【発明の詳細な説明】17β−N−モノ置換−カルバモイル−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エ ン−3−オンを含む慢性前立腺炎の治療に有用な薬剤の製造法 発明の背景
本発明は、慢性前立腺炎の治療用のテストステロン−5α−レダクターゼ阻害
剤としての17β−N−モノ置換−カルバモイル−4−アザ−5α−アンドロス
ト−1−エン−3−オン化合物の使用に関する。従来技術の説明
前立腺炎は一般に全ての泌尿器科診療の約10〜15%を占める。あまり理解され
ていないこの症候群は、前立腺に炎症があるか並びに前立腺液中の白血球の有無
及び/又は前立腺に関連した疼痛の有無によって診断され得る。この症候群の中
では、慢性の特発性前立腺炎、無症候性前立腺炎及び前立腺痛が問題が多く、し
かも恐らく最も理解されていないものである。これらの疾患は、ある種の特定で
きない細菌又はウイルス性感染によるものとされてきたが、これはまだ実証され
ていない。これらの症候は思春期以前に
は存在せず、18歳から50歳の間に最も多く発症する。これら3種の特異的実
体は、異なる表現又は形態で表されているが、実際には同一の疾患の過程を表し
ている可能性がある。これらの症状は、前立腺における化学的な平衡異常、現在
の微生物学的方法では検出されない感染及び前立腺分泌液自身に対する自己免疫
などが原因ではないかと示唆されている。
治療的見地から求められているのは、効果的に前立腺の代謝活動を抑制して前
立腺の増殖を阻害し且つ前立腺炎症状の活性を低下させる薬剤である。特に所望
されているのは、血液のテストステロンを用いて前立腺酵素の作用を阻害する薬
剤である。
副作用、即ち女性化が最も少ないこのような抗アンドロゲン剤がこれらの一般
的ではあるが複雑な障害の治療に有効ではないかとの考えには根拠がある。さら
に、前立腺のサイズを減少させ、前立腺分泌液及び炎症を起こさせ得る物質の産
生を低減させ得る薬剤が、前立腺炎の特異的症状を効果的に中断させ得ると考え
られる。
当該分野において、ある種の標的臓器のアンドロゲン活性の主要媒介物質が5
α−ジヒドロテストステロン(DH
T)であり、DHTがテストステロン−5α−レダクダーゼの作用により標的臓
器に局所的に形成されることは公知である。従って、テストステロン−5α−レ
ダクダーゼの阻害剤はアンドロゲン過剰刺激症状を予防又は緩和する働きをする
と想定され、実証された。Nayfeら,Steroids,14,269 (1969)により、4−ア
ンドロステン−3−オン−17β−カルボン酸メチルがテストステロン−5α−
レダクダーゼ阻害剤であることが試験管内で実証された。次いでVoigt及びHsia
,Endocrinology,92,1216 (1973)、カナダ国特許第970,692号により、上記の
エステル及びその親遊離酸である4−アンドロステン−3−オン−17β−カル
ボン酸が共に試験管内でテストステロン−5α−レダクダーゼの活性阻害剤であ
ることが実証された。さらにVoigt及びHsiaにより、テストステロン又は5α−
ジヒドロテストステロンを局所適用すると、ハムスターのメスのアンドロゲン依
存性脂腺構造である側腹部臓器が肥大することが実証された。しかし、4−アン
ドロステン−3−オン−17β−カルボン酸又はそのメチルエステルを随伴投与
すると、テストステロンにより誘導される応答は阻害したが、5α−ジヒドロテ
ストステロンにより誘導される応答
は阻害しなかった。これらの結果は、該化合物がそれらのテストステロン−5α
−レダクダーゼ阻害能力のために抗アンドロゲン性であることを示唆するものと
解釈された。
多くの4−アザステロイド化合物が公知となっている。例えば、米国特許第2,
227,876号、第3,239,417号、第3,264,301号及び第3,285,918号;仏国特許第1,46
5,544号;Doorenbos及びSolomons,J.Pharm.Sci.,62,4,638-640ぺージ(197
3);Doorenbos及びBrown,J.Pharm.Sci.,60,No.8,1234-1235ページ(1971)
;並びにDoorenbos及びKim,J.Pharm.Sci.,63,4,620-622ページ(1974)を参
照されたい。
さらに、Rasmussonらの米国特許第4,377,584号、第4,220,775号、第4,760,071
号、第4,859,681号及び第5,049,562号には、アンドロゲン過剰症の治療に有用で
あると言われている4−アザ−17β−置換−5α−アンドロスタン−3−オン
群が記載されている。米国特許第4,760,071号にはフィナステリド(finasteride
)が記載されており、該化合物は、良性の前立腺過形成の治療用に最近FDAに
より認可されたProscar(登録商標)としても知られている17β−(N−t−
ブチルカルバモイル)−4−アザ−ア
ンドロスト−1−エン−3−オンである。しかし、引用した参考文献は、本発明
の新規な17β−N−(モノ置換)カルバモイル−4−アザ−5α−アンドロス
ト−1−エン−3−オン類のいずれについても、慢性前立腺炎の治療に有効であ
ることを示唆していない。発明の説明
本発明は、17β−N−(モノ置換)カルバモイル−4−アザ−5α−アンド
ロスト−1−エン−3−オン化合物を用いたヒト男性の慢性前立腺炎の治療に関
する。
本明細書に記載されている化合物、特定的にはフィナステリド、即ち17β−
(N−t−ブチル−カルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン
−3−オンは、テストステロンのレベルを低下させることなくDHTを去勢レベ
ルに低下させ、従って望ましくない性関連副作用が生じない。一人当たり1〜10
mgのp.o.(経口)一日用量のフィナステリドが慢性前立腺炎の治療に有効であ
る。
本発明は、式:
〔式中、R1は、水素、メチル又はエチルであり、
R2は、1〜12個の炭素原子を有する直鎖若しくは分枝鎖のアルキル、シクロ
アルキル若しくはアラルキル、又は1〜2個の炭素原子を有する1個以上の低級
アルキル置換基及び/若しくは1個以上のハロゲン(Cl、F若しくはBr)置
換基を任意に含む単環式アリールから選択される炭化水素基であり、
R′は水素又はメチルであり、
R′′は水素又はβ−メチルであり、
R′′′は水素、α−メチル又はβ−メチルである〕
を有する化合物に関する。
本発明の方法に適用可能な化合物の好ましい実施態様は、式:
〔式中、R1は水素、メチル又はエチルであり、且つ
R3は、4〜10個の炭素原子を有する分枝鎖アルキル、シクロアルキル又はアラ
ルキルである〕
によって表される。
本発明の代表的な化合物には下記のものが含まれる。
17β−(N−t−アミルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−
1−エン−3−オン、
17β−(N−t−ヘキシルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロスト
−1−エン−3−オン、
17β−(N−t−ブチルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−
1−エン−3−オン、
17β−(N−イソブチルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−
1−エン−3−オン、
17β−(N−t−オクチルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロスト
−1−エン−3−オン、
17β−(N−オクチルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1
−エン−3−オン、
17β−(N−1,1−ジエチルブチルカルバモイル)−4−アザ−5α−ア
ンドロスト−1−エン−3−オン、
17β−(N−ネオペンチルカルバモイル)−4−アザ
−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン、
17β−(N−2−アダマンチルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロ
スト−1−エン−3−オン、
17β−(N−1−アダマンチルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロ
スト−1−エン−3−オン、
17β−(N−2−ノルボルニルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロ
スト−1−エン−3−オン、
17β−(N−1−ノルボルニルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロ
スト−1−エン−3−オン、
17β−(N−フェニルカルバモイル)−4−アザ−4−メチル−5α−アン
ドロスト−1−エン−3−オン、
17β−(N−ベンジルカルバモイル)−4−アザ−4−メチル−5α−アン
ドロスト−1−エン−3−オン、
17β−(N−t−アミルカルバモイル)−4−アザ−4−メチル−5α−ア
ンドロスト−1−エン−3−オン、
17β−(N−t−ヘキシルカルバモイル)−4−アザ−4−メチル−5α−
アンドロスト−1−エン−3−オン、
17β−(N−t−ブチルカルバモイル)−4−アザ−4−メチル−5α−ア
ンドロスト−1−エン−3−オン、
17β−(N−イソブチルカルバモイル)−4−アザ−
4−メチル−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン、
17β−(N−t−オクチルカルバモイル)−4−アザ−4−メチル−5α−
アンドロスト−1−エン−3−オン、
17β−(N−オクチルカルバモイル)−4−アザ−4−メチル−5α−アン
ドロスト−1−エン−3−オン、
17β−(N−1,1−ジエチルブチルカルバモイル)−4−アザ−4−メチ
ル−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン、
17β−(N−ネオペンチルカルバモイル)−4−アザ−4−メチル−5α−
アンドロスト−1−エン−3−オン及び上記に挙げられた各化合物において4−
水素置換基が水素又はエチル基で置換されるかその逆の置換が行われた対応化合
物。
代表的な化合物にはさらに、N−分枝鎖アルキル置換基がメチル、エチル、プ
ロピル、i−プロピル、ブチル、フェニル、ベンジル、2−、3−若しくは4−
トリル、キシリル、2−ブロモ若しくは2−クロロフェニル、2,6−ジクロロ
、又は2,6−ジブロモフェニル置換基で置換された上記化合物の全てが含まれ
る。
本発明の式Iの化合物は、式:
を有する公知のステロイドエステルである17β−(カルボメトキシ)−4−ア
ザ−5α−アンドロスタン−3−オンから出発する方法によって調製され、該方
法は、(1)前記出発物質を脱水素して、A環の1,2位に二重結合を含む対応
化合物を生成する段階、(2)17−カルボメトキシ置換基をN−モノ置換カル
バモイル置換基に変換する段階、及び所望なら(3)A環の窒素をアルキル化し
て、N−メチル又は4−エチル置換基をA環に導入する段階を含む。本発明の方
法を実施する際には、段階1のステロイドA環の1,2位の脱水素を、A環の窒
素には水素以外の置換基がない4−アザ−5α−アンドロスタン−3−オン化合
物を用いて行うことが極めて重要である。段階2は、1種以上の化学的段階から
構成され、所望なら、段階(1)の前又は段階(1)又は段階(3)の後で行っ
てよい。
本発明の方法に従い、(1)17β−アルコキシカルボニル−4−アザ−5α
−アンドロスタン−3−オン化合物
IIIを還流クロロベンゼン中で無水ベンゼンセレン酸のような脱水素剤と共に加
熱し、17β−アルコキシカルボニル−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エ
ン−3−オンIVを形成する段階、(2)段階(1)で形成された5α−アンドロ
スト−1−エン−3−オン化合物をジメチルホルムアミドのような中性溶媒中で
無水条件下に水素化ナトリウムと反応させる段階、(3)得られた反応混合物を
ヨウ化アルキル(メチル又はエチル)と接触させ、対応17β−アルコキシ−カ
ルバモイル−4−アルキル−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オ
ンVを形成する段階、(4)次いで前記17β−アルコキシカルボニル−4−ア
ルキル−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オンを還流温度で水性
メタノール性水酸化カリウムのような強塩基で加水分解し、その後で得られたス
テロイド性酸である17β−カルボキシ−4−アルキル−4−アザ−5α−アン
ドロスト−1−エン−3−オンVIを酸性化して分離する段階、(5)次いで前記
ステロイド性酸をトルエンのような不活性溶媒中でトリフェニルホスフィン及び
2,2′−ジピリジルジスルフィドと共に還流してその対応2−ピリジルチオエ
ステルに変換し、得られた生成物、17
β−(2−ピリジルチオカルボニル)−4−アルキル−4−アザ−5α−アンド
ロスト−1−エン−3−オンVIIをシリカゲル上のクロマトグラフィーにかけて
分離する段階、(6)次いで前記ピリジルチオエステルを、適切な第1級アミン
、例えば、t−ブチルアミン、n−ブチルアミン、アニリン、ベンチルアミン、
t−オクチルアミンと、テトラヒドロフラン中で反応させて、所望の生成物、1
7β−N−置換カルバモイル−4−アルキル−4−アザ−5α−アンドロスト−
1−エン−3−オンVIIIを形成し、これをシリカゲル上のクロマトグラフィーに
かけて分離する段階によって本発明の生成物が形成される。
本発明の方法により、17β−(アルコキシカルボニル)−4−アザ−5α−
アンドロストン−3−オンIVから、上記の一連の反応段階を繰り返す(但し、段
階2、即ち4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オンをナトリウムア
ミド、次いで中間体XII及びXIIIを介してヨウ化メチル又はエチルで処理する部
分を除いて)ことにより、対応17β−(N−R2−カルバモイル)−4−アザ
−5α−アンドロスト−1−エン−3−オンXIVが容易に調製される。
環Aの窒素上の単一の置換基として水素のみを有する本発明の化合物を調製す
るさらに別の代替法にあっては、該方法の最終段階でA環に二重結合が導入され
る。従って、17β−アルコキシカルボニル−4−アザ−5α−アンドロスタン
−3−オンIIIを、対応ステロイド性酸IX、即ち17β−カルボキシ−4−アザ
−5α−アンドロスタン−3−オンに加水分解し、これを対応ピリジルチオエス
テル、即ち17β−(2−ピリジルチオカルボニル)−4−アザ−5α−アンド
ロスタン−3−オンXに変換し、次いで該エステルを式R2−NH2〔式中、R2
は上記に定義の通りである〕のアミンで処理して、17β−(N−R2−カルバ
モイル)−4−アザ−5α−アンドロストン−3−オンXIを形成し、これを先に
記載したように脱水素して化合物XIV、即ち17β−(N−R2−カルバモイル)
−4−アザ−アンドロスト−1−エン−3−オンを形成する。
17β−(N−R2−カルバモイル)置換基を、式VI、XII又はIXの17β−カ
ルボキシ−アンドロスタン化合物に導入する他の代替法としては、それぞれの化
合物を、Steroids,第35巻,#3,1980年3月,1−7ページに記載のものと類
似の方法で、ジシクロヘキシルカルボジイミド及
び1−ヒドロキシベンゾトリアゾールで処理して、17β−(1−ベンゾトリア
ゾールオキシカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オ
ン、VII、XIII又はX〔ここで、Xは1−ベンゾトリアゾールオキシ又は17β
−(1−ベンゾトリアゾールオキシカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロス
タン−3−オン、Xである〕を形成する。
上記の反応を以下の構造式略図で図示する。
〔式中、Xは2−ピリジルチオ又はベンゾトリアゾールオキシである〕
上記の方法に従って調製された本発明の化合物は、既に述べたように、それら
の特異的にテストステロン−5α−レダクターゼを阻害する能力のために、慢性
前立腺炎の治療における強力且つ選択的な抗アンドロゲン剤である。
従って本発明は特に、本発明の新規な化合物を全身又は経口投与することによ
るヒト男性の前立腺炎の治療法を提供することに関する。
従って本発明はさらに、本発明の新規な治療法に使用するのに好適な局所性又
は全身性医薬調剤を提供することにも関する。
慢性前立腺炎の治療に用いるために有効成分として本発明の化合物を含む組成
物は、全身性投与用に慣用担体中の多岐にわたる治療剤型、例えば、錠剤、カプ
セル剤、溶剤若しくは懸濁剤の形態での経口投与、又は静脈内注射により投与可
能である。製品の1日用量は一人当たり1〜2,000mgの範囲、好ましくは1〜200
mgの範囲で広範に変化してよく、一人当たり1〜20mgの範囲が特に好ましい。組
成物は、治療を受ける患者の症状により用量を調整するために、0.1、1、5、1
0、25、50、100、150、250及び500ミリグラムの有効成分を含む計量錠剤の形態
とするのが好ましい。
薬剤の有効量は通常1日当たり体重1kgに付き約0.01mg〜約50mgの範囲の用量レ
ベルで与えられる。該範囲が、1日当たり体重1kgにつき約0.1mg〜7mgの範囲
が好ましく、約0.1mg〜約3mgの範囲であればなお好ましい。これらの用量は製
品の毒性発現量を十分に下廻る。本発明の生成物を含むカプセル剤は、本発明の
活性化合物とラクトース及びステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウ
ム、スターチ、タルク又は他の担体とを混合し、該混合物をゼラチンカプセル内
に封入して製造することが可能である。錠剤は、有効成分と、リン酸カルシウム
、ラクトース、コーンスターチ又はステアリン酸マグネシウムのような慣用錠剤
化成分とを混合して製造し得る。液状形態のものは、好適には合成及び天然ガム
類、例えばトラガカント、アカシア、メチルセルロースなどのような着香懸濁若
しくは分散剤である。使用し得る他の分散剤にはグリセリンなどが含まれる。非
経口投与用には、滅菌懸濁剤及び溶剤が望ましい。一般に適切な保存料を含む等
張製剤は、静脈内投与が望ましい場合に用いられる。
既に上記に一般的に記載した本発明の新規な化合物の調製法を、以下の実施例
によりさらに説明する。
実施例1 3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−17β−カルボン酸メ チル
クロロベンゼン2.09l中の3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスタン−1
7−カルボン酸メチル*83.7g及び無水ベンゼンセレン酸126.5gの懸濁液を2時
間加熱還流した。還流冷却器を蒸留ヘッドに切り替え、混合物をゆっくり蒸留さ
せて、反応中(2時間)に形成された水を除去した。溶液を蒸発させ、湿った残
渣198gを得た。ジクロロメタン溶液としての残渣を飽和水性NaHCO3溶液及
び飽和NaCl溶液で洗浄、次いで脱水、蒸発させ、生成物172.4gを得た。この
物質を、先ずジクロロメタン(5l)、次いで4:1ジクロロメタン-アセトンで
溶離するシリカゲル2.56kg上のクロマトグラフィーにかけた。8l溶離した時点
での所望の生成物は53.4gであった。該生成物をジエチルエーテルですすぎ、脱
水して、標記化合物49.5gを得た(融点:278‐280℃)。同じ方法で以下の化合
物をそれらの対応1,2−不飽和誘導体に変換した。
融点
1a R=C0NHC(CH3)3 252‐254℃
1b R=C0NHC(CH3)2CH2C(CH3)3 224‐226℃
*Rasmusson Johnston and Arth.
米国特許第4,377,584号、1983年3月22日。
実施例2 4−メチル−3−オキソ−4−アザ−5−アンドロスト−1−エン−17β−カ ルボン酸メチル
無水ジメチルホルムアミド500ml中の実施例1の生成物25g及び水素化ナトリウ
ム2.25gを窒素下に15分間撹拌した。ヨウ化メチル(15ml)を滴下し、混合物を
室温で30分間撹拌した。追加の(5ml)ヨウ化メチルを加え、混合物を50℃で2
時間加熱した。冷却後、混合物を水で希釈して、体積を2リットルにした。固体
は、冷却後に分離すると、25.4gの量であった。融点:159‐161℃。
同じ方法で、以下の化合物をそれらの対応4−メチル誘導体に変換した。
融点
2a R = CONHC(CH3)2CH2C(CH3)3、 アンドロスタン 148 - 150℃
2b R = CONHC(CH3)3、 △-1-アンドロステン 153 - 155℃
2c R = CONHC(CH3)2CH2C(CH3)3、△-1-アンドロステン 168 - 170℃
実施例3 4−メチル−3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−17β− チオカルボン酸S−(2−ピリジル)
メタノール125ml中の実施例2の生成物25gの懸濁液を水12.5ml中のKOH(*
12.5g)の溶液で処理した。4時間還流後、溶液を6NのHClで酸性化し、次
いで水で希釈した。粗な酸(23.32g)を分離し、乾燥した。融点は300℃であっ
た。
粗な無水酸(23g)、トリフェニルホスフィン(36.45g)及び2,2′−ジピ
リジルジスルフィド(30.4g)をトルエン138ml中に室温で3時間撹拌しながら懸
濁した。反応混合物を直接、9:1酢酸エチル-アセトンで溶離するシリカゲル4
.5kgのカラム上のクロマトグラフィーにかけて、所望の生成物20.4gを得た(融
点:218−220℃)。
アセトンを用いて溶離を続行して、副生成物として、メタノール付加生成物、
1α−メトキシ−4−メチル−3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスタン−
17β−チオカルボン酸S−(2−ピリジル)5.2gを得た(融点:221‐223℃)
。
3A.同じ方法で、実施例1の生成物を3−オキソ−4−アザ−5α−アンド
ロスト−1−エン−17β−チオカルボン酸S−(2−ピリジル)(融点:230
‐232℃)に変換した。
3B.同じ方法で、3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスタン−17−カ
ルボン酸メチルを3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスタン−17β−チオ
−カルボン酸S−(2−ピリジル)(融点:232‐234℃)に変換した。
実施例4 N−t−ブチル−4−メチル−3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスト−1 −エン−17β−カルボキサミド
テトラヒドロフラン70ml中の実施例3のピリジルチオエステル2.5gの懸濁液に
無水t−ブチルアミンを加えた。60分間暴露した後、得られた溶液を蒸発させ、
残渣をシリカゲル125g上のクロマトグラフィーにかけた。20:1酢酸エ
チル‐ジクロロメタンで溶離して、生成物1.5gを得た(融点:152‐154℃)。
適切なアミン及び適切なピリジルチオエステルを用いて上記実施例を繰り返し
、以下の生成物を得た。4b
:N−t−ブチル−3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスタン−17β
−カルボキサミド、融点:275‐276℃。4c
:N−(2,4,4−トリメチル−2−ペンチル)−4−メチル−3−オキ
ソ−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−17β−カルボキサミド、融点
:168‐170℃。
実施例5 5−オキソ−3,5−セコエチアン−3,20−二酸
t−ブタノール3.5l中の3−オキソ−4−エチエン−17β−酸200gの溶液に
、水474ml中の炭酸ナトリウム198.4gの溶液を加えた。水3.5l中のメタ過ヨウ素
酸ナトリウム948.5g及び過マンガン酸塩6.95gの温(65℃)溶液を、反応混合物
を80℃に維持するような速度で加えた。添加後、混合物を1時間加熱還流した。
混合物を一晩室温に放置した。濾過して無機塩を除去し、ケークを水225mlで洗
浄した。
5%水性重亜硫酸ナトリウム溶液を加えて、存在するヨウ素を還元した。t−ブ
タノールを減圧下に除去し、水性残渣を濃塩酸で酸性化した。分離したガムをジ
クロロメタン中に抽出し、5%重亜硫酸ナトリウム、飽和塩化ナトリウム溶液で
洗浄、次いで脱水、濃縮して、オフホワイトの残渣(214g)を得た。残渣をエー
テルに懸濁し、ヘキサンで希釈して、結晶性物質152gを得た(融点:189‐192℃
)。
実施例5B 3−オキソ−4−アザ−5−エチエン−20−酸
エチレングリコール350ml中の実施例5の二酸64.7gの懸濁液を液体アンモニア
80mlで処理した。得られた溶液を3°/分の速度で180℃に昇温し、該温度に15
分間保った。冷却後、水1リットルを加え、混合物を10%塩酸で酸性化してpH
を1.5にした。生成物を除去し、水で洗浄、次いで風乾して、生成物57.5gを得た
(融点:310℃)。
実施例5C 3−オキソ−4−アザ−5α−エチアン−20−酸
酢酸16.32ml中の実施例5Bの5−酸136gの溶液を白金触媒(PtO216.32g)
の存在下に60℃、40psigで3時間水素化した。触媒を除去し、溶液を濃縮して、
粗生成物12
8.2gを得た。該物質を水3lで十分に洗浄し、次いで、濾過、風乾して、白色固
体125gを得た(融点:310℃)。
この物質は、7%メタノール性水酸化カリウム中の3−オキソ−4−アザ−5
α−アンドロスタン−17β−カルボン酸メチル(3−オキソ−4−アザ−5α
−エチエン−17β−酸メチル)を鹸化し、次いで酸性処理することによっても
得られる。
実施例5D N−(2,4,4−トリメチル−2−ペンチル)−3−オキソ−4−アザ−5α −アンドロスタン−17β−カルボキサミド
ジクロロメタン500ml中の実施例5Cの生成物5.0g、ジシクロヘキシルカルボ
ジイミド3.35g及び1−ヒドロキシベンズトリアゾール3.18gの溶液を室温で一晩
撹拌した。濾過して固体を分離し、濾液を2,4,4−トリメチル−2−ペンチ
ルアミン(t−オクチルアミン)で処理した。この溶液を室温で64時間放置した
。少量の固体を除去し、溶液を順次10%水性水酸化ナトリウム、水、10%塩酸及
び飽和水性塩化ナトリウムで洗浄した。脱水、濃縮後、粗生成物を3:7アセト
ン‐ジクロロメタンを用いてシリカゲ
ル240gを通して溶離して、生成物5.5gを得た(融点:250‐251℃)。
実施例5E
2,4,4−トリメチル−2−ペンチルアミンの代わりにt−ブチルアミンを
用いて実施例5Dの手順を繰り返して、N−t−ブチル−3−オキソ−4−アザ
−5α−アンドロスタン−17β−カルボキサミドを得た(融点:274‐276℃)
。
実施例6 17β−(N−1−アダマンチルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロス ト−1−エン−3−オンの合成
実施例1の17−メチルエステル100mg(0.305mmol)をTHF(分子ふるい3
A上で脱水した)3.0mlに懸濁し、次いで1−アダマンタンアミン183.0mg(1.2m
mol)を加えた。懸濁液を5〜10℃に冷却し、次いでTHF中のEtMgBrの2
.0M溶液590mlを加えた。得られた混合物を10分間撹拌し、次いでN2下に1〜2
時間還流した。混合物を0℃に冷却、次いでNH4Cl(約10ml)の飽和溶液を
加えて反応を停止した。有機層を分離し、水性層を3容量のCH2Cl2で抽出し
た。
有機層を合わせ、H2Oで2回、飽和塩化ナトリウムで2回洗浄し、MgSO4
上で脱水、濾過、真空下に蒸発乾涸した。EtOAcから結晶化して生成物75.0
mgを得た。MeOHから再結晶し、110℃/0.1mmで2時間乾燥して、生成物を得
た(融点:305‐306℃)。
分子量(FABによる)は、M+=451:計算値=451であった。
C29H42N2O2の元素分析:計算値:C,77.28;H,9.40;N,6.21;実測値:
C,76.84;H,9.73;N,5.93。
実施例7 17β−(N−2−アダマンチル−カルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロ スト−1−エン−3−オンの合成
上記実施例6の一般手順に従い、但し1−アダマントアミンの代わりに2−ア
ダマントアミン(水性中和並びにEtOAc抽出及び分離により調製した)を用
い、1〜2時間の代わりに7時間還流して、標記化合物を調製する(融点:284‐
285℃)。
実施例8 17β−(N−1−アダマンチルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロス タン−3−オンの合成
実施例7で生成したアダマンチル誘導体100.0mgを無水THF5.0mlに溶解した
。5%Pd/C300mgを加え、40psiで6.0時間還流温度で水素化した。混合物を
セライトを通して濾過し、ケークをTHFで3回洗浄し、溶媒を真空下に蒸発さ
せて粗な標記生成物97.0mgを得た。NMRにより、オレフィンが不在であること
が示された。粗物質をシリカゲル15.0gのカラム上に置き、1:1(CH2Cl2
:アセトン)で溶離した。
画分を回収し、TLCで単一スポットを示す77.98mgの物質を得た。NMRは
、提示されている構造とよく合致していた。EtOAcから再結晶して、標記生
成物65.59mgを得た(融点:323‐324℃)。
C29H44O2N2・1/4H2Oの元素分析:計算値:C,76.18;H,9.81;N,6.1
3;実測値:C,75.91;H,9.97;N,6.06。
実施例9 3−オキソ−4−メチル−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−17β− カルボン酸メチル
無水ジメチルホルムアミド500ml中の実施例1の標記生成物25g及び水素化ナト
リウム3.35gの懸濁液を窒素下に15
分間撹拌した。ヨウ化メチル(15ml)を滴下し、混合物を室温で30分間撹拌した
。追加の(5ml)ヨウ化メチルを加え、混合物を50℃で2時間加熱した。冷却後
、混合物を水で2リットルに希釈した。冷却後、固体を分離し、標記生成物25.4
gを得た(融点:159‐161℃)。
実施例10 3−オキソ−4−メチル−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−17β− チオカルボン酸S−(2−ピリジル)
10A.メタノール125ml中の実施例9の生成物25gの懸濁液を、水12.5ml中の
KOH(12.5g)の溶液で処理した。4時間還流後、溶液を6NのHClで酸性
化し、次いで水で希釈した。粗な酸(23.32g)を分離、脱水した(融点:300℃
)。
10B.10Aの粗な無水酸(23g)、トリフェニルホスフィン(36.45g)及
び2,2′−ジピリジルジスルフィド(30.4g)を、トルエン138mlに室温で一晩
撹拌しながら懸濁した。翌日、結晶化が始まった。反応混合物を濾過し、残渣を
冷トルエン、次いで冷無水エーテルで洗浄した。真空下に110℃で乾燥して、所
望の標記チオピリジルエステル20.4gを得た(融点:218‐220℃)。
実施例11 17β−(N−1−アダマンチルカルバモイル)−4−メチル−4−アザ−5α −アンドロスト−1−エン−3−オンの合成
実施例10のチオピリジルエステル120mgを無水THF20mlに懸濁し、この懸
濁液に1−アダマンタンアミン175.0mgをN2下に加えた。N2下に室温で16時間
反応させた。1:1アセトン−ヘキサンを用いるシリカゲルTLCで反応をモニ
ターした。6時間後、TLCにより、僅かに出発物質を残すのみで、反応物が専
ら生成物になったことが示された。1:1(アセトン/ヘキサン)で溶離する20
cm×20cm、 1000mmのシリカゲルプレート上のTLCにかけて生成物を分離した
。この生成物を酢酸エチルから結晶化して純物質50.0mgを得た(融点:202‐205
℃)。分子量(FAB)は465;計算値:465であった。再結晶して、標記生成物
19.14mgを得た(融点:202‐202.5℃)。
C30H44N2O2・H2Oの元素分析:計算値:C,74.64;H,9.60;N,5.80;
実測値:C,74.32;H,9.47;N,5.89。
実施例12 3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスタン−17β−カルボン酸メチルの加 水分解
実施例1の出発物質、17β−アンドロスタンカルボン酸エステルをイソプロ
パノール又は水性メタノール中の7%水性KOHで加水分解し、次いで酸性処理
して、対応17β−カルボン酸を得、これを実施例13に用いた。
実施例13 N−(1−アダマンチル)−3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスタン−1 7β−カルボキサミド
ジクロロメタン500ml中の実施例12の生成物5.0g、ジシクロヘキシルカルボ
ジイミド3.35g及び1−ヒドロキシベンズトリアゾール3.18gの溶液を室温で一晩
撹拌した。濾過して固体を分離し、濾液を1−アダマントアミンで処理した。こ
の溶液を64時間室温で放置し、次いで濾過し、溶液を順次10%塩酸及び飽和水性
塩化ナトリウムで洗浄した。MgSO4上で脱水した後、溶液を濾過、濃縮した
。粗生成物を3:7(アセトン−ジクロロメタン)を用いてシリカゲル240gを通
して溶離して、標記生成物5.5gを得た(融点:323‐324℃)。
実施例14 3−オキソ−4−メチル−4−アザ−5α−アンドロスタン−17β−カルボン 酸ベンズトリアゾール−1−イルの合成
3−オキソ−4−メチル−4−アザ−5α−アンドロスタン−17β−カルボ
ン酸メチル(Rasmussonら,J.Med. Chem.29,2298-2315,1986を参照)83.7g
の懸濁液を水性メタノール中の7%水性KOHで加水分解し、次いで酸性処理し
て、対応17β−カルボン酸を得た。
この酸は、実施例9に記載の3−オキソ−4−メチル−4−アザ−5α−アン
ドロスタン−17β−カルボン酸ベンゾトリアゾール−1−イルに容易に変換さ
れた。賦活化エステル(ベンゾトリアゾイル誘導体)を、4:96(MeOH‐C
HCl3)で溶離するTLC(20cm×20cm×20cm×1000μmのシリカゲル、4プレ
ート)上で精製した。分離した生成物をエーテルで洗浄して、活性エステルを得
た(融点:198‐200℃(分解))。
実施例15 17β−(N−1−アダマンチルカルバモイル)−4−メチル−4−アザ−5α −アンドロスタン−3−オンの合成
実施例14に記載のように調製した4−メチル−4−ア
ザ−ベンゾトリアゾール誘導体100.0mgを、CH2Cl220.0mlに溶解した。この
透明溶液に1−アダマントアミン127mgを加えた。反応混合物をN2下に室温で一
晩撹拌した。
溶液をTeflon Acrodisc CRを通して濾過した後、EtOAcから結晶化して、
生成物26.32mgを得た(融点:210‐217℃)。溶離剤として1:1(アセトン−
ヘキサン)を用いるシリカゲル1.0g(EMシリカゲル)のカラム上で生成物をさ
らに精製し、再結晶して、白色針状物として標記生成物21.75mgを得た(融点:2
03‐205℃)。
C30H46N2O2・1.5H2Oの元素分析:計算値:C,73.58;H,9.68;N,5
.62;実測値:C,73.15;H,9.30;N,5.67。
実施例16 17β−(N−エキソ−2−ノルボルナニルカルバモイル)−4−アザ−5α− アンドロスト−1−エン−3−オンのジアステレオ合成
実施例10の対応4−H−チオピリジルエステル(Rasmussonら,J.Med.Che
m.,第29巻,2298‐2315ページ(1986)を参照)100.0mgを、N2下に無水THF
3.0mlに溶解した。この透明溶液に、(±)ラセミエキソ−2−アミノ
−ノルボルナン477μlを加えた。反応をN2下に室温で16時間継続した。反応混
合物を真空下に蒸発乾涸した。
残渣をクロロホルムに溶解した。有機層を2.5NのHCl酸で3回、水で3回、
飽和NaCl溶液で3回洗浄し、MgSO4上で脱水、濾過、真空下に蒸発乾涸
して、ジアステレオマー混合物56.3mgを得た。
粗生成物を70:30(CHCl3:アセトン)で溶離するTLC(20cm×20cm×5
00μmのシリカゲル、2プレート)上のクロマトグラフィーにかけて、標記生成
物43.4mgを得た。EtOAcから再結晶して、生成物30mgを得た(融点:245‐2
45.9℃)。NMR(CDCl3)により上記の構造を確認した。C26H38O2N2
のFAB質量スペクトル:計算値:m/e 411:実測値:411。
C26H38O2N2・H2Oの元素分析:計算値:C,72.82;H,9.40;N,6.58;
実測値:C,73.21;H,9.20;N,6.25。
実施例17 17β−(N−1−アダマンチルメチルカルバモイル)−4−アザ−5α−アン ドロスト−1−エン−3−オンの合成
実施例16で用いたチオピリジルアザステロイド200.0mgを無水THF2.0mlに
懸濁した。
この懸濁液に、N2下に室温でシリンジを介して1−アミノメチレンアダマン
タン400μlを加えた。数分後、黄色の透明溶液を得、1/2時間後、沈殿が生じた
。N2下に一晩反応させた。CH2Cl2で希釈、10%NaOHで2回、さらにH2
Oで2回、次いで10%HClで2回、H2Oで2回、最後に飽和NaCl溶液で
2回洗浄した。
有機層をMgSO4上で脱水、濾過、真空下に濃縮して、NMRで示されたよ
うな生成物を得、EtOAcから再結晶して、生成物149.0mgを得た(融点:255
‐257℃(分解))。FAB質量スペクトル:計算値:m/e 464+1=465;実
測値:465。
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(72)発明者 ストーナー,エリザベス
アメリカ合衆国、ニユージヤージー・
07090、ウエストフイールド、セイント・
マークス・アベニユー・423