【発明の詳細な説明】
スクアレンシンテターゼ及びプロテインファルネシルトランスフェラーゼのイン
ヒビターとしてのシクロブタン誘導体技術分野
本発明は、de novoスクアレン産生を阻害したり、プロテインファルネシルト
ランスフェラーゼ及び腫瘍遺伝子タンパク質Rasのファルネシル化を阻害した
り、また菌増殖を阻害することにおいて有効な新規のシクロブタンジカルボン酸
化合物、かかる化合物を含む化学療法、抗菌、低脂肪血及び抗アテローム性動脈
硬化組成物、並びに、コレステロール生合成及びアテローム性動脈硬化症を予防
するため、プロテインファルネシルトランスフェラーゼ及び腫瘍遺伝子タンパク
質Rasのファルネシル化を予防するため、及び抗菌剤としての、かかる化合物
の使用方法に係わる。発明の背景
スクアレンシンテターゼは、還元形態のニコチンアミドアデニンジヌクレオチ
ドホスフェート(NADPH)の存在下での2分子のピロリン酸ファルネシル(
FPP)の還元二量体化を触媒し、スクアレンを形成するミクロソーム
酵素である(Poulter,C.D.,Rilling,H.C.,“Biosy
nthesis of Isoprenoid Compounds”,Vol
.1.第8章,pp.413-441,J.Wiley and Sons,198
1及びその参考文献)。この酵素は、de novoコレステロール生合成経路の最初
に実行されるステップである。このスクアレンシンテターゼの阻害によりコレス
テロール生合成が阻害され、従って低コレステロール血症のごとく挙動する。ス
クアレンシンテターゼインヒビターは最終的には、過剰コレステロールから生じ
る高脂質血症やアテローム性動脈硬化症などの疾患の治療及び予防に有効となり
得る。
形質転換タンパク質Rasは癌細胞の増殖に関与する。この増殖が起こり得る
前にRasはファルネシル化される必要がある。ピロリン酸ファルネシル(FP
P)によるRasのファルネシル化はプロテインファルネシルトランスフェラー
ゼによって行われる。プロテインファルネシルトランスフェラーゼを阻害し、そ
れによってRasタンパク質のファルネシル化を阻害することにより、形質転換
細胞の増殖能力はブロックされる。
Rasの活性化はまた平滑筋細胞増殖を部分的に仲介する(Circulat
ion,1−3:88(1993))。プロテインファルネシルトランスフェラ
ーゼを阻害し、それによってRasタンパク質のファルネシル化を阻害すると、
再発狭窄症の予防の助成となる。
スクアレンシンテターゼの阻害は菌類増殖を阻害する結果ともなる。発明の開示
本発明によれば、式(I):
〔式中、A1及びA2は、
(1)−X−C(O)−Gまたは−X−C(S)−G{ここでXは、(a)共
有結合、(b)−CH2−、(c)−O−、(d)−S−及び(e)−N(Ra)
−(ここでRaは水素、低級アルキル、シクロアルキルまたはシクロアルキルア
ルキルである)からその都度独立に選択され、Gは、−R2、−N(R1)(R2
)、−OR2及び−SR2からその都度独立に選択されるが、ここでR1は、(a
)水素、(b)
低級アルキル、(c)アルケニル、(d)アルキニル、(e)シクロアルキル、
(f)シクロアルキルアルキル、(g)アルコキシカルボニルアルキル、(h)
アルコキシアルキル、(i)チオアルコキシアルキル、(j)ハロアルキル、(
k)アリール、(l)複素環、(m)アリールアルキル、(n)アリール置換シ
クロアルキルアルキル、(o)(複素環)アルキル、(p)複素環置換シクロア
ルキルアルキル及び(q)アリール、複素環、アリールアルキル、アリール置換
シクロアルキルアルキル、(複素環)アルキルまたは複素環置換シクロアルキル
アルキルからその都度独立に選択されるが、但し、アリール基、アリールアルキ
ル基のアリール部分、アリール置換シクロアルキルアルキルのアリール部分、複
素環式基、(複素環)アルキル基の複素環部分または複素環置換シクロアルキル
アルキル基の複素環部分は−Y−R3で置換されており、ここでYは、(i)共
有結合、(ii)−C(O)−、(iii)−CH2−、(iv)−O−、(v)−S(
O)m−(ここでmは0、1または2である)、(vi)−N(Rb)−(ここでRb
は水素または低級アルキルである)、(vii)−CH2O−、(Viii)−CH2S
(O)m(ここでmは0、1または2である)及び
(ix)−CH2N(Rb)−(ここでRbは水素または低級アルキルである)から
その都度独立に選択され、R3は、(i)アリール、(ii)アリールアルキル、
(iii)シクロアルキル、(iv)シクロアルキルアルキル、(v)複素環及び(v
i)(複素環)アルキルからその都度独立に選択され、R2は、(i)アルケニル
、(ii)アルキニル、(iii)アリール、(iv)アリールアルキル、(v)アリ
ールアルケニル、(vi)複素環、(vii)(複素環)アルキル、及び(viii)ア
リール、複素環、アリールアルキルまたは(複素環)アルキルからその都度独立
に選択されるが、但し、アリール基、アリールアルキル基のアリール部分、複素
環式基または(複素環)アルキル基の複素環部分は−Z−R4で置換されており
、ここでZは、(i)共有結合、(ii)−C(O)−、(iii)−CH2−、(iv
)−O−、(v)−S(O)p−(ここでpは0、1または2である)、(vi)
−N(Rc)−(ここでRcは水素または低級アルキルである)、(vii)−CH2
O−、(viii)−CH2S(O)p(ここでpは0、1または2である)及び(ix
)−CH2N(Rc)−(ここでRcは水素または低級アルキルである)からその
都度独立に選択され、R4は、(i)アリール、(ii)アリールアル
キル、(iii)シクロアルキル、(iv)シクロアルキルアルキル、(v)複素環
及び(vi)(複素環)アルキルからその都度独立に選択される}、及び、
(2)−(CH2)q−N(R1)(R2){ここでqは0、1または2であり、
R1及びR2は前述のごとくその都度独立に定義される}
から独立に選択され、
B1及びB2は、
(1)−CH2OH、
(2)−CH=NOH、
(3)−W−R5{ここでWは、(a)共有結合、(b)アルキレン、(c)
アルケニレン、(d)−C(O)NH−及び(e)−NHC(O)NH−からそ
の都度独立に選択され、R5は、
(a)5−テトラゾリル、
(b)
(c)
(ここでR27は−CN、−NO2または−CO2R28(ここでR28は水素、
アリールまたは低級アルキルである)である)
(d)
(ここでR29は水素及び低級アルキルからその都度選択される)
(e)
(ここでR29は上記定義の通りである)
(f)
(ここでR31は、水素、低級アルキル、アルケニル、アルコキシアルキル
及びベンジルからその都度選択
される〕
(g)
(h)
(i)
(j)
(k)
(l)
(m)
(n)
からその都度独立に選択される}、
(4)−Q−C(O)R6{ここでQは、(a)共有結合、(b)アルキレン
、(c)アルケニレン、(d)−CH(OH)−及び(e)−NHC(O)(C
H2)r−(ここでrは0〜4である)からその都度独立に選択され、R6は、(
a)−OR7(ここでR7は水素またはカルボキシ保護基である)、(b)−NH2
、(c)−NHOH、(d)−NHSO2CF3、(e)α−またはβ−アミノ
基を介して結合しているα−アミノ酸またはβ−アミノ酸、及び(f)アミノ末
端アミノ基を介して結合しているジ−、トリ−またはテトラペプチドからその都
度独立に選択される}、
(5)−CH2−N(OH)−C(O)−R25{ここでR25は水素、メチルま
たはトリフルオロメチルである}、及び
(6)−C(O)−NH−S(O)2−R26{ここでR26は
アリール、複素環、アリールアルキル、(複素環)アルキル、C3-7シクロアル
キル、C1-8アルキルまたはペルフルオロ−C1-4アルキルである}
から独立に選択される〕
の置換シクロブタン類またはその医薬上容認可能な塩が提供される。
好ましい本発明化合物は、式(II):
〔式中、A1、A2、B1及びB2は前記定義の通りである〕の化合物またはその医
薬上容認可能な塩である。
好ましい本発明化合物は、A1及びA2が−C(O)−G〔ここでGは前記定義
の通りである〕から独立に選択され、B1及びB2が(a)−W−R5〔ここでW
は共有結合またはアルキレンであり、R5は5−テトラゾリルである〕及び(b
)−Q−C(O)−R6〔ここでQは共有結合及びアルキレンからその都度独立
に選択され、R6は(1)−OR7(ここでR7は水素またはカルボキシ保護基で
ある)、(2)α−またはβ−アミノ基を介して結合しているα−
アミノ酸またはβ−アミノ酸、及び(3)アミノ末端アミノ基を介して結合して
いるジ−、トリ−またはテトラペプチドからその都度独立に選択される〕から独
立に選択される式(I)または(II)の化合物である。
より好ましい本発明化合物は、A1及びA2が−C(O)−G〔ここでGは−N
(R1)(R2)であって、R1及びR2は前記定義の通りである〕から独立に選択
され、B1及びB2が(a)−W−R5〔ここでWは共有結合またはアルキレンで
あり、R5は5−テトラゾリルである〕及び(b)−Q−C(O)−R6〔ここで
Qは共有結合及びアルキレンからその都度独立に選択され、R6は(1)−OR7
(ここでR7は水素またはカルボキシ保護基である)、(2)α−またはβ−ア
ミノ基を介して結合しているα−アミノ酸またはβ−アミノ酸、及び(3)アミ
ノ末端アミノ基を介して結合しているジ−、トリ−またはテトラペプチドからそ
の都度独立に選択される〕から独立に選択される式(I)または(II)の化合物
である。
更により好ましい本発明化合物は、A1及びA2が−C(O)−G〔ここでGは
−N(R1)(R2)であって、R1は、(a)水素、(b)低級アルキル、(c
)シクロアルキル、
(d)シクロアルキルアルキル、(e)アルコキシアルキル、(f)チオアルコ
キシアルキル、(g)アリール、(h)複素環、(i)アリールアルキル、(j
)(複素環)アルキル、(k)アリール置換シクロアルキルアルキル、(l)複
素環置換シクロアルキルアルキル及び(m)アリール、複素環、アリールアルキ
ル、(複素環)アルキル、アリール置換シクロアルキルアルキルまたは複素環置
換シクロアルキルアルキルから独立に選択されるが、但し、アリール基、アリー
ルアルキル基のアリール部分、アリール置換シクロアルキルアルキルのアリール
部分、複素環式基、(複素環)アルキル基の複素環部分または複素環置換シクロ
アルキルアルキル基の複素環部分は−Y−R3で置換されており、ここでYは、
(i)−O−、(ii)−S(O)m−(ここでmは0、1または2である)及び
(iii)−N(Rb)−(ここでRbは水素または低級アルキルである)からその
都度独立に選択され、R3は、(i)アリール、(ii)アリールアルキル、(iii
)シクロアルキル、(iv)シクロアルキルアルキル、(v)複素環及び(vi)(
複素環)アルキルからその都度独立に選択され、R2は、アリール、複素環、ア
リールアルキル及び(複素環)アルキルからその都
度独立に選択されるが、但し、アリール基、アリールアルキル基のアリール部分
、複素環式基、または(複素環)アルキル基の複素環部分は−Z−R4で置換さ
れており、ここでZは、(i)−O−、(ii)−S(O)p−(ここでpは0、
1または2である)及び(iii)−N(Rc)−(ここでRcは水素または低級ア
ルキルである)からその都度独立に選択され、R4は、(i)アリール、(ii)
アリールアルキル、(iii)シクロアルキル、(iv)シクロアルキルアルキル、
(v)複素環及び(vi)(複素環)アルキルからその都度独立に選択される〕か
ら独立に選択され、B1及びB2が、(a)−W−R5〔ここでWは共有結合また
はアルキレンであり、R5は5−テトラゾリルである〕及び(b)−Q−C(O
)−R6〔ここでQは共有結合及びアルキレンからその都度独立に選択され、R6
は(1)−OR7(ここでR7は水素またはカルボキシ保護基である)、(2)α
−またはβ−アミノ基を介して結合しているα−アミノ酸またはβ−アミノ酸、
及び(3)アミノ末端アミノ基を介して結合しているジ−、トリ−またはテトラ
ペプチドからその都度独立に選択される〕から独立に選択される式(I)または
(II)の化合物である。
更により好ましい本発明化合物は、A1及びA2が−C(O)−G〔ここでGは
−N(R1)(R2)であって、R1は、(a)低級アルキル、(b)シクロアル
キル及び(c)シクロアルキルアルキルからその都度独立に選択され、R2はア
リール及びアリールアルキルからその都度独立に選択されるが、但し、アリール
基またはアリールアルキル基のアリール部分は−Z−R4で置換されており、こ
こでZは、(i)−O−及び(ii)−S−からその都度独立に選択され、R4は
、(i)アリール、(ii)アリールアルキル、(iii)シクロアルキル、(iv)
シクロアルキルアルキル、(v)複素環及び(vi)(複素環)アルキルからその
都度独立に選択される〕から独立に選択され、B1及びB2が−Q−C(O)−R6
及び−W−R5〔ここでQ及びWは共有結合及びアルキレンからその都度独立に
選択され、R6は−OR7(ここでR7は水素またはカルボキシ保護基である)で
あり、R5は5−テトラゾリルである〕から独立に選択される式(I)または(I
I)の化合物である。
最も好ましい本発明化合物は、A1及びA2が−C(O)−G〔ここでGは−N
(R1)(R2)であって、R1は、(a)低級アルキル、(b)シクロアルキル
及び(c)シクロア
ルキルアルキルからその都度独立に選択され、R2はフェニル及びベンジルから
その都度独立に選択されるが、但し、フェニル基またはベンジル基のフェニル環
は−Z−R4で置換されており、ここでZは、(i)−O−及び(ii)−S−か
らその都度独立に選択され、R4は、(i)アリール、(ii)アリールアルキル
、(iii)複素環及び(iv)(複素環)アルキルからその都度独立に選択される
〕から独立に選択され、B1及びB2が−Q−C(O)−R6及び−W−R5〔ここ
でQ及びWは共有結合及びアルキレンからその都度独立に選択され、R6は−O
R7(ここでR7は水素またはカルボキシ保護基である)であり、R5は5−テト
ラゾリルである〕から独立に選択される式(I)または(II)の化合物である。
最高に好ましい本発明化合物は、A1及びA2が−C(O)−G〔ここでGは−
N(R1)(R2)であって、R1は、(a)低級アルキル、(b)シクロアルキ
ル及び(c)シクロアルキルアルキルからその都度独立に選択され、R2はベン
ジルであるが、但し、ベンジル基のフェニル環は−Z−R4で置換されており、
ここでZは(i)−O−及び(ii)−S−からその都度独立に選択され、R4は
アリールであ
る〕から独立に選択され、B1及びB2が−Q−C(O)−R6及び−W−R5〔こ
こでQ及びWは共有結合及びアルキレンからその都度独立に選択され、R6は−
OR7(ここでR7は水素またはカルボキシ保護基である)であり、R5は5−テ
トラゾリルである〕から独立に選択される式(I)または(II)の化合物である
。
他の最高に好ましい本発明化合物は、A1及びA2が−C(O)−G〔ここでG
は−N(R1)(R2)であって、R1はその都度、(a)低級アルキル、(b)
シクロアルキル及び(c)シクロアルキルアルキルであり、R2はベンジルであ
るが、但し、ベンジル基のフェニル環は−Z−R4で置換されており、ここでZ
は、(i)−O−及び(ii)−S−からその都度独立に選択され、R4は複素環
である〕から独立に選択され、B1及びB2が−Q−C(O)−R6及び−W−R5
〔ここでQ及びWは共有結合及びアルキレンからその都度独立に選択され、R6
は−OR7(ここでR7は水素またはカルボキシ保護基である)であり、R5は5
−テトラゾリルである〕から独立に選択される式(I)または(II)の化合物で
ある。
本発明の別の態様は、式:
〔式中、A1及びA2は、
−X−C(O)−Gまたは−X−C(S)−G{ここでXは、(a)共有結合
、(b)−CH2−、(c)−O−、(d)−S−及び(e)−N(Ra)−(こ
こでRaは水素、低級アルキル、シクロアルキルまたはシクロアルキルアルキル
である)からその都度独立に選択され、Gは、−R2、−N(R1)(R2)、−
OR2及び−SR2からその都度独立に選択されるが、ここでR1は、(a)水素
、(b)低級アルキル、(c)アルケニル、(d)アルキニル、(e)シクロア
ルキル、(f)シクロアルキルアルキル、(g)アルコキシカルボニルアルキル
、(h)アルコキシアルキル、(i)チオアルコキシアルキル、(j)ハロアル
キル、(k)アリール、(l)複素環、(m)アリールアルキル、(n)アリー
ル置換シクロアルキルアルキル、(o)(複素環)アルキル、(p)複素環置換
シクロアルキルアルキル及び(q)アリール、複素環、アリールアルキル、アリ
ール置換シクロアルキルアルキル、(複素環)アルキルまたは複素環置換シクロ
アルキルアルキルからその都度独立に選択されるが、但し、アリール基、アリー
ルアルキル基のアリール部分、アリール置換シクロアルキルアルキルのアリール
部分、複素環式基、(複素環)アルキル基の複素環部分または複素環置換シクロ
アルキルアルキル基の複素環部分は−Y−R3で置換されており、ここでYは、
(i)共有結合、(ii)−C(O)−、(iii)−CH2−、(iv)−O−、(v
)−S(O)m-(ここでmは0、1または2である)、(vi)−N(Rb)−(
ここでRbは水素または低級アルキルである)、(vii)−CH2O−、(viii)
−CH2S(O)m(ここでmは0、1または2である)及び(ix)−CH2N(
Rb)−(ここでRbは水素または低級アルキルである)からその都度独立に選択
され、R3は、(i)アリール、(ii)アリールアルキル、(iii)シクロアルキ
ル、(iv)シクロアルキルアルキル、(v)複素環及び(vi)(複素環)アルキ
ルからその都度独立に選択され、R2は、(i)アルケニル、(ii)アルキニル
、(iii)アリール、(iv)アリールアルキル、(v)アリールアルケニル、(v
i)複素環、(vii)(複素環)アルキル、及び(vi)アリ
ール、複素環、アリールアルキルまたは(複素環)アルキルからその都度独立に
選択されるが、但し、アリール基、アリールアルキル基のアリール部分、複素環
式基または(複素環)アルキル基の複素環部分は−Z−R4で置換されており、
ここでZは、(i)共有結合、(ii)−C(O)−、(iii)−CH2−、(iv)
−O−、(v)−S(O)p−(ここでpは0、1または2である)、(vi)−
N(Rc)−(ここでRcは水素または低級アルキルである)、(vii)−CH2O
−、(viii)−CH2S(O)p(ここでpは0、1または2である)及び(ix)
−CH2N(Rc)−(ここでRcは水素または低級アルキルである)からその都
度独立に選択され、R4は、(i)アリール、(ii)アリールアルキル、(iii)
シクロアルキル、(iv)シクロアルキルアルキル、(v)複素環及び(vi)(複
素環)アルキルからその都度独立に選択される}から独立に選択され、
B1及びB2は、
(1)−CH2OH、
(2)−CH=NOH、
(3)−W−R5{ここでWは、(a)共有結合、(b)アルキレン、(c)
アルケニレン、(d)−C(O)NH−
及び(e)−NHC(O)NH−からその都度独立に選択され、R5は、
(a)5−テトラゾリル、
(b)
(c)
(ここでR27は−CN、−NO2または−CO2R28(ここでR28は水素、
アリールまたは低級アルキルである)である)
(d)
(ここでR29は水素及び低級アルキルからその都度選択される)
(e)
(ここでR29は上記定義の通りである)
(f)
(ここでR31は、水素、低級アルキル、アルケニル、アルコキシアルキル
及びベンジルからその都度選択される)
(g)
(h)
(i)
(j)
(k)
(l)
(m)
(n)
からその都度独立に選択される}、
(4)−Q−C(O)R6{ここでQは、(a)共有結合、(b)アルキレン
、(c)アルケニレン、(d)−CH(OH)−及び(e)−NHC(O)(C
H2)r−(ここでrは0〜4である)からその都度独立に選択され、R6は、(
a)−OR7(ここでR7は水素またはカルボキシ保護基である)、(b)−NH2
、(c)−NHOH、(d)−NHSO2CF3、(e)α−またはβ−アミノ
基を介して
結合しているα−アミノ酸またはβ−アミノ酸、及び(f)アミノ末端アミノ基
を介して結合しているジ−、トリ−またはテトラペプチドからその都度独立に選
択される}、
(5)−CH2−N(OH)−C(O)−R25{ここでR25は水素、メチルま
たはトリフルオロメチルである}、及び
(6)−C(O)−NH−S(O)2−R26{ここでR26はアリール、複素環
、アリールアルキル、(複素環)アルキル、C3-7シクロアルキル、C1-8アルキ
ルまたはペルフルオロ−C1-4アルキルである}
から独立に選択される〕
の化合物及びその医薬上容認可能な塩のプロテインファルネシルトランスフェラ
ーゼのインヒビターとしての使用に係わる。
好ましいプロテインファルネシルトランスフェラーゼインヒビターは、
A1及びA2が−C(O)−NR1R2{ここでR1は、(k)アリール、(l)
複素環、(m)アリールアルキル、(n)アリール置換シクロアルキルアルキル
、(o)(複素環)アルキル、(p)複素環置換シクロアルキルアルキル、及び
(q)アリール、複素環、アリールアルキル、アリール置
換シクロアルキルアルキル、(複素環)アルキルまたは複素環置換シクロアルキ
ルアルキルからその都度独立に選択されるが、但し、アリール基、アリールアル
キル基のアリール部分、アリール置換シクロアルキルアルキルのアリール部分、
複素環式基、(複素環)アルキル基の複素環部分または複素環置換シクロアルキ
ルアルキル基の複素環部分は−Y−R3で置換されており、ここでYは、(i)
共有結合、(ii)−C(O)−、(iii)−CH2−、(iv)−O−、(v)−S
(O)m−(ここでmは0、1または2である)、(vi)−N(Rb)−(ここで
Rbは水素または低級アルキルである)、(vii)−CH2O−、(viii)−CH2
S(O)m(ここでmは0、1または2である)及び(ix)−CH2N(Rb)−
(ここでRbは水素または低級アルキルである)からその都度独立に選択され、
R3は、(i)アリール、(ii)アリールアルキル、(iii)シクロアルキル、(
iv)シクロアルキルアルキル、(v)複素環及び(vi)(複素環)アルキルから
その都度独立に選択され、R2は、アリールアルキル及び(複素環)アルキルか
らその都度独立に選択され、
B1及びB2は、
(1)−W−R5{ここでWは、(a)共有結合、(b)アルキレン、(c)
アルケニレン、(d)−C(O)NH−及び(e)−NHC(O)NH−からそ
の都度独立に選択され、R5は5−テトラゾリルである}、
(2)−Q−C(O)R6{ここでQは、(a)共有結合、(b)アルキレン
、(c)アルケニレン、(d)−CH(OH)−及び(e)−NHC(O)(C
H2)r−(ここでrは0〜4である)からその都度独立に選択され、R6は、(
a)OR7(ここでR7は水素またはカルボキシ保護基である)、(b)−NH2
、(c)−NHOH、(d)−NHSO2CF3、(e)α−またはβ−アミノ基
を介して結合しているα−アミノ酸またはβ−アミノ酸、及び(f)アミノ末端
アミノ基を介して結合しているジ−、トリ−またはテトラペプチドからその都度
独立に選択される}、及び、
(3)−C(O)−NH−S(O)2−R26{ここでR26はアリール、複素環
、アリールアルキル、(複素環)アルキル、C3-7シクロアルキル、C1-8アルキ
ルまたはペルフルオロ−C1-4アルキルである}
から独立に選択される
である式(III)または(IV)の化合物またはその医薬上容認可能な塩である。
本発明は更に、式(I)、(II)、(III)または(IV)の化合物を製造する
方法及びかかる方法に有用な合成中間体にも係わる。
本発明の別の態様においては、本発明の化合物を医薬上容認可能な担体と組合
せて含む医薬組成物が開示される。
本発明の別の態様においては、本発明化合物を、別の抗高脂質血症剤及び/ま
たは1種以上の他の血清コレステロール低下剤もしくはHMG CoAレダクタ
ーゼインヒビター並びに医薬上容認可能な担体と組合せて含む医薬組成物が開示
される。
本発明の更に別の態様においては、本発明化合物を、別の化学治療剤及び医薬
上容認可能な担体と組合せて含む医薬組成物が開示される。
本発明の更に別の態様においては、治療上有効量の本発明化合物を患者に投与
することからなる、ヒトまたは低級哺乳動物においてスクアレンシンターゼを阻
害する方法が開示される。
本発明の更に別の態様においては、ヒトまたは低級哺乳
動物においてアテローム性動脈硬化症を予防または治療したり、アテローム性動
脈硬化症の発症を予防するよう高脂質血症を予防または治療する方法であって、
患者に治療上有効量の本発明化合物を単独または別の心臓血管剤と組合せて投与
することからなる方法が開示される。
本発明の更に別の態様においては、ヒトまたは低級哺乳動物においてプロテイ
ンファルネシルトランスフェラーゼを阻害する方法であって、患者に治療上有効
量の本発明化合物を投与することからなる方法が開示される。
本発明の更に別の態様においては、ヒトまたは低級哺乳動物において癌を治療
する方法であって、患者に治療上有効量の本発明化合物を単独または別の化学治
療剤と組合せて投与することからなる方法が開示される。
更に、ヒトまたは低級哺乳動物において菌類感染を治療する方法であって、患
者に治療上有効量の本発明化合物を投与することからなる方法が開示される。
本発明化合物は不斉置換炭素原子を含む。その結果、本発明化合物のラセミ混
合物、ジアステレオマーの混合物及び単一ジアステレオマーを含む本発明化合物
の全ての立体異性体が本発明に含まれるものとする。本明細書で使用さ
れる「S」及び「R」配置なる用語は、IUPAC 1974 Recomme
ndations for Section E,Fundamental S
tereochemistry,Pure Appl.Chem.(1976)4
5,13−30に定義されている通りである。
α及びβなる用語は、環式化合物、即ち本発明においては置換シクロブタン上
の環置換基に対する相対的な向きを表わすために使用される。基準平面(シクロ
ブタン環によって形成される平面)のα側とは、(Cahn−Ingold−P
relog Sequence Ruleに従って)最高位の置換基が最下位番
号のステレオジェン炭素原子にある側である。基準平面の最高位置換基と同じ側
にある全ての置換基にはα記述子が割り当てられ、基準平面の反対側にある置換
基にはβ記述子が割り当てられる。この使用法は絶対配置を表わすものではない
ことに留意されたい。本明細書において使用されるα及びβ配置なる用語は、C
hemical Abstract Index Guide−Appendi
x IV(1987)¶203によって定義されている通りである。
「α−アミノ酸」または「アルファ−アミノ酸」なる用
語は、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グ
ルタミン、グルタミン酸、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リ
シン、メチオニン、ノルロイシン、オルニチン、フェニルアラニン、プロリン、
サルコシン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン及びバリンからな
る群から選択されるアミノ酸を指す。不斉中心における立体化学配置はDまたは
L配置であり得る。
「β−アミノ酸」または「ベータ−アミノ酸」なる用語は、アミノ基がカルボ
ン酸官能基に対してβであるアミノ酸を指す。β−アミノ酸の例としてはβ−ア
ラニン、β−フェニルアラニンなどが挙げられる。
本明細書において使用される「ジペプチド」なる用語はAA1−AA2〔ここで
AA1及びAA2は、AA1のカルボキシ末端とAA2のアミノ末端の間がアミド結
合(−C(O)−NH−)によってカップリングされた上述のごときα−及びβ
−アミノ酸から独立に選択される〕を指す。ジペプチドの例としてはH−グリシ
ル−アラニン−OH、H−グリシル−β−アラニン−OH、H−ロイシル−グリ
シン−OHなどが挙げられる。
本明細書において使用される「トリペプチド」なる用語はAA1−AA2−AA3
〔ここでAA1、AA2及びAA3は、AA1のカルボキシ末端とAA2のアミノ末
端の間、及びAA2のカルボキシ末端とAA3のアミノ末端の間がアミド結合(−
C(O)−NH−)によってカップリングされた上述のごときα一及びβ−アミ
ノ酸から独立に選択される〕を指す。トリペプチドの例としてはH−グリシル−
アラニル−ロイシン−OH、H−グリシル−β−アラニル−サルコシン−OH、
H−ロイシル−グリシル−アラニン−OHなどが挙げられる。
本明細書において使用される「テトラペプチド」なる用語はAA1−AA2−A
A3−AA4〔ここでAA1、AA2、AA3及びAA4は、AA1のカルボキシ末端
とAA2のアミノ末端の間、AA2のカルボキシ末端とAA3のアミノ末端の間、
及びAA3のカルボキシ末端とAA4のアミノ末端の間がアミド結合(−C(O)
−NH−)によってカップリングされた上述のごときα−及びβ−アミノ酸から
独立に選択される〕を指す。
本明細書において使用される「カルボキシ保護基」なる用語は、化合物の他の
官能性部位に関わる反応が実施され
る間、カルボン酸の官能基をブロックまたは保護するために使用されるカルボン
酸保護エステル基を指す。カルボキシ保護基はGreene,“Protect
ive Groups in Organic Synthesis”pp.1
52−186(1981)に記載されており、該文献は参照により本明細書の一
部を構成するものとする。更にカルボキシ保護基はプロドラッグとしても使用し
得、この場合カルボキシ保護基は、例えば酵素加水分解によってin vivoで容易
に切断し、生物学的活性な親を放出することができる。T.Higuchi及び
V.Stellaは、“Pro−drugs as Novel Delive
ry Systems”,A.C.S.Symposium Series,Am
erican Chemical Society(1975)のVol14に
おいてプロドラッグの概念を詳細に議論しており、該文献は参照により本明細書
の一部を構成するものとする。このようなカルボキシ保護基は当業者には公知で
あり、参照により本明細書の一部を構成するものとする米国特許第3,840,5
56号明細書及び同第3,719,667号明細書に記載のごとく、ペニシリン及
びセファロスポリン分野においてカ
ルボキシル基の保護に広範囲に使用されている。カルボキシル基を含む化合物に
対してプロドラッグとして有効なエステルの例は“Bioreversible
Carriers in Drug Desigh:Theory and
Application”,E.B.Roche編,Pergamon Pre
ss,ニューヨーク(1987)の14〜21頁に見ることができ、該文献は参
照により本発明の一部を構成するものとする。代表的なカルボキシ保護基はC1- 8
低級アルキル(例えばメチル、エチルまたは第三級ブチルなど);ベンジル及
びその置換誘導体(例えばアルコキシベンジルまたはニトロベンジル基など);
ジアルキルアミノアルキル(例えばジメチルアミノエチルなど);アルカノイル
オキシアルキル基(例えばピバロイルオキシメチルまたはプロピオニルオキシメ
チルなど);アロイルオキシアルキル(例えばベンゾイルオキシエチルなど);
アルコキシカルボニルアルキル(例えばメトキシカルボニルメチル、シクロヘキ
シルオキシカルボニルメチルなど);アルコキシカルボニルオキシアルキル(例
えばt−ブチルオキシカルボニルオキシメチルなど);アルコキシカルボニルア
ミノアルキル(例えばt−ブチルオキシ
カルボニルアミノメチルなど);アルキルアミノカルボニルアミノアルキル(例
えばメチルアミノカルボニルアミノメチルなど);アルカノイルアミノアルキル
(例えばアセチルアミノメチルなど);複素環式カルボニルオキシアルキル(例
えば4−メチルピペラジニルカルボニルオキシメチルなど);ジアルキルアミノ
カルボニルアルキル(例えばジメチルアミノカルボニルメチルなど);(5−低
級アルキル)−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)アルキル(例え
ば5−t−ブチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチルなど
;及び(5−フェニル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)アルキ
ル(例えば5−フェニル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチ
ルなどである。
本明細書において使用される「N保護基」または「N保護された」なる用語は
、合成過程で所望されない反応に対してアミノ酸またはペプチドのN末端を保護
する、即ちアミノ基を保護するために使用される基を指す。一般に使用されるN
保護基はGreene,“Protective Groups In Org
anic Synthesis”(John Wiley & Sons,ニュ
ーヨ
ーク(1981))に記載されており、該文献は参照により本明細書の一部を構
成するものとする。N保護基は、アシル基、例えばホルミル、アセチル、プロピ
オニル、ピバロイル、t−ブチルアセチル、2−クロロアセチル、2−ブロモア
セチル、トリフルオロアセチル、トリクロロアセチル、フタリル、o−ニトロフ
ェノキシアセチル、α−クロロブチリル、ベンゾイル、4−クロロベンゾイル、
4−ブロモベンゾイル、4−ニトロベンゾイルなど;スルホニル基、例えばベン
ゼンスルホニル、p−トルエンスルホニルなど;カルバメート形成基、例えばベ
ンジルオキシカルボニル、p−クロロベンジルオキシカルボニル、p−メトキシ
ベンジルオキシカルボニル、p−ニトロベンジルオキシカルボニル、2−ニトロ
ベンジルオキシカルボニル、p−ブロモベンジルオキシカルボニル、3,4−ジ
メトキシベンジルオキシカルボニル、3,5−ジメトキシベンジルオキシカルボ
ニル、2,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、4−メトキシベンジルオ
キシカルボニル、2−ニトロ−4,5−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、
3,4,5−トリメトキシベンジルオキシカルボニル、1−(p−ビフェニリル)
−1−メチルエトキシカルボニル、α,
α−ジメチル−3,5−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、ベンズヒドリル
オキシカルボニル、t−ブチルオキシカルボニル、ジイソプロピルメトキシカル
ボニル、イソプロピルオキシカルボニル、エトキシカルボニル、メトキシカルボ
ニル、アリルオキシカルボニル、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル、フ
ェノキシカルボニル、4−ニトロフェノキシカルボニル、フルオレニル−9−メ
トキシカルボニル、シクロペンチルオキシカルボニル、アダマンチルオキシカル
ボニル、シクロヘキシルオキシカルボニル、フェニルチオカルボニルなど;アル
キル基、例えばベンジル、トリフェニルメチル、ベンジルオキシメチルなど;並
びにシリル基、例えばトリメチルシリルなどからなる。好ましいN保護基は、ホ
ルミル、アセチル、ベンゾイル、ピバロイル、t−ブチルアセチル、フェニルス
ルホニル、ベンジル、t−ブチルオキシカルボニル(Boc)及びベンジルオキ
シカルボニル(Cbz)である。
本明細書において使用される「低級アルキル」なる用語は、メチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル、ネオペンチルなどを含む、
1〜10個の炭素原子を含む分枝鎖または直鎖アルキル基を指す。
本明細書において使用される「アルコキシ」なる用語はRO−〔ここでRは前
述のごとき低級アルキルである〕を指す。代表的なアルコキシ基の例としてはメ
トキシ、エトキシ、t−ブトキシなどが挙げられる。
本明細書において使用される「アルコキシアルコキシ」なる用語はR80O−R81
O−〔ここでR80は前述のごとき低級アルキルであり、R81はアルキレン基で
ある〕を指す。代表的なアルコキシアルコキシ基の例としてはメトキシメトキシ
、エトキシメトキシ、t−ブトキシメトキシなどが挙げられる。
本明細書において使用される「アルコキシアルキル」なる用語は、前述のごと
きアルキル基に付加された前述のごときアルコキシ基を指す。アルコキシアルキ
ルの例としては、限定的ではないが、メトキシメチル、メトキシエチル、イソプ
ロポキシメチルなどが挙げられる。
本明細書において使用される「アルコキシカルボニル」なる用語は、カルボニ
ル基を介して親分子部分に付加された前述のごときアルコキシ基を指す。アルコ
キシカルボニルの例としてはメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、イソプ
ロポキシカルボニルなどが挙げられる。
本明細書において使用される「アルコキシカルボニルアルキル」なる用語は、
低級アルキル基に付加された前述のごときアルコキシカルボニル基を指す。アル
コキシカルボニルアルキルの例としてはメトキシカルボニルメチル、2−エトキ
シカルボニルエチルなどが挙げられる。
「アルキレン」なる用語は、1〜10個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖
飽和炭化水素から2つの水素原子を除去することにより誘導された二価基、例え
ばメチレン、1,2−エチレン、1,1−エチレン、1,3−プロピレン、2,2−
ジメチルプロピレンなどを指す。
本明細書において使用される「アルケニル」なる用語は、1つ以上の炭素−炭
素二重結合を含む2〜20個の炭素原子を有する分枝鎖または直鎖炭化水素鎖を
指す。代表的なアルケニル基としては、2−プロペニル(即ちアリル)、3−メ
チル−2−ブテニル、3,7−ジメチル−2,6−オクタジエニル、4,8−ジメ
チル−3,7−ノナジエニル、3,7,11−トリメチル−2,6,10−ドデカト
リエニルなどが挙げられる。
「アルケニレン」なる用語は、2〜10個の炭素原子を含むと共に少なくとも
1つの炭素−炭素二重結合を含む直
鎖または分枝鎖炭化水素から誘導された二価基を指す。アルケニレンの例として
は、−CH=CH−、−CH2CH=CH−、−C(CH3)=CH−、−CH2
CH=CHCH2−などが挙げられる。
本明細書において使用される「アルキニル」なる用語は、1つ以上の炭素−炭
素三重結合を含む2〜20個の炭素原子を有する分枝鎖または直鎖炭化水素鎖を
指す。代表的なアルキニル基としては、エチニル、2−プロピニル(プロパルギ
ル)、1−プロピニルなどが挙げられる。
本明細書において使用される「アミノ」なる用語は−NH2を指す。
本明細書において使用される「アルキルアミノ」なる用語は、R51NH−〔こ
こでR51は低級アルキル基である〕、例えばメチルアミノ、エチルアミノ、ブチ
ルアミノなどを指す。
本明細書において使用される「ジアルキルアミノ」なる用語は、R56R57N−
〔ここでR56及びR57は低級アルキルから独立に選択される〕、例えばジメチル
アミノ、ジエチルアミノ、メチルプロピルアミノなどを指す。
本明細書において使用される「アリール」なる用語は、
限定的ではないが、フェニル、ナフチル、テトラヒドロナフチル、インダニル、
インデニルなどを含む、1または2個の芳香族環を有する単または二炭素環系を
指す。(二環式アリール基を含む)アリール基は、未置換でもよいし、低級アル
キル、ハロアルキル、アルコキシ、チオアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、
ジアルキルアミノ、ヒドロキシ、ハロ、メルカプト、ニトロ、カルボキシアルデ
ヒド、カルボキシ、アルコキシカルボニル及びカルボキサミドからなる群から独
立に選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよい。
本明細書において使用される「アリールアルキル」なる用語は、アリール基が
付加された低級アルキル基を指す。代表的なアリールアルキル基としては、ベン
ジル、フェニルエチル、ヒドロキシベンジル、フルオロベンジル、フルオロフェ
ニルエチルなどが挙げられる。
本明細書において使用される「アリールアルケニル」なる用語は、前述のごと
きアルケニル基に付加された前述のごときアリール基を指す。アリールアルケニ
ルの例としてスチリル(即ち2−フェニルエテニル)、2−(1−ナフチル)エ
テニルなどが挙げられる。
本明細書において使用される「アリール置換シクロアルキルアルキル」なる用
語は、基のアルキル部分がアリール基で置換されたシクロアルキルアルキル基を
指す。アリール置換シクロアルキルアルキルの例としては、α−(シクロプロピ
ルメチル)ベンジル、α−(シクロブチルメチル)ベンジルなどが挙げられる。
本明細書において使用される「カルボキシアルデヒド」なる用語は基−C(O
)Hを指す。
本明細書において使用される「カルボキサミド」なる用語は基−C(O)NH2
を指す。
本明細書において使用される「シクロアルキル」なる用語は、限定的ではない
が、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルなどを含
む、3〜7個の炭素原子を有する脂環式基を指す。
本明細書において使用される「シクロアルキルアルキル」なる用語は、シクロ
アルキル基が付加された低級アルキル基を指す。シクロアルキルアルキルの代表
例としてはシクロプロピルメチル、シクロヘキシルメチル、2−(シクロプロピ
ル)エチルなどが挙げられる。
本明細書において使用される「1,2,3,4−シクロブ
タンテトラカルボン酸二無水物」なる用語は、2つの無水物環が相互にトランス
である(即ちシクロブタン環によって形成される平面の反対側にある)(1.2
/3.4)化合物を指す。その絶対化学配置は次のように示される:
本明細書において使用される「ハロゲン」または「ハロ」なる用語はI、Br
、ClまたはFを指す。
本明細書において使用される「ハロアルキル」なる用語は、少なくとも1つの
ハロゲン置換基を担う前述のごとき低級アルキル基、例えばクロロメチル、フル
オロエチルまたはトリフルオロメチルなどを指す。
本明細書において使用される「複素環」または「複素環式」なる用語は、酸素
、窒素及び硫黄から選択されるヘテロ原子を含む3もしくは4員環;または、1
、2もしくは3個の窒素原子;1個の酸素原子;1個の硫黄原子;1個の窒素と
1個の硫黄原子;1個の窒素と1個の酸素原子;隣り合わない位置にある2個の
酸素原子;隣り合わない位置にある1個の酸素と1個の硫黄原子;または隣り合
わな
い位置にある2個の硫黄原子を含む5、6もしくは7員環を指す。5員環は0〜
2つの二重結合を有し、6及び7員環は0〜3つの二重結合を有する。窒素ヘテ
ロ原子は必要によっては第四級化されていてもよい。「複素環式」なる用語は更
に、任意の上記複素環がベンゼン環またはシクロヘキサン環または別の複素環に
融合している二環式基(例えばインドリル、キノリル、イソキノリル、テトラヒ
ドロキノリル、ベンゾフリルまたはベンゾチエニルなど)を含む。複素環として
は、アゼチジニル、ピロリル、ピロリニル、ピロリジニル、ピラゾリル、ピラゾ
リニル、ピラゾリジニル、イミダゾリル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、
ピリジル、ピペリジニル、ホモピペリジニル、ピラジニル、ピペラジニル、ピリ
ミジニル、ピリダジニル、オキサゾリル、オキサゾリジニル、イソオキサゾリル
、イソオキサゾリジニル、モルホリニル、チアゾリル、チアゾリジニル、イソチ
アゾリル、イソチアゾリジニル、インドリル、キノリニル、イソキノリニル、ベ
ンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、フリル、チエニル
、チアゾリジニル、イソチアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソオキサ
ゾリル、オキサジアゾリル、チアジア
ゾリル、ピロリル、ピリミジル及びベンゾチエニルが挙げられる。複素環には更
に、式:
〔式中、X*は−CH2−または−O−であり、Y*は−C(O)−または[−C
(R″)2−]v(ここでR″は水素またはC1-4アルキルであり、vは1、2ま
たは3である)である〕の化合物、例えば1,3−ベンゾジオキソリル、1,4−
ベンゾジオキサニルなども含まれる。
複素環は、未置換でもよいし、ヒドロキシ、ハロ、オキソ(=O)、アルキル
イミノ(R*N=ここでR*は低級アルキル基である)、アミノ、アルキルアミノ
、ジアルキルアミノ、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、ハロアルキル、シク
ロアルキル、アリール、アリールアルキル、−COOH、−SO3H及び低級ア
ルキルから独立に選択される置換基でモノ置換またはジ置換されていてもよい。
更に、窒素を含む複素環はN保護されていてもよい。
本明細書において使用される「(複素環)アルキル」なる用語は、前述のごと
き低級アルキル基に付加された前述の
ごとき複素環式基を指す。(複素環)アルキルの例としては、2−ピリジルメチ
ル、4−ピリジルメチル、4−キノリニルメチルなどが挙げられる。
本明細書において使用される「複素環置換シクロアルキルアルキル」なる用語
は、基のアルキル部分が複素環式基で置換されているシクロアルキルアルキル基
を指す。複素環置換シクロアルキルアルキルの例としては、α−(シクロプロピ
ルメチル)フラン−2−イルメチル、α−(シクロブチルメチル)チエン−2−
イルメチルなどが挙げられる。
本明細書において使用される「メルカプト」なる用語は基−SHを指す。
本明細書において使用される「ペルフルオロ−C1-4アルキル」なる用語は、
全ての水素原子がフッ素原子で置換されている炭素原子1〜4個のアルキル基を
指す。ペルフルオロ−C1-4アルキルの例としては、トリフルオロメチル、ペン
タフルオロエチルなどが挙げられる。
本明細書において使用される「テトラゾリル」または「5−テトラゾリル」な
る用語は、式:
の基またはその互変異性体を指す。
本明細書において使用される「チオアルコキシ」なる用語は、R70S−(ここ
でR70は低級アルキルである)を指す。チオアルコキシの例としては、限定的で
はないが、メチルチオ、エチルチオなどが挙げられる。
本明細書において使用される「チオアルコキシアルキル」なる用語は、前述の
ごとき低級アルキル基に付加された前述のごときチオアルコキシ基を指す。チオ
アルコキシアルキルの例としては、チオメトキシメチル、2−チオメトキシエチ
ルなどが挙げられる。
代表的な本発明化合物としては下記のものが挙げられる:
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−メチル−N−(4−フェノキシベ
ンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−メチル−N−(4−ベンジルオキ
シベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−ベンジル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−エチル−N−(4−フェノキシベ
ンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−メチル−N−(3−フェノキシベ
ンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N,N−ジ(4−フェノキシベンジル
)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−メチル−N−(4−[4−フルオ
ロフェノキシ]ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボ
ン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−メチル−N−(3−[4−フルオ
ロフェノキシ]ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボ
ン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−メチル−N−ビフェニルアミノカ
ルボニル]シクロブタン−2,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−イソプロピル−N−ビフェニルア
ミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−イソブチル−N−(4−フェノキ
シベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−ベンジルベ
ンジル)アミノカルボニル]シクロブタ
ン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−ブチル−N−(4−フェノキシベ
ンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロパルギル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−ペンチル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−アリル−N−(4−フェノキシベ
ンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−シクロプロピル−N−(4−フェ
ノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−シクロヘキシルメチル−N−フエ
ノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−フェニル−N
−4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−メトキシベンジル−N−(4−フ
ェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(S)−α−メチルベンジル−N
−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(R)−α−メチルベンジル−N
−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−ベンジル−N−(5−フェニル−
2,4−ペンタジエニル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン
酸;
(−)−(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フ
ェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(2−(4−フェ
ノキシベンジル)エチル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボ
ン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
フェニル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(2−メトキシエチル)−N−(
4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボ
ン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(2−メチルチオエチル)−N−
(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(2−エチルチオエチル)−N−
(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(2−フルオロエチル)−N−(
4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボ
ン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(フラン−2−イルメチル)−
N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジ
カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(チエン−2−イルメチル)−N
−(4−フェノキシベンジル)アミノカル
ボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(2−エチルチオエチル)−N−
(4−フェニルチオベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(シクロプロピルメチル)−N−
(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−シクロブチル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−シクロペンチル−N−(4−フェ
ノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−シクロヘキシル−N−(4−フェ
ノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(シクロペンチルメチル)−N−
(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(シクロブチル
メチル)−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−
3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(4−フルオロベンジル)−N−
(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(4−フェノキシベンジル)−N
−(3−メトキシフェネチル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(4−フェノキシベンジル)−N
−(3,4−ジメトキシフェネチル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4
−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(4−フェノキシベンジル)−N
−フェネチルアミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(p−フェノキシベンジル)−N
−(3−フェニル−1−プロピル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−
ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(4−フェノキシベンジル)−N
−(4−フェニル−1−ブチル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジ
カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(4−フェノキシベンジル)−N
−(メトキシカルボニルメチル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジ
カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(4−フェノキシベンジル)−N
−(エトキシカルボニルエチル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジ
カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−シクロヘキ
シルオキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
;
(1α,2β,3β,4α)−1−[N−プロピル−N−(4−フェノキシベン
ジル)アミノカルボニル]−2−[N−メチル−N−(ホモゲラニル)アミノカ
ルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1−[N−プロピル−N−(4−フェノキシベン
ジル)アミノカルボニル]−2−[N−ベンジル−N−(4−フェノキシベンジ
ル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1−[N−プロピル−N−(4−フェノキシベン
ジル)アミノカルボニル]−2−[N−(4−フェノキシベンジル)アミノカル
ボニル]シクロブタン−
3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ(4−フェノキシベンジルオキシカルボ
ニル)−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェニルア
ミノフェニル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェニルア
ミノベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェニルチ
オベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
メチルベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]−4−ヒドロキシメチル−シクロブタン−3−カ
ルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]−4−[
(ヒドロキシイミノ)メチル]−シクロブタン−3−カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]−4−テトラゾリル−シクロブタン−3−カルボ
ン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]−4−テトラゾリルメチル−シクロブタン−3−
カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]−4−(カルボキシカルボニルアミノ)シクロブ
タン−3−カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]−4−(3−カルボキシプロピオニルアミノ)シ
クロブタン−3−カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]−4−(E−2−カルボキシエテニル)シクロブ
タン−3−カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]−4−(2−カルボキシエチル)シクロブタン−
3−カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]−4−(1−カルボキシ−1−ヒドロキシメチル
)シクロブタン−3−カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]−3,4−ジ[(ヒドロキシイミノ)メチル]シ
クロブタン;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−メチル−N−(4−フェノキシベ
ンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸ジメチルエス
テル;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(3−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(5−フェノキシ
フルフリル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N
−(5−フェノキシチエン−2−イルメチル)アミノカルボニル]シクロブタン
−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−(フラン−
2−イルオキシ)ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−(チアゾー
ル−2−イルオキシ)ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジ
カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−(ピロール
−1−イルメチル)ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(3−メチル−4
−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン
酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−(ナフト−
2−イルオキシ)ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−(3−メチ
ル−1−フェノキシ)ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジ
カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−(4−メチ
ル−1−フェノキシ)ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジ
カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−(ナフト−
1−イルオキシ)ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3−[N−(5−テトラゾリル)
カルボキサミド]−4−カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3−[N−(5−テトラゾリル)
アミノカルボニルアミノ]−4−カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸ジメチルエ
ステル;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]−3−(メトキシカルボニル)シクロブタン−4
−カルボン酸;
(1α,2β,3α,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3α,4β)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]−3−[(ヒドロキシアミノ)カルボニル]シク
ロブタン−4−カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−3−(アミノ)カルボニル−1,2−ジ[N−プロ
ピル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−4−
カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]−3−(トリフルオロメタンスルホニルアミノ)
シクロブタン−4−カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−4−(カルボキシメチル)−1,2−ジ[N−プロ
ピル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3−
カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−3,4−ビス(ジアゾアセチル)−1,2−ジ[N
−プロピル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン
;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジ酢酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸モノノルロ
イシンアミド;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3−フェノキシカルボニル−4−
カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸モノグリシ
ンアミド;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸モノ−d,l
−プロリンアミド;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N
−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸モノサルコシンアミド;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸モノ−d,l
−アスパラギン酸アミド;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸モノセリン
アミド;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸モノ−β−
アラニンアミド;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸モノ−d−
ノルロイシンアミド;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸モノ−l−
ノルロイシンアミド;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(4−ピリジル)メチル−N−(
フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
;
(1α,2α,3β,4β)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(フェノキシベン
ジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2α,3α,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(フェノキシベン
ジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2α,3α,4β)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−ベンゾイル
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−(3,4−
メチレンジオキシフェノキシ)ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3
,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−メチル−N−(4−フェノキシベ
ンジル)アミノカルボニルアミノ]シク
ロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N,N−ジベンジルアミノカルボニル
]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−ベンジル−N−(4−クロロベン
ジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[(4−フェノキシベンジル)カルボニ
ルアミノ]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)カルボニルアミノ]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)]アミノカルボニル]−3,4−ビス(テトラゾリルメチル)シクロ
ブタン;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニルメチル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ{N−ベンジル−N−[(4−フェノキ
シ)ベンジル]アミノカルボニル}シクロ
ブタン−3,4−ジ酢酸;
(−)−(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−シクロプロピルメチル−
N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジ
カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノチオカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(S)−α−(シクロプロピルメチル)
ベンジル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−
3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(R)−α−(シクロプロピルメチル)
ベンジル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−
3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−プロピル−N−(S)−α−(シクロプ
ロピルメチル)−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン
−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−プロピル−N−(R)−α−(シクロプ
ロピルメチル)−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン
−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(R)−α−エチルベン
ジル−N−(4−フェノキシフェニル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,
4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(S)−α−エチルベンジル−N−(4
−フェノキシフェニル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン
酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(R)−α−(シクロプロピルメチル)
ベンジル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−
3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(S)−α−(シクロプロピルメチル)
ベンジル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−
3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(R)−α−プロピル−(4−フェノキ
シベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(S)−α−プロピル−(4−フェノキ
シベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−プロピル−N−(R)−α−プロピル−
(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−プロピル−N−(S)−α−プロピル−
(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−ベンジル−N−(R)−α−プロピル−
(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−ベンジル−N−(S)−α−プロピル−
(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(シクロプロピルメチル)−N−(R)
−α−プロピル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン
−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(シクロプロピルメチル)−N−(S)
−α−プロピル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン
−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(R)−α−エチル−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(S)−α−エチル−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタ
ン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−プロピル−N−(R)−α−エチル−N
−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−プロピル−N−(S)−α−エチル−N
−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−ベンジル−N−(R)−α−エチル−N
−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−ベンジル−N−(S)−α−エチル−N
−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(シクロプロピルメチル)−N−(R)
−α−エチル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−
3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(シクロプロピルメチル)−N−(S)
−α−エチル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−
3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(R)−α−メチル−
(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(S)−α−メチル−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−プロピル−N−(R)−α−メチル−(
4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボ
ン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−プロピル−N−(S)−α−メチル−(
4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボ
ン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−ベンジル−N−(R)−α−メチル−(
4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボ
ン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−ベンジル−N−(S)−α−メチル−(
4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボ
ン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(シクロプロピルメチル)−N−(R)
−α−メチル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−
3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(シクロプロピルメチル)−N−(S)
−α−メチル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−
3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(R)−α−(シクロプロピルメチル)
−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(S)−α−(シクロプロピルメチル)
−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−プロピル−N−(R)−α−(シクロプ
ロピルメチル)−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン
−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−プロピル−N−(S)−α−(シクロプ
ロピルメチル)−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン
−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−ベンジル−N−(R)−α−(シクロプ
ロピルメチル)−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン
−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−ベンジル−N−(S)−α−(シクロプ
ロピルメチル)−(4−フェノキシベンジル)
アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(シクロプロピルメチル)−N−(R)
−α−(シクロプロピルメチル)−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニ
ル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;及び
(1α,2β,3β,4α)−ジ[N−(シクロプロピルメチル)−N−(S)−
α−(シクロプロピルメチル)−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル
]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
またはこれらの医薬上容認可能な塩。
好ましい化合物は下記からなる群から選択される:
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−ベンジル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(−)−(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フ
ェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(2−エチルチオエチル)−N−
(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−(シクロプロピルメチル)−N−
(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1−[N−プロピル−N−(4−フェノキシベン
ジル)アミノカルボニル]−2−[N−ベンジル−N−(4−フェノキシベンジ
ル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェニルチ
オベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル−4−テトラゾリルメチル]シクロブタン−3−カ
ルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]−4−(3−カルボキシプロピオニルアミノ)シ
クロブタン−3−カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]−4−(1−カルボキシ−1−ヒドロキメチル)
シクロブタン−3−カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3−[N−(5−テトラゾリル)
]カルボキサミド−4−カルボン酸;
(1α,2β,3β,4α)−4−(カルボキシメチル)−1,2−ジ[N−プロ
ピル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3−
カルボン酸;及び
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ[N−プロピル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル]シクロブタン−3,4−ジ酢酸;
またはこれらの医薬上容認可能な塩。
一般に、本発明化合物は反応図式I−XVに示した方法により製造し得る。反
応図式Iに従い、ジメチルホルムアミドのごとき不活性溶剤中の1,2,3,4
−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(ここで2つの無水物は相互にトラン
スである)を、トリエチルアミンごとき非プロトン
性塩基の存在下で適当に置換された第二級アミン(HNR1R2)を用いて処理し
、1,2−及び1,3−ジアミドの混合物を得る(ジアミド異性体はカラムクロマ
トグラフィーによって分離可能である)。所望であればジカルボン酸(2)を、
濃硫酸の存在下でメタノールのごときアルコールで処理するかまたはジアゾメタ
ンで処理することにより、ジエステル4(ここでR10は低級アルキル、ベンジル
、カルボキシ保護基またはプロドラッグである)に変換し得る。
反応図式IIは、Angew.Chem.International Ed.8
:208(1969)に記載の方法に従って1,2,3,4−シクロブタンテト
ラカルボン酸二無水物(ここで2つの無水物は相互にトランスである)をメタノ
ールのごときアルコールと反応させてジエステル6及び7(ここでR20は低級ア
ルキルまたはベンジルである)の混合物を得る別法を示す(ジエステル異性体は
カラムクロマトグラフィーまたは結晶化によって分離可能である)。化合物6を
、酸ハロゲン化物(これは例えば塩化チオニルまたはオキシ塩化リンで処理する
ことにより得られる)、またはギ酸、酢酸などから誘導されるエステルもし
くは無水物、アルコキシカルボニルハロゲン化物、N−ヒドロキシスクシンイミ
ド、N−ヒドロキシフタルイミド、N−ヒドロキシベンゾトリアゾール、N−ヒ
ドロキシ−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキサミド、2,4,5−トリクロ
ロフェノールなどを含む活性化エステルとして活性化し、次いで第二級アミン(
HNR1R2)と反応させて化合物8を得る。例えばメタノール−水中の水酸化ナ
トリウムまたはTHF中の水酸化リチウムを用いてエステルを加水分解してジカ
ルボン酸2を得る。或いは、二酸をアジ化ジフェニルホスホリル及びトリエチル
アミンで処理し、次いで第二級アミンで処理し、ビス尿素ジエステル9を得る。9
をエステル加水分解または触媒水素化して二酸10を得る。
本発明の光学活性化合物の分離を反応図式IIIに示す(好ましい実施態様にお
いてはR1はプロピルであり、R2は4−(フェノキシ)ベンジルである)。ジカ
ルボン酸2をキラルアルコール(例えば(+)もしくは(−)sec−フェネチ
ルアルコールまたは(+)もしくは(−)メントールなど)を用いてエステル化
してフェネチルエステル(11)の混合物を得、これをシリカゲルクロマトグラ
フィーによって分
離し、単一ジアステレオマー12を得る。触媒水素化または加水分解により光学
活性生成物13が得られる。
化合物2のカルボキシ官能基は多数の方法で操作し得る。反応図式IVは、カル
ボキシ基の1つをテトラゾリルで置換することを示している。反応図式Iで製造
されたジカルボン酸ジアミド2をモノエステル14(ここでR30は低級アルキル
である)に変換する(例えばジエステルを製造し、エステルの1つを化学量論量
の水酸化リチウムを用いて加水分解する)。残りのカルボン酸部分を(例えばホ
ウ水素化ナトリウムまたはBH3などを用いる混合無水物を介して)還元し、ヒ
ドロキシメチル化合物15を得る。ヒドロキシメチル化合物を(例えばテトラプ
ロピルアンモニウムペルルテネート(TPAP)またはDMSO中の塩化オキサ
リルなどを使用して)酸化し、アルデヒド16を得る。アルデヒドをヒドロキシ
ルアミンと反応させてオキシム17を得る。オキシム17をトリフルオロ酢酸無
水物で処理してシアノ化合物18を得る。シアノ化合物を標準的なテトラゾール
形成方法(例えばアジ化ナトリウム及びDMF中の塩酸トリエチルアミン)によ
って反応させ、テトラゾリル化合物19を得る。19をエステル加水分解し(例
え
ばTHF中の水酸化リチウム)、テトラゾリルカルボン酸20を得る。
カルボキシ官能基の他の変換方法を反応図式Vに示す。テトラゾリルメチル化
合物を製造するため、反応図式IVで製造されたヒドロキシメチル化合物15(こ
こでR30は低級アルキルである)を(例えばメタン塩化スルホニルと反応させて
メタンスルホネートを得ることにより)活性化し、次いでシアン化カリウムと反
応させてシアノメチル化合物21を得る。シアノ化合物を標準的なテトラゾール
形成方法(例えばアジ化ナトリウム及びDMF中の塩酸トリエチルアミン)によ
って反応させ、テトラゾリル化合物を得、これを(例えば水及びメタノール中の
水酸化リチウムを用いて)加水分解し、カルボン酸22を得る。
反応図式IVで製造されたカルボキシアルデヒド16(ここでR30は低級アルキ
ルである)から出発し、THFのごとき不活性溶剤中でフラン、n−ブチルリチ
ウム及びCuCNを用いて処理し、次いで無水酢酸を用いてアセチル化し、アセ
トキシフラニルメチル化合物23を得る。化合物23を酸化ルテニウム及び過ヨ
ウ素酸ナトリウムで処理してフランをカルボン酸に変換し、エステルを水酸化リ
チウ
ム加水分解してジカルボン酸24を得る。
反応図式IVで製造されたモノエステル14(ここでR30は低級アルキルである
)から出発し、4−メチルモルホリンの存在下でイソブチルクロロホルメートを
用いてカルボン酸を活性化し、次いでジアゾメタンと反応させてジアゾアセチル
化合物25を得る。ジアゾアセチル化合物をメタノール中で安息香酸銀を用いて
処理してジエステルを得、これを加水分解してジカルボン酸26を得る。
反応図式Iで製造されたジカルボン酸2から出発し、4−メチルモルホリンの
存在下でイソブチルクロロホルメートを用いてカルボン酸を活性化し、次いでジ
アゾメタンと反応させてビス−ジアゾアセチル化合物27を得る。ジアゾアセチ
ル化合物をメタノール中で安息香酸銀を用いて処理してジエステルを得、これを
加水分解してジ酢酸28を得る。
反応図式IVで製造されたモノエステル14(ここでR30は低級アルキルである
)から出発し、標準的なペプチドカップリング条件(例えばDMF中の1−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール及びN−メチルモルホリンを使用)及びカルボキシ保
護アミノ酸(例えばノルロイシン、β−アラニン、
サルコシン、グリシン、プロリンなどのメチルエステル)下で、カルボキシ保護
モノアミノ酸誘導体(ここでAAはアミノ酸を表わす)を得、これを加水分解し
てジカルボン酸29を得る。適当なカルボキシ保護ジ−、トリ−及びテトラペプ
チドを使用し、ジ−、トリ−及びテトラペプチド誘導体を同様に製造し得る。
反応図式VIは更に、カルボキシ部分の変性を示す。反応図式IVで製造されたモ
ノエステル14(ここでR30は低級アルキルである)をトリエチルアミンの存在
下でジフェニルホスホリルアジドと反応させ、次いでベンジルアルコールと反応
させてベンジルオキシカルボニル保護アミン43(Zはベンジルオキシカルボニ
ルである)を得る。触媒水素化によってZ保護基を除去し、4−アミノ化合物4 4
を得る。アミン44を2,6−ルチジンの存在下でEtO2C(CH2)rC(O
)Cl(ここでrは0〜4である)と反応させて化合物45を得る。THF中の
水酸化リチウムを使用してエステル加水分解し、ジカルボン酸46を得る。
反応図式IVで製造されたアルデヒド16をトリフェニルホラニリデン酢酸メチ
ルと反応させて化合物47(ここでEはR30(但しR30は低級アルキルである)
である)を得
る。THF中で47を水酸化リチウム加水分解し、Eが水素である二酸48を得
る。
反応図式VIIは、本発明に包含される2つの他の立体異性体の製造を示す。(
1α,2β,3β,4α)異性体2は、反応図式Iに示された1,2,3,4−シクロ
ブタンテトラカルボン酸二無水物1を開環することから生じる。シクロブタン環
の1つの中心でエピ化することにより別の異性体が得られる。反応図式IVで製造
されたモノエステル14(ここでR30は低級アルキルである)をTHF、エーテ
ルまたはジメトキシエタンなどの不活性溶剤中に溶解し、冷却し、非求核性塩基
(例えばナトリウムヘキサメチルジシラジドまたはリチウムジイソプロピルアミ
ドなど)で処理する。酢酸のごときプロトン源を用いて反応を停止させ、エステ
ル加水分解し、ジカルボン酸30として(1α,2β,3α,4α)異性体を得る
。
反応図式IIで製造されたジエステル8の(1α,2β,3β,4α)異性体(こ
こでR30は低級アルキルである)を得、メタノール中でナトリウムメトキシドを
用いてエピ化し、(1α,2β,3α,4β)異性体49(ここでJはR30(但し
R30は低級アルキルである)である)を得ることにより
異性体を得る。メタノール−水中で水酸化ナトリウム加水分解し、ジカルボン酸50
(ここでJは水素である)を得る。
他の異性体の製造を反応図式VIIIに示す。フラン−2−アクリル酸31を光二
量化すると2つの異性体((1α,2α,3β,4β)異性体32及び(1α,2α
,3α,4α)異性体33)を生じ、これらはカラムクロマトグラフィーによって
分離できる。これらの光付加物を標準ペプチドカップリング条件(例えばDMF
中のビス(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホスフィン酸塩化物)下で適当
なアミン(R1R2NH)とカップリングし、ジアミド34及び35を得る。Da
nishefskyら,J.Amer.Chem.Soc.,110(12),
3929−3940(1988)によって記載されている方法を使用してフラン
基をカルボン酸に変換し、(1α,2α,3β,4β)36及び(1α,2α,3α,
4α)37を得ることができる。
更に別の異性体の製造を反応図式IXに示す。(1α,2α,3β,4β)異性体36
を(例えばジアゾメタンを用いてジメチルエステルに変換してから、エステ
ル官能基の1つを化学量論量の水酸化リチウムと反応させることにより)モ
ノエステル38(ここでR30は低級アルキルである)に変換する。モノエステル38
を非求核性塩基(例えばナトリウムヘキサメチルジシラジドまたはリチウム
ジイソプロピルアミドなど)を用いてエピ化し、(1α,2α,3α,4β)異性
体39を得る。次いでエステルを加水分解してジカルボン酸40を得る。
両アミドが同じではない化合物の製造を反応図式Xに示す。1,2,3,4−シ
クロブタンテトラカルボン酸二無水物を化学量論量のアミン(R1R2NH)を用
いて開環し、モノアミドトリカルボン酸41を得る。典型的なペプチドカップリ
ング条件(例えばDMFと塩化メチレンの混合物中でジシクロヘキシルカルボジ
イミドを用いて処理する)及び適当なアミン(R1*R2*NH)を使用し、異なる
アミド置換基を有する所望のジアミド42を得る。
本発明の化合物を製造する別の方法を反応図式XIに示す。1,2,3,4−シク
ロブタンテトラカルボン酸無水物1をベンジルアルコールと反応させ、1,2−
ジベンジルエステル51を得る。これは結晶化によって固体として得られ、同時
に得られる1,3−ジベンジルエステルから分離するのにクロマトグラフィーは
必要でない。化合物51をHu
nigの塩基の存在下で塩化オキサリル及び適当なアミン(R1R2NH)を用い
て処理し、ジアミド52を得る。(例えば炭素上のパラジウム触媒、水素及びメ
タノール−酢酸エチル溶剤系を使用する)触媒水素化によりベンジル保護基を除
去し、所望の二酸ジアミド2を得る。
リバースアミド(reverse amide)を製造する方法を反応図式XIIに示す。R20
が低級アルキルまたはベンジルであるジカルボン酸(例えば製造法を反応図式II
に示したジエステル6)を不活性溶剤(例えばベンゼンまたはトルエンなど)中
でトリエチルアミンの存在下にジフェニルホスホリルアジドと反応させ、次いで
t−ブタノールと反応させ、ビス(Boc保護アミン)53を得る。トリフルオ
ロ酢酸を用いて保護基を除去し、ジアミン54をそのトリフルオロ酢酸塩として
得る。このジアミンをアミドカップリング条件(例えば1−(3−ジメチルアミ
ノプロピル)−3−エチルカルボジイミド・HCl、1−ヒドロキシベンゾトリ
アゾール水和物、及びTHF中のトリエチルアミン)下で酸(R2COOH)5 5
と反応させてジアミド56を得る。(例えばメタノール−水中の水酸化ナトリ
ウムを使用するエステルの加水分解またはベンジルエステルの触媒水素化
により)カルボキシ保護基を除去し、二酸ジリバースアミド57を得る。
N置換リバースアミドを製造する方法を反応図式XIIIに示す。反応図式XIIで
製造されたジアミン54(ここでR20は低級アルキルまたはベンジルである)を
トリエチルアミンの存在下で酸塩化物(Ra*C(O)Cl、ここでRa*は低級ア
ルキル、シクロアルキルまたはシクロアルキルアルキルである)と反応させ、ジ
アミド58を得る。アミド官能基を(例えばボラン−テトラヒドロフラン複合体
を使用して)還元し、置換アミン化合物59を得る。59をトリエチルアミンの
存在下でR2−C(O)OHの酸塩化物で処理し、ジエステルジアミド60を得
る。(例えばメタノール−水中の水酸化ナトリウムを使用するエステルの加水分
解またはベンジルエステルの触媒水素化により)カルボキシ保護基を除去し、二
酸ジ置換リバースアミド61を得る。
N置換リバースアミドを製造する別の方法を反応図式XIVに示す。二酸6を(
例えば塩化オキサリルと反応させ、次いでアジ化ナトリウムと反応させ、更にt
−BuOH及びCuClと反応させることにより)N保護ジアミン65に変換す
る。65を非求核性強塩基(例えばNaH)の存
在下でRa−L(ここでRaは低級アルキル、シクロアルキルまたはシクロアルキ
ルアルキルであり、LはCl、Br、Iまたはスルホネートのごとき離脱基であ
る)と反応させ、次いでN脱保護し、66を得る。反応図式XIIIに示したように
ジアミン66を61に変換し得る。
本発明の光学活性化合物の別の製造を反応図式XVに示す。反応図式XIで製造さ
れたジベンジルエステル51は、エタノール中で(−)−ノルエフェドリンと塩
を形成し、所望の光学活性(−)異性体が溶液から結晶化する。(−)異性体の
塩を分離し、酸性化すると、所望の光学活性ジカルボン酸62が得られる。化合
物62をR1R2NHと反応させ、光学活性ジアミド63を得る。化合物63を触
媒水素化し、光学活性ジカルボン酸64を得る。
反応図式I
反応図式II
反応図式III
反応図式IV
反応図式V
反応図式V(続き)
反応図式VI
反応図式VII
反応図式VIII
反応図式IX
反応図式X
反応図式XI
反応図式XII
反応図式XIII
反応図式XIV
反応図式XV
以上の説明は、以下の実施例を参照すると、より十分理解できる。以下の実施
例は、本発明の概念を説明するものであって、本発明の範囲を限定するものでは
ない。
なお、以下の略号を使用した。AgOBn:安息香酸銀、BOP−Cl:塩化
ビス(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホスフィン、n−BuLi:n−ブ
チルリチウム、DIBAL:水素化ジイソブチルアルミニウム、DMAP:ジメ
チルアミノピリジン、DME:ジメトキシエタン、DMF:ジメチルホルムアミ
ド、DMSO:ジメチルスルホキシド、EDCI:1−(3−ジメチルアミノプ
ロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩、Et3N:トリエチルアミン、E
t2O:ジエチルエーテル、EtOAc:酢酸エチル、EtOH:エタノール、
HOAc:酢酸、HOBT:1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、LAH:水素
化リチウムアルミニウム、LDA:リチウムジイソプロピルアミド、MeOH:
メタノール、Pd/C:パラジウム/炭素、THF:テトラヒドロフランおよび
TPAP:過ルテニウム酸テトラプロピルアンモニウム。
実施例1A
N−メチル−N−(4−フェノキシベンジル)アミン
メタノール(200ml)における4−フェノキシベンズアルデヒド(10.
0g,0.05モル)、過剰のメチルアミンおよび1.5gの10%Pd/Cを
水素雰囲気下で16時間攪拌した。セライト濾過により触媒を除去した後、濾液
を減圧濃縮すると、粗生成物が油状物として得られた。シリカゲルクロマトグラ
フィー(酢酸エチルで溶離)にかけると、標記化合物(80%)が得られた。
実施例1B
N−i−ブチル−N−(4−フェノキシベンジル)アミン
メタノール(200ml)における4−フェノキシベンズアルデヒド(10.
0g,0.05モル)、過剰のイソブチルアミンおよび1.0gの10%Pd/
Cを不活性雰囲気下で16時間、次いで水素雰囲気下で16時間攪拌した。セラ
イト濾過により触媒を除去した後、濾液を減圧濃縮すると、粗生成物が油状物と
して得られた。油状物をエーテルに溶解し、無水HClで処理して析出させた。
固体を濾過し、エーテルで洗浄して、酢酸エチルおよび1M−NaOHに分配し
た。酢酸エチル溶液をブラインで洗浄し、Na2SO4で脱水して蒸発させると、
標記化合物が93%収率で得られた。
実施例2〜10
下記化合物を、適切なアルデヒドおよびアミンを使用して、実施例1Aまたは
1Bに記載の方法により合成した。
実施例10
N,N−ジ(4−フェノキシベンジル)アミン
4−フェノキシベンズアルデヒドを酢酸アンモニウムと反応させると、標記化
合物が得られた。
実施例11
N−プロパルギル−N−(4−フェノキシベンジル)アミン
4−フェノキシベンズアルデヒド(5.0g,25.2ミリモル)およびプロ
パルギルアミン(1.46g,26.5ミリモル)を、脱水窒素雰囲気下で、1
00mlの1%酢酸/メタノールに溶解した。シアノ水素化ホウ素ナトリウム(
1.66g,26.5ミリモル)を添加して18時間攪拌を続け、溶媒を減圧除
去した。残渣をエーテルに懸濁し、5%NaHCO3およびブラインで洗浄し、
Na2SO4で脱水すると、5.6g(93%)の標記化合物が得られた。
実施例12
N−ベンジル−N−(4−フェノキシベンジル)アミン
標記化合物を実施例11に記載の方法により、プロパルギルアミンの代わりに
ベンジルアミンを使用して合成した。
実施例13
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−メチル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
1,2,3,4−シクロブタンカルボン酸二無水物
(3.42g,17.4ミリモル)のジメチルホルムアミド(30ml)溶液を
氷浴で冷却し、これに、トリエチルアミン(3.51g,3.47ミリモル)を
添加した。次いで、混合物をN−メチル−(4−フェノキシベンジル)アミン(
10g,4.74ミリモル)/ジメチルホルムアミド(20ml)を20分かけ
て滴下して処理した。室温で一夜攪拌後、ジメチルホルムアミドを減圧除去する
と、粗固体混合物が得られた。粗固体を酢酸エチルに溶解させ、希塩酸、水およ
び飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水して、濾過し、真
空濃縮した。溶液から固体が析出し始めると、混合物を氷浴で1時間冷却し、次
いで濾過した。濾液を合わせて蒸発させると、油状物質が得られ、これをシリカ
ゲルクロマトグラフィー(94:5:1のクロロホルム−メタノール−酢酸で溶
離)にかけると、3g(28%)の標記化合物が得られた。融点:105〜10
8℃;1HNMR(DMSO−d6,300MHz)δ:2.91(s,6H),
3.30(d,2H),4.02(d,2H),4.20(d,2H),4.3
7(d,2H),6.89〜7.20(m,18H);MS:m/e623(M
+H)+
実施例14
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−メチル−N−(4−ベンジルオ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
窒素雰囲気下、0℃にある1,2,3,4−シクロブタンカルボン酸二無水物
(0.44g,2.29ミリモル)およびトリエチルアミン(0.63ml,4
.58ミリモル)のジメチルホルムアミド(20ml)溶液に、実施例5で得た
化合物(1.3g,5.75ミリモル)を添加した。反応物を0℃で2時間攪拌
した後、一夜室温に暖めた。DMFを減圧除去し油状残渣を酢酸エチルおよび水
に分配した。有機層を1N−HCl、水およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで脱水して、濾過し、減圧蒸発させると、粗生成物が得られた。フラッシュ
シリカゲルクロマトグラフィー(94:5:1のCHCl3−MeOH−HOA
cで溶離)にかけると、22%の1,2−ジ〔N−メチル−N−(ベンジルオキ
シベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸異性体が
得られた。融点:210〜212℃;MS:m/e651(M+H)+
実施例15
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−ベンジル−N−(4−フェノキ
シベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
1,2,3,4−シクロブタンカルボン酸二無水物(0.5g,2.54ミリ
モル)のTHF(5ml)溶液に、N−ベンジル−N−(4−フェノキシベンジ
ル)アミン(1.47g,5.08ミリモル)/THF(5ml)を25℃で添
加した。25℃で25分間攪拌すると、最初のスラリーが均一になった。その溶
液をさらに1時間攪拌した後、100mlの酢酸エチルに注入した。有機層を5
0mlの1N−H3PO4、50mlの10%NaHCO3および50mlの10
%NaClで順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過して溶媒を真
空除去すると、2.2gの白色フォーム状固体が得られた。両方の異性体を含む
粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(94:5:1のCHCl3−MeO
H−HOAcで溶離)にかけて精製した。溶離の遅い物質が6%収率で単離され
、解析により1,2−ジ〔N−ベンジル−N−(4−フェノキシベンジル)アミ
ノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン
酸であることが分かった。1HNMR(CDCl3+CD3OD,500MHz)
δ:3.95〜4.05(m,2H),4.39〜4.16(m,8H),4.
41〜4.52(m,2H),4.65〜4.76(m,2H),6.82〜7
.36(m,28H);MS(DCI/NH3):m/e775(M+H)+
実施例16〜30
下記実施例の化合物を、実施例13に記載の一般的方法を使用して合成した。
実施例31
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−シクロヘキシルメチル−N−フ
ェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(0.3g,1.5
ミリモル)のCH3CN(1ml)におけるスラリーに、N−シクロヘキシルメ
チル−N−フェノキシベンジルアミン(0.95g,3.21ミリモル)/CH3
CN(10ml)を添加した。スラリーを20℃で5分間攪拌すると、均一な
溶液が得られた。その溶液を20℃で20時間攪拌した後、真空濃縮すると、白
色フォームが得られた。そのフォームを100mlの酢酸エチルに溶解し、50
mlの1N−H3PO4および10%NaClで順次洗浄した後、無水硫酸
ナトリウムで脱水し、濾過して溶媒を真空除去すると、1.0gの白色フォーム
状固体が得られた。両方の異性体を含む粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィ
ー(94:5:1のCHCl3−MeOH−HOAcで溶離)にかけて精製した
。溶離の遅い物質が14%収率で単離され、解析により1,2−ジ〔N−シクロ
ヘキシルメチル−N−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−
3,4−ジカルボン酸であることが分かった。1HNMR(CDCl3,500M
Hz)δ:7.32〜6.87(m,18H),4.67〜4.36(m,4H
),3.88〜4.13(m,4H),2.95〜3.20(m,4H),1.
52〜1.69(m,8H),1.07〜1.14(m,8H),0.78〜0
.88(m,6H);MS(FAB+)m/e787,(FAB-)785
実施例32
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−フェニル−N−フェノキシベン
ジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(0.5g,2.5
ミリモル)のDMF(5ml)におけるス
ラリーに、実施例11に記載の方法で合成したN−フェニル−N−フェノキシベ
ンジルアミンHCl(1.6g,5.11ミリモル)/DMF(5ml)、次い
でEt3 N(0.71ml,5.11ミリモル)を添加した。スラリーを20℃
で5分間攪拌すると、均一な溶液が得られた。その溶液を20℃で20時間攪拌
した後、真空濃縮すると、白色フォームが得られた。そのフォームを100ml
の酢酸エチルに溶解し、50mlの1N−H3PO4および10%NaClで順次
洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過して溶媒を真空除去すると、0
.5gの透明な油状物が得られた。両方の異性体を含む粗生成物をシリカゲルク
ロマトグラフィー(94:5:1のCHCl3−MeOH−HOAcで溶離)に
かけて精製した。溶離の遅い物質が3%収率で単離され、解析により1,2−ジ
〔N−フェニル−N−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−
3,4−ジカルボン酸であることが分かった。1HNMR(DMSO−d6,30
0MHz)δ:7.44〜6.81(m,28H),4.99〜4.60(m,
4H),3.44〜3.21(m,4H);MS(FAB+)m/e747,(
FAB-)745
実施例33
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−4−メトキシベンジル−N−4
−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン
酸
実施例31に記載の方法に従い、N−シクロヘキシルメチル−N−フェノキシ
ベンジルアミンの代わりに、実施例11に記載の方法に従って合成したN−4−
メトキシベンジル−N−4−フェノキシベンジルアミン(1.02g,3.4ミ
リモル)を使用すると、1.2gの粗生成物が白色フォーム状固体として得られ
た。両方の異性体を含む粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(94:5:
1のCHCl3−MeOH−HOAcで溶離)にかけて精製した。溶離の遅い物
質が27%収率で単離され、解析により標記化合物であることが分かった。1H
NMR(CDCl3,500MHz)δ:7.32〜6.75(m,26H),
4.69〜4.62(m,4H),4.45〜4.44(m,1H),4.21
〜4.32(m,4H),3.92〜3.98(m,1H),3.69〜3.7
4(m,8H);MS(FAB+)m/e835,(FAB-)833
実施例34
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(S)−α−メチルベンジル−
N−4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸
1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(0.3g,1.5
ミリモル)のCH3CN(6ml)におけるスラリーに、実施例11に記載の方
法で合成したN−4−フェノキシベンジル−N−(S)−α−メチルベンジルア
ミン(1.02g,3.4ミリモル)/Et3N(0.1ml,0.7ミリモル
)含有CH3CN(3ml)を添加した。スラリーを20℃で5分間攪拌すると
均一な溶液が得られ、それを20℃で20時間攪拌した。その溶液を100ml
の酢酸エチルで希釈し、50mlの1N−H3PO4および10%NaClで順次
洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過して溶媒を真空除去すると、0
.9gの白色フォーム状固体が得られた。両方の異性体を含む粗生成物をシリカ
ゲルクロマトグラフィー(94:5:1のCHCl3−MeOH−HOAcで溶
離)にかけて精製した。溶離の遅い物質が12%収率で単離され、解析により標
記化合物であることが分かった。1HNMR
(DMSO−d6,300MHz)δ:1.28〜2.05(m,6H),3.
58〜3.98(m,4H),4.01〜4.16(m,1H),4.19〜4
.41(m,1H),4.71〜4.76(m,1H),4.91〜5.18(
m,1H),6.02〜6.06(m,2H),6.72〜7.38(m,28
H),10.12(bs,2H);MS(FAB+)m/e803,(FAB-)
801
実施例35
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(R)−α−メチルベンジル−
N−4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸
実施例34に記載の方法に従い、N−4−フェノキシベンジル−N−(S)−
α−メチルベンジルアミンの代わりに、実施例11に記載の方法に従って合成し
たN−4−フェノキシベンジル−N−(R)−α−メチルベンジルアミン(1.
02g,3.4ミリモル)を使用すると、1.0gの粗生成物が白色フォーム状
固体として得られた。両方の異性体を含む粗生成物をシリカゲルクロマトグラフ
ィー(94:5:1のCHCl3−MeOH−HOAcで溶離)にかけて精製し
た。溶離の遅い物
質が17%収率で単離され、解析により標記化合物であることが分かった。1H
NMR(CDCl3,500MHz)δ:1.38〜1.54(m,6H),3
.60〜3.82(m,4H),4.01〜4.05(m,1H),4.15〜
4.18(m,1H),4.27〜4.30(m,1H),4.44〜4.48
(m,1H),5.96〜5.97(m,2H),6.69〜7.46(m,2
8H),10.12(bs,2H);MS(FAB+)m/e803,(FAB-
)801
実施例36
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−ベンジル−N−(5−フェニル
−2,4−ペンタジエニル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸
実施例34に記載の方法に従い、N−4−フェノキシベンジル−N−(S)−
α−メチルベンジルアミンの代わりに、実施例11に記載の方法に従って合成し
たN−(5−フェニル−2,4−ペンタジエニル)−N−ベンジルアミン(1.
02g,3.4ミリモル)を使用すると、0.9gの粗生成物が白色フォーム状
固体として得られた。両方の異性体を含む粗生成物をシリカゲルクロマトグラフ
ィー(94:5:1のCHCl3−
MeOH−HOAcで溶離)にかけて精製した。溶離の遅い物質が11%収率で
単離され、解析により標記化合物であることが分かった。1HNMR(DMSO
−d6,300MHz)δ:3.35〜3.72(m,4H),3.88〜4.
16(m,4H),4.19〜4.41(m,2H),4.67〜4.87(m
,2H),5.30〜5.40(m,2H),5.70〜5.83(m,2H)
,6.26〜6.43(m,2H),6.53〜6.75(m,2H),6.8
1〜6.98(m,2H),7.21〜7.44(m,18H),12.55(
bs,2H);MS(FAB+)m/e695
実施例37
(−)−(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−
フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例37A
(R)−(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−
フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
sec−フェネチル
1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミド(1.26g,
6.0ミリモル)、4−ジメチルアミノピリジン(72mg,0.6ミリモル)
および80mlのジエチルエーテルの溶液を、(+/−)−1,2−ジ〔N−プ
ロピル−N−(フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4
−ジカルボン酸、実施例17で得た化合物(2.0g,2.9ミリモル)、(R
)−(−)−sec−フェネチルアルコール(0.73g,6.0ミリモル)お
よび20mlのジエチルエーテルの0℃の溶液に滴下した。反応混合物を0℃で
0.25時間および室温で18時間攪拌した後、ジエチルエーテルで希釈して、
濾過した。濾液を0.5N−HCl、H2O、飽和NaHCO3水溶液で洗浄し、
MgSO4で脱水して濾過し、溶媒を減圧除去すると、2.6gの粗生成物が白
色フォームとして得られた。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(20%
ジエチルエーテル/ヘキサンで溶離)にかけると、0.22gの所望の物質が単
一のジアステレオマーとして得られた。1HNMR(CDCl3,300MHz)
δ:0.70〜0.81(m,6H),1.20〜1.31(m,2H),1.
35〜1.46(m,2H),1.50〜1.65(m,6H),2.75〜2
.95(m,2H),3.10〜3.25(m,2H),
3.82〜4.18(m,6H),4.31〜4.48(m,2H),5.72
〜5.83(m,1H),5.85〜5.96(m,1H),6.84〜7.0
2(m,10H),7.02〜7.15(m,4H),7.22〜7.40(m
,14H);MS(FAB)m/e925(m+K)+
実施例37B
(−)−(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−
フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例37Aで得た化合物(0.22g,0.2ミリモル)を100mlのE
tOAcに溶解し、4気圧の水素下、室温で、Pd/C(0.15g)無水物)
を用いて23時間水素添加を行った。反応混合物を濾過し、溶媒を真空蒸発させ
ると、0.14gの粗生成物が淡黄色固体として得られた。粗生成物をヘキサン
/エーテルとともに磨砕すると、0.13gの物質が無色のガラス状物質として
得られた。そのガラス状物質を凍結乾燥すると、0.11gの標記化合物が白色
粉末として得られた。1HNMR(CD3OD,300MHz)δ:0.82〜0
.97(m,6H),1.48〜1.68(m,4H),
2.88〜3.00(m,1H),3.02〜3.0(m,1H),3.29〜
3.34(m,3H),3.45〜3.68(m,1H),3.72〜3.85
(m,2H),4.08〜4.22(m,2H),4.31〜4.44(m,2
H),4.65〜4.81(m,2H),6.86〜7.00(m,8H),7
.05〜7.14(m,2H),7.18〜7.38(m,8H);MS(FA
B)m/e701(m+Na)+;元素分析:計算値(C40H42N2O8・1.5
H2Oとして):C,68.07;H,6.43;N,3.97;実験値:C,
68.27;H,6.01;N,3.92;〔α〕D=−77.4゜(c=0.
90,MeOH)
実施例38
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(2−(4−フ
ェノキシフェニル)エチル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸
実施例38A
4−フェノキシスチレン
臭化メチルトリフェニルホスホニウム(7.85g,22ミリモル)のTHF
(10ml)における懸濁物に、カリウムt
−ブトキシド(1.0M−THF溶液22ml)を添加した。30分後、4−フ
ェノキシベンズアルデヒド(3.96g,20ミリモル)を上記混合物に添加し
た。20分後、反応物を同量のヘキサンで希釈し、シリカゲル(80g)により
濾過した。残渣を20%エーテル/ヘキサンでゆすぎ洗浄した。濾液を真空濃縮
すると、粗生成物がオフホワイトの固体として得られ、これをさらに精製するこ
となく使用した。
実施例38B
2−(4−フェノキシフェニル)エチルアルコール
実施例38Aで得た化合物/THF(40ml)に、ボラン−硫化メチル溶液
(10M,1.6ml,16ミリモル)を添加した。3時間後、反応物を氷水浴
で冷却し、無水エタノール(5ml)を注意しながら添加して過剰のボランを分
解した。水酸化ナトリウム水溶液(15%,4ml)を添加し、次いで、30%
過酸化水素(4ml)を添加した。得られた混合物を1時間還流し、室温に冷却
した後、エーテル(80ml)で抽出した。次いで、有機層を水(20ml×2
)、ブライン(20ml)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水して濾過し、
真空濃縮した。次いで、残渣をカラムクロマトグラフィー
(20%酢酸エチル/ヘキサン、次いで100%エーテルで溶離)により精製す
ると、標記化合物が第二画分として得られた(2.32g,54%,2工程)。1
HNMR(300MHz,CDCl3)δ:7.37〜6.94(m,9H),
3.87(q,2H),2.86(t,2H),1.37(t,1H)
実施例38C
4−(2−クロロエチル)フェニル フェニルエーテル
実施例38Bで得た化合物(3.64g,17.0ミリモル)の無水塩化メチ
レン(40ml)における−78℃の溶液に、三塩化リン(2.61g,19.
0ミリモル)をゆっくり添加した。次いで、冷却浴を取り外し、反応物を1時間
かけて室温に暖めた。次いで、反応混合物を、氷冷した飽和重炭酸ナトリウム水
溶液(50ml)にゆっくり注入し、エーテル(100ml)で抽出した。有機
層を水(30ml×2)およびブライン(20ml)で洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで脱水し、シリカゲルにより濾過して真空濃縮した。粗生成物をさらに精
製するこくなく次の工程で使用した。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ
:7.72〜6.93(m,9H),3.56(t,2H),3.15(t,2
H)
実施例38D
2−(4−フェノキシフェニル)エチルフタルイミド
実施例38Cで得た物質およびカリウムフタルイミド(3.78g,20.4
ミリモル)のTHF(40ml)溶液を16時間還流した後、濃縮してほぼ乾固
した。残渣を1:1のエーテル−ヘキサン(5ml)とともに磨砕し、固体を濾
過して風乾した。粗生成物を次の工程で直接使用した。1HNMR(300MH
z,CDCl3)δ:7.85(m,2H),7.72(m,2H),7.33
〜6.92(m,9H),3.92(t,2H),2.98(t,2H)
実施例38E
2−(4−フェノキシフェニル)エチルアミン
実施例38Dで得た粗化合物のエタノール(20ml)における懸濁物をヒド
ラジン(0.65ml,20.4ミリモル)とともに還流した。約10分後、反
応混合物が均一になり、白色の析出物が短時間で生成し始めた。16時間還流を
行った後、反応混合物を室温に冷却し、濾過してエタノール(5ml×3)で洗
浄した。濾液をエーテル(100ml)で希釈し、10%炭酸ナトリウム(20
ml)、水(30ml)およびブライン
(20ml)で洗浄して、無水炭酸カリウムで脱水し、濾過して真空濃縮した。
粗アミンを次の工程で直接使用した。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ
:7.35〜6.94(m,9H),2.98(t,2H),2.72(t,2
H)
実施例38F
N−(2−(4−フェノキシ)フェニル)エチルプロピオンアミド
実施例38Eで得た粗アミンの塩化メチレン(20ml)およびピリジン(5
ml)における溶液に、塩化プロピオニル(3.0ml,34ミリモル)を添加
した。6時間後、反応物を酢酸エチル(80ml)で希釈し、水(20ml)、
10%塩酸(20ml)、水(20ml)、飽和硫酸銅水溶液(20ml)およ
びブライン(20ml)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水して濾過し、真
空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(50%酢酸エチル/ヘキサンで
溶離)により精製すると、標記化合物(1.23g,27%,4工程)が得られ
た。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:7.36〜6.95(m,9H
),5.46(bs,1H),3.51(q,2H),2.80(t,2H),
2.19(q,2H),
1.15(t,3H)
実施例38G
N−エチル−N−(2−(4−フェノキシ)フェニルエチル)アミン
実施例38Fで得たアミド(1.23g,4.57ミリモル)のTHF(10
ml)溶液に、水素化リチウムアルミニウム(1.0M−THF溶液,4.6m
l)をゆっくり添加した。得られた混合物を3時間還流した後、0℃に冷却して
、水(0.18ml)、15%NaOH水溶液(0.18ml)および水(0.
54ml)を注意しながら添加した。白色沈澱が生じ、その混合物をセライトに
より濾過してエーテルで洗浄し、真空濃縮すると、標記化合物(1.05g,8
8%)が得られた。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:7.35〜6.
92(m,9H),3.30(bs,1H),2.83(m,2H),2.60
(t,2H),2.37(dd,2H),1.49(m,2H),0.92(t
,3H)
実施例38H
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(2−(4−フ
ェノキシフェニル)エチル)アミノカルボニ
ル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例38Gで得たアミン(0.942g,3.69ミリモル)、1,2,3
,4−シクロブタンカルボン酸二無水物(0.290g,1.48ミリモル)、
トリエチルアミン(0.62ml,4.4ミリモル)およびDMAP(50mg
)のアセトニトリル(10ml)における混合物を一夜攪拌した。反応混合物を
真空濃縮し、20%HCl水溶液および酢酸エチル(3倍量)に分配した。有機
抽出物を合わせてブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水して濾過し、真空
濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(1:1のCHCl3−EtOAc
、次いで50:50:2:1のCHCl3−EtOAc−MeOH−AcOHで
溶離)により精製すると、第一画分として1,3−ジアミド−2,4−二酸(0
.436g,42%)が得られ、次いで、標記化合物(0.477g,46%)
が得られた。1HNMR(500MHz,DMSO)δ:7.40〜6.91(
m,18H),3.04および2.95(2m,8H),2.81および2.3
9(m,4H),2.93および2.82(2m,4H),1.64および1.
46(2m,4H),0.91および0.82(2t,6H);MS(FA
B-)m/e705(M−H)
実施例39
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−フェノキ
シフェニル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例39A
N−(4−フェノキシ)フェニルプロピオンアミド
4−フェノキシアニリン(4.62g,25ミリモル)の塩化メチレン(50
ml)およびピリジン(10ml)における溶液に、塩化プロピオニル(3.3
ml,37.5ミリモル)を添加した。1時間後、反応混合物をエーテル(15
0ml)で希釈し、水(50ml)、10%炭酸ナトリウム(50ml)、10
%HCl(50ml)、飽和硫酸銅(50ml)、水(50ml)およびブライ
ン(30ml)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水して濾過し、真空濃縮し
た。標記化合物を、さらに精製することなく使用した。1HNMR(300MH
z,CDCl3)δ:7.49(d,2H),7.31(t,2H),7.11
〜6.95(m,5H),2.40(q,2H),1.25(t,3H)
実施例39B
N−プロピル−(4−フェノキシ)アニリン
実施例39Aで得た粗アミドのTHF(30ml)溶液に、水素化リチウムア
ルミニウム(1.0M=THF溶液,20ml)を添加した。14時間後、反応
物を氷浴で冷却し、水(0.80ml)、15%NaOH(0.80ml)およ
び水(2.4ml)を順次添加した。得られた混合物をセライトにより濾過し、
エーテルで洗浄して真空濃縮すると、標記化合物(5.16g,91%,2工程
)が得られた。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:7.28(m,2H
),6.99(t,1H),6.92(m,4H),6.60(d,2H),3
.55(bs,1H),3.06(t,2H),1.65(六重線,2H),1
.01(t,3H)
実施例39C
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−フェノキ
シフェニル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例39Bで得た化合物(0.908g,4.0ミリモル)、1,2,3,
4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水
物(0.314g,1.6ミリモル)、トリエチルアミン(0.69ml,4.
8ミリモル)およびDMAP(20mg)のアセトニトリル(10ml)におけ
る混合物を実施例38Hに記載の方法により反応させ、処理して精製すると、1
,3−ジアミド−2,4−二酸が第一画分(0.372g,36%)として得ら
れ、標記化合物は第二画分(0.514g,49%)として得られた。1HNM
R(500MHz,CDCl3)δ:7.40〜6.98(m,18H),3.
80〜3.36(m,8H),1.48(m,4H),0.82(t,6H);
MS(CI)m/e651(M+H)
実施例40
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(2−メトキシエチル)−N−
(4−フェノキシフェニル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸
実施例40A
N−(2−メトキシ)エチル−N−(4−フェノキシ)ベンジルアミン
4−フェノキシベンズアルデヒド(1.98g,10ミリモル)および2−メ
トキシエチルアミン(0.751g,10ミ
リモル)のエタノール(10ml)における混合物を1時間攪拌した。酢酸(1
ml)およびシアノ水素化ホウ素ナトリウム(10ミリモル)を添加し、反応物
をさらに14時間攪拌した。次いで、反応混合物をエーテルおよび10%水酸化
ナトリウム水溶液に分配した。有機層をさらに水およびブラインで洗浄し、無水
炭酸カリウムで脱水して濾過し、真空濃縮すると、標記化合物(2.48g,9
7%)が得られた。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:7.30(m,
4H),7.09(t,1H),6.98(m,4H),3.80(s,2H)
,3.51(t,2H),3.37(s,3H),2.51(t,2H)
実施例40B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(2−メトキシエチル)−N−
(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸
実施例40Aで得た化合物(1.38g,5.36ミリモル)、1,2,3,
4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(0.421g,2.15ミリモル
)、トリエチルアミン(0.90ml,6.5ミリモル)およびDMAP(50
mg)
のアセトニトリル(15ml)における混合物を実施例38Hに記載の方法によ
り反応させ、処理して精製すると、1,3−ジアミド−2,4−二酸が第一画分
(0.468g,31%)として得られ、標記化合物は第二画分(0.807g
,53%)として得られた。1HNMR(500MHz,DMSO)δ:7.4
0〜6.97(m,18H),4.87〜4.66(m,2H),4.45〜4
.26(m,2H),4.13〜3.88(m,2H),3.67〜3.48(
m,4H),3.47〜3.30(m,4H),3.19〜3.13(4s,6
H),3.20〜3.01(m,2H);MS(FAB+)m/e711(M+
H)
実施例41
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(2−メチルチオエチル)−N
−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸
実施例41A
N−(2−メチルチオ)エチル−N−(4−フェノキシ)ベンジルアミン
実施例40Aに記載の方法に従って、4−フェノキシベンズ
アルデヒド(1.98g,10ミリモル)および2−(メチルチオ)エチルアミ
ン(0.912g,10ミリモル)を結合させると、標記化合物(2.53g,
93%)が得られた。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:7.32(m
,4H),7.09(t,1H),6.97(m,4H),3.80(s,2H
),2.84(t,2H),2.68(t,2H),2.10(s,3H)
実施例41B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(2−メチルチオエチル)−N
−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸
実施例41Aで得た化合物(0.682g,2.5ミリモル)、1,2,3,
4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(0.196g,1.0ミリモル)
、トリエチルアミン(0.42ml,3.0ミリモル)およびDMAP(12m
g)のアセトニトリル(10ml)における混合物を実施例38Hに記載の方法
により反応させ、処理して精製すると、1,3−ジアミド−2,4−二酸が第一
画分(0.214g,29%)として得られ、標記化合物は第二画分(0.27
4g,37%)
として得られた。1HNMR(500MHz,CDCl3)δ:7.32〜6.8
7(m,18H),4.70〜4.14(m,6H),3.97〜3.84(m
,2H),3.76〜3.23(m,4H),2.53(m,4H),2.02
(4s,6H);MS(FAB+)m/e743(M+H)
実施例42
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(2−エチルチオエチル)−N
−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸
実施例40Aに記載の方法に従って、4−フェノキシベンズアルデヒド(1.
98g,10ミリモル)、2−(エチルチオ)エチルアミン塩酸塩(1.42g
,10ミリモル)および20ミリモルの酢酸ナトリウムを結合させると、N−(
2−エチルチオ)エチル−N−(4−フェノキシ)ベンジルアミン(2.72g
,95%)が得られた。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:7.33(
m,4H),7.09(t,1H),6.98(m,4H),3.78(s,2
H),2.84(t,2H),2.71(t,2H),2.54(q,2H),
1.26(t,3H)
上記で合成したアミン(0.718g,2.5ミリモル)、1,2,3,4−
シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(0.196g,1.0ミリモル)、ト
リエチルアミン(0.42ml,3.0ミリモル)およびDMAP(24mg)
のアセトニトリル(10ml)における混合物を実施例38Hに記載の方法によ
り反応させ、処理して精製すると、1,3−ジアミド−2,4−二酸が第一画分
(0.207g,27%)として得られ、標記化合物は第二画分(0.398g
,52%)として得られた。1HNMR(500MHz,CDCl3)δ:7.3
2〜6.87(m,18H),4.73〜4.12(m,6H),3.98〜3
.86(m,2H),3.78〜3.25(m,4H),2.59(m,4H)
,2.46(m,4H),1.17(m,6H);MS(FAB+)m/e77
1(M+H)
実施例43
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(2−フルオロエチル)−N−
(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸
実施例40Aに記載の方法に従って、4−フェノキシベンズ
アルデヒド(1.98g,10ミリモル)、2−フルオロエチルアミン塩酸塩(
0.995g,10ミリモル)および20ミリモルの酢酸ナトリウムを結合させ
ると、N−(2−フルオロ)エチル−N−(4−フェノキシ)ベンジルアミン(
2.15g,88%)が得られた。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:
7.33(m,4H),7.09(t,1H),6.97(m,4H),4.5
7(dt,2H),3.73(s,2H),2.94(dt,2H)
上記で合成したアミン(0.613g,2.5ミリモル)、1,2,3,4−
シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(0.196g,1.0ミリモル)、ト
リエチルアミン(0.42ml,3.0ミリモル)およびDMAP(12mg)
のアセトニトリル(10ml)における混合物を実施例38Hに記載の方法によ
り反応させ、処理して精製すると、1,3−ジアミド−2,4−二酸が第一画分
(0.195g,28%)として得られ、標記化合物は第二画分(0.377g
,55%)として得られた。1HNMR(500MHz,DMSO)δ:7.3
9〜6.90(m,18H),4.88〜4.73(m,2H),4.65〜4
.15(m,6H),4.06〜
3.90(m,2H),3.85〜3.61(m,4H),3.25(m,2H
);MS(FAB+)m/e687(M+H)
実施例44
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(フラン−2−イルメチル)−
N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジ
カルボン酸
実施例40Aに記載の方法に従って、4−フェノキシベンズアルデヒド(1.
98g,10ミリモル)およびフルフリルアミン(0.971g,10ミリモル
)を結合させると、N−(フラン−2−イル)メチル−N−(4−フェノキシ)
ベンジルアミン(2.43g,87%)が得られた。1HNMR(300MHz
,CDCl3)δ:7.30(m,5H),7.09(t,1H),6.98(
m,4H),6.34(m,1H),6.19(m,1H),3.80(s,2
H),3.77(s,2H)
上記で合成したアミン(0.698g,2.5ミリモル)、1,2,3,4−
シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(0.196g,1.0ミリモル)、ト
リエチルアミン
(0.42ml,3.0ミリモル)およびDMAP(12mg)のアセトニトリ
ル(10ml)における混合物を実施例38Hに記載の方法により反応させ、処
理して精製すると、1,3−ジアミド−2,4−二酸が第一画分(0.251g
,34%)として得られ、標記化合物は第二画分(0.438g,58%)とし
て得られた。1HNMR(500MHz,CDCl3)δ:7.39〜6.90(
m,20H),6.27〜6.13(m,4H),4.89〜3.92(m,1
2H);MS(DCI)m/e755(M+H)
実施例45
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(チエン−2−イルメチル)−
N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジ
カルボン酸
実施例40Aに記載の方法に従って、4−フェノキシベンズアルデヒド(1.
98g,10ミリモル)および2−チエニルメチルアミン(1.13g,10ミ
リモル)を結合させると、N−(チエン−2−イル)メチル−N−(4−フェノ
キシ)ベンジルアミン(2.87g,97%)が得られた。1HNMR(300
MHz,CDCl3)δ:7.35〜6.92(m,
12H),4.01(s,2H),3.81(s,2H)
上記で合成したアミン(0.738g,2.5ミリモル)、1,2,3,4−
シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(0.196g,1.0ミリモル)、ト
リエチルアミン(0.42ml,3.0ミリモル)およびDMAP(12mg)
のアセトニトリル(10ml)における混合物を実施例38Hに記載の方法によ
り反応させ、処理して精製すると、1,3−ジアミド−2,4−二酸が第一画分
(0.193g,25%)として得られ、標記化合物は第二画分(0.382g
,49%)として得られた。1HNMR(500MHz,CDCl3)δ:7.3
7〜6.82(m,24H),4.89〜3.97(m,12H);MS(DC
I)m/e787(M+H)
実施例46
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(2−エチルチオエチル)−N
−(4−フェニルチオベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジ
カルボン酸
実施例40Aに記載の方法に従って、4−フェニルチオベンズアルデヒド、(
2−エチルチオ)エチルアミン塩酸塩、酢酸ナトリウムおよびシアノ水素化ホウ
素ナトリウムを反応させる
と、N−(2−エチルチオ)エチル−N−(4−フェニルチオ)ベンジルアミン
が得られる。
上記で合成されるアミン、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二
無水物、トリエチルアミンおよびDMAPのアセトニトリルにおける混合物を実
施例38Hに記載の方法により反応させ、処理して精製すると、標記化合物が得
られる。
実施例47
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(シクロプロピルメチル)−N
−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸
実施例47A
N−(シクロプロピルメチル)−N−(4−フェノキシベンジル)アミン
4−フェノキシベンズアルデヒド(3.0g,15.1ミリモル)およびシク
ロプロピルメチルアミン(1.1g,15.1ミリモル)を窒素下、室温でメタ
ノール(85ml)に溶解した。シアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.95g,
15.1ミリモル)を添加し、攪拌を48時間続けた。溶媒を減圧除去し、残渣
をエーテルに懸濁してブラインで洗浄し、
Na2SO4で脱水した。エーテルを蒸発させ、粗生成物をシリカゲルクロマトグ
ラフィー(3%メタノール−塩化メチレンで溶離)にかけると、3.0g(78
%)の標記化合物が無色の油状物として得られた。1HNMR(CDCl3,30
0MHz)δ:0.08〜0.15(m,2H),0.45〜0.55(m,2
H),0.93〜1.05(m,1H),1.45(brs,1H),2.50
(d,J=7.5Hz,2H),3.78(s,2H),6.95〜7.03(
m,4H),7.05〜7.13(m,1H),7.25〜7.38(m,4H
);MS(DCI/NH3)m/e254(M+H)+
実施例47B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(シクロプロピルメチル)−N
−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸
窒素下、室温にある1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物
(1.0g,5.0ミリモル)のアセトニトリル(17ml)におけるスラリー
を実施例47Aで得た化合物(2.5g,10.0ミリモル)のアセトニトリル
(20
ml)溶液で処理した。得られた懸濁物を15時間還流し、溶媒を蒸発させて残
渣をシリカゲルクロマトグラフィー(98:1:1のクロロホルム−メタノール
−酢酸で溶離)にかけると、湿ったフォームが得られた。そのフォームをアセト
ニトリル(7ml)に溶解し、水とともに磨砕して、凍結乾燥すると、1.2g
(34%)の標記化合物が白色粉末として得られた。融点:89〜91℃。1H
NMR(DMSO−d6,300MHz)δ:0.01〜0.25(m,4H)
,0.27〜0.52(m,4H),0.80〜0.96(m,2H),2.6
8〜2.92(m,2H),3.20〜3.55(m,2H),3.56〜3.
68(m,2H),3.89〜3.98(m,2H),4.00〜4.10(m
,1H),4.28〜4.58(m,2H),4.65〜4.89(m,2H)
,6.85〜7.04(m,8H),7.08〜7.30(m,6H),7.3
3〜7.43(m,4H),12.11〜12.20(brs,2H);MS(
FAB)m/e703(M+H)+
実施例48
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−シクロブチル−N−(4−フェ
ノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例47Aに記載の方法に従い、シクロプロピルメチルアミンの代わりにシ
クロブチルアミン(1.8g,25.0ミリモル)を使用すると、5.63g(
89%)のN−シクロブチル−N−(4−フェノキシベンジル)アミンが無色の
油状物として得られた。1HNMR(CDCl3,300MHz)δ:1.56〜
1.80(m,5H),2.15〜2.30(m,2H),3.25〜3.39
(m,1H),3.68(s,2H),6.94〜7.04(m,4H),7.
05〜7.15(tt,J=7.5,1.5Hz,1H),7.25〜7.38
(m,4H);MS(DCI/NH3)m/e254(M+H)+
実施例47Bに記載の方法に従い、上記で合成したアミン(5.2g,20.
0ミリモル)を使用すると、クロマトグラフィーにかけた後、標記化合物が湿っ
たフォームとして得られた。フォームをアセトニトリル(15ml)に溶解し、
水とと
もに磨砕して凍結乾燥すると、2.3g(33%)の標記化合物が白色粉末とし
て得られた。融点:110〜112℃;1HNMR(DMSO−d6,300MH
z)δ:1.44〜1.64(m,4H),1.80〜2.19(m,10H)
,3.48〜3.57(m,1H),3.60〜3.80(m,2H),3.9
0〜4.50(m,1H),4.20〜4.75(m,4H),6.84〜7.
02(m,8H),7.04〜7.28(m,6H),7.30〜7.44(m
,4H),12.20〜12.31(brs,2H);MS(FAB)m/e7
03(M+H)+
実施例49
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−シクロペンチル−N−(4−フ
ェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例47Aに記載の方法に従い、シクロプロピルメチルアミンの代わりにシ
クロペンチルアミン(2.5g,25.0ミリモル)を使用すると、5.5g(
83%)のN−シクロペンチル−N−(4−フェノキシベンジル)アミンが無色
の油状物として得られた。1HNMR(CDCl3,300MHz)
δ:1.31〜1.45(m,2H),1.49〜1.65(m,2H),1.
65〜1.80(m,3H),1.81〜1.95(m,2H),3.15(p
,J=7.5Hz,1H),3.75(s,2H),6.94〜7.04(m,
4H),7.05〜7.14(m,1H),7.25〜7.40(m,4H);
MS(DCI/NH3)m/e268(M+H)+
実施例47Bに記載の方法に従い、上記で合成したアミン(5.4g,20.
0ミリモル)を使用すると、クロマトグラフィーにかけた後、標記化合物が湿っ
たフォームとして得られた。フォームをアセトニトリル(15ml)に溶解し、
水とともに磨砕して凍結乾燥すると、2.19g(30%)の標記化合物が白色
粉末として得られた。融点:115〜118℃;1HNMR(DMSO−d6,3
00MHz)δ:1.35〜1.85(brm,18H),3.48〜3.58
(m,1H),3.60〜3.68(m,1H),3.98〜4.36(m,4
H),4.45〜4.55(m,2H),6.82〜7.04(m,8H),7
.06〜7.17(m,3H),7.18〜7.28(m,3H),7.29〜
7.44(m,
4H),12.01〜12.27(brs,2H);MS(FAB)m/e73
1(M+H)+
実施例50
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−シクロヘキシル−N−(4−フ
ェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例47Aに記載の方法に従い、シクロプロピルメチルアミンの代わりにシ
クロヘキシルアミン(2.5g,25.0ミリモル)を使用すると、6.4g(
91%)のN−シクロヘキシル−N−(4−フェノキシベンジル)アミンが無色
の油状物として得られた。1HNMR(CDCl3,300MHz)δ:1.05
〜1.35(m,5H),1.55〜1.65(m,1H),1.70〜1.8
0(m,3H),1.85〜2.00(m,2H),2.45〜2.55(m,
1H),3.80(s,2H),6.95〜7.04(m,4H),7.05(
tt,J=7.5,1.5Hz,1H),7.25〜7.35(m,4H);M
S(DCI/NH3)m/e282(M+H)+
実施例47Bに記載の方法に従い、上記で合成したアミン
(5.6g,20.0ミリモル)を使用すると、クロマトグラフィーにかけた後
、標記化合物が湿ったフォームとして得られた。フォームをアセトニトリル(1
5ml)に溶解し、水とともに磨砕して凍結乾燥すると、2.9g(38%)の
標記化合物が白色粉末として得られた。融点:133〜135℃;1HNMR(
DMSO=d6,300MHz)δ:0.82〜1.78(brm,22H),
3.48〜3.59(m,2H),3.64〜3.73(m,1H),3.84
〜3.94(m,1H),4.10〜4.64(m,4H),6.80〜7.0
5(m,8H),7.07〜7.18(m,3H),7.19〜7.44(m,
7H),12.15〜12.29(brs,2H);MS(FAB)m/e75
9(M+H)+
実施例51
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−シクロペンチルメチル−N−(
4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボ
ン酸
実施例51A
N−(シクロペンチルメチル)アミン
シクロペンタンカルボニトリル(5.0g,53ミリモル)
のTHF(175ml)溶液を冷却(0℃)し、これを1M−LAH/THF(
53ml)で処理した。溶液を2時間還流した後、0℃に冷却し、Na2SO4・
10H2Oにより反応を停止した。懸濁物をTHFで希釈し、セライトパッドに
より濾過した。溶媒を真空除去すると、4.9g(95%)の標記化合物が淡緑
色の油状物として得られ、これは、さらに精製することなく使用した。1HNM
R(CDCl3,300MHz)δ:1.10〜2.10(brm,10H),
2.60(d,J=7.5Hz,2H),2.74〜2.79(m,1H);M
S(DCI/NH3)m/e100(M+H)+
実施例51B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−シクロペンチルメチル−N=(
4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボ
ン酸
実施例47Aに記載の方法に従い、シクロプロピルメチルアミンの代わりに実
施例51Aで得た化合物(1.49g,15.1ミリモル)を使用すると、3.
4g(80%)のN−(シクロペンチルメチル)−N−(4−フェノキシベンジ
ル)アミンが無色の油状物として得られた。1HNMR(CDCl3,
300MHz)δ:1.10〜1.24(m,2H),1.45〜1.67(m
,4H),1.71〜1.90(m,3H),2.06(p,J=7.5Hz,
1H),2.58(d,J=7.5Hz,2H),3.79(s,2H),6.
95〜7.05(m,4H),7.09(tt,J=7.5,1.5Hz,1H
),7.28〜7.38(m,4H);MS(DCI)m/e282(M+H)+
実施例47Bに記載の方法に従い、上記で合成したアミン(5.6g,20ミ
リモル)を使用すると、クロマトグラフィーにかけた後、標記化合物が湿ったフ
ォームとして得られた。フォームをアセトニトリル(15ml)に溶解し、水と
ともに磨砕して凍結乾燥すると、2.8g(37%)の標記化合物が白色粉末と
して得られた。融点:98〜99℃;1HNMR(DMSO−d6,300MHz
)δ:1.00〜1.22(m,4H),1.34〜1.70(m,16H),
2.00〜2.18(m,2H),2.75〜3.00(m,1H),3.13
〜3.70(m,2H),3.66〜4.06(m,1H),4.22〜4.4
0(m,2H),4.60〜4.78(m,2H),6.85〜7.04(m,
8H),7.08
〜7.29(m,6H),7.32〜7.44(m,4H),12.17〜12
.34(brs,2H);MS(FAB)m/e759(M+H)+
実施例52
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−シクロブチルメチル−N−(4
−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン
酸
実施例52A
N−(4−フェノキシベンジル)シクロブタンカルボキサミド
シクロブタンカルボン酸(0.26g,2.6ミリモル)、4−フェノキシベ
ンジルアミン塩酸塩(0.62g,2.6ミリモル)、HOBt(0.71g,
5.2ミリモル)およびトリエチルアミン(1.1ml,7.83ミリモル)の
THF(9ml)溶液を冷却(0℃)し、これにEDCI(0.55g,2.6
ミリモル)を添加した。混合物を室温で18時間攪拌した。溶媒を除去し、残渣
をエーテルに懸濁して0.1N−HCl、5%NaHCO3およびブラインで洗
浄した。エーテル層を脱水(MgSO4)し、シリカゲルプラグにより濾過して
真空濃縮すると、0.70g(96%)の標記化合物が
白色固体として得られた。融点:69〜71℃;1HNMR(CDCl3,300
MHz)δ:1.80〜2.06(m,2H),2.10〜2.14(m,2H
),2.15〜2.39(m,2H),3.02(pd,J=7.5,1.2H
z,1H),4.41(d,J=6Hz,2H),5.55(brs,1H),
6.94〜7.04(m,4H),7.08〜7.15(tt,J=7.5,1
.5Hz,1H),7.20〜7.28(m,2H),7.30〜7.38(m
,2H);MS(DCI/NH3)m/e282(M+H)+
実施例52B
N−(シクロブチルメチル)−N−(4−フェノキシベンジル)アミン
実施例52Aで得た化合物(0.60g,2.1ミリモル)のTHF(7ml
)溶液を冷却(0℃)し、これを1M−LAH/THF(2.1ml)で処理し
た。溶液を2時間還流した後、0℃に冷却し、Na2SO4・10H2Oにより反
応を停止した。懸濁物をTHFで希釈し、セライトパッドにより濾過した。溶媒
を除去すると、0.56g(99%)の標記化合物が無色の油状物として得られ
た。1HNMR(CDCl3,
500MHz)δ:1.15(brs,1H),1.62〜1.70(m,2H
),1.80〜1.98(m,2H),2.02〜2.10(m,2H),2.
50(p,J=7.5Hz,1H),2.65(d,J=7.5Hz,2H),
3.75(s,2H),6.95〜7.02(m,4H),7.05〜7.10
(tt,J=7.5,1.2Hz,1H),7.25〜7.35(m,4H);
MS(DCI/NH3)m/e268(M+H)+
実施例52C
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(シクロブチルメチル)−N−
(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸
実施例47Bに記載の方法に従い、実施例52Bで得た化合物(0.25g,
0.94ミリモル)を使用すると、クロマトグラフィーにかけた後、標記化合物
が湿ったフォームとして得られた。フォームをアセトニトリル(2ml)に溶解
し、水とともに磨砕して凍結乾燥すると、100mg(29%)の標記化合物が
白色粉末として得られた。融点:94〜95℃;1HNMR(DMSO−d6,3
00MHz)δ:1.55〜
2.00(m,12H),2.90〜3.01(m,1H),3.04〜3.1
5(m,1H),3.35〜3.46(m,3H),3.51〜3.68(m,
3H),3.82〜3.97(m,1H),4.00〜4.14(m,1H),
4.18〜4.35(m,2H),4.60〜4.83(m,2H),6.89
〜7.05(m,8H),7.09〜7.17(m,2H),7.18〜7.2
8(m,4H),7.34〜7.44(m,4H),12.00〜12.27(
brs,2H);MS(FAB)m/e731(M+H)+
実施例53
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(4−フルオロベンジル)−N
−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸
実施例53A
N−(4−フルオロベンジル)−N−(4−フェノキシベンジル)アミン
4−フェノキシベンズアルデヒド(1.0g,5.0ミリモル)および4−フ
ルオロベンジルアミン(631mg,5.0ミリモル)を窒素下、室温でメタノ
ール(17ml)に溶解し
た。シアノ水素化ホウ素ナトリウム(317mg,5.0ミリモル)を添加し、
攪拌を48時間続けた。溶媒を蒸発させ、残渣をエーテルに懸濁してブラインで
洗浄し、Na2SO4で脱水した。エーテルを蒸発させ、粗生成物をシリカゲルク
ロマトグラフィー(3%メタノール−塩化メチレンで溶離)にかけると、1.5
g(97%)の標記化合物が無色の油状物として得られた。1HNMR(CDC
l3,300MHz)δ:1.55(s,1H),3.76(s,2H),3.
78(s,2H),6.95〜7.15(m,7H),7.25〜7.40(m
,6H);MS(DCI/NH3)m/e308(M+H)+
実施例53B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(4−フルオロベンジル)−N
−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸
窒素下、室温にある1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物
(450mg,2.3ミリモル)のアセトニトリル(4ml)におけるスラリー
を、実施例53Aで得た化合物(1.4g,4.6ミリモル)のアセトニトリル
(6ml)
溶液で処理した。得られた懸濁物を15時間還流した。溶媒を蒸発させ、残渣を
シリカゲルクロマトグラフィー(98:1:1のクロロホルム−メタノール−酢
酸で溶離)にかけると、湿ったフォームが得られた。フォームをアセトニトリル
(5ml)に溶解し、水とともに磨砕し、凍結乾燥すると、890mg(48%
)の標記化合物が白色粉末として得られた。融点:97〜99℃;1HNMR(
DMSO−d6,300MHz)δ:3.66〜3.74(m,2H),3.9
5〜4.24(m,2H),4.62〜4.73(m,4H),4.80〜4.
88(m,4H),6.90〜7.28(m,18H),7.34〜7.42(
m,8H),12.62〜12.75(brs,2H);MS(FAB)m/e
811(M+H)+
実施例54
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(4−フェノキシベンジル)−
N−(3−メトキシフェネチル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジ
カルボン酸
実施例54A
N−(p−フェノキシベンジル)−N−(m−メトキシフェネチル)アミン
4−ベンゾキシベンズアルデヒド(2.5g,12.6ミリモル)、3−メト
キシフェネチルアミン(1.9g,12.6ミリモル)、触媒量のp−トルエン
スルホン酸一水和物の無水エタノール(12ml)溶液を80℃で1.5時間攪
拌した。室温に冷却した後、NaBH4(0.49g,13.0ミリモル)を少
しずつ添加した。反応混合物を80℃で1時間攪拌した後、室温に冷却し、エタ
ノールを真空除去した。水を残渣に添加し、混合物を酢酸エチルで抽出した。抽
出物を一緒にして飽和NaClで洗浄し、MgSO4で脱水して濾過し、溶媒を
真空除去すると、無色の油状物が得られた。これをシリカゲルクロマトグラフィ
ー(NH3を飽和させた20%酢酸エチル/ヘキサンで溶離)にかけると、標記
化合物(3.2g,76%)が無色の油状物として得られた。MS(DCI/N
H3)m/e334(M+H)+;1HNMR(CDCl3,300MHz)δ:2
.82(t,2H),2.92(t,2H),3.77(s,2H),3.80
(s,3H),6.80(m,3H),6.98(m,3H),6.08(t,
1H),7.22(m,3H),7.32(t,2H)
実施例54B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(4−フェノキシベンジル)−
N−(3−メトキシフェネチル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジ
カルボン酸
実施例54Aで得た物質(1.26g,3.8ミリモル)、1,2,3,4−
シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(0.38g,1.95ミリモル)、ト
リエチルアミン(0.053ml,3.8ミリモル)およびCH3CN(14m
l)の溶液を室温で3時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を酢酸エチルに溶
解し、1N−HClおよび飽和NaClで順次洗浄し、MgSO4で脱水して濾
過し、蒸発させると、白色フォームが得られた。両方の異性体を含む粗生成物(
1.8g)をシリカゲルクロマトグラフィー(97:2.5:0.5のCHCl3
−MeOH−HOAcで溶離)により精製した。溶離の遅い異性体を集めると
、0.40g(24%)の所望物質が得られた。1HNMR(300MHz,C
DCl3)δ:2.71(q,4H),3.21(m,2H),3.40(m,
3H),3.70(d,3H),3.70(m,2H),3.72(d,3H)
,3.90(m,3H),4.16(m,
2H),4.25(m,2H),4.35(m,1H),4.45(d,2H)
,4.55(d,1H),6.68(m,5H),6.85(m,3H),6.
92(m,5H),7.05(m,8H),7.25(m,5H);MS(FA
B)m/e863(M+H)+
実施例55
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(4−フェノキシベンジル)−
N−(3,4−ジメトキシフェネチル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,
4−ジカルボン酸
実施例54Aに記載の方法を使用したが、3−メトキシフェネチルアミンの代
わりに3,4−ジメトキシフェネチルアミンを使用してN−(4−フェノキシベ
ンジル)−N−(3,4−ジメトキシフェネチル)アミンを得た。1HNMR(
300MHz,CDCl3,)δ:2.78(t,2H),2.90(t,2H
),3.78(s,2H),3.88(s,3H),6.78(m,3H),6
.98(t,4H),7.09(t,1H),7.26(t,2H),7.32
(t,2H);MS(DCI/NH3)m/e364(M+H)+
上記で合成したアミンを実施例54Bに記載の方法によって
反応させると、標記化合物が得られた。1HNMR(300MHz,CDCl3)
δ:2.70(q,4H),3.10〜3.50(m,4H),3.78(s,
12H),3.92(m,2H),4.02〜4.32(m,4H),4.55
(q,2H),6.59〜6.75(m,6H),6.85(m,3H),6.
94(t,4H),7.09(m,6H),7.28(m,5H);MS(FA
B)m/e923(M+H)+
実施例56
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(4−フェノキシベンジル)−
N−フェネチルアミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例54Aに記載の方法を使用したが、3−メトキシフェネチルアミンの代
わりにフェネチルアミンを使用してN−(4−フェノキシベンジル)−N−フェ
ネチルアミンを得た。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:2.85(t
,2H),2.93(t,2H),3.80(s,2H),6.98(m,4H
),7.10(t,1H),7.30(m,9H);MS(DCI/NH3)m
/e304(M+H)+
上記で合成したアミンを実施例54Bに記載の方法によって反応させると、標
記化合物が得られた。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:2.78(q
,4H),3.19〜3.30(m,1H),3.30〜3.50(m,2H)
,3.60〜3.80(m,2H),3.90(q,2H),4.11〜4.2
9(m,2H),4.34(t,1H),4.45(m,2H),6.85(m
,3H),6.91(m,4H),7.09(m,10H),7.18(m,5
H),7.25(m,6H);MS(FAB)m/e841(M+K)+
実施例57
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(4−フェノキシベンジル)−
N−(3−フェニル−1−プロピル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4
−ジカルボン酸
実施例54Aに記載の方法を使用したが、3−メトキシフェネチルアミンの代
わりに3−フェニル−1−プロピルアミンを使用してN−(4−フェノキシベン
ジル)−N−(3−フェニル−1−プロピル)アミンを得た。1HNMR(30
0MHz,CDCl3)δ:1.85(p,2H),2.70(m,4H)
,3.75(s,2H),7.00(t,3H),7.10(t,1H),7.
20(m,3H),7.30(m,7H);MS(DCI/NH3)m/e31
8(M+H)+
上記で合成したアミンを実施例54Bに記載の方法によって反応させると、標
記化合物が得られた。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:1.78(m
,4H),2.50(q,4H),3.10(m,2H),3.12(m,1H
),3.35〜3.58(m,1H),3.80〜3.92(m,2H),4.
06(t,1H),4.10〜4.20(m,2H),4.39〜4.59(m
,3H),6.82(dd,3H),6.94(m,6H),7.12(t,2
H),7.28(m,5H);MS(FAB)m/e831(M+H)+
実施例58
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(4−フェノキシベンジル)−
N−(4−フェニル−1−ブチル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−
ジカルボン酸
実施例54Aに記載の方法を使用したが、3−メトキシフェネチルアミンの代
わりにN−(4−フェニル−1−ブチル)ア
ミンを使用してN−(4−フェノキシベンジル)−N−(4−フェニル−1−ブ
チル)アミンを得た。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:1.50〜1
.72(m,4H),2.65(m,4H),3.25(s,2H),6.98
(t,4H),7.09(t,1H),7.19(m,3H),7.30(m,
6H);MS(DCI/NH3)m/e332(M+H)+
上記で合成したアミンを実施例54Bに記載の方法によって反応させると、標
記化合物が得られた。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:1.50(b
rm,8H),2.52(brdt,4H),3.02〜3.28(m,3H)
,3.35〜3.58(m,1H),3.81〜3.95(m,2H),4.0
0〜4.20(m,2H),4.21〜4.65(m,4H),6.90(m,
7H),7.05(m,10H),7.25(m,7H);MS(FAB)m/
e859(M+H)+実施例59
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(4−フェノキシベンジル)−
N−(メトキシカルボニルメチル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−
ジカルボン酸
実施例1Aおよび13に記載の方法に従って、標記化合物を合成した。1HN
MR(CDCl3,500MHz)δ:3.62〜3.79(m,6H),3.
94〜5.14(m,12H),6.91〜7.51(m,18H);MS:m
/e739(M+H)+
実施例60
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−(4−フェノキシベンジル)−
N−(エトキシカルボニルエチル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−
ジカルボン酸
実施例1Aおよび13に記載の方法に従って、標記化合物を合成した。1HN
MR(CDCl3,500MHz)δ:1.25(t,6H,J=7Hz),2
.56(m,2H),3.73(q,4H,J=7Hz),3.9〜4.28(
m,12H),4.38(m,1H),4.76(m,1H),6.9〜7.3
5(m,18H);MS:m/e795(M+H)+
実施例61
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−シクロヘ
キシルオキシベンジル)アミノカルボニル〕
シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例61A
4−(シクロヘクス−2−エニルオキシ)ベンズアルデヒド
4−(シクロヘクス−2−エニルオキシ)安息香酸(25g,115ミリモル
)を250mlの脱水テトラヒドロフランに溶解し、脱水窒素雰囲気下で−10
℃に冷却した。N−メチルモルホリン(12.6ml,115ミリモル)および
クロロギ酸イソブチル(15.9ml,115ミリモル)を添加した。−10℃
で10分後、混合物を室温に温めて濾過した。体積を減圧下で50mlに減少し
て0℃に冷却し、水素化アルミニウムジイソブチル(1.5Mトルエン溶液,1
60ml)を10分かけて添加した。30分後、反応物を2時間、室温に温めた
。混合物を氷浴で冷却し、エーテルで希釈してメタノールで反応を停止し、冷た
いロッシェル塩溶液に注入した。粗生成物をエーテルで抽出し、Na2SO4で脱
水してクロマトグラフィー(20%酢酸エチル/ヘキサンで溶離)にかけると、
4.24g(18%)の4−(シクロヘクス−2−エニルオキシ)ベンジルアル
コールが得られた。
上記で合成したアルコール(4.24g,20.7ミリモル)
を脱水窒素雰囲気下で250mlの塩化メチレンに溶解した。塩化クロム酸ピリ
ジニウム(5.62g,26.1ミリモル)を5分かけて添加した。室温で72
時間攪拌した後、混合物をセライト濾過し、真空濃縮した。フラッシュシリカゲ
ルクロマトグラフィー(10%酢酸エチル/ヘキサンで溶離)にかけると、3.
25g(77%)の標記化合物が得られた。
実施例61B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−シクロヘ
キシルオキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン
酸
実施例1Aに記載の方法により、実施例61Aで得た化合物を出発物質として
、N−プロピル−N−(4−シクロヘキシルオキシベンジル)アミンを合成した
。
上記で合成したアミンおよび実施例13に記載の方法を使用して標記化合物を
合成した。1HNMR(CDCl3,500MHz)δ:0.80(m,6H),
1.35(m,6H),1.51(m,10H),1.79(m,4H),1.
97(m,4H),3.1(m,4H),3.39(m,1H),3.50(m
,1H),3.93〜4.59(m,8H),
6.94(m,4H),7.07〜7.14(m,4H);MS:m/e691
(M+H)+
実施例62
(1α,2β,3β,4α)−1−〔N−プロピル−N−(4−フェノキシベン
ジル)アミノカルボニル〕−2−〔N−メチル−N−(ホモゲラニル)アミノカ
ルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例62A
(1α,2β,3β,4α)−1−〔N−プロピル−N−(4−フェノキシベン
ジル)アミノカルボニル〕−シクロブタン−2,3,4−トリカルボン酸
1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(1.0g,5.1
ミリモル)およびトリエチルアミン(0.7ml,5.1ミリモル)のアセトニ
トリル(50ml)溶液に、脱水窒素雰囲気下で、N−プロピル−4−フェノキ
シベンジルアミン塩酸塩(1当量)を添加した。18時間攪拌した後、1M−H
Clを添加し、攪拌を18時間続けた。混合物を酢酸エチルで希釈し、1M−H
Clおよびブラインで順次洗浄して、Na2SO4で脱水し、真空濃縮すると、2
.3gの
粗生成物が得られた。
粗製のトリ酸(1.1g,2.4ミリモル)のメタノール(25ml)溶液を
過剰のエーテル性ジアゾメタンで処理した。蒸発させ、フラッシュシリカゲルク
ロマトグラフィー(50%酢酸エチル/ヘキサンで溶離)にかけると、対応する
純粋なトリエステル(0.8g,67%)が得られた。純粋なトリエステルをメ
タノール(10ml)に溶解し、40℃で48時間、3M−NaOH(5ml)
で処理した。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで洗浄した。水溶液を濃HC
lで酸性化してpHを2とした。生成物を酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄
してNa2SO4で脱水し、減圧濃縮すると、0.73g(99%)の純粋なトリ
酸が得られた。
実施例62B
(1α,2β,3β,4α)−1−〔N−プロピル−N−(4−フェノキシベン
ジル)アミノカルボニル〕−2−〔N−メチル−N−(ホモゲラニル)アミノカ
ルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例62Aで得た化合物(0.43g,0.94ミリモル)のジメチルホル
ムアミド(1ml)および塩化メチレン(10
ml)における0℃の溶液に、ジシクロヘキシルカルボジイミド(0.19g,
0.94ミリモル)を添加した。1時間後、N−メチル−N−(ホモゲラニル)
アミン(0.94ミリモル)およびトリエチルアミン(0.39ml,2.8ミ
リモル)を添加した。反応物を室温に温めて18時間攪拌した。酢酸エチルを反
応混合物に添加した後、1M−HClおよびブラインで洗浄し、Na2SO4で脱
水して減圧濃縮した。得られた残渣をフラッシュシリカゲルクロマトグラフィー
(94:5:1のクロロホルム−メタノール−酢酸で溶離)により精製すると、
標記化合物が得られた。1HNMR(CDCl3,300MHz)δ:0.85(
m,3H),1.61(m,6H),1.68(m,3H),2.00(m,8
H),2.92(m,5H),3.66(m,2H),4.03(m,3H),
4.55(m,3H),5.05(m,2H),6.85〜7.35(m,9H
);MS:m/e619(M+H)+
実施例63
(1α,2β,3β,4α)−1−〔N−プロピル−N−(4−フェノキシベン
ジル)アミノカルボニル〕−2−〔N−ベンジル−N−(4−フェノキシベンジ
ル)アミノカルボニル〕シ
クロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例62に記載の方法を使用して標記化合物を合成した。1HNMR(CD
Cl3,300MHz)δ:0.88(m,3H),1.35(m,2H),3
.62〜4.61(m,12H),6.89〜7.35(m,23H);MS:
m/e727(M+H)+
実施例64
(1α,2β,3β,4α)−1−〔N−プロピル−N−(4−フェノキシベン
ジル)アミノカルボニル〕−2−〔N−(4−フェノキシベンジル)アミノカル
ボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例64A
4−フェノキシベンジルアルコール
4−フェノキシベンズアルデヒド(10.0g,50ミリモル)および10m
lの脱水THFの溶液を水素化リチウムアルミニウム(2.1g,55.3ミリ
モル)および100mlの脱水THFの懸濁物(0℃)に滴下した。反応混合物
を0℃で1時間攪拌した後、2.1mlのH2O、2.1mlの10%NaOH
および6.3mlのH2Oを順次加えて反応停止した。
得られたスラリーを室温で1.5時間攪拌した後、セライト濾過して、濾液を減
圧下で蒸発乾固すると、標記化合物(9.9g)が白色固体として得られた。1
HNMR(300MHz,CDCl3)δ:1.68(t,1H),4.68(
d,2H),7.00(m,4H),7.10(t,1H),7.35(m,4
H);MS(DCI/NH3)m/e183(M+1,−H2O)+
実施例64B
4−フェノキシベンジルフタルイミド
実施例64Aで得た化合物(5.0g,25ミリモル)に、臭化リチウム(4
.4g,51ミリモル)、塩化トリメチルシリル(8.2ml,64ミリモル)
および51mlのアセトニトリルの溶液を添加した。反応混合物を2時間攪拌・
還流した後、室温に冷却した。水(25ml)を添加し、アセトニトリルを減圧
除去し、水層をエーテルで抽出した。有機抽出物を一緒にして飽和重炭酸ナトリ
ウム水溶液およびブラインで洗浄し、脱水(MgSO4)して濾過し、溶媒を真
空蒸発させると、5.35gの透明な油状物が得られた。その粗臭化物(20.
3ミリモル)をカリウムフタルイミド(4.2g,
22.1ミリモル)および45mlのDMFとともに室温で24時間攪拌した。
水を添加し、混合物を塩化メチレンで抽出した。有機抽出物を一緒にして水(2
×)、1N−HClおよびブラインで洗浄し、脱水(MgSO4)して濾過し、
減圧下で蒸発乾固すると、標記化合物(7.9g)が白色固体として得られた。1
HNMR(300MHz,CDCl3)δ:4.83(s,2H),6.95(
dd,4H),7.10(t,1H),7.31(t,2H),7.42(d,
2H),7.71(m,2H),7.88(m,2H);MS(DCI/NH3
)m/e347(M+H+NH3)+
実施例64C
N−(4−フェノキシベンジル)アミン
実施例64Bで得た化合物(6.7g,20.4ミリモル)、ヒドラジン(2
.1ml,35重量%の水溶液)および130mlの無水エタノールを4時間攪
拌・還流した。室温に冷却した後、存在する固体を濾過し、簡単に風乾した。次
いで、固体を1N−KOHおよび塩化メチレンに分配した。層を分離し、水層を
さらに2回、塩化メチレンで抽出した。有機層を一緒に
して水およびブラインで洗浄し、脱水(MgSO4)して濾過し、真空蒸発させ
ると、標記化合物(2.7g)が透明な油状物として得られた。1HNMR(3
00MHz,CDCl3)δ:1.48(s,2H),3.87(s,2H),
7.00(m,3H),7.10(t,1H),7.30(m,5H);MS(
DCI/NH3)m/e200(M+H)+,217(M+H+NH3)+
実施例64D
(1α,2β,3β,4α)−1−〔N−プロピル−N−(4−フェノキシベン
ジル)アミノカルボニル〕−2−〔N−(4−フェノキシベンジル)アミノカル
ボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例62Aで得た化合物を、実施例62Bに記載の方法により、実施例64
Cで得た化合物と反応させると、標記化合物が得られた。1HNMR(CDCl3
,300MHz)δ:0.88(m,3H),1.35(m,2H),3.5〜
4.3(m,11H),6.83〜7.33(m,18H);MS:m/e63
5(M−H)-
実施例65
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−(4−フェノキシベンジルオキシカ
ルボニル)−3,4−ジカルボン酸
実施例65A
4−フェノキシベンジルアルコール
4−フェノキシベンズアルデヒド(5.0g,25ミリモル)の脱水テトラヒ
ドロフラン(10ml)溶液(0℃)をボラン(1Mのテトラヒドロフラン溶液
,11.25ml)で処理した。45分後、反応を飽和NH4Clで停止し、酢
酸エチルで希釈して、1M−HCl、5%NaHCO3およびブラインで洗浄し
、Na2SO4で脱水して減圧濃縮すると、4.7g(92%)の4−フェノキシ
ベンジルアルコールが得られた。
実施例65B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−(4−フェノキシベンジルオキシカ
ルボニル)−3,4−ジカルボン酸
−78℃、脱水窒素下における実施例65Aで得た化合物(1.0g,5.0
ミリモル)の脱水テトラヒドロフラン(100ml)溶液に、n−ブチルリチウ
ム(1.6Mのヘキサン溶液,3.1ml)を添加した。15分後、1,2,3
,
4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(0.49g,2.5ミリモル)の
テトラヒドロフラン(5ml)における懸濁物を添加した。反応物をゆっくり室
温に温め、18時間攪拌した後、飽和NH4Clで反応停止した。溶媒を減圧除
去し、残渣を酢酸エチルおよび1M−HClに分配した。有機層を1M−HCl
およびブラインで洗浄し、Na2SO4で脱水して真空濃縮した。得られた残渣を
フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(94:5:1のクロロホルム−メタ
ノール−酢酸で溶離)により精製すると、0.17g(45%)の標記化合物が
得られた。1HNMR(CDCl3,300MHz)δ:3.71(m,4H),
5.11(s,4H),6.94〜7.36(m,18H);MS:m/e59
5(M−H)-
実施例66
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェニ
ルアミノフェニル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例66A
N−フェニル−N’−プロピオニル−1,4−フェニレンジアミン
1.84g(10.0ミリモル,1当量)の市販のN−フェニル−1,4−フ
ェニレンジアミン(黒色固体)および1.18g(14.0ミリモル,1.4当
量)のNaHCO3のCH2Cl2(40ml)における攪拌混合物を0℃に冷却
した。この懸濁物に、0.96ml(11.0ミリモル,1.1当量)の塩化プ
ロピオニル/CH2Cl2(10ml)を滴下した。氷浴を取り外し、混合物を1
時間攪拌した後、各々50mlのCH2Cl2および水を含む分離漏斗に注入した
。有機層を分離し、50mlの飽和NaHCO3水溶液で抽出し、MgSO4で脱
水して真空濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(100gの
SiO2,1:1の酢酸エチル−ヘキサン)により精製すると、1.79g(7
5%)の生成物が得られた。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:7.4
1(d,2H),7.21〜7.43(m,2H),7.14(bs,1H),
6.96〜7.07(m,4H),6.90(t,1H),5.66(bs,1
H),2.38(q,2H),1.25(t,3H);MS(DCI)m/e2
58(M+NH4)+,241(M+H)+
実施例66B
N−フェニル−N’−プロピル−4−フェニレンジアミン
実施例66Aで得た化合物(1.5g,6.2ミリモル,1当量)の脱水TH
F(10ml)における攪拌溶液を氷浴で0℃に冷却した。この溶液にLiAl
H4の1.0M−THF溶液12.5ml(12.5ミリモル,2当量)を滴下
した。氷浴を取り外し、混合物を室温で24時間攪拌した。均一混合物を0℃に
冷却し、0.5mlの水/THF(5ml)を注意して添加し、次いで、0.5
mlの15%THF水溶液、次いでさらに1.5mlの水を添加した。次いで、
混合物を5分間激しく攪拌した。ヘキサン(25ml)およびNa2SO4(2g
)を添加し、攪拌を20分間激しく続けた。混合物をセライトにより濾過し、そ
のパッドを酢酸エチルで十分洗浄し、濾液を濃縮した。残渣をフラッシュカラム
クロマトグラフィー(50gのSiO2,20%酢酸エチル/ヘキサン)により
精製すると、1.26g(89%)の褐色油状物が得られた。1HNMR(30
0MHz,CDCl3)δ:7.18(m,2H),7.01(m,2H),6
.82(m,2H),6.77(m,1H),6.60(m,2H),5.38
(bs,1H),3.
53(bs,1H),3.08(t,2H),1.64(6重線,2H),1.
02(t,3H);MS(DCI)m/e244(M+NH4)+,227(M+
H)+
実施例66C
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェニ
ルアミノフェニル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸無水物(0.48g,2.4
7ミリモル,1当量)のアセトニトリルにおける懸濁物(0℃)に、実施例66
Bで得た化合物(1.23g,5.43ミリモル,2.2当量)のアセトニトリ
ル溶液を添加した。冷却浴を取り外し、混合物を一夜攪拌した。得られた懸濁物
を濃縮し、3NのHCl水溶液および酢酸エチル(×3)に分配した。有機層を
一緒にしてブラインで洗浄し、脱水して濾過し、真空濃縮した。残渣をカラムク
ロマトグラフィー(SiO2、CHCl3−CH3OH−HOAc溶媒系で溶離)
により精製すると、0.25g(16%)の1,3−二酸および0.77g(4
8%)の標記化合物が得られた。1HNMR(300MHz,DMSO−d6)δ
:12.35
(bs,2H),8.34(s,2H),7.25(t,4H),7.09(m
,12H),6.86(t,2H),3.57(m,2H),3.26〜3.4
0(m,4H),3.09(m,2H),1.36(m,4H),0.74(t
,6H);MS(FAB+)m/e649(MH);HRMS(FAB):計算
値(C38H41N4O6として)(M+H)649.3026;実験値:649.3
013;元素分析:計算値(C38H41N4O6として):C,70.35;H,6
.21;N,8.63;実験値:C,69.05;H,6.35;N,8.05
実施例67
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェニ
ルアミノベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例67A
4−フェニルアミノ−N−プロピルベンズアミド
1.06g(5.0ミリモル,1当量)の4−フェニルアミノ安息香酸(Port
naya,B.S.,Turitsyna,N.F.,Bobkova,T.P.,and Levkeov,I.I.,Zhur
.Obshchei,Khim.,30,
2693(1960))、n−プロピルアミン(0.82ml,10.0ミリモル,2当
量)および0.061g(0.5ミリモル,0.1当量)のDMAPのTHF溶
液を0℃で攪拌し、これに、1.05g(5.5ミリモル,1.1当量)のED
CIを添加した。混合物を一夜攪拌し、その間に氷浴は融けた。混合物を150
mlの酢酸エチルに注入し、各50mlの水、1N−HCl水溶液、水および飽
和NaHCO3水溶液で洗浄した。次いで、酢酸エチル層をNa2SO4で脱水し
て濾過し、真空濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(80g
のSiO2,1:1の酢酸エチル/ヘキサン)により精製すると、0.51g(
40%)の標記化合物が得られた。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:
10.57(bs,2H),7.21〜7.41(m,9H),3.96(s,
2H),2.75(m,2H),1.64(6重線,2H),0.92(t,3
H);MS(DCI)m/e255(M+H)+
実施例67B
N−プロピル−N−(4−フェニルアミノベンジル)アミン
実施例67Aで得た化合物0.50g(1.96ミリモル,
1当量)の脱水THF(10ml)溶液を0℃で攪拌し、これに3.9ml(3
.9ミリモル,2当量)のLiAlH4の1.0M−THF溶液を添加した。氷
浴を取り外し、攪拌を30分続けた。次いで、その溶液を20時間加熱還流した
後、0℃に冷却した。0.15mlの水、0.15mlの15%NaOH水溶液
および0.45mlの水を添加することにより反応を注意深く停止し、10分間
激しく攪拌した。エチルエーテル(20ml)およぴMgSO4(2g)を添加
し、攪拌をさらに15分間続けた。不均一な混合物をSiO2パッドにより濾過
し、パッドを100mlのエーテル、次いで100mlの5%CH3OH−CH
Cl3で洗浄した。濾液を濃縮すると、0.398g(85%)の黄色油状物が
得られ、これは、さらに精製することなく使用した。1HNMR(300MHz
,CDCl3)δ:7.19〜7.32(m,2H),7.01〜7.08(m
,2H),6.87〜6.93(m,1H),5.67(bs,1H),3.7
2(s,2H),2.61(t,2H),1.53(6重線,2H),1.39
(bs,1H),0.92(t,3H)
実施例67C
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェニ
ルアミノベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例66Cに記載の方法に従って、実施例67Bで得た化合物(0.378
g,1.57ミリモル,2.2当量)および1,2,3,4−シクロブタンテト
ラカルボン酸二無水物(0.140g,0.71ミリモル,1当量)を反応させ
ると、0.159g(33%)の標記化合物が得られた。1HNMR(300M
Hz,CDCl3)δ:7.14〜7.30(m,8H),6.83〜7.10
(m,12H),3.84〜4.85(m,8H),2.94〜3.56(m,
4H),1.37〜1.62(m,4H),0.72〜0.88(m,6H);
MS(FAB+)m/e677(M+H)+;HRMS:計算値(C40H45N4O6
(MH)として)677.3339;実験値:677.3331;元素分析:計
算値(C40H45N4O6として):C,70.99;H,6.55;N,8.28
;実験値:C,69.46;H,6.67;N,7.89
実施例68
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェニ
ルチオベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例68A
N−プロピル−N−(4−フェニルチオベンジル)アミン
2.14g(10ミリモル,1.0当量)の4−フェニルチオベンズアルデヒ
ド(Portnaya,B.S.,Turitsyna,N.F.,Bobkova,T.P.,and Levkeov,I.I
.,Zhur.Obshchei.Khim.,30,2693(1960))および0.6ml(10.0ミ
リモル,1.0当量)の酢酸のCH3OH(40ml)における溶液を0℃で攪
拌し、これに1.6ml(20.0ミリモル,2.0当量)のN−プロピルアミ
ンを添加した、0℃で30分攪拌した後、NaCNBH3(0.69g,11ミ
リモル,1.1当量)を添加し、混合物をさらに2時間攪拌して、さらに0.6
9gのNaCNBH3を添加した。反応混合物をさらに14時間攪拌した後、2
00mlの飽和NaHCO3に注入し、3×50mlの酢酸エチルで抽出した。
有機層を一緒にしてブラインで洗浄し、脱水(MgSO4)して濾過し、真
空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(150gのSiO2,10%C
H3OH−CHCl3,痕跡量のHOAc)により精製すると、1.59g(62
%)の標記化合物が淡黄色の油状物として得られた。スペクトル分析により、約
1当量のAcOHが存在することが分かった。1HNMR(300MHz,CD
Cl3)δ:7.54(bs,1H(AcOH)),7.21〜7.37(m,
9H),3.83(s,2H),2.64(t,2H),1.98(s,3H(
AcOH)),1.60(6重線,2H),0.92(t,3H);MS(DC
I)m/e258(M+H)+
実施例68B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェニ
ルチオベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例66Cに記載の方法に従って、実施例68Aで得た化合物(0.566
g,2.2ミリモル,2.2当量)および0.196g(1.0ミリモル,1.
0当量)の1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物を反応させ
ると、0.284g(40%)の標記化合物がオフホワイトのフォー
ムとして得られた。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:7.02〜7.
37(m,18H),2.92〜4.68(m,12H),1.5(m,4H)
,0.61(m,6H);MS(FAB+)m/e711(M+H)+;元素分析
:計算値(C40H42N2O6S2として):C,67.58;H,5.95;N,
3.94;実験値:C,65.78;H,5.86;N,3.62
実施例69
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−〔4−フェノ
キシメチルベンジル〕アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例69A
4−フェノキシメチル安息香酸メチル
5.72g(25.0ミリモル,1.0当量)の4−ブロモメチル安息香酸メ
チル(Aldrich)および3.80g(27.5ミリモル,1.1当量)の
K2CO3のDMF(10ml)における混合物を室温で攪拌し、これに2.59
g(27.5ミリモル,1.1当量)のフェノールのDMF(10ml)溶液を
滴下して、その混合物を一夜攪拌した。反
応混合物を100mlの水に注入し、3×100mlの25%CH2Cl2−ヘキ
サンで抽出した。有機層を一緒にして3×100mlの水で抽出し、脱水(Mg
SO4)して濾過し、真空濃縮した。固体残渣を約50mlのヘキサンから再結
晶すると、5.31g(88%)の標記化合物が白色の結晶性固体として得られ
た。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:8.05(d,2H),7.5
1(d,2H),7.26〜7.33(m,2H),6.95〜7.02(m,
3H),5.13(s,2H),3.92(s,3H);MS(DCI)m/e
260(M+NH4)+
実施例69B
4−フェノキシメチル安息香酸
2.42g(10ミリモル,1.0当量)の実施例69Aで得た化合物のCH3
OH(20ml)における懸濁物(0℃)に、0.97g(15.0ミリモル
,1.5当量)のKOH(87%)のCH3OH(10ml)溶液を添加した。
懸濁物を一夜おいて室温にし、5mlの水を添加した。攪拌をさらに3時間続け
た後、混合物を200mlの水に注入し、3×50mlのエチルエーテルで抽出
した。水層を3NのHCl水溶液
で酸性にし、得られた沈澱を濾取した。アセトン−CH3OHからの再結晶によ
り精製すると、0.60g(28%)の標記化合物が白色の結晶性固体として得
られた。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:8.12(d,2H),7
.56(d,2H),7.22〜7.36(m,3H),6.94〜7.01(
m,2H),5.15(s,2H);MS(DCI)m/e246(M+NH4
)+
実施例69C
N−プロピル−4−フェノキシメチルベンズアミド
0.59g(2.78ミリモル,1.0当量)の実施例69Bで得た化合物の
THF(10ml)溶液を室温で攪拌し、これに、0.495g(3.05ミリ
モル,1.1当量)の1,1’−カルボニルジイミダゾールを添加した。CO2
の初期の発生が完了した後、混合物を30分間加熱還流し、続いて、氷水浴で室
温に冷却した。得られた無色に近い溶液を0.68ml(8.33ミリモル,3
.0当量)のN−プロピルアミンで処理し、攪拌を一夜続けた。次いで、反応混
合物を水(50ml)および酢酸エチル(100ml)に分配した。層を分離し
、水層をさらに50mlの酢酸エチルで抽出した。次いで、
有機層を合わせて各々50mlの水、飽和NaHCO3およびブラインで洗浄し
、脱水(MgSO4)して濾過し、真空濃縮した。固体残渣を酢酸エチルから再
結晶して精製すると、0.418g(59%)の標記化合物が白色固体として得
られた。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:7.78(m,2H),7
.49(d,2H),7.25〜7.32(m,2H),6.93〜7.00(
m,3H),6.17(bs,1H),5.11(s,2H),3.42(m,
2H),1.62(6重線,2H),0.98(t,3H);MS(DCI)m
/e287(M+NH4)+
実施例69D
N−プロピル−N−(4−フェノキシメチルベンジル)アミン塩酸塩
0.400g(1.58ミリモル,1.0当量)の実施例69Cで得た化合物
の脱水THF(2ml)溶液を0℃で攪拌し、これに、3.16ml(3.16
ミリモル,2当量)のLiAlH4の1.0M−THF溶液を滴下した。氷浴を
取り外し、混合物を18時間加熱還流した。0℃に冷却した後、0.12mlの
水/THF(1ml)、0.12mlの15%
NaOH水溶液および0.36mlの水を逐次添加することにより過剰の水素化
物を注意して消滅させた。得られた懸濁物を10分間激しく攪拌した後、エーテ
ル(15ml)およびMgSO4(2g)を添加して、さらに15分間激しく攪
拌を続けた。反応混合物をSiO2パッド(予めエーテルで湿らせておく)によ
り濾過し、パッドを酢酸エチルで十分洗浄した。濾液を濃縮乾固し、残渣をTH
Fに溶解して、わずかに過剰のHCl水溶液で処理した。溶液を再び濃縮乾固し
た(トルエンを使用して過剰の水を除去した。)。固体残渣をメタノール−アセ
トンから再結晶して精製すると、0.314g(72%)の標記化合物が白色の
結晶性固体として得られた。1HNMR(300MHz,CD3OD)δ:7.5
2(q,4H),7.25(m,2H),6.89〜7.00(m,3H),5
.13(s,2H),4.20(s,2H),3.01(m,2H),1.72
(m,2H),1.02(t,3H)
実施例69E
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシメチルベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
0.098g(0.5ミリモル,1.0当量)の1,2,3,4−シクロブタ
ンテトラカルボン酸二無水物のアセトニトリル(3ml)における懸濁物を0℃
で攪拌し、これに、0.15ml(1.05ミリモル,2.1当量)のEt3N
を添加した。15分後、実施例69Dで得られた化合物(0.276g,1.0
ミリモル,2.0当量)を添加し、混合物を室温にして、66時間攪拌を続けた
。反応混合物を20mlの4N−H2SO4水溶液に注入し、3×20mlの酢酸
エチルで抽出した。次いで、有機層を合わせて水およびブラインで洗浄し、脱水
(MgSO4)して濾過し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(
35gのSiO2,94:5:1のCHCl3−CH3OH−酢酸で溶離)により
精製すると、1,3−二酸(0.100g,28%)、続いて標記化合物(0.
093g,26%)が白色フォームとして得られた。1HNMR(CDCl3)δ
:7.11〜7.40(m,12H),6.88〜6.99(m,6H),4.
99(m,4H),4.31〜4.70(m,4H),3.87〜4.18(m
,4H),2.59〜3.63(m,4H),1.49(m,4H),0.82
(m,6H);HRMS(FAB):
計算値(C442H46N2O8として):707.3332;実験値:707.33
23;元素分析:計算値(C42H46N2O8として):C,71.37;H,6.
56;N,3.96;実験値:C,70.70;H,6.56;N,3.85
実施例70
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−ヒドロキシメチル−シクロブタン−3
−カルボン酸
実施例70A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−ヒドロキシメチル−シクロブタン−3
−カルボン酸メチル
実施例95で得られる化合物の(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔
N−プロピル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタ
ン−3,4−ジカルボン酸モノメチルエステル(0.562g,0.81ミリモ
ル,1.0当量)の脱水THF(12ml)溶液を−20℃で攪拌し、これに、
0.098ml(0.89ミリモル,1.1当量)のN−メチルモルホリン、次
いで0.115ml(0.89ミ
リモル,1.1当量)のクロロギ酸イソブチルを添加した。30分攪拌した後、
0.184g(4.86ミリモル,3当量)のNaBH4のCH3OH(1ml)
における懸濁物(−20℃)を注意して添加し(激しい反応が生じる)、混合物
をさらに30分攪拌した。2mlの3N−HCl水溶液を注意して添加すること
により反応を停止し、50mlの冷却した3N−HCl水溶液に注入し、3×5
0mlの酢酸エチルで抽出した。有機抽出物を一緒にして50mlの飽和NaH
CO3水溶液で洗浄し、脱水(MgSO4)して濾過し、真空濃縮した。残渣をフ
ラッシュカラムクロマトグラフィー(40gのSiO2,1:1の酢酸エチル−
ヘキサンで溶離)により精製すると、0.507g(92%)の標記化合物が無
色のフォームとして得られた。1HNMR(CDCl3)δ:6.84〜7.35
(m,18H),2.68〜5.02(m,18H),1.41〜1.72(m
,4H),0.73〜0.97(m,6H);MS(DCI)m/e679(M
+H)+
実施例70B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−ヒドロキシメチル−シクロブタン−3
−カルボン酸
実施例70Aで得た化合物(68mg,0.1ミリモル,1.0当量)のTH
F=水(3:1)1mlにおける溶液を0℃で攪拌し、これに8mg(0.2ミ
リモル,2.0当量)のLiOH・H2Oを添加して、攪拌を0℃で4時間、室
温で30分続けた。次いで、2mlの3N−HCl水溶液を添加して反応を停止
し、濃縮乾固した。残渣をカラムクロマトグラフィー(9gのSiO2,94:
4:1のCHCl3−CH3OH−HOAcで溶離)により精製すると、0.04
7g(71%)の標記化合物が白色フォームとして得られた。1HNMR(DM
SO−d6)δ:12.26(bs,1H),7.38(m,3H),7.17
〜7.31(m,4H),7.12(m,1H),7.00(m,4H),6.
91(m,2H),4.58〜4.84(m,3H),4.09〜4.32(m
,3H),3.78〜4.07(m,3H),3.17〜3.60(m,6H)
,3.12(m,1H),
2.98(m,1H),2.86(m,1H),2.69(m,1H),1.3
1〜1.62(m,4H),0.70〜0.89(m,6H);MS(FAB+
)m/e665(M+H),687(M+Na),703(M+K);HRMS
(MH):計算値(C40H45N2O7として):665.3227;実験値:66
5.3217;元素分析:計算値(C40H45N2O7として):C,72.27;
H,6.67;N,4.21;実験値:C,71.45;H,6.79;N,4
.21
実施例71
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−〔4−フェノ
キシベンジル〕アミノカルボニル〕−4−〔(ヒドロキシイミノ)メチル〕−シ
クロブタン−3−カルボン酸
実施例71A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−カルボキシアルデヒド−シクロブタン
−3−カルボン酸メチル
実施例70Bで得た化合物0.339g(0.5ミリモル,
1.0当量)の10%アセトニトリル−CH2Cl2(5ml)における溶液を室
温で攪拌し、これに0.088g(0.75ミリモル,1.5当量)のN−メチ
ルモルホリン−N−オキシド、次いで0.50gの活性4Å分子ふるい粉末を添
加した。室温で15分間攪拌した後、TPAP(0.009g,0.025ミリ
モル,0.05当量)を添加し、得られた黒色の混合物をさらに30分攪拌した
。反応混合物を約1gのセライトで処理した後、5mlのエーテルで希釈した。
さらに10分攪拌した後、混合物をSiO2パッド(予めエーテルで湿らせてお
く)により濾過した。パッドをエーテル(約200ml)で十分洗浄し、濾液を
濃縮した。緑色の残渣をカラムクロマトグラフィー(25gのSiO2,1:1
の酢酸エチル−ヘキサン)により精製すると、0.269g(80%)の標記化
合物が濃いシロップとして得られた。1HNMR(CDCl3)δ:9.69〜9
.76(m,1H),6.89〜7.38(m,18H),4.09〜4.87
(m,5H),3.48〜4.03(m,6H),2.41〜3.47(m,4
H),1.42〜1.67(m,4H),0.76〜0.98(m,6H);M
S(DCI)m/e677(M+H)+
実施例71B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−〔(ヒドロキシイミノ)メチル〕−シ
クロブタン−3−カルボン酸メチル
0.054g(0.78ミリモル,1.5当量)のNH2OH−HClのCH3
OH(1ml)溶液を室温で攪拌し、これに0.064g(0.78ミリモル,
1.5当量)のNaOAcを添加した。得られた溶液を実施例71Aで得た化合
物(355mg,0.52ミリモル,1.0当量)のCH3OH(2ml)溶液
で処理し、攪拌を1時間続けた。混合物を酢酸エチル(20ml)および水(2
0ml)に分配し、層を分離した。水層を20mlの酢酸エチルでさらに2回抽
出し、有機層を一緒にして脱水(MgSO4)し、濾過して真空濃縮した。残渣
をカラムクロマトグラフィー(30gのSiO2,40%の酢酸エチル−ヘキサ
ン)により精製すると、0.273g(76%)の標記化合物(シスおよびトラ
ンスオキシムの混合物)が無色のシロップとして得られた。
実施例71C
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−〔(ヒドロキシイミノ)メチル〕−シ
クロブタン−3−カルボン酸
実施例71Bで得た化合物(0.035g,0.05ミリモル,1.0当量)
のTHF(0.5ml)溶液を0℃で攪拌し、これに、0.011g(0.25
ミリモル,5当量)のLiOH・H2Oの水(0.2ml)溶液を添加した。得
られた濁りのある混合物を3時間攪拌し、1mlの0.5M−H3PO4を添加し
て反応を停止した。混合物を3×2mlの酢酸エチルで抽出し、有機層を一緒に
して5mlのブラインで洗浄し、脱水(MgSO4)、濾過して真空濃縮した。
残渣をカラムクロマトグラフィー(10gのSiO2,94:5:1のCHCl3
−CH3OH−AcOH)により精製すると、無色の油状物が得られた。この混
合物を2mlのアセトニトリルに溶解し、濁るまで水を添加した。次いで、混合
物を凍結乾燥すると、0.024g(70%)の標記化合物が白色のふわふわし
た凍結乾燥物として得られた。1HNMR(DMSO−d6)
δ:12.46(bs,1H),10.76〜10.90(m,1H),7.3
8(m,4H),7.09〜7.30(m,6H),6.86〜7.0(m,8
H),4.55〜4.88(m,2H),3.87〜4.29(m,4H),3
.16〜3.67(m,5H),2.94(m,1H),2.71(m,1H)
,1.52〜1.61(m,4H),0.73〜0.86(m,6H);MS(
FAB+)m/e678(M+H)+;HRMS(FAB):計算値(C40H44N3
O7(MH)として)678.3179;実験値678.3190;元素分析:
計算値(C40H44N3O7として):C,70.88;H,6.39;N,6.2
0;実験値:C,70.80;H,6.32;N,6.03
実施例72
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−テトラゾリル−シクロブタン−3−カ
ルボン酸
実施例72A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−シ
アノ−シクロブタン−3−カルボン酸メチル
実施例71Cで得た化合物(0.173g,0.25ミリモル,1.0当量)
の脱水アセトニトリル(2ml)溶液を0℃で攪拌し、これに、0.11ml(
0.75ミリモル,3.0当量)のEt3Nを添加し、次いで、0.040ml
(0.28ミリモル,1.1当量)の無水トリフルオロ酢酸を滴下した。冷却浴
を取り外し、混合物を3時間攪拌して、10mlの飽和NaHCO3水溶液に注
入した。水性混合物を3×10mlの酢酸エチルで抽出し、有機層を一緒にして
脱水(MgSO4)し、濾過して真空濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマ
トグラフィー(40gのSiO2,40%の酢酸エチル−ヘキサン)にかけると
、0.116g(69%)の標記化合物が濁りのあるシロップとして得られた。1
HNMR(CDCl3)δ:6.91〜7.43(m,18H),3.93〜4
.94(m,6H),3.56〜3.90(m,5H),2.93〜3.55(
m,4H),1.43〜1.72(m,4H),0.80〜0.97(m,6H
);MS(DCI)m/e691(M+18)+,674(M+H)+
実施例72B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−テトラゾリル−シクロブタン−3−カ
ルボン酸メチル
実施例72Aで得た化合物(0.116g,0.17ミリモル,1当量),N
aN3(0.034g,0.52ミリモル,3.0当量)およびEt3N・HCl
(0.072g,0.52ミリモル,3.0当量)のDMF(1ml)における
混合物を14時間、60℃に加熱した。浴温を4時間、100℃に上げ、さらに
各3.0当量のNaN3およびEt3N・HClを添加した。100℃でさらに7
0時間後、混合物を室温に冷却して水(20ml)および酢酸エチル(20ml
)に分配した。水層を2×10mlの酢酸エチルで抽出し、有機層を一緒にして
3×10mlの水およびブラインで洗浄し、脱水(MgSO4)、濾過、真空濃
縮すると、0.115gの標記化合物が得られ、これは、精製することなく使用
した。この粗物質を1HNMRで分析すると、約2当量のDMFを含んでいるこ
とが分かった。
実施例72C
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−テトラゾリル−シクロブタン−3−カ
ルボン酸
実施例72Bで得た化合物(0.030g,0.042ミリモル,1.0当量
)のTHF(0.75ml)溶液を0℃で攪拌し、これに、0.25mlのH2
O、次いで0.011g(0.25ミリモル,6.0当量)のLiOH・H2O
を添加した。0℃で2時間、室温で2時間攪拌した後、混合物を10mlの3N
−HCl水溶液に注入し、3×10mlの酢酸エチルで抽出した。有機抽出物を
一緒にして脱水(MgSO4)し、濾過、真空濃縮した。残渣をカラムクロマト
グラフィー(20gのSiO2,94:5:1のCHCl3−CH3OH−AcO
H)により精製すると、濃厚な油状物が得られた。この油状物をアセトニトリル
に溶解し、濁るまで水で処理した後、凍結乾燥すると、0.021g(70%)
の標記化合物が白色のふわふわした凍結乾燥物として得られた。1HNMR(D
MSO−d6)δ:6.56〜7.41(m,18H),4.62〜4.83(
m,3H),4.25〜4.49(m,
4H),3.73〜.17(m,4H),3.06(m,1H),2.76(m
,1H),2.41(m,1H),1.50(m,4H),0.44〜0.92
(m,6H);MS(FAB+)m/e703(M+H)+,(FAB-)m/e
701(M=H)+;HRMS:計算値(C40H43N6O6として)703.32
44;実験値703.3229;元素分析:計算値(C40H43N6O6として):
C,68.36;H,6.02;N,11.96;実験値:C,65.94;H
,6.11;N,11.14
実施例73
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−テトラゾリルメチル−シクロブタン−
3−カルボン酸
実施例73A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−シアノメチル−シクロブタン−3−カ
ルボン酸メチル
実施例70Aで得た化合物(0.260g,0.38ミリモル,1.0当量)
の1:1のCH2Cl2−2,6−ルチジン
(4ml)溶液(−10℃)に、0.060ml(0.76ミリモル,2.0当
量)の塩化メタンスルホニルを添加した。次いで、混合物を一夜冷蔵庫においた
。得られた黄色溶液をCH2Cl2で希釈し、3N−HCl水溶液で抽出して脱水
(MgSO4)し、濾過、真空濃縮すると、0.284g(99%)のメシレー
トが得られ、これを直接使用した。メシレート(0.284g,0.38ミリモ
ル,1.0当量)を1.5mlのDMSOに溶解し、0.073g(1.12ミ
リモル,3.0当量)のKCNで処理した。この懸濁物を室温で一夜、次いで5
0〜60℃で2時間、激しく攪拌した。この混合物を室温に冷却し、25mlの
水に注入し、3×10mlの酢酸エチルで抽出した。次いで、有機層を一緒にし
て2×20mlの水および2×10mlのブラインで抽出し、脱水(Na2SO4
)、濾過、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(20gのSiO2
,40%の酢酸エチル−ヘキサン)により精製すると、0.178g(68%)
の標記化合物が濃厚な油状物として得られた。1HNMR(CDCl3)δ:6.
88〜7.37(m,18H),4.55〜4.87(m,2H),3.91〜
4.46(m,4H),2.91〜
3.83(m,9H),2.41〜2.69(m,2H),1.40〜1.69
(m,4H),0.78〜0.97(m,6H);MS(DCI)m/e688
(M+H)+
実施例73B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−テトラゾリルメチル−シクロブタン−
3−カルボン酸
実施例73Aで得た化合物(0.170g,0.25ミリモル,1.0当量)
のDMF(1.5ml)溶液に、0.081g(1.15ミリモル,5.0当量
)のNaN3、次いで0.172g(1.25ミリモル,5.0当量)のEt3N
・HClを添加した。得られた懸濁物を100℃で一夜加熱し、さらに、各5当
量のNaN3およびEt3N・HClを添加した。さらに100℃で24時間加熱
した後、混合物を室温に冷却し、20mlの希H2SO4に注入し、3×20ml
の酢酸エチルで抽出した。有機層を一緒にして2×20mlの水および1×10
mlのブラインで抽出し、脱水(MgSO4)、濾過、真空濃縮すると、0.1
66g(91%)のテトラゾールが黄色シロップとして得られ、これを直接使用
した。粗テトラ
ゾールを1mlのTHFに溶解し、0℃に冷却した。この溶液に0.034g(
0.88ミリモル,4当量)のLiOH・H2Oの水(0.3ml)溶液を添加
した。メタノール(20滴)を添加すると均一な溶液が得られ、混合物を一夜攪
拌する間に氷浴は溶けた。反応混合物を20mlの4N−H2SO4に注入して3
×10mlの酢酸エチルで抽出し、有機層を一緒にして水およびブラインで洗浄
し、脱水(MgSO4)、濾過、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ
ー(30gのSiO2,94:5:1のCHCl3−CH3OH−AcOH)によ
り精製すると、油状物が得られた。次いで、この生成物を凍結乾燥(CH3CN
/H2O)すると、0.064g(40%)の標記化合物がオフホワイトのふわ
ふわした固体として得られた。1HNMR(CDCl3)δ:6.76〜7.38
(m,18H),4.20〜4.75(m,5H),2.91〜4.09(m,
9H),1.36〜1.64(m,4H),0.65〜0.92(m,4H);
MS(FAB+)m/e717(M+H)+,(FAB-)m/e715(M−H
)+;元素分析:計算値(C41H44N6O6として):C,68.70;H,6.
19;N,11.72;実験値:C,66.74;
H,6.18;N,11.21
実施例74
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−(カルボキシカルボニルアミノ)シク
ロブタン−3−カルボン酸
実施例74A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−(ベンジルオキシカルボニル)アミノ
シクロブタン−3−カルボン酸メチル
実施例95で得られる化合物の(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔
N−プロピル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタ
ン−3,4−ジカルボン酸モノメチルエステル0.346g(0.5ミリモル,
1.0当量)の脱水トルエン(5ml)溶液を室温で攪拌し、これに0.077
ml(0.55ミリモルル,1.1当量)のトリエチルアミン、次いで0.13
ml(0.60ミリモル,1.2当量)のジフェニルホスホリルアジドを添加し
た。黄色溶液を
65〜70℃で3時間攪拌した。この溶液に0.52ml(5ミリモル,10当
量)のベンジルアルコールを添加して油浴温度を90℃に上げ、この温度で攪拌
を一夜続けた。室温に冷却した後、混合物を50mlのCH2Cl2で希釈し、3
N−HCl水溶液および飽和NaHCO3で希釈して、脱水(MgSO4)、濾過
、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(40gのSiO2,5→1
0%の酢酸エチル−CH2Cl2)により精製すると、0.235g(59%)の
標記化合物が濃厚なシロップとして得られた。1HNMR(CDCl3)δ:6.
81〜7.39(m,23H),5.62(m,1H),4.94〜5.18(
m,3H),4.05〜4.87(m,5H),2.86〜4.05(m,9H
),1.34〜1.65m,4H),0.76〜0.94(m,6H);MS(
DCI)m/e798(M)+
実施例74B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−アミノ−シクロブタン−3−カルボン
酸メチル
0.233g(0.29ミリモル)の実施例74Aで得られ
る化合物および0.050gの10%Pd/Cの酢酸エチル(5ml)における
混合物を攪拌し、これを8時間水素添加した。その混合物をセライトにより濾過
し、セライトパッドを酢酸エチルで十分洗浄した。濾液を濃縮すると、0.19
1gの標記化合物が淡黄色の油状物として得られた。1HNMR(CDCl3)δ
:6.89〜7.38(m,18H),4.46〜4.90(m,2H),4.
24〜4.42(m,3H),3.78〜4.07(m,2H),3.50〜3
.73(m,3H),2.91〜3.41(m,5H),1.39〜1.68(
m,4H),1.39(bs,2H),0.79〜0.98(m,6H);MS
(DCI)m/e664(M+H)+
実施例74C
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−(エトキシカルボニルカルボニル)ア
ミノ−シクロブタン−3−カルボン酸メチル
0.033g(0.05ミリモル,1.0当量)の実施例74Bで得られた化
合物のCH2Cl2(1ml)溶液
(−10℃)に、0.012ml(0.10ミリモル,2当量)の2,6−ルチ
ジン、次いで0.009ml(0.075ミリモル,1.5当量)の塩化エチル
オキサリルを添加した。この温度で30分攪拌した後、混合物を10mlのCH2
Cl2で希釈し、10mlの飽和NaHCO3水溶液で抽出して、脱水(MgS
O4)、濾過、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(15gのSi
O2,1:1の酢酸エチル−ヘキサン)により精製すると、0.029g(76
%)の標記化合物が淡黄色のシロップとして得られた。1HNMR(CDCl3)
δ:7.84〜8.04(m,1H),6.83〜7.37(m,18H),5
.16〜5.37(m,1H),4.48〜4.94(m,2H),3.92〜
4.39(m,6H),3.54〜3.76(m,4H),2.87〜3.46
(m,4H),1.43〜1.64(m,4H),1.24〜1.43(m,3
H),0.78〜0.93(m,6H);MS(DCI)m/e764(M+H
)+
実施例74D
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−
(カルボキシカルボニルアミノ)シクロブタン−3−カルボン酸
0.027g(0.035ミリモル,1.0当量)の実施例74Cで得られた
化合物のTHF(1ml)溶液を0℃で攪拌し、これに、0.007g(0.1
8ミリモル,5当量)のLiOH・H2O/水(0.3ml)を添加した。冷却
浴を取り外し、混合物を2時間攪拌して、10mlの3N−HCl水溶液に注入
した。水層を3×15mlの酢酸エチルで抽出し、有機層を一緒にしてブライン
で抽出し、脱水(MgSO4)、濾過、真空濃縮すると、油状物が得られた。次
いで、この物質を凍結乾燥(CH3CN/H2O)すると、0.026g(100
%)の標記化合物が白色のふわふわした固体として得られた。1HNMR(CD
Cl3)δ:12.45(bs,2H),6.81〜7.40(m,18H),
4.58〜5.00(m,3H),3.7〜4.31(m,9H),2.58〜
3.01(m,3H),1.32〜1.56(m,4H),0.65〜0.84
(m,6H);MS(FAB+)m/e744(M+Na),722(M+H)+
;(FAB-)m/e720(M−H)+;HRMS:計算値(C41H44N3
09(MH)として):722.3078;実験値:722.3081
実施例75
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−(3−カルボキシプロピオニルアミノ
)シクロブタン−3−カルボン酸
実施例75A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−(3−カルボキシプロピオニルアミノ
)シクロブタン−3−カルボン酸メチル
0.024g(0.036ミリモル,1当量)の実施例74Bで得られた化合
物の脱水CH3CN(1ml)溶液を0℃で攪拌し、これに、0.010ml(
0.072ミリモル,2当量)のEt3N、次いで0.004g(0.038ミ
リモル,1.1当量)の無水コハク酸を添加した。次いで、混合物を一夜攪拌し
(その間に氷浴は融けた)、2mlの3N−HCl水溶液および3×2mlの酢
酸エチルに分配した。有機層を一緒
にして各2mlの水およびブラインで洗浄し、脱水(Na2SO4)、濾過、濃縮
すると、0.028g(100%)の標記化合物が無色のシロップとして得られ
た。1HNMR(CDCl3)δ:6.88〜7.39(m,18H),5.06
〜5.29(m,1H),3.92〜4.88(m,7H),3.41〜3.7
3(m,5H),2.84〜3.32(m,4H),2.04〜2.74(m,
6H),1.39〜1.65(m,4H),1.47(m,1H),0.78〜
0.97(m,6H);MS(DCI)m/e764(M+H)+
実施例75B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−(3−カルボキシプロピオニルアミノ
)シクロブタン−3−カルボン酸
0.026g(0.034ミリモル,1当量)の実施例75Aで得られた化合
物のTHF(1ml)溶液を0℃で攪拌し、これに、7mg(0.17ミリモル
,5当量)のLiOH・H2O/水(0.3ml)を添加した。氷浴を取り外し
、混合
物を6時間攪拌して、10mlの3N−HCl水溶液に注入し、3×10mlの
酢酸エチルで抽出した。有機層を一緒にして各10mlの水およびブラインで洗
浄し、脱水(MgSO4)、濾過、濃縮すると、ほぼ無色のシロップが得られた
。この物質を凍結乾燥(CH3CN/H2O)すると、0.021g(84%)の
標記化合物がオフホワイトのふわふわした固体として得られた。1HNMR(C
DCl3)δ:6.87〜7.37(m,18H),5.02〜5.25(m,
1H),4.13〜4.74(m,5H),3.51〜4.09(m,5H),
2.92〜3.35(m,3H),2.23〜2.79(m,4H),1.40
〜1.62(m,4H),1.27(bs,1H),0.76〜0.92(m,
6H);MS(FAB+)m/e750(M+H)+;HRMS:計算値(C43H48
N3O9(MH)として):750.3391;実験値:750.3375
実施例76
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−(E−2−カルボキシエテニル−シク
ロブタン−3−カルボン
酸
実施例76A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−(E−2−カルボメトキシエテニル−
シクロブタン−3−カルボン酸メチル
0.068g(0.10ミリモル,1.0当量)の実施例71Aで得られた化
合物のCH2Cl2(1ml)溶液を0℃で攪拌し、これに0.040g(0.1
2ミリモル,1.2当量)のトリフェニルホラニリデン酢酸メチルを添加した。
得られた溶液を3時間攪拌した後、直接カラムクロマトグラフィー(15gのS
iO2,1:1の酢酸エチル−ヘキサン)にかけると、0.062gの標記化合
物が濃いシロップとして得られた。1HNMRスペクトル分析により、オレフィ
ン異性体の比は>95:5であることが分かった。1HNMR(DMSO−d6)
δ:6.77〜7.42(m,18H),5.96〜6.07(m,1H),4
.56〜4.99(m,2H),4.18〜4.24(m,2H),3.68〜
4.07(m,3H),3.17〜4.66(m,9H),2.92〜
3.05(m,1H),2.53〜2.86(m,2H),1.25〜1.60
(m,4H),0.69〜0.88(m,6H);MS(DCI)m/e733
(M+H)+
実施例76B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−(E−2−カルボキシエテニル−シク
ロブタン−3−カルボン酸
実施例76Aで得られた化合物(25mg,0.034ミリモル,1.0当量
)のTHF(1ml)溶液を0℃で攪拌し、これに、9mg(0.204ミリモ
ル,6当量)のLiOH・H2O/水(0.3ml)を添加した。0℃で1時間
、室温で2時間攪拌した後、混合物を10mlの3N−HCl水溶液に注入し、
2×10mlの酢酸エチルで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、脱水(Mg
SO4)、濾過、濃縮すると、0.025gの物質が得られた。この物質を凍結
乾燥(CH3CN/H2O)すると、0.019g(79%)の標記化合物が白色
の凍結乾燥物質として得られた。1HNMR(DMSO−d6)δ:6.80〜7
.41(m,18H),6.86〜
6.95(m,1H),4.10〜5.02(m,5H),3.16〜4.08
(m,9H),2.44〜2.98(m,3H),1.30〜1.44(m,4
H),0.66〜0.91(m,6H);MS(FAB+)m/e727(M+
Na),705(M+H)+
実施例77
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−(2−カルボキシエチル)シクロブタ
ン−3−カルボン酸
実施例77A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−(2−カルボキシエチル)シクロブタ
ン−3−カルボン酸メチル
実施例76Aで得られた化合物(32mg,0.044ミリモル,1.0当量
)、トリエチルシラン(0.011ml,0.066ミリモル,1.5当量)お
よびウィルキンソン触媒(4mg,0.004ミリモル,0.01当量)の脱水
トルエン(1ml)における攪拌混合物を80〜90℃に加熱した。
1時間後、さらにトリエチルシラン(0.050ml)およびウィルキンソン触
媒(4mg)を添加し、さらに2時間加熱を続けた。混合物を室温に冷却した後
、2mlのCH3OHを添加し、混合物を15分攪拌して、SiO2ショートプラ
グにより濾過した。濾液を濃縮してカラムクロマトグラフィー(10gのSiO2
,1:1の酢酸エチル−ヘキサン)により精製すると、0.029g(91%
)の標記化合物が濃厚な油状物として得られた。1NMR(CDCl3)δ:6.
88〜7.41(m,18H),4.48〜5.04(m,3H),3.93〜
4.38(m,4H),3.49〜3.75(m,6H),2.76〜3.33
(m,5H),2.12〜2.35(m,2H),1.41〜1.88(m,6
H),0.77〜1.02(m,6H);MS(DCI)m/e735(M)+
実施例77B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−(2−カルボキシエチル)シクロブタ
ン−3−カルボン酸
実施例77Aで得られた化合物(27mg,0.037ミリ
モル,1.0当量)のTHF(1ml)溶液を0℃で攪拌し、これに、8mg(
0.184ミリモル,5当量)のLiOH・H2O/水(0.3ml)を添加し
た。冷却浴を取り外し、混合物を6時間攪拌した後、10mlの3N−HCl水
溶液に注入した。水層を酢酸エチル(3×10ml)で抽出し、有機層を一緒に
して飽和NaCl水溶液で洗浄し、脱水(Na2SO4)、濾過、濃縮した。残渣
をカラムクロマトグラフィー(10gのSiO2,94:5:1のCHCl3−C
H3OH−AcOH)により精製すると、油状残渣が得られた。この残渣を凍結
乾燥すると、0.019g(73%)の標記化合物が白色のふわふわした凍結乾
燥物質として得られた。1HNMR(CDCl3)δ:6.84〜7.37(m,
18H),4.55〜4.98(m,2H),4.13〜4.48(m,2H)
,3.45〜3.96(m,2H),2.81〜3.37(m,6H),2.2
5〜2.43(m,2H),1.39〜1.82(m,6H),0.74〜0.
94(m,6H);MS(FAB+)m/e783(M+2K−H)+,745(
M+K)+,707(M+H)+
実施例78
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−(1−カルボキシ−1−ヒドロキシメ
チル)シクロブタン−3−カルボン酸
実施例78A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−(1−アセトキシ−1−(2−フラニ
ル)−メチル)シクロブタン−3−カルボン酸メチル
0.029ml(0.40ミリモル,4.0当量)のフランの脱水THF(0
.8ml)溶液(0℃)に0.25ml(0.4ミリモル,4.0当量)の1.
6M−n−BuLi/ヘキサン溶液を滴下した。その溶液を簡単に室温に温めた
後、0℃に冷却した。次いで、黄色溶液を、−20℃で、カニューラにより、1
8mg(0.2ミリモル,2.0当量)のCuCNのTHF(0.6ml)にお
ける懸濁物に添加し、この混合物を0℃で5分攪拌した。得られた溶液(黄色)
に、68mg(0.1ミリモル,1.0当量)の実施例71Aで得られ
た化合物の脱水THF(0.5ml)溶液を添加した。混合物を−20〜0℃で
1.5時間攪拌した後、1mlの95:5の飽和NH4Cl水溶液−濃NH4OH
水溶液を添加して反応を停止した。冷却浴を取り外し、5mlのエーテルを添加
し、二相溶液を15分激しく攪拌した。次いで、混合物を10mlの上記NH4
Cl/NH4OH溶液に注入し、2×10mlの酢酸エチルで抽出した。有機層
を一緒にしてNH4Cl/NH4OH混合物(10ml)で洗浄し、脱水(MgS
O4)、濾過、濃縮した。残渣を0.5mlのCH2Cl2に溶解し、0℃に冷却
した。次いで、混合物を過剰の2,6−ルチジン、DMAP(0.005g)お
よび無水酢酸(0.017ml)で処理した。室温で30分攪拌した後、混合物
を25mlの酢酸エチルで希釈し、水、3N−HCl水溶液および飽和NaHC
O3水溶液(各10ml)で洗浄し、脱水(MgSO4)、濾過、濃縮した。残渣
をカラムクロマトグラフィー(15gのSiO2,40%酢酸エチル−ヘキサン
)により精製すると、0.031g(39%)の標記化合物が無色の油状物とし
て得られた。1HNMR(CDCl3)δ:6.89〜7.38(m,18H),
5.93〜6.42(m,
3H) ,4.92(m,1H),3.92〜4.68(m,5H),3.37
〜3.81(m,5H),2.75〜3.37(m,3H),1.71〜2.2
9(m,3H),1.20〜1.67(m,4H),0.73〜0.98(m,
6H);MS(DCI)m/e787(M+H)+
実施例78B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−(1−カルボキシ−1−ヒドロキシメ
チル)シクロブタン−3−カルボン酸
1mg(0.007ミリモル,0.2当量)のRuO2・H2Oの3:2:3の
CH3CN/CCl4/H2O(0.5ml)溶液を室温で激しく攪拌し、これに
62mg(0.29ミリモル,8.0当量)のNaIO4を添加した。15分後
、NaHCO3(150mg)を添加し、次いで、実施例78Aで得た化合物(
28mg,0.036ミリモル,1.0当量)のCH3CN(0.3ml)溶液
を添加した。黄色の溶液はすぐに黒色に変わった。過剰のNaIO4、次いで5
mlの酢酸エチルを添加した。混合物を水に注入し、4N−H2SO4水
溶液を添加して酸性にし、層を分離した。水層を2×10mlの酢酸エチルで抽
出し、有機層を一緒にして3×10mlの10%NaHSO3水溶液で洗浄し、
脱水(MgSO4)、濾過、濃縮すると、0.024g(86%)の標記化合物
が無色のシロップとして得られ、これを直接使用した。
0.024g(0.031ミリモル,1.0当量)の上記酸−エステルのTH
F(0.5ml)溶液(0℃)に、13mg(0.31ミリモル,10当量)の
LiOH・H2O/水(0.2ml)溶液を添加した。氷浴を取り外し、混合物
を室温で2時間攪拌した後10mlの3N−HCl水溶液に注入した。水層を3
×15mlの酢酸エチルで抽出し、有機層を一緒にしてブラインで洗浄し、脱水
(Na2SO4)、濾過、濃縮すると、淡黄色の油状物が得られた。次いで、この
油状物を凍結乾燥(CH3CN−H2O)すると、0.020g(91%)の標記
化合物がオフホワイトのふわふわした凍結乾燥物質として得られた。1HNMR
(CD3OD)δ:6.86〜7.37(m,18H),4.69〜4.78(
m,1H),4.23〜4.47(m,3H),2.84〜3.67(m,12
H),1.46〜1.71(m,4H),0.81〜
0.97(m,6H);MS(FAB+)m/e747(M+K)+,731(M
+Na)+,709(M+H)+;(FAB-)m/e707(M−H)+
実施例79
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−3,4−ジ〔(ヒドロキシイミノ)メチル
〕−シクロブタン
実施例79A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−シクロブタン−3,4−ジ(0−ベンジル
オキシム)
実施例64Bで得た化合物(200mg,0.29ミリモル)の脱水テトラヒ
ドロフラン(10ml)溶液を脱水窒素下で−15℃に冷却した。N−メチルモ
ルホリン(60mg,0.59ミリモル)およびクロロギ酸イソブチル(81m
g,0.59ミリモル)を添加し、次いで、O−ベンジルヒドロキシアミン塩酸
塩(94mg,0.59ミリモル)およびN−メチルモルホリン(60mg,0
.59ミリモル)のジメチルホルムアミド(2ml)溶液を添加した。−15℃
で15分
攪拌した後、混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物を減圧濃縮し、酢酸エ
チルに溶解して、1M−HCl、5%NaHCO3およびブラインで洗浄し、N
a2SO4で脱水して真空濃縮した。得られた残渣をフラッシュシリカゲルクロマ
トグラフィー(5%メタノール/クロロホルムで溶離)により精製すると、10
0mg(38%)のベンジル保護オキシムが得られた。
実施例79B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−3,4−ジ〔(ヒドロキシイミノ)メチル
〕−シクロブタン
実施例79Aで得た化合物(50mg,56μモル)の10%パラジウム/炭
素(5mg)を含むメタノール(15ml)溶液を水素雰囲気下で5時間攪拌し
た。セライト濾過し、蒸発させると、20.5mg(51%)の標記化合物が得
られた。1HNMR(CDCl3,300MHz)δ:0.88(m,6H),1
.45(m,4H),2.95(m,4H),3.62(m,4H),4.18
(m,4H),6.85〜7.37(m,18H);MSm/e709(M+H
)+
実施例80
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−メチル−N−(4−フェノキ
シベンジル)アミノカルボニル〕−シクロブタン−3,4−ジカルボン酸ジメチ
ルエステル
実施例13で得たジカルボン酸(1.00g,1.60ミリモル)を20ml
の無水メタノールに溶解し、これに濃硫酸を5滴添加した。透明な混合物を室温
で一夜攪拌した。溶媒を減圧除去して得られた残渣を酢酸エチルに溶解し、重炭
酸ナトリウム水溶液、水および飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、脱水、濾過
、真空濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(4:1の酢酸
エチル−ヘキサンで溶離)にかけると、標記化合物が70%収率で得られた。1
HNMR(DMSO−d6,300MHz)δ:2.89(s,6H),3.5
9(s,6H),3.76(d,J=9.6Hz,2H),4.14(d,2H
),4.40(d,2H),4.56(d,2H),6.95〜7.40(m,
18H);MSm/e651(M+H)+
実施例81
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−
N−(3−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕−シクロブタン−3,4−
ジカルボン酸
実施例81A
N−プロピル−N−(3−フェノキシベンジル)アミン
3−フェノキシベンズアルデヒド(2.00ml,2.29g,11.6ミリ
モル)、n−プロピルアミン(0.95ml,0.68g,11.5ミリモル)
およびp−トルエンスルホン酸一水和物(15mg,0.08ミリモル)を無水
エタノール(15ml)に溶解した後、密閉した管で2.5時間、80℃に加熱
した。反応物を室温に冷却し、丸底フラスコに移した後、水素化ホウ素ナトリウ
ム(440mg,11.6ミリモル)を添加し、2.5時間加熱還流した。反応
物を濃縮し、残渣を水およびEtOAcに分配して、EtOAc層を水およびブ
ラインで洗浄した。Na2SO4で脱水して、濾過、濃縮した後、残渣をシリカゲ
ルクロマトグラフィー(4:6次いで3:7のヘキサン−EtOAcで溶離)に
より精製すると、1.59g(57%)の淡黄色油状物が得られた。1HNMR
(CDCl3)δ:7.30(m,3H),7.08(m,2H),7.00(
m,3H),6.88(dd,1H),
3.77(s,2H),2.60(t,2H),1.53(m,2H),0.9
2(t,3H);MS(DCI/NH3)m/e242(M+H)+
実施例81B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(3−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(313mg,1.
60ミリモル)のCH3CN(4.0ml)におけるスラリーに、実施例81A
で得た化合物(803mg,3.30ミリモル)を添加した。反応物をN2下、
室温で一夜攪拌した後、EtOAcで希釈して、2×1M−H3PO4およびブラ
インで洗浄し、Na2SO4で脱水して真空濃縮した。得られた残渣をクロマトグ
ラフィー(98.5:1.5:0.5次いで97:3:1のCHCl3−MeO
H−CH3CO2Hで溶離)にかけると、ガラス状物質が得られ、これをCH3C
N(10ml)に溶解した。水(10ml)をCH3CN溶液に添加した後、そ
の溶液を凍結乾燥すると、390mg(36%)の標記化合物が白色固体として
得られた。1H
NMR(DMSO−d6)δ:7.39,7.28,7.13,7.00,6.
93,6.85(全部m,全18H),4.60,4.45,4.30(全部m
,全4H),3.90,3.60(両方m,全4H),3.45,3.25,3
.00,2.80(全部m,全4H),1.40(m,4H),0.78(m,
6H);MS(FAB+)m/e679(M+H)+;元素分析:計算値(C40H42
N2O8・0.25H2Oとして):C,70.32;H,6.27;N,4.
10;実験値:C,70.20;H,6.51;N,4.04
実施例82
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(5−フェノ
キシフルフリル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例82A
5−フェノキシ−2−フルアルデヒド
フェノール(3.80g,40.4ミリモル)/DMSO(25ml)を、N
aH(60%,1.63g,40.4ミリモル)/DMSO(25ml)懸濁物
に15分かけて滴下した。さらに15分後、5−ニトロ−2−フルアルデヒド(
4.85
g,34.4ミリモル)/DMSO(20ml)溶液を添加した。反応物を室温
で4.5時間攪拌した後、反応物を氷水、ブラインおよびEt2Oに分配した。
水層をEt2Oで抽出し、Et2O抽出物を一緒にして7%KOHで洗浄し、Na2
SO4で脱水して真空濃縮すると、褐色油状物が得られた。真空蒸留(2.8m
mHg,137〜8℃)にかけると、3.3g(51%)の黄色油状物が得られ
た。1HNMR(CDCl3)δ:9.42(s,1H),7.42(m,2H)
,7.28(m,1H),7.20(m,3H),5.55(d,1H);MS
(DCI/NH3)m/e189(M+H)+,206(M+H+NH3)+
実施例82B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(5−フェノ
キシフルフリル)アミノカルボニル〕−シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例82Aで得た化合物を使用して、実施例81Aの方法により、N−プロ
ピル−N−(5−フェノキシフルフリル)アミンを合成した。1HNMR(CD
Cl3)δ:7.32(m,2H),7.10(m,1H),7.04(m,2
H),
6.12(d,1H),5.51(d,1H),3.70(s,2H),2.5
9(t,2H),1.54(m,2H),0.92(t,3H);MS(DCI
/NH3)(M+H)+232
上記で合成したアミンを使用して、実施例81Bの方法により、標記化合物を
合成した。1HNMR(DMSO−d6)δ:7.38(m,4H),7.15(
m,2H),7.07(m,2H),7.02(m,2H),6.34,6.3
2,6.29,6.25(全部d,全2H),5.70,5.67(d,m,全
2H),4.52,4.35,4.17(全部m,全4H),3.90,3.6
5,3.60,3.55(全部m,全4H),3.40〜3.20,3.00(
envelope,m,全4H),1.40(m,4H),0.75(m,6H
);MS(FAB-)m/e657(M−H)-;元素分析:計算値(C36H38N2
O10・0.5H2Oとして):C,64.76;H,5.89;N,4.20;
実験値:C,64.80;H,5.79;N,4.02
実施例83
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−
N−(5−フェノキシチエン−2−イルメチル)アミノカルボニル〕シクロブタ
ン−3,4−ジカルボン酸
実施例83A
N−プロピル−N−(5−フェノキシチオフェン−2−トルメチル)アミン
5−ニトロチオフェン−2−カルボキシアルデヒドを使用して、5−フェノキ
シチオフェン−2−カルボキシアルデヒドを実施例82Aの方法により合成した
が、精製は、クロマトグラフィー(9:1のヘキサン−EtOAcで溶離)を使
用して行った。1HNMR(CDCl3)δ:9.72(s,1H),7.54(
d,1H),7.42(m,2H),7.25(m,1H),7.20(m,2
H),6.51(d,1H);MS(DCI/NH3)m/e205(M+H)+
,222(M+H+NH3)+
実施例83B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(5−フェノ
キシチエン−2−イルメチル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸
実施例83Aで得た化合物を使用して、実施例81Aの方法
により、N−プロピル−N−(5−フェノキシチオフェン−2−メチル)アミン
を合成した。1HNMR(CDCl3)δ:7.32(m,2H),7.10(m
,3H),6.52(dt,1H),6.38(d,1H),3.88(d,2
H),2.63(t,2H),1.54(m,2H),0.92(t,3H);
MS(DCI/NH3)(M+H)+248
上記で合成したアミンを使用して、実施例81Bの方法により、標記化合物を
合成した。1HNMR(DMSO−d6)δ:7.37(m,4H),7.13,
7.05(両方m,全6H),6.98,6.94(両方m,全2H),6.5
2,6.46,6.45,6.40(全部d,全2H),4.65,4.40(
両方m,全4H),3.95〜3.50(envelope,全4H),3.4
3,3.20,3.03,2.88(全部m,全4H),1.43(m,全4H
),0.80,0.70(両方m,全6H);MS(FAB-)m/e689(
M−H)-;元素分析:計算値(C36H38N2O8S2・0.25H2Oとして):
C,62.19;H,5.58;N,4.03;実験値:C,62.08;H,
5.51;N,3.92
実施例84
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−(フラ
ン−2−イルオキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカ
ルボン酸
実施例84A
5−(4−エトキシカルボニルフェノキシ)−2−フルアルデヒド
4−ヒドロキシ安息香酸エチルを使用して、実施例82Aの方法により、標記
化合物を合成した。ただし、クロマトグラフィー(3:1のヘキサン−EtOA
c)を使用して精製を行った。1HNMR(CDCl3)δ:9.45(s,1H
),8.10(m,2H),7.25(d,1H),7.19(m,2H),5
.75(d,1H),4.40(q,2H),1.41(t,3H);MS(D
CI/NH3)m/e261(M+H)+,278(M+H+NH3)+
実施例84B
5−(4−エトキシカルボニルフェノキシ)−2−フラン酸
リン酸二水素カリウム(10.8g,79.0ミリモル)お
よび塩化ナトリウム(80%,12.0g,106ミリモル)の水(95ml)
溶液を、実施例84Aで得た化合物(3.00g,11.5ミリモル)のt−ブ
タノール(240ml)および2−メチル−2−ブテン(57ml)における溶
液に添加した。2層の反応混合物を室温で2時間、機械滴に攪拌した後、水層を
除去し、有機層を濃縮した。水層および有機残渣を一緒にして、1.1N−Na
HSO4でpHを2に調整し、Et2Oで抽出した。Et2O層を5%重亜硫酸ナ
トリウムで洗浄した後、飽和NaHCO3で抽出した。飽和NaHCO3層を3x
Et2Oで洗浄した後、1.1N−NaHSO4でpHを1に調整し、3xEt2
Oで抽出した。Na2SO4で脱水して減圧濃縮すると、1,10g(34%)の
標記化合物が淡黄色固体として得られた。1HNMR(CD3OD)δ:8.08
(m,2H),7.27(d,1H),7.21(m,2H),5.90(d,
1H),4.36(q,2H),1.39(t,3H);MS(DCI/NH3
)m/e294(M+H+NH3)+
実施例84C
4−(フラン−2−イルオキシ)安息香酸エチル
実施例84Bで得た化合物(1.05g,3.80ミリモル)のキノリン(1
.7ml)におけるスラリーに、銅粉末(70mg)を添加した。反応物を1時
間、200℃に加熱し、室温に冷却して、Et2Oおよび1M−H3PO4に分配
した。Et2O層を3x1M−H3PO4、3x飽和NaHCO3およびブラインで
洗浄し、Na2SO4で脱水して真空濃縮した。残渣をクロマトグラフィー(2%
EtOAc/ヘキサンを使用)にかけると、550mgの標記化合物が黄色油状
物(62%)として得られた。1HNMR(CDCl3)δ:8.04(m,2H
),7.10(dd,1H),7.03(m,2H),6.40(dd,1H)
,5.70(dd,1H),4.36(q,2H),1.39(t,3H);M
S(DCI/NH3)m/e233(M+H)+,250(M+H+NH3)+
実施例84D
4−(フラン−2−イルオキシ)ベンジルアルコール
実施例84Cで得た化合物(535mg,2.30ミリモル)のTHF(4m
l)溶液を、LAHのTHF溶液(4mlの1.0M−LAH)に添加した。反
応混合物を室温で1時間攪拌した後、5℃に冷却した。水(0.13ml)、1
5%
NaOH(0.13ml)および水(0.35ml)を順次添加し、混合物を1
5分攪拌した。Et2OおよびMgSO4を添加した後、混合物をシリカゲルの小
さいプラグにより濾過し、濾液を減圧濃縮すると、435mg(100%)の標
記化合物が黄色油状物として得られた。1HNMR(CDCl3)δ:7.35(
m,2H),7.05(dd,1H),7.03(m,2H),6.44(dd
,1H),5.60(dd,1H),4.66(d,2H),1.63(t,1
H);MS(DCI/NH3)m/e191(M+H)+
実施例84E
4−(フラン−2−イルオキシ)ベンズアルデヒド
実施例84Dで得た化合物(430mg,2.30ミリモル)を9:1のCH2
Cl2−CH3CN(22ml)に溶解し、これに、N−モルホリン−N−オキ
シド(400mg,3.40ミリモル)および粉末の活性分子ふるい(2.10
g)を添加した。10分攪拌した後、過ルテニウム酸テトラプロピルアンモニウ
ム(40mg,0.11ミリモル)を添加し、反応物を室温で30分攪拌した後
、セライトおよびEt2Oを添加した。混合物をシリカゲルの小さいプラグによ
り濾過し、濾
液を濃縮すると、350mg(81%)の標記化合物が褐色油状物として得られ
た。1HNMR(CDCl3)δ:9.95(s,1H),7.88(m,2H)
,7.12(m,3H),6.42(dd,1H),5.76(dd,1H);
MS(DCI/NH3)m/e189(M+H)+,206(M+H+NH3)+
実施例84F
N−プロピル−N−4−(フラン−2−イルオキシ)ベンジルアミン
実施例84Eで得た化合物を使用して、実施例81Aの方法により、標記化合
物を合成した。1HNMR(CDCl3)δ:7.28(m,2H),7.05(
dd,1H),6.99(m,2H),6.33(dd,1H),5.56(d
d,1H),3.77(s,2H),2.60(t,2H),1.55(m,2
H),0.93(t,3H);MS(DCI/NH3)m/e232(M+H)+
実施例84G
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−(フラ
ン−2−イルオキシベンジル)アミノカルボ
ニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例84Fで得た化合物を使用して、実施例81Bの方法により、標記化合
物を合成した。1HNMR(DMSO−d6)δ:7.32,7.25(両方m,
全6H),7.02,6.95(両方m,全4H),6.48(m,2H),5
.78(m,2H),4.70,4.25(両方m,全4H),3.90,3.
60(両方m,全4H),3.55〜3.15,2.93,2.78(enve
lope,m,m,全4H),1.48(m,4H),0.80(m,6H);
MS(FAB-)m/e657(M−H)-;元素分析:計算値(C36H38N2O1 0
・0.5H2Oとして):C,64.76;H,5.89;N,4.20;実験
値:C,64.82;H,5.81;N,3.99
実施例85
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−(チア
ゾール−2−イルオキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−
ジカルボン酸
4−ヒドロキシ安息香酸エチルおよび2−ブロモチアゾールを使用して、4−
(チアゾール−2−イルオキシ)安息香
酸エチルを実施例82Aの方法により合成した。ただし、反応物は一夜、120
℃に加熱し、クロマトグラフィー(9:1のヘキサン−EtOAcで溶離)を使
用して精製を行った。1HNMR(CDCl3)δ:8.10(m,2H),7.
35(m,2H),7.28(d,1H),6.90(d,1H),4.38(
q,2H),1.39(t,3H);MS(DCI/NH3)(M+H)+250
および(M+H+NH3)+267
上記で合成したエステルおよび実施例84Dに記載の方法を使用して、4−(
チアゾール−2−イルオキシ)ベンジルアルコールを得た。1HNMR(CDC
l3)δ:7.43(m,2H),7.28(m,2H),7.23(d,1H
),6.82(d,1H),4.70(d,2H),1.88(t,1H);M
S(DCI/NH3)(M+H)+208
上記で合成したアルコールおよび実施例84Eに記載の方法を使用して、4−
(チアゾール−2−イルオキシ)ベンズアルデヒドを合成したが、クロマトグラ
フィー(4:1のヘキサン−EtOAcで溶離)を使用して精製を行った。1H
NMR(CDCl3)δ:10.00(s,1H),7.95(m,
2H),7.46(m,2H),7.30(d,1H),6.95(d,1H)
;MS(DCI/NH3)(M+H)+206および(M+H+NH3)+223
上記で合成したアルデヒドおよび実施例81Aに記載の方法を使用して、N−
プロピルN−(4−(チアゾリル−2−イルオキシ)ベンジル)アミンを得たが
、クロマトグラフィーでは、3〜5%のMeOH/CHCl3を使用した。1HN
MR(CDCl3)δ:7.39(m,2H),7.23(d,1H),7.2
3(m,2H),6.80(d,1H),5.56(dd,1H),3.80(
s,2H),2.63(t,2H),1.55(m,2H),0.96(t,3
H);MS(DCI/NH3)(M+H)+249
上記で合成したアミンを使用して、実施例81Bに記載の方法により標記化合
物を合成したが、分離HPLCによる精製(Rainin Dynamax−6
0A C18カラム,20〜100%勾配のCH3CN対0.1%TFA/水を
使用)がさらに必要であった。1HNMR(DMSO−d6)δ:7.40〜7.
20(envelope,12H),4.75,4.30(両方m,全4H),
4.00,3.89,3.65
(全部m,全4H),3.55〜3.20,2.96,2.78(envelo
pe,m,m,全4H),1.50(m,4H),0.80(m,6H);MS
(FAB+)m/e693(M+H)+;元素分析:計算値(C34H36N4O8S2
・0.33TFAとして):C56.99:H,5.01;N,7.67;実験
値:C,57.02;H,5.11;N,7.64
実施例86
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−(ピロ
ール−1−イルメチル)ベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−
ジカルボン酸
実施例86A
N−(4−(ピロール−1−イルメチル)ベンジル)アミン
ピロールおよび4−(ブロモメチル)ベンゾニトリルならびに実施例83Aの
方法を使用してN−(4−シアノベンジル)ピロールを得たが、溶媒としてDM
Fを使用した。1HNMR(CDCl3)δ:7.62(m,2H),7.14(
m,2H),6.69(m,2H),6.24(m,2H),5.15(s,2
H);MS(DCI/NH3)(M+H)+
183および(M+H+NH3)+200
上記で合成したニトリルおよび実施例84Dの方法を使用して標記化合物を得
たが、室温で1時間おいた後、反応物は、75分間加熱還流した。1HNMR(
CDCl3)δ:7.28(m,2H),7.10(m,2H),6.69(m
,2H),6.19(m,2H),5.05(s,2H),3.85(s,2H
);MS(DCI/NH3)(M+H)+187および(M+H+NH3)+204
実施例86B
N−〔4−(ピロール−1−イルメチル)ベンジル〕プロピルアミド
実施例86Aで得た化合物(1.00g,5.38ミリモル)およびトリエチ
ルアミン(0.60g,0.82ml,5.93ミリモル)のCH2Cl2(8m
l)溶液を0℃に冷却し、これに、塩化プロピオニル(0.50g,0.47m
l,5.41ミリモル)/CH2Cl2(5.5ml)を滴下した。浴を取り外し
、反応混合物を10分攪拌した後、EtOAcで希釈した。得られた溶液を3x
1M−H3PO4、3x飽和NaHCO3およびブラインで洗浄し、Na2SO4で
脱水し
て減圧濃縮すると、1.25g(96%)の白色固体が得られた。1HNMR(
CDCl3)δ:7.24(d,2H),7.08(d,2H),6.69(m
,2H),6.19(m,2H),5.75(brs,1H),5.05(s,
2H),4.40(d,2H),2.23(q,2H),1.18(t,3H)
;MS(DCI/NH3)(M+H)+243および(M+H+NH3)+260
実施例86C
N−プロピル−N−(4−(ピロール−1−イルメチル)ベンジル)アミン
実施例86Bで得た化合物(1.20g,4.96ミリモル)のTHF(8m
l)溶液を、LAHのTHF溶液(9.9mlの1.0M−LAH)に添加し、
3時間加熱還流した後、5℃に冷却した。次いで、水(0.50ml)、15%
NaOH(0.50ml)および水(1.50ml)を添加し、混合物を15分
間攪拌した。Et2OおよびMgSO4を添加した後、混合物をシリカゲルの小さ
いプラグにより濾過し、CH2Cl2で洗浄した。濾液を減圧濃縮し、クロマトグ
ラフィー(97:3のCHCl3−MeOHで溶離)により精製すると、
黄色の油状物(880mg,78%)が得られた。1HNMR(CDCl3)δ:
7.28(d,2H),7.08(d,2H),6.69(m,2H),6.1
9(m,2H),5.05(s,2H),3.77(s,2H),2.59(t
,2H),1.55(m,2H),0.93(t,3H);MS(DCI/NH3
)(M+H)+229
実施例86D
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−(ピロ
ール−1−イルメチル)ベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−
ジカルボン酸
実施例86Cで得た化合物を使用して、実施例81Bの方法により標記化合物
を合成した。1HNMR(DMSO−d6)δ:7.20〜7.00(envel
ope,8H),6.80(m,4H),6.02(m,4H),5.78(m
,2H),5.10,5.08(両方s,全4H),4.70,4.25(両方
m,全4H),3.92,3.80,3.60(全部m,全4H),3.55〜
3.10,2.90,2.75(envelope,m,m,4H),1.45
(m,4H),0.78(m,6H);MS(FAB+)m/e
653(M+H)+;元素分析:計算値(C38H44N4O6・0.25H2Oとして
):C,69.44;H,6.82;N,8.52;実験値:C,69.47;
H,6.70;N,8.35
実施例87
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(3−メチル
−4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸
実施例87A
3−メチル−4−フェノキシベンズアルデヒド
m−クレゾール(2.58g,24.0ミリモル)/DMSO(5ml)を、
NaH(60%,1.63g,40.4ミリモル)/DMSO(10ml)懸濁
物に15分かけて滴下した。さらに15分後、p−フルオロベンズアルデヒド(
2.54g,20.5ミリモル)/DMSO(5ml)溶液を添加した。反応物
を125℃で3時間加熱した後、室温に冷却し、1N−HClおよびEt2Oに
分配した。Et2O層を15%NaOHおよびブラインで洗浄し、Na2SO4で
脱水した。真空蒸留(3.4mmHg,154−8℃)
にかけると2.35gの油状物が得られ、これをクロマトグラフィー(9:1の
ヘキサン−Et2Oを使用)により精製すると、1.98g(46%)の無色の
油状物が得られた。1HNMR(CDCl3)δ:9.92(s,1H),7.8
5(m,2H),7.30(m,1H),7.05(m,3H),6.90(m
,2H),2.38(s,3H);MS(DCI/NH3)(M+H)+213お
よび(M+H+NH3)+230
実施例87B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−{N−プロピル−〔4−(3’−メ
チル)フェノキシベンジル〕アミノカルボニル}シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸
実施例87Aで得た化合物および実施例81Aに記載の方法を使用して、N−
プロピル−N−(3−メチル−4−フェノキシベンジル)アミンを得た。1HN
MR(CDCl3)δ:7.28(m,2H),7.30(m,1H),6.9
5(m,2H),6.90(m,1H),6.80(m,2H),3.77(s
,2H),2.33(s,3H),2.62(t,2H),1.55(m,2H
),0.93(t,3H);MS
(DCI/NH3)(M+H)+256
上記で得られたアミンおよび実施例81Bに記載の方法を使用して、標記化合
物を得た。1HNMR(DMSO−d6)δ:7.30〜7.10(envelo
pe,6H),7.00〜6.75(envelope,10H),4.70,
4.25(両方m,全4H),3.95,3.63(両方m,全4H),3.5
5〜3.15,2.95,2.80(envelope,m,m,4H),2.
27(m,6H),1.50(m,4H),0.80(m,6H);MS(FA
B+)(M+H)+707;元素分析:計算値(C42H46N2O8として):C,7
1.37;H,6.56;N,3.96;実験値:C,71.12;H,6.4
9;N,3.82
実施例88
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−ナフト
−2−イルオキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸
2−ナフトールおよび実施例87Aの方法を使用して4−(ナフト−2−イル
オキシ)ベンズアルデヒドを得たが、真空蒸留は省いた。1HNMR(CDCl3
)δ:9.94(s,
1H),7.90(m,4H),7.78(m,1H),7.50(m,3H)
,7.28(dd,1H),7.12(m,2H);MS(DCI/NH3)(
M+H)+249および(M+H+NH3)+266
上記で合成したアルデヒドおよび実施例81Aに記載の方法を使用して、N−
プロピル−N−(4−ナフト−2−イルオキシベンジル)アミンを合成した。1
HNMR(CDCl3)δ:7.82(m,2H),7.70(m,1H),7
.42(m,2H),7.32(m,1H),7.27(m,3H),7.04
(m,2H),3.79(s,2H),2.62(t,2H),1.55(m,
2H),0.93(t,3H);MS(DCI/NH3)(M+H)+292
上記で合成したアミンおよび実施例81Bに記載の方法を使用して、標記化合
物を得た。1HNMR(DMSO−d6)δ:7.90(m,4H),7.78(
m,2H),7.44(m,6H),7.25(m,6H),,7.00(m,
4H),4.70,4.30(両方m,全4H),3.95,3.63(両方m
,全4H),3.55〜3.15,3.00,2.80(envelope,m
,m,全4H),1.50
(m,4H),0.80(m,6H);MS(FAB+)(M+H)+779;元
素分析:計算値(C48H46N2O8として):C,74.02;H,5.95;N
,3.60;実験値:C,73.70;H,6.10;N,3.54
実施例89
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−(3−
メチル−1−フェノキシ)ベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4
−ジカルボン酸
実施例89A
4−(3−メチル−1−フェノキシ)ベンゾニトリル
フェノールおよび2−フルオロ−5−ニトロトルエンならびに実施例82Aに
記載の方法を使用して、4−(3−メチル−1−フェノキシ)ニトロベンゼンを
得た。ただし、反応物の加熱は60℃で一夜行い、真空蒸留は4.5mmHg、
174〜5℃で行った。1HNMR(CDCl3)δ:8.16(dd,1H),
8.00(dd,1H),7.42(m,2H),7.23(m,1H),7.
05(m,2H),6.78(d,1H),2.42(s,3H);MS(DC
I/NH3)(M+H)+247
上記で合成したニトロ化合物を10%Pd/C触媒/MeOHを使用してH2
下で還元すると、4−(3−メチル−1−フェノキシ)アニリンが得られた。1
HNMR(CDCl3)δ:7.27(m,2H),6.97(m,1H),6
.83(m,2H),6.80(d,1H),6.60(d,1H),6.52
(m,1H),3.53(brs,2H),2.11(s,3H);MS(DC
I/NH3)(M+H)+200および(M+H+NH3)+217
上記で合成したアミン(2.75g,13.8ミリモル)を2N−HCl(2
0ml)に添加した後、5℃に冷却すると、紫色の濃厚なスラリーが得られた。
反応温度を約5℃に保持して、亜硝酸ナトリウム(0.84g,14.2ミリモ
ル)の水(2ml)溶液を滴下した。さらに少量の亜硝酸ナトリウムを反応物に
添加すると、KI−澱粉片によるHONOテストが陽性になったので、固体のN
a2CO3を使用してpHを7〜8に調整した。この溶液を、トルエン(10ml
)とシアン化ナトリウム(1.65g,33.6ミリモル)およびシアン化銅(
I)(1.45g,16.2ミリモル)の水(15ml)溶
液との激しく攪拌した混合物に、反応温度を約5℃に保持して少しずつ添加した
。非常に濃厚な褐色の反応混合物をさらにトルエンで希釈し、5℃で15分攪拌
した後、室温で2時間攪拌した。反応混合物をEtOAcおよび2N−HClに
添加し、有機層をNa2SO4で脱水して真空濃縮した。得られた残渣をクロマト
グラフィー(95:5のヘキサン−Et2Oで溶離)にかけると、標記化合物が
赤橙色の油状物(500mg,17%)として得られた。1HNMR(CDCl3
)δ:7.55(d,1H),7.40(m,3H),7.20(m,1H),
7.00(m,2H),6.79(d,1H),2.35(s,3H);MS(
DCI/NH3)(M+H+NH3)+227
実施例89B
4−(3−メチル−1−フェノキシ)ベンズアルデヒド
実施例89Aで得た化合物(490mg,2.34ミリモル)をトルエン(1
2ml)に溶解して0℃に冷却し、これに5mlの1.5M−DIBAL/トル
エンを添加した。反応混合物を0〜10℃で2.5時間攪拌した後、EtOAc
および1N−HClを添加した。有機層を水およびブラインで洗浄し、Na2S
O4で脱水して減圧濃縮した。残渣をクロマトグラフ
ィー(95:5のヘキサン−EtOAcで溶離)にかけると、標記化合物が橙色
の油状物(330mg,66%)として得られた。1HNMR(CDCl3)δ:
9.90(s,1H),7.80(d,1H),7.63(dd,1H),7.
40(m,2H),7.19(m,1H),7.03(m,2H),6.85(
d,1H),2.40(s,3H);MS(DCI/NH3)(M+H)+213
および(M+H+NH3)+230
実施例89C
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−{N−プロピル−〔3−メチル−4
−フェノキシベンジル〕アミノカルボニル}シクロブタン−3,4−ジカルボン
酸
実施例89Bで得た化合物および実施例81Aに記載の方法を使用して、N−
プロピル−N−(4−(3−メチル−1−フェノキシ)ベンジル)アミンを得た
。1HNMR(CDCl3)δ:7.30(m,2H),7.22(d,1H),
7.10(dd,1H),7.03(m,1H),6.88(m,3H),3.
76(s,2H),2.64(t,2H),2.22(s,3H),1.58(
m,2H),0.95(t,3H);
MS(DCI/NH3)(M+H)+256
上記で合成したアミンおよび実施例81Bに記載の方法を使用して、標記化合
物を合成した。1HNMR(DMSO−d6)δ:7.35(m,4H),7.1
9(m,2H),7.07(m,4H),6.84(m,6H),4.65,4
.30(両方m,全4H),3.95,3.63(両方m,全4H),3.55
〜3.10,3.00,2.80(envelope,m,m,4H),2.1
8,2.15,2.13,2.10(全部s,全3H),1.50(m,4H)
,0.80(m,6H);MS(FAB+)(M+H)+707;元素分析:計算
値(C42H46N2O8として):C,71.37;H,6.56;N,3.96;
実験値:C,70.96;H,6.39;N,3.84
実施例90
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−(4−
メチル−1−フェノキシ)ベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4
−ジカルボン酸
p−クレゾールおよび実施例87Aに記載の方法を使用して、4−(4−メチ
ル−1−フェノキシ)ベンズアルデヒドを得た。
ただし、真空蒸留は省いた。1HNMR(CDCl3)δ:9.92(s,1H)
,7.82(m,2H),7.21(m,2H),7.04(m,2H),6.
98(m,2H),2.38(s,3H);MS(DCI/NH3)(M+H)+
213および(M+H+NH3)+230
上記で合成したアルデヒドおよび実施例81Aに記載の方法を使用して、N−
プロピル−N−(4−(4−メチル−1−フェノキシ)ベンジル)アミンを得た
。1HNMR(CDCl3)δ:7.28(m,2H),7.13(m,2H),
6.95(m,2H),6.90(m,2H),3.77(s,2H),2.6
2(t,2H),2.32(s,3H),1.55(m,2H),0.93(t
,3H);MS(DCI/NH3)(M+H)+256
上記で合成したアミンおよび実施例81Bに記載の方法を使用して、標記化合
物を得た。1HNMR(DMSO−d6)δ:7.20(m,8H),6.96〜
6.82(envelope,8H),4.70,4.25(両方m,全4H)
,3.90,3.60(両方m,全4H),3.55〜3.15,2.95,2
.78(envelope,m,m,全4H),
2.27(m,6H),1.50(m,4H),0.80(m,6H);MS(
FAB+)(M+H)+707;元素分析:計算値(C42H46N2O8・0.25H2
Oとして):C,70.92;H,6.59;N,3.94;実験値:C,7
0.80;H,6.69;N,3.83
実施例91
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−ナフト
−1−イルオキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸
1−ナフトールおよび実施例87Aに記載の方法を使用して4−(ナフト−1
−イルオキシ)ベンズアルデヒドを得た。ただし、真空蒸留は省いた。1HNM
R(CDCl3)δ:9.93(s,1H),8.00(dd,1H),7.9
3(d,1H),7.85(m,2H),7.76(d,1H),7.55(m
,1H),7.49(m,2H),7.17(dd,1H),7.08(m,2
H);MS(DCI/NH3)(M+H)+249および(M+H+NH3)+26
6
上記で合成したアルデヒドおよび実施例81Aに記載の方法
を使用して、N−プロピル−N−(4−(ナフト−1−イルオキシ)ベンジル)
アミンを得た。1HNMR(CDCl3)δ:8.21(m,1H),7.87(
m,1H),7.60(d,1H),7.50(m,2H),7.37(dd,
1H),7.30(m,2H),7.02(m,2H),6.93(dd,1H
),3.79(s,2H),2.62(t,2H),1.55(m,2H),0
.93(t,3H);MS(DCI/NH3)(M+H)+292
上記で合成したアミンおよび実施例81Bに記載の方法を使用して、標記化合
物を合成した。1HNMR(DMSO−d6)δ:8.05(m,2H),7.9
7(m,2H),7.73(m,2H),7.60〜7.40(envelop
e,6H),7.25,7.18(両方m,全4H),6.95(m,6H),
4.70,4.27(両方m,全4H),3.90,3.63(両方m,全4H
),3.55〜3.15,2.95,2.78(envelope,m,m,全
4H),1.50(m,4H),0.80(m,6H);MS(FAB+)(M
+H)+779;元素分析:計算値(C48H46N2O8・0.25H2Oとして):
C,73.59;H,5.98;N,
3.58;実験値:C,73.46;H,5.94;N,3.48
実施例92
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3−〔N−(5−テトラゾリ
ル)〕カルボキサミド−4−カルボン酸
実施例92A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3−〔N−(5−テトラゾリ
ル)〕カルボキサミド−4−カルボン酸メチル
実施例95で得た化合物(118mg,0.17ミリモル)をTHF(0.8
ml)に溶解し、これに、カルボニルジイミダゾール(28mg,0.17ミリ
モル)を添加した。反応物を1.5時間加熱還流した後、無水5−アミノテトラ
ゾール(22mg,0.26ミリモル)を添加し、還流をさらに2.5時間続け
た。室温に冷却した後、氷および3N−HClを添加し、EtOAcで抽出した
。有機抽出物を一緒にしてブ
ラインで洗浄し、Na2SO4で脱水して減圧濃縮した。残渣をクロマトグラフィ
ー(98.75:1.25:0.5のCHCl3−MeOH−CH3CO2Hで溶
離)により精製すると、50mg(38%)の標記化合物がガラス状物質として
得られた。MS(FAB+)m/e760(M+H)+
実施例92B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3−〔N−(5−テトラゾリ
ル)〕カルボキサミド−4−カルボン酸
実施例92Aで得た化合物(47mg,0.062ミリモル)をMeOH(1
.2ml)に溶解して0℃に冷却し、これに、水酸化リチウム一水和物(11m
g,0.26ミリモル)の水(0.3ml)溶液を添加した。反応物をN2下、
0〜10℃で1.5時間攪拌した後、室温で3時間温めた。反応混合物をEtO
Acおよび1M−H3PO4に分配し、有機層をブラインで洗浄して、Na2SO4
で脱水し、減圧濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィー(97.5:2.
5:0.5のCHCl3−MeOH−CH3CO2Hで溶離)により精製す
るとガラス状物質が得られ、これを実施例81Bと同様に処理すると、20mg
(44%)の標記化合物が白色固体として得られた。1HNMR(DMSO−d6
)δ:7.39,7.28,7.13,7.00(全部m,全18H),6.6
3(m,1H),4.75,4.33(両方m,全4H),4.00,3.75
(両方m,全4H),3.60〜2.60(envelope,全4H),1.
50,1.15(両方m,全4H),0.83,0.55(両方m,全6H);
MS(FAB+)(M+H)+746;元素分析:計算値(C41H43N7O7・1.
0H2Oとして):C,64.47;H,5.94;N,12.84;実験値:
C,64.59;H,6.00;N,12.60
実施例93
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3−(N−(5−テトラゾリ
ル)アミノカルボニルアミノ)−4−カルボン酸
実施例93A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−
N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3−(N−
(5−テトラゾリル)アミノカルボニルアミノ)−4−カルボン酸メチル
実施例95で得た化合物(212mg,0.30ミリモル)をトルエン(3m
l)に溶解し、これに、トリエチルアミン(0.42ml,31mg,0.30
ミリモル)およびジフェニルホスホリルアジド(0.72ml,92mg,0.
33ミリモル)を添加した。N2下、65℃で2.25時間攪拌した後、無水5
−アミノテトラゾール(255mg,3.00ミリモル)を添加し、N2下、9
0℃で一夜、攪拌を続けた。反応物をEtOAcで希釈し、1M−H3PO4およ
びブラインで洗浄した後、Na2SO4で脱水した。濾過、蒸発後、残渣をクロマ
トグラフィー(98.75:1.25:0.5のCHCl3−MeOH−CH3C
O2Hで溶離)により精製すると50mg(21%)の標記化合物がガラス状物
質として得られた。MS(FAB+)(M+H)+775
実施例93B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブ
タン−3−(N−(5−テトラゾリル)アミノカルボニルアミノ)−4−カルボ
ン酸
実施例93Aで得た化合物および実施例82Bに記載の方法を使用して、標記
化合物を得た。ただし、反応は室温で一夜行い、クロマトグラフィーは97:3
:1のCHCl3−MeOH−CH3CO2Hを使用した。1HNMR(DMSO−
d6)は、予想される構造と一致した。MS(FAB+)(M+H)+761;元
素分析:計算値(C41H44N8O7・1.25H2Oとして):C,62.87;
H,5.98;N,14.30;実験値:C,62.61;H,5.80;N,
14.06
実施例94
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸ジメチ
ルエステル
実施例17で得た酸(268mg,0.395ミリモル)/ジクロロメタン(
5ml)を、過剰のジアゾメタンのエーテル溶液で処理した。溶媒を蒸発させる
と、283mg(100%)の標記化合物が油状物として得られた。1H
NMR(CDCl3,300MHz)δ:7.40〜6.87(m,18H),
4.83,4.81,4.64,4.57,4.34,4.22(6d,全4H
),4.20〜4.08,3.97〜3.81(2m,全4H),3.72,3
.69,3.53,3.52(4s,全6H),3.63〜3.43,3.35
〜3.17,3.17〜3.01,3.01〜2.86(4m,全4H),1.
68〜1.48(m,4H),0.97〜0.78(m,6H)
実施例95
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−3−(メトキシカルボニル)シクロブタン
−4−カルボン酸
実施例17で得た酸(10.97g,16.16ミリモル)/ジクロロメタン
を、過剰のジアゾメタンのエーテル溶液で処理した。溶媒を蒸発させ、残渣をテ
トラヒドロフラン(135ml)およびメタノール(20ml)の混合物に溶解
し、−10℃に冷却した。冷たいLiOH一水和物(680mg,16.2ミリ
モル)の水(45ml)溶液を添加し、反応物を−10〜0℃で3時間攪拌した
後、−20℃の冷凍庫に一夜置
いた。2M−HClで反応を停止して濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶解し、ブ
ラインで洗浄して、Na2SO4で脱水し、蒸発させた。残渣をシリカゲルクロマ
トグラフィー(2〜4%のメタノール/クロロホルム)にかけると、5.56g
(50%)の標記化合物がフォームとして得られた。1HNMR(CDCl3,3
00MHz)δ:7.40〜6.83(m,18H),4.88〜3.80(e
nvelope,8H),3.71,3.68,3.52,3.51(4s,全
6H),1.65〜1.38(m,4H),0.94〜0.75(m,6H);
元素分析:計算値(C41H44N2O8・0.5H2Oとして):C,70.17;
H,6.46;N,3.99;実験値:C,69.82;H,6.28;N,4
.01
実施例96
(1α,2β,3α,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,−4−ジカルボン酸
実施例96A
(1α,2β,3α,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−3−
(メトキシカルボニル)シクロブタン−4−カルボン酸
ジイソプロピルアミン(36μl,0.26ミリモル)/テトラヒドロフラン
(1ml)に−78℃でn−BuLi(110μl,0.237ミリモル,2.
15Mヘキサン溶液)を添加した。10分後に、実施例95で得た化合物(70
.1mg,0.101ミリモル)のテトラヒドロフラン(1ml)溶液を添加し
た。−78℃で20分後、酢酸(60μl)のテトラヒドロフラン(1ml)溶
液を添加し、溶媒を蒸発させ、残渣をクロロホルムおよびブラインと2M−HC
lとの2:1混合物に分配した。混合物をクロロホルムで抽出し、Na2SO4で
脱水して蒸発させると、標記化合物および出発物質のモノエステルの混合物が7
1.2mg得られた。1HNMR(CDCl3,300MHz)δ:3.655,
3.650,3.595,3.590(標記化合物)および3.71,3.68
,3.52,3.51(出発物質のモノ酸)(8s,全6H)
実施例96B
(1α,2β,3α,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブ
タン−3,4−ジカルボン酸
実施例96Aで得た混合物(64.3mg,0 093ミリモル)のテトラヒ
ドロフラン(1.5ml)溶液に0℃でLiOH−水和物(14mg,0.33
ミリモル)の水(0.5ml)溶液を添加した。0℃で2時間、室温で1時間放
置した後、ブラインと2M−HClとの1:1混合物で反応を停止した。混合物
をクロロホルムで抽出し、Na2SO4で脱水して蒸発させると、標記化合物およ
び実施例17で得た化合物の混合物が59.4mg得られた。逆相HPLC(6
0%CH3CN/40%H2O/0.1%トリフルオロ酢酸の移動溶離液)により
分離すると、23.9mgの標記化合物が得られた。1HNMR(DMSO−d6
,300MHz)δ:7.40〜7.30,7.20〜7.06,7.02〜6
.91,6.91〜6.82(4m,全18H),5.15〜4.98,4.7
8〜4.53,4.45〜4.30,4.27〜4.08(4m,全4H)
実施例97
(1α,2β,3α,4β)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブ
タン−3,4−ジカルボン酸
実施例94で得た化合物(70.3mg,0.099ミリモル)にナトリウム
メトキシド/メタノール(2mlのNa(27.4mg)/メタノール(10m
l))を添加し、混合物を18時間加熱還流した。混合物を酢酸エチルで希釈し
、2M−HClおよびブラインで洗浄した後、Na2SO4で脱水して蒸発させる
と、60.9mg(87%)の油状物が得られた。この物質をメタノール(2m
l)に溶解し、1M−NaOH(0.5ml)で処理した。室温で5時間後、溶
媒を蒸発させ、残渣をクロロホルムおよびブラインと2M−HClとの2:1混
合物に分配した。混合物をクロロホルムで抽出し、Na2SO4で脱水して蒸発さ
せた。残渣を酢酸エチルおよびヘキサンの混合物から再結晶すると、42.3m
g(63%)の標記化合物が白色固体として得られた。1HNMR(DMSO−
d6,150℃,300MHz)δ:7.40〜6.90(envelope,
18H),4.55(d,2H),4.44(d,2H),3.76(d,2H
),3.36(d,2H),3.21(t,4H),1.53〜1.40(m,
4H),0.80(t,6H);元素分析:計
算値(C40H42N2O8として):C,70.78;H,6.24;N,4.13
;実験値:C,70.66;H,6.20;N,4.07
実施例98
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−3−〔(ヒドロキシアミノ)カルボニル〕
シクロブタン−4−カルボン酸
実施例98A
(1α,2β,3β,4α)−3−(ベンジルオキシアミノ)カルボニル−1,
2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕
−4−(メトキシカルボニル)シクロブタン
実施例95で得た化合物(72.5mg,0.105ミリモル)のジクロロメ
タン(2ml)溶液に−10℃で、4−メチルモルホリン(28μl,0.26
ミリモル)、次いでクロロギ酸イソブチル(15μl,0.11ミリモル)を添
加した。3分後、(O−ベンジル)ヒドロキシルアミン塩酸塩(20mg,0.
13ミリモル)を添加した。反応物を−10〜0℃
で15分間攪拌した後、室温で2時間攪拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、
2M−HCl、飽和NaHCO3水溶液およびブラインで順次洗浄し、Na2SO4
で脱水して蒸発させた。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(50%酢酸エ
チル/ヘキサンで溶離)にかけると、67.1mg(80%)の標記化合物が得
られた。1HNMR(CDCl3,300MHz)δ:7.45〜6.85(m,
23H),5.43〜4.70(m,2H),3.67,3.62,3.53,
3.51(4s,全3H)
実施例98B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−3−〔(ヒドロキシアミノ)カルボニル〕
−4−(メトキシカルボニル)シクロブタン
実施例98Aで得た化合物(65.0mg,0.081ミリモル)および10
%Pd/C(51mg)/酢酸エチル(2ml)を水素雰囲気下で4時間攪拌し
た。混合物を濾過し、蒸発させると、51.7mg(90%)の標記化合物がフ
ォームとして得られた。1HNMR(CDCl3,300MHz)δ:
7.40〜6.77(m,19H),4.85〜4.22(m,4H),4.2
2〜3.70(m,4H),3.69,3.66,3.55,3.53(4s,
全3H),3.60〜2.90(envelope,4H),1.65〜1.3
0(m,4H),0.93〜0.75(m,6H)
実施例98C
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−3−〔(ヒドロキシアミノ)カルボニル〕
シクロブタン−4−カルボン酸
実施例98Bで得た化合物(48.9mg,0.069ミリモル)のテトラヒ
ドロフラン(1.5ml)溶液に0℃でLiOH一水和物(11.0mg,0.
26ミリモル)の水(0.5ml)溶液を添加した。0℃で1時間後、2M−H
Clで反応を停止し、濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶解し、ブラインと2M−
HClとの1:1混合物で洗浄してNa2SO4で脱水し、蒸発させた。残渣をジ
クロロメタンに溶解し、ヘキサンと混濁させ、蒸発させると、45.8mg(9
6%)の標記物質がフォームとして得られた。1HNMR
(CDCl3,300MHz)δ:7.45〜6.75(m,19H),4.8
5〜2.65(envelope,12H),1.60〜1.25(m,4H)
,0.90〜0.65(m,6H);元素分析:計算値(C40H43N3O8として
):C,69.25;H,6.25;N,6.06;実験値:C,69.25;
H,6.47;N,5.79
実施例99
(1α,2β,3β,4α)−3−(アミノ)カルボニル−1,2−ジ−〔N−
プロピル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−
4−カルボン酸
実施例99A
(1α,2β,3β,4α)−3−(アミノ)カルボニル−1,2−ジ−〔N−
プロピル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕−4−(メトキ
シカルボニル)シクロブタン
実施例98Aの方法を使用したが、(O−ベンジル)ヒドロキシルアミン塩酸
塩の代わりに濃NH4OH水溶液を使用し、シリカゲルクロマトグラフィー(8
0%酢酸エチル/ヘキサン)にかけると、標記化合物が89%収率でフォームと
して得られた。1HNMR(CDCl3,300MHz)δ:7.25〜
6.72(m,18H),6.32〜6.05,5.29〜5.08(2br,
全2H),4.80,4.75,4.65,4.58,4.45,4.38,4
.35〜4.25(6d,1m,全4H),4.16〜3.92(m,4H),
3.75,3.73,3.62(3s,全3H),3.75〜2.90(env
elope,全4H),1.70〜1.35(m,4H),0.95〜0.75
(m,6H)
実施例99B
(1α,2β,3β,4α)−3−(アミノ)カルボニル−1,2−ジ−〔N−
プロピル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−
4−カルボン酸
実施例99Aで得た化合物を使用して、実施例98Cの方法により、標記化合
物が100%収率でフォームとして得られた。1HNMR(CDCl3,300M
Hz)δ:7.40〜6.85(m,18H),6.50〜6.20,5.60
〜5.40(2br,全2H),4.82〜4.15(envelope,全4
H),4.15〜3.90(m,4H),3.75〜2.90(envelop
e,全4H),1.70〜1.35(m,4H),0.95〜0.72(m,6
H);
元素分析:計算値(C40H43N3O7・0.4ヘキサンとして):C,71.52
;H,6.89;N,5.89;実験値:C,71.26;H,6.91;N,
5.57
実施例100
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−3−(トリフルオロメタンスルホニルアミ
ノ)シクロブタン−4−カルボン酸
実施例100A
(1α,2β,3β,4α)−3−(t−ブチルオキシカルボニルアミノ)−1
,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル
〕−4−(メトキシカルボニル)シクロブタン
実施例95で得た化合物(147.5mg,0.213ミリモル)のトルエン
(2ml)溶液をトリエチルアミン(30μl,0.21ミリモル)およびジフ
ェニルホスホリルアジド(50μl,0.23ミリモル)で処理した後、65〜
70℃に2時間加熱した。t−ブタノール(200μl,2.1ミリモル)を添
加し、反応物を90℃で90時間攪拌した。混合
物を酢酸エチルで希釈し、2M−HCl,飽和NaHCO3水溶液およびブライ
ンで順次洗浄し、Na2SO4で脱水して蒸発させた。残渣をシリカゲルクロマト
グラフィー(25〜30%酢酸エチル/ヘキサンで溶離)にかけると、64.0
mg(39%)の標記化合物がフォームとして得られた。1HNMR(CDCl3
,300MHz)δ:7.47〜6.87(m,18H),5.40〜2.90
(envelope,全13H),3.71,3.69,3.56(3s,全3
H),1.63〜1.30(m,4H),1.54,1.53,1.45(3s
,全9H),0.95〜0.77(m,6H)
実施例100B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−4−(メトキシカルボニル)−3−〔(ト
リフルオロメタンスルホニル)アミノ〕シクロブタン
実施例100Aで得た化合物(62.0mg,0.081ミリモル)を4M−
HCl/ジオキサン中で1時間攪拌し、蒸発させた。残渣をシシクロロメタンに
溶解し、トリエチルアミン(25μl)で処理して、シリカゲルカラムの上部に
直接通し、
酢酸エチルで溶離すとる、44.5mg(83%)の第一アミンがフォームとし
て得られた。この化合物(44.5mg,0.067ミリモル)のジクロロメタ
ン(2ml)溶液に−78℃でトリエチルアミン(10μl,0.071ミリモ
ル)および無水トリフルオロメタンスルホン酸(12μl,0.071ミリモル
)を添加した。1時間後、反応物を室温に温め、シリカゲルカラムの上部に直接
通して25%酢酸エチル/ヘキサンで溶離すとる、39.0mg(73%)の標
記化合物がフォームとして得られた。1HNMR(CDCl3,300MHz)δ
:7.45〜6.85(m,18H),5.00〜2.87(envelope
,全12H),3.75,3.72,3.56,3.54(4s,全3H),1
.70〜1.37(m,4H),0.95〜0.75(m,6H)
実施例100C
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−3−〔(トリフルオロメタンスルホニル)
アミノ〕シクロブタン−4−カルボン酸
実施例100Bで得た化合物を使用して、実施例97の加水分解方法により、
標記化合物を100%収率でガラス状物質として得た。1HNMR(CDCl3,
300MHz)δ:7.40〜6.80(m,18H),5.02〜2.90(
envelope,全12H),1.70〜1.35(m,4H),0.95〜
0.75(m,6H);元素分析:計算値(C40H42N3O8F3S・0.25H2
Oとして):C,61.10;H,5.45;N,5.34;実験値:C,60
.99:H,5.13;N,5.13
実施例101
(1α,2β,3β,4α)−4−(カルボキシ)メチル−1,2−ジ−〔N−
プロピル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−
3−カルボン酸
実施例101A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−3−ジアゾアセチル−4−(メトキシカル
ボニル)シクロブタン
実施例95で得た化合物(259mg,0.374ミリモル)のジクロロメタ
ン(3ml)溶液に−10℃で4−メチルモル
ホリン(50μl,0.46ミリモル)、次いで、クロロギ酸イソブチル(54
μl,0.41ミリモル)を添加した。3分後、過剰のジアゾメタンのエーテル
溶液を添加した。反応物を3時間かけて−10℃から10℃に温めた。混合物を
飽和NaHCO3水溶液およびブラインで洗浄し、Na2SO4で脱水して蒸発さ
せた。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(40%酢酸エチル/ヘキサンで溶
離)にかけると、213mg(80%)の標記化合物が淡黄色のフォームとして
得られた。1HNMR(CDCl3,300MHz)δ:7.39〜6.87(m
,18H),5.47,5.43,5.33,5.29(4s,全1H),4.
98〜2.90(envelope,全12H),3.72,3.71,3.5
62,3.560(4s,全3H),1.67〜1.40(m,4H),0.9
5〜0.76(m,6H)
実施例101B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕−3−メトキシカルボニル−4−(メトキシ
カルボニルメチル)シクロブタン
実施例101Aで得た化合物(210mg,0.293ミリモル)のメタノー
ル(2ml)溶液を安息香酸銀のトリエチルアミン溶液(50μlのAgOBn
(50mg)/トリエチルアミン(1.0ml))で処理した。1時間後、溶媒
を蒸発させ、残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(25%酢酸エチル/ヘキサ
ンで溶離)にかけると、174mg(82%)の標記化合物が油状物として得ら
れた。1HNMR(CDCl3,300MHz)δ:7.40〜6.87(m,1
8H),4.98〜4.05(envelope,全8H),3.71,3.6
8,3.65,3.64,3.542,3.540,3.52,3.51(8s
,全6H),3.60〜2.75(envelope,全4H),2.62〜2
.38(m,2H),1.69〜1.39(m,4H),0.97〜0.78(
m,6H)
実施例101C
(1α,2β,3β,4α)−4−(カルボキシ)メチル−1,2−ジ−〔N−
プロピル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−
3−カルボン酸
実施例101Bで得た化合物を使用して、実施例98Cの方
法により、標記化合物が100%収率でフォームとして得られた。1HNMR(
CDCl3,300MHz)δ:7.47〜6.82(m,18H),4.88
〜2.78(envelope,全12H),2.68〜2.25(m,2H)
,1.65〜1.35(m,4H),0.95〜0.72(m,6H);元素分
析:計算値(C41H44N2O8として):C,71.08;H,6.40;N,4
.04;実験値:C,71.31;H,6.55;N,3.73
実施例102
(1α,2β,3β,4α)−3,4−ビス(ジアゾアセチル)−1,2−ジ−
〔N−プロピル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブ
タン
実施例17で得た化合物(202mg,0.298ミリモル)のジクロロメタ
ン(2ml)溶液に−10℃で、4−メチルモルホリン(75μl,0.68ミ
リモル)、次いでクロロギ酸イソブチル(85μl,0.65ミリモル)を添加
した。4分後、過剰のジアゾメタンのエーテル溶液を添加した。反応物を3時間
かけて−10℃から10℃に温めた。混合物を飽和NaHCO3水溶液およびブ
ラインで洗浄し、Na2SO4で
脱水して蒸発させた。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(50%酢酸エチル
/ヘキサンで溶離)にかけると、130mg(60%)の標記化合物が淡黄色の
フォームとして得られた。1HNMR(CDCl3,300MHz)δ:7.38
〜6.88(m,18H),5.28,5.23,5.15,5.12(4s,
全2H),4.98〜3.84(envelope,全8H),3.65〜2.
97(envelope,全4H),1.68〜1.45(m,4H),0.9
7〜0.79(m,6H)
実施例103
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−二酢酸
実施例103A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−二酢酸ジメチルエス
テル
実施例102で得た化合物(120mg,0.165ミリモル)のメタノール
(2ml)溶液を安息香酸銀のトリエチルア
ミン溶液(50μlのAgOBn(50mg)/トリエチルアミン(1.0ml
))で処理した。2時間後、溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルクロマトグラフ
ィー(25%酢酸エチル/ヘキサンで溶離)にかけると、90.6mg(75%
)の標記化合物が油状物として得られた。1HNMR(CDCl3,300MHz
)δ:7.40〜6.87(m,18H),4.97〜4.87,4.73〜4
.62,4.25〜4.05(3m,全8H),3.66,3.64,3.55
(3s,全6H),3.73〜3.54,3.32〜3.15,3.08〜2.
95,2.85〜2.35(4m,全8H),1.72〜1.42(m,4H)
,0.98〜0.78(m,6H)
実施例103B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−二酢酸
実施例103Aで得た化合物(87.8mg,0.119ミリモル)のメタノ
ール(1.5ml)およびテトラヒドロフランにおける溶液に1M−NaOH(
0.5ml)を添加した。
15時間後、2M−HClで反応を停止し、濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶解
し、ブラインと2M−HClとの1:1混合物、次いでブラインで洗浄し、Na2
SO4で脱水して蒸発させると、88mg(100%)の最終物質がフォームと
して得られた。1HNMR(CDCl3,300MHz)δ:7.37〜6.90
(m,18H),4.97〜4.89,4.62〜4.54,4.35〜4.2
3,4.20〜4.10,3.68〜3.58,3.21〜3.04,2.96
〜2.51,2.32〜2.22,2.19〜2.08(多重線,全16H),
1.76〜1.46(m,4H),0.98〜0.82(m,6H);元素分析
:計算値(C42H46N2O8として):C,71.37;H,6.56;N,3.
96;実験値:C,71.09;H,6.83;N,3.70
実施例104Aおよび104B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸モノノ
ルロイシンアミド
実施例95で得た化合物(100mg,0.144ミリモ
ル)、d,l−ノルロイシン−OMe塩酸塩(35.0mg,0.193ミリモ
ル)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(53.0mg,0.392ミリモル
)および4−メチルモルホリン(35μl,0.32ミリモル)のジメチルホル
ムアミド(1.5ml)溶液を−10℃で、1−(3−ジメチルアミノプロピル
)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(40mg,0.21ミリモル)により処
理した。2時間後、冷却浴を取り外し、反応物を室温で14時間攪拌した。混合
物を飽和NaHCO3水溶液に注入し、酢酸エチルで抽出して、水およびブライ
ンで洗浄し、Na2SO4で脱水して蒸発させた。残渣をシリカゲルクロマトグラ
フィー(30〜35%酢酸エチル/ヘキサンで溶離)にかけると、ロイシンのα
−炭素に関して2個のモノエステルジアステレオマーが89%の全収率で得られ
た。各々を実施例98Cの方法に従って加水分解すると、標記化合物が得られた
。104Aの元素分析:計算値(C46H53N3O9として):C,69.76;H
,6.75;N,5.31;実験値:C,69.73;H,6.69;N,5.
10;104Bの元素分析:計算値(C46H53N3O9・0.3H2Oとして):
C,69.29;H,6.76;N,
5.27;実験値:C,68.90;H,6.85;N,5.04
実施例105〜113
下記化合物を実施例104の方法に従って合成した。
実施例105A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3−フェノキシカルボニル−
4−カルボン酸
元素分析:計算値(C49H51N3O9として):C,71.26;H,6.22
;N,5.09;実験値:C,70.99:H,6.32;N,4.86
実施例105B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3−フェノキシカルボニル−
4−カルボン酸
元素分析:計算値(C49H51N3O9・0.5H2Oとして):C,70.49
;H,6.28;N,5.03;実験値:C,70.33;H,6.33;N,
4.85
実施例106
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸モノグ
リシンアミド
元素分析:計算値(C42H45N3O9・0.25H2Oとして):C,68.1
4;H,6.19;N,5.66;実験値:C,68.28;H,6.16;N
,5.28
実施例107
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸モノd
,l−プロリンアミド
実施例108
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸モノサ
ルコシンアミド
元素分析:計算値(C43H47N3O9・0.25H2Oとして):C,68.4
7;H,6.35;N,5.57;実験値:C,68.27;H,6.19;N
,5.39
実施例109
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸モノd
,l−アスパラギン酸アミド
元素分析:計算値(C44H47N3O11・0.5H2Oとして):C,65.82
;H,6.03;N,5.23;実験値:C,65.66;H,6.00;N,
4.94
実施例110A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸モノセ
リンアミド
元素分析:計算値(C43H47N3O10・0.75H2Oとして):C,66.2
7;H,6.27;N,5.39;実験値:C,66.00;H,6.20;N
,5.13
実施例110B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸モノセ
リンアミド
元素分析:計算値(C43H47N3O10・0.75H2Oとして):C,66.2
7;H,6.27;N,5.39;実験値:C,66.25;H,6.36;N
,5.16
実施例111
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸モノβ
−アラニンアミド
元素分析:計算値(C43H47N3O9として):C,68.88;H,6.32
;N,5.60;実験値:C,68.49;H,6.66;N,5.47
実施例112
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸モノd
−ノルロイシンアミド
標記化合物が、単一のエナンチオマーとして得られた。元素分析:計算値(C52
H64N4O10・H2Oとして):C,67.65;H,7.20;N,6.07
;実験値:C,67.60;H,7.00;N,5.93
実施例113
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−フェノ
キシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸モノl
−ノルロイシンアミド
標記化合物が、単一のエナンチオマーとして得られた。元素分析:計算値(C52
H64N4O10として):
実施例114
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−(4−ピリジル)メチル−N
−(フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボ
ン酸
1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(0.3g,1.5
ミリモル)のCH3CN(5ml)におけるスラリーに、実施例11に記載の方
法で合成したN−ピリジルメチル−N−フェノキシベンジルアミン(0.93g
,3.21ミリモル)のCH3CN(10ml)溶液を添加した。スラリーを2
0℃で5分攪拌すると、均一な溶液が得られた。その溶液を20℃で20時間攪
拌した後、真空濃縮すると、白色のフォームが得られた。そのフォームを100
mlの酢酸エチルに溶解し、50mlの1N−H3PO4および10%
NaClで順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過して溶媒を真空
除去すると、1.0gの白色のフォーム状固体が得られた。両方の異性体を含む
粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(94:5:1のCHCl3−MeO
H−HOAcで溶離)により精製した。移動の遅い物質を単離し、解析により標
記化合物であることが判明した。1HNMR(DMSO−d6,500MHz)δ
:8.51〜8.61(m,4H),7.38〜6.87(m,24H),4.
65〜4.76(m,2H),4.52〜4.41(m,2H),4.39〜4
.13(m,8H),3.95〜4.05(m,2H)
実施例115
(1α,2α,3β,4β)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例115A
(1α,2α,3β,4β)−1,2−ジ−(2−フリル)シクロブタン−3,
4−ジカルボン酸および(1α,2α,3α,4α)−1,2−ジ−(2−フリ
ル)シクロブタン−3,4−
ジカルボン酸
エタノール/水から新しく再結晶したフラン−2−アクリル酸(2g,0.0
14モル)を60mlのCH3CNに溶解した。ベンゾフェノン(0.001モ
ル)を添加し、得られた透明の溶液に窒素を30分間通した。その間、高圧の4
50W−Hgランプで7時間照射した。混合物を室温に冷却し、溶媒を真空蒸発
させると、透明な黄色油状物が残った。その油状物を40mlのエチルエーテル
に溶解し、50mlずつの飽和重炭酸ナトリウム水溶液で2回洗浄した。重炭酸
塩洗液を一緒にして再びpH2に酸性化し、2x50mlの酢酸エチルで抽出し
た。有機抽出物を一緒にして50mlの10%NaCl水溶液で洗浄し、無水硫
酸ナトリウムで脱水して濾過し、溶媒を真空除去すると、1.5gの黄色油状物
が残った。得られた黄色の粗製油状物をCHCl3に溶解し、シリカゲルクロマ
トグラフィー(1%MeOH/CHCl3で溶離)により精製した。二つの物質
が単離され、NMRスペクトルにより解析を行った。30%収率で得られた溶離
の速い物質は、(1α,2α,3β,4β)−1,2−ジ−(2−フリル)シク
ロブタン−3,4−ジカルボン酸であることが判明した。1HNMR(CDCl3
,
300MHz)δ:7.35(m,1H),6.38(m,1H),6.17(
m,1H),3.82(m,1H,J=10Hz),3.58(m,1H,J=
10Hz);MS(DCl/NH4)m/e276
溶離の遅い物質は、8%MeOH/CHCl3でカラムから溶離して15%収
率で得られた。解析により、この物質は(1α,2α,3α,4α)−1,2−
ジ−(2−フリル)シクロブタン−3,4−ジカルボン酸であることが判明した
。1HNMR(CDCl3,300MHz)δ:7.48(m,1H),7.20
(m,1H),5.94(m,1H),4.24(m,1H,J=7Hz),3
.93(m,1H,J=7Hz);MS(DCl/NH4)m/e276
実施例115B
(1α,2α,3β,4β)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例115Aで得た(1α,2α,3β,4β)化合物(2g,7.2ミリ
モル)を20mlのDMFに溶解し、氷浴で0〜5℃に冷却した。この溶液に4
.2g(15ミリモル)
のN−プロピル−N−4−フェノキシベンジルアミン塩酸塩/DMF(5ml)
を添加し、その塩を2.1ml(15ミリモル)のトリエチルアミンで中性にし
た。混合物を5分攪拌した後、3.8gのBOP−Cl(15ミリモル)を添加
し、次いで、さらに2.1mlのトリエチルアミンを添加した。混合物を0〜5
℃で2時間攪拌した後、室温に温め、室温でさらに20時間攪拌した。TLC分
析により反応が完了したとみなされたとき、混合物を200mlの酢酸エチルで
希釈し、2×50mlの1N−H3PO4、2x50mlの飽和NaHCO3およ
び2x50mlの10%NaClで洗浄した。有機層を無水Na2SO4で脱水し
、濾過、真空濃縮すると、2.8g(54%)の粗生成物が残った。粗生成物を
シリカゲルクロマトグラフィー(3:1のヘキサン−酢酸エチルで溶離)により
精製すると、(1α,2α,3β,4β)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−
(フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕−3,4−ジ(2−フリル)シクロ
ブタン(1.5g)が淡黄色の油状物として得られた。1HNMR(CDCl3,
300MHz)δ:7.37〜6.86(m,18H),6.29〜6.06(
m,6H),4.50〜4.61(m,4H),
3.81〜4.24(m,4H),2.88〜3.39(m,4H),1.28
〜1.73(m,4H),0.71〜0.87(m,6H);MS(FAB)+
:723
Danishefsky et al.,J.Amer.Chem.Soc.,110(12),3929-3940(1988)
に記載の方法を使用して、フラン基をカルボン酸に変換した。粗生成物をシリカ
ゲルクロマトグラフィー(94:5:1のCHCl3−MeOH−HOAcで溶
離)により精製すると、標記化合物(12mg,13%)が得られた。1HNM
R(CDCl3,500MHz)δ:0.80〜0.95(m,6H),1.2
5〜1.70(m,4H),3.08〜3.40(m,4H),3.50〜3.
65(m,2H),3.88〜4.05(m,2H),4.20〜4.27(d
d,2H),4.40〜4.65(m,2H),6.87〜7.39(m,18
H);MS(FAB+)m/e679;(FAB-)m/e677
実施例116
(1α,2α,3α,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例115Aで合成した(1α,2α,3α,4α)−1,2−ジ−(2−
フリル)シクロブタン−3,4−ジカルボン酸をN−プロピル−N−4−フェノ
キシベンジルアミンと結合させ、フラン基を実施例115Bに記載の方法により
カルボン酸に変換した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(94:5:
1のCHCl3−MeOH−HOAcで溶離)により精製すると、標記化合物(
10mg,7%)が得られた。1HNMR(DMSO−d6,500MHz)δ:
0.67〜0.80(m,6H),1.24〜1.45(m,4H),2.90
〜2.93(m,2H),3.11〜3.14(m,2H),3.50〜3.5
9(m,2H),3.74〜3.83(m,2H),4.20〜4.26(m,
2H),4.58〜4.63(m,2H),6.84〜7.38(m,18H)
;MS(FAB+)m/e679;(FAB-)m/e677
実施例117
(1α,2α,3α,4β)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例116で得た化合物を実施例95に記載の方法によりモノエステルに変
換した。モノエステルの平衡化は、実施例96Aに記載の方法により、n−Bu
Liの代わりにLDAを使用して−78℃で行い、8mg(10%)の標記化合
物を得た。1NMR(DMSO−d6,500MHz)δ:0.67〜0.80(
m,6H),1.24〜1.45(m,4H),2.90〜2.93(m,2H
),3.11〜3.14(m,2H),3.50〜3.59(m,2H),3.
83〜3.94(m,2H),4.20〜4.26(m,2H),4.58〜4
.63(m,2H),6.84〜7.38(m,18H);MS(FAB+)m
/e679;(FAB-)m/e677
実施例118
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−ベンゾ
イルベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例118A
N−プロピル−N−(4−ベンゾイルベンジル)アミン
α−ブロモ−p−ベンゾイルトルエン(2.75g,
0.01モル)のベンゼン(100ml)溶液を、n−プロピルアミン(10m
l,0.12モル)のベンゼン(50ml)における攪拌溶液に窒素雰囲気下で
30〜40分かけて添加した。室温で4〜5時間攪拌した後、ほとんどの溶媒を
減圧除去した。得られた残渣を氷水およびエーテルとともに磨砕し、希水酸化ナ
トリウム水溶液で塩基性にした。エーテル層を分離し、水層をさらにエーテルで
抽出した。エーテル抽出物を一緒にして飽和塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナト
リウムで脱水して濾過し、真空濃縮すると、2.5gの黄色液体が得られた。そ
の液体をエーテルに吸収させ、濾過して溶解していない不純物を除き、HCl/
イソプロパノールで酸性にした。得られた固体を濾過し、メタノール−酢酸エチ
ルから再結晶すると、1.9g(58%)の標記化合物が無色の結晶性フレーク
として得られた。融点:193.5〜194.5℃;1HNMR(CDCl3,3
00MHz)δ:0.98(t,3H),1.9(q,2H),2.8(s,2
H),4.15(s,2H),7.4〜7.8(m,9H),10.09(s,
2H);MS(DCI/NH3)m/e254(M+H)+
実施例118B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔N−プロピル−N−(4−ベンゾ
イルベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例118Aで得た化合物(1.45g,5ミリモル)のトリエチルアミン
(0.7ml)を含むアセトニトリル(20ml)における懸濁物を、1,2,
3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物のアセトニトリル(20ml)
における攪拌懸濁物に窒素下、0℃で、一度に全部添加した。混合物を攪拌し、
温度をゆっくり室温に上げた。攪拌を60時間続けた後、透明な反応混合物をH
Clを含む氷水に注入し、エーテルで抽出した。エーテル抽出物を一緒にして氷
水および飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水して濾過し
、減圧濃縮すると、1,2−および1,3−異性体の混合物1.2gが固体フォ
ームとして得られた。フォームをシリカゲルクロマトグラフィー(97:2.5
:0.5のクロロホルム−メタノール−酢酸で溶離)により精製すると、0.2
2g(13%)の標記化合物が得られた。融点:100〜107℃;1HNMR
(DMSO−d6,500MHz)δ:0.8(m,6
H),1.5(m,4H),2.85(m,1H),2.35(s,4H),2
.7(m,2H),3.1(m,1H),3.8(d,1H),4.0(d,1
H),4.4(m,2H),4.9(m,2H),7.3〜7.7(m,18H
);MS(DCI/NH3)m/e703(M+H)+
実施例119
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−(3,4
−メチレンジオキシフェノキシ)ベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−
3,4−カルボン酸
実施例119A
4−(3,4−メチレンジオキシフェノキシ)ベンズアルデヒド
3,4−メチレンジオキシフェノール(7.0g,50.7ミリモル)の無水
DMSO溶液を、60%油分散物NaH(2.02g,50ミリモル)の無水D
MSO(40ml)における攪拌懸濁物に窒素下で30分かけて滴下した。添加
後、p−フルオロベンズアルデヒド(6.2g,0.05モル)のDMSO(1
0ml)溶液を添加し、温度をゆっくり150℃に上げた。温度を130〜16
0℃で1時間保持した後、室温
に冷却した。室温で12時間後、反応混合物を砕いた氷水に注入し、濃HClで
わずかに酸性にし、エーテルで抽出した。エーテル抽出物を冷たい希水酸化ナト
リウム水溶液、冷たい希HCl水溶液、冷水および飽和塩化ナトリウム水溶液で
順次洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水して濾過し、蒸発させると、赤色の液体が得
られ、これは固化した。固体を沸騰しているn−ペンタンとともに磨砕し、濾過
して沸騰ペンタンで洗浄すると、8,2g(67%)の標記化合物が得られた。
融点:67〜70℃;1HNMR(CDCl3,300MHz)δ:6.0(s,
2H),6.6(m,2H),6.8(d,1H),7.04(m,2H),7
.84(m,2H),9.92(s,1H);MS(DCI/NH3)m/e2
43(M+H)+
実施例119B
N−プロピル−N−〔4−(3,4−メチレンジオキシフェノキシ)ベンジル〕
アミン塩酸塩
実施例119Aで得た化合物(6.0g,24ミリモル)および0.6gの1
0%Pd/Cおよびn−プロピルアミン(9.3ml)のエタノール(200m
l)における混合物を、最初は室温で24時間、次いで水素とともに大気圧下で
48時間攪
拌した。反応混合物を濾過し、濾液を蒸発させた。得られた残渣をエーテルに吸
収させ、塩酸塩に変換した。これを次いで、ノーライトで脱色し、メタノール−
酢酸エチルから再結晶すると、6.2g(88%)の標記化合物が無色の結晶性
固体として得られた。融点:185〜186℃;1HNMR(CDCl3,300
MHz)δ:0.95(t,3H),1.86(q,2H),2.75(t,2
H),3.98(s,2H),5.98(s,2H),6.45(q,1H),
6.52(d,1H),6.75(d,1H),6.95(m,1H),7.2
6(s,1H),7.5(d,2H),9.85(s,2H);MS(DCI/
NH3)m/e286(M+H)+
実施例119C
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−(3,4
−メチレンジオキシフェノキシ)ベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−
3,4−カルボン酸
1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(0.98g,5ミ
リモル)のアセトニトリル(10ml)における懸濁物に、1.6ml(11ミ
リモル)のトリエチルア
ミンを0〜5℃で添加した。数分後、実施例119Bで得た化合物(3.23g
,10ミリモル)のアセトニトリル(30ml)およびトリエチルアミン(1.
6ml,11ミリモル)における懸濁物を上記攪拌混合物に添加した。反応混合
物を室温で24時間攪拌した後、冷たい希HClに注入した。酸性溶液をエーテ
ルで抽出し、エーテル抽出物を一緒にして飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、
硫酸ナトリウムで脱水して蒸発させた。得られた残渣を塩化メチレンに吸収させ
、濾過して蒸発させると、1,2−および1,3−異性体の混合物2.6gが固
体フォームとして得られた。フォームをシリカゲルクロマトグラフィー(97:
2.5:0.5のクロロホルム−メタノール−酢酸で溶離)にかけると、0.8
g(21%)の標記化合物が得られた。融点:95〜110℃;1HNMR(D
MSO−d6,500MHz)δ:0.8(m,6H),1.5(m,4H),
2.5(s,1H),2.8(m,1H),3.3(s,8H),3.6(m,
1H),3.9(m,1H),4.3(m,1H),4.7(m,1H),5.
6(s,4H),6.5〜7.2(m,14H);MS(DCI/NH3)m/
e267(M+H)+
実施例120
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−メチル−N−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニルアミノ〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
Angew.Chem.International Ed.vol 8:208(1969)に記載の方法で合成し
た1,2−ジ−〔メトキシカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸(
400mg,1.54ミリモル)、ジフェニホスホリルアジド(DPPA)(9
36mg,3.4ミリモル)およびトリエチルアミン(344mg,3.4ミリ
モル)のトルエン(20ml)における混合物を80℃で3時間加熱した。混合
物を室温に冷却した後、実施例1で得た化合物(700mg,3.4ミリモル)
を添加した。室温で16時間攪拌した後、混合物を酢酸エチルに吸収させ、希塩
酸、水、飽和重炭酸ナトリウム水溶液および飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し
、脱水して濾過した。濾液を減圧蒸発させると、油性の残渣が得られ、これをシ
リカゲルクロマトグラフィー(4:1の酢酸エチル−ヘキサンで溶離)にかける
と、100mg(19.2%)のジエステルが得られた。
メタノール(30ml)に溶解したジエステル(40mg,
0.058ミリモル)に、KOH(33mg,0.58ミリモル)/水(1ml
)を添加した。透明な溶液を室温で3時間攪拌し、一夜放置した。メタノールを
減圧除去し、水溶液を硫酸水素ナトリウムで酸性にした。生成した沈澱を濾過し
、水で洗浄して脱水すると、27mgの標記化合物が得られた。融点192〜1
95℃(分解);1HNMR(DMSO−d6,300MHz)δ:2.72(s
,6H),4.30〜4.50(dd,4H),6.90〜7.40(m,18
H)
実施例121
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N,N−ジベンジルアミノカルボニ
ル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(2.7g,13.
8ミリモル)のTHF(30ml)におけるスラリーに、N,N−ジベンジルア
ミン(5.72g,28.9ミリモル)/THF(10ml)を添加した。スラ
リーを20℃で5分攪拌すると、均一な溶液が得られた。得られた溶液を20℃
で20時間攪拌した後、真空濃縮すると、白色のフォームが得られた。フォーム
を100mlの酢酸エチルに溶解し、50mlの1N−H3PO4および10%N
aClで
順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで脱水して濾過し、真空濃縮すると、4.
4gの白色のフォーム状固体が得られた。両方の異性体を含む粗生成物(2.1
g)をシリカゲルクロマトグラフィー(94:5:1のCHCl3−MeOH−
HOAcで溶離)により精製した。溶離の遅い物質が22%収率で得られ、解析
により標記化合物であることが判明した。1HNMR(CDCl3,500MHz
)δ:3.98〜4.00(d,2H),4.22〜4.31(m,6H),4
.46〜4.49(d,2H),4.73〜4.76(d,2H),7.11〜
7.31(m,20H);MS(FAB)m/e591(M+H)+実施例12
2
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−ベンジル−N−(4−クロロベ
ンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例122A
N−ベンジル−N−(4−クロロベンジル)アミン塩酸塩
40mlのCH2Cl2に溶解した4−クロロベンズアルデヒド(1.5g,1
0.7ミリモル)にベンジルアミン(1.15g,10.7ミリモル)、次いで
、1mlの6N−
HClを添加した。得られた濁りのある溶液を室温で一夜攪拌した後、真空濃縮
すると、白色固体が得られた。固体をすぐに50mlのMeOHに溶解し、溶液
のpHを氷酢酸で6に調整した。この溶液にNaCNBH3(0.67g,10
.7ミリモル)を添加し、得られた透明な溶液を室温で3時間攪拌した。混合物
を6M−HClで酸性にしてpHを2にすると、濃厚な白色スラリーが生じた。
固体を30分攪拌して濾過すると、標記化合物が白色固体として得られた。1H
NMR(DMSO−d6,300MHz)δ:4.1〜4.2(br多重線,4
H),7.4〜7.6(m,9H);MS(DCI/NH3)m/e232(M
+H)+
実施例122B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−ベンジル−N−(4−クロロベ
ンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(0.5g,2.5
ミリモル)のDMF(6ml)におけるスラリーに、Et3N(0.71ml,
5.1ミリモル)を含む実施例122Aで得た化合物(1.36g,5.1ミリ
モル)
/DMF(3ml)を添加した。スラリーを20℃で5分攪拌すると、均一な溶
液が得られた。得られた溶液を20℃で20時間攪拌した。その溶液を100m
lの酢酸エチルで希釈し、50mlの1N−H3PO4および10%NaClで順
次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで脱水して濾過し、真空濃縮すると、1.1
gの白色のフォーム状固体が得られた。両方の異性体を含む粗生成物をシリカゲ
ルクロマトグラフィー(94:5:1のCHCl3−MeOH−HOAcで溶離
)により精製した。溶離の遅い物質が21%収率で単離され、解析により標記化
合物であることが判明した。1HNMR(DMSO−d6,300MHz)δ:3
.68〜3.71(m,2H),3.92〜4.06(m,4H),4.13〜
4.21(m,2H),4.65〜4.72(m,2H),4.82〜4.92
(m,2H),7.14〜7.42(m,18H),12.55(bs,2H)
;MS(FAB)m/e659(M+H)+
実施例123
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−フェノキ
シベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタ
ン−3,4−ジカルボン酸の別の製造法
実施例123A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ(ベンジルシカルボニル)シクロブタ
ン−3,4−ジカルボン酸
1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(21g,107.
1ミリモル)のアセトニトリル(530ml)溶液(−7.5℃)に、ベンジル
アルコール(70ml,680ミリモル)を一度に添加した。トリエチルアミン
(30ml,210ミリモル)を3〜5分かけて滴下すると、温度が2.8℃に
上昇した。ジメチルアミノピリジン(1.3g,10.6ミリモル)を添加し、
温度を−5℃に戻した。反応混合物を18時間攪拌すると、内部温度は9.2℃
になり、次いで、真空濃縮した。残渣を酢酸エチル(11)に溶解し、2M−H
Cl(2x375ml)で洗浄した。次いで、生成物を飽和NaHCO3水溶液
(2x375ml)で抽出した。水溶液を室温で放置した後、冷蔵庫で一夜冷却
した。固体を集めて、冷たい飽和NaHCO3水溶液(200ml)で洗浄した
後、水(500ml)に溶解し、2M−HCl(375ml)で酸性にして酢酸
エチル(2x375ml)で抽出した。有機抽出
物を一緒にしてブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水して真空濃縮すると、
標記化合物(25.65g,58%)が白色固体として得られた。融点:164
.5〜165.5℃
実施例123B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−フェノキ
シベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸ベンジル
実施例123Aで得た化合物(66mg,0.15ミリモル)の塩化メチレン
(0.5ml)におけるスラリーに、塩化オキサリル(28μl,0.32ミリ
モル)を添加し、次いで、1滴のDMFを添加した。この溶液にN−プロピル−
N−(4−フェノキシベンジル)アミン(81mg,0.34ミリモル)および
Hunig塩基(115μl,0.66ミリモル)/塩化メチレン(0.2ml
)を添加した。反応混合物を室温で1時間攪拌した後、酢酸エチルで希釈した。
溶液を1M−H3PO4で3回、飽和NaHCO3水溶液で3回およびブラインで
洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水して減圧濃縮した。得られた残渣を塩化メチレン
に溶解し、シリカゲルプラグの上部に通し、7:3のヘキサン−酢酸エチルで溶
離すると、標記化合物
(114mg,88%)が油状物として得られた。
実施例123C
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−フェノキ
シベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例123Bで得た化合物(100mg,0.12ミリモル)を1.5ml
の1:1メタノール−酢酸エチルに溶解し、9mgの10%Pd/Cで処理した
後、H2バルーン下で1.5時間、水素添加分解した。触媒をセライトにより濾
別し、濾液を真空濃縮すると、標記化合物が得られた。1HNMR(DMSO−
d6,300MHz)δ:0.80(m,6H),1.46(m,4H),2.
70〜3.00(m,4H),3.60(m,2H),3.92(m,2H),
4.27(m,2H),4.70(dd,2H),6.87〜7.43(m,1
8H);MS(FAB)m/e679(M+H)+,701(M+Na)+
実施例124
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔(4−フェノキシベンジル)カルボ
ニルアミノ〕シクロブタン−3,4−ジカル
ボン酸
実施例124A
1,2−ジアミノシクロブタン−3,4−ジカルボン酸メチル
Angew.Chem.International Ed.vol 8:208(1969)に記載の方法で合成した
1,2−ジ〔メトキシカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸(50
0mg,1.92ミリモル)のトルエン(20ml)における混合物を407m
g(4.03ミリモル)のトリエチルアミンおよび1.11g(4.03ミリモ
ル)のジフェニルホスホリルアジドで処理した。混合物を窒素雰囲気下で3時間
80℃に温めた。揮発性物質を減圧除去すると、粘性油状物が得られた。その油
状物を20mlの2−メチル−2−プロパノールに溶解し、18時間攪拌した。
揮発性物質を減圧除去すると油状物が得られた。フラッシュカラムクロマトグラ
フィー(シリカゲル、2:1のヘキサン−酢酸エチルで溶離)により精製すると
、1,2−ジ(BOC−アミノ)シクロブタン−3,4−ジカルボン酸メチルが
白色粉末(123mg,16%)として得られた。1HNMR(CDCl3)δ:
1.43(s,18H),3.45〜3.52(m,1H),3.75(s,6
H),4.52〜
4.63(m,1H),5.55〜5.65(m,1H)
上記で合成した70mg(0.17ミリモル)の保護ジアミンのトリフルオロ
酢酸(3ml)溶液を3時間攪拌した。50mlのエチルエーテルを添加すると
、生成物が白色固体として析出した。その固体を濾取して脱水すると56mgの
標記化合物が得られ、これをさらに精製することなく使用した。
実施例124B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔(4−フェノキシベンジル)カルボ
ニルアミノ〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸メチル
実施例124Aで得た化合物(56mg,0.13ミリモル)、4−フェノキ
シフェニル酢酸(61mg,0.27ミリモル)、1−(3−ジメチルアミノプ
ロピル)−3−エチルカルボジイミド・HCl(54mg,0.28ミリモル)
、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(38mg,0.28ミリモル)お
よび59mg(0.59ミリモル)のトリエチルアミンの脱水テトラヒドロフラ
ン(5ml)における混合物を窒素雰囲気下で3日間攪拌した。50mlの水を
添加し、混合物を3×50mlの酢酸エチルで抽出した。抽出物を一緒にして
脱水(MgSO4)し、全揮発性物質を減圧除去すると、油状物が得られた。そ
の油状物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル,2:1のヘキサ
ン−酢酸エチルで溶離)により精製すると、60mg(75%)の標記化合物が
透明な無色油状物として得られ、放置すると固化した。MS(FAB)m/e6
23(M+H)+
実施例124C
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔(4−フェノキシベンジル)カル
ボニルアミノ〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例124Bで得た60mg(0.097ミリモル)の化合物のメタノール
(3ml)における混合物を0.5mlの50%水酸化ナトリウム水溶液で処理
した。3時間後、混合物を酸性になるまで濃HClで処理した。全揮発性物質を
減圧除去すると、固体が得られた。固体を水で洗浄し、脱水すると、25mg(
42%)の標記化合物が白色粉末として得られた。
MS(FAB)m/e595(M+H)+
実施例125
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔(N−プロピル−
N−(4−フェノキシベンジル)カルボニルアミノ〕シクロブタン−3,4−ジ
カルボン酸
実施例124Aで得た化合物をトリエチルアミンの存在下で塩化プロピオニル
と反応させると、1,2−ジ(プロピオニルアミノ)シクロブタン−3,4−ジ
カルボン酸メチルが得られる。ジアミンを0℃でボラン−テトラヒドロフラン錯
体により還元すると、1,2−ジ−(n−プロピルアミノ)シクロブタン−3,
4−ジカルボン酸メチルが得られる。この第二アミンをトリエチルアミンの存在
下で4−フェノキシフェニル酢酸の酸塩化物により処理すると、1,2−ジ−〔
(N−プロピル−N−(4−フェノキシベンジル)カルボニルアミノ〕シクロブ
タン−3,−4−ジカルボン酸メチルが得られる。メチルエステルを水酸化ナト
リウム水溶液で加水分解すると標記化合物が得られる。
実施例126
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−フェノキ
シベンジル)アミノカルボニル〕−3,4−ビス(テトラゾリルメチル)シクロ
ブタン
実施例126A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ(ベンジルオキシカルボニル)−3,
4−ビス(ヒドロキシメチル)シクロブタン
実施例123Aで得た化合物(2.06g,5ミリモル)を−10℃でTHF
(3ml)に溶解し、これに、内部温度が0℃以下に維持されるような速度でB
H3(1.0M−THF溶液,11ml,11ミリモル)を添加した。次いで、
その混合物を5時間攪拌すると、その間に浴は融けた。無色の溶液に1:1の酢
酸−水(0.3ml)を注意深く添加して反応を停止し、50mlの飽和NaH
CO3に注入して、2x75mlの酢酸エチルで抽出した。有機層を一緒にして
水(50ml)およびブライン(50ml)で抽出し、MgSO4で脱水して濾
過、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(120gのSiO2,酢酸エ
チルで溶離)により精製すると、1.42g(74%)が白色固体として得られ
た。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:7.24〜7.48(m,12
H),5.16(m,4H),3.72(m,4H),3.61(m,2H),
2.67(m,2H),2.19(t,2H);MS(DCl)m/e402(
4%),294(6%),203
(52%),186(100%),143(22%),126(50%)実施例
126B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ(ベンジルオキシカルボニル)−3,
4−ビス(メタンスルホニルオキシメチル)シクロブタン
実施例126Aで得た化合物(577mg,1.5ミリモル)のCH2Cl2(
10ml)溶液(−10℃)に、トリエチルアミン(0.63ml,4.5ミリ
モル)を添加し、次いで、塩化メタンスルホニル(0.29ml,3.75ミリ
モル)を滴下した。溶液を0℃に温め、1.5時間攪拌した。混合物を40ml
のCH2Cl2で希釈し、各25mlの水および希HCl水溶液で洗浄した。有機
画分をMgSO4で脱水し、濾過、濃縮すると、767mg(95%)の所望の
化合物がオフホワイトの固体として得られた。この物質をさらに精製することな
く使用した。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:7.38(s,12H
),5.15(AB四重線,4H),4.32(m,4H),3.77(d,2
H),2.95(m,2H),2.88(s,6H);MS(DCI)m/e5
58(28%),372(35%),204(40%),186
(100%)
実施例126C
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ(ベンジルオキシカルボニル)−3,
4−ビス(シアノメチル)シクロブタン
実施例126Bで得た化合物(270mg,0.5ミリモル)およびKCN(
195mg,3ミリモル)のDMSO(5ml)における混合物を65℃で3時
間攪拌しながら加熱した。混合物を室温に冷却し、50mlの水および2x50
mlの酢酸エチルに分配した。有機画分を一緒にして2x25mlの水および2
5mlのブラインで洗浄し、MgSO4で脱水して濾過、濃縮した。残渣をカラ
ムクロマトグラフィー(20gのSiO2、1:1の酢酸エチル−ヘキサンで溶
離)により精製すると、182mg(76%)の標記化合物が濃厚な油状物とし
て得られた。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:7.26〜7.42(
s,12H),5.17(s,4H),3.18(m,2H),2.57〜2.
78(m,6H);MS(DCI)m/e420(100%),393(10%
),344(8%),286(22%),221(25%),219(100%
),125(23%)
実施例126D
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−フェノキ
シベンジル)アミノカルボニル〕−3,4−ビス(シアノメチル)シクロブタン
実施例126Cで得た化合物(175mg,0.43ミリモル)の10%CH2
Cl2−酢酸メチル(3ml)溶液を100mgの10%Pd/Cで処理し、H
。バルーン下で3時間攪拌した。黒色混合物をセライト濾過し、セライトパッド
をメタノールで十分洗浄して、得られた濾液を濃縮した。残渣をCH2Cl2(4
ml)に懸濁し、塩化オキサリル(0.092ml,1.05ミリモル)および
1滴のDMFで処理した。混合物を1時間攪拌し、2mlのアセトニトリルで処
理した(未反応の酸を溶解するため)。さらに1時間攪拌した後、混合物を濃縮
した。残渣を2mlのトルエンとともに2倍に濃縮(HClおよび未反応塩化オ
キサリルを除去するため)した後、2mlのCH2Cl2に溶解した。別のフラス
コ中で、実施例3のアミン(302mg,1.26ミリモル)、CH2Cl2(5
ml)および飽和NaHCO3水溶液(5ml)を添加した。この混合物を0℃
に冷却した後、酸塩化物水溶
液で滴下処理した。混合物を1時間攪拌した後、分離漏斗に注入した。層を分離
し、有機層を希HCl水溶液で洗浄してMgSO4で脱水し、濾過、濃縮した。
残渣をカラムクロマトグラフィー(30gのSiO2,1:1の酢酸エチル−ヘ
キサンで溶離)により精製すると、149mg(53%)の標記化合物が無色の
油状物として得られた。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:6.87〜
7.40(m,18H),4.18〜4.75(m,4H),2.11〜3.6
3(m,10H),2.38(m,2H),1.42〜1.62(m,4H),
0.78〜0.97(m,6H);MS(DCI)m/e686(8%),66
9(4%),240(100%)
実施例126E
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−フェノキ
シベンジル)アミノカルボニル〕−3,4−ビス(テトラゾリルメチル)シクロ
ブタン
上記ジニトリル(136mg,0.20ミリモル)のDMF(2ml)溶液に
、NaN3(198mg,3.04ミリモル)およびトリエチルアミン塩酸塩(
418mg,304ミリモル)を添加した。次いで、混合物を20時間、100
〜110℃に
加熱し、室温に冷却した。黄色混合物を希HCl水溶液(25ml)および酢酸
エチル(3x20ml)に分配した。有機画分を一緒にして水(3x10ml)
およびブライン(10ml)で洗浄し、MgSO4で脱水して濾過、濃縮した。
得られたオフホワイトの固体を酢酸エチルから再結晶すると、111mg(2回
分の収量)の標記化合物が白色固体として得られた。1HNMR(300MHz
,CDCl3)δ:6.83〜7.34(m,18H),4.30〜4.77(
m,4H),2.79〜3.76(m,12H),1.34〜1.63(m,4
H),0.75〜0.90(m,6H);MS(FAB+)m/e755(75
%),240(18%),183(100%);元素分析:計算値(C42H46N10
O4として):C,66.83;H,6.14;N,18.55;実験値:C
,66.54;H,6.05;N,18.94
実施例127
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−フェノキ
シベンジル)アミノカルボニルメチル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例127A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔ベンジルオキシカルボニル〕シクロ
ブタン−3,4−ジ酢酸
実施例128Aで得た化合物である(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ
〔ベンジルオキシカルボニル〕−3,4−ビス(ジアゾアセチル)シクロブタン
(50mg,0.109ミリモル)/THF(2ml)および水(1ml)に、
安息香酸銀/トリエチルアミン(35μlの50mg/1ml溶液)を添加した
。室温で2時間攪拌した後、反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液に注入し
た。混合物を酢酸エチルで2回洗浄し、2M−HClで酸性にして、酢酸エチル
で抽出した。有機抽出物を一緒にしてブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水
して真空濃縮すると、28mg(58%)の標記化合物がオフホワイトの粉末と
して得られた。
実施例127B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−フェノキ
シベンジル)アミノカルボニルメチル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸ジ
ベンジルエステル
実施例127Aで得た化合物(45mg,0.02ミリモル)
/塩化メチレン(1ml)に、塩化オキサリル(19μl,0.23ミリモル)
およびDMF(0.5μl)を添加した。室温で約3時間攪拌した後、反応混合
物を0℃に冷却し、N−プロピル−N−(4−フェノキシベンジル)アミン塩酸
塩(51mg,0.229ミリモル)および1mlの飽和重炭酸ナトリウム水溶
液で処理した。冷却浴を取り外し、反応混合物を室温で14時間攪拌し、塩化メ
チレンで希釈した。その溶液を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナト
リウムで脱水して真空濃縮すると、85mgの粗物質が得られた。クロマトグラ
フィー(シリカゲル、30%酢酸エチル/ヘキサンで溶離)により精製すると、
72.5mg(80%)の標記化合物が無色の油状物として得られた。
実施例127C
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−フェノキ
シベンジル)アミノカルボニルメチル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
1:1のメタノール−酢酸エチル(2ml)における実施例127Bで得た化
合物(69.4mg,0.078ミリモル)および10%パラジウム/炭素(7
0mg)を水素下で2時間
攪拌した。触媒を濾別し、濾液を真空濃縮すると、標記化合物(51.6mg,
93%)が少し灰色がかった粉末として得られた。1HNMR(300MHz,
CDCl3)δ:6.87〜7.40(m,18H),4.39〜4.68(m
,3H),3.89(m,2H),3.07〜3.52(m,3H),2.20
〜2.90(m,5H),1.55(m,6H),1.27(m,1H),0.
88(m,6H)
実施例128
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ{N−ベンジル−N−〔(4−フェノ
キシ)ベンジル〕アミノカルボニル}シクロブタン−3,4−二酢酸
実施例128A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ(ベンジルオキシカルボニル)−3,
4−ビス(ジアゾアセチル)シクロブタン
実施例123Aで得た化合物を実施例123Bの最初の文に記載の方法により
ビス(酸塩化物)に変換した。ビス(酸塩化物)(25.6g,62.0ミリモ
ル)のCH2Cl2(250ml)溶液(0℃)を、1−メチル−3−ニトロ−1
−ニトロソグアニジン(63.0g,428ミリモル)を40
%KOH水溶液(220ml)を用いてエーテル(1l)に添加するとにより合
成し、予め5℃に冷却したジアゾメタンのエーテル溶液約850mlで処理した
。得られたスラリーを、温度を5℃で維持しながら30分間断続的に攪拌した後
、窒素を40分間激しくスラリーに通した。固体を濾過し、EtOAc/ヘキサ
ンから再結晶すると、標記化合物が淡黄色固体(13.0g)として得られた。
この再結晶の母液を最初の濾液と一緒にして減圧濃縮し、残渣をクロマトグラフ
ィー(6:4のヘキサン−EtOAcで溶離)により精製すると、さらに4.2
gが得られ、合計で17.2g(60%)が得られた。1HNMR(CDCl3)
δ:7.35(m,10H),5.18(s,2H),5.12(dd,4H)
,3.86(d,2H),3.70(brd,2H);MS(FAB+)m/e
461(M+H)+
実施例128B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−(ベンジルオキシカルボニル)−3
,4−ビス(ジアゾアセチル)シクロブタンの別の製造法
実施例128Aに記載のビス(酸塩化物)/CH3CN
(0.4M)をトリメチルシリルジアゾメタン(2Mヘキサン溶液)/CH3C
Nの1:2混合物(0℃)に添加した(4.4モルのTMSCHN2/1モルの
ビス(酸塩化物))。反応物を0〜17℃で4時間攪拌した後、濃縮した。残渣
を飽和NaHCO3水溶液およびEtOAcに分配し、EtOAc層をブライン
で洗浄してNa2SO4で脱水し、真空濃縮した。粗製の固体を熱EtOAcに溶
解(80〜100mg/ml)した後、5倍体積のヘキサンをその熱溶液に添加
し、混合物を室温で一夜冷却することにより再結晶を行った。
実施例128C
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ(ベンジルオキシカルボニル)シクロ
ブタン−3,4−二酢酸ジメチルエステル
実施例128AまたはBで得た化合物を使用し、実施例103Aの方法により
、標記化合物を合成した。1HNMR(CDCl3)δ:7.35(m,10H)
,5.10(dd,4H),3.70(brd,2H),3.55(s,6H)
,2.92(m,2H),2.49(m,4H);MS(DCI/NH3)m/
e469(M+H)+,486(M+H+NH3)+
実施例128D
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ(カルボキシ)シクロブタン−3,4
−二酢酸ジメチルエステル
実施例128Cで得た化合物を使用し、実施例123Cの方法により、標記化
合物を合成した。1HNMR(CD3OD)δ:3.65(s,6H),3.51
(m,2H),2.82(m,2H),2.57(m,4H);MS(FAB+
)m/e289(M+H)+
実施例128E
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ{N−ベンジル−N−〔(4−フェノ
キシ)ベンジル〕アミノカルボニル}シクロブタン−3,4−二酢酸ジメチルエ
ステル
実施例128Dで得た化合物および実施例12に記載のアミンを使用し、実施
例123Bの方法により、標記化合物を合成した。1HNMR(CDCl3)δ:
7.40〜6.90(envelope,28H),5.14(dd,2H),
4.65(m,2H),4.32(m,2H),4.13(dd,2H),3.
80(m,2H),3.56〜3.51(4s,全6H),2.75〜2.40
(envelope,
6H);MS(DCI/NH3)m/e831(M+H)+
実施例128F
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ{N−ベンジル−N−〔(4−フェノ
キシ)ベンジル〕アミノカルボニル}シクロブタン−3,4−二酢酸
実施例128Eで得た化合物を使用し、実施例103Bの方法により、標記化
合物を合成した。1HNMR(DMSO−d6)δ:7.42〜7.10(env
elope,20H),6.95(m,6H),6.90(d,2H),4.8
0,4.70(d,dd,全4H),4.20(m,2H),4.05(m,4
H),2.67(brm,2H),2.40(brm,4H);MS(FAB+
)m/e803(M+H)+および801(FAB-)(M−H)-;元素分析:
計算値(C50H46N2O8・0.5H2Oとして):C,73.97;H,5.8
3;N,3.45;実験値:C,73.66;H,5.75;N,3.20
実施例129
(−)−(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−シクロプロピルメチル
−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカ
ルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例129A
(−)−(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ−〔ベンジルオキシカルボニ
ル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例123Aで得た化合物(1.0g,2.4ミリモル)を無水EtOH(
45ml)に溶解し、これに(−)−ノルエフェドリン(0.74g,4.9ミ
リモル)の無水EtOH(5ml)溶液を添加した。その溶液を室温で一夜放置
した。得られた結晶を集めて、熱い無水EtOH(4.5mg/ml)から2回
再結晶を行い、次いで1M−H3PO4およびEt2Oに分配した。Et2O層をブ
ラインで洗浄し、Na2SO4で脱水して濾過、濃縮すると、標記化合物が得られ
た。〔α〕D=+17.3゜(c=0.92,MeOH)
実施例129B
(−)−(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−シクロプロピルメチル
−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−
ジカルボン酸
実施例129Aで得た化合物および実施例47Aで得たアミンを実施例123
Bおよび123Cの方法により反応させると、
凍結乾燥により標記化合物が得られた。1HNMR(DMSO−d6)δ:0.0
1〜1.25(m,4H),0.27〜0.52(m,4H),0.80−0.
96(m,2H),2.68〜2.92(m,2H),3.20(〜3.55(
m,2H),3.56〜3.68(m,2H),3.89〜4.98(m,1H
),4.00〜4.10(m,1H),4.28〜4.58(m,2H),4.
65〜4.89(m,2H),6.85〜7.04(m,8H),7.08〜7
.30(m,6H),7.33〜7.43(m,4H);MS(FAB-)m/
e701(M−H)-;元素分析:計算値(C42H42N2O8・0.5H2Oとして
):C,70.87;H,6.09;N,3.94;実験値:C,70.68;
H,5.91;N,3.85〔α〕D=−80.6゜(c=0.625,MeO
H)
実施例130
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−フェノキ
シベンジル)アミノチオカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
実施例130A
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N
−(4−フェノキシベンジル)アミノチオカルボニル〕シクロブタン−3,4−
ジカルボン酸ジベンジルエステル
実施例123Bで得た化合物(500mg,0.6ミリモル)のベンゼン(4
ml)溶液をLawesson試薬(235mg,0.6ミリモル)で処理した
。得られた懸濁物を96時間還流した。溶媒を蒸発させ、残渣を酢酸エチル(2
0ml)に溶解して、1M−Na3PO4(20ml)で洗浄し、MgSO4で脱
水した。溶媒を蒸発させ、残渣を塩化メチレンに溶解し、シリカゲルで処理して
濃縮乾固した。そのシリカゲルを、予め充填したカラムに注入し、10%酢酸エ
チル/ヘキサンで溶離すると、205mg(39%)の標記化合物が無色の油状
物として得られた。1HNMR(CDCl3,300MHz)δ:0.65〜0.
9(m,6H),1.4〜1.6(m,1H),1.65〜1.75(m,1H
),3.39〜3.52(m,2H),3.53〜3.8(m,2H),3.8
4〜3.90(m,2H),4.5(dd,J=16.5,4.5Hz,1H)
,4.78〜4.99(m,2H),5.0〜5.3(m,9H),6.85〜
7.14(m,10H),7.15〜7.4(m,18H);MS(DCI)
m/e891(M+H)+
実施例130B
(1α,2β,3β,4α)−1,2−ジ〔N−プロピル−N−(4−フェノキ
シベンジル)アミノチオカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
3:1のTHF/H2O(2ml)における実施例129Aで得た化合物(7
1mg,0.08ミリモル)を1M−LiOH(800μl)で処理した。溶液
を0℃で8時間攪拌した後、室温で18時間攪拌した。溶液を1N−HCl(1
ml)で酸性にし、濃縮乾固した。残渣をクロマトグラフィー(98:1:1の
CHCl3−MeOH−HOAcで溶離)にかけると、10mg(18%)の標
記化合物が無色の油状物として得られ、これをCH3CNおよびH2Oに溶解して
凍結乾燥すると、白色固体が得られた。融点:92〜93℃;;MS(DCI)
m/e710(M+H)+
実施例131
(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(S)−α−(シクロプロピルメチル)
ベンジル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−
3,4−ジカルボン酸
実施例131A
(4S,5R)−3−(2−フェニル)アセチル−4−メチル−5−フェニル−
1,3−オキサゾリジン−2−オン
フェニル酢酸を−78℃で機械的に攪拌し、その溶液を1部の塩化ピバロイル
、次いで1部のトリエチルアミンで処理する。混合物を−78℃で15分間、0
℃で45分間、攪拌した後、−78℃に再冷却する。別のフラスコで、(4S,
5R)−(−)−4−メチル−5−フェニル−2−オキサゾリジノンのTHF溶
液に−78℃で、1部の2.5M−n−BuLiを添加する。その溶液を15分
攪拌した後、無水ピバリン酸を含むフラスコにカニューラで移す。混合物を−7
8℃で15分、室温で9時間攪拌する。混合物を2M−KHSO4により反応停
止し、THFを蒸発させた後、酢酸エチルで3回抽出する。酢酸エチル抽出物を
一緒にしてMgSO4で脱水し、濾過して濃縮すると、粗製の標記化合物が得ら
れ、これをカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサンで溶離)により精
製する。
実施例131B
(4S,5R,2’S)−3−(2−プロペニル−2−フェニル)アセチル−4
−メチル−5−フェニル−1,3−オキサゾ
リジン−2−オン
実施例131Aで得た化合物1当量のTHF溶液(−78℃)を、カニューラ
により、1当量の1M−ナトリウムビス(トリメチルシリル)アミドのTHF溶
液に−78℃で移す。冷たいエノラート溶液を−78℃で15分攪拌した後、−
78℃で、カニューラにより2部のヨウ化アリル/THFで処理する。その溶液
を−78℃で6時間攪拌した後、0℃に温めて飽和塩化アンモニウムで反応を停
止する。THFを除去し、水層を酢酸エチルで2回抽出する。洗液を一緒にして
MgSO4で脱水し、濾過して濃縮すると粗製の標記化合物が得られ、これをカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサンで溶離)により精製する。
実施例131C
(4S,5R,2’S)−3−〔2−(シクロプロピルメチル)−2−フェニル
〕アセチル−4−メチル−5−フェニル−1,3−オキサゾリジン−2−オン
実施例131Bで得た1当量の化合物/CH2Cl2(−23℃)を、5当量の
1M−ジエチル亜鉛および10当量のジヨードメタンで処理する。溶液を−23
℃〜0℃で12時間にわ
たって攪拌し、飽和NH4Clで反応を停止し、エーテルで抽出する。有機層を
10%NaHCO3およびブラインで洗浄し、MgSO4で脱水して濾過、濃縮し
、クロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサンで溶離)にかけると、標記化合物
が得られる。
実施例131D
(S)−α−(シクロプロピルメチル)フェニル酢酸
実施例131Cで得られた1当量の化合物のTHF−H2O(3:1)溶液(
0℃)に、8当量の30%−H2O2/H2Oを添加し、次いで、2当量の1M−
LiOHを添加する。0℃で2時間攪拌した後、THFを除去し、水溶液をCH2
Cl2で3回抽出する。水溶液を1N−HClで酸性にしてpHを1とし、酢酸
エチルで3回抽出する。有機抽出物を一緒にしてMgSO4で脱水し、濾過、濃
縮すると、標記化合物が得られる。
実施例131E
N−t−ブチルオキシカルボニルー(S)−α−(シクロプロピルメチル)ベン
ジルアミン
実施例131Dで得た1当量の化合物のトルエン溶液を1当
量のジフェニルホスホリルアジドで処理し、70℃で2時間温める。トルエンを
除去し、残渣を50当量の2−メチル−2−プロパノールで処理して、24時間
還流する。溶媒を除去し、残渣を酢酸エチルに溶解してブラインで洗浄する。有
機層をMgSO4で脱水して濾過、濃縮し、クロマトグラフィー(酢酸エチル−
ヘキサンで溶離)にかけると、標記化合物が得られる。
実施例131F
(S)−N−α−(シクロプロピルメチル)ベンジルアミン
実施例131Eで得た1当量の化合物/CH2Cl2(0℃)を10当量のトリ
フルオロ酢酸で処理する。溶液を室温で18時間攪拌し、全揮発性物質を真空除
去する。残渣をメタノールに溶解し、10部のアンバーライトIRA−400(
OH)イオン交換樹脂で処理する。3時間後、溶液を濾過して濃縮すると、標記
化合物が得られる。
実施例131G
(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(S)−α−(シクロプロピルメチル)
ベンジル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−
3,4−ジカルボン酸
実施例131Fで得た化合物を実施例11に記載の方法によ
り、4−フェノキシベンズアルデヒドと反応させる。得られるN−(S)−α−
(シクロプロピルメチル)ベンジル−N−(4−フェノキシベンジル)アミンを
、実施例15に記載の方法により、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボ
ン酸二無水物と反応させると、標記化合物が得られる。
実施例132
(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(R)−α−(シクロプロピルメチル)
ベンジル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−
3,4−ジカルボン酸
標記化合物を実施例131に記載の方法により合成するが、実施例131Aの
(4S,5R)−(−)−4−メチル−5−フェニル−2−オキサゾリジノンの
代わりに(4R,5S)−(+)−4−メチル−5−フェニル−2−オキサゾリ
ジノンを使用する。
実施例133
(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−プロピル−N−(S)−α−(シクロプ
ロピルメチル)−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン
−3,4−ジカルボン酸
実施例133A
(4S,5R)−3−(2−(4−(フェノキシフェニル)アセチル)−4−メ
チル−5−フェニル−1,3−オキサゾリジン−2−オン
4−フェノキシフェニル酢酸を−78℃で機械的に攪拌し、その溶液を1当量
の塩化ピバロイル、次いで1当量のトリメチルアミンで処理する。混合物を−7
8℃で15分、0℃で45分攪拌した後、−78℃に再冷却する。別のフラスコ
で、(4S,5R)−(−)−4−メチル−5−フェニル−2−オキサゾリジノ
ンのTHF溶液に−78℃で、1部の2.5M−n−BuLiを添加する。その
溶液を15分攪拌した後、無水ピバリン酸を含むフラスコにカニューラで移す。
混合物を−78℃で15分、室温で9時間攪拌する。混合物を2M−KHSO4
により反応停止し、THFを蒸発させた後、酢酸エチルで3回抽出する。酢酸エ
チル抽出物を一緒にしてMgSO4で脱水し、濾過して濃縮すると、粗製の標記
化合物が得られ、これをカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサンで溶
離)により精製する。
実施例133B
(4S,5R,2’S)−3−〔2−(2−プロペニル)−2−(4−フェノキ
シフェニル)〕アセチル−4−メチル−5−フェニル−1,3−オキサゾリジン
−2−オン
実施例133Aで得た化合物1当量のTHF溶液(−78℃)を、カニューラ
により、1当量の1M−ナトリウムビス(トリメチルシリル)アミドのTHF溶
液に−78℃で移す。冷たいエノラート溶液を−78℃で15分攪拌した後、−
78℃で、カニューラにより2当量のヨウ化アリル/THFで処理する。その溶
液を−78℃で6時間攪拌した後、0℃に温めて飽和塩化アンモニウムで反応を
停止する。THFを除去し、水層を酢酸エチルで二回抽出する。洗液を一緒にし
てMgSO4で脱水し、濾過して濃縮すると粗製の標記化合物が得られ、これを
カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサンで溶離)により精製する。
実施例133C
(4S,5R,2’S)−3−〔2−(シクロプロピルメチル)−2−(4−フ
ェノキシフェニル)〕アセチル−4−メチル−5−フェニル−1,3−オキサゾ
リジン−2−オン
実施例133Bで得た1当量の化合物/CH2Cl2(−23℃)を、5当量の
1M−ジエチル亜鉛および10当量のジヨードメタンで処理する。溶液を−23
℃〜0℃で12時間にわたって攪拌し、飽和NH4Clで反応を停止し、エーテ
ルで抽出する。有機層を10%NaHCO3およびブラインで洗浄し、MgSO4
で脱水して濾過、濃縮し、クロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサンで溶離)
にかけると、標記化合物が得られる。
実施例133D
(S)−α−(シクロプロピルメチル)−4−フェノキシフェニル酢酸
実施例133Cで得られた1当量の化合物のTHF−H2O(3:1)溶液(
0℃)に、8当量の30%−H2O2/H2Oを添加し、次いで、2当量の1M−
LiOHを添加する。0℃で2時間攪拌した後、THFを除去し、水溶液をCH2
Cl2で3回抽出する。水溶液を1N−HClで酸性にしてpHを1とし、酢酸
エチルで3回抽出する。有機抽出物を一緒にしてMgSO4で脱水し、濾過、濃
縮すると、標記化合物が得られる。
実施例133E
N−t−ブチルオキシカルボニル−(S)−α−(シクロプロピルメチル)−4
−フェノキシベンジルアミン
実施例133Dで得た1当量の化合物のトルエン溶液を1当量のジフェニルホ
スホリルアジドで処理し、70℃で2時間温める。トルエンを除去し、残渣を5
0当量の2−メチル−2−プロパノールで処理して、24時間還流する。溶媒を
除去し、残渣を酢酸エチルに溶解してブラインで洗浄する。有機層をMgSO4
で脱水して濾過、濃縮し、クロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサンで溶離)
にかけると、標記化合物が得られる。
実施例133F
(S)−N−α−(シクロプロピルメチル)−4−フェノキシベンジルアミン
実施例133Eで得た1当量の化合物/CH2Cl2(0℃)を10当量のトリ
フルオロ酢酸で処理する。溶液を室温で18時間攪拌し、全揮発性物質を真空除
去する。残渣をメタノールに溶解し、10部のアンバーライトIRA−400(
OH)イオン交換樹脂で処理する。3時間後、溶液を濾過して濃縮する
と、標記化合物が得られる。
実施例133G
(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−プロピル−N−(S)−α−(シクロプ
ロピルメチル)−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン
−3,4−ジカルボン酸
実施例131Fで得た化合物を実施例1および2に記載の方法と同様にして、
プロピオンアルデヒドと反応させる。得られるN−プロピル−N−(S)−α−
(シクロプロピルメチル)−(4−フェノキシベンジル)アミンを、実施例13
に記載の方法により、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物
と反応させると、標記化合物が得られる。
実施例134
(1α,2β,3β,4α)−ジ−〔N−プロピル−N−(R)−α−(シクロ
プロピルメチル)−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタ
ン−3,4−ジカルボン酸
標記化合物を実施例133に記載の方法により合成するが、実施例133Aの
(4S,5R)−(−)−4−メチル−5−フェニル−2−オキサゾリジノンの
代わりに(4R,5S)−(+)−4−メチル−5−フェニル−2−オキサゾリ
ジノンを
使用する。
実施例135
(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−プロピル−N−(4−フェノキシベンジ
ル)カルボニルアミノ〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸の別の製造法
実施例123Aで得た化合物507mg(1.23ミリモル)のトルエン(1
0ml)における混合物を5m1の塩化オキサリルと反応させた。混合物を0.
5時間加熱還流した。全揮発性物質を減圧除去すると、淡黄色の油状物が得られ
た。その油状物を5mlのアセトンに溶解し、1mlの水に溶解した168mg
(2.58ミリモル)のナトリウムアジドと反応させた。2時間後、混合物を濾
過し、フラスコを冷却したまま、揮発性物質を減圧除去した。油状物を30ml
のトルエンに溶解し、その溶液を70℃で2時間加熱した。溶媒の半分を減圧除
去し、1.0mlの2−メチル−2−プロパノールおよび20mgの塩化銅(I
)を添加した。混合物を70℃で6時間加熱した。全揮発性物質を減圧除去する
と、白色の固体が得られた。フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル
、2:1のヘキサン−酢酸エチルで溶離)により精製すると、250
mg(36.7%)の白色粉末が得られた。
この粉末の200mg(0.361ミリモル)のサンプルを4mlの脱水DM
Fに溶解し、ヨウ化アリル127mg(0.758ミリモル)および水素化ナト
リウムの鉱物油における60%分散物30mg(0.76ミリモル)と順次反応
させた。18時間後、水を添加し、混合物を酢酸エチルで抽出した。全揮発性物
質を減圧除去すると、油状物が得られた。フラッシュカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル、2:1のヘキサン−酢酸エチルで溶離)により精製すると、11
0mg(48%)の透明な油状物が得られた。この油状物を10mlの塩化メチ
レンに溶解し、窒素下で0℃に冷却し、1mlのトリフルオロ酢酸を添加した。
2時間後、全揮発性物質を減圧除去すると、75.5mgの粗生成物が得られた
。この物質を10mlの脱水テトラヒドロフランに溶解し、87.3mg(0.
382ミリモル)の4−フェノキシフェニル酢酸、80.8mg(0.421ミ
リモル)の1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩
酸塩、56.8mg(0.421ミリモル)の1−ヒドロキシベンゾトリアゾー
ル水和物および128mg(1.26ミリモル)のトリエチ
ルアミンで処理した。3日後、50mlの酢酸エチルを添加し、混合物をブライ
ンおよび希塩酸で洗浄した。全揮発性物質を減圧除去すると、油状物が得られた
。その油状物を40mgの10%パラジウム/炭を含む20mlの酢酸エチルに
溶解し、水素雰囲気下で2日間攪拌した。混合物を濾過し、フラッシュカラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル、40:1:1の酢酸エチル−水で溶離)により
生成すると、6mgの標記化合物が得られた。MS(FAB)m/e678
実施例136〜167
下記化合物が、先の実施例、得に実施例131、132、133および134
に記載の方法により合成できる。
実施例No.:化合物名
136:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(R)−α−エチルベンジル−
N−(4−フェノキシフェニル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジ
カルボン酸;
137:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(S)−α−エチルベンジル−
N−(4−フェノキシフェニル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジ
カルボン酸;
138:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(R)−α−
プロピル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,
4−ジカルボン酸;
139:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(S)−α−プロピル−(4−
フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
;
140:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−プロピル−N−(R)−α−プ
ロピル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4
−ジカルボン酸;
141:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−プロピル−N−(S)−α−プ
ロピル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4
−ジカルボン酸;
142:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−ベンジル−N−(R)−α−プ
ロピル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4
−ジカルボン酸;
143:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−ベンジル−N−(S)−α−プ
ロピル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4
−ジカルボン酸;
144:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(シクロプロピルメチル)−N
−(R)−α−プロピル−(4−フェノキシ
ベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
145:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(シクロプロピルメチル)−N
−(S)−α−プロピル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シク
ロブタン−3,4−ジカルボン酸;
146:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(R)−α−エチル−(4−フ
ェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
147:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(S)−α−エチル−(4−フ
ェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
148:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−プロピル−N−(R)−α−エ
チル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,
4−ジカルボン酸;
149:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−プロピル−N−(S)−α−エ
チル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,
4−ジカルボン酸;
150:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−ベンジル−N
−(R)−α−エチル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シ
クロブタン−3,4−ジカルボン酸;
151:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−ベンジル−N−(S)−α−エ
チル−N−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,
4−ジカルボン酸;
152:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(シクロプロピルメチル)−N
−(R)−α−エチル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロ
ブタン−3,4−ジカルボン酸;
153:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(シクロプロピルメチル)−N
−(S)−α−エチル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロ
ブタン−3,4−ジカルボン酸;
154:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(R)−α−メチル)−(4−
フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
;
155:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(S)−α−メチル)−(4−
フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸
;
156:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−プロピル−N−(R)−α−メ
チル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−
ジカルボン酸;
157:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−プロピル−N−(S)−α−メ
チル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−
ジカルボン酸;
158:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−ベンジル−N−(R)−α−メ
チル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−
ジカルボン酸;
159:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−ベンジル−N−(S)−α−メ
チル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,4−
ジカルボン酸;
160:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(シクロプロピルメチル)−N
−(R)−α−メチル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロ
ブタン−3,4−ジカルボン酸;
161:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(シクロプロピルメチル)−N
−(S)−α−メチル−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロ
ブタン−3,4−ジカルボ
ン酸;
162:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(R)−α−(シクロプロピル
メチル)−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,
4−ジカルボン酸;
163:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(S)−α−(シクロプロピル
メチル)−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シクロブタン−3,
−4−ジカルボン酸;
164:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−ベンジル−N−(R)−α−(
シクロプロピルメチル)−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シク
ロブタン−3,4−ジカルボン酸;
165:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−ベンジル−N−(S)−α−(
シクロプロピルメチル)−(4−フェノキシベンジル)アミノカルボニル〕シク
ロブタン−3,4−ジカルボン酸;
166:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(シクロプロピルメチル)−N
−(R)−α−(シクロプロピルメチル)−(4−フェノキシベンジル)アミノ
カルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸;
167:(1α,2β,3β,4α)−ジ〔N−(シクロプロピルメチル)−N
−(S)−α−(シクロプロピルメチル)−(4−フェノキシベンジル)アミノ
カルボニル〕シクロブタン−3,4−ジカルボン酸スクアレン合成の阻害
スクアレン合成のin vitro阻害は、次のようにして測定できる。
ラット肝ミクロゾームのスクアレン合成活性の測定は、基質としてファルネシ
ルピロリン酸を使用し、標識化したファルネシルピロリン酸を使用してスクアレ
ン合成の定量化を行い、生成したスクアレンを計数することにより行った。
酵素源であるラット肝ミクロゾームは、Erickson,S,K.,and Cooper,A.D.
,Metabolism,29:991-996(1980)の方法の改良であるGillies,P.J.,et al
.,Exp.Molc.Pathol.44:329-339(1986)の方法に従って調製した。約30μ
gのミクロゾーム蛋白を、スクアレン(2μΛ)の存在下、11μモルの3H−
ファルネシルピロリン酸(49mCi/ミリモル)および少なくとも3倍濃度の
テスト化合物とともに37℃で10分インキュベートした(Mg++、KF,還元
B−ニコチン
アミドアデニンジヌクレオチドリン酸、ジチオトレイトールおよびK2PO4、p
H7.35、全体積200μΛ)。窒素で脱気することにより、閉じたインキュ
ベーション管から酸素を排除した。反応の終結は、エタノール性KOHを添加す
ることにより行い、N2で脱気した後、60℃で30分加熱することによりミク
ロゾーム膜を可溶化した。スクアレンをヘキサンで抽出し、スクアレンを、活性
アルミナカラムに通すことにより、他の全放射性分子から分離した。その溶液を
シンチレーションバイアルに集めて蒸発乾固し、液体シンチレーション流体を添
加し、放射性を液体シンチレーション計数器により測定した。10μM(または
1μM)の投与での%阻害をテスト化合物を含まない対照群と比較して求めた。
本発明化合物の%阻害値を表1に示す。データから、本発明の化合物はスクアレ
ン合成を阻害することが分かる。
コレステロール合成のin vivo阻害
サル(Cynomolgus)の雄2匹および雌2匹を一群とした。対照群は、3.7〜
6.1kg体重であり、投与群は4.8〜5.6kg体重であり、一夜断食させ
て、翌朝出血させた。プラズマサンプルを調製し、全コレステロール、HDL−
コレステロールおよびトリグリセリドを分析した。処置を行った動物には実施例
17の生成物を20mg/kg,po投与し、対照群には、0.2%Methocel(
ヒドロキシプロピルメチルセルロース)水溶液を含むビヒクルを投与した。投与
は、5日間毎日続けた。最終投与の前に動物を一夜断食させ、投与後で栄養補給
の前に出血させた。プラズマサンプル(EDTAにより抗凝固処理を行った)を
調製し、前記と同様に分析した。一つのサンプルのt検定を計算して、一群の有
意な変化をテストした。実施例17の生成物を投与したサルは、全プラズマコレ
ステロールが平均15.5%低下した。蛋白質ファルネシルトランスフェラーゼの阻害
蛋白質ファルネシルトランスフェラーゼのin vitro阻害は、次の方法
で測定することができる。(腫瘍遺伝子蛋白Rasのファルネシル化の阻害の測
定法は、Goldstein,et.
al.,J.Biol.Chem.,266:15575-15578(1991)および米国特許No.524
5061(Singh)に記載されている。)
ラットの脳蛋白質ファルネシルトランスフェラーゼ活性は、ビオチン−ラミン
基質(Ras蛋白と同様にファルネシル化を受けることが知られている。)およ
び放射性ファルネシル二リン酸(American Life Science製)を、同社が市販し
ているファルネシルトランスフェラーゼ測定用のシンチレーション近似測定キッ
トにおいて使用して測定する。酵素の精製は、1〜3の工程を使用し、Reiss,Y
.,et al.,Cell,62:81-88(1990)に従って行う。使用する酵素の特異活性は
、約10ナノモルのファルネシル化基質/mg酵素/時間である。阻害を受けな
い対照サンプルと比較した本発明の化合物(1x10-5M)により生じるファル
ネシル化の%阻害は、同じくAmershamのテストシステムで評価した。
本発明化合物の癌治癒力は、Mazerska Z.,Woynarowska B.,Stefanska B.,B
orowski S.,Drugs Exptl.Clin.Res.13(6),345-351(1987);Bissery,M
C,Guenard F,Guerritte-Voegelein F,Lavelle F.,Cancer Res.51,4845-48
52(1991);およびRygaard J.and Povlsen C.,Acta Pathol.
Microbiol.Scand.77,758(1969)の方法に従って説明することができる。本
発明化合物の真菌感染症治癒力は、S.Shadomy and M.A.Pfaller.1991.Labo
ratory Studies with Antifungal Agents:Susceptibility Tests and Quantita
tion in Body Fluids,pp.1173-1183に記載の方法に従って説明することができ
る。A.Balows,W.J.Hausler,Jr.,K.L.Herrmann,H.Isenberg and H.J
.Shadomy,Eds.Manual of Clinical Microbiology,5th Ed.American Societ
y for Microbiology,Washington,D.C.スクアレン合成阻害剤の抗真菌活性は、
Dufresne et al.Tetrahedron 48/47 10221-10226(1992)およびDawson,M.J
.et al.,J.Antibiot.(Tokyo)45:639-647(1992)などの多数の研究者に
よって報告されている。
本発明化合物は、無機または有機酸から得られる塩の形で使用することができる
。これらの塩としては、酢酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、クエン酸塩、ア
スパラギン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、重硫酸塩、酪酸塩、ショ
ウノウ酸塩、ショウノウスルホン酸塩、ジグルコン酸塩、シクロペンタンプロピ
オン酸塩、ドデシル硫酸塩、エタンスルホン酸塩、グ
ルコヘプタン酸塩、グリセロリン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸
塩、フマル酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、2−ヒドロキシ−エ
タンスルホン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、メタンスルホン酸塩、ニコチン酸塩
、2−ナフタレンスルホン酸塩、シュウ酸塩、パモエート、ペクチン酸塩、過硫
酸塩、3−フェニルプロピオン酸塩、ピクリン酸塩、ピバレート、プロピオン酸
塩、コハク酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩および
ウンデカン酸塩など挙げられるが、これらに限定されない。また、塩基性窒素含
有基は、ハロゲン化低級アルキル(チメル、エチル、プロピルおよびブチル塩化
物、臭化物およびヨウ化物など)、硫酸ジアルキル(硫酸ジメチル、ジエチル、
ジブチルおよびジアミルなど)、長鎖ハロゲン化物(デシル、ラウリル、ミリス
チルおよびステアリル塩化物、臭化物およびヨウ化物など)、ハロゲン化アラル
キル(臭化ベンジルおよびフェネチルなど)などの試薬により第4化合物にする
ことができる。そうすることにより、水溶性もしくは油溶性または分散可能な物
質が得られる。
薬剤的に許容されうる酸付加塩を形成するために使用できる酸の例としては、
塩酸、硫酸およびリン酸などの無機酸、シュ
ウ酸、マレイン酸、コハク酸およびクエン酸などの有機酸が挙げられる。塩基性
付加塩は、式(I)の化合物の最終単離および精製中にそのまま合成することが
でき、あるいは、カルボン酸基を薬剤的に許容されうる金属カチオンの水酸化物
、炭酸塩もしくは重炭酸塩などの適する塩基か、アンモニアまたは有機第一、第
二もしくは第三アミンと反応させることにより分離できる。薬剤的に許容されう
る塩としては、それらに限定されないが、アルカリ金属およびアルカリ土類金属
をベースとするカチオン、例えばナトリウム、リチウム、カリウム、カルシウム
、マグネシウム、アルミニウム塩などが挙げられ、毒性のないアンモニウム、第
4アンモニウムおよびアミンカチオンとしては、それらに限定されないが、アン
モニウム、テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム、メチルアミ
ン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、エチルアミンなど
が挙げられる。塩基付加塩の形成に有用な他の代表的な有機アミンとしては、ジ
エチルアミン、エチレンジアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、ピ
ペラジンなどが挙げられる。
本発明の化合物は、(ヒトおよび他の哺乳類において)アテ
ローム硬化症を治療してその病気の進行を阻害したり、高脂血症を治療してアテ
ローム硬化症の発生を阻害したり、真菌感染症の治療に有用である。
本発明化合物は、(ヒトおよび他の哺乳類において)蛋白ファルネシルトラン
スフェラーゼおよびRasのフアルネシル化を阻害するのに有用である。蛋白フ
ァルネシルトランスフェラーゼのこれらの阻害剤は、また、ヒトおよび他の哺乳
類における癌を治療するための抗癌剤として有用である。本発明化合物により治
療できる癌の種類としては、肺癌、結腸直腸癌、外分泌性膵臓癌および骨髄性白
血病が挙げられるが、これらに限定されない。
スクアレン合成の阻害に対しては、一日の投与量が、例えば0.001〜10
00mg/kg体重、より好ましくは1.0〜30mg/kg体重であり、一回
または何回かに分けて患者に投与する。投与単位組成物はその約量を含み、一日
の用量になるようにする。
化学療法剤としての使用に対しては、一日の投与量が、例えば0.01〜50
0mg/kg体重、好ましくは0.1〜20mg/kg体重、より好ましくは0
.5〜10mg/kg体重
であり、一回または何回かに分けて患者に投与する。投与単位組成物はその約量
を含み、一日の用量になるようにする。
担体物質と結合して1回分の投与形態にするための活性成分の量は、治療を受
ける患者および特定の投与法に応じて変わる。
しかし、理解されるように、特定の患者の特定の投与レベルは、使用する特定
化合物の活性、年齢、体重、全身の健康状態、性、規定食、投与回数、投与法、
排泄速度、併用する薬および治療を受ける特定の病気の進み具合などの種々の因
子に依存する。
本発明の化合物は、所望により通常の毒性のない薬剤的に許容されうる担体、
アジュバントおよびビヒクルを含む投与単位形態で、経口、非経口、舌下、吸入
噴霧、直腸または局所的に投与することができる。また、局所投与は、経皮パッ
チまたはイオン導入装置などの経皮投与の使用を含む。本明細書で使用する非経
口投与は、皮下注射、静脈内注射、筋肉内注射、胸骨内注射または輸液法を含む
。
注射製剤、例えば注射可能な滅菌水性または油性懸濁物は、適当な分散剤また
は湿潤剤および懸濁剤を使用して公知方法に従って作ることができる。注射可能
な滅菌製剤はまた、毒性の
ない非経口的に許容できる希釈剤または溶媒における注射可能な滅菌溶液または
懸濁物、例えば1,3−プロパンジオール溶液であってもよい。使用できる許容
可能なビヒクルおよび溶媒としては、水、リンゲル液および等張性塩化ナトリウ
ム溶液がある。さらに、滅菌固体油は、通常、溶媒または懸濁媒体として使用さ
れる。この目的に対しては、合成のモノ−またはジグリセリドなど、どんな無刺
激性かつ不揮発性の油も使用できる。さらに、オレイン酸などの脂肪酸は、注射
可能薬物の製造に有用である。
薬物の直腸投与用の座薬は、薬物を、常温では固体であるが、直腸温度では液
体であり、従って直腸に入ると融けて薬物を放出するココアバターおよびポリエ
チレングリコールなどの適当な非刺激性賦形剤と混合することにより製造できる
。
経口投与用の固体投与形態としては、カプセル、錠剤、ピル、粉末および顆粒
状が挙げられる。そのような投与形態では、活性化合物をショ糖、乳糖または澱
粉などの少なくとも一種の不活性希釈剤と混合することができる。そのような投
与形態はまた、通常そうであるように、不活性希釈剤以外の別の物質、例えばス
テアリン酸マグネシウムなどの潤滑剤を含んでもよい。
カプセル、錠剤およびピルの場合、それらの投与形態は緩衝剤を含むことができ
る。錠剤およびピルはさらに、腸溶性膜を使用して作ることができる。
経口投与用の液体投与形態としては、薬剤的に許容されうるエマルジョン、溶
液、懸濁物、シロップおよびエリキシルが挙げられ、通常使用される不活性希釈
剤(水など)を含む。そのような組成物はまた、湿潤剤、乳化剤および懸濁剤な
どのアジュバントならびに甘味剤、芳香剤を含むことができる。
本発明の化合物は、リポゾームの形態で投与することもできる。公知のように
、リポゾームは一般に、リン脂質または他の脂質から誘導される。リポゾームは
、モノ−またはマルチラメラ水和液体結晶を水性媒体に分散させて作られる。リ
ポゾーム形成可能な、毒性のない、生理学的に許容可能で代謝可能な脂質を使用
することができる。リポゾーム形の組成物は、本発明化合物の他に、安定剤、保
存剤、賦形剤などをふくむことができる。好ましい脂質は、リン脂質およびホス
ファチジルコリン(レシチン)(天然および合成の両方)である。
リポゾーム形成法は公知である。例えば、Prescott,Ed.,Methods in Cell B
iology,Volume XIV,Academic Press,New
York,N.Y.(1976),p.33以下参照。
本発明の化合物は、唯一活性な薬剤として投与することができるが、HMG
CoAリダクターゼ阻害剤、抗高リポ蛋白血症剤および血清コレステロール低下
剤から独立して選択される他の1種以上の心臓血管薬と併用することもできる。
代表的なHMG CoAリダクターゼ阻害剤としては、ロバスタチン、プラバ
スタチン、ベロスタチン、シムバスタチンなどがある。
代表的な抗高リポ蛋白血症剤としては、プロブコルなどがある。
ゲムフィブロシル、コレスチルアミンなどの胆汁酸分離剤、コレスチポル、ポリ
デキシド、DEAD−セファデックス、クロフィブレート、ニコチン酸およびそ
の誘導体、ネオマイシン、p−アミノサリチル酸、ベザフィブレートなどが挙げ
られる。
本発明のスクアレン合成阻害剤と併用できる上記化合物は、the Physicains'
Desk Reference(PDR)47th Edition(1993)(参考文献として本明細書に添付
する)に示す治療量、または当業者に公知の治療上有効な量で使用する。
本発明の化合物および他の心臓血管薬は、好ましい最大用量またはより低い用
量で投与できる。本発明の組成物における活性化合物の用量レベルは、投与法、
病気の状態および患者の反応に応じて所望の治療反応が得られるように変えるこ
とができる。併用の場合は、別々の組成物として、または両方の薬物を含む単一
投与形態として投与することができる。
併用して投与する場合、治療薬は、同時または異なる時間に投与される別々の
組成物として作ることができ、または、治療薬を単一組成物として提供すること
ができる。
以上は本発明を単に説明したに過ぎず、本発明は、開示した化合物に限定され
るものではない。当業者に自明の変更は、請求の範囲で規定される本発明の範囲
および性質の範囲内である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
C07C 231/02
251/42 8829−4H
275/26
323/40 7419−4H
327/20 7106−4H
327/36 7106−4H
327/38 7106−4H
C07D 207/325 8217−4C
307/42 8217−4C
307/52 8217−4C
333/08 9455−4C
C12N 9/99 9152−4B
// C07M 7:00
A61K 31/195 AED 9455−4C
31/215 ADN 9455−4C
31/38 ABX 9454−4C
31/41 ABY 9454−4C
C07D 271/06 9283−4C
271/10 9283−4C
277/34 9283−4C
285/16 9283−4C
285/18 9283−4C
257/04 D 7431−4C
257/06 Z 7431−4C
317/60 9454−4C
A61K 31/36 9454−4C
31/44 9454−4C
C07D 213/40 9164−4C
263/24 9283−4C
A61K 31/42 9454−4C
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),CA,JP
(72)発明者 ロツクウエイ,トツド・ダブリユー
アメリカ合衆国、イリノイ・60030、グレ
イスレイク、メインセイル・ドライブ・
186
(72)発明者 ドナー,ビー・グレゴリー
アメリカ合衆国、イリノイ・60060、マン
ドレイン、マツクレイ・レーン・1901
(72)発明者 シエン,ワン
アメリカ合衆国、イリノイ・60077、スコ
ツキー、ウエスト・グリーンウツド・
4850、アパートメント・イー・3
(72)発明者 ローゼンバーグ,ソール・エイチ
アメリカ合衆国、イリノイ・60030、グレ
イスレイク、ライトハウス・レーン・15
(72)発明者 フアツクハウリー,ステイーブン・エイ
アメリカ合衆国、イリノイ・60060、マン
ドレイン、バツキンガム・517
(72)発明者 オコーナー,ステイーブン・ジエイ
アメリカ合衆国、イリノイ・60091、ウイ
ルメツト、ワシントン・アベニユー・2103
(72)発明者 スタウト,デイビツド・エム
アメリカ合衆国、イリノイ・60048、メタ
ワ、セイント・メアリーズ・ロード・
25780
(72)発明者 フアン,アンソニー・ケイ・エル
アメリカ合衆国、イリノイ・60031、ガー
ニー、マグノリア・アベニユー・1145
(72)発明者 ガービー,デイビツド・エス
アメリカ合衆国、マサチユーセツツ・
02154、ウオルサム、スターンズ・ヒル・
ロード・706
(72)発明者 プラサド,ラジユナンダン
アメリカ合衆国、イリノイ・60061、バー
ノン・ヒルズ、アナポリス・ドライブ・
214
(72)発明者 サリバン,ジエラルド・エム
アメリカ合衆国、イリノイ・60073、ラウ
ンド・レイク・ビーチ、ノース・サンライ
ズ・ドライブ・2214