プロセスおよび追加のプロセス 方法は、特に他を言及しない限り、自体公知の方法で、例えば好ましくは不活性 溶剤又は希釈剤の存在又は不存在下、必要により縮合剤又は触媒の存在下、低温 又は高温で、例えば約−20℃〜約150℃の範囲温度内で、特に約0℃〜約+70 ℃、好ましくは約+10℃〜約+50℃での範囲温度で内で、原則的には室温で適当 な容器中そして必要により、不活性ガス雰囲気、例えば窒素雰囲気中で行なわれ る。 分子内の全ての置換基を考慮すると、必要により、例えばもしも容易に加水分 解可能な基が存在する場合、特に温和な反応条件を用いるべきであり、例えば短 い反応条件、化学量論的割合低濃度の温和な酸性もしくは塩基性試剤の使用、お よび適当な触媒、溶剤、温度条件および/又は圧力条件の選定である。 本発明は又、プロセスの任意の工程で中間体として得ることのできる化合物を 出発物質として用いそして残りの工程を行うプロセス、又はプロセスを任意の工 程で中断するか又は出発明物質を反応条件下で形成するか又は反応性誘導体又は 塩の形で用いるこれらの形態にも関する。用いられる出発物質は、好ましくはプ ロセスに従い、特に価値あるものとして記載した化合物を生成する物質である。 本発明は新規出発物質および/又は中間体並びにそれらの製法にも関する。用 いられる出発物質および選定された反応条件は、特に 好ましいものとして本明細書で記載される化合物の如き物質および条件が好まし い。 本発明はまた腫瘍疾患を煩う温血動物の治療方法に関し、この方法はそのよう な治療を必要とする温血動物に対し、腫瘍の抑制に有効な量の式Iの化合物又は その医薬として許容し得る塩を投与することを含んでなる。本発明は又、温血動 物においてタンパク質キナーゼCの阻害において又はヒトもしくは動物体の治療 において使用するための医薬組成物の製造において式Iの化合物又はその医薬と して許容し得る塩にも関する。種、年令、個々の条件、投与方法、および特定の 臨床の容体に応じて、有効用量、例えば約1−1000mg、特に50−500mgの日用量 が体重約70kgの温血動物に投与される。 本発明は、有効量の、特に前記疾患の予防又は治療において有効な量の活性成 分並びに局所、経腸、例えば経口もしくは直腸、又は非経口投与に適しそして無 機又は有機の固体もしくは液体であってよい医薬として許容し得る担体を含んで なる医薬組成物に関する。経口投与に対しては特に錠剤又はゼラチンカプセル剤 が用いられ、これらは活性成分と共に希釈剤、例えばラクトース、デキストロー ス、スクロース、マニトール、ソルビトール、セルロースおよび/又はグリセロ ール、および/又は潤滑剤、例えばシリカ、タルク、ステアリン酸又はその塩、 例えばステアリン酸マグネシウム又はカルシウムおよび/又はポリユチレングリ コールを含んでなる。 錠剤はまた、結合剤、例えばケイ酸アルミニウムマグネシウム、デンプン、例 えばトウモロコシ、小麦もしくは米デンプン、ゼラチン、メチルセルロース、ナ トリウムカルボキシメチルセルロース、および/又はポリビニルピロリドンおよ び所望により崩壊剤、例えばデンプン、寒天、アルギン酸又はその塩、例えばア ルギナート、および/又は発泡性混合物又は吸着剤、染料、香味剤および甘味剤 を含んでいてもよい。また、本発明の薬理的に活性な化合物を非経口投与形で又 は注入溶液の形で用いることもできる。このような溶液は好ましくは等張水性溶 液又は懸濁液であり、これは、例えば凍結乾燥された組成物(活性成分のみ又は 担体を基に含んでなる)においては使用する前に調製できる。医薬組成物は、殺 菌できおよび/又は賦形剤、例えば保存剤、安定剤、湿潤剤および/又は乳化剤 、可溶化剤、浸透圧調節用塩および/又は緩衝剤を含んでてもよい。本発明の医 薬組成物(これは、所望により、他の医薬的に活性な物質、例えば抗生物質を含 んでもよい)は、自体公知の方法で、例えば通常の混合、造粒、糖皮かけ、溶解 、又は凍結乾燥方法により製造でき、そして約1%〜100%、特に約1%〜約20 %の活性成分を含んでなる。 次の実施例により本発明を説明するがいかなる場合も本発明を制限するもので ない。Rf値はシリカゲル薄層プレート(メルク、ジュセルドルフ、ドイツ)で 測定されたものである。用いられた溶離液混合物中の溶離液の割合は容量部(v /v)によって示されそして温度は摂氏度で示される。 略記号: HV:高真空 RT:室温例1 31mg(0.78mmo1)の水酸化ナトリウムを、1.5mlの2−プロパノールに懸濁さ せた150mg(0.7mmol)の3−ジメチルアミノ−1−(2−クロロ−4−ピリジル )−2−プロペン−1−オンおよび165mg(0.71mmol)の3−クロロ−フェニル −グアニジン ニトラートの懸濁液に添加する。18時間還流下で撹拌した後、反 応混合物を冷却し次いで濾過し次いでフィルター上に保持された物質を水で完 全に洗う。乾燥(60゜,HV)後、N−(3−クロロ−フェニル)−4−(2− クロロ−4−ピリジル)−2−ピリミジンアミンを得る;m.p.196-198゜, Rf=(塩化メチレン:メタノール=95:5),FAB-MS:317(M++1)。工程1.1 4.12ml(39.12mnlol)の3−クロロ−アニリンを、25mlのエタノールに装入し 、次いで3.3g(78.4mmol)のジアナミドを添加する。5.3ml(62.7mmol)の濃塩 酸を褐色溶液に滴下する。次いで、反応を78℃で2時間撹拌する。減圧下で濃縮 後、残留物を25mlの水に溶解し、次いで6.3g(78.4mmol)の硝酸アンモニウムを 加える。沈殿物質を濾過により単離し、水で洗いそして60゜でHVのもとで乾燥す る。3−クロロ−フェニル−グアニジン ニトラートを得る:1H−NMR(ジメチ ル スルホキシド):7.2−7.8(7H,m),9.9(1H,広い,s)。工程1.2 24.61g(177.62mmol)の2−クロロ−4−シアノ−ピリジンを1.25lのジエチ ルエーテル中に窒素下で加え、次いで120ml(テトラヒドロフラン中22%,353mm ol)の塩化メチルマグネシウムを加える。赤色沈殿物をRTで40時間撹拌し、1.25 lの氷/水および250mlの6N塩酸上に注ぎ次いでRTで14時間撹拌する。ジエチ ルエーテルおよび塩化メチレンで抽出し、Mgso4で乾燥し次いで濃縮し4−アセ チル−2−クロロ−ピリジンを得る;Rf=0.5(塩化メチレン;メタノール=9 :1)。工程1.3 16.2g(104.2mmol)を116mlのジメチルホルムアルデヒド ジエチルアセター ルと共に110゜で1時間撹拌する。0゜に冷却後、濾過しそしてHVのもと60゜で 乾燥し、3−ジメチルアミノ−1−( 2−クロロ−4−ピリジル)−2−プロペン−1を得る;1H−NMR(ジメチル スルホキシド):2.98(3H,s),3.2(3H,s),5.9(1H,d),7.8 (3H,m),8.5(1H.d)。例2 例1に準じて、150mg(0.7mm)の3−ジメチルアミノ−1−(3−クロロ−4 −ピリジル)−2−プロペン−1−オンおよび190mg(0.71mmol)の3−トリフ ルオロメチル−フェニル−グアニジンニトラートから、N−(3−トリフルオロ メチル−フェニル)−4−(2−クロロ−4−ピリジル)−2−ピリミジンアミ ンを得る;m.p.168-171゜,Rf=0.67(塩化メチレン;メタノール=95:5 )。 出発物質を次の方法で得る:工程2.1 工程1.1に準じ16.1g(0.1モル)の3−トリフルオロメチル−アニリンおよ び6.3g(0.15モル)のシアミド−3−トリフルオロメチル−フェニル−グアニジ ン ニトラートを得る;1H−NMR(DMSO):7.6(7H,m),9.9(1H,幅広 い,s)。例3 0.8g(2.41mmol)のN−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−4−(N− オキシド−4−ピリジル)−2−ピリミジンアミンを、40mlのアセトニトリルに 懸濁させる。0.834ml(6.65mmo1)のトリメチルシリル シアニドおよび0.611( 6.665mmol)を塩化ジメチルカルバモイルを加え次いで反応混合物を60℃で120時 間撹拌する。減圧下で濃縮後、結晶化をテトラヒドロフラン/ジエチルエーテル から行う。N−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−4−(2−シアノ−4 −ピリジル)−2−ピリミジンアミンを得る;m.p.164-166゜,Rf=0.40( n−ヘキサン、酢酸エチル=1: 1)。 出発物質を次の方法で得る。工程3.1 15.1g(0.0567mmol)の3−トリフルオロメチル−フェニル−グアニジン ニ トラートおよび2.84g(70.9mmol)の水酸化ナトリウムを、300mlのイソプロパノ ールに懸濁させた10g(56.7mmol)の3−ジメチルアミノ−1−(4−ピリジル )−2−プロペン−1−オン(EP-A 0233461に記載)の懸濁液に添加した。冷却 後、生成物を濾過により単離し、水で洗い次いでHVのもと60゜で乾燥した。N− (3−トリフルオロメチル−フェニル)−4−ピリジル−2−ピリミジンアミン を得る;m.p.197-198゜,Rf=0.58(酢酸エチル)。工程3.2 10.57g(33.4mmol)のN−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−4−ピリ ジル−2−ピリミジン−アミンを、200mlの塩化メチレンに懸濁させ、次いで10. 49g(33.42mmol,55%強度)のm−クロロ過安息香酸を加える。2時間後、200m lの水を加える反応生成物を濾過して単離し、炭酸ナトリウム溶液および水で洗 い次いで乾燥後、N−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−4−(N−オキ シド−4−ピリジル)−2−ピリミジンアミンを得る。より多くの生成物が母液 のクロマトグラフィー法(塩化メチレン:メタノール=9:1)より得る;Rf =0.16(塩化メチレン:メタノール=9:1)。例4 100mg(0.293mmol)のN−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−4−(シ アノ−4−ピリジル)−2ピリミジンアミンを、15mlのエタノールおよび15mlの 2N水酸化ナトリウム溶液中で60゜で 3時間撹拌する。4N塩酸で酸性化後、N−(3−トリフルオロメチル−フェニ ル)−4−(2−カルボキシ−4−ピリジル)−2−ピリミジンアミンを得る; m.p.241-245゜,FAB-MS:361(M++H)。例5 500mg(1.67mmol)のN−(3−クロロ−フェニル)−4−(N−オキシド− 4−ピリジル)−2−ピリミジンアミンを5mlのアセトニトリル中に懸濁させ、 次いで0.42ml(4.5ml)塩化のジメチル カルバモイルおよび0.56ml(4.5mmol) のシアン化トリメチルシリルを加える。60゜で14時間撹拌後、反応混合物をRTに 冷却し次いで反応生成物を濾過して単離し次いでジエチルエーテルで洗う。テト ラヒドロフランから晶出により、N−(3−クロロ−フェニル)−4−(2−シ アノ−4−ピリジル)−2−ピリミジンアミンを黄色結晶の形で得る;m.p. 221-222゜,Rf=0.6(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)。 出発物質を次の方法で得る:工程5.1 2.8g(12mmol)の3−クロロ−フェニル−グアニジン ニトラートおよび0.5g (12mmol)の水酸化ナトリウムを、100mlのイソプロパノール中に懸濁させた2.0 g(11.7mmol)の3−ジメチルアミノ−1−(4−ピリジル)−2−プロペン− 1−オン(EP-A-0233461に記載)の懸濁液に添加し次いで反応混合物を5時間煮 沸還流する。冷却後、反応生成物を濾過して単離し、水で洗い次いでクロマトグ ラフィー処理した(テトラヒドロフラン)。晶出(テトラヒドロフラン/ジエチ ルエーテル)後、N−(3−クロロ−フェニル)−4−ピリジル−2−ピリミジ ンアミンを得る;m.p.167-168゜,Rf=0.38(塩化メチレン:メタノール) 。工程5.2 1.0g(3.54mmol)のN−(3−クロロ−フェニル)−4−(ピリジル)−2ピ リミジンアミンを、50mlの塩化メチレン中に懸濁させ、次いで1.1gのm=クロロ 過安息香酸(50%強度)を加える。RTで18時間撹拌後、反応混合物を濾過し、残 留物を酢酸エチル/テトラヒドロフラン(1:1)中に溶解し次いで1N水酸化 ナトリウム溶液および水で抽出する。乾燥有機相を濃縮し次いで残留物をジエチ ルエーテル/テトラヒドロフランから晶出しN−(3−クロロ−フェニル)−4 −(N−オキシド−4−ピリジル)−2−ピリミジンアミンを得る;m.p.26 8-270゜,Rf=0.6(塩化メチレン:メタノール=9:1)。例6 50mg(0.16mmo1)のN−(3−クロロ−フェニル)−4−(2−シアノ−4− ピリジル)−2−ピリミジンアミンを、5mlのエタノールおよび5mlの2N水酸 化ナトリウム溶液中60゜で2時間撹拌する。RTに冷却後、生成物を濾過により単 離し次いでエタノール/水(9:1)で洗い次いでHVのもとで50゜で乾燥する。 N−(3−クロロ−フェニル)−4−(2−カルボキシ−4−ピリジル)−2− ピリミジンアミンのNa塩を得る;m.p.>250゜,Rf=<0.1(塩化メチレン :メタノール=9:1)。例7 50mg(0.16mmol)のN−(3−クロロ−フェニル)−4−(2−シアノ−4− ピリジル)−2−ピリミジンアミンを、2m1のメタノール中に懸濁させる。0.58 m1の過酸化水素(30%強度)、0.16mlの1−ヘキサンおよび11mgの炭酸ナトリウ ムを加え次いで反応混合物をRTで14時問撹拌する。生成物を濾過により単離し、 洗い(メタノール:水=1:1)次いでHVのもと50゜で乾燥する。N−(3−ク ロロ−フェニル)−4−(2−カルバモイル−4−ピリジル)−2−ピリミジン アミンを黄色粉末の形で得る;m.p.245-247゜,Rf=0.23(n−ヘキサン: 酢酸エチル=1:1)。例8 100mg(0.293mmol)のN−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−4−(2 −シアノ−4−ピリジル)−2−ピリミジンアミンを、4mlのメタノールに懸濁 させる。1.1mlの過酸化水素(30%)、0.32mlの1−ヘキセンおよび22mgの炭酸 ナトリウムを加え次いで反応混合物をRTで16時間撹拌する。生成物を濾過により 単離し次いで洗い(メタノール/水)N−(3−トリフルオロメチル−フェニル )−4−(2−カルバモイル−4−ピリジル)−2−ピリミジンアミンを得る; m.p.240-242゜,FAB-MS:360(M++H+)。例9 前記の方法と類似の方法でそして生成物の自体公知の簡易な変換反応により、 次の化合物を調製する: a)N−(3−クロロ−フェニル)−4−(2−n−プロピルアミノ−4−ピリ ジル)−2−ピリミジンアミン、 b)N−(3−クロロ−フェニル)−4−(2−アミノ−4−ピリジル)−2− ピリミジンアミン、 c)N−(3−クロロ−フェニル)−4−(2−ヒドロキシ−4−ピリジル)− 2−ピリミジンアミンおよび d)N−(3−クロロ−フェニル)−4−(2−メトキシ−4−ピリジル)−2 −ピリミジンアミン。例10 300mg(0.95mmol)のN−(3−クロロフェニル)−4−(2−クロロ−4− ピリジル)−2−ピリミジンアミン(例1参照)、 5.3mlの1,3−プロパノールおよび3.0mlのジメチルホルムアミドを105℃で43 時間撹拌する。濃縮し次いで繰り返しクロマトグラフィー法(塩化メチレン:メ タノール=98:2)の後、N−(3−クロロ−フェニル)−4−(2−ジメチル アミノ−4−ピリジル)−2−ピリミジンアミンを得る;m.p.176-178゜,F AB-MS:326(M++H)。例11 14.5g(53.7mmol)の3−エトキシカルボニル−フェニル−グアニジン ニト ラート、11.3g(53.7mmo1)の3−ジメチルアミノ−1−(2−クロロ−4−ピ リミジル)−2−プロベン−1−オンおよび2.4g(60mmol)の水酸化ナトリウム を、150mlのイソブタノール中110℃で14時間撹拌する。冷却後、各々100mlのエ タノールで2回洗いそして晶出(テトラヒドロフラン/エタノール)後、N−〔 3−エトキシカルボニル−フェニル〕−4−(2−クロロ−4−ピリジル)−2 −ピリミジンアミンを得る;m.p.149ー150゜,FAB-MS:355(M++H)。例12 N−〔3−イソプロポキシ−フェニル〕−4−(2−クロロ−4−ピリミジン アミンを例11の副生成物として単離する;m.p.130-131゜,FAB-MS:383(M+ +H)。例13 9.4g(26.5mmol)のN−〔3−エトキシカルボニル−フェニル〕−4−(2− クロロ−4−ピリジル)−2−ピリミジンアミン(例11参照)および50mlの2N 水酸化ナトリウム溶液を、300mlのエタノール中1時間煮沸還流する。RTに冷却 後、反応混合物を酸性化し(4N塩酸)次いで反応生成物を濾過して単離する。 HVのもと50゜で乾燥後、レモン−黄色結晶のN−〔3−カルボキシ−フェニル 〕−4−(2−クロロ−4−ピリジル)−2−ピリミジンアミンを得る;m.p .267-268゜,FAB-MS:327(M++H)。例14 例1に準じて、100mg(0.32mmol)のN−〔3−クロロ−フェニル〕−4−( 2−クロロ−4−ピリジル)−2−ピリミジンアミンおよび3ml(29.9mmol)の n−1−ブチルアミンから、N−〔3−クロロ−フェニル〕−4−(2−(n− 1−ブチルアミノ)−4−ピリジル)−2−ビリミジンアミンを得る;m.p. 151-158゜,FAB-MS:354(M++H)。例15 各々が、20mgの活性成分、例えば例1−14で記載した式Iの化合物の一つを含 んでなる錠剤を、常法で次の組成をもって製造する:組成 : 活性成分 20mg 小麦デンプン 60mg ラクトース 50mg コロイドシリカ 5mg タルク 9mg ステアリン酸マグネシウム 1mg 145mg調製 活性成分を小麦デンプンの部分、ラクトース、およびコロイドシリカを混合し 、次いで混合物を強制的に篩を通す。更に小麦のデンプン部分を水浴上で5倍量 の水でペーストにし次いで粉末混合物を、わずかに塑性素材が形成されるまでペ ーストと共に混練する。 塑性素材を約3mmメッシュサイズの篩を加圧通過させそして乾燥し、次いで得 られた乾燥顆粒を再び篩を強制的に通す。残りの小麦 デンプン、タルクおよびステアリン酸マグネシウムを混合し次いで混合物を加圧 し、各々重量145mgを有しそして切断刻み目を有する錠剤を形成する。例16 10mgの活性成分、例えば例1−14で記載した式Iの化合物の一種を各々含んで なるカプセル剤を次の如く常法により製造する:組成 : 活性成分 2500mg タルク 200mg コロイドシリカ 50mg調製 活性成分をタルクおよびコロイドシリカと密に混合し、次いで混合物を0.5mm のメッシュサイズの篩を強制的に通し次いで11mg部分を適当な寸法の硬ゼラチン カプセル内に導入する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C07D 417/04 239 7602−4C (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,E E,FI,GE,HU,JP,KG,KP,KR,KZ ,LK,LR,LT,LV,MD,MG,MN,NO, NZ,PL,RO,RU,SI,SK,TJ,TT,U A,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.次式I: (式中、R1は置換環式基であり、この環式基は各々の場合において環状炭素原 子に結合しておりそしてフェニル、ピリジル、ピラジニル、チアゾリル、ピリミ ジニル、ピリダジニルおよびイミダゾリルから選ばれ、そして前記環式基の置換 基は、基ハロゲン、シアノ、カルバモイル、−C(=O)−OR3,−C(=O) −R4,−SO2−N(R5)−R6,−N(R7)−R8,−OR9およびフッ素−置 換低級アルキルの1個又はそれ以上から選ばれ、ここにおいてR3,R4,R5, R6,R7,R8およびR9は互いに独立に水素又は未置換であるか又はモノ−もし くはジ−低級アルキルアミノにより置換された低級アルキルであり;そして R2はハロゲン、シアノ、カルバモイル、−C(=O)−OR10,−C(=O) −R11,−SO2−N(R12)−R13,−N(R14)−R15,−OR16およびフッ素 −置換低級アルキルから選ばれ、ここにおいてR10,R11,R12,R13,R14, R15およびR16は各々互いに独立に水素、又は未置換であるか又はモノ−もしく はジ−低級アルキルアミノにより置換された低級アルキルである) で表わされるN−フェニル−2−ピリミジンアミン誘導体又は少なくとも1個 の塩形成基を有するそのような化合物の塩。 2.式I(式中、R1は環状炭素原子に結合した置換ピリジルで あり、前記ピリジル基の置換基はハロゲン、シアノ、カルバモイル、−C(=O )−OR3,−N(R7)−R8および−OR9から選ばれ、ここにおいて、R3,R7, R8およびR9は互いに独立に水素、又は低級アルキルであり;そしてR2はハロ ゲン、−C(=O)−OR10(式中、R10は水素又は低級アルキルである)および フッ素置換低級アルキルから選ばれる)の請求の範囲第1項記載の化合物又は少 なくとも1個の塩形成基を有するそのような化合物の塩。 3.式I(式中、R1はハロゲン、シアノ、カルボキシ、カルバモイル、ヒド ロキシにより又はN−低級アルキル−アミノにより置換されたピリジル基であり 、そしてR2はハロゲン又はフッ素置換低級アルキルである)の請求の範囲第1 項記載の化合物又はその塩。 4.式I(式中、R1はピリジン窒素に関し2位において塩素、シアノ、カル ボキシ、カルバモイル、ヒドロキシにより又はN−プロピル−アミノにより置換 された4−ピリジル基でありそしてR2は塩素又はトリフルオロメチルである) の請求の範囲第1項記載の化合物又はその塩。 5.式I(式中、R1はピリジン窒素に関して2位において塩素、シアノ、カ ルボキシ、カルバモイル、ヒドロキシ、アミノ、N−プロピルアミノ、N,N− ジメチルアミノにより又はN−ブチルアミノにより置換された4−ピリジル基で ありそしてR2は塩素、トリフルオロメチル、カルボキシ又は低級アルコキシカ ルボニルである)の請求の範囲第1項記載の化合物又はその塩。 6.N−(3−クロロ−フェニル)−4−(2−クロロ−4−ピリジル)−2 −ピリミジンアミン、 N−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−4−(2−クロロ−4−ピリジ ル)−2−ピリミジンアミン、 N−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−4−(2−シアノ−4−ピリジ ル)−2−ピリミジンアミン、 N−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−4−(2−カルボキシ−4−ピ リジル)−2−ピリミジンアミン、 N−(3−クロロ−フェニル)−4−(2−シアノ−4−ピリジル)−2−ピ リミジンアミン、 N−(3−クロロ−フェニル)−4−(2−カルボキシ−4−ピリジル)−2 −ピリミジンアミン、 N−(3−クロロ−フェニル)−4−(2−カルバモイル−4−ピリジル)− 2−ピリミジンアミン、 N−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−4−(2−カルバモイル−4− ピリジル)−2−ピリミジンアミン、 N−(3−クロロ−フェニル)−4−(2−n−プロピルアミノ−4−ピリジ ル)−2−ピリミジンアミン、 N−(3−クロロ−フェニル)−4−(2−アミノ−4−ピリジル)−2−ピ リミジンアミン、 N−(3−クロロ−フェニル)−4−(2−ヒドロキシ−4−ピリジル)−2 −ピリミジンアミン、 N−(3−クロロ−フェニル)−4−(2−メトキシ−4−ピリジル)−2− ピリミジンアミン、 N−(3−クロロ−フェニル)−4−(2−ジメチルアミノ−4−ピリジル) −2−ピリミジンアミン、 N−〔3−エトキシカルボニル−フェニル〕−4−(2−クロロ−4−ピリジ ル)−2−ピリミジンアミン、 N−〔3−イソプロポキシカルボニル−フェニル〕−4−(2−クロロ−4− ピリジル)−2−ピリミジンアミン、 N−〔3−カルボキシ−フェニル〕−4−(2−クロロ−4−ピ リジル)−2−ピリミジンアミンおよび N−〔3−クロロ−フェニル〕−4−〔2−(n−1−ブチルアミノ)−4− ピリジル〕−2−ピリミジンアミンからおよび少なくとも1個の塩形成基を有す るそのような化合物の医薬として許容され得る塩から選ばれる、請求の範囲第1 項記載の式Iの化合物又は少なくとも1個の塩形成基を有するそのような化合物 の医薬として許容され得る塩。 7.ヒト又は動物体の治療のための方法において使用するための請求の範囲第 1〜6項のいずれか1項に記載の式Iの化合物又は少なくとも1個の塩形成基を 有するそのような化合物の医薬として許容し得る塩。 8.請求の範囲第1〜6項のいずれか1項に記載の式Iの化合物又は少なくと も1個の塩形成基を有するそのような化合物の医薬として許容し得る塩並びに医 薬担体を含んでなる医薬組成物。 9.腫瘍に対して有効な用量の請求の範囲第1〜6項のいずれか1項に記載の 式Iの化合物又は少なくとも1個の塩形成基を有するそのような化合物の医薬と して許容し得る塩並びに医薬担体を含んでなる、温血動物において腫瘍の治療の ための医薬組成物。 10.腫瘍の治療において使用するための医薬組成物の調製に対する、請求の範 囲第1〜6項のいずれか1項に記載の式Iの化合物又は少なくとも1個の塩形成 基を有するそのような化合物の医薬として許容し得る塩の使用。 11.腫瘍の治療のための請求の範囲第1〜6項のいずれか1項に記載の式Iの 化合物又は少なくとも1個の塩形成基を有するそのような化合物の医薬として許 容し得る塩の使用。 12.ヒトを含む温血動物の治療方法であって、腫瘍疾患を煩うそのような温血 動物に対し、腫瘍に対し有効な用量の請求の範囲第1 〜6項のいずれか1項に記載の式Iの化合物又は少なくとも1個の塩形成基を有 するそのような塩の医薬として許容し得る塩を投与することを含んでなる、前記 方法。 13.次式I: (式中、R1は置換環式基であり、この環式基は各々の場合において環状炭素原 子に結合しておりそしてフェニル、ピリジル、ピラジニル、チアゾリル、ピリミ ジニル、ピリダジニルおよびイミダゾリルから選ばれ、そして前記環式基の置換 基は、基ハロゲン、シアノ、カルバモイル、−C(=O)−OR3,−C(=O) −R4,−SO2−N(R5)−R6,−N(R7)−R8,−OR9およびフッ素−置換 低級アルキルの1個又はそれ以上から選ばれ、ここにおいてR3,R4,R5,R6 ,R7,R8およびR9は互いに独立に水素又は未置換であるか又はモノ−もしく はジ−低級アルキルアミノにより置換された低級アルキルであり;そして R2はハロゲン、シアノ、カルバモイル、−C(=O)−OR10,−C(=O) −R11,−SO2−N(R12)−R13,−N(R14)−R15,−OR16およびフッ素 −置換低級アルキルから選ばれ、ここにおいてR10,R11,R12,R13,R14, R15,およびR16は各々互いに独立に水素、又は未置換であるか又はモノ−もし くはジ−低級アルキルアミノにより置換された低級アルキルである) で表わされるN−フェニル−2−ピリミジンアミン誘導体又は少なくとも1個 の塩形成基を有するそのような化合物の塩の製造方法 であって、 a)次式II: R1−C(=O)−CH=CH−N(R17)−R18 (II), (式中、R17およびR18は互いに独立に低級アルキルでありそしてR1は先に定 義した意味であり、式IIの化合物内に存在する官能基は、反応に関与する基を除 いて、必要により保護された形にある)の化合物、又はそのような化合物の塩を 、次式III: (式中、R2は先に定義した意味であり、式IIIの化合物内に存在する官能基は、 反応に関与するグアニジノ基を除いて、必要により保護された形にある)の化合 物、又はそのような化合物の塩と反応させ、次いで存在する保護基を除去するか 、又は b)式I(式中、R1はピリジル、ピラジニル、チアゾリル、ピリミジニル、 ピリダジニル又はイミダゾリルであり、これらの各々は式−N(R7)−R8の基 により置換され、そしてR2は前記意味の任意の一つを有する)の化合物の製造 に対し、式I(式中、R1はピリジル、ピラジニル、チアゾリル、ピリミジル、 ピリダジニル又はイミダゾリルであり、これらの各々は脱離基によって置換され ている)の化合物を、次式IV: HN(R7)R8 (IV), (式中、置換基は先に定義された意味と同じであり、式IVの化合物中に存在する 官能基は、反応に関与するアミノ基を除いて、必要により保護された形にある) のアミンと反応させ、次いで存在する保 護基を除去するか、又は c)式I(式中、R1はカルバモイルにより又は式−C(=O)−OR3(式中、 R3は水素である)の基により置換された前記環式基のいずれか一つであり、そ してR2は前記意味のいずれか一つである)の化合物の製造に対し、式I(式中 、R1はシアノにより置換された前記環式基のいずれか一つである)を加水分解 するか、又は d)式I(式中、R1はシアノにより又は−OR9(ここでR9は水素又は低級ア ルキルである)により置換されたピリジル基であり、そしてR2は前記意味のい ずれか一つである)の化合物を製造するため、次式VIII: (式中、R21は環状炭素原子に結合したN−オキシド−ピリジルでありそしてR2 は前記意味のいずれか一つである)のN−オキシド−ピリジル化合物において 、N−オキシド基を脱離基に変え次いで得られた脱離基を、ヒドロキシ、シアノ 又は未置換もしくはハロゲン−置換低級アルコキシを導入する求核剤を用い、ピ リジル窒素に関しo−位において求核置換することにより分子から除去するか、 又は e)式I(式中、R1は塩素によって置換されたピリジル基でありそしてR2は 前記意味のいずれか一つである)の化合物を製造するため、次式VIII: (式中、R21は環状炭素原子に結合したN−オキシド−ピリジルでありそしてR2 は前記意味のいずれか一つである)のN−オキシド−ピリジル化合物を、N− オキシド基に関してo−位において塩素を導入する試剤と反応させ、次いで 所望により、プロセスa−eのいずれか一つに従って得ることのできる式Iの 化合物を、その塩に変換し、又は得られた式Iの化合物の塩を遊離化合物に変換 する、前記製造方法。
JP51057595A 1993-10-01 1994-09-21 薬理活性のピリミジンアミン誘導体およびその製造方法 Expired - Fee Related JP3588116B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH2968/93-9 1993-10-01
CH296893 1993-10-01
CH228094 1994-07-18
CH2280/94-0 1994-07-18
PCT/EP1994/003148 WO1995009851A1 (en) 1993-10-01 1994-09-21 Pharmacologically active pyrimidineamine derivatives and processes for the preparation thereof

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08503970A true JPH08503970A (ja) 1996-04-30
JP3588116B2 JP3588116B2 (ja) 2004-11-10

Family

ID=25690000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51057595A Expired - Fee Related JP3588116B2 (ja) 1993-10-01 1994-09-21 薬理活性のピリミジンアミン誘導体およびその製造方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5705502A (ja)
EP (1) EP0672042B1 (ja)
JP (1) JP3588116B2 (ja)
AT (1) ATE325113T1 (ja)
AU (1) AU693114B2 (ja)
DE (1) DE69434721T2 (ja)
ES (1) ES2262137T3 (ja)
PT (1) PT672042E (ja)
WO (1) WO1995009851A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003532635A (ja) * 2000-02-17 2003-11-05 アムジエン・インコーポレーテツド キナーゼ阻害薬
JP2010538076A (ja) * 2007-09-04 2010-12-09 ザ スクリプス リサーチ インスティチュート タンパク質キナーゼ阻害剤としての置換されたピリミジニル−アミン

Families Citing this family (112)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5916891A (en) 1992-01-13 1999-06-29 Smithkline Beecham Corporation Pyrimidinyl imidazoles
GB9212673D0 (en) * 1992-06-15 1992-07-29 Celltech Ltd Chemical compounds
GB9222253D0 (en) * 1992-10-23 1992-12-09 Celltech Ltd Chemical compounds
GB9304920D0 (en) * 1993-03-10 1993-04-28 Celltech Ltd Chemical compounds
GB9304919D0 (en) * 1993-03-10 1993-04-28 Celltech Ltd Chemical compounds
US5670527A (en) * 1993-07-16 1997-09-23 Smithkline Beecham Corporation Pyridyl imidazole compounds and compositions
EP0738268B1 (en) * 1993-12-22 2004-03-03 Celltech R&D Limited Trisubstituted phenyl derivatives, processes for their preparation and their use as phosphodiesterase (type iv) inhibitors
GB9326600D0 (en) * 1993-12-22 1994-03-02 Celltech Ltd Chemical compounds
US5786354A (en) * 1994-06-21 1998-07-28 Celltech Therapeutics, Limited Tri-substituted phenyl derivatives and processes for their preparation
US6245774B1 (en) 1994-06-21 2001-06-12 Celltech Therapeutics Limited Tri-substituted phenyl or pyridine derivatives
GB9412571D0 (en) 1994-06-22 1994-08-10 Celltech Ltd Chemical compounds
GB9412573D0 (en) * 1994-06-22 1994-08-10 Celltech Ltd Chemical compounds
GB9412672D0 (en) * 1994-06-23 1994-08-10 Celltech Ltd Chemical compounds
US6369068B1 (en) 1995-06-07 2002-04-09 Smithkline Beecham Corporation Amino substituted pyrimidine containing compounds
US5739143A (en) * 1995-06-07 1998-04-14 Smithkline Beecham Corporation Imidazole compounds and compositions
IL118544A (en) * 1995-06-07 2001-08-08 Smithkline Beecham Corp History of imidazole, the process for their preparation and the pharmaceutical preparations containing them
GB9523675D0 (en) * 1995-11-20 1996-01-24 Celltech Therapeutics Ltd Chemical compounds
GB9526246D0 (en) * 1995-12-21 1996-02-21 Celltech Therapeutics Ltd Chemical compounds
GB9526245D0 (en) * 1995-12-21 1996-02-21 Celltech Therapeutics Ltd Chemical compounds
ZA9610687B (en) * 1995-12-22 1997-09-29 Smithkline Beecham Corp Novel synthesis.
US6046208A (en) * 1996-01-11 2000-04-04 Smithkline Beecham Corporation Substituted imidazole compounds
AP9700912A0 (en) 1996-01-11 1997-01-31 Smithkline Beecham Corp Novel cycloalkyl substituted imidazoles
PL187516B1 (pl) * 1996-01-11 2004-07-30 Smithkline Beecham Corp Nowe podstawione pochodne imidazolu, sposób ich wytwarzania oraz kompozycja farmaceutyczna zawierająca te związki
ZA97175B (en) * 1996-01-11 1997-11-04 Smithkline Beecham Corp Novel substituted imidazole compounds.
EP0889888A4 (en) * 1996-03-25 2003-01-08 Smithkline Beecham Corp NEW TREATMENT OF LESIONS IN THE CENTRAL NERVOUS SYSTEM
GB9608435D0 (en) * 1996-04-24 1996-06-26 Celltech Therapeutics Ltd Chemical compounds
US6377978B1 (en) 1996-09-13 2002-04-23 Planetweb, Inc. Dynamic downloading of hypertext electronic mail messages
US6584498B2 (en) 1996-09-13 2003-06-24 Planet Web, Inc. Dynamic preloading of web pages
GB9619284D0 (en) * 1996-09-16 1996-10-30 Celltech Therapeutics Ltd Chemical compounds
GB9622363D0 (en) * 1996-10-28 1997-01-08 Celltech Therapeutics Ltd Chemical compounds
GB9625184D0 (en) * 1996-12-04 1997-01-22 Celltech Therapeutics Ltd Chemical compounds
EP0946523A1 (en) 1996-12-23 1999-10-06 Celltech Therapeutics Limited Fused polycyclic 2-aminopyrimidine derivatives, their preparation and their use as protein tyrosine kinase inhibitors
US5929076A (en) * 1997-01-10 1999-07-27 Smithkline Beecham Corporation Cycloalkyl substituted imidazoles
GB9705361D0 (en) 1997-03-14 1997-04-30 Celltech Therapeutics Ltd Chemical compounds
AU7966198A (en) 1997-06-13 1998-12-30 Smithkline Beecham Corporation Novel pyrazole and pyrazoline substituted compounds
GB9713087D0 (en) * 1997-06-20 1997-08-27 Celltech Therapeutics Ltd Chemical compounds
US7325077B1 (en) * 1997-08-21 2008-01-29 Beryl Technical Assays Llc Miniclient for internet appliance
US6044387A (en) * 1997-09-10 2000-03-28 Microsoft Corporation Single command editing of multiple files
AU1924699A (en) 1997-12-19 1999-07-12 Smithkline Beecham Corporation Compounds of heteroaryl substituted imidazole, their pharmaceutical compositionsand uses
PE20000174A1 (es) * 1998-01-12 2000-03-17 Novartis Ag Piridinilpirimidinaminas
US6858617B2 (en) 1998-05-26 2005-02-22 Smithkline Beecham Corporation Substituted imidazole compounds
CA2341370A1 (en) * 1998-08-20 2000-03-02 Smithkline Beecham Corporation Novel substituted triazole compounds
US6632820B1 (en) 1998-08-29 2003-10-14 Astrazeneca Ab Pyrimidine compounds
ATE342892T1 (de) 1998-08-29 2006-11-15 Astrazeneca Ab Pyrimidine verbindungen
DE69914357T2 (de) 1998-11-04 2004-11-11 Smithkline Beecham Corp. Pyridin-4-yl oder pyrimidin-4-yl substituierte pyrazine
US6239279B1 (en) 1998-12-16 2001-05-29 Smithkline Beecham Corporation Synthesis for 4-aryl-5-pyrimidine imidazole substituted derivatives
GB9828511D0 (en) 1998-12-24 1999-02-17 Zeneca Ltd Chemical compounds
WO2000040243A1 (en) 1999-01-08 2000-07-13 Smithkline Beecham Corporation Novel compounds
GB9905075D0 (en) 1999-03-06 1999-04-28 Zeneca Ltd Chemical compounds
GB9907658D0 (en) 1999-04-06 1999-05-26 Zeneca Ltd Chemical compounds
WO2001000213A1 (en) 1999-06-30 2001-01-04 Merck & Co., Inc. Src kinase inhibitor compounds
EP1194152A4 (en) 1999-06-30 2002-11-06 Merck & Co Inc Links to SRC kinase inhibition
EP1206260A4 (en) 1999-06-30 2002-10-30 Merck & Co Inc SRC-KINASE INHIBITING COMPOUNDS
GB9919778D0 (en) 1999-08-21 1999-10-27 Zeneca Ltd Chemical compounds
JP2003514900A (ja) 1999-11-23 2003-04-22 スミスクライン・ビーチャム・コーポレイション CSBP/p38キナーゼ阻害剤としての3,4−ジヒドロ−(1H)−キナゾリン−2−オン化合物
EP1233950B1 (en) 1999-11-23 2005-10-05 Smithkline Beecham Corporation 3,4-DIHYDRO-(1H)QUINAZOLIN-2-ONE COMPOUNDS AS CSBP/P39 kINASE INHIBITORS
US6759410B1 (en) 1999-11-23 2004-07-06 Smithline Beecham Corporation 3,4-dihydro-(1H)-quinazolin-2-ones and their use as CSBP/p38 kinase inhibitors
ATE281439T1 (de) 1999-11-23 2004-11-15 Smithkline Beecham Corp 3,4-dihydro-(1h)chinazolin-2-on-verbindungen als csbp/p38-kinase-inhibitoren
GB0004886D0 (en) 2000-03-01 2000-04-19 Astrazeneca Uk Ltd Chemical compounds
GB0004888D0 (en) 2000-03-01 2000-04-19 Astrazeneca Uk Ltd Chemical compounds
GB0004887D0 (en) 2000-03-01 2000-04-19 Astrazeneca Uk Ltd Chemical compounds
GB0004890D0 (en) 2000-03-01 2000-04-19 Astrazeneca Uk Ltd Chemical compounds
US7235551B2 (en) 2000-03-02 2007-06-26 Smithkline Beecham Corporation 1,5-disubstituted-3,4-dihydro-1h-pyrimido[4,5-d]pyrimidin-2-one compounds and their use in treating csbp/p38 kinase mediated diseases
GB0007371D0 (en) 2000-03-28 2000-05-17 Astrazeneca Uk Ltd Chemical compounds
GB0014022D0 (en) * 2000-06-08 2000-08-02 Novartis Ag Organic compounds
GB0016877D0 (en) 2000-07-11 2000-08-30 Astrazeneca Ab Chemical compounds
GB0021726D0 (en) 2000-09-05 2000-10-18 Astrazeneca Ab Chemical compounds
WO2002022605A1 (en) 2000-09-15 2002-03-21 Vertex Pharmaceuticals Incorporated Pyrazole compounds useful as protein kinase inhibitors
US6660731B2 (en) 2000-09-15 2003-12-09 Vertex Pharmaceuticals Incorporated Pyrazole compounds useful as protein kinase inhibitors
US7473691B2 (en) 2000-09-15 2009-01-06 Vertex Pharmaceuticals Incorporated Pyrazole compounds useful as protein kinase inhibitors
US6989385B2 (en) 2000-12-21 2006-01-24 Vertex Pharmaceuticals Incorporated Pyrazole compounds useful as protein kinase inhibitors
GB0100102D0 (en) * 2001-01-03 2001-02-14 Syngenta Participations Ag Organic compounds
GB0103926D0 (en) 2001-02-17 2001-04-04 Astrazeneca Ab Chemical compounds
BR0209774A (pt) 2001-05-29 2004-06-01 Schering Ag Pirimidinas inibidoras de cdk, sua preparação e aplicação como medicamento
GB0113041D0 (en) 2001-05-30 2001-07-18 Astrazeneca Ab Chemical compounds
HUP0402106A3 (en) * 2001-11-01 2009-07-28 Janssen Pharmaceutica Nv Heteroaryl amines as glycogen synthase kinase 3 beta inhibitors, process for their preparation and pharmaceutical compositions containing them
AR038368A1 (es) 2002-02-01 2005-01-12 Novartis Ag Compuestos n-pirimidin-2-il-aminas sustituidas como inhibidores de ige, una composicion farmaceutica y el uso de dichos compuestos para la preparacion de un medicamento
GB0205688D0 (en) 2002-03-09 2002-04-24 Astrazeneca Ab Chemical compounds
US7442697B2 (en) 2002-03-09 2008-10-28 Astrazeneca Ab 4-imidazolyl substituted pyrimidine derivatives with CDK inhibitory activity
GB0205690D0 (en) 2002-03-09 2002-04-24 Astrazeneca Ab Chemical compounds
GB0205693D0 (en) 2002-03-09 2002-04-24 Astrazeneca Ab Chemical compounds
CA2490989A1 (en) * 2002-05-13 2003-11-20 Beth Israel Deaconess Medical Center Methods and compositions for the treatment of graft failure
MY141867A (en) 2002-06-20 2010-07-16 Vertex Pharma Substituted pyrimidines useful as protein kinase inhibitors
ES2278170T3 (es) 2002-07-09 2007-08-01 BOEHRINGER INGELHEIM PHARMA GMBH & CO.KG Composiciones farmaceuticas de anticolinergicos e inhibidores de la quinasa p38 en el tratamiento de enfermedades respiratorias.
CN1319968C (zh) 2002-08-02 2007-06-06 沃泰克斯药物股份有限公司 用作gsk-3的抑制剂的吡唑组合物
AU2003262642B2 (en) 2002-08-14 2010-06-17 Vertex Pharmaceuticals Incorporated Protein kinase inhibitors and uses thereof
AU2003286876A1 (en) 2002-11-01 2004-06-07 Vertex Pharmaceuticals Incorporated Compositions useful as inhibitors of jak and other protein kinases
EP1560824A1 (en) 2002-11-05 2005-08-10 Vertex Pharmaceuticals Incorporated Compounds useful as inhibitors of jak and other protein kinases
GB0307268D0 (en) * 2003-03-28 2003-05-07 Syngenta Ltd Organic compounds
AU2003232650A1 (en) * 2003-05-06 2004-11-26 Il Yang Pharm Co., Ltd. N-phenyl-2-pyrimidine-amine derivatives and process for the preparation thereof
GB0311276D0 (en) 2003-05-16 2003-06-18 Astrazeneca Ab Chemical compounds
GB0311274D0 (en) 2003-05-16 2003-06-18 Astrazeneca Ab Chemical compounds
EP1635815A4 (en) * 2003-06-03 2009-03-25 Beth Israel Hospital METHOD AND COMPOUNDS FOR TREATING TISSUE TESTS
TW200528101A (en) 2004-02-03 2005-09-01 Astrazeneca Ab Chemical compounds
US20060035893A1 (en) 2004-08-07 2006-02-16 Boehringer Ingelheim International Gmbh Pharmaceutical compositions for treatment of respiratory and gastrointestinal disorders
JP2008510766A (ja) * 2004-08-27 2008-04-10 ゲーペーツェー ビオテック アーゲー ピリミジン誘導体
US8735415B2 (en) 2004-09-09 2014-05-27 Natco Pharma Limited Acid addition salts of (3,5-Bis trifluoromethyl)-N-[4-methyl-3-(4-pyridin-3yl-pyrimidin-2ylamino)-phenyl]-benzamide
AP2470A (en) 2004-09-09 2012-09-17 Natco Pharma Ltd Novel phenylaminopyrimidine derivatives as inhibitors of BCR-ABL kinase
PE20060777A1 (es) 2004-12-24 2006-10-06 Boehringer Ingelheim Int Derivados de indolinona para el tratamiento o la prevencion de enfermedades fibroticas
AR056556A1 (es) 2005-09-30 2007-10-10 Astrazeneca Ab Imidazo(1,2-a)piridina con actividad antiproliferacion celular
MX2008005814A (es) 2005-11-03 2008-10-15 Vertex Pharma Aminopirimidinas utiles como inhibidores de cinasa.
JP5389785B2 (ja) 2007-05-02 2014-01-15 バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド キナーゼ阻害剤として有用なチアゾールおよびピラゾール
CN101687839A (zh) * 2007-05-16 2010-03-31 拜尔农科股份有限公司 杀真菌剂苯基-嘧啶基-氨基衍生物
EP1992344A1 (en) 2007-05-18 2008-11-19 Institut Curie P38 alpha as a therapeutic target in pathologies linked to FGFR3 mutation
NZ582879A (en) 2007-07-31 2012-03-30 Vertex Pharma Process for preparing 5-fluoro-1h-pyrazolo [3, 4-b] pyridin-3-amine and derivatives thereof
MX2011002312A (es) 2008-09-03 2011-04-26 Vertex Pharma Co-cristales y formulaciones farmaceuticas que comprenden los mismos.
AU2011303597A1 (en) * 2010-09-17 2013-04-11 Purdue Pharma L.P. Pyridine compounds and the uses thereof
EP2681215B1 (en) 2011-02-28 2015-04-22 Array Biopharma, Inc. Serine/threonine kinase inhibitors
US9187462B2 (en) 2011-08-04 2015-11-17 Array Biopharma Inc. Substituted quinazolines as serine/threonine kinase inhibitors
RU2486180C1 (ru) * 2011-11-02 2013-06-27 Общество с ограниченной ответственностью "ТехноХим" (ООО "ТехноХим") Способ получения 2-ариламино-4-гетарилпиримидинов
DK2820009T3 (en) 2012-03-01 2018-04-16 Array Biopharma Inc Serine / threonine kinase inhibitors
TW201408658A (zh) 2012-08-27 2014-03-01 Array Biopharma Inc 絲胺酸/酥胺酸激酶抑制劑

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2087056T3 (es) * 1986-01-13 1996-07-16 American Cyanamid Co 2-pirimidinaminas sustituidas en las posiciones 4, 5 y 6.
US4966622A (en) * 1988-04-12 1990-10-30 Ciba-Geigy Corporation N-phenyl-N-pyrimidin-2-ylureas
TW225528B (ja) * 1992-04-03 1994-06-21 Ciba Geigy Ag
WO1995009847A1 (en) * 1993-10-01 1995-04-13 Ciba-Geigy Ag Pyrimidineamine derivatives and processes for the preparation thereof

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003532635A (ja) * 2000-02-17 2003-11-05 アムジエン・インコーポレーテツド キナーゼ阻害薬
JP2010538076A (ja) * 2007-09-04 2010-12-09 ザ スクリプス リサーチ インスティチュート タンパク質キナーゼ阻害剤としての置換されたピリミジニル−アミン
JP2015007102A (ja) * 2007-09-04 2015-01-15 ザ スクリプス リサーチ インスティテュート タンパク質キナーゼ阻害剤としての置換されたピリミジニル−アミン
US9018205B2 (en) 2007-09-04 2015-04-28 The Scripps Research Institute Substituted pyrimidinyl-amines as protein kinase inhibitors

Also Published As

Publication number Publication date
EP0672042B1 (en) 2006-05-03
WO1995009851A1 (en) 1995-04-13
ES2262137T3 (es) 2006-11-16
ATE325113T1 (de) 2006-06-15
PT672042E (pt) 2006-08-31
AU693114B2 (en) 1998-06-25
JP3588116B2 (ja) 2004-11-10
US5705502A (en) 1998-01-06
DE69434721D1 (de) 2006-06-08
DE69434721T2 (de) 2006-11-09
EP0672042A1 (en) 1995-09-20
AU7783394A (en) 1995-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3588116B2 (ja) 薬理活性のピリミジンアミン誘導体およびその製造方法
US5612340A (en) Pyrimidineamine derivatives and processes for the preparation thereof
KR100330553B1 (ko) 약물학적활성피리딘유도체및그의제조방법
KR100261366B1 (ko) 피리미딘유도체,이의제조방법및이를 포함하는 약제학적조성물
US5521184A (en) Pyrimidine derivatives and processes for the preparation thereof
JPH08504834A (ja) 更に付け加えられたピリミジン誘導体およびそれらの製法
CA2149147C (en) Pharmacologically active pyrimidineamine derivatives and processes for the preparation thereof
TW378208B (en) Pharmacologically active N-phenyl-4-(4-pyridyl)-2-pyrimidineamine derivatives

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040713

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040812

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080820

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080820

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090820

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees