JPH08505259A - フラットな電界放出カソードを用いたトライオード構造のフラットパネルディスプレイ - Google Patents
フラットな電界放出カソードを用いたトライオード構造のフラットパネルディスプレイInfo
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Abstract
(57)【要約】
視覚情報を表示するフラットパネルディスプレイであって、複数の対応する発光アノード(130)と電界放出カソード(170)を具え、各アノードが、対応する各カソードからの放出に応答して光を発し、各カソードは、低仕事関数材料の層を含み、比較的平らな放出表面を有し、局部的に分配された複数の電子放出サイトを具えており、対応するアノードとカソードの間にグリッド装置(102)が配備され、これによって、対応するカソードからアノードまで放出レベルをコントロールできるようにする。
Description
【発明の詳細な説明】
フラットな電界放出カソードを用いたトライオード構造のフラットパネルディス
プレイ関連出願
この出願は1992年3月16日出願された出願番号第07/851,701号、発明の名称「
ダイヤモンド薄膜に基づくフラットパネルディスプレイ」の一部継続出願であり
、この文献の引用を以て本願への記載加入とする。発明の技術分野
この発明は、一般的には、コンピュータ等のフラットパネルディスプレイに関
し、より具体的には、フラットカソードエミッタを具え、画素(pixels)が個々
にアドレスされ得るトライオード(3端子)の画素構造を用いた電界放出(fiel
d emission)型フラットパネルディスプレイに関する。発明の背景
電界放出コンピュータディスプレイは、一般的な意味において新規なものでな
い。複数の電界放出カソードと、対応するアノードを具えたディスプレイは何年
も前からあり、アノードは対応するカソードからの電子ボンバードに応答して光
を発する。しかし、このディスプレイについて説明する前に、電界放出の性質を
理解することが
有用であると考える。
電界放出は、放出材料の表面近傍の電界が、放出材料の表面に存在するポテン
シャル障壁(potential barrier)の幅を狭くするときに起こる現象である。こ
れは量子トンネル効果をもたらし、これによって電子はポテンシャル障壁を通過
し、材料から放出される。
特定材料の表面から電子の放出を開始させるのに必要な電界強度(field stre
ngth)は、その材料の「仕事関数(work function)」に依存する。多くの材料
は、正の仕事関数を有しており、電界放出をもたらすために比較的強い電界を必
要とする。実際、材料によっては、仕事関数は低く、負のものすらあり、放出を
起こすために強い電界を必要とする。このような材料は、導電体(conductor)
の上に薄膜として形成されてもよく、その結果、カソードは、電子の放出を作り
出すのに必要なスレッショルド電圧が比較的低くなる。
従来の装置では、円錐カソード(マイクロチップカソードと称される)のチッ
プに、電子放出を単一の比較的尖鋭なポイントに集束させるカソード形状にする
ことにより、電子の電界放出を高めることが好ましいとされていた。トライオー
ド電界放出ディスプレイにおいて、これらのマイクロチップカソードは、カソー
ド近傍の引出しグリッド(extraction grids)と共に何年も前から使用されてき
た。
例えば、スピントら(Spindt et al.)に1989年8月15日付で付与された米国
特許第4,857,799号は、マトリックスアドレスされた(matrix-addressed)フラ
ットパネルディスプレイに電界放出カソードを用いている。カソードはディスプ
レイの裏板構造体の中に入れられ、フェースプレート上の対応するカソードルミ
ネセンスの領域を励磁する。フェースプレートは、望ましい実施例のカソード構
造体から40ミクロン離間しており、プレートとカソードの間の空間は真空にさ
れる。画素の間に脚の形態で配備されたスペーサにより、間隔が維持される。ま
た、カソードのベース部に対する電気的接続は、裏板構造体を通じて行なわれる
。スピントらは、マトリックス装置の中に複数のマイクロチップ電界放出カソー
ドを用いており、カソードのチップは、カソードの上の引出しグリッドの孔の延
長線上にある。アノードを引出しグリッドの上に追加する場合、スピントらに開
示されたディスプレイはトライオードディスプレイ(triode display)ある。
残念ながら、マイクロチップは微細な形態であるから、マイクロチップが採用
する構造は製造が困難である。マイクロチップがディスプレイの全体を通じて一
定の形状でない場合、チップとチップの間の放出に変動が起こり、ディスプレイ
の照明(illumination)が不均一な結果となる。さらに、製造公差は比較的厳格
であるから、そのようなマイクロチップは製造コストが高くつく。
マイクロチップカソードの他の実施例が、バーダイら(Bardai et al.)に199
1年8月6日付で付与された米国特許第5,038,070号に記載されている。これは、
トライオードディスプレイに関するもので、モールディング法により成形された
中空で真直ぐな円錐体またはピラミッド形態の複数の電界エミッタが開示されて
いる。複数の電界エミッタは電気導電層の表面から伸びている。電気導電性のメ
ッシュは、高温ろう付け法により導電層の反対側表面に固着され、導電層と電気
的に接続されている。メッシュは、頑丈な金属のベースに、取付けに良好な熱導
電性をもたらす。電界放出型のトライオードアレイ等を形成するために、ゲート
及びアノード構造体の如き追加の要素が、電界エミッタと同一線上に揃うように
導電層上に形成されてもよい。
バーダイらが開示した電界エミッタ構造は、エミッタ円錐体をフォトリソグラ
フィー法によって成長させなければならず、非常に複雑で、高コストとなる欠点
がある。
その他のマイクロチップ構造が、Technical Digest of IVMC,Nagahama,1991に
掲載された”Recent Developments on Microtips Disp1ay at LETI”に示されて
いる。著者のアール.メイヤー(R.Meyer)は、次の2つの顕著な特徴をもった
マイクロチップディスプレイを記載している:マイクロガン(又はマイクロチ
ップ)の大マトリックスアレイからの電界効果による冷電子放出と、(数
百ボルトの)低電圧カソードルミネセンスである。また、メイヤーは前述した欠
点を有するマイクロチップカソードを用いている。
スピントら(Spindt et al.)に1991年5月14日付で付与された別の米国特許
第5,015,912号は、マトリックスアドレスされたフラットパネルディスプレイを
開示しており、電界放出型のマイクロチップカソードを用いている。スピントら
は、マイクロチップカソードと共に使用されるグリッド構造を開示している。ス
ピントらに開示された発明は、マトリックスアドレッシングの構成をカソード装
置内の全体に設けることに特徴を有している。各カソードは、離間した数多くの
電子放出チップを含んでおり、フェース構造体に向けて上向きに突出している。
電気導電性のゲート又は引出し電極は、チップに隣接して配置され、後者から電
子を発生させて、電子の放出をコントロールする。これらは、ベース片に直交し
て配置され、チップによって放出された電子が通過する孔を有している。引出し
電極は、選択された個々のカソードと共にアドレスされ、選択された個々のカソ
ードから電子を放出する。タングステン、モリブデン又はシリコンから構成され
るマイクロチップのカソードにおいて、グリッドカソードを配置する必要がある
が、これは電子を放出させるのに必要な引出し電界が50MV/mを越えるからであ
る。従って、グリッドはマイクロチップカソードに近
いところ(約1μm以内)に配置されなければならない。これらの公差は厳格で
あるであるから、ゲート電極は、各画素のゲートを通ベースから電気的に絶縁す
る電気絶縁層の上に、光学的フォトリソグラフィーによって作る必要がある。こ
のようなフォトリソグラフィー術はコストが高くつき、このディスプレイに必要
な精度を得ることが難しいため、ディスプレイ完成品の不良率が高くなる。さら
に、スピントらが開示した抽出グリッドは、マイクロチップカソードと一緒に使
用するように設計されており、その他形状のものと使用することができなかった
。
スピントらが開示した装置は、主として次の2つの問題がある。1)マイクロ
チップを形成すること、2)引出し電極をカソードに関して形成及び調整するこ
と。スピントらの特許に開示された構造は非常に複雑であり、大面積ディスプレ
イを作ることが困難である。
今までは、製造が困難であるにも拘わらず、マイクロチップのカソードに関心
が向けられていたが、それは、トライオード(3端子)構造では、引出しグリッ
ドと共に使用されるのが有利であるためである。
トライオード(3端子)の画素構造において、電子引出しグリッド構造体は、
対応するカソードとアノード対の間に介在される。トライオードディスプレイの
場合、グリッドにより、余分のコントロールパラメータ与えら
れ、幾つかの利点がもたらされる。第1に、グリッドは、カソードとアノードか
ら独立してコントロールされることができ、独立して制御可能なカソード・アノ
ード及びカソード・グリッド電界を作り出すことができる。これは、電子放出を
行なうために、カソード・グリッド電界に印加される制御電圧を非常に低くする
ことができる。一方、グリッド・アノード電圧を非常に高く(数百〜数千ボルト
)することができ、これによって、ディスプレイの電力効率をより高めることが
できる。このため、アノード蛍光物質はより高いポテンシャルから放出される電
子によって励起されることができ、それゆえ、より大きな運動エネルギーを有す
る電子によって衝突されることができる。第2に、個々のグリッド・アノード対
にアドレスして励起するために選択的に印加される電圧を低く(40ボルトのオ
ーダ)することができるから、駆動回路に従来の電子装置を用いることができる
ことである。最後に、グリッドとアノードの電界を低く(1マイクロメートルあ
たり1〜5ボルトのオーダ)することにより、カソードとアノードの組立体を分
離するのに用いられるスペーサ材料の誘電体条件を緩和することができることで
ある。従来の引出しグリッド構造は、電子の引出しと放出の制御を高めるために
、マイクロチップと一緒に使用するように設計されていた。
1992年3月16日に出願された特許出願第07/851,701号
「Flat Panel Display Based on Diamond This Fi1ms(ダイヤモンドの薄膜をベ
ースにしたフラットパネルディスプレイ)」では、他のカソード構造が初めて開
示された。特許出願第07/851,701号は、比較的平らな電子放出面を有するカソー
ドを開示している。その望ましい実施例において、カソードは、有効仕事関数が
比較的低いエミッション材料を使用している。材料は導電層の上に堆積形成され
、複数のエミッションサイトを形成しており、各サイトは、強度が比較的低い電
界の存在下で電子を電界放出することができる。
フラットカソードは、微細なマイクロチップ形状でないから、非常に安価であ
るが大量に作ることは難しい。フラットカソード構造の利点は、その中で詳細に
論じられている。その出願の全体は、本願と共に譲り受けられており、引用を以
て本願への記載加入とする。
比較的最近では、材料科学の分野において、アモルフィックダイヤモンド(am
orphic diamond)が発見されている。アモルフィックダイヤモンドの構造と特徴
は、Texas Journal of Sciennce,Vol.41,No.4,1989に掲載されたコリンズら
(C.Collins et al.)による"Thin-Film Diamond"の中で詳細に論じられており
、この文献の引用を以て、その全体を本願への記載加入とする。コリンズらは、
レーザ積層技術を用いて、アモルフィックダイヤモンド膜を作る方法を記載して
いる。そこに記載されて
いるように、アモルフィックダイヤモンドは複数の微小結晶(micro-crystallit
es)を有しており、その各々は膜の作製方法に応じて、特有の構造を有している
。これら微小結晶の形成方法及びそれら特有の特性は完全に理解されているわけ
ではない。
ダイヤモンドは、(111)方向に負電子の親和力を有している。このようにn
型ダイヤモンドは負の仕事関数を有している。即ち、ダイヤモンドの表面に存在
するポテンシャル障壁を歪ませるのに、比較的低い電界を必要とするだけである
。従って、ダイヤモンドは、電界放出カソードと共に使用するのに非常に望まし
い材料である。実際、マイクロチップカソードの電子放出表面としてダイヤモン
ド膜がこれまで使用されてきた。しかし、アモルフィックダイヤモンドは物理的
特性が他の形態のダイヤモンドとは実質的に異なり、特に放出材料として良好で
あることは認識されていなかった。特許出願第07/851,701号は、放出材料として
アモルフィックダイヤモンド膜を使用することを初めて開示した。実際、その特
許出願に記載された発明の望ましい実施例において、アモルフィックダイヤモン
ド膜がフラットカソード構造と共に使用されており、その結果、電界放出力ソー
ド構造は根本的に相違する。アモルフィックダイヤモンド膜に存在する微小結晶
は、個々の構造に応じて、電子放出サイトとして機能させるために多少なりとも
配備されている。
それゆえ、比較的平らなカソード放出表面の上では、アモルフィックダイヤモン
ドの微小結晶は、その表面の回りに分配され、その何割かは局部的な電子放出サ
イトとして作用する。
従来のものは全て、モリブデン、タングステン、シリコン又は同様な材料から
構成されるマイクロチップカソードに基づいたトライオード方式のフラットパネ
ルディスプレイを対象としている。従来のものは、マトリックスアドレス可能な
フラットパネルディスプレイにおいて、1)比較的構造が簡単である、2)製造費
用が比較的安い、3)局部的に分配された複数の電子放出サイトを具える比較的
平らな放出表面を有するカソードを用いたトライオード(3端子)の画素構造を
用いる、フラットパネルディスプレイを提供することはできなかった。。
従来のものは、適当なグリッド構造をフラットカソードと共に使用に供すると
いう問題を扱うことはなかった。
本発明の目的は、アモルフィックダイヤモンド膜を、比較的平坦な電界放出カ
ソードの表面に堆積形成するという考え方に基づいており、フラットカソード近
傍に新規な引出しグリッドを用いたトライオードディスプレイ構造を提供するこ
とにより、該構造から電子を放出させるようにしたものである。発明の要旨
本発明は、フラットパネルディスプレイ装置に関し、
物理的に薄い形状を維持しつつ、CRTに用いられるタイプの発光蛍光体(lumi
nescent phosphor)の利点を採用するものである。特に、本発明はフラットパネ
ルディスプレイを提供するもので、該ディスプレイは、対応する複数の発光ア
ノードと電界放出力ソードを具え、各アノードは、対応する各カソードからの放
出に応答して光を発光し、各カソードは、仕事関数が低い材料の層を含んでおり
、比較的平坦な放出表面を有し、分配されて局在化された複数の電子放出サイト
を具えており、対応するアノードとカソードの間に散在されたグリッド装置を
具え、これによって、対応するカソードからアノードへの放出レベルを制御でき
るようにしており、グリッド装置はその中に孔(apertures)を有し、孔の直径
は対応するカソードに等しくしており、カソードはグリッド装置の下に位置しな
いようにしている。
換言すれば、フラットパネルディスプレイはトライオード(3端子)の画素構
造を用いた電界放出型である。ディスプレイは、細片状のグリッド装置とカソー
ド装置を互いに直交するように配置することにより、マトリックスアドレス可能
であり、これによって、各グリッド片と各カソード片は、夫々、グリッドとカソ
ード電圧ドライバーにより個々にアドレス可能である。「画素(pixel)」は、
グリッド片とカソード片の各交差部に形成するのが効果的である。その結果、デ
ィスプレイ内の各画素は個
々に照明されることになる。
グリッド片自体は新規な構造であり、フラットカソードと一緒に使用すること
ができる。より具体的には、グリッド片は、望ましくはSiO2からなる基板を
具えており、その上に、望ましくは金属からなる導電層が堆積形成される。導電
層はエッチングされて孔を形成し、孔は特定のカソード・アノード対に対応し、
孔のエッジは対応するカソードのエッジの略上方に位置している。
カソード装置は、複数のフラットカソードを具えており、本発明の望ましい実
施例では、フォトリソグラフィー法によりパターンが形成される。パターニング
は、グリッドの孔を通して形成されてもよいし、グリッドの孔と同一線上に
位置するように形成されてもよい。各カソードは、導電材料が基板に堆積形成さ
れ、導電材料の上に抵抗性材料が堆積形成される。有効仕事関数の低い薄膜は、
次に抵抗層の上に堆積形成される。抵抗層は、カソード片の様々な小分割部の間
を、ある程度電気的に絶縁する。
アノード装置は、基板の上に導電材料(望ましい実施例ではインジウム-錫酸
化物)が堆積形成され、低エネルギーの蛍光体(望ましい実施例では酸化亜鉛)
が導電層の上に堆積形成されている。本発明の他の実施例では、カラーディスプ
レイを提供するために、赤、緑及び青の蛍光体を導電層の上に積層することもで
きる。
得られたアノード装置とカソード装置は、周辺にフリットシールを用いて、プ
リント回路基板の上に一緒に接合される。装置と装置の間は、グラスファイバー
若しくはガラス球によって、又は代表的な積層技術で作られた固定スペーサによ
って適当な間隔に維持される。
装置は密封シールされ、アノード装置とカソード装置の間の空間内は排気チュ
ーブを介して真空吸引される。この構造の内部を真空に維持するためのシステム
は当該分野において広く知られている。真空内部の残留ガスは、ゲッターと称さ
れる装置により、共に集められる。
グリッド片とカソード片は、個々の横列と縦列が、代表的な半導体実装技術に
よってもたらされる可撓性コネクターにより、外部にアクセス可能である。これ
らのコネクターは、ディスプレイ内部の各画素をアドレス可能性とするために、
グリッドとカソードドライバーに取り付けられる。
個々の画素の照明は、その画素に対応するカソード片及びグリッド片の部分の
電気的ポテンシャル差が、カソードを被覆する放出材料から電子を引き出すのに
十分である、つまり、電子がカソードから放出され、制御グリッドを通り、アノ
ードに向けて進むときに行なわれる。電子がアノードに進むと、低エネルギーの
蛍光物質に衝突し、これによって光が発生する。
トライオードのディスプレイにおいて、カソードとグ
リッドの間のギャップは、1マイクロメートルのオーダである。間隔はこのよう
に小さいから、放出を生じさせるのに約40ボルトで十分である。40ボルトの
切換えを行なうのに、市販の装置を用いることができる。これらの電圧ドライバ
ーは、グリッドドライバー及びカソードドライバーと呼ばれることもある。画素
はアドレスされ、必要なドライバー電圧が対応するグリッド片及びカソード片に
印加されるときに照明され、グリッド片に隣接するカソード片のその部分から電
子を放出する。対応するカソード片又は対応するグリッド片が、必要なドライバ
ー電圧によって駆動されさえすれば、電子は、特定の画素領域に放出されない。
これは、カソードとグリッドの間で必要なスレッショルド電位が得られないから
である。
本発明は、制御グリッドに供給される電圧を制御することにより、ディスプレ
イをグレイスケールモードで使用できる能力を有している。制御グリッドは、カ
ソードからアノードへの電子の放出を調節し、アノードに積層された蛍光体物質
の光子放出を変動させる。
グリッドは誘電性材料の層によって支持される。誘電性材料は、カソードとそ
れに対応する孔の間の誘電性材料を排除するために、異方性エッチングされる。
この結果、誘電性材料からなる複数のマッシュルーム形構造体が存在し、グリッ
ド層を支持する。他の実施例において、
マッシュルーム形構造体がエッチングにより取り除かれるまで、誘電層は等方性
エッチングされ、グリッドを局部的に浮いた状態にしておく。これにより、空間
ブリッジ構造ができる。
本発明の利点の幾つかには、電力消費が少なく、明るさ(brightness)にすぐ
れ、コストが安いことが含まれる。更に、本発明のカソード装置は複雑でなく、
製造費用が安くなるが、これは、望ましいフラットカソード装置とグリッド装置
を作るのに、精巧なフォトリソグラフィー法を用いなくてもよいからである。
前記説明は、以下の発明の詳細な説明をより良く理解できるようにするために
、本発明の特徴及び技術的利点について広くその概要を記載したものである。発
明の請求の範囲の主題を形成する発明の追加の特徴及び利点について、以下に説
明する。当該分野の専門家であれは、記述した概念及び具体的実施例は、本発明
の同じ目的を実行するためのその他構造を構成するための基礎として容易に使用
することができるであろう。当該分野の専門家であれば、そのような均等物の構
造は、添付の請求の範囲に記載された発明の精神及び範囲から逸脱するものでな
いことは理解されるであろう。図面の簡単な説明
本発明及びその利点を完全に理解するために、添付の図面を参照しながら以下
に説明する。
図1は、接合されたカソードと引出しグリッドの組合せの平面図である。
図2は、トライオードディスプレイの断面図である。
図3は、図2の接合されたカソードと引出しグリッドの組合せの部分側面図で
ある。
図4は、カソードを堆積形成する前で、支持ピラーなしのエミッタアレイの部
分側面図である。
図5は、カソードを堆積形成した後で、支持ピラーなしのエミッタアレイの部
分側面図である。
図6は、カソードを堆積形成する前で、支持ピラーを有するエミッタアレイの
部分側面図である。
図7は、カソードを積層する前で、支持ピラーを有するエミッタアレイの部分
側面図である。
図8は、効果的でないグリッド構造を示す図である。
図9は、接合されたカソードと引出しグリッドの組合せであって、誘電層を介
在させたものを示す斜視図である。発明の詳細な説明
図1を参照すると、本発明の実施例であって、接合されたカソード装置と引出
しグリッド(extraction grid)装置の平面図が示されている。それらの構造と
機能は、図2に関する説明の際に、より完全に記述する。グリッド構造体(102
)は、電気的に絶縁されて、個々にアドレス可能な細片に分割され、それらはカ
ソード片に直交し
て配置される。カソード片は、一緒になって、カソード構造体(101)を形成す
る。カソード片はアノード片(図示せず)と平行である。この直交配置により、
構造体(101)(102)の細片は垂直方向及び水平方向にアドレス可能な構造をも
たらし、フラットパネルディスプレイのベースを形成する。外部コネクター(22
0)により、カソード構造(101)体とグリッド構造体(102)に対して電気的に
アクセスできる。本発明の望ましい実施例において、カソード片とグリッド片は
誘電層(dielectric layer)によって分離されている。
図2を参照すると、本発明のトライオード方式のフラットパネルディスプレイ
の「画素」(100)の側面図を示している。図1のカソード構造体の各カソード
片(103)は、基板(101)、導電層(150)、抵抗層(160)及びフラットカソー
ド(170)を具えている。個々のフラットカソード(170)は互いに離間しており
、それらの分離状態は抵抗層(160)によって維持されている。アノード装置(1
04)は、典型的にはガラスの基板(120)、、典型的にはインジウム-錫酸化物(
ITO)の導電層(130)、酸化亜鉛(ZnO)の如き低エネルギー蛍光体(140
)から構成される。しかしながら、カラーディスプレイが所望される場合、Zn
Oに代えて、赤、緑及び青の蛍光体が使用される。アノード装置(104)は、グ
リッド構造体(102)から離間し、複数の誘電性スペーサ(190)によって、アノ
ード装置(10
4)とグリッド構造体(102)の間に所望の離間距離が維持される。
カソード片(103)とアノード装置(104)の間には、グリッド構造体(102)
が配備される。グリッド構造体(102)の開口を通過する電子は導電層(130)の
方に向けて加速され、低エネルギー蛍光体(140)に衝突し、それに応答して低
エネルギー蛍光体を発光させる。グリッド構造体(102)は、スペーサ(180)に
より、カソード片(103)の下の基板と分離される。本発明の望ましい実施例に
おいて、スペーサは、望ましくは二酸化シリコン(SiO2)の誘電物質の層で
ある。後記するように、孔は、グリッド構造体とSiO2を通してエッチングさ
れ(etched)、グリッド体の対応する孔を通じて、カソードから、対応するアノ
ードまでチャンネル(channel)を形成する。
画素(100)の照明は、画素(100)に繋がれた導電層(150)と、その特定画
素(100)に対応するグリッド構造体(102)との間に十分なドライバー電圧が印
加されるときに行なわれる。2つのドライバー電圧は、一定のDC電圧と合成さ
れて、画素(100)に繋がれたグリッド構造体(102)とカソード構造体(101)
(両方とも図1参照)の間に十分なスレッショルドポテンシャルを供給する。ス
レッショルドポテンシャルによりフラットカソード(170)から電子が放出され
る。
図3は、図2の接合されたカソードと引出しグリッド
の組合せを、図2の3−3線に沿って断面した状態を示している。図3に示す実
施例において、スペーサ(180)が配備され、グリッド構造体(102)とカソード
片(103)の下の基板の間に適当な間隔を設けている。また、スペーサ(300)は
、誘電性材料の層であることが望ましい。グリッド構造体(102)は、対応する
カソード(図示せず)と同一線上の位置に複数の孔(310)が設けられている。
図4は、カソードを積層する前で、支持ピラー(supporting pillars)なしの
エミッタアレイの部分側面図である。エミッタアレイは、基板、カソード導電層
及び抵抗層を具えており、これらは全て、図1中に詳細に示され、記載されてい
る。SiO2の誘電層(400)は基板の上に堆積形成され、引出しゲートの導電層
(102)のベースを構成している。図4に示される如く、層(102)は既に層(40
0)の上に形成されており、フォトリソグラフィー法によりエッチングした孔が
開設されている。図4は断面図であるから、孔は層(102)の中にスペースとし
て示されている。孔が一旦エッチングされた後、SiO2層は、層(102)のその
部分の下から、誘電層(400)の間に除去されるまで、等方性エッチング(isotr
opically etched)される。特定の画素に対応する複数のゲート孔は、画素の領
域に密に開設されているから、SiO2層を等方性エッチングすることにより、
空間ブリッジ構造となり、層(102)はピラーに支持されることなく、局部的に
画素の上
に存在する。特定の画素が、本発明の望ましい実施例の複数のカソードとゲート
孔を具えているときでも、図4に示される如く、層(102)は、画素の周囲の全
ての側部で層(400)によって支持される。しかしながら、SiO2
の等方性エッチングにより、層(102)は、種々の孔のエッジから幾分エッチバ
ック(etched back)されることに留意されるべきである。これは、本発明の重
要な特徴であり、図5を参照して詳細に説明する。
図5を参照すると、カソードを堆積形成した後、支持ピラーなしのエミッタア
レイの部分側面を示している。図示のカソード(500)は、孔の中を通して抵抗
層の上に積層されたものである。カソードは、グリッド構造体の孔と同じ幅寸法
であることに留意することが重要である。カソードが完全に孔の下にあることが
本発明の重要な特徴である。この結果、グリッドにより、カソード周囲に存在す
る電界は、カソードの表面に亘って比較的均一である。この結果、表面に均一に
電子が放出される。さらに、カソードのどの部分も直接グリッドの下にないから
、一旦放出された電子は、アノードの代わりにグリッドに衝突するようなことは
ない。これは、アノードに衝突しない電子のために電力を消費しなくてすむから
、ディスプレイ効率を向上させる。
図6は、カソードを堆積形成する前であって、支持ピラーを有するエミッタア
レイの部分側面図である。グリ
ッド層(102)に孔が一旦エッチングされると、その下のSiO2の誘電層(400
)は、全てのSiO2が孔の下から離間してエッチされるまで、異方性エッチン
グ(anisotr opically etched)される。これにより、個々の孔の間にマッシュ
ルーム形の複数のピラー(600)が残される。
図7は、カソードを堆積形成する前であって、支持ピラーを有するエミッタア
レイの部分側面図である。カソードはグリッド層の孔と同じ幅寸法にすることに
留意することが重要である。また、ピラー(600)は、グリッド層の孔のエッジ
から幾分エッチバックされることに留意することが重要である。図5と同じよう
に、堆積形成されるべきカソードは孔と同径にすることに留意すべきである。誘
電層をカソードに直接接触させることは、(カソード、SiO2及び空間の間で
「3箇所接続(triple junction)」を形成することになるから、極めて好まし
くない。そうでないと、カソードから発せられた電子は、誘電層の壁を登る傾向
にあり、低抵抗径路を生じさせ、対応するアノードへの電子の放出を抑制するこ
とになるからである。これは、前記の場合と同じように、ディスプレイの効率を
悪くする。このため、孔からエッチバックされ、カソードから僅かな距離だけ除
去された誘電層を設けることにより、この現象は最小にされる。
グリッド導電層をマスクとして用いることにより、グリッド導電層の孔を通し
てカソードを堆積形成する方法
は、本発明を達成するための望ましい形態である。図4乃至図7に示す他の方法
では、カソードは、グリッド導電層の孔を通してカソードを堆積形成する代わり
に、誘電層とグリッド導電層を堆積形成する前に、カソード導電層の上に形成す
ることができる。しかし、この他の実施例の方法は、カソードをグリッド導電層
の孔に関する位置を揃えるのに注意を払わねばならない欠点がある。もし、位置
がずれると、ディスプレイの効率が悪く、動作不良が起こるかもしれない。
図8は、効果的でないグリッド構造体を示している。この構造体は、その全体
を符号(801)で示しており、カソード基板(802)を具え、その上にカソード導
電層(803)と、カソード放出材料層(804)の細片が堆積形成されている。誘電
層(805)は、材料層(804)の上に積層され、カソード放出材料の細片に直交す
る向きの細片を形成し、エッチングされて孔を形成し、個々にカソード・アノー
ド対を構成する。導電材料からなるグリッド層(806)は、次に導電層(805)の
上に堆積形成される。グリッド層(806)は、誘電層(805)の細片に対応する細
片に形成され、その中に対応する孔が設けられている。蛍光層を具えるアノード
装置(807)は、グリッド層(806)の上方に配置され、複数の繊維質の誘電性ス
ペーサ(808)により、グリッド層から所定間隔が存するように保持される。
構造(801)はフラットカソードにも適用可能であるが、
幾つかの不都合がある。第1に、グリッド層(806)の下の電界が、グリッド層
(806)の細片の間に存在する電界よりもはるかに高いことである。この結果、
前述したように、エミッタからの電子の多くは、アノード(807)ではなく、グ
リッド層(806)に向けられることになる。これらの電子は蛍光体に衝突しない
から、それらのエネルギーは無駄になる。
第2に、グリッド層(806)の細片の孔及びその孔の中の電界の比率が、グリ
ッド層(806)の孔の直径と、誘電層(805)の肉厚に依存することである。ディ
スプレイの動作を良好にするには、孔の直径と誘電層(805)の肉厚を、1対1
に対応させるべきである。本発明の望ましい実施例において、孔の大きさは、直
径約1〜20μmである。
第3に、放出層(804)は孔を完全に横切って伸びているから、誘電材料近傍
の放出層の部分(3箇所接続位置)から過剰に放出されることである。換言すれ
ば、放出層(804)からの放出は、一方の側から他方の側まで均一でないのであ
る。これでは、カソードのエッジが非常に強くなる。これは、誘電層(805)の
表面に沿って電流を漏洩させることになり、放出層(804)とグリッド層(806)
は誘電層(805)の間で短絡させることになり、画素の動作を妨げたり、動作不
能にしたりする。従って、(801)の構造は満足すべきものではない。
図8の構造と、図5及び図7に示された望ましい構造との重要な違いは、前者
の放出層(804)が3箇所接続部を有する均一層であるのに対し、図5及び図7
に示される個々のカソードは、ゲートの孔を通して堆積形成されているか、或は
孔と同一線上に位置するように先に堆積形成されていることである。どちらの場
合も、カソードは直接孔の下方に位置しており、ゲート導電体の下まで伸びてい
ないことである。ゲート導電体まで伸びると、前述した欠点があることは、図8
から明らかである。
さらに、図7のように、マッシュルーム形SiO2誘電支持体は、個々のカソ
ードの間に位置し、誘電支持体は3箇所接続とならないように、カソードから離
間しており、表面に電流漏洩の発生を少なくすることができる。これらのエミッ
タは、グリッド層の中に形成された孔の一方側から他方側まで伸びていないから
、誘電層とは接触せず、漏洩電流の発生を最小にすることができる。カソードを
分離ユニットとする代わりに、導電層の上に分離して堆積形成される。
図9は、誘電層を介在して接合されたカソードと引出しグリッド装置の斜視図
である。前述したように、基板(901)の上に、導電層(902)が堆積形成される
。導電層(902)は、図示の如く、細片状に形成される。誘電層(903)は、導電
層(902)と基板(901)の部分の上に被覆層として堆積形成される。次に、制御
グリッド層(904)は、細片
の形態にて、導電層(902)の細片に関して直交する方向に、誘電層(903)の上
に堆積形成され、誘電層(903)の孔に対応する複数の孔が形成される。複数の
孔(906)は誘電層(903)の中に形成され、導電層(902)に形成された又は形
成されるべきカソードに対応している。グリッド層(904)は駆動回路に連結さ
れることのできる複数の端部導電体(905)で終端しており、グリッド層(904)
は選択的かつ潜在的に導電層(902)から分離されることができる。図9では、
アノード層と繊維状の離間材料を図示していないが、もし図示するとすれば、グ
リッド層(904)の上である。
前記の説明から明らかなように、複数の対応する発光アノードと電界放出カ
ソードを具え、各アノードは、対応する各カソードからの放出に応答して光を発
光し、各カソードは、仕事関数が低い材料の層を含んでおり、比較的平坦な放出
表面を有し、分配されて局所化された複数の電子放出サイトを具えており、対
応するアノードとカソードの間にグリッド装置を配備し、これによって、対応す
るカソードからアノードへの放出レベルを制御できるようにした、フラットパネ
ルディスプレイは、本発明が最初のものであることは明白である。
本発明とその利点を詳細に説明したが、添付の請求の範囲に規定された発明の
精神及び範囲から逸脱することなく、種々の変更、置換え、改変をなすことはで
きる。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
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C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
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U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN
,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,
SD,SE,SK,UA,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. フラットパネルディスプレイであって: 複数の対応する発光アノードと電界放出カソードを具え、各アノードは、対 応する各カソードからの放出に応答して光を発し、各カソードは、仕事関数が低 い材料の層を含み、比較的平坦な放出表面を有し、分配されて局所化された複数 の電子放出サイトを具えており; 対応するアノードとカソードの間にグリッド装置が配備され、これによって 、対応するカソードからアノードへの放出レベルを制御できるようにしている。 2. 仕事関数の低い材料の層はアモルフィックダイヤモンド膜である請求項1 に記載のディスプレイ。 3. カソードはカソード装置に接合されている請求項1に記載のディスプレイ 。 4. カソード装置は複数のカソード片を具えている請求項3に記載のディスプ レイ。 5. グリッド装置は複数のグリッド片を具えている請求項4に記載のディスプ レイ。 6.グリッド片は、カソード片と直交して配置される請求項5に記載のディスプ レイ。 7. 誘電層は、グリッド装置とカソード装置の間を所定間隔に維持するために 、グリッド装置とカソード装 置の間に配備される請求項3に記載のディスプレイ。 8. カソードの各々は: 基板; 基板に堆積形成された電子抵抗層;及び 抵抗層の上に堆積形成された低仕事関数の材料の層; を具えている請求項1に記載のディスプレイ。 9. グリッド装置は、個々にアドレス可能な複数のグリッド要素を具え、グリ ッド要素の各々は、特定の対応するカソード及びアノードに対応している請求項 1に記載のディスプレイ。 10.グリッド要素には、電気ポテンシャルが選択的に配備される請求項9に記 載のディスプレイ。 11.平面パネルディスプレイであって: 複数の電界放出カソードが互いに離間して配備され、各カソードは、比較的 フラットな放出表面を形成するために堆積形成された低仕事関数材料の層を含ん でおり; 導電層が複数のカソードの上に堆積形成され、導電層はその中に孔が形成さ れ、各孔は個々のカソードに対応しており、孔のエッジは個々のカソードのエッ ジの略上方に位置している。 12.低仕事関数材料の層はアモルフィックダイヤモンドである請求項11に記 載のディスプレイ。 13.個々のカソードはカソード装置の中に接合されている請求項11に記載の ディスプレイ。 14.カソード装置は複数のカソード片を具えている請求項13に記載のディス プレイ。 15.導電層はグリッド装置として作られ、複数のグリッド片を具えている請求 項14に記載のディスプレイ。 16.グリッド片は、カソード片と直交するように配置される請求項14に記載 のディスプレイ。 17.誘電層は、グリッド装置とカソード装置の間を所望間隔に維持するために 、グリッド装置とカソード装置の間に配備される請求項15に記載のディスプレ イ。 18.カソードの各々は: 基板; 基板に堆積形成された電子抵抗層;及び 抵抗層の上に堆積形成された低仕事関数の材料の層; を具えている請求項11に記載のディスプレイ。
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