JPH08505437A - 下地の真空プラズマ処理のための装置 - Google Patents

下地の真空プラズマ処理のための装置

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JPH08505437A
JPH08505437A JP6516430A JP51643094A JPH08505437A JP H08505437 A JPH08505437 A JP H08505437A JP 6516430 A JP6516430 A JP 6516430A JP 51643094 A JP51643094 A JP 51643094A JP H08505437 A JPH08505437 A JP H08505437A
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グリゴリエフ,セルゲイ・ニコラエヴィッチ
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ナウチノ−プロイズボドストヴェノーエ・プレドプリェティエ・“ノヴァテク”
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Abstract

(57)【要約】 下地の真空プラズマ処理のための装置は、真空チャンバ1と、該チャンバ内に配置された真空アーク放電の延長されたアノード2とカソード3と、アノード2とカソード3との間に配置された処理されるべき少なくとも1つの下地6のホルダー5とを備える。チャンバ1には、カソード3とホルダー5との間に配置され、金属イオンに対して不透過性のスクリーン7が与えられる。ホルダー5は、処理されるべき下地6の両方の端部8、9を固定するように調節され、かつ下地6の両方の端部8、9上に2つの電流リード10を有する。アノード2は、下地6の端部8、9の方向に延長され、その両方の端部上に2つの電流リードを有する。電流リード10、11の2つの対は、スイッチ12によって放電電源ユニット4の正極に交互に接続可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 下地の真空プラズマ処理のための装置発明の分野 本発明の分野は下地の真空プラズマ処理のための装置に関するものである。従来技術 下地(substrate)の真空プラズマ処理のための装置は、真空チャンバ内の減 少された圧力でのワーキング・ガス(working gas)の媒体の中に配置された真 空アーク放電のカソード及びアノードに電気的に接続された直流電源ユニットと 、前記カソードとアノードとの間に配置され処理されるべき下地のホルダーと、 を備える装置として知られている(US,A,4,734,178)。 上記の装置では、下地の真空プラズマ処理は、カソードから蒸発した金属のイ オンを用いて行われ、その結果、下地の表面にオーバーエッチング(overetchin g)することとなり、下地の表面の仕上げのクラスを低下させる結果となる。 また、下地の中央部と端部との間でプラズマの密度の分布が一様ではないとい う点からも、上記の装置を用いて長いサイズの下地の高い質の複雑な処理を行う ことが不可能であり、このことによって、この装置の技術的能力は実質的に制限 されている。 下地の真空プラズマ処理のための別の公知の装置は、真空チャンバ内に配置さ れた真空アーク放電のカソードに及び放電のアノードとして働く真空チャンバに 電気的に接続された直流電源ユニットと、真空チャンバ内に配置された処理され るべき下地のホルダーと、を備える(FR,A,2182747)。 上記の装置では、下地の真空プラズマ処理は、カソードから蒸発した金属のイ オンを用いて行われ、その結果、下地の表面にオーバーエッチングすることとな り、下地の表面の仕上げのクラスを低下させる結果となる。 また、上記の装置を用いて長いサイズの下地の高い質の複雑な処理を行うこと は、下地に沿ってのプラズマの流れの分布が一様ではないという点からみても、 一様でない処理が行われる結果となるため、不可能であり、このことによって、 この装置の技術的能力は実質的に制限されている。 下地の真空プラズマ処理のための更に別の公知の装置は、放電電源ユニットの 正極及び負極にそれぞれに電気的に接続されて真空チャンバ内に配置された真空 アーク放電のための延長されたアノード及び延長されたカソードをもつ該真空チ ャンバと、前記アノードとカソードの間に配置され処理されるべき少なくとも1 つの下地のホルダーと、を備える(FR,A,2147880)。 この装置の、処理されるべき少なくとも1つの下地のホルダーは、処理される べき下地の一端のみを固着するように調節され、電流リードを有していない。ア ノードは延長されており、1つの電流リードを有する。 上記の装置では、下地の真空プラズマ処理は、カソードから蒸発した金属のイ オンを用いて行われ、その結果、下地の表面にオーバーエッチングすることとな り、下地の表面の仕上げのクラスを低下させる結果となる。 また、この装置を用いて長いサイズの下地の高質な複雑な処理を行うことは不 可能である。なぜならば、一端の電流リードのアノードがあり、処理されるべき 下地のホルダーに電流リードがないので、結果として下地に沿ってのプラズマの 流れの分布が一様でなくなり、一様の処理ができなくなり、これによって、この 装置の技術的能力が制限される。発明の概要 本発明は、処理されるべき下地の表面のオーバーエッチングを防ぐ手段と、そ のようなアノードと、処理されるべき少なくとも1つの下地のホルダーとをもち 、処理されるべき下地の最初の表面仕上げのクラスを維持し、長いサイズの下地 の高質の複雑な処理を行うことを可能にし、結果として装置の技術的能力を実質 的に向上させる、下地の真空プラズマ処理のための装置を作る目的を基にする。 本発明は、真空チャンバと、放電電源ユニットの正極及び負極にそれぞれ電気 的に接続され、真空チャンバ内に位置した真空アーク放電の、延長されたアノー ド及びカソードと、前記アノードと前記カソードとの間に配置された処理される べき少なくとも1つの下地のホルダーと、前記カソードと処理されるべき少なく とも1つの下地の前記ホルダーとの間に配置された金属イオンに対して不透過性 のスクリーンを備え、処理されるべき少なくとも1つの下地のホルダー自身は、 処理されるべき下地の両方の端部を固着するように調節されかつ処理されるべき 下地のすべての端部上に電流リードを有しており、両方の電流リードは互いに電 気的に接続されており、アノードは処理されるべき下地の端部の方向に延長され ておりかつすべてのその端部上に電流リードを有し、両方の電流リードは互いに 電気的に接続され、処理されるべき少なくとも1つの下地のホルダーの電流リー ドの対とアノードの電流リードの対とは、スイッチを通じて放電電源ユニットの 正極に交互に接続可能である、下地の真空プラズマ処理のための装置を提供する ことによって達成される。 処理されるべき1つの下地のホルダーは、真空アーク放電電流の方向に垂直な 面に配置された処理されるべき下地の両方の端部に対する2つの別個のクランプ を備え得る。 処理されるべき複雑の下地のホルダーは、更に、処理されるべきすべての下地 の両側に配置されかつクランプに接続された2つの別個のディスクを備え得、ホ ルダーのそれら電流リードは2つのピボットの回転可能な組み立てでありかつそ れらの間にアイソレータ(isolator、絶縁部)があり、両方のピボットはディス クを通過しかつディスクに接続されており、処理されるべき下地の一側において それらの端部のクランプは遊星的(planetarally)に移動可能であり、処理され るべき下地の反対側のクランプは回転可能かつそれらのディスクと相対的に往復 運動的に移動可能である。 この装置には、処理される下地の軸に垂直な力の線の磁界を誘導する手段であ って、処理される下地のホルダーに近接しかつカソードに面するホルダー側の上 に配置される手段が与えられ得る。 磁界を誘導する手段はソレノイドであり得る。 本装置のこのような構成は、処理されるべき下地の最初の表面の仕上げのクラ スを維持し、長いサイズの下地の一様の複雑な処理を行うことを可能とし、結果 としてこの装置の技術的能力を増加させる。図面の簡単な説明 以下のテキストは、特定の実施例及び添付の図面を用いて本発明を説明する。 図1は、下地の真空プラズマ処理のための装置を示す図であり、真空チャンバ はその長手方向の断面が示されている。 図2は、本装置の変更された構成を示す図であり、真空チャンバはその長手方 向の断面が示されている。 図3は、本装置の更に別の変更された構成を示す図であり、真空チャンバはそ の長手方向の断面が示されている。 図4は、図1に示された図と同じものであるが、処理されるべき下地に沿って 接線の方向の磁界強度の分布が与えられている。本発明の詳細な説明 本発明に従う下地の真空プラズマ処理のための装置は、真空チャンバ(図1) と、チャンバ1内に配置され、放電電源ユニット4の正極に及び負極にそれぞれ に電気的に接続された真空アーク放電のための延長されたアノード2及び延長さ れたカソード3と、アノード2とカソード3との間に配置された処理されるべき 少なくとも1つの下地6のホルダー5と、を有する。 金属イオンに対して不透過性のスクリーン7が、カソード3とホルダー5との 間に配置されている。ホルダー5は、処理されるべき1つの長いサイズの下地6 のために用いられる。このホルダー5は、処理されるべき下地6の2つの端部8 及び9を固着するように調節され、かつ、処理されるべき下地6の両方の端部8 及び9のすべての側の上に、互いに電気的に接続された2つの電流リード10を 有する。アノード2は、処理されるべき下地6の端部8及び9の方向に延び、か つ、その両方の端部に、アノード2は、互いに電気的に接続された2つの電流リ ード11を有する。ホルダー5の一対の電流リード10と、アノード2の一対の 電流リード11とは、スイッチ12によって、放電電源ユニット4の正極に交互 に接続可能である。カソード3は、放電電源ユニット4の負極に、その一対の電 流リード13とそれらに直列に接続されたスイッチ14とによって接続され、そ して、比較ユニット16の出力に接続された2つの別個の活性化メンバ(activa ting member)15で制御される。 処理されるべき下地6のホルダー5は、処理されるべき下地6の両方の端部8 及び9のそれぞれに対する2つの別個のクランプ17及び18を備え、それらは 、真空アーク放電電流の方向に垂直な面に配置されている。 カソード3の作業面19の近くに、真空アーク放電のカソード・スポット21 の電流位置のワイヤ検出器20が、配置されている。それは、抵抗22を通じて 放電電源ユニット4の正極に接続されている。検出器20はまた比較ユニット1 6の入力に接続され、それの別の入力は、時間において変化する電気的制御信号 を発生するプログラミング・ユニット23に接続されている。 カソード3の非作業面の近傍のスクリーン24は、カソード・スポット21が この面に通過するのを防ぐ。 ホルダー5、アノード2、カソード3のそれぞれの電流リード10、11、1 3及び検出器20の電流リードは、チャンバ1の壁に配置されたアイソレータ2 5を通って真空チャンバ1から外部に出ている。 金属ガス・プラズマの流れは、図1において、参照番号26で示され、純粋な ガス・プラズマの範囲はここでは線影で示されかつ参照番号27で示されている 。 上記で説明した実施例は、長いサイズの下地の処理に、特に、カソードに向い た下地面の一側のみの処理が要求されるとき、例えば、平らな下地面のときに、 好適に用いられ得る。 図2に示す装置の構成の変更は、処理されるべき下地の配置される範囲におけ るプラズマの流れの集中によって、装置の生産性及び効率を向上させることがで きる。 この実施例は図1に示した実施例と類似である。 差異は、図2に示す装置に、その力の線が、処理されるべき下地6の軸に垂直 である磁界を誘導する手段28が、与えられていることである。この手段は、ホ ルダー5に近接しかつカソード3に面するホルダー側に配置される。 ソレノイド29が、手段28として用いられる。 図3に示す変更された装置の構成は、主に同じタイプの多数の下地6の処理に 用いられると好適である。 この場合、処理されるべき複数の下地6のホルダー5は、更に、それぞれが処 理されるべきすべての下地の両側に配置された2つの別個のディスク30及び3 1であって、該ディスク30及び31上のガイド34及び35をそれぞれ通過す る軸32及び33によってクランプ17及び18と接続された、該ディスク30 及び31を備える。各軸32及び33の一端部は、それぞれ、対応するクランプ 17及び18に接続されている。軸32のその反対側の端部にはギヤ36が与え られ、軸33のその反対側の端部には負荷37が与えられている。 ホルダー5の電流リード10は、単一の全体として作られ、アイソレータ40 によって互いに接続された2つのピボット38及び39を備える。ピボット38 及び39は、それぞれディスク30及び31を通過し、それらと堅固に結合され 、矢印Aで示された方向に回転可能である。 ピボット38及び39の端部は真空チャンバ1の外へ出て、電流リード10と して働き、電流リード10はブラシ・コレクタ(brush collector)41及び4 2に接続されている。ピボット38は、ブラシ・コレクタ41を通じて回転駆動 装置43の出力シャフトに運動学的に接続される。 下地6の端部8のクランプ17は、矢印Bに示す方向に、遊星的に動くことが 可能である。このようにするために、アイソレータ44が真空チャンバ1内に取 り付けられている。ディスク30が回転すると、ギヤ36が、アイソレータ44 に取り付けられたストップ45に接触し、そしてまた、ディスク30と相対的に 回転する。下地6の端部9のクランプ18もまた、ディスク31に相対的に回転 可能であるので、遊星的に動くことが可能である。それらは、矢印C及びDによ って示される方向にディスク31と相対的に往復的に動くことができ、かつ負荷 37によって端部9に押し付けられる。 即ち、ガイド34は軸32の回転のためにのみ働くが、ガイド35は軸33の 回転及び往復のために働く。 装置の最後の変更された構成において、磁界を誘導する手段28は、カソード 3及びアノード2に面するホルダー5の両方の側に配置され、かつ2つのソレノ イド29及び46を備える。これによって、電源ユニット4の正極がアノード2 に接続されたときにおもにソレノイド29と46との間のスペースにおいて一様 のプラズマの流れを集中できるようにする。これは、複数の下地のホルダー5が 用いられかつホルダー5に固着された下地6が互いに距離をあけられたときに、 利益が多い。 本発明に従う下地の真空プラズマ処理のための装置の動作の原理は、以下のよ うである。 真空チャンバ1(図1)は、約0.001Paの圧力にポンプ・ダウンされ、 次に、ガス・インプット・システム(図には示さず)を用いてワーキング・ガス (圧力範囲が0.1−10Paの窒素、アルゴン、酸素)が満たされる。放電電 源ユニット4がターン・オンされると、カソード3の作業面19において真空ア ーク放電が開始される。真空アーク放電のカソード・スポット21は、常に、タ ーン・オンされた電流リード13の方にカソード面に沿って移動する。スイッチ 14のターン・オンは、検出器20、抵抗22、比較ユニット16、プログラミ ング・ユニット23、及びスイッチ14の活性化メンバ15を用いて行われる。 検出器20と抵抗22とはホイートストン・ブリッジの対角線を形成し、抵抗2 2の抵抗値は検出器20の抵抗値よりも1オーダーの大きさ以上高い。検出器2 0の端部での電圧は、 U=i(rx−R/2) であり、iは検出器20の回路の電流であり、rxは、検出器の端部と金属ガス ・プラズマの流れ26の横切るセクションの中央との間の、検出器の一部の抵抗 値であり、Rは検出器20の抵抗値である。 即ち、検出器20の電圧Uは、カソード3でのカソード・スポット21の電流 位置を明瞭に決定する。 この電圧は、比較ユニット(OPアンプ)16の第1の入力に供給される。第 2の入力には、プログラミング・ユニット23から電圧が供給される。もし、比 較ユニット16の両方の入力電圧の間の差が零であるならば、両方のスイッチ1 4はターン・オンされ、カソード・スポットは無秩序にカソード3に沿って動く 。カソード・スポット21がカソード3に沿ってシフトすると、検出器20の電 圧Uは変化し、そして、検出器20の電圧とプログラミング・ユニット23から の電圧との間の差は零と異なるようになり、そして、比較ユニット16の出力で 、活性化メンバ15を用いてスイッチ14のうちの1つをターン・オフする信号 が発生され、そして、カソード・スポット21が、入力電圧の差を減少させる方 向に移動を開始する。プログラミング・ユニット23からの電圧が一定のとき、 カソード・スポットはカソード軸の或る点の近くを往復運動する。プログラミン グ・ ユニット23からの電圧が変化すると、カソード・スポットの往復運動ゾーンが 動かされる。従って、プログラミング・ユニット23からの電圧がプリセットさ れたプログラムに従って変化するならば、カソード・スポット21の位置も同プ ログラムに従って変化する。 カソード・スポット21から伝搬する金属ガス・プラズマの流れ26は、金属 イオンに対して不透過性であるスクリーン7に到達する。金属イオンは直線的に 動き、それらは中性にされてスクリーン7の表面に堆積される。従って、金属は スクリーンの向こう側のスペースに貫通することができない。しかし、金属ガス ・プラズマからの電子は、アノードの電界(それは、下地6−スイッチ12の位 置I、またはアノード2−スイッチ12の位置IIであり得る)の影響のもとにこ のスペースに貫通し、そして、それらはワーキング・ガスをイオン化し、ガス・ プラズマ27の正のカラムを形成する。 ホルダー5が図4に示すように2つの電流リード10を有するとき、反対の方 向の2つの電流Iの磁界Hの重ね合わせは、正のカラムから電子の流れを受ける アノード表面の近くの磁界強度が零の値になるようにし、そして、そこには正の カラムを妨害しかつそれをアノードに沿っていずれかの方向に移動させる力はな い。 カソード・スポット21が、任意のプリセットされたプログラムに従ってカソ ード3に沿って移動すると、下地6またはアノード2(スイッチ12の位置に依 存する)の表面の電子の流れは、従って、シフトし、そして、下地6の真空プラ ズマ処理が、プログラミング・ユニット23によってプリセットされたプログラ ムに厳密に従って行われる。 ワーキング・ガスが窒素の場合、下地6は電子の流れによって作業温度に熱せ られ(スイッチ12は位置Iにある)、次に、温度制御システム(図面には示さ ず)がスイッチ12を位置IIにターンし、そして、熱せられた下地6がプラズマ ・カラムに突っ込まれ、往復的に動きそしてプリセットされたプログラムに従っ て下地6を窒化する。 ガス・イオンを用いての下地の表面の処理が必要とされるとき、放電はまたア ノード2とカソード3との間で開始され、そして高い負のバイアス電圧が下地6 に与えられる。 図2による変更の装置は、図1による装置と類似に動作する。 その差は、図2による装置において、カソード3のカソード・スポット21位 置への正のカラムの電子の流れに突っ込まれた下地部分の対応が、下地6の軸に 垂直な力の線をもつ磁界によって強化されているところである。 磁界を誘導するソレノイド29は部分的にカソード3に面する側の下地6のホ ルダー5を包みこむ。 磁界において、ガス・プラズマの電子は磁化され、磁界の力の線に沿って移動 する。それらは下地6の軸に垂直な方向に動く。なぜならば、力の線もまたこの 軸に垂直だからである。 図3による変更の装置は、図2による装置と類似に動作する。 その差は、電源ユニット4(図3)の回路の電流が、ブラシ・コレクタ41及 び42を経て、及びアイソレータ40によって分離されたピボット38及び39 の端部を経て流れることである。アイソレータ40はピボット39が回転するよ うにするが、電流がピボット38からピボット39に流れるのを妨げる。下地6 はホルダー5に固着される。ホルダー5のクランプ17は、ディスク30が回転 してギヤ36が、チャンバ1から絶縁されたストップ45に接触したとき、それ らの軸の回りを回転する。 即ち、下地6は、ディスク30が回転すると遊星的に動く。 クランプ18は、ディスク31と相対的に往復的に動くことができる。これは 、下地6の端部9を、それらの寸法にかかわりなく電気的に接続することを可能 にする。クランプ18は、負荷37によって下地6の端部9に押し付けられ、結 果として信頼性の高い電気的接続が得られる。 ソレノイド46は、処理されるべき複数の下地6で満たされたスペース全体内 のプラズマの流れを安定させること及び集中させることを可能とする。 即ち、本発明に従う装置は、下地を、それらの最初の表面の仕上げのクラスを 維持するように処理することを可能とし(例えば、電子の流れで真空において加 熱する)、そして、これはまた、1つのかつ同じ真空チャンバにおいてプリセッ トされた作業温度の範囲に下地を予め加熱(preheat)し保持した直後に(例え ば、窒化処理)、真空におけるカソード材質の蒸着(スクリーンは除去される) またはガス・イオンを用いるターゲット材質のスパッタリング(スクリーンは作 業位置にある)の広く知られた方法のコーティングのために用いる研削(grind )や磨き(polish)なしに、下地をコートすることを可能とし、これは、この装 置の技術的能力を実質的に増加させる。 また、この装置は、処理の間に下地に沿って一様に分配可能なプラズマの電子 の流れを用いて、長いサイズの下地を含む大量の下地を同時に加熱する処理の生 産性の向上を可能とする。工業的適応性 処理が、プラズマを用いての下地の加熱、ガス・イオンを用いての下地の表面 のクリーニング、下地の化学的加熱処理、及びコーティングの堆積を含む、下地 の真空プラズマ処理のための装置は、シャフト、チューブ、長いサイズの工具( ブローチ)、ギヤの組、ホブ、その他、のような主に長いサイズの下地の真空プ ラズマ処理のために用いられ得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 下地の真空プラズマ処理のための装置において、放電電源ユニット(4 )の正極に及び負極にそれぞれに電気的に接続された真空アーク放電のための延 長されたアノード(2)とカソード(3)と、前記アノード(2)とカソード( 3)との間に配置された処理されるべき少なくとも1つの下地(6)のホルダー (5)とが内部に配置された真空チャンバ(1)を備え、前記カソード(3)と 処理されるべき少なくとも1つの前記下地(6)の前記ホルダー(5)との間に 配置された金属イオンに対して不透過性のスクリーン(7)が与えられ、処理さ れるべき少なくとも1つの下地の前記ホルダー(5)自身が処理されるべき前記 下地の両方の端部(8、9)を固定するように調節され且つ処理されるべき前記 下地(6)のすべての端部(8、9)上に電流リード(10)を有し、両方の電 流リード(10)は互いに電気的に接続され、前記アノード(2)は処理される べき前記下地(6)の前記端部(8、9)の方向に延長され且つすべてのその端 部上に電流リード(11)を有し、両方の電流リード(11)は互いに電気的に 接続され、処理されるべき少なくとも1つの下地(6)の前記ホルダー(5)の 電流リード(10)の対と前記アノード(2)の電流リード(11)の対とはス イッチ(12)によって前記放電電源ユニット(4)の正極に交互に接続可能で ある、ことを特徴とする装置。 2. 処理されるべき1つの下地(6)の前記ホルダー(5)は、真空アーク 放電電流の方向に垂直な面に配置された処理されるべき前記下地(6)の両方の 端部(8、9)に対する2つの別個のクランプ(17、18)を備える、請求の 範囲第1項に記載の装置。 3. 処理されるべき複数の下地(6)の前記ホルダー(5)は、処理される べきすべての下地(6)の両方の側に配置され且つ前記クランプ(17、18) に接続された2つの別個のディスクを備え、前記ホルダー(5)の前記電流リー ド(10)は2つのピボット(38、39)とそれらの間に置かれたアイソレー タ(40)との回転可能な組み立て体であり、両方のピボット(38、39)は 前記ディスク(30、31)を貫通し且つそれらに接続され、処理されるべき前 記下地(6)の少なくとも一側上のクランプ(17)は遊星的に動くことができ 且つ処理されるべき前記下地(6)の反対側端部(9)のクランプ(18)は前 記ディスク(31)と相対的に回転すること及び往復的に動くことができる、請 求の範囲第2項に記載の装置。 4. 処理されるべき少なくとも1つの下地(6)の軸に垂直な力の線をもつ 磁界を誘導する手段(28)が与えられ、該手段(28)は処理されるべき少な くとも1つの下地(6)の前記ホルダー(5)のすぐ近傍且つ少なくとも前記カ ソード(3)に面するホルダー側上に配置される、請求の範囲第1項、第2項、 又は第3項に記載の装置。 5. 磁界を誘導する前記手段(28)はソレノイドである、請求の範囲第4 項に記載の装置。
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