JPH08504344A - 患者モニタ装置のためのデータ収録ポッド装置 - Google Patents
患者モニタ装置のためのデータ収録ポッド装置Info
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- JPH08504344A JPH08504344A JP6514250A JP51425094A JPH08504344A JP H08504344 A JPH08504344 A JP H08504344A JP 6514250 A JP6514250 A JP 6514250A JP 51425094 A JP51425094 A JP 51425094A JP H08504344 A JPH08504344 A JP H08504344A
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Abstract
(57)【要約】
表示装置を含む装置において用いることが適切な、内蔵型の、独立的に位置決めできるデータ収録ポッドが開示される。このポッドは、患者に結合された複数のセンサを用いて医療患者の状態を表す複数のアナログデータ信号を収集する。データ収録ポッドは複数のセンサからのアナログデータ信号を受け取るための複数の線を含んでいる。アナログ信号はフィルタされ、そして増幅され、そして次にマルチプレクサがアナログ信号を組み合わせる。組み合わせられた信号は、アナログ信号からディジタル信号へと変換される。データ収録ポッドは、表示装置に多重化された出力信号を提供するために表示装置に選択的に結合される。ポッドと患者との間の信号パスは、アナログ信号における、RF妨害を減少させるため、ポッドと表示装置の間の信号パスよりも実質的に短くされる。アナログ信号は、患者の心電図(ECG)信号および、血中酸素飽和および温度または心臓出力のいずれか1つを表す信号を含んでいる。脳波(EEG)、血圧、血中酸素部分圧力および血中二酸化炭素部分圧力を表すデータもまた収集できる。波形を表示させるために、表示装置を初期状態にするため、ポッド上に初期スイッチが設けられる。
Description
【発明の詳細な説明】
患者モニタ装置のためのデータ収録ポッド装置
発明の背景 本発明の分野
本発明は、医療用装置、そして特定化すれば患者に関する医療データを収集し
、蓄積し、そして表示するための患者モニタ装置に関する。従来技術の説明
病院および他のヘルスケア環境においては、患者からの医療データの変化を連
続的に収集し、そして分析することがしばしば必要となる。それらのデータには
、心電図信号、体温、血圧、呼吸、脈拍および他のモニタされるべき生命信号が
含まれる。
関連する技術におけるモニタ装置は、標準的には2つの総体的カテゴリのうち
のどちらか一方に属するものであって、その1つはマルチ機能の監視、記録およ
び表示装置であって、これは必要なデータのすべてを処理し、そして収集するも
のであるが、しかしこれらは大きくそして運搬が難しい、そして他は運搬が容易
な小さい、携帯可能な装置であるがしかし、より少ない形式のデータを処理し、
そして収集するものであり、そして制限された蓄積容量を有している。(たとえ
ば
救急車または緊急処置室における)初期時点には、患者には簡単な、携帯可能な
モニタが接続されて、EKGまたは非侵入血圧のような、限られた数の医療用特
性が観察される。患者が(たとえば集中治療室または手術室のような)より高度
な治療施設に移るに従い、それらの簡単なモニタを強化して付加的なパラメータ
も観察することが望ましい、一般的には、このことは患者から簡単なモニタを外
し、そして患者により大きな能力を持つモニタ装置を接続する事によって行われ
る。
データ収集および表示の連続性に関する必要は、緊急事態において最も強く求
められる。病院職員は、付加的なパラメータをモニタすることを、観察されてい
るパラメータの選択を変えることを、または患者の履歴から付加的なデータを取
り戻すことを望む。同時に、患者が別の治療室に移動させられるかもしれない、
非常事態においては、患者がベッドから手術室または集中治療室に移送されるス
ピードが、実質的に患者の生死を分ける強い影響を与えるものである。病院職員
は、装置に機能を迅速に付け加えて、そして別の治療室に行くことを可能にする
必要がある。
モニタ装置の設計における2つの重要な配慮は、装置の構成変更の容易さおよ
び速度である。特に、移送の直前に患者にセンサを接続するか、またはそれらを
取り外すことや、あるいはクリティカルな処理の管理
は望ましいものではない。カダヒー他による米国特許第4,715,385号お
よび第4,895,385号は、固定された場所の表示ユニットおよび携帯でき
る表示ユニットを含むモニタ装置を説明している。ディジタル収録および処理モ
ジュール(DAPM)は、患者に取り付けられたセンサからのデータを受け取り、そ
してそのデータを固定された、および携帯できる表示ユニットの一方または両方
に提供する。DAPMは患者移送の間患者に取り付けられたままであり、移送に先だ
って患者から邪魔な装置を取り外したり、移送の後に装置を再接続する必要は排
除されている。通常は、DAPMは患者のベッドの近くに設けられたベッドサイド表
示ユニット内に挿入されている。ベッドサイド表示への電気的接続は、DAPMがベ
ッドサイド表示内に挿入された時に形成されている。
患者を移送する必要が生じたとき、以下の2つの構成変更ステップが実行され
る。最初にDAPMがケーブルを取り付けることによって携帯できる表示に接続され
、そして次にこれをベッドサイド表示ユニットから取り外すことによって、ベッ
ドサイド表示から接続外しされる。いったんDAPMがベッドサイド表示から接続外
しされると、携帯可能な表示およびDAPMを含む可搬形モニタ装置が形成される。
ベッドサイドモニタにDAPMを取り付けるために、ベッドサイド表示ユニットに達
するようセンサとDAPMとの間には充分なケーブル長が設
けられる。
ベッドサイドモニタ内にDAPMを挿入するために、患者からDAPMまでアナログデ
ータ信号を伝達する線は、患者からベッドサイドモニタに達するよう充分長くさ
れる。このケーブル長は、アナログ信号間の望ましくない干渉を生じさせ、そし
てたとえば、外部源からの無線周波数干渉(RFI)による雑音によってアナログ
信号を劣化させる恐れがある。
さらに、カダヒー他によるディジタル収録および処理モジュールの装置は、固
定されたパラメータ構成を持っており、そして患者の状態の変化によって必要と
されるパラメータが変化するならば、ディジタル収録および処理モジュールが接
続外しされねばならず、そしてモニタされる必要のある新しいパラメータを含む
異なるモジュールが接続されなくてはならない。この処理は、センサの、そして
患者とモジュールとの間のケーブルの再接続によって時間を消費するだけでなく
、最初の処理モジュールにおいて収録されていた患者のデータが、モジュールが
接続外しされたときに失われてしまうので、データの破壊をも生じさせる。さら
に、カダヒー他の処理モジュールは、大きくそして患者の近くに位置させること
は難しい。加えて、カダヒー他の処理モジュールは、異なる患者のセンサへの拡
張ケーブリングを必要とし、これはさらに複雑さと装置のセットアップ時間を加
えるものとなる。
モニタ構成にセンサを加えるときに遭遇するであろう時間遅延を別にしても、
従来技術による装置はまたケーブル管理に関して必要となる多くの課題を残して
いる。標準的な患者モニタ装置においては、多数のケーブルが患者とモニタとの
間に存在する。従来、モニタされる各パラメータに関して少なくとも1つのケー
ブルが加えられてきた。たとえば、EKGのために5本のケーブルが、心臓出力
のために2本のケーブルが、温度のために2本のケーブルが、そして侵入センサ
を用いる血圧測定のための4本のホースが存在する。このケーブルとホースの配
列は、患者のベッドの周囲を移動する人にとっては妨害となる。ケーブルとホー
スの数がより多くなれば、誰かが偶然にそれらの1つを中断させる危険もより大
きくなる。このことは幾つかの売り主から市販されている従来装置における共通
的な問題である。
従来技術のデータ収録装置の別の特色は、それらがスタンドアロン装置ではな
いことである。1つの例は、シーメンス医療装置社によって製造されているSire
custTMカートリッジ装置である。患者の医療データは1つまたはそれ以上のマル
チパラメータカートリッジによって収集される。データを表示上に表示するため
に、このカートリッジはSIREMTMモジュールボックス内に挿入される。モジュー
ルボックスの大きな寸法は、ボックスをベッド上またはバッドの上方に設けるこ
とを
実際的ではなくさせ、これは標準的にはベッドの横に置かれる必要があり、そし
て患者を取り扱う病院職員の通行を妨害する。ボックスが道をふさぐのみならず
、前に説明したとおりカートリッジと患者との間のケーブルの配列は病院職員の
移動を妨害する。ヒューレットパッカード社のMerlinTM装置およびマルクエット
TRAMTM装置は、同様にデータをベッドサイドモニタ上に表示するためカートリッ
ジをモジュールボックス内に挿入する必要がある。カダヒー特許もまた同様な制
限を有しており、データを表示上に表示するためDAPMは固定された(ベッドサイ
ドの)表示に挿入されなければならない。これらのうちの1つもスタンドアロン
装置ではない。
手術室または集中治療室に運ぶために患者およびモニタ装置を準備する時間を
減少させるため、付加的な単純さが望まれる。収集されたアナログ信号における
雑音およびRFIの減少もまた望まれている。(モジュールボックスを含めた)全
体のデータ収録装置の全体寸法の減少が望まれる。
本発明の概要
本発明は、表示を含む装置において用いることが適切なデータ収録ポッドにお
いて実施される。このポッドは、医療患者に結合された複数のセンサを用いて患
者の状態の少なくとも2つのパラメータを表す複数の
アナログデータ信号を連続的に収集する。データは、データ収録ポッドを用いて
収集されるが、患者は固定されていてもよく、また患者は運搬されても良い。
データ収録ポッドは、複数のセンサからの少なくとも2つの異なるパラメータ
を表す患者データ信号を受け取る。本発明の1つの特色によれば、患者データ信
号はデータ収録ポッド内の回路によって表示装置に伝送されるよう条件づけされ
る。回路は、センサの近くに選択的に設けられる。本発明のべつの特色によれば
、データ収録ポッドは、スタンドアロン装置であり、そして選択的に表示装置に
直接的に結合される。回路は表示装置とは独立して位置決めされる。
図面の簡単な説明
第1図は本発明による2つのデータ収録ポッドを示す透視図であり、
第2図は第1図に示されるようなでた収録ポッドのブロック図であり、
第3a図は第1図に示されたEKGポッドのブロック図であり、
第3b図は、第3a図に示されたEKGの印刷された回路ボードのブロック図であ
り、
第3c図は第3a図に示されたSPO2およびオプト−絶縁印刷された回路ボードの
ブロック図であり、
第4図は第1図に示されている圧力ポッドのブロッ
ク図である。
実施例の説明
第1図は、本発明による2つの例としてのデータ収録ポッド10および30を
含む装置を示している。ポッド10は、EKG電極に結合するための複数の端子1
4および、温度、鼻呼吸または心臓出力熱希釈のような、抵抗センサに結合して
いる複数のマルチ機能端子12とを含んでいる。それらのセンサからのリードは
、複数の受信線16によって端子12に接続される。圧力ポッド30は、(示さ
れていない)圧力トランスジューサからの信号を受け取るための端子23a-23
d、および温度センサからの信号を受け取るための端子24aおよび24bを含ん
でいる。電極および(示されていない)センサは、患者に取り付けられ、そして
患者が固定されているときも、患者が運ばれているときも、患者にそしてポッド
に取り付けられたままである。ポッドは、ベッドサイドテーブル上に置かれるか
または、ベッドに取り付けられるかまたは点滴用ポールに取り付けられることが
できる。
従来技術によって知られているデータ収録カートリッジとは異なり、データ収
録ポッド10および30は前もって構成された、スタンドアロン(内蔵型)の、
マルチパラメータユニットである。前もって構成された装置としてポッド10お
よび30は、センサからの
アナログ圧力信号を受け取り、その信号をフィルタし、それらを単独の多重化さ
れたアナログ信号に組み合わせ、そして単独の信号をアナログ形式からディジタ
ル形式に変換するために必要なすべての電子回路を含んでいる。このディジタル
出力信号は、電線34または(示されていない)(たとえば赤外線の)ワイヤレ
スリンクによって(データ処理機能を含むことができる)表示装置20に直接的
に転送されることができる。(従来技術カートリッジとは異なり)スタンドアロ
ン装置として、ポッド10および30は表示装置への電気的なパスを形成するた
めに大きなボックスまたはラック内にも、表示装置それ自体内に挿入されること
もない。スタンドアロン装置であるため、データ収録ポッドは独立的に位置決め
することができる。第3a図、第3b図、第3c図および第4図を参照しながら以
下に説明されるデータ収録電子回路を用いて、ポッド10および30は患者に接
近した種々の場所に都合良く位置決めできる充分小さなパッケージとして形成さ
れる。多くの医療パラメータが単独のポッドによってモニタされるポッド10お
よび30においては、寸法の節減が全てにわたってより重要な事柄である。
データ収録ポッドは、携帯型表示であっても良い表示20に単独の結合用線1
8によって選択的にそして取り外しできるように結合される。何らかの理由があ
れば、表示20をさらに別の選択された(示されてい
ない)表示に置換する事も望ましく、このことは古い表示から単独の結合用線1
8を取り外し、そして線18を新しい表示に取り付けることによって行われる。
別のデータ収録ポッド30もまた示されている。ポッド30は、血圧または圧力
および温度の両方を表すデータを受け取るように適用される。EKGポッド10お
よび圧力ポッド30の各々が本発明の特色を含むものであっても、それらは第1
図に示されるように1つのデータ収録装置内に互いに他と組み合わせて用いるこ
とができる。ポッド10および30は互いに他に関して、そして表示20に関し
て独立的である。ポッド10および30は患者の近くに都合良く設けることがで
きるように寸法的に充分に小さい。
センサが取り付けられている受信線16に長さによって決められるような、患
者とポッドの間の電気的パスは、実質的にポッドを表示20に結合する結合線1
8または34の長さよりも短い。以下に説明される回路によって構成されるデー
タ収録ポッド10または30は、センサと共に配列される程充分にコンパクトで
ある。EKGポッド10は、患者の近くのベッド上に置かれることが出来、そして
(示されていない)圧力トランスジューサは、それらをポッド30のハウジング
のチャンネル38内に挿入することによってポッド30上に取り付けることがで
きる。
データ収録ポッド10と表示20との間を結合する
データケーブルは、赤外線リンクであるあるような、(示されていない)ワイヤ
レス通信リンクのような、収録されたデータ信号を表示20に通信することので
きるあらゆる方法を含むことを意図している。
第2図は、例として示されるデータ収録ポッド11のブロック図を示している
。ポッド11は、第1図に示されているEKGポッド10および圧力ポッド30の
どちらにも共通な機能を発揮する。ポッド11は、複数のセンサ410a−41
0nからの患者データを受け取る。センサ410a−410nは、患者に取り付け
られたセンサのサブセットであっても良い。これらのセンサは、EKG血圧、脈拍
、温度、EEGまたは他の物理的パラメータを測定する。各入力データ流は、雑音
およびセンサが収録するかもしれない(たとえば無線周波数(RF)歪みのような
)いかなる望ましくない信号を除去するためにフィルタされる。このフィルタさ
れた信号は増幅される。フィルタされた出力信号420a−420dは、単独の信
号を形成するよう組み合わせられる。この組み合わせは、時分割マルチプレクサ
414によって実行される。その代わりに、当業技術者にとっては理解されてい
るように、(たとえば周波数分割多重のような)単独信号を形成するためにデー
タを組み合わせる他の方法も用いられる。組み合わせられた信号は次に、A/Dコ
ンバータ412によってアナログ形式からディジタル形式に変換される。以下の
説
明においては、組み合わせ装置はマルチプレクサとして参照される。A/Dコンバ
ータ412は、表示20への単独のデータ通信結合19を含んでいる。この結合
は、通信用の用途特定集積回路(ASIC)416を通して行われる。ポッド10お
よび30は、第2図において示されるポッド11の全ての機能を含んでいること
ができる。
ポッド11に結合された各センサによって提供されるデータは、それぞれ異な
るレートにおいてサンプルされる。マルチプレクサ414は、クロック信号を提
供するための、そしてそのそれぞれに割り当てられたサンプリングレートに従っ
て少なくとも1つの時間分割の間にそれぞれのセンサに結びついたアナログ信号
をサンプルするために設けられている制御装置430によって制御される。セン
サの出力信号のそれぞれを表すデータは、時分割の一部分の間の単独の時分割多
重された出力信号415に含まれる。この方法において、各々がその望ましいサ
ンプルレートにおいて、全ての信号が単独の線上で運ばれる。
第1図の説明において指摘したように、患者とポッド10との線16は短く、
一方ポッド10と表示20との間の結合線18は長い。この構成は、患者とアナ
ログのフィルタ/増幅器418a-418nとの間のアナログ信号が運ばれる電気
的パスを短くする。増幅に先だって、各信号に加えられる雑音は、増幅よりも前
に信号が運ばれる電気的パスを短くすることによって減少する。さらに患者から
の信号の増幅が実行され、そして患者への結合のインピーダンスが不均衡である
ならば発生し得る、雑音および信号伝達による変化が回避される。信号条件づけ
回路と患者から離れた雑音源との間の容量を減少させることによってEKG回路の
ためのポッド10において電気的な絶縁を設けることにより、干渉がさらに減少
される。
EKG信号をモニタする上で、このことは特に重要である。室内には(照明にま
たは電気的サージの大きなユニットによる)電界傾斜が存在する。もし線16が
極めて長く、そしてポッド10が患者から離れたモニタ20の近くに置かれてい
るならば、この電界傾斜は患者とポッドとの間との電位に著しい差異を生じさせ
得る。電流がポッドと患者との間を流れる。もし電極が等しいインピーダンスを
持っているならば、これは差動増幅器によって除去されるコモンモード電流とな
る。しかし、もし電極抵抗が(普通そうであるように)互いに異なっているなら
ば、電極間には差電圧コンポーネントが存在する。この差電圧は増幅され、そし
てEKG波形における雑音となる。
反対に、この実施例においては、ポッド10は患者に接近して設けられ、そし
て低い容量絶縁がポッド内に設けられており、患者に結合した回路とモニタ20
に結合した回路とを絶縁する。患者とポッド10との
距離を短くすれば、電界傾斜による電位差が小さくなり、そしてそのため非均等
電極インピーダンスによる差電圧雑音コンポーネントが小さくなる。
ポッド10においては、信号は、ポッド11と表示20との間の比較的長い結
合線を通して伝送される前に、A/Dコンバータ412a−412nにおいてディジ
タル形式に変換される。一旦ディジタル形式に変換されると、データは、信号と
RFIとの間のクロストークによる劣化に関して影響を受けにくくなる。
不揮発性メモリ装置432がポッド11内に含まれている。メモリ432は一
般的な電気的に消去可能なプログラム可能な読み出し専用メモリ(EEPROM)であ
っても良い。メモリ432は、患者の統計的データ、センサに関するアラーム限
界、および患者の傾向データを蓄積することができる。それらのデータをポッド
11内に蓄積することによって、(たとえば表示20の代わりに別の表示を用い
るような)機器変換が簡単になる。表示20から他の表示へのデータダウンロー
ドのための時間消費の必要なく、ポッド11が表示20から接続外しされ、そし
て別の表示に再接続できる。
メモリは、(波線で示されているように)ポッド11のハウジングの外側に設
けられた、そしてポッド11に接続されることができる別個のメモリ装置434
であっても良いことは、当業技術者にとっては理解で
きる。メモリ434は選択的にポッド11から取り外しできる。単独のメモリ4
34が、センサ410nおよびフィルタ418nに結合されて示されている。同様
なメモリが各センサに結合されることができる。もし各センサがそれぞれのメモ
リ434を持っているならば、患者が移動するときにメモリ434をセンサに添
付することができるので好都合である。こうして、ある1つの部門が、(たとえ
ばポッドが戻されないと予想される自部門以外の)病院の別の部門に患者と共に
そのポッド11を送ることを望まなければ、メモリ434はポッド11から取り
外され、そして病院の別の部門への移送のために別のポッドに接続する事ができ
る。このことは、選択的にポッド11を表示20に結合させることができるとい
う付加的な素子の柔軟性を提供する。
第3a図は、EKGデータ収録ポッド10を形成する回路を示すブロック図である
。基本的なポッド構成は、3つの印刷配線板(PCB),EKG PCB100、SPO2 P
CB200およびオプト−絶縁パワーボード134、を含んでいる。EKG PCB10
0は、EKGおよび温度信号を受け取り、そして処理するための回路を含んでおり
、ここでは温度信号は呼吸または心臓出力データを代表している。オプト−絶縁
パワーボード134は、電源および、残りのセンサ装置によって用いられるリタ
ーン回路から分離されたEKG PCB100のためのリターン
回路ろを備えることによって、患者の安全を確実にする。SPO2 PCB200は血
液酸素飽和圧力センサからのデータを受け取り、そしてポッド10と表示20と
の間の通信を取り扱う。付加的なPCB280および290は、一方では脳波(EEG
)データを、そして他方では経口酸素および二酸化炭素圧力(TCP O2/CO2)デー
タを、それぞれ収集するために設けることができる。
第3b図は、ポッド10のEKG印刷回路ボードPCB100の機能ブロック図であ
る。EKG PCB100は、5つのEKG電極(102、104、106、108および
110)、2つの心臓出力サーミスタまたは鼻サーミスタ、および2つの体温サ
ーミスタからのデータを受け取り、そして処理するための回路を含んでいる。EK
G PCB100は、それぞれの電極の各々から受け取られたEKG信号を処理するため
のフィルタおよび増幅器(112、114、116、118および120)を含
んでいる。一般的な信号処理アルゴリズムがそれらの電極からの信号に加えられ
るが、それらは当業技術者にとってはよく知られている。
EKGリードが2つの電極間の電圧差を比較することによって形成されることも
、当業技術者にとってよく知られている。5つのフィルタ/増幅器回路(112
、114、116、118および120)からの出力信号は、マルチプレクサ1
22および124内で多重化され、そして差動増幅器128に提供される。この
構
成を用いることによって、5つの電極(102、104、106、108および
110)の選択された7対から7つのEKG信号が得られる。
マルチプレクサ122からの出力信号123は、バッファ126内に蓄積され
、そして遅延された信号127がバッファによって備えられる。マルチプレクサ
122からの出力信号123はまた、差動増幅器128にも提供される。バッフ
ァ126は差動増幅器128によって生じる信号遅延を補償する遅延を提供し、
その結果信号127および129は同じ時間周期の間に収集されたデータを表現
する。差動増幅器は、マルチプレクサ122および124、それぞれからの入力
信号123および125を受け取る。差動増幅器128は、信号123から信号
125を差し引き、2つの電極出力データ信号123、125からEKGリード信
号129を形成する。差動増幅器128からの出力信号129および、バッファ
126からの出力信号127はマルチプレクサ/アナログ−ディジタル(A/D)
コンバータ130に提供される。
マルチプレクサ122もまた、温度センサ150、152、154および15
6からの入力信号を受け取る。センサ150および152は、2組の体温データ
または1組の体温データと1組の鼻呼吸データを収集する事ができる。もし呼吸
データが望まれるのであれば、センサ152は、気道を出入りする空気の温度変
化に応答する、鼻または口に置かれた迅速に応答する温度センサとする事ができ
る。こうして、吸入された、そして排気された空気の間の温度の差による鼻通過
温度における変化が測定される。センサ150および152から収集されたデー
タは、それぞれ一般的なフィルタ装置160および162によってフィルタされ
る。
第1図の説明において、指摘されたように、端子12は温度、鼻呼吸、または
心臓出力を表すデータを受け取ることができる。第3b図は、第1図の実施例の
変形を示しており、ここでは分離された端子12a−12dが2組のセンサ、温度
150、152および心臓出力または鼻呼吸のいずれかである154、156、
からのデータを受け取る。付加的端子が温度、呼吸および心臓出力データの同時
収集のために設けられるような、さらに別の変形が可能であることは理解できる
。
センサ154および156はエドワード型カテーテル内に設けられ、そして熱
希釈方法を用いて心臓出力データを提供する。(示されていない)エドワード型
カテーテルは、冠状動脈内に冷却されたまたは室温の、いずれかの水を注入して
使用される。センサ154および156を校正するために、エドワード校正抵抗
器180もまた(示されていない)カテーテルプローブ内に設けられる。下流血
液温度および注入温度が測定
される。心臓出力の測定で得られたそれらの比較は、当業技術者にとってはよく
知られている。
それぞれのフィルタ160および162からの出力信号161および163は
、マルチプレクサ168に提供され、これはそれら信号の互いに時分割多重を行
う。マルチプレクサ168からの出力信号169は次に、増幅器172に提供さ
れる。同様に、フィルタ164および166からの心臓出力信号が校正信号と共
に多重化される。マルチプレクサ170の出力信号171は増幅器174に提供
される。増幅された信号173および175は、互いに時分割多重され、そして
マルチプレクサ122に提供される。
EKG新Bぞう出力、温度および鼻呼吸センサからの測定値を取り扱うために、
マルチプレクサ122、124および176はそのそれぞれのサンプルレートに
従って各センサからの信号をサンプルするよう制御される。たとえば、EKGチャ
ンネルは、心臓出力のために用いられるレートの100倍でサンプルされる。
マルチプレクサを制御するために用いられる制御およびクロック信号133は
、EKG通信用用途特定集積回路(ASIC)132を通して提供される。EKG通信用AS
IC132は、EKG PCB100とオプト−絶縁パワーPCB134との間にデータ転送
させる。オプト−絶縁パワーPCB134は、第3c図に示されるようにEKG/呼吸回
路とSPO2 PCB200との間に5000ボルトの電気
的絶縁を維持することによって患者を保護する。同時に、SPO2 PCBを通して携
帯可能な表示20とEKG PCBとの間で電源およびデータの転送することによって
ハードウェア効率が得られる。ラインレシーバ144、ラインドライバ146お
よび直流電源148の、表示20への接続は、EKGリターン136および表示2
0のメインエンクロージャの両方から絶縁されている分離されたリターンを共有
する。
第3c図は、SPO2 PCB200を示すブロック図である。SPO2 PCBは、たとえ
ばネルコール社によって製造されたような市場で入手できるセンサである、SPO
2センサ250からのデータを受け取り、そして処理するための回路を含んでい
る。SPO2センサ250は、2つの発光ダイオード(LED)252および254を
含んでおり、それらは(たとえば耳たぶ、指先、またはつま先のような)患者の
体の一部をそれぞれ光線が通過するよう赤色光及び赤外光線を発散する。フォト
ダイオード260は、患者の組織の中を通過下周波数の帯域において特に光線の
量を測定し、そして患者の血液における酸素の相対的な飽和を表す信号を提供す
る。
LED252および254を駆動する入力信号は、SPO2 PCB200上のアナログ
mux210によって提供される。2.5ボルトの基準入力信号が、DAC216によ
ってアナログ信号に変換され、そして電圧−電流コ
ンバータ212によって既知の電流レベルに変換される。コンバータ212は、
アナログmux210への入力信号を提供する。2.5ボルト入力信号の極性は、
それぞれのLED252および254を交互的に活性させるため正および負の間で
切り替えられる。
フォトダイオード252および254によって提供された照明に応答してフォ
トダイオード260において発生された電流信号は、電流−電圧コンバータ21
8によって電圧信号219に変換される。この電圧信号219は、周囲の光線に
よる信号のコンポーネントをキャンセルするためにフィルタ220を通過する。
残りの信号221は次に、それぞれのフィルタ224および226によって処理
される信号の赤色および赤外コンポーネントを分離するために、mux214と同
期しているデマルチプレクサを通るよう供給される。
センサ入力信号の多重化およびセンサ出力信号の多重復調は、SPO2 PCB20
0の設計にかなりの柔軟性を提供する。コントローラ215はマルチプレクサ2
14およびデマルチプレクサ222の動作と同期しており、その結果デマルチプ
レクサ222はマルチプレクサ214が信号213を伝送したのと同じレートで
信号221をサンプルする。しかし、このサンプルレートは、PCB200内の残
りのコンポーネントとは異なるかもしれない。この方法によって、リターンされ
た信号223および225のサンプルレートは、入力
信号赤色、R、および赤外線、IRのサンプルレートとは異なることができる。
多重復調された赤色223および赤外線225のデータ信号は、それぞれのフ
ィルタ224および226、そして増幅器228および230によって処理され
る。増幅器228からの出力信号229は、基準抵抗器256からの赤色基準校
正信号257と多重化される。多重化された赤色信号233および増幅された赤
外線信号231は、それぞれのA/Dコンバータ234および236によってディ
ジタル形式に変換される。赤色235および赤外線237ディジタル出力信号は
、表示20への伝送のためポッド通信用ASIC238に提供される。
オプト−電源ボード134は、EKG回路と残りのセンサおよび回路との間に任
意の絶縁を提供する。ラインレシーバ144およびオプト−絶縁136によって
、コマンドが表示20からEKG PCB100に送られる。オプト−絶縁138およ
びラインドライバ146によって、データがEKG PCB100から表示20に戻さ
れ、その結果、EKGリターンは表示グランドパスから絶縁される。絶縁電源14
0によって電源が表示20からEKG PCB100に転送される。EKG同期信号ESYNC
は、絶縁電源140を通して提供される。SPO2 PCB200のコンポーネントは
、直接的にラインレシーバ144を通して(第2図に示されている)表示20か
らの
コマンドを受け取る。SPO2 PCB200は、直接的に直接的にラインドライバ1
46を通して表示20にデータを伝送する。直流電力は、表示20から直接的に
供給される。同様に、(EKG同期信号ESYNCとは別に)同期信号SSYNCがSPO2 PCB
200に提供される。
第3a図に示されたように、EEG PCB280のための付加的な電極から、または
経口酸素および二酸化炭素PCB290からデータを受け取るために付加的なセン
サがデータ収録ポッド10に加えられる。それらのPCB280および290の各
々は、ポッド通信用ASIC238への単独の時分割多重化(TDM)ディジタルデー
タ出力信号を提供するために、フィルタ、増幅器、A/Dコンバータおよびマルチ
プレクサを含んでいる。EEGPCB回路280は、EKG PCB 100と同じオプト−絶
縁回路および絶縁電源を用いる。TCP O2/CO2 PCB290回路は、SPO2PCB20
0とリターン、電力および同期信号を共有する。
EEG PCB280の構成は、第2図におけるポッド11に関して示されたのと同
様であるが、PCB280においては単独の多重化された出力信号19がオプト−
絶縁電力PCB134に設けられる点が異なっている。EEG PCB280の出力信号は
、EKG PCB100の出力信号と同じリターン回路を使用する。このリターンパス
は、残りのセンサ装置からは絶縁されている。次に、PCB134は表示20にEEG
信号を通過させる。PCB2
80を含む実施例においては、EEG信号を受け取るための付加的端子が、EEGの代
わりにさらに別のEKG電極からのデータを受け取るために使用されることもでき
る。この実施例においては、EKG通信用ASIC132は、PCB280によって提供さ
れた付加的なEEG/EKG信号を受け取るために、そして(第3b図において点線で示
されているような)それぞれのマルチプレクサ122および124に出力信号2
82および284を提供するために変更され、その結果付加的な電極から収集さ
れたデータが電極102−110からのデータと組み合わせられる。
同様に、TCP O2/CO2 PCB290は、第2図において示されたのと同様であ
るが、PCB290においては単独の多重化された出力信号19がポッド通信用ASI
C238に提供される点が異なっており、これが表示20へのデータ信号を提供
する。
第1図に示されたように、ポッド10は、2つの接近して設けられたスイッチ
13および15を含んでいる。スイッチ13は、表示20が心臓出力処理を開始
するよう表示20に(たとえば実行範囲およびアラーム限度調節のような)信号
を伝送する回路に結合している。操作者は、彼または彼女が心臓出力測定のため
に患者に注入液を注入すると同時にスイッチ13を操作する。表示20は、心臓
出力処理のために複数のサーミスタ間の温度傾斜の波形を計算する。同様に、ス
イッチ15は、表示20がそれ自体ウェッジ処理を開始し、および/または表示
をウェッジモードに切り替えるよう表示20に信号を伝送回路に結合されている
。操作者は、肺動脈ウェッジ圧力測定のために彼または彼女が患者の肺動脈内に
バルーンを膨張させると同時にスイッチ15を操作する。スイッチ13および1
5が(患者のセンサの近くの)ポッド10上の都合の良い共通的な場所に設けら
れる。このことは心臓出力測定を開始する際にスイッチ13の同時操作を容易に
し、そしてウェッジ処理を介すし開始する際にスイッチ15の同時操作を容易に
する。
従来技術による装置は、標準的に、表示20上の、または床上の足踏みペダル
上の心臓出力スイッチ13およびウェッジスイッチ15で特色づけられる。患者
の動脈内に液体を注入するかまたは、バルーンを膨張させる間において操作者は
患者の近くにいるため、スイッチ13および15を(従来技術においてなされた
ように)表示20上に置くよりも、(本発明によるように)患者の近くに設ける
方がより好都合である。ポッド10は比較的小さく、そして患者に近づけて置く
ことが容易であるため、ポッド10はその上にスイッチ13および15が設けら
れる装置とすることが便利である。幾つかの病室の構造においては、処理を開始
する際には表示20を簡単に接近できる所よりも離す方が望ましい場合もある。
このようなとき、ポッド1
50に設けられたスイッチは好都合である。さらに、操作者が表示20に接続さ
れている(たとえば線18および34のような)線の周りを歩かないので、ポッ
ド上にスイッチを置くことによって安全性が拡大される。
再び第1図を参照すると、圧力ポッド30が示されている。ポッド30はハウ
ジング36を有している。トランスジューサ302a-302dからの圧力データ
を条件付けし、そして組み合わせるための全ての回路がハウジング36内に収容
される。各トランスジューサは、(示されていない)ホースに接続されており、
その終端には、血管内に挿入されるカテーテルが存在する。ハウジング36の外
側には、圧力トランスジューサ302a−302dを受け止めるためのチャンネル
38が備えられる。圧力トランスジューサ302a−302dはチャンネル38内
にスライドし、そしてポッド30内の条件づけおよび組み合わせ回路に血圧信号
を送るために電気的接触部40aおよび40bと結合する。トランスジューサ30
2a−302dが圧力ポッド30上に設けられているため、正確な圧力測定のため
には圧力ポッドの高さが調節でき、ポッド30が患者の心臓の高さに置かれるこ
とが望ましい。ポッド30の機械的設計の特色は、小さな寸法であり、そしてク
ランプ装置46が(示されていない)専用スタンド、(示されていない)点滴用
ポールまたは(示されてい
ない)患者のベッドの手すりなどの上に簡単に取り付けることができる。
ゼロスイッチ42が、都合良くポッド30上に設けられ、これによって(セン
サを外気圧にさらすことによって)センサ302a−302dをゼロ調整する際に
容易に操作できる。ゼロスイッチの操作は、ポッド30から表示20にゼロ信号
を伝達させ、このことはセンサ302の両端に現在検出されている電圧に応答し
てその波形の値をゼロにリセットするよう表示20を動作させる。ポッド30上
に設けられた第2スイッチ44は、表示20に別の信号を送り、これはポッド1
0のスイッチ15を参照しながら前に説明されたように、ウェッジ処理を開始す
るよう表示20を動作させる。ポッド30上のゼロスイッチ42およびウェッジ
スイッチ44の場所は、スイッチ13および15に関連して前に説明されたと同
じ利点を提供する。ウェッジスイッチ15は、肺動脈ウェッジ圧力測定を開始す
るために肺動脈内のバルーンを膨張際に容易に操作する事ができる。
第4図は、第1図に示された圧力/温度データ収録ポッド30のブロック図で
ある。ポッド30は、4つまでの圧力トランスジューサ302a−302dおよび
2つの温度トランスジューサ350a、350bからのデータを受け取る。電源は
単独のステップダウン電源310によって提供される。トランスジューサ302
a−302dからの出力信号は、信号の範囲を制限しそして雑音を除去するために
、それぞれのクランピングおよびフィルタ回路網304a−304dに提供される
。
回路網304a−304dの各々からの出力信号303a、303bは差動シング
ルエンドコンバータおよび4−1マルチプレクサ308に提供される。差動シン
グルエンドコンバータ308は、信号303a、303bの各対からの圧力差を表
す単独の信号314を発生する。
連続的な直流電圧を持って4つのセンサの全てを活性する(すなわち4つのセ
ンサの全ての内部の抵抗性ブリッジ素子に電源を加える)代わりに、電源はパル
ス的に一時に1つのセンサに加えられる。1つのスイッチ370aが閉じると、
1つのセンサ302aに電源が加えられる。圧力センサ302a内の(示されてい
ない)コンデンサは、センサ302a内の圧力に比例した差電圧まで充電される
。(センサ302aは特性上差動であるブリッジ出力信号を持っている。)引き
続いて、スイッチ370aが再び開かれ、そしてセンサ302aへの電源がターン
オフされる。センサの出力信号を表しているセンサ302aの内部コンデンサの
電圧が引き出される。続いて、引き続くスイッチ370b−370dが、連続的に
それぞれの圧力センサ302b−302dに電源を加えるために個別に閉じられ
る。この技術は、フライコンデンサ技術として知られている。
この構成の利点は、4つのセンサすべてが同時に活性される装置に比べて電力
が節約されるということである。連続的な励起電圧は存在しない。本発明の実施
例においては、4つのセンサが使用されているが、連続的に1つのトランスジュ
ーサを動作させるのに必要とされる以上の電力を消費しない。電力消費を節減す
ることは、データ収録ポッドが制限された電池容量を持つ表示20のような携帯
型表示と共に用いることを意図しているならば特に価値がある。
センサ302aにおけるコンデンサは、差動マルチプレクサ308によってア
クセスされる。マルチプレクサ308への入力信号は差動的である。マルチプレ
クサ308の出力信号314は差動的であるが、しかしマルチプレクサ308の
差動出力ラインの1つがグランドに結ばれていることが異なっている。コンデン
サの1つの電極がマルチプレクサ308を通してグランドに結ばれる。マルチプ
レクサ308がコンデンサにアクセスすると直ちに、コンデンサ出力信号は差動
電圧からシングルエンド電圧に変化する。出力信号314はこうして、グランド
を基準としたシングルエンド電圧となる。この信号はシングルエンド増幅器によ
って感知される。
回路網304b−304dからの出力信号は、同様に圧力差動信号に変換される
。コンバータ308は、タイミングバス368を通して送られた信号309a−
309fによって制御される。タイミングバス368はまた、トランスジューサ
も制御し、その結果コンバータは時分割マルチプレクサとして作用し、丸いリボ
ン状にそれぞれのトランスジューサを表す信号を伝送する。
出力信号314は、マルチプレクサ312内において基準圧力信号316a、
316bと共に多重化される。マルチプレクサ312はタイミングバス368か
ら受け取られた信号313a−313cによって制御される。信号317は増幅器
318によってブーストされ、これがA/Dコンバータ320の入力範囲と同じ値
の範囲を占めるようにされ、コンバータ320はこれをディジタル形式に変換す
る。ディジタル出力データ信号322は論理ゲートアレー324でマンチェスタ
ーエンコードされ、そしてデータトランスミッタ332によって表示20に送出
される。
EEPROM326は、校正係数および/またはゲートアレー324によって使用さ
れるアラーム限界のローカル蓄積のために備えられる。データレシーバ334は
表示20からのコマンドを受け取る。第2EEPROM372は、シリアル番号または
印刷配線板のディビジョンレベルのような永久的なデータを蓄積する。
それぞれの温度センサ350aおよび350bからの出力信号351aおよび3
51bは、雑音を除去するために、そして信号範囲を制限するために回路352a
および352bによってフィルタされ、そしてクランプされる。フィルタされた
信号は単独のTDM信号357を発生するマルチプレクサ356に提供される。オ
フセット信号360が加算器358内でTDM信号357に加えられ、そして結果
の信号は増幅器362によって振幅的にブーストされる。増幅された信号363
はマルチプレクサ364でステップダウン電源310によって提供された、プラ
スおよびマイナス5ボルトのモニタ信号と共に多重化される。電源モニタ信号は
、電源310によって提供された通常の5ボルト動作電源信号からの偏りを検出
するために提供される。マルチプレクサ出力信号は次に、増幅器366によって
ブーストされ、そして結果の信号がA/Dコンバータ320二提供される。温度デ
ータは、論理ゲートアレー324に提供され、ここでこれはマンチェスターエン
コードされ、そして表示に伝送される。
当業技術者にとっては、ここで説明された実施例の多くの変更が意図されるこ
とを理解できる。本発明は実施例を基に説明されてはいるが、これは添付された
請求の範囲の精神と反意の中に含まれる変更も含んで概説として実施されたもの
と考えることができる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
A61B 5/0432
5/08 7638−2J
5/14 310 7638−2J
(72)発明者 フクス,ケネス
アメリカ合衆国 01778 マサチューセッ
ツ ウェイランド ウッドリッジ ロード
126
(72)発明者 ネイラー,トーマス キプリング
アメリカ合衆国 02178 マサチューセッ
ツ ベルモント スクール ストリート
180
(72)発明者 ニューウェル,スコット
アメリカ合衆国 01938 マサチューセッ
ツ イプスウィッチ ファーレイ アヴェ
ニュー 6
【要約の続き】
装置を初期状態にするため、ポッド上に初期スイッチが
設けられる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.患者に結合された複数のセンサそれぞれを用いて複数の患者データ信号を 収集する、患者モニタ装置内で用いられるデータ収録ポッド装置であって、ここ において前記信号は表示装置上に表示されるべき患者の状態の少なくとも2つの パラメータを表しているものにおいて、 複数のセンサから選択された少なくとも2つのセンサからの少なくとも2つの 異なるパラメータを表すそれぞれの患者データ信号を受け取るための、そして表 示装置へ伝送するために患者データ信号を処理するための、選択的にセンサに接 近して設けられる、回路装置、および、 表示装置への出力信号を提供するようデータ収録ポッドを直接的に表示装置に 選択的に結合させるための装置、ここにおいて回路装置は表示装置から独立的に 位置決め可能であり、そしてここにおいてデータ収録ポッドは、スタンドアロン 装置を形成する、を含むことを特徴とするデータ収録ポッド装置。 2.回路装置が、組み合わせられた信号を発生するよう少なくとも2つのパラ メータを表す信号を組み合わせるための組み合わせ用装置を含むような、請求項 1に記載のデータ収録ポッド装置。 3.組み合わせ用装置が、時分割マルチプレクサを 含むような、請求項2に記載のデータ収録ポッド装置。 4.組み合わせ用装置が、複数のセンサの各々から収集されたデータをサンプ リングするためにそれぞれのサンプルレートを割り当てるための装置と、 時分割を確立するクロック信号の源と、 そのそれぞれに割り当てられたサンプルレートに従って少なくとも1つの時分 割の間、それぞれのセンサの各々に関連する信号をサンプリングするための装置 と、を有し、 ここにおいて複数の信号の各々が、そのそれぞれの割り当てられたサンプルレ ートに比例する時分割の部分の間の組み合わせられた信号内に含まれるような、 請求項3に記載のデータ収録ポッド装置。 5.組み合わせられた信号がアナログ信号であり、そしてここにおいて回路装 置が、組み合わせられた信号をディジタル信号に変換するための装置を含むよう な、請求項2に記載のデータ収録ポッド装置。 6.回路装置が、患者の心電図(ECG)信号、血中酸素飽和信号および、温度 信号および心臓出力信号の1つを受け取るための装置を含むような、請求項1に 記載のデータ収録ポッド装置。 7.回路装置が、患者の脳波信号のそれぞれのデータを受け取るための装置を含 むような、請求項6に記載のデータ収録ポッド装置。 8.回路装置が、血中酸素部分圧力信号および血中 二酸化炭素部分圧力信号のグループから選択された少なくとも1つの信号を受け るための装置を含むような、請求項7に記載のデータ収録ポッド装置。 9.組み合わせ用装置が、ECGおよび温度信号を表す第1多重化されたデータ 信号を発生するためにECGおよび温度信号受信装置に結合された第1多重装置、 この第1多重装置は第1リターン回路を含む、と 血中酸素飽和を表す第2多重化されたデータ信号を発生するために血中酸素飽 和信号受信装置に結合された第2多重装置、第2多重装置は第1リターン回路と は別の第2リターン回路を含む、と、そして、 第1および第2多重化されたデータ信号から組み合わせられた信号を発生する ために第1および第2多重装置に結合された第3多重装置と、を含むような、請 求項8に記載のデータ収録ポッド装置。 10.表示装置がグランドパスを有し、そして第1リターン回路がグランドパ スから、および第2リターン回路から絶縁されているような、請求項9に記載の データ収録ポッド装置。 11.さらに、ハウジングと、 表示装置が心臓出力測定を開始するよう表示装置に信号を伝送する第1回路と 、 表示装置が波形の値を強制的にゼロとするよう表示装置に信号を伝送する第2 回路、波形は血中酸素飽和信号から得られる、と、そして 第1および第2回路それぞれを制御するための第1および第2スイッチ、ここ において第1および第2スイッチはハウジング上に設けられる、とを含むような 、請求項1に記載のデータ収録ポッド装置。 12.選択的な結合用装置が、データ収録ポッドを表示装置に結合させ、そし て出力信号を表示装置に転送する結合用の線を含み、ここにおいて結合用の線は 結合用線長を有し、そして 回路装置が、データ収録ポッドを患者に結合させ、そしてアナログデータ信号 をデータ収録ポッドに転送する複数の受信用線を含み、それぞれの受信用線の各 々が結合用線長よりも実質的に短い受信用線長を有し、これによって信号転送に よる変質を減少させるような、請求項1に記載のデータ収録ポッド装置。 13.グランドパスを持つ電源を含み、ここにおいて複数のセンサの各々はグ ランドパスから電気的に絶縁されており、そして複数のセンサのそれぞれの1つ は複数のセンサの他の1つずつから電気的に絶縁されているような、請求項1に 記載のデータ収録ポッド装置。 14.回路装置が、患者血圧信号を受けるための装置を含むような、請求項1 に記載のデータ収録ポッド装置。 15.回路装置が、患者温度信号を受けるための装置を含むような、請求項1 4に記載のデータ収録ポッ ド装置。 16.患者の統計的データ、アラーム限界およびトレンドデータからなるグル ープから選択された、少なくとも1つのデータ値を蓄積するメモリをさらに含む ような、請求項1に記載のデータ収録ポッド装置。 17.回路装置のためのハウジングを更に含み、ここにおいてメモリはハウジ ングの外側に位置し、そしてメモリがデータ収録ポッドから取り外されることが 可能であるような、請求項16に記載のデータ収録ポッド装置。 18.医療患者に結合された複数のセンサを用いて患者の状態の少なくとも2 つのパラメータを表す複数の患者データ信号を収集する、表示装置を含む患者モ ニタ装置内で使用される、データ収録装置において、 複数のセンサから選択された少なくとも2つのセンサからの少なくとも2つの 異なるパラメータを表すそれぞれのアナログデータ信号を受け取るための、患者 データ信号を処理するための、そして処理された信号を表示装置に伝送するため の回路装置、この回路装置は選択的にセンサの近くに設けられる、と、および 表示装置に出力信号を提供するために直接的に表示装置に選択的にデータ収録 ポッドを結合させるための装置、ここにおいて回路装置は表示装置から独立的に 位置決めされることができ、そしてここにおいて第1データ収録ポッドがスタン ドアロン装置を形成する、 とを含む、第1の内蔵された、独立的に位置決めできるデータ収録ポッドと、 血圧トランスジューサからの血圧を表す信号と、温度センサからの温度を表す 信号とを受け取るための装置と、そして 表示装置に血圧および温度を表す信号を提供するために、表示装置に選択的に 第2データ収録ポッドを結合させるための装置と、を含む、第1データ収録ポッ ドから独立的に位置決めされた第2内蔵されたデータ収録ポッド、とを含むこと を特徴とする、データ収録装置。 19.データ収録ポッドの各々がさらに、 複数の患者データ信号を受け取るための、そして組み合わせられた信号を形成 するために複数の患者データ信号を組み合わせるための、組み合わせ装置をさら に含むような、請求項18に記載のデータ収録装置。 20.組み合わせ用装置が時分割マルチプレクサを含むような、請求項19に 記載のデータ収録装置。 21.データ収録ポッドの各々が、表示装置への伝送のために、組み合わせら れた信号をディジタル出力信号に変換するための装置をさらに含むような、請求 項19に記載のデータ収録装置。 22.第1データ収録ポッドの回路装置が、患者の脳波(ECG)信号、血中酸 素飽和信号および温度信号および心臓出力信号の1つを受け取るための装置を含 む ような、請求項18に記載のデータ収録ポッド装置。 23.第1データ収録ポッドの回路装置が、血中酸素飽和信号および、温度信 号と心臓出力信号の1つを受け取るための装置を含むような、請求項22に記載 のデータ収録装置。 24.第1データ収録ポッドの信号受信用装置が、脳波信号を受け取るための 装置を含むような、請求項23に記載のデータ収録装置。 25.信号受信用装置が、血中酸素部分圧力信号および血中二酸化炭素部分圧 力信号からなるグループから選択された少なくとも1つの信号を受け取るための 装置を含むような、請求項24に記載のデータ収録ポッド装置。 26.第2データ収録ポッドが、第2データ収録ポッドを点滴用ポールに取り 外し可能な形で取り付けるための装置を含むような、請求項18に記載のデータ 収録装置。 27.第2データ収録ポッドが、第2データ収録ポッドを患者に対する高さ的 に調節するための装置を含むような、請求項18に記載のデータ収録装置。 28.医療患者に結合された複数のセンサを用いて患者の状態を表す複数のア ナログ患者データ信号を収集する、表示装置を含む患者モニタ装置において用い られる、データ収録装置において、 第1および第2の前もって構成された、独立的に位 置決めできる、スタンドアロンのデータ収録ポッドを含み、データ収録ポッドの 各々が、 複数のセンサから選択された少なくとも2つのセンサからの少なくとも2つの 異なるパラメータを表すアナログ患者データ信号を受け取るための、アナログ患 者データ信号を処理するための、そして表示装置に伝送するために処理された信 号をディジタル信号に変換するための回路装置、この回路装置は選択的にセンサ に接近して設けることができる、と、および 表示装置に出力信号を提供するため、データ収録ポッドを直接的に表示装置に 選択的に結合させるための装置、ここにおいて回路装置は表示装置から独立的に 位置決めされることが可能である、とを含むことを特徴とする、データ収録装置 。
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