JPH08504639A - 外科用頭クランプ - Google Patents

外科用頭クランプ

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JPH08504639A
JPH08504639A JP6515268A JP51526894A JPH08504639A JP H08504639 A JPH08504639 A JP H08504639A JP 6515268 A JP6515268 A JP 6515268A JP 51526894 A JP51526894 A JP 51526894A JP H08504639 A JPH08504639 A JP H08504639A
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エル. デイ,ジェームズ
ディンクラー,チャールズ
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オハイオ メディカル インスツルメント カンパニー,インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 一方の側に固定された頭係合ピンを有し、反対の側に1対の頭係合ピンを有するC形フレーム(12)を有する外科用頭クランプである。この頭クランプの反対の側は1対の頭係合ピンの角度位置を調整する回転機構(38)、および固定された頭係合ピンに対して1対の頭係合ピンを直線的に移動させる移動機構(43)も有している。

Description

【発明の詳細な説明】 外科用頭クランプ 発明の背景 発明の分野 本発明は外科用頭クランプに係わり、特に頭係合ピンを軸線方向に調整し、回 転し、および固定する手段の全てが同じ側に配置された外科用頭クランプに関す る。技術的な問題点 1979年10月2日付けで付与されたヒックマン氏の特許第4169478 号は、C形フレームを有する外科用頭クランプを示している。第1の頭係合ピン は、フレームの一方の側に螺着されたピンホルダーに取り付けられている。他の 2つの頭係合ピンは、フレームの反対の側の回転可能なブラケット、すなわちク レビスの両端に取り付けられている。調整ノブはピンホルダーの後部(外端部) に連結されている。ノブの回転は第1ピンを軸線方向に移動させるので、これに より第1ピンと他の反対側のピンとの間の距離を調整して、ピン位置で定まる3 点での患者の頭のクランプを行い易くする。第2および第3のピンを保持するク レビスは、第1ピンの長手軸線と同軸の回転軸線のまわりに選択的に回転できる 。この軸線のまわりのクレビスの選択的な回転により、外科医はフレームと患者 の頭との相関的な角度調整を行えることになる。クレビスは横方向軸線のまわり にも回転して、クレビスに取り付けられたピンが様々な形状の頭を受け入れでき るようになされる。 ヒックマン氏の構成は使用にある限界を与えることが見い出された。第1に、 1つのピンと調整ねじとを有するクランプ端部の嵩高さ(bulkiness) は外科医の好ましい手の位置の邪魔となり、あるいはノブ近くの頭の位置へ手を 届かせることの制限となり得る傾向を示す。 第2に、患者の頭をクランプに固定するための1つのピンの位置調整は、理想 的には全てのピンで等しいクランプ力が与えられるようにしなければならない。 しかしながら、頭蓋骨は剛性体ではなく、様々に変形するのであり、力の付与さ れる位置によって患者間でも変化する。それ故に、1つのピンが締め付けられて 患者の頭に力が加えられたとき、反対側の2つのピンによる反力分布はあまり予 測することができず、また不均等となり得る。それ故に、反対側の2つのピンの 一方が他方のピンよりも実質的に小さい力で圧接されることになる。 発明の概要 上述で参照した形式の外科用頭クランプの欠点を解消するために、本発明の主 目的は、頭係合ピンのための全ての調整手段が同じ側に配置された外科用頭クラ ンプを提供することである。 本発明の基本によれば、外科用頭クランプは、第1側(レッグ)に第1の頭係 合ピンの取り付けられたフレームを有する。しかしながら従来の頭クランプと相 違して、そのピンの位置調整のための機構は備えられていない。第2および第3 の頭係合ピンは、フレームの反対側すなわち第2側のクレビスに回転可能に支持 され、フレームに対する第2および第3の頭係合ピンの角度位置を調整するため に回転位置決め機構を備えている。本発明によれば、第2および第3の頭係合ピ ンを軸線方向に移動させる機構も、フレームの第2側に配置される。 全ての頭係合ピンの位置調整手段を頭クランプの同じ一方の側に備えることは 、頭クランプにおける1つのピンを保持した他側を実質的に小さい寸法にするこ とができ、これにより外科処置面積の障害となる可能性を低減できるという利点 を有する。本発明は、患者の頭を締め付けることで発生する力が、クレビスに取 り付けられている2つのピンで直接に加えられるという他の利点を有する。1つ のピンはそれにおいて反力を与えるのであり、クレビスに取り付けられたピンが 実質的に等しい力を加えるという可能性が高まる。更に、クランプアームは好ま しい角度を付されてその剛性が改善され、それ故に従来技術の頭クランプに比べ て小さい横断面積を有することができて、重量が低減される。 本発明のこれらおよび他の目的および利点は、添付図面らに関連する以下の詳 細な説明を読むことで更に容易に明白となろう。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明の好適例の外科用頭クランプにおけるピンを回転、移動およ び固定する構造の分解斜視図である。 第2図は、仮想線で患者の頭を示した外科用頭クランプの側立面図。 第3図は、係合解除すなわち固定解除された角度位置固定機構を示すピン調整 機構の拡大した軸線方向の横断面図である。 第4図は、角度位置固定機構が係合すなわち固定された位置で示された、第3 図に類似の軸線方向の横断面図である。 詳細な説明 本発明の外科用頭クランプの作動が第1図〜第4図を参照して説明される。こ の外科用頭クランプ10は、互いに対して接近および離反するように可動な、す なわち「伸び縮み」できるないし「入子式」フレーム部材14および16で構成 されるC形フレーム12を含んでいる。フレーム部材14,16はそれぞれ第1 アーム7,9を有し、これらのアームは互いに嵌合してスライド可能な状態で並 置されている。第1アーム7の一端部から延在するフレーム部材14は、フレー ム部材16から離れる方向へ斜めに延在する下側アーム11と、フレーム部材1 6へ向けて戻るように角度を有して延在する上側アーム15とを有している。同 様に、第1アーム9の一端部から延在するフレーム部材16は、フレーム部材1 4から離れる方向へ延在する下側アーム13と、フレーム部材14へ向けて延在 する上側アーム17とを有している。フレーム部材14および16が形成する角 度のある形状は、フレーム剛性を保持すると同時に、各々のフレーム部材をL形 である場合よりも物理的に小さくすることができる。 フレーム部材14の一端部20は、第1頭係合ピン22を受け入れて支持する のに必要な最小寸法を有するだけであることが好ましい。それ故に、クランプ1 0の端部20は外科医および操作の邪魔になる可能性を最小限にする。 フレーム部材14の第1アーム7はアーム9の内部をスライドし、またアーム 9に取り付けられた爪19と噛み合うラック歯18を有している。爪19はばね 取り付けされており、ラック歯18と接触するように押圧付勢されるようになさ れている。ラック歯18と爪19との係合は、フレーム部材14が爪19を過ぎ てフレーム部材16の方向(第2図で右方向)へスライドして、頭クランプ10 を第2図に示される患者の頭21に対して全体的に寸法決めすなわち位置決めす ることを可能にする。所望の幅すなわち空間が得られると、爪19はラック歯1 8の1つと係合して、これによりフレーム部材14がフレーム部材16から離れ る方向へ移動することを防止する。フレーム部材14および16を引き離すため に爪19をラック歯18から係合解除するには、爪19をばね力に抗して手で引 っ張らねばならない。 頭クランプ10の反対側の端部24は、2点ピン保持手段26を有しており、 この2点ピン保持手段はフレーム部材16に対して回転可能に取り付けられてい る。更に詳しくは、このピン保持手段26はクレビスすなわちブラケット28を 含み、このクレビスは両端部にそれぞれ第2頭係合ピン30,第3頭係合ピン3 2を受け入れている。患者の頭21は、第1、第2および頭係合ピン22、30 および32によって頭クランプ10でそれぞれの間に固定され、これらの頭係合 ピンは頭の相反する側で頭に圧接される。クレビス28は、クレビス支持部34 の平面を横断する軸線のまわりに回転できるように、そのクレビス支持部34に 取り付けられている。支持部34はロッドすなわちシャフト36の一端部に連結 されている。 頭クランプ10は、ピン保持クレビスをピン22の長手軸線42と同軸の回転 軸線40のまわりの選択した角度(回転)位置に解除可能に固定する角度位置決 め機構38を含む。頭クランプはまた、回転軸線40に沿って長手方向にピン保 持手段26を直線的(軸線方向)に移動させるための移動機構43も含んでいる 。 第1図に最もよく示されるように、角度位置決め機構38は端面の歯46とさ れることが好ましい相互連結手段を有する第1固定リング44を含み、これらの 歯46は第2固定リング50の歯48と係合可能とされる。頭クランプのフレー ム部16は穴すなわち凹部52を有しており、この穴は端部54で閉じている。 ブッシュ57が穴52の中に嵌合されており、これはまた固定リング44および 50を受け入れる寸法とされている。固定リング50が固定リング44に対して 移動されるときに、ブッシュ57は固定リング44および50を同軸的に整合さ せて保持する。第1固定リング44は例えばねじ56で頭クランプのフレーム部 材16の端部54に移動不能に固定される。波形ワッシャすなわち波形ばね58 が固定リング44と50との間に配置されており、このワッシャは固定リングを 引き離す、すなわち相互固定を解除する方向へ押圧する傾向を示す。 固定リング50は幾つかの移動止め、すなわち凹部を表面に有している。戻り 止め60内に受け入れられる寸法のボール62が、作動リング66(第3図)の ソケット内に捕捉されている。ソケット64はボール62の半径よりも僅かに深 く、作動リング66が固定リング50に対して回転されるときにボールがソケッ ト64の中に残されるようになされることが好ましい。ばね58は歯46および 48を押圧する傾向を示し、これによりリング66がフレーム部材16に対して 回転できるようにされる。 作動リング66の軸線方向の位置は頭フレームの端部24に対して固定される が、第2固定リング50に対して作動可能な2つの回転位置を有している。第3 図に示される第1の位置において、作動リング66はボール62が固定リング5 0のそれぞれの移動止めの中に固定されるような固定リング50に対する角度位 置を有する。この位置は固定リング50の歯48を固定リング44の歯46との 係合から外れるように押圧するばね58の圧縮力を解放させる。この結果、ピン 保持手段26およびシャフト36は軸線40のまわりでフレーム部材14および 16に対して自由に回転できる。この回転は、患者の頭21が第2図の矢印65 で示すように頭クランプ10に対して回転できるようにする。 患者の頭21が所望位置へ回転されたならば、固定リング50に対して作動リ ング66が第2の位置へ回転される。この位置で、ボール62は捻られて第4図 に示されるように移動止め60から出て、固定リング50の比較的「高い」平坦 面72を横切って平坦面72の窪み73の中へ移動される。この位置で、ボール は固定リング50を固定リング44の方向へ(第4図で左側へ)押圧して、ばね 58を圧縮し、固定リング50の歯48を固定リング44の歯46と係合させる 。それ故に、ピン保持機構の所望の角度位置と頭とが回転軸線40に対して固定 される。固定リング50に対する作動リング66の全体的な角度移動は作動リン グ66のピン68で機械的に制限されるのであり、このピンは固定リング50の 短い溝70の中を移動する(第1図)。約30°の角度移動が好ましいと見出さ れている。 ピン保持機構26の独立した長手方向(軸線方向)の動きは、角度位置決め機 構38に関連して作動する移動機構43によって発生される。作動ハンドルすな わちノブ76がシャフト36の反対側の端部に例えばねじ78により回転可能に 取り付けられて、シャフト36に対して自由に回転できるようになされている。 ノブ76は、第1のねじスリーブ部材82に剛性的に連結されている刻みの形成 された部材すなわちナール(knurled)部材80で構成されている。この スリーブ部材82は回転スリーブ86の内部穴84の中に螺合されている。回転 スリーブ86は、シャフト36の平坦面90とスライド係合する固定ねじ88に よりシャフト36に連結されている。ねじ88は、スリーブ86の回転がシャフ ト36に伝達される一方、シャフト36はねじ88およびスリーブ86に対して 軸線方向に変位すなわち移動できるように、スリーブ86をシャフト36に対し てスプライン係合すなわちキー係合させている。更に、スリーブ86の一端部の 平坦面91は第2固定リング50の軸線方向穴94の中の平坦面92と協動する (第1図に最も良く示されている)。保持プレート96は例えばねじ98によっ てスリーブ86に固定され、固定リング44,50および回転スリーブ86の組 立体を一緒にして作動関係状態に保持するようになされている。 スクリーン度位置決め機構38が係合解除されると(第3図)、ピン保持機構 26、シャフト36、第2固定リング50およびスリーブ86は1つのユニット として軸線40のまわりに回転できる。同様に、これらの部材は角度位置決め機 構38が係合されると、所望の角度位置に保持される。ノブ80の回転はノブお よびシャフト36をスリーブ86に対して前進させ、フレーム部材16に接近ま たは離反する方向のノブ76、シャフト36およびピン保持手段26の回転軸線 40に沿う移動を生じる。それ故にピン保持手段26は、角度位置決め機構の作 動および係合状態に関係なくピン22に対して直線的に調整できる。ピンは固定 機構が固定されたか否かに係わらずに角度操作で前進できる。 螺旋コイルばね100がシャフト36のまわりに配置され、シャフト36のフ ランジすなわちショルダー102とナール部材80の近くの軸受ワッシャ103 との間に支持される。このばね100は、外科医が第2および第3の頭係合ピン 30および32により患者の頭に加えられる力を測定および制御できるようにす る。ピンが頭に当接された後、ノブ76の引き続く回転がシャフト36およびピ ン保持手段26の引き続く移動を生じ、これはばね100を圧縮するように作用 する。ノブ76を引き続き回転させることにより、ばねは圧縮され、シャフト3 6はノブ76を超えて、すなわち第4図に示されるように右方向へ延在する。そ れ故に、頭係合ピンにより患者の頭に加えられる力はばね100のばね定数で決 定される。シャフト36は目盛りすなわちマーキング105を含み、クランプ力 が外科医により制御できるようになされる。典型的に、目盛り105の各線は約 9kg(20ポンド)を表す。 固定カラーすなわちナット107が回転スリーブ86の外面上に螺合されてい る。カラー107は作動リング66を軸線40に沿う所望の軸線方向位置に位置 決めする。軸受リング109は作動リング66および第1固定カラー107の間 の回転摩擦を低減させるように作用する。第1固定カラー107の回転は固定リ ング44の歯46および固定リング50の歯48の係合を適当に調整可能にする 。一度調整がなされたならば、スリーブ786の外面に螺合された第2固定カラ ーすなわちナット110は第1固定カラー107に対して固定的に係合されるま で締め付けられ、これにより第1固定カラー107の意図しない回転を防止する 。 本発明は添付図面に示された好適例によって幾分詳細に図示され、また好適例 は幾分詳細に説明されたが、このような詳細に本発明を限定する意図は全くない 。逆に請求の範囲に記載された精神および範囲に含まれる全ての変形例、代替例 および等価例を包含することが意図される。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年11月30日 【補正内容】 明細書 外科用頭クランプ 発明の背景 発明の分野 本発明は外科用頭クランプに係わり、特に頭係合ピンを軸線方向に調整し、回 転し、および固定する手段の全てが同じ側に配置された外科用頭クランプに関す る。技術的な問題点 1979年10月2日付けで付与された米国特許第4169478号は、C形 フレームを有する外科用頭クランプを示している。第1の頭係合ピンは、フレー ムの一方の側に螺着されたピンホルダーに取り付けられている。他の2つの頭係 合ピンは、フレームの反対の側の回転可能なブラケット、すなわちクレビスの両 端に取り付けられている。調整ノブはピンホルダーの後部(外端部)に連結され ている。ノブの回転は第1ピンを軸線方向に移動させるので、これにより第1ピ ンと他の反対側のピンとの間の距離を調整して、ピン位置で定まる3点での患者 の頭のクランプを行い易くする。第2および第3のピンを保持するクレビスは、 第1ピンの長手軸線と同軸の回転軸線のまわりに選択的に回転できる。この軸線 のまわりのクレビスの選択的な回転により、外科医はフレームと患者の頭との相 関的な角度調整を行えることになる。クレビスは横方向軸線のまわりにも回転し て、クレビスに取り付けられたピンが様々な形状の頭を受け入れできるようにな される。 この構成は使用にある限界を与えることが見い出された。第1に、1つのピン と調整ねじとを有するクランプ端部の嵩高さ(bulkiness)は外科医の 好ましい手の位置の邪魔となり、あるいはノブ近くの頭の位置へ手を届かせるこ との制限となり得る傾向を示す。 第2に、患者の頭をクランプに固定するための1つのピンの位置調整は、理想 的には全てのピンで等しいクランプ力が与えられるようにしなければならない。 しかしながら、頭蓋骨は剛性体ではなく、様々に変形するのであり、力の付与さ れる位置によって患者間でも変化する。それ故に、1つのピンが締め付けられて 患者の頭に力が加えられたとき、反対側の2つのピンによる反力分布はあまり予 測することができず、また不均等となり得る。それ故に、反対側の2つのピンの 一方が他方のピンよりも実質的に小さい力で圧接されることになる。 好適例においては、フレームの反対側すなわち第2側のクレビスに回転可能に支 持され、フレームに対する第2および第3の頭係合ピンの角度位置を調整するた めに回転位置決め機構を備えている。第2および第3の頭係合ピンを軸線方向に 移動させる機構も、フレームの第2側に配置される。 全ての頭係合ピンの位置調整手段を頭クランプの同じ一方の側に備えることは 、頭クランプにおける1つのピンを保持した他側を実質的に小さい寸法にするこ とができ、これにより外科処置面積の障害となる可能性を低減できるという利点 を有する。本発明は、患者の頭を締め付けることで発生する力が、2つの回転可 能に取り付けられたピンで直接に加えられるという他の利点を有する。1つのピ ンはそれにおいて反力を与えるのであり、回転可能に取り付けられたピンが実質 的に等しい力を加えるという可能性が高まる。更に、クランプアームは 詳細な説明 外科用頭クランプの作動が第1図〜第4図を参照して説明される。この外科用 頭クランプ10は、互いに対して接近および離反するように可動な、すなわち「 伸び縮み」できるないし「入子式」フレーム部材14および16で構成されるC 形フレーム12を含んでいる。フレーム部材14,16はそれぞれ第1アーム7 ,9を有し、これらのアームは互いに嵌合してスライド可能な状態で並置されて いる。第1アーム7の一端部から延在するフレーム部材14は、フレーム部材1 6から離れる方向へ斜めに延在する下側アーム11と、フレーム部材16へ向け て戻るように角度を有して延在する上側アーム15とを有している。同様に、第 1アーム9の一端部から延在するフレーム部材16は、フレーム部材14から離 れる方向へ延在する下側アーム13と、フレーム部材14へ向けて延在する上側 アーム17とを有している。フレーム部材14および16が形成する角度のある 形状は、フレーム剛性を保持すると同時に、各々のフレーム部材をL形である場 合よりも物理的に小さくすることができる。 フレーム部材14の一端部20は、第1頭係合ピン22を受け入れて支持する のに必要な最小寸法を有するだけであることが好ましい。それ故に、クランプ1 0の端部20は外科医および操作の邪魔になる可能性を最小限にする。 フレーム部材14の第1アーム7はアーム9の内部をスライドし、またアーム 9に取り付けられた爪19と噛み合うラック歯18を有している。爪19はばね 取り付けされており、ラック歯18と接触するように押圧付勢されるようになさ れている。ラック歯18と爪19との係合は、フレーム部材14が爪19を過ぎ てフレーム部材16の方向(第2図で右方向)へスライドして、頭クランプ10 を第2図に示される患者の頭21に対して全体的に寸法決めすなわち位置決めす ることを可能にする。 ノブ76を引き続き回転させることにより、ばねは圧縮され、シャフト36はノ ブ76を超えて、すなわち第4図に示されるように右方向へ延在する。それ故に 、頭係合ピンにより患者の頭に加えられる力はばね100のばね定数で決定され る。シャフト36は目盛りすなわちマーキング105を含み、クランプ力が外科 医により制御できるようになされる。典型的に、目盛り105の各線は約90N (20ポンド)を表す。 固定カラーすなわちナット107が回転スリーブ86の外面上に螺合されてい る。カラー107は作動リング66を軸線40に沿う所望の軸線方向位置に位置 決めする。軸受リング109は作動リング66および第1固定カラー107の間 の回転摩擦を低減させるように作用する。第1固定カラー107の回転は固定リ ング44の歯46および固定リング50の歯48の係合を適当に調整可能にする 。一度調整がなされたならば、スリーブ786の外面に螺合された第2固定カラ ーすなわちナット110は第1固定カラー107に対して固定的に係合されるま で締め付けられ、これにより第1固定カラー107の意図しない回転を防止する 。 前記第2および第3頭係合ピン(30,32)が患者の頭(21)に当接した後 にピン保持手段(26)を移動させる手段(43)により前記第2および第3頭 係合ピン(30,32)の移動に応じて第2および第3頭係合ピン(30,32 )が患者の頭(21)に加える力を制御する後退可能な(yieldable) 手段(100)を有する外科用頭クランプ。 4.請求項1から請求項3までの何れか1項に記載の頭クランプであって、選 択された角度位置に前記ピン保持手段(26)を解除可能に固定する前記手段( 38)は、相互固定可能な第1および第2固定部材と、ピン保持手段(26)が 回転できるように第1および第2固定部材(46,48)を互いの相互固定係合 状態から外すように、また回転軸線(40)に対してピン保持手段(26)の選 択された角度位置を固定するために互いに係合状態となるように前記第1および 第2固定部材(46,48)を選択的に移動させる手段(58,60,62,6 4,66)とを有する外科用頭クランプ。 5.請求項1から請求項4までの何れか1項に記載の頭クランプであって、ピ ン保持手段(26)を移動させる手段(43)が、固定手段(38)に結合され た第1部材(86)と、ピン保持手段(26)に連結された一端部を有するとと もに第1部材(86)に対して並進移動可能に取り付けられたシャフト(36) とを更に有し、これによりシャフト(36)およびピン保持手段(26)がフレ ーム(12)に対して並進移動でき且つ回転軸線(40)に対して選択された角 度位置に維持されるようにした外科用頭クランプ。 6.請求項4に従属するときの請求項5に記載の頭クランプであって、第1固 定部材(44)がフレーム(12)に連結され、第2固定部材(50)が移動手 段(43)の第1部材(86)に結合された外科用頭クランプ。 7.請求項4に従属するときの請求項5または請求項6に記載の頭クランプで あって、シャフト(36)が第1面(90)を有し、第1部材(86)がシャフ ト(36)の第1面(90)にスライド可能に係合する手段(88)を有し、こ れによりシャフト(36)は第1部材(86)に対して並進移動して、シャフト (36)および第1部材(86)を回転軸線(40)に対する回転のために固定 するようにした外科用頭クランプ。 8.請求項5から請求項7までの何れか1項に記載の頭クランプであって、第 1部材がシャフト(36)に回転可能に結合されたスリーブ(86)であり、ま たピン保持手段(26)を移動させる手段(43)が更にスリーブ(86)に係 合可能でシャフト(36)の反対端部に回転可能に連結されたノブ(76)を有 し、これによりノブ(76)の回転が該ノブ(76)、シャフト(36)、前記 ピン保持手段(26)並びに第2および第3頭係合ピン(30,32)を、スリ ーブ(86)およびフレーム(12)に対してピン保持手段(26)とは独立し て且つその選択された角度位置を変化させずに、並進移動させるようにした外科 用頭クランプ。 9.請求項7に従属するときの請求項8に記載のクランプであって、スリーブ (86)がその一端部に第2面(91)を有し、該第2面は第2固定部材(48 )の軸線方向穴の中の第3面(92)と協動して、スリーブ(86)および第2 固定部材(48)を一体として回転軸線(40)のまわりに回転させるようにし た外科用頭クランプ。 10.請求項9に記載のクランプであって、第1固定部材(46)に対する第2 固定部材(48)の回転軸線(40)に沿う軸線方向位置を調整するためにスリ ーブ(86)と第2固定部材(48)との間を機械的に連絡する手段(107, 110)を更に有する外科用頭クランプ。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年2月27日 【補正内容】 上述で参照した形式の外科用頭クランプの欠点を解消するために、本発明の主 目的は、頭係合ピンのための全ての調整手段が同じ側に配置された外科用頭クラ ンプを提供することである。 本発明によれば、患者の頭を支持する外科用頭クランプは、フレームと、この フレームの一方の側に固定された第1頭係合ピンと、フレームの反対の側に回転 可能に取り付けられて第2および第3頭係合ピンを支持するピン保持手段と、フ レームの前記反対の側に取り付けられ、ピン保持手段を第1頭係合ピンの長手軸 線と実質的に同軸の回転軸線に対する選択された角度位置に解除可能に固定する ために該ピン保持手段に作動連結された手段とを含む外科用頭クランプであって 、フレームの前記反対の側に取り付けられ、回転軸線および第1頭係合ピンに対 して長手方向にピン保持手段を移動させるためにピン保持手段に作動連結された 手段を含んで構成されたことを特徴とする。 この外科用頭クランプは、フレームの第1側(すなわちレッグ)に第1の頭係 合ピンの取り付けられたフレームを有する。しかしながら従来の頭クランプと相 違して、そのピンの位置調整のための機構は備えられていない。第2および第3 の頭係合ピンは、 請求の範囲 1.フレーム(12)と、このフレーム(12)の一方の側に固定された第1 頭係合ピン(22)と、フレーム(12)の反対の側(24)に回転可能に取り 付けられたピン保持手段(26)であって、該ピン保持手段(26)に取り付け られた第2および第3頭係合ピン(30,32)を支持するもの(26)と、フ レーム(12)の前記反対側に取り付けられ、ピン保持手段(26)を第1頭係 合ピン(22)の長手軸線(40)と実質的に同軸の回転軸線(40)に対する 選択された角度位置に解除可能に固定するようにピン保持手段(26)に作動連 結された手段とを有する外科用頭クランプであって、フレーム(12)の前記反 対の側に取り付けられ、回転軸線(40)および第1頭係合ピン(22)に対し て長手方向にピン保持手段(26)を移動させるべくピン保持手段(26)に作 動連結された手段(43)を有することを特徴とする外科用頭クランプ。 2.請求項1に記載の頭クランプであって、ピン保持手段(26)を移動させ る手段(43)が、選択された角度位置にピン保持手段(26)を解除可能に固 定する手段とは独立して作動するように構成された外科用頭クランプ。 3.請求項1または請求項2の何れかに記載の頭クランプであって、ピン保持 手段(26)を移動させる前記手段(43)は、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV,MG ,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SK,UA,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.フレームと、 前記フレームの一方の側に固定された第1頭係合ピンと、 前記フレームの反対の側に回転可能に取り付けられたピン保持手段であって、 該ピン保持手段に取り付けられた第2および第3頭係合ピンを支持するものと、 前記フレームの前記反対の側に取り付けられ、前記ピン保持手段をその回転軸 線に対する選択された角度位置に解除可能に固定するように該ピン保持手段に作 動連結された手段と、 前記フレームの前記反対の側に取り付けられ、前記回転軸線および前記第1頭 係合ピンに対して長手方向に前記ピン保持手段を移動させるべく該ピン保持手段 に作動連結された手段とを有する患者の頭を支持するための外科用頭クランプ。 2.請求項1に記載の頭クランプであって、前記ピン保持手段を移動させる前 記手段が、選択された角度位置に前記ピン保持手段を解除可能に固定する前記手 段とは独立して作動するように構成された外科用頭クランプ。 3.請求項2に記載の頭クランプであって、前記ピン保持手段を移動させる前 記手段は、前記第2および第3頭係合ピンが患者の頭に当接した後に該第2およ び第3頭係合ピンを引き続き移動させるように該ピン保持手段を移動させる前記 手段に応答して、前記第2および第3頭係合ピンにより患者の頭に加えられる力 を制御する後退可能な(yieldable)手段を有する外科用頭クランプ。 4.請求項2に記載の頭クランプであって、選択された角度位置に前記ピン保 持手段を解除可能に固定する前記手段は、 相互固定可能な第1および第2固定部材と、 前記ピン保持手段が回転できるように前記第1および第2固定部材を互いの相 互固定係合状態から外すように、また前記回転軸線に対して前記ピン保持手段の 選択された角度位置を固定するために互いに係合状態となるように前記第1およ び第2固定部材を選択的に移動させる手段とを有する外科用頭クランプ。 5.請求項4に記載の頭クランプであって、前記ピン保持手段を移動させる手 段が、 ピン保持手段を解除可能に固定する前記手段に結合された第1部材と、 前記ピン保持手段に連結された一端部を有するとともに前記第1部材に対して 並進移動可能に取り付けられ、これにより前記ピン保持手段とともに前記フレー ムに対して並進移動でき且つ前記回転軸線に対して選択された角度位置を維持で きるシャフトとを有する外科用頭クランプ。 6.請求項5に記載の頭クランプであって、前記第1部材が前記シャフトに回 転可能に結合されたスリーブであり、また前記ピン保持手段を移動させる前記手 段が更に前記スリーブに係合可能で前記シャフトの反対端部に回転可能に連結さ れたノブを有し、これにより前記ノブの回転が該ノブ、前記シャフト、前記ピン 保持手段並びに前記第2および第3頭係合ピンを、前記スリーブおよび前記フレ ームに対して前記ピン保持手段とは独立して且つその選択された角度位置を変化 させずに、並進移動させるように構成された外科用頭クランプ。 7.請求項6に記載の頭クランプであって、前記第1固定部材が前記フレーム に連結され、前記第2固定部材が前記スリーブに結合されている外科用頭クラン プ。 8.請求項6に記載の頭クランプであって、前記シャフトが第1面を有し、前 記第1部材が前記シャフトの前記第1面にスライド可能に係合する手段を有し、 これにより前記シャフトは前記第1部材に対して並進移動して、前記シャフトお よび前記第1部材を前記回転軸線に対する回転のために固定するように構成され た外科用頭クランプ。 9.請求項8に記載の装置であって、前記スリーブがその一端部に第2面を有 し、該第2面は前記第2固定部材の軸線方向穴の中の第3面と協動して、これに より前記スリーブおよび前記第2固定部材を一体として回転軸線のまわりに回転 させるように構成された装置。 10.請求項9に記載の装置であって、前記第1固定部材に対する前記第2固定 部材の回転軸線に沿う軸線方向位置を調整するために前記スリーブと前記第2固 定部材との間を機械的に連絡する手段を更に有する装置。
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